WO2002003279A1

WO2002003279A1 - Method for marriage information service business

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Publication number: WO2002003279A1
Application number: PCT/JP2001/005750
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Inventors: Syugo Kino
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Description

明細書結婚情報サービス事業の方法技術分野

本発明は、コンピュータシステムを用いた結婚情報サ一ビス事業の方法に関わり、結婚相手ミスマッチの事前回避、社会性、健全性、及び社会貢献性の可能性を、従来の形態から、著しく向上させ、かつ、従来の形態を生み出している一種独特の構造を解消し、代わって、一般社会に、ごく普通に存在する構造へと転換するとともに、一般社会における恋愛結婚の過程を、問題点を事前に、できる限り解消する要素を付した形で、これを可能にする環境を提供する、結婚情報サ一ビス事業の方法に関する。背景技術

従来、結婚情報サービス事業においては、結婚を希望する男女が、結婚相手を探す場合、具体的な相手からの第一次情報に、外見、容姿が、来ている場合があることは、知られている。 - たとえば、パ一ティー、イベント、サークル、あるいは、写真がある。

また、日本においては、当該事業に関連して、パーティ一、イベント、サ一クル等による男女の出会いとは別に、 'お見合い' と呼ばれる制度があるが、これは、一般社会における第 3者を媒介として、結婚を目的にしている男女が、会うことにより、その後、交際に入るかどうかを、男女それぞれが、見極めるための面談となっていることは、知られている。

従来、結婚情報サービス事業においては、この一般社会における第 3者の役割を、一般に、当該事業者が担っていることが、知られている。

また、事業者は、当該男女において、お見合いから、その後の交際、婚約へと至り、当該男女に関わる介在を終了するまで、当該男女の間を取り持っているという構造があることも、知られている。

また、お見合いにおいては、当該男女間において、事業主催者からは、お互いの名前は、特に下の名前が紹介され、その後、お見合いの中で、お互いの名前を呼ぶ時も、名字を使わず、下の名前で、呼ぶことがあることも、知られている。そして、たとえば、お見合いにおいては、当該男女間において、一般的に、特に、話題が設定されているわけではないことが、知られている。

また、結婚情報サービス事業においては、会員制度があり、入会にあたり、本人の性格特性や、結婚相手の希望を調べるため、多項目からなる質問に、選択方式等により、答えるようになつている場合があることも、知られている。

このようにして集めた各会員のデータを基に、コンピュータ等を通して、結婚適性があるとした異性会員を毎月数名程度、当該会員に、紹介していく方式があることも、知られている。

また、こうした紹介がなく、事業者側の異性会員データから、自分の希望のみで、検索して、お見合いの申し込みをする方式があることも、知られている。また、携帯テレビ電話により、互いに各々の自宅等、公的な場所においてではなく、私的な場所から、お見合いをする方式が導入されているケ一スがあることも、知られている。

また、当該結婚情報事業に関係したものとして、携帯電話の出会い系サイトがあることが知られている。

しかしながら、結婚を希望する男女が、結婚相手侯補を探す場合において、具体的な相手からの第一次情報に、外見、容姿が、来ている場合には、ここに大きくとらわれて、結婚前における、相手の世界観、価値観の確認が、おろそかになる場合があるという問題点がある。

また、お見合いの場合、特に下の名前が紹介され、そのまま、下の名前で、相手を呼ぶという場合があることから、本来、当該男女において、第 3者の介在が存在する公的関係にも関わらず、私的関係でもあるように錯覚し得る、一種独特の世界が形成されている。

その他、お見合い時における話題についても、これといって設定されていなく、また、前述のとおり、公的関係なのか、私的関係なのか、不明瞭であることもあり、話題に窮することもしばしばあるという問題点がある。

また、婚約決定、すなわち、事業者の交際に関する媒介が正式に解消される段を迎えるまで、当該男女における交際自体が、全てに渡って、常に、第 3者である事業者が介在した社会的事象であるという、一般社会では、あまり経験されない、特殊な関係が、継続し、その間、私的関係になることは、当該交際自体が、第 3者が介在した社会的事象であるということを踏まえれば、許されないという構造がある。

しかしながら、上記は、ごく形而上的構造のため、当該男女において、一般的には、上記のような構造について、明確なる認識をもつに至るまでには、及ばないことが多いことは、やむを得ず、かといつて、こうした構造が存在していることには変わりなく、これにより、ここからくると思われるところの認識により、交際に際して、常に、不自然さを感じざるを得ない状況が、当該事業者の介在が、解消される段を迎えるまで、すなわち、一般的には、婚約まで、続くという問題点があることが、推定される。また、中には、実際に、私的関係を結ぼうとしてしまう人もいて、この点においては、事業者側も、困っているという問題点がある。

ところで、結婚情報サ一ビス事業のサービスを受けない、一般社会における恋愛において、たとえば、会社の同僚どうしであった場合など、社会的事項を媒介とした関係がある中で、お互いの世界観、価値観の交流があり、お互いに、支持したり、尊敬したりすることがあった経験を基として、私的関係、結婚へと至つた場合においては、これまでに記してきた問題点は、存在しない。

しかしながら、この場合、出会いに関して、生育歴、家庭環境等に基づく性格において、似通った人どうしになるよう、あらかじめ調整があるわけでも、当然のことながら、ないわけであるため、世界観、価値観に関しては、お互いの関係において、堅い結びつきがあるが、それ以外、性格という面で、違いが大きいという場合においては、何とか結婚への道を見つけて行こうとする方向にはありながら、性格面等に関わるすり合わせに、時間や年月がかかってしまうという問題点がある。

また、せっかく長い時間や年月を費やしたにも関わらず、あまりに違いが大き過ぎたり、どちらか一方において、許容の度を越えていて、その調整に失敗した場合には、実を結ばない場合もあることはやむを得ない。

すなわち、これらのことが、晚婚化、そして、これに伴った、少子化、ひいては、高齢化社会の原因のひとつとなっていることも考えられる。

また、同じ職場内において、たとえば、同性の競争相手がいた場合に、職場内の人間関係に支障をきたす場合があり、個々のケースが、積み重なれば、社業の発展、ひいては、社会経済全体の発展に関して、マクロ的にも、その阻害要因のひとつとなっているという問題点の存在も推定される。

また、携帯電話の出会い系サイトに関しては、相手からの第一次情報に、遊びに関わる内容が多く、また、そうしたことが、システム上あり得るものである。それは、全ての内容を、事業者側がチェックすることにより、遊びの話であるのなら、それは、却下するというようにはなっていないからである。これによつて、相手方と人間関係を形成しょうとする最初の動機において、理性を中心としたものには、相対的には、なりにくく、どちらかと言えば、気持ちを中心としたものになりやすいという構造にある。これにより、外見、容姿による動機の場合と同様に、気持ちを第一次動機としていることにより、後から、理性による判断が、行いにくくなり得ることも考えられるという問題点がある。

本発明は、上述した各問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、男女が出会う前にあっては、その後のすり合わせに時間や年月を、それほど掛けなくても済むよう、出会いに関わる調整を行うシステムを、あらかじめ用意するものであり、また、出会った後にあっては、最初から、明確なる公的環境を用意し、社会的あるいは、学的な内容を媒介とする事項を、当該男女の間に置いて、社会貢献活動を、お互いに、助け合い、協力して行ってもらう中で、お互いの世界観、镇値観の交流を通じて、学ぴ合いや、お互いの尊敬、支持を、伴いながら、将来の伴侶を採してもらうシステムを、用意することにある。また、外見や容姿や、雰囲気といったようなものへの注目を、できる限り最小限に抑え、そうしたことよりも、できる限り、その人のもつ世界観、価値観の方に、注目を促し、もし、結婚することになつても、当該男女の間に、世界観、価値観に関わる、お互いの支持、尊敬等を基とした、強いつながりをもたせることにより、結婚後、両者の間に、何らかの困難が、降り掛かるようなことがあっても、二人が協力して、これらを乗り越えて行けるような基盤の形成を、サポートすることも、目的としている。

また、人間関係を形成して行くにあたって、決して、批判的に攻撃し合ったりするのではなく、全ての人と共に、協力支援的に、すなわち、協力して、社会貢献に向けて努力して行こうとする方向性を、自然と培って行くことができるよう、導くことも、目的としている。

また、全てのケースにおいて、恋愛結婚が成立するようにすることも、目的としている。

なお、本稿での '見合い結婚' と、 '恋愛結婚' の各々の定義としては、前者は、本来的には、交際期間中、交際自体が、第 3者の介在する公的事象であるという状況が続いた後に、婚約、そして結婚へと至るものであり、後者は、公的関係がまず先にあった後、私的関係も成立して、婚約、そして結婚へと至るものである。なお、たとえば、合同コンパ、出会い系サイト、ナンパ等、当該男女の間に、公的な内容に関わる媒介が、何も無いところから、すなわち、公的鬨係が、最初に明確に構築されることなく、いきなり私的関係が、締結されるという形によって、交際が始まった結婚を、先の恋愛結婚と区別して、 '第 2ルートによる恋愛結婚' と定義している。発明の開示

ここで、説明便宜上、言葉の定義を、いくつか行っているので、それを、まず伝える。例えば、当該結婚情報サービス事業のサービスを受ける者を、「会員 J とし、その中でも、特に、自己の情報の登録の申し込み段階にある会員を、 Γ登録段階にある会員」、自己が含まれるところの類型に対して、相応するとして分類されているところの類型の異性群の情報を、検索する段階にある会員を、「検索段階にある会員」としている。それから、当該事業を行う法人のことを、「事業者」、当該事業において、具体的運営に関わる者を、「事業運営者」としている。また、互いに申し込みのあった男女会員において、互いの資料が、間違いないものであるか確認し合う、資料確認のための面談を、事業者の事業所内における場所等、公的な場所において、行われるものとして、これを、「資料確認面談」、資料確認面談を経て、次に、当該男女において、両者が、協力して、ある社会問題等の解決策を考案すべく時の活動を、事業者の事業所内における場所等、公的な場所において、行われるものとして、これを、「社会貢献協力活動」としている。

1 ：全体構成

以下、本発明における一実施形態について、図面を参照して説明する。図 1は、本実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号 10はサーパであり、経路制御装置、電話回線又はこれに代替するものを経由して、インタ一ネット NETに接続されている。符号 1011、 1012、 1013、 101 4、 · · ·は、各会員の家庭等、私的場所における各種端末であり、符号 102

I、 1022, · · ·は、事業者の事業所、すなわち公的場所における各種端末であり、特に、当該男女の会員が、資料確認面談、及び社会貢献協力活動時において、使用する端末であり、符号 1031、 1032、 · · ·は、事業者の事業所、すなわち公的場所における各種端末であり、特に、世界観、価値観の文章に対して、問題を作成して、自己情報の入力のあった会員に関しての最終的な登録を完了する手続きを行う端末であり、いずれも、サーバ 10と同様にして、インタ一ネット NETに接続される。ここで、上記の各種端末は、それぞれ CRTや L CD等の表示部とともに、キーボード、マウス等の入力部を有する。なお、端末 1011、 1012、 · · *は、公的場所においてもあり得る。しかしながら、端末 1031、 1032、 · · ·、特に端末 1021、 1022 · · ·は、公的場所において限定して、設置されるものとする。さらに説明便宜上、端末 10

