明 細 書
データ処理装置
技術分野
[0001] 本発明は、動画データを記録可能な記録媒体に静止画データ、オーディオデータ
、データ放送から得られたデータ等の種々のフォーマットのデータを含むマルチメデ ィァデータを記録して、そのデータを管理する技術に関する。
背景技術
[0002] 従来力 書き換え型光ディスクの開発が進められている。そのような光ディスクの記 録可能なデータ量は、当初 650MB程度が上限であった。
[0003] 近年、 4. 7GBの容量を有する相変化型ディスク(DVD— RAM)、つ!、で 25GBの 容量を有するブルーレイディスク(BD)が開発された。 DVD— RAMおよび BDは、コ ンテンッのデジタル映像データおよびデジタル音声データ(以下「AVデータ」と称す る。 )に関する符号ィ匕規格である MPEG (特に MPEG2)の実用化とあいまって、ォー ディォ ·ビデオ (AV)技術分野における記録 ·再生用の記録媒体として期待されて 、 る。またこれらの光ディスクは、コンピュータ用途にも利用可能であるため、今後もより 一層の普及が見込まれる。
[0004] DVD— RAMや BDの記録装置の種類は、記録対象となるコンテンツの種類に応 じて 2つに大別できる。すなわち、動画および静止画の両方を記録可能な記録装置 と、動画のみを記録可能な記録装置である。
[0005] 動画と静止画の両方を記録可能な記録装置には、動画および静止画を円滑に連 携させて再生可能にするための機能が望まれる。例えば、動画および静止画が光デ イスク記録されるときにおいて、それぞれのデータが異なるデータフォーマットで記録 される機会は多い。しかし、ユーザにとってはそのような相違は問題ではなぐ動画お よび静止画が記録された順番に基づ!/、て再生した ヽことがある。
[0006] また、動画および静止画の記録後にプレイリストを作成した 、ことがある。プレイリス トを利用すれば、動画の再生区間および静止画の再生区間を自由に組み合わせ、 その再生順序を指定できるからである。さらにプレイリストを用いることにより、動画の
再生区間では MPEG等の標準解像度の動画フォーマットの映像を再生し、静止画 の再生区間においては高精細 ¾[PEGデータの映像を表示したいことがある。
[0007] ただし、光ディスクはリムーバブルメディアであるため、種類の異なる記録装置間で の互換性の保持も望まれる。例えば、動画と静止画の両方を記録可能な記録装置を 利用して動画、静止画、およびプレイリストをディスクに保存した後で、そのディスクが 動画のみを記録可能な記録装置に装填されたとする。このとき、そのディスクに記録 された動画だけでもユーザが希望する順序 (例えば撮影順、保存順)で再生できるこ とが望まれる。さらにその後、動画のみを記録可能な記録装置を利用して動画が追 記されたとき、および、その装置を利用して動画再生のためのプレイリストが生成され 、または既存のプレイリストが編集されたときには、両方の種類の記録装置において 希望する順序で再生できることが望まれる。
[0008] 例えば特許文献 1は、エントリポイントやセクションマーカ等を利用して静止画フアイ ルを参照する技術を開示して ヽる。これにより動画および静止画を混在して管理する ことが可能になっている。
特許文献 1:特開 2004— 5934号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0009] 動画のみを記録可能な記録装置が、特許文献 1の管理方法を採用する光ディスク の動画データを削除すると、静止画を参照するセクションマーカまでも削除されること がある。また、セクションマーカ等を利用して静止画の再生を管理すると、静止画の 記録可能枚数がセクションマーカの設定可能数の上限に制限される。
[0010] 本発明の目的は、拡張性の高いデータ構造に基づいて動画と他のオブジェクト (例 えば静止画)を管理することである。より具体的には、本発明の目的は、動画と静止 画とを効率的に管理することが可能なデータ構造を提供し、また、そのようなデータ 構造を利用して記録および Zまたは再生を実現する装置を提供することである。併 せて、動画のみを記録可能な機器と、動画のみならず静止画も記録 Z再生可能な機 器との間で、記録互換性 Z再生互換性を持たせることである。
課題を解決するための手段
[0011] 本発明によるデータ処理装置は、動画に関する第 1オブジェクト、および、前記第 1 オブジェクトとは異なる種類の第 2オブジェクトを、記録媒体に記録可能である。前記 データ処理装置は、前記第 1オブジェクトを受け取る第 1受信部と、前記第 2オブジェ タトを受け取る第 2受信部と、前記第 1オブジェクトのみの再生経路を特定する第 1経 路情報、および、混在する前記第 1オブジェクトおよび前記第 2オブジェクトの再生経 路を特定する第 2経路情報を生成する制御部であって、前記第 1オブジェクトを受信 したときは、前記第 1オブジェクトを再生単位として特定する前記第 1経路情報および 前記第 2経路情報を更新し、前記第 2オブジェクトを受信したときは、前記第 2ォブジ クトを再生単位として特定する前記第 2経路情報を更新する制御部と、前記第 1ォ ブジェクト、前記第 2オブジェクト、前記第 1経路情報および前記第 2管理情報を前記 記録媒体に記録するドライブとを備えて 、る。
[0012] 前記制御部は、前記第 2オブジェクトを特定するリンク情報を再生単位として前記第 2経路情報を更新してもよい。
[0013] 前記データ処理装置は、前記第 2オブジェクトに基づいて動画を生成し、第 3ォブ ジェタトとして出力する処理部をさらに備えている。前記制御部は、前記第 3オブジェ タトを再生単位として前記第 1経路情報を更新してもよい。
[0014] 前記制御部は、さらに、前記第 3オブジェクトを再生単位として前記第 2経路情報を 更新してちょい。
[0015] 前記制御部は、前記第 1経路情報および前記第 2経路情報に関する属性を規定す る属性情報を生成し、前記第 2経路情報に格納してもよ 、。
[0016] 前記制御部は、前記第 1オブジェクトを再生単位として前記第 1経路情報を更新し 、かつ、更新対象とされた前記再生単位を特定する、前記第 1経路情報に対するリン ク情報を取得して、前記リンク情報によって前記第 2経路情報を更新してもよい。
[0017] 前記第 2受信部は、静止画を前記第 2オブジェクトとして受け取ってもよい。
[0018] 前記データ処理装置は、再生経路を特定するための指示を受け取るインターフエ 一ス部をさらに備えており、前記制御部は、特定された前記再生経路に対応して、前 記第 1経路情報および前記第 2経路情報の少なくとも 1つを生成してもよい。
[0019] 前記記録媒体には、前記第 2経路情報が少なくとも 1つ記録されており、前記インタ
一フェース部は、前記記録媒体上の第 2経路情報を前記再生経路の一部として特定 する指示を受け取り、前記制御部は、前記記録媒体上の第 2経路情報を特定するリ ンク情報を取得して、前記リンク情報によって新たな第 2経路情報を生成してもよ 、。
[0020] 前記ドライブは、前記第 1経路情報および前記第 1オブジェクトを独立して読み出し 可能に記録し、前記記録媒体は、前記第 1および第 2オブジェクトの混在記録および Zまたは混在再生をすることが不可能な装置に装填され、前記装置によって前記第 1経路情報および前記第 1オブジェクトを読み出されてもよい。
[0021] 前記記録媒体は光ディスクであり、前記ドライブは、前記第 1経路情報の記録位置 よりも外周に前記第 2経路情報を記録してもよ ヽ。
発明の効果
[0022] 本発明によれば、動画記録フォーマットのみに対応した動画のみ記録する機器と、 動画記録フォーマットをベースに静止画も記録する機器の間で、動画の記録再生、 および動画のプレイリストの記録再生に関して互換性を保つと同時に、静止画の記 録再生を可能にする。
[0023] また、本発明によれば、動画と静止画が記録されたディスクを、動画のみ記録可能 な機器に装着して、編集処理により一部の動画を削除しても、その動画と共に静止 画を参照するセクションマーカは削除されない。
[0024] 本発明によれば、静止画のみ力 構成されるプレイリストを生成する際においても、 ダミーの動画を記録する必要が無 、ようにできる。
[0025] 本発明によれば、静止画の撮影可能枚数がセクションマーカの記録可能枚数によ つて小さく制限されずに、多くの静止画を記録可能にできる。
図面の簡単な説明
[0026] [図 1]DVDレコーダ装置の外観と関連機器とのインタフェースの一例を説明する図で ある。
[図 2]DVDレコーダのドライブ装置のブロック図である。
[図 3]半導体メモリカードとハードディスクドライブ装置を備える場合の DVDレコーダ のブロック図である。
[図 4]ディスク上の連続領域及びトラックバッファ内データ蓄積量を説明する図である
圆 5]ディスクの外観と物理構造を説明する図である。
圆 6]ディスクの論理的なデータ空間を説明する図である。
[図 7]ディスクのディレクトリとファイル構造を説明する図である。
[図 8]静止画データのディレクトリとファイルの構造の説明図である。
[図 9]ビデオオブジェクトの構成を示す図である。
[図 10]MPEGシステムストリームを説明する図である。
[図 11]MPEG— TSストリームを説明する図である。
[図 12]MPEG— PSストリームを説明する図である。
圆 13]TSパケットを説明する図である。
[図 14]PATテーブルを説明する図である。
[図 15]ビデオオブジェクトのディスク上への配置を説明する図である。
圆 16]ビデオ管理情報のデータ構造を説明する図である。
圆 17]ビデオ管理情報のデータ構造を説明する図である。
[図 18]ビデオ管理情報の PGC情報とオブジェクト情報とオブジェクトとの関係を説明 する図である。
[図 19]再生装置の機能の構成を示すブロック図である。
[図 20]記録装置の機能の構成を示すブロック図である。
[図 21]複数の静止画ファイル(DSCオブジェクト)を格納した DVD— RAMディスク 3 01を示す図である。
圆 22]番組管理情報のデータ構造を説明する図である。
圆 23]Entry Point管理情報中に拡張情報を持つ場合のデータ構造図である。
[図 24]Section Marker管理情報中に拡張情を持つ場合のデータ構造図である。 圆 25]拡張情報のデータ構造図である。
[図 26]拡張情報に外部拡張情報へのリンク情報を記述する場合のデータ構造図(1) である。
[図 27]拡張情報に外部拡張情報へのリンク情報を記述する場合のデータ構造図(2) である。
圆 28]静止画用の外部拡張情報ファイルの構成図である。
[図 29]DCF基本ファイルの先頭部分のデータ構造図である。
[図 30]DCF基本ファイルの詳細データ構造を示す図である。
[図 31]Exif規格に準拠した TIFFファイルの詳細データ構造を示す図である。
[図 32]DVD— RAMディスク上の物理的なデータ配置を示す図である。
[図 33] (a)は DCF基本ファイルに基づいてサムネイル表示または DCF基本ファイル の検索を行う際の装置の動作を示す図であり、 (b)は DCF基本ファイルに基づいて 画像表示を行う際の装置の動作を示す図である。
[図 34] (a)は DCF基本ファイルに基づいてサムネイル表示または DCF基本ファイル の検索を行う際の装置の動作を示す図であり、 (b)は DCF基本ファイルに基づいて 画像表示を行う際の装置の動作を示す図である。
[図 35]DVDカムコーダの構成を示す図である。
[図 36]DVD— RAMディスクを DVDカムコーダの DVD— RAMドライブに挿入して、 パソコン力 アクセスする場合の機器構成を示す図である。
圆 37]拡張情報 IDのデータ構造図である。
圆 38]拡張情報セットのデータ構造図(1)である。
圆 39]拡張情報セットのデータ構造図(2)である。
圆 40]拡張情報 sub— ID及び著作権管理情報のデータ構造図である。
[図 41]拡張情報にサムネイルデータへのポインタを記述する場合のデータ構造図で ある。
[図 42]Entry Pointの拡張情報にサムネイルデータへのポインタを記述する場合の データ構造図である。
圆 43]拡張情報に静止画ファイルへのリンク情報を記述する場合のデータ構造図(1 )である。
[図 44]Still Section Markerが付カ卩された番組の再生順序の説明図である。
圆 45]拡張情報に静止画ファイルへのリンク情報を記述する場合のデータ構造図(2
)である。
[図 46]動画と静止画の記録時における機器の動作を示すフローチャートである。
[図 47]動画と静止画の再生時における機器の動作を示すフローチャートである。
[図 48]Section Markerを使用して静止画のみの番組を構成する方法の説明図であ る。
圆 49]ユーザー定義番組を構成する方法の説明図(1)である。
圆 50]静止画対応機器と、非対応機器での表示の違いの説明図(1)である。
[図 51]拡張情報に静止画ファイルへのリンク情報を記述すると共に、本編に MPEG エンコードした静止画データを記録する方法の説明図である。
圆 52]静止画対応機器と、非対応機器での表示の違いの説明図(2)である。
[図 53]静止画を MPEGエンコードした本編と Section Markerの組み合わせで、静 止画のみの番組を構成する方法の説明図である。
圆 54]ユーザー定義番組を構成する方法の説明図(2)である。
[図 55]拡張情報に静止画ファイルへのリンク情報を記述すると共に、本編に特殊デ ータを記録する方法の説明図である。
圆 56]静止画対応機器と、非対応機器での表示の違いの説明図(3)である。
[図 57]特殊データと Section Markerの組み合わせで、静止画のみの番組を構成す る方法の説明図である。
圆 58]ユーザー定義番組を構成する方法の説明図(3)である。
[図 59]オーバーレイ属性情報をもつ Section Markerのデータ構造の説明図である
[図 60]オーバーレイ属性情報を持つ Section Markerが付加された場合とされな ヽ 場合の表示の違いの説明図である。
[図 61]サムネイルデータへのポインタを持つ Section Markerのデータ構造図である
[図 62]サムネイルデータへのポインタを持つ Entry Pointのデータ構造図である。 圆 63]Entry Point管理情報の拡張情報領域に静止画ファイルへの参照を記録す る場合のデータ構造図である。
[図 64]実施形態 2の DVDレコーダによって DVD— RAM315に記録されるビデオ管 理情報および拡張ビデオ管理情報を示す図である。
圆 65]実施形態 2によるオリジナル再生経路情報テーブル、および拡張オリジナル再 生経路情報テーブルの構造を示す図である。
圆 66]実施形態 2によるユーザ再生経路情報テーブル、および拡張ユーザ再生経路 情報テーブルの構造を示す図である。
圆 67]実施形態 2によるオリジナル再生経路情報 # 1 (O— PGC情報 # 1)と拡張オリ ジナル再生経路情報 # 1 (v2— O— PGC情報 # 1)との対応関係を示す図である。
[図 68]DVDレコーダが PGC情報を生成する手順を示すフローチャートである。
[図 69]実施形態 2によるユーザ再生経路情報 (U— PGC情報)、および、拡張ユーザ 再生経路情報 (v2— U— PGC情報)との関係を示す図である。
圆 70]実施形態 3によるオリジナル再生経路情報テーブルおよび拡張オリジナル再 生経路情報テーブルを示す図である。
圆 71]実施形態 3によるユーザ再生経路情報および拡張ユーザ再生経路情報の関 係を示す図である。
圆 72]実施形態 3によるオリジナル再生経路情報 # 1 (O— PGC情報 # 1)と拡張オリ ジナル再生経路情報 # 1 (v2— O— PGC情報 # 1)の対応関係を示す図である。 圆 73]実施形態 3によるユーザ再生経路情報および拡張ユーザ再生経路情報の関 係を示す図である。
圆 74]実施形態 4によるオリジナル再生経路情報 # 1と拡張オリジナル再生経路情報 # 1との対応関係を示す図である。
圆 75]実施形態 4によるユーザ再生経路情報および拡張ユーザ再生経路情報の関 係を示す図である。
圆 76]実施形態 5による拡張ユーザ定義再生経路情報 # 1 (v2—U— PGC # 1)の データ構造を示す図である。
符号の説明
100, 315 DVD— RAMディスク
101, 201 光ピックアップ
102, 202 ECC処理部
103, 203, 220 卜ラックノッファ
104, 210 スィッチ
105, 214 エンコーダ
106, 205, 206, 218 デコーダ
207 オーディオデコーダ
208 静止画テコーグ
211 制御部
212 システム制御部
213 アナログ放送チューナ
215 デジタル放送チューナ
216 解析部
217 表示部
219 デジタル IZF部
221 ドライブ
222 ユーザ IZF部
223 カメラ咅
224 静止画エンコーダ
発明を実施するための最良の形態
[0028] 以下、添付の図面を参照しながら、本発明による記録媒体およびデータ処理装置 の実施形態を説明する。以下の実施形態においては、記録媒体は DVD— RAMで あるとし、データ処理装置は DVDレコーダであるとして説明する。なお通常の DVD レコーダは再生機能も有しているため、再生処理も DVDレコーダを利用して説明す る。再生機能のみにかかわる構成および動作は、再生機能を有し記録機能を有さな V、DVDプレーヤとして実現することもできる。
[0029] 説明する内容および順序は、下記 1〜12のとおりである。項目 1から 8までを実施形 態 1として説明する。項目 9以降 12までは、それぞれ実施形態 2から 5として説明する
[0030] 1. DVDレコーダのシステム概要
2. DVDレコーダの機能概要
3. DVD— RAMの概要
4.再生される AV情報の概要
5. AV情報の管理情報と再生制御の概要
6.再生機能の基本動作
7.記録機能の基本動作
8.動画と静止画との連係 (第 1〜第 6実施例を含む)
9.動画と静止画との連係(実施形態 2)
10.動画と静止画との連係(実施形態 3)
11.動画と静止画との連係(実施形態 4)
12.動画と静止画との連係(実施形態 5)
[0031] なお上述の各項目に関し、本発明に関する特に主要な処理、データ構造等は実施 形態 2から 5において説明する。
[0032] (実施形態 1)
(1. DVDレコーダのシステム概要)
図 1は、 DVDレコーダの外観と関連機器とのインタフェースの一例を説明する図で ある。図 1に示すように、 DVDレコーダには光ディスクである DVDが装填され、ビデ ォ情報の記録再生を行う。操作は一般的にはリモコンで行われる。
[0033] DVDレコーダに入力されるビデオ情報にはアナログ信号とデジタル信号の両者が あり、アナログ信号としてはアナログ放送があり、デジタル信号としてデジタル放送が ある。一般的にはアナログ放送は、テレビジョンに内蔵され受信機により受信、復調さ れ、 NTSC等のアナログビデオ信号として DVDレコーダに入力され、デジタル放送 は、受信機である STB (Set Top Box)でデジタル信号に復調され、 DVDレコーダ に入力され記録される。
[0034] 一方、ビデオ情報が記録された DVDは DVDレコーダにより再生され外部に出力さ れる。出力も入力同様に、アナログ信号とデジタル信号の両者があり、アナログ信号 であれば直接テレビジョンに入力され、デジタル信号であれば STBを経由し、アナ口 グ信号に変換された後にテレビジョンに入力されテレビジョンで映像表示される。
[0035] また、 DVDレコーダ以外の DVDカムコーダや、パーソナルコンピュータを用いて D
VDにビデオ情報を記録することもできる。その結果得られた DVDが装填されると、 D VDレコーダはビデオ情報を再生できる。
[0036] 上述したアナログ放送やデジタル放送のビデオ情報には通常、音声情報が付随し ている。付随している音声情報も同様に DVDレコーダで記録再生される。またビデ ォ情報は一般的には動画である力 静止画の場合もある。例えば、 DVDカムコーダ の写真機能で静止画が記録される場合である。
[0037] DVDレコーダと STB等の外部機器との間のデジタル IZFは IEEE1394、 ATAPI 、 SCSI, USB、イーサネット(登録商標)、等がありうる。
[0038] DVDレコーダとテレビジョンとの間はコンポジットビデオ信号である NTSCと例示し たが、輝度信号と色差信号を個別に伝送するコンポーネント信号でもよい。さらには 、 AV機器とテレビジョンの間の映像伝送 I/Fはアナログ I/Fをデジタル I/F、例え ば、 DVIに置きかえる研究開発が進められており、 DVDレコーダとテレビジョンがデ ジタル IZFで接続されることも当然予想される。
[0039] (2. DVDレコーダの機能概要)
図 2は、 DVDレコーダの機能を示すブロック図である。ドライブ装置は、 DVD-RA M100のデータを読み出す光ピックアップ 101、 ECC (Error Correcting Code) 処理部 102、トラックバッファ 103、トラックバッファ 103の入出力を切り替えるスィッチ 104、エンコーダ部 105及びデコーダ部 106を備える。図 2に示すように、 DVD-R AM100には、 1セクタ = 2KBを最小単位としてデータが記録される。また、 16セクタ = 1ECCブロックとして、 ECCブロックを単位として ECC処理部 102でエラー訂正処 理が施される。
[0040] DVDレコーダはデータの蓄積媒体として、 DVD—RAMに加え、半導体メモリカー ドゃノヽードディスクドライブを備えてもよい。図 3は、半導体メモリカードとハードデイス クドライブを備える場合の DVDレコーダの機能ブロックの構成を示す。 1セクタは 512 Bでもよいし、 8KB等でもよい。また、 ECCブロックも 1セクタ、 16セクタ、 32セクタ等 でもよい。記録できる情報容量の増大に伴い、セクタサイズ及び ECCブロックを構成 するセクタ数は増大すると予想される。
[0041] トラックバッファ 103は、 DVD—RAM100に AVデータをより効率良く記録するた
め、 AVデータを可変ビットレート(VBR)で記録するためのバッファである。 DVD—R AM100への読み書きレート(Va)が固定レートであるのに対して、 AVデータはその 内容 (ビデオであれば画像)の持つ複雑さに応じてビットレート (Vb)が変化するため 、このビットレートの差を吸収するためのバッファである。
[0042] このトラックバッファ 103をさらに有効利用すると、 0¥0—1^^1100上に八¥データ を離散配置できる。図 4を参照してその処理を説明する。図 4 (a)は、ディスク上のアド レス空間を示す図である。図 4 (a)に示すように AVデータが [al、 a2]の連続領域と [ a3、 a4]の連続領域に分かれて記録されている場合、 a2から a3へシークを行ってい る間、トラックバッファに蓄積してあるデータをデコーダ部 106へ供給することで AVデ ータの連続再生が可能になる。この時の状態を示したのが図 4 (b)である。
