WO2009107796A1 - カルボキシル基を有するイソチオシアナト化合物の製造方法 - Google Patents
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- A is a C 6-14 aromatic hydrocarbon group (the C 6-14 aromatic hydrocarbon group is unsubstituted or a halogen atom, a nitro group, a cyano group, a C 1-6 alkyl group, a hydroxyl group) , Protected hydroxyl group, C 1-6 alkoxy group, di-C 1-6 alkylamino group, protected amino group, protected mono C 1-6 alkylamino group, C 1-6 alkylcarbonyl group or C 1 Substituted with a -6 alkoxycarbonyl group), The production method according to the above (III), wherein B is a single bond or a C 1-6 alkyl group.
- Examples thereof include an oxycarbonyl group and a c-hexyloxycarbonyl group.
- the amount of the halogen alone used in the production method of the present invention is such that the number of amino groups in one molecule of the raw material x 1.0 mol to the amino group in one molecule of the raw material per 1 mol of the amino compound having a carboxyl group of the raw material.
- the number of amino groups in the molecule of raw material x 1.0 mol preferably the number of amino groups in the molecule of raw material x 1.0 mol to the number of amino groups in the molecule of raw material x 1.2 mol.
- the reaction in the production method of the present invention can be carried out at a temperature ranging from the temperature at which the solvent does not freeze to the boiling point of the solvent.
- the reaction temperature is preferably 0 to 40 ° C. when water or a mixed solvent of a water-soluble organic solvent and water is used as a solvent.
- the temperature is preferably 20 to 30 ° C., and then when reacted with a halogen alone, the temperature is preferably 0 to 10 ° C.
- stirring becomes difficult, and when the reaction temperature is higher, the side reaction may proceed.
- the present invention has been described with respect to the case where an amino compound having a carboxyl group, which is a pure raw material, is used.
- the raw material may be an isomer such as a tautomer, geometric isomer or optical isomer.
- the present invention includes a production method using these isomers or a mixture of isomers.
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Abstract
Description
イソチオシアナト化合物の製造方法としては種々の方法が知られているが、その中でもアミノ化合物と二硫化炭素からイソチオシアナト化合物を製造する方法は、用いる二硫化炭素が安価であること、また原子効率が良いことから特に有用な方法である。
一般に、アミノ化合物と二硫化炭素からイソチオシアナートを合成する方法は、アルキルイソチオシアナートの合成には適しているが、アリールイソチオシアナートでは収率が落ちること、塩基触媒としてトリエチルアミンを用いれば収率は向上するが、この方法では電子吸引性基をもつアリールイソチオシアナートは合成できないとされている(例えば非特許文献1参照)。