I I、 1012、 · · ·については、会員検索に用いるものとし、端末 1021 、 1022 · · ·については、会員が、事業者の事業所、すなわち、公的場所において、資料確認面談、または社会貢献協力活動に用いるものとし、また、端末 1031、 1032、 · · ·については、事業者の事業所、すなわち、公的場所において、事業運営者が、事業運営に用いるものとする。

2 ：サーバの構成

次に、サーバ 10の詳細構成について説明する。図 2は、サーバ 10の構成を示すブロッグ図である。この図において、符号 11は、制御手段であり、 CPU 等から構成され、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行う。符号 1 2は、入力制御手段であり、インターネット N E Tを介して接続された端末から、入力されたデータを、制御する。符号 1 3は、出力制御手段であり、端末に出力されるデ一夕を、制御する。符号 1 4〜 1 8は、いずれも記憶手段であり、それぞれ以下のファイルが、格納、記憶されている。

まず、記憶手段 1 4には、メインプログラムが記億されている。かかるメインプログラムは、制御手段 1 1において用いられるものであり、例えば、端末の表示部に案内画面を表示させるプログラム、各会員が、自己の情報を入力するための質問項目を表示させるプログラム、各会員の分類を行うプログラム、各会員の情報を登録するプログラム、検索段階にある会員に対して、相応する類型の異性群の、世界観、価値観に関わる文章を、順に表示させるプログラム等から、構成される。なお、これら動作については、いずれも後述する。

次に、記憶手段 1 5には、 I D及びパスワードファイルが記憶されている。かかる I D及ぴパスワードファイルは、事業者の管理下にある I D及ぴパスワード等から構成されている。

記憶手段 1 6には、登録未完了分ファイルが記憶されている。かかる登録未完了分ファイルは、情報登録に関する手続きを、当該会員側では済ませてはいるが、事業者からの択一式問題の作成については、未だ成されていないところの、これを待つ段階、すなわち、男性会員ファイル、又は女性会員ファイルに、未だ登録されていない段階の情報から構成されている。

記億手段 1 7には、男性会員ファイルが記憶されている。本実施形態における男性会員ファイルは、 5層の階層構造であって、上から順に、第 1層は、各類型毎の、各会員番号と、世界観、価値観に関わる文章の題名がセットになったものに関する一覧表であり、第 2層は、各会員の世界観、価値観に関わる文章が、各類型毎に、順に並んでいるものであり、第 3層は、各会員の世界観、価値観に関わる文章に、択一式の問題が、付されたものであり、第 4層は、各会員の世界観、価値観に関わる文章に、択一式の問題が、付されたものに、正答がどれにあたるのかの認識が付けられたものであり、第 5層は、各会員のその他の情報である。記憶手段 1 8には、女性会員ファイルが記憶されている。かかる女性会員フアイルは、男性会員ファイルと同様の構造を成している。

記億手段 1 9には、翻訳ソフトファイルが、記憶されている。かかる翻訳ソフトファイルは、当該男女会員が、社会貢献協力活動時において、文章作成に使用した言語を、送り先の国に応じて、翻訳したものを、並記した形でもって、電子メールに乗せて送る場合に、使用されるものである。

記憶手段 2 0には、元会員ファイルが記億されている。本実施形態における元会員ファイルは、男性会員ファイル、女性会員ファイルと同様の構造を成している。

記憶手段 2 1には、履歴ファイルが記億されている。かかる履歴ファイルには、全会員の会員番号が整理されている。資料確認面談、社会貢献協力活動に関わる情報が適宜、該当する会員番号には付加され、ここに格納されるようになっている。

記憶手段 2 2には、高誤答率案件リストファイルが記憶されている。詳しくは、後述する。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例を掲げながら、本実施形態の動作に関することを中心に、添付の図面を参照して説明する。

1 ：登録申込

端末 1 0 1 1、 1 0 1 2、 · · ·は、それぞれサーバ 1 0と接続されて通信を行い、いずれも登録段階にある会員の端末としても、検索段階にある会員の端末としても、機能するが、ここでは、説明便宜上、サーバ 1 0には、端末 1 0 1 1 が、接続されたとして、以下説明を行う。サーバ 1 0に、端末 1 0 1 1が接続されると、制御手段 1 1は、この接続を入力制御手段 1 2を介して検知し、メインプログラムにしたがって、端末 1 0 1 1を制御する。図 3は、かかるメインプログラムの動作を示すフローチャートである。

ここで、男性会員ファイル及び女性会員ファイルの作成準備過程を説明すべく、端末操作者が、登録段階にある会員であるとする。

まず、図 3に示したステップ S 1において、制御手段 1 1は、端末 1 0 1 1の表示部に対し、図 8に示すような登録申込専用サイトフロントページ画面を表示させ、端末操作者に対して、本実施形態の処理のひとつである「登録申込」をするように促す。なお、かかる登録申込専用サイト画面にとどまらず、後述する各サイトにおいて、マウス力一ソル M Cが表示され、所定の場所をクリックすることにより、種々の操作を行えるようになつている。例えば、ボタン 1の表示領域に、マウスカーソル M Cを位置させてクリックすれば、当該表示領域である、登録申込に関わる処理が行われ、また、三角形状のポタン U、 D、 L、 Rの表示領域に、マウスカーソル M Cを位置させてクリックすれば、当該三角形の頂点で定まる長方形状の表示エリアが、それぞれ上、下、左、右にスクロールするようになっている。

ここでは、まず、端末操作者は、画面上の指示にしたがって、マウスカーソル M Cをボタン 1の表示領域に位置させた後、クリック操作を行って、「登録申込 J の段階に入る。すると、これを検知した制御手段 1 1は、手頫を、端末 1 0 1 1の表示部に対し、図 9に示すような I D及ぴパスワード入力画面を表示させるように制御する。この画面の中では、端末操作者に、 I D及びパスワードの入力を含めた一連の指示がなされている。これに対応して、端末操作者は、マウス力 —ソル M Cを入力ボックス 2の表示領域に位置させてクリックした後、入力部により、 I Dを入力する。この後、同様に、端末操作者は、マウスカーソル M Cを入力ボックス 3の表示領域に位置させてクリックした後、入力部により、パスヮードを入力する。そして、これらの操作が完了すると、端末操作者は、その旨を、サーバ 1 0側に伝えるべく、マウス力一ソル M Cをボタン 4の表示領域に位置させてクリックする。

かかる操作により、手順が、ステップ S 2に進み、制御手段 1 1は、重複登録を避けるべく、入力された登録者 I Dとパスワードとが、既に使用されているか否かについて、登録未完了分ファイル、及び会員ファイルを検索することによりチェックする。また、制御手段 1 1は、当該 I D及びパスワードが、事業者管理下にある、適正なものであるか否かについて、 I D及びパスワードファイルを検索することによりチェックする。ここで、制御手段 1 1は、既に、これらが、使用されていると判定するか、若しくは適正ではないと判定するか、又はその両方であると判定すれば、手順をステップ S 3に進ませ、端末 1 0 1 1の表示部に対して、「I Dかパスワードが不正です。」という旨を表示させる制御をした後、手順をステップ S 1に戻して、再び登録申込のための入口にもあたる画面、すなわち、登録申込専用サイトフロントぺ一ジ画面を表示させる。一方、制御手段 1 1は、使用されていないと判定し、かつ適正であると判定すれば、手頗を、次のステップ S 4に進ませる。

ステップ S 4において、制御手段 1 1は、端末 1 0 1 1に対して、図 1 0に示すような質問応答画面を表示させる制御を行って、端末操作者に対し、各質問項目に、ひとつずつ答えを選ぴ、該当する選択肢の、番号から文に掛けてのいずれかの部分をクリックする形で、これらに、くまなく答えることを促す。これに対応して、端末操作者は、各々該当する選択肢を、クリックする。その度毎に、制御手段 1 1は、当該選択肢の、番号から文に掛けての部分の色を、一定の別の色に変える制御をする。

なお、端末操作者は、その別の色に変わっている部分にマウスカーソル M Cを合わせて、再ぴクリックすると、元の色に変わるとともに、その選択肢は、未だ選択されていない、元の状態に戻るという旨が、画面上において、説明がなされていて、実際に、端末操作者が、そのようにすると、制御手段 1 1は、当該選択肢に関して、選択解除の処理を行う。

また、一項目に対して、一選択肢しか選択できないよう、制御手段 11は、制御している。なお、画面上でも、その旨が説明されている。具体的には、ー肢をクリックした後、別のー肢をクリックすると、先にクリックした肢について、選択解除がなされる。

なお、図 10、 11に示した質問応答画面は、別個の画面ではなく、ポタン U 又は Dにより、上下スクロールする連続画面のうちの最初の部分と、終わりの部分を、例示的に示したものである。

なお、質問項目の具体例を、ここに、示す。

1、（仕事面における人生観）

(1) 環境的にたとえ幾らかのリスクがあつたとしても、社会において、自分がやるべきだと思ったことは、やれるよう、何とか工夫をして、実行する。

(2) 前項 (1>のような人を、自分は酡偶者として支えたいと思う。

(3) 自分がやるべきだと思ったことよりも、生活の安定を優先する。

(4) 前項 (3>のような人と結婚したいと思う。

2、（生活習慣）

(1) 毎日、規則正しい生活ができるよう、自分なりに努力と工夫をし、かつ実践している。

(2) 前項 (1)を心掛けてはいるが、実行は、伴っていない。

(3) 様々な事情によって、時間は変動しても、それは構わないと考えていて、実際に、変動している。

3、（健康に対する姿勢）

(1) タバコは吸わない。

(2) タバコを吸う。

4、（整理整頓）

(1) 物を使ったら、すぐにその場で元に戻すようにしている。

(2) 物を使ったら、後でまとめて戻す。

(3) 物を使ったら、そのままにしている。

5、（知性、理性による感情面の統制状況）最近 1年間の状況を聞く。

(1) 人に、怒りをもって、たたいたり、つねったりするなど、相手の身体に痛みを与えたり、物を壊したり、怒鳴ったりすることがある。

(2) 人に、たたいたり、つねったりするなど、相手の身体に痛みを与えることはないが、人に、怒りをもって、物を壊したり、怒鳴ったりすることがある。

(3) 人に、たたいたり、つねったりするなど、相手の身体に痛みを与えたり、物を壊したりすることはないが、人に、怒りをもって、怒鳴ることがある。

(4) 人に、たたいたり、つねったりするなど、相手の身体に痛みを与えたり、物を壊したり、怒鳴ったりすることはないが、人に、怒りをもって、言葉を使つて、攻撃することがある。

