[go: up one dir, main page]

JPWO2007116900A1 - 半導体素子の駆動回路 - Google Patents

半導体素子の駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007116900A1
JPWO2007116900A1 JP2008509862A JP2008509862A JPWO2007116900A1 JP WO2007116900 A1 JPWO2007116900 A1 JP WO2007116900A1 JP 2008509862 A JP2008509862 A JP 2008509862A JP 2008509862 A JP2008509862 A JP 2008509862A JP WO2007116900 A1 JPWO2007116900 A1 JP WO2007116900A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor element
circuit
gate
control amount
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008509862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4740320B2 (ja
Inventor
中武 浩
浩 中武
誠司 石橋
誠司 石橋
慎介 井手之上
慎介 井手之上
大井 健史
健史 大井
堀口 剛司
剛司 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008509862A priority Critical patent/JP4740320B2/ja
Publication of JPWO2007116900A1 publication Critical patent/JPWO2007116900A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4740320B2 publication Critical patent/JP4740320B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/18Modifications for indicating state of switch
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/081Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/0812Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
    • H03K17/08128Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in composite switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/168Modifications for eliminating interference voltages or currents in composite switches

Landscapes

  • Power Conversion In General (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

半導体素子(1)のゲート電圧が下がりきらない状態でゲートオン指令が入った場合に、半導体素子(1)の異常を誤検知することを防止するものであり、制御回路(2)にオン信号を入力した時の半導体素子(1)の制御量Qonに応じた期間内のみ半導体素子(1)の制御量(ゲート電圧)の検出処理を許可し、その期間内に検出する検出制御量Qtと、前記制御量Qonに応じて設定される制御比較量Qsとを比較して異常信号を出力し、半導体素子(1)を正常遮断時より遅い速度で遮断する。

