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JP2000075064A - 時刻信号中継装置および時刻修正システム - Google Patents

時刻信号中継装置および時刻修正システム

Info

Publication number
JP2000075064A
JP2000075064A JP24636898A JP24636898A JP2000075064A JP 2000075064 A JP2000075064 A JP 2000075064A JP 24636898 A JP24636898 A JP 24636898A JP 24636898 A JP24636898 A JP 24636898A JP 2000075064 A JP2000075064 A JP 2000075064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
signal
radio
radio signal
standard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24636898A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Yoshida
伸也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP24636898A priority Critical patent/JP2000075064A/ja
Publication of JP2000075064A publication Critical patent/JP2000075064A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中継電波と標準電波との信号電界強度が近くな
ったとしても、コードを読み違えることなく精度高く確
実に時刻修正を行うことができる時刻信号中継装置およ
び時刻修正システムを提供する。 【解決手段】時刻信号中継装置2を、極めて特殊な時
刻、たとえば午前2時38分に限って1日1回送信する
ように構成し、電波修正時計3側では、標準時刻電波信
号S1を受信するときに、キー局1からの標準時刻電波
信号S1の受信可能時間帯と時刻信号中継装置2からの
電波信号S2の受信可能時間帯が異なるようにする。こ
れにより、時刻信号中継装置2からの電波信号S2が妨
害電波となることを最小限に抑止でき、精度高く確実に
電波修正時計3の時刻修正を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波信号を受けて
時刻修正を行う電波修正時計用に、時刻コードを含む電
波信号を中継する時刻信号中継装置および時刻修正シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電波修正時計は、たとえば日本標準時を
高精度で伝える長波(40kHz)の標準時刻電波(J
G2AS)を受信し、受信信号に基づいて、いわゆる帰
零などを行う機能を有している。そして、帰零の際、指
針の位置を正確に正時に合わせるなどのため、指針位置
検出装置が設けられている。
【0003】この種の電波修正時計は、標準時刻電波信
号を受信する受信系回路と、受信信号に基づいて指針駆
動系を駆動して時刻修正を行う制御回路とを内蔵してお
り、時刻修正モードにおいて、指針位置が受信した電波
信号の時刻コードに応じた位置に修正される。
【0004】ところで、電波修正時計は、通常室内に設
置されるが、その設置場所、たとえば鉄骨住宅内や地下
室などでは、受信不能となることが多い。そこで、電波
修正時計の設置場所の制限を解消するために、標準時刻
電波信号を受信し、この受信した時刻信号を所定の搬送
波で変調して送信する時刻信号中継装置を設け、中継装
置から送信した信号を電波修正時計で受信させて時刻修
正を行うようしたものが提案されている(たとえば、特
開平5−333170号公報 参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の中継装置の場合、標準時刻電波用の電波塔は全国に
1箇所しかないため、遠距離地点になると著しく電界強
度が弱く、搬送波(40kHz)を再現することが困難
なため、中継装置の送信電波を標準時刻電波と同期させ
ることができなくなるおそれがある。このため、位相差
によりコードが反転し、たとえばコード「0」を「1」
と読み違えたりする等の不都合が発生するおそれがあ
る。以下に、この問題についてさらに詳述する。
【0006】標準時刻電波は、周波数が上述したように
40.000kHz丁度の電波である。中継装置の送信
電波は、標準時刻電波に同期させることが困難なため、
位相および周波数が必ずずれる。また、位相を無視して
周波数だけでも40.000kHz丁度にしようとして
も大きなコストアップとなる。
【0007】そこで、一般的な水晶発振回路で温度変化
も含めて±25ppmの誤差の発振器を利用すると、周
波数は±1Hzずれることとなる。このように、中継装
置の発振周波数が40.001kHzとした場合の電波
修正時計で処理される信号波形は、図16に示すように
なる。
【0008】すなわち、JG2ASのコードは1秒間に
1ビットデータを送信するASK信号である。図16
(a)に示すように、標準時刻電波がノイズのない状態
で電波修正時計の受信回路に入力されると、デコード出
力として、図16(b)に示すような出力波形(1,
0,1)が再生される。ここで、40.001kHzの
中継装置による電波と標準電波とのそれぞれの電界強度
が相等しくなる場所に電波修正時計が設置されている
と、合成された電波は、1/2Hzのビートを発生す
る。たまたま、最初の1のビットデータの先頭で中継装
置による電波と標準電波の位相が一致していると、合成
電波の包絡線は図16(c)に示すようになる。この電
波を受信しデコードすると、図16(d)に示すような
波形となり、正常なコードであって、全てコード「1」
であると読み違えるおそれが大きい。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、中継電波と標準電波との信号電
界強度が近くなったとしても、コードを読み違えること
