[go: up one dir, main page]

JP2000059030A - 電磁波シールド材付プリント回路板およびその製造方法 - Google Patents

電磁波シールド材付プリント回路板およびその製造方法

Info

Publication number
JP2000059030A
JP2000059030A JP21934798A JP21934798A JP2000059030A JP 2000059030 A JP2000059030 A JP 2000059030A JP 21934798 A JP21934798 A JP 21934798A JP 21934798 A JP21934798 A JP 21934798A JP 2000059030 A JP2000059030 A JP 2000059030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic wave
shielding material
wave shielding
printed circuit
metal foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21934798A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Yokoyama
茂幸 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomoegawa Paper Co Ltd filed Critical Tomoegawa Paper Co Ltd
Priority to JP21934798A priority Critical patent/JP2000059030A/ja
Publication of JP2000059030A publication Critical patent/JP2000059030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性のある電磁波シールド材を安価に構成
することができる電磁波シールド材付プリント回路板を
提供する。 【解決手段】 回路パターン12aが設けられた基板b
の両側に、金属箔メッシュ3aからなる電磁波シールド
材Aを設けた。金属箔の可撓性を利用してフレキシブル
に構成することができ、また、金属箔は安価で量産可能
であるから製造コストの低減が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント配線板(FPB)、フレキシブル銅張積層板(FC
L)、ポリイミド樹脂を基材とするFPB(FPC)、
プリント配線板(PWB)等の電磁波シールド材付プリ
ント回路板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の電子回路の高周
波化に伴い、そのような電子回路から発せられる電磁波
により、他の電子機器に誤動作やノイズが発生する障害
が問題視されてきている。このため、近年においては、
電子回路を収容するケーシングに電磁波シールドを設け
る等の対策が講じられてきている。ところで、FPBな
どのプリント回路板に電磁波シールド材を設ける場合に
は、可撓性のあるものでなければならない。そこで、そ
のような用途のための材料として、ステンレス等の金属
製の繊維を不織布にしたものが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、金属製の不
織布は、金属繊維を短尺に切断してバインダー中に均一
に分散させ、これをシート化した後に繊維どうしを焼結
するという複雑かつ多くの工程を必要とするため、極め
て高価になるという欠点がある。しかも、不織布のまま
では繊維が分離、脱落して回路のショートの原因となる
ため、その対策も講じなければならず、多くの問題点を
有するものであった。一方、ポリエステル繊維の表面に
銅やニッケルをメッキした不織布も提供されているが、
このような不織布は折曲げに弱く、表面のメッキが割れ
易いという欠点があった。よって、本発明は上記事情に
鑑みてなされたもので、可撓性のある電磁波シールド材
を安価に構成することができる電磁波シールド材付プリ
ント回路板およびその製造方法を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁波シールド
材付プリント回路板は、回路パターンが設けられた基板
の両側に、金属箔メッシュからなる電磁波シールド材を
設けたことを特徴としている。このような電磁波シール
ド材付プリント回路板(以下、単にプリント回路と称す
る)では、回路パターンの両面に電磁波シールド材を設
けているため、シールド効果は申し分なく、かつ、電磁
波シールド材を金属箔メッシュで構成しているため、柔
軟性は充分でしかも薄くかつ軽量で低価格である。
