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JPH1191537A - ブレーキ制御装置 - Google Patents

ブレーキ制御装置

Info

Publication number
JPH1191537A
JPH1191537A JP25533697A JP25533697A JPH1191537A JP H1191537 A JPH1191537 A JP H1191537A JP 25533697 A JP25533697 A JP 25533697A JP 25533697 A JP25533697 A JP 25533697A JP H1191537 A JPH1191537 A JP H1191537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
speed
wheels
value
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25533697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Imamura
政道 今村
Koji Furuyama
浩司 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP25533697A priority Critical patent/JPH1191537A/ja
Publication of JPH1191537A publication Critical patent/JPH1191537A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 四輪駆動車において、駆動輪スリップを抑制
して走行安定性を確保しながらも高い走行性能が得られ
るようにすること。 【解決手段】 車輪速センサdを含む走行状態検出手段
eと、駆動輪のスリップ状態を判断する駆動輪スリップ
検出手段fと、ブレーキユニットcの作動を制御して駆
動輪に制動力を発生させて駆動輪スリップを抑制させる
制動力制御手段gと、を備えたブレーキ制御装置におい
て、制動力制御手段gに、駆動輪スリップが発生してい
る車輪が安定性重視の車輪か駆動力重視の車輪かを判断
する車輪判断部hと、安定性重視の第1収束値およびこ
の第1収束値よりも大きい駆動力重視の第2収束値を有
し、安定性重視の車輪については車輪速が第1収束値に
収束するよう制動力を制御し、駆動力重視の車輪につい
ては車輪速が第2収束値に収束するよう制動力を制御す
る車輪速制御部jとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動輪にスリップ
が発生したときに、この車輪に制動力を発生させて駆動
輪スリップを抑制させるようにしたブレーキ制御装置に
関し、特に、四輪駆動車に設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のように制動力を発生させて
駆動輪スリップを抑制させるようにした装置として、特
開平1−141155号公報に記載のものが公知であ
る。この従来装置は、各車輪速を検出する車輪速センサ
と、この車輪速センサの検出値から疑似車体速を求める
手段と、疑似車体速と車輪速とを比較し、車輪速が疑似
車体速よりも所定値以上大きくなると駆動輪スリップが
発生しているとしてこの車輪のホイルシリンダにブレー
キ液圧を供給するよう制御する手段とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、悪路走行性
能など高い走行性能を発揮する車両として、四輪駆動車
が知られているが、この四輪駆動車に上記従来技術を適
用した場合、以下に述べるような問題が生じる。 (1) 四輪駆動車において、駆動輪スリップ発生時に全て
の駆動輪に対して、この駆動輪スリップを完全に抑える
制御を実行すると、四輪駆動車特有の走行性能の高さを
損なうものであり、特に、悪路走破性の低下を招く。
【0004】(2) 上述の従来技術では、疑似車体速を求
める場合には、従動輪の車輪速に基づいて求めるよう構
成されているが、四輪駆動車にあっては、全車輪に駆動
力が伝達されるため、駆動輪スリップが生じてしまう
と、全ての車輪速が実際の走行速度よりも高い値となる
可能性が極めて高く、このめに、車輪速センサの検出値
のみに基づいて正確に疑似車体速度を求めることができ
なかった。したがって、上記従来技術をそのまま四輪駆
動車に適用するのは困難であった。 (3) 上記(2) の問題を解決するには、加速度センサを設
けて車体の加速度を検出し、この加速度から車体速を求
める手段を用いることが考えられるが、このような手段
にあっては、車輪速センサに加えて加速度センサが必要
であるためコストアップを招いてしまう。 本発明は、上述の従来の問題点に着目してなされたもの
で、四輪駆動車において、駆動輪スリップを抑制して走
行安定性を確保しながらも高い走行性能が得られるよう
にすることを目的とするとともに、四輪駆動車において
駆動輪スリップの発生時にも、車輪速センサの検出値に
基づいて、高い精度で疑似車体速を求めることができる
ようにして、四輪駆動車にあっても安価な手段により駆
動輪スリップの抑制を可能とすること目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明は、図1のクレーム対応図に示すように、四輪
