JP2000068068A - 有機elとその製造方法 - Google Patents
有機elとその製造方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低消費電力化を図ってより低い電圧での駆動
可能な有機ELを提供する。 【解決手段】 ガラス基板2の上には、透明導電膜3に
よる所定パターン形状の陽極4が成膜される。陽極4の
上には、ホール注入性のCuPc有機膜5aが成膜され
る。このCuPc有機膜5aは、成膜後に電子受容性の
ガスであるNO2の雰囲気に晒され、膜中にNO2 を含
有している。これにより、CuPc有機膜5aの導電率
が上昇し、ホール注入効率が安定して向上する。CuP
c有機膜5aの上にはα−NPD有機膜5b、Alq3
有機膜5cの順に成膜されて有機層5が形成され、Al
q3 有機膜5cの上には陰極6が成膜される。ガラス基
板2の外周部分には、陽極4、有機層5及び陰極6を保
護するように容器部7が固着される。
可能な有機ELを提供する。 【解決手段】 ガラス基板2の上には、透明導電膜3に
よる所定パターン形状の陽極4が成膜される。陽極4の
上には、ホール注入性のCuPc有機膜5aが成膜され
る。このCuPc有機膜5aは、成膜後に電子受容性の
ガスであるNO2の雰囲気に晒され、膜中にNO2 を含
有している。これにより、CuPc有機膜5aの導電率
が上昇し、ホール注入効率が安定して向上する。CuP
c有機膜5aの上にはα−NPD有機膜5b、Alq3
有機膜5cの順に成膜されて有機層5が形成され、Al
q3 有機膜5cの上には陰極6が成膜される。ガラス基
板2の外周部分には、陽極4、有機層5及び陰極6を保
護するように容器部7が固着される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子とホールの注
入・再結合により発光する有機化合物材料のエレクトロ
ルミネッセンス(以下ELという)を利用して、前記有
機EL化合物の薄膜から構成された有機ELとその製造
方法に関する。
入・再結合により発光する有機化合物材料のエレクトロ
ルミネッセンス(以下ELという)を利用して、前記有
機EL化合物の薄膜から構成された有機ELとその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機ELは、蛍光性有機化合物を含む薄
膜を陰極と陽極との間に挟んだ積層構造を有し、前記薄
膜に電子及び正孔を注入して再結合させることにより励
起子(エキシトン)を生成させ、この励起子が失活する
際の光の放出(蛍光・燐光)を利用して表示を行う表示
素子である。
膜を陰極と陽極との間に挟んだ積層構造を有し、前記薄
膜に電子及び正孔を注入して再結合させることにより励
起子(エキシトン)を生成させ、この励起子が失活する
際の光の放出(蛍光・燐光)を利用して表示を行う表示
素子である。
【0003】図5(a)〜(g)はこの種の従来の有機
ELの構成及び製造工程を示す側断面図である。
ELの構成及び製造工程を示す側断面図である。
【0004】この有機EL11は、図5(a)に示す絶
縁性及び透明性を有するガラス基板12の上にITO
(Indium Tin Oxide)からなる透明導電膜13が形成さ
れている。この透明導電膜13はガラス基板12上に成
膜され、図5(b)に示すような所定パターン形状にパ
ターンニングされて陽極14を形成している。
縁性及び透明性を有するガラス基板12の上にITO
(Indium Tin Oxide)からなる透明導電膜13が形成さ
れている。この透明導電膜13はガラス基板12上に成
膜され、図5(b)に示すような所定パターン形状にパ
ターンニングされて陽極14を形成している。
【0005】陽極14の上には有機化合物材料の薄膜に
よる有機層15が積層されている。有機層15は、図5
(c)に示す陽極14の上に成膜されたホール注入層と
しての銅フタロシアニン(CuPc)有機膜15aと、
図5(d)に示すCuPc有機膜15aの上に成膜され
たホール輸送層としてのα−NPD(Bis(N−(1
−naphtyl −N−phneyl)benzidine )有機膜15b
と、図5(e)に示すα−NPD有機膜15bの上に成
膜された発光層兼電子輸送層としてのトリス(8−キノ
リノラト)アルミニウム(Alq3 )有機膜15cとの
3層構造で形成されている。
よる有機層15が積層されている。有機層15は、図5
(c)に示す陽極14の上に成膜されたホール注入層と
しての銅フタロシアニン(CuPc)有機膜15aと、
図5(d)に示すCuPc有機膜15aの上に成膜され
たホール輸送層としてのα−NPD(Bis(N−(1
−naphtyl −N−phneyl)benzidine )有機膜15b
と、図5(e)に示すα−NPD有機膜15bの上に成
膜された発光層兼電子輸送層としてのトリス(8−キノ
リノラト)アルミニウム(Alq3 )有機膜15cとの
3層構造で形成されている。
【0006】図5(f)に示すように、有機層15(A
lq3 有機膜15c)の上には、例えばAl−Li等の
金属薄膜からなる陰極16が形成されている。
lq3 有機膜15c)の上には、例えばAl−Li等の
金属薄膜からなる陰極16が形成されている。
【0007】図5(g)に示すように、ガラス基板12
の外周部分には、水分を極力取り除いた不活性ガス(例
えばドライ窒素)やドライエアによるドライ雰囲気にお
いて、封着部材としての容器部17が接着剤により固着
されている。
の外周部分には、水分を極力取り除いた不活性ガス(例
えばドライ窒素)やドライエアによるドライ雰囲気にお
いて、封着部材としての容器部17が接着剤により固着
されている。
【0008】上記のように構成される有機EL11で
は、陽極14と陰極16との間に電圧を印加して定電流
を流す。これにより、有機層15に対し、陽極14から
正孔が、陰極16から電子がそれぞれ注入される。そし
て、注入された電子と正孔が再結合して励起子を生成
し、この励起子が失活する際の光の放出により所望の表
示がなされる。その際の発光は、透明導電膜13による
陽極14を介してガラス基板12側から観測される。
は、陽極14と陰極16との間に電圧を印加して定電流
を流す。これにより、有機層15に対し、陽極14から
正孔が、陰極16から電子がそれぞれ注入される。そし
て、注入された電子と正孔が再結合して励起子を生成
し、この励起子が失活する際の光の放出により所望の表
示がなされる。その際の発光は、透明導電膜13による
陽極14を介してガラス基板12側から観測される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成される有機EL11では、有機層15のホール注