また、イソチオシアナートを合成する方法として、次に示すようなさまざまな添加剤を反応または後処理に用いる方法がすでに知られている。たとえば、クロロギ酸エチルを使用した方法(非特許文献2参照)、ジシクロヘキシルカルボジイミドを使用した方法(非特許文献3参照)、オキシ塩化リンを使用した方法(非特許文献4参照)、硝酸鉛を使用した方法(非特許文献5参照)、無水酢酸を使用した方法(特許文献2参照)、過酸化水素を使用した方法(非特許文献6参照)、クロロ酢酸ナトリウムと塩化亜鉛を使用した方法(非特許文献7参照)、ヨウ素を使用した方法(非特許文献8参照)、塩化トシルを使用した方法(非特許文献9参照)などである。
しかしこれら多数の報告があるにも拘わらず、二硫化炭素と添加剤を用いる製造法によってカルボキシル基を有するアミノ化合物からイソチオシアナト化合物を製造した例は、これまでに報告されていない。
一方、カルボキシル基を有するアミノ化合物から、対応するカルボキシル基を有するイソチオシアナト化合物を製造する方法としては、チオホスゲンを使用した方法(非特許文献10参照)及びテトラメチルチウラムジスルフィドを使用した方法(非特許文献11参照)の2例が報告されている。このうち、チオホスゲンを用いる方法には、チオホスゲン自体が非常に強い毒性と悪臭を有するという問題がある。また、テトラメチルチウラムジスルフィドを用いる方法には、途中で中間体を単離する必要があり操作が煩雑であること、酸存在下、高温で加熱するなど反応条件が過酷であること、用いるテトラメチルチウラムジスルフィドが高価であることなどの問題がある。そこで、これらの反応剤を用いずに、高収率かつ高純度で工業的生産法としても有用な、カルボキシル基を有するイソチオシアナト化合物の新規な製造方法が望まれていた。
Aは、C6-14芳香族炭化水素基又はC1-12飽和炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基及びC1-12飽和炭化水素基は、無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、カルボキシル基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置換されていても良い。)を意味し、
Bは、単結合、C6-14芳香族炭化水素基又はC1-12飽和炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基及びC1-12飽和炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置き換えられていても良い。)を意味する。]
で示されるカルボキシル基を有するアミノ化合物を、溶媒中、二硫化炭素(CS2)、次いでハロゲン単体と反応させる、式(2)
で示されるカルボキシル基を有するイソチオシアナト化合物の製造方法。
(II)AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)であり、
Bが単結合又はC1-12飽和炭化水素基(該C1-12飽和炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置き換えられていても良い。)である上記(I)に記載の製造方法。
(III)AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)であり、
Bが単結合又はC1-6アルキル基である上記(III)に記載の製造方法。
(IV)AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)であり、
Bが単結合である上記(III)のいずれか1項に記載の製造方法。
(V)AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、C1-6アルキル基、水酸基若しくはC1-6アルコキシ基で置換されている。)である(II)に記載の製造方法。
(VI)AがC1-12飽和炭化水素基(該C1-12飽和炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、カルボキシル基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置き換えられていても良い。)であり、
Bが単結合又はC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)である上記(I)に記載の製造方法。
(VII)AがC1-12飽和炭化水素基であり、Bが単結合又はC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、C1-6アルキル基、水酸基又はC1-6アルコキシ基で置換されている。)である上記(VI)に記載の製造方法。
(VIII)AがC1-12飽和炭化水素基であり、Bが単結合又はC6-14芳香族炭化水素基である上記(VII)に記載の製造方法。
(IX)AがC1-12飽和炭化水素基であり、Bが単結合である上記(VIII)に記載の製造方法。
(X)AがC1-6飽和炭化水素基であり、Bがフェニル基である上記(VIII)に記載の製造方法。
(XI)mが1である上記(I)乃至(X)の何れか1項に記載の製造方法。
(XII)nが1である上記(I)乃至(XI)の何れか1項に記載の製造方法。
(XIII)mが2である上記(I)乃至(X)及び(XII)の何れか1項に記載の製造方法。
(XIV)nが2である上記(I)乃至(XI)及び(XIII)の何れか1項に記載の製造方法。
(XV)塩基存在下で反応する上記(I)乃至(XIV)の何れか1項に記載の製造方法。
(XVI)ハロゲン単体がヨウ素である上記(I)乃至(XV)の何れか1項に記載の製造方法。
なお、本発明において、「n」はノルマルを、「i」はイソを、「s」はセカンダリーを、「t」はターシャリーを、「c」はシクロを、「o」はオルトを、「m」はメタを、「p」はパラを、「Me」はメチル基を意味する。
式(1)のA及びBにおけるC1-12飽和炭化水素基は、A又はBの定義の通りに置換基を有することができる。例えば、mが1のときのAのC1-12飽和炭化水素基、またはnが1のときのBのC1-12飽和炭化水素基は、炭素原子を1乃至12個有する直鎖状、分岐状または環状のアルキレン(アルカン-ジイル)基であり、このアルキレン基はA又はBで定義されている通りに無置換であるか、置換基を有する。
