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JP2000043705A - 連結車両の自動減速制御装置 - Google Patents

連結車両の自動減速制御装置

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JP2000043705A
JP2000043705A JP10214636A JP21463698A JP2000043705A JP 2000043705 A JP2000043705 A JP 2000043705A JP 10214636 A JP10214636 A JP 10214636A JP 21463698 A JP21463698 A JP 21463698A JP 2000043705 A JP2000043705 A JP 2000043705A
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vehicle
tractor
braking force
automatic
trailer
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JP10214636A
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Kunio Sakata
邦夫 坂田
Katsushi Matsuda
克司 松田
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動減速時にジャックナイフ現象の発生を抑
え、その減速効果を効率よく発揮することができる連結
車両の自動減速制御装置を提供する。 【解決手段】 自動減速制御装置は、旋回時の車速及び
横加速度が所定の許容値を超えないようにトラクタ及び
トレーラ車輪に自動制動力を発生させ、車両を自動減速
する。この自動減速を実行中、車両のステア傾向を演算
し(ステップS12)、その傾向がオーバステア傾向に
移行していると判定したときは(ステップS14)、ト
ラクタ車輪の制動を中止する(ステップS16)。これ
によりトレーラからの突き上げを取り除き、ジャックナ
イフ現象の発生を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、旋回時の車速を
自動的に低下させるための連結車両の自動減速制御装置
に関する。
【0002】
【関連する背景技術】この種の自動減速制御装置として
は例えば、特開平3−42360号公報に開示された旋
回挙動制御装置が挙げられる。この公知の旋回挙動制御
装置は、旋回操舵量に応じたタイヤグリップ限界車速を
求め、旋回時に検出した車速がこの限界車速を超える
と、自動的にブレーキをかけて車速を低下させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トラクタでトレーラを
牽引する形態の連結車両にあっては、連結車両に特有の
不安定な挙動としてジャックナイフ現象があり、このジ
ャックナイフ現象は、例えば制動時にトレーラ車輪より
もトラクタ車輪の制動力が大きい場合、トレーラからの
後押し力(いわゆる突き上げ)に起因して発生する。こ
のようなジャックナイフ現象を防止するためには、一般
にトラクタ車輪よりもトレーラ車輪の制動力を大きく設
定しておくことが知られている。
【0004】しかしながら、通常のトレーラ車輪の設定
制動力をトラクタ車輪より大きくしている場合、トレー
ラが空車状態のときは車輪ロックを起こしやすいため、
充分な減速効果が得られなくなる。一方、空車状態では
トレーラ車輪の発揮できる制動力が目減りするため、充
分な減速効果を得るためにはなるべくトラクタ車輪の制
動力を大きくしなければならない。しかしながら、上述
のようにトラクタ車輪の制動力を大きく設定している
と、かえって制動時にジャックナイフ現象を招く虞があ
る。それ故、連結車両の場合はトラクタ車輪とトレーラ
車輪との間の制動力バランスを定常的に固定することは
できず、公知の旋回挙動制御技術を単に適用してもその
減速効果が適切に得られない。
【0005】この発明は上述の事情に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、旋回時の車両挙動を
