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JPWO1998010594A1 - データ符号化方法及び装置 - Google Patents

データ符号化方法及び装置

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Publication number
JPWO1998010594A1
JPWO1998010594A1 JP10-512477A JP51247798A JPWO1998010594A1 JP WO1998010594 A1 JPWO1998010594 A1 JP WO1998010594A1 JP 51247798 A JP51247798 A JP 51247798A JP WO1998010594 A1 JPWO1998010594 A1 JP WO1998010594A1
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quantization
quantization step
quantizer
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Application number
JP10-512477A
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知男 早川
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 入力された画像データをDCT(離散余弦変換)回路2で変換して得られたDCT係数データを、量子化回路7で複数の量子化器の内の選択された1つの量子化器により量子化して、可変長符号化回路8で可変長符号化して出力する。クラス分け回路30は、DCT回路2からのDCT係数データをマクロブロック単位で閾値Th1,Th2,Th3と比較しクラス分けしてアクティビティコードATを出力する。符号量推定部10は、ジグザグ読出回路3から読み出されたDCT係数データの5マクロブロックである1ビデオセグメント分のデータについて、各量子化器により量子化して可変長符号化したときの総符号化データ量を推定し、この推定されたデータ量が基準値以下となる量子化器の内の最適の量子化器を決定する量子化器番号を量子化回路7に送る。符号量推定部10及びクラス分け回路30の閾値Th1,Th2,Th3は、端子11からの所望の圧縮率の情報に応じて異なるものが圧縮率テーブル12から読み出される。これによって、圧縮符号化の際に容易に所望の圧縮率を得ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 データ符号化方法及び装置 技術分野 本発明は、ディジタルビデオ信号等のディジタル情報データを圧縮符号化する ためのデータ符号化方法及び装置に関し、特に、固定圧縮率のデータ圧縮フォー マットにおいて容易に圧縮率を変化させることができるようなデータ符号化方法 及び装置に関するものである。
背景技術 ディジタルビデオ信号等のディジタル情報データは、一般にデータ量が膨大と なるため、データ量を圧縮する圧縮符号化が施されることが多い。この圧縮符号 化の内で、特にDCT(離散余弦変換)を用いたデータ符号化方法や装置が近年 多く用いられている。例えば、テープ幅が1/4インチのディジタルVTRのフ ォーマット、いわゆるDVフォーマットにも、このDCTを用いたデータ符号化 方法が採用されている。
このようなディジタル情報データの符号化においては、所定フォーマットで伝 送したり記録再生するために、圧縮率やデータレートが固定となっている。例え ば、一定のブロック単位で同期がとられる場合には、ブロック毎に最大データ量 を越えない範囲でデータ圧 縮が施され、ブロック内の圧縮された有効データ以外の部分には無効データを充 填して、ブロック毎のデータ量を一定としている。また、ブロックを越えてデー タを割り振ることも考えられており、所定ブロックに対応する圧縮された有効デ ータ量がブロック内最大データ量を越えた場合には、はみ出た有効データを他の 有効データ量が少ないブロックに割り振るようにしている。例えば、上述したD Vフォーマットにおいては、画面内でシャフリングされて得られる5つのマクロ ブロックから成る固定長のビデオセグメント内で、各マクロブロック間のデータ の振り分けを行っている。
ところで、近年において、ハードディスクのデータ記録容量が増大してきてお り、ディジタルビデオ信号の圧縮データ等をハードディスクに記録し再生するこ とも実用化されている。このようなハードディスク等を用いた記録再生装置は、 ランダムアクセスが可能であるため、任意の映像が瞬時に検索でき、例えば編集 作業に好適である。
ここで、例えばビデオ信号をオフライン編集する用途においては、内容が確認 できる程度の画質で十分であり、圧縮率を高めてデータ量を削減することが記録 媒体の容量を節約する意味で重要である。これに対して、本編集の際には、圧縮 率を低く抑えて画質の向上を図ることが重要である。この他、用途に応じて圧縮 率を変化させることができれば、それぞれの用途に最適の画質及び媒体容量を実 現でき、好ましい。
本発明は、上述したような実情に鑑みてなされたものであり、例えば、テープ 幅が1/4インチのディジタルVTRのフォーマット、いわゆるDVフォーマッ トのような固定圧縮率のデータ圧縮フォー マットにおいて、容易に圧縮率を変化させることができるようなデータ符号化方 法及び装置の提供を目的とするものである。
発明の開示 本発明に係るデータ符号化方法及び装置は、入力データを直交変換し、量子化 した後に可変長符号化する場合に、上記直交変換されたデータに基づいて可変長 符号化したときの総符号化データ量を推定し、圧縮率に応じて異なる基準値と推 定されたデータ量とに基づいて量子化の際の量子化ステップを決定することを特 徴とする。
圧縮率に応じて基準値を変化させることにより、符号化されたデータの総量が 変化する。
また、本発明に係るデータ符号化方法及び装置は、入力データを直交変換し、 量子化した後に可変長符号化する場合に、上記直交変換されたデータに基づいて 量子化の細かさを指示するクラスを分けるための閾値を圧縮率に応じて変化させ ることを特徴とする。
圧縮率に応じてクラス分けの閾値を変化させることにより、符号化されたデー タの総量が変化する。
ここで、上記入力データが画像データで、離散余弦変換(DCT)を行って得 られたDCT係数データを複数の量子化器のいずれかで量子化し、可変長符号化 するようにし、DCT係数データのビデオセグメント単位で量子化し可変長符号 化したときのデータ量を推定して基準値と比較することにより最適な量子化器を 決定し、DCT係数データのブロック単位のデータを閾値と比較することにより 量子化の細かさを指示するクラスを決定するような固定圧縮率の 画像圧縮フォーマットを想定するとき、上記基準値、又は基準値及び閾値を所望 の圧縮率の情報に応じて変化させることが好ましい。
圧縮率の情報に応じて基準値、又は基準値及び閾値を変化させることにより、 圧縮符号化されて得られる最終的な符号化データ量が変化し、圧縮率を変えるこ とができる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に係るデータ符号化方法が適用されたデータ符号化装置の実施 の形態の概略構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施の形態のDCT係数の出力順の一例を示す図である。
