JPH1180771A - ディーゼルエンジン用潤滑油組成物 - Google Patents
ディーゼルエンジン用潤滑油組成物Info
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- JPH1180771A JPH1180771A JP24671997A JP24671997A JPH1180771A JP H1180771 A JPH1180771 A JP H1180771A JP 24671997 A JP24671997 A JP 24671997A JP 24671997 A JP24671997 A JP 24671997A JP H1180771 A JPH1180771 A JP H1180771A
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Abstract
エンジンを、安定した状態で稼働させ得るような、耐摩
耗性、耐熱性および清浄性に優れたディーゼルエンジン
用潤滑油組成物を提供する。 【解決手段】 特定の動粘度を有する潤滑油基油に、組
成物全量基準で、(1)特定の全塩基価(過塩素酸法に
よる)を有するアルカリ土類金属サリシレートを特定
量、ならびに(2)(a)特定の全塩基価(過塩素酸法
による)を有するアルカリ土類金属サリシレートおよび
/または(b)特定の全塩基価(過塩素酸法による)を
有するアルカリ土類金属スルホネートを特定量含有した
潤滑油組成物を用いる。
Description
用潤滑油組成物に関し、特に、陸上用ディーゼルエンジ
ンおよび船舶用ディーゼルエンジンに使用して有用な潤
滑油組成物に関する。本発明は、耐摩耗性、清浄性、耐
熱性および酸化安定性に優れ、特に耐摩耗性が大幅に改
善されたことにより、潤滑油の寿命が延長されたディー
ゼルエンジン用潤滑油組成物を提供することができる。
に比べて燃焼圧力が高いため燃焼室内が高温となり、潤
滑油にとって厳しい環境になる。またディーゼルエンジ
ンはガソリンエンジンと燃焼過程が異なるため不完全燃
焼が起こり易く、煤や燃焼残渣の発生が多い。このた
め、ディーゼルエンジン油には、煤、燃焼残渣、潤滑油
の劣化物などの固形分が混入することは避けられない。
ディーゼルエンジン油に不溶解な固形物が混入すると、
潤滑上のトラブルが発生するおそれがある。例えば、こ
れらの不溶分はピストン周りや高温の摺動部に堆積した
り、潤滑油の粘度を増加させ、摩耗や動力損失が増大す
るといった問題を引き起こし、また、オイルフィルター
の目詰まり速度を早めるなど、潤滑上のトラブルが発生
するおそれがある。このため、これらの問題を潤滑油の
処方により解決することが望まれていた。
ては、(1)潤滑油に混入した煤等の不溶解な固形物を
清浄分散剤によって潤滑油中に微細且つ均一に分散させ
る方法や、この考えとは全く正反対の考え方に基づいた
方法、すなわち、(2)不溶解な固形物を沈降や堆積が
起こらない程度に凝集させて粗大化し、フィルターで捕
捉・除去する方法が提案されてきた。
燃焼残渣物の粒径、分散性を重視した潤滑油を使用して
いるため、潤滑油の酸化安定性、耐熱性、清浄性等の性
能が充分でなく、十分に満足できる結果が得られるもの
ではなかった。特に近年の高効率化の進んだ各種ディー
ゼル機関ではこれらの問題の解決が大きな技術的な課題
の一つになっていた。
ら従来の潤滑油の欠点を除き、耐摩耗性、清浄性、耐熱
性、酸化安定性に優れ、潤滑油の寿命を大幅に延長し、
経済的利益を最大限に享受できるディーゼルエンジン油
を提供することにある。
解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の構成を有
する潤滑油組成物が、優れた耐摩耗性、清浄性、耐熱性
および酸化安定性を有し、とくに、耐摩耗性はその性能
が長期間持続することを見いだし、本発明を完成するに
至った。
00℃における動粘度が5〜40mm2 /sである潤滑
油基油に、組成物全量基準で、(1)過塩素酸法による
全塩基価が60〜220mgKOH/gであるアルカリ
土類金属サリシレートをアルカリ土類金属濃度換算で
0.1〜2.5質量%ならびに(2)(a)過塩素酸法
による全塩基価が220mgKOH/gを超え、400
mgKOH/g以下であるアルカリ土類金属サリシレー
トおよび/または(b)過塩素酸法による全塩基価が2
0〜200mgKOH/gであるアルカリ土類金属スル
ホネートをアルカリ土類金属濃度換算で0.01〜1質
量%含有してなるディーゼルエンジン用潤滑油組成物を
提供するものである。本発明の請求項2の発明は、請求
項1に記載のディーゼルエンジン用潤滑油組成物におい
て、さらに(3)過塩素酸法による全塩基価が100〜
450mgKOH/gであるアルカリ土類金属フェネー
トをアルカリ土類金属濃度換算で0.05〜2質量%含
有してなるディーゼルエンジン用潤滑油組成物である。
する。本発明で使用する基油は、100℃における動粘
度が5mm2 /s以上、好ましくは10mm2 /s以上
であり、かつ40mm2 /s以下、好ましくは35mm
2 /s以下である。基油の100℃における動粘度が5
mm2 /s未満である場合は清浄性および耐熱性等が劣
るため好ましくなく、また基油の100℃における動粘
度が40mm2 /sを超える場合には酸化安定性および
耐熱性が劣るため好ましくない。
限されるものではないが、80以上、好ましくは90以
上であることが望ましい。本発明で使用する潤滑油基油
は、特に限定されるものではなく、通常潤滑油の基油と
して使用されているものであれば鉱油系、合成系を問わ
ず使用できる。
を常圧蒸留および減圧蒸留して得られた潤滑油留分を、
溶剤脱れき、溶剤抽出、水素化分解、溶剤脱ろう、接触
脱ろう、水素化精製、硫酸洗浄、白土処理等の精製処理
などを適宜組み合わせて精製したパラフィン系、ナフテ
ン系などの油が使用できる。
ば、ポリα−オレフィン(ポリブテン、1−オクテンオ
リゴマー、1−デセンオリゴマーなど)またはその水素
化物、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、ジエス
テル(ジトリデシルグルタレート、ジ−2−エチルヘキ
シルアジペート、ジ−3−エチルヘキシルアジペート、
ジイソデシルアジペート、ジトリデシルアジペート、ジ
−2−エチルヘキシルセバケートなど)、ポリエステル