また、mが2のときのAのC1-12飽和炭化水素基、またはnが2のときのBのC1-12飽和炭化水素基は、炭素原子を1乃至12個有する直鎖状、分岐状または環状のアルカン-トリイル基であり、このアルカン-トリイル基はA又はBで定義されている通りに無置換であるか、置換基を有する。
式(1)のA及びBにおけるC6-14芳香族炭化水素基は、A又はBの定義の通りに置換基を有することができる。例えば、mが1のときのAのC6-14芳香族炭化水素基、またはnが1のときのBのC6-14芳香族炭化水素基は、炭素原子を6乃至14個有するアリーレン(アリール-ジイル)基であり、このアリーレン基はA又はBで定義されている通りに無置換であるか、置換基を有する。
また、mが2のときのAのC6-14芳香族炭化水素基、またはnが2のときのBのC6-14芳香族炭化水素基は、炭素原子を6乃至14個有する直鎖状、分岐状または環状のアリール-トリイル基であり、このアリール-トリイル基はA又はBで定義されている通りに無置換であるか、置換基を有する。
保護された水酸基における保護基としては、水酸基の保護基として作用する限りどのような保護基でもよいが、例えば Greene's Protective Groups in Organic Synthesis (4th ed.), John Wiley, 2007, pp. 24-299. に記載の保護基が挙げられる。水酸基の保護基としては、好ましくはは、メトキシメチル基、アセチル基、ベンジル基、トリメチルシリル基などである。
保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基及び保護された窒素原子における保護基としては、窒素原子の保護基として作用する限りどのような保護基でもよいが、例えば Greene's Protective Groups in Organic Synthesis (4th ed.), John Wiley, 2007, pp. 706-872. に記載の保護基が挙げられる。これらの保護基としては、好ましくはアセチル基、t-ブトキシカルボニル基などである。
かかる溶媒としては、水、有機溶媒、又は水溶性有機溶媒と水との混合溶媒を用いることが好ましい。有機溶媒の具体例としては、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、アセトン、クロロホルム、ジクロロメタンなどが挙げられる。また、前記の水溶性有機溶媒と水との混合溶媒の具体例としては、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、N,N-ジメチルホルムアミド、エタノール、i-プロパノール、アセトン及びジメチルスルホキシドからなる群より選ばれる少なくとも1種の水溶性有機溶媒と水との混合溶媒が挙げられる。好ましい溶媒は、水とテトラヒドロフランとの混合溶媒又はアセトニトリルである。溶媒の使用量は、カルボキシル基を有するアミノ化合物に対して、好ましくは1~20体積倍、好ましくは6~15体積倍であり、水と水溶性有機溶媒との混合溶媒の場合は、水/水溶性有機溶媒の体積比率は、好ましくは2:1~1:10であり、特には1:1~1:2が好ましい。
なお、後記するハロゲン単体としてヨウ素を用いる場合、溶媒として、水、有機溶媒、又は水溶性有機溶媒と水との混合溶媒を用いることが好ましい。また、ハロゲン単体として臭素、又は塩素を用いる場合は、溶媒として、有機溶媒を用いることが好ましい。有機溶媒の具体例としては、N,N-ジメチルホルムアミド若しくはアセトニトリルが挙げられ、好ましくは、N,N-ジメチルホルムアミドである。
本発明の製造法に用いるハロゲン単体の使用量は、原料のカルボキシル基を有するアミノ化合物1モルに対して、原料1分子中のアミノ基の個数×1.0モル~原料1分子中のアミノ基の個数×2.0モル、好ましくは、原料1分子中のアミノ基の個数×1.0モル~原料1分子中のアミノ基の個数×1.2モルである。
かかる塩基の例としては、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリ-n-プロピルアミン、トリ-n-ブチルアミン、DBN(1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]-5-ノネン)、DBU(1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]-7-ウンデセン)、N-メチルモルホリン、N,N-ジメチルアニリン等の有機アミン類;水酸化ナトリウム,炭酸カリウム,炭酸水素ナトリウム等の無機塩基が挙げられる。なかでも、好ましくは有機アミン類、より好ましくはトリエチルアミン,ジイソプロピルエチルアミン,トリ-n-プロピルアミン,トリ-n-ブチルアミンなどのトリアルキルアミン類、特に好ましくは、トリエチルアミンである。塩基の使用量は、原料のカルボキシル基を有するアミノ化合物1モルに対して、[(原料1分子中のカルボキシル基の数×1.0+原料1分子中のアミノ基の数×1.0)モル~(原料1分子中のカルボキシル基の数×1.0+原料1分子中のアミノ基の数×5.0)]モル、好ましくは[(原料1分子中のカルボキシル基の数×1.0+原料1分子中のアミノ基の数×1.5)モル~(原料1分子中のカルボキシル基の数×1.0+原料1分子中のアミノ基の数×2.5)]モルが適切である。
ハロゲン単体を反応させる反応時間は、0.5~5時間、好ましくは1.5~2.5時間である。
尚、各種測定の測定条件は以下のとおりである。
LC-MSの測定条件(条件1)
使用機器:Waters社製 alliance-ZQ LC-MS SYSTEM
使用カラム:SunFire C18((充填剤の平均粒子径:3.5μm)、2.1mmI.D.×20mm(カラム内径×カラム長さ)、以下同様である。)
