WO1997039403A1 - Information signal range selecting method, information signal range selector and information signal editor - Google Patents

Description

明細害 情報信号の範囲選択方法、 情報信号の範囲選択装置および情報信号の編集装匿 技術分野

この発明はオーディオ信号などの情報信号の範囲を選択する方法、 その選択装 置およびその選択方法を具現した情報信号の編集装置に関する。 詳しくは、 表示 画面を複数の選択ェリアに区分し、 選択したェリアによって選択できる情報信号 の単位を、 マウスのドラッグ区間や最小編集単位などのように異ならしておく こ とによって、 同一表示画面上で情報信号の単位を少なく とも 2種類以上選択でき るようにした情報信号の選択方法等に係るものである。

背景技術

G U I (Graphi c User Interface) を持ったオーディオのワークステーショ ン (編集装置） などの信号処理装置において、 G U I を持ったワークステーショ ン に欠かせない操作の一つに編集対象となる音声データなどの情報信号の範囲を選 択する操作がある。 通常は、 処理範囲を指定した後にその部分を削除したりコピ —したりする編集処理が行なわれる。 処理範囲を指定する場合、 従来では下記の ように何通りか （例えば 3通り） の指定方法が採用されている。

( 1 ) ジョグ等により予め決定した 2点間の場所 （マークによってその位置を 特定する） を指定する。

( 2 ) 録音された部分全体 （最小編集単位 （トラック） ） 、 編集により切り出 された部分、 対象となるサブファイル、 ファイル全体などを指定する。

( 3 ) G U I上に表示された波形データに基づきマウスのドラッグ操作により 任意の範囲を指定する。

従来から知られている情報信号の編集装置では編集対象となる音声データなど の範囲指定 （選択範囲の指定） を行なう場合、 上述したように数種類の指定方法 が要求されるにも拘らず、 下位機種では 1つの指定方法のみしかサボ一 トできな いものがあった。 最近では上述したような数種類の指定方法が用意され、 編集処 理に じて適宜処理範囲指定モ一ドを切り替えながら使用している。

そのため、 上述した （ 1 ) の処理範囲指定方法から、 例えば （2 ) の指定方法 に移行するには、 一旦 （ 1 ) の指定方法を中断するか解除して （2 ) の指定方法 を選択するようにしている。 そのため音声データの範囲を指定するのが不便であ つて、 編集作業時間がかかるといった問題を有していた。

そこで、 この発明はこのような従来の猓題を解決したものであって、 範囲指定 のためのモ一ドを切り替えることなく 1つの画面でこれらの処理範囲を随時指定 できるようにした憒報信号の範囲選択方法、 情報信号の範囲選択装置および情報 信号の編集装置を提案するものである。

発明の開示

第 1の発明に係る情報信号の範囲を選択する方法は、 以下のステップからなる 表示装 S上に表示された複数の範囲指定ェリァのどの上で情報信号が指定され たかを検出するステップと、 範囲指定ェリァの内どの範囲指定ェリア上で指定が 行われたかに応じた情報侰号の単位で、 情報信号の範囲を選択するステップ。 第 2の発明に係る情報信号の範囲を選択する装 Sは、 複数の範囲指定ェリァを 表示する表示手段と、 表示手段上で情報信号の範囲を指定する指定手段と、 表示 手段上に表示された複数の範囲指定ェリァの内どの範囲指定ェリァ上で指定手段 によって情報倌号の範囲が指定されたかを検出する手段と、 どの範囲指定ェリァ 上で指定が行われたかに応じた情報信号の単位で、 情報信号の範囲を選択する選 択手段とからなる。

