WO2007037009A1

WO2007037009A1 - ナット

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Publication number: WO2007037009A1
Application number: PCT/JP2005/017975
Authority: WO
Inventors: Kaoru Taneichi
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Current assignee: Individual
Priority date: 2005-09-29
Filing date: 2005-09-29
Publication date: 2007-04-05
Anticipated expiration: 2008-03-29
Also published as: US7744322B2; US20090226281A1

Abstract

本発明のナットは、ボルトの挿入後螺合方向へ回転させると挿入されたボルトのねじ部と螺合する少なくとも３個以上のナットセグメントナットセグメント付勢スプリングが収納されたナット本体と、このナット本体の上部を除く外周部に上端部がナット本体と一体になって回転するように取付けられたスプリングケースと、このスプリングケースの下部に回転可能に取付けられた座金と、スプリングケース内に収納された一端部が該スプリングケースあるいはナット本体に他端部が座金にナット本体をボルトに螺合させると螺合方向に常時付勢できるように取付けられたナット本体付勢スプリングとで構成され、ボルトに挿入して締付け方向に回転させることにより、ボルトのねじ部に少なくとも３個以上のナットセグメントが螺合し、ナットセグメントを収納したナット本体を常時螺合方向に付勢してナットセグメントの遊びをなくして、確実な螺合状態を保つことができる。

Description

明細書

ナット

技術分野

[0001] 本発明はボルトに挿入した後、回転させることによりボルトのねじ部と螺合するナットセグメントを備えるナットに関する。

背景技術

[0002] 従来のこの種のナットは外壁が多角形状に形成され、内壁に順次小径寸法となる傾斜孔を有するナット本体と、このナット本体の大径側の端部に形成されたボルト挿入孔を有するストッパー片と、前記ナット本体の内壁面の軸心方向に形成された、少なくとも 3個以上のガイド片と、これらのガイド片間に軸心方向にスライド移動可能に取付けられた内壁面にボルトと螺合されるねじ山が形成された少なくとも 3個以上のナットセグメントと、前記ナット本体の小径側の端部に固定された、前記少なくとも 3個以上のナットセグメントの抜け脱を防止するとともに、該ナット本体の外周部よりも外方に突出するフランジ状の取付片と、前記少なくとも 3個以上のナットセグメントを常時前記ナット本体の小径側に付勢するように、該ナット本体内に収納された付勢スプリングとで構成されている。

[0003] このように構成されたナットはボルトに挿入して、締付け方向に回転させることにより、ボルトのねじ部に 3個のナットセグメントが螺合する力常にねじ山 1個分のクリア一があったり、なかったりするという欠点があった。

特許文献 1 :特開平 11 72110

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ボルトに挿入して、締付け方向に回転させることにより、ボルトのねじ部に少なくとも 3個以上のナットセグメントが螺合するとともに、ナットセグメントを収納したナット本体を常時螺合方向に付勢してナツトセグメントの遊びをなくし、確実な螺合状態を保つことができるナットを提供することを目的としている。 [0005] 本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。

ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。

課題を解決するための手段

[0006] 上記目的を達成するために、本発明はボルトの挿入後、螺合方向へ回転させると挿入されたボルトのねじ部と螺合する少なくとも 3個以上のナットセグメントおよび、該ナットセグメントを付勢するナットセグメント付勢スプリングが収納されたナット本体と、このナット本体の上部を除く外周部に上端部が該ナット本体と一体になつて回転するように取付けられたスプリングケースと、このスプリングケースの下部に回転可能に取付けられた座金と、前記スプリングケース内に収納された一端部が該スプリングケースあるいはナット本体に、他端部が前記座金にナット本体をボルトに螺合させると螺合方向に常時付勢できるように取付けられたナット本体付勢スプリングとでナットを構成している。