(5) 人に、怒りをもつことがない。又は、人に、怒りをもたないようにしている。

6、（結婚歴と性の経験）

(1) 結婚歴が有る。

(2) 結婚歴は無いが、性の経験が有る。

(3) 結婚歴が無くて、性の経験も無い。

7、（最終学歴）

(1) 文系の大学卒業、又は大学卒業及び大学院卒業若しくは中退で、大学入試の受験科目において、 1次試験、 2次試験ともに、数学が課されていた大学に合格したか、又は課されていなかったとしても、数学が 1次試験、 2次試験ともに、受験科目に課されていた、いずれかの大学に合格できる程度には力があったことが、大学入試の模試等の客観的な指標でもって、確認していた。

(2) 理系の大学卒業、又は大学卒業及び大学院卒業若しくは中退で、大学入試の受験科目において、 1次試験、 2次試験ともに、数学が課されていた大学に合格したか、又は課されていなかったとしても、数学が 1次試験、 2次試験ともに、受験科目に課されていた、いずれかの大学に合格できる程度には力があったことが、大学入試の模試等の客観的な指標でもって、確認していた。

(3) 文系の大学卒業、又は大学卒業及び大学院卒業若しくは中退で、大学入試の受験科目において、 1次試験に、数学が課されていた大学に合格したか、又は課されていなかったとしても、数学が 1次試験に、受験科目に課されていた、いずれかの大学に合格できる程度には力があったことが、大学入試の模試等の客観的な指標でもって、確認していた。

(4) 理系の大学卒業、又は大学卒業及び大学院卒業若しくは中退で、大学入試

0 の受験科目において、 1次試験に、数学が課されていた大学に合格したか、又は課されていなかったとしても、数学が 1次試験に、受験科目に課されていた、いずれかの大学に合格できる程度には力があったことが、大学入試の模試等の客観的な指標でもって、確認していた。

( 5 ) 文系の大学卒業、又は大学卒業及び大学院卒業若しくは中退で、大学入試の受験科目において、一次試験、二次試験とも数学が課されないところを選んで受験した。

( 6 ) 理系の大学卒業、又は大学卒業及び大学院卒業若しくは中退で、大学入試の受験科目において、一次試験、二次試験とも数学が課されないところを選んで受験した。

( 7 ) 大学中退、短期大学卒業、又は高校卒業後専門学校卒業。

( 8 ) 高校卒業、短期大学中退、又は高校卒業後専門学校中退。

( 9 ) 高校中退、又は中学校卒業後専門学校卒業。

(10) 中学校卒業、又は中学校卒業後専門学校中退。ここで、文系か理系か、いずれか微妙な場合、並びに文系及び理系の両方の大学を卒業した場合等には、この場合の自分の登録をどちらの部類に入れておけばよいか迷う場合がある。あるいは、高等専門学校の卒業、あるいは、中退の場合については、上記には、表れていない。ここでは、現代日本のケースを挙げたが、上記以外にも、年代という時間軸、国という空間軸によって、分類の仕方に違いが出てくる。

したがって、ここで、上記の分類基準を示しておく。それは、意思疎通の円滑性という観点から、ある程度の分類を行うということである。これは、前述の 1 、（仕事面における人生観）、及び後述の 9、 1 0の 3項目に関して、対応関係にあって、その他の質問には、同じ答えをした類型にある異性群が、相応する異性群として、当該会員が、原則的に、検索可能となるという仕組みである。なお、 1、 9、 1 0の 3項目における組み合わせの仕方は、図 2 6が参考になる。さて、将来、当該男女において、結婚して、家庭をもつことになつた時、たとえば、子供の教育問題、あるいは、家庭の経済問題について話し合うことになつた場合などにおいて、一方の側は、想定されるケースを、非常に詳細に、それまでに培っている知識等を基にするなどして、場合分けに維ぐ、場合分けを重ねながら、さらには、抽象概念も駆使して、懇切丁寧に、説明して、結論を導いて行こうとするにも関わらず、もう一方の側は、こうしたことの訓練を、一定期間、相手と同等程度に、積んだ経験があるわけではないという場合、後者は、前者に対して、理解に困難を生じ、緊張を強いられてしまうという危険性が高くなつてくることが考えられる。こうした問題に対応して、本発明においては、会員の分類を行い、各会員が、原則的には、本人に相応する類型にある異性群に限定して、検索可能とするところに、特徴がある。従来の方法においても、相性の合う人を、事業者において、紹介して行くという方法があつたが、どのような理由から、相性が合うと判定しているのか、それなりの合理的、論理的な基準が、示されていなかった。様々な学問的な裏付けがあると、会員に対して、伝えてはいても、会員自身が、その基準を、文章を基本として、言葉によって、知ることができるようにはなっていない。

ところで、上記のケースにおいて、これが、夫婦等ではない、すなわち、社会的関係にある人どうしであれば、それほど問題にはならない。なぜならば、社会においては、そうした様々な違いを、乗り越えて行くことも、互いの力量を高めて行く上で、有意義なことだからである。

しかしながら、家庭においては、できれば、緊張関係をつくらない方がよいと思われる。すなわち、家庭においては、互いの関係において、充分な安心があつてこそ、社会に出ていった時に、様々な困難にも、乗り越えやすくなり、それは、社会貢献への可能性をも高めるものであると思われる。すなわち、本人にとつても、社会にとっても、いずれにとっても、有益となる確率が、社会全体の総和において、高くなるのは、夫婦が安心のある関係がよいのか、そうでない関係がよいのかと比較してみれば、どちらがより望ましいのか、自ずと結論が導かれるものと思われる。

もちろん、よほど心の働きに優れ、こうしたことに関する調整をし続けて行くことのできる人の場合には、問題はないということになるが、大多数の一般的な問題として考えて行く場合には、予め、問題発生の危険性が予想されるところは、問題発生に対する回避措置を、積極的に講じて行くべきだとの立場に、本発明は、立っている。

すなわち、人間関係形成においては、予め、厳しい局面を伴うことが分かっている関係については、各人の求めるところに応じて、決して家の中ではなく、家の外において、より高いレベルを求めて行く方向性が望ましいのではないかとの結論が、導かれるのではないかと思われる。

もちろん、既に上記のような危険が、生じてしまっている場合には、上記のような構造を、充分に理解した上で、それぞれが、問題発生を緩和する方向で、努力して行けばよい。

一番、問題があるのは、なぜ、問題が発生するのか不明で、これにより、対策が、全く講じられていない状況が、維続することである。

本発明における分類基準は、上記のような結論を踏まえて、成されたものであ

2 り、この旨は、そのまま、端末操作者に対して、質問応答画面中の、当該質問項目の直前部分に、提示するものである。

なお、この内容に関しては、読みとばしがなされないよう、要旨把握確認チェック問題が、この提示のすぐ直後に用意されていて、この危険性の緩和のための仕組みとしている。択一式で、要旨を選ぶよう、画面上で促している。この場合は、もし、間違っても、後述のケースのような中断はないが、正しい選択肢を選んで、クリックしなければ、最終的に登録申込が完了しないようになっている。なお、別の類型にあたる異性群を希望する人には、希望を叶えないというわけではない。但し、その場合に想定される危険性については、上記内容、及ぴ付帯する上記の要旨把握チェック問題を通じて、理解に導き、その上で、相手方も、そのことを、予め、了承できるように、検索時の世界観、価値観の文章に、付随させて、別類型の人であることを表示する、別類型表示マークがなされるようになっていて、そのマークをクリックすると、当該会員の質問応答状況が、表示されるよう、制御手段 1 1が、制御する。この場合、予め、問題発生の危険性を、充分に理解しているため、対策もどうすれば明確である。一番、問題であるのは、先にも記したように、なぜ、問題が発生するのか、暗中模索という状況が続き、対策が打てないままの状況が続くことであると考えられる。

8、（職業）

現在の職業を聞く。

但し、たとえば、女性で、現在、家事手伝いという場合、過去において、職業経験があれば、そのうち、一番経験があるものを、選ぶよう促す。

分類は、主たる従事対象を参考に、価値基準が、どのようなところに置かれることが多いか、あるいは中心となるかを勘案して、行っている。

要は、結婚した後、お互いに、お互いを、できる限り、理解しやすい関係にある者どうしの組み合わせになるように、努力して行くという方向性にある。すなわち、完全に合った人は、当然のことながら、あり得ないわけであるので、そのような中、できる限り、結婚相手としては、違いの少ない組み合わせになるよう、事前に、努力できることは、行っておくということを、できる限り、行つてあるというだけでも、それを、行っていない場合と比べれば、相対的に、結婚後のお互いの理解のすれ違い等による問題の発生を食い止めることができるとの結論から導いている。

以下に具体例を示す。順不同で、

( 1 ) 農業従事者（2 ) 林業従事者（3 ) 水産業従事者（4 ) 製造管理系社員、機械修理員（5) 人事管理系社員（6) 会計経理系社員（7) システムェンジ二ァ（8) 企画系社員（9) 定型事項処理系社員（10) 販売員（11) 営業社員 (12) 探偵（13) 各種職人（14) 料理人（15) 各種接客員（16) 各種運送員、各種作業員（17) 会社経営者、会社経営者秘書経験者（18) 会社役員、会社役員秘書経験者（19) 個人事業主（20) 公務員、公益法人職員（2 1) 警察、自衛隊（22) 政治家、政治家秘書（23) 弁護士（24) 弁理士（ 25) 司法書士（26) 公認会計士、税理士（27) 行政書士（28) 社会保険労務士（29) 建築士、測量士（30) 社会科学系研究者（31) 自然科学系研究者（32) 人文科学系研究者（33) 医者、看護士、栄養士（34) 健康、美容、理容、介護関係技術者（35) スポーツ関係従事者（36) 歌手、作曲家、作詞家（37) 棋士（38) 音楽演奏家（39) 芸術家（40) 各種デザイナー、モデル（41) 芸能人、俳優（42) アナウンサー（43) 宗教従事者（44 ) 作家（45) 随筆家、評論家、各種記者（46) 臨床心理士、カウンセラ一（ 47) 小学校教員（48) 中学校教員（49) 高等学校教員（50) 保育士

9、（相手の両親との同居についての考え）

(1) 同居可

(2) 最初は同居不可であるが、いずれ可

(3) 同居不可

10、（自分の両親との同居について、現在考えられる条件）

(1) 同居要

(2) 同居いずれ希望

(3) 同居しなくてもよいこのようにして、端末操作者は、一通りのクリックを終えると、画面上の指示にしたがって、ポタン 5をマウスでクリックする。

ポタン 5が押下されると、制御手段 1 1は、画面上に、内容を再度確認するよう、促しつつ、確認ができたら、再度ポタン 5をクリックするよう促す小掲示を表示する。これにより、端末操作者が、訂正する場合には、前述の要領で訂正をする。

いずれにしても、再度、ボタン 5が押下されると、制御手段 1 1は、手頗を、ステップ S 5に進ませ、端末 1011の表示部に対して、図 12のような画面を表示し、本人の世界観、価値観を、文章によって、入力するよう促す。

以下、望ましく、かっこのあたりが適当かと思われる例を掲げる。たとえば、次のようにする。

端末操作者は、 2問に答えるものとし、いずれも、 3 0 0字以内で答えるものとする。第 1問目は、本人の世界観、価値観を、文章で、表現するように促されるものとする。その内容に合わせて、題名の入力もするよう促される。なお、ここでは、 3 0 0字以内としたが、これは、日本語の場合であり、他の言語において、行われる場合には、日本語における 3 0 0字に相当する内容を、表現し得る量のところで設定すればよい。

