JPH1199601A - 透湿性複合フィルム及びその製造方法 - Google Patents
透湿性複合フィルム及びその製造方法Info
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- JPH1199601A JPH1199601A JP9261182A JP26118297A JPH1199601A JP H1199601 A JPH1199601 A JP H1199601A JP 9261182 A JP9261182 A JP 9261182A JP 26118297 A JP26118297 A JP 26118297A JP H1199601 A JPH1199601 A JP H1199601A
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Abstract
ポリオレフィン系透湿性フィルムにしわの発生がないポ
リオレフィン系透湿性フィルムと不織布とが積層された
透湿性複合フィルムを開発することを目的とする。 【解決手段】ポリオレフィン系透湿性フィルムの少なく
とも片面に不織布が積層されてなる透湿性複合フィルム
であって、該ポリオレフィン系透湿性フィルムと不織布
との間に、ノズル吐出方式やダイコーティング方式など
によりホットメルト系接着剤が微細繊維状物等として
0.1〜3g/m2の割合で塗布されて散在しており、
該接着剤を介してポリオレフィン系透湿性フィルムと不
織布とは、積層面2×2mm区画当たりに少なくとも一
つの接着点が存在していることを特徴とする透湿性複合
フィルム。
Description
フィン系透湿性フィルムとからなる複合フィルム及びそ
の製造方法に関し、さらに、詳しくは紙オムツや生理用
ナプキンのバックシートとして好適な透湿性複合フィル
ム及びその製造方法に関するものである。
延伸等して得られるポリオレフィン系透湿性フィルム
は、その透湿、防水機能から紙オムツや作業衣等へ広く
利用されている。そして、最近では、肌触りがよく、よ
り布地に近い風合いとするため、不織布と積層して透湿
性複合フィルムとし、紙オムツのバックシートとして使
用することが行われている。
ルムと不織布との積層は、積層面にホットメルト系接着
剤からなる接着点を散在させて両者を接着することによ
り実施するのが一般的である。その際、ホットメルト系
接着剤の、ポリオレフィン系透湿性フィルムや不織布へ
の塗布は、かかる接着剤をグラビア印刷方式によりドッ
トパターン塗布するか、ノズル吐出方式により繊維状物
としてスプレー塗布するのが主流である。
レフィン系透湿性フィルムと不織布との積層において、
ホットメルト系接着剤の塗布面積をあまり大きくしすぎ
ると、フィルムの通気性や透湿性が低下する問題が発生
する。こうしたことから、上記ドットパターン塗布によ
りホットメルト系接着剤を塗布したものの場合、ホット
メルト系接着剤のドット間隔は3〜7mmあり、積層面
の9〜50mm2正方区画当たりに接着点が1つ形成さ
れているのが一般的である。他方、スプレー塗布により
塗布されたもの場合、吹き付けられるホットメルト系接
着剤の繊維状物(平均繊維径30〜50μm)からなる
接着点は積層面の7〜25mm2正方区画当たりに1つ
形成されているのが一般的である。
点間の間隔があきすぎて、透湿性フィルムが不織布から
広い範囲で浮き上がってしまい、この部分にしわが発生
し易くなる。そのため、外観が悪化し、このものの商品
価値を低下させていた。
気性や透湿性を有し、且つポリオレフィン系透湿性フィ
ルムにしわの発生がないポリオレフィン系透湿性フィル
ムと不織布とが積層された透湿性複合フィルムを開発す
ることを目的とする。
記の課題に鑑み、鋭意研究を続けてきた。その結果、透
湿性複合フィルムにおいて、ホットメルト系接着剤を介
してポリオレフィン系透湿性フィルムと不織布とを、積
層面2×2mm区画当たりに少なくとも一つの接着点が
存在するように積層することにより、上記の課題が解決
できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
湿性フィルムの少なくとも片面に不織布が積層されてな
る透湿性複合フィルムであって、該ポリオレフィン系透
