JPWO2004065817A1 - 車両用油圧式緩衝器 - Google Patents
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Abstract
油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムの緩衝機能が損なわれることがない油圧式緩衝機を提供する。 シリンダ(2)内に、ピストン(14)が常用域に位置している状態でピストン(14)をピストンロッド(4)がシリンダ(2)内に挿入される方向へ付勢するばねを弾装した。
Description
本発明は、車両の車体側と車輪側との間に介装される車両用油圧式緩衝器に関するものである。
従来のこの種の車両用油圧式緩衝器は、シリンダ内にピストンが嵌合され、このピストンに結合されたピストンロッドがシリンダの一端部から突出する構造が採られている。また、前記車両用油圧式緩衝器は、前記シリンダの他端部とピストンロッドの突出側端部とがクッションゴムを介して車輪側と車体側とに接続されている(例えば、特開平5−60166号公報参照)。
前記ピストンには、このピストンによって画成されたシリンダ内の二つの油室どうしを連通する連通路が形成されている。また、前記ピストンには、前記連通路を作動油が流れるときに減衰力が発生するように絞りが設けられている。すなわち、この車両用油圧式緩衝器は、伸張または収縮して作動油が一方の油室から他方の油室へ前記連通路を通って流れるときに減衰力が発生する。
このように構成された油圧式緩衝器は、シリンダ内の二つの油室のうちピストンロッドが挿入されている一方の油室の容積変化量が、他方の油室の容積変化量よりピストンロッドの体積増減分だけ少なくなる。この種の油圧式緩衝器は、前記容積変化量の差を相殺するために、前記他方の油室の壁(ピストンと対向する壁)をフリーピストンによって構成している。これとともに、前記油圧式緩衝器は、前記フリーピストンを高圧ガスによって油室とは反対側から付勢する構造が採られている(例えば、特開2001−317582号公報参照)。
一方、従来の車両用油圧式緩衝器は、例えば実開平5−22885号公報や特開平10−141421号公報に開示されているように、シリンダのピストンロッド貫通部とピストンとの間に緩衝用の弾性部材が装着されている。これは、最大伸長時(伸びきり時)にピストンがシリンダに衝突するのを防ぐためである。この弾性部材は、ゴムや圧縮コイルばねなどによって形成されている。この弾性部材は、ピストンが常用域に位置している状態では一端が開放されて非圧縮状態に保持され、最大伸長時にピストン側のストッパーとシリンダとの間に挟まれて圧縮する。
しかしながら、上述したように構成された従来の油圧式緩衝器は、高圧ガスの圧力がフリーピストンを介してシリンダ内の作動油に加えられることにより、ピストンロッドがシリンダから突出する方向へピストンが押圧される。この理由は下記の通りである。すなわち、前記フリーピストンと対向するピストンの一端面は前記圧力が全面にわたって加えられる。しかし、このピストンのピストンロッド側となる他端面は、ピストンロッドの断面積の分だけ前記一端面より受圧面積が少なくなるからである。
このようにピストンがピストンロッド側へ押圧されることによって油圧式緩衝器が伸長するから、この油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムは、常に圧縮された状態になる。
このため、前記クッションゴムの本来の緩衝能力が損なわれてしまい、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃がクッションゴムと油圧式緩衝器とを介して車体側に伝達され易くなる。すなわち、従来の油圧式緩衝器を装備した車両では、乗り心地を向上させるにも限界があった。
前記ピストンには、このピストンによって画成されたシリンダ内の二つの油室どうしを連通する連通路が形成されている。また、前記ピストンには、前記連通路を作動油が流れるときに減衰力が発生するように絞りが設けられている。すなわち、この車両用油圧式緩衝器は、伸張または収縮して作動油が一方の油室から他方の油室へ前記連通路を通って流れるときに減衰力が発生する。
このように構成された油圧式緩衝器は、シリンダ内の二つの油室のうちピストンロッドが挿入されている一方の油室の容積変化量が、他方の油室の容積変化量よりピストンロッドの体積増減分だけ少なくなる。この種の油圧式緩衝器は、前記容積変化量の差を相殺するために、前記他方の油室の壁(ピストンと対向する壁)をフリーピストンによって構成している。これとともに、前記油圧式緩衝器は、前記フリーピストンを高圧ガスによって油室とは反対側から付勢する構造が採られている(例えば、特開2001−317582号公報参照)。
一方、従来の車両用油圧式緩衝器は、例えば実開平5−22885号公報や特開平10−141421号公報に開示されているように、シリンダのピストンロッド貫通部とピストンとの間に緩衝用の弾性部材が装着されている。これは、最大伸長時(伸びきり時)にピストンがシリンダに衝突するのを防ぐためである。この弾性部材は、ゴムや圧縮コイルばねなどによって形成されている。この弾性部材は、ピストンが常用域に位置している状態では一端が開放されて非圧縮状態に保持され、最大伸長時にピストン側のストッパーとシリンダとの間に挟まれて圧縮する。
しかしながら、上述したように構成された従来の油圧式緩衝器は、高圧ガスの圧力がフリーピストンを介してシリンダ内の作動油に加えられることにより、ピストンロッドがシリンダから突出する方向へピストンが押圧される。この理由は下記の通りである。すなわち、前記フリーピストンと対向するピストンの一端面は前記圧力が全面にわたって加えられる。しかし、このピストンのピストンロッド側となる他端面は、ピストンロッドの断面積の分だけ前記一端面より受圧面積が少なくなるからである。
このようにピストンがピストンロッド側へ押圧されることによって油圧式緩衝器が伸長するから、この油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムは、常に圧縮された状態になる。
このため、前記クッションゴムの本来の緩衝能力が損なわれてしまい、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃がクッションゴムと油圧式緩衝器とを介して車体側に伝達され易くなる。すなわち、従来の油圧式緩衝器を装備した車両では、乗り心地を向上させるにも限界があった。
本発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムの緩衝機能が損なわれることがない油圧式緩衝機を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に挿入される方向へ付勢するばねを弾装したものである。
本発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、シリンダ内に弾装されたばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器と車体側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねを弾装してなり、このばねは、シリンダの径方向の内側に位置する第1のコイルばねと、前記径方向の外側に位置する第2のコイルばねとによって構成され、これらの第1のコイルばねと第2のコイルばねは、巻方向が互いに異なるように形成されているものである。
この発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2のコイルばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。これら第1および第2のコイルばねは、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
請求項3に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、請求項1または請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器において、ピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねは、乗員が乗車した標準車高状態での弾発力が、前記ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力と略等しくなるように構成されているものである。
この発明によれば、前記標準車高状態で前記押圧力の略全てを消失させることができる。
この目的を達成するため、本発明に係る油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に挿入される方向へ付勢するばねを弾装したものである。