第 3の発明に係る情報信号の編集装置は、 情報信号を格納する格納手段と、 複 数の範囲指定ェリァを表示する表示手段と、 表示手段上で情報信号の範囲を指定 する指定手段と、 表示手段上に表示された褸数の範囲指定ェリァの内どの範囲指 定ェリァ上で指定手段によって情報信号の範囲が指定されたかを検出する手段と , 範囲指定ェリァの内どの範囲指定ェリァ上で指定が行われたかに応じた情報信号 の単位で、 情報信号の範囲を選択する選択手段と、 選択手段によって選択された 範囲の情報信号に対して編集-処理を行う手段からなる。 - 第 1の発明では、 1つの画面を複数の範囲指定エリアに分割し、 マウスなどに よって特定のェリァが指定されたときには、 指定されたそのェリァに属する処理 範囲指定モ一ドが自動的に選択される。

機外のェリァが指定されたときには、 予め選択されたマークとマークとの間が 処理範囲として指定され、 マーク間に位置するバ一信号に関連したオーディオ信 号が処理の対象となる。

プラスエリァが指定されたときには、 指定されたェリァに表示されているバ一 信号 （オーディオ信号） の対応トラックの全てのオーディオ信号が処理範囲とし て指定される。

マイナスエリァが指定されたときには、 マウスによって指定された幅內に表示 されたオーディオ信号が処理範囲として指定される。

このようにマウスがどの位置にあるかによって範囲指定モ一ドが異なってくろ この範囲指定モ一ドは同一画面で選択できるから、 現在実行中の範囲指定モ一 ド を中断して別の範囲指定モ一ドを新たに選択し直すと言ったモード指定の煩わし さはない。

第 2および第 3の発明では、 このような選択方法を実現することによってディ ジタルオーディオ信号等の編集点の選択を容易にできる。

図面の簡単な説明

図 1はこの発明に係る処理装置をディジタルオーディォ信号の編集装置に適用 したときの一実施熊様を示す要部の系統図である。 図 2は表示信号生成手段の一 例を示す一部の系統図である。 図 3 A , 図 3 Bはオーディオ信号の表示波形の一 例を示す波形図である。 図 4は表示信号の表示状態を示す画面の図である。 図 5 はエリア判定手段の一例を示す要部の系統図である。 図 6 A , 図 6 Bは処理範囲 指定のための説明図 （その 1 ) である。 図 7 A〜図 7 Cは処理範囲指定のための 説明図 （その 2 ) である。 図 8 A , 図 8 Bは処理範囲指定のための説明図 （その 3 ) である。 図 9は処理範囲指定のための処理フローチャートの一例を示す 1 で ある,

発明の実施をするための最良の形態

この発明に係る情報信号の範囲選択方法、 情報信号の範囲選択装 eおよび情報 信号の編集装置の一実施形旃を、 オーディォ信号の範囲選択として利用する編集 装 sに適用した場合について、 図面を参照して詳細に説明する。

オーディオ信号を編集する縉集装置は一般的に情報信号の範囲選択装置と して も機能する。 この編集装置は情報倌号を格納する格納手段と、 複数の範囲指定二 リァを表示する表示手段と、 表示手段上で情報信号の範囲を指定する指定手段と、 表示手段上に表示された褸数の範囲指定ェリアの內どの範囲指定ェリァ上で指定 手段によって情報信号の範囲が指定されたかを検出する手段と、 範囲指定ェリァ の內どの範囲指定ェリァ上で指定が行われたかに応じた情報信号の単位で、 情報 信号の範囲を s択する ¾択手段と、 選択手段によって選択された範囲の情報信号 に対して編集処理を行う手段を有する。

実施の形態をオーディオ信号の編集装置に基づいて説明する。 図 1に示すよう にこの編集装置 1 0は装置全体の制御を司る C P U 1 2を有し、 接続されたバス 1 4には各種制御を実行するためのプログラムが格納されたメモリ （R O M ) 1 6を始めと して、 ワーキングメモリとして機能するメインメモリ （R A Mなど） 1 8を有し、 さらにはオーディオ倌号などの編集素材 （ソース） を記録するため の大容量の記録装置 2 0が設けられる。 記録装置 2 0としてはランダムアクセス が可能で、 ノンリニア編集を実行できるようにこの例では光磁気ディスク （M O ) ドライブが用いられる。 ハードディスク装置 （H D D ) などでもよレ、。