湿性フィルムと不織布との間にホットメルト系接着剤が
0.1〜3g/m2の割合で散在しており、該接着剤を
介してポリオレフィン系透湿性フィルムと不織布とは、
積層面2×2mm区画当たりに少なくとも一つの接着点
が存在していることを特徴とする透湿性複合フィルムで
ある。
フィルムの素材となるポリオレフィンは、エチレン、プ
ロピレン、1−ブテン等の好適には炭素数2〜20のα
−オレフィンの単独共重合体またはこれらの共重合体が
何ら制限なく使用される。なかでも、柔軟性、強度、価
格から中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状
低密度ポリエチレン等が好適である。
ィルム(以下透湿性フィルムとも略する)は、上記ポリ
オレフィンからなり、フィルムの片側からもう一方の面
に連通する連通孔を有する公知のものが何ら制限なく使
用できる。その際、この透湿性フィルムは、空隙率が1
0〜70%の範囲のものが好ましい。空隙率が10%以
下であれば充填材の周囲にできた空隙同士が連結され
ず、フィルムの両面を連結する連通孔が形成され難くな
り、透湿性フィルムの特性である通気性や透湿性が十分
でなくなる傾向がある。一方、空隙率が70%を越える
場合は、フィルムの機械的強度が不足し、加工工程にお
いてフィルム破断や使用中の破れ等の問題を生じ易くな
る。特に透湿性フィルムの機械的物性を満足させるため
には、空隙率は25〜65%であることが好ましい。
ら、エタノールバブルポイント法にて測定した最大細孔
径が0.01〜10μmのものが好ましい。特に、0.
1〜5μmのものが好適である。
は、得られる透湿性複合フィルムの透湿度を良好に保持
する観点から、通常3500g/m2以上、好適には4
000〜15000g/m2であるのが一般的である。
一般に、透湿性フィルムは、無機充填剤の量が多いほ
ど、延伸倍率が高いほど、透湿度が高くなるが、同時に
透湿性フィルムの製造時の破断やトラブルがつきものに
なり、製造コストも高くなる。そのため、不織布を積層
する際の透湿度の低下はできる限り少なくし、上記透湿
度の透湿性フィルムを用いて、好適には3000g/m
2以上の良好な透湿度を有する透湿性複合フィルムを得
るのが好ましい。なお、本発明において、透湿度はJI
S Z 0208のB法に示される方法で測定した値で
ある。
10〜10,000秒/100ccの範囲であることが
好適である。本発明において通気度はJIS P 81
17に準拠して測定した値である。
00μm、好ましくは15〜40μmのものが好適であ
る。また、透湿性フィルムは、目付が15〜40g/m
2のものが特に好ましい。15g/m2以下の場合、製造
工程においてピンホールやフィルムの破断が多発し、安
定的に生産することができない。また、40g/m 2を
越えるとバックシートとして使用するには堅くなる傾向
があり、また過剰品質となる傾向が生じる。
如何なる方法により製造したものでも良いが、一般に
は、前記ポリオレフィンに充填剤を充填したポリオレフ
ィン組成物をシート状に溶融成形し、これを少なくとも
1軸以上延伸して多孔化させたものが好ましい。充填剤
としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、石膏、亜硫
酸カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
硫酸マグネシウム、水和珪酸、無機珪酸、ソーダ灰、塩
化ナトリウム、クレー、各種セメント、火山灰、シラ
ス、酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、金属粉、
その他の無機物または無機物を主体とする有機金属塩が
挙げられ、これらは単独または混合物で使用される。一
般に、平均粒径が50μm以下、好ましくは0.05〜
30μm以下の範囲、特に、0.1〜5μm以下のもの
が好ましい。そのポリオレフィンへの配合量は、通常、
ポリオレフィン100重量部に対して50〜400重量
部、好ましくは60〜300重量部の割合で使用され
る。
リオレフィン組成物のシート状への溶融成形は、特に限
定されないが、T−ダイ成形法、空冷式または水冷式イ
ンフレーション成形法によって未延伸フィルムを形成さ