駆動車に設けられたブレーキ制御装置であって、運転者
の制動操作とは無関係に液圧を発生可能なブレーキ液圧
源aと、このブレーキ液圧源aのブレーキ液圧を、各輪
を制動するホイルシリンダbに供給・排出させて、各ホ
イルシリンダbのブレーキ液圧を、それぞれ独立して制
御可能に構成されたブレーキユニットcと、車両の左右
前輪,左右後輪の各輪の車輪速を検出する車輪速センサ
dを含む走行状態検出手段eと、この走行状態検出手段
eからの入力に基づいて各車輪速ならびに車体速を求
め、これら車輪速と車体速とから駆動輪のスリップ状態
を判断する駆動輪スリップ検出手段fと、この駆動輪ス
リップ検出手段fの判断結果に基づいてブレーキユニッ
トcを作動させ、駆動輪スリップが発生している車輪に
制動力を発生させて駆動輪スリップを抑制させる制動力
制御手段gと、を備えたブレーキ制御装置において、前
記制動力制御手段gは、駆動輪スリップが発生している
車輪が安定性重視の車輪か駆動力重視の車輪かを判断す
る車輪判断部hと、安定性重視の第1収束値およびこの
第1収束値よりも大きい駆動力重視の第2収束値を有
し、前記車輪判断部hの判断結果に応じて、安定性重視
の車輪については車輪速が第1収束値に収束するよう制
動力を制御し、駆動力重視の車輪については車輪速が第
2収束値に収束するよう制動力を制御する車輪速制御部
jとを備えている手段とした。請求項2記載の発明は、
請求項1記載のブレーキ制御装置において、前記第1収
束値は、車体速とし、前記第2収束値は、車体速に正の
しきい値加えて作成していることを特徴とする。請求項
3記載の発明は、請求項1または2記載のブレーキ制御
装置において、前記駆動輪スリップ検出手段fは、各車
輪速から疑似車体速を求め、各車輪速とこの疑似車体速
との関係から駆動輪のスリップ状態を判断するよう構成
され、かつ、駆動輪スリップ発生後は、安定性重視の車
輪の車輪速に基づいて疑似車体速を求めるよう構成され
ていることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求
項1ないし3記載のブレーキ制御装置において、前記車
輪判断部hでは、安定性重視の車輪と駆動力重視の車輪
とは予め設定されていることを特徴とする。請求項5記
載の発明は、請求項1ないし3記載のブレーキ制御装置
において、走行状態に応じて安定性重視の車輪と駆動力
重視の車輪とを設定する車輪設定部kが設けられ、前記
車輪判断部hは、車輪設定部kの設定に基づいて前記車
輪判断を行うことを特徴とする。請求項6記載の発明
は、請求項5記載のブレーキ制御装置において、前記車
輪設定部kは、走行状態検出手段eに含まれる舵角セン
サ,横加速度センサ,ヨーレイトセンサの少なくとも1
つの検出信号に基づいて安定性重視の車輪と駆動力重視
の車輪とを設定するよう構成されていることを特徴とす
る。請求項7記載の発明は、請求項6記載のブレーキ制
御装置において、前記車輪設定部kは、舵角センサmお
よびヨーレイトセンサnの検出信号に基づいて、発生ヨ
ーレイトが第1の所定値未満であり、かつ、操舵角が中
立からヨーレイト発生方向とは逆方向の第1の所定値と
ヨーレイトの発生方向の第2の所定値との間の範囲に収
まっているときには通常域であるとして、左右前輪を安
定性重視の車輪に設定し、発生ヨーレイトが前記第1の
所定値よりも小さな第2の値未満であり、かつ、舵角が
前記第2の所定値よりも大きな第3の所定値以上のとき
には回避要求域であるとして、左右前輪を安定性重視の
車輪に設定し、上記回避要求域を除いて、発生ヨーレイ
トが第1の所定値よりも大きな第3の所定値未満であ
り、かつ、操舵角が前記第2の所定値以上のときには安
定旋回域であるとして、左右前輪の一方とそれと対角を
成す左右後輪の他方を安定性重視の車輪に設定し、上記
通常域,安定旋回域,回避要求域を除いた領域であっ
て、舵角がヨーレイトの発生方向とは逆方向に前記第1
の所定値よりも大きいが、舵角が前記第2の所定値未満
で発生ヨーレイトが前記第1の所定値以上であるか、舵
角が前記第2の所定値以上で発生ヨーレイトが前記第3
の所定値以上であるかしたときには不安定域として、左
右前輪に左右後輪の一方を加えた3輪を安定性重視の車
輪に設定するよう構成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】駆動輪スリップの発生時には、駆動輪スリップ
検出手段fがこの駆動輪スリップを検出すると、制動力
制御手段gは、車輪判断部hにより制御対象輪が安定性
重視の車輪か駆動力重視の車輪かを判断し、制御対象輪
が安定性重視の車輪である場合には、第1収束値に向け
て車輪速を収束させ、制御対象輪が駆動力重視の車輪で
ある場合には、第1収束値よりも大きな値の第2収束値
に向けて車輪速を収束させる。このように、駆動輪スリ
ップが生じた車輪に制動力を発生させて車輪速を所定の
収束値に向けて収束させるにあたり、値の異なる第1の
収束値と第2の収束値とを設定し、例えば操舵輪のよう
に安定性重視の車輪は、低い値に収束させる一方で、駆
動力重視の車輪は、高い値に収束させることにより、駆
動力重視の車輪についてはある程度の駆動輪スリップを
許容させて充分な駆動力を発揮させるようにして四輪駆
動車特有の高い走行性能を確保しながらも、安定性重視
の車輪については、低い値に収束させて、駆動輪スリッ
プの発生により車両のコントロール性が損なわれるのを
防止することができる。この場合、安定性重視の車輪の
車輪速を収束させる第1収束値を、請求項2記載の発明
のように車体速としたり、あるいは車体速未満として駆