【0005】本発明は、たとえばノート型パソコンの本
体とディスプレイとを接続するプリント回路板などにも
適用可能であり、そのような場合には、基板及び電磁波
シールド材は、可撓性のある材料で形成される。また、
上記のようなプリント回路板の使用態様では、その曲げ
る方向が一定しているため、電磁波シールド材の強さに
方向性を持たせると好適である。具体的には、電磁波シ
ールド材を縦方向と横方向のライン部からなる格子状に
形成し、かつ、縦方向と横方向のライン部の幅を互いに
異ならせることができる。そして、応力の作用状態等の
使用状況に応じて電磁波シールド材の向きを適宜設定す
ることにより、より少ない材料で応力に耐えるように構
成することができる。また、基板を挟むように絶縁板を
さらに積層すると、絶縁効果がさらに向上するので好ま
しい。
【0006】本発明における金属箔メッシュのパターン
は任意であり、単純な格子状、ハニカム状、あるいは不
規則な模様を構成するものであっても良い。また、金属
箔の素材としては、圧延加工等の塑性加工によって製造
されたものや、電解銅箔を用いることができる。いずれ
の金属箔も、軟化のための焼鈍を経たものを用いるのが
好ましい。また、金属箔メッシュのパターンを形成する
方法としては、例えば、所定の厚さの圧延材からなる金
属箔にパンチング加工により孔を穿設する等の方法が挙
げられるが、後に詳述するエッチングが多数の孔を高精
度に配列することが容易なため好適である。そして、金
属箔に多数の孔が穿設されてメッシュパターンが形成さ
れることにより可撓性が大幅に向上する。
【0007】本発明における金属箔メッシュの材料とし
ては、銅、鉄、ニッケル、アルミニウム、金、銀、プラ
チナ等の金属や、これら金属の2種以上の合金(例えば
銅−ニッケル合金、ステンレス等)、さらには金属化合
物等の箔化が可能な金属系材料が用いられる。また、酸
化防止等、必要に応じて表面をメッキ処理したものも適
宜に用いることができる。特に好ましくは、銅、アルミ
ニウム、鉄、ニッケルの合金もしくは金属化合物で、圧
延等により箔化が容易なものであれば安価に製造可能で
あることから好ましい。また、その厚さはできるだけ薄
い方が好ましく、5〜100μm、より好ましくは10
〜50μmである。以上のようなメッシュパターンを有
する金属箔メッシュを、回路パターンが設けられた基板
の両側に張り合わせることにより、上記した本発明の電
磁波シールド材付プリント回路板を製造することができ
る。あるいは、以下に説明する本発明の製造方法を用い
ることにより、少ない工程で製造することができる。
【0008】すなわち、本発明のプリント回路板の製造
方法は、基体の両面に金属箔を設け、(1)一方の面の
金属箔にフォトレジスト法によるエッチングを施して回
路パターンを形成し、(2)他方の面の金属箔にフォト
レジスト法によるエッチングを施すことによりメッシュ
パターンを有する電磁波シールド材を設け、(3)回路
パターンの表面にフォトレジスト法によるエッチングに
よって形成されたメッシュパターンを有する電磁波シー
ルド材を設けるプリント回路板の製造方法において、
(1)のエッチングと、(2)または(3)のエッチン
グとを同時に行うことを特徴としている。
【0009】上記製造方法によれば、電磁波シールド材
のメッシュパターンと、回路パターンまたは他方の電磁
波シールドのメッシュパターンを一度に形成することが
できるので、工程数が減って製造コストを低減すること
ができる。なお、一般的には、(1)のエッチングと
(2)のエッチングとを同時に行うのが簡便で好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の第
1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態に係るプ
リント回路基板に用いる電磁波シールド材を示してい
る。この電磁波シールド材は、電解銅箔等の可撓性を有
する金属箔の全体に、格子状のメッシュパターン40が
形成された金属箔メッシュ3aを備えている。この場合
のメッシュパターン40は、図2に示すように、金属箔
に規則的に穿設された多数の正方形状の孔41と、これ
ら孔41の周囲の金属箔部分であるライン部42とから
構成される。メッシュパターン40の寸法としては、例
えば、ライン部42の幅が25μm、孔41の一辺(ラ
イン部42のピッチ)が500μm、開口率91%とさ
れる。この電磁波シールド材は、弾性変形ないし塑性変
形が可能であって、折り曲げたり巻いたり、あるいは切
断したりすることが容易なシート状の金属箔メッシュ3
aからなっている。
【0011】次に、上記電磁波シールド材の製造方法と
ともに、この電磁波シールド材を用いてプリント回路板
を製造する方法を、図3〜図11を参照して説明する。
まず、図3に示すように、ベースフィルム1の表面に粘
