JPS619213A

JPS619213A - コンバインにおけるスライド式クロ−ラ−

Info

Publication number: JPS619213A
Application number: JP12827184A
Authority: JP
Inventors: 秀明大西
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-06-21
Filing date: 1984-06-21
Publication date: 1986-01-16
Also published as: JPH0527364B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はコンバインにおけるスライド式クローラ−に係
るものである。

（従来技術）従来、機体の左右側の一側に脱穀部を、機体の他側に袋
詰部（貯留部を含む）を設けたものにあっては、袋詰部
の袋に対する貯留量如何で、機体が大きく左右側に傾く
から、これを防止するため、クローラ−を自動的に広狭
に調節するように構成している。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、クローラ−を広くすると、コンバインの両側に
立毛殻稈があるような、中割作業のとき殻稈を踏み倒し
てしまう。

（問題を解決するための手段）よって本発明は、機体の前方に分草体の刈地側の殻稈の
有無を検出するセンサーを設け、該センサーによりクロ
ーラ−を移動させるようにしたもので、機体１に広狭調
節装置３４より広狭移動する移動クローラ−３３を取付
けてクローラ−の幅を広狭に調節できるように形成した
ものにおいて、機体１の前方の分草体２の刈地側７の外
側には殻稈有無検出センサー３８を設け、該センサー３
８と前記広狭調節装置３４とを連動させて、分草体２の
刈地側７の外側に殻稈８があるときは、移動クローラ−
３３を自動的に踏み付けない位置まで移動させるように
構９　　　　　　成したコンバインにおけるスライド式
クローラ−の構成としたものである。

本発明の一実施例を図により説明すると、１は機体で、
前方には分草体２．２．２が設けられる。実施例は、３
個の分草体２が設けられているから二条刈であり、図中
の殻稈３．４をそれぞれ刈取る。通常、コ′ンバインは
前進方向の矢印イに対する左側は未刈地５となり、未刈
殻稈６群がある。

前記殻稈３．４の前進方向矢印イに対する右側は刈地側
７であり、通常殻稈は存在しないが中割といって作業開
始時は、未刈地５・刈地側７の区別がないので殻稈８が
存在する。

前記分草体２，２．２は、取付杆９．９．９によって取
付けられており、取付杆９．９．９ｏｆ！Ｊ］ｅ４１ｍ
Ｒｉｉ”°゛ｏ　ｅａｔｓ、”′”°“　　）起ラグで
ある。

１２は引起した殻稈を刈取るバリカン式刈刃、１３は刈
刃１２で刈取った殻稈３．４の根部を挾持する根元搬送
装置、１４は刈刃１２で刈取った殻稈３，４の穂先を搬
送する穂先搬送装置、１５は未刈地５側の立毛殻稈６を
作業の邪魔にならないように押圧する押圧体、１６は脱
穀部、１７は殻稈供給装置、１８は袋詰部、１９は穀物
袋、２０は揚穀装置、２１は運転席である。

しかして、機体１は第２図に示すように、左右方向の案
内筒２２を有し、進行方向左側の縦フレーム２３は案内
筒２２の下面に溶着した取付体２４の下端に溶着されて
いる。該縦フレーム２３には左右方向の取付軸２５を設
け、取付軸２５に車輪２６を軸装し、車輪２６に固定側
クローラ−２７を巻回する。

前記案内筒２２は中空であって、これに左右摺動体２８
が挿通している。左右摺動体２８の右端は下方に屈曲し
て屈曲部２９を形成し、屈曲部２９の先端の右縦フレー
ム３０を固定する。３１は軸で、軸３１には車輪３２を
取付け、車輪３２に移動クローラ−３３を取付ける。

移動クローラ−３３は広狭調節装置３４により移動自在
であり、広狭調節装置３４の一端は、ネジ３５により縦
フレーム２３の上部に固定され、広狭調節装置３４に嵌
合しているピストンロッド３６は縦フレーム３０にネジ
３７により固定されている。従って、ピストンロッド３
６が縮小すると移動クローラ−３３は矢印口の方向に移
動し、ピストンロッド３６が伸びると、移動クローラ−
３３は矢印への方向に移動する。