Description

この発明は、半導体素子における異常の発生を検知する半導体素子の駆動回路に関するものであり、特に電力用半導体素子の駆動回路に係るものである。
従来の電力用半導体素子(IGBT)の駆動回路として、サンプリング回路がゲート電圧の検出処理を許可する期間中、そのゲート電圧を検出して、そのゲート電圧が基準値を超えると、IGBTにおける異常の発生を認定する技術が示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−064930号公報(7頁31〜37行、図1)
しかしながら前記特許文献1に示された電力用半導体素子の駆動回路にあっては、電力用半導体素子(IGBT)のゲート電圧が下がりきらない状態で次のオンパルスが入った場合に、ゲート電圧が基準値を超え、異常を誤検知する問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、半導体素子のゲート電圧が下がりきらない状態でゲートオン指令が入った場合に、半導体素子の異常を誤検知することを防止することを目的とする。
この発明に係る半導体素子の駆動回路は、外部からのオン、オフ信号に対応して半導体素子をオン、オフさせる制御回路と、制御回路がオン信号を入力した時点における半導体素子の制御量Qonに応じた期間内のみ半導体素子の制御量の検出処理を許可するサンプリング回路と、サンプリング回路が許可する期間内に検出する半導体素子の制御量Qtと、予め設定された制御量比較値Qsとを比較することにより半導体素子の異常発生信号を出力する制御量検出回路とを備えたものである。
また、この発明に係る半導体素子の駆動回路は、外部からのオン、オフ信号に対応して半導体素子をオン、オフさせる制御回路と、予め設定された期間内のみ半導体素子の制御量の検出処理を許可するサンプリング回路と、サンプリング回路が許可する期間内に検出する半導体素子の制御量Qtと、制御回路がオン信号を入力した時点における半導体素子の制御量Qonに応じて設定される制御量比較値Qsとを比較することにより半導体素子の異常発生信号を出力する制御量検出回路とを備えたものである。
さらに、この発明に係る半導体素子の駆動回路は、外部からのオン、オフ信号に対応して半導体素子をオン、オフさせる制御回路と、半導体素子のゲート電荷量を検出するゲート電荷検出回路と、ゲート電荷検出回路で検出したゲート電荷量が所定値以下の期間内のみ半導体素子の制御量の検出処理を許可するサンプリング回路と、サンプリング回路が許可する期間内に検出する半導体素子の制御量Qtと、半導体素子がミラー期間にあるときの制御量と半導体素子がオンのときの制御量との間に設定した制御量比較値Qsとを比較することにより半導体素子の異常発生信号を出力する制御量検出回路とを備えたものである。
この発明に係る半導体素子の駆動回路によれば、半導体素子のゲート電圧が下降しきらない状態で、オン信号を入力した場合においても、半導体素子の異常の誤検知をすることなく、異常発生を検知することができる。
この発明の実施の形態1による電力用半導体素子の駆動回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態1の駆動回路が適用されるハーフブリッジ回路を示す回路図である。 IGBT正常時と異常時のゲート電圧波形を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の遮断速度調整回路の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1の遮断速度調整回路の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1のサンプリング回路の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1のサンプリング回路の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1の駆動回路の動作シーケンスを示す説明図である。 この発明の実施の形態1のサンプリング回路の検出期間を示す説明図である。 この発明の実施の形態1のゲート電圧検出型異常検出回路の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1のゲート電圧検出型異常検出回路の基準電圧を示す説明図である。 この発明の実施の形態1のサンプリング回路の検出期間を示す説明図である。 この発明の実施の形態1のゲート電圧検出型異常検出回路の基準電圧を示す説明図である。 この発明の実施の形態1のゲート電圧が下がりきらない状態で次のオンが入ったときの、半導体素子の駆動回路の動作シーケンスを示す説明図である。 この発明の実施の形態1の半導体素子の駆動回路の動作シーケンスを示す説明図である。 この発明の実施の形態1のアーム短絡発生時のゲート電圧波形の説明図である。 この発明の実施の形態2による電力用半導体素子の駆動回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態2のゲート電圧推定回路の推定電圧波形を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による電力用半導体素子の駆動回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態3のサンプリング回路の検出期間を示す説明図である。 この発明の実施の形態3のIGBTのゲート電圧が下がりきらない状態で次のオンが入ったときの、電力用半導体素子の駆動回路の動作シーケンスを示す説明図である。 この発明の実施の形態3のゲート電流検出回路の基準電流を示す説明図である。 この発明の実施の形態3のアーム短絡発生時のゲート電流波形の説明図である。 この発明の実施の形態4による電力用半導体素子の駆動回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態4のゲート電荷Qgとゲート電圧Vgの関係と検出領域を示す説明図である。 この発明の実施の形態4の時間軸上の検出期間を示す説明図である。 この発明の実施の形態4のアーム短絡時のVgeとQgの変化を示す説明図である。 この発明の実施の形態5のゲート電荷Qgとゲート電圧Vgの関係と検出領域を示す説明図である。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図に基づいて説明する。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はこの実施の形態1の半導体素子の駆動回路500を示す構成図である。
図1において、半導体素子1は、例えば電力用半導体素子であるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。ただし、半導体素子1はIGBTに限るものではなく、例えば、MOSFETなどの電圧駆動型半導体素子であってもよく、異常検知を必要とする半導体素子であればよい。