なく精度高く確実に時刻修正を行うことができる時刻信
号中継装置および時刻修正システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、あらかじめ決められた時間帯に標準時刻
電波信号を受けて時刻修正を行う電波修正時計用に、時
刻コードを含む電波信号を中継する時刻信号中継装置で
あって、上記標準時刻電波信号を受信する受信手段と、
上記受信手段で受信された標準時刻電波信号を、上記電
波信号として上記電波修正時計に対して、当該電波修正
時計の標準時刻電波信号の受信時間帯と異なる時刻に送
信する送信手段とを有する。
【0011】また、本発明の時刻修正システムは、あら
かじめ決められた時間帯に標準時刻電波信号および当該
時間帯と異なる時刻に標準時刻電波信号を中継して得ら
れた電波信号を受け、指針位置を受信信号が含む時刻コ
ードに応じた位置に修正する電波修正時計と、上記標準
時刻電波信号を受信する受信手段と、上記受信手段で受
信された標準時刻電波信号を、上記電波信号として上記
電波修正時計に対して、当該電波修正時計の標準時刻電
波信号の受信時間帯と異なる時刻に送信する送信手段と
を有する時刻信号中継装置とを有する。
【0012】また、本発明では、上記電波修正時計は、
電波信号の受信状態をあらかじめ決められた基準範囲と
比較し、受信状態が基準範囲内にある場合に上記指針位
置の設定を行い、受信状態が基準範囲外にある場合には
上記指針位置の設定を行わない制御回路を有する。
【0013】また、本発明では、上記制御回路は、あら
かじめ決められた時間帯に受信する標準時刻信号を正常
に受信した場合には、上記時刻信号中継装置による電波
信号を受信しないように制御する。
【0014】また、本発明では、上記時刻信号中継装置
の送信手段は、電波信号の送信時刻を設定変更可能に構
成されている。また、上記送信手段は、電波信号の送信
時刻を設定変更されると、その設定変更情報を、設定変
更される前の時刻に送信されるべき電波信号に付加して
送信し、上記電波修正時計の制御回路は、上記送信時刻
の設定変更情報を含む電波信号を受けて、時刻信号中継
装置による電波信号の受信時刻を設定変更する。
【0015】本発明の時刻修正中継装置によれば、受信
手段で所定周波数の時刻コードを含む標準時刻電波信号
が受信され、送信手段に出力される。送信手段では、受
信した標準時刻電波信号が所定の処理を受けて、時刻コ
ードを含む電波信号として、電波修正時計の標準時刻電
波信号の受信時間帯と異なる時刻に送信される。
【0016】また、本発明の時刻修正システムによれ
ば、電波修正時計においては、あらかじめ決められた時
間帯、たとえば毎正時に標準時刻電波信号が受信され、
電波信号の受信状態とあらかじめ決められた基準範囲と
が比較され、受信状態が基準範囲内にある場合に時刻コ
ードに応じて指針位置の修正が行われる。一方、受信状
態が基準範囲外にある場合には、指針位置の修正は行わ
れず、たとえば報知手段によりその旨が報知される。ま
た、時刻修正中継装置において、受信手段で所定周波数
の時刻コードを含む標準時刻電波信号が受信され、送信
手段に出力される。送信手段では、受信した標準時刻電
波信号で所定の処理を受けて、時刻コードを含む電波信
号として、電波修正時計の標準時刻電波信号の受信時間
帯と異なる時刻に送信される。電波修正時計では、この
電波信号が含む時刻コードに従って時刻修正が行われ
る。
【0017】なお、電波修正時計においては、あらかじ
め決められた時間帯に受信する標準時刻信号を正常に受
信した場合には、時刻信号中継装置による電波信号は受
信されない。
【0018】また、時刻信号中継装置において、電波信
号の送信時刻を設定変更されると、その設定変更情報
が、設定変更される前の時刻に送信されるべき電波信号
に付加されて送信される。そして、電波修正時計の制御
回路により、送信時刻の設定変更情報を含む電波信号を
受けて、時刻信号中継装置による電波信号の受信時刻が
設定変更され、以後、この変更後の時刻に時刻信号中継
装置による電波信号の受信が行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る時刻信号中
継装置を適用した時刻修正システムの一実施形態を示す
ブロック図である。
【0020】本時刻修正システムは、図1に示すよう
に、長波(40kHz)の標準時刻電波(JG2AS)
を発信する電波発信基地(以下、キー局という)1、時
刻信号中継装置2、および電波修正時計3により構成さ
れている。
【0021】キー局1は、図2(a)に示すようなフォ
ーマットを有する長波(40kHz)の標準時刻電波
(JG2AS)S1をAM変調して発信する。キー局1
から発信される日本標準時を高精度で伝える長波(40
kHz)の標準電波(JG2AS)S1のフォーマット
は、具体的には、「1」信号の場合には1秒(s)の間
に500ms(0.5s)だけ40kHzの信号が送ら
れ、「0」信号の場合には1秒(s)の間に800ms
(0.8s)だけ40kHzの信号が送られ、「P」信
号(同期信号)の場合には1秒(s)の間に200ms
(0.2s)だけ40kHzの信号が送られる。図2
(a)は、データが(1,0,1)の場合の波形例を示
している。
【0022】時刻信号中継装置2は、キー局1からAM
変調されて発信された所定周波数(40kHz)の時刻
コードを含む標準時刻電波信号S1を受信し、受信した
標準時刻電波信号の周波数を、受信側の電波修正時計3
が、標準時刻電波信号の周波数から時刻コードとしては
判別できず、かつ、受信可能な周波数の範囲内、たとえ
ば4Hzずらして、JG2ASベースバンド信号と同一
フォーマットを持ち、電波法の微弱無線規格に準拠した
周波数40.004kHzの電波信号S2として、たと
えば屋内に設置される電波修正時計に送信する。
【0023】時刻信号中継装置2は、具体的には、図1
に示すように、受信アンテナ20、受信用RFアンプ2
1、検波回路22、整流回路23、積分回路24、マイ
クロコンピュータ25、周波数40.004kHzの正
弦波発振器26、アナログスイッチ27、送信用RFア
ンプ28、および送信アンテナ29により構成されてい
る。そして、受信アンテナ20、受信用RFアンプ2
1、検波回路22、整流回路23、積分回路24、およ
びマイクロコンピュータ25により受信手段が構成さ