図3は、本発明の実施の形態の量子化テーブルの一例を示す図である。
図4は、本発明の実施の形態のDCT係数のエリア番号の一例を示す図である 。
図5は、動きモードDCT係数の処理の一例を示す図である。
図6は、本発明の実施の形態の符号量推定部の具体例を説明するためのブロッ ク回路図である。
図7は、本発明の実施の形態のクラス分け回路の具体例を説明するためのブロ ック回路図である。
図8は、本発明の実施の形態のクラス分け回路の動作を説明するためのタイミ ングチャートである。
図9は、本発明の実施の形態の圧縮率テーブルの一例を示す図である。
図10は、本発明の実施の形態が適用されたディジタル情報データ記録再生装 置の概略構成を示すブロック図である。
図11は、本発明の実施の形態が適用されたディジタル情報データ記録装置の 具体的な構成の一例を示すブロック回路図である。
図12は、図11のディジタル情報データ記録装置の入力信号と記録信号との 一例を示す図である。
図13は、図11のディジタル情報データ記録装置の動作を説明するためのタ イミングチャートである。
図14は、図11のディジタル情報データ記録装置の動作を説明するためのタ イミングチャートである。
図15は、本発明の実施の形態が適用されたディジタル情報データ再生装置の 具体的な構成の一例を示すブロック回路図である。
図16は、図15のディジタル情報データ再生装置の動作を説明するためのタ イミングチャートである。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明に係るいくつかの好ましい実施の形態について、図面を参照しな がら説明する。
図1は、本発明の実施の形態となるデータ符号化方法が適用されたデータ符号 化装置の一例の概略構成を示すブロック図である。
この図1において、入力端子1に供給されたディジタルビデオ信号は、例えば 8×8画素にブロック化され、DCT(離散余弦変換)回路2に供給される。D CT回路2は、ブロック化されたビデオ信号をDCT処理し、8×8の周波数領 域の係数データに変換す る。ビデオ信号には相関があるので、ビデオ信号を周波数領域に変換すると、殆 どが低周波数成分となり、パワーの大きいスペクトラムは低域に集まり、高域に いくほどそのパワーは小さくなる。
DCT回路2からの出力は、ジグザグ読出回路3及びクラス分け回路30に送 られる。ジグザグ読出回路3は、図2に示すように、8×8のDCT係数の低周 波のデータから順にジグザグに読み出していく。ジグザグ読出回路3からの出力 は、バッファメモリ4に供給されると共に、符号量推定部10に送られる。バッ ファメモリ4は、第1のデータ範囲となる所定のバッファ単位、例えば後述する 1ビデオセグメント分のデータを蓄えるものである。クラス分け回路30は、後 述するように、第2のデータ範囲となるDCTブロックの単位で絵柄の細かさを 調べ、そのDCTブロックのアクティビティ(精細度)を4段階にクラス分けし 、そのクラスを示す2ビットのアクティビティコードATを出力する。クラス分 け回路30には、DCT回路2からの係数データのAC(交流)成分を送るよう にすることが好ましい。
符号量推定部10は、複数のN個の符号量推定器(以下エスティメータと記す )201,202,...,20Nを有し、これらのエスティメータ201,202,...,2 0Nには、それぞれジグザグ読出回路3からの出力が送られると共に、クラス分 け回路30からのアクティビティコードATが送られる。エスティメータ201, 202,...,20Nには、例えば、図3に示すN=16の場合の具体例のように、 互いに異なる量子化器番号QNo(N=16のときの量子化器番号は0〜15)が 設定され、アクティビティコードATが示すクラス番号と、DCTブロック内の 各画素ブロックに対し予め割り振られた エリア番号(図4A及び図4B)とで量子化ステップを決定するテーブル(量子 化テーブル)が設定されている。詳細は後述する。
エスティメータ201,202,...,20Nは、所定のバッファ単位、例えば画面 内でシャフリングされて得られる5つのマクロブロックから成るビデオセグメン トを所定のバッファ単位とし、そのビデオセグメント内のデータを、各量子化テ ーブルで量子化し可変長符号化したときの総符号量をそれぞれ推定し、この総符 号量が所定の基準値Rf以上のとき、出力OF1,OF2,...,OFNを発生する。
これらの出力OF1,OF2,...,OFNは、量子化器決定回路6に送られる。量子 化器決定回路6は、エスティメータ201,202,...,2ONからの出力OF1,O F2,...,OFNに基づいて、第1のデータ範囲に相当する所定のバッファ単位、 例えばビデオセグメント単位の総符号量が所定の基準値Rf以下となる最適な量 子化器を決定する。この量子化器決定回路6からの出力が量子化回路7に送られ る。
量子化回路7は、N種類、例えば16種類の量子化器が予め用意され、これら の量子化器の内のいずれかが量子化器決定回路6からの出力により選択されるよ うになっている。また量子化回路7は、クラス分け回路30からのアクティビテ ィコードATによりクラスが指定されるようになっている。量子化回路7からの 出力は、可変長符号化回路8に送られて、例えば2次元ハフマン符号等を用いて 可変長符号化され、出力端子9より取り出される。
ここで、図3に示す量子化テーブルの量子化器番号QNoの0〜15は、16個 のエスティメータ201,202,...,2016と対応するものであり、例えばエステ ィメータ201は、第1のデータ範囲となるビデオセグメント単位で、量子化器 番号QNo=0の量子化器に よって量子化して可変長符号化したときの総符号量が所定の基準値Rf以上とな るか否かを推定する。また、図3の量子化テーブルの各データは、上述したよう にDCT回路2からのDCTブロック(本実施の形態では8×8)のスペクトル データの各係数データを図4A及び図4Bのようにエリア分割するときの各エリ ア番号0〜7に対する量子化ステップをそれぞれ示している。
例えば、クラス分け回路30から入力されるアクティビティコードATにより クラス番号0が指定されたとき、図4Aに示す各係数データに対する量子化ステ ップは、エスティメータ201(量子化器番号QNo=0)のエリア番号0から2 は“4”、エスティメータ201のエリア番号3及び4は“8”、エスティメー タ201のエリア番号5から7は“16”となり、さらにエスティメータ202( 量子化器番号QNo=1)のエリア番号0から3は“4”、エスティメータ202 のエリア番号4及び5は“8”、エスティメータ202のエリア番号6及び7は “16”・・・となる。
図3から明らかなように、量子化器番号QNoが小さいほど量子化ステップが大 きく、粗く量子化されることになる。さらに、クラス番号0〜3は、クラス分け 回路30によってDCTブロック毎に出力されるアクティビティコードATによ り指定されるものである。図3の例では、クラス番号が大きくなるほど量子化ス テップが大きくなる。エリア番号を決定する際に、図4A及び図4Bに示すよう に2種類の表があるのは、DCT回路2でDCTブロック化されたデータをDC T変換するときに、後述する動き検出回路でフレームに対し2つのモード(動き モードと静止モード)のどちらかを決め、変換単位であるブロック化を(8×8 )のブロック(静止モード) と、(2×4×8)のブロック(動きモード)とで異ならせてDCT変換を行う ためである。すなわち、ビデオセグメント内(本実施の形態では5MB)の各( 8×8)のブロックは、DCT回路2でDCT変換前に動き検出により静止モー ドか動きモードかのどちらかが判断され、その結果によりどちらか一方のモード でDCT変換される。図5に示すように、静止モードでは、1ブロックは1個の DC成分と63個のAC成分とから構成されるが、動きモードでは2個の(4× 8)ブロックがそれぞれ1個のDC成分と31個のAC成分とで構成される。詳 細については後述する。