[0043] 位置 alで読み出しを開始した AVデータは、時刻 tlからトラックバッファへ 103入力 されると共に、トラックバッファ 103からデータの出力が開始される。これにより、トラッ クバッファへの入力レート(Va)とトラックバッファからの出力レート(Vb)のレート差 (V a— Vb)の分だけトラックバッファへデータが蓄積されていく。この状態が、検索領域 が a2に達するまで、即ち、時刻 t2に達するまで継続する。この間にトラックバッファ 10 3に蓄積されたデータ量を B (t2)とすると、時間 t2から、領域 a3のデータの読み出し を開始する時刻 t3までの間、トラックバッファ 103に蓄積されている B (t2)を消費して デコーダ 106へ供給し続けられればよ 、。
[0044] 言い方を変えれば、シーク前に読み出すデータ量([al、 a2])がー定量以上確保 されていれば、シークが発生した場合でも、 AVデータの連続供給が可能である。 A Vデータの連続供給が可能な連続領域のサイズは ECCブロック数 (N— ecc)に換算 すると次の式で示される。式において、 N— secは ECCブロックを構成するセクタ数で あり、 S— sizeはセクタサイズ、 Tjはシーク性能 (最大シーク時間)である。
[0045] N_ecc = Vb *TjZ
( (N— sec * 8 * S— size) * (l -Vb/Va) )
[0046] また、連続領域の中には欠陥セクタが生じる場合がある。この場合も考慮すると連 続領域は次の式で示される。式において、 dN— eccは容認する欠陥セクタのサイズ であり、 Tsは連続領域の中で欠陥セクタをスキップするのに要する時間である。この
サイズも ECCブロック数で表される。
[0047] N— ecc = dN— ecc+Vb * (Tj +Ts)Z
( (N— sec * 8 * S— size) * (l -Vb/Va) )
[0048] ここでは、 DVD— RAM力 データを読み出す、すなわち再生の場合の例を説明 したが、 DVD— RAMへのデータの書き込み、すなわち録画の場合も同様に考える ことができる。上述したように、 DVD— RAMでは一定量以上のデータが連続記録さ えされていればディスク上に AVデータを分散記録しても連続再生 Z録画が可能で ある。 DVDでは、この連続領域を CDAと呼称する。
[0049] (3. DVD— RAMの概要)
図 5は、記録可能な光ディスクである DVD— RAMの外観と物理構造を表した図で ある。 DVD— RAMは一般的にはカートリッジに収納された状態で DVDレコーダに 装填される。記録面を保護するのが目的である。ただし、記録面の保護が別の構成 で行われたり、容認できる場合にはカートリッジに収納せずに、 DVDレコーダに直接 装填できるようにしたりしても、もちろんよい。
[0050] DVD— RAMは相変化方式によりデータを記録する。ディスク上の記録データはセ クタ単位で管理され、アクセス用のアドレスが付随する。 16個のセクタは誤り訂正の 単位となり、誤り訂正コードが付与され、 ECCブロックと呼称される。
[0051] 図 5 (a)は、記録可能な光ディスクである DVD— RAMの記録領域を示す。 DVD —RAMは、最内周にリードイン領域を、最外周にリードアウト領域を、その間にデー タ領域を配置している。リードイン領域は、光ピックアップのアクセス時においてサー ボを安定させるために必要な基準信号や他のメディアとの識別信号などが記録され ている。リードアウト領域もリードイン領域と同様の基準信号などが記録される。データ 領域は、最小のアクセス単位であるセクタ(2048バイトとする)に分割されている。
[0052] また、 DVD— RAMは、記録'再生時において Z— CLV (Zone Constant Line ar Velocity)と呼ばれる回転制御を実現するために、データ領域が複数のゾーン 領域に分割されている。
[0053] 図 5 (a)は、 DVD— RAMに同心円状に設けられた複数のゾーン領域を示す図で ある。 DVD—RAMは、ゾーン 0〜ゾーン 23の 24個のゾーン領域に分割されている
。 DVD— RAMの回転角速度は、内周側のゾーン程速くなるようにゾーン領域毎に 設定され、光ピックアップが 1つのゾーン内でアクセスする間は一定に保たれる。これ により、 DVD— RAMの記録密度を高めると共に、記録 ·再生時における回転制御を 容易にしている。
[0054] 図 5 (b)は、図 5 (a)において同心円状に示したリードイン領域と、リードアウト領域と 、ゾーン領域 0〜23を横方向に配置した説明図である。リードイン領域とリードアウト 領域は、その内部に欠陥管理領域(DMA: Defect Management Area)を有す る。欠陥管理領域とは、欠陥が生じたセクタの位置を示す位置情報と、その欠陥セク タを代替するセクタが上記代替領域のいずれに存在するかを示す代替位置情報とが 記録されている領域をいう。
[0055] 各ゾーン領域はその内部にユーザ領域を有すると共に、境界部に代替領域及び 未使用領域を有している。ユーザ領域は、ファイルシステムが記録用領域として利用 することができる領域をいう。代替領域は、欠陥セクタが存在する場合に代替使用さ れる領域である。未使用領域は、データ記録に使用されない領域である。未使用領 域は、 2トラック分程度設けられる。未使用領域を設けているのは、ゾーン内では隣接 するトラックの同じ位置にセクタアドレスが記録されている力 Z— CLVではゾーン境 界に隣接するトラックではセクタアドレスの記録位置が異なるため、それに起因するセ クタアドレス誤判別を防止するためである。
[0056] このようにゾーン境界にはデータ記録に使用されないセクタが存在する。そのため データ記録に使用されるセクタのみを連続的に示すように、 DVD— RAMは、内周 力 順に論理セクタ番号(LSN: Logical Sector Number)をユーザ領域の物理 セクタに割り当てている。
[0057] 図 6は、論理セクタにより構成される DVD— RAMの論理的なデータ空間を示す。
論理的なデータ空間はボリューム空間と呼称され、ユーザデータを記録する。ボリュ ーム領域は、記録データをファイルシステムで管理する。すなわち、データを格納す る 1群のセクタをファイルとして、さらには 1群のファイルをディレクトリとして管理するた めの情報がボリューム空間内のパーティション空間内に記録され、パーティション空 間等を管理するためのボリューム構造情報がボリューム領域の先頭と終端に記録さ
れる。本実施形態のファイルシステムは UDFと呼称され、 IS013346規格に準拠し ている。
[0058] 上記 1群のセクタはボリューム空間で必ずしも連続的には配置されず、部分的に離 散配置される。このため、ファイルシステムは、ファイルを構成するセクタ群のうち、ボ リューム空間で連続的に配置される 1群のセクタをエクステントとして管理し、ファイル を関連のあるエクステントの集合として管理する。
[0059] 図 7は、 DVD— RAMに記録される動画データのディレクトリとファイルの構造を示 す。ルートの下に、 VIDEO— RTディレクトリがあり、この下に、再生用のデータであ る各種オブジェクトのファイルと、これらの再生順序や各種属性を示す管理情報とし て VIDEO Managerファイルが格納される。
[0060] オブジェクトは MPEG規格に準拠したデータであり、 PS— VOB、 TS1— VOB、 T S2— VOB、 AOB、 POB、 MNFがある。
[0061] PS— VOB、 AOB、 POBは MPEGのプログラムストリーム(PS)であり、 TSl_VO B及び TS2—VOBはトランスポートストリーム(TS)である。プログラムストリームは、パ ッケージメディアに AV情報を格納することを考慮されたデータ構造を有し、一方、ト ランスポートストリームは通信メディアを考慮したデータ構造を有する。
[0062] 一般的には PS— VOB、 TS1— VOB、 TS2— VOBは、いずれも映像情報と音声 情報を共に有し映像情報が主体となるオブジェクトである。このうち、 TS1— VOBは 原則、 DVDレコーダによりエンコードが行われ、内部のピクチャ構造が詳細に管理さ れて 、るオブジェクトであり、 TS2— VOBは DVDレコーダ外でエンコードされたォブ ジェタトであり、内部のピクチャ構造等のデータ構造が一部不明なオブジェクトである
[0063] 典型的には、 TS1— VOBは外部力 入力されるアナログビデオ信号を DVDレコ ーダがトランスポートストリームにエンコードしたオブジェクトであり、 TS2—VOBは外 部から入力されるデジタルビデオ信号をエンコードすることなく直接ディスクに記録し たオブジェクトである。
[0064] AOB、 POBは MPEGのプログラムストリームであり、 AOBは音声情報が主体となる オブジェクトであり、 POBは静止画が主体となるオブジェクトである。 MNFは製造業
者固有のファイルであり、記録 z再生装置の動作を支援するための付加情報を格納 する。
[0065] これら PS— VOB、 POB、 AOB、 TS1— VOB、 TS2— VOBについて、必ずしもす ベてを記録する必要はな 、。
[0066] 上述した、映像情報主体、音声情報主体とは、ビットレートの割当てが大きいことを 意味する。 VOBは映画等のアプリケーションに用いられ、 AOBは音楽アプリケーショ ンに用いられる。
[0067] 図 8は、 DVD— RAMに記録される静止画データのディレクトリとファイルの構造を 示す。ここでは、 DCF規格に従ったディレクトリ及びファイル構造を例に説明する。
[0068] ルートの下に、 DCFイメージルートディレクトリ(ディレクトリ名: DCIM)があり、その 下に画像格納用の DCFディレクトリがある。
[0069] DCFディレクトリの下に再生用のデータである DCFオブジェクトが格納される。
[0070] DCFオブジェクトは DCFで定められた規定に従って記録されたファイル群であり、
DCF基本ファイル、 DCF拡張画像ファイル、 DCFサムネイルファイル等からなる。
[0071] DCF基本ファイルは、 DCFディレクトリ直下に記録され、 DCFファイル名と拡張子"
JPG"を持ち、 Exif規格に準拠し DCF規格で定めるデータ構造を有する画像フアイ ルである。
[0072] DCF拡張画像ファイルは、 DCFディレクトリ直下に記録され、 DCFファイル名を持 つが DCF基本ファイルと異なる拡張子及びデータ構造を持つ画像ファイルである。
[0073] DCFサムネイルファイルは、 DCF拡張画像ファイルのサムネイルを記録するための 圧縮ファイルである。
[0074] これら DCF基本ファイル、 DCF拡張画像ファイル、 DCFサムネイルファイルについ て、必ずしもすべてを記録する必要はない。
[0075] 上述した、 DCF基本ファイルや DCF拡張画像ファイルは、近年の CCD等画像入 力装置の発達により、非常に高精細な静止画データとして記録されるようになってき た。
[0076] (4.再生される AV情報の概要)
図 9は、 DVDに各種 AVオブジェクトとして記録される MPEGデータの構造を示す
図である。図 9が示すようにビデオストリーム及びオーディオストリームは、それぞれ分 割され多重される。 MPEG規格においては、多重化後のストリームをシステムストリー ムと呼称する。 DVDの場合、 DVD固有の情報が設定されたシステムストリームを VO B (Video Object)と呼称している。分割の単位は、パック'パケットと称され、約 2K Byteのデータ量を有する。
[0077] ビデオストリームは MPEG規格で符号ィ匕されており、可変ビットレートで圧縮されて おり、動きが激しい等の複雑な映像であればビットレートが高くなつている。 MPEG規 格では、映像の各ピクチャは、 Iピクチャ、 Pピクチャ、 Bピクチャに種類分けして符号 化される。このうち、 Iピクチャはフレーム内で完結する空間的な圧縮符号ィ匕が施され ており、 Pピクチャ、 Bピクチャはフレーム間の相関を利用した時間的な圧縮符号ィ匕が 施されている。 MPEGでは少なくとも Iピクチャを含む区間を GOP (Group of Pict ure)として管理する。 GOPは早送り再生等の特殊再生におけるアクセスポイントにな る。フレーム内圧縮された Iピクチャを有するためである。一方、音声ストリームの符号 ィ匕には、 DVDの場合、 MPEGオーディオである AAC、 MP3にカロえ、 AC3や LPC Mの符号ィ匕が用いられる。
[0078] 図 9が示すように、 GOPを構成するビデオ情報とそれに付随する音声情報とを含む 多重化後のデータ単位は VOBU (Video Object Unit)と称される。 VOBUには 、当該動画区間の管理用の情報をヘッダ情報として含ませる場合がある。図 9で説明 したシステムストリームには、プログラムストリーム(PS)とトランスポートストリーム (TS) がある。前者はパッケージメディアを考慮したデータ構造を有し、後者は通信メディア を考慮したデータ構造を有する。
[0079] 図 10は、プログラムストリームとトランスポートストリームのデータ構造の概要を説明 する図である。プログラムストリームは、伝送及び多重化の最小単位である固定長の パックからなり、ノックはさらに、 1つ以上のパケットを有する。パックもパケットもヘッダ 部とデータ部を有する。 MPEGではデータ部をペイロードと称する。 DVDの場合は ノックの固定長はセクタサイズと整合性をとり 2KBになる。ノックは複数のパケットを 有することができる力 DVDの映像や音声を格納するパックは 1パケットのみを有す るため、特別な場合を除いて 1パック = 1パケットになる。
[0080] 一方、トランスポートストリームの伝送及び多重化の単位は固定長の TSパケットから なる。 TSパケットのサイズは 188Bであり、通信用規格である ATM伝送との整合性を とっている。 TSパケットは 1つ以上が集まり PESパケットを構成する。 PESパケットは プログラムストリームとトランスポートストリームで共通する概念であり、データ構造は共 通である。プログラムストリームのパックに格納されるパケットは PESパケットを直接構 成し、トランスポートストリームの TSパケットは 1つ以上が集まり PESパケットを構成す る。
[0081] また、 PESパケットは符号ィ匕の最小単位であり、符号化が共通するビデオ情報、ォ 一ディォ情報をそれぞれ格納する。即ち、一つの PESパケット内に符号ィ匕方式の異 なるビデオ情報、オーディオ情報が混在して格納されることはない。ただし、同じ符号 化方式であればピクチャバウンダリやオーディオフレームのバウンダリは保証せずとも よい。図 10に示すように複数の PESパケットで 1つの Iピクチャを格納したり、 1つの P ESパケットに複数のピクチャデータを格納したりするケースもありうる。
[0082] 図 11と図 12に、トランスポートストリームとプログラムストリームの個別のデータ構造 を示す。図 11、図 12に示すように、 TSパケットは、 TSパケットヘッダと、適用フィール ドと、ペイロード部から構成される。 TSパケットヘッダには PID (Packet Identifier) が格納され、これにより、 TSパケットが所属するビデオストリーム又はオーディオストリ ーム等の各種ストリームが識別される。
[0083] 適用フィールドには PCR (Program Clock Reference)が格納される。 PCRは ストリームをデコードする機器の基準クロック(STC)の参照値である。機器は典型的 には PCRのタイミングでシステムストリームをデマルチプレタスし、ビデオストリーム等 の各種ストリームに再構築する。
[0084] PESヘッダには、 DTS (Decoding Time Stamp)と PTS (Presentation Tim e Stamp)が格納される。 DTSは当該 PESパケットに格納されるピクチャ Zオーディ オフレームのデコードタイミングを示し、 PTSは映像音声出力等のプレゼンテーショ ンタイミングを示す。すべての PESパケットヘッダに PTS、 DTSを有する必要はなぐ Iピクチャの先頭データが格納開始される PESパケットのヘッダに PTS、 DTSがあれ ばデコード及び出力に支障はな!/ヽ。
[0085] TSパケットの構造の詳細は図 13に示される。図 13に示すように、適用フィールドに は PCRに加えて、ランダムアクセス表示フラグが格納され、当該フラグにより、対応す るペイロード部にビデオ.オーディオのフレーム先頭であってアクセスポイントとなりう るデータを格納するか否かを示す。また、 TSパケットのヘッダ部には前述した PIDに カロえて、 PESパケットの開始を示すユニット開始表示フラグ、適用フィールドが後続 するカゝ否かを示す適用フィールド制御情報も格納される。
[0086] 図 12には、プログラムストリームを構成するパックの構造を示す。パックはパックへッ ダに SCRと StreamIDを有する。 SCRはトランスポートストリームの PCRと、 Streaml Dは PIDと実質同じである。また PESパケットのデータ構造はトランスポートストリーム と共通なため、 PESヘッダに PTSと DTSが格納される。
[0087] プログラムストリームとトランスポートストリームの大きな違いの 1つに、トランスポート ストリームではマルチプログラムが許される点がある。即ち、番組という単位では 1つ の番組しかプログラムストリームは伝送できないが、トランスポートストリームは複数の 番組を同時に伝送することを想定している。このため、トランスポートストリームでは、 番組毎に番組を構成するビデオストリームとオーディオストリームがいずれかを再生 装置が識別することが必要になる。
[0088] 図 14に、番組を構成するオーディオストリームとビデオストリームの構成情報を伝送 する PATテーブル、 PMAPテーブルを示す。図 14に示すように、番組毎に使用され るビデオストリームとオーディオストリームの組合せに関する情報を PMAPテーブル が格納し、番組と PMAPテーブルの組合せに関する情報を PATテーブルが格納す る。再生装置は、 PATテーブル、 PMAPテーブルにより出力が要求された番組を構 成するビデオストリームとオーディオストリームを検出することができる。
[0089] 次に上述してきたプログラムストリームのパックと、トランスポートストリームの TSパケ ットのディスク上の配置に関して、図 15を用いて説明する。図 15 (a)に示すように、 1 6個のセクタは ECCブロックを構成する。プログラムストリームの形式をとるビデオォブ ジヱタト(PS— VOB)を構成するパック(PS Pack)は、図 15 (b)が示すように、セク タバウンダリで配置される。ノックサイズもセクタサイズも 2KBだ力もである。
[0090] 一方、トランスポートストリームの形式をとるビデオオブジェクト(TS1—VOBZTS2
-VOB)はカプセル(Capsule)という 8KBのサイズを有する単位で ECCブロック内 に配置される。カプセルは 18Bのヘッダ領域を有し、データ領域には ATS情報が付 加された TSパケットが 43個配置される。 ATS情報(Arrival Time Stamp Infor mation)は、 DVDレコーダにより生成し付加される情報であって、当該パケットが D VDレコーダに外部より伝送されてきたタイミングを示す情報である。
[0091] 上述の説明では、 8KBの Capsuleに 43個の MPEGトランスポートパケットを格納 するとした力 本発明はこれに限る訳ではなぐ 1つの ATS (固定バイト長)と 1つの M PEGトランスポートパケットが対になった形式で、丁31—¥0 7丁32—¥08を形成 する等の方法で記録してもよ 、。
[0092] (5. AV情報の管理情報と再生制御の概要)
図 16および図 17は、ファイルのデータ構造を示す。このファイルは図 7に示される ビデオ管理情報 (Video Manager)と称される情報に関する。ビデオ管理情報は、 各種オブジェクトのディスク上の記録位置等の管理情報を示すオブジェクト情報と、 オブジェクトの再生順序等を示す再生制御情報とを有する。
[0093] 図 16はディスクに記録されるオブジェクトとして、 PS— VOB # 1〜PS— VOB # n、 TS1 -VOB # 1〜TS1— VOB # n、 TS2-VOB # 1〜TS2— VOB # nがある場 合を示す。図 16が示すように、これらオブジェクトの種類に応じて、 PS—VOB用の 情報テーブルと、 TS1— VOB用の情報テーブルと、 TS2— VOB用の情報テーブル が個別に存在すると共に、各情報テーブルは各オブジェクトの VOB情報を有して ヽ る。
[0094] VOB情報は、それぞれ、対応するオブジェクトの一般情報と、オブジェクトの属性 情報と、オブジェクトの再生時刻をディスク上のアドレスに変換するためのアクセスマ ップ、当該アクセスマップの管理情報を有している。一般情報は、対応するオブジェ タトの識別情報、オブジェクトの記録時刻、製造者 ID等を有し、属性情報は、ビデオ ストリームのコーディングモードをはじめとするビデオストリーム情報 (V_ATR)と、ォ 一ディォストリームの本数(AST_Ns)と、オーディオストリームのコーディングモード をはじめとするオーディオストリーム情報 (A— ATR)とから構成される。
[0095] アクセスマップを必要とする理由は 2つある。まず 1つは、再生経路情報がオブジェ
タトのディスク上での記録位置をセクタアドレス等で直接的に参照するのを避け、ォブ ジェタトの再生時刻で間接的に参照できるようにするためである。 RAM媒体の場合、 オブジェクトの記録位置が編集等で変更される場合がおこりうるが、再生経路情報が セクタアドレス等で直接的にオブジェクトの記録位置を参照して 、る場合、更新すベ き再生経路情報が多くなるためである。一方、再生時刻で間接的に参照している場 合は、再生経路情報の更新は不要で、アクセスマップの更新のみ行えばよい。
[0096] 2つ目の理由は、 AVストリームが一般に時間軸とデータ(ビット列)軸の二つの基準 を有しており、この二つの基準間には完全な相関性がないためである。例えば、ビデ ォストリームの国際標準規格である MPEG— 2ビデオの場合、可変ビットレート (画質 の複雑さに応じてビットレートを変える方式)を用いることが主流になりつつあり、この 場合、先頭力 のデータ量と再生時間との間に比例関係がないため、時間軸を基準 にしたランダムアクセスができない。この問題を解決するため、オブジェクト情報は、 時間軸とデータ(ビット列)軸との間の変換を行うためのアクセスマップを有して 、る。
[0097] 図 16が示すように再生制御情報は、ユーザ定義再生経路情報テーブル、オリジナ ル再生経路情報テーブル、タイトルサーチポインタを有する。