前記分草体２の刈地側７には刈地側７側にある殻稈８を
検知するセンサー３８が設けられ、センサー３８と広狭
調節装置３４と連動させる（作用）次に作用を述べる。

運転席２１に腰掛け、前進するとき、刈地側７側に殻稈
８がない場合には、分草体２．２．２により殻稈３．４
を分草し、引起装置１０．１０で梳上げ刈刃１２で根部
を切断し、根元搬送装置１３、穂先搬送装置１４で供給
装置１７１　　　　　に送り、脱穀部１６で脱穀し、揚
穀装置２０で揚穀して、袋詰部１８の穀物袋１９に袋詰
するこの場合、穀物袋１９が極めて重くなると、機体ｌ
は袋詰部１８側が低く傾むくことになるが、この場合は
自動又は手動により広狭調節装置３４に送油して第３図
１こ示したようにピストンロッド３６を凸方向に移動さ
せ、移動クローラ−３３を案内筒２２と左右摺動体２８
の摺動機構により外方に移動して機体１の傾きを防止す
る。

この状態で作業を進めているとき、中割することがあり
、刈地側７の殻稈８を移動クローラ−３３で踏み倒して
しまうことになるが、本発明は、殻稈８をセンサー３８
が感知し、ピストンロッド３６を自動的に縮小して移動
クローラ−３３を口方向に移動させ、殻稈８の踏み付け
を防止する。

（効果）従来、機体の左右側の一側に脱穀部を、機体の他側に貯
留部を設けたものにあっては、貯留量如何で機体が大き
く左右側に傾くから、これを防止するため、クローラ−
を自動的に広狭に調節するように構成している。しかし
、クローラ−を広くすると、コンバインの両側に立毛殻
稈があるような、中割作業のとき殻稈を踏み倒してしま
う。

しかし本発明は、機体の前方に分草体の刈地側の殻稈の
有無を検出するセンサーを設け、該センサーによりクロ
ーラ−を移動させるようにしたもので、機体１に広狭調
節装置３４より広狭移動する移動クローラ−３３を取付
けてクローラ−の幅を広狭に調節できるように形成した
ものにおいて、機体１の前方の分草体２の刈地側７の外
側には殻稈有無検出センサー３８を設け、該センサー３
８と前記広狭調節装置３４とを連動させて、分草体２の
刈地側７の外側に殻稈８があるときは、移動クローラ−
３３を自動的に踏み付けない位置まで移動させるように
構成したコンバインにおけるスライド式クローラ−の構
成としたものであるから、本発明は、殻稈８をセンサー
３８が感知し、ピストンロッド３６を自動的に縮小して
移動クローラ−３３を口方向に移動させ、殻稈８の踏み
付けを防止する。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の平面図、第２図は要部の縮小断面図、第
３図は要部の拡大断面図である。符号の説明ｌ・・・機体、２・・・分草体、３・・・殻稈、４・・
・殻稈、５・・・未刈地、６・・・殻稈、７・・・刈地
側、８・・・殻稈、９・・・取付杆、１０・・・引起装
置、１１・・・引起ラグ、１２・・・刈刃、１３・・・
根元搬送装置、１４・・・穂先搬送装置、１５・・・押
圧体、１６・・・脱穀部、１７・・・殻稈供給装置、１
８・・・袋詰部、１９・・・穀物袋、２０・・・揚穀装
置、２１・・・運転席、２２・・・案内筒、２３・・・
縦フレーム、２４・・・取付体、２５・・・取付軸、２
６・・・車輪、２７・・・固定側クローラ−１２８・・
・左右摺動体、２９・・・屈曲部、３０・・・右縦フレ
ーム、３１・・・軸、３２・・・車輪、３３・・・移動
クローラ−１３４・・・広狭調節装置、３５・・・ネジ
、３６・・・ピストンロッド、３７・・・ネジ、３８・
・・センサー。

Claims

【特許請求の範囲】

機体１に広狭調節装置３４より広狭移動する移動クロー
ラー３３を取付けてクローラーの幅を広狭に調節できる
ように形成したものにおいて、機体１の前方の分草体２
の刈地側７の外側には殻稈有無検出センサー３８を設け
、該センサー３８と前記広狭調節装置３４とを連動させ
て、分草体２の刈地側７の外側に殻稈８があるときは、
移動クローラー３３を自動的に踏み付けない位置まで移
動させるように構成したコンバインにおけるスライド式
クローラー。