JPH1180133A5 - 6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法 - Google Patents
6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法Info
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- JPH1180133A5 JPH1180133A5 JP1997236889A JP23688997A JPH1180133A5 JP H1180133 A5 JPH1180133 A5 JP H1180133A5 JP 1997236889 A JP1997236889 A JP 1997236889A JP 23688997 A JP23688997 A JP 23688997A JP H1180133 A5 JPH1180133 A5 JP H1180133A5
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【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農薬或いはポリマーの加硫剤として有用な6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法に関するものである。
【発明の属する技術分野】本発明は、農薬或いはポリマーの加硫剤として有用な6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンは農薬として広く使用されている化合物であり、またポリマーの加硫剤としても有用な化合物である。
【従来の技術】 6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンは農薬として広く使用されている化合物であり、またポリマーの加硫剤としても有用な化合物である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記の問題点を解決する、即ち毒性の強いホスゲンを使用しない新規な6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法を提供することにある。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記の問題点を解決する、即ち毒性の強いホスゲンを使用しない新規な6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンをアルカリ金属塩としたのち、安価で容易に入手しうるフェニルクロロホーメート類を反応させることにより、6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが高収率で経済的に、しかも簡便かつ安全に得られることを見出し、本発明を完成した。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンをアルカリ金属塩としたのち、安価で容易に入手しうるフェニルクロロホーメート類を反応させることにより、6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが高収率で経済的に、しかも簡便かつ安全に得られることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンをアルカリ金属塩としたのち、一般式
(式中、Rは水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシまたはニトロ基を表す。)で表される化合物と、相間移動触媒の存在下で反応させることを特徴とする6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法を提供するものである。
(式中、Rは水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシまたはニトロ基を表す。)で表される化合物と、相間移動触媒の存在下で反応させることを特徴とする6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法を提供するものである。
相間移動触媒としては、第四級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、第四級ホスホニウム塩等が挙げられ、更に具体的にはテトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド、塩化トリオクチルメチルアンモニウム、塩化N−n−オクチルピリジニウム、塩化テトラブチルホスホニウム等が挙げられる。この相間移動触媒の使用量は、2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンに対して通常0.1〜20モル%、好ましくは1〜5モル%程度である。
反応混合物中からの目的とする6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの取り出しであるが、濾過、洗浄、再結晶、或いは溶媒留出、再結晶といった一般的な操作により、容易に単離、精製することができる。
実施例1
メタノール100mlに、水酸化ナトリウム11.52gを溶解し、そこに2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリン30.0gを添加し、室温で1時間撹拌した。次いで、トルエン300mlを加え、濃縮し、完全にメタノールを留去し、2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンのナトリウム塩のトルエンスラリーが得られた。冷却後、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド2.32gを加え、45℃にてフェニルクロロホーメート45.07gのトルエン30ml溶液を30分間で滴下した。その後、45℃にて3時間撹拌した。反応終了後、80℃にて生成した無機塩を熱時濾過した後、トルエンを留去した。残渣にトルエン130mlを加え、加熱溶解した後、イソプロピルアルコール800mlを加え、室温で2時間撹拌した。更に−10℃に冷却、1時間撹拌した後、濾過し、イソプロピルアルコール60mlにて洗浄後、乾燥し、31.27gの6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが得られた。2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンにたいする単離収率は92.8%であった。このものをガスクロマトグラフィーにより純度分析したところ、純度は99.5%であった。