入層としてCuPc有機膜15aを有している。このC
uPc有機膜15aは、図6及び図7に示すように、そ
の膜厚に応じて電圧−電流特性及び電圧−輝度特性が異
なる特性を有している。すなわち、一定電流又は一定輝
度で発光させる場合、CuPc有機膜の膜厚が薄くなる
に連れて駆動電圧を低くでき、逆にCuPc有機膜が厚
くなるに連れて駆動電圧が高くなる特性を示している。
に構成される有機EL11では、有機層15のホール注
入層としてCuPc有機膜15aを有している。このC
uPc有機膜15aは、図6及び図7に示すように、そ
の膜厚に応じて電圧−電流特性及び電圧−輝度特性が異
なる特性を有している。すなわち、一定電流又は一定輝
度で発光させる場合、CuPc有機膜の膜厚が薄くなる
に連れて駆動電圧を低くでき、逆にCuPc有機膜が厚
くなるに連れて駆動電圧が高くなる特性を示している。
【0010】図6及び図7には、図5の有機EL11の
構成を採用し、CuPc有機膜15aの膜厚を20nm
と60nmで成膜した場合のそれぞれの特性が示されて
いる。これらの図からも明らかなように、CuPc有機
膜15aの膜厚を20nmで成膜した場合の方が60n
mで成膜した場合よりも駆動電圧を低くできることが判
る。
構成を採用し、CuPc有機膜15aの膜厚を20nm
と60nmで成膜した場合のそれぞれの特性が示されて
いる。これらの図からも明らかなように、CuPc有機
膜15aの膜厚を20nmで成膜した場合の方が60n
mで成膜した場合よりも駆動電圧を低くできることが判
る。
【0011】具体的に、電流で見た場合、15mA/c
m2 の電流を流すには、図6に示すように、CuPc有
機膜15aの膜厚が20nmで5.8V程度の駆動電圧
を必要とするのに対し、60nmではより高い6.7V
程度の駆動電圧を必要とする。
m2 の電流を流すには、図6に示すように、CuPc有
機膜15aの膜厚が20nmで5.8V程度の駆動電圧
を必要とするのに対し、60nmではより高い6.7V
程度の駆動電圧を必要とする。
【0012】また、輝度で見た場合、400cd/m2
の輝度を得るには、図7に示すように、CuPc有機膜
15aの膜厚が20nmで5.8V程度の駆動電圧を必
要とするのに対し、60nmではより高い6.7V程度
の駆動電圧を必要とする。
の輝度を得るには、図7に示すように、CuPc有機膜
15aの膜厚が20nmで5.8V程度の駆動電圧を必
要とするのに対し、60nmではより高い6.7V程度
の駆動電圧を必要とする。
【0013】したがって、図5の構成による有機EL1
1でより高輝度を得るためには、駆動電圧を高くしなけ
ればならず、より多くの電力を消費するという問題があ
った。
1でより高輝度を得るためには、駆動電圧を高くしなけ
ればならず、より多くの電力を消費するという問題があ
った。
【0014】また、図5の構成による有機EL11で
は、CuPc有機膜15aの下地になる透明導電膜13
(陽極14)の表面が突起を含む数十nmの凹凸面とな
っている。そして、この凹凸面を有する透明導電膜13
の上に有機層15、陰極16をなす金属薄膜を順に積層
して成膜すると、透明導電膜13のスパイク状の突起物
により陽極14と陰極16との間が電気的にショートし
て絶縁不良を招くおそれがあった。
は、CuPc有機膜15aの下地になる透明導電膜13
(陽極14)の表面が突起を含む数十nmの凹凸面とな
っている。そして、この凹凸面を有する透明導電膜13
の上に有機層15、陰極16をなす金属薄膜を順に積層
して成膜すると、透明導電膜13のスパイク状の突起物
により陽極14と陰極16との間が電気的にショートし
て絶縁不良を招くおそれがあった。
【0015】上記問題を解消するため、有機層15を厚
く成膜して平滑化を図ることも考えられるが、特に透明
導電膜13の上に成膜されるCuPc有機膜15aを厚
くすると、上述した図6及び図7の特性が高電圧側にシ
フトする。その結果、CuPc有機膜15aの膜厚を厚
くする前のものとと同一輝度で発光させるためには、よ
り高い駆動電圧を必要とし、電力の消費量が増すという
問題を招く。
く成膜して平滑化を図ることも考えられるが、特に透明
導電膜13の上に成膜されるCuPc有機膜15aを厚
くすると、上述した図6及び図7の特性が高電圧側にシ
フトする。その結果、CuPc有機膜15aの膜厚を厚
くする前のものとと同一輝度で発光させるためには、よ
り高い駆動電圧を必要とし、電力の消費量が増すという
問題を招く。
【0016】ところで、有機層の一部を構成するCuP
c膜はp形伝導を示すが、このCuPc膜に例えばNO
2 等の電子受容性(酸化性)の強いガスが吸着すると、
ガス分子がCuPc膜の環状原子団のπ電子を受け取
り、膜中に正孔を発生させて膜の導電率が上昇する性質
を有していることが知られている。
c膜はp形伝導を示すが、このCuPc膜に例えばNO
2 等の電子受容性(酸化性)の強いガスが吸着すると、
ガス分子がCuPc膜の環状原子団のπ電子を受け取
り、膜中に正孔を発生させて膜の導電率が上昇する性質
を有していることが知られている。
【0017】そこで、本発明は、上述したCuPc膜の
性質を利用し、低消費電力化を図ってより低い電圧での
駆動可能な有機ELとその製造方法を提供することを目
的としている。
性質を利用し、低消費電力化を図ってより低い電圧での
駆動可能な有機ELとその製造方法を提供することを目
的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、少なくとも一方の電極が透明導
電膜でなる一対の電極間にホール注入性のCuPc有機
膜を含む有機層が積層された有機ELにおいて、前記C
uPc有機膜が電子受容性のガスを含有したことを特徴
とする。
め、請求項1の発明は、少なくとも一方の電極が透明導
電膜でなる一対の電極間にホール注入性のCuPc有機
膜を含む有機層が積層された有機ELにおいて、前記C
uPc有機膜が電子受容性のガスを含有したことを特徴
とする。
【0019】請求項2の発明は、請求項1の有機ELに
おいて、前記電子受容性のガスがNO2 からなることを
特徴とする。
おいて、前記電子受容性のガスがNO2 からなることを
特徴とする。
【0020】請求項3の発明は、請求項1の有機ELに
おいて、前記CuPc有機膜の膜厚が1nm〜200n
mであることを特徴とする。
おいて、前記CuPc有機膜の膜厚が1nm〜200n
mであることを特徴とする。
【0021】請求項4の発明は、少なくとも一方の電極
が透明導電膜でなる一対の電極間にホール注入性のCu