本発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、シリンダ内に弾装されたばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器と車体側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねを弾装してなり、このばねは、シリンダの径方向の内側に位置する第1のコイルばねと、前記径方向の外側に位置する第2のコイルばねとによって構成され、これらの第1のコイルばねと第2のコイルばねは、巻方向が互いに異なるように形成されているものである。
この発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2のコイルばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。これら第1および第2のコイルばねは、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
請求項3に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、請求項1または請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器において、ピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねは、乗員が乗車した標準車高状態での弾発力が、前記ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力と略等しくなるように構成されているものである。
この発明によれば、前記標準車高状態で前記押圧力の略全てを消失させることができる。
図1は、本発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図である。
図2は、ピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図である。
図3は、ピストンロッドと車体側との接続部を示す断面図である。
図4は、油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。
図5は、請求項2記載の発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図である。
図6は、ピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図である。
図7は、油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。
図2は、ピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図である。
図3は、ピストンロッドと車体側との接続部を示す断面図である。
図4は、油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。
図5は、請求項2記載の発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図である。
図6は、ピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図である。
図7は、油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。
(第1の実施例)
以下、本発明に係る車両用油圧式緩衝器の一実施例を図1ないし図4によって詳細に説明する。
図1はこの実施例による車両用油圧式緩衝器の断面図で、同図(a)は最大収縮時の状態を示し、同図(b)は最大伸長時の状態を示す。図2はピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図、図3はピストンロッドと車体側との接続部を示す断面図、図4は油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。
これらの図において、符号1で示すものはこの実施例による自動車用油圧式緩衝器である。この油圧式緩衝器1は、車体側と車輪側との間に介装されるものである。詳述すると、この油圧式緩衝器1は、シリンダ2の下端部が図示していない車輪側の部材にクッションゴム3を介して連結されている。また、この油圧式緩衝器1は、シリンダ2から上方へ突出したピストンロッド4の上端部が図3に示すように車体のフレーム部材5にクッションゴム6(図3参照)を介して連結されている。
前記ピストンロッド4の上端部は、図3に示すように、車体のフレーム部材5にアッパーサポート7を介して連結されている。前記アッパーサポート7は、前記ピストンロッド4の他に懸架用圧縮コイルばね8の上端部を保持して前記フレーム部材5に取付けるためのものである。このアッパーサポート7は、上板7aと下板7bとの間に形成された環状の中空部内にクッションゴム6が充填されて固化されている。このアッパーサポート7は、前記クッションゴム6を介してピストンロッド連結用の受圧プレート6aが装着されている。この受圧プレート6aは、中心部にピストンロッド4を嵌合させるための貫通孔が穿設されている。また、この受圧プレート6aは、前記クッションゴム6を介して前記上板7aおよび下板7bに弾性支持されている。
前記懸架用圧縮コイルばね8は、下端部がシリンダ2のシリンダ本体12に支持用ブラケット8aを介して保持されている。この懸架用圧縮コイルばね8は、上端部が前記アッパーサポート7にクッションゴム8bを介して保持されている。すなわち、前記懸架用圧縮コイルばね8の弾発力は、ピストンロッド4とフレーム部材5との間に介装されているクッションゴム6には作用することがない。
なお、シリンダ2のシリンダ本体12は、車重を支える懸架用圧縮コイルばね8の弾発力によって下方へ付勢されている。しかし、シリンダ本体12は、前記支持用ブラケット8aが僅かに弾性変形することによって、懸架用圧縮コイルばね8とは個別に上下方向に変位することがある。この実施例による油圧式緩衝器1は、上述したようにシリンダ本体12が上下方向に変位することによって、シリンダ本体に伝達される衝撃などを減衰することができる。
前記ピストンロッド4の上端部は、図3に示すように、筒体9が下方への移動が規制された状態で嵌合されている。このピストンロッド4の上端部は、前記筒体9より上方へ突出する部分が前記受圧プレート6aの貫通孔に下方から嵌合されている。また、ピストンロッド4の上端部における前記受圧プレート6aより上方に突出する部分には、押圧板10が受圧プレート6aの上に重なるように嵌合され、固定用ナット11が締め付けられている。ピストンロッド4の上端部は、前記固定用ナット11を締め付けることにより、アッパーサポート7のクッションゴム6を介してフレーム部材5に弾性支持されることになる。
前記シリンダ2は、図1に示すように、シリンダ本体12と、シリンダカバー13などによって構成されている。前記シリンダ本体12は、上方に向けて開放する有底円筒状に形成されている。前記シリンダカバー13は、前記シリンダ本体12の開口部を前記ピストンロッド4が貫通する状態で閉塞している。これとともに、前記シリンダカバー13は、ピストンロッド4を移動自在に支持している。
前記シリンダ本体12の内部は、ピストン14とフリーピストン15とによって、上部油室16と、下部油室17と、高圧ガス室18とに画成されている。前記ピストン14は、ピストンロッド4の下端部に取付けられている。前記フリーピストン15は、シリンダ本体12の下端部近傍に嵌挿されている。前記上部油室16は、前記ピストン14とシリンダカバー13との間に形成されている。前記下部油室17は、前記ピストン14とフリーピストン15との間に形成されている。前記高圧ガス室18は、前記フリーピストン15の下方に形成されている。前記上部油室16と下部油室17は作動油が充填され、前記高圧ガス室18は高圧の窒素ガスが充填されている。
前記ピストン14は、従来からよく知られている油圧式緩衝器のものと同等の構造のものである。このピストン14は、図2に示すように、ピストン本体21と、第1および第2の板ばね22,23などによって構成されている。前記ピストン本体21は、ピストンロッド4に貫通されて支持されている。前記第1および第2の板ばね22,23は、前記ピストン本体21の上下方向の両端側に設けられている。前記ピストン14は、このピストン14の上方でピストンロッド4に保持された支持用パイプ24と、ピストンロッド4の下端部に螺着されたナット25とにより挟圧されることによって、ピストンロッド4に固定されている。
前記ピストン本体21には、外周部にシール部材21aが装着されるとともに、上下方向に貫通する連通孔26が複数穿設されている。前記第1および第2の板ばね22,23は、それぞれ円板状に形成され、前記連通孔26の一方の開口端と他方の開口端とを油圧によって開閉する構造が採られている。これらの第1および第2の板ばね22,23と前記連通孔26とによってピストン14の絞りが構成されている。
