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JPH117035A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法

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Publication number
JPH117035A
JPH117035A JP10076054A JP7605498A JPH117035A JP H117035 A JPH117035 A JP H117035A JP 10076054 A JP10076054 A JP 10076054A JP 7605498 A JP7605498 A JP 7605498A JP H117035 A JPH117035 A JP H117035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
liquid crystal
metal
film
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10076054A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Akiyama
久 秋山
Mitsuhiro Shigeta
光浩 繁田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UK Government
Sharp Corp
Original Assignee
UK Government
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UK Government, Sharp Corp filed Critical UK Government
Priority to JP10076054A priority Critical patent/JPH117035A/ja
Priority to US09/062,811 priority patent/US6452659B1/en
Priority to GB9808543A priority patent/GB2324641B/en
Publication of JPH117035A publication Critical patent/JPH117035A/ja
Priority to GB0112531A priority patent/GB2360388B/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1343Electrodes
    • G02F1/134309Electrodes characterised by their geometrical arrangement
    • G02F1/134336Matrix
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電性液晶の配向性やスイッチング特性を
劣化させずに、高コントラストかつ均一な表示状態を得
ることを可能とする。 【解決手段】 複数の走査電極11がストライプ状に設
けられた透明基板5と、該透明基板5に対向配置され、
上記走査電極11に交差するように複数の信号電極16
がストライプ状に設けられた透明基板14と、該透明基
板5・14間に封入された液晶層4とを備える。走査電
極11は、カラーフィルタ6、下部オーバーコート膜
7、及び硬質のシリコーン樹脂からなるハードコート膜
34を介して透明基板5上に配置される。ハードコート
膜34内には、走査電極11の電極抵抗を低下させるた
めに、各走査電極11それぞれに電気的に接続された複
数の金属電極35が形成される。信号電極16にも走査
電極11の場合と同様に、金属電極15が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に大画面でしか
も高精細な強誘電性液晶を用いた液晶表示装置及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置としては、STN(S
uper-Twisted Nematic) 方式やTN(Twisted Nematic)
方式を用いた液晶表示装置が知られているが、近年、さ
らに高精細かつ大容量の表示を行うことが可能な液晶表
示装置として、強誘電性液晶を用いた液晶表示装置が注
目されている。
【0003】強誘電性液晶は、 Appl. Phys. Lett. 36
(1980) pp.899-901 (N.A.Clark andS.T.Lagerwall)に教
示されているように、メモリ性、高速応答性、及び広視
野角等の優れた特性を備えている。
【0004】しかも、強誘電性液晶は、従来のTN方式
の液晶表示装置やSTN方式の液晶表示装置と同様に、
透明基板上に、透明導電膜でストライプ状に形成した走
査電極と信号電極とをマトリクス状に配置した、2枚の
電極基板を対向させた単純マトリクス方式により高精細
大容量表示が可能である。
【0005】しかしながら、上記強誘電性液晶を単純マ
トリクス方式に適用する場合、透明導電膜のみでストラ
イプ状の電極を形成することで大画面で高精細な強誘電
性液晶表示装置を作製すると、表示面積の拡大に伴っ
て、ストライプ状電極の長手方向の長さが長くなるため
に電極抵抗が大きくなってしまう。この結果、発熱、信
