WO1998010581A1 - Share charging method - Google Patents

Description

曰月 糸田 分担課金方法 技術分野

本発明は、 複数の発信端末と複数の着信端末と を収容する複数の加入者収容交 換機を備え る ネ ッ ト ワークにおける通話料金の分担課金方法に関 し、 特に特定番 号呼接続に基づ く 通話料金を発信者 と着信者と に任 ¾に分 課金する分担課金方 法に関する。 ?景技術

一般に、 複数の発信端末と複数の着信端末と を収容する複数の加入者収容交換 機を備え るネ ッ ト ワークにおいては、 全通話料金を発信者が一括 して 負担するの が普通である。 しか し、 通話料金を着信者に負担させる方法も実用化されてお り、 例えば、 呼接続の際に交換手が介在するコ レ ク ト コールや、 発信者が特定の着信 課金識別番号をダイヤル した場合に着信者が通話料金を全額負担する 自動着信課 金サービス （例えば、 フ リ ーダイ ヤル） などが知 られている。 なおフ リ ーダイ ヤ ルな どについては、 例えば、 「村瀬、 池尻、 武弁 ； サービスのカスタ ム化とカス タ ムコ ン ト ロ ール、 N T T技術ジ ャ ーナル、 Vol. 1, No. 9, pp. 16-20, 1989. 12」 、 「上坂、 網谷 ； I Nサービスの先駆け、 フ リ 一ダイ ヤルサービス、 N T T 技術ジ ャ ーナル、 Vol. 1 , No. 9, pp. 21 -26, 1989. 12」 を参照されたい。 これ らの従来技術においては、 通話料金が発信者ま たは着信者のいずれか 方だけに -括課金されていたため、 発信者または着信者の一方の負担だけが増大し、 不公 平感が増すという欠点があった。

このよ う な欠点を解消するために発信者と着信者とで通話料金を分担する よ う に した発明が、 例えば、 特開昭 6 3 — 1 1 5 4 5 2 号公報に開示されている。 該 公報に開示されたものでは、 通信料金を発信加入者と着信加入者とで分担させて 課金する対象の加入者については、 予め交換機の加入者関連情報記憶装置に課金 分担制御情報を登録してお く。 そ して、 発信加入者の接続要求に対する接続制御 時に、 発信加入者ま たは着信加入者の加入者 W連情報記憶装置から読み出 した ^ 報に課金分担制御情報が含まれている場合には、 所 ¾の論理則に従って 該発 e 加入者と着信加入者と の接続および当該通話料金の分 .； ¾金を行って いる。 さ らに詳 し く い う と、 加入者毎に格納される課金分担制御情報は、 （ A ) 発 ί8 時の ¾ · 着 優先情報、 （ Β ) 着信時の ¾ · 着信優先情報、 （ C ) ¾ 時の分担 比率、 （ D ) 着信時の分担比率からな り、 発信 と ¾?信者 との通話料金をこれら の課金分担制御情報に基づいて所定の論理則に従って決定 している。

%施例における論理則と しては、

( 1 ) 着 ί3側の課金分担制御情報を優先する着加入者優先形 （発 側および着信 側と もに着 優先に設定されている場合には着側の分 ¾比率を採用）

( ) 発 i 側の課金分担制御情報を優先する発加入 -優先形 （発 m惻および ¾信 側と もに発側優先に設定されている場 †には発側の分担比率を採用）

( 3 ) 発着照合形その 1 (一致形 ； 発信側が発側優先、 着^側が着側優先に設定 されている場合には、 双方の分担比率が -致する場合のみ通 ί を受け付け、 該一 致 した分担比率を採用）

( 4 ) 発着照合形その 2 (不一致形 ； 発信側が発側優先、 着信側が着側優先に設 定されて いる場合で双方の分担比率が不一致の場合、 信側の発着分せ I課金情報 の発着分担比率で発信側の ft担率が高い と きのみ通 ί τを受け付けて、 側加入 者の予め登録 · 指定 した課金分担制御情報に従って通信料金を決定する）

( 5 ) —律分担比率形 （課金分担制御情報が登録されている場合には、 一律の分 担比率で、 例えば、 1 / 2 ずつ通信料金を分担させるよ う に課金する ） がある。