前記支持用パイプ24は、図2に示すように、円筒状を呈するように形成されて内部にピストンロッド4が挿通されている。この支持用パイプ24は、ピストンロッド4に取付けられたサークリップ27が下端部に係合することによって、ピストンロッド4に対する上方への移動が規制されている。このため、支持用パイプ24は、上述したようにピストン14をピストンロッド4に取付けた状態では、ピストンロッド4に上下両方向へ移動することができないように固定される。また、この支持用パイプ24は、下端部にフランジ24aが上側のパイプ部分24bより外径が大きくなるように一体に形成されている。この支持用パイプ24は、前記フランジ24aによって後述する圧縮コイルばね31の下端部を保持している。
前記圧縮コイルばね31は、前記支持用パイプ24および前記ピストンロッド4が内部を貫通する状態でシリンダ2内に挿入されている。また、この圧縮コイルばね31は、前記フランジ24aと、支持用パイプ24の上方に位置するストッパー32との間に弾装されている。前記ストッパー32は、円環状を呈するように形成され、軸心部の貫通孔にピストンロッド4が移動自在に嵌合されている。また、このストッパー32は、下端部に下方へ突出するように突部32aが形成されている。このストッパー32は、前記突部32aに前記圧縮コイルばね31の上端部が嵌合されることによって、この圧縮コイルばね31の上端部を保持している。
このストッパー32と前記シリンダカバー13との間には、本発明に係る緩衝用弾性部材としてのリバウンドゴム33が介装されている。このリバウンドゴム33は、ピストンロッド4が貫通する貫通穴33aが中央部に穿設され、シリンダカバー13の下面に下方へ突出するように固着されている。
また、前記圧縮コイルばね31は、図1(a)に示すように、ピストン14がシリンダ2内を最も下まで移動した状態(ピストンロッド4の上端部の筒体9が前記シリンダカバー13により下方への移動を規制された状態)でも支持用パイプ24とストッパー32とを付勢することができるような長さをもって形成されている。
この実施例による油圧式緩衝器1は、前記支持用パイプ24によってピストン14の上方への移動量が規制されるように構成されている。これは、上述したように全長が長く形成された圧縮コイルばね31が収縮するとき過度に圧縮されて特性が変わることがないようにするためである。すなわち、この油圧式緩衝器1は、ピストンロッド4が大きく上方へ移動することによって支持用パイプ24の上端が上方のストッパー32に当接する。このため、この油圧式緩衝器1は、収縮時にピストン14が予め定めた位置より上方へは移動することがない。
詳述すると、前記支持用パイプ24は、図1(b)および図2に示すように、その上端がストッパー32の突部32aの下端に当接する状態で、前記上端とフランジ24aとの間の長さが圧縮コイルばね31の弾性限界となる最低長さと略等しいかそれより長くなるように形成されている。ここでいう弾性限界となる最低長さとは、圧縮コイルばね31をその特性が変化することがないように縮めたときに最小となるような圧縮コイルばね31の長さのことである。
このように構成された油圧式緩衝器1のピストン14の受圧面積は、ピストン14の下端面より上端面の方がピストンロッド4の断面積の分だけ小さくなる。このため、この油圧式緩衝器1は、高圧ガスの圧力が作動油を介して前記上・下端面に加えられることによって、ピストン14を上方へ押圧する押圧力がピストン14に作用する。しかし、この油圧式緩衝器1は、ピストン14とシリンダカバー13との間に圧縮コイルばね31が弾装されている。しかも、この油圧式緩衝器1は、この圧縮コイルばね31の弾発力によってピストン14が前記押圧力とは反対の方向(ピストンロッド4がシリンダ2内に挿入される方向であって下方)へ常に付勢されている。このため、前記押圧力は、前記弾発力によって相殺されるようになる。
この実施例による圧縮コイルばね31は、この油圧式緩衝器1を装備した車両に例えば運転者が1名乗車して停車している(加減速や旋回が行われていない定速走行状態を含む)標準車高状態で弾発力が前記押圧力と略等しくなる(相殺することができる)ものが用いられている。この標準車高状態でのピストン14の位置が本実施例に係る常用域の位置となっている。
この油圧式緩衝器1においては、収縮するときにピストンロッド4のストロークが増大することにより圧縮コイルばね31の弾発力は漸次低減する。このときには、高圧ガス室18のガス圧は漸次増大する。前記圧縮コイルばね31の弾発力は、前記漸次低減する弾発力と、前記漸次増大するガス圧による押圧力とが前記標準車高状態(図4中に1Gで示す)で略一致するように設定されている。このため、この油圧式緩衝器1においては、前記押圧力の略全てを消失させることができる。
したがって、この油圧式緩衝器1によれば、前記押圧力と弾発力とが相殺されることにより、この油圧式緩衝器1と車体側との間に介装されたクッションゴム6を圧縮する力が低減される。このため、この油圧式緩衝器1は、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃を前記クッションゴム6によって効率よく緩和することができる。
前記圧縮コイルばね31のばね定数は、懸架用圧縮コイルばねのばね定数の約20%以下に設定することが好ましい。このようにばね定数を設定することにより、この油圧式緩衝器1のストローク可能領域の全域にわたって上述した押圧力を滑らかに低減させることができることが判った。
また、上述した標準車高状態において、前記圧縮コイルばね31のセット荷重は、高圧ガスによる押圧力の約50%〜150%とすることが好ましい。この構成を採ることにより、前記押圧力の大きさを従来に較べて常に60%以内に低減することができる。
上述した実施例では、油圧式緩衝器1が最大伸長状態であるときにも圧縮コイルばね31の弾発力がピストン14に作用する例を示したが、本発明は、このような限定にとらわれることはなく、少なくともピストン14が常用域に位置している状態で前記弾発力がピストン14に作用するように構成することによって、前記実施例と同等の効果が得られる。
(第2の実施例)
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器の一実施例を図5ないし図7によって詳細に説明する。
図5は請求項2記載の発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図で、同図(a)は最大収縮時の状態を示し、同図(b)は最大伸長時の状態を示す。図6はピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図、図7は油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。これらの図において、前記図1〜図4によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図5〜図7に示した油圧式緩衝器1は、シリンダ2内にピストンロッド4と同一軸線上に位置するように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42とが弾装されている。この油圧式緩衝器1は、これらのばね41,42の弾発力によって高圧ガスの圧力からなる押圧力が相殺されるように構成されている。
前記第1の圧縮コイルばね41は、相対的にピストンロッド4に近くなるように径方向の内側に配設されている。前記第2の圧縮コイルばね42は、前記第1の圧縮コイルばね41より径方向の外側に配設されている。また、これらの第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42は、軸線方向の長さ(全長)が等しくなるように形成されている。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、互いに噛み合うのを阻止するために巻方向が互いに異なるように形成されている。
これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42の全長は、油圧式緩衝器1がいわゆる伸びきり状態になるときに、ストッパー32を上方へ付勢する弾発力が消失するような長さに設定されている。ここでいう伸びきり状態とは、ピストン14が常用域を大幅に外れて下方へ移動した状態である。このため、この油圧式緩衝器1は、図5(a)に示すように、最大収縮状態にあるときには、ストッパー32とリバウンドゴム33との間に隙間Sが形成される。
このように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42とをシリンダ2内に並列に弾装することにより、前記第1の実施例を採る場合に較べて圧縮コイルばねの全長を変えることなくばね定数を大きくとることができる。言い換えれば、この実施例による油圧式緩衝器1は、第1の圧縮コイルばね41の弾発力に第2の圧縮コイルばね42の弾発力を加算してなる総弾発力によってピストン14が下方へ付勢されるようになる。
