JPS59172507A - ポリプロピレンの製造方法 - Google Patents
ポリプロピレンの製造方法Info
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- JPS59172507A JPS59172507A JP4725583A JP4725583A JPS59172507A JP S59172507 A JPS59172507 A JP S59172507A JP 4725583 A JP4725583 A JP 4725583A JP 4725583 A JP4725583 A JP 4725583A JP S59172507 A JPS59172507 A JP S59172507A
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- JP
- Japan
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- polypropylene
- polymerization
- weight
- intrinsic viscosity
- hexane
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、剛性、加工性、耐熱性等に優れたポリプロピ
レンの製造方法に関する。
レンの製造方法に関する。
ポリプロピレンの成形加工性を改良するために、分子量
の異なる二種のポリプロピレンを多段階で重合する方法
や混合する方法はすでにいくつか提案されている。例え
ば特公昭50−37696号によれば、固有粘度が0.
55〜1.2のポリプロピレンと固有粘度が1.4〜5
のポリプロピレンの組成物が提案されている。該提案の
目的は透明性、耐熱性等の物性を著しくは低下薯せない
で腰あるいは剛性の優れたポリプロピレン組成物を提供
することにある。しかるにこの公報に具体的に開示され
ているポリプロピレン同志を単にブレンドした組成物で
は、未だ剛性が充分に大きいとは言えず、しかも透明性
、耐衝撃性において充分満足すべき性能を示さない。一
方、多段重合に関する提案の一例として、例えば特開昭
58−7406号の提案があり、ポリプロピレン本来の
剛性、耐衝撃性、透明性、耐熱性等を保持しながら良好
な成形性を付与するという効果を得ている。しかしなが
ら、この提案においても具体的な開示によれば、剛性、
耐衝撃性、透明性、成形性の総合的なバランスから見る
ときには充分満足すべき性能を示していない。
の異なる二種のポリプロピレンを多段階で重合する方法
や混合する方法はすでにいくつか提案されている。例え
ば特公昭50−37696号によれば、固有粘度が0.
55〜1.2のポリプロピレンと固有粘度が1.4〜5
のポリプロピレンの組成物が提案されている。該提案の
目的は透明性、耐熱性等の物性を著しくは低下薯せない
で腰あるいは剛性の優れたポリプロピレン組成物を提供
することにある。しかるにこの公報に具体的に開示され
ているポリプロピレン同志を単にブレンドした組成物で
は、未だ剛性が充分に大きいとは言えず、しかも透明性
、耐衝撃性において充分満足すべき性能を示さない。一
方、多段重合に関する提案の一例として、例えば特開昭
58−7406号の提案があり、ポリプロピレン本来の
剛性、耐衝撃性、透明性、耐熱性等を保持しながら良好
な成形性を付与するという効果を得ている。しかしなが
ら、この提案においても具体的な開示によれば、剛性、
耐衝撃性、透明性、成形性の総合的なバランスから見る
ときには充分満足すべき性能を示していない。
本発明者らは、このような従来技術の欠陥について詳細
に検討した結果、多段重合法の採用とともに各段で製造
するポリプロピレンのアイソタフティシティを非常に高
い水準にまで高めることが重要であることを見出すに至
った。とりわけ従来提案の多くのポリプロピレン製造用
触媒の使用によっては製造することが困難である高アイ
ソタクシティの低分子量ポリプロピレンの製造が重要な
要件の一つであることを知った。
に検討した結果、多段重合法の採用とともに各段で製造
するポリプロピレンのアイソタフティシティを非常に高