なお、クラス番号3は、DCT係数の絶対値が255を越える場合に、量子化 前にイニシャルシフトと称される1ビットシフトにより1/2されるため、量子 化ステップは2倍にされていると見なすことができる。量子化前の各係数データ は、フラグビット(1ビット)を除くと9ビットデータで示されるが、後段の可 変長符号化では非零係数の値に対して8ビットしか用意されていないため、この イニシャルシフトにより9ビット目(MSB)に値mを持つ係数(255を超え るDCT係数)が8ビット内に収まるようになる。
量子化回路7は、図3の量子化テーブルを有しており、第1のデータ範囲であ るビデオセグメント単位で上記量子化器番号QNoが選択され、第2のデータ範囲 であるDCTブロック単位で上記クラス番号が選択されて、入力されたDCT係 数データの上記各エリア番号0〜7に対する量子化ステップで該入力DCT係数 データを量子化し、可変長符号化回路8に送る。
本発明の実施の形態においては、エスティメータ201,202,...,20Nの上 記所定の基準値Rf及びクラス分け回路30のク ラス分けの閾値Th1,Th2,Th3を圧縮率に応じて変化させている。具体的に は、図1に示すように端子11を介して圧縮率テーブル12に所望の圧縮率の情 報を与え、この圧縮率に応じて異なる基準値Rfや閾値Th1,Th2,Th3を、 エスティメータ201,202,...,20Nやクラス分け回路30に送っている。な お、これらの内の一方、例えば基準値Rfのみを圧縮率に応じて変化させるよう にしてもよい。
次に図6は、符号量推定部10、特にエスティメータ201,202,...,20N の内部を示したデータ符号化装置の一例を示すブロック回路図である。この図6 において、ジグザグ読出回路3から出力されたDCT係数データは、符号量推定 部10のエスティメータ201,202,...,20Nの各割算器21にそれぞれ送ら れる。ここで、各エスティメータ201,202,...,20Nの内部構造はいずれも 同様であるので、1つのエスティメータ201内の各部について、指示符号を付 して説明する。
割算器21は、各エスティメータ201,202,...,20Nにそれぞれ対応する 量子化器番号QNoの量子化テーブルを有し、上述したアクティビティコードAT によってDCTブロック毎にクラスが指定され、入力されるDCT係数データの 上記エリア番号に応じた量子化ステップで該入力データが除算される。割算器2 1からの出力は、語長演算回路23に送られて、上記可変長符号化したときの符 号長が求められる。この符号長データは、加算器25とレジスタ26とから成る 累算器に送られて累積的に加算され、累算値が比較回路28に送られる。レジス タ26は第1のデータ範囲である所定バッファ量単位、例えば上記ビデオセグメ ント単位毎に、端子24か らのリセット信号RSTによりリセットされる。比較器28では、レジスタ26 からの累算値と上記基準値Rfとを比較して、累算値が基準値Rf以上に達する と“H”レベルの出力OF、例えばエスティメータ201では出力OF1を発生す る。各エスティメータ201,202,...,20Nからの出力は、量子化器決定回路 6に送られて、上記基準値Rfを越えない最も大きな量子化器番号QNoを選んで いる。
ここで、基準値Rfは、圧縮率に応じて異なる値が圧縮率テーブル12から読 み出されて各エスティメータ201,202,...,20Nの比較器28に送られてい る。これは、基準値Rfをより小さい値に設定してやれば、量子化後の総符号量 はより小さくなって、圧縮率を上げることができる。従って、端子11からの圧 縮率が高いほど、より小さい基準値Rfが選ばれるように、圧縮率テーブル12 を構成すればよい。なお、圧縮率が高いとは、1/n圧縮の場合のnが大きく、 符号化後のデータ総量がより少なくなることを意味する。
次に、クラス分けの閾値を圧縮率に応じて変化させる具体例について、図7及 び図8を参照しながら説明する。
上述したように、上記量子化回路7の量子化ステップを上記量子化器番号QNo とクラス番号とによって決定するフォーマットの場合には、圧縮率を変化させる ために、上記符号量推定部10のエスティメータ201,202,...,20Nの基準 値Rfを変えて選択される量子化器番号QNoを変化させるだけではやや不十分で あり、クラス番号についても、圧縮率を上げるときにはより量子化ステップが大 きくなるものを選ぶことが望ましい。そこで、上記クラス分け回路 30のクラス分けのための閾値Th1,Th2,Th3を圧縮率に応じて変化させる ことが望ましい。
図7は、上記クラス分け回路30の具体的な構成例を示し、図8は、図7の各 部の信号を示している。図7の入力端子31には、例えば図8のAに示すような 上記DCT回路2からのDCT係数、特にAC(交流)成分の係数の絶対値が供 給されている。この入力DCT係数は、最大値検出回路32に送られて、ラッチ 回路33の出力値と比較され、大きい方の値がラッチ回路33に送られてラッチ されることにより、ラッチ回路33からは図8のCに示すような最大値出力が得 られる。ラッチ回路33は、端子34からの例えば上記DCTブロック周期の図 8のBに示すようなリセット信号が供給されている。ラッチ回路33からの最大 値出力は、3つの比較器35、36、37にそれぞれ送られ、閾値Th1,Th2, Th3とそれぞれ比較されることにより、比較器35、36、37からは、図8 のD、E、Fに示すような比較出力がそれぞれ出力される。図7の例では、ラッ チ回路33の出力値が閾値Th1,Th2,Th3より大きいとき、比較出力は0か ら1に変化する。これらの比較出力D、E、Fがクラス番号テーブル38に送ら れることで、クラス番号テーブル38から図8のGに示すようなクラス番号出力 がラッチ回路39に送られる。ラッチ回路39のイネーブル端子ENには、端子 34からの上記リセット信号Bが供給され、このリセット信号のパルス入力タイ ミングのクラス番号がラッチされて、上述したアクティビティコードATとして 出力される。このように3つの閾値Th1,Th2,Th3で入力DCT係数のAC 成分の絶対値を比較することにより、4段階のクラス番号0〜3のいずれかを選 択している。
ここで、各閾値Th1,Th2,Th3は、所望の圧縮率に応じて変化する値であ り、例えば各閾値Th1,Th2,Th3をより小さい値に設定すると、出力される クラス番号はより大きくなり、結果的に量子化ステップが大きくなって、圧縮率 が高くなる。これらの閾値Th1,Th2,Th3は、端子11からの圧縮率に応じ て圧縮率テーブル12から読み出され、各比較器35、36、37に送られる。
このような圧縮率テーブル12における圧縮率に対する上記基準値Rf及び各 閾値Th1,Th2,Th3の具体例を図9に示す。図9Aが、圧縮率1/5、1/ 10、1/20のときの上記基準値Rfを示し、図9Bが、圧縮率1/5、1/ 10、1/20のときの上記各閾値Th1,Th2,Th3を示している。図9Bの 具体例では、入力端子31に供給されるDCT係数の最大値を512としている 。なお、この他、圧縮率によっては、常に所定の上記基準値Rf及び上記各閾値 Th1,Th2,Th3が選択されるようにしてもよい。