メタノール100mlに、水酸化ナトリウム11.52gを溶解し、そこに2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリン30.0gを添加し、室温で1時間撹拌した。次いで、トルエン300mlを加え、濃縮し、完全にメタノールを留去し、2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンのナトリウム塩のトルエンスラリーが得られた。冷却後、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド2.32gを加え、45℃にてフェニルクロロホーメート45.07gのトルエン30ml溶液を30分間で滴下した。その後、45℃にて3時間撹拌した。反応終了後、80℃にて生成した無機塩を熱時濾過した後、トルエンを留去した。残渣にトルエン130mlを加え、加熱溶解した後、イソプロピルアルコール800mlを加え、室温で2時間撹拌した。更に−10℃に冷却、1時間撹拌した後、濾過し、イソプロピルアルコール60mlにて洗浄後、乾燥し、31.27gの6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが得られた。2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンにたいする単離収率は92.8%であった。このものをガスクロマトグラフィーにより純度分析したところ、純度は99.5%であった。
実施例2
実施例1で用いたフェニルクロロホーメートに代え、p−ニトロフェニルクロロホーメートを58.03g使用した以外は実施例1と同様にして反応及び後処理を行い、29.5gの6−メチル−2,3−ジ(p−ニトロフェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが得られた。収率は87.5%、純度は96.5%であった。
実施例1で用いたフェニルクロロホーメートに代え、p−ニトロフェニルクロロホーメートを58.03g使用した以外は実施例1と同様にして反応及び後処理を行い、29.5gの6−メチル−2,3−ジ(p−ニトロフェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが得られた。収率は87.5%、純度は96.5%であった。
実施例3
水50mlに水酸化ナトリウム3.84gを溶解し、そこに2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリン10.0gを添加し、室温で1時間撹拌した。次いでトルエン100mlを加え、共沸脱水を行った。冷却後、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド0.77gを加え、60〜65℃にてフェニルクロロホーメート15.0gの10ml溶液を30分間で滴下した。その後、60℃にて3時間撹拌し、反応終了後、80℃で熱時濾過を行い、生成した無機塩を除去した。トルエンを留去後、アセトン230mlを加え、室温で2時間撹拌した。更に−10℃にて1時間撹拌した後、乾燥して9.7gの6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが得られた。収率は86.4%、純度は98.6%であった。
水50mlに水酸化ナトリウム3.84gを溶解し、そこに2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリン10.0gを添加し、室温で1時間撹拌した。次いでトルエン100mlを加え、共沸脱水を行った。冷却後、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド0.77gを加え、60〜65℃にてフェニルクロロホーメート15.0gの10ml溶液を30分間で滴下した。その後、60℃にて3時間撹拌し、反応終了後、80℃で熱時濾過を行い、生成した無機塩を除去した。トルエンを留去後、アセトン230mlを加え、室温で2時間撹拌した。更に−10℃にて1時間撹拌した後、乾燥して9.7gの6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが得られた。収率は86.4%、純度は98.6%であった。
【0020】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが高収率で経済的に、しかも簡便かつ安全に製造できる。
【発明の効果】本発明の製造法によれば、6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンが高収率で経済的に、しかも簡便かつ安全に製造できる。
Claims (1)
- 2,3−ジメルカプト−6−メチルキノキサリンをアルカリ金属塩とした後、一般式
(式中、Rは水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシまたはニトロ基を表す。)で表される化合物と、相間移動触媒の存在下で反応させることを特徴とする6−メチル−2,3−ジ(フェノキシカルボニルチオ)キノキサリンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23688997A JP4183781B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | S,s−(6−メチルキノキサリン−2,3−ジイル)ジチオカーボネートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23688997A JP4183781B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | S,s−(6−メチルキノキサリン−2,3−ジイル)ジチオカーボネートの製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1180133A JPH1180133A (ja) | 1999-03-26 |
| JPH1180133A5 true JPH1180133A5 (ja) | 2005-06-09 |
| JP4183781B2 JP4183781B2 (ja) | 2008-11-19 |
Family
ID=17007283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23688997A Expired - Fee Related JP4183781B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | S,s−(6−メチルキノキサリン−2,3−ジイル)ジチオカーボネートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4183781B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7768224B2 (ja) * | 2021-03-23 | 2025-11-12 | 株式会社大阪ソーダ | S,s-(6-メチルキノキサリン-2,3-ジイル)ジチオカーボネートの製造方法 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP23688997A patent/JP4183781B2/ja not_active Expired - Fee Related
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