前記総弾発力と、高圧ガスの圧力による押圧力とは、図7に示すように、前記標準車高状態(図7中に1Gで示す)で略一致するように設定されている。
したがって、ピストン14の一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2の圧縮コイルばね41,42の弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器1の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
第1の圧縮コイルばね41の弾発力と第2の圧縮コイルばね42の弾発力との和からなる前記総弾発力は、第1の実施例を採る場合に較べて大きくなる。このため、この油圧式緩衝器1は、図5(b)に示すように、最大伸長時の衝撃を緩和するリバウンド用弾性体として第1、第2の圧縮コイルばね41,42を利用することができる。
この実施例による油圧式緩衝器1は、ストッパー32とシリンダカバー13との間にリバウンドゴム33が介装されている。このリバウンドゴム33は、図5(a)に示すように、シリンダカバー13から下方に離間しているストッパー32がピストン14の上昇に伴ってシリンダカバー13に当たるときの衝撃を緩和するためのものである。このため、このリバウンドゴム33は、最大伸長時の衝撃を緩和するもの(第1の実施例で示したリバウンドゴム33)に較べると厚みが薄くなるように形成されている。
以上説明したように、上述した第1の実施例および第2の実施例によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力がばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。
したがって、前記クッションゴムの緩衝機能が損なわれることがないから、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃を前記クッションゴムによって緩和することができる。この結果、上述した実施例に記載した油圧式緩衝器を装備することによって、車両の乗り心地を向上させることができる。
また、上述した第2の実施例に記載した第1および第2のコイルばねは、最大伸長時にピストンがシリンダに衝突するのを防ぐリバウンドスプリングとしての機能も有する。このため、第2の実施例に係る油圧式緩衝器は、専らリバウンドスプリングとして機能するコイルばねを装備する場合に較べて部品数が少なくなり、コストダウンと軽量化とを図ることができる。
また、上述した第1の実施例および第2の実施例に記載した油圧式緩衝器1は、高圧ガス室のガス圧からなる押圧力の略全てを標準車高状態で消失させることができるから、車両の乗り心地をより一層向上させることができる。
以上のように、本発明に係る車両用油圧式緩衝器は、自動車や自動二輪車、自動三輪車などの車両に装備するものとして有用であり、特に、運転者が乗車する車両に用いるのに適している。
以下、本発明に係る車両用油圧式緩衝器の一実施例を図1ないし図4によって詳細に説明する。
図1はこの実施例による車両用油圧式緩衝器の断面図で、同図(a)は最大収縮時の状態を示し、同図(b)は最大伸長時の状態を示す。図2はピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図、図3はピストンロッドと車体側との接続部を示す断面図、図4は油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。
これらの図において、符号1で示すものはこの実施例による自動車用油圧式緩衝器である。この油圧式緩衝器1は、車体側と車輪側との間に介装されるものである。詳述すると、この油圧式緩衝器1は、シリンダ2の下端部が図示していない車輪側の部材にクッションゴム3を介して連結されている。また、この油圧式緩衝器1は、シリンダ2から上方へ突出したピストンロッド4の上端部が図3に示すように車体のフレーム部材5にクッションゴム6(図3参照)を介して連結されている。
前記ピストンロッド4の上端部は、図3に示すように、車体のフレーム部材5にアッパーサポート7を介して連結されている。前記アッパーサポート7は、前記ピストンロッド4の他に懸架用圧縮コイルばね8の上端部を保持して前記フレーム部材5に取付けるためのものである。このアッパーサポート7は、上板7aと下板7bとの間に形成された環状の中空部内にクッションゴム6が充填されて固化されている。このアッパーサポート7は、前記クッションゴム6を介してピストンロッド連結用の受圧プレート6aが装着されている。この受圧プレート6aは、中心部にピストンロッド4を嵌合させるための貫通孔が穿設されている。また、この受圧プレート6aは、前記クッションゴム6を介して前記上板7aおよび下板7bに弾性支持されている。
前記懸架用圧縮コイルばね8は、下端部がシリンダ2のシリンダ本体12に支持用ブラケット8aを介して保持されている。この懸架用圧縮コイルばね8は、上端部が前記アッパーサポート7にクッションゴム8bを介して保持されている。すなわち、前記懸架用圧縮コイルばね8の弾発力は、ピストンロッド4とフレーム部材5との間に介装されているクッションゴム6には作用することがない。
なお、シリンダ2のシリンダ本体12は、車重を支える懸架用圧縮コイルばね8の弾発力によって下方へ付勢されている。しかし、シリンダ本体12は、前記支持用ブラケット8aが僅かに弾性変形することによって、懸架用圧縮コイルばね8とは個別に上下方向に変位することがある。この実施例による油圧式緩衝器1は、上述したようにシリンダ本体12が上下方向に変位することによって、シリンダ本体に伝達される衝撃などを減衰することができる。
前記ピストンロッド4の上端部は、図3に示すように、筒体9が下方への移動が規制された状態で嵌合されている。このピストンロッド4の上端部は、前記筒体9より上方へ突出する部分が前記受圧プレート6aの貫通孔に下方から嵌合されている。また、ピストンロッド4の上端部における前記受圧プレート6aより上方に突出する部分には、押圧板10が受圧プレート6aの上に重なるように嵌合され、固定用ナット11が締め付けられている。ピストンロッド4の上端部は、前記固定用ナット11を締め付けることにより、アッパーサポート7のクッションゴム6を介してフレーム部材5に弾性支持されることになる。
前記シリンダ2は、図1に示すように、シリンダ本体12と、シリンダカバー13などによって構成されている。前記シリンダ本体12は、上方に向けて開放する有底円筒状に形成されている。前記シリンダカバー13は、前記シリンダ本体12の開口部を前記ピストンロッド4が貫通する状態で閉塞している。これとともに、前記シリンダカバー13は、ピストンロッド4を移動自在に支持している。
前記シリンダ本体12の内部は、ピストン14とフリーピストン15とによって、上部油室16と、下部油室17と、高圧ガス室18とに画成されている。前記ピストン14は、ピストンロッド4の下端部に取付けられている。前記フリーピストン15は、シリンダ本体12の下端部近傍に嵌挿されている。前記上部油室16は、前記ピストン14とシリンダカバー13との間に形成されている。前記下部油室17は、前記ピストン14とフリーピストン15との間に形成されている。前記高圧ガス室18は、前記フリーピストン15の下方に形成されている。前記上部油室16と下部油室17は作動油が充填され、前記高圧ガス室18は高圧の窒素ガスが充填されている。
前記ピストン14は、従来からよく知られている油圧式緩衝器のものと同等の構造のものである。このピストン14は、図2に示すように、ピストン本体21と、第1および第2の板ばね22,23などによって構成されている。前記ピストン本体21は、ピストンロッド4に貫通されて支持されている。前記第1および第2の板ばね22,23は、前記ピストン本体21の上下方向の両端側に設けられている。前記ピストン14は、このピストン14の上方でピストンロッド4に保持された支持用パイプ24と、ピストンロッド4の下端部に螺着されたナット25とにより挟圧されることによって、ピストンロッド4に固定されている。
前記ピストン本体21には、外周部にシール部材21aが装着されるとともに、上下方向に貫通する連通孔26が複数穿設されている。前記第1および第2の板ばね22,23は、それぞれ円板状に形成され、前記連通孔26の一方の開口端と他方の開口端とを油圧によって開閉する構造が採られている。これらの第1および第2の板ばね22,23と前記連通孔26とによってピストン14の絞りが構成されている。