カラム温度:40℃
溶媒組成:0分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 10/90(v/v)
3.0分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 85/15(v/v)
5.0分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 85/15(v/v)
5.5分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 95/5(v/v)
7.0分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 95/5(v/v)
流速:0.4mL/min
LC-MSの測定条件(条件2)
使用機器:Waters社製alliance-ZQ LC-MS SYSTEM
使用カラム:Xterra MS C18((3.5μm)、2.1mmI.D.×20mm)
カラム温度:40℃
溶媒組成:0分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 20/80(v/v)
0.5分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 20/80(v/v)
3.5分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 90/10(v/v)
7.0分 アセトニトリル/0.2体積%ギ酸水溶液 90/10(v/v)
流速:0.4mL/min
LC-MSの測定条件(条件3)
使用機器:Agilent社製 1100MSD-Trap
使用カラム:Atlantis dC18((5μm)、2.1mmI.D.×150mm)
カラム温度:40℃
溶媒組成:0分 アセトニトリル/0.1体積%ギ酸水溶液 10/90(v/v)
5.0分 アセトニトリル/0.1体積%ギ酸水溶液 10/90(v/v)
20.0分 アセトニトリル/0.1体積%ギ酸水溶液 90/10(v/v)
40.0分 アセトニトリル/0.1体積%ギ酸水溶液 90/10(v/v)
流速:0.2mL/min
HPLCの測定条件;
使用機器:島津製作所社製 SHIMADZU LC-10Aシリーズ
使用カラム:INERTSIL ODS 2((5μm)、4.6mmI.D.×250mm)
カラム温度:40℃
検出:UV 254nm
溶媒組成:0分 アセトニトリル/20mMリン酸水溶液 80/20(v/v)
40.0分 アセトニトリル/20mMリン酸水溶液 80/20(v/v)
流速:1.0mL/min
1H-NMRスペクトルは、日本電子社製JNM-ECP300及びJNM-ECX300を用いて、300MHzで重クロロホルム(CDCl3)中で測定した。
4-イソチオシアナト安息香酸
4-アミノ安息香酸(0.50 g, 3.6 mmol)、テトラヒドロフラン(2.5 mL)、水(2.5 mL)、及びトリエチルアミン(1.3 mL, 9.1 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.66 mL, 11 mmol)を加え、室温にて24時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(1.0 g, 4.0 mmol)のテトラヒドロフラン(2.5 mL)溶液を5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(3.6 mL)と亜硫酸ナトリウム(91 mg, 0.72 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(15 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。残渣に酢酸エチル(5 mL)とヘキサン(5 mL)を加えて、よくかき混ぜた後、不溶物をろ取して、無色固体の4-イソチオシアナト安息香酸(0.65 g、収率100%、HPLC純度92%、HPLC保持時間3.7 min)を得た。LC-MS ES- 178(保持時間4.0 min、条件1)。
4-イソチオシアナト安息香酸
Collection of Czechoslovak Chem. Commun. 50, 2000(1985)に記載の製造法を、4-アミノ安息香酸(カルボキシル基を有するアミノ化合物)に適用してみたが、以下のように、収率、純度ともに低かった。
4-アミノ安息香酸(0.20 g, 1.5 mmol)、ジオキサン(5 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(5 mL)、及び二硫化炭素(0.37 mL, 6.1 mmol)の混合物を、窒素雰囲気下、室温にて19時間かきまぜた後、減圧下で濃縮乾固した。得られた残渣を水(8.0 mL)に溶解し、1M水酸化ナトリウム水溶液(1.5 mL)を加えて、室温にてかきまぜながら、ヨウ素(0.38g, 1.5 mmol)のエタノール(8.0 mL)溶液を8分間かけて滴下し、さらに室温にて12分間かきまぜた。その後、不溶物をろ過にて取り除いた。ろ液を減圧下濃縮して、エタノール及びジオキサンをできるだけ除去した後、1M塩酸(4.5 mL)を加え、析出した固体をろ取して、黄土色固体の4-イソチオシアナト安息香酸(0.20 g、収率78%)を得た。HPLC純度は62%であった。
3-イソチオシアナト安息香酸
3-アミノ安息香酸(0.20 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて24時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。残渣に酢酸エチル(4 mL)と水(2 mL)を加えて、有機層を減圧下で濃縮乾固して、クリーム色固体の3-イソチオシアナト安息香酸(0.25g、収率96%、HPLC純度95%、HPLC保持時間3.6 min)を得た。LC-MS ES- 178(保持時間4.0 min、条件1)。