制御回路2は、外部からオン指令を入力するとIGBT1をターンオンさせるゲート指令をバッファ3に出力し、外部からオフ指令を入力するとIGBT1をターンオフさせるゲート指令をバッファ3に出力する。バッファ3は、制御回路2から出力されたゲート指令にしたがってIGBT1を駆動するものであり、ゲート抵抗4と遮断速度調整回路5が接続されている。遮断速度調整回路5は、制御回路2からのオフ指令の入力に伴ってIGBT1をターンオフさせる場合よりも、異常発生の検知に伴ってIGBT1をターンオフさせる場合の遮断速度を遅くする機能を有している。ここで、遮断速度調整回路5が上述の機能を備えるのは次の理由による。つまり、例えば短絡状態でIGBT1に大電流が流れている異常時に、通常の速度でIGBT1を遮断をすると大きなサージ電圧が発生してIGBT1を破壊する恐れがあるが、遮断速度を遅くすることでサージ電圧を抑制することができる。なお、制御回路2、バッファ3、ゲート抵抗4及び遮断速度調整回路5で制御手段が構成されている。
サンプリング回路6は、制御回路2が外部からオン指令を入力した直後の制御量Qonであるゲート電圧Vgを検出し、そのゲート電圧に応じた期間だけゲート電圧Vgの検出処理を許可するものである。制御量検出回路であるゲート電圧検出型異常検出回路7は、サンプリング回路6がゲート電圧Vg(制御電圧、制御量)の検出処理を許可する期間中、IGBT1に対するバッファ3の制御量として、IGBT1のゲート端子におけるゲート電圧Vgを検出し、そのゲート電圧Vgが制御量比較値であるゲート電圧基準値Vgrを超えると、IGBT1に異常が発生したことを検知するものである。また、ゲート電圧基準値Vgrは制御回路2が外部からオン指令を入力した直後の制御量Qonであるゲート電圧Vgに応じて変化する。
図2は図1の電力用半導体素子の駆動回路500が適用されるハーフブリッジ回路を示す回路図である。図2において、IGBT1a,1bには逆並列に接続された還流ダイオード8a、8bが配設され、IGBT1aに半導体素子の駆動回路500が接続されている。また、直流電源9には誘導負荷10が接続されている。
ここでは、電力用半導体素子の駆動回路500をハーフブリッジ回路に適用するものについて示しているが、これに限るものではなく、他の回路に適用するようにしてもよいことは言うまでもない。
図3はIGBTのスイッチング時における正常又は異常の際のゲート電圧波形を示す図である。一般にIGBTの通常のスイッチング時において、ゲート電圧は図3の実線3Aのようになる。何らかの原因で例えば図2においてアーム短絡を起こし、IGBTに大きな短絡電流が流れると、ゲート電圧は破線3Bのようになる。この電圧差を検出して、電力用半導体素子の駆動回路は、IGBTの異常を検知する。電圧差が生じるのは、スイッチングの過渡期間のみなので、前述した図1のサンプリング回路6のような検出期間を区切る機能が必要となる。
図4は遮断速度調整回路7の1例を示す図である。図4において、ターンオフ速度調整ゲート抵抗11は通常のオフゲート抵抗4bよりも抵抗値が大きく設定されている。そのため、通常のターンオフ動作に比べてIGBT1のゲート端子から引き抜かれる電流値が小さくなるので、ターンオフが遅くなる。なお、図4において、4aはオンゲート抵抗、4bは通常のオフゲート抵抗、11はターンオフ速度調整ゲート抵抗、12はNチャンネルMOSFETである。
また、図5は遮断速度調整回路7aの他の例を示す図である。図5において、ツェナーダイオード13のツェナー電圧は、IGBT1のゲートしきい電圧よりも小さい値に設定されている。この場合もIGBT1のゲートから引き抜かれる電流値が小さくなるので、ターンオフは遅くなる。
図6はサンプリング回路6の構成の1例を示すブロック図である。
図6において、パルス発生器22が制御回路2のオン信号を受けて、ある一定のパルスを出力する。そのパルス期間中、ゲート電圧検出回路23が制御量Qonであるゲート電圧Vgを取得する。そのゲート電圧Vgがバッファ24を通してホールド回路25に保持され、電圧−時間変換回路27で時間に変換される。電圧−時間変換回路27で変換された時間はゲート電圧検出回路23で検出した電圧Vgに応じた時間になる。サンプリングパルス成形回路21は電圧−時間変換回路27が出力するパルスとあらかじめサンプリングパルス成形回路21内で設定されているパルスを演算することによって、ゲート電圧検出型異常検出回路7がゲート電圧を検出する期間を決定する。
図7はサンプリング回路6の具体的な詳細例を示す回路図である。
パルス発生器22はディレイ回路32、NOT回路33、AND回路34から構成され、制御回路2がオンパルスを発生してから、ディレイ回路32で定められる期間だけパルスを発生する。パルス発生器22がパルスを発生している期間だけスイッチ35とスイッチ37はオンし、抵抗36によってゲート電圧Vgが取得される。スイッチ35と抵抗36でゲート電圧検出回路23が構成される。スイッチとしては、MOSFET,バイポーラトランジスタ、アナログスイッチ、機械式スイッチのいずれを用いても良い。ゲート電圧検出回路23が検出した信号はバッファ24、スイッチ37を通してコンデンサ38に充電される。スイッチ37とコンデンサ38でホールド回路25が構成される。スイッチ35をオフにすると同時にスイッチ37をオフにし、コンデンサ38の電圧がバッファ24を通して放電されるのを防ぐ。パルス発生器22が出力するゲート電圧Vgを検出する期間が終わった後、スイッチ37がオフし、NOT回路45で反転された信号によりスイッチ46がオンする。コンデンサ38に蓄えられた電荷は抵抗47を通してコンデンサ48に充電される。図示する直流電圧Vccを抵抗49と抵抗50で分圧しており、基準電圧Vrefがコンパレータ51の−端子に接続している。コンデンサ48の電圧がコンパレータ51の+端子に入力されており、その電圧が基準電圧Vrefよりも大きくなるとコンパレータ51は高レベル信号をサンプリングパルス成形回路21のNOR回路30に出力する。サンプリングパルス成形回路21はゲート電圧検出型異常検出回路7の検出期間を決める回路である。ディレイ回路28で上記検出期間の開始時間を決め、ディレイ回路29と電圧−時間変換回路27の出力信号で上記検出期間の終了時間を決める。
