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JP2000058568A - 半導体装置の製造方法および半導体装置用製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置用製造装置

Info

Publication number
JP2000058568A
JP2000058568A JP10230487A JP23048798A JP2000058568A JP 2000058568 A JP2000058568 A JP 2000058568A JP 10230487 A JP10230487 A JP 10230487A JP 23048798 A JP23048798 A JP 23048798A JP 2000058568 A JP2000058568 A JP 2000058568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape carrier
height
resin
nozzle
semiconductor chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP10230487A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayumi Kanemoto
亜由美 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10230487A priority Critical patent/JP2000058568A/ja
Publication of JP2000058568A publication Critical patent/JP2000058568A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H10W72/0711
    • H10W72/701
    • H10W72/874

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープキャリアからノズルの先端までの高さ
を常に最適な一定の値に高精度に設定できるようにし、
作業安定性に優れた封止が行えるようにする。 【解決手段】 半導体チップ20がボンディングされた
テープキャリア11に対し、テープキャリア11の上方
に配置されたノズル3の先端から樹脂21を塗布して半
導体チップ20を樹脂封止する毎に、樹脂21を塗布す
るに先立ち、テープキャリア11をクランパー5にて上
方から押圧することにより処理台4に密着固定してこの
状態でテープキャリア11の高さを測定手段6により測
定し、次いで測定手段6が測定して得たテープキャリア
11の高さを基準にしてノズル3の先端の高さ位置を調
整するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法および半導体装置用製造装置に関し、特にTAB
(Tape Automated Bonding) 技術を用いた半導体装置の
製造において、その樹脂封止工程に適用される半導体装
置の製造方法および該方法に用いる半導体装置用製造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置(半導体パッケージ)
の製造方法としては、例えばTAB技術を用いた製造方
法が知られている。この製造方法では、まず、図3
(a),(b)に示すように予め用意したテープキャリ
ア11の一素子単位に接着剤17を介して金属製の補強
プレート18を接着し、続いて図3(c)に示すように
テープキャリア11に半導体チップ(半導体素子)20
を接続(ボンディング)する工程を行う。
【0003】テープキャリア11は、例えば、ポリイミ
ド等の絶縁性の有機フィルム12上に銅回路からなる導
電パターン13が形成されたものである。有機フィルム
12には、半導体チップ20の搭載部分に矩形の貫通孔
(デバイスホール)14が形成され、かつ導電パターン
13を外部電極として取り出すための孔15が形成され
ている。また導電パターン13からは、貫通孔14の周
縁より内側にインナーリード16が延出形成されてい
る。
【0004】上記の補強プレート18は、半導体チップ
20の搭載部分に矩形の孔19が穿設されたもので、テ
ープキャリア11の導電パターン13側に接着剤17を
介して接着される。そして、テープキャリア11の貫通
孔14および補強プレート18の孔19の位置に半導体
チップ20を配置してインナーリード16と半導体チッ
プ20の上面に形成された電極パッド(図示略)とをボ
ンディングする。
【0005】テープキャリア11に半導体チップ20を
ボンディングした後は、半導体チップ20を外部環境の
湿気や塵埃等から保護するために、少なくとも半導体チ
ップ20の上面およびインナーリード16全体をエポキ
シ系樹脂等によって樹脂封止しパッケージ化する工程を
