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JP2000049044A - 薄膜コンデンサ - Google Patents

薄膜コンデンサ

Info

Publication number
JP2000049044A
JP2000049044A JP10216798A JP21679898A JP2000049044A JP 2000049044 A JP2000049044 A JP 2000049044A JP 10216798 A JP10216798 A JP 10216798A JP 21679898 A JP21679898 A JP 21679898A JP 2000049044 A JP2000049044 A JP 2000049044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
electrode layer
layer
upper electrode
film capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10216798A
Other languages
English (en)
Inventor
Naonori Nagakari
尚謙 永仮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP10216798A priority Critical patent/JP2000049044A/ja
Publication of JP2000049044A publication Critical patent/JP2000049044A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上部電極層からハンダバンプへのAuの拡散を
防止することができる薄膜コンデンサを提供する。 【解決手段】基板1上に形成された下部電極層2と、該
下部電極層2上に形成された誘電体薄膜3と、該誘電体
薄膜3上に形成されたAuからなる上部電極層4と、該
上部電極層4上に形成されたPtおよび/またはPdか
らなる拡散防止層5と、該拡散防止層5上に形成された
ハンダバンプ7からなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜コンデンサに関
し、例えば、高速動作する電気回路に配設され、高周波
ノイズのバイパス用として、もしくは電源電圧の変動防
止用に供される、低インピーダンスの薄膜コンデンサに
関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、電子機器の小型化、高機能化に伴
い、電子機器内に設置される電子部品にも小型化、薄型
化、高周波対応などの要求が強くなってきている。
【0003】特に、大量の情報を高速に処理する必要の
あるコンピュータの高速デジタル回路では、パーソナル
コンピュータレベルにおいても、CPUチップ内のクロ
ック周波数は200MHzから1GHz、チップ間バス
のクロック周波数も75MHzから100MHzという
具合に高速化が顕著である。
【0004】また、LSIの集積度が高まりチップ内の
素子数の増大につれ、消費電力を抑えるために電源電圧
は低下の傾向にある。これらIC回路の高速化、高密度
化、低電圧化に伴い、コンデンサ等の受動部品も小型大
容量化と併せて、高周波もしくは高速パルスに対して優
れた特性を示すことが必須になってきている。
【0005】コンデンサを小型高容量にするためには、
一対の電極に挟持された誘電体を薄くし、薄膜化するこ
とが最も有効である。薄膜化は上述した電圧の低下の傾
向にも適合している。
【0006】一方、IC回路の高速動作に伴う諸問題は
各素子の小型化よりも一層深刻な問題である。このう
ち、コンデンサの役割である高周波ノイズの除去機能に
おいて、特に重要となるのは、論理回路の同時切り替え
が同時に発生したときに生ずる電源電圧の瞬間的な低下
を、コンデンサに蓄積されたエネルギーを瞬時に供給す
ることにより低減する機能であり、いわゆるデカップリ
