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WO2023022013A1 - 合成樹脂の製造方法及び二酸化炭素の固定化方法 - Google Patents

合成樹脂の製造方法及び二酸化炭素の固定化方法 Download PDF

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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G12/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen
    • C08G12/02Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes

Definitions

  • the present disclosure relates to a synthetic resin production method and a carbon dioxide fixation method.
  • the use of biomass can reduce the burden on the environment during the production of the synthetic resin (X).
  • the first raw material (A) contains a compound (A2) synthesized from a raw material containing carbon dioxide produced from biomass.
  • biomass can be used effectively, the amount of carbon dioxide released into the environment can be reduced, and the load on the environment during the production of the synthetic resin (X) can be further reduced.
  • the starting material for synthesizing compound (A2) further contains hydrogen.
  • the first raw material (A) contains at least one of methanol and formaldehyde.
  • carbon dioxide for synthesizing the second raw material (B) is carbon dioxide generated by combustion of organic matter, steam reforming of organic matter It contains at least one selected from the group consisting of carbon dioxide produced by the process and carbon dioxide extracted from volcanic gas during geothermal power generation.
  • the ammonia includes ammonia synthesized from hydrogen and nitrogen
  • the hydrogen is hydrogen produced by decomposition of water using a renewable energy source and organic matter and at least one of hydrogen generated by the steam reforming of
  • the nitrogen includes nitrogen in the air.
  • the first raw material (A) is formaldehyde
  • the second raw material (B) is urea
  • the synthetic resin (X ) is a urea resin.
  • a carbon dioxide fixation method includes a first raw material (A) having carbon derived from biomass and a second raw material (A) synthesized from carbon dioxide, which is different from the first raw material (A). Including reacting the two raw materials (B).

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Abstract