発明の効果

[0007] 以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。

[0008] (1)ボルトの挿入後、螺合方向へ回転させると挿入されたボルトのねじ部と螺合する少なくとも 3個以上のナットセグメントおよび、該ナットセグメントを付勢するナットセグメント付勢スプリングが収納されたナット本体と、このナット本体の上部を除く外周部に上端部が該ナット本体と一体になつて回転するように取付けられたスプリングケースと、このスプリングケースの下部に回転可能に取付けられた座金と、前記スプリングケース内に収納された一端部が該スプリングケースあるいはナット本体に、他端部が前記座金にナット本体をボルトに螺合させると螺合方向に常時付勢できるように取付けられたナット本体付勢スプリングとで構成されてヽるので、ナット本体付勢スプリングによって自動的にボルトに挿入し、締付け方向に螺合させることにより、ボルトのねじ部に少なくとも 3個以上のナットセグメントが螺合するとともに、螺合したナツトセグメントを常時締付け方向にナット本体を付勢することができる。

したがって、従来のようにねじ山 1個分のクリア一があったり、な力つたりするような不具合を解消して、確実な螺合状態を保つことができるとともに、ナットの緩みを確実の防止することができる。

[0009] (2)前記（1)によって、ナット本体に取付けられているため、取り扱いが容易で、従来のナットと同様に使用することができる。

[0010] (3)前記（1)によって、スプリングケースとナット本体付勢スプリングを追加するだけでよぐ容易に製造することができる。

[0011] (4)請求項 2、 3も前記（1)〜 (3)と同様な作用効果が得られる。

図面の簡単な説明

[0012] [図 1]本発明を実施するための最良の第 1の形態の平面図。

[図 2]本発明を実施するための最良の第 1の形態の正面図。

[図 3]本発明を実施するための最良の第 1の形態の底面図。

[図 4]図 1の 4 4線に沿う断面図。

[図 5]図 2の 5— 5線に沿う断面図。

[図 6]本発明を実施するための最良の第 1の形態のナット本体の平面図。

[図 7]図 6の 7— 7線に沿う断面図。

[図 8]本発明を実施するための最良の第 1の形態のスプリングケースの説明図。

[図 9]本発明を実施するための最良の第 1の形態の座金の説明図。

[図 10]図 2の 10— 10線に沿う断面図。

[図 11]本発明を実施するための最良の第 1の形態の使用状態の説明図。

[図 12]本発明を実施するための最良の第 1の形態の締付け状態の説明図。

[図 13]本発明を実施するための第 2の形態の平面図。

[図 14]図 13の 14 14線に沿う断面図。

[図 15]本発明を実施するための第 2の形態の要部説明図。

[図 16]本発明を実施するための第 3の形態の平面図。

[図 17]図 16の 17—17線に沿う断面図。

[図 18]本発明を実施するための第 3の形態の要部説明図。

[図 19]本発明を実施するための第 4の形態の平面図。

[図 20]図 19の 20— 20線に沿う断面図。圆 21]本発明を実施するための第 4の形態の要部説明図 _c 圆 22]本発明を実施するための第 5の形態の平面図。