前記支持用パイプ24は、図2に示すように、円筒状を呈するように形成されて内部にピストンロッド4が挿通されている。この支持用パイプ24は、ピストンロッド4に取付けられたサークリップ27が下端部に係合することによって、ピストンロッド4に対する上方への移動が規制されている。このため、支持用パイプ24は、上述したようにピストン14をピストンロッド4に取付けた状態では、ピストンロッド4に上下両方向へ移動することができないように固定される。また、この支持用パイプ24は、下端部にフランジ24aが上側のパイプ部分24bより外径が大きくなるように一体に形成されている。この支持用パイプ24は、前記フランジ24aによって後述する圧縮コイルばね31の下端部を保持している。
前記圧縮コイルばね31は、前記支持用パイプ24および前記ピストンロッド4が内部を貫通する状態でシリンダ2内に挿入されている。また、この圧縮コイルばね31は、前記フランジ24aと、支持用パイプ24の上方に位置するストッパー32との間に弾装されている。前記ストッパー32は、円環状を呈するように形成され、軸心部の貫通孔にピストンロッド4が移動自在に嵌合されている。また、このストッパー32は、下端部に下方へ突出するように突部32aが形成されている。このストッパー32は、前記突部32aに前記圧縮コイルばね31の上端部が嵌合されることによって、この圧縮コイルばね31の上端部を保持している。
このストッパー32と前記シリンダカバー13との間には、本発明に係る緩衝用弾性部材としてのリバウンドゴム33が介装されている。このリバウンドゴム33は、ピストンロッド4が貫通する貫通穴33aが中央部に穿設され、シリンダカバー13の下面に下方へ突出するように固着されている。
また、前記圧縮コイルばね31は、図1(a)に示すように、ピストン14がシリンダ2内を最も下まで移動した状態(ピストンロッド4の上端部の筒体9が前記シリンダカバー13により下方への移動を規制された状態)でも支持用パイプ24とストッパー32とを付勢することができるような長さをもって形成されている。
この実施例による油圧式緩衝器1は、前記支持用パイプ24によってピストン14の上方への移動量が規制されるように構成されている。これは、上述したように全長が長く形成された圧縮コイルばね31が収縮するとき過度に圧縮されて特性が変わることがないようにするためである。すなわち、この油圧式緩衝器1は、ピストンロッド4が大きく上方へ移動することによって支持用パイプ24の上端が上方のストッパー32に当接する。このため、この油圧式緩衝器1は、収縮時にピストン14が予め定めた位置より上方へは移動することがない。
詳述すると、前記支持用パイプ24は、図1(b)および図2に示すように、その上端がストッパー32の突部32aの下端に当接する状態で、前記上端とフランジ24aとの間の長さが圧縮コイルばね31の弾性限界となる最低長さと略等しいかそれより長くなるように形成されている。ここでいう弾性限界となる最低長さとは、圧縮コイルばね31をその特性が変化することがないように縮めたときに最小となるような圧縮コイルばね31の長さのことである。
このように構成された油圧式緩衝器1のピストン14の受圧面積は、ピストン14の下端面より上端面の方がピストンロッド4の断面積の分だけ小さくなる。このため、この油圧式緩衝器1は、高圧ガスの圧力が作動油を介して前記上・下端面に加えられることによって、ピストン14を上方へ押圧する押圧力がピストン14に作用する。しかし、この油圧式緩衝器1は、ピストン14とシリンダカバー13との間に圧縮コイルばね31が弾装されている。しかも、この油圧式緩衝器1は、この圧縮コイルばね31の弾発力によってピストン14が前記押圧力とは反対の方向(ピストンロッド4がシリンダ2内に挿入される方向であって下方)へ常に付勢されている。このため、前記押圧力は、前記弾発力によって相殺されるようになる。
この実施例による圧縮コイルばね31は、この油圧式緩衝器1を装備した車両に例えば運転者が1名乗車して停車している(加減速や旋回が行われていない定速走行状態を含む)標準車高状態で弾発力が前記押圧力と略等しくなる(相殺することができる)ものが用いられている。この標準車高状態でのピストン14の位置が本実施例に係る常用域の位置となっている。
この油圧式緩衝器1においては、収縮するときにピストンロッド4のストロークが増大することにより圧縮コイルばね31の弾発力は漸次低減する。このときには、高圧ガス室18のガス圧は漸次増大する。前記圧縮コイルばね31の弾発力は、前記漸次低減する弾発力と、前記漸次増大するガス圧による押圧力とが前記標準車高状態(図4中に1Gで示す)で略一致するように設定されている。このため、この油圧式緩衝器1においては、前記押圧力の略全てを消失させることができる。
したがって、この油圧式緩衝器1によれば、前記押圧力と弾発力とが相殺されることにより、この油圧式緩衝器1と車体側との間に介装されたクッションゴム6を圧縮する力が低減される。このため、この油圧式緩衝器1は、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃を前記クッションゴム6によって効率よく緩和することができる。
前記圧縮コイルばね31のばね定数は、懸架用圧縮コイルばねのばね定数の約20%以下に設定することが好ましい。このようにばね定数を設定することにより、この油圧式緩衝器1のストローク可能領域の全域にわたって上述した押圧力を滑らかに低減させることができることが判った。
また、上述した標準車高状態において、前記圧縮コイルばね31のセット荷重は、高圧ガスによる押圧力の約50%〜150%とすることが好ましい。この構成を採ることにより、前記押圧力の大きさを従来に較べて常に60%以内に低減することができる。
上述した実施例では、油圧式緩衝器1が最大伸長状態であるときにも圧縮コイルばね31の弾発力がピストン14に作用する例を示したが、本発明は、このような限定にとらわれることはなく、少なくともピストン14が常用域に位置している状態で前記弾発力がピストン14に作用するように構成することによって、前記実施例と同等の効果が得られる。
(第2の実施例)
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器の一実施例を図5ないし図7によって詳細に説明する。
図5は請求項2記載の発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図で、同図(a)は最大収縮時の状態を示し、同図(b)は最大伸長時の状態を示す。図6はピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図、図7は油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。これらの図において、前記図1〜図4によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図5〜図7に示した油圧式緩衝器1は、シリンダ2内にピストンロッド4と同一軸線上に位置するように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42とが弾装されている。この油圧式緩衝器1は、これらのばね41,42の弾発力によって高圧ガスの圧力からなる押圧力が相殺されるように構成されている。
前記第1の圧縮コイルばね41は、相対的にピストンロッド4に近くなるように径方向の内側に配設されている。前記第2の圧縮コイルばね42は、前記第1の圧縮コイルばね41より径方向の外側に配設されている。また、これらの第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42は、軸線方向の長さ(全長)が等しくなるように形成されている。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、互いに噛み合うのを阻止するために巻方向が互いに異なるように形成されている。
これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42の全長は、油圧式緩衝器1がいわゆる伸びきり状態になるときに、ストッパー32を上方へ付勢する弾発力が消失するような長さに設定されている。ここでいう伸びきり状態とは、ピストン14が常用域を大幅に外れて下方へ移動した状態である。このため、この油圧式緩衝器1は、図5(a)に示すように、最大収縮状態にあるときには、ストッパー32とリバウンドゴム33との間に隙間Sが形成される。
このように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42とをシリンダ2内に並列に弾装することにより、前記第1の実施例を採る場合に較べて圧縮コイルばねの全長を変えることなくばね定数を大きくとることができる。言い換えれば、この実施例による油圧式緩衝器1は、第1の圧縮コイルばね41の弾発力に第2の圧縮コイルばね42の弾発力を加算してなる総弾発力によってピストン14が下方へ付勢されるようになる。
前記総弾発力と、高圧ガスの圧力による押圧力とは、図7に示すように、前記標準車高状態(図7中に1Gで示す)で略一致するように設定されている。