本開示の課題は、合成樹脂(X)の製造時における環境への負荷を軽減できる合成樹脂(X)の製造方法を、提供することである。本開示の一態様に係る合成樹脂(X)の製造方法は、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む。

Description

合成樹脂の製造方法及び二酸化炭素の固定化方法
 本開示は、合成樹脂の製造方法及び二酸化炭素の固定化方法に関する。
 特許文献1には、硬さや耐熱性等の物性に優れ、しかも樹脂本体が生分解性を示す尿素樹脂の製造方法および生分解性尿素樹脂組成物を提供するため、尿素1モルに対して、ホルムアルデヒド1モル以上1.3モル未満を反応させることで尿素樹脂を製造し、この方法により得られた尿素樹脂100重量部に対して、セルロース材料15~80重量部を配合して尿素樹脂組成物を調製することが、開示されている。
特開平8-325342号公報
 本開示の課題は、合成樹脂の製造時における環境への負荷を軽減できる合成樹脂の製造方法、及びこの合成樹脂を合成することを含む二酸化炭素の固定化方法を、提供することである。
 本開示の一態様に係る合成樹脂(X)の製造方法は、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む。
 本開示の一態様に係る二酸化炭素の固定化方法は、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む。
図1Aは本開示の一実施形態における合成樹脂の製造工程の具体例を示すフロー図である。図1Bは本開示の一実施形態における合成樹脂の製造工程の具体例を示すフロー図である。
 ユリア樹脂(尿素樹脂)などの合成樹脂を再利用することは概して困難であり、合成樹脂を廃棄する際には環境への負荷が大きくなる。
 特許文献1(特開平8-325342号公報)に記載の技術では、尿素樹脂にセルロース材料を配合して尿素樹脂組成物を調製することで、尿素樹脂組成物から作製された製品に生分解性を付与し、尿素樹脂の廃棄時の環境負荷を軽減しようとしている。
 それに対し、発明者は、合成樹脂が製造されてから廃棄されるまでの間の総合的な環境への負荷を軽減することを試みた。
 そして、発明者は、合成樹脂の製造時における環境への負荷を軽減できる合成樹脂の製造方法、及びこの合成樹脂を合成することを含む二酸化炭素の固定化方法を開発すべく、研究を進め、本開示の完成に至った。ただし、本開示は、この開発の経緯によって限定的に解釈されるものではない。
 以下、本開示の実施形態について、図1A及び図1Bを適宜参照しながら説明する。なお、本開示は下記の実施形態に限られない。下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一部に過ぎず、本開示の目的を達成できれば設計に応じて種々の変更が可能である。すなわち、図1A及び図1Bの各々は、合成樹脂(X)の製造工程の例を、概念的に示すフロー図であるが、合成樹脂(X)の製造工程は、図1A及び図1Bに示す製造工程には制限されない。
 本実施形態に係る合成樹脂(X)の製造方法は、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む。このため、合成樹脂(X)の炭素源としてバイオマス及び二酸化炭素を利用できる。バイオマスは、様々な起源を有する炭素を含み、大気中に含まれる二酸化炭素に由来する炭素も含む。そのため、バイオマスを利用して合成樹脂(X)を合成することを、大気中の二酸化炭素を利用して合成樹脂(X)を合成することと、等価とみなすことができる。このため、合成樹脂(X)の炭素源として石油などの化石資源由来の物質を使用しないようにでき、又は化石資源由来の物質の使用量を削減できる。これにより、貴重な化石資源の消費量を削減でき、かつ化石資源に由来する二酸化炭素が環境に放出される機会を減らして地球温暖化の抑制に寄与できる。このため、合成樹脂(X)の製造時における環境への負荷を軽減できる。
 また、この合成樹脂(X)の製造を、二酸化炭素の固定化に利用できる。本実施形態に係る二酸化炭素の固定方法は、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む。これにより、環境への二酸化炭素の放出量を削減でき、地球温暖化抑制に寄与できる。
 合成樹脂(X)の製造方法について、更に詳しく説明する。
 本実施形態では、上記のとおり、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)が用いられる。すなわち、第一原料(A)は、分子中にバイオマスに由来する炭素原子を有する化合物を、含有する。第一原料(A)は、バイオマスに由来する炭素を有するのであれば、いかなる方法で合成されてもよい。バイオマスとは、現生生物体構成物質起源の産業資源のことであり、日本国のバイオマス活用推進基本法第2条第1項において、「「バイオマス」とは、動植物に由来する有機物である資源(原油、石油ガス、可燃性天然ガス及び石炭(以下「化石資源」という。)を除く。)をいう。」と定義されている。本開示において、動植物とは、微生物を含めた生物全般のことである。バイオマスは、例えば木材、雑草、稲わら、麦わら、トウモロコシの茎、サトウキビの茎などの植物性資源、家畜の糞尿などの動物由来資源、及び生活廃棄物等よりなる群から選択される少なくとも一種を、含有できる。第一原料(A)は、バイオマスから直接生成した生成物であってもよく、バイオマスから生成した生成物を含む原料から合成された化合物であってもよい。すなわち、第一原料(A)は、例えばバイオマスと、バイオマスを処理することにより生産された生成物とのうち、少なくとも一方を含む原料から合成された化合物を含む。