動輪スリップを許容しないようにすることで、より安定
化を図ることができる。請求項3記載の発明では、駆動
輪スリップ検出手段fは、各車輪速から疑似車体速を求
め、各車輪速とこの疑似車体速との関係から駆動輪のス
リップ状態を判断するが、この駆動輪スリップ検出手段
fは、駆動輪スリップ発生後は、安定性重視の車輪の車
輪速に基づいて疑似車体速を求める。上述のように、駆
動力重視の車輪については、ある程度の駆動輪スリップ
を許容しているのに対し、安定性重視の車輪について
は、収束値(第1収束値)を小さく設定して駆動輪スリ
ップの許容量を小さくしており、特に、請求項2記載の
発明にあっては、この第1収束値を車体速としているた
め、この安定性重視の車輪の車輪速に基づいて求める疑
似車体速は、実車体速に近い値となる。
【0007】なお、安定性重視の車輪と駆動力重視の車
輪とは、例えば、前者を前輪、後者を後輪というように
予め設定していてもよいし(請求項4)、あるいは、請
求項5ないし7記載の発明のように、走行状態に応じて
車輪設定部において設定するようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図2は実施の形態のブレーキ装
置の要部を示す構成図であって、図中1はマスタシリン
ダである。このマスタシリンダ1は、運転者が図外のブ
レーキペダルを操作することにより液圧を発生するよう
構成されている。
【0009】前記マスタシリンダ1は、ブレーキ回路2
を介してホイルシリンダ3に接続されている。そして、
ブレーキ回路2の途中には、ブレーキ回路2の上流(マ
スタシリンダ1側)と下流(ホイルシリンダ3側)とを
連通させる給排状態と、ホイルシリンダ3のブレーキ液
をドレン回路4に逃がす減圧状態と、ブレーキ回路2を
遮断してホイルシリンダ3のブレーキ液圧を保持する保
持状態とに切替可能な切替弁5が設けられている。した
がって、ホイルシリンダ2の液圧は、切替弁5の切り替
えに基づいて任意に制御可能である。なお、前記切替弁
5は、非作動時には図示を省略したばねの力により図示
の給排状態に保持されている。
【0010】また、前記ドレン回路4には、ブレーキ液
を貯留可能なリザーバ6が設けられている。そして、前
記リザーバ6に貯留されているブレーキ液をブレーキ回
路2の前記切替弁5よりも上流位置に還流させるポンプ
(ブレーキ液圧源)7が設けられている。
【0011】さらに、前記リザーバ6とポンプ7との間
と前記マスタシリンダ1とが、一部ブレーキ回路2を介
して加給回路8で接続されている。そして、前記加給回
路8には、常閉の電磁弁であるイン側ゲート弁9が設け
られている。また、ブレーキ回路2においてポンプ7の
吐出位置よりも上流には常開のアウト側ゲート弁10が
設けられている。
【0012】上述した図2において一点鎖線で囲まれた
範囲の構成は、ブレーキユニット11として1つにまと
められている。図2では1つの車輪について構成を説明
しているが全体としては図3に示すように構成され、前
記ブレーキユニット11は、4つの車輪FR,FL,R
R,RLの各ホイルシリンダ3(図3において図示省
略)のブレーキ液圧を任意に制御することができるよう
構成されている。ちなみに、本実施の形態は、4つの車
輪FR,FL,RR,RLが全て駆動される四輪駆動車
に適用されているものである。
【0013】前記ブレーキユニット11(切替弁5、ポ
ンプ7、イン側ゲート弁9、アウト側ゲート弁10)の
作動は、コントロールユニット12により制御される。
このコントロールユニット12は、入力手段として、各
車輪FR,FL,RR,RLの回転速度を検出する車輪
速センサ13,13,13,13と、前後方向加速度を
検出する加速度センサ14と、舵角を検出する舵角セン
サ15と、車両のヨーレイトを検出するヨーレイトセン
サ16とが設けられている。
【0014】前記コントロールユニット12は、制動時
の車輪ロックを防止するABS制御と、車両挙動に応じ
て車両挙動を安定させる方向に制動力を発生させる運動
安定制御を実行する。
【0015】ここで、まず、ABS制御について簡単に
説明すると、このABS制御は、制動時に車輪がロック
するのを防止すべく、制動時の各車輪速を車体速とこれ
よりも低い値に設定されたしきい値との範囲内に保つべ
く切替弁5の切替を制御するものであり、このとき、ア
ウト側ゲート弁10は、図示の開弁状態に保ち、イン側
ゲート弁9は、図示の閉弁状態に保つ。なお、このAB
S制御については周知の制御であり、本発明の要旨では
ないために詳細な説明は省略する。
【0016】次に、運動安定制御について簡単に説明す
ると、この制御は制動時・非制動時にかかわらず実行す
る制御であって、図2において、アウト側ゲート弁10
を閉弁させるとともにイン側ゲート弁11を開弁させ、
この状態でポンプ7を駆動させると、ポンプ7はマスタ
シリンダ1のブレーキ液をブレーキ回路2に吐出してブ
レーキ回路2の液圧が上昇する。したがって、切替弁5
を制御することにより各輪のホイルシリンダ3を任意の
液圧に制御して任意の車輪に任意の制動力を発生させる
ことができる。上述の運動安定制御は、このようにして
発生させた制動力により車両挙動を安定方向に制御する
ものであり、これは以下に説明する2つの制御により構
成されている。すなわち、1つの制御は駆動輪スリップ
抑制制御(以下、この制御をTCS制御と称する)であ
って、これは加速時に駆動スリップが発生したときに、
その車輪に制動力を発生させて駆動スリップを抑える制