行う。樹脂封止する方法としては、例えば液状樹脂を流
し込む方法が知られている。この方法は、テープキャリ
ア11を保持している銅製の外枠を台の上に固定し、図
4に示すように液状樹脂21をノズル3より定圧で吐出
して少なくとも半導体チップ20の上面およびインナー
リード16全体を覆うように塗布し、加熱処理等によっ
て硬化することにより封止する方法である。液状樹脂
は、トランスファー成形法に比べて樹脂の廃棄分が少な
く、塗布方法の自由度も高いので、BGA(Ball Grid
Array)やCSP(Chip Size Package)等の高密度実装向
け半導体装置の製造に多く用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の半導体
装置の製造方法では、樹脂封止工程において安定した樹
脂塗布量、塗布状態を得るために定圧で樹脂を吐出して
いる。そのため、テープキャリアからノズル先端までの
高さ、具体的にはテープキャリアにボンディングされた
半導体チップからノズルの先端までの高さや、半導体チ
ップの電極パッドにボンディングされたインナーリード
からノズルの先端までの高さを高精度に一定に保つこと
が必要となっており、特に後者のインナーリードからノ
ズルの先端までの高さを高精度に一定に保つことが必須
となっている。そこで、従来では、樹脂を塗布する前に
予め、各テープキャリアを保持する外枠の上面またはテ
ープキャリアのポリイミド上面を基準に、最も安定して
塗布作業が行える一定の高さにノズルの先端を設定して
いる。
【0007】しかしながら、半導体チップがボンディン
グされたテープキャリア側では、テープキャリアをこれ
を保持する外枠によって台の上に固定しているものの、
テープキャリアの高さが安定しないという不具合が生じ
る。すなわち、テープキャリア自体がコーナー4か所に
形成されている吊り部のみで外枠に保持されていること
から、外枠を介してテープキャリアを固定する台に、テ
ープキャリアの最下面となる補強プレートの裏面あるい
は半導体チップの裏面が高精度に密着しない。よって、
テープキャリアの吊り部の微妙な変形によりテープキャ
リアの浮き等が発生し易く、テープキャリアの高さが安
定しないのである。
【0008】そして、テープキャリアの高さが安定しな
いことが原因になって半導体チップからノズルの先端ま
での高さや、ボンディング後のインナーリードからノズ
ルの先端までの高さがテープキャリア毎にばらつき、安
定した封止作業が行えない、樹脂封止された半導体装置
の品質の低下を招く等の課題が生じている。
【0009】このような現状から、半導体装置の製造に
おける樹脂封止工程において、半導体チップからノズル
の先端までの高さや、ボンディング後のインナーリード
からノズルの先端までの高さを最適な一定の値に高精度
に設定できる技術が切望されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導
体チップがボンディングされたテープキャリアに対し、
テープキャリアの上方に配置されたノズルの先端から樹
脂を塗布して半導体チップを樹脂封止する毎に、樹脂を
塗布するに先立ち、テープキャリアを上方から押圧する
ことにより処理台に密着固定してこの状態でテープキャ
リアの高さを測定し、次いで測定して得たテープキャリ
アの高さを基準にしてノズルの先端の高さ位置を調整す
る工程を行うようになっている。
【0011】上記発明では、テープキャリアを上方から
押圧することにより処理台に密着固定するため、従来の
ようにテープキャリアが処理台から浮くことがなく、テ
ープキャリアの高さを精度良く測定することが可能にな
る。また半導体チップを樹脂封止する毎、つまり素子単
位毎にテープキャリアの高さを測定し、測定結果を基準
にしてノズルの先端の高さ位置を調整するため、たとえ
素子単位間でテープキャリアの高さにばらつきがあって
も、このばらつきが反映されることなくテープキャリア
からノズル先端までの高さ、つまりボンディング後のイ
ンナーリードとからノズルの先端までの高さや半導体チ
ップからノズルの先端までの高さを常に最適な一定の値
に設定することが可能になる。またテープキャリアを処
理台に密着したままノズルから樹脂を吐出させれば、設
定通りの樹脂塗布量および塗布状態に樹脂が精度良く塗
布される。
【0012】また上記課題を解決するための本発明に係
る半導体装置用製造装置は、半導体チップがボンディン
グされてなるテープキャリアのその半導体チップに、テ
ープキャリアの上方に配置されたノズルの先端から樹脂
を塗布して被処理体を樹脂封止する際に用いるものであ
って、テープキャリアを載置するための処理台と、処理
台にテープキャリアを載置した際にテープキャリアを上
方から押圧して処理台に密着固定するための固定手段
と、処理台に載置された際のテープキャリアの高さを測
定する測定手段とを備えた構成となっている。
【0013】上記発明では、テープキャリアを上方から