い水準にまで高めることが重要であることを見出すに至
った。とりわけ従来提案の多くのポリプロピレン製造用
触媒の使用によっては製造することが困難である高アイ
ソタクシティの低分子量ポリプロピレンの製造が重要な
要件の一つであることを知った。
本発明によれば、チーグラー型触媒を用いてプロピレン
を二段階で重合することからなり、一方の段階において
極限粘度(135”Cのデカリン中で測定)が1.8な
いし10dJ?/g、アイソタクティシティが97.5
重量%以上のポリプロピレンを全体の65ないし65重
量%の割合で製造し、他方の段階において極限粘度が0
.6ないし1.2dl/g1アイソタクテイシテイが9
6.5重量%以上のポリプロピレンを全体の65ないし
35重量%の割合で製造し、全体の極限粘度が1.2な
いし7dl/g、分子量分布M w /M nが6ない
し20のポリプロピレンを製造することを特徴とするプ
ロピレンの重合方法が提供される。
を二段階で重合することからなり、一方の段階において
極限粘度(135”Cのデカリン中で測定)が1.8な
いし10dJ?/g、アイソタクティシティが97.5
重量%以上のポリプロピレンを全体の65ないし65重
量%の割合で製造し、他方の段階において極限粘度が0
.6ないし1.2dl/g1アイソタクテイシテイが9
6.5重量%以上のポリプロピレンを全体の65ないし
35重量%の割合で製造し、全体の極限粘度が1.2な
いし7dl/g、分子量分布M w /M nが6ない
し20のポリプロピレンを製造することを特徴とするプ
ロピレンの重合方法が提供される。
本発明においては、重合触媒としてチーグラー型触媒が
用いられるが、前記に規定する如く、高分子量ポリプロ
ピレンのみならず、低分子量ポリプロピレンにおいても
高アイソタクシティティのものを製造する能力のあるも
のでなければならない。この点において従来公知の多く
の触媒系は使用に適さない。使用可能な触媒系の一つと
して特願昭56−’181019号開示のものを例示す
ることができる。
用いられるが、前記に規定する如く、高分子量ポリプロ
ピレンのみならず、低分子量ポリプロピレンにおいても
高アイソタクシティティのものを製造する能力のあるも
のでなければならない。この点において従来公知の多く
の触媒系は使用に適さない。使用可能な触媒系の一つと
して特願昭56−’181019号開示のものを例示す
ることができる。
プロピレンの重合は二段階に分けて行われ、各段階にお
いてスラリー重合又は気相重合の方式が採用される。と
くにスラリー重合の採用が好適である。
いてスラリー重合又は気相重合の方式が採用される。と
くにスラリー重合の採用が好適である。
重合の一方の段階においては、極限粘度〔η〕が1.8
ないし10dl/g、好ましくは2ないし9dl!/g
、アイソタフティシティが97.5重量%以上、好まし
くは98重量%のポリプロピレンを製造する。極限粘度
が上記範囲より小さいものを製造する場合には、衝撃強
度の大きいポリオレフィンを得ることはできない。また
極限粘度が上記範囲より大きいものを製造する場合には
、溶融流動性に優れたポリプロピレンを得ることはでき
ない。さらにアイソタフティシティが前記範囲より小さ
いものを製造するときには、剛性、透明性に優れたポリ
プロピレンを製造することができない。尚、本発明にお
いてアイソタフティシティ(工I)は、沸[1n−ヘプ
タンの抽出残であり、スラリー重合で製造する場合には
、m合溶に不溶性のポリプロピレンのアイソタフティシ
ティの値が前記範囲にあればよい。
ないし10dl/g、好ましくは2ないし9dl!/g
、アイソタフティシティが97.5重量%以上、好まし
くは98重量%のポリプロピレンを製造する。極限粘度
が上記範囲より小さいものを製造する場合には、衝撃強
度の大きいポリオレフィンを得ることはできない。また
極限粘度が上記範囲より大きいものを製造する場合には
、溶融流動性に優れたポリプロピレンを得ることはでき
ない。さらにアイソタフティシティが前記範囲より小さ
いものを製造するときには、剛性、透明性に優れたポリ
プロピレンを製造することができない。尚、本発明にお
いてアイソタフティシティ(工I)は、沸[1n−ヘプ