不安定化することなく、自動減速による充分な減速効果
を発揮することができる連結車両の自動減速制御装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的はこの発明に
より達成され、請求項1の連結車両の自動減速制御装置
は、車両の走行状態を検出して検出信号を出力する走行
状態検出手段と、運転者による制動操作とは独立して作
動する独立制動手段と、この独立制動手段の作動を制御
する制御手段とを備えている。独立制動手段は、その作
動によりトラクタ車輪及びトレーラ車輪にそれぞれ制動
力を発生させることができ、また、その制動力をそれぞ
れ調整可能に設けられている。制御手段は、走行状態検
出手段から得られる検出信号の情報を評価し、この評価
結果に基づき旋回時の車速及び車両横加速度の少なくと
も一方を所定の許容値以下に制限するべく独立制動手段
の作動を制御して、トラクタ車輪及びトレーラ車輪に自
動制動力を発生させて車両の自動減速を行う。そして、
この制御手段は、自動減速を実行中に走行状態検出手段
からの検出信号を更に評価した結果、車両のステア傾向
がオーバステア傾向に移行しているとき、トラクタ車輪
の自動制動力を減少させるものとしている。
【0007】請求項1の自動減速制御装置によれば、走
行状態情報の評価結果に基づき自動減速が実行され、旋
回時の車速又は車両横加速度が許容値以下に制限され
る。このような自動減速の実行中、車両がオーバステア
傾向に移行しているときは、トラクタ車輪の自動制動力
を減少させるので、トラクタがトレーラから後押し力を
受けることはない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して自動減速制
御装置の一実施例を説明する。
【0009】図1を参照すると、連結車両のトラクタ1
はエアタンク2,4,6を作動圧力源とするエアブレー
キ系を装備しており、このブレーキ系はフロント及びリ
ヤのサービスブレーキ経路8,10、トレーラ用のサー
ビスブレーキ経路12及び独立ブレーキ経路14,1
6,18を含んでいる。
【0010】より詳しくは、フロントサービスブレーキ
経路8は、ブレーキバルブ20を通じてエアタンク2の
エア圧を取り出し、そのエア圧をダブルチェックバルブ
22を介してフロントブレーキ経路24に供給する。ま
た、リヤサービスブレーキ経路10は、リレーバルブ2
6を通じてエアタンク4のエア圧を取り出し、そのエア
圧をダブルチェックバルブ28を介してリヤブレーキ経
路30に供給する。なお、リレーバルブ26には、ブレ
ーキバルブ20からパイロット圧経路32を通じて信号
圧が入力される。
【0011】また、トレーラ用サービスブレーキ経路1
2は、デュアルリレーバルブ34を通じてエアタンク6
のエア圧を取り出し、そのエア圧をダブルチェックバル
ブ36を介してブレーキホース38に供給する。ブレー
キホース38は、図示しないトレーラのブレーキカップ
リングに接続される。なお、リレーバルブ34にはブレ
ーキバルブ20からパイロット圧経路40,42を通じ
て信号圧が入力される。
【0012】一方、独立ブレーキ経路14は、何れも給
気弁44を通じてエアタンク2のエア圧を取り出し、そ
のエア圧をそれぞれダブルチェックバルブ22を介して
フロントブレーキ経路24に供給する。また、独立ブレ
ーキ経路16は、何れも給気弁46を通じてエアタンク
4のエア圧を取り出し、そのエア圧をそれぞれダブルチ
ェックバルブ28を介してリヤブレーキ経路30に供給
する。
【0013】また、独立ブレーキ経路18は、給気弁4
8を通じてエアタンク6のエア圧を取り出し、そのエア
圧を、ダブルチェックバルブ36を介してブレーキホー
ス38に供給する。なお、上述の給気弁44,46,4
8は何れもソレノイド開閉弁からなっている。
【0014】上述したフロントブレーキ経路24及びリ
ヤブレーキ経路30は、それぞれブレーキチャンバ50
に接続されており、図示のようにこれらフロント及びリ
ヤブレーキ経路24,30には、それぞれ圧力制御弁5
2,54が介挿されている。また、ダブルチェックバル
ブ36の出口ポートとブレーキホース38との間にも圧
力制御弁56が介挿されている。なお、これら圧力制御
弁52,54,56は何れもソレノイド切換弁からな