(トリメリット酸エステル、ピロメリット酸エステルな
ど)、ポリオールエステル(トリメチロールプロパンカ
プリレート、トリメチロールプロパンペラルゴネート、
ペンタエリスリトール−2−エチルヘキサノエート、ペ
ンタエリスリトールペラルゴネートなど)、ポリオキシ
アルキレングリコール、ジアルキルジフェニルエーテ
ル、ポリフェニルエーテルなどが使用できる。なお、こ
れらの基油は単独でも、2種以上任意の割合で組み合わ
せて使用してもよい。
60〜220mgKOH/gであるアルカリ土類金属サ
リシレート(以下、成分(1)という。)は過塩素酸法
による全塩基価が60mgKOH/g以上、好ましくは
140mgKOH/g以上であり、かつ220mgKO
H/g以下、好ましくは200mgKOH/g以下、さ
らに好ましくは190mgKOH/g以下であることが
肝要である。成分(1)の全塩基価が60mgKOH/
g未満である場合は成分(1)の所要添加量が多くなる
ため、中和反応で生成する多量の石けん基成分により酸
化安定性が低下するため好ましくなく、また全塩基価が
220mgKOH/gを超える場合は耐熱性および酸化
安定性が低下するため好ましくない。
基価とはJIS K 2501(1996)の「石油製品
及び潤滑油−中和価試験方法」に規定する方法に準拠し
て測定される値を意味する。
常、1以上、好ましくは2以上であり、かつ3.5以
下、好ましくは3.3以下、さらに好ましくは3.2以
下であることが望ましい。成分(1)の金属比を1以上
とすることにより、所要添加剤中の石けん基成分量を抑
えることができることにより中和反応で生成する石けん
基成分による酸化安定性低下を防ぐことができ、また金
属比を3.5以下とすることにより、良好な耐熱性およ
び酸化安定性を得ることができるため、それぞれ望まし
い。
シレートの金属比とは、下記の式(1)で表される数で
ある。ここでいうアルカリ土類金属サリシレート添加剤
中のアルカリ土類金属含量(g)は石油学会規格JIP
−5S−38−92の元素分析法に準拠して定量し、算
出する。また、アルカリ土類金属サリシレート添加剤中
のサリチル酸含量(mol)は次の方法により算出す
る。まず、アルカリ土類金属サリシレート添加剤1gに
6規定の塩酸5mLを加え、70〜80℃で30分間加
熱する。この溶液をベンゼン20mLで抽出し、抽出液
中のサリチル酸量(mol)を高速液体クロマトグラフ
ィーで定量し、試料中のサリチル酸含量(mol)を算
出する。高速液体クロマトグラフィーの標準物質として
は、アルカリ土類金属サリシレート添加剤中に含まれる
サリチル酸塩と同じ置換基を有するサリチル酸を用い
る。高速液体クロマトグラフィーの測定条件は以下の通
りである。 カラム:UNSK Q 100−10(逆相系)、4.
6×250mm 移動相:ヘキサン/クロロホルム/トリフルオロ酢酸5
0:50:1混合溶媒 流 速:1mL/min 検出器:UV(波長254nm)
はカルシウム、マグネシウムおよびバリウムが挙げられ
るが、これらの中でも特にカルシウムおよびマグネシウ
ムが好ましい。成分(1)の具体例としては、いわゆる
塩基性サリシレート、炭酸塩過塩基性(超塩基性)サリ
シレートおよびホウ酸塩過塩基性(超塩基性)サリシレ
ートが挙げられる。また、成分(1)の製法も特に制限
されるものではなく、具体的には例えば、炭素数12〜
30、好ましくは14〜18のアルキル基を1〜2個有
するアルキルサリチル酸を、元素イオウの存在下または
不存在下で、アルカリ土類金属塩基(アルカリ土類金属
の酸化物や水酸化物など)と反応させることにより得ら
れる、いわゆる中性(正塩)アルカリ土類金属サリシレ
ートと、過剰のアルカリ土類金属の塩や塩基を水の存在
下で加熱することにより得られる、いわゆる塩基性アル
カリ土類金属サリシレート;炭酸ガスの存在下で中性ア
ルカリ土類金属サリシレートをアルカリ土類金属の塩基
と反応させることにより得られる、いわゆる炭酸塩過塩
基性(超塩基性)アルカリ土類金属サリシレート;中性
アルカリ土類金属サリシレートをアルカリ土類金属の塩
基ならびにホウ酸または無水ホウ酸などのホウ酸化合物
と反応させたり、または炭酸塩過塩基性(超塩基性)ア
ルカリ土類金属サリシレートとホウ酸または無水ホウ酸
などのホウ酸化合物を反応させることによって製造され
る、いわゆるホウ酸塩過塩基性(超塩基性)サリシレー
ト;およびこれらの混合物などが挙げられる。
はアルキルサリチル酸のアルカリ土類金属中性塩がアル
カリ土類金属炭酸塩によって過塩基化されたものであ
り、油中に存在するときは、アルカリ土類金属炭酸塩が
アルキルサリチル酸のアルカリ土類金属塩によって油中
に分散された分散体構造を有する。また中性アルカリ土
類金属サリシレートを原料とするホウ酸塩過塩基性(超
塩基性)サリシレートはアルキルサリチル酸のアルカリ
土類金属中性塩がアルカリ土類金属ホウ酸塩によって過
塩基化されたものであり、油中に存在するときは、アル
カリ土類金属のホウ酸塩がアルキルサリチル酸アルカリ
土類金属塩によって油中に分散された分散体構造を有す
る。また炭酸塩過塩基性(超塩基性)アルカリ土類金属
サリシレートを原料とするホウ酸塩過塩基性(超塩基
性)サリシレートはアルキルサリチル酸のアルカリ土類
金属中性塩がアルカリ土類金属炭酸塩およびアルカリ土
類金属ホウ酸塩によって過塩基化されたものであり、油
中に存在するときは、アルカリ土類金属炭酸塩およびア
ルカリ土類金属ホウ酸塩の混合体がアルキルサリチル酸
のアルカリ土類金属塩によって油中に分散された分散体
構造を有する。
としては、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル
基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘン
イコシル基、ドコシル基、トリコシル基、テトラコシル
基、ペンタコシル基、ヘキサコシル基、ヘプタコシル
基、オクタコシル基、ノナコシル基およびトリアコンチ
ル基が挙げられ、これらの中でもテトラデシル基、ペン
タデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基およびオ
クタデシル基が好ましい。
物における成分(1)の含有量は、潤滑油組成物全量を
基準として、アルカリ土類金属濃度換算で0.1質量%
以上、好ましくは0.15質量%以上であり、かつ2.