タンの抽出残であり、スラリー重合で製造する場合には
、m合溶に不溶性のポリプロピレンのアイソタフティシ
ティの値が前記範囲にあればよい。
もう一方の重合段階においては、極限粘度が0.6ない
し1.26117g 、好ましくは0.7ないし1.2
i/gでアイソタフティシティが96.5重量%以上、
好ましくは97.0重量%以上のポリプロピレンを製造
する。この段階で製造するポリプロピレンの極限粘度が
上記範囲より小さいものを製造する場合には、衝撃強度
の大きいポリプロピレンが得られず、また極限粘度が上
記範囲より大きいポリプロピレンを製造する場合には、
溶融流動性が優れ、溶融張力の大きい加工性良好なポリ
プロピレンが得られない。さらにアイソタフティシティ
が前記範囲より小さいものを製造する場合には、剛性及
び透明性の優れたポリプロピレンを製造することはでき
ない。
し1.26117g 、好ましくは0.7ないし1.2
i/gでアイソタフティシティが96.5重量%以上、
好ましくは97.0重量%以上のポリプロピレンを製造
する。この段階で製造するポリプロピレンの極限粘度が
上記範囲より小さいものを製造する場合には、衝撃強度
の大きいポリプロピレンが得られず、また極限粘度が上
記範囲より大きいポリプロピレンを製造する場合には、
溶融流動性が優れ、溶融張力の大きい加工性良好なポリ
プロピレンが得られない。さらにアイソタフティシティ
が前記範囲より小さいものを製造する場合には、剛性及
び透明性の優れたポリプロピレンを製造することはでき
ない。
前記高分子量のポリプロピレンと低分子量のポリプロピ
レンの製造は順次的に行われ、その順序は任意であるが
、高分子量のものを最初の段階で製造した後、低分子量
のものを製造する方式を採用する方が重合操作性が優れ
ているので好ましい。
レンの製造は順次的に行われ、その順序は任意であるが
、高分子量のものを最初の段階で製造した後、低分子量
のものを製造する方式を採用する方が重合操作性が優れ
ているので好ましい。
高分子量ポリプロピレン及び低分子量ポリプロピレンの
各製造段階においては、また全体の強度物性及び加工性
を考慮して全体の極限粘度が1.2ないし7a#/g、
とくに1.5ないし6dl/gであってMW/Mn(G
PCにより測定)が6ないし20、とくに7ないし20
となるようにそれぞれの極限粘度を調整することが肝要
である。また高分子量重合体と低分子量重合体の製造比
率は前者65ないし55重量部に対し、後者35ないし
65重量部、好ましくは前者60ないし40重量部に対
し、後者4゜ないし60重量部(いずれも合計100重
量部)である。製造比率がこの範囲をはずれるときには
、低分子量重合体が35重量部より少ない場合は、十分
な流動性(スパイラルフロー)が得られず、高分子量重
合体が35重量部より少ない場合は、十分な溶融弾性が
得られない。
各製造段階においては、また全体の強度物性及び加工性
を考慮して全体の極限粘度が1.2ないし7a#/g、
とくに1.5ないし6dl/gであってMW/Mn(G
PCにより測定)が6ないし20、とくに7ないし20
となるようにそれぞれの極限粘度を調整することが肝要
である。また高分子量重合体と低分子量重合体の製造比
率は前者65ないし55重量部に対し、後者35ないし
65重量部、好ましくは前者60ないし40重量部に対
し、後者4゜ないし60重量部(いずれも合計100重
量部)である。製造比率がこの範囲をはずれるときには
、低分子量重合体が35重量部より少ない場合は、十分
な流動性(スパイラルフロー)が得られず、高分子量重
合体が35重量部より少ない場合は、十分な溶融弾性が
得られない。
本発明によれば、加工性、剛性、透明性、耐衝撃性に優
れたポリプロピレンが製造できるので、フィルム、中空
成形品、射出成形品などの用途に好適に使用できる。
れたポリプロピレンが製造できるので、フィルム、中空
成形品、射出成形品などの用途に好適に使用できる。
次に実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1〜5、比較例6.7
(1)固体T1触媒成分の調製
無水塩化マグネシウム4.8kg、デカン25.Oj?