 第一原料(A)は、例えばバイオマスのガス化により生じた一酸化炭素と水素とを含む原料から合成された化合物(A1)を含有する。この場合、例えば粉砕したバイオマスを水蒸気及び酸素とともに加熱することで、バイオマスをガス化し、一酸化炭素と水素とを含有するガスを得ることができる。このガスを必要に応じて精製してから、ガスを加熱加圧下で触媒と接触させるなどして、ガス中の一酸化炭素と水素とを反応させ、メタノールを合成できる(図1A、図1B参照)。また、このメタノールを空気中で適宜の触媒の存在下加熱することで、ホルムアルデヒドを生成させることもできる。前記のメタノールとホルムアルデヒドとのうち、少なくとも一方を、第一原料(A)に含有させることができる。すなわち、化合物(A1)は、前記の方法で生成したメタノールとホルムアルデヒドとのうち、少なくとも一方を含有できる。なお、メタノールから合成される、ホルムアルデヒド以外の化合物を、第一原料(A)に含有させてもよい。すなわち、化合物(A1)は、メタノールから合成される、ホルムアルデヒド以外の化合物を含有してもよい。
 第一原料(A)は、バイオマスから生成した二酸化炭素を含む原料から合成された化合物(A2)を含有してもよい。バイオマスから生成した二酸化炭素は、例えばバイオマスの燃焼により生じた二酸化炭素と、バイオマスの水蒸気改質により生じた二酸化炭素とのうち、少なくとも一方を含有する。
 バイオマスから生成した二酸化炭素を含む原料から合成された化合物(A2)が用いられる場合、この二酸化炭素を含む原料は、水素を更に含有してもよい。この場合、例えば二酸化炭素と水素とを、適宜の触媒の存在下、必要に応じて加熱することで反応させて、メタノールを合成できる(図1A、図1B参照)。また、このメタノールを空気中で適宜の触媒の存在下加熱することでホルムアルデヒドを合成できる。このように二酸化炭素と水素とから合成されたメタノールと、このメタノールから合成されたホルムアルデヒドとのうち、少なくとも一方を、第一原料(A)に含有させることができる。すなわち、化合物(A2)は、前記の方法で生成したメタノールとホルムアルデヒドとのうち少なくとも一方を含有できる。なお、メタノールから合成される、ホルムアルデヒド以外の化合物を、第一原料(A)に含有させてもよい。すなわち、化合物(A2)は、メタノールから合成される、ホルムアルデヒド以外の化合物を含有してもよい。
 二酸化炭素を含む原料が水素を更に含有する場合、水素は、再生可能エネルギー源を利用する水の分解により生じた水素と、有機物の水蒸気改質により生じた水素とのうち、少なくとも一方を含むことが好ましい。この場合、合成樹脂(X)を製造する過程で、二酸化炭素の発生を伴う化石資源を燃料とする電力の消費量を削減でき、そのため合成樹脂(X)を製造する際の環境への負荷を更に低減できる。
 再生可能エネルギー源とは、永続的に利用することができるエネルギー源であり、日本国の、エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律第2条第3項では「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの」と定義されている。再生可能エネルギー源は、例えば太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存する熱、及びバイオマスよりなる群から選択される少なくとも一種を含む。再生可能エネルギー源を利用する水の分解の例として、再生可能エネルギー源を利用して発電された電力を利用した水の電気分解と、太陽光及び光触媒を利用した水の分解とが、挙げられる。再生可能エネルギー源がバイオマスを含む場合には、合成樹脂(X)の合成にあたってバイオマスが更に有効に利用されうる。
 また、有機物の水蒸気改質により生じた水素が使用される場合、有機物は、例えばバイオマス、廃プラスチックなどの樹脂材、及び化石資源等よりなる群から選択される少なくとも一種を含有する。有機物がバイオマスを含有する場合には、バイオマスから生成した二酸化炭素と水素とを利用して化合物(A2)を合成できるため、バイオマスを更に有効利用して合成樹脂(X)を合成できる。化合物(A2)を合成するための二酸化炭素及び水素が、それぞれバイオマスの水蒸気改質により生じた二酸化炭素及び水素を含むことも好ましい。また、有機物が樹脂材を含有する場合、樹脂材は、本実施形態に係る製造方法で製造された合成樹脂(X)と、この合成樹脂(X)から作製された製品とのうち、少なくとも一種を含有してもよい(図1B参照)。その場合、本実施形態に係る合成樹脂(X)を構成する水素を、新たな合成樹脂(X)の合成のために再利用できる。