れ、マイクロコンピュータ25、正弦波発振器26、ア
ナログスイッチ27、送信用RFアンプ28、および送
信アンテナ29により送信手段が構成される。
【0024】時刻信号中継装置2においては、受信アン
テナ20で受信された標準時刻電波信号S1は、受信用
RFアンプ21、検波回路22、整流回路23、積分回
路24を通して、図2(b)に示すような標準時刻電波
信号S1のベースバンド信号に変換してマイクロコンピ
ュータ25に入力させる。
【0025】マイクロコンピュータ25は、図3のフロ
ーチャートに示すように、まず、積分回路24によるベ
ースバンド信号を受けて、JG2ASの時刻コードをデ
コードし、時・分・00秒などの時刻データを得る(S
1)。次に、JG2ASデータは1分間に1コードを送
信しているため、得られた時刻データに1分加算して、
送信すべき時刻データを作成する(S2)。そして、こ
の時刻データをJG2ASベースバンド信号と同一フォ
ーマットでアナログスイッチ27の制御端子に、ゲート
パルスS25として出力する(S3)。
【0026】アナログスイッチ27は、正弦波発振器2
6から発振される発振信号S26の出力をマイクロコン
ピュータ25によるゲートパルスS25でオン・オフ
し、AM変調RF信号を得る。このAM変調RF信号
は、送信用RFアンプ28で増幅され、送信アンテナ2
9から、図2(a)に示すようなJG2ASと同一フォ
ーマットの電波信号S2として送信される。
【0027】なお、時刻信号中継装置2は、電波信号S
2を常時送信するように構成することも可能であるが、
本実施形態では、極めて特殊な時刻、たとえば午前2時
38分に限って1日1回送信するように構成される。そ
の場合の時刻信号中継装置2の動作フローを図4に示
す。
【0028】この場合、時刻信号中継装置2は、電源が
オンされると、標準時刻電波信号S1を受信し、内部時
計を修正し、内部時計をインクリメントする(S11,
S12,S13)。次に、標準時刻電波信号S1の受信
時刻、たとえば午前2時36分であるか否かの判別を行
い(S14)、受信時刻である場合には、標準時刻電波
信号S1を受信し、内部時計を修正し、内部時計をイン
クリメントする(S15,S16)。次いで、標準時刻
電波信号S1の送信時刻、たとえば午前2時38分であ
るか否かの判別を行い(S17)、送信時刻である場合
には、時刻コード電波信号S2を送信する(S18)。
【0029】電波修正時計3は、原則的には、キー局1
からAM変調されて発信された所定周波数(40kH
z)の時刻コードを含む標準時刻電波信号S1、または
時刻信号中継装置2から送信された周波数40.004
kHzの電波信号S2を受けて、標準時刻電波信号S1
または電波信号S2の受信状態が良好な場合には、時刻
コードが示す時刻に指針位置を修正し、受信状態が不良
な場合には、ユーザーに電波受信が良好でない旨を報知
する。
【0030】図5は、本発明に係る電波修正時計の信号
処理系回路の一実施形態を示すブロック構成図、図6は
本発明に係る電波修正時計の指針位置検出装置の一実施
形態の全体構成を示す断面図、図7は本発明に係る電波
修正時計の指針位置検出装置の要部の平面図である。
【0031】図において、30は信号処理系回路、31
は標準時刻電波信号受信系、32はリセットスイッチ、
33は発振回路、34は制御回路、35はドライブ回
路、36は報知手段としての発光素子、37はバッファ
回路、38はドライブ回路、V CCは電源電圧、C1 〜C
3 はキャパシタ、R1 〜R8 は抵抗素子、100は時計
本体、200は秒針駆動系、300は第1の反射型光セ
ンサ、400は分針駆動系、500は時針車、600は
中間車としての日の裏車、700は手動修正軸、800
は回転検出板、900は第2の反射型光センサをそれぞ
れ示している。
【0032】標準電波受信系31は、受信アンテナ31
aと、たとえばキー局から送信された時刻コード信号を
含む長波(たとえば40kHz)を受信し所定の信号処
理を行い、パルス信号S31として制御回路34に出力
する長波受信回路31bとから構成されている。長波受
信回路31bは、図示しないが時刻信号中継装置2の受
信系同様に、RFアンプ、検波回路、整流回路、および
積分回路により構成される。
【0033】リセットスイッチ32は、制御回路34の
各種状態を初期状態に戻すときにオンにされる。このリ
セットスイッチ32がオンされたとき、または図示しな
い電池をセットしたときに本電波修正時計は初期修正モ
ードになる。
【0034】発振回路33は、水晶発振器CRYおよび
キャパシタC2 ,C3 により構成され、所定周波数の基
本クロックを制御回路34に供給する。
【0035】制御回路34は、図示しない分針カウン
タ、秒針カウンタ、標準分・秒カウンタ等を有しおり、
初期修正モード時には、標準電波受信系31によるパル
ス信号S31を受けて、たとえば、受信した標準時刻電
波信号の受信状態をあらかじめ決められた基準範囲と比
較し、受信状態が基準範囲内にある場合には、制御信号
CTL1,CTL2 をバッファ37を介して秒針用のステ
ッピングモータ210および時分針用のステッピングモ
ータ410に出力等して指針位置の初期設定、すなわち
帰零動作を行わせ、受信状態が基準範囲内にない場合に
は、制御信号CTL1,CTL2 を出力せずに、ドライブ
信号DR1 をドライブ回路35に出力して、報知手段と
しての発光素子36を発光させてユーザーに電波受信が
ほとんどできない旨を報知させる。また、受信状態が基
準範囲内にある場合に帰零動作を行わせた後、受信した
電波信号をデコードし、デコードの結果、時刻化が可能
である場合には、発振回路33による基本クロックに基
づいて各種カウンタのカウント制御並びに第1および第
2の反射型光センサ300,900による検出信号DT
1 ,DT2 の入力レベルに応じて、制御信号CTL1,
TL2 をバッファ37を介して秒針用のステッピングモ
ータ210および時分針用のステッピングモータ410
に出力して回転制御を行うことにより時刻修正制御を行
う。一方、デコードの結果、時刻化が不可能である場合
には、制御信号CTL1,CTL2 を出力せずに、ドライ
ブ信号DR1 をドライブ回路35に出力して、報知手段
としての発光素子36を発光させてユーザーに電波受信
