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WO2026018364A1 - 処置具及びパッド - Google Patents

処置具及びパッド

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WO2026018364A1
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圭将 長尾
麻里奈 朝比奈
開人 佐藤
翼 新山
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Olympus Medical Systems Corp
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Abstract

処置具は、第1の面1111と、第1の面1111に隣接する第2の面1112,1113とを有する処置面を備え、処置面から超音波振動と高周波電流とを生体組織に対してそれぞれ供給する超音波ブレード11と、超音波ブレード11に対して開閉することによって超音波ブレード11との間で生体組織を把持するとともに、生体組織に対して高周波電流を供給する電極13を有する把持部材12と、電気絶縁性材料によって構成され、把持部材12に設けられ、把持部材12が超音波ブレード11に対して閉じた時に第1の面1111に当接する当接部141と、電気絶縁性材料によって構成され、把持部材12における当接部141から離間した位置に設けられ、斜面1112,1113に向けて突出した突出部142とを備える。電極13の一部は、当接部141と突出部142との間から露出し、超音波ブレード11に対向する。

Description

処置具及びパッド
 本発明は、処置具及びパッドに関する。
 従来、生体組織における処置の対象となる部位(以下、処置対象と記載)に対して処置エネルギとして超音波振動及び高周波電流を供給することによって当該処置対象を処置する処置具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
 特許文献1に記載の処置具は、以下に示す超音波ブレード及び把持部材を備える。
 超音波ブレードは、超音波振動と高周波電流とを処置対象に対してそれぞれ供給する。
 把持部材は、超音波ブレードに対して開閉することによって、当該超音波ブレードとの間で処置対象を把持する。また、把持部材は、高周波電流を処置対象に対して供給する。
特開2016-73729号公報
 ところでは、把持部材としては、高周波電流を処置対象に対して供給するために、少なくとも一部を金属材料によって構成する必要がある。しかしながら、高温になった金属材料に生体組織が接触すると、当該生体組織の張り付きが発生してしまう。
 そこで、把持部材への生体組織の張り付きを抑制することができる技術が要望されている。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、把持部材への生体組織の張り付きを抑制することができる処置具及びパッドを提供することを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る処置具は、第1の面と、前記第1の面に隣接する第2の面とを有する処置面を備え、前記処置面から超音波振動と高周波電流とを生体組織に対してそれぞれ供給する超音波ブレードと、前記超音波ブレードに対して開閉することによって前記超音波ブレードとの間で前記生体組織を把持するとともに、前記生体組織に対して前記高周波電流を供給する電極を有する把持部材と、電気絶縁性材料によって構成され、前記把持部材に設けられ、前記把持部材が前記超音波ブレードに対して閉じた時に前記第1の面に当接する当接部と、電気絶縁性材料によって構成され、前記把持部材における前記当接部から離間した位置に設けられ、前記第2の面に向けて突出した突出部とを備え、前記電極の一部は、前記当接部と前記突出部との間から露出し、前記超音波ブレードに対向する。
 本発明に係るパッドは、電気絶縁性材料によって構成されたパッドであって、超音波ブレードに当接する当接部と、前記当接部から離間した突出部と、前記当接部と前記突出部との間に形成され、電極の一部が露出する開口部と、前記当接部と前記突出部とを接続する接続部とを備える。
 本発明に係る処置具及びパッドによれば、把持部材への生体組織の張り付きを抑制することができる。
図1は、実施の形態に係る処置システムを示す図である。 図2は、処置具における先端部分の構成を説明する図である。 図3は、把持部材の構成を説明する図である。 図4は、ジョーの構成を説明する図である。 図5は、パッドの構成を説明する図である。 図6は、ジョーに対するパッドの取付構造を説明する図である。 図7は、実施の形態の変形例1を説明する図である。 図8は、実施の形態の変形例1を説明する図である。 図9は、実施の形態の変形例2を説明する図である。 図10は、実施の形態の変形例2を説明する図である。 図11は、実施の形態の変形例2を説明する図である。 図12は、実施の形態の変形例4を説明する図である。 図13は、実施の形態の変形例4を説明する図である。 図14は、実施の形態の変形例4を説明する図である。 図15は、実施の形態の変形例4を説明する図である。
 以下に、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
 〔処置システムの概略構成〕
 図1は、実施の形態に係る処置システム1を示す図である。