Pc有機膜を含む有機層が積層された有機ELの製造方
法において、前記CuPc有機膜が成膜された後に、該
CuPc有機膜の表面を電子受容性のガスでリンス処理
する工程を含むことを特徴とする。
が透明導電膜でなる一対の電極間にホール注入性のCu
Pc有機膜を含む有機層が積層された有機ELの製造方
法において、前記CuPc有機膜が成膜された後に、該
CuPc有機膜の表面を電子受容性のガスでリンス処理
する工程を含むことを特徴とする。
【0022】請求項5の発明は、少なくとも一方の電極
が透明導電膜でなる一対の電極間にホール注入性のCu
Pc有機膜を含む有機層が積層された有機ELの製造方
法において、前記CuPc有機膜を複数の層に分けて成
膜する工程と、前記CuPc有機膜の各層を成膜する毎
に電子受容性のガスで表面をリンス処理する工程とを含
むことを特徴とする。
が透明導電膜でなる一対の電極間にホール注入性のCu
Pc有機膜を含む有機層が積層された有機ELの製造方
法において、前記CuPc有機膜を複数の層に分けて成
膜する工程と、前記CuPc有機膜の各層を成膜する毎
に電子受容性のガスで表面をリンス処理する工程とを含
むことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明による有機ELの第
1実施の形態を示す部分拡大側断面図、図2は図1の有
機ELの製造工程を示す側断面図である。
1実施の形態を示す部分拡大側断面図、図2は図1の有
機ELの製造工程を示す側断面図である。
【0024】図1に示すように、第1実施の形態による
有機EL1A(1)は、絶縁性及び透明性を有する矩形
状のガラス基板2を基部としている。ガラス基板2の上
には、ITO等の透明導電膜3が成膜されている。透明
導電膜3は、例えば真空蒸着法、スパッタ法等のPVD
(Physical Vapor Deposition )法により100nm前
後の膜厚で成膜される。透明導電膜3は、更にフォトレ
ジストパターンによるエッチングで所定パターン形状に
パターンニングされ、陽極4を形成している。陽極4の
一部は、ガラス基板2の端部まで引き出されて不図示の
駆動回路(ドライバIC)に接続される。
有機EL1A(1)は、絶縁性及び透明性を有する矩形
状のガラス基板2を基部としている。ガラス基板2の上
には、ITO等の透明導電膜3が成膜されている。透明
導電膜3は、例えば真空蒸着法、スパッタ法等のPVD
(Physical Vapor Deposition )法により100nm前
後の膜厚で成膜される。透明導電膜3は、更にフォトレ
ジストパターンによるエッチングで所定パターン形状に
パターンニングされ、陽極4を形成している。陽極4の
一部は、ガラス基板2の端部まで引き出されて不図示の
駆動回路(ドライバIC)に接続される。
【0025】陽極4の上には、有機化合物材料の薄膜に
よる発光層を含む有機層5が積層されている。有機層5
は、例えば分子線蒸着法、抵抗加熱法等のPVD法によ
り成膜される。
よる発光層を含む有機層5が積層されている。有機層5
は、例えば分子線蒸着法、抵抗加熱法等のPVD法によ
り成膜される。
【0026】図1における有機層5は、陽極4の上に数
nm〜数100nm(例えば1nm〜200nm、好ま
しくは60nm〜100nm)の膜厚で成膜されたホー
ル注入性有機膜としてのCuPc有機膜5aと、CuP
c有機膜5aの上に数10nmの膜厚で成膜されたホー
ル輸送性有機膜としてのα−NPD有機膜5bと、α−
NPD有機膜5bの上に数10nmの膜厚で成膜された
発光層兼電子輸送性有機膜としてのAlq3 有機膜5c
との3層構造で形成されている。
nm〜数100nm(例えば1nm〜200nm、好ま
しくは60nm〜100nm)の膜厚で成膜されたホー
ル注入性有機膜としてのCuPc有機膜5aと、CuP
c有機膜5aの上に数10nmの膜厚で成膜されたホー
ル輸送性有機膜としてのα−NPD有機膜5bと、α−
NPD有機膜5bの上に数10nmの膜厚で成膜された
発光層兼電子輸送性有機膜としてのAlq3 有機膜5c
との3層構造で形成されている。
【0027】有機層5の上には、金属薄膜による陰極6
が形成されている。陰極6は、例えばAl、Li、M
g、Ag、In等の仕事関数の小さい金属材料単体やA
l−Li、Mg−Ag等の仕事関数の小さい合金からな
る。陰極6は、例えば分子線蒸着法、抵抗加熱法等のP
VD法により例えば数10nm〜数100nm(好まし
くは50nm〜200nm)の膜厚で成膜される。陰極
6の一部は、ガラス基板2の端部まで引き出されて不図
示の駆動回路に接続される。
が形成されている。陰極6は、例えばAl、Li、M
g、Ag、In等の仕事関数の小さい金属材料単体やA
l−Li、Mg−Ag等の仕事関数の小さい合金からな
る。陰極6は、例えば分子線蒸着法、抵抗加熱法等のP
VD法により例えば数10nm〜数100nm(好まし
くは50nm〜200nm)の膜厚で成膜される。陰極
6の一部は、ガラス基板2の端部まで引き出されて不図
示の駆動回路に接続される。
【0028】ガラス基板2の外周部分には、水分を極力
取り除いた不活性ガス(例えばドライ窒素)やドライエ
アによるドライ雰囲気において、封着部材としての蓋状
の容器部7が接着剤(例えば紫外線硬化接着剤)により
固着されている。これにより、両電極4,6及び有機層
5を保護するとともに、高精細な有機ELデバイスを実
現している。
取り除いた不活性ガス(例えばドライ窒素)やドライエ
アによるドライ雰囲気において、封着部材としての蓋状
の容器部7が接着剤(例えば紫外線硬化接着剤)により
固着されている。これにより、両電極4,6及び有機層
5を保護するとともに、高精細な有機ELデバイスを実
現している。
【0029】上記のように構成される有機EL1Aで
は、陽極4と陰極6との間に不図示の駆動回路から駆動
電圧を印加して定電流を流す。これにより、有機層5に
対し、陽極4から正孔が、陰極6から電子がそれぞれ注
入される。そして、注入された正孔と電子が有機層5で
再結合して励起子を生成し、この励起子が失活する際の
光の放出により所望の表示がなされる。その際の発光
は、透明導電膜による陽極4を介してガラス基板2の外
側から観測される。
は、陽極4と陰極6との間に不図示の駆動回路から駆動
電圧を印加して定電流を流す。これにより、有機層5に
対し、陽極4から正孔が、陰極6から電子がそれぞれ注
入される。そして、注入された正孔と電子が有機層5で
再結合して励起子を生成し、この励起子が失活する際の
光の放出により所望の表示がなされる。その際の発光
は、透明導電膜による陽極4を介してガラス基板2の外
側から観測される。
【0030】次に、上記構成による有機EL1Aの製造