4-イソチオシアナト-2-クロロ安息香酸
4-アミノ-2-クロロ安息香酸(0.26 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて24.5時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。残渣に水(4 mL)と炭酸水素ナトリウム(0.14g, 1.7 mmol)を加えて、不溶物をろ別した。ろ液に1M塩酸(1.5 mL)と水(2.0 mL)を加えて析出した固体をろ取した。その固体に酢酸エチル(6 mL)、水(2.0 mL)、及び炭酸水素ナトリウム(25 mg, 1.7 mmol)を加えて、有機層を減圧下で濃縮乾固して、白色固体の4-イソチオシアナト-2-クロロ安息香酸(0.20g、収率62%、HPLC純度91%、HPLC保持時間3.9 min)を得た。LC-MS ES- 212, 214(保持時間4.2 min、条件1)。
4-イソチオシアナト-3-メチル安息香酸
4-アミノ-3-メチル安息香酸(0.23 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて28時間かきまぜた。得られた反応混合物を、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液に、0℃にて5分間かけて滴下し、さらに0℃にて1.5時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。残渣に酢酸エチル(6 mL)と水(1 mL)を加えて、有機層を1M塩酸(1 mL)で1回洗浄した後に減圧下で濃縮乾固して、クリーム色固体の4-イソチオシアナト-3-メチル安息香酸(0.30g、収率103%、HPLC純度88%、HPLC保持時間4.0 min)を得た。LC-MS ES- 192(保持時間4.3 min、条件1)。
3-イソチオシアナト-4-メチル安息香酸
3-アミノ-4-メチル安息香酸(0.23 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて26時間かきまぜた。得られた反応混合物を、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液に、0℃にて2分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。残渣に酢酸エチル(6 mL)と水(1 mL)を加えて、有機層を減圧下で濃縮乾固して、黄土色固体の3-イソチオシアナト-4-メチル安息香酸(0.26g、収率91%、HPLC純度95%、HPLC保持時間3.9 min)を得た。LC-MS ES- 192(保持時間4.3 min、条件1)。
4-イソチオシアナト-2-ヒドロキシ安息香酸
4-アミノ-2-ヒドロキシ安息香酸(0.23 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて31時間かきまぜた。得られた反応混合物に、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を、0℃にて3分間かけて滴下し、さらに0℃にて2.5時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。得られた残渣に酢酸エチル(6 mL)、水(2 mL)、炭酸水素ナトリウム(13 mg, 0.15 mmol)を加え、有機層を水(2 mL)で2回洗浄したのち、減圧下で濃縮乾固した。得られた残渣にクロロホルム(1 mL)とヘキサン(3 mL)を加えてよくかきまぜた後、不溶物をろ過にて除去し、ろ液を減圧下で濃縮乾固して、茶色固体の4-イソチオシアナト-2-ヒドロキシ安息香酸(0.18g、収率64%、HPLC純度86%、HPLC保持時間4.6 min)を得た。LC-MS ES- 194(保持時間4.4 min、条件1)。
5-イソチオシアナト-2-ヒドロキシ安息香酸
5-アミノ-2-ヒドロキシ安息香酸(0.23 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて17時間かきまぜた。得られた反応混合物を、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液に、0℃にて5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2.5時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。残渣に酢酸エチル(6 mL)と水(1 mL)を加えて、有機層を減圧下で濃縮乾固して、灰白色固体の5-イソチオシアナト-2-ヒドロキシ安息香酸(0.29g、収率100%、HPLC純度97%、HPLC保持時間4.3 min)を得た。LC-MS ES- 194(保持時間4.4 min、条件1)。
3-イソチオシアナト-4-メトキシ安息香酸
3-アミノ-4-メトキシ安息香酸(0.25 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて6時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2.5時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固して得られた、残渣に酢酸エチル(6 mL)、水(2 mL)、炭酸水素ナトリウム(6mg, 0.07 mmol)及び亜硫酸ナトリウム(9mg, 0.07 mmol)を加えた。有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固して、無色固体の3-イソチオシアナト-4-メトキシ安息香酸(0.29g、収率94%、HPLC純度99%、HPLC保持時間3.5 min)を得た。LC-MS ES- 208(保持時間21.6 min、条件3)。