制御回路2からオン指令が出たときのサンプリング回路6の動作を、図8のタイムチャートを用いて説明する。制御回路2から制御信号(b)のようなパルスが出力された場合の動作を示す。図8ではオンパルスが2つ出ており、図の左側の最初のオンパルスはゲート電圧Vgが立ち上がっていない状態でオン指令が出た場合で、右側の二つ目のオンパルスはゲート電圧Vgが下がりきっていない状態でオン指令が出た場合を示す。ここで、制御信号(b)のオンパルス立ち上がりの時点から、パルス発生器22はディレイ回路32で決まる幅のパルス(c)を出力する。この期間のゲート電圧Vgに応じてコンデンサ38の電圧は(d)のように立ち上がる。パルス発生器22の出力がオフになった後コンデンサ48の電圧が(e)のように立ち上がり、この電圧が基準電圧Vrefと比較される。コンデンサ48の電圧(e)が基準電圧Vrefを超えない場合、すなわち制御信号(b)の最初のオン指令では、コンパレータ51の出力(f)は低レベルのままなので、サンプリング期間T1は制御回路2の出力のみによって決定される。コンデンサ48の電圧(e)が基準電圧Vrefを超えた場合、すなわち制御信号(b)の二つ目のオン指令では、コンパレータ51の出力が高レベルになる。このコンパレータ51の出力と制御回路2の出力でサンプリング期間T2が決定され、ゲート電圧検出型異常検出回路7に出力される。
サンプリング成形回路21において、制御回路2の制御信号(b)がディレイ回路29で遅延されて出力(g)を得る。そして、NOR回路30でディレイ回路29の出力(g)とコンパレータ51の出力(f)のNORを取り、出力(h)を得る。一方、制御回路2の制御信号(b)がディレイ回路28で遅延され出力(i)を得る。そして、NAND回路31でディレイ回路28の出力(i)とNOR30の出力(h)のNANDを取った信号(j)がゲート電圧検出型異常検出回路7に出力される。リセット回路26はコンデンサ38とコンデンサ48の電荷を放電させるための回路であり、ディレイ回路39及び40、NOT回路41、NAND回路42から構成されるパルス発生回路52で放電信号を発生し、スイッチ43及び44で放電させる構成である。この放電はオン期間中、ターンオフを迎える前に行われ、そのタイミングはパルス発生回路52で調整される。
以上の動作で、ゲート電圧Vgが残った状態でオン信号が入ると、サンプリング期間T1(t2−t0)からサンプリング期間T2(t1−t0)のようにサンプリング期間が短縮される。
以上で説明した制御回路2からオンパルスが入った時点t0でのゲート電圧Vgとサンプリング期間の関係を図示すると図9のようになる。図9に示す特性は、IGBT1の入力容量、ゲート抵抗4の値が変化すると、それに応じて変えなければならない。また、後で述べるが、制御量比較値であるゲート電圧の異常判定しきい値Vgrを、オン信号が入った時点でのゲート電圧Vgによって変化させる機能と協調動作させる場合も、ある値に調整しなければならない。図9の特性は、コンデンサ38、抵抗47、コンデンサ48、抵抗49及び50で調整される。
次にゲート電圧検出型異常検出回路7の具体例を図10に示す。サンプリング回路6がゲート電圧検出を許可している期間は、スイッチ72がオフしている。ゲート電圧Vgを抵抗71と抵抗73で分圧した電圧がコンパレータ74の−端子電圧よりも大きくなると遮断信号を遮断速度調整回路5と制御回路2に送る。パルス発生回路53、ゲート電圧検出回路54、ホールド回路56、リセット回路59は図7で示したサンプリング回路6内と同一構成であり、動作も同じであるため説明を省略する。バッファ57からは制御回路2からオンパルスが入った時点でのゲート電圧Vgに応じた電圧が出力される。バッファ57から出力される電圧をVvarとするとコンパレータ74の−端子電圧V_は、Vvarの一次関数となる。このようにゲート電圧Vgが残った状態でオン信号が入ると、Vvarが上昇するため、IGBT1の異常を判定するしきい値、すなわちコンパレータ74の−端子電圧V_が上昇し、異常の誤検知をすることがなくなる。
以上で説明した制御回路2からオンパルスが入った時点でのゲート電圧Vgと異常判定しきい値電圧Vgrの関係を図示すると図11のようになる。図11に示す特性は、IGBT1の入力容量、ゲート抵抗4の値が変化すると、それに応じて変えなければならない。また、後で述べるがサンプリング期間をオン信号が入った時点でのゲート電圧Vgによって変化させる機能と協調動作させる場合も、ある値に調整しなければならない。図11に示す特性は、抵抗68,69,70で調整する。
上述の図9に示すゲート電圧Vgに対するサンプリング期間と、図11に示すゲート電圧Vgに対する基準電圧Vgrの変化については、少なくとも一方を適用すればよい。また、両方を適用する場合は、協調して動作し、補正しすぎることが無いように定数が調整される。各回路の補正割合を同等とすると、具体的には、図12、図13のように乗数を調整すればよい。
図14はゲート電圧Vgが所定の電圧まで落ちきらない状態で次のオン指令が入った場合の半導体素子の駆動回路の動作シーケンスを示す図であり、図15は図14のXV部分を拡大した図である。なお。図15において、実線15Aはゲート電圧が残っている状態でオンした場合のゲート電圧波形、点線15Bは通常(ゲート電圧が下がりきった状態でオンした場合)のゲート電圧波形を示す。
図14および図15を用いて、ゲート電圧Vgが所定の電圧まで落ちきらない状態で、図8の二番目の制御信号である次のオン指令が入った場合の動作を説明する。
時刻t3でオフ指令が入り、IGBTのゲート電圧Vgは低下していく。ゲート電圧Vgが下がっていく途中の時刻t0でオン指令(制御信号)が入るとゲート電圧Vgは上昇する。このとき、ゲート電圧検出期間(サンプリング期間)T1(始端時刻t0〜終端時刻t2)が一定とするならば、図15に示すように時刻t2において電圧V2までゲート電圧Vgは上昇する。この場合、V2>Vgr(基準電圧)であるため、IGBT1にアーム短絡等の異常がないのに、ゲート電圧検出型異常検出回路7はIGBT1が異常であると判断し、ゲート遮断信号を出してしまう。
一方、ゲート電圧検出期間がT2、つまり時刻t0でのゲート電圧に応じて検出期間の終端時刻がt2からt1になる場合は、終端時刻t1において電圧V1となり、V1<Vgr(基準電圧)であるためゲート電圧検出型異常検出回路7は異常でないと判断し、ゲート遮断信号を出さない。
また、ゲート電圧検出期間T2を変えなくても、基準電圧Vgrを時刻t0でのゲート電圧に応じてVgraに変化させると、通常の検出期間T1内の時刻においてV2<Vgraであるため、ゲート電圧検出型異常検出回路7はゲート遮断信号を出さない。 なお、ゲート電圧Vgが0からターンオンした場合は、サンプリング検出期間T1の終端時刻t2まで基準電圧はVgrとなり、時刻t2において電圧V3であり、V3<Vgrであるため、IGBT1の故障を検知しない。
また、図16はアーム短絡を起こした場合のゲート電圧波形を示す拡大図である。なお、図16において、実線16Aはゲート電圧が残っている状態で短絡した場合のゲート電圧波形、点線16Bはゲート電圧が0から短絡した場合のゲート電圧波形を示す。
ゲート電圧Vgが0から短絡した場合、検出期間T1の終端時刻t2のゲート電圧VgはV6であり、この電圧V6と通常の基準電圧Vgrと比較される。ここでV6>Vgrであるため、短絡と判定する。次に、ゲート電圧Vgが残っている状態で短絡した場合の短絡判定について述べる。検出期間をT2(始端時刻t0〜終端時刻t1)とした場合、検出期間T2の終端時刻t1においてゲート電圧VgはV4となり、この電圧V4が基準電圧Vgrと比較される。検出期間をT1(始端時刻t0〜終端時刻t2)とした場合は、検出期間T1の終端時刻t2においてゲート電圧VgはV5であり、このゲート電圧V5が基準電圧Vgraと比較される。V4>Vgr,V5>Vgraと基準電圧よりも大きくなるので、短絡と判定する。