 第一原料(A)の有する全ての炭素がバイオマスに由来する炭素であることが好ましいが、第一原料(A)の有する炭素に、バイオマスに由来しない炭素が含まれていてもよい。すなわち、第一原料(A)に含まれる少なくとも一種の化合物が、分子中にバイオマスに由来しない炭素を有していてもよい。例えば、第一原料(A)が、バイオマスから生成した二酸化炭素を含む原料から合成される場合、第一原料(A)を合成するための原料が、バイオマスから生成した二酸化炭素以外の二酸化炭素を更に含んでもよい。この場合、バイオマスから生成した二酸化炭素以外の二酸化炭素は、例えばバイオマス以外の有機物の燃焼により生じた二酸化炭素、バイオマス以外の有機物の水蒸気改質により生じた二酸化炭素、及び地熱発電時に火山性ガスから取り出された二酸化炭素よりなる群から選択される少なくとも一種を含んでよい。この場合、本来であれば環境に放出されるはずの二酸化炭素を、合成樹脂(X)を合成するために利用できるため、環境への二酸化炭素の放出量を削減できる。これにより、地球温暖化抑制に更に寄与できる。有機物は、例えば廃プラスチックなどの樹脂材、及び化石資源等よりなる群から選択される少なくとも一種を含有する。樹脂材は、本実施形態に係る製造方法で製造された合成樹脂(X)と、この合成樹脂(X)から作製された製品とのうち、少なくとも一種を含有してもよい。その場合、合成樹脂(X)を廃棄する際の二酸化炭素の発生を抑制でき、合成樹脂(X)を構成する炭素を環境に放出せずに循環させることができるため、環境への負荷を大きく低減できる。
 なお、上記以外の種々の方法で、バイオマスを利用して、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)を合成してもよい。例えばバイオマスの嫌気性発酵によりメタンを生じさせ、このメタンを酸素と反応させることでメタノールを生成し、このメタノールと、このメタノールを空気中で適宜の触媒の存在下加熱することで生成したホルムアルデヒドとのうち、少なくとも一方を、第一原料(A)に含有させてもよい。
 一方、第二原料(B)は、例えば二酸化炭素とアンモニアとを反応させることを含む工程で合成される(図1A及び図1B参照)。この場合、第二原料(B)を用いて、例えばアミノ樹脂などの窒素原子を含む合成樹脂(X)を合成できる。
 第二原料(B)は、例えば尿素(図1A及び図1B参照)とメラミンとのうち少なくとも一方を含有する。尿素は、例えば二酸化炭素とアンモニアとを、加熱加圧雰囲気下で反応させることで合成される(図1A及び図1B参照)。メラミンは、二酸化炭素から合成された尿素から、例えば低圧尿素法又は高圧尿素法で、合成される。なお、第二原料(B)に含まれる化合物は、前記のみには限られない。
 第二原料(B)を合成するための二酸化炭素は、例えば有機物の燃焼により生じた二酸化炭素(図1A及び図1B参照)、有機物の水蒸気改質により生じた二酸化炭素(図1A及び図1B参照)、及び地熱発電時に火山性ガスから取り出された二酸化炭素よりなる群から選択される少なくとも一種を含む。この場合、本来であれば環境に放出されるはずの二酸化炭素を、合成樹脂(X)を合成するために利用できるため、環境への二酸化炭素の放出量を削減できる。
 有機物は、例えばバイオマス、廃プラスチックなどの樹脂材、及び化石資源等よりなる群から選択される少なくとも一種を含有する。有機物がバイオマスを含有する場合、合成樹脂(X)を合成するにあたってバイオマスを更に有効利用できる。また有機物が樹脂材を含有する場合、樹脂材は、本実施形態に係る製造方法で製造された合成樹脂(X)と、この合成樹脂(X)から作製された製品とのうち、少なくとも一種を含有してもよい(図1A及び図1B参照)。その場合、合成樹脂(X)を構成する炭素を環境に放出せずに循環させることができるため、環境への負荷を大きく低減できる。
 なお、第二原料(B)を合成するための二酸化炭素は、上記以外の方法で得られた二酸化炭素を含んでもよい。
 第二原料(B)を合成するためにアンモニアを用いる場合、このアンモニアは、例えば窒素と水素とから合成されたアンモニアを含む(図1A及び図1B参照)。アンモニアの合成法としてハーバーボッシュ法等を利用できる。この場合の水素は、例えば再生可能エネルギー源を利用する水の分解により生じた水素と、有機物の水蒸気改質により生じた水素(図1B参照)とのうち、少なくとも一方を含むことが好ましい。窒素は空気中の窒素を含むことが好ましい。これらの場合、アンモニア製造時の環境への負荷を低減でき、そのため合成樹脂(X)を製造する際の環境への負荷を更に低減できる。
 また、有機物の水蒸気改質における有機物については、既に説明したとおりである。有機物が樹脂材を含有する場合、樹脂材は、本実施形態に係る製造方法で製造された合成樹脂(X)と、この合成樹脂(X)から作製された製品とのうち、少なくとも一種を含有してもよい(図1B参照)。その場合、本実施形態に係る合成樹脂(X)を構成する水素を、新たな合成樹脂(X)の合成のために再利用できる。
 なお、第二原料(B)を合成するためのアンモニアは、上記以外の方法で得られたアンモニアを含んでもよい。