せるのが好適である。次に、この未延伸フィルムを、一
般にロール延伸法による1軸延伸または1軸延伸後、テ
ンター延伸機、エアーインフレーション延伸機、マンド
レル延伸機等により横方向に逐次に2軸延伸するか、あ
るいは同時に縦及び横方向に延伸する方法により延伸す
る。延伸温度は、一般に常温以上でポリオレフィンの融
点以下、特に融点より10℃低い温度が好ましい。ま
た、延伸倍率は少なくとも1軸方向に1.2〜2.5
倍、即ち、2軸延伸の場合は縦(MD)、横(TD)方
向にそれぞれ1.2〜2.5倍とすることが、力学バラ
ンスや、強度の保持と同時に優れた通気性及び防水性
(耐水性)を示すために特に好ましい。さらに、かかる
延伸後、緊張下で熱処理を行うことや、コロナ放電等の
処理を行うことができる。
レフィン、ポリエステル、レイヨン、ナイロン等の公知
の不織布の素材となる如何なる樹脂により製造されたも
のでも好適に使用できる。また、この不織布は単一の樹
脂からなる必要性はなく、融点の異なる2、3成分の複
合繊維でもかまわない。なかでも、強度、価格、風合い
からポリプロピレン単体や、ポリプロピレンが芯、ポリ
エチレンが鞘である芯鞘構造のものが好ましい。
5〜30g/m2が好適である。目付が5g/m2よりも
少ないと、肌触りが悪くなる傾向が生じる。一方、目付
が30g/m2よりも大きくなると、過剰品質となる傾
向が生じる。
ルが好適である。0.5デニール以下になると、しっと
りした手触り感となり、布地風の風合いとは言い難くな
る。一方、10デニールを越えると、繊維の剛性が大き
くなり、風合いの低下につながる。SEM(JSM−T
220)で観察した平均繊維径で表すと9〜40μm程
度である。一般に、繊維長は強度の面から30mm以上
連続した長繊維が好ましいが、メルトブローに関しては
短繊維でもかまわない。
5μmが好適である。85μm以下になると複合品に手
を触れたとき適度なクッション性がなく、堅い感じにな
る傾向がある。なお、不織布の厚みは49pa(0.5
gf/cm2)で測定した厚みである。
0.2〜10N、好ましくは0.5〜7Nが好適であ
る。0.2Nよりも小さいと、ホットメルト系接着剤を
用いて貼り合わせ時や紙オムツ製造工程で破断が起こり
やすくなるだけでなく、オープンタイプの紙オムツの場
合、テープで固定する際に誤ってバックシートの不織布
に付けると破断が生じ易いものになる。また、不織布の
引裂強度が7Nよりも大きいと、バックシートとして使
用するには柔軟性が欠け、結果として風合いの低下につ
ながる。なお、引裂強度はJIS L 1085に示さ
れるシングルタング法により測定した値である。
すれば、如何なる方法により製造したものでも良いが、
一般には、ステーブル繊維をカーディングマシンにかけ
て製造する方法(乾式カード不織布)や、スパンボンド
不織布、繊度0.7〜1.5デニールのマイクロスパン
ボンド不織布、スパンボンド−メルトブロー複合不織
布、スパンボンド−メルトブロー−スパンボンド複合不
織布、乾式カード−スパンボンド複合不織布等が好適に
用いられる。
オレフィン系透湿性フィルムの少なくとも片面に上記不
織布が、両者の間にホットメルト系接着剤が0.1〜3
g/m2の割合で散在することにより接着され積層され
たものである。ここで、本発明において、ポリオレフィ
ン系透湿性フィルムと不織布との間にホットメルト系接
着剤が散在している状態とは、該積層面に接着剤が、不
規則に散らばった状態、或いはメッシュ状等の状態で部
分的に存在している状態をいう。従って、積層面の大部
分には、上記接着剤は存在していない。
上記接着剤を介してポリオレフィン系透湿性フィルムと
不織布とが積層されることにより、積層面2×2mm区
画当たりに、少なくとも一つの接着点が存在している。
本発明の透湿性複合フィルムは、このように、微細に均
一に接着点が存在していることにより、透湿性フィルム
が不織布から広い範囲で浮き上がることがない。従っ
て、こうした浮き上がり部分にしわが発生することがな
い。積層面において接着点が、上記区画より広い範囲当
たりに一つ散在するようになると、透湿性フィルムと不
織布の積層時に、透湿性フィルムにしわが発生するよう
になる。また、しわを発生させないようにすれば、積層
時に弱いテンションコントロールが必要になり、高速で