以上で述べたように、IGBTのターンオン時にゲート電圧が所定の電圧まで落ちていない場合は、ゲート電圧検出期間、基準電圧の少なくとも一方にゲート電圧依存性を持たせることで誤検知を回避し、IGBTの異常を正しく検知することができる。
実施の形態2.
次にこの発明の実施の形態2を図17に示す駆動回路500aによって説明する。
実施の形態1では、IGBT1のゲート電圧Vgを直接検出して、ゲート電圧検出期間T2と基準電圧Vgrを変化させた。この実施の形態2では、図17に示すように、実施の形態1の図1に示した駆動回路500の構成にゲート電圧推定回路8を追加して設ける。このゲート電圧推定回路8は、制御回路2からの制御信号を用いてゲート電圧を推定して、サンプリング回路6およびゲート電圧検出型異常検出回路7に出力し実施の形態1と同様な動作をさせるものである。
制御信号とゲート電圧、ゲート電圧推定値を図18に示す。図17に示すディレイ回路79により制御信号がオンパルスを出してからゲート電圧Vgが立ち上がるまでの時間を遅らせる。コンデンサ84はIGBT1のゲート入力容量と同じ容量のコンデンサを用い、抵抗83はオンゲート抵抗4と同じ値にする。このようにIGBT1の入力容量やゲート抵抗と、抵抗83やコンデンサ84の定数を一致させると、ゲート電圧Vgとゲート電圧推定値Vestはほぼ同じ充電曲線となり、ゲート電圧推定値Vestをゲート電圧Vgの代わりに用いることができる。
なお、ゲート電圧推定値回路8によってゲート電圧を推定したが、このゲート電圧推定回路8に加えて推定したゲート電圧からゲート電流推定回路を設けるか、或いは単にゲート電流推定回路を設けて推定電流値を出力してもよい。
このようにすると、前述した実施の形態1の図1のゲート端子Gからサンプリング回路6までの配線6aが不要になり、ノイズに強くなる。
実施の形態3.
次にこの発明の実施の形態3について説明する。
図19は実施の形態3による電力用半導体素子の駆動回路500bを示す構成図である。図19において、前述した実施の形態1の図10と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。なお、4cはオンゲート抵抗、4dはオフゲート抵抗、7aはゲート電流検出型異常検出回路、87はゲート電流比較回路を示している。ゲート電流検出型異常検出回路7aは差動増幅器85でオンゲート抵抗4cの両端電圧を検出し、サンプリング回路6が設定する検出期間でのゲート電流Igがしきい値よりも小さいことを検出してIGBT1の異常を検出する。ゲート電流検出型異常検出回路7aのゲート電流しきい値Igrは制御回路2からオン指令が出た直後のゲート電圧に依存する。前述した図10のゲート電圧検出型異常検出回路7とは図10のバッファ57がこの図19では反転バッファ86になった点が異なっており、制御回路2からオン指令が出た直後のゲート電圧Vgが高いほど、しきい値Vgrは小さくなる。すなわちオン指令が出た直後のゲート電圧Vgとしきい値Vgrの関係は図20に示すとおりである。サンプリング回路6が設定するゲート電流検出期間の補正動作は実施の形態1と同様である。
図21はIGBT1のゲート電流がゼロまで戻りきらない状態で、次のターンオンが始まる場合のタイムチャートを示す図であり、図22は図21のXXII部分の拡大図である。なお、図22において、実線22Aはゲート電流が負に流れている状態でターンオンした場合のゲート電流波形、点線22Bは通常のゲート電流波形を示す。
図21及び図22を用いて動作を説明する。時刻t3でオフ指令が入り、ゲート電流は負の値を示す。ゲート電流が負である途中の時刻t0でオン指令が入るとゲート電流は正の値を示す。このとき、ゲート電流検出期間(サンプリング期間)T1が一定であるとするならば、図22に示すように、時刻t2においてゲート電流はI3からI2まで低下する。IGBT1に異常がないのに、I2<Igr(基準電流)であるため、ゲート電流検出型異常検出回路7aはIGBT1が異常であると判断し、ゲート遮断信号を出してしまう。
一方、ゲート電流検出期間が、T2つまり時刻t0でのゲート電圧に応じて検出期間の終端時刻がt2からt1になる場合は、時刻t1においてゲート電流がI1となり、I1>Igr(基準電流)であるため異常信号を出さない。
また、ゲート電流検出期間T2を変えなくても、実施の形態1に示した基準電圧Vgを時刻t0のゲート電圧に応じてVgrへの変化するのと同様に、基準電流Igrを時刻t0でのゲート電圧に応じてIgraと変化させると、I2>Igraであるため異常信号を出さない。なお、通常の場合はI3>Igrとなり、IGBTが異常であるとは判断しない。
また、図23はアーム短絡を起こした場合のゲート電流波形を示す拡大図である。なお、図23において、実線23Aはゲート電流が負に流れている状態で短絡した場合のゲート電流波形、点線23Bはゲート電流が0の状態から短絡した場合のゲート電流波形を示す。
ゲート電流が0から短絡した場合は、検出期間T1の時刻t2においてゲート電流がI6となり、この電流I6が基準電流Igrと比較される。I6<Igrであるため、短絡と判定される。次に、ゲート電圧が残っている状態で短絡した場合の短絡判定について述べる。検出期間をT2(始端時刻t0〜終端時刻t1)とした場合は、検出期間T2の時刻t1においてゲート電流はI4となり、このゲート電流I4が基準電流Igrと比較される。検出期間をT1とした場合は、時刻t2のゲート電流I5が基準電流Igraと比較される。I4<Igr,I5<Igraと基準電流よりも小さくなるので、短絡と判定される。
以上で述べたように、IGBTのターンオン時にゲート電圧が所定の電圧まで落ちていない場合は、ゲート電流検出期間、基準電流の少なくとも一方にゲート電圧依存性を持たせることで誤検知を回避し、IGBTの異常を正しく検知することができる。
実施の形態4.
次にこの発明の実施の形態4を説明する。
図24は実施の形態4による電力用半導体素子の駆動回路500cを示す構成図である。図24において、前述した実施の形態1の図10と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
ゲート電荷検出回路100は、差動増幅器101、積分回路102、コンパレータ103、及びコンパレータ103の基準電圧源104から構成されている。差動増幅器101によりゲート抵抗4に流れ込む電流を検出し、その検出値を積分回路102で積分することでゲート電荷に変換する。そして、コンパレータ103においてゲート電荷に比例する電圧と基準電圧源104の電圧を比較する。ゲート電荷に比例する電圧の方が基準電圧源104の電圧より小さければ、サンプリング回路6が制御量を検出する期間を出力する。制御量はゲート電圧検出型異常検出回路7で検出を行い、実施の形態1で述べた基準に従って、IGBT1の異常を検出する。あるいは、前記ゲート電圧検出型異常検出回路7に代替して、実施の形態3で述べたゲート電流検出型異常検出回路7aで検出してもよい。