着剤層2aを設ける。ベースフィルム1としては、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)、ポリイミド等の各
種樹脂フィルムが用いられ、その厚さは25〜100μ
m程度とされる。また、粘着剤層2aの粘着剤として
は、アクリル系粘着剤などが好ましく用いられ、その層
厚は5〜40μm程度とされる。
【0012】次いで、金属箔3の表面に接着剤層2bを
設け、図4に示すように、この接着剤層2bと上記粘着
剤層2aを張り合わせる。接着剤層2aの接着剤として
は、エポキシ、フェノール等の樹脂にエラストマーを添
加した熱硬化性接着剤が好ましく用いられ、その層厚は
5〜40μm程度とされる。なお、粘着剤層2aを設け
ずに接着剤層2bのみを設けることもできる。
【0013】次いで、図5に示すように、金属箔3の表
面にレジスト4をラミネートする。次いで、図6に示す
ように、レジスト4の表面に、形成するメッシュパター
ンが光透過部として印刷されたフィルム状のマスク5を
積層した後、マスク5上から紫外線を照射する。レジス
ト4の厚さは10〜25μm程度が好適とされ、また、
紫外線の照射量は80〜160mj程度が好適とされ
る。紫外線の照射により、マスク5の光透過部に対応す
る部分のレジスト4が露光され、その露光部が金属箔上
に印刷される。
【0014】次いで、マスク5を除去し、さらに、炭酸
ソーダ水溶液等のレジスト除去用の処理液に全体を浸漬
して、未露光部すなわち未印刷部のレジスト4を除去す
る。これにより、図7に示すようにレジスト4からなる
メッシュパターンが金属箔3の表面に現像される。次
に、エッチング液(例えば塩酸中に塩化第二鉄を溶解さ
せた液)中に全体を浸漬することにより、図8に示すよ
うに未現像部に対応する部分の金属箔3をエッチング
し、金属箔メッシュ3aを形成する。この後、苛性ソー
ダ希釈液等のレジスト除去用の処理液に全体を浸漬し
て、図9に示すように残っていた現像部のレジスト4を
除去する。こうして電磁波シールド材Aが完成される。
【0015】次に、上記電磁波シールド材Aからベース
フィルム1を剥がしてプリント基板bまたはcの両面に
貼着してプリント回路板を完成する(図10参照)。ま
ず、プリント基板bは、ベースフィルム10の表面に接
着剤層11を設け、この接着剤層11の表面に回路パタ
ーン12aを形成して、さらにその表面に絶縁層13と
カバーフィルム14を順次積層して構成されている。ベ
ースフィルム10としては、PET、ポリイミド等の各
種樹脂フィルムが好適に用いられ、接着剤層11には、
ニトリルゴムフェノール、ポリアミドフェノール等の熱
硬化接着剤が用いられる。この接着剤層11には、たと
えば電解銅箔が密着させられ、加熱して両者を接着した
後、前記したと同様のフォトレジストによるエッチング
で回路パターン12aが形成される。絶縁層13には、
アクリル樹脂などの粘着剤や、エポキシ、フェノール等
の樹脂にエラストマーを添加した熱硬化性接着剤が好ま
しく用いられる。カバーフィルム14は、回路パターン
12aの絶縁をより確実にするためのもので、PET、
ポリイミド等の各種樹脂フィルムにより構成される。
【0016】ここで、プリント基板cは、接着剤層11
を用いずに、ベースフィルム10に直接回路パターン1
2aを形成した点でプリント基板bと異なっている。プ
リント基板cでは、ベースフィルム10表面に、メッ
キ、スパッタリング、真空蒸着等の手段を用いて銅箔層
を形成し、この銅箔層に前述したと同等のフォトレジス
トによるエッチングを施して回路パターン12aを形成
する。
【0017】図11にプリント基板aおよびbから完成
されたプリント回路板B、Cの層構成を示す。プリント
回路板B、Cの最外層である金属箔メッシュ3aの表面
には、メッキや樹脂をコーティングすることが望まし
く、これにより、電磁波シールド材Aの耐久性を高める
ことができる。なお、図11において接着剤層2bは、
熱キュアーされていることを示すために、その断面の表
示を従前の図面におけるドットから斜線に変更してある
(以下の図面も同様の表示を行った)。
【0018】上記プリント回路板B、Cでは、1層の回
路パターン12aを設けているが、図12および図13
に示すように、回路パターン12aを2層またはもっと
多層に設けることができる。図12(A)は、ベースフ
ィルム10を挟むようにして接着剤層11、回路パター
ン12a、絶縁層13および電磁波シールド材Aを順次
積層したものであり、同図(B)は、接着剤層11を設
けずにベースフィルム10に直接回路パターン12aを
設けたものである。
【0019】また、図13に示すプリント回路板は、ベ
ースフィルム10の両面に回路パターン12aを直接設
け、ベースフィルム10同士の間に絶縁層15を介して
回路パターン12aを4層にしたものである。この場合
の絶縁層15には、コアに接着剤を含浸させたものを用
いることができる。たとえば、ガラスエポキシ、液晶ポ
リマーにBTレジン(三菱ガスフォルドマックス)を含