広幅の積層を行うのが困難になる。
ムから任意に2×2mm区画の試料片を切り出した時
に、該試料片が、透湿性フィルムと不織布とに剥がれず
に接着されているかどうかで確認できる。
湿性フィルムと不織布との積層面に塗布するホットメル
ト系接着剤の量は、0.1〜3g/m2であることが必
要である。さらに好ましくは0.5〜2g/m2が望ま
しい。このホットメルト系接着剤の存在量が、0.1g
/m2よりも少ないときは不織布と透湿性フィルムのラ
ミネーション強度が弱くなり、製造工程や使用時におい
て破断し易くなる。一方、ホットメルト系接着剤の存在
量が、3g/m2よりも多いと、このものの塗布面積が
過度に大きくなり、得られる透湿性複合フィルムの透湿
性や通気性が低下するようになる。また、経済的にも不
利となる。
トメルト系接着剤の塗布量及び接着点の存在割合で、ポ
リオレフィン系透湿性フィルムと不織布とが積層されて
いるため、良好な透湿度を有している。ポリオレフィン
系透湿性フィルムの片面に不織布が積層されている場
合、透湿度は、一般には3000g/m2以上、好まし
くは4000〜12000g/m2であるのが好まし
い。他方、ポリオレフィン系透湿性フィルムの両面に不
織布が積層されている場合、透湿度は、一般には250
0g/m2以上、好ましくは3000〜10000g/
m2であるのが好ましい。
接着剤を具体的に示せば、ポリオレフィン系、エチレン
−酢酸ビニル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリ
ウレタン系、ポリメチルメタクリレート系、ポリカーボ
ネート系等のものが挙げられる。特に接着強度の点から
ポリオレフィン系やエチレン−酢酸ビニル系のものを用
いるのが良好である。また、これらのホットメルト系接
着剤は、塗布温度において、溶融粘度が500〜200
00mPa・s、好ましくは1000〜10000mP
a・sのものが好ましい。具体的には、ニッタフレンド
レイ(株)製H6805(軟化点81℃)、H6681
(86℃)、宇部レキセン製APAOプロピレン/1−
ブテン共重合体、UT2715(107℃)、UT27
30(110℃)、UT2780(110℃)、積水化
学(株)製エスダイン9168G(87℃)、9276
(94℃)、9566(117℃)、三洋化成(株)製
ユーメックス2000(107℃)等を挙げることがで
きる。
のラミネーション強度(以下ラミ強度とも略する)は、
0.05〜1.5Nが好適である。さらに好ましくは
0.1〜1.2Nが好適である。ラミネーション強度が
0.05Nよりも弱いと、本発明の透湿性複合フィルム
を紙オムツのバックシートとして使用した場合、透湿性
フィルムと不織布が剥離し易くなる。一方、ラミ強度が
1.5Nよりも大きいと過剰品質となる傾向が生じる。
なお、ラミ強度はJIS P 8113で測定した15
mm幅の強度である。
0〜1000μmの厚みを有するのが好ましい。
上記接着点の存在割合、及びホットメルト系接着剤の塗
布量で、透湿性フィルムと不織布とを積層できる限り如
何なる方法により製造しても良い。好適には、ポリオレ
フィン系透湿性フィルムの少なくとも片面に不織布を積
層するに際し、該ポリオレフィン系透湿性フィルム及び
不織布の少なくとも一方の積層に供する面に、ホットメ
ルト系接着剤を、平均繊維径1〜25μmの微細繊維状
物として、積層面での塗布量が0.1〜3g/m2にな
るようにノズル吐出方式により塗布し、次いで該ポリオ
レフィン系透湿性フィルムと不織布とを積層する方法が
挙げられる。
湿性複合フィルムの製造に際し、吹き付けられているホ
ットメルト系接着剤の繊維状物の平均繊維径は、通常、
30〜50μmである。このような平均繊維径で前記積
層面の区画当たりに、少なくとも一つの接着点が形成さ
れるようにホットメルト系接着剤をノズル吐出すると、
このものの塗布量が前記3g/m2より大きくなり、得
られる透湿性複合フィルムの透湿性が低下してしまう。
接着剤の繊維状物の平均繊維径を上記の如く1〜25μ
m、好ましくは3〜18μmとすることにより、前記
0.1〜3g/m2の塗布量で、上記積層面の区画当た
りに、少なくとも一つの接着点を形成させることが可能
になり、本発明の透湿性複合フィルムが製造できる。こ