 本実施形態では、合成樹脂(X)の原料として第一原料(A)と第二原料(B)とのみを用いてもよい。合成樹脂(X)の原料として、第一原料(A)と第二原料(B)とに加えて、第一原料(A)及び第二原料(B)のいずれとも異なる一種の原料又は二種以上の原料を用いてもよい。また、合成樹脂(X)は、第一原料(A)及び第二原料(B)を含む原料を用いて、一段階の反応で合成してもよく、複数段階の反応で合成してもよい。すなわち、例えば第一原料(A)及び第二原料(B)から一段階の反応で合成樹脂(X)を合成してもよく、第一原料(A)及び第二原料(B)を反応させて合成された生成物を更に反応させることで合成樹脂(X)を合成してもよい。
 本実施形態で合成される合成樹脂(X)の種類には、第一原料(A)と第二原料(B)とを用いて合成されるのであれば、制限はない。
 合成樹脂(X)は、例えばユリア樹脂(図1A及び図1B参照)及びメラミン樹脂よりなる群から選択される少なくとも一種である。
 合成樹脂(X)がユリア樹脂である場合、例えば第一原料(A)はホルムアルデヒドであり、かつ第二原料(B)は尿素である(図1A及び図1B参照)。この場合、例えばホルムアルデヒドと尿素とを脱水縮合反応させることで、ユリア樹脂を合成できる。この場合、ホルムアルデヒドと尿素との反応を完全に進行させることで、硬化された(すなわちCステージ状態の)ユリア樹脂を合成してもよく、ホルムアルデヒドと尿素との反応を完全には進行させないことで、プレポリマーの状態のユリア樹脂(ユリア樹脂プレポリマー)を合成してもよい。ユリア樹脂プレポリマーを更に反応させて硬化させることで、Cステージ状態のユリア樹脂を合成してもよい。
 ユリア樹脂は、配線器具などの電気機器のケーシングなどの部品、その他の電気部品、食器、ボタン、及び漆製品などの成形品用途、並びに接着剤用途などに広く用いられうる。それにもかかわらず、ユリア樹脂のリサイクルは困難である。そのため、ユリア樹脂を本実施形態に係る製造方法で製造すれば、環境への負荷を大きく軽減できる。
 合成樹脂(X)がメラミン樹脂である場合、例えば第一原料(A)はホルムアルデヒドであり、かつ第二原料(B)はメラミンである。この場合、例えばホルムアルデヒドとメラミンとを、アルカリ条件下で反応させてメチロールメラミンを合成し、メチロールメラミンを加熱するなどして重縮合させることで、メラミン樹脂を合成できる。この場合、メチロールメラミンの反応を完全に進行させることで、硬化された(すなわちCステージ状態の)メラミン樹脂を合成してもよく、メチロールメラミンの反応を完全には進行させないことで、プレポリマーの状態のメラミン樹脂(メラミン樹脂プレポリマー)を合成してもよい。メラミン樹脂プレポリマーを更に反応させて硬化させることで、Cステージ状態のメラミン樹脂を合成してもよい。
 メラミン樹脂は、建築材、配線器具などの電気機器のケーシングなどの部品、その他の電気部品、食器などの成形品用途、並びに接着剤用途などに広く用いられうる。それにもかかわらず、メラミン樹脂のリサイクルは困難である。そのため、メラミン樹脂を本実施形態に係る製造方法で製造すれば、環境への負荷を大きく軽減できる。
 本実施形態に係る二酸化炭素の固定化方法では、例えば上記で説明した合成樹脂(X)の製造方法を利用して合成樹脂(X)を合成することにより、二酸化炭素を固定化することができる。本実施形態では、二酸化炭素を地中に貯留して固定化するCCS(Carbon Dioxide Capture and Storage)と比較して、二酸化炭素をより簡便に固定化でき、また二酸化炭素をメタノールなどの液体として固定化する場合と比較して二酸化炭素をより安定に固定化できる。また、合成樹脂(X)に含まれる全ての炭素又は大部分の炭素を二酸化炭素由来の炭素とすることが可能であり、この場合、合成樹脂(X)中に二酸化炭素を高濃度に固定化できる。また、特に合成樹脂(X)が熱硬化性樹脂であれば、二酸化炭素を長期間にわたり安定して固定化できる。
 上記の実施形態から明らかなように、本開示の第一の態様に係る合成樹脂(X)の製造方法は、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む。
 第一の態様によると、バイオマスを利用することで、合成樹脂(X)の製造時における環境への負荷を軽減できる。
 本開示の第二の態様では、第一の態様において、第一原料(A)は、バイオマスのガス化により生じた一酸化炭素と水素とを含む原料から合成された化合物(A1)を含有する。
 第二の態様によれば、バイオマスを有効に利用して、合成樹脂(X)を合成できる。
 本開示の第三の態様では、第一の態様において、第一原料(A)は、バイオマスから生成した二酸化炭素を含む原料から合成された化合物(A2)を含有する。
 第三の態様によれば、バイオマスを有効に利用でき、また二酸化炭素の環境への放出量を削減でき、合成樹脂(X)の製造時における環境への負荷を更に軽減できる。
 本開示の第四の態様では、第三の態様において、化合物(A2)を合成するための原料は、水素を更に含む。
 本開示の第五の態様では、第四の態様において、化合物(A2)を合成するための水素は、再生可能エネルギー源を利用する水の分解により生じた水素と、有機物の水蒸気改質により生じ水素とのうち、少なくとも一方を含む。
