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JPS58114728A - 水銀除去剤およびその製造方法 - Google Patents

水銀除去剤およびその製造方法

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Publication number
JPS58114728A
JPS58114728A JP56209709A JP20970981A JPS58114728A JP S58114728 A JPS58114728 A JP S58114728A JP 56209709 A JP56209709 A JP 56209709A JP 20970981 A JP20970981 A JP 20970981A JP S58114728 A JPS58114728 A JP S58114728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mercury
selenium
sulfide
powder
sulfur
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56209709A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Nojima
野島 静雄
Etsuji Kimura
木村 悦治
Kazumasa Ikeda
池田 一征
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
Priority to JP56209709A priority Critical patent/JPS58114728A/ja
Publication of JPS58114728A publication Critical patent/JPS58114728A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス中に含まれる微量の水銀蒸気を効率よくか
つきわめて低コストにて除去する水銀除去剤およびその
製造方法に関する。
従来水銀との反応性がすぐれているため、排ガス中の水
銀の除去剤として使用されている物質は鋼、銀、セレン
など金属間化合物をつくるもの。
熱濃硫酸、塩化第二水銀溶液、活性イオウ、活性セレン
含有溶液、硫化鉛、′硫化ニッケル、硫化カドミウム、
硫化セレンなどの硫化物、その他活性炭など数多くの物
質が知られている。
これらの物質は製錬ガス中の水銀を除去する頗に、水銀
との反応性をもたないS*質担体に担持させて充填塔形
式で使用したり、またはそのままの形で液中に溶解また
はS濁させて洗浄塔形式で使用している。
しかしながら、これらの物質はいずれも技術的または経
済的な間喧点を有している。すなわち。
鋼はカセイソーダ電解から出るガス中の水銀を除去する
には適しているが、製錬ガス中では表面酸化がはげしく
水銀除去能力が急漱に低下する。銀は製錬ガスのような
矢量処j!には膨大な費用がかかり、実用的でない。ま
た、セレン粉末もそのままで使用することは高価すぎて
経済的には不適である・一方、熱鍛硫酸は装置の腐食、
吸収能力の点で問題があり、2@の水銀イオンを含む溶
?I[。
たとえば塩化第二水銀1111111!にょる方法は温
度依存性が大きく、常温より高い温度のガスでは急激に
吸収能力が低下することや吸収剤そのものに水銀を含ん
でいることも問題である・また、活性イオウや活性セレ
ンはその活性度を維持する寿命の点で問題がある・さら
に、rII性炭#i製錬ガス中で祉S偽ガスを吸着し、
水銀吸着能力を低下させる・これ(対し、硫化物は水銀
除去剤として特別に刺造しなくても、鉛鉱石やJ41f
、III鉱石などのようにそのままの形で水銀除去剤と
して利用でするものもあり、かつ性能の魔でも他の水銀
除去物質に比べて馬色はない。特に、硫化セレンの水銀
との強い反応性についてはすでに:1G27年に旧rg
er W。
Nordjand@r Kより、 Latastria
j and ff1qi削−r−jng Chemis
try Vow、 19m 44*ムprig、 19
27. gill−521において指摘されているーす
なわち、硫化セレンを被覆(d曽tム曙)した紙は水銀
漏気に接触すると、黒変する。この晶II!紘硫化セレ