御である。もう1つの制御は、ヨーレイト制御であり、
旋回時に車両がアンダステア状態やオーバステア状態と
なったときに、この状態を抑制させる方向にヨーモーメ
ントを発生させるべく所望の車輪に制動力を発生させる
制御である。
【0017】次に、上記運動安定制御において、本実施
の形態の特徴とするTCS制御について説明する。本実
施の形態のTCS制御は、駆動輪である4輪を安定性重
視の車輪と駆動力重視の車輪とに分け、前者に駆動輪ス
リップが発生したときには、疑似車体速Vi(第1収束
値)に収束させて駆動スリップのない状態に制御し、一
方、後者に駆動輪スリップが生じたときには、疑似車体
速Viに正のしきい値S2を加えた値(第2収束値)に
収束させて、ある程度の駆動スリップを許容するように
制御するものである。まず、本実施の形態のTCS制御
の概要を図4のフローチャートにより説明する。車輪速
センサ13からの入力に基づいて車輪速Vwを演算し
(S101)、次に、車輪速Vwから疑似車体速Viを
演算し(S102)、車輪速Vwと疑似車体速Viとに
基づいて駆動輪スリップの有無を判断し(S103)、
駆動輪スリップが生じている車輪に制動力を発生させて
駆動輪スリップを抑制させる処理を実行し(S10
4)、制御対象輪の加速度αを演算し(S105)、こ
の加速度αに基づいて疑似車体速Viを更新する(S1
06)。以上の流れを繰り返すものである。
【0018】図5は、上述の駆動輪スリップ制御時の流
れを詳細に示すフローチャートであって、この制御は図
外のイグニッションスイッチをONとするとスタートさ
れ、ステップS11では、初期値をセットする。
【0019】ステップS12では、4輪の車輪速VwF
R,VwFL,VwRR,VwRLから1つの車輪速を
選択してセレクト車輪速Vfを作成する。このとき、本
実施の形態では、各車輪速の中の最小値を選択する。す
なわち、各車輪速の中で大きい値の方が駆動スリップを
含んでいる可能性が高いのに対し最小の値はその可能性
が最も低いと考えられるからである。しかしながら、各
車輪速のうちで最大値以外の値であれば、他の値、すな
わち、小さい方から2番目あるいは3番目を選択するよ
うにしてもよい。また、4輪の車輪速VwFR,VwF
L,VwRR,VwRLのうちで、これらの中の1つに
特定しないいずれか1つの車輪速を示す場合には、Vw
xxと表示することにする。
【0020】ステップS13では、現在のセレクト車輪
速Vfが、セレクト車輪速Vfに基づいて作成された疑
似車体速Viの過去値Vi-1 に車体加速度α(その時間
積分値)を加えた値(Vi-1 +α)以上であれば、ステ
ップS14に進み、未満であればステップS15に進
む。なお、前記車体加速度αとして、制御の初回、すな
わち過去値Vi-1 を有していない時点では、予め設定さ
れている車両が加速し得る加速度の最大値である0.4
Gを用い、その後、後述するステップS27の処理に基
づいてセレクト車輪速Vfの最下点判断から車体加速度
αを求めた場合には、その値を使用する。すなわち、こ
のステップS13は、全車輪がスリップしているか否か
を判定しているものであり、4輪のうちで最も小さい車
輪速から作成したセレクト車輪速Vfが、前回の疑似車
体速Vi-1 に加速度αを加えた値、つまり計算上想定さ
れる車体速よりも大きいということは、全車輪がスリッ
プしていることを意味するものである。
【0021】全車輪がスリップしている場合に進むステ
ップS14では、疑似車体速Viを前回の疑似車体速
(過去値)Vi-1 に加速度αを足して作成するととも
に、過去値Vi-1 を前回値V0として設定する。すなわ
ち、全車輪において駆動輪スリップが生じている間は、
車輪速Vwは、車体速との相関がない状態となっている
ため、疑似車体速Viは、前回の疑似車体速(過去値)
i-1 から計算により求めるものである。一方、駆動輪
スリップが全輪には生じていないと判断したときに進む
ステップS15では、現在のセレクト車輪速Vfをその
まま疑似車体速Viとする。
【0022】ステップS16では、今回の流れが、駆動
輪スリップの発生に応じてこれを抑制するTCS制御を
開始後、2回目以降の流れであるのか否か(TCS制御
を実行していることを示すTCSフラグが1にセットさ
れているか否か)を判定し、YESすなわち2回目以降
であればステップS19に進み、NOすなわち1回目の
流れであればステップS17に進む。
【0023】ステップS17では、制御対象の車輪速V
wxxが疑似車体速Viよりも大きいか否か、すなわち
空転(駆動輪スリップ)が発生しているか否かを判定
し、YESすなわち駆動輪スリップ発生時には、ステッ
プS18に進み、NOすなわち駆動輪スリップ非発生時
には、ステップS12に戻る。
【0024】さらに、ステップS18では、制御対象の
車輪速Vwが疑似車体速Viに第1しきい値S1を加え
た値以上か否か判定し、YESすなわちVi+S1以上
でステップS19に進み、NOすなわちVi+S1未満
でステップS12に戻る。すなわち、このステップS1
8では、所定量以上の駆動輪スリップが生じているか否
かを判定しているものであり、所定量以上の駆動輪スリ
ップが生じていたら、ステップS19以降のTCS制御
に進んで駆動輪スリップを抑制するが、Vi+S1未満
のスリップ量であれば、これを許容するものである。
【0025】ステップS19では、制御対象輪(駆動輪
スリップが発生している車輪)がb系統(安定性重視の
車輪)か否かを判定し、b系統であればステップS21
に進み、b系統でなければ、すなわち、a系統(駆動力