 第五の態様によると、合成樹脂(X)の製造時における環境への負荷を更に軽減できる。
 本開示の第六の態様では、第一から第五のいずれか一の態様において、第一原料(A)は、メタノールとホルムアルデヒドとのうち少なくとも一方を含有する。
 第六の態様によると、メタノールとホルムアルデヒドとのうち少なくとも一方を原料とする合成樹脂(X)を製造できる。
 本開示の第七の態様では、第一から第六のいずれか一の態様において、第二原料(B)を合成するための二酸化炭素は、有機物の燃焼により生じた二酸化炭素、有機物の水蒸気改質により生じた二酸化炭素、及び地熱発電時に火山性ガスから取り出された二酸化炭素よりなる群から選択される少なくとも一種を含む。
 第七の態様によると、二酸化炭素の環境への放出量を削減でき、合成樹脂(X)の製造時における環境への負荷を更に軽減できる。
 本開示の第八の態様では、第一から第七のいずれか一の態様において、第二原料(B)は、二酸化炭素とアンモニアとを反応させることを含む工程で合成されたものである。
 第八の態様によると、合成樹脂(X)としてアミノ樹脂などの窒素原子を含む樹脂を合成できる。
 本開示の第九の態様では、第八の態様において、アンモニアは、水素と窒素とから合成されたアンモニアを含み、水素は、再生可能エネルギー源を利用する水の分解により生じた水素と、有機物の水蒸気改質により生じた水素とのうち、少なくとも一方を含み、窒素は、空気中の窒素を含む。
 第九の態様によると、合成樹脂(X)の製造時における環境への負荷を更に軽減できる。
 本開示の第十の態様では、第一から第九のいずれか一の態様において、第一原料(A)は、ホルムアルデヒドであり、第二原料(B)は、尿素であり、合成樹脂(X)は、ユリア樹脂である。
 第十の態様によると、環境への負荷を大きく軽減しやすい。
 本開示の第十一の態様に係る二酸化炭素の固定化方法は、バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む。
 第十一の態様によると、バイオマスと二酸化炭素とを炭素源として合成樹脂(X)を合成することで、二酸化炭素を固定化できる。

Claims (11)

  1. バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、前記第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む、
    合成樹脂の製造方法。
  2. 前記第一原料(A)は、前記バイオマスのガス化により生じた一酸化炭素と水素とを含む原料から合成された化合物(A1)を含有する、
    請求項1に記載の合成樹脂の製造方法。
  3. 前記第一原料(A)は、前記バイオマスから生成した二酸化炭素を含む原料から合成された化合物(A2)を含有する、
    請求項1に記載の合成樹脂の製造方法。
  4. 前記化合物(A2)を合成するための前記原料は、水素を更に含む、
    請求項3に記載の合成樹脂の製造方法。
  5. 前記化合物(A2)を合成するための前記水素は、再生可能エネルギー源を利用する水の分解により生じた水素と、有機物の水蒸気改質により生じた水素とのうち、少なくとも一方を含む、
    請求項4に記載の合成樹脂の製造方法。
  6. 前記第一原料(A)は、メタノールとホルムアルデヒドとのうち少なくとも一方を含有する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の合成樹脂の製造方法。
  7. 前記第二原料(B)を合成するための前記二酸化炭素は、有機物の燃焼により生じた二酸化炭素、有機物の水蒸気改質により生じた二酸化炭素、及び地熱発電時に火山性ガスから取り出された二酸化炭素よりなる群から選択される少なくとも一種を含む、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の合成樹脂の製造方法。
  8. 前記第二原料(B)は、前記二酸化炭素とアンモニアとを反応させることを含む工程で合成された、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の合成樹脂の製造方法。
  9. 前記アンモニアは、水素と窒素とから合成されたアンモニアを含み、
    前記水素は、再生可能エネルギー源を利用する水の分解により生じた水素と、有機物の水蒸気改質により生じた水素とのうち、少なくとも一方を含み、
    前記窒素は、空気中の窒素を含む、
    請求項8に記載の合成樹脂の製造方法。
  10. 前記第一原料(A)は、ホルムアルデヒドであり、
    前記第二原料(B)は、尿素であり、
    前記合成樹脂は、ユリア樹脂である、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の合成樹脂の製造方法。
  11. バイオマスに由来する炭素を有する第一原料(A)と、二酸化炭素から合成された、第一原料(A)とは異なる第二原料(B)とを反応させることを含む、
    二酸化炭素の固定化方法。
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