 処置システム1は、生体組織における処置の対象となる部位(以下、処置対象と記載)に対して処置エネルギを付与することによって、当該処置対象を処置する。本実施の形態における処置エネルギは、超音波エネルギ及び高周波エネルギである。また、本実施の形態に係る処置システム1によって実行可能とする処置は、処置対象の凝固(封止)、あるいは処置対象の切開等といった処置である。また、凝固と切開とを同時に行っても構わない。この処置システム1は、図1に示すように、処置具2と、制御装置3とを備える。
 〔処置具の構成〕
 なお、以下では、アウターパイプ10の中心軸Ax1(図1)に沿う一方側を先端側Ar1と記載し、他方側を基端側Ar2と記載する。また、以下で記載する「幅方向」は、中心軸Ax1と処置部111に対する把持部材12の開閉方向とに直交する方向であって、図1の紙面に直交する方向を意味する。
 図2は、処置具2における先端部分の構成を説明する図である。具体的に、図2は、処置具2の先端部分を示す斜視図である。
 処置具2は、処置対象に対して超音波エネルギ及び高周波エネルギを付与することによって、当該処置対象を処置する。この処置具2は、図1に示すように、ハンドピース4と、超音波トランスデューサ5とを備える。
 ハンドピース4は、図1及び図2に示すように、固定ハンドル6(図1)と、操作ハンドル7(図1)と、スイッチ8(図1)と、回転ノブ9(図1)と、アウターパイプ10と、超音波ブレード11と、把持部材12とを備える。
 固定ハンドル6は、処置具2全体を支持するとともに、術者等の操作者(ユーザ)によって把持される部分である。
 操作ハンドル7は、固定ハンドル6に対して移動可能に取り付けられ、術者等の操作者による開閉操作を受け付ける。
 スイッチ8は、固定ハンドル6の外部に露出した状態で設けられ、術者等の操作者による処置操作を受け付ける。
 回転ノブ9は、中心軸Ax1と同軸となる略円筒形状を有し、固定ハンドル6の先端側Ar1に設けられている。そして、回転ノブ9は、術者等の操作者による回転操作を受け付ける。当該回転操作によって、回転ノブ9は、固定ハンドル6に対して、中心軸Ax1を中心として回転する。また、回転ノブ9の回転によって、アウターパイプ10、超音波ブレード11、及び把持部材12が中心軸Ax1を中心として回転する。
 アウターパイプ10は、金属等の導電性材料によって構成された円筒状のパイプである。そして、アウターパイプ10における基端側Ar2の端部は、回転ノブ9に対して固定されている。
 このアウターパイプ10において、先端側Ar1の端部には、図1の紙面に直交する方向に延在する円柱形状を有し、把持部材12に係合するとともに当該把持部材12を回動可能に軸支する第1のピンPi1(図1,図2)が固定されている。本実施の形態では、第1のピンPi1は、金属等の導電性材料によって構成されている。
 そして、アウターパイプ10の外周面は、電気絶縁性材料によって構成されたアウターチューブ(図示略)によって被覆されている。また、アウターパイプ10の内部には、術者等の操作者による操作ハンドル7への開閉操作に応じて、当該アウターパイプ10の長手方向に沿って進退移動する管状のインナーパイプPI(図2)が挿通されている。そして、インナーパイプPIの先端側Ar1の端部には、図1の紙面に直交する方向に延在する円柱形状を有し、把持部材12に係合する第2のピンPi2(図2)が固定されている。本実施の形態では、第2のピンPi2は、第1のピンPi1に対して、図2中、上方側(処置部111に対して把持部材12が配置される側)に配置されている。
 超音波ブレード11は、導電性材料によって構成され、中心軸Ax1に沿って延在する長尺形状を有する。また、超音波ブレード11は、処置部111が外部に突出した状態でインナーパイプPIの内部に挿通される。この際、超音波ブレード11の基端側Ar2の端部は、図1に示すように、超音波トランスデューサ5を構成する超音波振動子52に対して機械的に接続する。そして、超音波ブレード11は、超音波トランスデューサ5が発生させた超音波振動を基端側Ar2の端部から処置部111まで伝達する。当該超音波振動は、中心軸Ax1に沿う方向に振動する縦振動である。また、超音波ブレード11において、処置部111を除く外周面は、電気絶縁性材料によって構成されたインナーチューブ(図示略)によって被覆されている。
 本実施の形態では、処置部111は、中心軸Ax1に直交する平面によって切断した断面が略八角形状を有する(図3の(b)参照)。なお、処置部111の断面形状である八角形状は、あくまでも一例であり、その他の形状としても構わない。以下では、説明の便宜上、処置部111の断面形状を八角形状として説明する。
 以下では、処置部111において、把持部材12側に位置する平坦状の面を当接面1111と記載する。この当接面1111は、処置部111に対して把持部材12を閉じた際に、当該把持部材12を構成するパッド14の当接部141に当接する面である。すなわち、当接面1111は、本発明に係る第1の面に相当する。また、当接面1111に対して処置部111における中心軸を中心とする周方向にそれぞれ隣接し、当該当接面1111から離間するにしたがって把持部材12から離間する側に傾斜した各面を斜面1112,1113と記載する。すなわち、斜面1112,1113は、本発明に係る第2の面に相当する。また、当接面1111及び斜面1112,1113は、本発明に係る処置面に相当する。さらに、処置部111において、当接面1111及び斜面1112,1113以外の面を非処置面1114と記載する。
 ここで、非処置面1114は、電気絶縁性材料によって構成されたコーティング層1115で被覆されている。このコーティング層1115を構成する材料としては、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等を例示することができる。