端子 2 2 L , 2 2 Rに供給された編集素材用の L， Rチャネルのオーディオ信 号は A / D変換器 2 4でディジタル信号に変換される。 ディジタルオーディオ信 号は一旦メインメモリ 1 8にス トアされたのち、 記録装置 2 0に叩き込まれる 編集処理時には必要なオーディオ信号を表示部 3 6上に表示するための処理が信 号処理部 （D S P ) 2 6によって行われる。 表示部 3 6としては C R Tや液晶表 示装 ftを利用できる。 表示部 3 6に表示された —ディォ信号に対する処理範囲などを指定すろ.ため、 二の例ではマウス （エリア指定手段） 3 0とキ一ボード 2 8が設けられ、 これら がュ一ザインタフエース 3 2を介して C P U 1 2に接続される。 後述するように 画面上には処理範囲を指定するためのェリァが表示されるが、 このェリァを表示 するため画枠発生手段 3 4が設けられ、 図 4に示すような画枠 5 0を得るための 画枠信号が生成される。

信号処理部 2 6では図 2に示すような表示信号の生成が行われる。 この生成手 段 4 0はエンベロープ検波手段 4 2と再サンプリング手段 4 とを有する。 記録 装置 2 0より読み出されたオーディオ信号が一旦メインメモリ 1 8にロードされ、 ロ ードされたオーディォ信号がエンベロープ検波手段 4 2において図 3 Aの tう にエンベロープ検波され、 次の再サンプリング手段 4 4で間引き処理される， この例ではエンベロープによる範囲指定を容易かつ確実にするため、 図 3 Bの ように例えば 1秒間隔で再サンプリングされ、 再サンプリングされた検波出力の 波高値 （ピーク—ピーク値） が表示信号 （表示波形） S i としてバ一表示される もちろん、 間引き処理することなくエンベロープ波形そのものをバ一表示する二 ともできる。

図 3 Bでは説明の便宜上、 再サンブリングされた表示波形 S f の時間軸を短縮 してエンベロープ波形と再サンプリングされた表示波形 S f の時間間隔を一致さ せている。 この図 3 Bに示す表示信号の生成処理は信号処理部 2 6で行われろ のであるから、 実際の処理はソフトウェア上での処理となる。

このようにして生成された表示信号は図 4のように表示部 3 6の画面上に表示 された画枠 5 0に収まるように表示される。 画枠 5 0は表示信号 S f の表示と櫊 外とを区分するような枠である。

そしてこの例では画枠 5 0內の同一の画面が 3つのェリァに区分され、 表示信 号 S f の中心を境界としてそのマイナス値が表示されるエリァ （マイナスエリア） 5 0 a、 プラス値が表示されるエリア （プラスエリア） 5 0 b とさらに攔外エリ ァ 5 0 c とに区分される。

マイナスュリア 5 0 aは、 マウス 3 0によって ドラッグされた幅内に入ってい る表示信号 S f を処理範囲と して指定するためのェリアで、 任意の範囲を指定で きる。 ― ·

プラスエリア 5 0 bは、 表示信号 S ί を 卜ラック単位で指定するエリァであつ て、 ブラスエリア 5 0 b内に表示された単一若しくは複数の トラックを指定でき る。 表示波形を指定することでそのトラックを指定できる。 ここに、 トラックと は録音された単位あるいは編集によって切り出された最小単位を指すもので、 編 集に！；つて切り出された最小単位のなかには、 1つのオーディォ信号内の任意の 部分を切り出して組み合わせられて生成されたものも当然に含まれる。 もちろん、 1つのトラックとしてプラスエリア 5 0 b内に複数の曲を同時に表示できるもの であれば、 そのうちの 1つの曲全体を最小単位とすることもできる。 このプラス エリア 5 0 bを利用して トラック単位の処理範囲を指定できる。

