JP2000048781A - 偏平薄型電池 - Google Patents
偏平薄型電池Info
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Abstract
れにより封口部の占める面積をできるだけ小さくして電
池のエネルギー密度を増加させ、さらに周辺部の強度と
電池折り曲げ強度を上昇させた高信頼性偏平薄型電池を
提供すること。 【解決手段】 外被包材を用いて正極および負極を含む
電池部材を収納し、該外被包材同士の周辺部を熱融着も
しくは接着によって密封した偏平薄型電池において、少
なくとも端子を導出する周辺部を折り曲げ形状または巻
き締め形状にする。
Description
透過性フィルム部材よりなる外被包材に収納し、周辺部
を熱融着などにより封口密封した偏平薄型電池に関す
る。
い、その電源として種々の新しい電池が望まれるように
なってきている。この結果、ニッケル水素電池、リチウ
ム電池等が新しく開発された。しかし、需要が大きいの
は、新しい電池系の実用化だけではなく、新規で使い勝
手や機能性に優れた電池の形状についての改良も強く求
められている。従来の電池、特に金属ケースを使用して
いる電池では円筒形状が標準的な形状であった。これは
気密封口が可能であり、かつ、生産性に優れているから
である。また近年、電子機器尚に収納した際のスペース
効率を高めるために外観形状が直方体形状、もしくは各
部が丸められた直方体形状であるような角型電池が実用
化されてきた。しかし、この電池形状は気密封口が容易
である反面、非常に生産性が低く、電池コストが高くつ
くという問題があった。また、ある程度以下に薄型化し
た容器を得ることは技術的に非常に困難であった。ま
た、これら小型二次電池に使用される容器は負極端子を
兼ねる金属容器で形成されるため、材料コスト、製造コ
ストが割高になるのは避けられない。そこで、安価で、
より薄い小型電池を提供する手段としてハードケースで
はなく、発電要素をポリエチレンシートやアルミシート
をラミネートし非ガス透過性を持たせた軟らかいフィル
ム部材よりなる袋状外被包材に収納し、周辺部を熱融着
などにより封口密閉したものが提案されている。このよ
うな電池としては実開昭60−162362号公報に開
示されているように、平板状極板群を内側から感熱性接
着層、アルミ箔および高分子フィルムからなるラミネー
トフィルムで封止し、ラミネートフィルムの感熱層にリ
ード体となる金属蒸着膜を形成し、金属の蒸着膜の一端
を電極棒に接触させて発電要素をラミネートフィルムで
封止したものや、特開昭61−206157号公報に開
示されているように、平板状極板群をチューブ状のラミ
ネートフィルム部材に挿入した後、両端部を熱融着して
密閉したものなどがある。
薄型電池における最大の問題の一つである電子機器との
端子接続をどのような方式にするかということについて
は、ほとんど検討されたことが無く、単に端子部を周辺
部へ熱融着して外部へ導出したものを外部回路へ接続し
たり、外被包材に開口部を設け、この開口部内に正負極
の各端子を熱融着したものが用いられていただけであ
る。また、外被包材を用いた非水電解液偏平薄型電池に
おいてはガス透過性が問題となる。高分子材料による融
着層は完全に封止を行ったとしてもごく微量のガス透過
性を有している。特に水分はリチウムもしくはリチウム
化合物からなる負極に作用を及ぼし、性能劣化の原因と
なっている。特開昭62−61268号公報や特開平9
−383101号公報では集電体と電気的に接続した導
電材料からなる端子を外被包材同士の周辺部で挟み、該
周辺部を熱融着によって密封する際にリード封止部から
の漏れを防止する必要上、リード表面のヒートシール部
に熱融着フィルムを別途設ける工夫をしている。しか
し、これらは端子の導出部に関してだけの工夫であり、
また、リード部上への加工が必要となりコストの上昇と
タクト効率の低下をもたらすことが明らかである。ま
た、周辺部の熱融着の幅を大きくすることによって、水
分の進入が低下することは知られているが、実際には2
0mm、15mmというレトルト食品にも用いられるよ
うなシール幅を用いると、電池要素とは別の部分での面
積が大きくなり、電池のエネルギー密度が小さくなって
いた。もう一つの偏平薄型電池の問題点は外被包材が剛
性を持たず、折り曲げなどの負荷に対して非常に弱く、