浸させたもの、あるいは、PPEにアラミド(松下アデ
ィティブ)を含浸させたものを用いることができる。
【0020】以上のプリント回路板は可撓性があり種々
の用途に用いることができる。また、両面に電磁波シー
ルド材Aを積層しているため、電磁波の遮蔽性は極めて
高い。さらに、回路パターン12aを挟むようにしてカ
バーフィルム14を設けているので絶縁性も高く、電子
回路としての信頼性は非常に高いものとなる。なお、図
13に示すプリント回路板では、ベースフィルム10に
直接回路パターン12aを設けているが、前述の接着剤
層11を介して設けることもできる。さらに、もっと多
層に回路パターン12aを設けることも可能である。
【0021】次に、本発明のプリント回路板の製造方法
を図14〜図18を参照して説明する。まず、図14
(A)に示すように、カバーフィルム14、接着剤層2
bおよび金属箔3からなる層構成の電磁波シールド材素
材と、接着剤層11および銅箔12からなる層構成のプ
リント基板素材とを貼り合わせる。そして、この両面
に、フォトレジストによるエッチングを行い、図15
(A)に示すように、金属箔3から金属箔メッシュ3a
を、銅箔12から回路パターン12aを形成する。な
お、図15(A)に示す状態では接着剤層2b,11は
熱キュアーされているので、断面を斜線で示している。
次いで、回路パターン12aの表面に絶縁層13を設
け、絶縁層13の表面に、カバーフィルム14、接着剤
層2bおよび金属箔メッシュ3aからなる層構成の電磁
波シールド材A’を積層プレスにより貼り合わせ、図1
6(A)に示すプリント回路板を得る。
【0022】以上は、一方のカバーフィルム14の両面
に、接着剤層2b,11を介して金属箔メッシュ3aと
回路パターン12aを設けた例であるが、両者をカバー
フィルム14に直接設けることもできる。図14〜16
の(B)はそのような製造方法を示すもので、まず、図
14(B)に示すように、カバーフィルム14の両面に
金属箔3と銅箔12をスパッタリング等の適当な手段で
金属箔層3と銅箔層12を形成し、次いで、図15
(B)に示すように、その両面にフォトレジストによる
エッチングを施して金属箔メッシュ3aおよび回路パタ
ーン12aを形成する。次いで、回路パターン12aの
表面に絶縁層13を設け、絶縁層13の表面に、カバー
フィルム14、接着剤層2bおよび金属箔メッシュ3a
からなる層構成の電磁波シールド材Aを積層プレスによ
り貼り合わせ、図16(B)に示すプリント回路板を得
る。
【0023】また、図17および図18は、カバーフィ
ルム14を1層だけ設けた例を示すものである。まず、
図17(A)に示すように、接着剤層2bおよび金属箔
3からなる層構成の電磁波シールド素材と、カバーフィ
ルム14、接着剤層11および銅箔12からなる層構成
のプリント基板素材とを貼り合わせる。そして、この両
面に、フォトレジストによるエッチングを行い、図17
(B)に示すように、金属箔3から金属箔メッシュ3a
を、銅箔12から回路パターン12aを形成する。な
お、同図(B)に示す状態では接着剤層2b、11は熱
キュアーされているので斜線で示している。次いで、回
路パターン12aの表面に絶縁層13を設け、絶縁層1
3の表面に、接着剤層2bおよび金属箔メッシュ3aか
らなる層構成の電磁波シールド材Aを積層プレスにより
貼り合わせ、図18(A)に示すようなカバーフィルム
14を1層だけ有するプリント回路板を得る。
【0024】さらに、図18(B)に示すプリント回路
板は、図15(B)に示す積層構造の回路パターン12
aの表面に絶縁層13を設け、絶縁層13の表面に、接
着剤層2bおよび金属箔メッシュ3aからなる層構成の
電磁波シールド材Aを積層プレスにより貼り合わせたも
のである。
【0025】次に、図19は、電磁波シールドの金属箔
メッシュのライン部の幅を縦と横で互いに異ならせた例
を示すものである。図に示す曲げ方向に対して引張応力
が作用するような使用状況では、同図(B)に示すよう
に、太いライン部を曲げ方向に向けて配置するのが望ま
しい。また、曲げの曲率が大きく、かなりのフレキシビ
リティが要求されるような使用状況では、細いライン部
を曲げ方向に向けて配置するのが望ましい。
【0026】
【実施例】次に、本発明に基づく実施例により、本発明
の効果をより明らかにする。 [実施例1]厚さ36μmの銅箔の片面に、乾燥後の厚
さが20μmになるようNBR−フェノール系接着剤層
を形成し、硬化させた後、厚さが20μmになるように
アクリル系粘着剤層を形成し、離型処理を施したPET
フィルムを積層し、さらに、フォトレジスト法により格
子状のメッシュパターンを形成して図1に示すような電
磁波シールド材を作製した。メッシュパターンの寸法
は、ライン部の幅25μm、孔の一辺(ライン部のピッ
チ)400μmで、開口率は89%である。なお、開口
率は、孔の面積に孔の周囲の金属箔の幅(ライン幅)の