重視の車輪)であればステップS20に進む。ちなみ
に、制御対象輪がa系統であるかb系統であるかは、予
め設定してもよいし、車両の挙動に応じて設定するよう
にしてもよい。本実施の形態では、まず、予め設定して
いる場合について説明するものであり、本実施の形態で
は、前輪駆動車ベースの四輪駆動車を例に挙げているた
め、左右前輪をa系統(駆動力重視の車輪)とし、左右
後輪をb系統(安定性重視の車輪)と設定されているも
のとする。
【0026】ステップS20では、a系統の車輪に対し
て、疑似車体速Viに第2しきい値S2を加えた値に収
束させるための制御量Pを決定して、制御信号を出力す
るとともに、TCSフラグを1にセットする。ここで制
御量Pとは、切替弁5を給排状態に切り替える制御信号
の出力時間のことであり、すなわち、本処理の場合、イ
ン側ゲート弁9を開弁するとともにアウト側ゲート弁1
0を閉弁させ、かつ、ポンプ7の駆動を開始すると同時
に一旦切替弁5を保持状態に切り替えて、ホイルシリン
ダ3側を閉鎖させ、ブレーキ回路2においてアウト側ゲ
ート弁10と切替弁5との間に高圧を溜め、そして、こ
の状態から切替弁5を給排状態に切り替える信号を出力
し、ホイルシリンダ3に高圧を供給して制御対象輪に所
望量の制動力を発生させるものである。
【0027】さらに、このステップS20における、制
動力発生処理は、制御対象輪に対して、加速力を確保さ
せるべく適度な駆動輪スリップを持たせてコントロール
を行うものであり、この場合、制御量Pは、下記式
(1)により求めたり、あるいはマップにより求めるよ
うにしてよい。 P=K1 (△e)+K2 I+K3 e …(1) ここで、eは偏差であり、この偏差eは、下記式(2)
により求める。 e=|Vwxx−(Vi+S2)| …(2) また、上記(1)式において、Iは下記式(3)により
求める。 I=△e+∫edt …(3) 上述のようにして決定される制御量Pは、図6に示すよ
うに、所定幅の不感帯を有した特性となる。
【0028】ステップS21では、車輪速Vwxxが疑
似車体速Vi以下であるか否かを判定し、疑似車体速V
i以下であればステップS23に進み、疑似車体速Vi
よりも大きければステップS22に進む。すなわち、こ
のステップは、TCS制御の実行により車輪速Vwxx
が収束値である疑似車体速Vi以下に低下してしまった
か否かを判断するものである。
【0029】ステップS22では、制御対象の車輪速V
wxxを疑似車体速Viまで低下させるのに必要な制御
量Pを決定し、さらに、この決定された制御量Pに応じ
た制御信号を出力するとともに、TCSフラグを1にセ
ットする。この場合の制御量Pも上記(1)式により求
める。なお、Iを求める式も上記式(3)によるが、偏
差eを求める式は上記式(2)と異なり、下記式(4)
により求める。 e=|Vwxx−Vi| …(4) ステップS23では、車輪加速度△Vwを求め、この車
輪加速度△Vwが負から正に切り替わったか否かを判定
し、切り替わったのであればステップS25に進み、切
り替わっていなければステップS24に進む。この判断
ステップは、TCS制御により車輪速Vwが車体速Vi
以下に低下した状態から、増速状態に確実に復帰してい
ることを確認するものであり、加速状態に復帰していな
いときには、ステップS24に進んで、加速状態とする
ための制御量Pを求め、その制御量に向けて出力すると
ともに、TCSフラグを1にセットする。なお、この場
合も、制御量Pは、ステップS22と同様に、上記式
(1)(3)(4)に基づいて求める。なお、ステップ
S23において、加速状態に復帰したか否かの確認を車
輪加速度△Vwの正負で行うようにしているが、この確
認をより確実に行うために、車輪加速度△Vwが、例え
ば、△Vw<0.8の状態から、△Vw≧0.1の状態
に変化したか否かというように、正の値の範囲で判定す
るようにしてもよい。なお、ステップS22およびS2
4では、b系統(安定性重視系統)の車輪に対して、操
縦安定性を確保するとともに、疑似車体速Viを実車体
速に近付けさせるために、車輪速Vwxxを疑似車体速
Vi近くまで低下させるハンチング制御を行う。
【0030】ステップS25では、制御対象輪の制御量
Pが不感帯の範囲内に入った状態が一定時間続いたらT
CSフラグ=0とする。すなわち、このステップS25
は、車輪速Vwが収束値に近づいて駆動輪スリップが許
容量の範囲内に収まったか否かを判定するものである。
続くステップS26では、制御終了か否か、すなわちT
CSフラグ=0であるか否かを判定し、TCSフラグ=
0でればステップS11に進み、TCSフラグ=1であ
ればステップS27に進む。ちなみに、このステップS
26でNoと判定されるのは、ステップS25の処理に
おいて制御量Pの状態が一定時間を越えていない場合で
ある。
【0031】ステップS27では、セレクト車輪速Vf
の最下点判断時の速度をVpとし、この値Vpとステッ
プS14で設定したV0とにより下記式(5)に基づい
て、加速度αを求め、これを更新する。 α=(Vp−V0)/サイクル周期 …(5)
【0032】次に、実施の形態の動作を図7のタイムチ
ャートにより説明する。この図は、4輪がスリップする
ことなく同期回転を行っている状態から、t0の時点で
加速操作を行い、駆動輪スリップが生じた場合を示して
いる。この場合、a系統の車輪速Vwxx、およびb系
統の車輪速Vwxxがしきい値Vi+S1以上となる
と、ステップS18→S19に進み、a系統の車輪に対
しステップS20の処理を実行し、b系統の車輪に対し