5質量%以下、好ましくは2質量%以下である。成分
(1)の含有量が潤滑油組成物全量を基準として、アル
カリ土類金属濃度換算で0.1質量%未満である場合は
酸化安定性が劣るため好ましくなく、また成分(1)の
含有量が潤滑油組成物全量を基準として、アルカリ土類
金属濃度換算で2.5質量%を超える場合は耐熱性およ
び耐摩耗性が劣るため好ましくない。
素酸法による全塩基価が220mgKOH/gを超え、
400mgKOH/g以下であるアルカリ土類金属サリ
シレートおよび/または(b)過塩素酸法による全塩基
価が20〜200mgKOH/gであるアルカリ土類金
属スルホネートである。
220mgKOH/gを超え、400mgKOH/g以
下であるアルカリ土類金属サリシレート(以下、成分
(2)(a)という。)は過塩素酸法による全塩基価が
220mgKOH/g以上、好ましくは230mgKO
H/g以上であり、かつ400mgKOH/g以下、好
ましくは350mgKOH/g以下であることが肝要で
ある。成分(2)(a)の全塩基価が220mgKOH
/g以下である場合は充分な耐摩耗性を得ることができ
ないため好ましくなく、また全塩基価が400mgKO
H/gを超える場合は耐熱性および酸化安定性が低下す
るため好ましくない。
え、好ましくは3.7以上であり、かつ15以下、好ま
しくは10以下であることが望ましい。成分(2)
(a)の金属比を3.5以上とすることにより、充分な
耐摩耗性を得ることができ、また金属比を15以下とす
ることにより、良好な耐熱性および酸化安定性を得るこ
とができるため、それぞれ好ましい。
明の項で記載したアルカリ土類金属サリシレートのう
ち、炭酸塩過塩基性(超塩基性)サリシレートおよびホ
ウ酸塩過塩基性(超塩基性)サリシレートを使用するこ
とができる。
ト(以下、成分(2)(b)という。)は過塩素酸法に
よる全塩基価が20mgKOH/g以上、好ましくは8
0mgKOH/g以上であり、かつ200mgKOH/
g以下、好ましくは170mgKOH/g以下であるこ
とが肝要である。成分(2)(b)の全塩基価が20m
gKOH/g未満である場合は所要添加量が多くなり、
酸化安定性および耐摩耗性が低下するため好ましくな
く、また全塩基価が200mgKOH/gを超える場合
は酸化安定性が低下し、また他の添加剤との相互作用に
より沈殿を生成するおそれがあるため好ましくない。
としてはカルシウム、マグネシウムおよびバリウムが挙
げられるが、これらの中でも特にカルシウムおよびマグ
ネシウムが好ましい。成分(2)(b)の具体例として
は、いわゆる塩基性スルホネート、炭酸塩過塩基性(超
塩基性)スルホネートおよびホウ酸塩過塩基性(超塩基
性)スルホネートが挙げられる。また、成分(2)
(b)の製法も特に制限されるものではなく、具体的に
は例えば、中性(正塩)アルカリ土類金属スルホネート
と、過剰のアルカリ土類金属の塩や塩基を水の存在下で
加熱することにより得られる、いわゆる塩基性アルカリ
土類金属スルホネート;炭酸ガスの存在下で中性アルカ
リ土類金属スルホネートをアルカリ土類金属の塩基と反
応させることにより得られる、いわゆる炭酸塩過塩基性
(超塩基性)アルカリ土類金属スルホネート;中性アル
カリ土類金属スルホネートをアルカリ土類金属の塩基な
らびにホウ酸または無水ホウ酸などのホウ酸化合物と反
応させたり、または炭酸塩過塩基性(超塩基性)アルカ
リ土類金属スルホネートとホウ酸または無水ホウ酸など
のホウ酸化合物を反応させることによって製造される、
いわゆるホウ酸塩過塩基性(超塩基性)スルホネート;
およびこれらの混合物などが挙げられる。
スルホネートは、例えば分子量300〜1500、好ま
しくは400〜700のアルキル芳香族を、発煙硫酸や
無水硫酸によりスルホン化し、アルキル芳香族スルホン
酸とした後、アルカリ土類金属塩に変換することによっ
て得られる。アルキル芳香族スルホン酸を中性(正塩)
アルカリ土類金属スルホネートに変換する方法として
は、直接金属塩に変換する方法や、一度ナトリウム塩に
変換してから目的のアルカリ土類金属化合物と反応させ
る複分解法がある。アルキル芳香族スルホン酸として
は、具体的にはいわゆる石油スルホン酸や合成スルホン
酸などが挙げられる。
に鉱油の潤滑油留分のアルキル芳香族をスルホン化した
ものやホワイトオイル製造時に副生する、いわゆるマホ
ガニー酸などが用いられる。
の原料となるアルキルベンゼン製造プラントから副生し
たり、ポリオレフィンをベンゼンにアルキル化すること
により得られる、直鎖状や分枝状のアルキル基を有する
アルキルベンゼンをスルホン化したもの、あるいはジノ
ニルナフタレンなどのアルキルナフタレンをスルホン化
したものなどが用いられる。
はスルホン酸のアルカリ土類金属中性塩がアルカリ土類
金属炭酸塩によって過塩基化されたものであり、油中に
存在するときは、アルカリ土類金属炭酸塩がスルホン酸
のアルカリ土類金属塩によって油中に分散された分散体
構造を有する。また中性アルカリ土類金属スルホネート
を原料とするホウ酸塩過塩基性(超塩基性)スルホネー
トはスルホン酸のアルカリ土類金属中性塩がアルカリ土
類金属ホウ酸塩によって過塩基化されたものであり、油
中に存在するときは、アルカリ土類金属ホウ酸塩がスル
ホン酸のアルカリ土類金属塩によって油中に分散された
分散体構造を有する。また炭酸塩過塩基性(超塩基性)
アルカリ土類金属スルホネートを原料とするホウ酸塩過
塩基性(超塩基性)スルホネートはスルホン酸のアルカ
リ土類金属中性塩がアルカリ土類金属炭酸塩およびアル
カリ土類金属ホウ酸塩によって過塩基化されたものであ
り、油中に存在するときは、アルカリ土類金属炭酸塩お
よびアルカリ土類金属ホウ酸塩の混合体がスルホン酸の
アルカリ土類金属によって油中に分散された分散体構造
を有する。
物における成分(2)の含有量は、潤滑油組成物全量を
基準として、アルカリ土類金属濃度換算で0.01質量
%以上、好ましくは0.02質量%以上であり、かつ1
質量%以下、好ましくは0.8質量%以下である。成分
(2)の含有量が潤滑油組成物全量を基準として、アル
カリ土類金属濃度換算で0.01質量%未満である場合
は清浄性および耐摩耗性が劣るため好ましくなく、また
成分(2)の含有量が潤滑油組成物全量を基準として、
アルカリ土類金属濃度換算で1質量%を超える場合は耐
熱性および酸化安定性が劣るため好ましくない。
物は成分(1)ならびに成分(2)のみでも充分な耐摩
耗性、清浄性、耐熱性および酸化安定性を有するが、さ
らに特定の全塩基価を有するアルカリ土類金属フェネー
トを特定量添加することにより、さらに高温清浄性、耐
摩耗性および焼き付き防止性能、特に焼き付き防止性能
を向上することができる。
(以下、成分(3)という。)は過塩素酸法による全塩
基価が100mgKOH/g以上、好ましくは200m
gKOH/g以上であり、かつ450mgKOH/g以
下、好ましくは350mgKOH/g以下であることが