 ところで、超音波振動によって処置対象を処置した場合には、処置部111における処置面である当接面1111及び斜面1112,1113以外の非処置面1114の温度も上昇することになる。そして、当該非処置面1114が高温になった状態で、当該非処置面1114が生体組織における処置対象以外の部位に接触した場合には、生体組織に対して意図しない作用を及ぼしてしまう。すなわち、本実施の形態では、非処置面1114をコーティング層1115で被覆することによって、生体組織に対して意図しない作用を及ぼすことを回避している。
 把持部材12は、第1のピンPi1によって、アウターパイプ10と接続する。また、把持部材12は、第2のピンPi2によって、インナーパイプPIと接続する。そして、把持部材12は、術者等の操作者による操作ハンドル7への開閉操作に応じたインナーパイプPIの進退移動に連動し、アウターパイプ10に対して第1のピンPi1を中心として回動する。これによって、把持部材12は、処置部111に対して開閉し、当該処置部111との間で処置対象を把持可能とする。
 なお、処置具2としては、押し閉じタイプで構成してもよく、あるいは、引き閉じタイプで構成しても構わない。
 押し閉じタイプは、以下の構成である。
 把持部材12は、インナーパイプPIの先端側Ar1への移動に連動し、第1のピンPi1を中心として処置部111に対して近接する方向に回動する。すなわち、把持部材12は、処置部111に対して閉じる。また、把持部材12は、インナーパイプPIの基端側Ar2への移動に連動し、第1のピンPi1を中心として処置部111から離間する方向に回動する。すなわち、把持部材12は、処置部111に対して開く。
 引き閉じタイプは、以下の構成である。
 把持部材12は、インナーパイプPIの基端側Ar2への移動に連動し、第1のピンPi1を中心として処置部111に対して近接する方向に回動する。すなわち、把持部材12は、処置部111に対して閉じる。また、把持部材12は、インナーパイプPIの先端側Ar1への移動に連動し、第1のピンPi1を中心として処置部111から離間する方向に回動する。すなわち、把持部材12は、処置部111に対して開く。
 なお、把持部材12の詳細な構成については、後述する「把持部材の構成について」において説明する。
 超音波トランスデューサ5は、図1に示すように、TD(トランスデューサ)ケース51と、超音波振動子52とを備える。
 TDケース51は、超音波振動子52を支持するとともに、固定ハンドル6に対して着脱可能に接続する。
 超音波振動子52は、制御装置3による制御の下、超音波振動を発生させる。本実施の形態では、超音波振動子52は、BLT(ボルト締めランジュバン型振動子)によって構成されている。
 〔制御装置の構成〕
 制御装置3は、電気ケーブルC(図1)を経由することによって、処置具2の動作を統括的に制御する。
 具体的に、制御装置3は、電気ケーブルCを経由することによって、術者等の操作者によるスイッチ8への処置操作を検知する。そして、制御装置3は、当該処置操作を検知した場合には、電気ケーブルCを経由することによって、把持部材12と処置部111との間に把持された処置対象に対して処置エネルギを付与する。すなわち、制御装置3は、当該処置対象を処置する。
 例えば、処置対象に対して超音波エネルギを付与する際には、制御装置3は、電気ケーブルCを経由することによって、超音波振動子52に対して駆動電力を供給する。これによって、超音波振動子52は、中心軸Ax1に沿う方向に振動する縦振動(超音波振動)を発生させる。また、処置部111は、当該縦振動によって、所望の振幅で振動する。そして、把持部材12と当該処置部111との間に把持された処置対象には、当該処置部111から超音波振動が供給される。言い換えれば、当該処置対象には、超音波エネルギが付与される。
 また、例えば、処置対象に対して高周波エネルギを付与する際には、制御装置3は、電気ケーブルC等を経由することによって、例えばアウターパイプ10、第1のピンPi1、及び把持部材12の導電経路を辿って、当該把持部材12と超音波ブレード11との間に高周波電力を供給する。そして、把持部材12と超音波ブレード11との間に高周波電力が供給されると、把持部材12と処置部111との間に把持された処置対象には、高周波電流が供給される。言い換えれば、当該処置対象には、高周波エネルギが付与される。
 〔把持部材の構成について〕
 次に、把持部材12の構成について説明する。
 なお、以下では、把持部材12の構成を説明するにあたって、処置部111から離間する側を背面側Ar3(図3の(b)参照)と記載し、当該処置部111に近接する側を処置部側Ar4(図3の(b)参照)と記載する。
 図3は、把持部材12の構成を説明する図である。具体的に、図3の(a)は、把持部材12を背面側Ar3から見た図である。図3の(b)は、図3の(a)に示したA-A線の断面図である。図3の(c)は、把持部材12を処置部側Ar4から見た図である。
 把持部材12は、図3に示すように、ジョー13と、パッド14とを備える。
 〔ジョーの構成について〕
 図4は、ジョー13の構成を説明する図である。具体的に、図4の(a)は、ジョー13を背面側Ar3から見た図である。図4の(b)は、図4の(a)に示したB-B線の断面図である。図4の(c)は、ジョー13を処置部側Ar4から見た図である。