これら公知例では、 着信者は通話料金を分担する発 iS'者を特別に指定せずに全 ての発信者を対等に扱っている。 即ち、 着信者が通話料金を分担すべき発信者を 指定 していないため、 分担課金を希望しない発信者を含む不特定多数の発信者か らの着信に対 して も一律に分担課金が行われて しま う とい う問題点があった。 さ らに、 上述 したよ う に、 上記公開公報における課金分 W方法には様々な論理 則のものがあ り、 発信者の課金分担制御情報と着信側の課金分担制御情報の登録 の仕方に よ り分担課金の方法が異なる場合や、 また、 課金分担制御情報が発信側 と着 β側とで 致 しないと呼接続が禁止される場合があるな ど、 分担課金が非常 に煩雑になる とい う問題点があった。 発明の開示

本発明は、 着信者が指定 した通話料金区域から発信された特定番号の着信呼に ついて、 その発信者および着信者に関する課金負担情報を予め記憶する こ と によ り、 上述 したよ う な問題点を改善 し、 着信者が許容 した通話料金区域からの着信 呼に対 してのみ、 着信者が指定 した条件に基づいて通話料の分担課金を行う こ と が可能な分担課金方法を提供するこ と を Β的と している。

ヒ記 的を達成するために、 本究明は、 複数の発信端末 と複数の着信端末を収 する複数の加入者収容交換機を備えるネ ヅ ト ワー クにおいて、 複数の通話料金 区域の中から着信者によ り 子め指定された区域から発 <1された、 -般の加入 ¾· ¾ 話番号とは異なる特定番号に対する呼を、 該着信者によ り 予め指定された加入者 電話番号で受信する特定番号呼接続における分担課金方法であって、 前記特定番 号呼接続における所定の通話料金に対する発信者および/ま たは着信者の課金 f¾ 担情報を設定 して記憶 し、 該記億された前記課金負担情報に aづき前記通話料金 を前記発信者と前記着信者に分担課金するこ と を特徴と してい る。

よ り 具体的には、 以下のよ う な方法を実施で き る。

( 1 ) 前記特定番号に対する呼の着信先が着信不可の場合にルー テ ィ ング接続さ れる第二の着信先が予め指定されてお り、 呼が第一の着 is先ではな く 前記第二着 信先にルーティ ング接続された場合、

• 記第二着信先までの通話料金が前記第一着信先までの通話料金よ り高 く なる 場合には、 該第一着信先までの通話料金を前記発信者に課金し、

- 前記第二着信先までの通話料金から該第一着信先までの通話料金を差 し引いた 差額分の通話料金について、 全額を前記着信者に課金するか、 一部を前記着信者 に課金して残 り を前記発信者に課金 し、

• 前記第二着信先までの通話料金が前記第一着信先までの通話科金以下である場 合には、 該第二着信先までの通話料金を全額発信者に課金する。

上記差額分の通話料金に関する前記発信者と前記着信者との分担比率は、 所定 の時間帯における発信、 も し く は所定の地域か らの発 と い う条件に *づいて設 定も し く は変史 しても良い。

( 2 ) (r.J様に、 前 ti特定番 ¾·に対する呼の着 iS先が若 ί?;不 njの場合にル一テ ィ ン グ接^される第一-の着信先が予め指定されてお り、 呼が第一の着信先ではな く · 記第二着信先にルーテ ィ ング接続された場合、 該第一着信先までの通話料金を、 前記課金負担情報に基づき、 前記発信者または前記着信者のいずれか - //に課金 する。

こ こ で、 いずれの側に課金するかは、 所定の時間帯における発 '、 所定の地域 からの発信、 も し く は、 予め登録された所定の電話番 か らの発信と い う条件に 基づいて決定 しても良い。