ンと水銀との反応に基づくものであり、かつ黒変変状水
銀蒸気の濃度、接触時間等の函数であるので、とのよう
に硫化セレンを被覆した紙は黒変度の測定によりり、定
量的な水銀検知器としての機能を果たし得るものである
ことが記載されている。従って、*化セレンが水銀除去
物質として利用できるということはすでに公知である。
また、特公昭55−39364号公報には、気体状水銀
含有ガスのn#1方法として[不活性a1体に硫化セレ
ンまたは二酸化セレンあるいはそれらの混合物を担持し
た精製用物質の塊中な水銀含有ガスを通過させる方法」
(以下、公知発明という)が開示されている。この場合
は硫化セレン溶液または二酸化セレン溶液を不活性担体
に含浸させて硫化セレンまたは二酸化セレンあるいはそ
れら混合物な担持させている。しかしながら、上記公報
には二酸化セレン自体唸水銀除去能力が低いので、使用
前に801ガスで4履して高活性な元素セレンに変える
必要であることがie*されている。        
 「一般に、硫化セレンと水銀との反応は次の(1)式
%式% (1) この反応は、水銀と他の硫化物、たとえば硫化鉛、硫化
亜鉛、硫化ニッケル、硫化カドミウムなどとの反応では
8のみが利用されるのに比べて。
硫化セレンの場合では8台と8がともに水銀の除去榔貞
として有効であることを示すものである。
この点で硫化セレンは水銀除去能力において他の硫化物
より著しくすぐれている。
このように、@化セレンは水銀除去能力においてすぐれ
ているが、iA在まで、水銀除去物質として工業的に利
用されなかった壇由は次のごときものと考えられる。
11)  硫化セレンがきわめて高価であること。
すなわち、硫化セレンは高価なセレンを原料とするので
、他の硫化物、峙に硫化鉛、硫化亜鉛など、鉱石として
天然に存在するものに比べてきわめて高価である。たと
えば、硫化鉛は水銀除去能力では硫化セレンよりはるか
に劣るが、安価であるため、工業的に水銀除去物質とし
て利用されている。これに対し、硫化セレンは高価であ
るため。
実用化されていない。このように、硫化セレンは原料的
にすでに高価である上に、従来の製造方法においても問
題点があった。すなわち、硫化セレンの製造方法には湿
式法と乾式法があるが、そのいずれにおいてもそれぞれ
問題点があった。
まず湿式法では、亜セレン酸溶液に硫化水素を通じて硫
化セレン粒子を析出させるのであるが、析出した硫化セ
レン粒子はS濁し、ろ過の鍬のろ過性が悪く、かつ非常
に微細な硫化セレン粒子はろ過しきれず損失となる。ま
た、ろ過された硫化セレン粒子は乾燥時にカルメラ状に
なり、水銀除去剤として使用するためには比表面積を大
きくしなければならないので、粉砕工種を必要とした。
次に、乾式法では、硫化セレンはイオウとセレンをその
化学組成比になるように混合し、炉内で溶融反応させて
つくるが、その反応生成物は粘性が大きく炉から連続的
に抜き出すことが難しく、しかも抜き出した反応生成物
は冷却すると、ゴム状となり、粉砕することはできない
。このため、80〜85@Cで30分間機度保持して熟
成させる必要があった。
以上のように、jt化セレンは水銀除去能力においては
すぐれていることば知られているが、水銀除去剤として
工業的に利用されないのはその経済性および製造方法に
それでれ間4があったためである。
本発明社上記の従来技術の欠点を解決し、ガス中に含ま
れる微量の水fIss気を効率よくかつきわめて低コス
トにて除去する水銀除去剤およびその製造方法を提供す
るもので、その要旨とするところは、 (1)  核としてのイオウ粉末と該イオウ粉末表面を
被覆した硫化セレンとからなる硫化セレン・イオウ複合
粒子を無機質担体表aiK担持せしめてなる水銀除去剤
(2)  セレンな含むS液中和イオウ粉末を200f
/を以下の濃度で分散させ、これに硫化水素ガスを通じ
て護イオウ粉末を核として該イオウ粉末表面に硫化セレ
ンな析出せしめて硫化セレン・イオウ複合粒子を形成さ
せ、ろ別して得た該硫化七しン苧イオウ複合粒子を無機
質担体表面に担持せしめることを特徴とする水銀除去剤
の製造方法。
にある。
本発明の水銀除去剤は、以上のように、核としてのイオ
ウ粉末と該イオウ粉末表面を被覆した値化セレンとから
なる値化セレン・イオウ複合粒子と該硫化セレン・イオ
ウ複合粒子を表面に担持した無機質担体とより構成され
たものであり、二重構造であることを特徴とするもので