押圧して処理台に密着固定するための固定手段と、処理
台に載置された際のテープキャリアの高さを測定する測
定手段とを備えているため、固定手段でテープキャリア
を処理台に密着固定した状態でテープキャリアの高さを
測定することが可能になる。よって、テープキャリアの
高さが常に精度良く測定される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る半導体装置の
製造方法および半導体装置用製造装置の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る半導体装置用
製造装置(以下、単に製造装置と記す)の一実施形態の
概略構成図を示す説明図である。この製造装置1は、半
導体チップ20がボンディングされたテープキャリア1
1のその半導体チップ20に、このテープキャリア11
の上方に配置されたノズル3の先端からエポキシ系樹脂
等の液状樹脂21を塗布して半導体チップ20を封止す
る際に用いるものであり、従来の塗布装置に本発明を適
用したものである。
【0015】なお、本実施形態の製造装置1が封止しよ
うとするテープキャリア11は、従来と同様に、テープ
キャリア11の導電パターン13側に接着剤17を介し
て矩形の補強プレート18が接着されているとともに、
テープキャリア11の貫通孔(デバイスホール)14お
よび補強プレート18の孔19に半導体チップ20が配
置され、テープキャリア11のインナーリード16と半
導体チップ20の上面の電極パッド(図示略)とがボン
ディングされた状態のものからなっている。図1は、製
造装置1にこのようなテープキャリア11を配置して樹
脂21を塗布している状態を示している。
【0016】すなわち、本実施形態の製造装置1は、一
素子毎、つまり複数の半導体チップ20がボンディング
されたテープキャリア11の一つの半導体チップ20毎
に樹脂を塗布するものであり、ノズル3を有したシリン
ジ2、処理台4、クランパー5、測定手段6、クランパ
ー駆動手段7、移動手段8および制御手段9を備えて構
成されている。シリンジ2は、その内部に液状樹脂が一
時貯留されるものからなり、処理台4の上方に、ノズル
3を下向きにした状態で配置されている。
【0017】処理台4は、半導体チップ20がボンディ
ングされたテープキャリア11を、補強プレート18側
を処理台4に向けて載置するためのもので、一素子毎の
テープキャリア11の外形に嵌合する大きさの凹部4a
を有し、凹部4aの底面4a1 に補強プレート18の裏
面を高精度に密着可能に設計されている。つまり、凹部
4aは補強プレート18の外形と略等しい面積の平面視
略矩形をなし、補強プレート18の厚みと接着剤17の
厚みとを加算した値以下の深さに形成されている。また
凹部4aの底面4a1 は高精度に平坦な面となってい
る。
【0018】クランパー5は、本発明の固定手段となる
もので、処理台4にテープキャリア11を載置した際
に、封止する一素子単位のテープキャリア11の有機フ
ィルム12側から、半導体チップ20の周辺部を除いて
テープキャリア11全体を均一に押圧し、処理台4に密
着固定するためのものである。したがってクランパー5
は、内周縁がテープキャリア11の貫通孔14の周縁よ
りも大きく、外周縁がテープキャリア11の外周縁より
も大きい矩形枠状に形成されている。またクランパー5
は、後述するように、クランパー駆動手段7によって常
に一定の圧力でテープキャリア11を押圧するようにな
っている。
【0019】測定手段6は、処理台4に載置された際の
テープキャリア11の高さを測定するものからなる。本
実施形態では、例えばクランパー5の下面に設けられて
クランパー5の押圧によりテープキャリア11から加わ
る圧力を検出するセンサ6aと、センサ6aからの検出
結果に基づいてテープキャリア11の高さを求める演算
部6bとを有して構成されており、テープキャリア11
のインナーリード16の高さをテープキャリア11の高
さから求めるように構成されている。
【0020】センサ6aは例えば圧電素子からなり、テ
ープキャリア11から加わる圧力を検出して電気信号に
変換し、この電気信号からなる検出結果を演算部6bに
出力するようになっている。一方、演算部6bには、予
め、テープキャリア11を一定の圧力で押圧した際にセ
ンサ6aから得られる電気信号とテープキャリア11全
体の厚みとの相関関係の情報が入力されているととも
に、テープキャリア11における有機フィルム12の厚
み情報が入力されている。よって、演算部6bは、セン
サ6aからの検出結果に基づき、テープキャリア11全
体の厚みを求めるとともに、この厚みから有機フィルム
12の厚みを減算してテープキャリア11のインナーリ
ード16の高さを求めるようになっている。そして、求
めたインナーリード16の高さを制御手段9に出力する
ようになっている。
【0021】クランパー駆動手段7は、クランパー5を
上下方向に移動させるとともに、下方向に移動させた際
には、常に一定の圧力でテープキャリア11を押圧する