1/2を加えた外形面積に対する孔の面積比で計算し
た。該電磁波シールド材を用いて図10に示す構成
(B)のプリント回路板を作成した。
【0027】[実施例2]銅箔をアルミニウム箔に、ま
た、孔の形状を六角形に変更した以外は実施例1と同様
にして実施例2における電磁波シールド材及びプリント
回路板を作製した。メッシュパターンの寸法は、孔の対
角線の径400μm、ライン部の幅30μm、開口率7
6%である。
【0028】[実施例3]銅箔をステンレス箔とし、縦
方向ライン幅を25μm、横方向ライン幅を50μm、
孔の対角線の径400μmで開口率を84%とした以外
は実施例1と同様にして実施例3における電磁波シール
ド材及びプリント回路板を作製した。
【0029】[実施例4]厚さ50μmのポリイミドフ
ィルムの両面に、NBR−フェノール系接着剤を積層
し、さらに、厚さ18μmの銅箔を貼り合わせ、上記接
着剤を硬化させた。両面の銅箔にレジストを塗布した
後、一方の面には回路パターンを、他方の面には実施例
3と同じメッシュパターンを露光した。次いで、現像後
のシートに対して両面同時にエッチングした。次に、回
路パターン面に、実施例3で得られた電磁波シールド材
を貼り合わせ、本発明の製造方法によるプリント回路板
を作製した。
【0030】[比較例1]市販の金網(目開き200メ
ッシュ)を、比較例1における電磁波シールド材とし
た。
【0031】[比較例2]ポリエステル芯繊維に銅/ニ
ッケルを無電解メッキした市販の光透過性導電メッシュ
(線径43μm、目開き200メッシュ、厚さ66μ
m、商品名:デンジーメッシュMT3−100、日清紡
績社製)を、比較例2における電磁波シールド材とし
た。
【0032】上記各実施例の電磁波シールド材のPET
フィルムおよび粘着剤層を除去して金属箔メッシュ単体
としたものを各実施例のサンプルとし、これら実施例の
サンプルおよび各比較例につき、ADVANTEST社
製スペクトラムアナライザーTR4172(評価部はT
R17301)を使用し、500MHzにおける電磁波
遮蔽率を測定した。上記試験の結果は、次の表1の通り
であった。
【0033】
【表1】
【0034】表1に示すように、実施例で作製した電磁
波シールド材は、比較例と較べて電磁波シールド性が高
く、プリント基板の両側に設けてプリント配線板を構成
したときに良好な電磁波遮蔽性を示すものと推測され
る。
【0035】[折り曲げ試験]上記実施例1〜3のプリ
ント回路板および実施例4のプリント回路板(縦20c
mm×横10cm)を作製した。次いで、このプリント
回路板の両端を1分に2回の割合で10000回合わせ
る折り曲げ試験を行った後、金属箔メッシュの状態を観
察した。その結果、金属箔メッシュに損傷や塑性変形は
認められず、十分なフレキシビリティを有していること
が確認された。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプリント回
路板によれば、回路パターンの両側に金属箔メッシュか
らなる電磁波シールド材を設けているため、シールド効
果は申し分なく、かつ、柔軟性は充分でしかも薄くかつ
軽量で、製造工程が少なく低価格で製造可能であるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電気部品用電磁波
シールド材を概念的に示す平面図である。
【図2】 図1のII部分の拡大図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る電磁波シールド材
の好適な製造方法における第1工程の概念図である。
【図4】 同製造方法の第2工程の概念図である。
【図5】 同製造方法の第3工程の概念図である。
【図6】 同製造方法の第4工程の概念図である。
【図7】 同製造方法の第5工程の概念図である。
【図8】 同製造方法の第6工程の概念図である。
【図9】 同製造方法の第7工程の概念図である。
【図10】 同製造方法の第8工程の概念図である。
【図11】 同製造方法で製造されたプリント回路板の
層構成を示す概念図であり、(A)はベースフィルムに
接着剤層を介して回路パターンを形成した例、(B)は
ベースフィルムに直接回路パターンを形成した例を示
す。
【図12】 同製造方法で製造されたプリント回路板の
他の層構成を示す概念図であり、(A)はベースフィル
ムに接着剤層を介して回路パターンを形成した例、
(B)はベースフィルムに直接回路パターンを形成した
例を示す。
【図13】 同製造方法で製造されたプリント回路板の
他の層構成を示す概念図であり、ベースフィルムに直接
回路パターンを形成した例を示す。
【図14】 本発明の製造方法における第1工程の概念
図である。
【図15】 同製造方法における第2工程の概念図であ
る。
【図16】 同製造方法で製造されたプリント回路板の
層構成を示す概念図であり、(A)はカバーフィルムに
接着剤層を介して回路パターン等を形成した例、(B)