ングコンデンサと称されるものである。
【0007】このデカップリングコンデンサに要求され
る性能は、クロック周波数よりも速い負荷部の電流変動
に対して、いかにすばやく電流を供給できるかにある。
従って、100MHzから1GHzにおける周波数領域
に対してコンデンサとして確実に機能しなければならな
い。
【0008】しかし、実際のコンデンサは静電容量成分
の他に、抵抗成分、インダクタンス成分を持つ。容量成
分のインピーダンスは周波数増加とともに減少し、イン
ダクタンス成分は周波数の増加とともに増大する。
【0009】このため、動作周波数が高くなるにつれ、
素子の持つインダクタンスが供給すべき過渡電流を制限
してしまい、ロジック回路側の電源電圧の瞬時低下、ま
たは新たな電圧ノイズを発生させてしまう。結果とし
て、ロジック回路上のエラーを引き起こしてしまう。特
に最近のLSIは総素子数の増大による消費電力増大を
抑えるために電源電圧は低下しており、電源電圧の許容
変動幅も小さくなっている。従って、高速動作時の電圧
変動幅を最小に抑えるため、デカップリングコンデンサ
自身の持つインダクタンスおよび抵抗を減少させること
が非常に重要である。
【0010】インダクタンスを減少させる方法として最
も効果的な手法は電流経路の長さを最小にする方法であ
り、単位面積あたりの容量を増加させて小型化を図れば
よく、コンデンサ素子を薄膜化することにより達成でき
る。特に、大容量で高周波特性の良好なコンデンサを得
る目的で、誘電体厚さを1μm以下に薄膜化した例が特
開昭60−94716号公報等に開示されている。
【0011】一方、薄膜コンデンサの抵抗成分はその電
極材料の抵抗率によってほぼ決定される。現在、報告さ
れている薄膜部品で使用されている電極材料はPtが殆
どである。Ptは耐酸化性、耐反応性に優れているが、
その抵抗率は大きく、本発明のような100MHzから
1GHzという高周波領域で使用する薄膜コンデンサに
おいては、抵抗値が大きすぎて、コンデンサとして十分
に機能することが期待できない。
【0012】また、コンデンサの抵抗を下げる手法とし
て、積層化があるが、薄膜コンデンサの場合、工程が複
雑であるため、高コスト化につながるという問題があ
る。
【0013】通常、低抵抗な電極材料として、Cu、N
i、AgおよびAuが考えられる。
【0014】しかしながら、Cu、Niは耐酸化性に問
題があり、高温での処理が必要な薄膜コンデンサにおい
ては電極として使用するのが困難である。Agは耐酸化
性の点ではCu、Niに比較して優れているものの、マ
イグレーションおよび誘電体との反応の問題があり、薄
膜コンデンサの電極として使用するのは困難である。
【0015】一方、Auは耐酸化性が良好であり、誘電
体との反応もないため、薄膜コンデンサの電極として十
分使用可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、所望の場所
に実装できるデカップリングコンデンサを考えた場合、
ハンドリング可能な寸法として0.5mm×0.5mm
程度以上が必要であるため、薄膜化、小型化の方法のみ
でインダクタンスを低減することはできず、さらに低イ
ンダクタンス化を図るためには、薄膜コンデンサの電流
経路の長さを最小にするしかない。つまり、誘電体薄膜
の上方に、端子電極としてハンダバンプを形成する方法
が考えられる。
【0017】しかしながら、Auは通常ハンダとの密着
層に用いられる程、ハンダと反応しやすい。このため、
薄膜コンデンサの上部電極層として抵抗の低いAuを用
い、このAuからなる上部電極層上にハンダバンプ等の
フリップチップ実装用の端子電極を設ける場合には、上
部電極層のAuがハンダバンプに拡散し、上部電極層の
Auが消失するため、Auはハンダバンプを有するよう
な薄膜コンデンサの上部電極層材料として使用すること
ができないという問題があった。
【0018】本発明は、上部電極層からハンダバンプへ
のAuの拡散を防止することができる薄膜コンデンサを
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜コンデンサ
は、基板上に形成された下部電極層と、該下部電極層上
に形成された誘電体薄膜と、該誘電体薄膜上に形成され
たAuからなる上部電極層と、該上部電極層上に形成さ
れたPtおよび/またはPdからなる拡散防止層と、該
拡散防止層上に形成されたハンダバンプとからなるもの
である。
【0020】ここで、拡散防止層とハンダバンプとの間
にハンダ濡れ性の良好な密着層が形成されていることが
望ましい。
【0021】
【作用】本発明の薄膜コンデンサでは、抵抗の小さいA
uからなる電極層を用いたためインピーダンスを低下で
きるとともに、薄膜コンデンサ上にハンダバンプを形成
したため、このハンダバンプを介して薄膜コンデンサを
電子部品が搭載される母基板の電極に接続することによ
り、電流経路を最小にすることができ、低インダクタン
スの薄膜コンデンサを得ることができる。
【0022】そして、誘電体薄膜の表面に形成されたA
uからなる上部電極層に、ハンダとの濡れ性が良好でハ
ンダとの反応性の小さいPtおよび/またはPdからな
る拡散防止層を介して、ハンダバンプを形成したので、
上部電極層へのハンダバンプの付着強度を向上できると
ともに、ハンダバンプ形成時に生じるAuのハンダバン
プへの拡散を抑え、Auからなる上部電極層がハンダバ
ンプに吸われ消失することを防止できる。
【0023】また、拡散防止層とハンダバンプとの間に
ハンダ濡れ性の良好な密着層を形成することにより、ハ
ンダバンプの付着強度をさらに向上できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の薄膜コンデンサは、図1
に示すように、基板1上に形成された下部電極層2と、
該下部電極層2上に形成された誘電体薄膜3と、該誘電
体薄膜3上に形成されたAuからなる上部電極層4と、
該上部電極層4上に形成されたPtおよび/またはPd
からなる拡散防止層5と、該拡散防止層5上に形成され
たハンダバンプ7とからなるものである。尚、図1にお
いて、符号8は、例えば、感光性ポリイミド樹脂からな
る保護膜層を示している。
【0025】ここで、薄膜コンデンサが形成される絶縁
体基板1としては、アルミナ、サファイア、窒化アル
ミ、MgO単結晶、SrTiO3 単結晶、表面酸化シリ
コン、ガラス、石英等から選択されるもので特に限定さ
れない。
【0026】また、下部電極層2としては、Au、A
g、Cu、Pt、Pd等が用いられるが、このうちで
も、低抵抗かつ耐酸化性が良好という点でAuが望まし
い。このような下部電極層2は、スクリーン印刷、スパ
ッタ等の手法で形成可能であれば良く、その膜厚は高周
波領域でのインピーダンスと膜の被覆性を考慮すると
0.3〜0.5μmが望ましい。つまり、0.3μmよ
りも薄い場合には一部に被覆されない部分が発生する虞
があるからであり、また0.5μmよりも厚い場合は高
周波領域における導体の表皮効果を考慮すると導体層の
抵抗は殆ど変化しないからである。
【0027】さらに、誘電体薄膜3は、高周波領域にお
いて高い比誘電率を有するものであれば良いが、Pb、
Mg、Nbを含むペロブスカイト型酸化物結晶からなる
誘電体や、それ以外のPZT、PLZT、BaTi
3 、SrTiO3 、Ta2 5や、これらに他の金属
を添加したり、置換した化合物であってもよく、特に限
定されるものではない。また、誘電体薄膜3の膜厚は高
容量と絶縁性を確保するため0.3〜1.0μmが望ま
しい。これは0.3μmよりも薄い場合には被覆性が良
好でなく絶縁性が低下する場合があり、1.0μmより
も厚い場合には容量が小さくなるからである。誘電体薄
膜3の膜厚は特に0.4〜0.8μmが望ましい。
【0028】また、上部電極層4はAuからなるもので
ある。Auは耐酸化性ならびに誘電体薄膜3と反応せ
ず、薄膜コンデンサの電極として十分使用可能だからで
ある。
【0029】このような上部電極層4は、スクリーン印
刷、スパッタ等の手法で形成可能であれば良く、その膜
厚は、下部電極層2の場合と同様の理由から0.3〜
0.5μmが望ましい。即ち、0.3μmよりも薄い場
合には一部に被覆されない部分が発生する虞があるから
であり、また0.5μmよりも厚い場合は高周波領域に