が良好でない旨を報知させる。これにより、初期修正モ
ードの動作を完了させる。
【0036】また、制御回路34は、初期修正モードの
動作を完了させた後、通常修正モードの制御を行う。通
常修正モードにおいては、キー局1からの標準時刻電波
信号S1を毎正時に受信可能なように毎正時を含む前後
1分の間、標準電波受信系31に図示しない電源による
駆動電力を供給させるとともに、時刻信号中継装置2か
らの電波信号S2を受信可能なように午前2時38分を
含む前後1分の間、標準電波受信系31に図示しない電
源による駆動電力を供給させる。このように、標準時刻
電波信号S1を受信するときに、時刻信号中継装置2か
らの電波信号S2が妨害電波とならないように、キー局
1からの標準時刻電波信号S1の受信可能時間帯と時刻
信号中継装置2からの電波信号S2の受信可能時間帯が
異なるように制御する。
【0037】そして、通常修正モード時には、原則とし
てキー局1からの標準時刻電波信号S1を受信して電波
信号をデコードし、デコードの結果、時刻化が可能であ
る場合には、発振回路33による基本クロックに基づい
て各種カウンタのカウント制御並びに第1および第2の
反射型光センサ300,900による検出信号DT1
DT2 の入力レベルに応じて、制御信号CTL1,CTL
2 をバッファ37を介して秒針用のステッピングモータ
210および時分針用のステッピングモータ410に出
力して回転制御を行うことにより時刻修正制御を行うと
ともに、標準時刻電波を正常の受信したことを示す標準
電波正常受信フラグをセットする。標準電波正常受信フ
ラグをセットした場合には、時刻信号中継装置2からの
電波信号S2の受信を行わず、すなわち、午前2時38
分を含む前後1分の間に、標準電波受信系31への図示
しない電源による駆動電力の供給は行わせず、標準電波
正常受信フラグをリセットして、毎正時のキー局1から
の標準時刻電波信号S1を受信して時刻修正を行う。
【0038】一方、デコードの結果、時刻化が不可能で
ある場合には、制御信号CTL1,CTL2 を出力せず
に、たとえばドライブ信号DR1 をドライブ回路35に
出力して、報知手段としての発光素子36を発光させて
ユーザーに電波受信が良好でない旨を報知させる。この
場合、時刻信号中継装置2からの電波信号S2の受信を
行い、正常に受信した場合には、デコードの結果得られ
た電波信号S2の時刻コードに応じて時刻修正を行う。
正常に受信できず、その信号波形が図2(f)に示すよ
うになっている場合には、時刻信号中継装置2の設置位
置が不適当であるとして、制御信号CTL1,CTL2
出力せずに、たとえばドライブ信号DR1 をドライブ回
路35に出力して、報知手段としての発光素子36を発
光させてユーザーに報知させる。時刻修正終了後、また
は時刻信号中継装置2からの電波信号S2の受信が正常
ではなく、その信号波形が図2(f)に示すようになっ
ていて発光素子36を発光させてユーザーに報知させた
場合、または、信号波形が図2(f)に示すようになっ
ていない場合には、標準電波正常受信フラグをリセット
して、毎正時のキー局1からの標準時刻電波信号S1を
受信して時刻修正モードに戻る。
【0039】ドライブ回路35はnpn型トランジスタ
Q1および抵抗素子R1 ,R2 により構成されている。
トランジスタQ1のコレクタが発光ダイオードからなる
発光素子36のカソードに接続され、エミッタが接地さ
れ、ベースが抵抗素子R2 を介して制御回路34のドラ
イブ信号DR1 の出力ラインに接続されている。また、
抵抗素子R1 が電源電圧VCCの供給ラインと発光素子3
6のアノードに接続されている。すなわち、発光素子3
6は、制御回路34からハイレベルのドライブ信号DR
1 が出力されたときに発光するようにドライブ回路35
に接続されている。
【0040】また、ドライブ回路38は、npn型トラ
ンジスタQ2,Q3、および抵抗素子R5 〜R8 により
構成されている。
【0041】時計本体100は、図6に示すように、下
板110と上板130とで形成される空間内のほぼ中央
部に下板110と連結した状態で中板120が配設さ
れ、空間内の下板110、中板120、上板130の所
定の位置に対して、秒針駆動系200、第1の反射型光
センサ300、第2の駆動系400、時針車500、日
の裏車600、手動修正軸700および第2の反射型光
センサ900が固定あるいは軸支されている。
【0042】秒針駆動系200は、第1のステッピング
モータ210、第1の5番車220および秒針車230
により構成されている。第1のステッピングモータ21
0は、ステータ210aが下板110に載置され、ロー
タ210bが下板110と上板130とに軸支されてお
り、バッファ回路37を介して入力される制御回路34
の出力制御信号CTL1 に基づいて回転方向、回転角度
および回転速度が制御される。
【0043】第1の5番車220は、下板110および
上板130に軸支され、輪歯部分が第1のステッピング
モータ210のロータ210bと噛合されて、ロータ2
10bの回転速度を所定速度に減速させる。この第1の
5番車220は、たとえば15秒に1回転するように構
成されており、秒針車230との重合領域の一部にはス
リット状の透孔220aが形成されている。
【0044】秒針車230は、その軸部の一端が上板1
30に軸支され、他端側は中板120を下板110側に
貫通し、その他端側には秒針軸230aが圧入されてい
る。秒針軸230aは、後記する下板110を貫通し時
計の文字板などが形成される表面側に突出した分針パイ
プ440aの貫通口440bに貫挿されており、その先
端には図示しない秒針が取り付けられる。秒針車230
は、60秒に1回転するように、秒針カナが第1の5番
車220のカナと噛合されている。また、秒針車230
の第1の5番車220との重合領域の一部には、第1の
5番車220に形成された透孔220aと対向するよう
に光反射面230bが形成されている。このような秒針
駆動系200は、光反射面230bが透孔220aと互
いに重ね合わされた状態、すなわち正対した状態のとき
に、秒針が正時を指すように構成されている。
【0045】第1の反射型光センサ300は、発光ダイ
オードからなる発光素子310とnpn形トランジスタ
からなる受光素子320とが並設され、これら発光素子
310の発光部および受光素子320の受光面が、上板