方法を図2に基づいて説明する。まず、内部圧力が10
-5Pa以下に設定された不図示のチャンバー内にガラス
基板2をセットし、ガラス基板2の表面に透明導電膜3
を150nm程度の膜厚で成膜する(図2(a))。続
いて、透明導電膜3にフォトレジストパターンによるエ
ッチングを施して所定パターン形状の陽極4を形成する
(図2(b))。この透明導電膜3は通常のスパッタ法
で成膜できるが、スパッタ法による成膜では透明導電膜
3がポリ化して結晶粒界に起因したフレーク状の凹凸が
表面に形成されてしまうので、非結晶質で成膜されるの
が好ましい。例えば、IDIXO(商品名:出光透明導
電材料Idemitsu Indium X-Metal Oxide 、出光興産株式
会社製)の非晶質透明導電膜で透明導電膜3を成膜すれ
ば、緻密で表面平滑性に優れた膜を形成することができ
る。
方法を図2に基づいて説明する。まず、内部圧力が10
-5Pa以下に設定された不図示のチャンバー内にガラス
基板2をセットし、ガラス基板2の表面に透明導電膜3
を150nm程度の膜厚で成膜する(図2(a))。続
いて、透明導電膜3にフォトレジストパターンによるエ
ッチングを施して所定パターン形状の陽極4を形成する
(図2(b))。この透明導電膜3は通常のスパッタ法
で成膜できるが、スパッタ法による成膜では透明導電膜
3がポリ化して結晶粒界に起因したフレーク状の凹凸が
表面に形成されてしまうので、非結晶質で成膜されるの
が好ましい。例えば、IDIXO(商品名:出光透明導
電材料Idemitsu Indium X-Metal Oxide 、出光興産株式
会社製)の非晶質透明導電膜で透明導電膜3を成膜すれ
ば、緻密で表面平滑性に優れた膜を形成することができ
る。
【0031】なお、非晶質による透明導電膜(IDIX
Oによる透明導電膜等)3の成膜時に、所望のパターン
ニングをするためにマスク蒸着をしてもよい。また、場
合によっては、透明導電膜3の成膜後に、通常のフォト
リソグラフィ法を用いて透明導電膜3をパターン加工し
てもよい。
Oによる透明導電膜等)3の成膜時に、所望のパターン
ニングをするためにマスク蒸着をしてもよい。また、場
合によっては、透明導電膜3の成膜後に、通常のフォト
リソグラフィ法を用いて透明導電膜3をパターン加工し
てもよい。
【0032】透明導電膜3による陽極4が形成された
後、陽極4の上にCuPc有機膜5aを数nm〜数10
0nm(例えば1nm〜200nm、好ましくは60n
m〜100nm)の膜厚で成膜する(図2(c))。例
えば20nm以上の膜厚のCuPc有機膜5aを成膜す
る場合には、分子線蒸着法、抵抗加熱法等のPVD法に
より、1回当たり20nmの膜厚で複数回に分けて成膜
される。
後、陽極4の上にCuPc有機膜5aを数nm〜数10
0nm(例えば1nm〜200nm、好ましくは60n
m〜100nm)の膜厚で成膜する(図2(c))。例
えば20nm以上の膜厚のCuPc有機膜5aを成膜す
る場合には、分子線蒸着法、抵抗加熱法等のPVD法に
より、1回当たり20nmの膜厚で複数回に分けて成膜
される。
【0033】所望の膜厚によるCuPc有機膜5aが成
膜されると、CuPc有機膜5aの第1ガスリンス処理
として、ガラス基板2がセットされたチャンバー内にN
2 ガスを導入してエージングする(図2(d))。具体
的に、この第1ガスリンス処理では、N2 ガスを例えば
100ml/mnの流量でチャンバー内圧力が10〜1
00Paになるまで導入し、5分間放置する。この第1
ガスリンス処理で電子受容性の強いNO2 ガスを導入し
ないのは、いきなりNO2 ガスをチャンバー内に導入す
ると、チャンバー内の残留ガスと反応して爆発等を起こ
おそれがあるためである。
膜されると、CuPc有機膜5aの第1ガスリンス処理
として、ガラス基板2がセットされたチャンバー内にN
2 ガスを導入してエージングする(図2(d))。具体
的に、この第1ガスリンス処理では、N2 ガスを例えば
100ml/mnの流量でチャンバー内圧力が10〜1
00Paになるまで導入し、5分間放置する。この第1
ガスリンス処理で電子受容性の強いNO2 ガスを導入し
ないのは、いきなりNO2 ガスをチャンバー内に導入す
ると、チャンバー内の残留ガスと反応して爆発等を起こ
おそれがあるためである。
【0034】上記第1ガスリンス処理に引き続いて、C
uPc膜5aの第2ガスリンス処理として、チャンバー
内にNO2 ガスを導入してN2 ガスをNO2 ガスに置換
する(図2(e))。具体的に、この第2ガスリンス処
理では、NO2 ガスを例えば100ml/mnの流量で
チャンバー内圧力が10〜100Paになるまで導入
し、10分間放置する。これにより、チャンバー内のN
O2 ガスを成膜直後に大気に曝さない状態でCuPc有
機膜5aに接触させる。そして、CuPc有機膜5aの
表面にNO2 ガスを十分吸着させ、膜中にNO2 ガスを
浸透させる。
uPc膜5aの第2ガスリンス処理として、チャンバー
内にNO2 ガスを導入してN2 ガスをNO2 ガスに置換
する(図2(e))。具体的に、この第2ガスリンス処
理では、NO2 ガスを例えば100ml/mnの流量で
チャンバー内圧力が10〜100Paになるまで導入
し、10分間放置する。これにより、チャンバー内のN
O2 ガスを成膜直後に大気に曝さない状態でCuPc有
機膜5aに接触させる。そして、CuPc有機膜5aの
表面にNO2 ガスを十分吸着させ、膜中にNO2 ガスを
浸透させる。
【0035】上記第2ガスリンス処理を終えると、再度
チャンバー内を真空排気し、チャンバー内圧力を10-5
Pa以下にした状態で、CuPc有機膜5aの上にα−
NPD有機膜5bを分子線蒸着法、抵抗加熱法等のPV
D法により成膜する(図2(f))。続いて、α−NP
D有機膜5bの上にAlq3 有機膜5cを成膜し(図2
(g))、更にAlq3 有機膜5cの上に陰極6となる
金属薄膜(例えばAl−Li膜)をPVD法により成膜
する(図2(h))。
チャンバー内を真空排気し、チャンバー内圧力を10-5
Pa以下にした状態で、CuPc有機膜5aの上にα−
NPD有機膜5bを分子線蒸着法、抵抗加熱法等のPV
D法により成膜する(図2(f))。続いて、α−NP
D有機膜5bの上にAlq3 有機膜5cを成膜し(図2
(g))、更にAlq3 有機膜5cの上に陰極6となる
金属薄膜(例えばAl−Li膜)をPVD法により成膜
する(図2(h))。
【0036】その後、水分を極力取り除いた不活性ガス
(例えばドライ窒素)やドライエアによる雰囲気におい
て、ガラス基板2の外周部分に封着部材としての容器部
7を紫外線硬化接着剤により固着する(図2(i))。