および2−エチルヘキシアルコ−/L’23.4 e
tl−+ 30°Cで2時間加熱反応を行い、均一溶液
とした後、この溶液中に無水フタル酸IL1#を添加し
、13o ・℃にて更に1時間攪拌混合を行い、無水7
タル酸を該均一溶液に溶解させる。この様にして得られ
た均一溶液を室温に冷却した後、−20’Cに保持され
た四塩化チタン2001中に1時間に亙って全量滴下装
入する。装入終了後、この混合液の温度を4時間かけて
110°Cに昇温し、110’Cに達したところで、ジ
インブチルフタレート2.71を添加し、これより2時
間同温度にて攪拌上保持する。2時間の反応終了後、熱
p過にて固体部を採取し、110°Cヘキサンにて、洗
液中の遊離のチタン化合物濃度がQ、immo1/l以
下になるまで、充分洗浄する。以上の製造方法により、
固体T1触媒成分を得た。
および2−エチルヘキシアルコ−/L’23.4 e
tl−+ 30°Cで2時間加熱反応を行い、均一溶液
とした後、この溶液中に無水フタル酸IL1#を添加し
、13o ・℃にて更に1時間攪拌混合を行い、無水7
タル酸を該均一溶液に溶解させる。この様にして得られ
た均一溶液を室温に冷却した後、−20’Cに保持され
た四塩化チタン2001中に1時間に亙って全量滴下装
入する。装入終了後、この混合液の温度を4時間かけて
110°Cに昇温し、110’Cに達したところで、ジ
インブチルフタレート2.71を添加し、これより2時
間同温度にて攪拌上保持する。2時間の反応終了後、熱
p過にて固体部を採取し、110°Cヘキサンにて、洗
液中の遊離のチタン化合物濃度がQ、immo1/l以
下になるまで、充分洗浄する。以上の製造方法により、
固体T1触媒成分を得た。
(2)触媒の予備重合処理
ヘキサン181中にトリエチルアルミニウム2700m
mol、ジフェニルジメトキシシラン54゜mmol、
上記固体T1触媒成分をチタン原子換算で270mmo
lを25°Cで添加した後、プロピレン92ONlを1
.5時間かけて添加する。分析によると、前重合量は7
.2g/mM−Tiであった。
mol、ジフェニルジメトキシシラン54゜mmol、
上記固体T1触媒成分をチタン原子換算で270mmo
lを25°Cで添加した後、プロピレン92ONlを1
.5時間かけて添加する。分析によると、前重合量は7
.2g/mM−Tiであった。
(6) ポリプロピレンの製造方法
直列に連なる2基の連続重合器A、B(容量25ON)
からなる装置を用いた。重合器Aに上記で予備重合処理
された固体T1触媒成分をヘキサンスラリーとしてT1
原子換算で0.56mmol/ HR。
からなる装置を用いた。重合器Aに上記で予備重合処理
された固体T1触媒成分をヘキサンスラリーとしてT1
原子換算で0.56mmol/ HR。
トリエチルアルミニウムをヘキサン溶r&として、28
m m o l /HRsジフェニルジメトキシシラン
をヘキサン溶液として2.8 mmol/HR及びヘキ
サンを合計で、27.31/HRの割合で連続的に導入
し、プロピレンを重合器内の圧力が12 kg/ctn
2oになるように連続的に送入して、70°Cで重合を
行った。また水素を連続的に添加することによって、極
限粘度〔η〕を調節した。重合器Bには、プロピレンと
ヘキサンとを1441’/HRの割合で連続的に送入し
て、70°Cで重合を行った。また、水素を連続的に添
加することによって、極限粘度〔η〕を調節した。重合
器Bより排出されたスラリーを、fカンタ−で処理して
、ポリマーとヘキサン溶媒に分離し、ポリマーの乾燥を
行った。
m m o l /HRsジフェニルジメトキシシラン
をヘキサン溶液として2.8 mmol/HR及びヘキ
サンを合計で、27.31/HRの割合で連続的に導入
し、プロピレンを重合器内の圧力が12 kg/ctn
2oになるように連続的に送入して、70°Cで重合を
行った。また水素を連続的に添加することによって、極
限粘度〔η〕を調節した。重合器Bには、プロピレンと
ヘキサンとを1441’/HRの割合で連続的に送入し
て、70°Cで重合を行った。また、水素を連続的に添
加することによって、極限粘度〔η〕を調節した。重合
器Bより排出されたスラリーを、fカンタ−で処理して
、ポリマーとヘキサン溶媒に分離し、ポリマーの乾燥を
行った。
結果を第1表に示す。