6-イソチオシアナト-2-ナフトエ酸
6-アミノ-2-ナフトエ酸(0.28 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて24時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。生じた不溶物をろ取し、減圧乾燥後、二硫化炭素(2.0 mL)を加えてよくかき混ぜた後、不溶物をろ取して、クリーム色固体の6-イソチオシアナト-2-ナフトエ酸(0.32g、収率96%、HPLC純度94%、HPLC保持時間3.7 min)を得た。LC-MS ES- 228(保持時間4.5 min、条件1)。
3,5-ジイソチオシアナト安息香酸
3,5-ジアミノ安息香酸(0.23 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.84 mL, 6.0 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.54 mL, 9.1 mmol)を加え、室温にて31時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.82g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(2.0 mL)溶液を、5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2.5時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(76 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。得られた残渣に酢酸エチル(6 mL)、水(3 mL)、及び炭酸水素ナトリウム(10 mg, 0.12 mmol)を加え、有機層を減圧下で濃縮乾固し、得られた残渣にクロロホルム(6 mL)を加えてよくかきまぜた後、不溶物をろ過にて除去した。ろ液を減圧下で濃縮乾固したのち、得られた残渣にクロロホルム(6 mL)とヘキサン(1 mL)を加えてよくかきまぜた後、不溶物をろ過にて除去した。ろ液を減圧下濃縮乾固して、無色固体の3,5-ジイソチオシアナト安息香酸(0.31g、収率86%、HPLC純度97%、HPLC保持時間5.3 min)を得た。LC-MS ES- 235(保持時間. 4.6 min、条件1)。
5-イソチオシアナトイソフタル酸
5-アミノイソフタル酸(0.30 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて61時間かきまぜた。得られた反応混合物を、ヨウ素(0.41g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液に、0℃にて5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、減圧下で濃縮乾固した。残渣に酢酸エチル(5 mL)を加えて、よくかきまぜた後、不溶物をろ別した。ろ液を減圧下で濃縮乾固して、クリーム色固体の5-イソチオシアナトイソフタル酸(0.33g、収率100%、HPLC純度88%、HPLC保持時間2.8 min)を得た。LC-MS ES- 222(保持時間3.7 min、条件1)。
2-(4-イソチオシアナトフェニル)酢酸
2-(4-アミノフェニル)酢酸(0.23 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて24時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.41 g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を8分間かけて滴下し、さらに0℃にて1.5時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、水層を酢酸エチル(3 mL)とテトラヒドロフラン(1 mL)の混合溶媒で1回抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮乾固して得られた残渣に、水(8.0 mL)と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0 mL)を加えてよくかきまぜた。不溶物をろ別し、ろ液に1M塩酸(3.0 mL)を加えて析出した固体をろ取し、無色固体の2-(4-イソチオシアナトフェニル)酢酸(0.22g、収率75%、HPLC純度95%、HPLC保持時間3.4 min)を得た。LC-MS ES- 192(保持時間20.5 min、条件3)。
4-(4-イソチオシアナトフェニル)酪酸
4-(4-アミノフェニル)酪酸(0.27 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて24時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.41 g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を5分間かけて滴下し、さらに0℃にて1.5時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、水層を酢酸エチル(3 mL)とテトラヒドロフラン(1 mL)の混合溶媒で1回抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮乾固して得られた残渣に、水(8.0 mL)と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0 mL)を加えてよくかきまぜた。その後、不溶物をろ別し、これに水(8.0 mL)と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0 mL)を加えてよくかきまぜ、不溶物をろ別した。合わせたろ液に、1M塩酸(5.0 mL)を加えて析出した固体をろ取し、無色固体の4-(4-イソチオシアナトフェニル)酪酸(0.23g、収率69%、HPLC純度97%、HPLC保持時間3.9 min)を得た。LC-MS ES- 220(保持時間4.3 min、条件2)。