したがって、ピストン14の一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2の圧縮コイルばね41,42の弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器1の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
第1の圧縮コイルばね41の弾発力と第2の圧縮コイルばね42の弾発力との和からなる前記総弾発力は、第1の実施例を採る場合に較べて大きくなる。このため、この油圧式緩衝器1は、図5(b)に示すように、最大伸長時の衝撃を緩和するリバウンド用弾性体として第1、第2の圧縮コイルばね41,42を利用することができる。
この実施例による油圧式緩衝器1は、ストッパー32とシリンダカバー13との間にリバウンドゴム33が介装されている。このリバウンドゴム33は、図5(a)に示すように、シリンダカバー13から下方に離間しているストッパー32がピストン14の上昇に伴ってシリンダカバー13に当たるときの衝撃を緩和するためのものである。このため、このリバウンドゴム33は、最大伸長時の衝撃を緩和するもの(第1の実施例で示したリバウンドゴム33)に較べると厚みが薄くなるように形成されている。
以上説明したように、上述した第1の実施例および第2の実施例によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力がばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。
したがって、前記クッションゴムの緩衝機能が損なわれることがないから、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃を前記クッションゴムによって緩和することができる。この結果、上述した実施例に記載した油圧式緩衝器を装備することによって、車両の乗り心地を向上させることができる。
また、上述した第2の実施例に記載した第1および第2のコイルばねは、最大伸長時にピストンがシリンダに衝突するのを防ぐリバウンドスプリングとしての機能も有する。このため、第2の実施例に係る油圧式緩衝器は、専らリバウンドスプリングとして機能するコイルばねを装備する場合に較べて部品数が少なくなり、コストダウンと軽量化とを図ることができる。
また、上述した第1の実施例および第2の実施例に記載した油圧式緩衝器1は、高圧ガス室のガス圧からなる押圧力の略全てを標準車高状態で消失させることができるから、車両の乗り心地をより一層向上させることができる。
以上のように、本発明に係る車両用油圧式緩衝器は、自動車や自動二輪車、自動三輪車などの車両に装備するものとして有用であり、特に、運転者が乗車する車両に用いるのに適している。
【0002】
ッド貫通部とピストンとの間に緩衝用の弾性部材が装着されている。これは、最大伸長時(伸びきり時)にピストンがシリンダに衝突するのを防ぐためである。この弾性部材は、ゴムや圧縮コイルばねなどによって形成されている。この弾性部材は、ピストンが常用域に位置している状態では一端が開放されて非圧縮状態に保持され、最大伸長時にピストン側のストッパーとシリンダとの間に挟まれて圧縮する。
しかしながら、上述したように構成された従来の油圧式緩衝器は、高圧ガスの圧力がフリーピストンを介してシリンダ内の作動油に加えられることにより、ピストンロッドがシリンダから突出する方向へピストンが押圧される。この理由は下記の通りである。すなわち、前記フリーピストンと対向するピストンの一端面は前記圧力が全面にわたって加えられる。しかし、このピストンのピストンロッド側となる他端面は、ピストンロッドの断面積の分だけ前記一端面より受圧面積が少なくなるからである。
このようにピストンがピストンロッド側へ押圧されることによって油圧式緩衝器が伸長するから、この油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムは、常に圧縮された状態になる。
このため、前記クッションゴムの本来の緩衝能力が損なわれてしまい、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃がクッションゴムと油圧式緩衝器とを介して車体側に伝達され易くなる。すなわち、従来の油圧式緩衝器を装備した車両では、乗り心地を向上させるにも限界があった。
発明の開示
本発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムの緩衝機能が損なわれることがない油圧式緩衝機を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に挿入される方向へ付勢するばねを配し、このばねの弾発力が前記ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる高圧ガスの押圧力を相殺する力に設定されているものである。
ッド貫通部とピストンとの間に緩衝用の弾性部材が装着されている。これは、最大伸長時(伸びきり時)にピストンがシリンダに衝突するのを防ぐためである。この弾性部材は、ゴムや圧縮コイルばねなどによって形成されている。この弾性部材は、ピストンが常用域に位置している状態では一端が開放されて非圧縮状態に保持され、最大伸長時にピストン側のストッパーとシリンダとの間に挟まれて圧縮する。
しかしながら、上述したように構成された従来の油圧式緩衝器は、高圧ガスの圧力がフリーピストンを介してシリンダ内の作動油に加えられることにより、ピストンロッドがシリンダから突出する方向へピストンが押圧される。この理由は下記の通りである。すなわち、前記フリーピストンと対向するピストンの一端面は前記圧力が全面にわたって加えられる。しかし、このピストンのピストンロッド側となる他端面は、ピストンロッドの断面積の分だけ前記一端面より受圧面積が少なくなるからである。
このようにピストンがピストンロッド側へ押圧されることによって油圧式緩衝器が伸長するから、この油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムは、常に圧縮された状態になる。
このため、前記クッションゴムの本来の緩衝能力が損なわれてしまい、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃がクッションゴムと油圧式緩衝器とを介して車体側に伝達され易くなる。すなわち、従来の油圧式緩衝器を装備した車両では、乗り心地を向上させるにも限界があった。
発明の開示
本発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムの緩衝機能が損なわれることがない油圧式緩衝機を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に挿入される方向へ付勢するばねを配し、このばねの弾発力が前記ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる高圧ガスの押圧力を相殺する力に設定されているものである。
【0003】
本発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、シリンダ内に弾装されたばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器と車体側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねを配してなり、このばねは、シリンダの径方向の内側に位置する第1のコイルばねと、前記径方向の外側に位置する第2のコイルばねとによって構成され、これらの第1のコイルばねと第2のコイルばねは、巻方向が互いに異なるように形成されているものである。
この発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2のコイルばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。これら第1および第2のコイルばねは、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
請求項3に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、請求項1または請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器において、ピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねは、乗員が乗車した標準車高状態での弾発力が、前記ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力と略等しくなるように構成されているものである。
この発明によれば、前記標準車高状態で前記押圧力の略全てを消失させることができる。
図面の簡単な説明