ようクランパー5を駆動するものである。このクランパ
ー5の押圧の開始、終了は制御手段9によって制御され
るようになっている。また移動手段8は、ノズル3の先
端を上下に移動させるためのもので、シリンジ2を上下
方向に駆動することによって、ノズル3の先端を上下に
移動するように構成されている。
【0022】制御手段9は、測定手段6の演算部6bで
求められたインナーリード16の高さからテープキャリ
ア11の半導体チップ20への樹脂21の塗布に最適な
ノズル3の先端の高さ位置を求め、求めた高さ位置がノ
ズル3の先端となるように移動手段8を制御するもので
ある。この制御手段9は例えばマイクロコンピュータか
らなり、予め実験的に求められた、インナーリードの高
さ位置からの最適なノズルの先端の高さ情報が入力され
て記憶されている。よって、制御手段9は、演算部6b
で求められたインナーリード16の高さに、予め記憶し
ているインナーリードの高さ位置からの最適なノズルの
先端の高さを加算した値にノズル3の先端が位置するよ
うに移動手段8を制御するようになっている。
【0023】また制御手段9は、シリンジ2内の樹脂2
1を半導体チップ20に塗布するに先立ち、インナーリ
ード16の高さの測定、ノズル3の先端の位置の調整を
行い、その後半導体チップ20に樹脂21を塗布する一
連の処理手順のプログラムが入力されており、これに基
づいてクランパー駆動手段7や移動手段8等を制御する
ようになっている。
【0024】このように構成された製造装置1は、テー
プキャリア11のインナーリード16の高さの測定、ノ
ズル3の先端の位置の調整、樹脂21の塗布を行い、塗
布が終了すると、次に処理するテープキャリア11上に
クランパー5やシリンジ2等が移動する、あるいはテー
プキャリア11自体が移動して次に処理するテープキャ
リア11が処理台4に載置されるように構成されてい
る。
【0025】次に、上記製造装置1を用いて半導体装置
を製造する場合を例にして、本発明に係る半導体装置の
製造方法の一実施形態を説明する。図2(a)〜(d)
は本発明に係る半導体装置の製造方法の一実施形態を工
程順に示す要部側断面図である。本実施形態の方法を実
施するにあたっては、予め、図3(a)〜(c)を用い
て説明した従来の技術を用いて補強プレート18の接着
工程、インナーリード16のボンディング工程を行い、
図2(a)に示すごとく半導体チップ20がボンディン
グされたテープキャリア11を用意する。
【0026】テープキャリア11を用意した後は、一素
子単位のテープキャリア11を図1に示す製造装置1の
処理台4の凹部4aに載置し、少なくとも半導体チップ
20の上面およびインナーリード16全体に樹脂21を
塗布して封止するのであるが、本実施形態では、樹脂2
1の塗布に先立ち、まず処理台4に載置されたテープキ
ャリア11の高さを測定する測定工程を行う。
【0027】測定工程では、テープキャリア11を、補
強プレート18を処理台4側に向けて処理台4の凹部4
aに載置し、図2(a)に示すようにクランパー5を下
降させて有機フィルム12側からテープキャリア11の
半導体チップ20の周辺を除く全体を一定の圧力で押圧
し、これによりテープキャリア11を処理台4に密着固
定する。そして、この状態で製造装置1の測定手段6に
よりテープキャリア11の厚みからインナーリード16
の高さを正確に測定する。
【0028】次いで、測定されたインナーリード16の
高さを基準にしてノズル3の先端が最適な高さ位置とな
るように調整する調整工程を行う。上記したように製造
装置1では、測定手段6がインナーリード16の高さを
測定すると、制御手段9が測定されたインナーリード1
6の高さからテープキャリア11への樹脂21の塗布に
最適なノズル3の先端の高さ位置を求め、求めた高さ位
置がノズル3の先端となるように移動手段8を制御す
る。したがって、製造装置1により、ノズル3の先端は
テープキャリア11への樹脂21の塗布に最適な高さ位
置に自動的に調整される。
【0029】上記測定工程および調整工程を行った後
は、ノズル3から半導体チップ20の上面およびインナ
ーリード16全体に樹脂21を塗布し、加熱処理等によ
り塗布した樹脂21を硬化させて図2(b)に示すごと
く半導体チップ20の上面およびインナーリード16全
体を封止する。上記樹脂21の塗布は、クランパー5で
テープキャリア11を処理台4に密着固定したままの状
態で行う。これによって設定した塗布量および塗布状態
に高精度に塗布できることになる。
【0030】製造装置1では、テープキャリア11への
樹脂21の塗布後、一旦、クランパー5が上昇し、次に
封止処理するテープキャリア11が処理台4に載置され
る。あるいは、クランパー5が上昇するとともに次に封
止処理するテープキャリア11上にクランパー5が移動
し、上記した測定、調整、塗布の動作を繰り返し行う。
【0031】上記のように樹脂封止を行った後は、テー
プキャリア11には、従来と同様にカバープレート接
着、外部電極形成、外形カット等の処理が施される。す