り、それぞれ介挿された経路内を通気する通常位置と、
ブレーキチャンバ50に接続する下流の圧力を大気に開
放する作動位置及び各エアタンク2,4,6からの供給
エア圧を遮断してブレーキチャンバ50内の圧力を保持
する作動位置との間でその位置を切り換え可能である。
【0015】トラクタ1は、各給気弁44,46,48
及び各圧力制御弁52,54,56の作動を制御するた
めの電子制御ユニット(ECU)58を装備しており、
個々の給気弁44,46,48及び圧力制御弁52,5
4,56は、このECU58に電気的に接続されてい
る。
【0016】上述した給気弁44,46,48及び圧力
制御弁52,54,56を含む独立ブレーキ経路14,
16,18は、運転者の制動操作、つまり、ブレーキペ
ダルの踏み込みやトレーラブレーキ等の操作とは独立し
て作動する独立制動手段をなし、その作動をECU58
により制御される。そして、その作動に伴い、トラクタ
1については各車輪毎にブレーキエア圧を調整すること
でトラクタ車輪(FR,FL,RR,RL)に発生する制動力の
大きさを調整することができ、また、トレーラ車輪につ
いてもトラクタ車輪とは別にその制動力を調整すること
ができる。
【0017】またトラクタ1は、その走行状態を検出
し、信号出力するための手段として複数のセンサ類を装
備しており、具体的には、操舵角センサ60、車輪速セ
ンサ62、ヨーレイトセンサ64、前後加速度センサ6
6及び横加速度センサ68がそれぞれ設けられている。
【0018】上述したエアブレーキ系において、個々の
ブレーキチャンバ50には、制動エア圧を検出するため
のブレーキエア圧センサ70が設けられている。なお、
ブレーキバルブ20には、ブレーキペダルの踏み込み量
に応じた出口エア圧を検出するための踏み込みエア圧セ
ンサ72が設けられており、また、圧力制御弁56に
は、トレーラ側のブレーキ経路(図示されていない)に
向けて供給する出口エア圧を検出するためのトレーラエ
ア圧センサ74が設けられている。また、リレーバルブ
26(LSV付)には、その出口エア圧を検出するエア
圧センサ76が設けられている。
【0019】図2を参照すると、ECU58がトラクタ
1のエアブレーキ系を作動制御するための電気的な接続
状態を示したブロック構成図が示されている。図示のよ
うに上述した各種センサは、何れもECU58に電気的
に接続され、それぞれECU58に検出信号を出力して
いる。
【0020】ECU58は、これら各種センサからのセ
ンサ信号を処理して車両の走行状態情報を得ることがで
きる。例えば、前輪操舵角δ、車速V、トラクタ1の実
ヨーレイトγ、前後加速度Gx及び横加速度Gy等の情
報である。ECU58は、これら走行状態の情報を評価
して、その評価結果に基づき上述したエアブレーキ系の
作動を制御する機能を有している。
【0021】具体的には、車両の旋回時、車速V及び横
加速度Gy等の情報を評価して、これら車速V及び横加
速度Gyが所定の許容値を超えないように、公知の自動
減速制御則に基づき自動的に制動力を発生させて車両の
ドリフトアウトやスピン、ロールオーバ等を防止する。
このとき、ECU58は、車両の旋回時に実際の車速V
及び横加速度Gyを許容値以下に制限するために必要な
減速度を求め、この求めた減速度が所定の閾値を超えた
とき、自動減速制御を実行する。なお、ECU58は、
推定した旋回半径及び路面摩擦係数に応じて車速Vの許
容値、つまり、安全車速を求め、また、横加速度Gyに
ついて予め設定された許容値を記憶している。
【0022】ECU58は自動減速制御の開始に伴い、
上述した必要減速度を発生させるために必要な目標ブレ
ーキエア圧を演算し、その目標エア圧に従って給気弁4
4,46,48及び圧力制御弁52,54,56をそれ
ぞれ作動制御する。詳しくは、各給気弁44,46,4
8を開位置に切り換えて独立ブレーキ経路14,16,
18にエア圧を供給する一方、個々の圧力制御弁52,
54,56を作動制御して実際のブレーキエア圧を目標
圧に一致させる。なお、圧力制御弁52,54,56
は、それぞれ周期的に位置を切り換えることで精密に制
御することができる。
【0023】上述のように運転者の制動操作とは独立し
てブレーキエア圧が供給される結果、図3に示されるよ
うにトラクタ車輪及びトレーラ車輪にそれぞれ自動制動