4-(イソチオシアナトメチル)安息香酸
4-(アミノメチル)安息香酸(0.23 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて24時間かきまぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(0.41 g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液を4分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、水層を酢酸エチル(3 mL)で1回抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮乾固して得られた残渣に、酢酸エチル(3 mL)を加えてよくかきまぜ、不溶物をろ別した。その後、ろ液を減圧下で濃縮乾固して、クリーム色固体の4-(イソチオシアナトメチル)安息香酸(0.32 g、収率109%、HPLC純度88%、HPLC保持時間3.1 min)を得た。LC-MS ES- 192(保持時間3.5 min、条件2)。
trans-4-(イソチオシアナトメチル)シクロヘキサンカルボン酸
trans-4-(アミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸(0.24 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて44時間かきまぜた。得られた反応混合物を、ヨウ素(0.41 g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液に、0℃にて、5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、これを減圧下で濃縮乾固して得られた残渣に、ヘキサン(3 mL)と酢酸エチル(3 mL)の混合溶媒を加えてよくかきまぜ、不溶物をろ別した。その後、ろ液を減圧下で濃縮乾固して、黄土色固体のtrans-4-(イソチオシアナトメチル)シクロヘキサンカルボン酸(0.30 g、収率101%、1H-NMRスペクトルにおいて目立った副生物は確認できなかった。)を得た。LC-MS ES- 198(保持時間20.3 min、条件3)。
6-イソチオシアナトヘキサン酸
6-アミノヘキサン酸(0.20 g, 1.5 mmol)、テトラヒドロフラン(1.0 mL)、水(1.0 mL)、及びトリエチルアミン(0.51 mL, 3.6 mmol)の混合物に二硫化炭素(0.26 mL, 4.4 mmol)を加え、室温にて44時間かきまぜた。得られた反応混合物を、ヨウ素(0.41 g, 1.6 mmol)のテトラヒドロフラン(1.0 mL)溶液に、0℃にて、5分間かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かきまぜた。その後、1M塩酸(1.5 mL)と亜硫酸ナトリウム(38 mg, 0.30 mmol)を加えてかきまぜた。次いで、酢酸エチル(6 mL)を加えて有機層を分離し、これを減圧下で濃縮乾固して得られた残渣に、ヘキサン(3 mL)と酢酸エチル(3 mL)の混合溶媒を加えてよくかきまぜ、不溶物をろ別した。その後、ろ液を減圧下で濃縮乾固して、オレンジオイルの6-イソチオシアナトヘキサン酸(0.26 g、収率98%、1H-NMRスペクトルにおいて目立った副生物は確認できなかった。)を得た。LC-MS ES- 172(保持時間19.3 min、条件3)。
4-イソチオシアナト安息香酸
4-アミノ安息香酸(0.50g, 3.6mmol)、アセトニトリル(7.7mL)、及びトリエチルアミン(1.3mL, 9.1mmol.)の混合物に二硫化炭素(0.66mL, 11mmol)を加え、室温にて16時間攪拌した。得られた反応混合物に、0℃にて、ヨウ素(1.2g, 4.8mmol)を加え、1.5時間かき混ぜた。その後、1M塩酸(9.0mL)と亜硫酸ナトリウム(0.23g, 1.8mmol)、水(5.0mL)、及び酢酸エチル(15mL)を加えて攪拌した。その後、固体をろ取し、酢酸エチル(10mL)で洗浄を行った。得られた結晶を減圧下の50℃で乾燥を行い、薄黄色固体の4-イソチオシアナト安息香酸の粗物(0.42g)を得た。
また、ろ洗液の有機層を分離し、水層を酢酸エチル(30mL)で抽出した。合わせた有機層を混合し、減圧下で濃縮乾固し、茶色固体の4-イソチオシアナト安息香酸の粗物(0.60g)を得た。
得られた4-イソチオシアナト安息香酸の粗物を混合し、1M 塩酸(3.6mL)、及び亜硫酸ナトリウム(0.092g, 0.73mmol)を加え、0.5時間攪拌した。その後、固体をろ取し、水(3.0mL)で2回洗浄を行った。得られた結晶を減圧下の50℃で乾燥し、クリーム色固体の4-イソチオシアナト安息香酸(0.61g, 得率93%、HPLC純度87%)を得た。
4-イソチオシアナト安息香酸
4-アミノ安息香酸(0.50g, 3.6mmol)、N,N-ジメチルホルムアミド(6.3mL)、及びトリエチルアミン(1.3mL, 9.3mmol)の混合物に二硫化炭素(0.67mL, 11mmol)を加え、室温にて4時間かき混ぜた。得られた反応混合物に、0℃にて、臭素(0.20mL, 3.8mmol)を20分かけて滴下し、さらに0℃にて2時間かき混ぜた。その後、1M塩酸(3.6mL)、亜硫酸ナトリウム(0.092g, 0.72mmol)、及び水(5.0mL)を加えてかき混ぜた。その後、酢酸エチル(15mL)を加えて、固体をろ取し、酢酸エチル(1.0mL)で洗浄を行った。得られた結晶を減圧下の50℃で乾燥を行い、薄黄色固体の4-イソチオシアナト安息香酸(0.16g, 得率25%, HPLC純度94%, HPLC保持時間 3.7min)を得た。