[図 23]図 22の 23— 23線に沿う断面図。

圆 24]本発明を実施するための第 5の形態の要部説明図 _c 圆 25]本発明を実施するための第 6の形態の平面図。

[図 26]図 25の 26— 26線に沿う断面図。

圆 27]本発明を実施するための第 6の形態の要部説明図 _c 圆 28]本発明を実施するための第 7の形態の平面図。

[図 29]図 28の 29— 29線に沿う断面図。

圆 30]本発明を実施するための第 7の形態の要部説明図 _c 圆 31]本発明を実施するための第 8の形態の平面図。

[図 32]図 31の 32— 32線に沿う断面図。

圆 33]本発明を実施するための第 8の形態の要部説明図 _c 符号の説明

1、 1A、 IBゝ 1C、 IDゝ 1E、 1F、 1G:ナット、

2:ボルト、 3:ねじ部、

4:ナットセグメント、

5：ナットセグメント付勢スプリング、

6:ナット本体、 7、 7A、 7B:スプリングケース、 8、 8A:座金、 9：ナット本体付勢スプリング、 10:外壁、 11:内壁、

12:傾斜孔、 13、 13A、 13B:ナツ卜ケース、 14:ボルト挿入孔、 15:ストッパー片、

16:ガイド片、 17:ねじ山、

18：ナットセグメントの抜け脱防止片、

19:スプリングケース揷入部、 20:挿入孔、

21:上面板、 22:フランジ、

23:外周壁、 24:ボルト挿入孔、 25 :座金本体、 26 :係合片、

27 :固定ピン、 28 :固定ピン、

29 :木材、 30、 30八:係止咅^

31 :外周壁、 32 :取付片、

33 :食い込み片、 34 :ビス挿入孔、

35 :スプリング支持板。

発明を実施するための最良の形態

[0014] 以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。

[0015] 図 1ないし図 12に示す本発明を実施するための最良の第 1の形態において、 1は本発明のナットで、このナット 1はボルト 2の挿入後、螺合方向へ回転させると挿入されたボルト 2のねじ部 3と螺合する少なくとも 3個以上のナットセグメント 4、 4、 4および、該ナットセグメント 4、 4、 4を付勢するナットセグメント付勢スプリング 5が収納されたナット本体 6と、このナット本体 6の上部を除く外周部に上端部が該ナット本体 6と一体になって回転するように取付けられたスプリングケース 7と、このスプリングケース 7の下部に回転可能に取付けられた座金 8と、前記スプリングケース 7内に収納された一端部が該スプリングケース 7あるいはナット本体 6に、他端部が前記座金 8にナット本体 6をボルト 2に螺合させると螺合方向に常時付勢できるように取付けられたぜんまヽばねあるいはコイルスプリング状のナット本体付勢スプリング 9とで構成されてヽる。

[0016] 前記ナット本体 6は図 1ないし図 7に示すように外壁 10が多角、本発明を実施する形態では六角形状に形成され、内壁 11に順次小径寸法となる傾斜孔 12を有するナットケース 13と、このナットケース 13の大径側の端部にカシメ固定されたボルト挿入孔 14を有するストッパー片 15と、前記ナットケース 13の内壁 11の軸心方向に形成された少なくとも 3個以上、本発明を実施する形態では 3個のガイド片 16、 16、 16と、これらのガイド片 16、 16、 16間に軸心方向にスライド移動可能に取付けられた内壁 11 にボルト 2と螺合されるねじ山 17が形成された 3個のナットセグメント 4、 4、 4と、前記ナットケース 13の小径側に一体形成されたナットセグメントの抜け脱防止片 18と、前記ナットケース 13の小径側の外周部に形成された、前記スプリングケース 7のスプリングケース揷入部 19と、前記 3個のナットセグメント 4、 4、 4を常時前記ナットケース 1 3のナットセグメントの抜け脱防止片 18方向へ付勢するように、該ナットケース 13内に収納されたナットセグメント付勢スプリング 5とで構成されている。

[0017] 前記スプリングケース 7は図 8に示すように、上面中央部に前記ナットケース 13のスプリングケース挿入部丄 ₉が回動不能に挿入される六角形状の挿入孔 20が形成された上面板 21と、この上面板 21の外周部に下方へ突出するように一体形成された下部が外方へ突出するフランジ 22を有する外周壁 23とで形成されている。

[0018] 前記座金 8は図 9に示すように、中央部にボルト揷入孔 24が形成された前記スプリングケース 7の下部開口部 7aを覆う座金本体 25と、この座金本体 25の外周部に形成された、前記スプリングケース 7のフランジ部 22と係合させて該座金本体 25を回転可能に取付ける曲げ加工される複数個の係合片 26、 26、 26とで構成されている。