ステップS22の処理を実行する。この結果、b系統の
車輪速(図中b1,b2)は疑似車体速Vi(第1収束
値)にハンチングしながら収束し、a系統の車輪の車輪
速(図中a1,a2)は、疑似車体速ViにS2を加え
た値(第2収束値)にハンチングしながら収束する。す
なわち、現在の車速に最大加速度を加えた値をVcar
とし、このVcarを疑似車体速Viとして、この値V
iおよびVi+S2に収束させるようにすることで、徐
々に振れ幅を小さくしながらこれらの値に収束するもの
である。
【0033】本実施の形態は前輪駆動車をベースとした
四輪駆動車であり、左右前輪は、疑似車体速Viよりも
高い速度で回転することにより、加速操作に応じた過剰
とならない範囲で最大限の駆動力が確保され、一方、左
右後輪は、疑似車体速Viに等しい速度でスリップが生
じないように回転させて、車両のヨーモーメントが過剰
あるいは不足することなく操縦安定性が確保される。こ
のように、本実施の形態では、従来と比較して、駆動輪
スリップ発生時に、左右前輪については、ある程度(S
2)のスリップを許容することで、四輪駆動車の高い走
行性能を確保することができ、それに対して、後輪につ
いては、スリップを抑えることで疑似車体速Viに近い
値に保持される。したがって、TCS制御時にあって
は、疑似車体速Viを形成する元となるセレクト車輪速
Vfとしては、左右後輪のいずれかの車輪速Vwxxが
用いられ、これら左右後輪はスリップを許容していない
から、疑似車体速Viは、実車体速に近い値とすること
ができるものである。よって、疑似車体速Viを求める
にあたり加速度センサを用いることなく車輪速センサ1
3の検出値により求める安価な手段において、四輪駆動
車としての走行性能を確保しながらも、車輪速Vwxx
から高い精度で疑似車体速Viを求めることができると
いう効果が得られる。
【0034】次に、他の実施の形態について説明する。
この実施の形態は、a系統輪およびb系統輪を走行状態
に応じて設定する請求の範囲の車輪設定部をコントロー
ルユニット12に設けた形態である。この車輪設定部の
制御流れを図8のフローチャートに示している。このフ
ローは、図5に示すフローチャートのステップS19の
直前に設定する。
【0035】ステップS41では、舵角センサ15から
舵角信号θを読み込むとともに、ヨーレイトセンサ16
からヨー信号jを読み込む。ステップS42では、ヨー
信号jが正であるか否かを判定し、Yesすなわちj>
0でステップS43に進み、NOすなわちj≦0でステ
ップS44に進む。ちなみに、ヨーレイトセンサ16
は、右回り方向のヨーの発生で正のヨー信号jを出力す
るよう構成され、また、舵角センサ15も同様に右回り
方向で正の値となるように構成されている。
【0036】ステップS44では、舵角信号θに−1を
掛けた値を舵角Θとする処理を行った後ステップS43
に進み、ステップS43では、ヨー信号jの絶対値をヨ
ーレイトYとする処理を行う。
【0037】ステップS45〜S47では、舵角Θが、
それぞれしきい値θ1,θ2,θ3よりも小さいか、あ
るいは、しきい値θ3以上であるかを判定し、しきい値
θ1よりも小さければステップS48に進んで、b=4
という領域(不安定域)と判断する処理を行う。舵角Θ
が、しきい値θ1以上でθ2未満であれば、さらにステ
ップS49に進んでヨーレイトYがしきい値j1未満で
あるか否かを判定し、YesすなわちY<j1の場合は
ステップS50に進んでb=1という領域(通常域)と
判断する処理を行い、一方、NoすなわちY≧j1の場
合はステップS51に進んでb=4と判断する。
【0038】舵角Θが、しきい値θ2以上でθ3未満で
あれば、さらにステップS52に進んでヨーレイトYが
しきい値j2未満であるか否かを判定し、Yesすなわ
ちY<j2の場合はステップS53に進んでb=2とい
う領域(安定旋回域)と判断する処理を行い、一方、N
oすなわちY≧j2の場合はステップS54に進んでb
=4の領域と判断する処理を行う。
【0039】さらに、舵角Θが、しきい値θ3以上であ
れば、さらにステップS55に進んでヨーレイトYがし
きい値j0未満であるか否かを判定し、Yesすなわち
Y<j0の場合はステップS56に進んでb=3という
領域(回避要求域)と判断する処理を行い、一方、No
すなわちY≧j0の場合はステップS52に進んで上記
処理を行う。
【0040】続くステップS57では、各判定した領域
b=1〜4に応じて図9に示すマップを参照して、b系
統(安定性重視)の車輪を設定する。なお、このマップ
は、前輪駆動車(FF)ベースと後輪駆動車(FR)ベ
ースとで、設定を異ならせている。すなわち、駆動力を
重視の場合は、ベースとなる駆動側の車輪に駆動力を多
く与えるようにしている。また、b系統の車輪以外をa
系統(駆動力重視)の車輪とする。
【0041】上述の、各しきい値θ1,θ2,θ3,j
0,j1,j2は、図10に示すような関係で設定され
ており、θ1は例えば−10゜程度の負の値で、ヨーレ
イトYの発生方向と逆方向の角度であり、θ2は例えば
45゜程度の角度、θ3は例えば100゜程度の角度で
ある。そして、通常域b=1は、車両姿勢が安定してお
り、駆動力を重視してよい領域であり、安定旋回域b=
2は、旋回中であるが車両姿勢に乱れは少なく、駆動力
・安定性ともに重視する領域であり、回避要求域b=3
は、急に現れた前方の障害物を回避する場合のように、
操縦性を重視する領域であり、不安定域b=4は、例え
ば、オーバステア状態に陥っているような場合であり、