ショートやそれによる破裂などの事故の恐れがあるため
消費者が直接電池の出し入れをしないということが原則
となっている。本発明は上記背景に鑑みてなされたもの
で、前記従来技術の問題点を解消し、周辺部から外被包
材内部への水分の進入を十分に押さえ、これにより封口
部の占める面積、シール幅をできるだけ小さくして電池
のエネルギー密度を増加させ、さらに周辺部の強度と電
池折り曲げ強度を上昇させた高信頼性偏平薄型電池を提
供することを目的とする。
に、外被包材を用いて正極、負極を含む電池部材を収納
し、該外被包材同士の周辺部を熱融着もしくは接着によ
って密封した偏平薄型電池において、少なくとも端子を
導出する周辺部が折り曲げ形状を有していることを特徴
とする偏平薄型電池が提供される。第二に、外被包材を
用いて正極、負極を含む電池部材を収納し、該外被包材
同士の周辺部を熱融着もしくは接着によって密封した偏
平薄型電池において、少なくとも端子を導出する周辺部
が巻き締め形状を有していることを特徴とする偏平薄型
電池が提供される。第三に、外被包材を用いて正極、負
極を含む電池部材を収納し、該電池部材の正負極集電体
の一部を延長してなるか、または該集電体と電気的に接
続した導電材料からなる端子を外被包材同士の周辺部で
挟み、該周辺部を熱融着もしくは接着によって密封した
偏平薄型電池において、前記周辺部から導出された少な
くとも一方の端子を周辺部方向に折り曲げ、該周辺部に
接着もしくは熱融着することを特徴とする偏平薄型電池
が提供される。第四に、上記第三に記載した偏平薄型電
池において、上記端子を折り曲げた面が外側になるよう
に上記周辺部を熱融着もしくは接着することを特徴とす
る偏平薄型電池が提供される。第五に、上記第一、第
二、第三または第四に記載した偏平薄型電池において、
周辺部コーナーのうちの少なくとも一つに予め切り欠き
部を設けることを特徴とする偏平薄型電池が提供され
る。
図14は本発明の前提となる外被包材に収納された扁平
薄型電池の要部斜視図であり、この偏平薄型電池は、シ
ート状の外被包材1を用いて正極2、セパレータ3、負
極4を積層した電池部材5を収納し、外被包材の周辺部
6同士を熱融着もしくは接着によって密封したものであ
る。符号9、10は該電池部材5の正負極集電体であ
る。外被包材1は、例えば2枚のシート状包材を重ねて
周辺部6同士を封止してもよいし、1枚の外被包材を2
つに折って周辺部を封止したものであってもよい。ま
た、予め袋状に構成された外被包材であってもよい。本
発明者らは前述の課題について検討し、図14に示した
偏平薄型電池において、図1のように重ねて密封された
周辺部6を折り曲げ処理7することにより、周辺部6の
封口部からの内部への水分の進入がほとんど無くなり該
周辺部の面積を大幅に小さくすることができ、電池を高
エネルギー密度化することができることを見出した。さ
らに、折れ曲がりやすく電池要素5への損傷を受けやす
い偏平薄型電池を、本発明のように周辺部6を折り曲げ
た形状とすることによって、折り曲げ方向への外力に対
する強度を増して高い信頼性を有する偏平薄型電池とす
ることができた。なお、本発明は図14のような周辺部
から端子を導出する形態の端子を有するもの限定される
ものではなく、端子の導出形態としては種々のものを適
用することができる。要するに、本形態例では、熱融着
等により密封されることにより広いシール面積となった
周辺部6を少なくとも一回以上折り曲げることにより、
密封された部分の面積を減縮するとともに、水密性を高
めた点が特徴的である。
は周辺部6を折りたたむ代わりに、扁平ロール状に巻き
締め処理8することにより、封口部からの水分の進入が
ほとんど無くなり該周辺部6の面積(シール部の突出
幅)を大幅に小さくすることができた。さらに、折れ曲
がり易く電池要素への損傷を受け易い偏平薄型電池を、
本発明のように周辺部を巻き締め処理することにより、
折り曲げに対する強度を増した高い信頼性を有する偏平
薄型電池とすることができた。この場合も図14のよう
な周辺部から端子を導出する形態に、端子の形態を限定
するものではない。次に、外被包材を用いた非水電解液
偏平薄型電池においては、ガス透過性が問題となる。即
ち、高分子材料による融着層は完全に封止を行ってもご
く微量のガス透過性を有しており、ガス透過量は融着面
の外周の長さに比例して大きくなり、融着幅に比例して