 ジョー13は、第1のピンPi1によってアウターパイプ10と接続するとともに、第2のピンPi2によってインナーパイプPIと接続し、処置部111に対して開閉する。このジョー13は、金属等の導電性材料によって構成され、処置対象に対して高周波電流を供給する本発明に係る電極として機能する。また、ジョー13において、背面側Ar3の面には、電気絶縁性材料によって構成されたカバーRC(図2)が当該背面側Ar3の面を被覆する状態で一体形成されている。このため、本発明に係る電極として機能するジョー13における処置面として機能しない背面側Ar3の面をカバーRCによって被覆することによって、当該背面側Ar3の面から生体組織に対して意図しない作用を及ぼすことを回避することができる。なお、本実施の形態では、ジョー13に対してカバーRCをインサート成形しているが、これに限らない。例えば、カバーRCをスナップフィットや金属ピンによってジョー13に対して固定する構成を採用しても構わない。
 ジョー13は、中心軸Ax1に沿う方向に延在する長尺形状を有する。以下では、ジョー13の幅方向の中心を通り、中心軸Ax1に平行となる軸を中心軸Ax2と記載する(図3~図5)。
 このジョー13において、処置部側Ar4の面には、図4の(b)及び図4の(c)に示すように、背面側Ar3に向けて窪み、当該ジョー13の長手方向に沿って延在する凹部131が設けられている。この凹部131は、先端側Ar1、基端側Ar2、及び幅方向の両側にそれぞれ位置する側壁部1311~1314と、背面側Ar3の底壁部1315とによって囲まれた凹部である。また、凹部131は、図4の(c)に示すように、処置部側Ar4から見て、中心軸Ax2を基準として対称となる形状を有する。
 また、底壁部1315の処置部側Ar4の面には、図4の(b)及び図4の(c)に示すように、一対のジョー側突出部132が立設されている。
 一対のジョー側突出部132は、図4の(c)に示すように、処置部側Ar4から見て、中心軸Ax2を基準として対称となるように設けられている。具体的に、ジョー側突出部132は、中心軸Ax2に沿って直線状に延在する。また、ジョー側突出部132の高さ寸法は、図4の(b)に示すように、側壁部1311~1314の高さ寸法よりも小さい。さらに、ジョー側突出部132の突端は、図4の(b)に示すように、他方のジョー側突出部132から離間するにしたがって、処置部側Ar4に向かうように傾斜した斜面によって構成されている。
 〔パッドの構成について〕
 図5は、パッド14の構成を説明する図である。具体的に、図5の(a)は、パッド14を背面側Ar3から見た図である。図5の(b)は、図5の(a)に示したC-C線の断面図である。図5の(c)は、パッド14を処置部側Ar4から見た図である。図5の(d)は、図5の(a)に示したD-D線の断面図である。
 パッド14は、電気絶縁性及び生体適合性を有する材料、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)によって構成され、凹部131内に嵌合した状態で、ジョー13に対して取り付けられる。なお、ジョー13に対するパッド14の取付構造については、後述する「ジョーに対するパッドの取付構造について」において説明する。
 このパッド14は、図5に示すように、当接部141と、一対のパッド側突出部142と、4つの接続部143とを備える。
 当接部141は、図5の(a)及び図5の(c)に示すように、背面側Ar3または処置部側Ar4から見て、中心軸Ax2上に位置し、当該中心軸Ax2に沿って直線状に延在する。そして、当接部141は、背面側Ar3または処置部側Ar4から見て、中心軸Ax2を基準として対称となる形状を有する。また、当接部141の長手方向の長さ寸法は、図3の(c)に示すように、側壁部1311,1312間の離間寸法よりも若干小さい。さらに、当接部141における処置部側Ar4の端面は、図5の(b)に示すように、幅方向に沿う平坦面によって構成されている。また、当接部141における処置部側Ar4の端面は、図3の(b)に示すように、ジョー13に対してパッド14が取り付けられた状態で、一対のジョー側突出部132の突端である斜面の間に位置する。そして、当接部141は、把持部材12が処置部111に対して閉じた時に当接面1111に当接する。
 一対のパッド側突出部142は、図5の(a)及び図5の(c)に示すように、背面側Ar3または処置部側Ar4から見て、当接部141を挟んで幅方向の両側にそれぞれ位置し、中心軸Ax2に沿って直線状にそれぞれ延在する。そして、一対のパッド側突出部142は、中心軸Ax2を基準として対称となるように設けられている。また、パッド側突出部142の長手方向の長さ寸法は、当接部141の長手方向の長さ寸法と同一である。さらに、パッド側突出部142における処置部側Ar4の端面は、図5の(b)に示すように、他方のパッド側突出部142から離間するにしたがって、処置部側Ar4に向かうように傾斜した斜面によって構成されている。また、パッド側突出部142における処置部側Ar4の端面は、図3の(b)に示すように、ジョー13に対してパッド14が取り付けられた状態で、一対のジョー側突出部132を挟んで幅方向の両側にそれぞれ位置し、側壁部1311~1314における処置部側Ar4の端面よりも処置部側Ar4に位置する。そして、一対のパッド側突出部142は、斜面1112,1113にそれぞれ対向する。すなわち、一対のパッド側突出部142は、当接部141から離間した位置に設けられ、斜面1112,1113に向けてそれぞれ突出し、本発明に係る突出部に相当する。
 4つの接続部143は、当接部141における背面側Ar3の端部の先端側Ar1及び基端側Ar2と、一対のパッド側突出部142における背面側Ar3の端部の先端側Ar1及び基端側Ar2とをそれぞれ接続する。これによって、パッド14には、図5の(a)及び図5の(c)に示すように、当接部141、一対のパッド側突出部142、及び4つの接続部143によって囲まれる2つの開口部144が設けられる。この2つの開口部144には、一対のジョー側突出部132がそれぞれ挿通される。