欄外エリア 5 0 cは、 編集リハーサルによって指定された編集開始点と終了点 をそれぞれ示すマーク Mの間を処理範囲として指定するためのェリアである； こ れらのエリア 5 0 a〜 5 0 cはマウス 3 0に閱連して動くポインタとしてのカー ソル 5 4 (図 6参照） によって指定される。 そのため、 図 1に示すメモリ 1 6に 設けられたエリァ判定処理プログラムを用いて以下のようにオペレータ （ユーザ） によって指定されたェリアが判定される。

便！:上図 5のェリァ判定手段 6 0を用いて説明すると、 マウス 3 0からは力一 ソル 5 4の位置を表す座標データ （水平方向 Xと垂直方向 Y ) の他に、 ク リ ック 信号 （ドラッグ信号を含む） が得られる。 この座棟データとク リ ック信号がエリ ァ判定部 6 2に供給されて、 座標データから画面上のどのエリア （その表示波形 の トラックを含む） にカーソル 5 4が位置しているかが判定される。 そしてク リ ック信号によってそのェリアが確定したかどうかが判定される。 指定エリアの確 定によってエリア （範囲） 指定モード信号 （座標データやク リ ック信号など） が C P U 1 2に送られ、 編集処理範囲の情報などとして利用される。

さら；ここのエリア指定モー ド信号が表示モー ド変更部 （表示変更手段） 6 4に 供給されてカーソル 5 4によって指定された範囲のみ画面の表示状態が変更され る。 この例では指定範囲が網かけ表示状態に変更される。 これによつて指定範囲 を視覚的にも確認できる。

次に、 図 6以下を参照してユーザのェリァ指定とそれに対応した範囲の確定お tび表示状態の変更処理なと ^:について説明する。

( a ) マウス 3 0のドラッグにより任意の範囲を指定する場合。

図 6 Aのようにユーザは、 マウス 3 0によって画面の下半分 （マイナスエリア） 5 0 a側にカーソル 5 4を動かし、 画面上の波形データ等を頼りにまず任意の開 始点 p (あるいは終了点 q ) に力一ソル 5 4を移動させ、 マウス 3 0についてい るマウスボタンを押してク リ ックする。 次にマウスボタンを押しながら線をドラ ッグする要領で終了点 q (開始点 p ) まで移動させる。

ユーザは終了点 q (開始点 p ) まで移動させた後マウスボタンを放すことに ！； つてェリァ指定が確定する。 以上のドラッグ操作によりエリァ指定が確定すると、 図 6 Bのように指定された点 p , qの範囲內の表示状態が変更される。 図 6 Bで は網かけ斜線が同時に表示される。

( b ) トラック T全体 （録音した時の音全体、 あるいは編集により切り出され た部分など） を指定する場合。

例えば、 囡 7 Aのようにトラック T 1の表示倌号領域であって、 波形表示の上 半分 （ブラスエリア） 5 0 bの部分をマウス 3 0でク リ ックすると、 トラック T 1全体が選択され、 そのときの画面表示は図 7 Bのように網かけ斜線が重複表示 される。 エリア指定後の処理は図 6と同様である。 トラックの位置を判り易くす るため、 図 7 Aのようにトラックの区切りを示す破線 5 8を波形表示と共に同時 に表示させることもできる。

図 7 A中の 「トラック T 1 J Γトラック T 2」 の両方を指定したい場合は、 機 能キー （例えば、 CTRLキー） の操作とマウス 3 0のク リ ック操作を同時に行なう ことにより複数のトラック T 1， T 2全体を同時に選択することができる （図 7 C網かけ斜線図示） 。