小さくなる。特に水分と酸素はリチウムもしくはリチウ
ム化合物からなる負極に作用を及ぼし、性能劣化の原因
となっている。本発明者らはこの問題について検討、研
究した結果、外被包材を用いて正極、負極を含む電池部
材を収納し、外被包材同士の周辺部を熱融着もしくは接
着によって密封した偏平薄型電池において、少なくとも
1辺の該周辺部6の幅(シール面の幅)を5mm以上、
好ましくは7mm以上、さらに好ましくは10mm以上
とすることにより、融着部からの水分進入がほとんどな
くなることに気づいた。また、周辺部6のが折り曲げま
たは巻き締め形状を有することにより、通常の平面状の
場合より水分進入が小さい値となる。これは折り曲げ形
状または巻き締め形状にする加工により融着または接着
層の厚さが小さくなる部分(屈曲部、湾曲部)が生じ、
水分進入に影響する断面積を小さくすることができるた
めと考えられる。
検討した結果、図14のように外被包材6を用いて正
極、負極を含む電池部材5を収納し、該電池部材の正負
極集電体9、10の一部を延長してなるか、またはこの
集電体と電気的に接続した導電材料からなる端子11、
12を外被包材同士の周辺部6で挟み、該周辺部を熱融
着もしくは接着によって密封した偏平薄型電池におい
て、図3のように該周辺部から導出された少なくとも一
方の端子を周辺部方向(電池本体方向に略180度)に
折り曲げ、この端子を該周辺部6に接着もしくは熱融着
することにより、電子機器への装着時に端子接続のため
の余分な空間を設ける必要をなくし、端子部の強度を向
上して着脱による破損がほとんどない偏平薄型電池を得
ることができた。この電池の外被包材1としては、例え
ば図4のようにその層構成中に防湿のための金属箔14
とその外側保護層15を含み、かつ、金属箔の内面にヒ
ートシールのための樹脂層(熱融着層)13を有する多
層フィルムが用いられるのが通常である。特に反応要素
として高出力、高密度、長期安定性、保存安定性の良い
系として知られる非水電解液を使用した系を用いる場
合、外被包材内面のヒートシール性樹脂13としては化
学的に安定で不活性なポリオレフィン系樹脂もしくはア
イオノマー樹脂等が用いられる。この発明において保護
層15も同様に熱融着性を有することが望ましい。
得ようと検討した結果、図5のように該端子11、12
を周辺部6上に折り曲げ、折り曲げた面が外側向きにな
るよう周辺部6を折り曲げて熱融着もしくは接着した周
辺部16とすることにより、該周辺部6の強度が格段に
向上し、電子機器への差込端子として使用することが可
能となった。これによりこれまで容易に電子機器への着
脱ができなかった偏平薄型電池の取り扱いが簡単にでき
るようになり、電池交換時のトラブルをほとんど無くす
ことができた。同様に、図6のように周辺部6上に折り
曲げた該端子11、12が外側向きになるように周辺部
6を巻き締めて熱融着もしくは接着した周辺部17とす
ることにより、該周辺部の強度が格段に上がり電子機器
への差込端子として使用することが可能となった。これ
によりこれまで容易に電子機器への着脱ができなかった
偏平薄型電池の取り扱いが簡単にできるようになり、電
池交換時のトラブルをほとんど無くすことができた。ま
た、周辺部の融着または接着部の幅が小さくなり、定常
状態での水分進入は増加するが実際の電池は着脱のスト
レスを受けるため使用状況でほぼ同一の状況でのシール
性を向上することができ、水分進入も同時に低下させる
ことができた。
いる場合、2枚の矩形の外被包材1を重ねた状態で3辺
を折り曲げた上で熱融着して袋状にする場合、或は一枚
の外被包材を2つ折り等にしてから2辺を熱融着して袋
状にする場合等における熱融着前の角隅部処理に関す
る。つまり、コーナー部(角隅部)が90度程度の角状
に構成されている外被包材の該コーナー部を予め所望形
状に成形、面取りしておくことにより折り曲げ後におけ
るコーナー部の強度を高め、折り曲げ工程における不具
合をなくするようにしている。このようにコーナー部の
強度を予め高めておく必要性、効果は、例えば上記の様
に端子11、12を導出させる周辺部6において顕著に
現れるものである。即ち、本発明のように角部をはさん
で隣り合わせた2つの辺の折り曲げ処理を行う場合、図
7のようにストレスがコーナー部18に集中するため困
難な工程が予測される。本発明者らはこの問題について