上述したクラス分け回路30では、3つの比較回路35、36、37の出力結 果によりクラス番号を決定しているが、これは通常4段階のクラス番号でビデオ セグメント内容ブロックの精細度を表しているためである。本発明では、この4 段階のクラス番号のみならず、複数段のクラス番号選択にも対応でき、その場合 は、段数によって比較回路を増減し、かつそれぞれの比較回路に所定の閾値が入 力できるようなテーブルを持つ圧縮率テーブル12を用意すればよい。また、所 定の圧縮率によりクラス番号を所定の値とすることも可能である。クラス分け回 路30に入力されるDCT係数としては上述したようなAC成分の係数の絶対値 以外が入力される場合でも、本発明のクラス分け回路30は適応可能である。す なわち、AC係 数の最大値と最小値との差や、AC係数のn乗根など、さらにはDC成分の係数 といったものがクラス分け回路30に入力された場合でも適用可能である。
次に、上述した本発明の実施の形態のデータ符号化方法あるいは符号化装置を 用いて構成されるディジタル情報データの記録再生装置について、図10を参照 しながら説明する。
図10において、入力端子51には、例えばディジタル化されたインターレー ス走査の順序でビデオデータが供給されている。この入力ビデオデータは、ブロ ック化回路52に送られて、DCTの基本単位である例えば8×8サンプルのD CTブロックの構造のデータに変換される。このDCTブロックの輝度4ブロッ クと2つの色差各1ブロックの計6ブロックで、1つのマクロブロックが構成さ れる。すなわち、時間的に連続する第1及び第2フィールドの時間的に同一な位 置の(4×8)のブロックを2つ組み合わせて、(8×8)のブロックが形成さ れる。ブロック化回路52からの出力は、シャフリング回路53に供給され、1 フレーム内で、複数のマクロブロックMBを単位として、空間的な位置を元のも のと異ならせる処理、すなわちシャフリングがなされる。これは、ドロップアウ ト、テープ上の傷、ヘッドクロッグ等によって、エラーが集中し、画質の劣化が 目立つのを防止するためである。このシャフリング回路53からの出力がDCT (離散余弦変換)回路2及び動き検出回路54に送られる。
動き検出回路54は、上述したように前段のシャフリング回路53においてシ ャフリングされた複数のマクロブロック(本実施の形態では、5マクロブロック (MB)で1ビデオセグメントを構成し、 以下この単位でDCT回路2にて符号化が行われる。)の各(8×8)のブロッ クが入力されて、動きモードと静止モードとのどちらかを判断する。これは、被 写体が動いていたり、カメラがパン、ズーム等をしているとき(動きモードのと き)、インターレース走査のために、入力されるブロックを一律にDCT回路2 でDCT変換してもエネルギが分散し圧縮効率が低下してしまうことがあるため であり、このような場合に、(8×8)のブロックを第1フィールド及び第2フ ィールドとでそれぞれ(4×8)のブロックに分割し、各(4×8)のブロック に対してDCT回路2でDCT変換を施すことで、圧縮効率の低下を防ぐ。動き 検出回路54における各(8×8)のブロックの各モードの選択方法としては、 様々なものが考えられるが、一例として、各ブロックをアダマール変換したとき の垂直方法の係数データに基づいて動きモードと静止モードの選択を行うことが 挙げられる。他にも、第1及び第2フィールド間の差分の絶対値和を所定の閾値 と比較することで動きモードと静止モードの選択を行うこともできる。
動き検出回路54で各(8×8)のブロックに対して、動きモードと静止モー ドとが判断されると、選択されたモードに応じDCT回路2で入力される各ブロ ックに対してDCT変換がなされる。静止モードでは、各ビデオセグメント内の 各(8×8)のブロックは1個のDC成分と63個のAC成分から構成される( 図2参照)が、動きモードのときは、図5に示すように、2個の(4×8)のブ ロックそれぞれが1個のDC成分と31個のAC成分で構成された各ブロックの 同じ次数の係数同士の和と差の演算を行い(8×8)のブロックに再構成してD CT回路2で各モードに応じたDCT変換 が行われる。
DCT回路2から可変長符号化回路8までの構成が、上記図1のデータ符号化 装置の構成に相当するため、詳細な説明を省略するが、圧縮率に応じて総符号量 が変化した圧縮データが可変長符号化回路8から取り出されることは上述の通り である。
この可変長符号化回路8からの圧縮データはフレーミング回路55に送られ、 フレーミング回路55では、所定のフォーマットに従って、例えば5マクロブロ ックの圧縮データを25Mbpsの5シンクブロックにパッキングし、記録デー タを形成するフレーミング処理を施す。これは、5つのマクロブロックから成る ビデオセグメント内において、あるマクロブロックからはみ出るデータを、他の マクロブロックの空き部分に移すような各マクロブロック間でのデータの割り振 りも含む処理である。このようなパッキングを行っても、シンクブロックの中に は余白部分あるいは無効データ部分が存在しており、特に、本発明の実施の形態 のように、圧縮率を任意に変化させるものでは、圧縮データの総符号量が変化し 、圧縮率を高めたときには総符号量が少なくなって、シンクブロック中の余白部 分あるいは無効データ部分が増大することになる。
そこで、余白検出回路56により、フレーミング回路55からのデータのシン クブロック中の余白部分を検出し、次の余白削除回路57により検出された余白 部分を削除した後、記録回路58によりハードディスク等の記録メディア60に 記録している。
記録メディア60に記録されたデータは、再生回路61により再生し、ダミー データ付加回路62により上記削除された余白部分にダミーデータを付加して、 デフレーミング回路63に送り、上記フ レーミング回路55のフレーミング処理の逆の処理を施して、可変長復号化回路 64に送る。可変長復号化回路64、逆量子化器65、IDCT(逆離散余弦変 換)回路66、デシャフリング回路67及び逆ブロック化回路68は、上記可変 長符号化回路8、量子化回路7、DCT回路2、シャフリング回路53及びブロ ック化回路52の各処理のそれぞれ逆の処理を施す。逆ブロック化回路68から は、上記入力端子51への入力ビデオデータに相当する復号化されたビデオデー タが出力され、出力端子69を介して取り出される。
ところで、上記余白検出回路56及び余白削除回路57については、例えば本 件出願人が先に特願平8−91532号の明細書及び図面において提案したデジ タル情報データ記録及び再生装置を用いることができる。このデジタル情報デー タ記録及び再生装置について、図11〜図16を参照しながら以下説明する。
図11は、上記図10の余白検出回路56から記録メディア60までに相当す るデジタル情報データ記録装置の要部の例を示し、本例において、図11の入力 端子120には、上記図10のフレーミング回路55の出力側に得られる固定長 フォーマットのフレーミングデータが供給されている。
本例においては説明を簡単にするため、図12Aに示すような固定長フォーマ ットのフレーミングデータ、すなわちシンクブロックSBのデータが入力端子1 20に供給されるものとする。