( 3 ) m記特定番 'f 呼接続において、 各通話料金 域について、 該 域を起点と して距離別に同一通話料金とする複数の距離範 raが設定されてお り、

• 記発信者の通話料金 [X域から、 ι¾記複数の距離範囲の う ちの所定の距離範囲 までの通話料金を前記発信者に課金 し、

• 前記予め指定された加入者電話番号までの通話料金から前記所定の距離範囲ま での通 ¾料金を差 し引いた差額分の通話料金を前記着 ί3者に課金し、

• 前記チめ指定された加入者亀話番号までの通話料金が前 sd ιίϊ定の距離範 まで の通話料 以下である場合は、 該加入者電话番号までの通話料金を全額 ¾ ί 者に 課金する。

上記発明によれば、 特定番号を用いてダイ ヤル した場合、 着信者が許容 した通 話料金区域からの着信呼に対してのみ、 着 f 者が指定 した条件に基づいて通話料 金を分担するこ とが可能にな り、 テ レマーケテ ィ ン グにおける販売促進、 文' 付、 顧客サービスなどの分野において非常に有効である。

また、 前記特定番号呼接続において、 前記発信 と前記着信者との問で呼接 される前に、 課金に関する事前情報を前記発信者を収容する加入^収容交換機に 通知する と と もに、 該発信者に対 し、 前記事前情報を伝え るガイ ダンス を送出す るよ うに しても良い。 これによ り、 発信者が予め課金に関する情報を知 り、 安心 して通話をするこ とがで きるので、 発信者が不測に高額の通話料を負 wする事態 を回避で き る。 図面の簡 1な説明

図 1 は、 本発明の実施形態例におけるシステム構成例である。

図 2 は、 本発明の実施形態例における拠点分担課金方法の動作フ ロ ーチヤ一 卜 である。

図 3 は、 拠点分担課金の実施イ メ ージ図 （その 1 ) である。

図 4 は、 拠点分担課金の実施イ メ ージ図 （その 2 ) である。

図 5 は、 選択着信課金の実施イ メ ージ図である。

図 6 は、 M B I 値に基づいた分担課金の実施イ メージ図である 発明を実施するための最良の形態

以下、 本 ¾明の実施形態例を、 図面を参照 して詳細に説明する。

本発明で提案する分担課金方法は、 一般の加入 ¾·電話番号とは異なる特定番号 を任意の加入者電話番号に変換 して接続する場合、 係る特定番 ^呼接続に基づ く 通話料金に対する発信者およびノま たは着信者の課金 ft担情報を予め記憶 してお き、 この課金負担情報に基づいて実際の通話料金を ¾信者側と着信者側で分担負 担するよ う に したものである。 具体的には、 以下の 3種類がある。

( a ) 着信先が、 着信側の都合によ り 当初予定 した着信先から変更された場合、 変更後の着信先の通話料金が当初予定 していた変更前の着信先までの通話料金よ り 高 く なる場合、 発信元から変更前の着信先までの通話料金分を発信者側で負担 し、 不足分だけを着信者側で負担するよ う に した拠点分担課金方法。

( b ) 着信者側で着信者側負担か発信者側負担かについての情報を登録しておき、 これに基づいて通話料金をいずれの側で負担するかを決める選択着信課金方法。

( c ) M B I 値 （ 1 0 円で通話でき る秒数は距離別に複数の段階に区分されて決 められてお り、 この段階を M B I 値 1、 2 …な どと呼ぶ。 例えば、 「 M B I 値 1 . は 3分 / 1 0 円、 「 M B I 値 2 」 は 9 0秒 / 1 0 円、 等とな り、 各通話料金区域 内は M B I 値と して 1 力 ^s、 また、 任意の 2つの通話料金区域には、 その距離に応 じて 2 以上の M B I 値が割 り 当て られる。 ） に基づいて分担課金を决める M B I 値分担課金方法。 以下、 これら 3種類の分柯課金方法を詳細に説明する。

( a ) 拠点分担課金方法

着信先を変史する公知の機能と しては、

( 1 ) 受付先変更機能一 一 （営業時間外等） 予め指定した時間带において、 他の 着信先に （ 動的に接統される機能

( 2 ) 広域代表機能一 —複数の地域に またがって広域代表を登鉍 しておき （例え ば、 第 1 選択順位と して東京に複数回線 （親） 、 第 2選択順位と して 名 gに複 数回線 （子 1 ) 、 第 3選択順位と して大阪に複数回線 （ 了 · 2 ) ) 、 発信者によ つ て特定番号がダイ ヤルされた場合に、 まず親の回線を探 して空きがあった場合に はその冋線と接続するが、 親の回線に空きがなかつた場合には順次下位 M択順位 の子の回線の空きを探 し、 空きが兄つかった場合にその回線と接続 （空き回線が 見つからなかった場合は話中 ^送出） するよ う に した機能