[0098] 図 17が示すように、再生経路には、 DVDレコーダがオブジェクト記録時に記録され たすベてのオブジェクトを示すように自動生成するオリジナル定義再生経路情報と、 ユーザが自由に再生シーケンスを定義できるユーザ定義再生経路情報の 2種類があ る。再生経路は DVDでは PGC情報(Program Chain Information)と統一的に 呼称され、また、ユーザ定義再生経路情報は U— PGC情報、オリジナル再生経路情 報は O— PGC情報と呼称される。
[0099] O— PGC情報、 U— PGC情報はそれぞれ、オブジェクトの再生区間であるセルを 示す情報であるセル情報をテーブル形式で列挙する情報である。 O PGC情報で 示されるオブジェクトの再生区間はオリジナルセル(O— CELL)と呼称され、 U-PG C情報で示されるオブジェクトの再生区間はユーザセル (U CELL)と呼称される。
[0100] セルは、オブジェクトの再生開始時刻と再生終了時刻でオブジェクトの再生区間を 示し、再生開始時刻と再生終了時刻は前述したアクセスマップにより、オブジェクトの 実際のディスク上の記録位置情報に変換される。
[0101] 図 17 (b)が示すように、 PGC情報により示されるセル群は、テーブルのエントリ一順 序に従って順次再生される一連の再生シーケンスを構成する。
[0102] 図 18は、オブジェクト、セル、 PGC、アクセスマップの関係を具体的に説明する図 である。図 18に示すように、オリジナル PGC情報 50は少なくとも 1つのセル情報 60、 61、 62、 63を含む。セル情報 60は再生するオブジェクトを指定し、かつ、そのォブ ジェタトタイプ、オブジェクトの再生区間を指定する。 PGC情報 50におけるセル情報 の記録順序は、各セルが指定するオブジェクトが再生されるときの再生順序を示す。
[0103] 一つのセル情報 60には、それが指定するオブジェクトの種類を示すタイプ情報 (T ype) 60aと、オブジェクトの識別情報であるオブジェクト ID (Object ID) 60bと、時 間軸上でのオブジェクト内の開始時刻情報(Start— PTM) 60cと、時間軸上でのォ ブジェクト内の終了時刻情報(End— PTM) 60dと、 Entry Point情報(EPI) 60e力 含まれる。 EPIは時刻情報で規定され、例えばブックマークのような役割を果たす。な おセル中の Entry Pointの個数は、セル情報中に記録されている。また、 EPIは、 その Entry Pointの PTM (プレゼンテーション ·タイム)と、 Entry Pointの種別情 報などで構成されている。 PTMは MPEG— 2システムストリームで規定される 27MH zのシステムクロックのカウンタ値を基準として使った場合にぉ 、て、表示タイミングを 指定する。
[0104] データ再生時は、 PCG情報 50内のセル情報 60が順次読み出され、各セルにより 指定されるオブジェクトが、セルにより指定される再生区間分再生されることになる。
[0105] アクセスマップ 80cは、セル情報が示す開始時刻情報と終了時刻情報とをオブジェ タトのディスク上での位置情報に変換する。
[0106] 上述したマップ情報である力 オブジェクトの記録時に共に生成され記録される。マ ップを生成するためには、オブジェクトのデータ内のピクチャ構造を解析する必要が ある。具体的には図 10で示す Iピクチャの位置の検出と、図 11および図 12に示す当 該 Iピクチャの再生時刻である PTS等のタイムスタンプ情報の検出が必要になる。
[0107] ここで、 PS— VOBと TS1— VOBと TS2— VOBのマップ情報を生成する際に生じ る問題について以下説明する。 PS— VOB、 TS— VOB1は、図 1で説明したように 主として、受信されたアナログ放送を DVDレコーダが MPEGストリームにエンコード
することにより生成される。このため、 Iピクチャや各種タイムスタンプの情報は自らが 生成しており、 DVDレコーダにとってストリーム内部のデータ構造は明確であり、マツ プ情報の生成に何の問題も生じな 、。
[0108] 次に、 TS2— VOBであるが、図 1で説明したように主として、受信されたデジタル放 送を DVDレコーダがエンコードすることなく直接ディスクに記録する。このため、 PS VOBのように Iピクチャの位置とタイムスタンプ情報を自ら生成するわけではな!/、た め、 DVDレコーダにとってストリーム内部のデータ構造は明確ではなぐ記録するデ ジタルストリーム力もこれら情報を検出することが必要になる。このため、 DVDレコー ダは、レコーダ外部にてエンコードされたストリームを記録している TS2—VOBのマ ップ情報については下記のように Iピクチャとタイムスタンプを検出する。
[0109] まず、 Iピクチャの検出は、図 13に示す TSパケットの適用フィールドのランダムァク セス表示情報を検出することにより行う。また、タイムスタンプの検出については、 PE Sヘッダの PTSを検出することにより行う。タイムスタンプについては、 PTSの代わり に、適用フィールドの PCRや、 TSパケットが DVDレコーダに伝送されてきた到着タイ ミングである ATSで代用することもある。いずれにせよ、 DVDレコーダは MPEGストリ ームのビデオ層のデータ構造を解析することなぐその上位層であるシステム層の情 報により、 Iピクチャの位置を検出する。これは、マップ情報を生成するためにビデオ 層の解析まで行うのはシステムの負荷が大きいためである。
[0110] また、システム層の検出が不可能な場合もありうる力 この場合は、マップ情報が生 成できないため、有効なマップ情報が無いことを示すことが必要になる。 DVDレコー ダでは図 16 (b)に示すマップ管理情報によりこれらが示される。図 16 (b)に示すよう にマップ管理情報は、マップ有効性情報と自己エンコーディングフラグとを有する。 自己エンコーディングフラグは、 DVDレコーダ自らがエンコードしたオブジェクトであ ることを示し、内部のピクチャ構造が明確であり、マップ情報のタイムスタンプ情報や I ピクチャの位置情報等が正確であることを示している。また、マップ有効性情報は、有 効なアクセスマップがあるかな 、かを示す。
[0111] システム層の検出が不可能な例としては、適用フィールドが設定されていない場合 や、そもそも MPEGトランスポートストリームでな!/、デジタルストリームの場合が考えう
る。デジタル放送が世界各国で各種方式が成立しうるため、 DVDレコーダがマップ を生成できないオブジェクトを記録するケースも当然予想される。例えば、 日本のデ ジタル放送を想定した DVDレコーダを米国で使用し、米国のデジタル放送を記録し た場合、マップを生成できな 、オブジェクトを記録するケースが出てくる。
[0112] ただし、 DVDレコーダはマップ情報が生成されないオブジェクトについても、先頭 力も順次再生することは可能である。この場合、記録されたデジタルストリームをデジ タル IZFを介して、当該ストリームに対応した STBに出力することでこれを映像再生 することができる。
[0113] (6.再生機能の基本動作)
次に、図 19を用いて上記光ディスクを再生する DVDレコーダの再生動作を説明す る。図 19に示すように、 DVDレコーダは、 DVD—RAM100からデータを読み出す 光ピックアップ 201と、読み出したデータのエラー訂正等を行う ECC処理部 202と、 エラー訂正後の読み出しデータを一時的に格納するトラックバッファ 203と、動画ォ ブジェクト(PS— VOB)等のプログラムストリームを再生する PSデコーダ 205と、デジ タル放送オブジェクト(TS1— VOB)のトランスポートストリームを再生する TSデコー ダ 206と、オーディオ 'オブジェクト (AOB)を再生するオーディオデコーダ 207と、静 止画オブジェクト(POB)をデコードする静止画デコーダ 208と、各デコーダ 205、 20 6へのデータ入力を切り替えるスィッチ 210と、プレーヤの各部を制御する制御部 21 1とを備える。
[0114] DVD—RAM100上に記録されているデータは、光ピックアップ 201から読み出さ れ、 ECC処理部 202を通してトラックバッファ 203に格納される。トラックバッファ 203 に格納されたデータは、 PSデコーダ 205、 TSデコーダ 206、オーディオデコーダ 20 7、静止画デコーダ 208のいずれかに入力されデコード及び出力される。
[0115] このとき、制御部 211は読み出すべきデータを図 17が示す再生経路情報 (PGC) が示す再生シーケンスに基づき決定する。即ち、図 17の例であれば、制御部 211は 、 VOB # 1の部分区間(CELL # 1)を最初に再生し、次 、で、 VOB # 3の部分区間 (CELL # 2)を再生し、最後に VOB # 2 (CELL # 3)と再生する制御を行う。
[0116] また、制御部 211は、図 18が示す再生経路情報 (PGC)のセル情報により、再生す
るセルのタイプ、対応するオブジェクト、オブジェクトの再生開始時刻、再生終了時刻 を獲得することができる。制御部 211は、セル情報により特定されるオブジェクトの区 間のデータを、適合するデコーダに入力する。
[0117] この際、制御部 211は、セル情報の Object IDにより再生対象のオブジェクトを特 定する。さらに、制御部 211は、特定したオブジェクトの再生区間であるセルの特定 を、セル情報の StartPTMと EndPTMを、対応する VOB情報のアクセスマップでデ イスク情報のアドレスに変換することにより行う。
[0118] また、本実施形態のプレーヤは、さらに、 AVストリームを外部に供給するためのデ ジタルインタフェース 204を有している。これにより、 AVストリームを IEEE1394や IE C958などの通信手段を介して外部に供給することも可能である。これは、特に、自ら がエンコードしていない TS2—VOBについては、プレーヤ内部に該当するデコーダ が存在しないケースもありうるため、デコードすることなぐ直接、デジタルインタフエ一 ス 204を通じて外部の STBに出力し、その STBで再生させることができる。
[0119] 外部にデジタルデータを直接出力する際には、制御部 211は図 16 (b)のマップ管 理情報に基づき、ランダムアクセス再生が可能かを否カゝ判断する。アクセスポイント情 報フラグが有効であれば、アクセスマップは Iピクチャの位置情報を有する。このため 、制御部 211は外部機器から早送り再生等の要求があればこれに応じて、 Iピクチャ を含むデジタルデータをデジタル IZFを介して外部機器に出力することができる。ま た、タイムアクセス情報フラグが有効であれば、タイムアクセスが可能である。このため 制御部 211は、外部の機器力ものタイムアクセスの要求に応じて、指定された再生時 刻に相当するピクチャデータを含むデジタルデータをデジタル IZFを介して外部機 器に出力することができる。
[0120] (7.記録機能の基本動作)
次に、図 20を用いて上記光ディスクに対して記録、再生を行う本発明に係る DVD レコーダの構成及び動作を説明する。なお、図 20では上述の制御部 211に代えて システム制御部 212をあげて説明するが、特に分けて考えなくてもよい。一般的な制 御機能を有する構成要素として同一であるとして取り扱ってもよい。
[0121] 図 20に示すように、 DVDレコーダは、ユーザへの表示及びユーザからの要求を受
け付けるユーザ IZF部 222、 DVDレコーダ全体の管理及び制御を司るシステム制 御部 212、 VHF及び UHFを受信するアナログ放送チューナ 213、アナログ信号を デジタル信号に変換し MPEGプログラムストリームにエンコードするエンコーダ 214、 デジタル衛星放送を受信するデジタル放送チューナ 215、デジタル衛星で送られる MPEGトランスポートストリームを解析する解析部 216、テレビ及びスピーカなどの表 示部 217、 AVストリームをデコードするデコーダ 218とを備える。
[0122] また、記録機が DVDカムコーダである場合、映像を入力するカメラ部 223とカメラ 部 223から送られてくる AV信号を JPEGストリームにエンコードする静止画工ンコー ダ 224を備える。
[0123] この時さらに、静止画の AV信号をエンコーダ 214で MPEGプログラムストリームに エンコードして別途 DVD— RAMに記録する場合もある。
[0124] デコーダ 218は、図 19に示した第 1及び第 2のデコーダ等からなる。さらに、 DVD レコーダは、デジタル IZF部 219と、書き込みデータを一時的に格納するトラックバッ ファ 220と、 DVD—RAM100にデータを書き込むドライブ 221とを備える。デジタル IZF部 219は IEEE1394や USB等の通信手段により外部機器にデータを出力する インタフェースである。
[0125] このように構成される DVDレコーダにおいては、ユーザ IZF部 222が最初にユー ザからの要求を受ける。ユーザ IZF部 222はユーザからの要求をシステム制御部 21 2に伝え、システム制御部 212はユーザからの要求を解釈すると共に各モジュールへ の処理要求を行う。
[0126] 録画には、入力されるデジタルデータを自らエンコードするセルフエンコーディング と、エンコード済みのデジタルデータをエンコードすることなくディスクに記録するァゥ トサイドエンコーディングがある。
[0127] (7. 1 セルフエンコーディングによる録画動作)
最初にセルフエンコーディングの録画について、アナログ放送を PS— VOBにェン コードして記録する動作を以下、具体的に説明する。システム制御部 212はアナログ 放送チューナ 213への受信とエンコーダ 214へのエンコードを要求する。エンコーダ 214はアナログ放送チューナ 213から送られる AVデータをビデオエンコード、ォー
ディォエンコード及びシステムエンコードしてトラックバッファ 220に送出する。
[0128] エンコーダ 214は、エンコード開始直後に、エンコードしている MPEGプログラムス トリームの先頭データが有するタイムスタンプ情報を再生開始時刻(PS—VOB—V — S— PTM)としてシステム制御部 212に送り、続いてアクセスマップを作成するため に必要な情報をエンコード処理と平行してシステム制御部 212に送る。この値は、後 に生成される図 18に示すセル情報の Start— PTMに設定される。タイムスタンプ情 報は、一般的には PTSになるが SCRで代用してもょ 、。
[0129] 次にシステム制御部 212は、ドライブ 221に対して記録要求を出し、ドライブ 221は トラックバッファ 220に蓄積されているデータを取り出し DVD—RAM100に記録する 。この際、前述した連続領域 (CDA)をディスク上の記録可能領域力 検索し、検索 した連続領域にデータを記録していく。録画終了はユーザ力 のストップ要求によつ て指示される。ユーザからの録画停止要求は、ユーザ IZF部 222を通してシステム 制御部 212に伝えられ、システム制御部 212はアナログ放送チューナ 213とェンコ一 ダ 214に対して停止要求を出す。
[0130] エンコーダ 214はシステム制御部 212からのエンコード停止要求を受けエンコード 処理を止め、最後にエンコードを行った MPEGプログラムストリームの終端データが 有するタイムスタンプ情報を再生終了時刻(PS— VOB— V— E— PTM)として、シス テム制御部 212に送る。この値は、図 18に示すセル情報の End— PTMに設定され る。タイムスタンプ情報は通常 PTSが設定される力 SCRで代用してもよい。
[0131] システム制御部 212は、エンコード処理終了後、エンコーダ 214から受け取った情 報に基づき、図 16に示す PS—VOB用の VOB情報(PS—VOBI)と再生制御情報 を生成する。ここで、生成される VOB情報はオブジェクト種類に適合したアクセスマツ プとマップ管理情報とを含む。システム制御部 212は、マップ管理情報のマップ有効 性情報を有効に設定すると共に、自己エンコーディングフラグを ONにする。
[0132] また、再生制御情報は、記録されるオブジェクトを再生対象の 1つとする図 17に示 すオリジナル再生経路 (O— PGC情報)が生成される。生成された O— PGC情報は オリジナル再生経路テーブルに追記される。オリジナル再生経路 (O— PGC情報)は セル情報を有する。セル情報のタイプ情報には「PS— VOB」が設定される。
[0133] 最後にシステム制御部 212は、ドライブ 221に対してトラックバッファ 220に蓄積さ れて 、るデータの記録終了と、 PS VOB用の VOB情報(PS— VOBI)及び再生制 御情報の記録を要求し、ドライブ 221がトラックバッファ 220の残りデータと、これらの 情報を DVD— RAM 100に記録し、録画処理を終了する。
[0134] アナログ放送を TS1— VOBにエンコードしてもよい。この場合、エンコーダ 214は アナログ信号をデジタル信号に変換し MPEGトランスポートストリームにエンコードす るエンコーダである必要があり、セル情報内のタイプ情報は「TS1— VOB」に設定さ れる。この場合の Start— PTM及び End— PTMは、 PTSでもよいし PCRを用いても よい。
[0135] (7. 2 アウトサイドエンコーディングによる録画動作)
次にアウトサイドェンコーデイングによる録画にっ 、て、デジタル放送を録画する動 作を通して以下、具体的に説明する。この場合、記録されるオブジェクトの種類は TS 2—VOBになる。ユーザによるデジタル放送録画要求は、ユーザ IZF部 222を通し てシステム制御部 212に伝えられる。システム制御部 212はデジタル放送チューナ 2 15への受信と解析部 216へのデータ解析を要求する。
[0136] デジタル放送チューナ 215から送られる MPEGトランスポートストリームは解析部 2 16を通してトラックバッファ 220へ転送される。解析部 216は、最初にデジタル放送と して受信されたエンコード済みの MPEGトランスポートストリーム(TS2—VOB)の V OB情報 (TS2— VOBI)の生成に必要な情報として、トランスポートストリームの先頭 データが有するタイムスタンプ情報を開始時刻情報 (TS2— VOB— V— S— PTM) として抽出し、システム制御部 212に送る。開始時刻情報は、後に生成される図 18に 示すセル情報の Start— PTMに設定される。このタイムスタンプ情報は、 PCR又は P TSになる。また、オブジェクトが DVDレコーダに伝送されてくるタイミングである ATS で代用してもよい。
[0137] 解析部 216は、さらに、 MPEGトランスポートストリームのシステム層を解析し、ァク セスマップ作成に必要な情報を検出する。 Iピクチャのオブジェクト内での位置にっ ヽ ては、前述したように TSパケットヘッダ中の適用フィールド(adaptation field)内の ランダムアクセスインジケータ(randam access indicator)をもとに検出する。
[0138] 次にシステム制御部 212は、ドライブ 221に対して記録要求を出力し、ドライブ 221 はトラックバッファ 220に蓄積されているデータを取り出し DVD—RAM100に記録 する。この時、システム制御部 212はファイルシステムのアロケーション情報からディ スク上のどこに記録するかを併せてドライブ 221に指示する。この際、前述した連続 領域 (CDA)をディスク上の記録可能領域から検索し、検索した連続領域にデータを 記録していく。
[0139] 録画終了はユーザからのストップ要求によって指示される。ユーザからの録画停止 要求は、ユーザ IZF部 222を通してシステム制御部 212に伝えられ、システム制御 部 212はデジタル放送チューナ 215と解析部 216に停止要求を出す。
[0140] 解析部 216はシステム制御部 212からの解析停止要求を受け解析処理を止め、最 後に解析を行った MPEGトランスポートストリームの終了区間のデータが有するタイ ムスタンプ情報を表示終了時刻 (TS 2_VOB_V_E_PTM)としてシステム制御 部 212に送る。この値は、図 18に示すセル情報の End_PTMに設定される。このタ ィムスタンプ情報は、 PCR又は PTSになる。また、オブジェクトが DVDレコーダに伝 送されてくるタイミングである ATSで代用してもよ 、。
[0141] システム制御部 212は、デジタル放送の受信処理終了後、解析部 216から受け取 つた情報に基づき、図 16に示す TS2— VOB用の VOB情報(TS2— VOBI)と再生 制御情報を生成する。ここで、生成される VOB情報はオブジェクト種類に適合したァ クセスマップとマップ管理情報とを含む。システム制御部 212は、 Iピクチャのオブジェ タト内での位置等を検出でき有効なアクセスマップを生成した場合にはマップ管理情 報のマップ有効性情報を有効に設定する。
[0142] また自己エンコーディングフラグは OFF設定をする。有効なアクセスマップを生成 できな力つた場合にはマップ有効性情報を無効に設定する。有効なアクセスマップを 生成できないケースとしては、対応していないデジタル放送を受信した場合や、適用 フィールドにランダムアクセス情報が無い場合等が考えられる。また、デジタル I/Fか ら直接入力された場合は、 MPEGトランスポートストリームでないケースもありえ、この 場合も当然、マップ有効性情報は無効に設定される。
[0143] また、再生制御情報は、記録されるオブジェクトを再生対象の 1つとする図 17に示
すオリジナル再生経路 (O— PGC情報)が生成される。生成された O— PGC情報は オリジナル再生経路テーブルに追記される。オリジナル再生経路 (O— PGC情報)は セル情報を有する。セル情報のタイプ情報には「TS2— VOB」が設定される。
[0144] 最後にシステム制御部 212は、ドライブ 221に対してトラックバッファ 220に蓄積さ れているデータの記録終了と、 TS2—VOB用の VOB情報(TS2— VOBI)及び再 生制御情報の記録を要求し、ドライブ 221がトラックバッファ 220の残りデータと、これ らの情報を DVD— RAM100に記録し、録画処理を終了する。
[0145] 以上、ユーザからの録画開始及び終了要求をもとに動作を説明した力 例えば、 V TRで使用されて 、るタイマー録画の場合では、ユーザの代わりにシステム制御部が 自動的に録画開始及び終了要求を発行するだけであって、本質的に DVDレコーダ の動作が異なることはない。
[0146] 静止画の記録に関しては、入力される AV信号を自らエンコードするセルフェンコ 一ディングと、エンコード済みのデジタルデータ(静止画ファイル)をエンコードするこ となくディスクに記録するアウトサイドエンコーディングがある。
[0147] (7. 3 セルフエンコーディングによる静止画記録動作)
静止画の記録に関して、カメラ部 223から送られてくる AVデータを JPEGエンコード して記録する動作を以下、具体的に説明する。
[0148] システム制御部 212はカメラ部 223への AVデータ出力と静止画エンコーダ部 224 へのエンコードを要求する。静止画エンコーダ部 224はカメラ部 223から送られる AV データを JPEGエンコードしてトラックバッファ 220に送出する。