この図12Aに示す固定長フォーマットは、1シンクブロックSBが、16ビ ットのデータの40個分から成るものであり、シンクデータ部の初めの1データ はブランクであり、次のデータは8ビットがブランクで次の4ビットにエラー情 報STA、次の4ビットに 量子化番号QNoが挿入されている。次の7データずつの28データが輝度信号の 4つのYブロックY1,Y2,Y3,Y4であり、その次の5データずつが色差信号の CRブロック及びCBブロックである。
この図12において、エンドオブブロックEOBの後の“0”は無効データで ある。この場合、本例においては、初めに全体に亘って“0”を書き込んでおき 、その後、有効データで書き換えていくものとする。
この入力端子120に供給される、図12A、図13Bに示すような固定長フ ォーマットのフレーミングデータを、信号処理に必要な時間遅延する40クロッ ク延長回路121に供給すると共に、無効データあるいは上記余白を検出する無 効データ検出回路122に供給する。この無効データ検出回路122が、上記図 10の余白検出回路56に相当する。
この無効データ検出回路122は1データの16ビットが全て“0”のときを 無効データと判定するようにしたものである。従って本例においてはこの無効デ ータ検出回路122の出力側には図13Gに示す信号が得られる。
また、図11において、バッファユニットパルス入力端子123には、例えば 図13Aに示すように、シンクブロックSBの初めで立下がる40クロックに1 個のバッファユニットパルスを供給するようにする。
このバッファユニットパルス入力端子123に供給されるバッファユニットパ ルスをオアゲート回路124を介してアップカウンタ125のクリア端子CLに 供給する。このアップカウンタ125の クロック端子125aにはクロック信号が供給され、このアップカウント125 の出力端子Qには図13Cに示すカウント信号が得られる。
このアップカウンタ125の入力端子Qに得られるカウント信号を、「0」, 「1」,「2」,「9」,「16」,「23」,「30」,「35」,「30以 上」及び「39」デコード信号が得られるデコーダ126に供給する。このデコ ーダ126の「39」デコード信号をオアゲート回路124を介して、このアッ プカウント125のクリア端子CLに供給し、このアップカウント125を40 クロック毎にクリアするようにする。
このデコーダ126の「0」,「1」,「2」,「9」,「16」,「23」 ,「30」及び「35」のデコード信号を夫々オアゲート回路127に供給し、 このオアゲート回路127の出力側に図13Dに示すマスク信号を得るようにし 、このマスク信号の存する部分は、無効データ検出回路122が無効データと判 定しても、有効データとして取り扱うようにする。
図11のダウンカウンタ128のロード端子LDに、オアゲート回路127の 出力側に得られる図13Dに示すマスク信号をオアゲート回路129を介して供 給すると共に、このロード端子LDに無効データ検出回路122の図13Gに示 す無効データ検出信号をオアゲート回路129を介して供給する。従って、この ダウンカウンタ128のロード端子LDに図13Hに示すロード信号が供給され る。
このダウンカウンタ128はロード信号がハイレベル“1”となる毎にロード 値をセットする。このロード値は、アップカウンタ1 25のカウント値が「30」未満のときは「6」であり、このカウント値が「3 0」以上のときは「4」である。
すなわち、入力端子130にロード値「6」を入力すると共に入力端子131 にロード値「4」を入力し、この入力端子130を切換スイッチ132の一方の 固定接点132aに接続すると共に入力端子131を切換スイッチ132の他方 の固定接点132bに接続し、この切換スイッチ132の可変接点132cをデ コーダ126の図13Eに示す「30以上」デコード信号により切換えるように し、この可動接点132cに得られる図13Fに示すロード値を、このダウンカ ウンタ128のロード値入力端子に供給するようにする。128aはダウンカウ ントするクロック信号が供給されるクロック入力端子である。
この、ダウンカウンタ128の出力端子Qには図131に示すカウント値が得 られ、このダウンカウンタ128の出力端子Qに得られるカウント値を有効デー タ長をラッチするラッチ回路133,134,135,136,137及び13 8の夫々のデータ端子Dに供給する。またデコーダ126の図13Jに示す「9 」デコード信号をY1ブロックの有効データ長をラッチするラッチ回路133の エネーブル端子ENに供給し、このラッチ回路133にY1ブロックの有効デー タ長をラッチする。
デコーダ126の図13Kに示す「16」デコード信号をY2ブロックの有効 データ長をラッチするラッチ回路134のエネーブル端子ENに供給し、このラ ッチ回路134にY2ロックの有効データ長をラッチする。
デコーダ126の図13Lに示す「23」デコード信号をY3ブ ロックの有効データ長をラッチするラッチ回路135のエネーブル端子ENに供 給し、このラッチ回路135にY3ブロックの有効データ長をラッチする。
デコーダ126の図13Mに示す「30」デコード信号をY4ブロックの有効 データ長をラッチするラッチ回路136のエネーブル端子ENに供給し、このラ ッチ回路136にY4ブロックの有効データ長をラッチする。
また、デコーダ126の図13Nに示す「35」デコード信号をCRブロック の有効データ長をラッチするラッチ回路137のエネーブル端子ENに供給し、 このラッチ回路137にCRブロックの有効データ長をラッチする。
デコーダ126の図13Oに示す「0」デコード信号をCBブロックの有効デ ータ長をラッチするラッチ回路138のエネーブル端子ENに供給し、このラッ チ回路138にCBブロックの有効データ長をラッチする。
また本例においては、40クロック遅延回路21の出力側に得られる図14A に示す40クロック遅延された入力信号を、切換スイッチ139の一方の固定接 点139aに供給すると共に、ラッチ回路133,134,135及び136の 出力側に得られる図13P,Q,R及びSに示すY1,Y2,Y3,及びY4ブロッ クの有効データ長ヘッダを、この切換スイッチ139の他方の固定接点139b に供給するようにする。
この切換スイッチ139の可動接点139cをデコーダ126の図14Bに示 す「0」デコード信号により切換制御し、この「0」デコード信号がある1ビッ ト期間だけ他方の固定接点139bに接 続して、このY1,Y2,Y3,及びY4ブロックの有効データ長ヘッダ「3」,「 1」,「0」及び「2」を挿入するようにし、その他の期間は、この可動接点1 39cを一方の固定接点139aに接続するようにする。
この切換スイッチ139の可動接点139cに得られる信号を、切換スイッチ 140の一方の固定接点140aに供給すると共に、ラッチ回路137及び13 8の出力側に得られる図13T及びUに示すCR及びCBブロックの有効データ 長ヘッダを、この切換スイッチ140の他方の固定接点140bに供給するよう にする。
この切換スイッチ140の可動接点140cをデコーダ126の図14Cに示 す「1」デコード信号により切換制御し、この「1」デコード信号がある1ビッ ト期間だけ、他方の固定接点140bに接続して、CR及びCBブロックの有効 データ長ヘッダ「1」及び「2」を挿入するようにし、その他の期間はこの可動 接点140cを一方の固定接点140aに接続するようにする。