 また、パッド14の処置部側Ar4の面において、先端側Ar1及び基端側Ar2の端部には、図5の(d)に示すように、ガイド部145がそれぞれ設けられている。なお、図3の(b)及び図5の(b)では、説明の便宜上、ガイド部145を破線によって表現している。
 ガイド部145は、一対のパッド側突出部142における処置部側Ar4の端面の先端側Ar1及び基端側Ar2の端部、及び4つの接続部143における処置部側Ar4の端面に設けられ、当該一対のパッド側突出部142における処置部側Ar4の端面である斜面と同一の斜面によって構成されている。そして、ガイド部145は、把持部材12が処置部111に対して閉じた時に、当該処置部111が当該ガイド部145に摺接し、当該把持部材12及び当該処置部111の幅方向の相対位置を位置決めする。
 〔ジョーに対するパッドの取付構造について〕
 次に、ジョー13に対するパッド14の取付構造について説明する。
 図6は、ジョー13に対するパッド14の取付構造を説明する図である。具体的に、図6の(a)は、把持部材12を幅方向に沿って見た側面図である。図6の(b)は、図6の(a)に示したE-E線の断面図である。
 本実施の形態では、パッド14は、図6に示すように、ジョー13に対して2つの第3のピンPi3によって固定される。当該2つの第3のピンPi3は、本発明に係るピンに相当する。これら2つの第3のピンPi3は、円柱形状をそれぞれ有し、ジョー13における側壁部1313,1314とパッド14における背面側Ar3の端部とを幅方向に沿ってそれぞれ貫通することによって、ジョー13及びパッド14同士を固定する。また、2つの第3のピンPi3は、把持部材12(ジョー13及びパッド14)に対して圧入または溶接される。
 以上説明した本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
 本実施の形態に係る処置具2では、パッド14は、把持部材12が処置部111に対して閉じた時に当接面1111に当接する当接部141と、当該当接部141から離間した位置に設けられ、斜面1112,1113に向けて突出したパッド側突出部142とを備える。そして、本発明に係る電極として機能するジョー13の一部である一対のジョー側突出部132は、当接部141とパッド側突出部142との間から露出し、処置部111に対向する。
 このため、ジョー13と処置部111との間で処置対象に対して高周波電流を供給する箇所を一対のパッド側突出部142の間の領域(幅方向の中心の領域)に限定することができる。したがって、ジョー13における側壁部1313,1314と処置部111との間の導電経路を制限し、当該側壁部1313,1314への生体組織の張り付きを抑制することができる。また、処置対象以外の生体組織に対して意図しない作用を及ぼすことを低減することができる。
 特に、当接部141とパッド側突出部142とが一体構造となっているため、ジョー13に対する当該当接部141及び当該パッド側突出部142の取り付けを容易に行うことができる。
 また、本実施の形態に係る処置具2では、本発明に係る電極として機能するジョー13の一部である先端側Ar1の側壁部1311は、当接部141及びパッド側突出部142に対して先端側Ar1から露出し、処置部111に対向する。
 このため、一対のジョー側突出部132における処置部側Ar4の端面のみならず、側壁部1311における処置部側Ar4の端面も含めた領域から処置対象に対して高周波電流を供給することができる。すなわち、処置対象に対して高周波電流を供給する領域を大きくし、当該処置対象の処置性能を十分に確保することができる。
 また、本実施の形態に係る処置具2では、パッド14は、把持部材12が処置部111に対して閉じた時に、当該処置部111が摺接し、当該把持部材12及び当該処置部111の幅方向の相対位置を位置決めするガイド部145を備える。
 このため、ジョー側突出部132における処置部側Ar4の端面と斜面1112,1113とのクリアランスを一定に保ち、把持部材12と超音波ブレード11との間の短絡を防止することができる。
(その他の実施の形態)
 ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
 上述した実施の形態において、以下に示す変形例1~4を採用しても構わない。
(変形例1)
 図7及び図8は、実施の形態の変形例1を説明する図である。具体的に、図7は、図3に対応した図であり、本変形例1に係る把持部材12の構成を説明する図である。すなわち、図7の(a)は、本変形例1に係る把持部材12を背面側Ar3から見た図である。図7の(b)は、図7の(a)に示したF-F線の断面図である。図7の(c)は、本変形例1に係る把持部材12を処置部側Ar4から見た図である。図8は、図5に対応した図であり、本変形例1に係るパッド14の構成を説明する図である。すなわち、図8の(a)は、本変形例1に係るパッド14を背面側Ar3から見た図である。図8の(b)は、図8の(a)に示したG-G線の断面図である。図8の(c)は、本変形例1に係るパッド14を処置部側Ar4から見た図である。図8の(d)は、図8の(a)に示したH-H線の断面図である。
 上述した実施の形態において、図7及び図8に示すように、パッド14の形状を変更しても構わない。
 本変形例1に係るパッド14では、図7及び図8に示すように、上述した実施の形態において説明したパッド14に対して、2つの被覆部146を設けた点が異なる。
 2つの被覆部146は、図7及び図8に示すように、一対のパッド側突出部142における処置部側Ar4の端部から幅方向の外側に向けてそれぞれ延在する。そして、2つの被覆部146は、図7の(b)及び図7の(c)に示すように、ジョー13に対してパッド14が取り付けられた状態で、側壁部1313,1314における処置部側Ar4の端面をそれぞれ覆う。