肝要である。全塩基価が100mgKOH/g未満であ
る場合は所要添加量が多くなるため、中和反応で生成す
るフェネートの石けん基成分であるアルキルフェノール
類が潤滑油中に多量に含まれることになり、酸化安定性
が低下するため好ましくなく、また全塩基価が450m
gKOH/gを超える場合はフェネート自体の酸化安定
性が劣り、また、加水分解安定性が悪く、スラッジを生
成し易くなるため好ましくない。
グネシウムおよびバリウムが挙げられるがこれらの中で
も特にカルシウムおよびマグネシウムが好ましい。成分
(3)の具体例としては、いわゆる塩基性フェネート、
炭酸塩過塩基性(超塩基性)フェネートおよびホウ酸塩
過塩基性(超塩基性)フェネートが挙げられる。
ものではなく、具体的には例えば、炭素数6〜50、好
ましくは12〜40の直鎖または分枝アルキル基を1〜
2個有するアルキルフェノールまたはアルキルフェノー
ルとホルムアルデヒドのマンニッヒ反応生成物を、元素
イオウの存在下または不存在下で、アルカリ土類金属塩
基(アルカリ土類金属の酸化物や水酸化物など)と反応
させることにより得られる、いわゆる中性(正塩)アル
カリ土類金属フェネートと、過剰のアルカリ土類金属の
塩や塩基を水の存在下で加熱することにより得られる、
いわゆる塩基性アルカリ土類金属塩基性フェネート;炭
酸ガスの存在下で中性アルカリ土類金属フェネートをア
ルカリ土類金属の塩基と反応させることにより得られ
る、いわゆる炭酸塩過塩基性(超塩基性)アルカリ土類
金属フェネート;中性アルカリ土類金属フェネートをア
ルカリ土類金属の塩基ならびにホウ酸または無水ホウ酸
などのホウ酸化合物と反応させたり、または炭酸塩過塩
基性(超塩基性)アルカリ土類金属フェネートとホウ酸
または無水ホウ酸などのホウ酸化合物を反応させること
によって製造される、いわゆるホウ酸塩過塩基性(超塩
基性)フェネート;およびこれらの混合物などが挙げら
れる。
アルキルフェノールのアルカリ土類金属中性塩がアルカ
リ土類金属炭酸塩によって過塩基化されたものであり、
油中に存在するときは、アルカリ土類金属炭酸塩がアル
キルフェノールのアルカリ土類金属塩によって油中に分
散された分散体構造を有する。また中性アルカリ土類金
属フェネートを原料とするホウ酸塩過塩基性(超塩基
性)フェネートはアルキルフェノールのアルカリ土類金
属中性塩がアルカリ土類金属ホウ酸塩によって過塩基化
されたものであり、油中に存在するときは、アルカリ土
類金属ホウ酸塩がアルキルフェノールのアルカリ土類金
属塩によって油中に分散された分散体構造を有する。ま
た炭酸塩過塩基性(超塩基性)アルカリ土類金属フェネ
ートを原料とするホウ酸塩過塩基性(超塩基性)フェネ
ートはアルキルフェノールのアルカリ土類金属中性塩が
アルカリ土類金属炭酸塩およびアルカリ土類金属ホウ酸
塩によって過塩基化されたものであり、油中に存在する
ときは、アルカリ土類金属炭酸塩およびアルカリ土類金
属ホウ酸塩の混合体がアルキルフェノールのアルカリ土
類金属塩によって油中に分散された分散体構造を有す
る。
としてはヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、
イコシル基、ヘンイコシル基、ドコシル基、トリコシル
基、テトラコシル基、ペンタコシル基、ヘキサコシル
基、ヘプタコシル基、オクタコシル基、ノナコシル基、
トリアコンチル基、ヘントリアコンチル基、ドトリアコ
ンチル基、トリトリアコンチル基、テトラトリアコンチ
ル基、ペンタトリアコンチル基、ヘキサトリアコンチル
基、ヘプタトリアコンチル基、オクタトリアコンチル
基、ノナトリアコンチル基、テトラコンチル基、ヘンテ
トラコンチル基、ドテトラコンチル基、トリテトラコン
チル基、テトラテトラコンチル基、ペンタテトラコンチ
ル基、ヘキサテトラコンチル基、ヘプタテトラコンチル
基、オクタテトラコンチル基、ノナテトラコンチル基お
よびペンタコンチル基が挙げられ、これらの中でもドデ
シル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル
基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル
基、ノナデシル基、イコシル基、ヘンイコシル基、ドコ
シル基、トリコシル基、テトラコシル基、ペンタコシル
基、ヘキサコシル基、ヘプタコシル基、オクタコシル
基、ノナコシル基、トリアコンチル基、ヘントリアコン
チル基、ドトリアコンチル基、トリトリアコンチル基、
テトラトリアコンチル基、ペンタトリアコンチル基、ヘ
キサトリアコンチル基、ヘプタトリアコンチル基、オク
タトリアコンチル基、ノナトリアコンチル基およびテト
ラコンチル基が好ましい。
物における成分(3)の含有量は、潤滑油組成物全量を
基準として、アルカリ土類金属濃度換算で0.05質量
%以上、好ましくは0.1質量%以上であり、かつ2質
量%以下、好ましくは1.5質量%以下であることが望
ましい。成分(3)の含有量を潤滑油組成物全量を基準
として、アルカリ土類金属濃度換算で0.05質量%以
上とすることによって、充分な耐熱性を得ることがで
き、また成分(3)の含有量を潤滑油組成物全量を基準
として、アルカリ土類金属濃度換算で1.5質量%以下
とすることによって、充分な酸化安定性および清浄性が
得られるため、それぞれ好ましい。
物における成分(1)、成分(2)および所望により成
分(3)を合わせた好適な含有量は、ディーゼルエンジ
ンで使用する燃料の質、特に硫黄分や残留炭素成分によ
り異なるが、成分(1)、成分(2)および所望により
成分(3)を合わせた含有量が潤滑油組成物全量を基準
として、アルカリ土類金属濃度換算で0.2質量%以
上、好ましくは0.3質量%以上であり、かつ6質量%
以下、好ましくは4質量%以下であることが望ましい。
合計含有量を潤滑油組成物全量を基準として、アルカリ
土類金属濃度換算で0.2質量%以上とすることによっ
て、酸腐食摩耗やシリンダーやピストンへのカーボンの
付着を防止することができる。また、合計含有量を潤滑
油組成物全量を基準として、アルカリ土類金属濃度換算
で6質量%以下とすることによって、潤滑油中に含まれ
る金属成分の燃焼による生成物のシリンダヘッドやピス
トンヘッドへの堆積を回避することができる。
物は成分(1)、成分(2)および所望により成分
(3)のみでも十分な清浄性を有するものであるが、さ
らにアルケニルこはく酸イミドを含有することによっ
て、高温に於ける清浄性をさらに高めることができる。
しては、以下の一般式(1)で表されるモノイミド、以
下の一般式(2)で表されるビスイミド、あるいはこれ
らをカルボン酸またはホウ素化合物で変成したものが挙
げられる。ここでいうカルボン酸としては蟻酸、酢酸、
プロパン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプ
タン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン
酸、ドデカン酸、トリデカン酸、テトラデカン酸、ペン
タデカン酸、ヘキサデカン酸、ヘプタデカン酸等の炭素
数1〜18のカルボン酸、好ましくは酢酸、プロパン
酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸およびヘプタン
酸の炭素数2〜7のカルボン酸が挙げられる。またホウ
素化合物としてはホウ酸、ホウ酸無水物、ハロゲン化ホ
ウ素、ホウ酸エステル、ホウ酸アミド、酸化ホウ素等が
挙げられる。
なっていてもよく、数平均分子量500〜5000、好
ましくは900〜3500のアルキル基又はアルケニル
基、好ましくはポリブテニル基などのポリアルケニル基
やエチレン−プロピレン共重合体基を、aおよびbは個
別に2〜5、好ましくは3〜5の整数を示す。モノイミ
ドおよびビスイミドは、ポリアルケニルコハク酸とポリ
アミンを反応させることによって得ることができる。こ
こでいうポリアミンとしてはジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペ
ンタエチレンヘキサミン等が挙げられる。
物にアルケニルこはく酸イミドを添加する場合の含有量
は、潤滑油組成物全量を基準として、窒素濃度換算で
0.005質量%以上、好ましくは0.01質量%以上
であり、かつ0.2質量%以下、好ましくは0.1質量
%以下であることが望ましい。
物は成分(1)、成分(2)および所望により成分
(3)のみでも十分な錆止め性能を有するものである
が、さらにアルケニルコハク酸エステルやソルビタンア
ルキルエステルなどのエステルおよび/またはポリエー
テルを含有することによって錆止め性能をさらに高める
ことができる。
しては、無水マレイン酸に数平均分子量500〜200
0のポリオレフィンを反応させて合成したアルケニルコ
ハク酸、例えばポリブテンを反応させて合成したポリブ
テニルコハク酸に、ペンタエリスリトール等の多価アル
コールやエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドな
どのオリゴメリゼーションで合成されるポリアルキレン
グリコールを反応させて得られるエステルで、モノまた
はジ置換体がある。またソルビタンアルキルエステルと
しては以下の一般式(3)で表されるものが挙げられ
る。
基であり、具体的にはドデシル基、トリデシル基、テト
ラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタ
デシル基、オクタデシル基が挙げられる。
キレングリコール単位を分子構造中に含む化合物が挙げ
られ、具体的にはポリオキシエチレングリコールモノア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレングリコールモノア
リールエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレンブロック共重合体、アルキレンジアミンのポリオ
キシアルキレン付加物およびポリオキシエチレンソルビ
タンアルキルエステルが挙げられる。ここでいうポリオ
キシエチレングリコールモノアルキルエーテルとしては
以下の一般式(4)で表されるものが挙げられる。
基であり、具体的にはドデシル基、トリデシル基、テト
ラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタ
デシル基、オクタデシル基が挙げられ、cは2〜10、
好ましくは3〜7の整数である。またポリオキシエチレ
ングリコールモノアリールエーテルとしては以下の一般
式(5)で表されるものが挙げられる。
であり、具体的にはノニル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシル基が挙げられ、dは2〜10、好ましくは
3〜7の整数である。またポリオキシエチレン−ポリオ
キシプロピレンブロック共重合体としては以下の一般式
(6)で表されるものが挙げられる。
0、好ましくは15〜40の整数を、gは2〜10の整
数をそれぞれ表し、e+f+gは20〜70、好ましく
は15〜60である。またアルキレンジアミンのポリオ
キシアルキレン付加物としては以下の一般式(7)で表
されるものが挙げられる。
ン基であり、エチレン基またはプロピレン基が挙げら
れ、特にエチレン基が好ましい。また、h、i、j、
k、l、m、nおよびpはそれぞれ同一であっても異な
っていてもよく、10〜20の整数を表す。また、h+
i、j+k、l+mおよびn+pはそれぞれ30以下で
ある。アルキレンジアミンのポリオキシアルキレン付加
物は数平均分子量1000〜6000、好ましくは15
00〜4000であることが望ましい。またポリオキシ
エチレンソルビタンアルキルエステルとしては以下の一
般式(8)で表されるものが挙げられる。
基であり、具体的にはドデシル基、トリデシル基、テト
ラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタ
デシル基、オクタデシル基が挙げられる。またq、rお
よびsはそれぞれ2〜20の整数を表す。
物にエステルおよび/またはポリエーテルを添加する場
合の含有量は、潤滑油組成物全量を基準として、0.0
5質量%以上、好ましくは0.1質量%以上であり、か
つ1質量%以下、好ましくは0.5質量%以下であるこ
とが望ましい。
物は成分(1)、成分(2)および所望により成分
(3)のみでも十分な酸化安定性及び耐摩耗性を有する
ものであるが、さらにジハイドロカルビルジチオリン酸
亜鉛を含有することによって酸化安定性及び耐摩耗性を
さらに高めることができる。本発明でいうジハイドロカ
ルビルジチオリン酸亜鉛とは、下記の一般式(9)で表
される化合物である。
個に、炭素数1〜18の炭化水素基を示している。この
R9 、R10、R11およびR12で表される炭化水素基とし
ては、具体的には例えば、別個に、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、直鎖または分枝のペンチル基、直鎖または分枝のヘ
キシル基、直鎖または分枝のヘプチル基、直鎖または分
枝のオクチル基、直鎖または分枝のノニル基、直鎖また
は分枝のデシル基、直鎖または分枝のウンデシル基、直
鎖または分枝のドデシル基、直鎖または分枝のトリデシ
ル基、直鎖または分枝のテトラデシル基、直鎖または分
枝のペンタデシル基、直鎖または分枝のヘキサデシル
基、直鎖または分枝のヘプタデシル基、直鎖または分枝
のオクタデシル基などの炭素数1〜18のアルキル基;
直鎖または分枝のブテニル基、直鎖または分枝のペンテ
ニル基、直鎖または分枝のヘキセニル基、直鎖または分
枝のヘプテニル基、直鎖または分枝のオクテニル基、直
鎖または分枝のノネニル基、直鎖または分枝のデセニル