次に、第 2問目は、一般社会人として、日常、よく体験されると思われる具体的シーンを挙げるなどして、このような場合、あなたならどう考え、どういう言動をとるかという設問が、具体的になされているものである。この問いによっても、本人の世界観、価値観が、また別の角度から、うかがわれることになる。なお、これ以降、この例にしたがって、説明する。ここでは、第 1問に対しては、入力ボックス 6に、第 2問に対しては、入力ボックス 7に、各々、入力するよう促されている。

さて、画面上の指示に応じて、端末操作者が、必要な情報を入力し終わると、ポタン 8をマウスでクリックする。

ポタン 8が押下されると、制御手段 1 1は、画面上で、内容を再度確認するよう促しつつ、確認ができたら、再度ポタン 8をクリックするよう促す小掲示を表示する。

これにより、端末操作者が、訂正する場合には、訂正がなされ、再度、ポタン 8が押下されると、制御手段 1 1は、手順をステップ S 6に進ませ、端末 1 0 1 1の表示部に対して、本人自身のその他の情報を入力するよう、端末操作者に促す。具体的には、生年、それから、最終学歴として、いずれも、学校名と学部学科名卒業、中退等が、定型質問としてなされ、答えるように促される。

ここでは、各々、ボックス 9、 1 0に入力するよう促されている。

なお、ここでは、趣味は何か、遊びは何をするか、好きな食べ物は何か、新婚旅行はどこへ行きたいかといつたような私的事象に関わる項目は、置かない。従来の事業においては、こうした項目が、紹介書というものがある場合には、一般的には、掲載されていることが、知られているが、このような場合、最初の面談の時点から、前述したような、私的要素が混在した、一種独特の状況がつくられる一因となってしまう恐れが考えられるため、こうした状況を回避するためにも、置かないことになる。

さて、このようにして、端末操作者が、必要な情報を入力し終わると、ボタン 1 1をマウスでクリックする。

ポタン 1 1が押下されると、制御手段 1 1は、画面上で、内容を再度確認する

5 よう、促しつつ、確認ができたら、再度ポタン 1 1をクリックするよう促す小掲示を表示する。

これにより、端末操作者が、訂正する場合には、訂正がなされ、再度、ポタン

1 1が押下されると、制御手段 1 1は、「登録申込が、完了しました。」という旨の表示を、端末 1 0 1 1の表示部に表示するとともに、手順を、ステップ S 7 に進ませて、これまでに入力された一連の情報、すなわち、質問項目応答画面、世界観、価値観入力画面、及ぴその他の情報入力画面において入力された情報を、世界観、価値観に関わる要旨問題の択一式の問題に関して、これが付加されて

、最終的な登録がなされることを待つ情報として、記億手段 1 6に格納する。この際に付与される会員番号は、制御手段 1 1の制御により、端末 1 0 1 1の表示部に表示されて、端末操作者に、告知される。この後、制御手段 1 1は、手頫をステップ S 1の登録申込専用サイトフロントページ画面の表示に戻す。このようにして、会員の自己情報の登録申込に関わる処理が完了する。

2 ：登録

端末 1 0 3 1 、 1 0 3 2、 · · ·は、それぞれサーバ 1 0と接続されて通信を行い、いずれも事業者側が使用し、記憶手段 1 6に蓄積されて行く登録申込済みの各会員情報に、択一式の要旨把握チェック問題を付加するなどして、最終的に登録完了する等、事業運営に使用する、各種の端末である。詳しくは、後述する。ここでは、上記使用目的において、説明便宜上、サーバ 1 0には、端末 1 0 3 1 が、接続されたとして、以下説明を行う。サーバ 1 0に、端末 1 0 3 1が接続されると、制御手段 1 1は、この接続を入力制御手段 1 2を介して検知し、メインプログラムにしたがって、端末 1 0 3 1を制御する。図 4は、かかるメインプログラムの動作を示すフロ一チャートである。

端末操作者は、事業運営者である。まず、図 4に示したステップ S 8において、制御手段 1 1は、端末 1 0 3 1の表示部に対し、図 1 4に示すような事業運営専用サイトフロントページの画面を表示させる。この画面において、端末操作者は、 I D及びパスワードの入力を促される。これに対応して、端末操作者は、マウスカーソル M Cを入力ボックス 1 2の表示表示領域に位置させてクリックした後、入力部により、事業運営者 I Dを入力する。この後、同様に、端末操作者は、マウスカーソル M Cを入力ボックス 1 3の表示領域に位置させてクリックした後、入力部により、パスワードを入力する。そして、これらの操作が完了すると、端末操作者は、その旨を、サーバ 1 0側に伝えるべく、マウスカーソル M Cをボタン 1 4の表示領域に位置させてクリックする。すると、これに対応して、制御手段 1 1は、手順を、ステップ S 9に進ませ、当該 I D及びパスワードが、事業者管理下にある、適正なものであるか否かについて、 I D及びパスワードファイルを検索することによりチェックする。ここで、制御手段 1 1は、適正ではないと判定すれば、手順をステップ S 3に進ませ、端末 1 0 3 1の表示部に対して、 Γ I Dかパスワードが不正である。 J という旨を表示させる制御をした後、手順をステップ S 8に再び戻して、当該事業運営専用サイトフロントページ画面を表示する。一方、制御手段 1 1は、適正であると判定すれば、次のステップ S 1 0の処理を行う。

ステップ S 1 0において、制御手段 1 1は、図 1 5に示すような運営処理メニユー画面を表示し、本実施形態の処理である「登録完了処理」、「高誤答率案件処理」、「資料確認面談申込閧係処理」、「回答通知関係処理」、「社会貢献協力活動関係処理」等の中から、所望する処理を選択するように促す。

ここでは、端末操作者は、マウスカーソル M Cを、ボタン 1 5の表示領域に位置させた後、クリック操作を行って、「登録完了処理」を選択する。すると、これを検知した制御手段 1 1は、手順を図 4に示したステップ S 1 1に進ませて、端末 1 0 3 1の表示部に対し、図 1 6に示すような登録申込済みの会員の会員番号の一覧表を表示させる制御を行って、端末操作者に対し、ひとつひとつの案件に対して、登録完了手続きをとるよう促される。なお、上の段から下の段へと、順に、登録申込がなされたものとなっている。これに対応して、端末操作者は、会員番号の表示領域にマウス力一ソル M Cを位置させて、クリックする。

すると、制御手段 1 1は、手順をステップ S 1 2に進ませ、端末 1 0 3 1の表示部に対して、図 1 7に示すような画面を表示させるように制御する。この画面の中では、端末操作者に、前述の例に従えば、第 1問、第 2問の 2間、各々に対して、内容把握チェックのための、択一式の問題を作成し、入力ボックス 1 6、 1 7に入力するように促される。これに対応して、端末操作者は、マウス力一ソル M Cを、入力ボックス 1 6、 1 7、各々において、当該表示領域に位置させて、クリックした後、入力部により、正答を 1肢だけ含んだ選択肢を入力する。

なお、全体を考慮すると、 1問あたりの選択肢は、 5肢が適当だと思われる。以下、 5肢あるものとして説明する。なお、あまり難解にはならないように配慮をすることが必要である。それは、たとえば、ある会員についてだけ、なかなか正答に至らず、面談申込に関して、著しく障害となる程度にまで、影響が生じるという事態は、回避しなければならないからである。そもそも、この択一式の問題を付する目的は、世界観、価値観に関わる相手方の考え方を、理解しないまま、極端な場合には、ほとんど読まないまま、すなわち、検索段階にある当該会員本人の中で、この部分での、個別具体的な、本人なりの納得や理解が無いまま、当該異性会員のその他の情報だけを、面談に関わる動機とされてしまうことを未然に防ぐことにある。したがって、この目的が達成されるようなレベルの問題であればよい。すなわち、本発明においては、上記内容を、択一式問題作成に関わる方向性及び基準として置いている。

但し、場合によっては、問題を難しく作り過ぎてしまったり、あるいは、正答肢を、別の誤答肢と違えて、認識させてしまうミスが発生することも考えられる。本発明では、こうした危険性を緩和、若しくは解消するために、以下のような仕組みを備えている。まず、端末 1 0 1 1、 1 0 1 2、 1 0 1 3 · · .の、全体における総累計において、誤答率が、 7 5 %以上のものは、 1 0回以上の解答クリックがなされたものから、高誤答率案件リス卜として、当該会員の会員番号、当該設問番号、及び当該設問番号下の各選択肢の選択率等に関わる情報が、高誤答率案件リス卜ファイルに格納される。これについては、事業者は、事業運営専用サイトにおける、「高誤答率案件処理」の表示領域をクリックすると、図 1 8のような一覧表が表示される。端末操作者は、この内容をチェックした後、当該会員番号の表示領域をクリックすると、図 1 9に示すようなスタイルの表示が、先の該当する会員番号欄の直下のところからなされる。具体的には、現在格納されている当該設問の状況が、制御手段 1 1によって、会員ファイルの検索を通じて、表示されたものである。ここで、ボタン 1 8をクリックすることによって、入力ボックス 1 9に、言葉が表示されていない状態になるため、これを活用して、修正するか、若しくは、直接、入力ボックス中に、マウスカーソル M Cを位置させて、適宜、修正するかして、最後に、ポタン 2 0をクリックすると、事業者における当該修正手続きは完了する。これに伴って、制御手段 1 1は、会員ファイルの修正をする制御をする。なお、一覧表中、正答肢のパ一セント数字が、一定の別の色になっている。また、過去の修正回数の履歴が、高誤答率案件リストファィルの中に記億されるようになっていて、一覧表には、その回数も表示されるようになつている。なお、上記一連の制御は、全て、制御手段 1 1が、行っている。さて、端末操作者は、ステップ S 1 2において、第 1問について、 5肢分入力した後、表示画面中の指示にしたがって、図 1 7におけるポタン 2 1をクリックする。その後、同じく表示画面中の指示にしたがって、端末操作者は，正答肢の表示領域に、マウスカーソル M Cを位置させて、クリックすると、当該番号を含めた当該肢全体の色が、一定の別の色に変化する。なお、第 2問に関しても、第 1問と同様の、入力スタイルである。端末操作者は、 2問ともに、当該入力を終えると、次に、これも表示画面の指示にしたがって、ポタン 2 2をクリックする。画面上の指示では、この後、ポタン 2 3をクリックするよう促されている。これに応じて、端末操作者が、ポタン 2 3をクリックすると、制御手段 1 1は、手順を、次のステップ S 1 3に進ませる。