[0019] 前記ナット本体付勢スプリング 9は図 10に示すように、前記ナット本体 6をボルト 2に挿入し、締付け方向にナット本体 6を回転させることにより、ナット本体 6を締付け方向へ回動できるように付勢力を付与できるように一端部がスプリングケース 7に固定された固定ピン 27に固定され、 2回程巻き付けられた他端部が座金 8に固定された固定ピン 28にスプリングケース 7の内壁面との間に遊びを有するように固定されて、る。

[0020] 上記構成のナット 1は図 11に示すように、木材 29、 29を固定する部位に取付けられたボルト 2に挿入し、木材 29に当接させる。この時、ナットセグメント付勢スプリング 5の付勢力に抗して、ナットセグメント 4、 4、 4は傾斜孔 12の大径側へスライド移動し、ボルト 2の侵入を可能にする。

次に、ナット本体 6のナットケース 13をスパナ等を用いて締付け方向に回転させることにより、図 12に示すようにボノレト 2のねじ咅とナットセグメント 4、 4、 4のねじ山 17、 17、 17が螺合し、木材 29、 29を締付け固定するとともに、ナット本体付勢スプリング 9に付勢力が付与される。

このため、このナット本体付勢スプリング 9の付勢力によって、ナット本体 6が常時締付け方向に回動するように付勢し、ナットセグメント 4、 4、 4の遊びをなくし、確実な螺合状態を保つことができる。

[0021] 次に、図 13ないし図 33に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第 1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。

[0022] 図 13ないし図 15に示す本発明を実施するための第 2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第 1の形態と主に異なる点は、上面板 21の内底面に外周部に複数個、本発明を実施する形態では 2個のラチヱット歯状の係止部 30、 30を形成したナツトケース 13 Aを用い、ナツト本体 6の締付け方向の回転時にはナット本体付勢スプリング 9の一端部は係止部 30、 30と係止することなく回転し、締付け固定後の逆回転で係止部 30、 30と係止してナット本体付勢スプリング 9に付勢力を付与して、少し締付け方向に回転させることにより、該付勢力をナット本体 6に付与できるように構成した点で、このように構成したナット 1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第 1の形態と同様な作用効果が得られる。

[0023] 図 16ないし図 18に示す本発明を実施するための第 3の形態において、前記本発明を実施するための第 2の形態と主に異なる点は、係止部 30、 30が形成された上面板 21と、座金 8の外周部に一体形成された外周壁 31とからなるスプリングケース 7A を用い、該スプリングケース 7Aの外周壁 31と上面板 21とを回転可能に取付けた点で、このように構成したナット 1Bにしても、前記本発明を実施するための第 2の形態と同様な作用効果が得られる。

[0024] 図 19ないし図 21に示す本発明を実施するための第 4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第 1の形態と主に異なる点は、ナットケース 13Bの下部寄りの部位に回転可能にスプリングケース 7Bを取付けるとともに、該スプリングケース 7 Bの下部に座金 8を固定的に取付け、ナット本体付勢スプリング 9の一端部をナツトセグメントの抜け脱防止片 18にピン 27で固定し、他端部を座金 8あるいはスプリングケース 7Bにピン 28で固定した点で、このように構成したナット 1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第 1の形態と同様な作用効果が得られる。

[0025] 図 22ないし図 24に示す本発明を実施するための第 5の形態において、前記本発明を実施するための第 2の形態と主に異なる点は、ナットケース 13Bの下部寄りの部位に回転可能にスプリングケース 7Bを取付けるとともに、ナットケース 13Bの下端部にナットセグメントの抜け脱防止片 18と係止部 30、 30が形成された取付片 32を固定し、該取付片 32の係止部 30、 30にナット本体付勢スプリング 9の一端部が係止するように構成した点で、このように構成したナット 1Dにしても、前記本発明を実施するための第 2の形態と同様な作用効果が得られる。