これにより、内部の陽極4、有機層5及び陰極6が保護
され、有機EL1Aが完成する。
(例えばドライ窒素)やドライエアによる雰囲気におい
て、ガラス基板2の外周部分に封着部材としての容器部
7を紫外線硬化接着剤により固着する(図2(i))。
これにより、内部の陽極4、有機層5及び陰極6が保護
され、有機EL1Aが完成する。
【0037】次に、図3は本発明による有機ELの第2
実施の形態を示す図、図4は図3の有機ELの製造工程
を示す図である。なお、第1実施の形態と同一の構成要
素には同一番号を付し、その説明を省略する。
実施の形態を示す図、図4は図3の有機ELの製造工程
を示す図である。なお、第1実施の形態と同一の構成要
素には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0038】第2実施の形態の有機EL1Bは、陽極4
の上に成膜されるCuPc有機膜5aが分子線蒸着法、
抵抗加熱法等のPVD法により、複数層に分けて成膜さ
れ、各層が成膜される毎に各層の表面にNO2 ガスを十
分吸着させる構成となっている。その他の構成について
は、第1実施の形態の有機EL1Aと同一である。
の上に成膜されるCuPc有機膜5aが分子線蒸着法、
抵抗加熱法等のPVD法により、複数層に分けて成膜さ
れ、各層が成膜される毎に各層の表面にNO2 ガスを十
分吸着させる構成となっている。その他の構成について
は、第1実施の形態の有機EL1Aと同一である。
【0039】上記有機EL1Bを製造するにあたって、
CuPc有機膜5aの1層目を成膜するまでの工程は上
述した第1実施の形態の有機EL1Aを製造する場合と
同一工程で行われる(図4(a)〜(c))。
CuPc有機膜5aの1層目を成膜するまでの工程は上
述した第1実施の形態の有機EL1Aを製造する場合と
同一工程で行われる(図4(a)〜(c))。
【0040】陽極4の上にCuPc有機膜5aの1層目
が成膜されると、第1ガスリンス処理として、ガラス基
板2がセットされたチャンバー内にN2 ガスを導入して
エージングする(図4(d))。具体的に、この第1ガ
スリンス処理では、N2 ガスを例えば100ml/mn
の流量でチャンバー内圧力が10〜100Paになるま
で導入し、5分間放置する。
が成膜されると、第1ガスリンス処理として、ガラス基
板2がセットされたチャンバー内にN2 ガスを導入して
エージングする(図4(d))。具体的に、この第1ガ
スリンス処理では、N2 ガスを例えば100ml/mn
の流量でチャンバー内圧力が10〜100Paになるま
で導入し、5分間放置する。
【0041】上記第1ガスリンス処理に引き続いて、第
2ガスリンス処理として、チャンバー内にNO2 ガスを
導入してN2 ガスをNO2 ガスに置換する(図4
(e))。具体的に、この第2ガスリンス処理では、N
O2 ガスを例えば100ml/mnの流量でチャンバー
内圧力が10〜100Paになるまで導入し、10分間
放置する。これにより、チャンバー内のNO2 ガスを成
膜直後に大気に曝さない状態でCuPc有機膜5aの1
層目に接触させる。そして、CuPc有機膜5aの表面
にNO2 ガスを十分吸着させ、膜中にNO2 ガスを浸透
させる。
2ガスリンス処理として、チャンバー内にNO2 ガスを
導入してN2 ガスをNO2 ガスに置換する(図4
(e))。具体的に、この第2ガスリンス処理では、N
O2 ガスを例えば100ml/mnの流量でチャンバー
内圧力が10〜100Paになるまで導入し、10分間
放置する。これにより、チャンバー内のNO2 ガスを成
膜直後に大気に曝さない状態でCuPc有機膜5aの1
層目に接触させる。そして、CuPc有機膜5aの表面
にNO2 ガスを十分吸着させ、膜中にNO2 ガスを浸透
させる。
【0042】上記第2ガスリンス処理を終えると、Cu
Pc有機膜5aの2層目を1層目の上に成膜する。この
CuPc有機膜5aの2層目以降について、所望とする
膜厚でCuPc有機膜5あが成膜されるまでは、各層が
成膜される毎に上記第2ガスリンス処理が行われる(図
4(f))。
Pc有機膜5aの2層目を1層目の上に成膜する。この
CuPc有機膜5aの2層目以降について、所望とする
膜厚でCuPc有機膜5あが成膜されるまでは、各層が
成膜される毎に上記第2ガスリンス処理が行われる(図
4(f))。
【0043】すなわち、所望とするCuPc有機膜5a
の膜厚をM(nm)(但し、M>0nm)、1回当たり
に成膜される膜厚をH(nm)とすると、その成膜回数
をNは、H・N≧Mの関係を満足するように成膜され
る。具体的に、所望とするCuPc有機膜の膜厚が60
nmで、1回当たりに成膜される膜厚が20nmであれ
ば、CuPc有機膜は3回に分けて成膜される。そし
て、この3回の成膜を終える毎に上記第2ガスリンス処
理が行われる。
の膜厚をM(nm)(但し、M>0nm)、1回当たり
に成膜される膜厚をH(nm)とすると、その成膜回数
をNは、H・N≧Mの関係を満足するように成膜され
る。具体的に、所望とするCuPc有機膜の膜厚が60
nmで、1回当たりに成膜される膜厚が20nmであれ
ば、CuPc有機膜は3回に分けて成膜される。そし
て、この3回の成膜を終える毎に上記第2ガスリンス処
理が行われる。
【0044】所望とする膜厚のCuPc有機膜5aが成
膜され、各層毎に上記第2ガスリンス処理を終えると、
再度チャンバー内を真空排気し、チャンバー内圧力を1
0-5Pa以下にした状態で、CuPc有機膜5aの上に
α−NPD有機膜5bを分子線蒸着法、抵抗加熱法等の
PVD法により成膜する(図4(g))。続いて、α−
NPD有機膜5bの上にAlq3 有機膜5cを成膜し
(図4(h))、更にAlq3 有機膜5cの上に陰極6
となる金属薄膜(例えばAl−Li膜)をPVD法によ
り成膜する(図4(i))。
膜され、各層毎に上記第2ガスリンス処理を終えると、
再度チャンバー内を真空排気し、チャンバー内圧力を1
0-5Pa以下にした状態で、CuPc有機膜5aの上に
α−NPD有機膜5bを分子線蒸着法、抵抗加熱法等の
PVD法により成膜する(図4(g))。続いて、α−
NPD有機膜5bの上にAlq3 有機膜5cを成膜し
(図4(h))、更にAlq3 有機膜5cの上に陰極6
となる金属薄膜(例えばAl−Li膜)をPVD法によ
り成膜する(図4(i))。
【0045】その後、水分を極力取り除いた不活性ガス
(例えばドライ窒素)やドライエアによる雰囲気におい
て、ガラス基板2の外周部分に封着部材としての容器部
7を紫外線硬化接着剤により固着する(図4(j))。
これにより、内部の陽極4、有機層5及び陰極6が保護
され、有機EL1Bが完成する。