操舵安定性を重視する領域である。
【0042】上記制御による旋回時の制御例を図11に
示す。なお、この例は、a系統の車輪とb系統の車輪と
が対角に設定された場合であり、この場合も上述した実
施の形態と同様に、各収束値に向けてハンチングしなが
ら収束する。
【0043】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明はこの実施の形態に限定されるもので
はない。例えば、実施の形態では、第1収束値として疑
似車体速Viを用いたものを示したが、第1収束値は、
この疑似車体速Viに対して幅を有して設定してよいも
のであり、ある程度の駆動輪スリップを許容して第1収
束値を疑似車体速Viよりも大きな値を用いたり、ある
いは逆に、駆動輪スリップを確実に無くすことを目的と
して第1収束値を疑似車体速Viよりも小さな値に設定
してもよい。また、請求項1記載の発明では、四輪駆動
車特有の高い走行性能を確保しながらも、所望の車輪に
ついては駆動輪スリップを抑制して車両の安定性を確保
することを目的としており、疑似車体速を形成するため
の入力手段として加速度センサを用いることも可能とす
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明にあっ
ては、走行状態検出手段からの入力に基づいて各車輪速
ならびに車体速を求め、これら車輪速と車体速とから駆
動輪のスリップ状態を判断する駆動輪スリップ検出手段
と、この駆動輪スリップ検出手段の判断結果に基づいて
ブレーキユニットを作動させ、駆動輪スリップが発生し
ている車輪に制動力を発生させて駆動輪スリップを抑制
させる制動力制御手段とを備えたブレーキ制御装置にお
いて、前記制動力制御手段は、駆動輪スリップが発生し
ている車輪が安定性重視の車輪か駆動力重視の車輪かを
判断する車輪判断部と、安定性重視の第1収束値および
この第1収束値よりも大きい駆動力重視の第2収束値を
有し、前記車輪判断部の判断結果に応じて、安定性重視
の車輪については車輪速が第1収束値に収束するよう制
動力を制御し、駆動力重視の車輪については車輪速が第
2収束値に収束するよう制動力を制御する車輪速制御部
とを設けた構成としたため、駆動力重視の車輪について
はある程度の駆動輪スリップを許容させて充分な駆動力
を発揮させるようにして四輪駆動車特有の高い走行性能
を確保しながらも、安定性重視の車輪については、低い
値に収束させて、駆動輪スリップの発生により車両の安
定性が損なわれるのを防止することができるという効果
が得られる。請求項3記載の発明では、駆動輪スリップ
検出手段は、各車輪速から疑似車体速を求め、各車輪速
とこの疑似車体速との関係から駆動輪のスリップ状態を
判断し、かつ、駆動輪スリップ発生後は、安定性重視の
車輪の車輪速に基づいて疑似車体速を求めるように構成
したため、四輪駆動車において、加速度センサを用いな
い安価な手段を用い、しかも、四輪駆動車の走行性能を
損なうことのないように、駆動力重視の車輪はある程度
の駆動輪スリップを許容するように構成しているにもか
かわらず、疑似車体速は駆動輪スリップを余り許容しな
い安定性重視の車輪の車輪速に基づいて求めることによ
り、疑似車体速の精度を高めることができるという効果
が得られる。請求項4記載の発明では、安定性重視の車
輪と駆動力重視の車輪とを予め設定しているため、制御
を簡略化できる。請求項5ないし7記載の発明では、走
行状態に応じて安定性重視の車輪と駆動力重視の車輪と
を設定する車輪設定部を設けたため、走行状態に応じ
て、操縦性ならびに駆動力を確保する最適の車輪を設定
することができる。特に、請求項7記載の発明にあって
は、舵角センサとヨーレイトセンサの出力値に基づいて
的確に車両状態を判断し、安定性と駆動性との両立を図
る制御を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキ制御装置を示すクレーム対応
図である。
【図2】実施の形態の要部を示す構成図である。
【図3】本発明実施の形態のブレーキ制御装置を示す全
体図である。
【図4】駆動輪スリップ抑制制御の概略を示すフローチ
ャートである。
【図5】駆動輪スリップ抑制制御を示すフローチャート
である。
【図6】制御量特性図である。
【図7】実施の形態の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図8】他の実施の形態の制御流れを示すフローチャー
トである。
【図9】他の実施の形態のb系統車輪の設定マップであ
る。
【図10】他の実施の形態の設定特性図である。
【図11】他の実施の形態の動作を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】 a ブレーキ液圧源 b ホイルシリンダ c ブレーキユニット d 車輪速センサ e 走行状態検出手段 f 駆動輪スリップ検出手段 g 制動力制御手段 h 車輪判断部 j 車輪速制御部 k 車輪設定部 m 舵角センサ n ヨーレイトセンサ 1 マスタシリンダ 2 ブレーキ回路 3 ホイルシリンダ 4 ドレン回路 5 切替弁 6 リザーバ 7 ポンプ 8 加給回路 9 イン側ゲート弁 10 アウト側ゲート弁 11 ブレーキユニット 12 コントロールユニット 13 車輪速センサ 14 加速度センサ 15 舵角センサ 16 ヨーレイトセンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四輪駆動車に設けられたブレーキ制御装