な どがある。

こ こ で説明する拠点分担課金方法は、 このよ う な受付先変史機能ま たは広域代 表機能を利用 した と きに接続先がルーテ ィ ン グさ れ、 第一着信先 （受付先変吏機 能の場合は受付先変更元、 広域代表機能の場合は親） までの通話料金よ り、 第二 着信先 （変更された後の実際の接続先） までの通話料が卨 く なる場合には、 第一 着信先までの通話料は発信者側に課金 し、 残 り の通話料は着 者側に課金する ^ 金方法である。 なお、 着信者側に課金する通話料金については、 高 く な つた差額 分を、 特定の時間帯または特定の地域からの発信という条件を基に更に細分化 し、 ある分担比率で発信者と着信者の双方に課金する こ とも可能である。

以下、 拠点分担課金方法に関する具体例を示す。

図 1 は、 本発明を実現するためのシス テム構成例である。

同図において、 1 は制御局であ り、 予め着信者によって指定された、 任意の特 定番号に よる呼の接続が可能な時間帯、 通話許容地域 （ 1 以上の通話料金区域 ： こ こ で、 通話料金区域とは、 同一料金設定が行われる各区域で、 例えば、 東京

(市外局番 ： 0 3 ) 、 川崎 （市外局番 ： 0 4 4 ) 等のこ と を指す） 、 特定番号に 対応する加入者電話番号などが登録されている。 また、 上述 したよ う な、 高 く な つた差額分を特定の時間帯または特定の地域からの発信という条件を基に更に細 分化 し、 ある分 ffl比率で発信？ i-と着信者の双方に課金する よ う にする場合には、 上記条件や分担比率について の情報が併せて登録される。

制御 β 1 は、 上記登録情報を参照 し、 予め着信者によって指定された通話料金 区域から発 i ;された任意の特定番号を、 同様に着信者が予め指定 した任意の加入 者電話番号に変換する と と も に、 着信者が指定 した全ての加入者亀 ¾番号に関す る回線の空塞状況を管理する。

2、 3、 3 ' は複数の発 端末と複数の着信端末を収容する複数の加入者収容 交換機、 4 は共通線信号網、 5 は発信者側の端末 （鼋話機、 フ ァ ク シ ミ リ 等の任 意の通信機器を指す） 、 6 および 6 ' は着信者側の端末 （同様に、 電話機、 フ ァ ク シ ミ リ 等の任意の通信機器を指す） 、 つ、 8、 8 ' は、 それぞれ加入者収容交 換機 2、 3、 3 ' の収容地域である。 次に、 9 な い し 1 1、 1 1 ' は、 制御局 1 と加入者収容交換機 2、 3、 3 ' と を共通線信号網 4 を介 して接続 し、 情報伝達 のための制御信号を相互に送受信するための回線、 1 2 は加入者収容交換機 2 と 3 を相 Ιίに接続する中継回線、 1 2 ' は加入者収容交換機 2 と 3 ' を相 IIに接続 する中継 線である。 なお、 以下の説明では、 5、 6、 6 ' は電話機である とす る。

図 2 は、 本実施形態例における拠点分担課金方法の動作フ ローチ ヤ一 トである。 利用者が電話機 5 で特定番号 （例えば、 0 A B 0 — * * * * * * と いう論理番 号 ： 0 A B 0 は例えば 0 5 7 0 ) をダイ ヤルする と （ステ ッ プ 2 1 ) 、 制御局 1 にアクセス可能な加入者収容交換機 2 に接続され、 特定番号が加入者収容交換機 2 に送出される。 加入者収容交換機 2 は、 上記特定番号と発信地域情報 （例えば 発信者の電話番号） と を共通線信号網 4 を用いて制御局 1 に送出する （ステ ッ プ 2 2 ) o