検討した結果、予め該周辺部コーナーの少なくとも一つ
以上に切り欠き部を設け、該切り欠き部を挟んで隣り合
わせた2つの辺を夫々折り曲げもしくは巻き締めること
により、簡易に折り曲げ処理を行うことが可能となり、
生産工程においてタクトが格段に向上した。この時の切
り欠き部の形状としては四角形状、三角形状、アール形
状等が考えられる。本発明者らは該切り欠き部について
検討を重ねた結果、予め該周辺部コーナーに設けた切欠
き部を図8のように三角形状19とすることにより、折
り曲げもしくは巻き締め処理後の周辺がコーナー部で重
なり合うことなく端部同士が接するようになり、これに
よって電池の歩留まりと保存試験における電池の信頼性
が格段に向上することができた。また、コーナー部の強
度が増し、特に電子機器への着脱が簡便にできるように
なり、該偏平薄型電池の信頼性を上げることができるよ
うになった。同様に、図9のように予め該周辺部コーナ
ーの少なくとも一つに設ける切欠き部20がアール形状
を有することにより、折り曲げもしくは巻き締め処理後
のコーナー部21がアール形状となり、特別な後処理に
よるコーナーのアール化を行う必要がなくなり、タクト
の短縮に大きく寄与した。
ルピロリドン 38重量部に溶解して、活物質としての
LiCoO 250重量部と、導電剤としての黒鉛 9
重量部を夫々加えてホモジナイザーにて不活性雰囲気下
で混合分散し、正極用塗料を調製した。これを大気中に
てワイヤーバーを用いて20μmアルミ箔両面に塗布
し、125℃で30分間乾燥させた後圧縮形成して幅5
0mm、長さl00mmの正極を得た。成形後の合剤厚
さは両面ともに膜厚70μmと同一とした。 (負極)ポリフッ化ビニリデン2重量部をN−メチルピ
ロリドン58重量部に溶解してコークスの2500℃焼
成品 40重量部を加えて、ロールミル法にて不活性雰
囲気下で混合分散し、負極用塗料を調製した。これを大
気中にて20μm銅箔上に塗布し、100℃で15分間
乾燥させた後、圧縮形成して幅50mm、長さ100m
mの負極を得た。成形後の合剤厚さは両面ともに膜厚5
0μmと同一とした。 正極2、厚さ25μmの微多孔
性ポリプロピレンフィルムより成る袋状のセパレータ3
に外包された負極4の各電極を、エチレンカーボネート
/ジメチルカーボネート(1/1:体積比)に溶解した
1.0mol/lLiPF6の電解液86%、エトキシ
ジエチレングリコールアクリレートを13.7%、トリ
メチロールプロパントリアクリレート0.3%、ベンゾ
インイソプロピルエーテル0.04%混合した重合性溶
液に浸透させ、高圧水銀灯を照射し、ゲル化させた。こ
れらゲル化させたそれぞれの負極(セパレータで外
包)、正極、負極の順に負極4枚、正極3枚を積層し
た。次に正負極の集電体タブ9、10に幅4mm、長さ
30mm、厚さ100μmの端子を重ね、超音波溶接
を行い、高分子固体電解質積層電極体5を作製した。こ
こで正極の端子材料はアルミとし、負極の端子材料をS
US316製とした。このようにして作製した電池部材
5を、図4に示すような10μmのアルミ芯材の両面に
50μmの熱融着性樹脂(アイオノマー樹脂)を貼り合
わせた74×130mmのサイズの外被包材1を10m
mの幅で3辺熱融着して袋状にした電池容器の内部に挿
入した。未封口の1辺に該リードを間に挟み込んだまま
10mmの幅で残る1辺を熱融着することにより540
mAh(1/3C放電時)の高分子固体電解質偏平薄型
電池を得た。
て周辺部の折り曲げ処理を行わなかった電池と折り曲げ
処理を1辺ずつ行っていったそれぞれの電池を100サ
イクルの充放電試験を行った結果を示す。この試験では
明らかに周辺部の折り曲げ処理を行う方が充放電に伴う
劣化が小さくなり、水分を含むガス透過を押さえる効果
があることが判明した。また、図11に、540mAh
の本電池において周辺部の巻き締め処理を行わなかった
電池と巻き締め処理を1辺ずつ行っていったそれぞれの
電池を100サイクルの充放電試験を行った結果を示
す。図11から、明らかに周辺部の巻き締め処理を行う
方が充放電に伴う劣化が小さくなり、水分を含むガス透
過を押さえる効果があることが判明した。表1および表
2に周辺部処理を行わない場合と折り曲げもしくは巻き
締め処理を行った場合の、上部からの単位投影面積当た
りの容量を示す。また、図12に折り曲げもしくは巻き
締め処理を行った場合の、周辺の番号22、23、2