検出期間の決め方を、図25を用いて説明する。図25はゲート電荷Qgとゲート電圧Vgの関係を示している。また時間軸上でのゲート電圧波形を図26に示す。図26の時刻t4から時刻t11に対応する点を図25に示している。図26でVgはゲート電圧、Vceはコレクタ端子エミッタ端子間電圧、Icはコレクタ電流である。
図25、図26に示すようにIGBT1が完全にオンしている時刻t4ではゲート電荷はQ3である。ここからターンオフ動作が始まり、時刻t5ではQ2まで放電される。その後、ミラー期間に入りゲート電圧Vgはほぼ一定のまま時刻t6ではQ1まで放電される。その後、再びゲート電圧Vgは低下し始め時刻t7ではゲート電圧Vgは0になり、ゲート電荷もQ0=0になる。次に、時刻t8でオン信号が制御回路2に入ると、ゲート電圧Vgは上昇し始め、ミラー期間の開始時刻t9では、ゲート電荷はQ1まで充電される。その後ミラー期間に入りゲート電圧Vgはほぼ一定のまま時刻t10ではゲート電荷はQ2まで充電される。その後、再びゲート電圧Vgは上昇し始め、時刻t11ではゲート電圧Vgはバッファ3の制御電源電圧Vccまで上昇し、ゲート電荷はQ3になる。
IGBT1の短絡を検出するために、検出期間をゲート電荷がQgth以下の期間とし、短絡を判定するしきい値を制御量がゲート電圧の場合Vgrとする。Vgrはミラー電圧(ミラー期間のゲート電圧)と駆動回路の電源電圧Vccの間の電圧値に設定する。図25に示すように通常のターンオンの場合は検出領域中でゲート電圧VgがVgrを超えることがないので、短絡を誤検出することはない。図25上の検出領域を時間軸であらわすと図26に示すような検出期間T2となる。
短絡が起きた場合のゲート電荷Qgとゲート電圧Vgの関係を図27に示す。短絡が起きると、図25に示しているミラー期間が消失するため、ゲート電圧Vgはゲート電荷Qgにほぼ比例して上昇する。ゲート電荷Qgがゲート電荷基準値Qgthになるまでにゲート電圧VgはVgrを超えるので、短絡を検知可能である。
次にゲート電圧Vgが下がりきらない状態で次のオン指令が入った場合の動作について説明する。通常のスイッチングの場合、図25に示すように、ゲート電荷はQ3→Q2→Q1→Q0→Q1→Q2→Q3と変化する。ゲート電圧Vgが下がりきらない状態で次のオン指令が入った場合は、ゲート電荷はたとえばQ3→Q2→Q1→Q2→Q3のように変化する。検出期間が短くても通常スイッチングと同じQg−Vg特性曲線を示すので、短絡の検知期間と検知レベルをゲート電荷Qgとゲート電圧Vgで設定すると、短絡を誤検出することなく正常に動作する。また、同様のことがQg−Ig特性についてもいえるため、短絡の検知期間と検知レベルをゲート電荷Qgとゲート電流Igで設定すると、短絡を誤検出することなく正常に動作する。
短絡の場合は図27に示すように通常のQg−Vg特性曲線上から短絡時の特性曲線上に移動する。短絡の時点でのゲート電荷QgがQgthよりも小さい場合は、ゲート電圧VgがVgrよりも大きくなった時点で短絡を検知する。短絡の時点でのゲート電荷Qg(Q4)がQgthよりも大きい場合は直ちに短絡を検知しないが、図27に示すようにゲート電圧は短絡ゲート電圧値Vgsまで上昇する。短絡ゲート電圧値VgsがVccよりも大きいためゲート電荷Qgは放電される。そしてゲート電荷QgがQgthよりも小さくなった時点で短絡を検知する。
以上で述べたように、IGBTのターンオン時にゲート電圧が所定の電圧まで下がっていない場合、異常検出期間をゲート電荷Qgth以下に設定することで誤検知を回避し、IGBTの異常を正しく検知することができる。
実施の形態5.
上記実施の形態では、半導体素子のベースとなる物質については言及していないが、当該物質の種類により上記説明した本発明の効果が変化する。本実施の形態では、半導体素子のベースとなる物質として、SiC(Silicon Carbide)を用いたときの効果を説明する。
半導体基板として一般に用いられているSi(Silicon)に比べて、SiCは絶縁破壊電界が高いため、高濃度にドーピングされる。したがって、SiのIGBTに対してSiCのMOSFETは陽極(MOSFETではドレイン端子、IGBTであればコレクタ端子)とゲート間の容量が大きくなる。実施の形態4で説明した図25のQg−Vg特性曲線の電荷Q0の点と電荷Q1の点とを結ぶ直線を第1の直線とし、第1の直線と基準電圧Vgrとの交点の電荷をQLとする。また、図25のQg−Vg特性曲線の電荷Q2の点と電荷Q3の点とを結ぶ直線を第2の直線とし、第2の直線と基準電圧Vgrとの交点の電荷をQHとする。このときの様子を表したのが図28である。図28において、第1の直線区間では、ドレイン‐ソース間電圧が高いため、ドレイン‐ゲート間の容量が小さい。よって、入力容量としてはゲート‐ソース間容量が支配的であり、Qg−Vg特性の直線の傾きは、ゲート‐ソース間容量で決まる。第2の直線区間では、ドレイン‐ソース間電圧が低いため、ドレイン‐ゲート間の容量が大きくなる。よって、入力容量は、ゲート‐ソース間容量とドレイン‐ゲート間容量の和となり、Qg−Vg特性の第2の直線の傾きは、ゲート‐ソース間容量とドレイン‐ゲート間容量で決まる。これらの直線は原点を通る特性であるため、その傾きの差が大きいほど、QLとQHの差は大きくなり、Qgthのばらつきに対して余裕が増え、より確実にMOSFETの異常を検知することができる。SiCはSiと比べて、ドレイン‐ゲート間容量が大きいため、上記第2の直線の傾きが緩やかになり、QLとQHの差が大きくなる。したがって、半導体素子としてSiCを用いると、より確実に半導体素子であるMOSFETの異常を検知することができる。
また、MOSFETの材料としてSiCを用いなくとも、Siであってもドレイン‐ゲート間にコンデンサを付加すると、入力容量に対して帰還容量が大きくなるため、同様の効果が得られる。
この発明は、例えばIGBT、MOSFET等の電力用半導体素子の異常を検知する半導体素子の駆動回路として利用できる。
図4は遮断速度調整回路の1例を示す図である。図4において、ターンオフ速度調整ゲート抵抗11は通常のオフゲート抵抗4bよりも抵抗値が大きく設定されている。そのため、通常のターンオフ動作に比べてIGBT1のゲート端子から引き抜かれる電流値が小さくなるので、ターンオフが遅くなる。なお、図4において、4aはオンゲート抵抗、4bは通常のオフゲート抵抗、11はターンオフ速度調整ゲート抵抗、12はNチャンネルMOSFETである。
また、図5は遮断速度調整回路5aの他の例を示す図である。図5において、ツェナーダイオード13のツェナー電圧は、IGBT1のゲートしきい電圧よりも小さい値に設定されている。この場合もIGBT1のゲートから引き抜かれる電流値が小さくなるので、ターンオフは遅くなる。