ステップ S 1 2において、制御手段 1 1は、端末 1 0 3 1の表示部に、登録段階にある会員が行った、本人に関するその他の情報の内容を表示する。この画面上では、事業運営者に対して、当該内容につき、もし、内容的に適正でないものがあった場合、これは、すなわち、会員から、予め提出済みの、各々を証明する証書のコピーの内容と、当該内容が、食い違つていた場合、あるいは、不明瞭なものがあった場合には、当該会員に確認の後、適正な内容に修正し、もし、不適正、不明瞭等がなければ、そのまま、所定のボタンをクリックするよう指示している。これに応じて、端末操作者が、指示どおりの処置をすると、制御手段 1 1 は、手順を、ステップ S 1 4に進ませ、これまでの情報を所定の形に編成して、該当する会員ファイルに、情報を格納する。以上をもって、当該会員に関する登録を、完了する。

3 ：検索、，面談申込前述のとおり、端末 1 0 1 1、 1 0 1 2、 · · ·は、それぞれサーバ 1 0と接続されて通信を行い、いずれも登録段階にある会員の端末としても、検索段階にある会員の端末としても、機能するが、ここでは、説明便宜上、サ一バ 1 0には、端末 1 0 1 1が、接続されたとし、かつ、当該端末の端末操作者は、検索段階にある会員であるとする。

まず、図 5に示したステップ S 1 5において、制御手段 1 1は、端末 1 0 1 1 の表示部に対し、図 2 0に示すような会員検索専用サイトフロントぺ一ジ画面を表示させ、端末操作者に対して、本実施形態の処理のひとつである「会員検索」をするよう促す。

ここでは、まず、端末操作者は、画面上の指示に従って、マウスカーソル M C をポタン 2 4の表示領域に位置させた後、クリック操作を行って、「会員検索」の段階に入る。すると、これを検知した制御手段 1 1は、端末 1 0 1 1の表示部に対し、図 9に示すような、登録申込のケースと同様な、 I D及びパスワード入力画面を表示させるように制御する。ここから先は、しばらく登録申込のケースと同様な内容である。

かかる操作により、手順が、ステップ S 1 6に進み、制御手段 1 1は、当該 I D及びパスワードが、事業者管理下にある、適正なものであるか否かについて、 I D及びパスワードファイルを検索することによりチェックする。

ここで、制御手段 1 1は、適正ではないと判定すれば、手順をステップ S 3に進ませ、端末 1 0 1 1に対して、「 I Dかパスワードが不正です。」という旨を表示させる制御をした後、手順をステップ S 1 5に戻して、再び会員検索のためのための入口にもあたる画面、すなわち、会員検索専用サイトフロントページの画面を表示させる。一方、制御手段 1 1は、適正であると判定すれば、手順を、次のステップ S 1 7に進ませる。

ステップ S 1 7において、制御手段 1 1は、端末 1 0 1 1に対して、図 2 1に示すように、相応する異性会員群の会員番号及び題名が、 1会員について、 1行ずつセットになった一覧表を表示させる制御を行う。当該画面上においては、端末操作者に対し、内容を詳しく知りたいとの希望をもった異性会員から、順に、会員番号から、題名に掛けての、当該 1行の表示領域をクリックすることによつて、個別具体的な検索に入ることが可能であることを告知している。なお、再度、内容を読む時のための便宜を目的として、表示を希望する会員の会員番号を入力することにより、すぐに表示に入ることができるようにもなつている。その場合には、ボックス 2 5に、当該番号を入力し、ポタン 2 6をクリックすることにより、ダイレクトに表示されるようになっている。但し、この場合、開示が中断、又は会員ファイルにおいて、登録抹消済み、若しくはもとより存在しない会員番号に関しては、その旨が、ポタン 2 6のクリックの直後に小掲示にて表示され、数秒間表示の後、自動的に、当該小掲示が、消えるようになつている。また、一覧表は、登録完了手続きの完了順に、上から並んでいる。また、開示中断、又は会員ファイルの登録抹消があった場合には、画面上において、上下の間隔を開けること無く、すなわち、当該すぐ下の段の内容が、整理番号を繰り上げて表示されて行く。すなわち、整理番号において、番号が飛ぶことはないようになつている。なお、この仕組みは、前述、後述の各サイトにおいても、同様なスタイルになっている。中断解除になった会員分は、手続き完了が、一番新しいものとして、すなわち、一覧表の一番下に表示されて行くようになつている。以上のような各制御も、制御手段 1 1が行っている。

ステップ S 1 7において、端末操作者により、上記のような方法で、個別具体的な会員の検索指示がなされると、制御手段 1 1は、手順を、ステップ S 1 8に進ませ、図 2 2に示すような、世界観、価値観に関わる記述内容閲覧画面を、表示するよう制御する。この画面においては、該当する会員の世界観、価値観に関わる入力内容が表示されるので、端末操作者は、当該内容を、ここで、読むことができる。端末操作者は、当該内容を読んで、当該会員のその他の情報を読む希望をもつに至った場合、あるいは、既に、この段階で、面談の希望をもつに至つた場合、画面上の指示にしたがって、ボタン 2 7をクリックする。なお、ポタン 2 8をクリックすると、先の一覧表が、表示される。また、ポタン 2 9のクリツクがあった時には、先の一覧表において、当該会員の段の、すぐ下の段にある会員の情報、すなわち、世界観、価値観に鬨わる文章鬩覧画面が、表示される。伹し、この場合、もし、当該下に、段がなく、当該会員に閧する表示が一番下にあつたにも関わらず、このボタンがクリックされた場合には、その旨が、数秒間、小掲示で表示され、その後、自動的に、当該小掲示は、消えるようになっている。また、ボタン 3 0のクリックがあった時には、先の一覧表において、当該会員の段の、すぐ上の段にある会員の情報、すなわち、世界観、価値観に関わる文章閲覧画面が、表示される。但し、この場合、もし、当該上に、段がなく、当該会員に関する表示が一番上にあつたにも関わらず、このポタンがクリックされた場合には、その旨が、数秒間、小掲示で表示され、その後、自動的に、当該小掲示は、消えるようになつている。以上のような各制御も、制御手段 1 1が行っている。ステップ S 1 8において、端末操作者により、ボタン 2 7がクリックされると、これに対応して、制御手段 1 1は、手順を、ステップ S 1 9に進ませ、図 2 3に示すような、内容把握チェック問題の画面を、表示するよう制御する。

なお、本発明において、当該ステップを置いた理由については、 2 ：登録のと

2 ころで、既に、説明したとおりであるが、ここで、あらためて、少し別の角度から、述べるとすれば、検索段階にある会員において、相手方の世界観、価値観に関わる内容を、先に確認しておかなければ、次の段階に進めないような仕組みを置く目的は、外見、容姿、あるいは、雰囲気といったようなものが、個別具体的な人間関係形成に向けて、少なくとも、第 1次動機とはならないようにすることである。すなわち、これにより、こうしたものから来る動機形成を、できる限り回避し、世界観、価値観を始めとした人間性の判断に、まず第 1に基づいて、人間関係が形成されて行くような仕組みにするためである。また、たとえ、これだけの内容では、相手方の世界観、価値観の把握において完全ではないにしても、最初に相手方の世界観、価値観に関わる内容の確認が行われることによって、そうでなかった場合と比べれば、相対的に、世界観、価値観の把握の方に、注目が向けられやすくなることが考えられる。その他、この時点で、あまりにも自分とは、違いがあり過ぎるということが、文章から明白な場合には、将来、家庭を形成して行くことも考えると、自分の配偶者となる人としては、妥当ではない、やめておこうといった判断も、この段階で、理性的に行われることが、可能になる。パ一ティ一、イベント、サ一クル、写真付紹介書、あるいは、写真がなくとも、最初に、年収、勤務先といったものを見ることができるようになつている紹介書が、個別具体的な相手方を知る上で、最初に置かれていた場合、この時点で、外見、容姿を、一目見て、心ひかれてしまったり、あるいは、相手方の話が上手で、雰囲気が気に入ってしまったり、また、あるいは、年収が高いことに注目が行つてしまったりするなどすれば、後から、人間的な面で、違いが大きいと分かっても、先の動機を、打ち消すことができなかった場合には、結婚してから、問題が発生してきてしまうことになる。これが、夫婦不和、さらには、離婚のうち、夫婦不和を原因としているところの離婚につながって行くことが考えられる。現在、先進国のうち、プロテスタント系の国を除いた国において、離婚率が高い状況にあることは、知られているが、これは、女性の経済的自立が、総じて可能になり、上記のような構造が、離婚率という数値の変化を通じて、数値的にも、表面化して来ているととらえることもできる。ちなみに、プロテスタントにおいては、離婚が禁じられていることが、知られている。こうしたことも踏まえ、特に、将来、結婚に至ることも考えられるケースにおいては、問題発生が、できる限り、回避される仕組みが、置かれていた方が、望ましいとの判断も、本発明構築における判断のひとつとして、こうしたことも踏まえながら、当該ステップを含めた全体の仕組みが、置かれている。

さて、この画面においては、当該会員の第 1問、第 2問に対する記述とともに、内容把握チェック問題が、各々セットになったものが表示される。端末操作者は、画面上の指示に応じて、まず第 1問に関する記述の内容として正しい肢を、ひとつ選んで、番号から、文に掛けての当該肢の表示領域に、マウスカーソル M Cを位置させてクリックした後、ポタン 3 1をクリックする。なお、端末操作者が、番号から、文に掛けての当該肢の表示領域を、マウスで、クリックをすると、当該肢は、番号から、文に掛けての表示領域が、一定の別の色に変化した状態になる。かかる制御も、制御手段 1 1が、行っている。

かかる操作により、手順が、ステップ S 2 0に進み、制御手段 1 1は、端末操作者が行った解答が、正解であるか否かについて、該当する会員ファイルを検索することによりチェックする。ここで、制御手段 1 1は、誤答であると判定すれば、手順を、ステップ S 2 1に進ませ、小掲示により、 Γあなたの解答は、誤答でした。 5分間、再びの解答の受付を中断いたします。 5分後に、再度、解答ができる状態になりますので、それまでに、もう一度、内容をよく読み、よく把握した上で、再度、解答し直してください。」という旨を表示するとともに、選択された肢が、先のクリックによって、一定の別の色になっている状態であるのを、元の状態に戻す選択解除を行い、かつ、当該表示のとおり、解答の受付の中断の制御を行う。具体的には、端末操作者が、当該 5肢のいずれの肢の表示領域をクリックしても、一定の別の色に変化した状態にならないように、制御手段 1 1が、制御するようになっている。なお、当該制御は、端未操作者が、たとえ、当該サイトを、一旦、閉じてしまって、それから、再び、この画面に戻ってきたとしても、当該 5分間が経過するまでは、当該端末に対して、継続される。かかる制御も、制御手段 1 1が、行う。また、ここでは、 5分間としたが、もちろん、たとえば、 1 0分間として設定してもよい。要は、あまり短くなり過ぎても、端末操作者が、内容把握をおろそかにしてしまう場合が出てくる危険性が出てきてしまうし、また、逆に、あまりに長過ぎても、検索に支障があるため、ここでは、 5 分間とした。一方、制御手段 1 1は、正答であると判定すれば、手順を、ステツプ S 2 2に進ませ、小掲示により、「正答です。」という旨を表示する。なお、この表示は、次のステップ S 2 2の表示に、画面が切り替わるまで維続する。次に、第 2問についても、同様の方法で、制御手段 1 1が、制御する。そして、 2 問とも、「正答です。 j の表示が揃ったところで、ボタン 3 2が、クリックによつて、押下できる状態になり、端末操作者が、画面上の指示にしたがって、クリックすると、これに対応して、制御手段 1 1は、手順を、次のステップ S 2 2に進ませる。