次に該重合物に酸化防止剤、塩酸吸収剤を添加し、押出
機によりペレタイズした。そして、この重合物について
以下の物性を測定した。
機によりペレタイズした。そして、この重合物について
以下の物性を測定した。
スパイラルフロー(α):6オンスの射出成形機を用い
、断面が直径4−8mmの半円状の渦巻形の金型により
、樹脂温度260°C1射出圧力1次1000kg/G
2(5秒間)、2次800kg/cm2(5秒間)で射
出した時の到達距離を求めた。
、断面が直径4−8mmの半円状の渦巻形の金型により
、樹脂温度260°C1射出圧力1次1000kg/G
2(5秒間)、2次800kg/cm2(5秒間)で射
出した時の到達距離を求めた。
溶融張力(g):東洋精機(株)製メルトテンションテ
スターを用い、溶融温度230℃で溶融し、ノズ/I/
(孔径:2.10mm、長さ:8.00mm、シリンダ
ー内径9.55mm)より一定速度(ピストン下降速度
: i Qmm/min )で押出し、ロードセルを介
して押出された溶融ストランドを一定速度(100rp
m)で回転しているローラー(外径:5・0t7n)で
引き取る時に発生する応力を求めた。
スターを用い、溶融温度230℃で溶融し、ノズ/I/
(孔径:2.10mm、長さ:8.00mm、シリンダ
ー内径9.55mm)より一定速度(ピストン下降速度
: i Qmm/min )で押出し、ロードセルを介
して押出された溶融ストランドを一定速度(100rp
m)で回転しているローラー(外径:5・0t7n)で
引き取る時に発生する応力を求めた。
降伏点応力(kν’0112) : ASTM D 6
38に準拠し、試料はASTM 4号ダンベルの形状を
した厚み3.2mmの金型を用いて射出成形によって作
成した。
38に準拠し、試料はASTM 4号ダンベルの形状を
した厚み3.2mmの金型を用いて射出成形によって作
成した。
曲げ弾性率(kg/1yn2): ASTM D 79
0に準拠し、試料は厚みi、2mmの金型を用いて射出
成形によって作成した。
0に準拠し、試料は厚みi、2mmの金型を用いて射出
成形によって作成した。
熱変形湿度(″O) : ASTM D 648に準拠
した。
した。
結果を第2表に示した。
比較例1.2.5
容量2504の連続重合器を1基使用した。実施例1〜
5と同様に、固体Ti触媒成分の調製及び触媒の予備処
理を行った。重合器に上記で予備処理された固体T1成
分をヘキサンスラリーとして、T1原子換算でQ、56
mmol/HR,)リエチルアルミニウムをヘキサン溶
液として28 mmol/HR,ジメトキシシランをヘ
キサン溶液として2・F3mmol/HR及びヘキサン
を合計で27.3 e/HHの割合で連続的に導入し、
プロピレンを重合器内の圧力が、12 kq/Cm2G
になるように送入して70”Cで重合を行った。また、
水素を連続的に添加することによって極限粘度〔η〕を
調節した。重合器より排出されたスラリーを実施例1〜
5と同様にして処理して、ポリマーの乾燥を行った。
5と同様に、固体Ti触媒成分の調製及び触媒の予備処
理を行った。重合器に上記で予備処理された固体T1成
分をヘキサンスラリーとして、T1原子換算でQ、56
mmol/HR,)リエチルアルミニウムをヘキサン溶
液として28 mmol/HR,ジメトキシシランをヘ
キサン溶液として2・F3mmol/HR及びヘキサン
を合計で27.3 e/HHの割合で連続的に導入し、
プロピレンを重合器内の圧力が、12 kq/Cm2G
になるように送入して70”Cで重合を行った。また、
水素を連続的に添加することによって極限粘度〔η〕を
調節した。重合器より排出されたスラリーを実施例1〜
5と同様にして処理して、ポリマーの乾燥を行った。
結果を第1表に示す。
また諸物性は実施例1〜5と同様に測定した。
結果を第2表に示した。
比較例4.5
直列に連なる2基の連続重合器A、B(容量2501)
からなる装置を用いた。重合器Aに三塩化チタン(東邦
チタニウム社製TA、c =101)を、T1原子換算
で218−4 mmol/ HR、ジエチルモノクロラ
イドをヘキサン溶液として655.2 mmo l/H
R及びヘキサンを合計で27.3 l/HRの割合で連
続的に導入し、プロピレンを重合器内の圧力が12 k