Claims (10)

  1. 半導体素子の駆動回路であって、
    外部からのオン、オフ信号に対応して前記半導体素子をオン、オフさせる制御回路と、
    前記制御回路が前記オン信号を入力した時点における前記半導体素子の制御量Qonに応じた期間内のみ前記半導体素子の制御量の検出処理を許可するサンプリング回路と、
    前記サンプリング回路が許可する期間内に検出する前記半導体素子の制御量Qtと、予め設定された制御量比較値Qsとを比較することにより前記半導体素子の異常発生信号を出力する制御量検出回路と、
    を備えた半導体素子の駆動回路。
  2. 前記制御量比較値Qsは、前記制御回路が前記オン信号を入力した時点における前記半導体素子の制御量Qonに応じて設定される請求項1に記載の半導体素子の駆動回路。
  3. 半導体素子の駆動回路であって、
    外部からのオン、オフ信号に対応して前記半導体素子をオン、オフさせる制御回路と、
    予め設定された期間内のみ前記半導体素子の制御量の検出処理を許可するサンプリング回路と、
    前記サンプリング回路が許可する期間内に検出する前記半導体素子の制御量Qtと、前記制御回路が前記オン信号を入力した時点における前記半導体素子の制御量Qonに応じて設定される制御量比較値Qsとを比較することにより前記半導体素子の異常発生信号を出力する制御量検出回路と、
    を備えた半導体素子の駆動回路。
  4. 前記制御回路からの制御信号を用いて前記半導体素子の制御量を推定する制御量推定回路を備え、前記制御回路が前記オン信号を入力した時点における前記半導体素子の制御量Qon又は前記サンプリング回路が許可する期間内に検出する前記半導体素子の制御量Qtを推定する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体素子の駆動回路。
  5. 半導体素子の駆動回路であって、
    外部からのオン、オフ信号に対応して前記半導体素子をオン、オフさせる制御回路と、
    前記半導体素子のゲート電荷量を検出するゲート電荷検出回路と、
    前記ゲート電荷検出回路で検出した前記ゲート電荷量が所定値以下の期間内のみ前記半導体素子の制御量の検出処理を許可するサンプリング回路と、
    前記サンプリング回路が許可する期間内に検出する前記半導体素子の制御量Qtと、前記半導体素子がミラー期間にあるときの制御量と前記半導体素子がオンのときの制御量との間に設定した制御量比較値Qsとを比較することにより前記半導体素子の異常発生信号を出力する制御量検出回路と、
    を備えた半導体素子の駆動回路。
  6. 前記制御量検出回路の信号を入力し、前記異常発生信号を入力した場合に前記半導体素子を正常時の遮断速度より遅い速度で遮断する遮断速度調整回路を備えた請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の半導体素子の駆動回路。
  7. 前記制御量Qtを、ゲート電圧値とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の半導体素子の駆動回路。
  8. 前記制御量Qtを、ゲート電流値とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の半導体素子の駆動回路。
  9. 前記半導体素子をSiで構成する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の半導体素子の駆動回路。
  10. 前記半導体素子をSiCで構成する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の半導体素子の駆動回路。
JP2008509862A 2006-04-06 2007-04-04 半導体素子の駆動回路 Expired - Fee Related JP4740320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008509862A JP4740320B2 (ja) 2006-04-06 2007-04-04 半導体素子の駆動回路