号の遅延、あるいは画素領域に印加される信号波形のな
まり等の駆動上の問題が発生する。
【0006】尚、従来のTN液晶表示装置やSTN液晶
表示装置では、周期的な駆動電圧の印加により、複数の
フレーム走査で高コントラストな一画面を形成するマル
チプレクシング駆動が採用されているため、印加電圧の
遅延効果による表示低下は、ほとんど問題にならなかっ
たが、強誘電性液晶表示装置の場合、1フレーム走査で
高コントラストな一画面を形成する必要があるため、印
加電圧の遅延効果は問題となる。
【0007】上述の理由により、強誘電性液晶表示装置
を大画面化する場合は、走査電極と信号電極の長手方向
に低抵抗の金属からなる金属電極を形成することで、全
体の電極抵抗を低下させる方法が採用されてきた。上記
金属電極は、ストライプ状の透明電極(走査電極あるい
は信号電極)の長手方向に沿って、かつ、電気的に接続
して形成する必要がある。
【0008】このような金属電極を形成する第一の方法
としては、透明基板上にストライプ状の透明電極を形成
し、その上に、上記透明電極に電気的に接続された金属
電極を形成する方法がある。上記第一の方法としては、
(1)図8に示すように、透明基板101上に形成され
たストライプ状の透明電極102上に、金属電極103
を上記透明電極102の上面102aにおける長手方向
エッジ102bに沿って形成する方法や、(2)図9に
示すように、透明基板101上に形成されたストライプ
状の透明電極102上に、金属電極103を上記透明電
極102の上面102aにおける長手方向エッジ102
bに沿って、かつ、長手方向エッジ102bから透明電
極102の側面102cにはみ出して形成する方法(特
開平1−280724号公報)、または、(3)図10
に示すように、透明基板101上に形成されたストライ
プ状の透明電極102を、該透明電極102を覆う絶縁
膜104に設けられたスルーホール105を介して絶縁
膜104上の金属電極103に各々接触させる方法(特
開平1−280724号公報)等が挙げられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
一の方法を用いた場合、上記金属電極103は、透明電
極102の上面102aあるいは絶縁膜104の上面よ
りも少なくともその厚さだけ突出することとなる。ここ
で、強誘電性液晶素子を大画面パネルに適用したとき
に、印加電圧の遅延を抑制するための低抵抗導電膜とし
ての金属電極103の膜厚は、0.1μm以上、好まし
くは0.4μm以上とすることが必要であるため、金属
電極103は透明電極102あるいは絶縁膜104の上
面から少なくとも0.1μmは突出することになる。し
かも、パネルが大画面になると上記金属電極103の膜
厚をより厚くする必要がある。
【0010】一方、表面安定型強誘電性液晶装置を実現
するためには、対向する両電極基板間の間隔を1.0μ
m〜3μm程度に設定することが好ましい。従って、パ
ネルが大画面になると、透明電極102あるいは絶縁膜
104の上面よりも突出した金属電極103が、対向す
る上下の電極基板間でショートする危険性が増大すると
いう問題を有している。
【0011】また、金属電極103が透明電極102あ
るいは絶縁膜104の上面よりも突出することで、金属
電極103の形成部分において段差が生じる。このた
め、段差が生じた箇所で液晶の配向が変わり、均一な表
示を実現することができないという問題も有している。
【0012】上記第一の方法の問題を解決するために、
以下に示す第二ないし第四の方法が開示されている。
【0013】第二の方法は、透明基板上にストライプ状
の金属電極を形成し、その上に、透明電極を金属電極と
電気的に接続されるように形成する方法である。上記第
二の方法としては、例えば、図11に示すように、透明
基板101上に金属電極103をストライプ状に形成し
た後、絶縁膜104を介してストライプ状に透明電極1
02を形成し、該金属電極103と透明電極102と
を、絶縁膜104に設けられたスルーホール105を介
して各々接触させる方法(特開平2−63019号公
報)等が挙げられる。上記第二の方法を用いた場合、第
一の方法を用いた場合と比較して金属電極103を厚く
形成することができるので、電極抵抗をより低くするこ
とが可能となる。
【0014】しかしながら、上記第二の方法は、金属電
極103と透明電極102との間に絶縁膜104を形成
し、該絶縁膜104に、金属電極103と透明電極10
2とを接続するためのスルーホール105を形成する工
程が必要であり、製造工程が増加するという問題を有し
ている。
【0015】さらに、上記第二の方法を採用する場合、
金属電極103がブラックマトリクスを兼用することに
なる。このように金属電極103にブラックマトリクス
を兼用させる場合、互いに隣り合う透明電極102・1
02間に対向する領域A(図中、網かけで示す)を金属
電極103で覆う必要がある。従って、金属電極103
を形成する際には、パターニングの位置ずれを考慮し
て、金属電極103を、互いに隣り合う透明電極102
・102間の幅よりも広い幅を有するように形成するこ
とで、透明電極102と金属電極103とが絶縁膜10
4を介して重なる部分を設ける必要がある。このため、
上記第二の方法は、金属電極103と透明電極102と
の間に絶縁膜104があるものの、透明電極102と該
透明電極102に隣接する金属電極103との間でリー
ク電流が流れる可能性が高くなるという問題も有してい
る。