[0149] 次にシステム制御部 212は、ドライブ 221に対して記録要求を出し、ドライブ 221は トラックバッファ 220に蓄積されているデータを取り出し DVD—RAM100に記録する
[0150] このとき、システム制御部 212は、ファイルシステムの情報から、必要に応じて DCF イメージルートディレクトリや DCFディレクトリを作成し、既に記録されて ヽる DCFォブ ジェタトとファイル名が重ならないよう、名前を付けて、静止画ファイルを DVD—RA Ml 00に記録する。
[0151] 一枚の静止画ファイルが記録されたら録画は終了する。あるいは、ユーザから連続
撮影の指示があった場合は、ユーザからのストップ要求によって終了する力、所定の 枚数の静止画ファイルを記録して終了する。
[0152] ユーザからの録画停止要求は、ユーザ IZF部 222を通してシステム制御部 212に 伝えられ、システム制御部 212はカメラ部 223と静止画エンコーダ部 224に対して停 止要求を出す。
[0153] (7. 4 アウトサイドエンコーディングによる静止画記録動作)
また、静止画の記録に関して、デジタル IZF部 219から静止画ファイルを入力して 記録する動作を以下、具体的に説明する。
[0154] デジタル IZF部 219力も送られる DCFオブジェクトはトラックバッファ 220へ転送さ れる。
[0155] 次にシステム制御部 212は、ドライブ 221に対して記録要求を出力し、ドライブ 221 はトラックバッファ 220に蓄積されているデータを取り出し DVD—RAM100に記録 する。
[0156] このとき、システム制御部 212は、ファイルシステムの情報から、必要に応じて DCF イメージルートディレクトリや DCFディレクトリを作成し、既に記録されて ヽる DCFォブ ジェタトとファイル名が重ならないよう、名前を付けて、静止画ファイルを DVD—RA Ml 00に記録する。
[0157] DVDレコーダが PCと SCSIや ATAPI等で接続され、 PCから DVDレコーダに静止 画が送られる場合、 PC側で DVD—RAM100上のファイルシステム情報の操作(D CFディレクトリの作成や DCFオブジェクト名の設定など)を行う場合もある。
[0158] 一枚の静止画ファイルが記録されたら録画は終了する。ユーザ力も連続記録の指 示があった場合は、ユーザ力ものストップ要求によって終了する力、所定の枚数の静 止画ファイルを記録して終了する。
[0159] ユーザからの録画停止要求は、ユーザ IZF部 222を通してシステム制御部 212に 伝えられ、システム制御部 212はデジタル IZF部 219に対して停止要求を出す。
[0160] このような、 DVDレコーダ力メモリカード IZF部を介してメモリカードに記録済みの 静止画データをたくさんインポートする場合、インポート後の静止画を高速に検索し、 閲覧可能なことが求められる(例えば、特許文献 1参照。 ) o以下に、インポート後の
静止画を高速に検索し、閲覧可能にする DVD— RAMの記録フォーマットを説明す る。
[0161] 図 21に、複数の静止画ファイル(DSCオブジェクト) 302、 303、 304を格納した D VD— RAM301を示す。紙面に向かって左側が DVD— RAM301の内周側であり、 右側が DVD—RAM301の外周側である。図 21では、 3つの静止画ファイル 302、 3 03、 304が記録されている力 実際には多数の静止画ファイル 302、 303、 304が記 録されているとする。
[0162] 静止画ファイル 302、 303、 304はそれぞれ、付属情報及び圧縮データの組で構 成されている。圧縮データは、例えば、撮像され^ JPEG画像データである。また、付 属情報には、その JPEG画像データをサムネイル表示する場合に用いるサムネイル 画像データ、及び静止画ファイル 302、 303、 304を検索するための日付情報や絞り やシャッタースピードなどのメタデータが含まれている。
[0163] (8.動画と静止画との連係)
本項目では、エントリポイントまたはセクションマーカを使った基本的な動画と静止 画の連係を説明する。
[0164] (8. 1 動画と静止画との連係に関する第 1実施例)
以下図 22〜図 29等を参照しながら、動画と静止画の連係動作に関する第 1実施 例を説明する。
[0165] 図 22は番組管理情報に拡張情報領域を持つ場合のデータ構造図である。図 17の O— PGC情報 # 1が図 22の「番組 1の管理情報」に対応し、図 17の一般情報が図 2 2の「番組 1の管理情報」の下の「番組 1の一般情報」に対応し、図 17の O— CELL情 報 # 1から O— CELL情報 # nが図 22の番組 1の AVデータ指定情報に対応する。 図 22の番組 1の拡張情報は本図で追カ卩したフィールドである。この場合、ある番組( 番組 1)の管理情報として、番組 1の一般情報と、番組 1の AVデータ指定情報と、番 組 1の拡張情報という形で記録される。この場合の拡張情報として、 EPGから取得し た番組詳細情報 (ジャンル、出演者、内容説明など)、自己録画の場合の録画設定( 録画 bitrateなどの設定)、番組の一場面を表す静止画 (サムネイル)の実データ、前 記サムネイルを外部ファイルとした場合のファイル名、再生禁止番組としての設定、
自動消去番組の候補としての設定、機器が自動で録画したコンテンツであることを示 す情報の記録、録画したユーザを示す情報などがある。また、番組一つが消去される ような場合には、番組の管理情報も同時に消去されるため、拡張情報も消去される。
[0166] 図 23は、図 22に示した「番組の AVデータ指定情報」を「セルの管理情報」と「Entr y Pointの管理情報」の 2つに分け、それぞれがまとまるように記録した場合を示す。 ここで、 Entry Point管理情報は内部に拡張情報領域を持つ。図 17の O— PGC情 報 # 1が番組の管理情報に、図 17の一般情報が O— PGC情報 # 1の下の一般情報 に、図 17の O— CELL情報 # 1から O— CELL情報 # nが番組の AVデータ指定情 報に対応する。図 23の「番組の拡張情報」は本図で追カ卩したフィールドである。また 、図 23のそれぞれのセルの管理情報は、図 18のオリジナルセル情報内部の Type、 ObjectID、 Start— PTM、 Ent— PTMに対応する。また、それぞれの EntryPoint の管理情報は図 18のオリジナルセル情報内部の EntryPoint情報を列挙した情報 に対応する。
[0167] この場合、 Entry Point管理情報として拡張情報の有無を表す Entry Pointの 種別情報と、番組中の位置特定情報と、拡張情報が記録される。
[0168] 拡張情報として、 PSIZSIの変化点であることを示す情報、データカルーセル開始 点を示す情報、 CMへの in点を示す情報、 CMからの out点を表す情報、特殊なィべ ント情報 (別の再生位置への飛び出し指定、 PCで外部アプリケーションを起動、 UR Lが埋め込まれていて、 HTMLを起動など)、関連する外部ファイルへのリンク(DCF オブジェクト、 JPEGサムネイルなど)及びその外部ファイルの再生条件(再生時間な ど)などが挙げられる。
[0169] Entry Point管理情報の位置は図 23のように番組の管理情報の内部であっても よいし、ビデオ管理情報内のほかの位置にまとめておいてもよいし、ビデオ管理情報 以外のファイル内部であってもよい。ただしこの場合、位置特定情報として AVストリ ーム内の任意の位置を指定できるとする。
[0170] Entry Pointの種別情報がなくてもよい。
[0171] Entry Pointの種別が拡張情報の有無以外を示していてもよい。
[0172] 図 24は、図 22に示した「番組の AVデータ指定情報」を「セルの管理情報」と「Sect
ion Markerの管理情報」の 2つに分け、それぞれがまとまるように記録した場合を 示す。ここで Section Marker管理情報は内部に拡張情報領域を持つ。また、図 2 4のそれぞれのセルの管理情報は、図 18のオリジナルセル情報内部の Type、 Obje ctID、 Start— PTM、 Ent— PTMに対応する。
[0173] ここで、 Section Markerとは、図 24で表されるように、番組中の任意の区間を、 開始位置と終了位置の 2点で指定する情報であり、番組管理情報中に記録される。
[0174] この場合、 Section Marker管理情報には、拡張情報の有無を表す Section M arkerの種別情報と、番組中の Section Marker開始位置特定情報と、番組中の S ection Marker終了位置特定情報と、拡張情報とが記録され、拡張情報として、 C M区間を示す情報、データ放送有効区間を示す情報、特殊効果領域であることを示 す情報、関連する外部ファイルへのリンク(DCFオブジェクト、 JPEGサムネイルなど) 及びその外部ファイルの再生条件 (再生時間など)などが記録可能である。
[0175] Section Marker管理情報の位置は図 23のように番組の管理情報の内部であつ てもよいし、ビデオ管理情報内のほかの位置にまとめておいてもよいし、ビデオ管理 情報以外のファイル内部であってもよい。ただしこの場合、位置特定情報として AVス トリーム内の任意の区間を指定できる。
[0176] Section Markerの種別情報がなくてもよい。
[0177] Section Markerの種別が拡張情報の有無以外を示していてもよい。
[0178] 図 25は拡張情報の基本データ構造を示す。拡張情報は、拡張情報の数を表す IT — DATA— Nsと、拡張情報のセットを表す IT— DATA— SETで構成され、 IT— D ATA— SETは IT— DATA— Nsで指定された個数の IT— DATA— Headerと IT— DATA— Bodyで構成される。
[0179] IT— DATA— Headerには、機器メーカ、拡張情報の種別などの識別のための Ex tension ID (すべての機器メーカで共通の共通 Extension IDを含む)と IT_DA TA— Bodyのサイズを示す IT— DATA— Body— Sizeが記録される。
[0180] IT— DATA— Bodyは、 DATAのタイプ及びサイズを示す IT— TY—SZと拡張情 報の本体である DATAの対で構成され、図 25に示されるような情報が記録される。
[0181] 例として、番組タイトル、出演者、製作者、放送局、ジャンル、記録日時、記録ソース
、その他付加情報、番組内容情報、外部ファイル名、 URL (以上は共通 Extension ID、固有 Extension IDにお 、て共通)、機器メーカ独自の拡張情報(固有 Exte nsion IDが使用された場合)などがある。これらのタイプは IT— TYで指定され、そ れぞれの DATAのサイズは、 IT— SZで指定される。
[0182] 先の例に挙げた、放送局、ジャンル、記録日時、記録ソースなどは、 IT— SZによら ず、一定としてもよい。
[0183] 図 26は、拡張情報に外部拡張情報へのリンク情報を記録する場合(図 26 (a) )の データ構造図である。図 26 (b)において、外部拡張情報リンク情報には、外部拡張 情報ファイルのファイル名を指定する外部拡張情報ファイル名と、ファイル中のオフ セットアドレスを示す拡張情報開始アドレスと拡張情報終了アドレスが記録される。
[0184] 図 27は拡張情報に外部拡張情報へのリンク情報を記録する場合の別のデータ構 造図である。図 27 (a)において、外部拡張情報リンク情報には、外部拡張情報フアイ ルのファイル名を指定する外部拡張情報ファイル名と、ファイル中のオフセットァドレ スを示す拡張情報開始アドレスと、拡張情報のサイズを表す拡張情報サイズが記録 される。また、図 27 (b)において、外部拡張情報リンク情報には、外部拡張情報ファ ィルのファイル名を指定する外部拡張情報ファイル名と、そのファイル先頭カゝらの拡 張情報の index numberを表す拡張情報 index numberが記録される。この場合 、一つ分の拡張情報のサイズは固定であってもよいし、外部拡張情報ファイルの先 頭に、それぞれの index numberに対応したサーチポインタを持っていてもよいし、 外部拡張情報ファイル中のそれぞれの外部拡張情報の先頭部に、 自身のサイズを 記録しておいて、 index numberに対応する外部拡張情報のアドレスを算出可能に してちよい。
[0185] ここで、図 26 (b)、図 27 (a)、図 27 (b)で示したいずれの形態でも外部拡張情報の 指定が可能であり、どの形態をとつてもよい。
[0186] 図 28は、図 26および図 27で説明した外部拡張情報ファイルの構成例である。この 外部拡張情報ファイルは、記録された DCF基本ファイルに含まれる APP1 (アプリケ ーシヨン ·データ ·セグメント 1)を格納する。 APP1は論理セクタの先頭力 記録され、 APP1終端と論理セクタ終端が一致しない場合には、その間にパディングデータが
記録される。パディングデータとしてはどんな値でもよい。この APP1には撮影時刻や 絞り値等のメタデータが含まれる。また、 160画素 X I 20画素のサムネイル画像が必 ず含まれる。 APP1は Exif付属情報とも呼ばれる。
[0187] 図 28に示された外部拡張情報ファイルは動画と静止画の連係動作に関する第 1の 例や、後述する第 3、第 4または動画と静止画の連係動作に関する第 6の例に示した 図 23の Entry Pointまたは図 24の Section Markerにより参照される。すなわちこ の Entry Point内の拡張情報または Section Marker内の拡張情報は、図 26また は図 27に示す外部拡張情報リンク情報を含み、外部拡張情報リンク情報は外部拡 張情報ファイル名として、図 28に示す外部拡張情報ファイルのファイル名を含む。ま た、外部拡張情報リンク情報が拡張情報開始アドレスを保持する場合は、ファイル中 での APP1先頭までのオフセットアドレスを保持する。また、外部拡張情報リンク情報 が拡張情報 index numberを保持する場合はファイル中における APPlの識別番 号を保持する。
[0188] 図 29は DCF基本ファイルの先頭部分のデータを示す。 DCF基本ファイルの先頭 は SOI (Start Of Image)、 APPlの順で始まる。 SOIは SOIマーカ(0xFFD8)の みから構成される。 APP1の内部は APP1マーカ(OxFFEl)、 APPlのデータサイズ (ただし、 APP1マーカのデータサイズを除く)、 APP1の中身の順で記録される。 AP P1のデータ長フィールドの最大値は 65535である。
[0189] 図 30は、 DCF基本ファイル 321の詳細データ構造を示す。 DCF基本ファイル 321 は SOI322、 APPl (323)、 JPEG圧縮された DCF基本主画像(324)、 EOI (End Of Image) 325から構成される。
[0190] APP1 (323)は主に DCF基本主画像に関する付属情報 326と DCF基本主画像 3 24のサムネイルデータ 327から構成される。 DCF基本主画像に関する付属情報 32 6は OthIFD、 ExifIFD、 Int. IFD (interoperability IFD)ゝ IstlFDから構成され る。サムネイルデータ 327は SOI、 JPEG圧縮されたサムネイル画像、 EOIから構成さ れる。 OthlFDには画像の解像度等が含まれる。 ExiflFDに絞り値、シャッタースピ ード値、メーカーノート、コメント等が含まれる。メーカーノートにはメーカーが独自に 設定可能なフィールドである。 DCF主画像 324は一般的な画像情報の例である。
[0191] 各 IFDはタグと呼ばれる共通データ構造力 構成される。 DCF基本ファイル 321は Exif画像ファイルに限定をカ卩えたサブセットである。
[0192] 図 31は、 Exif規格に準拠した TIFFファイル 331の詳細データ構造を示す。 TIFF ファイル 331は TIFFヘッダ 332、 Exif規格準拠の付属情報 333、サムネイル画像( 非圧縮) 334、画像データ (非圧縮) 335から構成される。 Exif準拠の付属情報 333 は図 30と同様に、 OthIFD、 ExifIFD、 Int. IFD、および IstlFDから構成される。 D CF規格では TIFFファイル 331は DCF拡張画像ファイルとして扱われる。さらに、 D CF拡張画像ファイルを記録する場合は、 DCFサムネイルファイル 336の記録が推奨 されている。 DCFサムネイルファイル 336は SOI337、 APP1 (ただし、記録ォプショ ン) 338、 JPEG圧縮されたサムネイル画像 339、 EOI340から構成される。 APP1 (3 38)には主に Exif規格準拠の付属情報である、 OthIFD、 ExifIFD、 Int. IFD、およ び IstlFDが含まれる。
[0193] 図 32は、 DVD— RAM315上の物理的なデータ配置を示す。内周側の領域 309 に外部拡張情報ファイルを記録し、外周側の領域 310に DCF基本ファイル 321、ま たは DCF拡張画像ファイル 331を記録する。内周側の領域 309はあら力じめ記録機 が外部拡張情報ファイルを記録するための記録領域として確保している。
[0194] すなわち、外周側の領域 310は、 DCF基本ファイル 321や DCF拡張画像ファイル 331や他の動画データなどのユーザが使用するデータを記録するユーザ領域である 。また、内周側の領域 309は、外周側の領域 310に記録されているデータを管理す る管理情報を記録する管理領域である。
[0195] 図 33に、 DCF基本ファイル 321が記録された DVD—RAM315を示す。図 33 (a) では、紙面に向力つて左側が DVD— RAM315の内周側であり、右側が DVD— RA M315の外周側である。各 DCF基本ファイル 321は、その付属情報の部分が内周 側の領域 309に記録されており、付属情報と圧縮データとで構成される DCF基本フ アイル 321が DVD— RAM315の外周側の領域 310に記録されている。すなわち、 DCF基本ファイル 321が DVD— RAM315の外周側の領域 310に記録されるととも に、付属情報のコピーが DVD—RAM315の内周側の領域 309に記録されている。 図 33 (a)で圧縮データとは、図 30の DCF基本主画像 324及び EOI (325)のことで
ある。また、図 33 (a)で付属情報とは、図 30の APP1 (323)及び SOI (322)のことで ある。
[0196] このように、 DVD—RAM315の内周側の領域 309には、 DCF基本ファイル 321を 構成する付属情報がまとめて記録されており、 DVD—RAM315の外周側の領域 3 10には、 DCF基本ファイル 321を構成する付属情報と圧縮データとが記録されてい る。例えば、付属情報(311b)と圧縮データ 311cとで構成される DCF基本ファイル 3 21については、付属情報(31 lb)と圧縮データ 311cとが DVD— RAM315の外周 側の領域 310に記録されており、付属情報(31 lb)のコピーである付属情報(31 la) が DVD— RAM315の内周側の領域 309に記録されている。
[0197] DVD—RAM315でサムネイル表示を行うためには、 DVD—RAM315の内周側 の領域 309に格納されている付属情報 (31 la)、付属情報 (312a)、付属情報 (313 a)を例えばディスクの内周側力も外周側に向力つて順に読み出すだけでよい。従つ て、図 21に示す DVD—RAM301のような長時間のシーク動作は発生しない。この ように、動画と静止画の連係動作に関する第 1の例によれば、大量の DCF基本フアイ ル 321が DVD—RAM315に記録されて!、たとしても高速にサムネイル表示をする ことができる。また、付属情報の部分に格納されている日付情報などを用いて、 DCF 基本ファイル 321の検索を行う場合、図 33 (a)に示された矢印のように、サムネイル 表示の場合と同様に、各付属情報に少ないシーク動作でアクセスできるので、高速 に検索できる。
[0198] 図 33 (b)に DCF基本ファイル 321の静止画を表示する場合の動作を示す。 DCF 基本フアイル 321の静止画を表示する場合には、 DCF基本ファイル 321を構成する 付属情報と圧縮データとの両者にアクセスする必要がある。このような場合には、例 えば、 0 0—!^^315の外周側の領域310に記録されてぃる付属情報(3111))と 圧縮データ 311cとにアクセスする。つまり、 DVD—RAM315の内周側の領域 309 に格納されている付属情報にはアクセスしない。従って、ディスクの内周側の領域と 外周側の領域 310を交互にアクセスする必要がなくなり、図 33 (b)の矢印で示すよう にシーク動作がほとんど発生しなくなる。つまり高速に DCF基本ファイル 321の静止 画データを表示することができる。
[0199] 図 34 (a)は、異なる形式で静止画ファイル(DSCオブジェクト)が記録された DVD RAM305を示す。各静止画ファイルは、付属情報の部分と圧縮データの部分とが DVD— RAM305の異なる記録領域に記録されている。
[0200] すなわち、 DVD— RAM305の内周側の領域 309には、静止画ファイルを構成す る付属情報がまとめて記録されており、 DVD— RAM305の外周側の領域 310には 、静止画ファイルを構成する圧縮データが記録されている。例えば、付属情報(306a )と圧縮データ 306bとで構成される静止画ファイルの付属情報(306a)と圧縮データ 306bとはそれぞれ DVD— RAM305の内周側の領域 309と外周側の領域 310とに 別々に記録されている。
[0201] DVD—RAM305でサムネイル表示を行うためには、 DVD—RAM305の内周側 の領域 309に格納されている付属情報(306a)、付属情報(307b)、付属情報(308 a)を例えばディスクの内周側力も外周側に向力つて順に読み出すだけでよい。従つ て、図 21の DVD—RAM301のような長時間のシーク動作は発生しない。このように 、特許文献 1の方法では、大量の静止画ファイルが DVD— RAM305に記録されて いたとしても高速にサムネイル表示をすることができる。また、付属情報の部分に格 納されている日付情報などを用いて、静止画ファイルの検索を行う場合、図 34 (a)に 示された矢印のように、サムネイル表示の場合と同様に、各付属情報に少ないシーク 動作でアクセスすることができるので、高速に検索できる。一方、図 34 (b)のように、 対応する付属情報および圧縮データを両方読み出す場合には、付属情報を読み出 した後、対応する圧縮データまでのシーク動作が必要である。その後、さらに別の付 属情報と圧縮データとを読み出す場合には、次の付属情報までシーク動作を行う必 要がある。よって、読み出すべき付属情報および圧縮データの組の数が多くなるほど 、シーク動作に長時間を要する。