図1は、本発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図である。
図2は、ピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図である。
図3は、ピストンロッドと車体側との接続部を示す断面図である。
本発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、シリンダ内に弾装されたばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器と車体側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねを配してなり、このばねは、シリンダの径方向の内側に位置する第1のコイルばねと、前記径方向の外側に位置する第2のコイルばねとによって構成され、これらの第1のコイルばねと第2のコイルばねは、巻方向が互いに異なるように形成されているものである。
この発明によれば、ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2のコイルばねの弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。これら第1および第2のコイルばねは、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
請求項3に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器は、請求項1または請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器において、ピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねは、乗員が乗車した標準車高状態での弾発力が、前記ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力と略等しくなるように構成されているものである。
この発明によれば、前記標準車高状態で前記押圧力の略全てを消失させることができる。
図面の簡単な説明
図1は、本発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図である。
図2は、ピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図である。
図3は、ピストンロッドと車体側との接続部を示す断面図である。
【0007】
は、ピストンロッド4に上下両方向へ移動することができないように固定される。また、この支持用パイプ24は、下端部にフランジ24aが上側のパイプ部分24bより外径が大きくなるように一体に形成されている。この支持用パイプ24は、前記フランジ24aによって後述する圧縮コイルばね31の下端部を保持している。
前記圧縮コイルばね31は、前記支持用パイプ24および前記ピストンロッド4が内部を貫通する状態でシリンダ2内に挿入されている。また、この圧縮コイルばね31は、前記フランジ24aと、支持用パイプ24の上方に位置するストッパー32との間に弾装されている。前記ストッパー32は、円環状を呈するように形成され、軸心部の貫通孔にピストンロッド4が移動自在に嵌合されている。また、このストッパー32は、下端部に下方へ突出するように突部32aが形成されている。このストッパー32は、前記突部32aに前記圧縮コイルばね31の上端部が嵌合されることによって、この圧縮コイルばね31の上端部を保持している。
このストッパー32と前記シリンダカバー13との間には、リバウンドゴム33が介装されている。このリバウンドゴム33は、ピストンロッド4が貫通する貫通穴33aが中央部に穿設され、シリンダカバー13の下面に下方へ突出するように固着されている。
また、前記圧縮コイルばね31は、図1(a)に示すように、ピストン14がシリンダ2内を最も下まで移動した状態(ピストンロッド4の上端部の筒体9が前記シリンダカバー13により下方への移動を規制された状態)でも支持用パイプ24とストッパー32とを付勢することができるような長さをもって形成されている。
この実施例による油圧式緩衝器1は、前記支持用パイプ24によってピストン14の上方への移動量が規制されるように構成されている。これは、上述したように全長が長く形成された圧縮コイルばね31が収縮するとき過度に圧縮されて特性が変わることがないようにするためである。すなわち、この油圧式緩衝器1は、ピストンロッド4が大きく上方へ移動することによって支持用パイプ24の上端が上方のストッパー32に当接する。このため、この油圧式緩衝器1は、収
は、ピストンロッド4に上下両方向へ移動することができないように固定される。また、この支持用パイプ24は、下端部にフランジ24aが上側のパイプ部分24bより外径が大きくなるように一体に形成されている。この支持用パイプ24は、前記フランジ24aによって後述する圧縮コイルばね31の下端部を保持している。
前記圧縮コイルばね31は、前記支持用パイプ24および前記ピストンロッド4が内部を貫通する状態でシリンダ2内に挿入されている。また、この圧縮コイルばね31は、前記フランジ24aと、支持用パイプ24の上方に位置するストッパー32との間に弾装されている。前記ストッパー32は、円環状を呈するように形成され、軸心部の貫通孔にピストンロッド4が移動自在に嵌合されている。また、このストッパー32は、下端部に下方へ突出するように突部32aが形成されている。このストッパー32は、前記突部32aに前記圧縮コイルばね31の上端部が嵌合されることによって、この圧縮コイルばね31の上端部を保持している。
このストッパー32と前記シリンダカバー13との間には、リバウンドゴム33が介装されている。このリバウンドゴム33は、ピストンロッド4が貫通する貫通穴33aが中央部に穿設され、シリンダカバー13の下面に下方へ突出するように固着されている。
また、前記圧縮コイルばね31は、図1(a)に示すように、ピストン14がシリンダ2内を最も下まで移動した状態(ピストンロッド4の上端部の筒体9が前記シリンダカバー13により下方への移動を規制された状態)でも支持用パイプ24とストッパー32とを付勢することができるような長さをもって形成されている。
この実施例による油圧式緩衝器1は、前記支持用パイプ24によってピストン14の上方への移動量が規制されるように構成されている。これは、上述したように全長が長く形成された圧縮コイルばね31が収縮するとき過度に圧縮されて特性が変わることがないようにするためである。すなわち、この油圧式緩衝器1は、ピストンロッド4が大きく上方へ移動することによって支持用パイプ24の上端が上方のストッパー32に当接する。このため、この油圧式緩衝器1は、収
【0009】
したがって、この油圧式緩衝器1によれば、前記押圧力と弾発力とが相殺されることにより、この油圧式緩衝器1と車体側との間に介装されたクッションゴム6を圧縮する力が低減される。このため、この油圧式緩衝器1は、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃を前記クッションゴム6によって効率よく緩和することができる。
前記圧縮コイルばね31のばね定数は、懸架用圧縮コイルばねのばね定数の約20%以下に設定することが好ましい。このようにばね定数を設定することにより、この油圧式緩衝器1のストローク可能領域の全域にわたって上述した押圧力を滑らかに低減させることができることが判った。
また、上述した標準車高状態において、前記圧縮コイルばね31のセット荷重は、高圧ガスによる押圧力の約50%〜150%とすることが好ましい。この構成を採ることにより、前記押圧力の大きさを従来に較べて常に60%以内に低減することができる。
上述した実施例では、油圧式緩衝器1が最大収縮状態であるときにも圧縮コイルばね31の弾発力がピストン14に作用する例を示したが、本発明は、このような限定にとらわれることはなく、少なくともピストン14が常用域に位置している状態で前記弾発力がピストン14に作用するように構成することによって、前記実施例と同等の効果が得られる。
(第2の実施例)
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器の一実施例を図5ないし図7によって詳細に説明する。
図5は請求項2記載の発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図で、同図(a)は最大収縮時の状態を示し、同図(b)は最大伸長時の状態を示す。図6はピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図、図7は油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。これらの図において、前記図1〜図4によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図5〜図7に示した油圧式緩衝器1は、シリンダ2内にピストンロッド4と同一軸線上に位置するように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね4