制御局 1 では、 受け取った特定番号と発信地域情報と、 予め着信者によ って登 録されている、 当該特定番号に対応 した接続可能時間帯、 通話許容地域な どの情 報を比較参照し、 加入者収容交換機 2 から受け取った特定番号を着信者が予め登 録 してい る一般の加入者電話番号 （物理番号） に変換する （ス テ ッ プ 2 3 ) 。 こ こ では、 変換された加入者電話番号の電話機を図 1 の電話機 6 とする。 制御局 1 は、 次に、 変換された加入者電話番号の電話機が接続不可などの理由でさ らに別 の加入者電話番号に変換する必要があるか否かを判定する （ ス テ ッ プ 2 4 ) 。 そ して、 加入者電話番号を変更する必要がなければ、 その加入者電話番 の電話機 6 に対 して通常の接続処理を行う （ ス テ ッ プ 2 5 ) 。

加入者電話番号を変更する必要があれば、 制御局 1 は加人者電話番 変換を行 う。 即ち、 変換された加入者電話番号 （受付先変更機能の場合は変更後の加入者 電話番 、 広域代表機能の場合は空きの見つかつた子番号） の ¾話機 （端末） を 接続先の電話機 （図 1 の電話機 6 ' に対応） と決定する （ ス テ ッ プ 2 6 ) 。

接続先の電話機が決定された ら、 制御局 1 は、 発信者側の加入者収容交換機 2 に、 変更後の接続先番号、 踝金情報 （電話機 5 までの接続に対応する課金秒数） を通知する。 加人者収容変換機 2 は、 通知された接続先番 -によ り 着信 ¾話機に 接続する前に、 発信者側の端末に通話料金の情報を示すガイ ダン ス を送出 し、 ガ ィ ダンス送出終了後に若信側電話機 6 ' に接続する （ステ ッ プ 2 7 ) 。

制御局 1 は、 当初の着信先 （図 1 の電話機 6 ) と変更後の着信先 （図 1 の電話 機 6 ' ) に関する通話料金を比較 し、 当初の若信先の通,活料金が変更後の着信先 の通話料金以上であれば分担課金を行わず、 基本課金とする （即ち、 発信者が通 話料の全額を ft担する） 。

一方、 当初の着信先の通話料金が変更後の ¾⁵信先の通 ^料金よ り 少ない場合に は分担課金と し、 電話機 5 から電話機 6 までの通話料金に相当する額は発信者の 負担と し、 それ以外の通話料金の差額分を着信者側の S担とする （ス テ ッ プ 2 8 ) 。 また、 設定条件 （上述 した特定の時間帯または特定の地域からの発信等の条件） によっては、 着信者の負担分を更に細分化 し、 ある分担比率で発着信者双方の ft 担とする。

以上説明 した拠点分担課金方法の場合、 図 3 に課金分担のィ メージ図を示すよ う に、 例えば、 発信者 （電話機 5 ) からルーテ ィ ング接続された実際の着信先 (電話機 6 ' ) までの通話料が 9 0 円、 発信者 （亀話機 5 ) から 当初の着信先 (電話機 6 ) までの通話料が 7 0 円の場合、 発信者が 7 0 円、 着信者が 2 0 円 ( 9 0 円— 7 0 円 = 2 0 Π ) 負担するこ とになる。 また、 設定条件に よ っては若 信者負担分の 2 0 円を細分化 し、 例えば図 4 に示すよ う に、 発信者側が 8 0 ド】、 着信者側が 1 0 円を負担するよ う に して も良い。 すなわち、 変更によ って增加 した通話料金は、 全額も し く は -部を着信者側で 負担 し、 発信者側は着信先が変更されても、 変更されなかった場合の通話料金も し く はあ る加算分だけを負担すればよ く、 よ り 公平感の高い、 また、 フ レキシ ビ リ テ ィ （適応性） の高い課金が行え る。

( b ) 選択着信課金方法

本分担課金方法は、 特定番号に よ って着信先に接続された呼に関する通話料金 を着信先で全額負 fflするか発信元で全額負担するかの情報を、 着信先ごとに予め 指定 して制御局 1 に登 してお く、 そ して、 上記 ( a ) と同様に して着信先に接 続された呼に対し、 この登録情報を用いて、 着信先ごとに どち らが全額負担する かを決定する方法である。