4、25を示す。同表から周辺部の折り曲げもしくは巻
き締め処理を行うことにより容量密度が大幅に増加する
ことが分かる。また、同表中に周辺部の処理と電池折り
曲げ荷重との関係を示す。実験は電池長手方向の中央部
分が直角になった台座の端部に来るように固定し、電池
の固定されていない側の端を上部から下方向へ荷重をか
けていき、30°の角度まで折れ曲がるのに要した最大
荷重を記録したものである。同表から周辺部の折り曲げ
もしくは巻き締め処理を行うことにより電池強度が大幅
に増加することが分かる。なお、短辺22、23だけを
折り曲げ、或は巻き締めた場合、つまり、長辺を折り曲
げ、或は巻き締めなかった場合は、この実験に該当しな
いので、結果が示されていない。図13に、540mA
hの本電池において各長さの熱融着周辺部の幅におけ
る、100サイクル後の容量保持率を示す。同図より周
辺部の幅は広い方が容量劣化は小さく、特に10mm以
上の周辺部を用いることにより格段にその劣化が小さく
なることが分かる。
た切欠き部を設けて周辺部の折り曲げ処理を行った以外
は実施例1と同様にして偏平薄型電池を得た。その結
果、工程が簡易となり、タクトが15ポイント、不良率
が20ポイント改善された。 〔実施例3〕4つのコーナー部を三角形状に切り落とし
た切欠き部を設けて周辺部の巻き締め処理を行った以外
は実施例1と同様にして偏平薄型電池を得た。その結
果、工程が簡易となり、タクトが15ポイント、不良率
が20ポイント改善された。 〔実施例4〕4つのコーナー部を図9のようにアール形
状を有する切欠き部を設けて周辺部の折り曲げ処理を行
った以外は実施例1と同様にして偏平薄型電池を得た。
その結果、工程が簡易となり、タクトが15ポイント、
不良率が20ポイント改善された。また、完成した偏平
薄型電池のコーナー部がアール形状であるためハンドリ
ングし易くなり、電池の差し込みも確実に行えるように
なった。 〔実施例5〕4つのコーナー部を図9のようにアール形
状を有する切欠き部を設けて周辺部の巻き締め処理を行
った以外は実施例1と同様にして偏平薄型電池を得た。
その結果、工程が簡易となり、タクトが15ポイント、
不良率が20ポイント改善された。また、完成した偏平
薄型電池のコーナー部がアール形状であるためハンドリ
ングし易くなり、電池の差し込みも確実に行えるように
なった。
は、外被包材を用いて正極、セパレータ、負極を含む電
池部材を収納し、外被包材同士の周辺部を熱融着もしく
は接着によって密封した偏平薄型電池において、少なく
とも端子を導出する周辺部を折り曲げ形状にするもので
あり、これにより封口部からの水分の進入がほとんど無
くなり該周辺部の面積を大幅に小さくすることができ
る。さらに、折れ曲がり易く電池要素への損傷を受け易
い偏平薄型電池を、折り曲げに対する強度を増した高い
信頼性を有する偏平薄型電池とすることができる。な
お、外被包材としては、シート状のものを予め袋状に成
形したものは勿論、複数枚の外被包材を重ねて周辺部を
融着することにより内部に電池部材を収納したものを含
むものである。請求項2の偏平薄型電池は、少なくとも
端子を導出する周辺部を巻き締め形状にするものであ
り、これにより封口部からの水分の進入がほとんど無く
なり該周辺部の面積を大幅に小さくすることができる。
さらに、折れ曲がり易く電池要素への損傷を受け易い薄
型偏平電池を、折り曲げに対する強度を増した高い信頼
性を有する偏平薄型電池とすることができる。請求項3
の偏平薄型電池は、外被包材を用いて正極、負極を含む
電池部材を収納し、該電池部材の正負極集電体の一部を
延長してなるか、または、これら集電体と電気的に接続
した導電材料からなる端子を外被包材同士の周辺部で挟
み、該周辺部を熱融着もしくは接着によって密封した偏
平薄型電池において、図3のように該周辺部から導出さ
れた少なくとも一方の端子を周辺部方向に折り曲げ該周
辺部外側に接着もしくは熱融着することにより、電子機
器への装着時に端子接続のための余分な空間を設ける必
要がなくなり、端子部の強度が上がり着脱による破損が
ほとんどない偏平薄型電池を得ることができる。請求項
4の偏平薄型電池は、上記端子を折り曲げた面が外側に
なるよう周辺部を折り曲げて熱融着もしくは接着した周
辺部とするものであり、これにより該周辺部の強度が格
段に上がり電子機器への差込端子として使用することが
