JPS6186242A - 導電性発泡成型体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は導電性発泡成型体の製造方法に関する。。

し従来の技術Ｊ １、Ｃ９等の集積回路や該回路を組み込んだ装置を保管
、輸送する際には、静電気によって集積回路が破壊され
ないように導電性フィルムで包装しており、又クリーン
ルーム等静電気の帯電を防止する必要のある場所でも導
電性フィルムを使用しているが、クツシコン性や断熱性
を必要とする用途では３ｇ電性フィルムよりも導電性発
泡体の方が好ましい。導電性発泡体の製造方法上しては
少なくとも表面の一部に導電層を１没けた熱可塑性樹脂
予備発泡粒子を金型へ充填し、加熱発泡して成型体を得
る方法（特開昭５８−９２５４０号公報）が提案されて
いる 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記方法では予備発泡粒子の７表面に薄
い均一な導電層を設けたとしても、発泡によって予備発
泡粒子の表面積は非常に大きくなるので、表面に導電層
が均一に設けられた発泡後の発泡粒子を得ることは困難
であり、又表面積が大きくなることをみこして導電層を
厚くしたとしても、導電性塗料を使用すると、発泡前に
は塗料の垂れ下りの問題があり、発泡する時には加熱す
るので加熱による塗料の硬化と発泡とのバランスを取ら
ねばならず、均−Ｋ　ｊ導電層が被覆された発泡粒子か
らなる成型体を得ることは困難であった。

末完明け、上記欠点に鑑み、表面ば均一に導電層が設け
られた発泡体の細片よりなる導電性のすぐれた成型体を
容易に製造することのできる方法を提供せんとしてなさ
れたものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明で使用される発泡体は熱可塑性樹脂で製造された
独立気泡を有するものである。上記然可塑性樹Ｈθとし
ては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、ポリ’ｄＡ化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリ
レート、Ａ　Ｂ　Ｓ　ＭＭ脂、ポリカーボネート等があ
げられ、又発泡体の発泡倍率は加熱加圧することによっ
て成形されるので２０〜５０倍であるのが好ましい・ 本発明においては、上記発泡体は細片が使用σｆ７るが
、細片は発泡体のシートやブロックを粉砕することによ
って形成されるのが好ましく、その形状は球状、角状、
塊状等任意の形状でよく、又細片の大きさは特に限定さ
れるものではないが、一般に直径０．１〜２０■である
のが好ましく、より好ましくは０．２〜１０舅である。

本発明で使用される導電性塗料は、カーボンブラック、
グラファイト、アルミニクム、金、銀、銅、ニッケル等
の導電性粉末が分散された塗料であって、該塗料として
は、ポリアクリル酸エステル、ポリスチレン、ポリ酢酸
ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル酸エ
ステル−塩化ビニル共重合体、ポリアクリル酸、ポリビ
ニルアルコール、カルボキシメチルセルｏ　−２’４　
ヲ／（イングー　と−するペースト、エマルジョン水溶
液等があげられる。

父上記塗料にけ、必要に応じて着色剤、防虫剤、蛍光剤
、帯電防止剤、紫外線吸収剤等を添加してもよい。

本発明忙おいては上記導電性塗料を発泡体の細片の表面
忙被覆するのであるが、被覆方法は任意の方法が採用さ
れてよく、たとえば、混合法、浸漬法、吹付は決等があ
げられる。

導電性塗料が被覆された発泡体の細片は次に加熱加圧す
ることによし圧縮成型して成型体になされる。加熱温度
は、特忙限定されるものではないが、発泡体の細片を塗
料のバインダーで結合しうる際は比較的低温でもよく、
細片同士を熱融着させる際は発泡体の融点以上に加熱す
る必要がちり、一般に４０〜１５０℃である。

又加圧は発泡体の細片が緊密に接着されるようにかけら
れればよいが、細片が緊密に接着された導電性のすぐれ
た成型体を得るＫＦｉ発泡体の発泡倍率が一〜−好オし
くは５　”　２になるように圧縮するのが好ましい。

加熱加圧の方法は任意の方法が採用されてよく、たとえ
ば金ＩＩｉ忙供給して加熱加圧する方法、無端ベルトに
よって上下から加圧すると共に熱風、ヒーター等によっ
て加熱する方法等があげられる、 ［発明の効果］ 本発明の導電性発泡成型体の製造方法は上述の＋＋］ｉ
りであり発泡体の細片は独立気泡を有するものなので導
電性塗料は細片の表面だけに被覆され、細片は加圧して
圧縮成型されるので、細片の表面に薄い導電性塗料の層
を形成しておけば、細片間の導電層はピンホール等がな
く均一に形成されるから導電性のすぐれた発泡成型体を
容易に得ることができる。又導電性塗料の使用量は少量
でよく、発泡体の細片は産業廃棄物である発泡体を粉砕
して使用すればよｈので経済的である。

得られた発泡成型体は導電性がすぐれている他、断熱性
、断音性、クッション性等がすぐれており、集積回路や
回路を組み込んだ装置の包装材料、クリーンルームの断
熱材等に好適に使用できる。

〔実施例］ 次に本発明の詳細な説明する。

実施例１ ポリエチレン架橋発泡シート（漬水化学社製、ソフトロ
ン３００４．発泡倍率３０倍、厚さ５ｍ）を切断して、
各辺が約５ｍｇの角状細片を得た。

得られた細片と導電性塗料（東亜ペイント社製、トアエ
レックスｓ　ｏ　ｏ　ｏ、固形分（アクリル系ｔｔ、＋
脂とニアケル微粉末）４０重量％のシンナーペースト）
を混合した後２０分間風乾して細片の表面に塗料層を形
成した。

型体中の発泡体細片は丁に圧縮されていた。

上記混合物の導電性塗料と発泡体の細片の重量比（ｗｅ
ｔ　）がｌ：１の時の成型体の表面抵抗は１０４Ω／口
、体積固有抵抗は１０４Ω・−であり、２：１の時の成
型体の表面抵抗は２Ｘ１０”Ω／口、体積固有抵抗は２
Ｘ１０”Ω・備であった。

実施例２ ポリエチレン架橋発泡シート（漬水化学社製、ソフトロ
ン３００４、発泡倍率３０倍、厚さ５鵡）片を粉砕して
直径約５鯖の塊秋の細片を得た。

トルエン　　　　　　　　　　７＆８重量％エチレンー
酢酸ビニル共重合体（三井ポリケミカル社製、商品名エ
バフレックス２１０、酢酸ビニル含量２８重量％、ＭＩ
４００） １２１　重量％ カーボングラツク（キャボット社製、商品名ブラックパ
ールズ２０００　）　　　　　９．１重量％次忙上記組
成からなる導電性塗料を前記細片と混合した後２０分間
８０℃の熱風を吹付けて乾燥させ、細片の表面に塗料層
を形成した。

得られた混合物に１４０℃の熱風を吹付けながらエンド
レスベルトで圧縮して厚さ１０鱈の板状導電性発泡成型
体を得た。得られた成型体中の発泡体の細片は約−に圧
縮されていた。又細片と導電性塗料は重量比（ｗｅｔ）
　ｉｉｌ　：　ｔであり、得られた成型体の表面抵抗は
４　Ｘ　１０”Ω／口であ抄、体積固有抵抗は４Ｘ１０
”Ω・−であった。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、独立気泡を有する熱可塑性樹脂発泡体の細片の表面
   に導電性塗料を被覆した後加熱加圧して圧縮成型するこ
   とを特徴とする導電性発泡成型体の製造方法。