[0202] 上述の説明では、 DVD— RAM315に DCF基本ファイルを記録する動作を例に 挙げたが、これに限らず、 DVD— RAM315に TIFFファイル 331を記録するときで あっても同様である。ただし TIFFファイル 331を DVD— RAM315に記録する場合 には、 DVD—RAM315の内周側の領域 309には、 Exif規格準拠の付属情報 333 、及び DCFサムネイルファイル 336が記録され、 DVD— RAM315の外周側の領域
310には、 TIFFファイル 331及び DCFサムネイルファイル 336が記録されるとする。
[0203] 本動画と静止画の連係動作に関する例では、 DVD— RAM315の内周側の領域 3 09に付属情報の全てのコピーが記録されるとして説明した力 これに限らない。付属 情報の一部のコピーが DVD—RAM315の内周側の領域 3099に記録されても構わ ない。具体的には、 DVD—RAM315の内周側の領域 309に付属情報の全てのコ ピーが記録される場合は、図 30の APP1 (323)及び SOI (322)が全てコピーされ、 一部のコピーが記録される場合は、例えば図 30の SOI (322)は記録されずに APP 1 (323)全体または抜粋情報が記録される。 APP1 (323)の抜粋情報が記録される 場合には、例えば図 29における APP1マーカを除いた情報、または APP1データ長 をも除 、た情報が記録される。
[0204] すなわち、 DVD— RAM315の内周側の領域 309には、図 29における SOIと APP 1を単位として記録しても構わな 、し、 APP 1のみを単位として記録しても構わな 、し 、 APP1から先頭 2バイト (APP1マーカ)を除いた部分を単位として記録しても構わな いし、 APP1から先頭 4バイト(APP1マーカ及び APP1データ長)を除いた部分を単 位として記録しても構わない。ただし、先頭 4バイトを除いた場合は別途データサイズ を記録してもよい。
[0205] 要するに、 DVD— RAM315の内周側の領域 309には、サムネイル画像のコピー または画像情報を検索するための検索情報のコピーが少なくとも記録されさえすれ ばよい。
[0206] 記録機 (例えば DVDカムコーダ)で静止画を撮影して DCF基本ファイルを記録す る際に、動画と静止画の連係動作に関する第 1の例や、後述する第 3、第 4、または 動画と静止画の連係動作に関する第 6の例で示すように Entry Pointまたは Secti on Markerを同時に記録することにより、静止画の記録順序に関する情報を保持す る。
[0207] そして、記録された静止画をインデックス表示する場合 (例えば記録された 9枚分の 静止画のサムネイルを一画面に表示する場合)に、サムネイルファイルを事前に読出 してメモリ上に置 、ておき、そのメモリ上のサムネイルデータを使つてインデックス表 示を高速に実施する。サムネイルデータはデータ量が 1枚当たり 8kバイト程度である
から、たくさんのサムネイルをメモリ上に置くことができる。また、静止画の総数が多い 場合にサムネイルデータ力 Sメモリ上に全て置く事ができな 、場合であっても、付属情 報が記録順に配列されて ヽれば、記録順に外部拡張情報ファイルを順次読み出し ながら表示処理すれば、外周側のサムネイルデータを読み出しに行く場合と較べて 高速に表示可能である。
[0208] 以上の構成により、記録機内でセルフエンコーディングにより生成された静止画を 記録する場合は、 DCF基本ファイルの記録時に作成する APP1をそのまま本動画と 静止画の連係動作に関する第 1の例の外部拡張情報ファイルに記録可能なので、 簡易に外部拡張情報ファイルを作成可能になる。
[0209] また一方、記録機(例えば DVDカムコーダ 35)にデジタノレインタフエースを介して 接続されたデジタルスチルカメラ力も DCF基本ファイルを受信し、 DVDカムコーダ側 の DVD— RAMに記録する場合おいて、同様に Entry Pointまたは Section Ma rkerを記録することにより、記録した順序を保持できる。
[0210] また、記録機(例えば図 35の DVDカムコーダ 350)にメモリーカードインタフェース 354を有している場合、メモリーカードインタフェース 354を介して DVD—RAM315 へメモリカードに記録済みの DCF基本ファイルを格納可能になる。この場合も同様に Entry Pointまたは Section Markerを記録することにより、記録した順序を保持 できる。
[0211] この時、記録機(DVDカムコーダ 350)の外部拡張情報ファイル生成部 352は、受 信して記録した DCF基本ファイルの先頭 6バイトを読み込み、末尾の 2バイトに記録 された APP1のデータサイズを検出し、そのデータ部分をさらに読み出し、その結果 読み出された APP1の部分全体を外部拡張情報ファイルの内部へコピーする。そし て、 Entry Pointまたは SectionMarkerの拡張情報内に外部拡張情報リンク情報 を記録する。
[0212] 以上の構成により、アウトサイドエンコーディングされた DCF基本ファイルを取り込 んで記録する場合にも外部拡張情報ファイル内へサムネイルデータを簡単に追加記 録することができる。
[0213] また、 APP1内に記録されたサムネイル画像を用いて、画像のインデックス表示を
高速に表示処理可能である。
[0214] また、 APP1内に記録された記録時刻や絞り値等のメタデータを検索する場合にも 外部拡張情報ファイルを使って高速に検索を実施できる。特に DVD— RAM等の光 ディスクの場合には、シークが発生しな 、ので外部拡張情報ファイルを用いた効果は 大きい。
[0215] また、外部拡張情報ファイルとは別に DCF基本ファイル全体が DVD—RAM315 の外周側に記録されるので、図 36に示すように DVD—RAM315を DVDカムコ一 ダ 350の DVD— RAMドライブに挿入して、パソコン 361からアクセスする場合であつ ても、 1枚の静止画に高速にアクセスして再生可能である。
[0216] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では、メタデータとサムネイルデータ の両方を一つの外部拡張情報ファイル内へ格納した力 どちらか一方であってもよい
[0217] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では、アウトサイドレコーディングされ た DCF基本ファイルに含まれる APP1をそのまま外部拡張情報ファイル内へ格納す るとした力 APP1のデータサイズが大きすぎる場合は、一部を抜粋した後で格納し てもよい。ただしこの場合であっても、 APP1内部のデータ構造は DCF規格に従うと する。例えば、 APP1の ExiflFD内のメーカーノートフィールド(メーカノートタグ)があ らカじめ決めたデータサイズよりも大きい場合はこのフィールドを省略する等の処理 が考えられる。
[0218] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では APP 1をそのまま外部拡張情報 ファイル内部へコピーして格納した力 APP1内部のサムネイルデータとメタデータを 分離して別々の外部拡張情報ファイルを作成して、 Entry Pointまたは Section Marker力も参照してもよい。ただし、この場合、 APP1内部のより詳細なデータ構造 の解析が必要となる。特に APP1内部力もサムネイルデータを抜き出して、コンパクト なメタデータを生成するには、メタデータの数値表現種別(BYTE、 ASCII, SHOR T、 LONGゝ RATIONAL, UNDEFINED, SLOG, SRATIONALの 8種類ある) やポインタ情報の再計算の考慮が必要となり処理が複雑ィ匕する。
[0219] また、サムネイルデータとメタデータを分離しながらも、別々の外部拡張情報フアイ
ルにしないで、ひとつのファイルにしてもよい。
[0220] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では、 DCF基本ファイルのみを対象 として説明した力 他の静止画ファイル(例え ¾JPEG2000ファイル、ビットマップファ ィル、フォト CDファイル)に関するサムネイルデータおよびメタデータを拡張画像ファ ィル内に格納してもよい。
[0221] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では、 DCF基本ファイルのみを対象 として説明した力 DCF拡張画像ファイルを含んでもよい。 DCF拡張画像ファイルと 同時に記録された DCFサムネイルファイルをサムネイルデータとしてそのまま外部拡 張情報ファイルに格納してもよい。ただし、この場合 DCFサムネイルファイルは DCF 規格の規定上、メタデータ (Exif規格にしたがった付属情報)を必ずしも含むとは限 らない。従って、 DCF基本ファイルの場合の APP1と同等にするためにはメタデータ を付加する必要がある。例えば DCF拡張画像ファイル力 ¾xif規格準拠の TIFFファ ィルであれば、 TIFFファイル内に Exif規格準拠のメタデータが格納されるので、この データのコピーを付カ卩してもょ 、。
[0222] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では、 DCF基本ファイルのみを対象 として説明した力 Exif規格に準拠した TIFFファイルを含んでもよい。この場合、 TI FFファイル内に Exif規格で規定された付属情報が含まれる。この付属情報のコピー を外部拡張情報ファイルに格納してもよい。ただし、この場合サムネイルデータは Exi f規格の規定上、 TIFFファイル内に必ずしも含まれるとは限らない。また、 TIFFファ ィルに含まれるサムネイルデータは Exif規格の規定上、非圧縮であることが決められ ている。したがって、サムネイルデータに関して ίお PEG圧縮等したサムネイルデータ を外部拡張情報ファイルに格納するのが望ま 、。
[0223] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では、動画のサムネイルデータと静 止画ファイルのサムネイルデータを混在させて、ひとつの外部拡張情報ファイルとし てもよい。
[0224] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では、動画のメタデータと静止画ファ ィルのメタデータを混在させて、ひとつの外部拡張情報ファイルとしてもよ 、。
[0225] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では Entry Pointまたは SectionM
arker力 参照された外部拡張情報ファイル内に APP1を格納するとした力 必ずし も Entry Pointまたは Section Markerから参照されるファイルで無くても、他のデ 一タカも参照されてもよい。
[0226] 本動画と静止画の連係動作に関する第 1の例では外部拡張情報ファイル内に AP P 1を格納するとしたが、 APP 1マーカおよび APP 1データ長を含む必要はな!/、。
[0227] (8. 2 動画と静止画との連係に関する第 2実施例)
本実施例においても、先の実施例 1に関する図 22〜図 27の説明を援用する。
[0228] 図 37は拡張情報 ID (Extension ID)のデータ構造図である。図 37 (a)にお!/、て、 拡張情報 IDは、外部拡張を表す文字列を有し、文字列終了コードの手前までを有 効データとする。また、図 37 (b)において、拡張情報 IDは、外部拡張を表す文字列 を指定するための指定された IDと、外部拡張を表す文字列との変換テーブルを別に 持っておき、その変換テーブルを参照することにより、拡張情報を表すことができる。
[0229] ここで、図 37 (a)、図 37 (b)で示した 、ずれの形態でも外部拡張の指定が可能であ り、どちらの形態をとつてもよい。
[0230] 図 38および図 39は拡張情報セット(IT— DATA— SET)の記述についてのデー タ構造図である。図 24において説明した構造の、詳細及び別の形態での例を示す。 図 38 (a)、図 38 (b)、図 39 (a)、図 39 (b)、に記述したデータ構造のうち、どれを用 いてもよい。
[0231] 図 40は拡張情報にお 、て、拡張情報 sub— IDと、拡張情報著作権情報を示して おり、拡張情報 sub— IDは、図 40 (a)のように拡張情報の type識別情報を示す。ま た、図 40 (a)中の拡張情報著作権情報は、図 40 (b)のように、著作権保護のために 用いる情報を記録する。
[0232] 図 41は番組管理情報の拡張情報領域にサムネイルへのポインタを持つ場合のデ ータ構造図である。この場合、拡張情報の IT— TYとして外部ファイル名を表す" FIL E NAME"が選ばれ、 DATAとして、例えば番組 1の一場面の静止画ファイル名で ある、 "MEl/sOOOl. JPG"が記録される。ここでファイル構造として、 VIDEO— RT ディレクトリ内に、各機器メーカー用のディレクトリを作成してもよい(図 41)。これによ り機器メーカ間のファイル名重複による不都合を解消することが可能となる。
[0233] 図 42は Entry Point拡張情報領域にサムネイルデータへのポインタを持たせる場 合のデータ構造図である。図 42のようにそれぞれの Entry Pointにおける画像を静 止画ィ匕した外部ファイル名を拡張情報として持たせておくことにより、図 42のような番 組選択メニュー画面を作成することができる。ここでファイル構造として、 VIDEO— R Tディレクトリ内〖こ、各機器メーカー用のディレクトリを作成してもよい(図 42)。これに より機器メーカー間のファイル名重複による不都合を解消することが可能となる。
[0234] 図 43は Section Markerの管理情報に静止画表示区間であることを記録した場 合のデータ構造図である(このように静止画表示区間を指定する Section Marker を、以下 Still Section Markerと記述する)。一方、図 44は、図 43の番組を再生 した場合の表示の様子を示す図である。
[0235] 図 43のように、番組の管理情報中に、 Still Section Markerを設け、そこに静止 画表示に必要な拡張情報として、再生の対象となる静止画ファイルの名前やその静 止画ファイルの再生時間等を記録することにより、 MPEGストリーム中に静止画デー タが含まれていない場合でも、図 44のように、機器側などにおいて指定された開始 時間から、指定された再生時間の間、高精細な静止画の表示を行えるようになる。
[0236] また、静止画の記録時に記録機器が自動的に Still Section Markerを記録する ことにより、ユーザが撮影した順番情報を保存することが可能となり、再生時において は、動画及び静止画をそれぞれ再生するのみならず、それらの記録した順番をも再 現する可能となる。
[0237] ここで、 Still Section Markerの拡張情報には、静止画のファイル名を記録する 、としたが、静止画ファイルが格納されているディレクトリ名、例えば DCFディレクトリ 名でもよい。この場合、指定されたディレクトリ下の静止画ファイルが順番に再生され る。この場合の静止画ファイルの再生時間は、各静止画ファイルの再生時間情報や 、ディレクトリ下の全ファイルの合計再生時間情報を Still Section Markerの拡張 情報に格納してもよい。
[0238] また、 Still Section Markerの拡張情報には、静止画ファイルの名前リストが格 納された、外部拡張情報ファイルへの参照情報が記録されていてもよい。すなわち、 図 26や図 27で示される外部拡張情報ファイルの外部拡張情報中に、表示される静
止画ファイル名やディレクトリ名のリストを格納してもよい。この場合、静止画ファイル の再生時間に関する情報も外部拡張情報ファイルを格納してもよい。
[0239] Still Section Markerの拡張情報に格納する情報については、以降の動画と静 止画の連係動作に関する例でも同様である。
[0240] 図 45は Still Section Markerの別の表記例を説明する図である。
[0241] 図 45 (a)では、 Still Section Markerの表示位置を特定するために、 SMの番 組中の開始位置特定情報と SMの番組中の終了位置特定情報を記録しており、図 4
5 (b)はその番組の表示の様子を示す。
[0242] Still Section Markerの表示位置の特定のための記述は、図 43と図 45のどち らの方法を用いてもよい。
[0243] 図 43の Still Section Markerの付カ卩方法について図 46のフローチャートを用 いて説明する。
[0244] 図 46において、まず、記録動作が開始されてから、記録が終了するまでステップ 5 01からステップ 505までのループ 1が行われる。ループ 1において、記録機器で記録 用オブジェクトの生成が行われ (ステップ 502)、記録用オブジェクトの記録が行われ る(ステップ 503)。続いてステップ 502で生成されたオブジェクトに対するオブジェク ト情報及びタイムマップ情報が生成される (ステップ 504)。ループ 1が終了後、ステツ プ 504で生成されたオブジェクト情報及びタイムマップ情報が記録され (ステップ 506 )、続いて再生経路情報の生成及び記録が行われる (ステップ 507)。最後に、記録 を行った区域内に対して Section Marker情報の生成、記録が行われ (ステップ 50 8)、記録動作が終了される。
[0245] もし、ステップ 501からステップ 505までのループ 1動作中にユーザの指示等により 静止画の記録が行われた場合、ステップ 508では Still Section Markerが生成、 記録される。 Still Section Markerは、動画及び静止画が記録した順番に番組が 再現されるように生成される。
[0246] ユーザやシステムが意図する場合、後の再生時に再現したい別の順番付で生成さ れてもよい。
[0247] 記録動作中以外でも、任意のタイミングにおいて Section Marker情報の生成及
び記録を行ってもよい。
[0248] 記録動作中に Section Marker情報の記録を行わなくてもよい。
[0249] 図 43の Still Section Markerが付カ卩された番組の再生方法について図 47のフ ローチャートを用いて説明する。図 47において、ディスク上に記録されている再生経 路情報の読み込みが行われる (ステップ 601)。次にステップ 601で読み込んだ再生 経路情報を基に、再生対象のデータの選択が行われ (ステップ 602)、ステップ 602 で決定された対象データのタイムマップ情報の読み込み (ステップ 603)及び Sectio n Marker情報の読み込みが行われる(ステップ 604)。ここから再生対象のデータ が存在する間、ステップ 605からステップ 609のループ 1が実行される。ループ 1にお いて、まず再生対象のオブジェクトが読み込まれる (ステップ 606)。次に、再生される べきオブジェクトが、 Section Marker情報により指定された区域であるかどうかを 判断し (ステップ 607)、そうであれば、再生機器が対応する Section Marker ID であるかどうかを判断する(ステップ 610)。再生機器が対応する Section Marker IDである場合は、さらに Section Markerが Still Section Markerかどうかの判 別が行われる(ステップ 611)。 Still Section Markerである場合は、対応する静 止画の読みと込み再生が行われる(ステップ 612)。 Still Section Markerでな!/ヽ 場合は、拡張情報が実行されて (ステップ 613)、再生を行う(ステップ 608)。ステップ 610で再生機器が対応する Section Marker IDでない場合は、単に再生を行う のみとする(ステップ 608)。再生対象の全てのデータの再生が終了すればループ 1 を終了し、再生動作が終了される。
[0250] 図 48は、 Still Section Markerを用いて静止画のみの番組を記録する方法の 説明図である。
[0251] この例では、番組中に実質的な再生映像データが含まれな ヽ本編を設け、本編の 再生時間を 0に設定することにより、静止画のみの番組を構成している。
[0252] 本編の再生をスキップするような Entry Pointや Section Markerを設けて本編 の再生を回避することにより、静止画のみの番組を構成してもよい。
[0253] 上記の方法を用いることで、番組の構成に本編の設定が必須であるような場合でも 、静止画のみの番組を構成することが可能である。
[0254] 図 49は、図 43の Still Section Markerが付カ卩された番組に対する、ユーザ定 義番組を記録する方法の説明図である。
[0255] この例のように、番組 1の Still Section Markerの中力も情報を取り出し、新たな Still Section Markerを設定する方法をとることにより、ユーザ定義番組が、番組 内の静止画の表示時間の途中力 再生を開始したり、途中で再生を終了したりする ような構成をとることも可能である。
[0256] (8. 3 動画と静止画との連係に関する第 3実施例)
動画と静止画の連係動作に関する第 2の例では、 Still Section Markerで静止 画表示区間の指定を行うと、図 50に示すように、静止画対応の再生機と静止画非対 応の再生機で、番組の表示時間に差が生じる場合がある。次に述べる動画と静止画 の連係動作に関する例では、静止画非対応の再生機でも同じ表示時間となる。
[0257] 図 51は、静止画の記録時に Still Section Markerを設けると共に、静止画表示 期間に相当する本編内に静止画と同じ画像を MPEGエンコードしたデータを記録す る方法の説明図である。
[0258] 図 52は、図 51の Still Section Markerが付加された番組が、 図 47のフローチ ヤートに従い処理された場合の表示を説明するための図である。
[0259] 図 52 (a)は、 Still Section Markerが付加された番組が 静止画表示に対応し ている再生機で再生された場合の表示で、図 52 (b)は、 Still Section Markerが 付加された番組が 静止画表示に非対応の再生機で再生された場合の表示である