こで、上記平均繊維径の微細繊維状物としてホットメル
ト系接着剤を吹き付けるには、ノズル径を小さくする
か、吹き付けのエアーの圧力を強くするか、使用するホ
ットメルト接着剤の溶融粘度を低くするかすればよい。
具体的には、ノズルの径を0.4mm以下、塗布温度を
160℃以上、エアーの圧力を200kPa以上にする
のが望ましい。
リオレフィン系透湿性フィルムの少なくとも片面に不織
布を積層するに際し、該不織布の積層に供する面に、ホ
ットメルト系接着剤を、平均繊維径1〜25μmの微細
繊維状物として、0.1〜3g/m2の塗布量でダイコ
ーティング方式により塗布し、次いで該ポリオレフィン
系透湿性フィルムと不織布とを積層することによって
も、良好に製造できる。
メルト系接着剤が押出されるコーティングヘッドを不織
布に接触させて、その凸部に該ホットメルト系接着剤を
繊維状に塗布することにより実施される。そして、塗布
されるホットメルト系接着剤の繊維状物の平均繊維径が
1〜25μm、好ましくは3〜18μmであり、その塗
布量が0.1〜3g/m2となるようにすることによ
り、前記積層面の区画当たりに、少なくとも一つの接着
点を形成させることが可能になり、本発明の透湿性複合
フィルムが製造できる。具体的には、コーティングヘッ
ドのスリット幅を0.4mm以下にするのが好ましい。
トメルト系接着剤の塗布は、不織布に施すことが必要で
ある。ダイコーティング方式では、表面が平滑な透湿性
フィルムに対しホットメルト系接着剤を、積層面におけ
る接着点の存在割合が前記割合になるように塗布するこ
とが困難になる。
塗布した後、ポリオレフィン系透湿性フィルムと不織布
とを積層することにより、本願発明の透湿性複合フィル
ムが良好に得られる。
発生が極めて少なく外観上好ましい。また、良好な透湿
性があり、不織布が積層されることにより肌触りが良
い。従って、本発明の透湿性複合フィルムは、肌触りの
よい布地に近いの風合いが要求される透湿防水フィルム
の用途、即ち、紙オムツや衛生ナプキン等の用途に好適
に用いられる。
に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限さ
れるものではない。なお、各物性は次の方法により測定
した。
着剤が付着している透湿性フィルムを走査電子顕微鏡
「JEOL JSM−T220」を用いて観察し、繊維
径を観察し、平均繊維径を求めた。
点の有無 透湿性複合フィルムから任意に2×2mm区画の試料片
を20枚切り出し、該試料片の全てが、透湿性フィルム
と不織布とに剥がれずに接着されているかどうかで確認
した。また、上記20枚の全てに接着点が存在していな
かった場合、切り出す積層面の区画を広げ、何mmの正
方区画ならば、20枚全てが剥がれずに接着されている
かも確認した。
た。
面を観察して次の基準で判定した。
に問題とはならない。
住友化学(株)製、商品名:スミカセン−LFA201
−1、MFR=2g/10min、密度0.92/cm
3、融点120℃ )100重量部、及び重質炭酸カル
シウム(白石カルシウム(株)製、商品名:ライトン2
00−B−10、平均粒径1.0μm高級脂肪酸表面処
理品)150重量部に、紫外線吸収剤、耐候安定剤を配
合し、30mm二軸押出機を用いて190℃のシリンダ
ー温度で溶融し、ペレット状の混練物を得た。このペレ
ットをインフレーション押出機を用い、シリンダー温度
170℃、ダイ温度180℃、引取スピード10m/m
inの条件にて厚さ33μm折径400mmの筒状シー
トを成形した後、60℃の温度で縦方向に1.5倍に延
伸した後、さらにマンドレル延伸機を用いて横方向に
1.3倍に延伸して厚さ25μm、目付25g/m2の
透湿性フィルムを得た。このフィルムの空隙率は43
%、最大細孔径は0.7μm、透湿度は5050g/m
2・24hrであった。
ダイ(塗布幅300mm、ノズル径0.4mm)を用い
てフクロン(株)製乾式カード不織布「d−017」
(繊維素材;ポリプロピレン、目付17g/m2、平均
繊維径20μm、引裂強度1.6N)にエチレン−酢酸
ビニル系のホットメルト系接着剤「H−6805」(ニ
ッタフィンドレイ(株)製)を塗布温度160℃(ホッ
トメルト系接着剤の溶融粘度2400mPa・s)で、
塗布量が1g/m2、エアーの圧力200kpaで平均