さて、ステップ S 2 2において、制御手段 1 1は、端末 1 0 1 1の表示部に対して、図 2 4に示すような、当該会員のその他の情報画面を表示させる制御を行う。端末操作者は、この画面において、その他の情報を確認した後、画面上の説明を踏まえて、面談の申込をする場合には、ポタン 3 3をクリックする。なお、端末操作者において、ポタン 3 4、 3 5、 3 6へのクリックがなされた時には、各々、前述のボタン 2 8、 2 9、 3 0へのクリックが行われた時と同じように、表示がなされるよう、制御手段 1 1が制御する。

さて、ここで、ボタン 3 5がクリックされた場合には、制御手段 1 1は、これに対応して、手順を、次のステップ S 2 3に進ませる。ステップ S 2 3においては、制御手段 1 1は、先にあった申込に応じて行われた申込か否かを、履歴プアィルから検索することにより、チェックする。このケースでは、上記内容より、制御手段 1 1は、先にあった申込に応じて行われた申込ではないと判定し、当該会員において、当該相手方の会員との面談に関して、第 1種の申込がなされたという情報として、履歴ファイルに格納する。なお、ここでは、第 1種の申込とは、先にあった申込に応じてなされた検索の後における申込ではない申込として、定義している。また、ちなみに、第 2種の申込というものも、定義していて、これは、先にあった申込に応じてなされた検索の後における申込としている。なお、この後、会員番号についての詳細な説明をするが、会員番号は、履歴ファイルの中に整理格納されている。

ここより、端末操作者は、事業運営者-とする。さて、事業運営者が、事業運営専用サイトフロントページから、前述の方法で、運営処理メニュー画面を開き、「資料確認面談申込関係処理 j のポタンのクリックをすると、制御手段 1 1は、ステップ S 2 4として、履歴ファイルから、面談申込に関わる情報を検索し、申込側の会員の会員番号と被申込側の会員の会員番号とが、セットとして、一行ずつ、申込順に、上から順に並んだものを、表示する。これは、事業運営者による面談申込の手 SBのための画面表示であると言ってもよい。なお、当該画面上において、端末操作者が、申込側の会員の会員番号の表示領域をクリックすると、申込側の会員の連絡先が表示され、また、被申込側の会員の会員番号の表示領域を、クリックすると、被申込側の会員の連絡先が表示されるようになっている。以上の各制御も、制御手段 1 1が、行っている。これを利用して、事業運営者が、被申込側の会員に対して連絡をとり、申込側の会員の検索を行うよう促す。これに応じて、被申込側の会員において、当該申込側の会員について、前述の一連のステツプを経ながら、検索を行い、同じように、ポタン 3 5のクリックがなされると、制御手段 1 1は、ステップ S 2 5として、先にあった申込に応じて行われた申込か否かを、履歴ファイルから検索することにより、チェックする。このケ一スでは、上記内容より、制御手段 1 1においては、先にあった申込に応じて行われた申込、すなわち、第 2種の申込がなされたとの判定がなされる。すると、制御手段 1 1は'、手順を、ステップ S 2 6に進ませ、履歴ファイル、及び I D及ぴパスワードファイルを同時に検索し、チェックすることにより、当該 2者及ぴ事業運営者に与えられている I D及びパスワード以外の I D及びパスワードから、開かれた会員検索用サイトに対しては、後述の中断処理制御解除がなされるまで、当該 2者の情報開示の中断処理の制御を行う。これにより、情報開示の中断処理に関して、画面上に表れる形態は、当該 2者の各情報が、前述の一覧表における、すぐ下の段の会員の情報が、整理番号を繰り上げて、問隔を開けずに、各々、表示されることになる。なお、前述の一覧表において、当該すぐ下の段の会員の情報がない場合には、そのまま無表示となる。なお、 I D及ぴパスワードは、会員に与えられたものと、事業運営者に与えられたものとが、 I D及びパスワードフアイルにおいて、予め、区別して、記憶されている。

なお、上記のように、情報開示に限定を加える仕組みを置いた理由は、一旦、面談申込がなされた後は、当該 2会員において、お互いに、落ち着いて、慎重に、相手を見極められるようにするためである。他の会員との競争関係にも、同時に立っているという要素が高ければ高いほど、競争に勝つことの方に注意が行つてしまう恐れが出てくる。もし、そうなれば、本来的に、一番重要である、相手を見極めるという要素が、おろそかになる恐れが、そうでなかった場合と比べれば、相対的に高くなると考えられるためであ-る。競争が行われることが、適する分野と、適さない分野とは、理性的に区別する必要があると思われる。将来的に、当該 2者において、結婚に至るようなことがあった場合のことを考えると、当該 2 者、本人どうしのことはもとより、当該 2者の子への影響も考える必要がある。すなわち、より良い見極めがなされることを通じて、夫婦不和、離婚への危険が、より回避されることを目的として、当該仕組みは置かれている。

さて、第 2種の申込がなされると、ステップ S 2 6の処理の他に、ステップ S 2 7として、制御手段 1 1により、履歴ファイルにおいて、当該 2会員の各々の会員番号に、当該 2会員における資料確認面談の開催に闋して合意に至ったものという情報が、付加されるとともに、資料確認面談及び社会貢献協力活動用整理番号として、上数桁が、当該 2者共通の番号、下数桁が、当該 2者別々の番号で構成される番号が、各々に付加された形で、格納される。なお、当該下数桁の番号は、互いに、関連のないものが設定される。なお、説明便宜上、これより、当該 2会員における資料確認面談の開催に閧して、合意に至ったという情報のことを、履歴 A情報と呼ぶことにする。また、資料確認面談及び社会貢献協力活動用整理番号のことを、面談整理番号と呼ぶことにする。

3 ：資料確認面談

端末 1 0 2 1、 1 0 2 2 · · ·は、前述のとおり、事業者の事業所内に設置されているものとし、端末操作者は、ここでは、資料確認面談を行う会員として、以下、説明を行う。なお、説明便宜上、サーバ 1 0には、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2が、接続されたものとする。ここで、制御手段 1 1は、この接続を入力制御手段 1 2を介して検知し、メインプログラムにしたがって、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2を制御する。図 6は、かかるメインプログラムの動作を示すフロ一チャートである。

まず、図 6に示したステップ S 2 8において、制御手段 1 1は、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2の各々の表示部に対し、資料確認面談専用サイトフロントページ画面を表示させ、各々の端末操作者に対して、 I D及びパスワードの入力を促す。これに応じて、端末操作者が、当該入力を行うと、制御手段 1 1は、手順を、ステツプ S 2 9に進ませ、当該 I D及びパスワードが、事業者管理下にある、適正なものであるか否かについて、 I D及びパスワードファイルを検索することによりチエックする。ここで、制御手段 1 1は、適正ではないと判定すれば、手頗をステップ S 3に進ませ、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2のいずれか該当する端末の表示部に対して、 Γ I Dかパスワードが不正です。」という旨を表示させる制御をした後、手順をステップ S 2 8に戻して、再び資料確認面談専用サイトフロントページ画面を表示する。一方、制御手段 1 1は、適正であると判定すれば、次のステップ S 3 0の処理を行う。

ステップ S 3 0において、制御手段 1 1は、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2の各々の表示部に対し、面談整理番号入力画面を表示させ、各々の端末操作者に対して、面談整理番号の入力をした後、入力完了ポタンをクリックすることを促す。同時に、画面上では、注意書きとして、「面談整理番号入力の後の、入力完了ポタンのクリックにつきましては、御二方におかれまして、できる限り、同時にクリツクして頂きますよう、ご協力をお顧い致します。もし、一方の端末操作者における入力完了ポタンのクリックの時点から、 1 5秒以内に、もう一方の端末操作者における入力完了ポタンのクリックの無かった場合、事業運営者が、再度、確認にまいることになりますので、予め御了承ください。」という旨の表示がなされている。画面表示の指示に応じて、各端末操作者が、面談整理番号の入力の後、まず一方の端末操作者が、入力完了ポタンをクリックすると、これに応じて、制御手段 1 1は、当該端末操作者の端末の表示部に対し、「しばらくお待ちください。」という旨の表示を行う。この後、 1 5秒以内に、もう一方の端末操作者において、入力完了ポタンのクリックがあれば、制御手段 1 1は、手順をステップ S 3 1に進ませ、履歴ファイルを検索し、両者の整理番号の照合を行う。問題がなければ、制御手段 1 1は、手順を、次のステップ S 3 3に進ませる。一方、いずれかの整理番号において、履歴ファイルにおける情報と違いがあった場合には、制御手段 1 1は、手順を、ステップ S 3 2に進ませ、当該各々の端末の表示部に、「整理番号に関しまして、当方における情報と、食い違いが生じました。事業運営者が、直ちにまいりまして、確認の手配を致しますので、お手数をお掛けしますが、しばらくお待ちください。 J という旨の表示を行った後、手順を、ステツプ S 3 0に戻して、再び面談整理番号入力画面を表示させる制御を行いつつ、事業運営者に、「会員番号 * * *の方と、会員番号 * * *の間との間におきまして、整理番号の食い違いが生じました。直ちに、当該御二方の下に行った上で、確認を行ってください。 j というメッセージが流れる電話を入れる。なお、かからなければ、かかるまで、何度も再ダイヤルを行う制御をする。また、ステップ S 3 0において、当該 1 5秒以内に、もう一方の端末操作者による、入力完了ボタンのクリックが無かった場合には、制御手段 1 1は、当該各々の端末の表示部に、

「現在、同席の方が、予定の方と違っている恐れがあります。直ちに、事業運営者がまいりまして、確認の手配を致しますので、お手数をお掛けしますが、しばらくお待ちください。」という旨の表示をした後、画面を、面談整理番号入力画面を表示させる制御を行いつつ、事業運営者に、「会員番号 * * *の方と、会員番号 * * *の方との間におきまして、同席の方が、予定の方と違っている恐れがあります。直ちに、当該御二方の下に行った上で、確認を行ってください。 J というメッセージが流れる電話を入れる。なお、かからなければ、かかるまで、何度も再ダイヤルを行う制御をする。

ここで、ステップ S 3 0、 3 1における一連の仕組みをおいた理由を説明する。この理由は、まず第一に、当該 2会員の生活領域において、互いに遠方であった場合において、テレビ電話を使用して、面談を行うことがあった時に、比較的発生しやすくなると思われるが、事業者側に、万一、手違いがあって、面談を別の人と行われることになつてしまうことがあると、この場合、世界観、価値観の確認がなされていない状況を最初として、面談が行われてしまうことになる。もし、このまま、こうした偶然をきつかけとして、こちらの別の人とも、交際が行われるようになれば、間違っていたことに加えて、パーティ一、イベント、サークル、写真付紹介書等から始まるケースと同様の、前述のような事態を招く恐れが出てくることが考えられる。これでは、本発明の目的とするところが、実現できなくなってしまうため、こうした事態を回避すべく設定した仕組みである。すなわち、本発明の目的の実現のための仕組みの一環として設定された、当該 2段階に渡る、安全システムとして、置かれている。