したがって、この油圧式緩衝器1によれば、前記押圧力と弾発力とが相殺されることにより、この油圧式緩衝器1と車体側との間に介装されたクッションゴム6を圧縮する力が低減される。このため、この油圧式緩衝器1は、例えば車輪が路面上の白線などの微小な凹凸を乗り越えたりしたときに生じる衝撃を前記クッションゴム6によって効率よく緩和することができる。
前記圧縮コイルばね31のばね定数は、懸架用圧縮コイルばねのばね定数の約20%以下に設定することが好ましい。このようにばね定数を設定することにより、この油圧式緩衝器1のストローク可能領域の全域にわたって上述した押圧力を滑らかに低減させることができることが判った。
また、上述した標準車高状態において、前記圧縮コイルばね31のセット荷重は、高圧ガスによる押圧力の約50%〜150%とすることが好ましい。この構成を採ることにより、前記押圧力の大きさを従来に較べて常に60%以内に低減することができる。
上述した実施例では、油圧式緩衝器1が最大収縮状態であるときにも圧縮コイルばね31の弾発力がピストン14に作用する例を示したが、本発明は、このような限定にとらわれることはなく、少なくともピストン14が常用域に位置している状態で前記弾発力がピストン14に作用するように構成することによって、前記実施例と同等の効果が得られる。
(第2の実施例)
請求項2に記載した発明に係る車両用油圧式緩衝器の一実施例を図5ないし図7によって詳細に説明する。
図5は請求項2記載の発明に係る車両用油圧式緩衝器の断面図で、同図(a)は最大収縮時の状態を示し、同図(b)は最大伸長時の状態を示す。図6はピストンとシリンダのピストンロッド貫通部とを拡大して示す断面図、図7は油圧式緩衝器のストロークと押圧力・弾発力との関係を示すグラフである。これらの図において、前記図1〜図4によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図5〜図7に示した油圧式緩衝器1は、シリンダ2内にピストンロッド4と同一軸線上に位置するように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね4
【0010】
2とが弾装されている。この油圧式緩衝器1は、これらのばね41,42の弾発力によって高圧ガスの圧力からなる押圧力が相殺されるように構成されている。
前記第1の圧縮コイルばね41は、相対的にピストンロッド4に近くなるように径方向の内側に配設されている。前記第2の圧縮コイルばね42は、前記第1の圧縮コイルばね41より径方向の外側に配設されている。また、これらの第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42は、軸線方向の長さ(全長)が等しくなるように形成されている。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、互いに噛み合うのを阻止するために巻方向が互いに異なるように形成されている。
これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42の全長は、油圧式緩衝器1が最大収縮状態になるときに、ストッパー32を上方へ付勢する弾発力が消失するような長さに設定されている。ここでいう最大収縮状態とは、ピストン14が常用域を大幅に外れて下方へ移動した状態である。このため、この油圧式緩衝器1は、図5(a)に示すように、最大収縮状態にあるときには、ストッパー32とリバウンドゴム33との間に隙間Sが形成される。
このように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42とをシリンダ2内に並列に弾装することにより、前記第1の実施例を採る場合に較べて圧縮コイルばねの全長を変えることなくばね定数を大きくとることができる。言い換えれば、この実施例による油圧式緩衝器1は、第1の圧縮コイルばね41の弾発力に第2の圧縮コイルばね42の弾発力を加算してなる総弾発力によってピストン14が下方へ付勢されるようになる。
前記総弾発力と、高圧ガスの圧力による押圧力とは、図7に示すように、前記標準車高状態(図7中に1Gで示す)で略一致するように設定されている。
したがって、ピストン14の一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2の圧縮コイルばね41,42の弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器1の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
2とが弾装されている。この油圧式緩衝器1は、これらのばね41,42の弾発力によって高圧ガスの圧力からなる押圧力が相殺されるように構成されている。
前記第1の圧縮コイルばね41は、相対的にピストンロッド4に近くなるように径方向の内側に配設されている。前記第2の圧縮コイルばね42は、前記第1の圧縮コイルばね41より径方向の外側に配設されている。また、これらの第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42は、軸線方向の長さ(全長)が等しくなるように形成されている。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、互いに噛み合うのを阻止するために巻方向が互いに異なるように形成されている。
これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42の全長は、油圧式緩衝器1が最大収縮状態になるときに、ストッパー32を上方へ付勢する弾発力が消失するような長さに設定されている。ここでいう最大収縮状態とは、ピストン14が常用域を大幅に外れて下方へ移動した状態である。このため、この油圧式緩衝器1は、図5(a)に示すように、最大収縮状態にあるときには、ストッパー32とリバウンドゴム33との間に隙間Sが形成される。
このように第1の圧縮コイルばね41と第2の圧縮コイルばね42とをシリンダ2内に並列に弾装することにより、前記第1の実施例を採る場合に較べて圧縮コイルばねの全長を変えることなくばね定数を大きくとることができる。言い換えれば、この実施例による油圧式緩衝器1は、第1の圧縮コイルばね41の弾発力に第2の圧縮コイルばね42の弾発力を加算してなる総弾発力によってピストン14が下方へ付勢されるようになる。
前記総弾発力と、高圧ガスの圧力による押圧力とは、図7に示すように、前記標準車高状態(図7中に1Gで示す)で略一致するように設定されている。
したがって、ピストン14の一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力は、第1および第2の圧縮コイルばね41,42の弾発力によって相殺される。このため、油圧式緩衝器1の両端部と車体側・車輪側との間に介装されたクッションゴムを圧縮する力が低減される。また、これら第1および第2の圧縮コイルばね41,42は、巻方向が互いに反対方向であるから、互いに噛み合うことにより伸縮動作が妨げられることはない。
Claims (3)
- 絞り付きピストンによって画成されたシリンダ内の油室に高圧ガスの圧力が加えられ、車体側と車輪側との間にクッションゴムを介して介装された車両用油圧式緩衝器において、前記シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に挿入される方向へ付勢するばねを弾装してなる車両用油圧式緩衝器。
- 絞り付きピストンによって画成されたシリンダ内の油室に高圧ガスの圧力が加えられ、車体側と車輪側との間にクッションゴムを介して介装された車両用油圧式緩衝器において、前記シリンダ内に、ピストンが常用域に位置している状態でピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねを弾装してなり、このばねは、シリンダの径方向の内側に位置する第1のコイルばねと、前記径方向の外側に位置する第2のコイルばねとによって構成され、これらの第1のコイルばねと第2のコイルばねは、巻方向が互いに異なるように形成されている車両用油圧式緩衝器。
- 請求の範囲第1項または第2項記載の車両用油圧式緩衝器において、ピストンをピストンロッドがシリンダ内に収納される方向へ付勢するばねは、乗員が乗車した標準車高状態での弾発力が、前記ピストンの一端面と他端面との受圧面積の差により生じる押圧力と略等しくなるように構成されている車両用油圧式緩衝器。
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2005
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