天保4年 (みずのとみ 癸巳)
年(年号) |
|
| ●1825年 (文政8年) | ■異国船打払令 |
| ●1828年 (文政11年) | ■シーボルト事件 |
| ●1829年 (文政12年) | ■江戸大火 |
| ●1830年 (天保元年) | ■伊勢御蔭参り大流行 |
| ●1837年 (天保8年) | ■大塩平八郎の乱 |
| ●1839年 (天保10年) | ■蛮社の獄 |
| ●1853年 (嘉永6年) | ■黒船来航 |
1833年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/14 05:29 UTC 版)
| 千年紀: | 2千年紀 |
|---|---|
| 世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
| 十年紀: | 1810年代 1820年代 1830年代 1840年代 1850年代 |
| 年: | 1830年 1831年 1832年 1833年 1834年 1835年 1836年 |
1833年(1833 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、火曜日から始まる平年。
他の紀年法
カレンダー
できごと
- 1月3日 - イギリス軍がフォークランド諸島を再占領し、植民地化を宣言[1]。
- 1月10日 - フェリックス・メンデルスゾーンのカンタータ『最初のワルプルギスの夜』がベルリンで初演される[2]。
- 3月22日 - プロイセン王国を中心にドイツ関税同盟の結成条約が締結される(翌年1月1日施行)。オーストリアを除くドイツの経済的統一が進み、後の政治的統一の基礎となる[3]。
- 4月29日 - スイスでチューリッヒ大学が創立される。
- 5月6日 - カール・フリードリヒ・ガウスとヴィルヘルム・ヴェーバーがゲッティンゲンに世界初の電磁式電信機を設置する。
- 5月13日 - メンデルスゾーンの交響曲第4番『イタリア』がロンドンで初演される。
- 5月14日 - 第一次エジプト・トルコ戦争を終結させるキュタヒヤ条約が締結される。エジプト太守ムハンマド・アリーはシリアやクレタ島などの統治権を獲得し、事実上の独立を果たす[4]。
- 5月17日 - アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナがメキシコ大統領に就任。
- 7月8日 - オスマン帝国とロシア帝国がウンキャル・スケレッシ条約を締結。ロシアがオスマン帝国を軍事援助する見返りに、ボスフォラス・ダーダネルス海峡の独占通航権(ロシア以外の外国軍艦の通航禁止)を獲得し、南下政策を大きく前進させる(のちに英仏の干渉により破棄)[5]。
- 8月28日 - イギリス議会で以下の自由主義的改革の法案が成立。
- 1833年東インド会社法(インド政府法)が成立。これによりイギリス東インド会社の中国貿易独占権が撤廃され、同社の商業活動は全面的に停止。純然たるインド統治機関へと変貌する[6]。
- 奴隷制廃止法が成立。ウィリアム・ウィルバーフォースらの長年の運動が実を結び、大英帝国全土の植民地における奴隷制が原則禁止される(翌年8月施行)[7]。
- 8月29日 - イギリスでアルソープの工場法である1833年一般工場法が制定。9歳未満の児童労働禁止や、年少者の夜間労働制限、工場監督官の設置などが定められ、近代労働法の出発点となる[8]。
- 9月29日 - イサベル2世が3歳でスペイン女王に即位。これに対し、叔父のカルロス太公を支持する絶対主義勢力が反乱を起こし、カルリスタ戦争(第1次)が勃発する( - 1840年)[9]。
- 12月7日(天保4年10月26日) - 出羽国・越後国・佐渡国で天保出羽・越後・佐渡地震(庄内沖地震)が発生。M7.3クラス、津波により大きな被害を出す。
- 秋(天保4年7月 - 8月頃) - 日本全国で大雨と冷夏による大凶作が発生し、天保の飢饉が本格化。米価が高騰し、翌年にかけて全国で餓死者や打ちこわしが急増、のちの大塩平八郎の乱の引き金となる[10]。
- 月日不詳 - 歌川広重の名所浮世絵『東海道五十三次』(保永堂版)の刊行が始まる。
誕生
- 1月12日 - オイゲン・デューリング[11]、ドイツの哲学者、経済学者(+ 1921年)
- 1月21日 - エドアルド・キヨッソーネ[12]、イタリアの版画家、お雇い外国人(+ 1898年)
- 1月28日 - チャールズ・ゴードン[13]、イギリスの軍人(+ 1885年)
- 2月28日 - アルフレート・フォン・シュリーフェン[14]、ドイツの軍人(+ 1913年)
- 2月28日 - カール・ヒルティ[15]、スイスの法学者、哲学者、『幸福論』著者(+ 1909年)