13に形成された透孔130aを介し、さらに第1の5
番車220の透孔220aを介して秒針車230の光反
射面230bが形成された面を臨むように上板130上
に配設されている。
【0046】第1の反射型光センサ300の発光素子3
10のアノードは一端が電源電圧V CCに接続されたドラ
イブ回路38における抵抗素子R5 の他端に接続され、
カソードは同じくドライブ回路38に配設されたドライ
バトランジスタQ2のコレクタに接続されている。この
ドライバトランジスタQ2のエミッタは接地され、ベー
スは抵抗素子R6を介して制御回路34のドライブ信号
DR2 の出力ラインに接続されている。すなわち、発光
素子310は、制御回路34からハイレベルのドライブ
信号DR2 が出力されたときに発光するようにドライブ
回路38に接続されている。
【0047】第1の反射型光センサ300の受光素子3
20のコレクタは抵抗素子R3 を介して電源電圧VCC
接続されているとともに、制御回路34に接続され、エ
ミッタは接地されている。すなわち、受光素子320
は、発光素子310から発せられた光が、透孔130
a,220aを介して秒針車230に到達し、かつ、光
反射面230bで反射された光を透孔130a,220
aを介して受光素子320で受光したときにのみ、検出
信号DT2 をローレベルで制御回路14に入力させる。
【0048】分針駆動系400は、第2のステッピング
モータ410、第2の5番車420、3番車430およ
び分針車440により構成されている。第2のステッピ
ングモータ410は、ステータ410aが下板110に
載置され、ロータ410bが下板110と上板130と
に軸支されており、バッファ回路37を介して入力され
る制御回路34の出力制御信号CTL2 に基づいて回転
方向、回転角度および回転速度が制御される。
【0049】第2の5番車420は、下板110および
上板130に軸支され、輪歯部分が第2のステッピング
モータ410のロータ410bと噛合されて、ロータ4
10bの回転速度を所定速度に減速させる。
【0050】3番車430は、軸部の一端が上板130
に軸支され、他端側が中板120を貫通した状態で配設
されており、輪歯部分が第2の5番車420のカナ部と
噛合されている。
【0051】分針車440は、中央部に貫通口440b
が形成された略T字形状をなし、分針パイプ440aの
一端が中板120に軸支され、他端側の軸部は下板11
0を貫通し時計の文字板などが形成される表面側に突出
した時針車500の時針パイプ500aの貫通口500
bに貫挿されており、その先端には図示しない分針が取
り付けられる。分針車440は、60分に1回転するよ
うに構成されており、また、上述したように貫通口44
0bには秒針軸230aが貫挿されており、その輪歯部
分は、3番車430のカナ部と噛合されている。このよ
うな分針車440は、いわゆるスリップ機構を備えてい
ることになる。
【0052】時針車500は、中央部に貫通口500b
が形成された略T字形状をなし、輪歯部分が時計本体1
00内に配設され、時針パイプ500aは下板110を
貫通して時計の文字板側に突出しており、その先端には
図示しない時針が取り付けられる。時針車500は、1
時間で30°回転し、12時間で1回転するように構成
されており、また、上述したように貫通口500bには
分針パイプ440aが貫挿されている。時針車500の
分針車440との対向面500cには、第1の光伝達部
としての透孔500dが形成されている。この時針車5
00の透孔500dは、図8に示すように、時針車50
0の周方向に30°ずつ12等分にした位置のうちの1
箇所を除く11箇所に形成される。すなわち、12時間
のうちの1時間だけ分の位置検出が行われないように構
成されている。
【0053】日の裏車600は、下板110に形成され
た突部110aに対して軸支されており、輪歯部分が分
針車440の分針パイプ440aと噛合され、カナ部が
時針車500の輪歯部分と噛合されており、分針車44
0の回転速度を所定速度に減速して時針車500に伝達
する。また、日の裏車600は、N(Nは正の整数)時
間に1回転するように構成されており、その輪歯部分
は、手動修正軸700の修正カナ700aと噛合し、か
つ一部が回転検出板800の一部と対向するように配設
されている。
【0054】手動修正軸700は、略T字形状をなし、
その先端の修正カナ700aは上板130に形成された
開口130bを貫挿した状態で下板110に形成された
突部110bに対して軸支されており、頭部700bは
上板130から時計本体100外に突出した状態で配置
されている。手動修正軸700は、分針車440と同位
相で、60分に1回転するように構成されており、上述
したように修正カナ700aに日の裏車600の輪歯部
分が噛合され、分針駆動系400により分針車440が
駆動されているときには日の裏車600を介して分針車
440と同相で回転するとともに、分針駆動系400の
非作動時には、頭部700bを回転させることにより指
針位置を手動修正可能に構成されている。
【0055】回転検出板800は、円板状をなし、その
中央部は分針車440の回転に応じて回転するように、
分針車440と時針車500との間の分針車440の軸
部に対し軸を略一致させて固定されている。また、回転
検出板800の時針車500の面500cと対向する領
域の一部には図9に示すように透孔500dと対向する
ように、第2の光伝達部としての光反射面800aが形
成されている。
【0056】第2の反射型光センサ900は、発光ダイ
オードからなる発光素子910とnpn形トランジスタ
からなる受光素子920とが並設され、これら発光素子
910の発光部および受光素子920の受光面が、下板
110に形成された透孔110cを介し、さらに時針車
500に形成された透孔500dを介し、回転検出板8
00の光反射面800aが形成された面800bを臨む
ように下板110上に配設されている。
【0057】第2の反射型光センサ900の発光素子9
10のアノードは一端が電源電圧V CCに接続されたドラ
イブ回路38における抵抗素子R7 の他端に接続され、
カソードは同じくドライブ回路38に配設されたドライ
バトランジスタQ3のコレクタに接続されている。この
ドライバトランジスタQ3のエミッタは接地され、ベー