 以上説明した本変形例1によれば、上述した実施の形態と同様の効果の他、以下の効果を奏する。
 本変形例1に係るパッド14は、側壁部1313,1314における処置部側Ar4の端面をそれぞれ覆う被覆部146を備える。
 このため、側壁部1313,1314と処置部111との間の導電経路を効果的に制限し、当該側壁部1313,1314への生体組織の張り付きを効果的に抑制することができる。
(変形例2)
 図9ないし図11は、実施の形態の変形例2を説明する図である。具体的に、図9は、図2に対応した図であり、本変形例2に係る処置具2における先端部分の構成を説明する図である。図10は、図3に対応した図であり、本変形例2に係る把持部材12Aの構成を説明する図である。すなわち、図10の(a)は、把持部材12Aを背面側Ar3から見た図である。図10の(b)は、図10の(a)に示したI-I線の断面図である。図10の(c)は、把持部材12Aを処置部側Ar4から見た図である。図11は、ジョー15に対する揺動部材16の取付構造を説明する図である。具体的に、図11の(a)は、把持部材12Aを幅方向に沿って見た側面図である。図11の(b)は、図11の(a)に示したJ-J線の断面図である。
 上述した実施の形態では、把持部材12は、パッド14を保持する部材としてジョー13のみが設けられていた。
 これに対して、本変形例2に係る把持部材12Aでは、上述した実施の形態において説明したジョー13が本発明に係るホルダ部材として機能する。以下では、ジョー13をホルダ部材13と記載する。また、上述した実施の形態において説明した把持部材12を揺動部材16と記載する。さらに、把持部材12Aでは、上述した実施の形態において説明した把持部材12に対して、ジョー15が追加されている。そして、第3のピンPi3によって互いに接続されたホルダ部材13及びパッド14によって構成される揺動部材16は、ジョー15に対して揺動可能に取り付けられる。
 ジョー15は、第1のピンPi1によってアウターパイプ10と接続するとともに、第2のピンPi2によってインナーパイプPIと接続し、処置部111に対して開閉する。このジョー15は、金属等の導電性材料によって構成されている。また、ジョー15において、背面側Ar3の面には、電気絶縁性材料によって構成されたカバーRC(図9)が当該背面側Ar3の面を被覆する状態で一体形成されている。このため、本発明に係る電極として機能するジョー15における処置面として機能しない背面側Ar3の面をカバーRCによって被覆することによって、当該背面側Ar3の面から生体組織に対して意図しない作用を及ぼすことを回避することができる。なお、本実施の形態では、ジョー15に対してカバーRCをインサート成形しているが、これに限らない。例えば、カバーRCをスナップフィットや金属ピンによってジョー15に対して固定する構成を採用しても構わない。
 ジョー15は、中心軸Ax2に沿う方向に延在する長尺形状を有する。
 このジョー15において、処置部側Ar4の面には、図10の(b)及び図10の(c)に示すように、背面側Ar3に向けて窪み、当該ジョー15の長手方向に沿って延在する凹部151が設けられている。この凹部151は、ジョー15における先端側Ar1及び基端側Ar2の各端面を貫通する。すなわち、凹部151は、幅方向の両側にそれぞれ位置する側壁部1511,1512と、背面側Ar3の底壁部1513とによって囲まれた凹部である。また、凹部151は、図10の(c)に示すように、処置部側Ar4から見て、中心軸Ax2を基準として対称となる形状を有する。この凹部151の内形サイズは、揺動部材16(ホルダ部材13)の外形サイズよりも若干大きい。
 揺動部材16は、図10及び図11に示すように、凹部151内に配置された状態で、ジョー15に対して取り付けられる。
 具体的に、揺動部材16は、図11に示すように、ジョー15に対して第4のピンPi4によって揺動可能に取り付けられる。この第4のピンPi4は、金属等の導電性材料によって構成され、円柱形状を有し、ジョー15における側壁部1511,1512とホルダ部材13における凹部131を避けた背面側Ar3の端部とを幅方向に沿ってそれぞれ貫通することによって、ジョー15及び揺動部材16同士を互いに接続する。そして、揺動部材16は、第4のピンPi4の中心軸を中心としてジョー15に対して揺動可能に取り付けられる。そして、第4のピンPi4の中心軸を中心として揺動部材16を揺動可能とすることによって、把持部材12Aと処置部111との間において処置対象を把持した際に、当該処置対象に対して最も強い力を加える位置を、当該把持部材12Aにおける基端側Ar2ではなく、当該把持部材12Aにおける長手方向の略中央に位置付けている。すなわち、把持部材12Aと処置部111との間において把持された処置対象には、略均等に力が加わることとなる。
 なお、制御装置3から高周波電力が供給される際の導電経路は、例えば、アウターパイプ10、第1のピンPi1、ジョー15、第4のピンPi4、及びホルダ部材13によって構成される。
 以上説明した本変形例2の構成を採用した場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果を奏する。
(変形例3)
 上述した変形例2では、パッド14は、第3のピンPi3によってホルダ部材13に対して取り付けられていたが、これに限らない。
 パッド14は、ホルダ部材13に対して、インサート成形、あるいは溶着によって接合しても構わない。この際、ホルダ部材13における底壁部1315の処置部側Ar4の底面に対して、Ni-PTFEメッキを形成しておき、当該ホルダ部材13の温度を増加させながら、PTFEで構成されたパッド14を当該Ni-PTFEメッキ上に圧力を加えて取り付けることによって、当該ホルダ部材13に対する当該パッド14の密着性を向上させることができる。