ある。その製造方法については、二酸化セレン(Bed
@)を水に溶解した亜セレン酸溶猷、またはカセイノー
ダ溶Illに溶解した亜セレン酸ソーダ#液を硫酸で中
和した液にイオウ粉末を200f/を以下の11111
11(で分散させ、これ[H,8ガスを適当な速度で通
じることにより、イオウ粉末を核としてイオウ粉末表面
に硫化セレンを析出させて硫化セレン・イオウ複合粒子
を形成させる。この硫化セレン・イオウ複合粒子は上記
の従来法におけるごとき非常に徽細な硫化セレン粒子と
は異なり、ろ過性がよく、従ってろ過損失はない。核と
して使用するイオウ粉末4分散性がよく、その添加量は
200t/を以下である。イオウ粉末の添加量が200
 tlt ?越えると。
fII液中でのイオウ粉末の分紋性が騰〈なり、m化セ
レンのイオウ粉末の*tmへの被覆が不均一になり好ま
しくない、またイオウ粉末の粒度は、aイオり粉末が一
鶏することなく、かつd紀複合粒子が俊述のq#値を発
揮するためには、−100メツシユ〜+350メツシ具
であることが好ましい。上記のイオウ粉末1仕散させる
#l液中の七しン量についてはイオウ粉末の5噂が下限
である。七しン量が5慢禾満では値化セレンのイオウ粉
末表面への被覆が不均一となり、所要の値化セレン・イ
オウ複合粒子が得られない。
このように生成した硫化セレン・イオウ複合粒子ケろ別
して、これケ無機質担体表面にまぶし担持させて本発明
の水銀除去剤が得られる。
このようにして得られた本発明の水銀除去能力、上述し
たように、値化セレン・イオウ複合粒子とdm会粒子を
担持する無機質担体とからなる二重構造のものであるが
、その中心ななすのは硫化セレン・イオウ複合粒子であ
り、該複合粒子は仄のごとき特徴を有するう +1)  該複合粒子はイオウ粉末を核とするので、従
来法による微細な硫化セレン粒子とは異なり、ろ過性が
よく、ろ過損失がない。
121  該複合粒子は核としてのイオウ粉末表面を硫
化セレンが被覆した構造であるので、高価な硫化セレン
の使用量は大1−に低減する。
(31該複合粒子はろ別しただけでそのまま無機質担体
にまぶして担持させることができるので、従来法におけ
るごとき乾燥工程や粉砕1鴨を必要としない。
(4)  核となるイオウ粉末の粒度な調節することに
より、該複合粒子の粒度の調節ができる。
(5)  該複合粒子は、軽いイオウ粉末を核とするの
で、軽量である。
(6)  イオウとセレンとの酸相性が大であるので。
該複合粒子の核としてのイオウ粉末と被檄鳩である硫化
セレンとの付着性が強固である。
本発明の水銀除去剤は充填層を形成しその中を含水銀ガ
スを通過させ、#ガス中の水銀除去を行うタイプのもの
であり、その硫化セレン・イオウ複合粒子と無機質担体
粒4とよりなる二重構造によって1次のごとき特徴を有
するものである。
+11  高価な硫化セレンの使い方がきわめて合理的
であり、硫化セレンの使用量は少量であるので。
コスト的に非常に有利である。
(2)  二重構造により、比表面積が大きくなり、七
しン単位量当りの水銀補数能力は前記公知発明における
単に担体表面を硫化セレンで被覆した水銀除去剤より大
である。
(31単位容積当りのセレン担持量が大きいので。
前記公知発明の水銀除去剤より補数嘘方は大きくかつ寿
命はより長い。
14)  軽量なイオウな核とする硫化セレン・イオウ
複合粒子を無機質担体表1iK担持せしめたものである
ので、充填塔の重量が軽減される。
15)  使用済廃剤の処理が容易にできる。すなわち
、担体表面の水銀と反応した上記複合粒子を、たとえば
湿式トロンメルで容易に剥離分層させ、これを公知方法
で処理して高価な水銀、セレンを回収し、かつ水銀によ
る二次公害発生を抑止できるが。
前記公知発明の場合は担体表面の付11吻の剥離分@−
jet容易でない。
次に、使用済廃剤の処理について評述する。
ガス中の水銀を補数した廃剤は無機質担体、たとえば軽
石に担持された硫化セレン・イオウ複合粒子の硫化セレ
ン層がガス中の水銀と反応して、硫化水銀、・セレン化
水銀に変化しており、従って。
該複合粒子は未反応の硫化セレン、核としての元素イオ
ウ、反応生成物である硫化水銀、セレン化水銀からなっ
ている。このように、廃剤は高価なセレン、水fIiを
含んでいるので、これらを有利に回収し、セレンは再利
用するとともに、水11i11は二次公害を起こさない
ように分離回収する必JI!がある。