( c ) マーク Mからマーク Mまでの範囲を指定する場合。

まず、 ジョグ Zシャ トル等により編集対象となる場所の始めおよび終わりの点 を探す この時にリハーサル等の操作により編集点となる場所の確認を行なう 編集点の確認が終了したらマーク M, Mを打つ （図 8 A参照） 。 次にマーク M , Mが表示されているエリア 5 0 cで、 マーク Mとマーク Mの間にカーソル 5 4を 位置させた状態でマウス 3 0をク リ ックすることにより、 図 8 Bに示すように予 め決定された開始点 Mから 了点 Mまでの範囲が指定され、 指定された範囲内の 表示は図 8 Bのような網かけ表示となる。

上述したエリア指定動作 （処理範囲指定動作） を実現するフ口一チヤ一 卜の一 例を図 9に示す。 エリア指定モードであるときには、 まずマウス 3 0に設けられ た左側ク リ ックボタン （左ボタン） （図示はしない） がク リ ックされたときには (ステッブ 7 1 ) 、 力一ソル 5 4の位置がェリァ指定を行うエリァ内かどうかを 確認する （ステップ 7 2 ) 。

指定範囲内であってク リ ックすべき場所が表示波形 S f の中心よりも下側のマ ィナスエリア 5 0 aであるときはドラッグの状餱を判定する （ステップ 7 3， 7 4 ) _c 次にその位置でマウス 3 0を使用したドラッグが行われたときは、 ドラッ グにより «択された部分を指定したエリア指定範囲とする （ステップ 7 5 ) 。 こ れが図 6の指定例である。

マイナスエリア 5 0 aであるにも拘わらずドラッグが行われていないときは、 エリアの指定が解除される （ステップ 8 3 ) 。 したがって、 現在選択されている 部分があつたときはそのエリァ指定がなされていないものとして取り扱われる。 ク リ ック場所が表示波形 S f の中心よりも上側のプラスェリア 5 0 bであると きは （ステップ 7 6 ) 、 特定のファンクションキーこの例では CTRLキ一を押しな がらク リ ックされたかどうかを判定し （ステップ 7 7 ) 、 CTRLキーが押されない でク リ ックされたときは、 ク リ ックされた部分 （カーソル 5 が位置する部分〉 を含むトラック （上述した最小の編集単位） が処理エリアとして選択される （ス テツプ 7 8 ) 。 これが図 7 Bの指定例である。

CTRLキ一を押しながらク リ ックされたときにはク リ ックされた側の全てのトラ ックが指定エリアとして選択される （ステップ 7 9 ) 。 これが囡 7 Cの例である. またステップ 7 6で波形表示ェリァ外でのェリァ指定であると判断されたとき には、 ク リ ック場所が擱外エリア 5 0 cであることを確認し （ステップ 8 1 ) 、 そうであるときにはマーク Mと Mの間の範囲が処理工リアとして指定される （ス テツプ 8 2 ) これが図 8の例に当たる。

ステ ップ 7 5 , 7 8 , 8 2のように処理エリアが指定されることによって処 ェリァの指定動作が終了する。 このようにすることによって、 同一画面上で処理ェリァの指定モ一ドが相違す る複数の指定モードを、 現在の指定モードを解除することなく、 指定できること になる：

その結果、 現在のェリァ指定モ一ドから別のェリァ指定モ一ドを選択すろとき でも現在実行中にあるエリア指定モードを一旦中断したり、 変更したりすること なく、 画面上のェリァを指定し直すだけで異なったェリァ指定モ一ドを選択でき る。 そのため、 処理範囲の指定が非常に簡単になり、 スムーズな編集操作の潔境 を作ることができる。 それに伴って編集作業全体の効率化、 短縮化を図ることが できる。