[0260] 図 52 (a)では、 Still Section Markerの指定期間、 Still Section Markerで 指定された静止画ファイルの表示が行われているのに対し、図 52 (b)では、再生機 で Still SectionMarkerが無視され、再生オブジェクトがそのままコードされる。そ の結果として、 MPEGエンコードされた静止画が表示される。
[0261] このように Still Section Markerで静止画表示区間の指定を行うと共に、本編内 に静止画と同じ画像を MPEGエンコードしたデータを記録することにより、静止画対 応の再生機と静止画非対応の再生機で、番組の表示時間を同じにすることが可能と なり、再生環境が異なる場合でも、ユーザに対して混乱を与えることがない。
[0262] 図 53は、 Still Section Markerを用いて静止画のみの番組を記録した場合の 説明図である。この例でも、図 51の場合と同様に、静止画の記録時に Still Sectio n Markerを設けると共に、静止画表示期間に相当する本編内に静止画と同じ画像 を MPEGエンコードしたデータを記録する方法により静止画のみの番組を構成して いる。
[0263] 上記の方法を用いることで、静止画対応の再生機と静止画非対応の再生機で、番 組の表示時間を同じにすることが可能であり、かつ、番組の構成に本編の設定が必 須であるような場合でも、特別なダミーデータを用意することなく静止画のみの番組を 構成することが可能である。
[0264] また、静止画非対応の再生機でも、再生画質が劣ることを除けば、静止画のみの番 組を再生できるので、再生環境が異なる場合でも、ユーザに対して混乱を与えること がない。
[0265] 本編内に静止画と同じ画像を MPEGエンコードする際に、他の本編部分よりも高 解像度でエンコードしてもよい。例えば、本編がスタンダードディフィニション(SD)の 場合、静止画区間に関してはハイディフィニション (HD)でエンコードしてもよい。 HD でエンコードすることにより、静止画非対応の再生機でより高精細な映像を表示する ことが可能になる。
[0266] 図 54は、図 51の Still Section Markerが付カ卩された番組に対する、ユーザ定 義番組を記録する方法の説明図である。
[0267] この例のように、番組 1の本編をそれぞれ参照すると共に、番組 1の Still Section
Markerの中力 情報を取り出し、新たな StillSection Markerを設定する方法を とることにより、ユーザ定義番組が、番組内の静止画の表示時間の途中力 再生を開 始したり、途中で再生を終了したりするような構成をとることも可能である。
[0268] 上記の方法をとることにより、このユーザ定義番組 1についても、静止画対応の再生 機と静止画非対応の再生機で、番組の表示時間を同じにすることが可能である。
[0269] (8. 4 動画と静止画との連係に関する第 4実施例)
図 55は、静止画の記録時に Still Section Markerを設けると共に、静止画表示 期間に相当する区間につ 、ては、番組の管理情報に特殊データを参照するための
情報を記録する方法の説明図である。図 55において特殊データは、 Still Section Markerで指定される duration時間より十分長!、再生時間を持つデータである。ま た、番組の管理情報によって参照される特殊データは、すべて同じデータでもよいし 、それぞれ違うデータを参照してもよい。同じデータを共有することにより、ディスク上 に記録するデータ量を減らすことができる。
[0270] また、特殊データは、番組データが格納されるファイルとは別のファイルに格納され てもよい。
[0271] 図 56は、図 55の Still Section Markerが付カ卩された番組が、図 47のフローチヤ ートに従い処理された場合の表示を説明するための図である。
[0272] 図 56 (a)は、 Still Section Markerが付加された番組が 静止画表示に対応し ている再生機で再生された場合の表示で、図 56 (b)は、 Still Section Markerが 付加された番組が 静止画表示に非対応の再生機で再生された場合の表示である 。図56 (&)では、3 1136(^011 Markerの指定期間、 Still Section Markerで指 定された静止画ファイルの表示が行われているのに対し、図 56 (b)では、 Still Sec tion Markerで指示する静止画表示期間の間、特殊データの復号内容を表示して いる。
[0273] このように Still Section Markerで静止画表示区間の指定を行うと共に特殊デ ータを記録することによって、静止画対応の再生機と静止画非対応の再生機で、番 組の表示時間を同じにすることが可能である。
[0274] ここで、特殊データは、この区間に静止画データが対応付けられていることを表示 するようなエラーメッセージや、ブルーバックを MPEGエンコードしたデータでもよ!/ヽ
[0275] 図 57は、 Still Section Markerを用いて静止画のみの番組を記録した場合の 説明図である。この例でも、図 55の場合と同様に、静止画の記録時に Still Sectio n Markerを設けると共に、静止画表示期間に相当する本編内に特殊データを記録 する方法により静止画のみの番組を構成して 、る。
[0276] 上記の方法を用いることで、静止画対応の再生機と静止画非対応の再生機で、番 組の表示時間を同じにすることが可能である。
[0277] 図 58は、図 55の Still Section Markerが付カ卩された番組に対する、ユーザ定 義番組を記録する方法の説明図である。この例のように、番組 1の本編をそれぞれ参 照すると共に、番組 1の Still SectionMarkerの中から情報を取り出し、新たな Still
Section Markerを設定する方法をとることにより、ユーザ定義番組が、番組内の 静止画の表示時間の途中から再生を開始したり、途中で再生を終了したりするような 構成をとることも可能である。
[0278] 上記の方法をとることにより、このユーザ定義番組 1についても、静止画対応の再生 機と静止画非対応の再生機で、番組の表示時間を同じにすることが可能である。
[0279] (8. 5 動画と静止画との連係に関する第 5実施例)
図 59は拡張情報中に、静止画ファイル名のほかに、オーバーレイ属性情報を記述 した Still Section Markerの説明図である。
[0280] この場合、図 59のオーバーレイ属性情報としては、オーバーレイ指示の有無や、ォ 一バーレイ指示等を持たせる。そして、オーバーレイ対応の再生機では Still Secti on Markerが設定された静止画表示区間に、指示されたオーバーレイ方法を実施 しながら静止画外部ファイルを表示することが可能となる。
[0281] 図 60は図 59のデータ再生時の表示を説明するための図である。図 60 (a)は図 59 のようにオーバーレイ属性情報を持つ Section Markerが付加されたデータをォー バーレイ対応の機器で再生したときの表示で、図 60 (b)は図 59で Section Marke rが付加されな力つた場合のデータを再生したときの表示である。図 60 (a)では、図 6 0 (b)で本編 2が表示されている部分で、オーバーレイ属性情報中のオーバーレイ指 示内容を実施しながら静止画が表示されて 、る。
[0282] このときのオーバーレイの指示の内容としては、本編の音声を再生する Zしないの 指定、静止画の配置情報 (センタリング、上寄せ、等)の指定、静止画のスケーリング 情報 (80%に縮小など)の指定、静止画を縮小やセンタリングしたときに残りの領域 に本編の映像を表示する Zしな ヽの指定、遷移効果の指定等がある。
[0283] この例では、本編に対して Section Markerを設定しているが、図 51や図 55の本 編 1 ' Ζ2'に相当する期間(静止画を MPEGエンコードして記録した期間や、特殊デ ータの記録期間)に設定してもよい。
[0284] また、この場合、図 51や図 55の本編 1 ' Ζ2'に相当する期間の種別(静止画、特殊 データ、等)を示す情報を付加してもよい。
[0285] (8. 6 動画と静止画との連係に関する第 6実施例)
図 61は Section Markerの別の構造図であり、図 24とは異なり、 Section Mark erに対応するサムネイルデータへのポインタを共通のデータ構造として持つ。
[0286] この場合、図 61のサムネイルデータへのポインタ情報としては、図 41や図 42で説 明したのと同様に、静止画である外部ファイル名を持たせる。そして、静止画非対応 の再生機で Still Section Markerが設定された静止画表示区間においては、静 止画ファイルの変わりにサムネイルデータとして参照される静止画外部ファイルを表 示することが可能となる。
[0287] この時、静止画外部ファイルのデータフォーマットを図 41や図 42で示す他の番組 情報や Entry Pointのサムネイルデータと共通のデータ構造としておけば、サムネ ィルの記録や再生のためのシステムを共有でき、効率的なシステムが構成できる。
[0288] サムネイルデータへのポインタ情報としては、図 26や図 27で説明した外部拡張情 報ファイルとしてもよぐこの場合、各サムネイルデータは、外部拡張情報ファイル内 の各外部拡張情報として格納される。
[0289] また、 Section Markerと同様に、 Entry Pointに対応するサムネイルデータへ のポインタを共通のデータ構造として持つようにしてもょ 、。この時のデータ構造を図 62に示す。これにより、 Entry Pointを用いて静止画再生区間を管理するようにし た場合に、静止画非対応の再生機で静止画表示区間において、静止画ファイルの 変わりにサムネイルデータを表示することが可能となる。
[0290] 動画と静止画の連係動作に関する例中の拡張情報の形式は、図 25、図 38及び図 39等を用いて説明した内容に限られない。 Entry Pointや Section Markerの種 別情報に対応して、あら力じめ定められたデータ構造を持つようにしてもよい。
[0291] これまでの動画と静止画の連係動作に関する例においては、 Section Markerを 用いて静止画再生区間を示す例につ!、て説明した力 図 23で説明した EntryPoin tを用いて同様の静止画再生区間を管理するようにしてもょ 、。
[0292] この場合の動画と静止画の連係動作に関する例を図 63を用いて説明する。図 63
に示すように、 Entry Pointの種別情報でその Entry Pointが静止画管理区間に 対応することを示し、番組中の位置特定情報で静止画再生区間の開始位置を示し、 拡張情報内に、静止画ファイルへの参照情報とその静止画ファイルの再生時間を格 納する。
[0293] 既に述べた動画と静止画の連係動作に関する例と同様、静止画表示期間に相当 する本編内に静止画と同じ画像を MPEGエンコードしたデータを記録したり、番組の 管理情報に特殊データを参照するための情報を記録したり、あるいは特に何も記録 しなくてちょい。
[0294] ここまでの動画と静止画の連係動作に関する例では、番組中の同位置に一つの Se ction Markerを配置した例のみ示したが、拡張情報として、複数の Section Mar kerが番組の同位置に設定された場合の処理条件を記述することも可能である。この 場合の例としては、番組の同位置に SM1と SM2の 2つの Section Markerが設定 されていた場合、 SM1の拡張情報に SM1の指示を実施したら他の Section Mark erを参照しな ヽと記述する等がある。
[0295] また、その上記では、全ての Section Markerを無視するとした力 実施すべき Se ction Markerと無視すべき Section Markerの IDを別々に記述する構成をとるこ とも可能である。
[0296] ここまでの動画と静止画の連係動作に関する例では情報記録媒体として DVD— R AMを挙げて説明を行った力 DVD— RAMではなぐその他の光ディスク、ハード ディスクドライブ、その他の磁気記録媒体、半導体メモリなどを用いてもよい。
[0297] 本動画と静止画の連係動作に関する例によれば、動画及び静止画が混在した番 組を実現することができる。
[0298] 本動画と静止画の連係動作に関する例によれば、静止画のみから構成される番組 を実現することができる。
[0299] 本動画と静止画の連係動作に関する例によれば、静止画(Still Section Mark er)に非対応の機器でその番組を再生した場合でも、再生画質が劣ることを除けば 同様の静止画を再生することが実現できる。
[0300] 本動画と静止画の連係動作に関する例によれば、再生機の静止画への対応 Z非
対応にかかわらず、その番組に対する再生時間を同じにすることができる。また、この 区間に静止画データが対応付けられて 、ることを表示するようなエラーメッセージを MPEGエンコードしたデータが記録されて 、た場合は、静止画に非対応の再生機で 番組を再生したユーザにも、その区間は静止画が再生されるべき区間であることを通 知することができる。
[0301] 上述の処理によれば、番組の本編 (動画)に静止画をオーバーレイすることが実現 できる。
[0302] (実施形態 2)
以下に、本実施形態による DVDレコーダが動画または静止画を記録する処理を説 明する。 DVDレコーダの機能ブロックの構成は、図 19および図 20に示すとおりであ る。主として図 20に示す機能ブロックを動作させることにより、 DVDレコーダは記録 処理を実行する。以下の説明においては、特に言及されない構成は先に説明したと おりであるとする。
[0303] 図 64は、本実施形態の DVDレコーダによって DVD— RAM315に記録されるビ デォ管理情報および拡張ビデオ管理情報を示す。ビデオ管理情報および拡張ビデ ォ管理情報は、それぞれ独立したファイルである。ビデオ管理情報のファイルは、 D VD— RAM315の内周側の領域 309に記録される。また拡張ビデオ管理情報のファ ィルは、 0¥0—1^^1315の外周側の領域310に記録される。このファイルが内周 側の領域 309に記録されな 、理由は、規格上のビデオ管理情報であれば内周側の 領域 309には記録することは許されるが、拡張ビデオ管理情報は規格上のビデオ管 理情報を拡張して生成された、ビデオ管理情報とは異なる情報だ力 である。
[0304] ただし、拡張ビデオ管理情報のファイルは、外周側の領域 310のうち、内周側の領 域 309により近 、領域に記録されることが好ま U、。ビデオ管理情報および拡張ビデ ォ管理情報は動画または静止画の再生に際して選択的に読み出されるため、両者 を近接して配置すると、どちらのファイルを読み出してもアクセス時間がほぼ同一にな るカゝらである。
[0305] ビデオ管理情報はオリジナル再生経路情報テーブルとユーザ定義再生経路情報 テーブルを含む。ビデオ管理情報のデータ構造は図 17に示すとおりである。よって
一般の DVDプレーヤであれば、 DVD— RAM315の内周側の領域 309からこのビ デォ管理情報を読み出すとともに、解析することができる。
[0306] 一方、拡張ビデオ管理情報は、動画とともに静止画を管理するために本実施形態 の DVDレコーダによって生成された独自の情報である。拡張ビデオ管理情報は、拡 張オリジナル再生経路情報テーブルと拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルを含 む。各テーブルは、それぞれオリジナル再生経路情報テーブルおよびユーザ定義再 生経路情報テーブルの内容にさらに他の情報を付加して拡張されている。なお、拡 張ビデオ管理情報は後述の実施形態 3から 5においても言及されるが、いずれも本 実施形態において説明する内容と同じである。
[0307] 拡張オリジナル再生経路情報テーブルは、 DVDレコーダによって最初に録画され たときに生成され、録画番組等の最初から最後までを続けて再生するための経路を 規定する。ただし、このテーブルの内容は録画後に編集等によって修正されることが あるため、常に録画番組等の最初力 最後までの再生経路を規定しているとは限ら ない。一方、拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルは、ユーザが定義した再生経 路を規定する。ユーザは、ユーザ IZF部 222を利用して再生経路を定義することが できる。
[0308] 以下、図 65および図 66を参照しながら、ビデオ管理情報および拡張ビデオ管理情 報に含まれる各テーブルのデータ構造を説明する。
[0309] 図 65は、本実施形態によるオリジナル再生経路情報テーブル、および拡張オリジ ナル再生経路情報テーブルの構造を示す。オリジナル再生経路情報テーブルのデ ータ構造は図 17と同様である。拡張オリジナル再生経路情報テーブルは、拡張オリ ジナル再生経路情報 # 1 (V2— 0— PGC情報 # 1)力 拡張オリジナル再生経路情 報 # n (v2— O— PGC情報 # n)で構成される。拡張オリジナル再生経路情報 (v2 - O— PGC情報)は一般情報および拡張オリジナルセル情報 # 1 (v2— O— CELL情 報 # 1)力ら拡張オリジナルセル情報 # n (v2— O— CELL情報 # n)で構成される。 これは、実施形態 3から実施形態 5も同様である。
[0310] 図 66は、本実施形態によるユーザ再生経路情報テーブル、および拡張ユーザ再 生経路情報テーブルの構造を示す。ユーザ再生経路情報テーブルのデータ構造は
図 17と同様である。拡張ユーザ再生経路情報テーブルは、拡張ユーザ再生経路情 報 # 1 (v2— U— PGC情報 # 1 )から拡張ユーザ再生経路情報 # n (v2— U— PGC 情報 # n)で構成される。拡張ユーザ再生経路情報 (v2— U— PGC情報)は一般情 報および拡張ユーザセル情報 # 1 (v2— O— CELL情報 # 1)から拡張ユーザセル 情報 # n (v2— O— CELL情報 # n)で構成される。これは、実施形態 3から実施形態 5も同様である。
[0311] 図 67は、本実施形態によるオリジナル再生経路情報 # 1 (O— PGC情報 # 1)と拡 張オリジナル再生経路情報 # 1 (V2— 0— PGC情報 # 1)との対応関係を示す。また 図 67には、これらの情報において参照される動画および静止画をも示している。
[0312] 図 67の例では、 DVDレコーダはまず静止画(Still # 1および # 2)を記録し、その 後、動画、静止画、動画、動画の順でコンテンツを記録していたとする。留意すべき は、本実施形態による DVDレコーダは、静止画を記録するとともに、その静止画に基 づいて動画を生成して記録する。そして、生成した動画を利用してオリジナル再生経 路情報および拡張オリジナル再生経路情報を生成する。
[0313] ここで静止画に基づ 、て動画を生成する処理を説明する。例えば静止画 (Still # 1 )のデジタルデータがカメラ部 223 (図 20)力も記録対象として入力されたとする。 DV Dレコーダのシステム制御部 212は、エンコーダ 214に指示して、予め定められた時 間だけ表示されるように静止画を複製して並べ、動画を生成させる。例えば 1枚の静 止画を 300枚並べると、 10秒の動画を生成することができる(表示レートは 30フレー ム Z秒とする)。図 67の最下段の「動画データ」には、 Still # 1が複数並べられてい ることを示している。なお DVDレコーダは、図 67に示す静止画 still# 2および # 3に ついても、静止画 Still # 1と全く同様に動画を生成する。
[0314] なお、 MPEG2規格においてはフレーム間の差分を利用した符号化処理が可能で ある。よって、エンコーダ 214が符号化処理を行うと、最初のフレームに関しては比較 的大きなデータ量のフレームデータを生成する力 2枚目以降のフレームに関しては きわめて少な!/、データ量のフレームデータを生成する。前のフレームとのフレーム間 差分はないからである。
[0315] オリジナル再生経路情報 # 1は、動画用のオリジナルセル(OC— M) 671、 673、 6
75等力も構成される。各オリジナルセル (OC— M)は、対象となる動画の再生開始 点および再生終了点を特定する情報を含む。この情報は例えば動画の再生開始フ レームの PTS、および動画の再生終了フレームの表示完了タイミングを表すプレゼ ンテーシヨンタイム(PTM)によって示される。
[0316] オリジナルセル(OC— M) 671および 673は、静止画に基づいて生成された動画 を対象として、その再生開始点および再生終了点を規定する。オリジナルセル (OC — M) 675は、入力された動画 (Movie # 1)を対象として、その再生開始点および再 生終了点を規定する。
[0317] 一方の拡張オリジナル再生経路情報 # 1は、動画用のオリジナルセル (OC— M) 6 75等と、静止画用のオリジナルセル (OC— S) 672、 674等とから構成される。動画 用のオリジナルセル (OC— M)は、オリジナル再生経路情報のそれと同一である。
[0318] 以下に、静止画用のオリジナルセル (OC— S)を詳しく説明する。静止画用のオリジ ナルセル (OC— S)には、対応するオリジナル再生経路情報 # 1内の動画用のオリジ ナルセル (OC— M)が複製されて格納される。また、静止画用のオリジナルセル (O C-S)には、各静止画データに対するリンク情報が格納される。リンク情報は、静止 画データを読み出し可能に特定するための情報であり、例えば対応する静止画ファ ィル (JPEGデータファイル等)のファイルパスおよびファイル名である。
[0319] 例えば静止画用のオリジナルセル (OC— S) 672は、オリジナル再生経路情報 # 1 のオリジナルセル (OC— M) 671と同じ再生開始点および再生終了点の情報を含む 。そして、静止画 (Still # 1)のデータに対するリンク情報 (ファイルパスおよびフアイ ル名)を含む。また静止画用のオリジナルセル(OC— S) 674は、オリジナル再生経 路情報 # 1のオリジナルセル (OC— M) 673と同じ再生開始点および再生終了点の 情報を含む。そして、静止画 (Still # 2)のデータに対するリンク情報 (ファイルノ スお よびファイル名)を含む。後に入力される静止画 (Still # 3)に関しても同様である。
[0320] 一方、動画用のオリジナルセル (OC— M) 675は、オリジナル再生経路情報 # 1内 のオリジナルセル(OC— M) 675と同じである。
[0321] また、オリジナル再生経路情報のオリジナルセルに対するエントリポイントを、拡張 オリジナル再生経路情報の対応するオリジナルセルに対する同じエントリポイントとし
て同様に記録する。
[0322] PGC情報の生成動作
以下、動画データおよび Zまたは静止画データを受け取ったときに、 DVDレコーダ が PGC情報を生成する処理を説明する。