 以上説明した本変形例3の構成を採用した場合であっても、上述した変形例2と同様の効果を奏する。
(変形例4)
 図12ないし図15は、実施の形態の変形例4を説明する図である。具体的に、図12は、図3に対応した図であり、本変形例4に係る把持部材12の構成を説明する図である。すなわち、図12の(a)は、本変形例4に係る把持部材12を背面側Ar3から見た図である。図12の(b)は、図12の(a)に示したK-K線の断面図である。図12の(c)は、本変形例4に係る把持部材12を処置部側Ar4から見た図である。図13は、本変形例4に係るジョー13の構成を説明する図である。具体的に、図13の(a)は、本変形例4に係るジョー13を背面側Ar3から見た図である。図13の(b)は、図13の(a)に示したL-L線の断面図である。図13の(c)は、本変形例4に係るジョー13を処置部側Ar4から見た図である。図14は、電極17の構成を説明する図である。具体的に、図14の(a)は、電極17を背面側Ar3から見た図である。図14の(b)は、図14の(a)に示したM-M線の断面図である。図14の(c)は、電極17を処置部側Ar4から見た図である。図15は、図5に対応した図であり、本変形例4に係るパッド14の構成を説明する図である。すなわち、図15の(a)は、本変形例4に係るパッド14を背面側Ar3から見た図である。図15の(b)は、図15の(a)に示したN-N線の断面図である。図15の(c)は、本変形例4に係るパッド14を処置部側Ar4から見た図である。
 上述した実施の形態において、図12ないし図15に示すように、把持部材12の構成を変更しても構わない。
 本変形例4に係る把持部材12は、図12に示すように、ジョー13と、電極17と、パッド14とを備える。
 本変形例4に係るジョー13では、図13に示すように、上述した実施の形態において説明したジョー13に対して、一対のジョー側突出部132が省略されている。また、本変形例4に係るジョー13では、底壁部1315には、図13の(a)及び図13の(c)に示すように、表裏をそれぞれ貫通する一対の貫通孔1315Aが設けられている。具体的に、一対の貫通孔1315Aは、図13の(c)に示すように、処置部側Ar4から見て、側壁部1313,1314の互いに対向する各面における中心軸Ax2に沿う長手方向の略中央部分に隣接する位置にそれぞれ設けられ、当該中心軸Ax2を基準として対称となるように設けられている。
 電極17は、金属等の導電性材料によって構成され、処置対象に対して高周波電流を供給する本発明に係る電極として機能する。この電極17は、図14に示すように、一対の電極側突出部171と、一対の第1の接続部172と、一対の第2の接続部173とを備える。
 一対の電極側突出部171は、図14に示すように、背面側Ar3または処置部側Ar4から見て、中心軸Ax2を基準として対称となるように設けられている。具体的に、電極側突出部171は、中心軸Ax2に沿って直線状に延在する。また、電極側突出部171における処置部側Ar4の端面は、図14の(b)に示すように、他方の電極側突出部171から離間するにしたがって、処置部側Ar4に向かうように傾斜した斜面によって構成されている。
 一対の第1の接続部172は、図14の(a)及び図14の(c)に示すように、一対の電極側突出部171における背面側Ar3の端部の先端側Ar1と基端側Ar2とをそれぞれ接続する。
 一対の第2の接続部173は、電極17をジョー13に対して接続する部分である。これら一対の第2の接続部173は、図14の(a)及び図14の(c)に示すように、一対の電極側突出部171の互いに離間する側の面において、背面側Ar3の端部で中心軸Ax2に沿う長手方向の略中央部分から背面側Ar3に向けてそれぞれ突出する。そして、一対の第2の接続部173は、一対の貫通孔1315Aにそれぞれ挿通された状態で、ジョー13に対して固定される。なお、ジョー13に対する一対の第2の接続部173の固定は、スナップフィット、かしめ、溶接、あるいは、圧入を例示することができる。図12では、かしめによってジョー13に対して一対の第2の接続部173が固定されている状態を例示している。
 本変形例4に係るパッド14では、図15に示すように、上述した実施の形態において説明したパッド14に対して、接続部143の形状が変更されている。
 本変形例4に係る接続部143は、当接部141における背面側Ar3の端部の中心軸Ax2に沿う長手方向の全体と、一対のパッド側突出部142における背面側Ar3の端部の中心軸Ax2に沿う長手方向の全体とをそれぞれ接続する。すなわち、本変形例4に係るパッド14では、上述した実施の形態において説明した開口部144が省略されている。
 また、本変形例4に係るパッド14では、図15の(c)に示すように、当接部141の処置部側Ar4の端部における先端側Ar1及び基端側Ar2の各位置には、一対の第1の接続部172がそれぞれ挿通される第1の切欠き部1411が設けられている。
 さらに、本変形例4に係るパッド14では、図15の(a)及び図15の(c)に示すように、一対のパッド側突出部142における中心軸Ax2に沿う長手方向の略中央部分には、一対の第2の接続部173がそれぞれ挿通される第2の切欠き部1421が設けられている。
 そして、本変形例4に係るパッド14は、図12に示すように、第1の切欠き部1411に第1の接続部172が挿通され、第2の切欠き部1421に第2の接続部173が挿通され、ジョー13と電極17との間で保持される。この状態では、電極側突出部171における処置部側Ar4の端面は、図12の(b)に示すように、側壁部1311~1314における処置部側Ar4の端面よりも背面側Ar3に位置する。また、当接部141における処置部側Ar4の端面は、一対の電極側突出部171における処置部側Ar4の端面である斜面の間に位置する。さらに、パッド側突出部142における処置部側Ar4の端面は、一対の電極側突出部171を挟んで幅方向の両側にそれぞれ位置し、側壁部1311~1314における処置部側Ar4の端面よりも処置部側Ar4に位置する。