さて、ステップ S 3 3において、制御手段 1 1は、当該 2端末、各々の表示部に対し、資料確認チェック表の画面表示を行う。この画面は、制御手段 1 1が、会員ファイルを検索することにより、当該 2者の端末の表示部に対して、互いに当該相手方の、前述の質問応答項目に対する応答状況を、表示したものである。すなわち、選択した肢に関しては、一定の別の色になっているものである。なお、制御手段 1 1は、当該画面表示を行う制御をすると同時に、当該各々のパソコンに予め接されている、プリンタ一により、当該応答状況をそのままコピーしたものを、プリントアウトする制御を行う。また、当該画面においては、この余白部分に小掲示の表示がなされ、この中で、ひとつひとつの項目について、当該 2 者は、互いに確認をしながら、当該確認の度に、当該確認チェックとして、各設問部分の表示領域、すなわち、たとえば、「1、（仕事面における人生観）」の部分をクリックして行くようにし、このような中で、さらに、これら項目に基づいた詳細な内容、及びその他の内容も含めて、ここで、互いに確認し合うよう促している。また、資料確認の後、あらためて今後について、判断する時のために、先にプリントアウトされたものに、適宜、メモを書き入れて行くことも、この中で、勧めている。そして、当該連続画面、最後の部分に、当該資料確認を終了するためのポタンが置かれていて、当該資料確認面談の最後にクリックするよう促されている。ここで、当該クリックの後、もし、チェックのためのクリックが行われていない項目が、ひとつでもあると、その旨を告げる表示した後、当該連続画面、最初の部分に画面を戻す制御を、制御手段 1 1が、行う。一方、全項目が、適切にクリックがなされていた場合には、制御手段 1 1は、当該履歴を、履歴フアイルにある、各々の会員番号に付加する。そして、この後、制御手段 1 1は、手頗を、ステップ S 2 8の資料確認面談専用サイトフロントぺ一ジの画面表示に戻す。なお、当該 2者は、この後、数日のうちに、今後のことを判断した上で、回答専用サイトを開く。そして、まず最初に、 I D及ぴパスヮ一ドの入力が促される。このあたりのところは、前述の各サイトと同様なスタイルであって、この場合は、特に、事業者管理下にある、適正なものであるか否かについて、 I D及ぴパスワードファイルを検索することによって、チェックする。ここで、制御手段 1 1は、適正ではないと判定すれば、適正ではない旨を告げる表示をさせた後、回答専用サイトの最初の画面に戻す。一方、適正であると判定すれば、制御手段 1 1は、手順を、ステップ S 3 4に進ませ、当該端末表示部に対し、次の段階である、社会貢献協力活動に入ることを、選択するか否かを、回答するための画面を表示し、「選択する」、「選択しない j のどちらかのポタンのクリックによる回答を促す。ここで、もし「選択する」のポタンを、端末操作者が、クリックした場合には、制御手段 1 1は、手順を、ステップ S 3 6に進ませ、この情報を、履歴情報のひとつとして、履歴ファイルにある、当該端末操作者の会員番号に付加する。一方、「選択しない」のボタンのクリックが、当該どちらか一方の端末操作者よりあれば、事業運営者が、事業運営専用サイトを開いて、運営処理メニュ一画面より、「回答通知関係処理 J を選択して、該当クリックをした時に表示される一覧表において、当該件が、表示されるようになっている。なお、この一覧表においては、当該会員の会員番号、相手方の会員番号、及び各々の面談整理番号が、 1件につき、 1行による表示がなされるよう、制御手段 1 1が、制御している。この画面においては、当該会員番号の表示領域をクリックすると、連絡先が小掲示で、掲示されるようになっている。なお、この小掲示は、再び当該小掲示をクリックすることで、消えるようになつている。また、当該表の連続画面において、一番最初の部分にある「関係解除」ポタンをクリックした上で、当該会員番号、又は相手方の会員番号をクリックすると、制御手段 1 1により、手順が、ステップ S 3 5に進み、履歴ファイルにおいて、当該 2会員の会員番号は、いずれも、履歴情報を持たない、元の状態に戻されるとともに、これまで当該履歴情報に基づいてなされていた、前述の当該 2会員に関する会員情報の開示中断の解除等、当該件につき、何も申込がなされていなかった元の状態に、全て戻される。なお、事業運営者は、先の連絡先表示を基に、当該相手方に、当該旨を、電子メール、あるいは、電話にて、連絡を入れることになる。

4 ：社会貢献協力活動 .

端末 1 0 2 1、 1 0 2 2 · · ·は、前述のとおり、事業者の事業所内に設置されているものとし、端末操作者は、ここでは、社会貢献協力活動を行う会員として、以下、説明を行う。なお、説明便宜上、サーバ 1 0には、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2が、接続されたものとする。ここで、制御手段 1 1は、この接続を入力制御手段 1 2を介して検知し、メインプログラムにしたがって、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2を制御する。図 7は、かかるメインプログラムの動作を示すフローチヤ一トである。

まず、図 7に示したステップ S 3 7において、制御手段 1 1は、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2の各々の表示部に対し、社会貢献協力活動専用サイトフロントページ画面を表示させ、各々の端末操作者に対して、 I D及びパスワードの入力を促す。これに応じて、端末操作者が、当該入力を行うと、制御手段 1 1は、手順を、ステツプ S 3 8に進ませ、当該 I D及びパスワードが、事業者管理下にある、適正なものであるか否かについて、 I D及びパスワードファイルを検索することによりチェックする。また、資料確認面談を済ませているか否かについて、及び資料確認面談を済ませているのならば、社会貢献協力活動の 1日目、 2日目、 3日目のいずれにあたるかについて、 I D及ぴパスワードファイル、及ぴ履歴ファイルを検索することによりチェックする。ここで、制御手段 1 1は、適正ではないと判定すれば、'手順をステップ S 3に進ませ、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2のいずれか該当する端末の表示部に対して、「 I Dかパスワードが不正です。」という旨を表示させる制御をした後、手順をステップ S 3 6に戻して、再び社会貢献協力活動専用サイトフロントページ画面を表示する。一方、制御手段 1 1は、適正であると判定すれば、次のステップ S 3 9の処理を行う。

ステップ S 3 9において、制御手段 1 1は、端末 1 0 2 1、 1 0 2 2の各々の表示部に対し、図 2 5に示すような社会貢献協力活動推進画面を表示させるように制御する。この画面においては、各々の端末操作者である当該 2会員に対し、各種社会問題の中から、テーマを決めて、その解決策を、共に、協力して、考案し、文章を中心にしてまとめた上で、その内容を、まず、入力ボックス 3 9へ、解決策の案を、入力ボックス 4 0へ、入力するよう促している。なお、実際の入力にあたっては、当該 2会員が、各々、入力するようにしてもよいし、片方の端末だけを使用して、 2会員交替で、入力するようにしてもよい。使用しない方の端末に関しては、そのまま終了ポタン 4 1をクリックすることにより、制御手段 1 1が、手順を、ステップ S 3 7に戻して、再び社会貢献協力活動専用サイトフロントページ画面を表示する。また、内容についての送り先については、予め希望指定できるようになつていて、たとえば、国連本部、首相官邸、文部科学省、経済産業省、環境省、国土交通省、 · · ·、その他、各国政府、各種公的機関等のように、希望する宛先の表示領域をクリックした後、ポタン 4 2のクリックで、これを決定する。なお、希望するところが出ていなければ、入力ボックス 4 3に入力して、その後、ポタン 4 2のクリックで、これを決定する。また、選択解除の方法は、 1 ：登録申込で記述の要領と同じである。最後に終了ボタン 4 3をクリックすると、制御手段 1 1が、手順を、ステップ S 3 7に戻して、再び社会貢献協力活動専用サイトフロントページ画面を表示する。そして、さらに、制御手段 1 1は、当該内容、及ぴ当該履歴を、履歴ファイルの中に、当該 2会員の各々の会員番号に関連づけて格納する。

なお、事業運営者においては、事業運営専用サイトより、「社会貢献協力活動関係リスト J のボタンをクリックすることにより、社会貢献協力活動を行った 2 名ずつの会員の会員番号が、 1行ずつに表示されている一覧表を開き、当該会員番号の表示領域をクリックすることより、内容が、表示されるため、ここで、内容を確認した上で、該当する宛先へ、当該内容を送信するボタンをクリックすることにより、制御手段 1 1により、電子メールで送信される。なお、ここで、外国政府等、言語が違う国にある宛先を選んだ場合には、翻訳ソフトにより、直ちに、翻訳が行われ、当該母国語による記載部分と並記されるよう、制御手段 1 1 が、制御をする。なお、この場合には、当該外国語により、翻訳ソフトに翻訳を一任したものを並記したが、上手く翻訳されていない場合に備えて、母国語も並記したという旨が掲載されている。また、どの言語で、翻訳するかを指定することができるようにもなつている。その場合には、その指定のボタン、特別指定にあたるポタンをクリックすることによりできるようになつている。

なお、この時、社会貢献協力活動 3日目終了という履歴となった場合には、社会貢献協力活動終了証書が、事業運営者の端末にセットされたプリンタ一より、当該 2会員宛てに各々 1枚ずつ、合計 2枚、プリントアウトされるようになっている。なお、当該 3日目が終了したという履歴により、会員ファイルにある情報は、全て、 I D及びパスワードの情報とともに、元会員ファイルに送られ、格納されるよう、制御手段 1 1が、制御する。これに伴い、 I D及びパスワードプアィル、履歴ファイル、会員ファイルにあった当該 2会員の情報は解消される。すなわち、当該 3日目を終了したところで、事業運営者によるの当該 2者の関係に関する介在は、解消されることになる。前述の社会貢献協力活動終了証書には、その旨が、明記されている。

なお、元会員ファイルについては、当該元会員が、万一、再び、入会を求めてきた場合に、有効に活用されるものとする。たとえば、格納されていた当該内容を、 I D及ぴパスワードについては、 I D及びパスワードファイルへ、その他の元会員情報については、会員ファイルへ、制御手段 1 1により、移行させることができる。

以下、これまでの記述に関して、補足することを伝える。まず、最初の類型化についてであるが、前述の項目からすれば、非常に限定されてきて、相応する類型にあたる者が、極端に少なくなる場合については、項目の種類を、緩和することによって調整する。しかしながら、その場合にでも、 8、（職業）のところで、種類を、もう少し大まかにするに留めることが望ましいと思われる。もともと 8、 (職業）を含めて、当該 1 0項目は、必要最小限のものとして設定している。できれば、結婚情報サービス事業の各事業者が、世界各国における離婚率の抑制とともに、各家庭の安泰、、少子高齢化の抑制とともに、さらに活力ある夢と希望が広がる社会への転換といった同じ目標をもつことにより、会員組織を共有し、この分野、すなわち、会員組織を共有する分野においては、協調して行くことが望ましいと思われる。