- 3月10日 - ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン[16]、スペインの小説家、『三角帽子』著者(+ 1891年)
- 4月14日(天保4年2月25日) - 大鳥圭介[17]、幕臣、蝦夷共和国総裁、外交官(+ 1911年)
- 5月5日 - フェルディナント・フォン・リヒトホーフェン[18]、ドイツの地理学者・地質学者(+ 1905年)
- 5月7日 - ヨハネス・ブラームス[19]、ドイツの作曲家(+ 1897年)
- 5月11日 - シャルル・ド・モンブラン[20]、フランスの貴族、薩摩藩や長州藩の外交工作に関わる(+ 1894年)
- 5月22日 - フェリックス・ブラックモン[21]、フランスの画家(+ 1914年)
- 6月5日 - ルイ・エドモン・デュランティ[22][23]、フランスの美術評論家、小説家(+ 1880年)
- 6月11日(天保4年4月24日) - 矢嶋楫子[24]、女子教育者、日本キリスト教婦人矯風会初代会長(+ 1925年)
- 6月15日(天保4年4月28日) - 岸田吟香[25]、新聞記者、日本初の従軍記者、実業家(+ 1905年)
- 6月20日 - レオン・ボナ[26]、フランスの画家(+ 1922年)
- 6月29日 - ペテル・ボーゲ[27]、ノルウェーの化学者、「質量作用の法則」を発見(+ 1900年)
- 7月7日 - フェリシアン・ロップス[28]、ベルギーの版画家、画家(+ 1898年)
- 7月23日 - 第8代デヴォンシャー公爵スペンサー・キャヴェンディッシュ[29]、イギリスの政治家、貴族(+ 1908年)
- 8月11日(天保4年6月26日) - 木戸孝允(桂小五郎)[30]、政治家、長州藩士、維新の三傑の一人(+ 1877年)
- 8月20日 - ベンジャミン・ハリソン[31]、第23代アメリカ合衆国大統領(+ 1901年)
- 8月28日 - エドワード・バーン=ジョーンズ[32]、イギリスの画家、ラファエル前派(+ 1898年)
- 10月9日(天保4年8月28日) - 小出粲[33]、歌人、宮中御歌所寄人(+ 1908年)
- 10月14日(天保4年9月2日) - 益田親施(益田右衛門介)[34]、長州藩の家老(+ 1864年)
- 10月21日 - アルフレッド・ノーベル[35]、スウェーデン出身の化学者、ダイナマイトの発明者、ノーベル賞の提唱者(+ 1896年)
- 11月3日(天保4年9月23日) - 長三洲[36]、漢学者、書家(+ 1895年)
- 11月6日 - ヨナス・リー[37]、ノルウェーの小説家(+ 1908年)
- 11月12日 - アレクサンドル・ボロディン[38][39]、ロシアの作曲家、化学者(+ 1887年)
- 11月19日 - ヴィルヘルム・ディルタイ[40]、ドイツの哲学者(+ 1911年)
- 11月23日(天保4年10月12日) - 土方久元[41]、土佐藩士、政治家、宮内大臣(+ 1918年)
死去
- 1月10日 - アドリアン=マリ・ルジャンドル[42]、フランスの数学者(* 1752年)
- 1月12日 - アントナン・カレーム[43]、フランス料理のシェフ(* 1784年)
- 1月19日 - フェルディナン・エロルド[44]、フランスの作曲家(* 1791年)
- 2月6日 - ファウスト・デ・エルヤル[45]、スペインの化学者、タングステンの発見者(* 1755年)
- 3月6日(天保4年1月15日) - 島津重豪[46]、第8代薩摩藩主、蘭癖大名(* 1745年)
- 4月11日(天保4年2月22日) - 青地林宗[47]、蘭学者(* 1775年)
- 4月22日 - リチャード・トレビシック[48]、イギリスの技術者、高圧蒸気機関を用いた蒸気機関車の開発者(* 1771年)
- 4月27日(天保4年3月8日) - 三笑亭可楽(初代)[49]、落語家(* 1777年)
- 5月15日 - エドマンド・キーン[50]、イギリスの舞台俳優(* 1787年?)
- 5月29日 - アンゼルム・フォイエルバッハ[51]、ドイツの刑法学者(* 1775年)
- 7月2日(天保4年5月15日) - 青木木米[52]、文人陶工、南画家(* 1767年)
- 7月5日 - ニセフォール・ニエプス[53]、フランスの発明家、世界初の写真技術「ヘリオグラフィー」の開発者(* 1765年)
- 7月29日 - ウィリアム・ウィルバーフォース[54]、イギリスの政治家、奴隷貿易・奴隷廃止運動の指導者(* 1759年)
- 9月27日 - ラーム・モーハン・ローイ[55]、インドの社会改革運動家(* 1772年?)