おける導体の表皮効果を考慮すると導体層の抵抗は殆ど
変化しないからである。
【0030】そして、拡散防止層5はPtおよび/また
はPdからなるものであり、電極層2、4と同様、スク
リーン印刷、スパッタ等で形成可能であれば良い。拡散
防止層5の膜厚は、低コスト化および被覆性という点か
ら0.2〜0.4μmが望ましい。つまり、拡散防止層
5の膜厚が0.2μmよりも薄い場合には一部に被覆さ
れない部分が発生する虞があり、上部電極層4のAuと
の反応が発生する虞があるからであり、0.4μmより
も厚いと特性は変わらないのに形成コストが高くなるか
らである。
【0031】また、拡散防止層5は少なくともハンダバ
ンプが形成される部分のみに形成されていれば良く、コ
ストの点を除けば上部電極層4の全面に形成しても良
い。
【0032】保護膜層8としては薄膜コンデンサの表面
を保護するためのものであり、例えば、Si3 4 、S
iO2 、ポリイミド樹脂、およびBCB(ベンゾシクロ
ブテン)等からなるもので、上記例では感光性ポリイミ
ド樹脂を用いた。
【0033】保護膜層8は、ハンダバンプが形成されて
いる部分を除去されて、拡散防止層5を露出し、この露
出した拡散防止層5にハンダバンプ7が形成されてい
る。ハンダバンプ7はスクリーン印刷、ボールマウンタ
ー等の公知の技術を用いて形成されている。
【0034】また、ハンダバンプ7と拡散防止層5との
間に、ハンダ濡れ性の良好な密着層を形成しても良い。
ハンダ濡れ性の良好な材料として、Cu、Ni−Cr、
Au等があり、特にAuが望ましい。
【0035】このような薄膜コンデンサは、上部電極層
4a上に形成されたハンダバンプ7を、電子部品が搭載
される母基板の表面の電極に接続して用いられる。
【0036】以上のように構成された薄膜コンデンサで
は、抵抗の小さいAuからなる電極層2、4を用いたた
めインピーダンスを低下できるとともに、薄膜コンデン
サがハンダバンプ7を有するため、このハンダバンプ7
を介して薄膜コンデンサを母基板に接続することにより
電流経路を最小にすることができ、低インダクタンスの
薄膜コンデンサを得ることができる。
【0037】そして、誘電体薄膜3の表面に形成された
Auからなる上部電極層4に、ハンダとの濡れ性が良好
でハンダとの反応性の小さいPtおよび/またはPdか
らなる拡散防止層5を介して、ハンダバンプ7を形成し
たので、上部電極層4へのハンダバンプ7の付着強度を
向上できるとともに、ハンダバンプ7形成時に生じるA
uのハンダバンプ7への拡散を抑え、Auからなる上部
電極層4がハンダバンプ7に吸われ消失することを防止
できる。
【0038】また、ハンダバンプ7と拡散防止層5との
間にハンダ濡れ性の良好な密着層を形成することによ
り、ハンダバンプ7の付着強度をさらに向上できる。
【0039】尚、本発明では、誘電体薄膜が一層の単板
型の薄膜コンデンサについて説明したが、工程の複雑化
およびコストの点を除けば、誘電体薄膜と電極層とを交
互に積層した積層型の薄膜コンデンサであっても良いこ
とは勿論である。
【0040】
【実施例】電極層ならびに拡散防止層の形成は高周波マ
グネトロンスパッタ法を、誘電体薄膜層はゾルゲル法に
て作製した。
【0041】先ず、アルミナ基板上に膜厚0.3μmの
Auからなる下部電極層を形成した。この下部電極層上
に、ゾルゲル法にて合成したPb(Mg1/3 Nb2/3
3−PbTiO3 塗布溶液をスピンコート法を用いて
塗布し、乾燥させた後、400℃で熱処理、800℃で
焼成を行い、膜厚0.8μmのPb(Mg1/3
2/ 3 )O3 −PbTiO3 からなる誘電体薄膜を形成
した。
【0042】次に、誘電体薄膜の上面に、膜厚0.3μ
mのAuからなる上部電極層を形成し、この上部電極層
上に、ハンダバンプが形成される部分のみに膜厚0.3
μmのPtからなる拡散防止層を形成した。
【0043】その後、上部電極層および拡散防止層表面
に、膜厚5μmの感光性ポリイミド樹脂からなる保護膜
層を形成し、この保護膜層のハンダバンプの形成位置部
分にヴィアホール加工を施し、拡散防止層を露出させ
た。
【0044】次に、ボールマウンターにより、直径0.