また、ろ洗液の有機層を分離し、水層を酢酸エチル(30mL)で4回抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮乾固し、茶色固体の4-イソチオシアナト安息香酸(0.53g, 得率81%, HPLC純度80%, HPLC保持時間 3.7min)を得た。
なお、構造式の下に記載の数字は実施例番号を表す。
なお、2008年2月29日に出願された日本特許出願2008-049369号及び2008年10月31日に出願された日本特許出願2008-281184号の明細書、特許請求の範囲、及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。
Claims (17)
- 式(1)
[式中m及びnは、それぞれ独立に1又は2の整数を表し、
Aは、C6-14芳香族炭化水素基又はC1-12飽和炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基及びC1-12飽和炭化水素基は、無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、カルボキシル基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置換されていても良い。)を意味し、
Bは、単結合、C6-14芳香族炭化水素基又はC1-12飽和炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基及びC1-12飽和炭化水素基は、無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置き換えられていても良い。)を意味する。]
で示されるカルボキシル基を有するアミノ化合物を、溶媒中、二硫化炭素(CS2)、次いでハロゲン単体と反応させる、式(2)
[式中、m、n、A及びBは、それぞれ式(1)における定義と同じである。]
で示されるカルボキシル基を有するイソチオシアナート化合物の製造方法。 - AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)であり、
Bが単結合又はC1-12飽和炭化水素基(該C1-12飽和炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置き換えられていても良い。)である請求項1に記載の製造方法。 - AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)であり、
Bが単結合又はC1-6アルキル基である請求項1又は2に記載の製造方法。 - AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)であり、
Bが単結合である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製造方法。 - AがC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、C1-6アルキル基、水酸基若しくはC1-6アルコキシ基で置換されている。)である請求項1乃至4の何れか1項に記載の製造方法。
- AがC1-12飽和炭化水素基(該C1-12飽和炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、カルボキシル基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されており、また、該C1-12飽和炭化水素基中のメチレン基は、酸素原子、C1-6アルキル基で置換された窒素原子又は保護された窒素原子で置き換えられていても良い。)であり、
Bが単結合又はC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-6アルキル基、水酸基、保護された水酸基、C1-6アルコキシ基、ジC1-6アルキルアミノ基、保護されたアミノ基、保護されたモノC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボニル基若しくはC1-6アルコキシカルボニル基で置換されている。)である請求項1に記載の製造方法。 - AがC1-12飽和炭化水素基であり、Bが単結合又はC6-14芳香族炭化水素基(該C6-14芳香族炭化水素基は無置換であるか、又はハロゲン原子、C1-6アルキル基、水酸基又はC1-6アルコキシ基で置換されている。)である請求項6に記載の製造方法。
- AがC1-12飽和炭化水素基であり、Bが単結合又はC6-14芳香族炭化水素基である請求項7に記載の製造方法。
- AがC1-12飽和炭化水素基であり、Bが単結合である請求項8に記載の製造方法。
- AがC1-6飽和炭化水素基であり、Bがフェニル基である請求項8に記載の製造方法。
- mが1である請求項1乃至10の何れか1項に記載の製造方法。
- nが1である請求項1乃至11の何れか1項に記載の製造方法。
- mが2である請求項1乃至10及び12の何れか1項に記載の製造方法。
- nが2である請求項1乃至11及び13の何れか1項に記載の製造方法。
- カルボキシル基を有するアミノ化合物と二硫化炭素との反応を塩基の存在下で反応させる請求項1乃至14の何れか1項に記載の製造方法。
- 塩基が、有機アミン又は無機塩基である請求項15に記載の製造方法。
- ハロゲン単体がヨウ素である請求項1乃至15の何れか1項に記載の製造方法。
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