- 9月29日 - フェルナンド7世[56]、スペイン国王(* 1784年)
- 10月23日(天保4年9月11日) - 本居大平[57]、国学者(* 1756年)
脚注
注釈
出典
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『フォークランド諸島』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『メンデルスゾーン』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『ドイツ関税同盟』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『エジプト・トルコ戦争』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『ウンキアル・スケレッシ条約』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『イギリス東インド会社』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『奴隷廃止運動』 - コトバンク
- ↑ 日本大百科全書(ニッポニカ)『工場法』 - コトバンク
- ↑ 世界大百科事典(第2版)『カルリスタ戦争』 - コトバンク
- ↑ 児玉幸多 (2024-04). 日本史年表・地図. 吉川弘文館. p. 139. ISBN 978-4-642-09562-4
- ↑ 『デューリング』 - コトバンク
- ↑ 『キヨソーネ』 - コトバンク
- ↑ 『ゴードン』 - コトバンク
- ↑ 『シュリーフェン』 - コトバンク
- ↑ 『ヒルティ』 - コトバンク
- ↑ 『アラルコン』 - コトバンク
- ↑ 『大鳥圭介』 - コトバンク
- ↑ 『リヒトホーフェン』 - コトバンク
- ↑ 『ブラームス』 - コトバンク
- ↑ 『モンブラン』 - コトバンク
- ↑ 『ブラックモン』 - コトバンク
- ↑ 『デュランティ』 - コトバンク
- ↑ 『デュランチ』 - コトバンク
- ↑ 『矢嶋楫子』 - コトバンク
- ↑ 『岸田吟香』 - コトバンク
- ↑ Leon-Bonnat - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『ボーゲ』 - コトバンク
- ↑ 『ロップス』 - コトバンク
- ↑ Spencer-Compton-Cavendish-8th-Duke-of-Devonshire - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『木戸孝允』 - コトバンク
- ↑ 『ハリソン』 - コトバンク
- ↑ 『バーン・ジョーンズ』 - コトバンク
- ↑ 『小出粲』 - コトバンク
- ↑ 『益田右衛門介』 - コトバンク
- ↑ 『ノーベル』 - コトバンク
- ↑ 『長三洲』 - コトバンク
- ↑ 『リー』 - コトバンク
- ↑ 『ボロディン』 - コトバンク
- ↑ 『ボロジン』 - コトバンク
- ↑ 『ディルタイ』 - コトバンク
- ↑ 『土方久元』 - コトバンク
- ↑ 『ルジャンドル』 - コトバンク
- ↑ Marie-Antoine-Careme - ブリタニカ百科事典
- ↑ Ferdinand-Herold - ブリタニカ百科事典
- ↑ Fausto-dElhuyar-y-de-Suvisa - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『島津重豪』 - コトバンク
- ↑ 『青地林宗』 - コトバンク
- ↑ 『トレビシック』 - コトバンク
- ↑ 『三笑亭可楽』 - コトバンク
- ↑ 『キーン』 - コトバンク
- ↑ 『フォイエルバハ』 - コトバンク
- ↑ 『青木木米』 - コトバンク
- ↑ 『ニエプス』 - コトバンク
- ↑ 『ウィルバーフォース』 - コトバンク
- ↑ 『ローイ』 - コトバンク
- ↑ 『フェルナンド7世』 - コトバンク
- ↑ 『本居大平』 - コトバンク
関連項目
1833年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 23:08 UTC 版)
1833年には11月12日から11月13日にかけて北アメリカを中心に大出現が見られた。最大で1時間あたり5万個の「雨のような」大出現が見られたと伝えられている。アメリカ東部では好天に恵まれたこともあり11月13日早朝に多くの人々がこの大出現を目撃した。目撃者は大変な驚きと恐怖を覚え、「この世の終わりだ」「世界が火事だ」と泣き叫ぶ人々もいたという。寝ている人も外が流星で明るいので目覚めるほどだったとも言われる。この出現の様子を描いた版画(右)は非常に有名である。この大出現では初めて科学的な観測も行われ、特にイェール大学のデニソン・オルムステッドはこの出現を詳しく研究し、流星がしし座の1点から放射状に飛び出してくること、その点は恒星に対して不動だったことを明らかにした。オルムステッドはここから、流星は平行に運動していて放射状に流れるように見えるのはその投影であること、流星は大気現象ではなく宇宙空間を起源にすることを明らかにし、流星天文学を確立した。またこのとき、大出現は33年周期ではないかとの仮説が立てられた。
※この「1833年」の解説は、「しし座流星群」の解説の一部です。
「1833年」を含む「しし座流星群」の記事については、「しし座流星群」の概要を参照ください。
「1833年」の例文・使い方・用例・文例
- ロシアの作曲家(1833年−1887年)
- ドイツの音楽家で、叙情詩調と古典的音楽の両方においてロマン派を確立した(1833年−1897年)
- 米国の法律専門家で、連邦最高裁判所の長官(1833年−1910年)
- 米国の第23代大統領(1833年−1901年)
- 英国の俳優で、シェークスピアの偉大な悲劇的人物を演じたことで知られる(1789年−1833年)
- スウェーデンの化学者で、ダイナマイトの発明とノーベル賞を創設した遺産贈与で知られる(1833年−1896年)
- 英国人の技術者で、最初に鉄道機関車を造った(1771年−1833年)
- この石塔は1833年の大火災を耐え抜いた。
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