この廃剤は担体な営んでいるので1反応生成物と担体な
あらかじめ分−すれば、処理量がきわめ      1
て少なくなり、セレンおよび水銀の分離回収も有利にで
きるので1本Mi明者らは実験検討を重ねた結果、湿式
トロンメルによる反応生成物の剥離分が効果的であるこ
とを見出したのである。その具体例について述べる。
すなわち、元素イオウな核とした硫化セレン・イオウ複
合粒子を軽石に200ky/−の割合で担持させた本発
明の水−除去剤を充填塔に充填し、水銀含有製錬ガスを
通じて水銀の除去を行なった。
この廃剤は担体である軽石を含めて平均6−の水−を保
有していた。この廃剤1 kgを10tの水槽内に設置
した4■目の金網トロンメル(200mOx300mL
)’C入れ、毎分50回転で回転させながら水洗した。
このときの水洗時間と反応生成物(付着物)の剥離およ
び水銀の分m藁との関係をそれぞれ第1図および第2図
に示す。また、縞1図および第2図には比較のために、
*記公知発明の硫化セレン単味を軽石に担持させた水銀
除去剤の廃剤の結果をも併せ示す・ 第1図および第2L)!11が示すように、上記湿式ト
ロンメルによる約30分間の水洗によって1本発明の水
銀除去剤の廃剤の軽石付着物は98慢以上が剥離分離さ
れ、また水銀の分離率も99.7係とほぼ完全に近く、
担体である軽石中の!!4ろの水−紘260ppmであ
った。
一方、前記公知発明の硫化セレン単味を軽石に担持させ
た廃剤の場合は付着粒子が微細で軽石のg!隙中に付着
しているために1本発明の廃剤の場合より軽石付着物の
剥離率も水銀分端本も劣ちてX、%る。
このように、本発明の水銀除去剤の廃剤の担体から剥離
された付着物は水@13〜16%、セレン12〜151
G、イオウ69〜71%の組成をなしており1重量的に
は全体の3(14!!度に相当するものである。これら
剥離されたものをさらに公知方法で処理して高価な水銀
およびセレンを分離回収する。@石にはなお微量の水銀
が残留しているので硫化セレンの担体として、繰り返し
使用してもよく、また製錬工種へ溶剤の一部として使用
することもできるので、水1ilによる二次公害源とは
ならない。
本発明は、以上のように、分散性のよいイオウ粉末を核
として使用し、ろ過性がよくかつ硫化セv y f) 
使用量の著しく少ない硫化セレン・イオウ複合粒子を形
成させ、これを無機質担体表面に担持サセて二重構造と
することによって、低コストで水銀補数能力のきわめて
高い水銀除去剤およびその製造方法を提供するもので、
ガス中の水銀除去対策上きわめて有用である。
次に1本発明を実施例によってさらに具体的に説明する
が1本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限
定されるものではない。
J!麿例 電解スライムを700’Cで酸化焙焼し1発生した焙焼
ガスをカセイソーダ溶液で洗浄して得た亜セレン酸ソー
ダ溶液を硫酸で中和し、この中和した液なセレン製造工
程から一部抜き取った。抜き取った液をさらに6fPB
e/lの濃度11C@贅し、その液量5GGccK −
200メツシユの工業用イオウ30)を分散させ、その
状態で液やK10°C以下の温度でH38ガスを5QC
C/11111の割合で吹き込み。
30分titwcaガスの吹込永を止め、生成した沈澱
をろ別して硫化セレン・イオウ複合粒子を得た。
この複合粒子はそのままの状態で軽石にまぶして担持さ
せ、本実施例の水銀除去剤とした。
この本実施例の水銀除去剤と硫化セレン単味を同じく軽
石に担持させた水銀除去剤の水銀補数能力を比較するた
めに、次のような実験を行った。
すなわち、実験は塔径20關の反応塔内に53の高さに
対象とする水銀除去剤を充填し、この光礪層の中を、ガ
ス組成N、81優、0,9優、 SO,10憾のガスを
3 t/H1の割合で温水中を通して調湿した後1通過
させた。反応塔人口ガスの水smBt#i平均2.5 
q;1/N−で、反応塔出口ガスの水銀濃度が0.1m
9/Nn1K到達するまで実績を続けた。ここで。
出口ガスの水銀濃度を0. l Iv/N−としたのは
硫酸中の水銀が0.5ppm以下になるように設定した
ためである。なお、ガス中の水銀S度の分析は試料ガス
の一定量を、KMnO4溶flK&収させ、7レームレ
ス原子吸光法により分析した。
実験結果は第3図において、硫化セレン単味を軽石に担