[0026] 図 25ないし図 27に示す本発明を実施するための第 6の形態において、前記本発明を実施するための第 2の形態と主に異なる点は、底面に締付け時に木材 29の食い込む少なくとも 1以上の食い込み片 33あるいはビス挿入孔 34が形成された座金 8A と、この座金 8Aの上面に係止部 30、 30が形成され、ナット本体付勢スプリング 9の一端部をナットケース 13Aに固定ピン 27で固定し、他端部を座金 8Aの係止部 30、 30 へ係止できるようにした点で、このように構成したナット 1Eにしても、前記本発明を実施するための第 2の形態と同様な作用効果が得られる。

[0027] 図 28ないし図 30に示す本発明を実施するための第 7の形態において、前記本発明を実施するための第 3の形態と主に異なる点は、スプリングケース 7Aの外周壁 31 の内壁面にラチェット歯形状の多数個の係止部 30Aを形成し、ナット本体付勢スプリング 9の一端部を上面板 21あるいはナットケース 13に固定ピン 27で固定し、他端部を前記係止部 30Aと係止するように取付けた点で、このように構成したナット 1Fにしても、前記本発明を実施するための第 3の形態と同様な作用効果が得られる。

[0028] 図 31ないし図 33に示す本発明を実施するための第 8の形態において、前記本発明を実施するための第 5の形態と主に異なる点は、ナットケース 13Bの下部寄りの部位に底面に複数個の係止部 30が形成されたスプリング支持板 35を固定的に取付け、ナットケース 13Bの下端部に底面に締付け時に木材 29の食い込む少なくとも 1個以上のの食い込み片 33あるいはビス揷入孔 34が形成された座金 8Aを回転可能に取付けるとともに、前記スプリング支持板 35と座金 8Aとの間に位置するナット本体付勢スプリング 9の一端部を前記スプリング支持板 35の係止部 30に係止させ、他端部を前記座金 8Aに取付けた点で、このように構成したナット 1Gにしても、前記本発明を実施するための第 5の形態と同様な作用効果が得られる。

産業上の利用可能性

[0029] 本発明はナットを製造する産業で利用される。

Claims

請求の範囲

[1] ボルトの挿入後、螺合方向へ回転させると挿入されたボルトのねじ部と螺合する少なくとも 3個以上のナットセグメントおよび、該ナットセグメントを付勢するナットセグメント付勢スプリングが収納されたナット本体と、このナット本体の上部を除く外周部に上端部が該ナット本体と一体になつて回転するように取付けられたスプリングケースと、このスプリングケースの下部に回転可能に取付けられた座金と、前記スプリングケース内に収納された一端部が該スプリングケースあるいはナット本体に、他端部が前記座金にナット本体をボルトに螺合させると螺合方向に常時付勢できるように取付けられたナット本体付勢スプリングとからなることを特徴とするナット。

[2] ボルトの挿入後、螺合方向へ回転させると挿入されたボルトのねじ部と螺合する少なくとも 3個以上のナットセグメントおよび、該ナットセグメントを付勢するナットセグメント付勢スプリングが収納されたナット本体と、このナット本体の下部外周部に回転可能に上端部が取付けられたスプリングケースと、このスプリングケースの下部に一体あるいは別体で固定的に設けられた座金と、前記スプリングケース内に収納された一端部が前記ナット本体に、他端部が前記座金ある!、はスプリングケースにナット本体をボルトに螺合させると螺合方向に常時付勢できるように取付けられたナット本体付勢スプリングとからなることを特徴とするナット。

[3] ボルトの挿入後、螺合方向へ回転させると挿入されたボルトのねじ部と螺合する少なくとも 3個以上のナットセグメントおよび、該ナットセグメントを付勢するナットセグメント付勢スプリングが収納されたナット本体と、このナット本体の上部を除く外周部に固定的に取付けられたスプリング支持板と、このスプリング支持板との間に隙間を介して前記ナット本体の下部に回転可能に取付けられた座金と、この座金と前記スプリング支持板との間に収納された一端部が該スプリング支持板に、他端部が前記座金にナツト本体をボルトに螺合させると螺合方向に常時付勢できるように取付けられたナット本体付勢スプリングと

力なることを特徴とするナット。