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006104907 2006-04-06
JP2006104907 2006-04-06
JP2008509862A JP4740320B2 (ja) 2006-04-06 2007-04-04 半導体素子の駆動回路
PCT/JP2007/057536 WO2007116900A1 (ja) 2006-04-06 2007-04-04 半導体素子の駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007116900A1 true JPWO2007116900A1 (ja) 2009-08-20
JP4740320B2 JP4740320B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=38581190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008509862A Expired - Fee Related JP4740320B2 (ja) 2006-04-06 2007-04-04 半導体素子の駆動回路

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7948277B2 (ja)
JP (1) JP4740320B2 (ja)
CN (1) CN101421910B (ja)
DE (1) DE112007000857B4 (ja)
WO (1) WO2007116900A1 (ja)

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4920434B2 (ja) * 2007-01-25 2012-04-18 三菱電機株式会社 半導体スイッチング素子の駆動回路
JP5169373B2 (ja) * 2008-03-26 2013-03-27 三菱電機株式会社 半導体スイッチング装置及びその使用方法
US7928774B2 (en) * 2008-09-29 2011-04-19 Infineon Technologies Ag Adaptive drive signal adjustment for bridge EMI control
KR101261944B1 (ko) * 2010-09-17 2013-05-09 기아자동차주식회사 인버터 제어장치
EP2717472B1 (en) * 2012-10-08 2015-04-08 Dialog Semiconductor GmbH Current measurement via gate of external transistor
JP5796586B2 (ja) 2013-02-04 2015-10-21 株式会社デンソー 回路制御装置
EP2961047B1 (en) * 2013-02-25 2019-04-10 Hitachi, Ltd. Power conversion device
CN107888056B (zh) * 2013-07-10 2020-04-17 株式会社电装 驱动控制装置
JP6076223B2 (ja) * 2013-09-05 2017-02-08 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動回路
WO2015070344A1 (en) * 2013-11-14 2015-05-21 Tm4 Inc. Compensation circuit, commutation cell and power converter controlling turn-on and turn-off of a power electronic switch
JP5907199B2 (ja) * 2014-03-12 2016-04-26 トヨタ自動車株式会社 半導体装置及び半導体装置の制御方法
JP6342275B2 (ja) * 2014-09-19 2018-06-13 株式会社日立製作所 電力変換装置
WO2016203937A1 (ja) * 2015-06-16 2016-12-22 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動制御回路
US10071634B2 (en) * 2016-03-22 2018-09-11 Ford Global Technologies, Llc Dynamic IGBT gate drive to reduce switching loss
WO2018198426A1 (ja) * 2017-04-26 2018-11-01 三菱電機株式会社 半導体素子の駆動方法および駆動装置、ならびに、電力変換装置
JP6264491B1 (ja) 2017-05-11 2018-01-24 富士電機株式会社 短絡検出装置および装置
DE112017007641T5 (de) 2017-06-13 2020-04-02 Mitsubishi Electric Corporation Treiberschaltung für ein halbleiterelement
DE112018003834T5 (de) * 2017-07-28 2020-04-09 Mitsubishi Electric Corporation Treiberschaltung für ein leistungshalbleiterelement
JP7073706B2 (ja) * 2017-12-19 2022-05-24 富士電機株式会社 駆動装置および半導体装置
EP3546964A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-02 Mitsubishi Electric R & D Centre Europe B.V. A method for monitoring a multi-die power module
CN108319353B (zh) * 2018-04-23 2024-05-31 深圳市心流科技有限公司 电源使能电路
US10845428B2 (en) 2018-06-01 2020-11-24 Infineon Technologies Ag Method and circuit for detecting a loss of a bondwire in a power switch
FR3082676B1 (fr) * 2018-06-19 2021-07-23 Alstom Transp Tech Convertisseur d'energie electrique, chaine de traction comportant un tel convertisseur et vehicule electrique de transport associe
FR3083931B1 (fr) * 2018-07-10 2020-06-19 Continental Automotive France Procede de controle d'un module de pilotage d'un transistor
CN109375087B (zh) * 2018-10-11 2021-06-15 连云港杰瑞电子有限公司 一种具有高速检测igbt短路故障的保护电路与方法
WO2020144883A1 (ja) * 2019-01-10 2020-07-16 富士電機株式会社 ゲート駆動装置、スイッチング装置
EP3713087A1 (de) * 2019-03-18 2020-09-23 Siemens Aktiengesellschaft Schutz eines halbleiterschalters
DE102019206688A1 (de) * 2019-05-09 2020-11-12 Robert Bosch Gmbh Schutzvorrichtung und Ansteuerschaltung für einen Halbleiterschalter und Verfahren zum Ansteuern eines Halbleiterschalters
JP7251335B2 (ja) 2019-06-10 2023-04-04 富士電機株式会社 ゲート駆動装置、スイッチング装置、および、ゲート駆動方法
US10790818B1 (en) * 2019-09-27 2020-09-29 Infineon Technologies Austria Ag Slew rate control by adaptation of the gate drive voltage of a power transistor
US11057029B2 (en) 2019-11-25 2021-07-06 Silicon Laboratories Inc. Gate driver with integrated miller clamp
US10917081B1 (en) * 2020-03-11 2021-02-09 Silicon Laboratories Inc. Adjustable soft shutdown and current booster for gate driver
CN111654268B (zh) * 2020-06-24 2023-11-17 长沙丹芬瑞电气技术有限公司 一种碳化硅器件的门极驱动电路及驱动方法
US12149240B2 (en) * 2020-08-25 2024-11-19 Mitsubishi Electric Corporation Drive control circuit for power semiconductor element, power semiconductor module, and power converter
US11362646B1 (en) 2020-12-04 2022-06-14 Skyworks Solutions, Inc. Variable current drive for isolated gate drivers
US12155332B2 (en) 2020-12-06 2024-11-26 Skyworks Solutions, Inc. Updating control parameters of a gate driver during operation
US11641197B2 (en) * 2021-04-28 2023-05-02 Skyworks Solutions, Inc. Gate driver output protection circuit
JP2023009624A (ja) * 2021-07-07 2023-01-20 東芝インフラシステムズ株式会社 ゲート駆動回路および電力変換装置
CN117220652A (zh) * 2022-06-02 2023-12-12 上海韦尔半导体股份有限公司 开关电路
FR3138588A1 (fr) * 2022-07-27 2024-02-02 Safran Dispositif de commande, de protection et de surveillance de l’etat de sante d’un transistor de puissance
EP4369604A1 (en) * 2022-11-10 2024-05-15 Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. Overlapping protection using gate current mirror in a power converter

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69414820T2 (de) * 1994-02-28 1999-04-15 Stmicroelectronics S.R.L., Agrate Brianza, Mailand/Milano Ausgangsstufe insbesondere für integrierte Verstärker mit aussen verbundenen Ausgangsleistungsvorrichtungen
JP3125622B2 (ja) * 1995-05-16 2001-01-22 富士電機株式会社 半導体装置
DE19646052A1 (de) * 1996-11-08 1998-05-14 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Ansteuerung eines Verbrauchers
US6717785B2 (en) * 2000-03-31 2004-04-06 Denso Corporation Semiconductor switching element driving circuit
JP2002290221A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Nec Corp 半導体出力回路の消費電力低減回路
JP3931627B2 (ja) * 2001-11-01 2007-06-20 株式会社日立製作所 半導体スイッチング素子のゲート駆動装置
JP3886876B2 (ja) * 2002-01-17 2007-02-28 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動回路
JP3883925B2 (ja) * 2002-07-30 2007-02-21 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動回路
JP4502177B2 (ja) * 2003-10-14 2010-07-14 ルネサスエレクトロニクス株式会社 出力回路

Also Published As

Publication number Publication date
US7948277B2 (en) 2011-05-24
WO2007116900A1 (ja) 2007-10-18
US20100231269A1 (en) 2010-09-16
DE112007000857T5 (de) 2009-02-26
DE112007000857B4 (de) 2013-08-14
JP4740320B2 (ja) 2011-08-03
CN101421910A (zh) 2009-04-29
CN101421910B (zh) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4740320B2 (ja) 半導体素子の駆動回路
US10476496B2 (en) Drive circuit and power module including the same
US6967519B2 (en) Drive circuit for a power semiconductor device
US10770888B2 (en) Overcurrent protection device for semiconductor device
US8466734B2 (en) Gate driving circuit for power semiconductor element
CN108809060B (zh) 驱动装置及开关装置
JP6264491B1 (ja) 短絡検出装置および装置
US7463079B2 (en) Short circuit protection by gate voltage sensing
KR20080045927A (ko) 절연 게이트 바이폴라 트랜지스터 폴트 보호 시스템
CN114667681B (zh) 栅极驱动电路
US20150365083A1 (en) Circuit and method for driving a power semiconductor switch
US20190280473A1 (en) Control device and semiconductor device
JP4915158B2 (ja) 電力用スイッチング素子の駆動装置
EP0810731B1 (en) Voltage-controlled transistor drive circuit
CN112640277B (zh) 栅极驱动装置、开关装置
JP4413482B2 (ja) 電力用半導体素子の駆動回路
JP7259570B2 (ja) 駆動装置およびスイッチ装置
JP4952112B2 (ja) 電圧駆動型素子の駆動回路
KR101058937B1 (ko) 레벨 쉬프트 회로 및 이의 오동작 방지 방법
JP7533621B2 (ja) 電圧制御型半導体素子の駆動装置
JP7552506B2 (ja) ゲート駆動装置
US20260019076A1 (en) Driving device for switching element
JP2015027147A (ja) インバータ装置
JP4610453B2 (ja) 電流検出回路
JP2024176355A (ja) ゲート駆動回路、電力変換装置、及びゲート駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4740320

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees