JP2000053038A - トラックベルト - Google Patents
トラックベルトInfo
- Publication number
- JP2000053038A JP2000053038A JP10228179A JP22817998A JP2000053038A JP 2000053038 A JP2000053038 A JP 2000053038A JP 10228179 A JP10228179 A JP 10228179A JP 22817998 A JP22817998 A JP 22817998A JP 2000053038 A JP2000053038 A JP 2000053038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- rubber
- hardness
- traction
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雪上車等が固結雪面上を走行する際に、トラ
ックベルトの牽引突起の雪面内への貫入が容易であっ
て、外力に対する緩衝力が強く、かつ固結雪面上におけ
るスリップを少なくする。 【解決手段】 牽引突起22の先端部22aから基部2
2bに至る間のゴム材を硬質のゴムから軟質のゴムへと
階層的に変化させる。たとえば牽引突起22のゴム材の
JIS硬さ(Hs)を、先端部22aが80度、基部2
2bが60度の2層構造にするか、あるいは先端部22
aが80度、中間部22cが70度、基部22bが60
度の3層構造にする。これにより、剛性の高い先端部2
2aが雪面内に貫入し易く、スリップし難くなるととも
に、軟質の基部が外力を緩衝するので、折損による耐久
性の低下が防止される。
ックベルトの牽引突起の雪面内への貫入が容易であっ
て、外力に対する緩衝力が強く、かつ固結雪面上におけ
るスリップを少なくする。 【解決手段】 牽引突起22の先端部22aから基部2
2bに至る間のゴム材を硬質のゴムから軟質のゴムへと
階層的に変化させる。たとえば牽引突起22のゴム材の
JIS硬さ(Hs)を、先端部22aが80度、基部2
2bが60度の2層構造にするか、あるいは先端部22
aが80度、中間部22cが70度、基部22bが60
度の3層構造にする。これにより、剛性の高い先端部2
2aが雪面内に貫入し易く、スリップし難くなるととも
に、軟質の基部が外力を緩衝するので、折損による耐久
性の低下が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、雪上車等が固結
した雪面上を走行する際に、トラックベルトの牽引突起
による牽引力を低下させることなく、固結雪面上におけ
るスリップの発生が少なくなるようにしたものである。
した雪面上を走行する際に、トラックベルトの牽引突起
による牽引力を低下させることなく、固結雪面上におけ
るスリップの発生が少なくなるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】雪上車等に装着されているトラックベル
トは、例えば、特開平6−24366号公報に記載され
ているとおり、無端状に成形された3個のベルト本体
が、周方向に一定の間隔をおいて配列した横剛性材によ
り幅方向に連結された構造になっている。各ベルト本体
には、横剛性材の内周側に芯体材が配置され、芯体材の
内周側と横剛性材の外周側に夫々内層補強布と外層補強
布とが配設され、内層補強布の内周側と外層補強布の外
周側とを夫々内層カバーゴムと外層カバーゴムとにより
被覆して加硫接着された積層構造をなしている。
トは、例えば、特開平6−24366号公報に記載され
ているとおり、無端状に成形された3個のベルト本体
が、周方向に一定の間隔をおいて配列した横剛性材によ
り幅方向に連結された構造になっている。各ベルト本体
には、横剛性材の内周側に芯体材が配置され、芯体材の
内周側と横剛性材の外周側に夫々内層補強布と外層補強
布とが配設され、内層補強布の内周側と外層補強布の外
周側とを夫々内層カバーゴムと外層カバーゴムとにより
被覆して加硫接着された積層構造をなしている。
【0003】上記ベルト本体の外層カバーゴムの表面
(接路面)には、前記横剛性材の周方向及び幅方向の配
列位置と同一位置に所定形状のパターンで一体成形され
た牽引突起が設けてある。
(接路面)には、前記横剛性材の周方向及び幅方向の配
列位置と同一位置に所定形状のパターンで一体成形され
た牽引突起が設けてある。
【0004】上記トラックベルトの牽引突起は、雪上走
行時にトラックベルトが圧接する雪面内に貫入すること
により、所望とする牽引力を発揮する部分であるから、
その機能を果たすのに必要な剛性を保持するために、従
来の牽引突起はJIS硬さ(Hs)60度前後のゴム材
またはゴム状弾性材を用いて成形されている。
行時にトラックベルトが圧接する雪面内に貫入すること
により、所望とする牽引力を発揮する部分であるから、
その機能を果たすのに必要な剛性を保持するために、従
来の牽引突起はJIS硬さ(Hs)60度前後のゴム材
またはゴム状弾性材を用いて成形されている。
【0005】しかし、上記のような硬度をもつゴム材か
らなる牽引突起は、雪上車等が比較的軟らかな積雪面上
を走行する場合は必要かつ十分な牽引力が得られるもの
の、走行路の雪面がハードパック状に固結している場合
には、牽引突起の雪面内への貫入程度が減少して牽引力
の低下を来たすだけでなく、牽引突起の先端部の変位量
が大きくなるので、スリップしやすくなる、という問題
があった。
らなる牽引突起は、雪上車等が比較的軟らかな積雪面上
を走行する場合は必要かつ十分な牽引力が得られるもの
の、走行路の雪面がハードパック状に固結している場合
には、牽引突起の雪面内への貫入程度が減少して牽引力
の低下を来たすだけでなく、牽引突起の先端部の変位量
が大きくなるので、スリップしやすくなる、という問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うに、内外周側の表面を夫々カバーゴムにより被覆して
無端状に成形されたベルト本体の外層カバーゴムに、所
定の周方向間隔をもって幅方向に平行な牽引突起が一体
に成形されたトラックベルトにおいて、走行路上で圧接
される雪面が固結している場合でも、牽引突起が雪面内
に貫入し易く、スリップすることの少ない剛性を備えた
ものとすることを課題とする。
うに、内外周側の表面を夫々カバーゴムにより被覆して
無端状に成形されたベルト本体の外層カバーゴムに、所
定の周方向間隔をもって幅方向に平行な牽引突起が一体
に成形されたトラックベルトにおいて、走行路上で圧接
される雪面が固結している場合でも、牽引突起が雪面内
に貫入し易く、スリップすることの少ない剛性を備えた
ものとすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明が採択した手段としては、前記トラックベ
ルトの牽引突起の先端部におけるゴム硬度を基部のゴム
硬度より硬くしたことである(請求項1)。
に、この発明が採択した手段としては、前記トラックベ
ルトの牽引突起の先端部におけるゴム硬度を基部のゴム
硬度より硬くしたことである(請求項1)。
【0008】この種のトラックベルトの牽引突起は、一
般に、縦長の三角形または台形断面に成形されているこ
とから必然的にもたらされる特性として、ゴム硬度が均
一であれば基部の剛性は高く、先端部の剛性は低いもの
となる。
般に、縦長の三角形または台形断面に成形されているこ
とから必然的にもたらされる特性として、ゴム硬度が均
一であれば基部の剛性は高く、先端部の剛性は低いもの
となる。
【0009】この発明が採択した請求項1のような構成
にすると、牽引突起の形状・寸法が従来と変わらなくて
も、牽引突起先端部の剛性は高くなるので、雪が固結し
た路面を走行する際に、雪面内に貫入しやすくなるだけ
でなく、先端部の形状・寸法を従来よりも細くして、固
結雪面内への貫入程度がより多くなるような剛性の高い
断面形状をもつものに成形することもできる。
にすると、牽引突起の形状・寸法が従来と変わらなくて
も、牽引突起先端部の剛性は高くなるので、雪が固結し
た路面を走行する際に、雪面内に貫入しやすくなるだけ
でなく、先端部の形状・寸法を従来よりも細くして、固
結雪面内への貫入程度がより多くなるような剛性の高い
断面形状をもつものに成形することもできる。
【0010】また、上記のように構成すると、牽引突起
の先端部における剛性が高くなるので、固結した雪面に
圧接されても該先端部の変位量が小さく、スリップによ
る走行安定性の低下を回避することができる。
の先端部における剛性が高くなるので、固結した雪面に
圧接されても該先端部の変位量が小さく、スリップによ
る走行安定性の低下を回避することができる。
【0011】さらに、牽引突起の基部は、先端部よりも
剛性が低く柔軟性があるので、外力に対する緩衝力が強
く、固結雪面による衝撃を受けた場合においても、基部
が折損するようなことはなく、高々先端部のみが損傷す
る程度で済むから、耐久性にすぐれた牽引突起となる。
剛性が低く柔軟性があるので、外力に対する緩衝力が強
く、固結雪面による衝撃を受けた場合においても、基部
が折損するようなことはなく、高々先端部のみが損傷す
る程度で済むから、耐久性にすぐれた牽引突起となる。
【0012】この発明において、牽引突起の先端部にお
けるゴム硬度は、基部のゴム硬度に対して階層的に硬く
するのが好ましい(請求項2)。これに反して牽引突起
の基部から先端部までのゴム硬度に過大な格差をつける
と、牽引突起の高さ方向の剛性が急激に変化するため、
外力による折損が生じやすくなる。
けるゴム硬度は、基部のゴム硬度に対して階層的に硬く
するのが好ましい(請求項2)。これに反して牽引突起
の基部から先端部までのゴム硬度に過大な格差をつける
と、牽引突起の高さ方向の剛性が急激に変化するため、
外力による折損が生じやすくなる。
【0013】上記のように、牽引突起の基部から先端部
までのゴム硬度を硬くする場合の具体的な例としては、
たとえば基部がHs60度、先端部がHs80度の2層
構造とするか(請求項3)、または基部がHs60度、
中間部がHs70度、先端部がHs80度の3層構造と
する(請求項4)のが好適であるが、必要に応じ、さら
に細分した数値でゆるやかにゴム硬度を変化させた4層
以上の構造にすることもできる。
までのゴム硬度を硬くする場合の具体的な例としては、
たとえば基部がHs60度、先端部がHs80度の2層
構造とするか(請求項3)、または基部がHs60度、
中間部がHs70度、先端部がHs80度の3層構造と
する(請求項4)のが好適であるが、必要に応じ、さら
に細分した数値でゆるやかにゴム硬度を変化させた4層
以上の構造にすることもできる。
【0014】上記何れの場合においても、牽引突起の基
部のゴム硬度の下限をHs60度としたのは、基部とし
て必要最低限の剛性を確保するためであり、また、先端
部のゴム硬度の上限をHs80度としたのは、Hs80
度を超えるゴム硬度では先端部における必要最低限の柔
軟性を確保することが困難になるからである。
部のゴム硬度の下限をHs60度としたのは、基部とし
て必要最低限の剛性を確保するためであり、また、先端
部のゴム硬度の上限をHs80度としたのは、Hs80
度を超えるゴム硬度では先端部における必要最低限の柔
軟性を確保することが困難になるからである。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。この発明に係るトラックベルトの一例
を一部を切り欠いた斜視図として図1に示す。図1のト
ラックベルト10は雪上車に装着されるものであり、無
端状に成形された3個のベルト本体10a,10b,1
0cが、周方向に所定間隔をおいて幅方向に配設された
複数本の横剛性材12を介して連結されている。
づいて説明する。この発明に係るトラックベルトの一例
を一部を切り欠いた斜視図として図1に示す。図1のト
ラックベルト10は雪上車に装着されるものであり、無
端状に成形された3個のベルト本体10a,10b,1
0cが、周方向に所定間隔をおいて幅方向に配設された
複数本の横剛性材12を介して連結されている。
【0016】各ベルト本体10a,10b,10cは、
横剛性材12の内周側に周方向に沿って配設した芯体材
14と、芯体材14の内周側及び芯体材14と横剛性材
12との外周側を覆って夫々周方向に配設した内層補強
布15及び外層補強布16と、内層補強布15の内周側
及び外層補強布16の外周側を夫々被覆して前記各部材
を保護する内層カバーゴム17及び外層カバーゴム18
とが積層状に加硫接着された一体構造になっている。
横剛性材12の内周側に周方向に沿って配設した芯体材
14と、芯体材14の内周側及び芯体材14と横剛性材
12との外周側を覆って夫々周方向に配設した内層補強
布15及び外層補強布16と、内層補強布15の内周側
及び外層補強布16の外周側を夫々被覆して前記各部材
を保護する内層カバーゴム17及び外層カバーゴム18
とが積層状に加硫接着された一体構造になっている。
【0017】芯体材14はベルト本体10a,10b,
10cの強度を保持する部材であって、抗張力合成繊維
または金属繊維の織物、コード等からなり、横剛性材1
2はベルト本体10a,10b,10cの横方向の剛性
を確保するための繊維強化合成樹脂等を素材とする棒状
体であり、内・外層補強布15,16は合成繊維による
平織り等の織布であって、芯体材14の外傷からの保