(例えばドライ窒素)やドライエアによる雰囲気におい
て、ガラス基板2の外周部分に封着部材としての容器部
7を紫外線硬化接着剤により固着する(図4(j))。
これにより、内部の陽極4、有機層5及び陰極6が保護
され、有機EL1Bが完成する。
【0046】このように、上記各実施の形態の有機EL
1(1A,1B)によれば、有機層5の一部を構成する
CuPc有機膜5aが電子受容性(酸化性)の強いガス
としてNO2 を含有しているので、CuPc有機膜5a
の導電率が上昇し、ホール注入効率を安定して向上させ
ることができる。これにより、図6の電圧−電流特性に
おける電流の閾値を低電圧側にシフトすることができ
る。その結果、有機EL1をダイナミック駆動するとき
においても、所望の輝度を得るための電圧を低電圧に設
定することが可能となり、駆動回路(ドライバーIC)
のコストダウンを図ることができる。しかも、有機EL
1を低電圧で駆動できることから、点灯中の寿命特性も
改善することができる。
1(1A,1B)によれば、有機層5の一部を構成する
CuPc有機膜5aが電子受容性(酸化性)の強いガス
としてNO2 を含有しているので、CuPc有機膜5a
の導電率が上昇し、ホール注入効率を安定して向上させ
ることができる。これにより、図6の電圧−電流特性に
おける電流の閾値を低電圧側にシフトすることができ
る。その結果、有機EL1をダイナミック駆動するとき
においても、所望の輝度を得るための電圧を低電圧に設
定することが可能となり、駆動回路(ドライバーIC)
のコストダウンを図ることができる。しかも、有機EL
1を低電圧で駆動できることから、点灯中の寿命特性も
改善することができる。
【0047】ここで、CuPc有機膜の膜厚に応じた各
実施の形態の有機EL1(1A,1B)と従来の有機E
Lのおける電圧−電流特性と電圧−輝度特性を図6及び
図7に示す。
実施の形態の有機EL1(1A,1B)と従来の有機E
Lのおける電圧−電流特性と電圧−輝度特性を図6及び
図7に示す。
【0048】図6及び図7に基づいて本実施の形態の有
機ELと従来の有機ELの各特性について比較すると、
まず、素子(有機EL)に15mA/cm2 の電流を流
す場合、CuPc有機膜5aの膜厚が60nmの第1実
施の形態の有機EL1Aでは、5.6Vの電圧が必要と
なる。CuPc有機膜5aの膜厚が20nmの第1実施
の形態の有機EL1Aでは、4.7Vの電圧が必要とな
る。CuPc有機膜5aの膜厚が20nmの第2実施の
形態の有機EL1Bでは、4.1Vの電圧が必要とな
る。
機ELと従来の有機ELの各特性について比較すると、
まず、素子(有機EL)に15mA/cm2 の電流を流
す場合、CuPc有機膜5aの膜厚が60nmの第1実
施の形態の有機EL1Aでは、5.6Vの電圧が必要と
なる。CuPc有機膜5aの膜厚が20nmの第1実施
の形態の有機EL1Aでは、4.7Vの電圧が必要とな
る。CuPc有機膜5aの膜厚が20nmの第2実施の
形態の有機EL1Bでは、4.1Vの電圧が必要とな
る。
【0049】これに対し、CuPc膜の膜厚が20nm
の従来の有機ELでは、図6からも明らかなように、上
記各実施の形態の有機EL1A,1Bよりも高い5.8
V程度の駆動電圧を必要とし、CuPc有機膜の膜厚が
60nmの従来の有機ELでは、更に高い6.7V程度
の駆動電圧を必要とする。
の従来の有機ELでは、図6からも明らかなように、上
記各実施の形態の有機EL1A,1Bよりも高い5.8
V程度の駆動電圧を必要とし、CuPc有機膜の膜厚が
60nmの従来の有機ELでは、更に高い6.7V程度
の駆動電圧を必要とする。
【0050】次に、400cd/m2 の輝度を得る場
合、CuPc有機膜の膜厚が60nmの第1実施の形態
の有機ELでは、5.6Vの電圧が必要となる。CuP
c有機膜の膜厚が20nmの第1実施の形態の有機EL
では、5Vの電圧が必要となる。CuPc有機膜の膜厚
が20nmの第2実施の形態の有機ELでは、3.7V
の電圧が必要となる。
合、CuPc有機膜の膜厚が60nmの第1実施の形態
の有機ELでは、5.6Vの電圧が必要となる。CuP
c有機膜の膜厚が20nmの第1実施の形態の有機EL
では、5Vの電圧が必要となる。CuPc有機膜の膜厚
が20nmの第2実施の形態の有機ELでは、3.7V
の電圧が必要となる。
【0051】これに対し、CuPc膜の膜厚が20nm
の従来の有機ELでは、図7からも明らかなように、上
記各実施の形態の有機ELよりも高い5.8Vの電圧を
必要とし、CuPc有機膜の膜厚が60nmの従来の有
機ELでは、更に高い6.7Vの電圧が必要とする。
の従来の有機ELでは、図7からも明らかなように、上
記各実施の形態の有機ELよりも高い5.8Vの電圧を
必要とし、CuPc有機膜の膜厚が60nmの従来の有
機ELでは、更に高い6.7Vの電圧が必要とする。
【0052】このように、同一電流又は同一輝度で比較
した場合、本実施の形態の有機EL1A,1Bによれ
ば、図6の電圧−電流特性及び図7の電圧−輝度特性を
従来の有機ELよりも低電圧側にシフトできることが判
る。
した場合、本実施の形態の有機EL1A,1Bによれ
ば、図6の電圧−電流特性及び図7の電圧−輝度特性を
従来の有機ELよりも低電圧側にシフトできることが判
る。
【0053】したがって、CuPc膜の膜厚を同一厚さ
とした場合、各実施の形態の有機EL1A,1Bによれ
ば、従来の有機ELより低い電圧で駆動することがで
き、消費電力の低減を図ることができる。
とした場合、各実施の形態の有機EL1A,1Bによれ
ば、従来の有機ELより低い電圧で駆動することがで
き、消費電力の低減を図ることができる。
【0054】そして、特に、第2実施の形態の構成及び
方法を採用してCuPc有機膜5aの膜厚を薄くすれ
ば、図6の電圧−電流特性における電流の閾値を更に低
電圧側にシフトさせることができる。但し、CuPc有
機膜5aの下地が透明導電膜の場合、CuPc有機膜5
aの膜厚を薄くすると、透明導電膜3の凹凸面による影
響を受けるため、透明導電膜3の平滑化処理が必要とな
る。この平滑化処理としては、ITO等の透明導電膜3
の成膜後に表面を研磨して平滑化するか、IDIXO等
の非晶質で透明導電膜3を成膜することが考えられる。
方法を採用してCuPc有機膜5aの膜厚を薄くすれ
ば、図6の電圧−電流特性における電流の閾値を更に低
電圧側にシフトさせることができる。但し、CuPc有
機膜5aの下地が透明導電膜の場合、CuPc有機膜5
aの膜厚を薄くすると、透明導電膜3の凹凸面による影
響を受けるため、透明導電膜3の平滑化処理が必要とな
る。この平滑化処理としては、ITO等の透明導電膜3
の成膜後に表面を研磨して平滑化するか、IDIXO等