はカバーフィルムに直接回路パターン等を形成した例を
示す。
【図17】 本発明の他の製造方法における第1工程の
概念図である。
【図18】 図17の製造方法で製造されたプリント回
路板の層構成を示す概念図であり、(A)はカバーフィ
ルムに接着剤層を介して回路パターン等を形成した例、
(B)はカバーフィルムに直接回路パターン等を形成し
た例を示す。
【図19】 プリント回路板の曲げ方向とライン部の方
向との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1,10…ベースフィルム、2a…粘着剤層、2b…接
着剤層、3…金属箔、3a…金属箔メッシュ、12a…
回路パターン、A,A’…電磁波シールド材、 B,C
…プリント回路板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E321 AA17 BB21 BB25 BB41 BB44 GG05 GG09 5E346 AA06 AA11 AA12 AA15 AA16 AA32 AA35 BB01 BB02 BB04 BB06 CC10 CC31 CC41 DD02 DD12 DD32 DD44 DD48 EE02 EE12 EE13 GG01 GG02 GG18 GG22 GG28 HH11 HH31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンが設けられた基板の両側
    に、金属箔メッシュからなる電磁波シールド材を設けた
    ことを特徴とする電磁波シールド材付プリント回路板。
  2. 【請求項2】 前記基板及び前記電磁波シールド材は、
    所定の方向に曲げて使用され得るように可撓性のある材
    料で形成され、上記電磁波シールド材は、縦方向と横方
    向のライン部からなる格子状に形成されるとともに、縦
    方向と横方向のライン部の幅が互いに異なることを特徴
    とする請求項1に記載の電磁波シールド材付プリント回
    路板。
  3. 【請求項3】 前記基板を挟むように絶縁板をさらに積
    層したことを特徴とする請求項1または2に記載の電磁
    波シールド材付プリント回路板。
  4. 【請求項4】 基体の両面に金属箔を設け、(1)一方
    の面の金属箔にフォトレジスト法によるエッチングを施
    して回路パターンを形成し、(2)他方の面の金属箔に
    フォトレジスト法によるエッチングを施すことによりメ
    ッシュパターンを有する電磁波シールド材を設け、
    (3)上記回路パターンの表面にフォトレジスト法によ
    るエッチングによって形成されたメッシュパターンを有
    する電磁波シールド材を設ける電磁波シールド材付プリ
    ント回路板の製造方法において、 上記(1)のエッチングと、上記(2)または(3)の
    エッチングとを同時に行うことを特徴とする電磁波シー
    ルド材付プリント回路板の製造方法。
JP21934798A 1998-08-03 1998-08-03 電磁波シールド材付プリント回路板およびその製造方法 Pending JP2000059030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21934798A JP2000059030A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 電磁波シールド材付プリント回路板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21934798A JP2000059030A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 電磁波シールド材付プリント回路板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000059030A true JP2000059030A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16734038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21934798A Pending JP2000059030A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 電磁波シールド材付プリント回路板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000059030A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003249791A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Hitachi Chem Co Ltd ディスプレイ用光透過性電磁波シールドフィルタ及びその基材とその製造方法