この方法のイ メージ図を闵 5 に示す。 この方法によ る と、 （ a ) で述べた受付 先変更機能や広域代表機能を利用 して特定の着信先に接続された呼を、 着信者の 指定 （制御局への登録） によ り着信者側に全額課金 した り、 発信者側に全額課金 した り するこ とが 能となる。

なお、 着 iff 先ごとの指定について、 ある特定の時間帯ま たはある特定の地域か らの発信、 あるいは予め登録された電話番号か らの発信と い う条件を基に発着い づれの側が全額負担する とい う付加条件のついた着信先を指定する こ と も可能で ある。

着信者側で全額負担する場合は、 発信者側に、 例えば、 「電話料金は当方で全 額負担いた します j のよ う なガイ ダンスを送出するこ と も 可能である。

( c ) M B I 値に基づいた分担課金方法

本分担課金方法は、 予め着信者によって指定された通話料金区域から発信され た任意の特定番号を、 着信者が指定 した任意の加入者電話番号に変換 して接続 し て通話する場合、 着信先の変更の有無に関係な く、 着信者によって制御局 1 に子 め登録された特定の M B I 値の範囲までの通話料を発信者側で負担し、 残 り の通 話料を着信者側で負担する方法であ る。 こ こで、 着信者側は、 任意の加入者電話 番号を指定登録してお く よ う に し、 該電話番号までの通話料金が、 上記登録され た特定の M B I 値によ り 算出された通話料金以下の場合は、 着信者が指定 した任 意の加入者 ¾話番号までの通話料金は全額発信者側で負担するよ う に する。 この方法のィ メ 一ジ図を図 6 に す。 即ち、 この方法に よる と、 例えば、 制御 局 1 に特定の M B I 値と して M B I 値 1 ( 3 分/ 1 0 円） を登 ¾してお く と、 g 間 3 分以内の通話で 2 0 円の通話料金がかかっ た場合、 そのう ちの 1 0 円を発信 者側で負担 し、 残 り の 1 0 円 （ 2 0 円— 1 0 ] = 1 0 円） を肴 者側で！¾ IKする こ と になる。 この分担課金方法によ る と、 ¾信 fiは、 着信者側の地域に関係な く 一 ii の料金以 ドを負担する こ とになるため、 安心 して通 ¾をする こ と が可能に な る。

以 に説明 した本実施形態例に よれば、 特定番号に よ って ダイ ヤル した場合、 ネ ッ ト ワーク内の着信者が卞め登！ ^ した課金負担情報に基づいて発 i3 tiと着信者問 の分担課金を行う こ と に よ り、 着信者がそれそれ指定 した発 β者及び対象区間に おいて、 着信者の指定 した課金負担条件で分担課金を行う こ とがで き る。 即ち、 着信者の指定によ り、 着信呼がルーテ ィ ン グ接統された場合の第 · 先と第 - - 着信先との分担課金ができ るため、 発信者負担の通話料が不測に ή¾額になる こ と が防止で き る。

ま た、 着信呼が （ある条件の基に ） ルーテ ィ ング接続された場合の任意の若 m 先を着信者課金に指定で き るため、 例えば、 « as 線を利 w した通 販 ' システ ムにおいて、 第 着信先の注文受付センタ を発信者側課金対象と して指定 し、 第 二着信先の商品完 ¾後の受付先、 すなわち商品が り切れた後の养 呼を ¾ 側 課金対象とするこ とが可能となる。 また、 ある特定の通話料金 .域までの区問を 発信者側に、 残り の区間を着信者側に分担課金する こ とがで き るため、 例えば、 パソコ ン通信およびィ ン 夕一ネ ッ ト におけるアクセスポィ ン ト がない地域に住ん でいる利用者の通話料金の負担を軽減する こ とが可能とな る。 更に、 着信者に呼 接続する前に課金に関する情報 （ガイ ダンス情報） を事前に発信者に通知するた め、 発信者に対して通話料金が明確にな り、 安心 して通話をするこ と がで き るの で、 発信者が不測に高額の通話料を負担する事態を回避で き る。