できる。さらに、これまで容易に電子機器への着脱がで
きなかった偏平薄型電池の取り扱いが簡単にできるよう
になり、電池交換時のトラブルをほとんど無くすことが
できる。請求項5の偏平薄型電池は、角部が90度程度
になっている外装包材の周辺部コーナーの少なくとも1
つに切欠き部を設けて面取りし、該切欠き部を挟んで隣
り合わせた各辺を折り曲げもしくは巻き締めることによ
り、簡易に折り曲げ処理を行うことが可能となり生産工
程においてタクトを格段に向上させることができる。
材周辺部の形状を示す斜視図。
材周辺部の別の形状を示す斜視図。
材の周辺部から導出された端子の処理方法を示す斜視
図。
材の周辺部から導出された端子の別の処理方法を示す斜
視図。
材の周辺部から導出された端子の別の処理方法を示す斜
視図。
が集中するコーナー部を示す斜視図。
図。
平面図。
保持率との関係を示す図。
保持率との関係を示す図。
の周辺番号を示す図。
保持率との関係を示す図。
図。
負極、5 電池部材、6 周辺部、7 折り曲
げ処理、8 巻き締め処理、9 正極集電体(タ
ブ)、10 負極集電体(タブ)、11 正極集電
体と接続した端子、12 負極集電体と接続した端
子、13 樹脂層(熱融着層)、14 金属箔、1
5 保護層、16、17 熱融着または接着した周
辺部、18ストレスが集中するコーナー部、19 三
角形状切り欠き部、20 アール形状切り欠き部、2
1 巻き締め処理後のコーナー部、22、23、2
4、25 折り曲げた周辺の番号、26 折り曲げ
処理後のコーナー部、27折り曲げ処理後の周辺部、2
8 巻き締め処理後の周辺部
Claims (5)
- 【請求項1】 外被包材を用いて正極および負極を含む
電池部材を収納し、該外被包材同士の周辺部を熱融着も
しくは接着によって密封した偏平薄型電池において、少
なくとも端子を導出する周辺部が折り曲げ形状を有して
いることを特徴とする偏平薄型電池。 - 【請求項2】 外被包材を用いて正極および負極を含む
電池部材を収納し、該外被包材同士の周辺部を熱融着も
しくは接着によって密封した偏平薄型電池において、少
なくとも端子を導出する周辺部が巻き締め形状を有して
いることを特徴とする偏平薄型電池。 - 【請求項3】 外被包材を用いて正極および負極を含む
電池部材を収納し、該電池部材の正負極集電体の一部を
延長してなるか、または該集電体と電気的に接続した導
電材料からなる端子を外被包材同士の周辺部で挟み、該
周辺部を熱融着もしくは接着によって密封した偏平薄型
電池において、前記周辺部から導出された少なくとも一
方の端子を周辺部方向に折り曲げ、該周辺部に接着もし
くは熱融着することを特徴とする偏平薄型電池。 - 【請求項4】 請求項3記載の偏平薄型電池において、
前記端子を折り曲げた面が外側になるように前記周辺部
を熱融着もしくは接着することを特徴とする偏平薄型電
池。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の偏平薄
型電池において、周辺部コーナーのうちの少なくとも一
つに予め切り欠き部を設けることを特徴とする偏平薄型
電池。
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP10227638A JP2000048781A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 偏平薄型電池 |
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|---|---|
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ID=16864030
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10227638A Pending JP2000048781A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 偏平薄型電池 |
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| Country | Link |
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