CN103260360A (zh) * 2012-02-17 2013-08-21 宏达国际电子股份有限公司 线路板及其构造单元与制作工艺
EP2639821A3 (en) * 2012-02-17 2015-03-04 HTC Corporation Circuit board, structural unit thereof and manufacturing method thereof
KR20170087274A (ko) * 2016-01-20 2017-07-28 미래나노텍(주) 전자 기기를 위한 플렉서블 쉴드 캔

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003249791A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Hitachi Chem Co Ltd ディスプレイ用光透過性電磁波シールドフィルタ及びその基材とその製造方法
CN103260360A (zh) * 2012-02-17 2013-08-21 宏达国际电子股份有限公司 线路板及其构造单元与制作工艺
EP2639821A3 (en) * 2012-02-17 2015-03-04 HTC Corporation Circuit board, structural unit thereof and manufacturing method thereof
KR20170087274A (ko) * 2016-01-20 2017-07-28 미래나노텍(주) 전자 기기를 위한 플렉서블 쉴드 캔
KR102453382B1 (ko) * 2016-01-20 2022-10-11 미래나노텍(주) 전자 기기를 위한 플렉서블 쉴드 캔

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2008035416A1 (en) Flex-rigid printed circuit board, and method for manufacturing the flex-rigid printed circuit board
CN1984528A (zh) 柔性布线电路板
TWI700619B (zh) 透明導電組件、包含其之觸碰式感測器及其製造方法
TW201720241A (zh) 多層撓性印刷配線板及其製造方法
CN100586251C (zh) 布线电路板
TW200412205A (en) Double-sided printed circuit board without via holes and method of fabricating the same
US20090134530A1 (en) Wiring substrate and method of manufacturing the same
JP5256747B2 (ja) セミアディティブ法による銅配線絶縁フィルムの製造法、及びこれらから製造された銅配線絶縁フィルム
KR102367643B1 (ko) Fpc 일체형 정전 용량 스위치 및 그 제조 방법
JP2000059030A (ja) 電磁波シールド材付プリント回路板およびその製造方法
JP4318585B2 (ja) 配線回路基板
JP2007250884A (ja) フレキシブルプリント基板およびその製造方法
CN102223764A (zh) 软性电路板的制作方法
JP2003069164A (ja) フラットパネルディスプレイ用フレキシブル配線回路基板
JP3477460B2 (ja) Cof用積層フィルム及びcofフィルムキャリアテープ
US20250071890A1 (en) Stretchable circuit board assembly and method for manufacturing the same
US20070246248A1 (en) Flexible printed circuit board
JP2009141129A (ja) フレキシブルプリント配線板およびその製造方法
JP2009267109A (ja) フレキシブル配線基板、フレキシブル半導体装置および液晶表示装置
JP2000091048A (ja) 導通補助材及びその製造方法
JPS61212089A (ja) プリント配線基板
JP2000068620A (ja) 回路基板及びその製造方法
JP4317101B2 (ja) 配線回路基板
KR102138341B1 (ko) 고연성 니켈/주석 도금을 이용한 필름형 안테나 및 그 제조방법
JP2005332906A (ja) フレキシブルプリント配線板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021224