繊維径が20μmとなるように繊維状として吹き付け、
上記製法で得られた透湿性フィルムと貼り合わせた。得
られた透湿性複合フィルムの物性を表1に示した。ま
た、かかる透湿性複合フィルムをバックシートに用い、
良好な肌触りと風合いの紙おむつを製造した。
布温度を180℃、エアーの圧力を300kpaに変え
ることにより、ホットメルト系接着剤の繊維状物の平均
繊維径を10μm、塗布量を2g/m2に変えた以外は
実施例1と同様に行った。得られた透湿性複合フィルム
の物性を表1に示した。また、かかる透湿性複合フィル
ムをバックシートに用い、良好な肌触りと風合いの紙お
むつを製造した。
ーティング方式であるコーティングヘッドに変え、コー
ティングヘッドのスリット幅を0.4mm及び0.3m
mとすることにより、ホットメルト系接着剤の繊維状物
の平均繊維径を10μm及び5μmに変えた以外は実施
例1と同様に行った。得られた各透湿性複合フィルムの
物性を表1に示した。また、それぞれの透湿性複合フィ
ルムをバックシートに用い、良好な肌触りと風合いの紙
おむつを製造した。
0.6mmに変えて、ホットメルト系接着剤の繊維状物
の平均繊維径を30μm及び50μmに変えた以外は実
施例1と同様に行った。得られた透湿性複合フィルムの
物性を表1に示した。
外は実施例1と同様に行った。得られた透湿性複合フィ
ルムの物性を表1に示した。
Claims (4)
- 【請求項1】ポリオレフィン系透湿性フィルムの少なく
とも片面に不織布が積層されてなる透湿性複合フィルム
であって、該ポリオレフィン系透湿性フィルムと不織布
との間にホットメルト系接着剤が0.1〜3g/m2の
割合で散在しており、該接着剤を介してポリオレフィン
系透湿性フィルムと不織布とは、積層面2×2mm区画
当たりに少なくとも一つの接着点が存在していることを
特徴とする透湿性複合フィルム。 - 【請求項2】請求項1記載の透湿性複合フィルムからな
る紙オムツのバックシート。 - 【請求項3】ポリオレフィン系透湿性フィルムの少なく
とも片面に不織布を積層するに際し、該ポリオレフィン
系透湿性フィルム及び不織布の少なくとも一方の積層に
供する面に、ホットメルト系接着剤を、平均繊維径1〜
25μmの微細繊維状物として、積層面での塗布量が
0.1〜3g/m2になるようにノズル吐出方式により
塗布し、次いで該ポリオレフィン系透湿性フィルムと不
織布とを積層することを特徴とする請求項1記載の透湿
性複合フィルムの製造方法。 - 【請求項4】ポリオレフィン系透湿性フィルムの少なく
とも片面に不織布を積層するに際し、該不織布の積層に
供する面に、ホットメルト系接着剤を、平均繊維径1〜
25μmの微細繊維状物として、0.1〜3g/m2の
塗布量でダイコーティング方式により塗布し、次いで該
ポリオレフィン系透湿性フィルムと不織布とを積層する
ことを特徴とする請求項1記載の透湿性複合フィルムの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26118297A JP3838758B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 透湿性複合フィルム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26118297A JP3838758B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 透湿性複合フィルム及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199601A true JPH1199601A (ja) | 1999-04-13 |
| JP3838758B2 JP3838758B2 (ja) | 2006-10-25 |
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- 1997-09-26 JP JP26118297A patent/JP3838758B2/ja not_active Expired - Fee Related
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