スは抵抗素子R8を介して制御回路34のドライブ信号
DR3 の出力ラインに接続されている。すなわち、発光
素子910は、制御回路34からハイレベルのドライブ
信号DR3 が出力されたときに発光するようにドライブ
回路38に接続されている。
【0058】第2の反射型光センサ900の受光素子9
20のコレクタは抵抗素子R4 を介して電源電圧VCC
接続されているとともに、制御回路34に接続され、エ
ミッタは接地されている。すなわち、受光素子920
は、発光素子910から発せられた光が、透孔500d
を介して回転検出板800の面800bに到達し、か
つ、光反射面800aで反射された光を透孔500dを
介して受光素子920で受光したときにのみ、検出信号
DT2 をローレベルで制御回路34に入力させる。
【0059】なお、回転検出板800の光反射面800
aと時針車500の透孔500dとの関係は、光反射面
800aが透孔500dと正対した状態のときに、図示
しない分針および時針が正時を指すように設定されてい
る。
【0060】次に、上記構成による時刻修正制御動作を
図10を参照しながら説明する。なお、ここでは、分針
系の通常モード動作を例に説明する。
【0061】キー局1から、図2(a)に示すようなフ
ォーマットを有する長波(40kHz)の標準時刻電波
(JG2AS)S1がAM変調されて発信される。キー
局1から発信された標準時刻電波信号S1は、時刻信号
中継装置2および電波修正時計3の受信アンテナ20お
よび31aで受信される。
【0062】時刻信号中継装置2においては、受信アン
テナ20で受信された標準時刻電波S1は、受信用RF
アンプ21、検波回路22、整流回路23、積分回路2
4を通して、図2(b)に示すような標準時刻電波信号
S1のベースバンド信号に変換されてマイクロコンピュ
ータ25に入力される。マイクロコンピュータ25で
は、ベースバンド信号を受けて、JG2ASの時刻コー
ドがデコードされ、時・分・00秒などの時刻データが
得られる。そして、得られた時刻データに1分が加算さ
れて、送信すべき時刻データが作成される。この時刻デ
ータはJG2ASベースバンド信号と同一フォーマット
でアナログスイッチ27の制御端子に、ゲートパルスS
25として出力される。アナログスイッチ27におい
て、正弦波発振器26から発振される発振信号S26の
出力がマイクロコンピュータ25によるゲートパルスS
25でオン・オフされ、AM変調RF信号が得られる。
このAM変調RF信号は、送信用RFアンプ28で増幅
され、送信アンテナ29から、図2(a)に示すような
JG2ASと同一フォーマットの電波信号S2として送
信される。なお、本実施形態では、時刻信号中継装置2
よる電波信号S2の送信は、午前2時38分に1日1回
のみ行われる。
【0063】電波修正時計では、図10に示すように、
制御回路34において、キー局1からの標準時刻電波信
号S1を毎正時に受信可能なように毎正時を含む前後1
分の間、標準電波受信系31に図示しない電源による駆
動電力を供給させる。これにより、標準電波受信系31
の受信アンテナ31aで受信されたキー局からの時刻コ
ード信号を含む長波(たとえば40kHz)が長波受信
回路31bで所定の信号処理を受けて、パルス信号S3
1として制御回路34に出力される(ST1,ST
2)。
【0064】制御回路34では、受信した電波信号がデ
コードされ、デコードの結果、時刻化が可能であるか否
か(正常受信か否か)の判別が行われる(ST3)。ス
テップST3において、正常受信であると判別した場合
には、発振回路33による基本クロックに基づいて各種
カウンタのカウント制御並びに第1および第2の反射型
光センサ300,900による検出信号DT1 ,DT2
の入力レベルに応じて、制御信号CTL1,CTL2 がバ
ッファ37を介して秒針用のステッピングモータ210
および時分針用のステッピングモータ410に出力され
て回転制御を行うことにより時刻修正制御が行われる
(ST4)。そして、標準時刻電波を正常の受信したこ
とを示す標準電波正常受信フラグがセットされる(ST
5)。
【0065】標準時刻電波信号S1の受信時刻ではなく
(ST1)、また、ステップST3で正常受信ではない
と判別した場合、または標準電波正常受信フラグをセッ
トした場合には、時刻信号中継装置2からの電波信号S
2の受信時刻であるか否かの判別が行われる(ST
6)。ステップST6において、電波信号S2の受信時
刻でないと判別した場合にはステップST1の処理に移
行する。
【0066】一方、ステップST6において、電波信号
S2の受信時刻であると判別した場合には、標準電波正
常受信フラグがセットされているか否かが判別される
(ST7)。ステップST7で標準電波正常受信フラグ
がセットされていると判別した場合には、午前2時38
分を含む前後1分の間に、標準電波受信系31への図示
しない電源による駆動電力の供給は行われず、標準電波
正常受信フラグがリセットされて(ST8)、ステップ
ST1の処理に移行する。
【0067】一方、ステップST7で標準電波正常受信
フラグがセットされていないと判別した場合には、時刻
信号中継装置2からの電波信号S2を受信可能なように
午前2時38分を含む前後1分の間、標準電波受信系3
1に図示しない電源による駆動電力を供給させる。この
場合、時刻信号中継装置2からの電波信号S2の受信が
行われ、制御回路34において、正常に受信したか否か
の判別が行われる(ST9,ST10)。ステップST
10において、正常受信であると判別した場合には、発
振回路33による基本クロックに基づいて各種カウンタ
のカウント制御並びに第1および第2の反射型光センサ
300,900による検出信号DT1 ,DT2 の入力レ
ベルに応じて、制御信号CTL1,CTL2 がバッファ3
7を介して秒針用のステッピングモータ210および時
分針用のステッピングモータ410に出力されて回転制
御を行うことにより時刻修正制御が行われる(ST1
1)。
【0068】ステップST10において、正常受信でな
いと判別した場合には、その信号波形が図2(f)に示
すようになっているか否か、すなわち、受信信号に2H
zのビート信号が発生しているか否かの判別が行われる
(ST12)。ここで、たまたま時刻信号中継装置2に
よる電波信号S2とキー局1による標準時刻電波信号S
1との電界強度が相等しくなる場所に電波修正時計3が