の非晶質で透明導電膜3を成膜することが考えられる。
【0055】第2実施の形態の有機EL1Bによれば、
CuPc有機膜5aが各層毎にNO 2 ガスを吸着した多
層構造となっているので、CuPc膜5aの上層と下層
におけるガス分子の濃度が均一となり、CuPc膜5a
の膜厚方向のNO2 ガス分子濃度(図1及び図3におけ
るCuPc有機膜5aの点の分布)の傾斜、すなわちガ
ス分子濃度のバラツキを無くすことができる。
CuPc有機膜5aが各層毎にNO 2 ガスを吸着した多
層構造となっているので、CuPc膜5aの上層と下層
におけるガス分子の濃度が均一となり、CuPc膜5a
の膜厚方向のNO2 ガス分子濃度(図1及び図3におけ
るCuPc有機膜5aの点の分布)の傾斜、すなわちガ
ス分子濃度のバラツキを無くすことができる。
【0056】ところで、上述した各実施の形態の製造方
法では、N2 ガスの第1ガスリンス処理とNO2 ガスの
第2ガスリンス処理とを別々の工程で行うものとして説
明したが、例えばN2 :NO2 =98:2の比率による
混合ガスを用いてガスリンス処理を行ってもよい。これ
により、上記CuPc膜5aのN2 ガスの第1ガスリン
ス処理とNO2 ガスの第2ガスリンス処理を分けずに1
つの工程で実現することができる。
法では、N2 ガスの第1ガスリンス処理とNO2 ガスの
第2ガスリンス処理とを別々の工程で行うものとして説
明したが、例えばN2 :NO2 =98:2の比率による
混合ガスを用いてガスリンス処理を行ってもよい。これ
により、上記CuPc膜5aのN2 ガスの第1ガスリン
ス処理とNO2 ガスの第2ガスリンス処理を分けずに1
つの工程で実現することができる。
【0057】各実施の形態における有機層5は、図示の
3層構造に限定されるものではなく、ホール注入性有機
膜としてのCuPc有機膜5a及び発光層を含む構造で
あればよい。
3層構造に限定されるものではなく、ホール注入性有機
膜としてのCuPc有機膜5a及び発光層を含む構造で
あればよい。
【0058】各実施の形態において、透明導電膜3から
なる陽極4と金属薄膜からなる陰極6を逆転させた構成
としてもよい。この場合、有機層5を構成するCuPc
有機膜5a、α−NPD有機膜5b、Alq3 有機膜5
cも逆転して積層される。その際、使用されるガラス基
板2が必ずしも透明性を有する必要がなく、絶縁性を有
する有色の基板を用いることができる。
なる陽極4と金属薄膜からなる陰極6を逆転させた構成
としてもよい。この場合、有機層5を構成するCuPc
有機膜5a、α−NPD有機膜5b、Alq3 有機膜5
cも逆転して積層される。その際、使用されるガラス基
板2が必ずしも透明性を有する必要がなく、絶縁性を有
する有色の基板を用いることができる。
【0059】また、一対の電極(陽極4、陰極6)は、
少なくとも一方が透明性を有する導電材料で形成されて
いればよい。その際、両方の電極が透明性を有する導電
材料の場合には、一方の電極(陽極4)に仕事関数の大
きい透明性を有する導電材料(ITO)を使用し、他方
の電極(陰極6)に仕事関数の小さい透明性を有する導
電材料を使用する。
少なくとも一方が透明性を有する導電材料で形成されて
いればよい。その際、両方の電極が透明性を有する導電
材料の場合には、一方の電極(陽極4)に仕事関数の大
きい透明性を有する導電材料(ITO)を使用し、他方
の電極(陰極6)に仕事関数の小さい透明性を有する導
電材料を使用する。
【0060】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
有機ELによれば、有機層の一部を構成するCuPc有
機膜が電子受容性のガス(NO2 )を含有しているの
で、CuPc有機膜の導電率が上昇し、ホール注入効率
を安定して向上させることができる。
有機ELによれば、有機層の一部を構成するCuPc有
機膜が電子受容性のガス(NO2 )を含有しているの
で、CuPc有機膜の導電率が上昇し、ホール注入効率
を安定して向上させることができる。
【0061】これにより、電圧−電流特性における電流
の閾値を低電圧側にシフトすることができる。その結
果、有機ELをダイナミック駆動するときにおいても、
所望の輝度を得るための電圧を低電圧に設定することが
可能となり、駆動回路のコストダウンを図ることができ
る。しかも、有機ELを低電圧で駆動できることから、
点灯中の寿命特性も改善することができる。
の閾値を低電圧側にシフトすることができる。その結
果、有機ELをダイナミック駆動するときにおいても、
所望の輝度を得るための電圧を低電圧に設定することが
可能となり、駆動回路のコストダウンを図ることができ
る。しかも、有機ELを低電圧で駆動できることから、
点灯中の寿命特性も改善することができる。
【0062】特に、CuPc有機膜を複数層に分けて成
膜し、各層を成膜する毎に電子受容性のガス(NO2 )
で表面をリンス処理することにより、CuPc膜の上層
と下層におけるガス分子の濃度が均一となり、CuPc
膜の膜厚方向のガス分子濃度のバラツキを無くすことが
できる。
膜し、各層を成膜する毎に電子受容性のガス(NO2 )
で表面をリンス処理することにより、CuPc膜の上層
と下層におけるガス分子の濃度が均一となり、CuPc
膜の膜厚方向のガス分子濃度のバラツキを無くすことが
できる。
【図1】本発明のよる有機ELの第1実施の形態を示す
部分側断面図
部分側断面図
【図2】(a)〜(i)第1実施の形態の有機ELの製
造工程を示す側断面図
造工程を示す側断面図
【図3】本発明による有機ELの第2実施の形態を示す
部分側断面図
部分側断面図
【図4】(a)〜(j)第2実施の形態の有機ELの製
造工程を示す側断面図
造工程を示す側断面図
【図5】(a)〜(g)従来の有機ELの構成及び製造
工程を示す側断面図
工程を示す側断面図
【図6】CuPc有機膜の膜厚に応じた本発明の有機E
Lと従来の有機ELの電圧−電流特性を示す図
Lと従来の有機ELの電圧−電流特性を示す図
【図7】CuPc有機膜の膜厚に応じた本発明の有機E
Lと従来の有機ELの電圧−輝度特性を示す図
Lと従来の有機ELの電圧−輝度特性を示す図
1(1A,1B)…有機EL、3…透明導電膜、4…陽
極、5…有機層、5a…CuPc有機膜、6…陰極。
極、5…有機層、5a…CuPc有機膜、6…陰極。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも一方の電極が透明導電膜でな
る一対の電極間にホール注入性のCuPc有機膜を含む
有機層が積層された有機ELにおいて、 前記CuPc有機膜が電子受容性のガスを含有したこと