産業上の利用可能性

この発明はディジタルオーディォ信号などの情報信号をノンリニア編集できる 編集装置などに適用できる。

Claims

請求の範囲

1 . 情報信号の範囲を選択する方法であって、 以下のステップからなる。

表示装匱上に表示された複数の範囲指定エリァのどの上で上記情報信号が指定 されたかを検出するステップと、

上記範囲指定ェリアの内どの範囲指定ェリア上で上記指定が行われたかに応じ た上記情報信号の単位で、 上記情報信号の範囲を選択するステップ。

2 . 請求の範囲 1において、

上記範囲指定ェリァは、 少なく とも第一および第二の範囲指定ェリアからなり、 上記情報信号の範囲を選択するステップは、 上記検出ステップにおいて上記第 一の範囲指定ェリァ内で上記範囲指定が行われたことが検出された場合には、 指 定された任意の範囲の上記情報信号を選択するステップと、

上記検出ステッブにおいて上記第二の範囲指定ェリァ内で上記範囲指定が行わ れたことが検出された場合には、 指定された範囲を含む上記情報信号の予め定め られた単位を選択するステップとを有する。

3 . 請求の範囲 2において、

上記検出ステップにおいて上記第二の範囲指定ェリア内で上記範囲指定が行わ れたことが検出された場合に選択される上記情報信号の予め定められた単位とは、 最小編集単位である。

4 . 請求の範囲 3において、

上記情報信号は、 少なく とも一^ Dの情報信号ソースの内の部分を切り出してき て組み合わせることにより生成されたものであり、 上記最小編集単位とは、 上記 切り出された上記情報信号ソースの部分である。

5 . 請求の範囲 2において、

上記範囲指定ェリァは、 更に第三の範囲指定ェリァを有し、

上記検出ステップにおいて上記第三の範囲指定ェリア內で上記範囲指定が行わ れたことが検出された場合には、 上記選択ステップは上記指定された範囲の前の 予め設定された編集点と上記指定された範囲の後の予め設定された編集点との間 の上記情報信号を選択する。

6 . 請求の範囲 1において、

上記表示装置の画面には、 上記情報信号の波形図が表示されており、 上記複数 の範囲指定ェリアは、 その波形図の時間軸方向に対して垂直方向に互いに膦接し ている。

7 . 請求の範囲 2において、

上記表示装置の画面には、 上記情報信号の波形図が表示されており、 上記第一 および第二の範囲指定ェリァは上記情報信号の波形図上にあり、 上記波形図の時 間軸方向に対して垂直方向に隣接している。

8 . 請求の範囲 7において、

上記第一の範囲指定ェリァは上記情報信号のプラス部分に対応する波形図の上 半部に対応し、 上記第二の範囲指定ェリァは上記情報信号のマイナス部分に対応 する波形図の下半部に対応する。

9 . 請求の範囲 7において、

上記情報信号はオーディォ信号である。

1 0 . 請求の範囲 1において、

更に、 上記情報信号の上記選択ステップによって上記選択された範囲に対応す る上記波形図の表示を変更するステップを有する。

1 1 . 情報信号の範囲を選択する装 gであって、

複数の範囲指定ェリアを表示する表示手段と、

上記表示手段上で上記情報信号の範囲を指定する指定手段と、 I 2 上記表示手段上に表示された複数の範囲指定ェリァの内どの範囲指定ュリア上 で上記指定手段によって上記情報信号の範囲が指定されたかを検出する手段と、 上記どの範囲指定ェリァ上で上記指定が行われたかに応じた上記情報信号の単 位で、 上記情報信号の範囲を選択する選択手段とからなる。

1 2 . 請求の範囲 1 1において、

上記範囲指定ェリァは、 少なく とも第一および第二の範囲指定ェリアからなり、 上記選択手段は、 上記検出手段において上記第一の範囲指定ェリア内で上記範 囲指定が行われたことが検出された場合には、 指定された任意の範囲の上記情報 信号を選択し、 上記検出手段において上記第二の範囲指定ェリア內で上記範囲指 定が行われたことが検出された場合には、 指定された範囲を含む上記情報信号の 予め定められた単位を選択する。

1 3 . 請求の範囲 1 2において、

上記検出手段において、 上記第二の範囲指定ェリア内で上記範囲指定が行われ たことが検出された場合に選択される上記情報信号の予め定められた単位とは、 最小編集単位である。