設置されている場合、合成された電波は2Hzのビート
を発生する。このとき、合成電波の包絡線は図2(e)
に示すようになり、制御回路34への入力信号は図2
(f)に示すようになる。この場合、ステップST12
で、肯定的な判別が行われ、この信号は、正常なときと
全く異なることから、時刻信号中継装置2の設置位置が
不適当であるとして、制御信号CTL1,CTL2 を出力
せずに、たとえばドライブ信号DR1 をドライブ回路3
5に出力して、報知手段としての発光素子36を発光さ
せてユーザーに報知させる(ST13)。そして、標準
電波正常受信フラグがリセットされて(ST8)、ステ
ップST1の処理に移行する。また、信号波形が図2
(f)に示すようになっていない場合にも、標準電波正
常受信フラグがリセットされて(ST8)、ステップS
T1の処理に移行する。
【0069】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、時刻信号中継装置2を、極めて特殊な時刻、たとえ
ば午前2時38分の限って1日1回送信するように構成
し、電波修正時計3側では、標準時刻電波信号S1を受
信するときに、キー局1からの標準時刻電波信号S1の
受信可能時間帯と時刻信号中継装置2からの電波信号S
2の受信可能時間帯が異なるように制御することから、
時刻信号中継装置2からの電波信号S2が妨害電波とな
ることを最小限に抑止でき、精度高く確実に電波修正時
計3の時刻修正を行うことができる。
【0070】また、本実施形態によれば、キー局1から
AM変調されて発信された所定周波数(40kHz)の
時刻コードを含む標準時刻電波信号S1を受信し、受信
した標準時刻電波信号の周波数を、電波修正時計3が、
標準時刻電波信号の周波数から時刻コードとしては判別
できず、かつ、受信可能な周波数の範囲内、たとえば4
Hzずらして、JG2ASベースバンド信号と同一フォ
ーマットを持ち、電波法の微弱無線規格に準拠した周波
数40.004kHzの電波信号S2として、たとえば
屋内に設置される電波修正時計に送信する時刻信号中継
装置2を設けたので、中継電波と標準電波との信号電界
強度が近くなったとしても、コードを読み違えることな
く精度高く確実に電波修正時計3の時刻修正を行うこと
ができる。
【0071】また、制御回路34は、通常修正モード時
においても、時刻化ができるか否かを判別し、できる場
合に指針位置の修正を行い、できない場合にはその旨を
発光素子36を点灯させて報知するので、電波の受信状
態を稼働時ならばいつでも認識できる利点がある。
【0072】また、本実施形態では、時刻信号中継装置
2の時刻コード電波信号S2の送信時間を午前2時38
分と固定して行うように構成したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、状況に応じて変更できるように
構成することも可能である。以下に、その例を図11〜
図15に関連つけて説明する。
【0073】時刻信号中継装置2の送信時刻午前2時3
8分の時間帯が、電波修正時計3の設置場所によって
は、外来ノイズが大きく、時刻信号中継装置2の受信時
間として適していない場合がある。そこで、時刻信号中
継装置2を、たとえば時刻設定変更割り込みキー等を設
けて送信時刻を変更可能に構成する。
【0074】図11は、標準時刻電波信号(JG2A
S)S1の時刻コードの一例を示している。この例は、
1月1日からの通算日114日目、17時25分を示し
ているが、JG2ASでは同期用として50秒目からコ
ード「0」が常に9個連続している。そこで、時刻信号
中継装置2は、送信電波信号に、中継装置識別子コード
として、たとえば図12に示すように、56秒目から連
続して0.2秒のマークを出力するコードフォーマット
にするように構成する。
【0075】ここで、ユーザーが、午前11時25分に
時刻信号中継装置2からの電波信号S2を受信するよう
に設定変更するとする。この場合の送信時刻変更割り込
みルーチンを図13に示す。
【0076】時刻設定変更割り込みキーが押下される
と、送信時刻変更割り込みがあったものと判断して(S
21)、標準時刻電波信号S1を受信して、デコード
し、その時刻を送信時刻として記憶する(S22)。そ
して、初期設定の送信時刻午前2時38分に、図14に
示すような、設定変更信号である上述した0.2秒マー
クをの連続信号を送信する(S23,S24)。このと
き、ノイズ等で受信環境が悪くても、0.2秒マークの
連続信号の一部が受信できなければ良いことから、相対
的な感度は著しく良い状態となる。そして、新しい設定
時刻である午前11時25分の送信するように、図4の
フローチャートのステップS13〜S18の処理を繰り
返す(S25)。この場合、ステップS13の時刻午前
2時36分は午前11時23分となり、ステップS17
の時刻午前2時38分は午前11時25分となる。
【0077】電波修正時計3側の制御回路34では、電
波修正時計の制御フローを示す図15に示すように、時
刻信号中継装置2による電波信号S2の受信時刻になる
と(ST21)、電波信号S2を受信して、そのデータ
に受信時刻変更要求があるか否かの判別を行う(ST2
2)。そして、受信時刻変更要求がある場合には、常時
受信モードに設定して(ST23)、図12のデータ形
式である中継装置の電波信号S2の時刻コードを受信す
ると(ST24)、時刻信号中継装置2による電波信号
S2の受信時刻を午前2時38分から午前11時25分
に変更し、常時受信モードの設定を解除する(ST2
5)。後は、新しい受信時刻午前11時25分に電波信
号S2を受信して図10の処理を実行する(ST2
6)。
【0078】このように、時刻信号中継装置2を、たと
えば時刻設定変更割り込みキー等を設けて送信時刻を変
更可能に構成することにより、初期設定された時刻信号
中継装置2の送信時刻午前2時38分の時間帯が、電波
修正時計3の設置場所によっては、外来ノイズが大き
く、時刻信号中継装置2の受信時間として適していない
場合でも、任意の受信に適した時刻に再設定できること
から、さらに確実に時刻信号を中継でき、精度高く確実
に電波修正時計の時刻修正を行うことができる利点があ
る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時刻信号中継装置からの電波信号が妨害電波となること