    置であって、 運転者の制動操作とは無関係に液圧を発生可能なブレー
    キ液圧源と、 このブレーキ液圧源のブレーキ液圧を、各輪を制動する
    ホイルシリンダに供給・排出させて、各ホイルシリンダ
    のブレーキ液圧を、それぞれ独立して制御可能に構成さ
    れたブレーキユニットと、 車両の左右前輪,左右後輪の各輪の車輪速を検出する車
    輪速センサを含む走行状態検出手段と、 この走行状態検出手段からの入力に基づいて各車輪速な
    らびに車体速を求め、これら車輪速と車体速とから駆動
    輪のスリップ状態を判断する駆動輪スリップ検出手段
    と、 この駆動輪スリップ検出手段の判断結果に基づいてブレ
    ーキユニットを作動させ、駆動輪スリップが発生してい
    る車輪に制動力を発生させて駆動輪スリップを抑制させ
    る制動力制御手段と、を備えたブレーキ制御装置におい
    て、 前記制動力制御手段は、駆動輪スリップが発生している
    車輪が安定性重視の車輪か駆動力重視の車輪かを判断す
    る車輪判断部と、安定性重視の第1収束値およびこの第
    1収束値よりも大きい駆動力重視の第2収束値を有し、
    前記車輪判断部の判断結果に応じて、安定性重視の車輪
    については車輪速が第1収束値に収束するよう制動力を
    制御し、駆動力重視の車輪については車輪速が第2収束
    値に収束するよう制動力を制御する車輪速制御部とを備
    えていることを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1収束値は、車体速とし、前記第
    2収束値は、車体速に正のしきい値を加えて作成してい
    ることを特徴とする請求項1記載のブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動輪スリップ検出手段は、各車輪
    速から疑似車体速を求め、各車輪速とこの疑似車体速と
    の関係から駆動輪のスリップ状態を判断するよう構成さ
    れ、かつ、駆動輪スリップ発生後は、安定性重視の車輪
    の車輪速に基づいて疑似車体速を求めるよう構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のブレーキ
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車輪判断部において、安定性重視の
    車輪と駆動力重視の車輪とは予め設定されていることを
    特徴とする請求項1ないし3記載のブレーキ制御装置。
  5. 【請求項5】 走行状態に応じて安定性重視の車輪と駆
    動力重視の車輪とを設定する車輪設定部が設けられ、 前記車輪判断部は、車輪設定部の設定に基づいて前記車
    輪判断を行うことを特徴とする請求項1ないし3記載の
    ブレーキ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記車輪設定部は、走行状態検出手段に
    含まれる舵角センサ,横加速度センサ,ヨーレイトセン
    サの少なくとも1つの検出信号に基づいて安定性重視の
    車輪と駆動力重視の車輪とを設定するよう構成されてい
    ることを特徴とする請求項5記載のブレーキ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記車輪設定部は、舵角センサおよびヨ
    ーレイトセンサの検出信号に基づいて、発生ヨーレイト
    が第1の所定値未満であり、かつ、操舵角が中立からヨ
    ーレイト発生方向とは逆方向の第1の所定値とヨーレイ
    トの発生方向の第2の所定値との間の範囲に収まってい
    るときには通常域であるとして、左右前輪を安定性重視
    の車輪に設定し、発生ヨーレイトが前記第1の所定値よ
    りも小さな第2の値未満であり、かつ、舵角が前記第2
    の所定値よりも大きな第3の所定値以上のときには回避
    要求域であるとして、左右前輪を安定性重視の車輪に設
    定し、上記回避要求域を除いて、発生ヨーレイトが第1
    の所定値よりも大きな第3の所定値未満であり、かつ、
    操舵角が前記第2の所定値以上のときには安定旋回域で
    あるとして、左右前輪の一方とそれと対角を成す左右後
    輪の他方を安定性重視の車輪に設定し、上記通常域,安
    定旋回域,回避要求域を除いた領域であって、舵角がヨ
    ーレイトの発生方向とは逆方向に前記第1の所定値より
    も大きいが、舵角が前記第2の所定値未満で発生ヨーレ
    イトが前記第1の所定値以上であるか、舵角が前記第2
    の所定値以上で発生ヨーレイトが前記第3の所定値以上
    であるかしたときには不安定域として、左右前輪に左右
    後輪の一方を加えた3輪を安定性重視の車輪に設定する
    よう構成されていることを特徴とする請求項6記載のブ
    レーキ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102971172A (zh) * 2010-04-12 2013-03-13 雷诺股份公司 用于控制具有多种运行模式的扭矩传递致动器的系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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