なわち、図2(c)に示すように補強プレート18と半
導体チップ20の裏面とに接着剤22およびダイボンド
剤26等により金属製のカバープレート23を接着す
る。次いで、図2(d)に示すようにテープキャリア1
1の有機フィルム12上に外部電極となる複数の半田ボ
ール電極24を形成する。この際、有機フィルム12の
孔15を介して導電パターン13と電気的に接続するよ
うに半田ボール24を形成する。
【0032】その後、図2(e)に示すようにテープキ
ャリア11を半導体装置の外形にカットすることにより
半導体装置25が製造される。なお、樹脂封止後の工程
は一例であって、順序が異なる様々な工程を適用するこ
とが可能であるのはもちろんである。
【0033】このように本実施形態の製造方法では、テ
ープキャリア11を上方から押圧することにより処理台
4に密着固定した後、この状態でテープキャリア11の
高さからインナーリード16の高さを測定するので、従
来のようにテープキャリア11が処理台4から浮くこと
がなく、インナーリード16の高さを常に精度良く測定
することができる。
【0034】また素子単位毎にインナーリード16の高
さを測定し、測定結果を基準にしてノズル3の先端の高
さ位置を調整するので、たとえ素子単位間でインナーリ
ード16の高さにばらつきがあっても、このばらつきが
反映されることなくボンディング後のインナーリード1
6からノズル3の先端までの高さを常に最適な一定の値
に高精度に設定することができる。
【0035】さらにテープキャリア11を処理台4に密
着固定したままノズル3から樹脂21を吐出させるの
で、設定通りの樹脂塗布量および塗布状態に樹脂21を
精度良く塗布できる。したがって、作業安定性に優れた
封止作業を行うことができるとともに、高品質の半導体
装置25を安定して製造することができる。
【0036】また本実施形態の製造装置1によれば、テ
ープキャリア11を上方から押圧して処理台4に密着固
定するためのクランパー5と、処理台4に載置されたテ
ープキャリア11のインナーリード16の高さを測定す
る測定手段6とを備えているので、本実施形態の方法を
確実に実施することができる。またインナーリード16
の高さの測定、ノズル3の先端の最適な高さ位置への調
整が制御手段9の制御によって自動的に行われるため、
人為的なミスや作業者毎の測定結果のばらつきを防止で
きるとともに、一素子毎にインナーリード16の高さの
測定、ノズル3の先端の位置の調整を行っても、歩留り
にほとんど影響を与えないという利点がある。
【0037】なお、本実施形態の製造装置では、測定手
段の演算部が制御手段とは別に設けられている例を述べ
たが、制御手段に測定手段の演算部の機能を持たせても
よく、この例に限定されない。
【0038】また、本実施形態の製造装置および製造方
法では、測定手段がテープキャリアのインナーリードの
高さのみを測定する場合について述べたが、テープキャ
リアのインナーリードの高さと半導体チップの高さとの
双方を測定するようにしてもよい。そして、これらの高
さ位置を基準にしてノズルの先端の高さ位置を調整する
ことも可能である。
【0039】半導体チップの高さを測定する場合には、
クランパーでテープキャリアを押圧した際に、半導体チ
ップの裏面が処理台の凹部の底面に高精度に密着するよ
うに凹部が形成されることになる。また測定手段のセン
サで検出されたテープキャリア全体の厚みからテープキ
ャリアの有機フィルム、導電パターン、導電パターンと
補強プレートとの間の接着剤の厚み等の必要分を減算し
た値が半導体チップの高さとして求められ、この値に半
導体チップの高さからの最適なノズルの先端の高さ位置
が加算されて塗布に最適なノズルの先端の高さが設定さ
れる。そして、この設定値とインナーリードの高さから
設定された最適なノズルの先端の高さとの双方を考慮し
てノズルの先端の高さが決定されることになる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
装置の製造方法によれば、テープキャリアを上方から押
圧して処理台に密着固定した後、この状態でテープキャ
リアの高さを測定するので、テープキャリアの高さを常
に精度良く測定することができる。また素子単位毎にテ
ープキャリアの高さを測定してノズルの先端の高さ位置
を調整するので、たとえ素子単位間でテープキャリアの
高さにばらつきがあってもこのばらつきが反映されず、
テープキャリアからノズルの先端までの高さを常に最適
な一定の値に高精度に設定することができる。したがっ
て、作業安定性に優れた封止作業を行うことができると
ともに、高品質の半導体装置を安定して製造することが
できる。
【0041】また本発明に係る半導体装置用製造装置よ
れば、テープキャリアを上方から押圧して処理台に密着
固定するための固定手段と、処理台に載置されたテープ
キャリアの高さを測定する測定手段とを備えているの
で、本発明の半導体装置の製造方法を確実に実施するこ