護、横剛性材12の飛び出し防止及びベルト本体10
a,10b,10cの剛性を確保する部材である。内・
外層カバーゴム17,18は、その内周側に配設された
各構成部材を被覆する保護部材であると共に、雪上車の
走行時において駆動力を伝達し、牽引力を発現する部材
であり、これらの役割りを営む機構として、ベルト本体
10bの内周面(内層カバーゴム17の表面)には駆動
突起21が、また各ベルト本体10a,10b,10c
の外周面(外層カバーゴム18の表面)には牽引突起2
2が、夫々横剛性材12と対応する周方向位置に間隔を
おいて形成されている。
10cの強度を保持する部材であって、抗張力合成繊維
または金属繊維の織物、コード等からなり、横剛性材1
2はベルト本体10a,10b,10cの横方向の剛性
を確保するための繊維強化合成樹脂等を素材とする棒状
体であり、内・外層補強布15,16は合成繊維による
平織り等の織布であって、芯体材14の外傷からの保
護、横剛性材12の飛び出し防止及びベルト本体10
a,10b,10cの剛性を確保する部材である。内・
外層カバーゴム17,18は、その内周側に配設された
各構成部材を被覆する保護部材であると共に、雪上車の
走行時において駆動力を伝達し、牽引力を発現する部材
であり、これらの役割りを営む機構として、ベルト本体
10bの内周面(内層カバーゴム17の表面)には駆動
突起21が、また各ベルト本体10a,10b,10c
の外周面(外層カバーゴム18の表面)には牽引突起2
2が、夫々横剛性材12と対応する周方向位置に間隔を
おいて形成されている。
【0018】上記トラックベルト10は、雪上車の車体
に装備されている駆動輪と従動輪とに懸架装置を介して
無端状に掛け回され(図示を省略)、駆動突起21が前
記駆動輪と噛み合ってトラックベルト10に駆動力を伝
達し、牽引突起22が走行雪面を圧接し、雪面内に貫入
することによって牽引力を発揮する。
に装備されている駆動輪と従動輪とに懸架装置を介して
無端状に掛け回され(図示を省略)、駆動突起21が前
記駆動輪と噛み合ってトラックベルト10に駆動力を伝
達し、牽引突起22が走行雪面を圧接し、雪面内に貫入
することによって牽引力を発揮する。
【0019】また、横剛性材12を介して連結された各
ベルト本体10a,10b,10c相互間を幅方向に隔
てて設けてある周方向のすき間には、案内付摺動金具2
4と摺動金具26とが横剛性材12に緩衝用ゴムを介し
て交互に装着されており、これらの案内付摺動金具24
と摺動金具26には、前記懸架装置のスライドレール
(図示を省略)が載架され、この状態で雪上車の車体重
量を支持して摺動金具24,26が摺動する。
ベルト本体10a,10b,10c相互間を幅方向に隔
てて設けてある周方向のすき間には、案内付摺動金具2
4と摺動金具26とが横剛性材12に緩衝用ゴムを介し
て交互に装着されており、これらの案内付摺動金具24
と摺動金具26には、前記懸架装置のスライドレール
(図示を省略)が載架され、この状態で雪上車の車体重
量を支持して摺動金具24,26が摺動する。
【0020】上記のように構成されたトラックベルト1
0において、外層カバーゴム18の表面に成形される牽
引突起22の先端部のゴム硬度を基部のゴム硬度に対し
て階層的に硬くした形態を図2に示す。
0において、外層カバーゴム18の表面に成形される牽
引突起22の先端部のゴム硬度を基部のゴム硬度に対し
て階層的に硬くした形態を図2に示す。
【0021】図2aに示した実施の形態では、牽引突起
22は先端部22aと基部22bとの2層に区分したゴ
ム層からなり、各層のゴム硬度はJIS硬さ(Hs)で
先端部22aを80度、基部22bを60度にしたもの
である。
22は先端部22aと基部22bとの2層に区分したゴ
ム層からなり、各層のゴム硬度はJIS硬さ(Hs)で
先端部22aを80度、基部22bを60度にしたもの
である。
【0022】なお、前述したとおり、外層カバーゴム1
8の牽引突起22は、横剛性材12が埋設された周方向
位置と対応する位置に設けてあり、横剛性材12の内周
側には芯体材14を介して内層補強布15が、横剛性材
12の外周側には外層補強布16が夫々配設され、内層
補強布15の内周側と外層補強布16の外周側とは、夫
々内層カバーゴム17と外層カバーゴム18とにより被
覆されている。また、内層カバーゴム17の駆動突起2
1は、横剛性材12と対応する周方向位置に設けてあ
る。
8の牽引突起22は、横剛性材12が埋設された周方向
位置と対応する位置に設けてあり、横剛性材12の内周