を特徴とする有機EL。 - 【請求項2】 前記電子受容性のガスがNO2 からなる
請求項1記載の有機EL。 - 【請求項3】 前記CuPc有機膜の膜厚が1nm〜2
00nmである請求項1記載の有機EL。 - 【請求項4】 少なくとも一方の電極が透明導電膜でな
る一対の電極間にホール注入性のCuPc有機膜を含む
有機層が積層された有機ELの製造方法において、 前記CuPc有機膜が成膜された後に、該CuPc有機
膜の表面を電子受容性のガスでリンス処理する工程を含
むことを特徴とする有機ELの製造方法。 - 【請求項5】 少なくとも一方の電極が透明導電膜でな
る一対の電極間にホール注入性のCuPc有機膜を含む
有機層が積層された有機ELの製造方法において、 前記CuPc有機膜を複数の層に分けて成膜する工程
と、 前記CuPc有機膜の各層を成膜する毎に電子受容性の
ガスで表面をリンス処理する工程とを含むことを特徴と
する有機ELの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10240483A JP2000068068A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 有機elとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10240483A JP2000068068A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 有機elとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000068068A true JP2000068068A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17060193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10240483A Pending JP2000068068A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 有機elとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000068068A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004064453A1 (ja) * | 2003-01-10 | 2004-07-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | 発光素子及びその作製方法 |
| US7247983B2 (en) | 2003-07-24 | 2007-07-24 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Manufacturing method of light emitting element |
| JP2011216473A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-10-27 | Mitsubishi Chemicals Corp | 有機電界発光素子の製造方法、有機電界発光素子、有機el照明、有機el表示装置、及び有機電界発光素子の製造装置 |
| US8288180B2 (en) | 2005-07-04 | 2012-10-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing light emitting device |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP10240483A patent/JP2000068068A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004064453A1 (ja) * | 2003-01-10 | 2004-07-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | 発光素子及びその作製方法 |
| JPWO2004064453A1 (ja) * | 2003-01-10 | 2006-05-18 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 発光素子及びその作製方法 |
| US7059928B2 (en) | 2003-01-10 | 2006-06-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Light emitting element and method for manufacturing the same |
| US7416464B2 (en) | 2003-01-10 | 2008-08-26 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Lighting emitting element and method for manufacturing the same |
| US7247983B2 (en) | 2003-07-24 | 2007-07-24 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Manufacturing method of light emitting element |
| US8288180B2 (en) | 2005-07-04 | 2012-10-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing light emitting device |
| US9196858B2 (en) | 2005-07-04 | 2015-11-24 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing light emitting device |
| JP2011216473A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-10-27 | Mitsubishi Chemicals Corp | 有機電界発光素子の製造方法、有機電界発光素子、有機el照明、有機el表示装置、及び有機電界発光素子の製造装置 |
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