この切換スイッチ140の可動接点140cに得られる図14Dに示す信号の ように、図12A、図13Bに示すシンクブロックSBの初めのブランク部分に 、Y1,Y2,Y3,及びY4ブロック有効データ長ヘッダ「3」,「1」,「0」 及び「2」とCR及びCBブロック有効データ長ヘッダ「1」及び「2」が付加 されたシンクブロックSBをハードディスク記録装置141のバッファメモリ1 41aのデータ入力端子Dinに供給すると共にこのバッファメモリ141aの書 き込みを制御する書き込みエネーブル信号を得る書き込みエネーブル信号発生回 路142に供給する。
このハードディスク記録装置141はバッファメモリ141aに 所定量の記録データがメモリされる毎にハードディスク141bの所定位置に記 録するようになされたものである。
この書き込みエネーブル信号発生回路142は、入力信号のデータの16ビッ ト全てローレベル“0”の図14Fに示す無効データ判定信号とオアゲート回路 27の出力側に得られる図14Eに示すマスク信号とをオアを取るようにしたも ので、この書き込みエネーブル信号発生回路142の出力側には図14Gに示す 書き込みエネーブル信号が得られる。
この書き込みエネーブル信号発生回路142の出力側に得られる書き込みエネ ーブル信号をハードディスク記録装置141のバッファメモリ141aの書き込 みエネーブル信号入力端子ENに供給する。
このバッファメモリ141aは、この書き込みエネーブル信号のハイレベル“ 1”のときだけデータ入力端子Dinに供給される入力信号を記憶するようにした ものである。
すなわち、本例においては、入力端子120に供給されるシンクブロックSB が図12Aに示すデータであったときは、このバッファメモリ141aに記憶さ れる記録データは、図12Bに示すように有効データ長ヘッダが付加されたマス ク信号がある部分と有効データ部分とのその他の無効データが除去された信号と なる。
従って、本例においては、この図12Bに示す信号をハードディスク141b に記録する。従って本例によれば記録データ中の無効データ部分がより少なくな り、ハードディスクの容量を更に節約できる利益がある。
なお、この図11の構成の無効データ検出回路122が上記図1 0の余白検出回路56に、ハードディスク記録装置141が上記図10の記録回 路58及び記録メディア60に、図11の残りの部分が上記図10の余白削除回 路57にそれぞれ対応する。
次に、上述した図11のデジタル情報データ記録装置で記録したハードディス ク141bを再生するデジタル情報データ再生装置の例を図15及び図16を参 照して説明する。
図15において、ハードディスク再生装置150は、ハードディスク141b よりの再生信号をバッファメモリ150aを介して出力するようにしたものであ る。このバッファメモリ150aは、クリア端子CLにクリア信号が供給された ときよりエネーブル端子ENにエネーブル信号がハイレベル“1”のときにクロ ック端子150bにクロック信号が供給される毎にデータ出力端子Doutより1 データ(16ビット)を出力するようになされたものである。
また、端子151は図16Aに示す再生動作のスタート信号が供給されるスタ ート信号入力端子を示し、このスタート信号入力端子151に供給されるスター ト信号をハードディスク再生装置150のバッファメモリ150aのクリア端子 CLに供給すると共にこのスタート信号をオアゲート回路152を介してカウン タ153のクリア端子CLに供給する。
このカウンタ153は、図16Kに示す、クロック信号をカウントするもので 、このカウンタ153の出力端子Qに得られる図16Bに示すカウント信号を「 0」,「1」,「8」,「15」,「22」,「29」,「34」及び「39」 のデコード信号が得られるデコーダ54に供給する。
このデコーダ154の「39」デコード信号をオアゲート回路1 52を介してカウンタ153のクリア端子CLに供給し、このカウンタ153を 40クロック毎にクリアするようにする。
また、このスタート信号、デコーダ154の「0」,「1」,「8」,「15 」,「22」,「29」,「34」及び「39」のデコード信号を夫々オアゲー ト回路155の入力側に供給し、このオアゲート回路155の出力側に得られる 図16Cに示すクリア信号をカウンタ156のクリア端子CLに供給する。
このカウンタ156はクロック入力端子156aに供給される図16Kに示す クロック信号をカウントするようになされたもので、このカウンタ156の出力 端子Qの得られる図16Dに示すカウント信号を後述するコンパレータ157の B信号入力端子に供給するようにする。
また、ハードディスク再生装置150のバッファメモリ150aのデータ出力 端子Doutに得られるデータの16ビットD0,D1‥‥‥D15を夫々アンドゲー ト回路1580,1581‥‥‥15815の一方の入力端子に供給するようにする 。
またこのバッファメモリ150aのデータ出力端子Doutに得られるデータの 16ビットD0,D1‥‥‥D15のD12〜D15ビットを、1クロック遅延回路15 9を介して、シフトレジスタ160の第1のシフトレジスタ部160aに供給す るようにし、このD8〜D11ビットを、1クロック遅延回路161を介して、シ フトレジスタ160の第2のシフトレジスタ部160bに供給するようにし、こ のD4〜D7ビットを1クロック遅延回路162を介して、シフトレジスタ160 の第3のシフトレジスタ部160cに供給するようにし、このD0〜D3ビットを 、1クロック遅延回路163を介 して、シフトレジスタ160の第4のシフトレジスタ部160dに供給するよう にする。
また、このバッファメモリ150aのデータ出力端子Doutに得られるデータ の16ビットD0,D1‥‥‥D15のD12〜D15ビットを、シフトレジスタ160 の第5のシフトレジスタ部160eに供給すると共に、このD8〜D11ビットを シフトレジスタ160の第6のシフトレジスタ部160fに供給するようにする 。
このシフトレジスタ160のロード端子LDに図16Eに示すデコーダ154 の「1」デコード信号を供給し、この「1」デコード信号が供給されたとき第1 〜第6のシフトレジスタ部160a〜160fに有効データ長ヘッダが供給され る。
この場合、記録データが図12Bに示すものであるときには、第1のシフトレ ジスタ部160aにY1ブロックの有効データ長の「3」が供給され、第2のシ フトレジスタ部160bにY2ブロックの有効データ長の「1」が供給され、第 3のシフトレジスタ部160cにY3ブロックの有効データ長の「0」が供給さ れ、第4のシフトレジスタ部160dにY4ブロックの有効データ長の「2」が 供給され、第5のシフトレジスタ部160eにCRブロックの有効データ長の「 1」が供給され、第6のシフトレジスタ部160fにCBブロックの有効データ 長の「2」が供給される。
また、このシフトレジスタ160は第1〜第6のシフトレジスタ部160a〜 160fが直列接続され、シフトパルス端子SFTにシフトパルスが供給される 毎に1シフトレジスタ部シフトし、第1のシフトレジスタ部160aに得られる 図16Gに示す有効データ長がコンパレータ157のA信号入力端子に順次供給 されるように なされたものである。
また、このシフトパルス端子SFTにはデコーダ154の「8」,「15」, 「22」,「29」及び「34」デコード信号を夫々オアゲート回路164の入 力側に供給し、このオアゲート回路164の出力側に得られる図16Fに示すシ フトパルスを供給するようにする。
このコンパレータ157でA信号入力端子に供給されるA信号とB信号入力端 子に供給されるB信号とを比較し、その出力側に図16Hに示すように、A≧B のときハイレベル“1”とし、A<Bのときはローレベル“0”を出力するよう にする。