側には芯体材14を介して内層補強布15が、横剛性材
12の外周側には外層補強布16が夫々配設され、内層
補強布15の内周側と外層補強布16の外周側とは、夫
々内層カバーゴム17と外層カバーゴム18とにより被
覆されている。また、内層カバーゴム17の駆動突起2
1は、横剛性材12と対応する周方向位置に設けてあ
る。
【0023】図2bに示した牽引突起22の実施の形態
では、先端部22aと基部22bとの間に中間部22c
を設けて3層に区分したゴム層からなり、各層のゴム硬
度はJIS硬さ(Hs)で先端部22aを80度、中間
部22cを70度、基部22bを60度としてある。
では、先端部22aと基部22bとの間に中間部22c
を設けて3層に区分したゴム層からなり、各層のゴム硬
度はJIS硬さ(Hs)で先端部22aを80度、中間
部22cを70度、基部22bを60度としてある。
【0024】上記以外の構成は図2aで説明したところ
と変わりがないので説明を省略する。
と変わりがないので説明を省略する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、トラックベルトの外層カバーゴムに一体に設けられ
る牽引突起のゴム材として、先端部における硬度を基部
の硬度よりも硬くしているため、固結した雪面上を走行
する場合においても、牽引突起の先端部による雪面内へ
の貫入程度を増大させることが容易にできるので所望の
牽引力を確保することが可能となり、また先端部に比べ
軟質のゴム材からなる牽引突起の基部は走行路面から受
ける衝撃等の外力に対しても十分な緩衝力をもっている
ので、基部自体が折損するようなことはなく、長期間使
用しても耐久性にすぐれたものとなるだけでなく、牽引
突起の先端部が固結雪面に圧接されたときの変位量が小
さくなるので、スリップの発生が少なくなり、走行安定
性においても信頼性の高いものとなる(請求項1)。
ば、トラックベルトの外層カバーゴムに一体に設けられ
る牽引突起のゴム材として、先端部における硬度を基部
の硬度よりも硬くしているため、固結した雪面上を走行
する場合においても、牽引突起の先端部による雪面内へ
の貫入程度を増大させることが容易にできるので所望の
牽引力を確保することが可能となり、また先端部に比べ
軟質のゴム材からなる牽引突起の基部は走行路面から受
ける衝撃等の外力に対しても十分な緩衝力をもっている
ので、基部自体が折損するようなことはなく、長期間使
用しても耐久性にすぐれたものとなるだけでなく、牽引
突起の先端部が固結雪面に圧接されたときの変位量が小
さくなるので、スリップの発生が少なくなり、走行安定
性においても信頼性の高いものとなる(請求項1)。
【0026】また、この発明において、牽引突起のゴム
材の硬度を、基部から先端部に至るまで階層的に硬くし
た場合は、牽引突起の高さ方向に剛性が変化する度合い
が緩やかになるため、外力に対する緩衝力が増大し、牽
引突起の衝撃による折損を防止する効果がより一層大き
くなる(請求項2)。
材の硬度を、基部から先端部に至るまで階層的に硬くし
た場合は、牽引突起の高さ方向に剛性が変化する度合い
が緩やかになるため、外力に対する緩衝力が増大し、牽
引突起の衝撃による折損を防止する効果がより一層大き
くなる(請求項2)。
【0027】さらに、この発明において、牽引突起のゴ
ム材の硬度として、基部をHs60度、先端部をHs8
0度の2層構造とするか、あるいは基部をHs60度、
中間部をHs70度、先端部をHs80度の3層構造と
した場合は、この発明によって得られる前記効果をより
簡易に達成することが可能となる(請求項3,請求項
4)。
ム材の硬度として、基部をHs60度、先端部をHs8
0度の2層構造とするか、あるいは基部をHs60度、
中間部をHs70度、先端部をHs80度の3層構造と
した場合は、この発明によって得られる前記効果をより
簡易に達成することが可能となる(請求項3,請求項
4)。
【図1】この発明のトラックベルトの一例を切り欠いて
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】外層カバーゴムの牽引突起の実施の形態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
10 トラックベルト 10a,10b,10c ベルト本体 18 外層カバーゴム 22 牽引突起 22a,22b,22c 牽引突起の先端部,基部,
中間部
中間部
Claims (4)