g/cm2oになるように連続的に送入して、70°C
で重合を行った。また、水素を連続的に添加することに
よって、極限粘度〔η〕を調節した。重合器Bには、ヘ
キサンを11//HRの割合で連続的に送入し、重合器
Bで生成するポリマーの割合が、重合器A、 Bで組成
するポリマーの和の35〜5Qwt%トするようにプロ
ピレンを連続的に送入して70°′Cで重合を行った。
からなる装置を用いた。重合器Aに三塩化チタン(東邦
チタニウム社製TA、c =101)を、T1原子換算
で218−4 mmol/ HR、ジエチルモノクロラ
イドをヘキサン溶液として655.2 mmo l/H
R及びヘキサンを合計で27.3 l/HRの割合で連
続的に導入し、プロピレンを重合器内の圧力が12 k
g/cm2oになるように連続的に送入して、70°C
で重合を行った。また、水素を連続的に添加することに
よって、極限粘度〔η〕を調節した。重合器Bには、ヘ
キサンを11//HRの割合で連続的に送入し、重合器
Bで生成するポリマーの割合が、重合器A、 Bで組成
するポリマーの和の35〜5Qwt%トするようにプロ
ピレンを連続的に送入して70°′Cで重合を行った。
また、水素を連続的に添加することによって、極限粘度
〔η〕を調節した。重合器Bより排出されたスラリーを
、実施例1〜5と同項に処理して、ポリマーの乾燥を行
った。
〔η〕を調節した。重合器Bより排出されたスラリーを
、実施例1〜5と同項に処理して、ポリマーの乾燥を行
った。
結果を第1表に示す。
また、諸物性は実施例1〜5と同様に測定した。
Claims (1)
- (1)チーグラー型触媒を用いてプロピレンを二段階で
重合することからなり、一方の段階において極限粘度(
155℃のデカリン中で測定)1 が1.8ないし10
aj?/g 、アイソタフティシティが97.5重量
%以上のポリプロピレンを全体の35ないし65重量%
の割合で製造し、他方の段階において極限粘度が0.6
ないしL2dl/g、アイソタフティシティが96.5
重量%以上のポリプロピレンを全体の65ないし55重
量%の割合で製造し、全体の極限粘度が1.2ないし7
de/gs分子量分布M w/M ’nが6ないし20
のポリプロピレンを製造することを特徴とするプロピレ
ンの重合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4725583A JPS59172507A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | ポリプロピレンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4725583A JPS59172507A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | ポリプロピレンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59172507A true JPS59172507A (ja) | 1984-09-29 |
| JPH0330605B2 JPH0330605B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=12770159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4725583A Granted JPS59172507A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | ポリプロピレンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59172507A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61252218A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-10 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
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