 以上説明した本変形例4の構成を採用した場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果を奏する。
 1 処置システム
 2 処置具
 3 制御装置
 4 ハンドピース
 5 超音波トランスデューサ
 6 固定ハンドル
 7 操作ハンドル
 8 スイッチ
 9 回転ノブ
 10 アウターパイプ
 11 超音波ブレード
 12,12A 把持部材
 13 ジョー(ホルダ部材)
 14 パッド
 15 ジョー
 16 揺動部材
 17 電極
 51 TDケース
 52 超音波振動子
 111 処置部
 131 凹部
 132 ジョー側突出部
 141 当接部
 142 パッド側突出部
 143 接続部
 144 開口部
 145 ガイド部
 146 被覆部
 151 凹部
 171 電極側突出部
 172 第1の接続部
 173 第2の接続部
 1111 当接面
 1112,1113 斜面
 1114 非処置面
 1115 コーティング層
 1311~1314 側壁部
 1315 底壁部
 1315A 貫通孔
 1411 第1の切欠き部
 1421 第2の切欠き部
 1511,1512 側壁部
 1513 底壁部
 Ar1 先端側
 Ar2 基端側
 Ar3 背面側
 Ar4 処置部側
 Ax1,Ax2 中心軸
 C 電気ケーブル
 PI インナーパイプ
 Pi1 第1のピン
 Pi2 第2のピン
 Pi3 第3のピン
 Pi4 第4のピン
 RC カバー

Claims (16)

  1.  第1の面と、前記第1の面に隣接する第2の面とを有する処置面を備え、前記処置面から超音波振動と高周波電流とを生体組織に対してそれぞれ供給する超音波ブレードと、
     前記超音波ブレードに対して開閉することによって前記超音波ブレードとの間で前記生体組織を把持するとともに、前記生体組織に対して前記高周波電流を供給する電極を有する把持部材と、
     電気絶縁性材料によって構成され、前記把持部材に設けられ、前記把持部材が前記超音波ブレードに対して閉じた時に前記第1の面に当接する当接部と、
     電気絶縁性材料によって構成され、前記把持部材における前記当接部から離間した位置に設けられ、前記第2の面に向けて突出した突出部とを備え、
     前記電極の一部は、
     前記当接部と前記突出部との間から露出し、前記超音波ブレードに対向する処置具。
  2.  前記当接部及び前記突出部は、
     一体構造のパッドである請求項1に記載の処置具。
  3.  前記パッドは、
     前記把持部材に対してピンによって固定される請求項2に記載の処置具。
  4.  前記ピンは、
     前記把持部材に対して圧入または溶接される請求項3に記載の処置具。
  5.  前記電極の一部は、
     前記当接部及び前記突出部に対して先端側から露出し、前記超音波ブレードに対向する請求項1に記載の処置具。
  6.  前記把持部材における前記超音波ブレードと対向しない面は、
     電気絶縁性材料によって構成された絶縁部材によって覆われている請求項1に記載の処置具。
  7.  前記超音波ブレードにおける前記把持部材と対向しない面は、
     電気絶縁性材料によってコーティングされている請求項1に記載の処置具。
  8.  前記突出部は、
     前記把持部材における幅方向の端部を覆う請求項1に記載の処置具。
  9.  前記把持部材は、
     前記超音波ブレードに対して開閉するジョーと、
     前記ジョーに対して揺動可能に設けられたホルダ部材とを備え、
     前記ホルダ部材は、
     前記電極を有する請求項1に記載の処置具。
  10.  前記パッドは、
     前記把持部材に対して溶着またはインサート成形によって一体化される請求項2に記載の処置具。
  11.  前記把持部材は、
     前記超音波ブレードに対して開閉するジョーと、
     前記ジョーに対して取り付けられた前記電極とを備える請求項1に記載の処置具。
  12.  前記当接部及び前記突出部は、
     一体構造のパッドであり、
     前記パッドは、
     前記ジョーと前記電極との間で保持される請求項11に記載の処置具。
  13.  前記電極は、
     前記ジョーに対して、スナップフィット、かしめ、溶接、及び圧入のいずれかによって固定される請求項12に記載の処置具。
  14.  前記突出部は、
     前記当接部を挟んで幅方向の両側にそれぞれ設けられている請求項1に記載の処置具。
  15.  前記当接部及び前記突出部は、
     一体構造のパッドであり、
     前記パッドの先端側及び基端側には、
     前記把持部材が前記超音波ブレードに対して閉じた時に前記超音波ブレードに当接し、前記把持部材及び前記超音波ブレードの幅方向の相対位置を位置決めするガイド部がそれぞれ設けられている請求項1に記載の処置具。
  16.  電気絶縁性材料によって構成されたパッドであって、
     超音波ブレードに当接する当接部と、
     前記当接部から離間した突出部と、
     前記当接部と前記突出部との間に形成され、電極の一部が露出する開口部と、
     前記当接部と前記突出部とを接続する接続部とを備えるパッド。
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