- 【請求項1】 内外周側の表面を夫々カバーゴムにより
被覆して無端状に成形されたベルト本体の外層カバーゴ
ムに、所定の周方向間隔をもって幅方向に平行な牽引突
起が一体に設けられたトラックベルトにおいて、前記牽
引突起の先端部におけるゴム硬度を基部のゴム硬度より
硬くしたことを特徴とするトラックベルト。 - 【請求項2】 前記牽引突起の先端部のゴム硬度を基部
のゴム硬度に対して階層的に硬くした請求項1に記載の
トラックベルト。 - 【請求項3】 前記牽引突起の基部のゴム硬度がHs6
0度であり、先端部のゴム硬度がHs80度である請求
項2に記載のトラックベルト。 - 【請求項4】 前記牽引突起の基部のゴム硬度がHs6
0度であり、中間部のゴム硬度がHs70度であり、先
端部のゴム硬度がHs80度である請求項2に記載のト
ラックベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10228179A JP2000053038A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | トラックベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10228179A JP2000053038A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | トラックベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000053038A true JP2000053038A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16872459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10228179A Pending JP2000053038A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | トラックベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000053038A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001322577A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-20 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 弾性履帯及びその製造方法 |
| WO2006123779A1 (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Bridgestone Corporation | 芯金レスクローラ |
| JP2007276735A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Bridgestone Corp | 芯金レスクローラ |
| CN100579853C (zh) * | 2005-05-19 | 2010-01-13 | 株式会社普利司通 | 无芯骨履带 |
| CN108622221A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-10-09 | 太原科技大学 | 一种模块化组合式可调节减振履带 |
| US11046377B2 (en) | 2015-03-04 | 2021-06-29 | Camso Inc. | Track system for traction of a vehicle |
| CN118391444A (zh) * | 2024-05-22 | 2024-07-26 | 宿迁润隆新材料有限公司 | 一种高透明度硅胶条 |
-
1998
- 1998-08-12 JP JP10228179A patent/JP2000053038A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001322577A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-20 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 弾性履帯及びその製造方法 |