とができる。よって、本発明の製造方法と同様の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置用製造装置の一実施形
態の概略構成図を示す説明図である。
【図2】(a)〜(e)は本発明に係る半導体装置の製
造方法の一実施形態を工程順に示す要部側断面図であ
る。
【図3】(a)〜(c)は従来のTAB技術による半導
体装置の製造方法のインナーリードボンディングまでの
一工程例を示す要部側断面図である。
【図4】従来の半導体装置の製造方法における塗布処理
を説明する図である。
【符号の説明】
1…製造装置、3…ノズル、4…処理台、5…クランパ
ー、6…測定手段、6a…センサ、6b…演算部、8…
移動手段、9…制御手段、11…テープキャリア、16
…インナーリード、20…半導体チップ、21…樹脂、
25…半導体装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップがボンディングされてなる
    テープキャリアのその半導体チップに、該テープキャリ
    アの上方に配置されたノズルの先端から樹脂を塗布して
    半導体チップを樹脂封止する半導体装置の製造方法にお
    いて、 前記半導体チップを樹脂封止する毎に、樹脂を塗布する
    に先立ち、 前記テープキャリアを上方から押圧することにより処理
    台に密着固定してこの状態でテープキャリアの高さを測
    定する測定工程と、 前記測定工程にて得たテープキャリアの高さを基準にし
    て前記ノズルの先端の高さ位置を調整する調整工程とを
    行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記測定工程では、前記テープキャリア
    のインナーリードの高さと前記半導体チップの高さとの
    うち、少なくともインナーリードの高さを前記テープキ
    ャリアの高さから測定することを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記樹脂を塗布する際には、前記テープ
    キャリアを前記処理台に密着した状態で塗布を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体チップがボンディングされてなる
    テープキャリアのその半導体チップに、該テープキャリ
    アの上方に配置されたノズルの先端から樹脂を塗布して
    半導体チップを樹脂封止する際に用いる半導体装置用製
    造装置であって、 前記テープキャリアを載置するための処理台と、 前記処理台に前記テープキャリアを載置した際に該テー
    プキャリアを上方から押圧して処理台に密着固定するた
    めの固定手段と、 前記処理台に載置された際のテープキャリアの高さを測
    定する測定手段とを備えていることを特徴とする半導体
    装置用製造装置。
  5. 【請求項5】 前記測定手段は、前記固定手段に設けら
    れて該固定手段の押圧により前記テープキャリアから加
    わる圧力を検出するセンサと、 前記センサからの検出結果に基づいて前記テープキャリ
    アの高さを求める演算部とを有してなることを特徴とす
    る請求項4記載の半導体装置用製造装置。
  6. 【請求項6】 前記処理台に載置されたテープキャリア
    の半導体チップに樹脂を塗布するノズルと、 前記ノズルを上下方向に移動するための移動手段と、 前記測定手段で測定されたテープキャリアの高さから該
    テープキャリアへの樹脂の塗布に最適なノズルの先端の
    高さ位置を求め、該高さ位置がノズルの先端となるよう
    に前記移動手段を制御する制御手段とを備えていること
    を特徴とする請求項4記載の半導体装置用製造装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002047124A1 (en) * 2000-12-07 2002-06-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Resist nozzle calibration tool and method therefor
KR101101191B1 (ko) 2010-12-03 2012-01-03 주식회사 나래나노텍 노즐 장치의 자동 갭 높이 측정 및 조정하는 방법
JP2012023147A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Apic Yamada Corp 樹脂モールド装置及びワーク板厚測定装置
JP2013004588A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Oh'tec Electronics Corp 液体定量吐出装置及び液体定量吐出方法

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