力B 1,B2が発生する。このとき、例えばトレーラが空
車状態であるとすると、実際に発揮できる制動力は積車
状態のときよりも目減りしている。
【0024】それ故、このような状況で自動減速制御が
行われると、実際に自動制動力B1とB2とでは、トラク
タ車輪の制動力B1の方が大きくなると考えられる。こ
の場合、これら制動力B1,B2との間の制動力差に起因
してトラクタ1はそのカプラ位置Cにトレーラからの後
押し力Pを受ける。この後押し力Pは、カプラ位置Cと
トラクタ1の重心位置gとの関係から、トラクタ1をそ
の旋回円の内側に切れ込ませる回頭ヨーモーメントMを
発生させる。この回頭ヨーモーメントMは、トラクタ1
のステア傾向をオーバステア側に向けさせるべく作用す
る。本発明の発明者等は、自動減速時に生じるトレーラ
からの後押し力Pが、トラクタ1のステア傾向に与える
影響に着目する一方、このステア傾向の変化動向から、
ジャックナイフ現象の発生を予測できることを確認して
いる。そして、発明者等は、このようなステア傾向の変
化に伴う車両の挙動変化に応じて自動制動力B1,B2
バランスを可変することで、自動減速中の車両を安定化
させるロジックを創案した。
【0025】図4に、一例として自動減速制御を実行中
に見られるステア傾向の変化を表すグラフを示す。図
中、縦軸はそれぞれ上下方向にアンダステア度合及びオ
ーバステア度合の大きさを示している。
【0026】また図5には、ECU58が実行する制動
力制御ルーチンのフローチャートが示されており、以
下、図4及び図5のフローに沿って自動減速を実行中に
行われる制動力制御の手順を説明する。
【0027】図5に示されるように、ステップS10に
おいてECU58自身が自動減速制御を実行中であるか
否かを判別し、その結果が真(Yes)であれば、次に
ステップS12に進む。従って、ECU58において自
動減速制御が開始された後は、ステップS12より後の
手順が実行されることになる。
【0028】ステップS12では、車両のステア傾向、
つまり、上述のアンダ又はオーバステア度合を演算す
る。この演算は、前輪操舵角δ、車速V及び実ヨーレイ
トγ等の信号を処理することで行うことができる。具体
的には、規範モデルから導出されるヨーレイトを基準と
して実ヨーレイトとの間の偏差を求め、この偏差の大き
さ及び符号からアンダ又はオーバステア度合を演算す
る。
【0029】ステップS14では、演算したステア傾向
がアンダステアからオーバステア傾向に移行しているか
否かを判定する。この判定は例えば以下の手法を用いて
行うことができる。
【0030】ECU58は、これまでに演算したアンダ
ステア度合をその時間経過とともに記憶しており、図4
でみて時刻t1以後はその変化率が負となることから、
この時刻t1にてアンダステア度合のピーク値US1を得
る。そして、時刻t1以後、演算したアンダステア度合
がピーク値US1の2分の1以下になったとき(時刻
2)、トラクタ1のステア傾向がアンダステアからオ
ーバステア傾向に移行しているものと判定する。
【0031】また別の判定手法として、例えば時刻t3
に示されるように時刻t1以後、アンダステア度合が0
まで低下し、オーバステア傾向の領域に入ったとき、そ
のステア傾向がアンダからオーバステア傾向に移行して
いるものと判定することもできる。
【0032】例として二通り上述した何れかの判定手法
により、ステップS14での判定が真のとき、次のステ
ップS16に進む。
【0033】ステップS16では、トラクタ車輪の制動
を中止する。すなわち、ECU58は給気弁44,46
をそれぞれ閉位置に戻してエア圧の供給を絶ち、各圧力
制御弁52,54を排気の作動位置に切り換えてトラク
タ車輪に生じる自動制動力B 1を取り除く。このステッ
プS16を実行すると、図6に示されるように自動制動
力B2だけで自動減速を行うこととなり、トラクタ1は
そのカプラ位置Cにトレーラから引き戻し力Dを受け
る。この結果、図3に示すような後押し力Pが発生する
ことがないので、車両の挙動が安定化し、自動減速を実
行中のジャックナイフ現象の発生が抑制される。
【0034】なお、このステップS16では、トラクタ
車輪の制動を単に中止するのではなく、その制動力B1
を減少させてもよい。この場合、ECU58は圧力制御
弁52,54の作動制御により、ブレーキエア圧を適宜