[0323] 図 68は、 DVDレコーダが PGC情報を生成する手順を示す。まずステップ 701にお いて、 DVDレコーダは記録対象のデータを受け取る。そしてステップ 702において、 システム制御部 212はそのデータが静止画データか動画データかを判定する。例え ばシステム制御部 212は、データが入力された経路がカメラ部 223からのときは静止 画データであると判定し、アナログ放送チューナ 213またはデジタル放送チューナ 2 15からのときは動画データであると判定する。なお、システム制御部 212は受け取つ たデータのフォーマットに基づ 、て上述の判定を行ってもょ 、。静止画データであれ ばステップ 703に進み、動画データであればステップ 704に進む。ステップ 704では 、システム制御部 212は動画用オリジナルセル情報 (OC— M)を生成して、オリジナ ル PGC情報および拡張オリジナル PGC情報を更新する。
[0324] ステップ 703では、システム制御部 212は、静止画用オリジナルセル情報(OC— S )を生成して、静止画データへのリンク情報を格納する。次のステップ 705において、 システム制御部 212は、静止画のサイズを調整してその静止画を複数配列し、動画 を生成する。静止画を配列する数は、予め定められた表示時間に応じて決定される
[0325] ステップ 706において、システム制御部 212は静止画に基づいて生成した動画に 対し、動画用オリジナルセル情報(OC— M)を生成する。ステップ 707において、シ ステム制御部 212は生成した動画用オリジナルセル情報をオリジナル PGC情報に追 カロして、オリジナル PGC情報を更新する。ステップ 708において、システム制御部 21 2は、静止画用オリジナルセル情報内に動画用オリジナルセル情報を格納して、拡 張オリジナル PGC情報を更新する。
[0326] 以上の処理により、図 67に示す 2種類の PGC情報を生成することができる。次に、 図 69を参照しながら、ユーザが定義した再生経路に関する 2種類の PGC情報を説 明する。これらの PGC情報は、上述の手順で生成された 2種類のオリジナル PGC情
報をそれぞれ利用して規定される。
[0327] 図 69は、本実施形態によるユーザ再生経路情報 (U— PGC情報)、および、拡張 ユーザ再生経路情報 (v2— U— PGC情報)との関係を示す。ユーザ再生経路情報 # 1 (U— PGC情報 # 1)は、動画用ユーザセル (UC— M)から構成される。例えば U— PGC情報 # 1中の 1番目に配列されたユーザセルは、静止画 (Still# 2)に基づ いて生成された動画中の任意の再生開始点および再生終了点を特定する情報を含 んでいる。これにより静止画(Still # 2)が再生される。また、 11ー?0じ情報# 1中の2 番目に配列されたユーザセルは、破線によって示されるように、動画 (Movie) # 3中 の任意の再生開始点および再生終了点を特定する情報を含んでいる。
[0328] 一方、拡張ユーザ再生経路情報 (v2— U— PGC情報 # 1)は、動画用ユーザセル 、および静止画用ユーザセル力 構成される。この静止画ユーザセルは静止画デー タ(Still # 2)へのリンク情報を有する。また静止画ユーザセルには、 U— PGC情報 # 1に規定された動画用ユーザセル (UC M)の情報が複製されて格納されて!、る 。なお、拡張ユーザ再生経路情報内の動画用ユーザセルは、ユーザ再生経路情報 の動画用ユーザセルに対応している。これは、動画データ # 3に対するリンク情報を 有する。
[0329] 動画/静止画の記録動作
動画および静止画の記録に対応した DVDレコーダは、動画または静止画を記録 する際、図 68に示す処理を行うことにより、図 65に示すオリジナル再生経路情報テ 一ブル、および Zまたは同図の拡張オリジナル再生経路情報テーブルにセルを格 納する。
[0330] 動画が入力されたときには、動画用のオリジナルセルが図 65のオリジナル再生経 路情報テーブルおよび拡張オリジナル再生経路情報テーブルの両テーブルに格納 される。そして、ドライブ 221は、各テーブルを含む再生経路情報 (PGC情報)、入力 された動画データを DVD— RAMに記録する。
[0331] 一方、カメラ部 223から静止画データが入力されたときには、エンコーダ 214は、そ の静止画に基づいて MPEG— 2動画を生成する。そして、システム制御部 212は、 静止画データを参照する動画用オリジナルセル (OC— M)をオリジナル再生経路情
報 (O— PGC情報)内へ格納する。また、同時に静止画を静止画エンコーダ 224は 静止画を JPEGデータへ符号化する。またシステム制御部 212は、この JPEGデータ を参照する静止画用のオリジナルセル (OC— S)を拡張オリジナル再生経路情報 (V 2— O— PGC情報)内へ格納する。この静止画用のオリジナルセルは MPEG2画像 データを参照するオリジナルセルの複製を含む。そして、ドライブ 221は、各テープ ルを含む PGC情報、 JPEGデータ、静止画に基づく動画のデータを DVD— RAMに 記録する。
[0332] また、ユーザによりオリジナル再生経路情報の動画用のオリジナルセルに対する何 らかのエントリポイント (例えば、ブックマーク用、印刷用、チャプター分割用等のェン トリポイント)が記録されると、拡張オリジナル再生経路情報の対応するオリジナルセ ルに対する同じエントリポイントとして同様に記録する。静止画用のオリジナルセルに 対するエントリポイントも同様である。
[0333] なお、動画のみの記録に対応した DVDレコーダは、動画を記録するに際し、図 64 に示すオリジナル再生経路情報テーブルに対してのみ動画用のオリジナルセル (O C-M)の追カ卩を行う。そのような DVDレコーダは拡張オリジナル再生経路情報のデ ータ構造の解析等はできな!、ため、更新はできな 、。
[0334] 本実施形態においては、静止画は静止画エンコーダ 224によって符号ィ匕され、 JP EGデータのファイルが得られるとして説明した。し力し、 DVDレコーダにメモリカード スロットが設けられており、 DVDレコーダがそのメモリカードスロットに装填されたメモ リカードから静止画データファイルを読み出して取得してもよい。そして読み出された 静止画データファイルを、 DVD— RAMに書き込みできるとしてもよい。
[0335] このとき、デジタルスチルカメラ等で記録されたメモリカード上の静止画データフアイ ルは、メモリカードスロットを介して DVD— RAMに複製され得る。静止画データファ ィルを複製すると同時に、その静止画データを復号ィ匕し、その静止画をエンコーダ 2 14によって MPEG— 2ビデオ画像に符号ィ匕して記録する。ここで、オリジナル再生経 路情報および拡張オリジナル再生経路情報に対して、動画用オリジナルセルおよび 静止画用オリジナルセルは同様に記録される。ただし、静止画データを復号化して MPEG— 2ビデオ画像として符号化しなおすときには、画素数を MPEG— 2ビデオ
画像に適合するようにリサイズする必要がある。
[0336] プレイリストの記録動作
また、ユーザが記録済みの動画、または記録済みの静止画に対する再生順序を制 御するプレイリストを記録するときも同様である。プレイリストは図 64および図 66に示 すユーザ定義再生経路情報テーブル、および拡張ユーザ定義再生経路情報テープ ル内に記録する。動画のみの記録に対応した DVDレコーダは、ユーザ定義経路情 報テーブルのみを更新する。動画と静止画を記録可能な DVDレコーダは、ユーザ 定義再生経路情報テーブルの更新に加えて、拡張ユーザ定義再生経路情報テープ ルの更新も行う。
[0337] 青¾の一 作
動画および静止画を記録可能な DVDレコーダは、動画または静止画を記録する 前に、オリジナル再生経路情報テーブルと拡張オリジナル再生経路情報テーブルを 比較して、各オリジナル再生経路情報に対応する拡張オリジナル再生経路情報が存 在するかどうかを検証する。オリジナル再生経路情報に対応する拡張オリジナル再 生経路情報が存在しな ヽときは、拡張オリジナル再生経路情報の追加を行う。
[0338] 上述の検証処理を容易に実施するために、オリジナル再生経路情報の識別番号と 拡張再生経路情報の識別番号の対応を、拡張オリジナル再生経路情報テーブル側 に持ってもょ ヽ。そして DVDレコーダは検証処理および修復処理を再生開始時にも 実施してちょい。
[0339] オリジナル再生経路情報に対応する拡張オリジナル再生経路情報が存在しないと きであっても、 DVDレコーダは拡張オリジナル再生経路情報テーブルへ新規の拡張 オリジナル再生経路情報の追加を行なわないで、再生時に対応してもよい。すなわ ち、再生開始時にオリジナル再生経路情報に対応する拡張オリジナル再生経路情 報が存在しないときであっても、 DVDレコーダはそのオリジナル再生経路情報に基 づいて再生してもよい。同様に、拡張ユーザ再生経路情報が存在しないときにユー ザ再生経路情報テーブルに基づ 、て再生してもよ 、。
[0340] DVDレコーダは、上述の検証処理と修復処理を、ユーザがオリジナル再生経路情 報の編集を開始する際の事前処理として実施してもよい。すなわち、記録済みの動
画の削除、部分削除、または結合処理等を実施する際の事前処理としてもよい。
[0341] 以上の構成により、動画記録フォーマットのみに対応した DVDレコーダと、動画記 録フォーマットをベースに静止画も記録可能な DVDレコーダの間で DVD— RAMを 受け渡しして、それぞれの機器で動画の記録を実施しても、その動画を記録された 順番で再生することが可能になる。また、これは静止画も記録可能な機器によって、 動画記録の合間に静止画が記録されたときであっても変わらない。
[0342] 本実施形態によれば、静止画のみ力 構成されるプレイリストを生成する際におい ても、セクションマーカ等を使う際に必要となるダミー動画を記録する必要がない。ま た、静止画の撮影可能枚数は、セクションマーカ等の記録可能枚数によって制限さ れることはな ヽため、多くの静止画を記録可能にできる。
[0343] 本実施形態によれば、動画のみの記録に対応した DVDレコーダに動画と静止画と が記録されたディスクを装填し、動画の削除処理を行って一部の動画を削除しても、 その動画の前後に撮影された静止画は削除されない。また、動画の削除処理により 動画用のオリジナルセル、および関連する動画が削除されても、オリジナル再生制御 情報に変更が加えられているかどうかの検出、および削除された動画用のオリジナル セルの検出が可能である。これらの検出は、変更が加えられたオリジナル再生制御 情報と対応する拡張オリジナル再生制御情報との間で、両者のセル情報を個々に比 較することによって可能になる。動画用のオリジナルセルに変更が加えられているの を検出したとき、拡張オリジナル再生制御情報をオリジナルセルの変更後の状態に 更新したり、削除された動画を参照していた動画用のセル、または静止画用のセルを 削除したり、または拡張オリジナル再生制御情報の変更を禁止するために、変更禁 止フラグビット設けて追加変更を抑制する等の実施が可能になる。動画のみの記録 に対応した DVDレコーダが変更するオリジナル再生制御情報の動画用のセルは、 動画を記録した MPEG動画データを参照するときもあれば、静止画を記録した MPE Gデータを参照するときもある。
[0344] また、動画と静止画の両方を記録再生可能な機器は、拡張オリジナル再生制御情 報テーブルのみを参照すれば、動画と静止画の両方を再生可能である。だだし、こ のためには、動画のみの記録に対応した DVDレコーダで追記した内容に対しては
検証処理と修復処理が必要である。これに関しては、動画と静止画の両方を記録再 生可能な機器が、最初にメディアを読み出す際に、対応する拡張オリジナル再生制 御情報テーブル内に書き込んでもよい。また、そのような書き込みを実施しないで、 再生時にオリジナル制御情報テーブルと拡張オリジナル制御情報テーブルの両方を 付き合せて、論理和に相当するオリジナル制御情報を再生してもよい。以上のことは 、ユーザ定義再生経路情報テーブル、および拡張ユーザ定義再生経路情報テープ ルに関しても同様である。
[0345] (実施形態 3)
本実施形態は、実施形態 2のバリエーションとして位置付けられる。本実施形態と実 施形態 2との相違点は主に 2つである。第 1は、拡張オリジナル再生経路情報テープ ルを構成するオリジナル再生経路情報に後述の属性情報を有することである。第 2は 、静止画記録時に静止画と同じ内容の(すなわち、同じ被写体の)動画データを記録 しないことである。したがって、拡張オリジナル再生制御情報内のオリジナルセル内 に、動画用のオリジナルセル (OC— M)の複製データも持たない。
[0346] まず、本実施形態と実施形態 2との第 1の相違点を説明する。
[0347] 図 70は、本実施形態によるオリジナル再生経路情報テーブルおよび拡張オリジナ ル再生経路情報テーブルを示す。本実施形態においては、拡張オリジナル再生経 路情報テーブル中のオリジナル再生経路情報には、属性情報が規定されている。こ の属性情報は、次の状態 1〜3のいずれかを特定する。すなわち、「0— PGC情報の み」の状態 1、「0— PGC情報と V2— 0— PGC情報の両方あり」の状態 2、および、「v 2— O— PGC情報のみ」の状態 3である。これらの状態を設定する目的は、実施形態 2の処理に対応した DVDレコーダ力 どのような形式でデータが記録されたかを容易 かつ迅速に把握することにある。
[0348] 状態 1は、拡張オリジナル再生経路情報およびオリジナル再生経路情報は存在す るが、実体的な経路情報はオリジナル再生経路情報にのみ記述されていることを示 す。拡張オリジナル再生経路情報は形式的に存在するにすぎない。属性情報が状 態 1を示しているときには、 v2— O— CELL情報 # kは存在しなくてもよぐ単に一般 情報のみが記述されているだけでよい。属性情報が情報 1を示しているときには、プ
レーャはオリジナル再生経路情報テーブル力 経路情報を取得して再生する。
[0349] 上述の状態は、例えば動画の記録のみに対応している DVDレコーダによって特定 のオリジナル再生経路情報 (O— PGC # i)が記録された記録媒体が、動画と静止画 の両方の記録に対応した DVDレコ一ダに揷入されたケースに相当する。このとき、 対応する拡張オリジナル再生経路情報 (V2— 0— PGC # i)が拡張オリジナル再生 経路情報テーブルに生成される。ただし、動画用オリジナルセル (OC— M)は複製さ れない。
[0350] 状態 2は、オリジナル再生経路情報に対応して拡張オリジナル再生経路情報も存 在する状態を示す。実施形態 2において説明した記録処理によれば、属性情報はこ の状態 2を示すことになる。
[0351] 状態 3は、拡張オリジナル再生経路情報に対応するオリジナル再生経路情報が存 在しない状態を示す。属性情報は以下の例において状態 3に設定される。いま、状 態 2の属性情報が記述された DVD— RAM力 実施形態 2の処理には対応して 、な い動画のみの記録に対応した DVDレコーダに装填されたときを想定する。この DVD レコーダを利用してユーザが動画を削除すると、オリジナル再生経路情報も同時に 削除される。その後、実施形態 2の処理に対応した DVDレコーダにその DVD—RA Mが装填されたとき、 DVDレコーダは、 DVD— RAM上に拡張オリジナル再生経路 情報は存在するが、それに対応するオリジナル再生経路情報は存在ないことを検出 する。そして、拡張オリジナル再生経路情報の属性情報を状態 3に変更する。なお、 オリジナル再生経路情報と拡張オリジナル再生制御情報間の検証処理を容易化す るために、オリジナル再生経路情報および拡張再生経路情報にそれぞれ識別番号 を付し、両方の識別番号の対応関係を拡張オリジナル再生経路情報テーブル内〖こ 記述してもよい。状態 3に変更したときは、 DVDレコーダは個々の動画用のセルを追 カロしなくてちょい。
[0352] 拡張オリジナル再生経路情報テーブルのデータ構造は、属性情報が設けられて 、 る点を除き、これまでに説明したとおりである。
[0353] 以上のように、拡張オリジナル再生経路情報テーブルには、再生可能な全ての動 画用オリジナルセル(OC - M)を登録してもよ!/、し、しなくてもよ!/、。
[0354] なお DVDレコーダは、上述の状態 1を取り扱わなくてもよい。状態 1は状態 2に容易 に移行できるからである。すなわち、状態 1において、オリジナル再生経路情報に規 定された動画用のセルの記述を、拡張オリジナル再生経路情報内へそのまま複製す ればよい。
[0355] 上述の属性情報は、拡張ユーザ再生経路情報テーブルに設けてもよい。図 71は、 本実施形態によるユーザ再生経路情報および拡張ユーザ再生経路情報の関係を示 す。拡張ユーザ再生経路情報の各 v2— U— PGC情報 # k内の一般情報に、属性情 報が記述されている。属性情報によって表される状態は、拡張オリジナル再生経路 情報に関連して説明した状態と同様である。
[0356] 次に、本実施形態と実施形態 2との第 2の相違点を説明する。
[0357] 図 72は、本実施形態によるオリジナル再生経路情報 # 1 (O— PGC情報 # 1)と拡 張オリジナル再生経路情報 # 1 (V2— 0— PGC情報 # 1)の対応関係を示す。オリジ ナル再生経路情報 # 1は動画用のオリジナルセル (OC— M)から構成される。一方 、拡張オリジナル再生経路情報 # 1は動画用のオリジナルセル (OC— M)と静止画 用のオリジナルセル (OC— S)カゝら構成される。静止画用のオリジナルセルは静止画 ファイル(Still # 1、 Still # 2、 Still # 3)を参照する。
[0358] 本実施形態にぉ 、ては、オリジナル再生経路情報 # 1には静止画に基づ 、て生成 された動画が記述されることがない。よって、 DVDレコーダは実施形態 2のように静 止画に基づいて動画を生成する必要はない。この結果、図 68のステップ 703からス テツプ 708までの処理は不要になる。
[0359] オリジナル再生経路情報の動画用のセルに対するエントリポイントは、拡張オリジナ ル再生経路情報の対応する動画用のセルに対しても設定される。対応するエントリポ イントは、同じ再生位置を示す。
[0360] 上述の処理は、拡張ユーザ再生経路情報に対しても同様に行うことができる。図 73 は、本実施形態によるユーザ再生経路情報および拡張ユーザ再生経路情報の関係 を示す。
[0361] ユーザ再生経路情報 # 1内には動画用のユーザセル (UC— M)を記録する。例え ばユーザ再生経路情報 # 1内の動画用のユーザセルは、動画データ Movie # 3へ
のリンク情報を持つ。しかし実施形態 2と異なり、静止画に基づいて生成された動画 へのリンク情報は記録されない。このリンク情報は、実施形態 2と同様に定義すれば よい。
[0362] 一方、拡張ユーザ再生経路情報 # 1内には、ユーザ再生経路情報 # 1内のユーザ セルのコピーである動画用ユーザセル(UC— M)と、静止画用ユーザセル(UC— S )を記録する。拡張ユーザ再生経路情報 # 1内の静止画用ユーザセルは静止画デ ータ Still # 2へのリンク情報を持つ。
[0363] 動画および静止画の記録に対応した DVDレコーダは、動画または静止画を記録 するとき、図 64、図 70に示すオリジナル再生経路情報テーブル、および Zまたは同 図の拡張オリジナル再生経路情報テーブルに動画用のセルを格納する。
[0364] 具体的にはまず動画を記録するとき、 DVDレコーダは、図 72に示すように動画用 のオリジナルセル(OC— M)をオリジナル再生経路情報テーブル、および、同図の 拡張オリジナル再生経路情報テーブルの両方のテーブルに記録する。そして DVD レコーダは、拡張オリジナル再生経路情報の属性情報を状態 2を示すように設定す る。
[0365] 一方、静止画を記録するときは、 DVDレコーダは、静止画を静止画エンコーダ 224 により JPEGデータへ符号化して DVD— RAMへ記録する。この JPEGデータへのリ ンク情報を有する静止画用のオリジナルセル (OC— S)を拡張オリジナル再生経路 情報 (v2— O— PGC情報 # 1)内へ記録する。新規の拡張オリジナル再生経路情報 内に記録するときは、その属性情報は状態 3に設定する。または、既存のオリジナル 再生経路情報内に記録するときは、 DVDレコーダは、属性情報を状態 2に設定する 。これは、ユーザ再生経路情報と拡張ユーザ再生経路情報に関しても同様である。
[0366] また、ユーザによりオリジナル再生経路情報の動画用のオリジナルセルに対する何 らかのエントリポイントが記録されると、拡張オリジナル再生経路情報の対応するオリ ジナルセルに対する同じエントリポイントとして同様に記録する。静止画用のオリジナ ルセルに対するエントリポイントは、拡張オリジナル再生経路情報側にのみ記録され る。
[0367] また一方、動画のみの記録に対応した DVDレコーダは、動画を記録するときには、
図 64、図 70、図 72に示すオリジナル再生経路情報テーブルに対してのみ動画用の オリジナルセルを追加する。このとき、新規のオリジナル再生経路情報を追加して、そ の中に動画用のオリジナルセルを格納してもよ 、し、既存のオリジナル再生経路情 報内に格納してもよい。
[0368] また、ユーザが記録済みの動画、または静止画の再生順序を制御するプレイリスト を記録する場合も同様である。プレイリストは図 64、図 71、図 73に示したようにユー ザ定義再生経路情報テーブル、および拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルとし て記録する。動画のみの記録に対応した DVDレコーダは、ユーザ定義経路情報テ 一ブルのみを更新する。動画と静止画を記録可能な DVDレコーダは、ユーザ定義 再生経路情報テーブルの更新に加えて、拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルの 更新も行う。
[0369] また、動画および静止画を記録可能な DVDレコーダは、動画または静止画を記録 する前に、オリジナル再生経路情報テーブルと拡張オリジナル再生経路情報テープ ルを比較して、各オリジナル再生経路情報に対応する拡張オリジナル再生経路情報 が存在するかどうかを検証する。もし、オリジナル再生経路情報に対応する拡張オリ ジナル再生経路情報が存在しな!、場合は、拡張オリジナル再生経路情報の追加は 行わなくともよい。これは、ユーザ再生経路情報と拡張ユーザ再生経路情報に関して も同様である。
[0370] このような検証処理を容易に実施するために、オリジナル再生経路情報の識別番 号と拡張再生経路情報の識別番号の対応を、拡張オリジナル再生経路情報テープ ル側に持ってもょ 、。この検証処理は再生開始時にも行ってもょ 、。
[0371] オリジナル再生経路情報に対応する拡張オリジナル再生経路情報が存在しないと きでも、拡張オリジナル再生経路情報テーブルへ新規の拡張オリジナル再生経路情 報の追カ卩を行なわなくてもよい。 DVDレコーダは、再生開始時にオリジナル再生経 路情報に対応する拡張オリジナル再生経路情報が存在しないことを検出して、オリジ ナル再生経路情報を再生してもよ 、。