このコンパレータ157の図16Hに示す出力信号を、バッファメモリ50a のエネーブル端子ENに供給すると共に、このコンパレータ157の出力信号を 、16個のアンドゲート回路1580,1581‥‥‥15815の他方の入力端子 に夫々供給する。
従って、このバッファメモリ150aのデータ出力端子Doutには、図161 に示すように、シンクビットSBの固定長フォーマットとされ、図12Bの有効 データが挿入されてその他の部分がDCデータとされた信号が得られ、この16 個のアンドゲート回路1580,1581‥‥‥15815の出力側には、図16J に示すように、この有効データ長に応じてダミーデータ“0”が挿入された図1 2Aに示す固定長フォーマットシンクブロックSBとなる。
この16個のアンドゲート回路1580,1581‥‥‥15815の出力側に得 られる図16Jに示す再生信号を、デフレーミング回路170、可変長復号回路 171、逆量子化回路171、逆DCT回路173、デシャフリング回路174 及び逆ブロック化回路1 75等より成る再生装置に供給するようにすれば、従来同様の再生信号を得るこ とができる。
ここで、上述の具体例では有効データ長ヘッダを付加するような例を述べたが 、この代わりに無効データ長ヘッダを付加するようにしても良い。また、上述の 具体例ではデータ長ヘッダを付加したが、このデータ長ヘッダを付加することな く、再生後にEOBを検出してDCTブロックの句切りをみつけ、余白にダミー データを入れて出力するようにしても良いことは勿論である。また上述の具体例 ではフレーミング後の無効データ(余白)をデータの全ビットがローレベル“0 ”であるかどうかを判断して検出するようにしたが、この無効データ(余白)を その他の方法で検出するようにしても良いことは勿論である。
以上説明したように、例えばテープ幅が1/4インチのディジタルVTRのフ ォーマット、いわゆるDVフォーマットのように、固定圧縮率の画像データの圧 縮符号化の際に、容易に所望の圧縮率に変えることができる。これによって、高 い圧縮率で圧縮された符号の無効データ部分すなわち余白部分を削除してディス ク等の記録メディアに記録することができ、メディアの容量を節約することが可 能となる。これは、高画質を要求されないオフライン編集等の用途に用いる場合 に特に有効である。
以上説明したような本発明に係るデータ符号化方法及び装置によれば、入力デ ータを直交変換し、量子化した後可変長符号化する際に、直交変換されたデータ に基づいて可変長符号化したときの総符号化データ量を推定し、推定されたデー タ量と圧縮率に応じて異なる基準値とに基づいて量子化の際の量子化ステップを 決定すること により、符号化されたデータの総量が変化し、所望の任意の圧縮率を得ることが できる。
また、本発明によれば、入力データを直交変換し、量子化した後に可変長符号 化する場合に、上記直交変換されたデータに基づいて量子化の細かさを指示する クラスを分けるための閾値を圧縮率に応じて変化させることにより、符号化され たデータの総量が変化し、データ符号化の際の圧縮率を所望の圧縮率にすること ができる。
ここで、上記入力データが画像データで、離散余弦変換(DCT)を行って得 られたDCT係数データを複数の量子化器のいずれかで量子化し、可変長符号化 するようにし、DCT係数データのビデオセグメント単位で量子化し可変長符号 化したときのデータ量を推定して基準値と比較することにより最適な量子化器を 決定し、DCT係数データのマクロブロック単位のデータを閾値と比較すること により量子化の細かさを指示するクラスを決定するような固定圧縮率の画像圧縮 フォーマットを想定するとき、上記基準値、又は基準値及び閾値を所望の圧縮率 の情報に応じて変化させることにより、圧縮符号化されて得られる最終的な符号 化データ量が変化し、固定圧縮率の画像圧縮フォーマットにおけるデータ符号化 の際に、フォーマットの互換を保ったままで、容易に圧縮率を変えることができ る。
また、高い圧縮率で圧縮された符号の無効データ部分すなわち余白部分を削除 してディスク等の記録メディアに記録することができ、メディアの容量を節約す ることが可能となる。これは、高画質を要求されないオフライン編集等の用途に 用いる場合に特に有効である。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではな く、例えば、量子化器決定回路6の代わりに図3のような量子化テーブルを有す る量子化ステップ決定回路を用い、この量子化ステップ決定回路にクラス分け回 路30からのアクティビティコードAT(クラス番号)を供給して、量子化回路 7での量子化ステップを直接指示するようにしてもよい。また、DCTブロック の大きさやビデオセグメントの大きさ等は、8×8画素や5MB(マクロブロッ ク)に限定されず、任意に設定すればよい。また、量子化器の個数の16個や、 クラス分けの数4等も任意に設定してもよいことは勿論である。さらに、本実施 の形態では、DCT変換による符号化方式について記載したが、その他のウェー ブレット(wavelet)変換によりウェーブレット係数に基づく符号化方式や、ウ ェーブレット変換と他の変換方式とを組み合わせた符号化方式も有効であり、そ の他、領域ベース符号化(Region Based Coding)や、フラクタル符号化等、種 々の符号化方式にも本発明は適用可能である。この他、本発明の要旨を逸脱しな い範囲で種々の変更が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── (注)この公表は、国際事務局(WIPO)により国際公開された公報を基に作 成したものである。 なおこの公表に係る日本語特許出願(日本語実用新案登録出願)の国際公開の 効果は、特許法第184条の10第1項(実用新案法第48条の13第2項)に より生ずるものであり、本掲載とは関係ありません。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 入力データを直交変換する直交変換工程と、 上記直交変換されたデータと圧縮率の情報とに基づいて量子化の際の量子化ス テップを決定する量子化ステップ決定工程と 上記直交変換されたデータを上記量子化ステップ決定工程で決定された量子化 ステップで量子化する量子化工程と、 上記量子化工程で量子化されたデータを可変長符号化する可変長符号化工程と 、 を有することを特徴とするデータ符号化方法。
  2. 2. 上記入力データは画像データであり、上記直交変換は離散余弦変換である こと を特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ符号化方法。
  3. 3. 上記量子化ステップ決定工程は、上記直交変換されたデータを第1のデー タ範囲内で上記可変長符号化したときの総符号量を推定し、該推定されたデータ 量と上記圧縮率の情報に応じて異なる基準値とに基づいて、上記量子化ステップ を決定すること を特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ符号化方法。