Claims

請求の範囲

1 . 複数の発信端末と複数の着信端末を収容する複数の加入者収容交換機を備 え るネヅ ト ワー クにおいて、 複数の通話料金区域の中から着信者によ り 予め指定 された 域から発信された、 一般の加入者電話番号とは異なる特定番号に対する 呼を、 該着信者によ り 予め指定された加入者電話番 で受信する特定番号呼接続 における分担課金方法であって、

前記特定番 ·呼接絲における所定の通話料金に対する発信者および/または着 信者の課金負担情報を設定して記憶 し、

該記億された前記課金負担情報に基づき前記通話料金を前 J己発信者と ί¾ 3己着信 者に分担課金する こ と を特徴と する分担課金方法。

2 . 前記特定番号呼接続において、 前記特定番号に対する呼の着信先が着 m不 可の場合にルーテ ィ ン グ接続される第二の着信先が予め指定されてお り、 呼が第一の着信先ではな く 前記第二着信先にルーテ ィ ン グ接続された場合、 前；己第二着 a先までの通話料金が前記第一着信先までの通話料金よ り 高 く なる 場合には、 該第 - 着信先までの通話料金を前記発信者に課金 し、

前記第二着信先までの通話料金か ら該第一着信先までの通話料金を差 し引いた 差額分の通話料金について、 全額を前記着信者に課金するか、 一部を前記着信者 に課金して残 り を前記発信者に課金 し、

前記第二着信先までの通話料金が前記第一着信先までの通話科金以下である場 合には、 該第二着信先までの通話料金を全額発信者に課金する こ と を特徴とする 請求の範囲第 1 項記載の分担課金方法。

3 . 前記差額分の通話料金に関する前記発信者と前記着信者との分担比率を、 所定の時間帯における発信、 も し く は所定の地域からの発信という条件に基づい て設定する請求の範囲第 2項記載の分担課金方法。

4 . 前記特定番号呼接続において、 前記特定番号に対する呼の着信先が着信不 njの場合にルーテ ィ ン グ接続される第二の ¾ iS先が了'め指； iされてお り、 呼が第一の着信先ではな く 前 gd第―.着信先にルーテ ィ ン グ接続された場合、 該 第二着信先までの通話料金を、 前記課金負担情報に基づき、 ）¾ '記発 者または f¾ 記着信者のいずれか一方に課金する こ と を特徴と する ¾求の範囲第 1 項記載の分 担課金方法。

5 . 前記 ¾信者または前 ¾着信者のいずれに課金するかを、 所定の時問帯にお ける発信、 所定の地域からの発信、 も し く は、 予め登録された所定の電話番号か らの発 βと い う条件に基づいて決定する請求の範屈第 4 項記載の分担課金 法。

6 . 前記特定番号呼接続において、 各通話料金区域について、 該 域を起点と して距離別に同一通話料金と する複数の距離範囲が設定されてお り、

前記発 者の通話料金区域から、 前 複数の距離範 Μの う ちの所定の距離範 Μ までの通話料金を前記究信者に課金 し、 前記 了'め指定された加入者 ¾話番号まで の通話料金から前記所定の距離範囲までの通話料金を差 し引いた差額分の通話料 金を前記着信者に課金 し、

前記予め指定された加入者電話番号までの通話料金が前 ¾所定の距離範囲まで の通話料金以下である場合は、 該加入者電話番号までの通話料金を全額発信者に 課金する こ と を特徴と する請求の範囲第 1 ¾記載の分担課金方法。

7 . 前記複数の距離範囲は、 所定の金額で通話で き る秒数を距離別に複数の段 階に区分 した結果に基づいて設定されている こ と を特徴とする請求の範囲第 6項 記載の分 ί 課金方法。

8 . 前記特定番号呼接続において、 前記発信者と前記着信者との間で呼接続さ れる前に、 課金に関する事前情報を前記発信者を収容する加入者収容交換機に通 知する と と もに、 該発信者に対 し、 前記事前情報を伝え るガイ ダンス を送出する こ と を特徴とする請求の範囲第 1 ~ 7項いずれかに記截の分担課金方法。