基、直鎖または分枝のウンデセニル基、直鎖または分枝
のドデセニル基、直鎖または分枝のトリデセニル基、直
鎖または分枝のテトラデセニル基、直鎖または分枝のペ
ンタデセニル基、直鎖または分枝のヘキサデセニル基、
直鎖または分枝のヘプタデセニル基、直鎖または分枝の
オクタデセニル基などの炭素数4〜18のアルケニル
基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプ
チル基などの炭素数5〜7のシクロアルキル基;メチル
シクロペンチル基、ジメチルシクロペンチル基(全ての
構造異性体を含む)、メチルエチルシクロペンチル基
(全ての構造異性体を含む)、ジエチルシクロペンチル
基(全ての構造異性体を含む)、メチルシクロヘキシル
基、ジメチルシクロヘキシル基(全ての構造異性体を含
む)、メチルエチルシクロヘキシル基(全ての構造異性
体を含む)、ジエチルシクロヘキシル基(全ての構造異
性体を含む)、メチルシクロヘプチル基、ジメチルシク
ロヘプチル基(全ての構造異性体を含む)、メチルエチ
ルシクロヘプチル基(全ての構造異性体を含む)、ジエ
チルシクロヘプチル基(全ての構造異性体を含む)など
の炭素数6〜11のアルキルシクロアルキル基;フェニ
ル基、ナフチル基などのアリール基:トリル基(全ての
構造異性体を含む)、キシリル基(全ての構造異性体を
含む)、エチルフェニル基(全ての構造異性体を含
む)、直鎖または分枝のプロピルフェニル基(全ての構
造異性体を含む)、直鎖または分枝のブチルフェニル基
(全ての構造異性体を含む)、直鎖または分枝のペンチ
ルフェニル基(全ての構造異性体を含む)、直鎖または
分枝のヘキシルフェニル基(全ての構造異性体を含
む)、直鎖または分枝のヘプチルフェニル基(全ての構
造異性体を含む)、直鎖または分枝のオクチルフェニル
基(全ての構造異性体を含む)、直鎖または分枝のノニ
ルフェニル基(全ての構造異性体を含む)、直鎖または
分枝のデシルフェニル基(全ての構造異性体を含む)、
直鎖または分枝のウンデシルフェニル基(全ての構造異
性体を含む)、直鎖または分枝のドデシルフェニル基
(全ての構造異性体を含む)などの炭素数7〜18の各
アルキルアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基、
フェニルプロピル基(プロピル基の異性体を含む)、フ
ェニルブチル基(ブチル基の異性体を含む)、フェニル
ペンチル基(ペンチル基の異性体を含む)、フェニルヘ
キシル基(ヘキシル基の異性体を含む)などの炭素数7
〜12の各アリールアルキル基などが挙げられる。
は、酸素に結合する部分の炭素原子が第1級炭素であ
る、いわゆるプライマリーのアルキル基やアルケニル基
でもよく、当該炭素原子が第2級である、いわゆるセカ
ンダリーのアルキル基やアルケニル基でもよく、さらに
当該炭素原子が第3級である、いわゆるターシャリーの
アルキル基やアルケニル基でもよい。
およびR12で表される炭化水素基としては、摩擦低減性
および摩耗防止性に優れる点から、別個に、直鎖状また
は分枝状の、炭素数1〜18のアルキル基が好ましい。
ルジチオリン酸亜鉛として、一般式(9)で表される異
なる構造を有する2種以上のジハイドロカルビルジチオ
リン酸亜鉛の、任意の混合割合を用いることもできるの
は当然のことである。
て特に好ましいものとしては、具体的には例えば、ジイ
ソプロピルジチオリン酸亜鉛、ジイソブチルジチオリン
酸亜鉛、ジ−sec−ブチルジチオリン酸亜鉛、ジ−s
ec−ペンチルジチオリン酸亜鉛、ジ−n−ヘキシルジ
チオリン酸亜鉛、ジ−sec−ヘキシルジチオリン酸亜
鉛、ジ−n−オクチルジチオリン酸亜鉛、ジ−2−エチ
ルヘキシルジチオリン酸亜鉛、ジ−n−デシルジチオリ
ン酸亜鉛、ジ−n−ドデシルジチオリン酸亜鉛、ジイソ
トリデシルジチオリン酸亜鉛、およびこれらの混合物な
どを挙げることができる。
物にジハイドロカルビルジチオリン酸亜鉛を添加する場
合の含有量は、潤滑油組成物全量を基準として、リン濃
度換算で0.01質量%以上、好ましくは0.02質量
%以上であり、かつ0.2質量%以下、好ましくは0.
15質量%以下であることが望ましい。
物は成分(1)、成分(2)および所望により成分
(3)のみでも十分な酸化安定性および耐摩耗性を有す
るものであるが、さらにアルケニルこはく酸イミドを潤
滑油組成物全量を基準として窒素濃度換算で0.005
〜0.2質量%、エステルおよび/またはポリエーテル
を潤滑油組成物全量を基準として0.05〜1質量%、
ならびにジハイドロカルビルジチオリン酸亜鉛をリン濃
度換算で0.01〜0.2質量%含有することによっ
て、高温清浄性、錆止め性、酸化安定性、耐摩耗性をさ
らに高めることができる。
物は、それ自体でもディーゼルエンジン油として優れた
性能を備え、特に耐摩耗性能は長時間維持されるが、こ
れらの各種の性能をさらに高める目的で、前述した以外
の公知の潤滑油添加剤を単独で、または数種類組み合わ
せた形で、本発明のディーゼルエンジン用潤滑油組成物
に配合することができる。配合することができる公知の
潤滑油添加剤の具体例としては例えば、酸化防止剤、粘
度指数向上剤、摩耗防止剤、摩擦低減剤等のディーゼル
エンジン油性能を付与するのに効果的な添加剤が挙げら
れる。
香族アミン系の酸化防止剤が挙げられ、具体例として
は、4,4−メチレンビス(2,6−ジ−tert−フ
ェノール、4,4−ビス(2,6−ジ−tert−ブチ
ルフェノール)、4,4−ビス(2−メチル6−ter
t−ブチルフェノール)、2,2−メチレンビス(4−
エチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4−
ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフ
ェノール)、4,4−イソプロピリデンビス(2,6−
ジ−tert−ブチルフェノール)、2,2−メチレン
ビス(4−メチル−6−ノニルフェノール)、2,2−
イソブチリデンビス(4,6−ジメチルフェノール)、
2,2−メチレンビス(4−メチル−6−シクロヘキシ
ルフェノール)、2,6−ジ−tert−ブチル−4−
メチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4
−エチルフェノール、2,4−ジメチル−6−tert
−ブチルフェノール、2,6−ジ−tert−α−ジメ
チルアミノ−p−クレゾール、2,6−ジ−tert−
ブチル(N,N−ジメチルアミノメチルフェノール)、
4,4−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチル
フェノール)、2,2−チオビス(4−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)、ビス(3−メチル−4−