[0372] このような検証処理と修復処理を、ユーザがオリジナル再生経路情報の編集を開始 する際の事前処理として実施してもよい。すなわち、記録済みの動画の削除、部分削
除、または結合処理等を実施する際の事前処理としてもよい。
[0373] 本実施形態によれば、実施形態 2による処理と比較すると、静止画を記録する際に 静止画に基づく動画のデータを生成し、記録する必要がなくなる。例えば、静止画と して JPEGデータのみを記録すればよく、 MPEGデータを生成しなくてもょ 、ことを意 味する。この処理によれば、ユーザは、動画のみの記録に対応した DVDレコーダを 利用して静止画を再生し、その内容を確認することはできない。しかし、行うべき処理 が少なくなるため、 DVDレコーダへの実装を容易化できる。
[0374] また、動画記録フォーマットのみに対応した DVDレコーダと、動画記録フォーマット をベースに静止画も記録可能な DVDレコーダの間で、 DVD— RAMを受け渡しして 、それぞれで動画の記録を実施しても、その動画が記録された順番で再生することが 可能になる。また、これは静止画も記録する機器によって、メディア上に静止画が記 録されて!/、る場合であっても変わらな 、。
[0375] また、動画のみの記録に対応した DVDレコーダに動画と静止画とが記録されたデ イスクを装填し、動画の削除処理を行って一部の動画を削除しても、その動画の前後 に撮影された静止画は削除されない。また、静止画のみカゝら構成されるプレイリストを 生成する際においても、ダミーの動画を記録する必要がない。また、静止画の撮影可 能枚数がセクションマーカの記録可能枚数によって小さく制限されずに、多くの静止 画を記録可能にできる。
[0376] 動画のみの記録に対応した DVDレコーダに動画と静止画とが記録されたディスク を装填し、動画の削除処理を行って動画用のオリジナルセル、および関連する動画 を削除しても、オリジナル再生制御情報に変更が加えられているかどうかの検出、お よび削除された動画用のオリジナルセルの検出が可能である。これらの検出は、変更 が加えられたオリジナル再生制御情報と対応する拡張オリジナル再生制御情報との 間で、両者の動画用のオリジナルセル同士を個々に比較することによって可能にな る。動画用のオリジナルセルに変更が加えられているのを検出した場合、拡張オリジ ナル再生制御情報を変更後の状態に更新したり、削除された動画を参照していた動 画用のセルを削除したり、または拡張オリジナル再生制御情報の変更を禁止するた めに、変更禁止フラグビット設けて追加変更を制御する等の実施が可能になる。
[0377] また、動画と静止画の両方を記録再生可能な機器は、拡張オリジナル再生制御情 報テーブルのみを参照すれば、動画と静止画の両方を記録再生可能である。だだし 、そのためには、動画のみの記録に対応した DVDレコーダで追記した内容を後で拡 張オリジナル情報テーブルに追加する必要がある。これに関しては、動画と静止画の 両方を記録再生可能な機器が、最初にメディアを読み出す際に、対応する拡張オリ ジナル再生制御情報テーブル内に追加して書き込んでもよ 、。
[0378] 一方、そのような追加書き込みを実施しな!、で、再生時にオリジナル制御情報テー ブルと拡張オリジナル制御情報テーブルの両方を付き合せて、属性情報を使って、 全てのオリジナル再生経路情報を再生してもよい。以上の説明は、ユーザ定義再生 経路情報テーブル、および拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルに関しても同様 に適用できる。具体的には、拡張オリジナル再生経路情報の属性情報が状態 2また は状態 3であれば、拡張オリジナル再生経路情報テーブルを参照する必要はな!/、。
[0379] なお、本実施形態では静止画用のセルは内部に動画用のセルを含まないとした。
しかし静止画に基づいて動画を生成して、静止画用のセルに記述してもよい。このと きは DVDレコーダの処理の軽減は図ることができないが、実施形態 2に示すデータ 構造に容易に変換できる。
[0380] 本実施形態では動画用のセルのみカゝら構成される再生制御情報を拡張オリジナル 再生制御テーブルに登録しなくてもょ 、し、また登録してもよ 、。
[0381] (実施形態 4)
本実施形態もまた、実施形態 2のノ リエーシヨンとして位置付けられる。実施形態 4 と実施形態 2との相違点は、第 1に、静止画記録時は静止画と同じ内容の動画を記 録せず、再生経路情報中にも静止画に対応した動画用のセルを格納しな ヽことにあ る。そしてそれと併せて、第 2に、動画記録時は拡張再生経路情報中に動画用のセ ルを含まないことにある。なお、本実施形態におけるオリジナル再生経路情報テープ ル、拡張オリジナル再生経路情報テーブル、ユーザ再生経路情報テーブル、および 拡張ユーザ再生経路情報のデータ構造は、図 70および図 71に示すとおりである。
[0382] 図 74は、本実施形態によるオリジナル再生経路情報 # 1と拡張オリジナル再生経 路情報 # 1との対応関係を示す。オリジナル再生経路情報 # 1は動画用のオリジナ
ルセル(OC - M)から構成される。
[0383] 一方、拡張オリジナル再生経路情報 # 1は動画用のセルへのリンク用のオリジナル セル (OC - L)と静止画用のオリジナルセル (OC - S)力も構成される。静止画用の オリジナルセルは静止画(Still # 1、 Still # 2、 Still # 3)のデータに対するリンク情 報を持っており、そのリンク情報によって静止画ファイル (Still # 1)を参照する。この リンク情報は、実施形態 2と同様に定義すればよい。
[0384] 静止画用のオリジナルセルは対応するオリジナル再生経路情報 # 1内の動画用の オリジナルセル (OC— M)の複製を持たない。また、拡張オリジナル再生経路情報 # 1は動画用のオリジナルセルを含まず、それに代えて、動画用のセルへのリンクする ためのリンク用のオリジナルセル(OC— L)を含む。例えば、リンク用のオリジナルセ ルは、オリジナル再生制御情報 # 1の先頭力 何個目のセルであるかを特定する情 報を持つ。
[0385] 上述の処理は、拡張ユーザ再生経路情報に対しても同様に行うことができる。図 75 は、本実施形態によるユーザ再生経路情報および拡張ユーザ再生経路情報の関係 を示す。ユーザ再生経路情報 # 1は動画用のオリジナルセル (OC— M)から構成さ れる。一方、拡張ユーザ再生経路情報 # 1は動画データのリンク用のセル (OC—L) と静止画用のオリジナルセル (OC - S)カゝら構成される。静止画用のユーザセル (U C-S)は、その内部に、対応するユーザ再生経路情報 # 1内の動画用のユーザセ ル(UC— M)の複製を持つ。
[0386] 動画および静止画の記録に対応した DVDレコーダは、動画または静止画を記録 するとき、図 70のオリジナル再生経路情報テーブル、および Zまたは同図の拡張ォ リジナル再生経路情報テーブルにセルを格納する。そして動画を記録するときは、図 74に示すように、動画用のオリジナルセルを、オリジナル再生経路情報テーブルに 記録し、同図の拡張オリジナル再生経路情報テーブルにその動画用のオリジナルセ ルを参照するリンク用のセルを格納する。一方、静止画を記録するときは、静止画を 静止画エンコーダ 224により JPEGデータへ符号化して DVD— RAMへ記録する。こ の JPEGデータを参照するセルを拡張オリジナル再生経路情報 (OC— S)内へ記録 する。一方、動画のみの記録に対応した DVDレコーダは、動画を記録するとき、図 6
4のオリジナル再生経路情報テーブルに対してのみオリジナルセルの追カ卩を行う。
[0387] ユーザが記録済みの動画、または静止画の再生順序を制御するプレイリストを記録 する場合も同様である。プレイリストは図 64と同様にユーザ定義再生経路情報テー ブル、および拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルとして記録する。動画のみの記 録に対応した DVDレコーダは、図 64のユーザ定義経路情報テーブルのみを更新す る。動画と静止画を記録可能な DVDレコーダは、ユーザ定義再生経路情報テープ ルの更新に加えて、拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルの更新も行う。
[0388] 以上の構成により、動画記録フォーマットのみに対応した DVDレコーダと、動画記 録フォーマットをベースに静止画も記録可能な DVDレコーダの間で、 DVD—RAM を受け渡しして、それぞれで動画の記録を実施しても、その動画が記録された順番 で再生することが可能になる。また、これは静止画も記録する機器によって、メディア 上に静止画が記録されて 、る場合であっても変わらな!/、。
[0389] 動画のみの記録に対応した DVDレコーダに動画と静止画とが記録されたディスク を装填し、動画の削除処理を行って一部の動画を削除しても、その動画の前後に撮 影された静止画は削除されない。また、静止画のみカゝら構成されるプレイリストを生成 する際においても、ダミーの動画を記録する必要がない。静止画の撮影可能枚数が セクションマーカの記録可能枚数によって制限されずに、多くの静止画を記録可能 にできる。
[0390] また、オリジナル経路制御情報と拡張オリジナル経路制御情報の間で重複する情 報が無いので、効率的に管理できる。
[0391] また、オリジナル再生制御情報の更新時刻と、拡張オリジナル再生制御情報の更 新時刻を比較して、オリジナル再生制御情報の方が新しければ変更が加えられたな どの変更の概要を検出できるようにしてもよい。この検出処理は、動画のみの記録に 対応した DVDレコーダに動画と静止画とが記録されたディスクを装填し、動画の削 除処理を行つて動画用のオリジナルセルと関連する動画とを削除するときにおいて 特に有用である。このようなときには、変更が加えられたオリジナル再生制御情報と対 応する拡張オリジナル再生制御情報との間では、セル情報を比較しても変更が加え られた動画用のオリジナルセルを特定できるとは限らな!/、からである。上述の処理に
よれば、拡張オリジナル再生制御情報の変更を禁止する等の取り扱いが可能になる
[0392] また、実施形態 2および 3と異なり、動画と静止画の両方を記録再生可能な DVDレ コーダは、拡張オリジナル再生制御情報テーブルとオリジナル再生制御情報の両方 を参照して、動画と静止画の両方を再生できる。つまり、 DVDレコーダは、オリジナ ル制御情報テーブルおよび拡張オリジナル制御情報テーブルの少なくとも一方に含 まれる制御情報を利用して再生できる。これは、例えば両方のテーブル内の各デー タの論理和演算を行うことと同義である。以上の説明は、ユーザ定義再生経路情報 テーブル、および拡張ユーザ定義再生経路情報テーブルに関しても同様に適用で きる。
[0393] 本実施形態では動画用のセルのみカゝら構成される再生制御情報を拡張オリジナル 再生制御テーブルに登録しなくてもよいし、また登録してもよい。また拡張オリジナル 再生制御情報の静止画用のセルは動画用のセルを含まな 、とした力 実施形態 2の ように含んでいてもよい。
[0394] 本実施形態では拡張オリジナル再生制御情報は動画用のセルに代えて、動画用 のセルを参照するリンク用のセルを含むとした。しかしオリジナル再生制御情報に記 録される動画用のセルの複製を、拡張オリジナル再生制御情報に格納してもよ 、。
[0395] (実施形態 5)
本実施形態もまた、実施形態 2のノ リエーシヨンとして位置付けられる。実施形態 5 と実施形態 2との相違点は、再生経路情報が動画用のセル、および静止画用のセル を含むことに加えて、異なる再生経路情報を参照するプレイリストのリンク用のセルを 含むことにある。本実施形態においては、プレイリストのリンク用のセルは主としてュ 一ザ定義再生経路情報において規定されるとする。
[0396] 図 76は、本実施形態による拡張ユーザ定義再生経路情報 # 1 (v2— U— PGC # 1)のデータ構造を示す。対応を明確にするために、図 76には、動画用のユーザセ ル (UC— M)から構成されるユーザ定義再生経路情報 # 1 (U— PGC # 1)も示して いる。以下、本実施形態において、ユーザ定義再生経路情報がどのように拡張され るかを説明する。
[0397] 拡張ユーザ定義再生経路情報 # 1 (v2— U— PGC # 1)は、まず静止画用のユー ザセル(UC— S)および動画用のユーザセル (UC M)を含む。静止画用のユーザ セル (UC— S)は静止画データを参照し、また対応する動画用ユーザセル (UC— M )の複製を内部に記録する。一方の動画用のユーザセル (UC— M)は、ユーザ定義 再生経路情報 # 1 (U— PGC # 1)のユーザセル (UC-M)と同じ情報を含んでおり 、動画データを参照する。
[0398] 拡張ユーザ定義再生経路情報 # 1 (v2— U— PGC # 1)はさらに、プレイリストのリ ンク用のセル (UC— L)を含む。本実施形態においては、プレイリストのリンク用のセ ル (UC— L)は拡張ユーザ再生経路情報 # 2 (v2— U— PGC情報 # 2)へのリンク情 報を格納している。本実施形態においては、 v2— U— PGC情報 # 2は、記録媒体に 記録されている既存の拡張ユーザ再生経路情報であるとする。リンク情報は、例えば リンク先の拡張ユーザ再生経路情報の通し番号であってもよいし、その拡張ユーザ 再生経路情報が含まれるテーブルのファイルパスおよびファイル名であってもよ 、。
[0399] 動画および静止画の記録に対応した DVDレコーダは、ユーザ IZF部 222等を介 してユーザによって特定された拡張ユーザ再生経路情報をリンク情報として格納する とともに、実施形態 2に示す処理と同じ処理を行って、各拡張ユーザ再生経路情報を 生成する。または拡張ユーザ再生経路情報が生成された後に、編集によって本実施 形態によるリンク情報を追加することもできる。なお図 76に示されるように、リンク先の 拡張ユーザ再生経路情報 # 2 (v2— U— PGC情報 # 2)に対応して、ユーザ再生経 路情報 # 2 (U— PGC情報 # 2)も存在して 、てもよ ヽ。
[0400] なお、ひとつの拡張ユーザ再生経路情報中に、別々のプレイリストを参照するリンク 用のセルを複数記録してもよい。再生時には、それぞれのリンク用のセルに対応する 拡張ユーザ再生経路情報に基づいてデータが参照され、読み出される。また DVD レコーダは、実施形態 2に示す処理に代えて、実施形態 3または実施形態 4の一方 の処理、または、実施形態 3および実施形態 4に示す各処理を組み合わせて拡張ュ 一ザ再生経路情報を生成してもよ 、。
[0401] 本実施形態によれば、あるプレイリストの再生経路の中において、他のプレイリスト を登録できる。動画および静止画を複数のプレイリストでグルーピングすることにより、
複数のプレイリストを束ねる包括的なプレイリストを作成可能になる。なお、あるプレイ リストから他のプレイリストを参照し、さらに当該他のプレイリストからさらに他のプレイリ ストを参照する、という階層化を無制限に許せば、記録、編集、および再生処理が複 雑ィ匕する可能性が生じる。よってプレイリストを参照する階層に制限を設けてもよい。 例えば最上位の親プレイリストを第 1階層と数えて、第 3階層までに制限してもよい。
[0402] 以上の構成により、一般的なユーザ再生経路情報を拡張できる。
[0403] 動画記録フォーマットのみに対応した DVDレコーダと、動画記録フォーマットをべ ースに静止画も記録可能な DVDレコーダの間で、 DVD— RAMを受け渡しして、そ れぞれで動画の記録を実施しても、その動画が記録された順番で再生することが可 能になる。また、これは静止画も記録する機器によって、メディア上に静止画が記録 されて 、る場合であっても変わらな!/、。
[0404] また、動画のみの記録に対応した DVDレコーダに動画と静止画とが記録されたデ イスクを装填し、動画の削除処理を行って一部の動画を削除しても、その動画の前後 に撮影された静止画は削除されな ヽ。
[0405] また、静止画のみ力 構成されるプレイリストを生成する際においても、ダミーの動 画を記録する必要がない。また、静止画の撮影可能枚数がセクションマーカの記録 可能枚数によって小さく制限されずに、多くの静止画を記録可能にできる。
[0406] また、動画のみの記録に対応した DVDレコーダに動画と静止画とが記録されたデ イスクを装填し、動画の削除処理を行って動画用のオリジナルセルと関連する動画と を削除した場合であっても、変更が加えられた動画用のオリジナルセルを検出可能 である。これらの検出は、変更が加えられたオリジナル再生制御情報と対応する拡張 オリジナル再生制御情報との間で、セル情報を比較することによって可能になる。動 画用のオリジナルセルに変更が加えられているのを検出した場合、拡張オリジナル 再生制御情報を変更後の状態に更新したり、または拡張オリジナル再生制御情報の 変更を禁止する等の実施が可能になる。
[0407] また、動画と静止画の両方を記録再生可能な機器は、拡張オリジナル再生制御情 報テーブルのみを参照すれば、動画と静止画の両方を記録再生可能である。ただし 、動画のみの記録に対応した DVDレコーダで追記した内容は除く。これに関しては
、動画と静止画の両方を記録再生可能な機器力 最初にメディアを読み出す際に、 対応する拡張オリジナル再生制御情報テーブル内に書き込んでもよい。また、そのよ うな書き込みを実施しな 、で、再生時にオリジナル制御情報テーブルと拡張オリジナ ル制御情報テーブルの両方を付き合せて、論理和に相当するオリジナル制御情報 を再生してもよい。以上のことは、ユーザ定義再生経路情報テーブル、および拡張ュ 一ザ定義再生経路情報テーブルに関しても同様である。
[0408] 本実施形態にぉ 、ては、拡張ユーザ再生経路情報が他の拡張ユーザ再生経路情 報に対するリンク用のセルを格納するとしたが、さらに拡張オリジナル再生経路情報 が他の拡張オリジナル再生経路情報に対するリンク用のセルを格納してもよい。
[0409] 本実施形態においては、他のプレイリストへのリンク用のセルを格納可能であるとし たが、他の機能を有するデータを再生経路順序情報に設定可能としてもよい。例え ば、グラフィックス用のセル、バックグラウンドミュージック用のセル等である。
[0410] 本実施形態においては、プレイリストのリンク用のセルが拡張ユーザ再生経路情報 のみに含まれるとしたが、拡張オリジナル再生経路情報に含まれてもよい。
[0411] 上述の実施形態においては、オリジナル再生経路情報、拡張オリジナル再生経路 情報、ユーザ再生経路情報、および拡張ユーザ再生経路情報は、それぞれのテー ブル内にまとめて記録するとした力 それぞれ別々の独立したファイルとして記録して もよい。その場合に、オリジナル再生経路情報テーブル、拡張オリジナル再掲経路情 報テーブル、ユーザ再生経路情報テーブル、および拡張ユーザ再生経路情報テー ブルは、別々の独立したファイルのファイル名を記録してもよい。さらに、各テーブル はそれぞれ別々の独立したファイルであってもよい。また、各再生経路情報に対して エントリポイントに代えてセクションマーカを設定してもよい。
[0412] 上述の実施形態においては、 DVD— RAMに記録するとした力 これは例である。
他には、 f列えば BD、 MO、 DVD-R, DVD— RW、 DVD+RW, DVD+R、 CD— R、 CD— RW等の光ディスクやハードディスク等のディスク形状を有する記録媒体を 利用できる。また、フラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよい。さらに記録媒体 は UDFでファイル管理されるとした力 FAT、UFS (Unix (登録商標) File Syste m)、 NTFS等であってもよい。
[0413] また、 DVD— RAMに記録するという例のもとでは、動画記録フォーマット(ストリー ムのフォーマット)は MPEG— 2プログラムストリームである。し力し、上述のように記録 媒体は DVD— RAMに限られないため、ストリームのフォーマットはプログラムストリー ムに限られない。例えば、 MPEG— 2トランスポートストリーム、 PESストリーム、 DVス トリーム、 ISO Base Mediaをベースとするストリーム、 QucikTimeファイル、 WMV (Windows (登録商標) Media Video)ストリーム等のほかの AVデータストリーム あってもよい。また、タイムスタンプ付きの MPEG— 2トランスポートストリームであって もよい。例えば BDに記録する際には、このタイムスタンプ付きの MPEG— 2トランス ポートストリームによって記録される。このストリームは、 4バイトの到着タイムスタンプ( ATS)を各 188バイトの MPEG— 2トランスポートパケットの直前に配置して生成され る。
[0414] 上述の実施形態においては、再生経路情報を構成するセルを直列に並べて説明 した。しかし、再生タイミングが重複する並列する再生経路情報であってもよい。
[0415] 本実施形態にお!、ては、拡張ビデオ管理情報はビデオ管理情報とは独立したファ ィルであるとした力 同一ファイルに格納されてもょ 、。
[0416] 上述の実施形態においては、セルは再生順序および再生時間長を含むとしたが、 ひとつの再生経路情報力 参照される AVデータをひとつのグループとみなし、再生 順序や再生時間長を重視しな 、ように取り扱 、をしてもょ 、。
[0417] 上述の実施形態においては、拡張オリジナル再生経路情報および拡張ユーザ再 生経路情報を利用して、動画に加えて静止画データを併せて管理できるとした。しか し、拡張ユーザ再生経路情報を利用して、静止画データに加えてさらに音声データ 、グラフィックスデータ等の他の種類のデータを併せて管理できるとしてもよい。また、 従来の動画の品質が標準精細度であるときには、拡張ユーザ再生経路情報を利用 して、さらに高精彩度の動画を併せて管理してもよい。さら〖こ、拡張オリジナル再生経 路情報を利用して、新たに高精彩度の動画を併せて管理してもよい。
[0418] 上述の実施形態においては、静止画は静止画エンコーダ 224によって符号ィ匕され 、 JPEGデータのファイルが得られるとして説明した。し力し、 DVDレコーダにメモリ力 一ドスロットが設けられており、 DVDレコーダがそのメモリカードスロットに装填された
メモリカードから静止画データファイルを読み出して取得してもよい。そして読み出さ れた静止画データファイルを、 DVD— RAMに書き込みできるとしてもよい。このとき 、デジタルスチルカメラ等で記録されたメモリカード上の静止画データファイルは、メ モリカードスロットを介して DVD— RAMに複製され得る。
産業上の利用可能性
本発明による記録媒体、記録装置、再生装置、記録方法、および再生方法によれ ば、動画データの記録のためのデータ構造を拡張したデータ構造に基づいて、動画 と静止画とを効率的に管理することができる。これにより、光ディスク等の記録媒体に 記録されたデータに対する、円滑な動画および静止画の連携再生を実現できる。例 えばデータ処理装置は、動画と静止画とを混在して表示することができる。また、記 録処理を行った機器以外の機器を用いたとしても、ユーザの意図した順序等に従つ て動画および静止画を再生できる。