元会員ファイルについては、各 5年間ずつ、元会員の情報が保存されるようになっていて、 5年を過ぎると、当該元会員の情報は、消えるように、制御手段 1 1によって、制御される。この間に、再び入会の手続きがあった場合には、当該情報を、会員ファイルに再び移し代えることにより、有効利用できる。

社会貢献協力活動における社会問題の解決策の考案、入力に関しては、決して、批判的にならないように、入力ボックスの最初の部分には、決して批判ではなく、提案としてある旨が、一定表示されている。有史以来の社会は、総じて、様々な対象に対して、批判性の高い社会であったように思われる。しかしながら、歴史上、批判は、怒りや憤りを伴うことも多く、まず、批判する本人自身において、心を荒廃させかねないことも考えられ、また、批判を受ける方も、批判対象となるところだけは、著しく良くして行こうとする余りに、他者の目に入らない分野については、著しく悪くしてしまう傾向もあり得る状況が続いてきたようにに思われる。批判という方法は、このように、どうも、例えて言えば、副作用の強い薬のようなものであったように思われる。こうしたことが、有史以来、ずっと維続していると把握し得ることも考慮すれば、できる限り，早い段階で、批判という方法を、前述の弊害を踏まえ、選択をやめ、協力、支援の方法に、昨今の様々な問題を踏まえれば、転換すべき時代に来ているものと思われる。その協力、支接の具体策として、問題発生の原因構造を、発見し、転換策を考案し、転換に移つて行くという方法が、望ましいと思われる。

本発明は、このような観点から、各仕組みが置かれている。

本稿においては、明細書の性格上、やむを得ず、従来の結婚情報サービス事業等との違いを述べているが、決して批判しているわけではなく、今後は、当該各事業者とともに、協力して、構造転換に-取り組むべきだと考えている。

人類にとどまらず、全ての存在における幸福実現が、恒久化することを、目標に置きつつ、独善を防ぐため、国連憲章を始めとした、各国憲法、各国法令に基づきながら、努力して行くことが望ましいと思われる。こうした観点から、構造を理性的に、多角的に眺め、解決策を考案して行くこと、この方向性の下に、提案型で表現されるような表現が、最初に置かれるようになっているとよいと思われる。

類型において、基準であるが、これは、家庭は、社会と比べれば、法が、性質上、及びにくい分野でもあるため、夫婦関係に関わる問題が発生しても、なかなか解決につながりにくい。こうしたことを勘案すると、同じ類型にある人どうしであれば、抑止力が、そこに生まれることになる。この抑止力により、均衡を保つ中で、問題を発生させないことが、そのまま、訓練となり、更生につながることが期待される。このような基準から、必要不可欠、必要最小限と思われた項目が、全 1 0項目として、選定されている。

会員情報の最初の段階である、世界観、価値観の表示のところで、会員の希望により、別の類型の会員が、表示されている場合には、このことを意味するマークが、世界観、価値観の文章近く、すなわち、会員番号のすぐ横のあたりに、表示されている。このマークをクリックすると、当該会員の質問応答状況が、制御手段 1 1の、会員ファイル検索を通じて、表示するようになっている。会員情報について、択一式の内容把握問題の後で、その他の情報の前の段階に、世界観、価値観に関わる文章を、 1 5 0 0字程度まで入力可能なものを、置けば、なお一層良い。実際の実施にあたっては、ぜひこのようにすることが望ましい。なお、これについては、択一式問題を設けなくてもよい。

全てのサイトにおいて、そのサイトの所定の処理終了には、所定のポタンのクリックにより、各サイト、フロントページに戻るよう、制御手段 1 1が、制御を行っている。

制御主体について、特に、特定していないものであっても、全て制御手段 1 1 が、制御している。

各一覧表について、所定の処理により、必要が無くなった時に、全て消えるように制御されている。その調整は、整理番号の繰り上げにより、間隔がなくなるように制御されている。

I D及びパスワードファイルにおける I D及びパスワードには、対応する会員番号との連関が記憶されている。また、履歴ファイルにおける会員番号には、対応する I D及びパスヮ一ドとの連関が記億されている。

これまで述べてきた各サイトは、ホームページを全て別にしておく方法もあるが、事業運営専用サイトだけ別のホームページにして、後のサイトは、同じホ一ムページのフロントページから開くことができるようにしておく方法もある。世界観、価値観の表示のところで、前述の別類型マークから、応答状況を確認する時に、当該類型と違う項目のところには、もうひとつ別の一定の色に変えておく。

会員に正式に登録されるのは、当該仕組みにおいては、 2 ：登録が行われてからとなるが、本稿においては、それ以前に、事業運営者から、 I D及びパスヮ一ドを渡されるところから、広い意味での会員として，会員という言葉を使っているところが一部ある。

一覧表の繰り上げ処理に関しては、各部分において、同様の方法である。

図面においては、省略されているが、各画面には、各サイトのフロントページまで、ダイレクトに戻ることができるポタンが、置かれている。

図面においては、明細書に述べられているような、詳細な画面上の指示については、やむを得ず省略されているところがある。

単に、コンピュータを使っているというのではなく、これまで述べてきた各危険を、回避する仕組みそのものを、コンピュータを使って実現しているというところに特徴がある。また、危険を回避するだけでなく、あらゆる分野において、より望ましいと思われる方向へ、無事に導かれて行くような仕組みを創って行こうとする方向性にある。その方向性や構造については、これまでに適宜、詳細に、述べてきたとおりである。

なお、発明の効果としては、夫婦不和や離婚の危険性が、従来と比べて著しく抑制されるとともに、当該仕組みを通じて、特定集団の利益向上に向かうのではなく、人類にとどまらず、例外なく、全ての存在の幸福実現の恒久化に向けて、努力して行く資質を身につけたり、若しくは、向上させたりする機会に恵まれる。図面の簡単な説明

【図 1】同実施形態における実施形態の構成を示すブロック図である

【図 2】同実施形態におけるサーバの構成を示すプロック図である。

【図 3】同実施形態の動作を示すフロ一チャートである。

【図 4】同実施形態の動作を示すフローチャートである。

【図 5】同実施形態の動作を示すフローチャートである。

【図 6】同実施形態の動作を示すフローチャートである。

【図 7】同実施形態の動作を示すフローチャートである。

【図 8】同実施形態における登録申込専用サイトフロントページを画面を説明するための図である。

【図 9】

【図 1 0

【図 1 1

【図 1 2

【図 1 3

【図 1 4

【図 1 5

【図 1 6

【図 1 7

【図 1 8

【図 1 9

【図 2 0

【図 2 1

【図 2 2

【図 2 3

【図 2 4

【図 2 5

【図 2 6】同実施形態において、相応する類型として、原則として、検索可能になる類型の組み合わせを説明するための図である。【符号の説明】

10 · · ·サーバ

1 1 · · ·制御手段

12 · · ·入力制御手段

13 · · ·出力制御手段

14〜 22 · · ·記憶手段

1011、 1012、 10 10 4 02 022、

03 032、端末

Claims

請求の範囲

1 . コンピュータシステムを用いた結婚情報サービス事業の方法において、自分の情報を入力する段階にある会員に対して、本人に関する、性格、性質を始めとした各種事項に関わる質問項目に答えることを促す段階と、その答えに応じて、当該会員を分類する段階と、

自分の情報を入力する段階にある会員に対して、本人の世界観、価値観を、文章で入力することを促す段階と、その入力された文章を記憶する段階と、自分の情報を入力する段階にある会員に対して、本人のその他の情報を入力することを促す段階と、それを記憶する段階と、

事業運営者に対して、先において記億された文章に、その文章についての要旨として、適当な選択肢を、異性会員の検索段階にある会員に、選んでもらうための、択一式の問題を付したものを、入力することを促す段階と、それを記憶する段階と、

異性会員の検索段階にある会員に対して、当該会員に対応するところの分類における異性群の、世界観、価値観として、文章で入力されているものを、読み出す段階と、読み出されたものを、出力する段階と、

当該出力されたものを見て行くことを促し、かつ、その中から、面談を検討したい異性があれば、次の択一式の問題に答える段階に入ることを促す段階と、世界観、価値観として、文章で入力されたものの後に、択一式の問題が付されたものを、読み出す段階と、読み出されたものを、出力する段階と、

当該択一式の問題に、答えることを、促す段階と、

'正答であれば、当該異性会員のその他の情報を、読み出す段階と、その読み出された情報を、出力する段階と、

誤答であれば、当該異性会員のその他の情報に関する、読み出しが、検索段階にある、当該会員のパソコン画面上において、数分間、行われない手段と、異性会員のその他の情報の確認まで終えた当該会員に対して、

これまでの情報を総合して、面談を検討し、次の段階であるところの、資料確認のための面談の申し込みをするか否か、答えることを、促す段階と、

資料確認の面談に鬨わって、資料確認のための各種項目を、男女会員それぞれのパソコン画面上に、読み出す段階と、読み出されたものを、出力する段階と、これらを、お互いに確認をしながら、確認済みを意味する入力を、 1項目ずつ、促す手段と、

これら確認の最後に、次の段階であるところの、社会貢献に閧わって、当該男女が、協力して行っていく活動をする段階に入ることの申し込みをするか否か、答えることを促す段階と、

社会貢献において、当該男女が、協力して活動して行くことに関わって、テーマとして、両者において、合意した社会問題等の解決策等として、考案した内容を、文章、又は文章及び図面で、入力することを促す段階とを備え、

資料確認のための面談の開催を、該当する男女会員において、合意した場合に、当該男女分の情報を、当該会員間における当該閧係が終了し、別の会員に対して、次に読み出すことを良しとするまで、検索画面には表示しない手段と、当該男女の分に関して、検索画面に、表示されない手続きが終了するに伴って、次の資料確認面接時に使われる、資料確認フォーマツ卜が、パソコン画面上に、その後、当該男女用として、いつでも立ち上げることができるよう配備される段階と、会員に対し、会員自身の識別 I Dの入力を促す段階と、

入力された識別 I Dによって、会員分類のための前記質問項目への入力を許可するか否かを決定する段階とを備え、

資料確認面談として、当該男女が、お互いに、お互いに関する資料についての内容の確認を、確実にしてもらうことを促すため、 1項目ずつ、確認するたぴに、該当項目に、チェック入力することを促す段階と、

次の社会貢献協力活動の段階に入ることを了承したことを示すチェックが、両者においてあった場合には、その内容入力のためのスペースが、それ以降、当該男女に関して、パソコン画面上に、いつでも用意できるよう S備する段階とを備 'え、

社会貢献協力活動として、当該男女において、テーマとして、合意した社会問題等の解決策等を考案してもらい、その内容を、該当するスペースに、入力してもらう段階と、

さらに、国外の送り先に送る場合にあっては、翻訳ソフトにより、翻訳したものが、先の内容に並記されるべく、所定のスペースに置かれる段階と、

以上のものを、所定の電子メールに乗せて、希望する送り先へ送る段階とを備えることを特徴とする結婚情報サービス事業の方法。

2 . 高誤答率案件処理の手段を備えることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の結婚情報サービス事業の方法。