を最小限に抑止でき、精度高く確実に電波修正時計の時
刻修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時刻信号中継装置を適用した時刻
修正システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る時刻信号中継装置を適用した時刻
修正システムの要部波形を示す図である。
【図3】本発明に係る時刻信号中継装置におけるマイク
ロコンピュータに処理を説明するためのフローチャート
である。
【図4】本発明に係る時刻信号中継装置の特定時間に電
波信号を送信するための動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】本発明に係る電波修正時計の信号処理系回路の
一実施形態を示すブロック構成図である。
【図6】本発明に係る電波修正時計の指針位置検出装置
の一実施形態の全体構成を示す断面図である。
【図7】本発明に係る指針位置検出装置の要部の平面図
である。
【図8】本発明に係る時針車の透孔の形成パターン例を
示す図である。
【図9】本発明に係る回転検出板の光反射面の形成パタ
ーン例を示す図である。
【図10】本発明に係る電波修正時計の受信動作および
時刻修正動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】標準時刻電波信号(JG2AS)S1の時刻
コードの一例を示している。
【図12】時刻信号中継装置の送信電波信号に、中継装
置識別子コードとして、56秒目から連続して0.2秒
のマークを出力するコードフォーマット例を示す図であ
る。
【図13】時刻信号中継装置の送信時刻変更動作を説明
するためのフローチャートである。
【図14】時刻信号中継装置の送信時刻変更後の送信電
波信号のコードフォーマット例を示す図である。
【図15】時刻信号中継装置の送信時刻変更後の電波修
正時計における動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図16】従来の時刻信号中継装置の課題を説明するた
めのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…電波発信基地(キー局) 2…時刻信号中継装置 20…受信アンテナ 21…受信用RFアンプ 22…検波回路 23…整流回路 24…積分回路 25…マイクロコンピュータ 26…周波数40.004kHzの正弦波発振器 27…アナログスイッチ 28…送信用RFアンプ 29…送信アンテナ 3…電波修正時計 30…信号処理系回路 31…標準時刻電波信号受信系 32…リセットスイッチ 33…発振回路 34…制御回路 35…ドライブ回路 36…報知手段としての発光素子 37…バッファ回路 38…ドライブ回路 100…時計本体 110…下板 120…中板 130…上板 200…秒針駆動系 210…第1のステッピングモータ 220…第2の5番車 220a…透孔 230…秒針車 230b…光反射面 300…第1の反射型光センサ 400…分針駆動系 410…第2のステッピングモータ 420…第2の5番車 430…3番車 440…分針車 440a…分針パイプ 500…時針車 500d…透孔 600…日の裏車(中間車) 700…手動修正軸 800…回転検出板 800a…光反射面 900…第2の反射型光センサ VCC…電源電圧 C1 〜C3 …キャパシタ R1 〜R8 …抵抗素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ決められた時間帯に標準時刻
    電波信号を受けて時刻修正を行う電波修正時計用に、時
    刻コードを含む電波信号を中継する時刻信号中継装置で
    あって、 上記標準時刻電波信号を受信する受信手段と、 上記受信手段で受信された標準時刻電波信号を、上記電
    波信号として上記電波修正時計に対して、当該電波修正
    時計の標準時刻電波信号の受信時間帯と異なる時刻に送
    信する送信手段とを有する時刻信号中継装置。
  2. 【請求項2】 上記送信手段は、電波信号の送信時刻を
    設定変更可能に構成されている請求項1記載の時刻信号
    中継装置。
  3. 【請求項3】 あらかじめ決められた時間帯に標準時刻
    電波信号および当該時間帯と異なる時刻に標準時刻電波
    信号を中継して得られた電波信号を受け、指針位置を受
    信信号が含む時刻コードに応じた位置に修正する電波修
    正時計と、 上記標準時刻電波信号を受信する受信手段と、上記受信
    手段で受信された標準時刻電波信号を、上記電波信号と
    して上記電波修正時計に対して、当該電波修正時計の標
    準時刻電波信号の受信時間帯と異なる時刻に送信する送
    信手段とを有する時刻信号中継装置とを有する時刻修正
    システム。
  4. 【請求項4】 上記電波修正時計は、電波信号の受信状
    態をあらかじめ決められた基準範囲と比較し、受信状態
    が基準範囲内にある場合に上記指針位置の設定を行い、
    受信状態が基準範囲外にある場合には上記指針位置の設
    定を行わない制御回路を有する請求項3記載の時刻修正
    システム。
  5. 【請求項5】 上記制御回路は、あらかじめ決められた
    時間帯に受信する標準時刻信号を正常に受信した場合に
    は、上記時刻信号中継装置による電波信号を受信しない
    ように制御する請求項4記載の時刻修正システム。
  6. 【請求項6】 上記時刻信号中継装置の送信手段は、電
    波信号の送信時刻を設定変更可能に構成されている請求
    項3、4または5記載の時刻修正システム。
  7. 【請求項7】 上記送信手段は、電波信号の送信時刻を
    設定変更されると、その設定変更情報を、設定変更され
    る前の時刻に送信されるべき電波信号に付加して送信
    し、 上記電波修正時計の制御回路は、上記送信時刻の設定変
    更情報を含む電波信号を受けて、時刻信号中継装置によ
    る電波信号の受信時刻を設定変更する請求項6記載の時
    刻修正システム。
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