ヒドロキシ−5−tert−ブチルベンジル)スルフィ
ド、ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)スルフィド、2,2−ジチオ−ジエチレ
ンビス[3(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフェノール)プロピオネート]、トリデシル−3
−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート、ペンタエリスリチル−テトラ
キス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3
−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネ−トなどを挙げることができる。
としては、フェニル−α−ナフチルアミン、アルキルフ
ェニル−α−ナフチルアミン、ジアルキルジフェニルア
ミン、N,N −ジフェニル−p−フェニレンジアミン
などを挙げることができる。上記のこれらの化合物は単
独使用は勿論、混合して使用することができる。
タアクリレート、ポリイソブチレン、エチレン−プロピ
レン系共重合体、スチレン−ジエン共重合体等を挙げる
ことができ、これら化合物は必要に応じて、単独は勿
論、混合して配合することができる。
有機亜リン酸エステル、脂肪酸、脂肪酸エステル等が挙
げられる。摩擦低減剤としてはモリブデンジチオホスフ
ェート、モリブデンチオカーバメート等が挙げられる。
物は、陸上用ディーゼルエンジンおよび船舶用ディーゼ
ルエンジンなどの潤滑油として好ましく使用することが
できる。
よりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらにより
なんら限定されるものではない。実施例および比較例に
用いたディーゼルエンジン油の性能を以下に示す性能評
価試験によって評価した。
重性能は、ASTM D417−82(シェル高速四球
摩耗試験)に準拠し、室温、1800rpm、30分
間、の条件で、荷重を5kgf刻みで増加させ、各荷重
においての摩耗痕径、および焼き付き時点の荷重を測定
し、評価した。なお、摩耗痕径については50kgf荷
重時の測定値を表に示した。試験機としては神鋼造機
(株)製のnew model高速四球形摩擦試験機を
用いた。
性能は、小松製作所式ホットチューブ試験「HT−20
1」で評価した。具体的には、軟質ガラス製チューブ
(内径2mm、外径4mm、長さ300mm)を純アル
ミニウム製灼熱ブロックで所定温度(330゜C)に加熱
し、このチューブに試料油0.31mL/h、空気量1
0mL/minを連続16時間送入する。試験終了後、
チューブを石油エーテルで洗浄し、内壁の汚れから評点
を求める。評点は無色透明(汚れなし)を10点、黒色
不透明を0点とし、この間を11段階に区分して、高温
清浄性を評価した。
は、メイテック社製四連式装置(25B19−4型)を
用いて行った。具体的には、日本テストパネル工業
(株)製テストピース(アルミムウム版サンドブラスト
仕上げ、3.4¢、6.1×37.1×87.6mm)
を用い、パネル温度325℃、油温100℃で、スプラ
ッシュ時間15秒、停止時間45秒のサイクルで24時
間試験した。試験終了後、パネルを石油エーテルで洗
浄、脱油し、乾燥後、付着したコーキング物を秤量し、
その重量で評価した。
は、内燃機関用潤滑油酸化安定度試験(Indiana
Stirring Oxidation Test、J
IS K 2514−3.1、以下、ISOTと略す)
に準拠して行い、試料油250mL、触媒に銅板(厚さ
0.5mm、25.5×56.0mm)と鉄板(厚さ
0.6mm、25.0×134.8mm)を用い、温度
165.5゜Cで72時間試験した後、試験油の粘度増加
率および塩基価残存率を測定し、評価した。
示した実施例1〜8のディーゼルエンジン油の性能評価
結果を表1および表2に示す。
ーゼルエンジン油は、シェル高速四球摩耗試験における
耐摩耗性能の評価において優れた性能を有しているだけ
でなく、パネルコーキング試験における耐熱性、ホット
チューブ試験における高温清浄性および酸化安定性試験
(ISOT)における酸化安定性、いずれの評価におい
ても優れた性能を有していることが分かる。つまり、本
発明のディーゼルエンジン油組成物は、耐摩耗性能に優
れているだけでなく、酸化安定性、耐熱性および清浄性
にも優れ、高負荷で、長時間連続運転されるディーゼル
エンジンを、安定した状態で稼働させ得るものである。
この様な本発明の効果は、特定の全塩基価を有する各ア
ルカリ土類金属系清浄剤を特定の割合で組み合わせるこ
とにより発現する相乗効果により、初めて実現できたも
のである。このことを以下に、比較例によって説明す
る。
以外は実施例1と同様な潤滑油組成物を調製し、これに
ついてシェル高速四球摩耗試験を行った。この際、組成
物の動粘度を実施例1と同等にするため、鉱油Aと鉱油
Bの配合割合を調節し、また、組成物の全塩基価を実施
例1と同等にするため、全塩基価230(金属比3.
8)の過塩基性カルシウムサリシレートの量で調節し
た。結果を表3および表4に示す。シェル高速四球摩耗
試験でみた耐摩耗性能は、摩耗痕径が1.88mm、焼
き付き荷重は65kgfで、実施例1の供試油の耐摩耗
性能を大幅に下回ることが分かる。また、パネルコーキ
ング試験における耐熱性、ホットチューブ試験における
高温清浄性および酸化安定性試験(ISOT)でみた酸
化安定性(粘度増加抑制力および塩基価維持性)、いず
れの性能も実施例1の供試油の性能を下回り、とくに、
高温清浄性と酸化安定性が大幅に下回ることが分かる。
以外は実施例1および実施例2と同様な潤滑油組成物を
調製し、これについてシェル高速四球摩耗試験を行っ
た。この際、組成物の動粘度を実施例1および2と同等
にするため、鉱油Aと鉱油Bの配合割合を調節し、ま
た、組成物の全塩基価を実施例1および2と同等にする
ため、全塩基価170(金属比3.0)の過塩基性カル
シウムサリシレートの量で調節した。結果を表3および
表4に示す。シェル高速四球摩耗試験でみた耐摩耗性能
は、摩耗痕径は0.52mm、焼き付き荷重は65kg
fで、実施例1および実施例2の供試油の耐摩耗性能を
下回ることが分かる。また、パネルコーキング試験にお
ける耐熱性、ホットチューブ試験における高温清浄性お
よび酸化安定性試験(ISOT)でみた酸化安定性(粘
度増加抑制力および塩基価維持性)、いずれの性能も実
施例1および実施例2の供試油の性能を下回り、とく
に、高温清浄性と耐熱性が大幅に下回ることが分かる。
以外は実施例3と同様な潤滑油組成物を調製し、これに
ついてシェル高速四球摩耗試験を行った。この際、組成
物の動粘度を実施例3と同等にするため、鉱油Aと鉱油
Bの配合割合を調節し、また、組成物の全塩基価を実施
例3と同等にするため、全塩基価280(金属比8.