| WO2006123779A1 (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Bridgestone Corporation | 芯金レスクローラ |
| CN100579853C (zh) * | 2005-05-19 | 2010-01-13 | 株式会社普利司通 | 无芯骨履带 |
| US7740326B2 (en) | 2005-05-19 | 2010-06-22 | Bridgestone Corporation | Core-less crawler track and rubber projections therefore |
| JP2007276735A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Bridgestone Corp | 芯金レスクローラ |
| US11046377B2 (en) | 2015-03-04 | 2021-06-29 | Camso Inc. | Track system for traction of a vehicle |
| US11167810B2 (en) | 2015-03-04 | 2021-11-09 | Camso Inc. | Track system for traction of a vehicle |
| US11897558B2 (en) | 2015-03-04 | 2024-02-13 | Camso Inc. | Track system for traction of a vehicle |
| CN108622221A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-10-09 | 太原科技大学 | 一种模块化组合式可调节减振履带 |
| CN108622221B (zh) * | 2018-04-09 | 2020-10-27 | 太原科技大学 | 一种模块化组合式可调节减振履带 |
| CN118391444A (zh) * | 2024-05-22 | 2024-07-26 | 宿迁润隆新材料有限公司 | 一种高透明度硅胶条 |
| CN118391444B (zh) * | 2024-05-22 | 2025-04-04 | 宿迁润隆新材料有限公司 | 一种高透明度硅胶条 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6474756B2 (en) | Rubber crawler belt | |
| JP3805974B2 (ja) | 弾性クローラ | |
| EP0384376B1 (en) | Elastic endless crawler | |
| JP2000053037A (ja) | 雪上車用ゴム履帯 | |
| US3917360A (en) | Snowmobile track | |
| JP2000053038A (ja) | トラックベルト | |
| JP4776080B2 (ja) | 弾性クローラ | |
| JP4146001B2 (ja) | 弾性クローラおよび弾性クローラ用幅方向補強体 | |
| JPH0632262A (ja) | ゴムクロ−ラ | |
| JP4722313B2 (ja) | 突起駆動型ゴムクローラ | |
| JP4671517B2 (ja) | 弾性クローラ | |
| JP2001039364A (ja) | 弾性クローラ用芯金及び弾性クローラ | |
| JPH08227Y2 (ja) | 弾性クローラ | |
| JP2000085643A (ja) | スノーモービル用トラックベルト | |
| JP2569256B2 (ja) | 弾性履帯 | |
| JPH08133144A (ja) | ゴムクロ−ラ | |
| JP2000203470A (ja) | 高速スノ―モ―ビル用トラックベルト | |
| CN112172951B (zh) | 弹性履带 | |
| JP2547397Y2 (ja) | 高弾性ゴムクローラ | |
| JPH10236348A (ja) | 弾性履帯 | |
| JP2000159161A (ja) | ゴムクローラ | |
| JP4488575B2 (ja) | 弾性クローラ | |
| JP2552953B2 (ja) | ゴム履帯 | |
| JPH0930U (ja) | 弾性履帯 | |
| JPS5832070B2 (ja) | 高耐久性無限軌道帯 |