  4. 4. 上記量子化ステップ決定工程は、それぞれ異なる量子化ステップを有する 複数の量子化器で上記直交変換されたデータを第1のデータ範囲内で量子化し量 子化されたデータを上記可変長符号化したときの総符号量を推定し、該推定され た総符号量と上記圧縮率の情報に応じた異なる基準値とに基づいて、該基準値の 範囲内で最も上記総符号量の多い上記量子化器を選択して、該選択された量子化 器の有する量子化ステップを上記量子化工程で使用する量子化ステップとして決 定すること を特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ符号化方法。
  5. 5. 上記量子化ステップ決定工程は、第2のデータ範囲内で、上記直交変換さ れたデータに基づいて上記量子化工程での量子化の細かさを指示するクラスを決 定するためのクラス分けの閾値を上記圧縮率の情報に応じて変化させること を特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ符号化方法。
  6. 6. 上記量子化ステップ決定工程は、第2のデータ範囲内で、上記直交変換さ れたデータに基づいて上記量子化工程での量子化の細かさを指示するクラスを上 記圧縮率に応じて変化させること を特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ符号化方法。
  7. 7. 上記直交変換工程は、入力された画像データを離散余弦変換する工程であ り、 上記量子化ステップ決定工程は、上記直交変換されたデータのうち第2のデー タの範囲内のデータに対し上記圧縮率に応じて変化し量子化の細かさを指示する クラス番号を決定し、それぞれ異なる量子化ステップを有する複数の量子化器で 上記直交変換されたデータを第1のデータ範囲内で上記決定されたクラス番号に 基づいてそれぞれ量子化し量子化されたデータを上記可変長符号化したときの総 符号量データを推定し、該推定されたデータと上記圧縮率に応じて変化する基準 値とに基づいて、上記複数の量子化器のうち最適な量子化器を量子化器番号で示 して決定し、 上記量子化工程は、上記量子化ステップ決定工程で決定した上記クラス番号と 上記量子化器番号に基づいて上記直交変換されたデー タのうち上記第2のデータの範囲内で上記データを量子化すること を特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ符号化方法。
  8. 8. 入力データを直交変換する直交変換手段と、 上記直交変換手段で変換された上記入力データと圧縮率の情報とに基づいて量 子化の際の量子化ステップを決定する量子化ステップ決定手段と、 上記直交変換されたデータを上記量子化ステップ決定手段で決定された量子化 ステップで量子化する量子化手段と、 上記量子化手段で量子化された上記データを可変長符号化する可変長符号化手 段と、 を有するデータ符号化装置。
  9. 9. 上記入力データは画像データであり、上記直交変換は離散余弦変換である こと を特徴とする請求の範囲第8項記載のデータ符号化装置。
  10. 10. 上記量子化ステップ決定手段は、上記直交変換されたデータを第1のデ ータ範囲内で上記可変長符号化したときの総符号量を推定し、該推定されたデー タ量と上記圧縮率の情報に応じて変化する基準値とに基づいて、上記量子化ステ ップを決定すること を特徴とする請求の範囲第8項記載のデータ符号化装置。
  11. 11. 上記量子化ステップ決定手段は、それぞれ異なる量子化ステップを有す る複数の量子化器を有し、該量子化器で上記直交変換されたデータを第1のデー タ範囲内で量子化し量子化されたデータを上記可変長符号化したときの総符号量 を推定し、該推定された総符号量と上記圧縮率の情報に応じた異なる基準値とに 基づいて、該基準値の範囲内で最も上記総符号量の多い上記量子化器を選択し、 該選択された量子化器の有する量子化ステップを上記量子化手段で量子化すると きに使用する量子化ステップとして決定すること を特徴とする請求の範囲第8項記載のデータ符号化装置。
  12. 12. 上記量子化ステップ決定手段は、第2のデータ範囲内で、上記直交変換 されたデータに基づいて上記量子化手段での量子化の細かさを指示するクラスを 決定するためのクラス分けの閾値を上記圧縮率の情報に応じて変化させること を特徴とする請求の範囲第8項記載のデータ符号化装置。
  13. 13. 上記量子化ステップ決定手段は、第2のデータ範囲内で、上記直交変換 されたデータに基づいて上記量子化手段での量子化の細かさを指示するクラスを 上記圧縮率に応じて変化させること を特徴とする請求の範囲第8項記載のデータ符号化装置。
  14. 14. 上記直交変換手段は、入力された画像データを離散余弦変換する手段で あり、 上記量子化ステップ決定手程は、上記直交変換されたデータのうち第2のデー タの範囲内のデータに対し上記圧縮率に応じて変化し量子化の細かさを指示する クラス番号を決定し、それぞれ異なる量子化ステップを有する複数の量子化器で 上記直交変換されたデータを第1のデータ範囲内で上記決定されたクラス番号に 基づいてそれぞれ量子化し量子化されたデータを上記可変長符号化したときの総 符号量データを推定し、該推定されたデータと上記圧縮率に応じて変化する基準 値とに基づいて、上記複数の量子化器のうち最適な量子化器を量子化器番号で示 して決定し、 上記量子化手段は、上記量子化ステップ決定手段で決定した上記クラス番号と 上記量子化器番号に基づいて上記直交変換されたデー タのうち上記第2のデータの範囲内で上記直交変換手段で変換されたデータを量 子化すること を特徴とする請求の範囲第8項記載のデータ符号化装置。
  15. 15. 入力データを直交変換する直交変換手段と、 上記直交変換手段で変換された上記入力データと圧縮率の情報とに基づいて量 子化の際の量子化器番号を決定する量子化器番号決定手段と、 上記直交変換された上記データをクラス番号と上記量子化器番号決定手段で決 定された量子化器番号とに基づいて決定される所定の量子化ステップで量子化す る量子化手段と、 上記量子化手段で量子化されたデータを可変長符号化する可変長符号化手段と を有し、 上記量子化器番号決定手段は、上記圧縮率の情報に基づき符号量基準値とクラ ス分け閾値とを出力する圧縮率テーブルと、上記直交変換手段からの直交変換さ れたデータと上記圧縮率テーブルからの上記クラス分け閾値とが入力されて上記 クラス分け閾値に基づき上記直交変換されたデータを所定のクラスに分け該クラ スを示すクラス番号を出力するクラス分け手段と、それぞれ所定の量子化ステッ プを有する複数の量子化器を有し、上記クラス分け手段からのクラス番号と上記 直交変換されたデータと上記圧縮率テーブルからの符号量基準値とが入力され、 上記複数の量子化器でそれぞれ上記直交変換されたデータを所定の量子化ステッ プで量子化し量子化されたデータを可変長符号化して総符号量を推定し、推定さ れた該総符号量と上記符号量基準値とに基づいて、上記複数の量子化器のうち最 適な量子化器を選択し量子化器番号として出力する符号量推定手段 とを備えたこと を特徴とするデータ符号化装置。
  16. 16. 上記符号量推定手段における推定された上記総符号量と上記符号量基準 値とに基づき、上記基準値の範囲内で最も上記総符号量の多い量子化器を選択し て量子化器番号として出力すること を特徴とする請求の範囲第15項記載のデータ符号化装置。
JP10-512477A 1996-09-06 1997-09-03 データ符号化方法及び装置 Pending JPWO1998010594A1 (ja)

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