持させた水銀除去剤の場合を111141により、また
本実施例の水銀除去剤の場合を曲線夏によりそれぞれ示
した。
上記において1反応塔出口ガスの水銀d1度が0.1ダ
/N−に到達するまでの水銀反応量を塔内の硫化セレン
充填量で割った値αを実質的な水銀補数能力とすれば、
硫化セレン単味を担持させた水#1#去剤の場合(曲I
II)と本実施例の水fl!除去剤の場合(曲1厘)の
αは次の表に示すごとくなる。
上表が示すように1本実施例の水銀除去剤よりなる元項
層中の硫化セレンの水1IjA補収能力は硫化セレン単
味担持の水銀除去剤の場合に比べて、着しく向上してい
ることが確認され、またイオウ粉末を核とした複合粒子
を形成したことにより1反る効果が得られたことも確認
された。
さらに、別の比較例として、硫化鉛およびイオウと硫化
セレンの物理的混合物をそれぞれ光填した場合の実験結
果を、第3図にそれぞれ曲線厘および曲線■として併せ
示すが、いずれも水ill捕収補数の低いことが判明し
た。
比較例1 実施例1の中和した亜セレン酸ンーダ#g[上記イオウ
粉末を分散させることな(、Hasガスを吹き込んだ場
合には生成した硫化セレンの微粒子がろ液中に懸濁状態
で残っている。このろ液中のセレンIllは実aSでは
トレースであるが1本比較例では2t/lであった。ま
た、S濁して一部硫化セレン粒子は1ミクロン以下でき
わめて倣細なために、これら全部を回収するためKはろ
過に長時間を要し、実用的でない。
比較例2 実施例1の中和した亜セレン酸ソーダ溶液に上記イオウ
粉末の代りに、硫化鉛や減化亜鉛な生成て液中での分散
性が悪く、ろ液中にlf/Lのセレンが未回収のまま残
留した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の水銀除去剤の廃剤と硫化セレン単味を
担体(@石)K担持させた水銀除去剤の廃剤の湿式トロ
ンメルによる水洗時間と反応生成物(付着物)剥離車と
の関係を示すグラフ図、第2図は第1図の2種類の水銀
除去剤の廃剤の同じく湿式トロンメルによる水洗時間と
水銀分離率との関係を示すグラフ図、第31ivは4種
類の軽石に担持せしめてなる水銀除去剤を充填した反応
塔に水銀を含有するガスを通過させた場合の反応時間と
反応塔出口ガス中の水銀―度との関係を示すグラフ図で
1曲線1は硫化セレン単味の場合、1纏璽は本発明の水
銀除去剤の場合1曲巌璽は硫化鉛の場合、*ayaイオ
ウと硫化セレンの物理的混合物の場合をそれぞれ示す。 詩画願人 三菱金属株式会社 代理人 白 川 義直 第1図 21り  邊 時 間   (QILiM、〕%Z図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1)  裏としてのイオウ粉末とiイオウ粉末表面を
    aaした硫化セレンとからなる硫化セレン・イオウ複合
    粒子を無機質担体表面に担持せしめてなる水−除去剤。 (2)セレンを含む溶液中にイオウi末を200f/を
    以下の11度で分散させ、これに硫化水素ガスを通じて
    該イオウ粉末を核として該イオウ粉末表面に硫化セレン
    を析出せしめて硫化セレン・イオウ複合粒子を形成させ
    、ろ別して得た該硫化セレン・イオウ複合粒子を無機質
    担体表面に担持せしめることを特徴とする水銀除去剤の
    製造方法。
JP56209709A 1981-12-28 1981-12-28 水銀除去剤およびその製造方法 Pending JPS58114728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100366326C (zh) * 2000-12-08 2008-02-06 奥托库姆普联合股份公司 从气体中除去汞的方法
US7491335B2 (en) 2005-05-13 2009-02-17 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Removal of arsenic from water with oxidized metal coated pumice
CN110681345A (zh) * 2019-09-10 2020-01-14 沈阳鑫迪环境技术有限公司 一种载硒和硫脱汞材料的制备方法

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