0)の過塩基性カルシウムサリシレートの量で調節し
た。結果を表3および表4に示す。シェル高速四球摩耗
試験でみた耐摩耗性能は、摩耗痕径は0.58mmと大
きく、焼き付き荷重は70kgfと低く、実施例3の供
試油の耐摩耗性能を大幅に下回ることが分かる。すなわ
ち、本発明の特徴の一つである優れた耐摩耗性能は、金
属系清浄剤として、全塩基価280(金属比8.0)の
過塩基性カルシウムサリシレートと塩基価260の過塩
基性カルシウムフェネート併用のディーゼルエンジン油
では認められず、金属系清浄剤として、全塩基価170
(金属比3.0)の過塩基性カルシウムサリシレートを
使用したディーゼルエンジン油で初めて発現することが
分かる。
以外は実施例3、4、5および6と同様な潤滑油組成物
を調製し、これについてシェル高速四球摩耗試験を行っ
た。この際、組成物の動粘度を実施例3、4、5および
6と同等にするため、鉱油Aと鉱油Bの配合割合を調節
し、また、組成物の全塩基価を実施例3、4、5および
6と同等にするため、全塩基価170(金属比3.0)
の過塩基性カルシウムサリシレートの量で調節した。結
果を表3および表4に示す。シェル高速四球摩耗試験で
みた耐摩耗性能は、摩耗痕径は1.98mmと大きく、
焼き付き荷重は70kgfと低く、実施例3、4、5お
よび6の供試油の耐摩耗性能を大幅に下回り、かつ、酸
化安定性試験(ISOT)でみた酸化安定性やパネルコ
ーキング試験でみた耐熱性も下回ることが分かる。すな
わち、成分(2)である全塩基価230(金属比3.
8)、253(金属比5.4)および280(金属比
8.0)の過塩基性カルシウムサリシレートや全塩基価
150の過塩基性カルシウムスルホネートを添加するこ
とにより、耐摩耗性、耐熱性、高温清浄性および酸化安
定性を向上させ、とくに耐摩耗性を大幅に向上させるこ
とができることが分かる。
以外は実施例4と同様な潤滑油組成物である比較例4の
潤滑油組成物について上記のISOT試験を行って劣化
させた試験油について、シェル高速四球摩耗試験を行っ
た。結果を表3および表4に示す。シェル高速四球摩耗
試験でみた耐摩耗性能は、摩耗痕径、焼き付き荷重と
も、実施例4と同様な潤滑油組成物のISOT試験油で
ある実施例7の供試油の耐摩耗性能を大幅に下回ること
が分かる。また、ISOT試験前後の耐摩耗性能の比較
に関しても、実施例7では、実施例4に対して摩耗痕径
が6.9%増加し、焼き付き荷重が6.2%低下したに
対し、比較例5では比較例4に対して摩耗痕径は15.
8%増加し、焼き付き荷重が21.4%低下しており、
酸化劣化した供試油の耐摩耗性能の低下率が大きいこと
を示しており、また、耐熱性や高温清浄性も同様の傾向
を示している。すなわち、比較例4の供試油は、耐摩耗
性能、耐熱性および高温清浄性の持続性においても実施
例4の供試油の性能を大幅に下回ることが分かる。
以外は実施例6と同様な潤滑油組成物を調製し、これに
ついてシェル高速四球摩耗試験を行った。この際、組成
物の動粘度を実施例6と同等にするため、鉱油Aと鉱油
Bの配合割合を調節し、また、組成物の全塩基価を実施
例6と同等にするため、全塩基価253(金属比5.
4)の過塩基性カルシウムサリシレートの量で調節し
た。結果を表3および表4に示す。シェル高速四球摩耗
試験でみた耐摩耗性能は、摩耗痕径、焼き付き荷重と
も、実施例6の供試油の耐摩耗性能を大幅に下回ること
が分かる。また、耐熱性、高温清浄性および酸化安定性
も同様に性能は低下傾向を示している。すなわち、本発
明の特徴の一つである優れた耐摩耗性能等は、金属系清
浄剤として、全塩基価253(金属比5.4)の過塩基
性カルシウムサリシレートと塩基価260の過塩基性カ
ルシウムフェネート併用のディーゼルエンジン油では認
められず、金属系清浄剤として、全塩基価170(金属
比3.0)の過塩基性カルシウムサリシレートを用いた
ディーゼルエンジン油で初めて発現することが分かる。
以外は実施例8と同様な潤滑油組成物を調製し、これに
ついて、高温清浄性評価のためホットチューブ試験、耐
熱性評価のためパネルコーキング試験および酸化安定性
評価のためISOTを行った。この際、組成物の動粘度
を実施例8と同等にするため、鉱油Aと鉱油Bの配合割
合を調節し、また、組成物の全塩基価を実施例8と同等
にするため、全塩基価170(金属比3.0)の過塩基
性カルシウムサリシレートの量で調節した。結果を表3
および表4に示す。ホットチューブ試験、パネルコーキ
ング試験およびISOTでみた高温清浄性、耐熱性およ
び酸化安定性、いずれの性能も、実施例8の供試油を下
回ることが分かる。すなわち、コハク酸イミド、錆止め
剤およびZDTPを添加した系においても、全塩基価2
30(金属比3.8)の過塩基性カルシウムサリシレー
トの添加により、本発明の特徴である高温清浄性、酸化
安定性、耐熱性等の各種性能の向上効果は何ら損なわれ
ることなく、発現することが分かる。
ては、特定の全塩基価を有する各アルカリ土類金属系清
浄剤を特定の割合で組み合わせることが肝要であり、こ
の様な構成を有することによってのみ、相乗効果が発現
し、耐摩耗性、耐熱性、高温清浄性に優れたディーゼル
エンジン用潤滑油組成物を得ることができたものであ
り、添加量が本発明の範囲から外れると優れたディーゼ
ルエンジン用潤滑油組成物は得られないものである。
成物は、特定の全塩基価を有する各アルカリ土類金属系
清浄剤を特定の割合で組み合わせることにより発現する
相乗効果により、耐摩耗性、耐熱性および清浄性を大幅
に向上させたものであり、高負荷で、長時間連続運転さ
れるディーゼルエンジンを、安定した状態で稼働させ得
るものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 100℃における動粘度が5〜40mm
2 /sである潤滑油基油に、組成物全量基準で、(1)
過塩素酸法による全塩基価が60〜220mgKOH/
gであるアルカリ土類金属サリシレートをアルカリ土類
金属濃度換算で0.1〜2.5質量%ならびに(2)
(a)過塩素酸法による全塩基価が220mgKOH/
gを超え、400mgKOH/g以下であるアルカリ土
類金属サリシレートおよび/または(b)過塩素酸法に
よる全塩基価が20〜200mgKOH/gであるアル
カリ土類金属スルホネートをアルカリ土類金属濃度換算
で0.01〜1質量%含有してなるディーゼルエンジン
用潤滑油組成物。 - 【請求項2】 さらに(3)過塩素酸法による全塩基価
が100〜450mgKOH/gであるアルカリ土類金
属フェネートをアルカリ土類金属濃度換算で0.05〜
2質量%含有してなる請求項1に記載のディーゼルエン
ジン用潤滑油組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24671997A JPH1180771A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | ディーゼルエンジン用潤滑油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24671997A JPH1180771A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | ディーゼルエンジン用潤滑油組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1180771A true JPH1180771A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17152637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24671997A Pending JPH1180771A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | ディーゼルエンジン用潤滑油組成物 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JPH1180771A (ja) |
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