2mmのハンダボールをフラックスが転写された拡散防
止層に実装し、リフロー処理し、図1に示したようなハ
ンダバンプを有する薄膜コンデンサを得た。
【0045】作製した薄膜コンデンサの1MHzから
1.8GHzでのインピーダンス特性をインピーダンス
アナライザー(ヒューレットパッカード社製HP429
1A)を用いて、インピーダンス、容量、インダクタン
スを測定し、その結果を表1および図2の実施例1とし
て示した。
【0046】
【表1】
【0047】この表1および図2から、本発明の薄膜コ
ンデンサは、共振周波数(100MHz)で0.1Ωの
インピーダンスを有するとともに、容量も20nF(1
MHz)、インダクタンスが125pHという優れた特
性を有することが判る。
【0048】また、拡散防止層の構成材料をPtからP
dに替えて同様に薄膜コンデンサを作製したところ、こ
の薄膜コンデンサでも、0.1Ωのインピーダンスを有
するとともに、容量も19nF、インダクタンスが12
4pHという優れた特性を有していた。この例を実施例
2として表1に記載した。
【0049】また、比較例1として、本発明者は、Pt
からなる拡散防止層を形成せずに直接ハンダバンプをA
uからなる上部電極層に形成した点を除いて、上記実施
例1と同様の手法で薄膜コンデンサを作製した。
【0050】作製した薄膜コンデンサの特性結果を表1
および図2に比較例1として示す。
【0051】この表1および図2から、インピーダンス
やインダクタンスは低いものの、ハンダバンプ形成時に
上部電極層のAuがハンダバンプへ拡散し、このため容
量が大幅に減少したことが判る。
【0052】さらに、比較例2として、本発明者は、誘
電体薄膜の上下面にPtからなる電極層を形成し、その
上部電極層に直接ハンダバンプを形成した点を除いて、
上記実施例1と同様の手法で薄膜コンデンサを作製し
た。
【0053】作製した薄膜コンデンサの特性結果を表1
および図2に比較例2として示す。
【0054】この表1および図2から、ハンダバンプ形
成による容量減少は見られないが、Au電極薄膜コンデ
ンサに比べ、インピーダンスが非常に大きいこと(0.
55Ω)が判る。従って、Ptからなる電極層では低イ
ンピーダンス特性を示す薄膜コンデンサを得ることがで
きないことが判る。
【0055】
【発明の効果】以上の詳述したように、本発明によれ
ば、基板上に下部電極層、誘電体薄膜、Auからなる上
部電極層を順次形成し、この上部電極層上に、ハンダと
の濡れ性がよくかつハンダとの反応性が低いPtおよび
/またはPdからなる拡散防止層を形成し、この拡散防
止層上にハンダバンプを形成したので、上部電極層のA
uのハンダバンプへの拡散を抑制することができ、Au
からなる上部電極層を有する低インピーダンスの薄膜コ
ンデンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜コンデンサを示す断面図である。
【図2】薄膜コンデンサのインピーダンス特性を示す図
である。
【符号の説明】
1・・・基板 2・・・下部電極層 3・・・誘電体薄膜 4・・・上部電極層 5・・・拡散防止層 7・・・ハンダバンプ 8・・・保護膜層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成された下部電極層と、該下部
    電極層上に形成された誘電体薄膜と、該誘電体薄膜上に
    形成されたAuからなる上部電極層と、該上部電極層上
    に形成されたPtおよび/またはPdからなる拡散防止
    層と、該拡散防止層上に形成されたハンダバンプからな
    ることを特徴とする薄膜コンデンサ。
  2. 【請求項2】拡散防止層とハンダバンプとの間にハンダ
    濡れ性の良好な密着層が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の薄膜コンデンサ。
JP10216798A 1998-07-31 1998-07-31 薄膜コンデンサ Pending JP2000049044A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10313891A1 (de) * 2003-03-27 2004-10-14 Epcos Ag Elektrisches Vielschichtbauelement
JP2008311362A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Tdk Corp セラミック電子部品
JP2016058528A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 太陽誘電株式会社 電子部品、回路モジュール及び電子機器

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