1 . 請求の範囲 1 3において、

上記情報信号は、 少なく とも一^ 3の情報信号ソースの内の部分を切り出してき て組み合わせることにより生成されたものであり、 上記最小編集単位とは、 上記 切り出された上記情報信号ソースの部分である。

1 5 . 請求の範囲 1 2において、

上記範囲指定ェリァは、 更に第三の範囲指定ェリァを有し、

上記検出手段において上記第三の範囲指定ェリァ內で上記範囲指定が行われた 二とが検出された場合には、 上記選択ステップは上記指定された範囲の前の予め 設定された編集点と上記指定された範囲の後の予め設定された編集点との間の上 記情報信号を選択する。

1 6 . 請求の範囲 1 1 において、

上記表示装置の画面には、 上記情報信号の波形図が表示されており、 上記複数 の範囲指定ュリアは、 その波形図の時間軸方向に対して垂直方向に互いに隣接し ている。

1 7 . 請求の範囲 1 2において、

上記表示装置の画面には、 上記情報信号の波形図が表示されており、 上記第一 および第二の範囲指定ェリァは上記情報信号の波形図上にあり、 上記波形図の時 間軸方向に対して垂直方向に隣接している。

1 8 . 請求の範囲 1 7において、

上記第一の範囲指定ェリアは上記情報信号のプラス部分に対応する波形図の上 半都に対応し、 上記第二の範囲指定ェリァは上記情報信号のマイナス都分に対応 する波形図の下半部に対応する。

1 9 . 請求の範囲 1 7において、

上記情報信号はオーディォ信号である。

2 0 . 請求の範囲 1 0において、

更に、 上記情報信号の上記選択手段によって上記選択された範囲に対応する上 記波形図の表示を変更する表示変更手段を有する。

2 1 . 請求の範囲 1 1において、

上記指定手段は、 上記表示手段を制御して、 上記表示手段上にポインタを表示 させるようにし、 上記ポインタの位置を示す座標情報を上記検出手段に出力する

2 2 . 請求の範囲 2 1 において、

上記指定手段は、 第一のボタンを有し、 上記第一のボタンがク リ ック されたか どうかを示す信号を上記検出手段と選択手段とに出力する。

2 3 . 情報信号の編集装置であって、

上記情報信号を格納する格納手段と、

複数の範囲指定ェリアを表示する表示手段と、

上記表示手段上で上記情報信号の範囲を指定する指定手段と、

上記表示手段上に表示された複数の範囲指定ェリァの内どの範囲指定ェリァ上 で上記指定手段によって上記情報信号の範囲が指定されたかを検出する手段と、 上記範囲指定ェリァの內どの範囲指定エリア上で上記指定が行われたかに応じ た上記情報信号の単位で、 上記情報信号の範囲を選択する《択手段と、

上記選択手段によって選択された範囲の上記情報信号に対して編集処理を行う 手段からなる情報信号の編集装置。

2 4 . 請求の範囲 2 3において、

上記範囲指定ェリアは、 少なく とも第一および第二の範囲指定ェリアからなり、 上記情報信号の範囲を選択する手段は、 上記検出ステッブにおいて上記第一の 範囲指定ェリァ内で上記範囲指定が行われたことが検出された場合には、 指定さ れた任意の範囲の上記情報信号を選択し、

上記検出手段において上記第二の範囲指定ェリア内で上記範囲指定が行われた ことが検出された場合には、 指定された範囲を含む上記情報信号の予め定められ た単位を選択する。

2 5 . 請求の範囲 2 4において、

上記表示装置の画面には、 上記情報信号の波形図が表示されており、 上記第一 および第二の範囲指定ェリアは上記情報信号の波形図上にあり、 上記波形図の時 間軸方向に対して垂直方向に隣接している。

2 6 . 青求の範囲 2 5において、

上記情報 ί言号はオーディオ信号である。