低下させて自動制動力B1を小さくする。
【0035】上述した実施例の自動減速制御装置によれ
ば、車両旋回時、車速又は横加速度を許容値以下に制限
するべく自動減速制御を行い、トラクタ車輪及びトレー
ラ車輪に自動制動力B1,B2を発生させるので、これら
制動力を有効に活用して連結車両を効率よく減速させる
ことができる。また、このような自動減速を実行中にス
テア傾向がオーバステア傾向に移行していると判定した
ときは、トラクタ車輪の自動制動力B1を減少(制動の
中止を含む)させるので、トレーラからの後押し力Pを
取り除いてジャックナイフ現象の発生を抑制することが
できる。この実施例のようにトラクタ車輪の制動を中止
するものとしていれば、トレーラからの後押し力Pを直
ちに取り除くことで、素早く車両を安定化させることが
できる。
【0036】なお、実施例ではオーバステア傾向への移
行を判定する手法として2通り挙げているが、これら2
つの手法を組み合わせてもよいし、適宜に使い分けても
よい。また、判定手法は種々に変更することが可能であ
り、特に限定されていない。更に、アンダステア及びオ
ーバステア度合の演算は、検出した実ヨーレイトγだけ
でなく、その他の走行状態情報から演算することもでき
る。
【0037】その他、図1のエアブレーキ系及びセンサ
類の具体的な構成は種々に変更可能であることは言うま
でもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の連結車両
の自動減速制御装置によれば、車両のステア傾向に応じ
てトラクタ車輪とトレーラ車輪との間の制動力バランス
を適切に変更するので、ジャックナイフ現象の発生を抑
制しながら効果的に車両を自動減速することができ、そ
の安定性を大きく向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の制動制御装置を装備したトラクタの
構成を示した概略図である。
【図2】図1の制動制御装置の制御概念を示したブロッ
ク構成図である。
【図3】自動減速制御の実行に伴い、各車輪に自動制動
力が生じたときの状態を示した図である。
【図4】車両のステア傾向の時間変化を示したグラフで
ある。
【図5】制動力制御ルーチンを示したフロー図である。
【図6】図4の状態からトラクタの制動を中止したとき
の状態を示した図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 14,16,18 独立ブレーキ経路(独立制動手段) 44,46,48 給気弁(独立制動手段) 52,54,56 圧力制御弁(独立制動手段) 58 ECU(制御手段) 60 操舵角センサ(走行状態検出手段) 62 車輪速センサ(走行状態検出手段) 64 ヨーレイトセンサ(走行状態検出手段) 66 前後加速度センサ(走行状態検出手段) 68 横加速度センサ(走行状態検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタと、このトラクタに連結して牽
    引されるトレーラとを有した連結車両において、 車両の走行状態を検出して検出信号を出力する走行状態
    検出手段と、 運転者による制動操作とは独立して作動し、トラクタ車
    輪及びトレーラ車輪にそれぞれ制動力を発生させると共
    に、これらトラクタ車輪及びトレーラ車輪の制動力をそ
    れぞれ調整可能に設けられた独立制動手段と、 前記走行状態検出手段から出力される検出信号を評価
    し、この評価結果に基づき旋回時の車速及び車両横加速
    度の少なくとも一方を所定の許容値以下に制限するべく
    前記独立制動手段の作動を制御して、前記トラクタ車輪
    及びトレーラ車輪に自動制動力を発生させて車両の自動
    減速を行う制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記自動減速中に前記走行状態検出信
    号からの検出信号を更に評価した結果、車両のステア傾
    向がオーバステア傾向に移行しているとき、前記トラク
    タ車輪の自動制動力を減少させることを特徴とする連結
    車両の自動減速制御装置。
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