【0016】第三の方法は、特開平8−76134号公
報に開示されているように、透明基板上にストライプ状
の金属電極を形成し、金属電極のパターンの隙間にUV
(紫外線)硬化樹脂を充填する方法である。即ち、図1
2に示すように、金属電極103がストライプ状に形成
された透明基板101に対向するように、UV硬化樹脂
107が滴下された平滑型106を配置した後(図12
(a)参照)、透明基板101の裏面からUV硬化樹脂
107を紫外線露光することによって金属電極103と
同じ厚さの絶縁膜を形成する(図12(b)参照)。そ
して、平滑型106を外し(図12(c)参照)、金属
電極103及びUV硬化樹脂107からなる層表面上に
透明電極102を形成する(図12(d)参照)。この
方法では、UV硬化樹脂107が滴下された平滑型10
6を金属電極103が形成された透明基板101にあて
がってから紫外線露光を行うため、UV硬化樹脂107
からなる絶縁膜の平坦性に優れている。
【0017】しかしながら、上記第三の方法では、平滑
型106を透明基板101にあてがうときにUV硬化樹
脂107に気泡が入り込むのを防ぐために真空槽中で行
う必要があり、しかも平滑型106を透明基板101に
あてがうための駆動系が必要である。また、平滑型10
6を使用する毎に平滑型106を洗浄する必要がある
等、製造工程が複雑であるという欠点がある。
【0018】第四の方法は、J.Electrochem. Soc.; SOL
ID-STATE SCIENCE AND TECHNOLOGYAugust 1988 pp.2013
-2016に開示されているように、SiO2 非晶質膜の液
相析出成膜法(Liquid Phase Deposition;LPD法)を
用いるものである。LPD法は、ケイフッ化水素酸溶液
(H2 SiF6 :HF)を用い、その溶液の化学的平衡
状態をSiO2 の析出側に移動させて成膜する方法であ
る。
【0019】図13に示すように、まず、透明基板10
1上に金属電極103を成膜し(図13(a)参照)、
金属電極103をパターニングすると共にパターニング
したときに使用したフォトレジスト108を残し(図1
3(b)参照)、LPD法により金属電極103のパタ
ーンの隙間にSiO2 膜109を成膜する(図13
(c)参照)。その後、金属電極103上のフォトレジ
スト108を剥離する(図13(d)参照)。この方法
によれば、金属電極103とSiO2 膜109との表面
に段差も溝も形成されることがない。
【0020】しかしながら、上記第四の方法では、金属
電極103が化学的にフッ酸に耐性のあるものでなけれ
ばならず、金属電極103の材料が制約されてしまう。
また、成膜速度が極端に遅く300Å/hour程度で
あるため1μm成膜するのに30時間を要する。その
他、SiO2 膜109の成膜時にケイフッ化水素酸溶液
の濃度管理を行う必要がある等の問題がある。
【0021】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、透明電極面を容易に
平坦に形成することにより、高コントラストで均一な表
示を実現することができる液晶表示装置及びその製造方
法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の液晶表示装置は、複数
の第1の透明電極がストライプ状に設けられた第1の基
板と、該第1の基板に対向配置され、上記第1の透明電
極に交差するように複数の第2の透明電極がストライプ
状に設けられた第2の基板と、該第1及び第2の基板間
に封入された液晶層とを備える液晶表示装置において、
上記第1及び第2の透明電極の少なくとも一方は、硬質
のシリコーン樹脂からなる絶縁膜を介して一方の基板上
に配置され、該絶縁膜内には、ストライプ状の各透明電
極それぞれに電気的に接続された複数の金属電極が形成
されていることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、ストライプ状の第1
及び第2の透明電極間に電圧を印加することにより、第
1及び第2の透明電極の交差部(画素領域)での液晶分
子の配向状態が切り替わり、表示が行われる。
【0024】このとき、第1及び第2の透明電極の少な
くとも一方に、金属電極が接続されているので、第1あ
るいは第2の透明電極の電極抵抗を大幅に低下させるこ
とができ、画素領域に印加される駆動電圧の波形のなま
りや発熱によるセル内の温度ムラを抑え、表示品位を大
幅に向上させることが可能となる。また、金属電極が透
明電極とそれに対応した基板との間に配置されているの
で、より低抵抗化を実現するために金属電極を厚く形成
しても、ショートが発生することもない。
【0025】ここで、硬質のシリコーン樹脂は、骨格が
シロキサン結合(Si−O−Si)からなるため、耐熱
性、耐候性、及び耐水性に優れている。また、硬質のシ
リコーン樹脂は、主に3官能単位と4官能単位のシロキ
サン分子構造で構成され、ガラス骨格に類似しているた
め表面硬度や耐摩耗性に優れている。そして、硬質のシ
リコーン樹脂はアルコキシシランの加水分解で生成した
シラノール基を触媒存在下、低温で縮合して硬質皮膜と
するために基板上に容易に成膜することができる。
【0026】従って、これらガラスに類似した性質から
硬質のシリコーン樹脂はガラス基板と同様にフッ酸でエ
ッチングすることが可能であり、金属電極を形成する溝
の加工が容易である。このことは、フォトレジスト等の
感光性樹脂をマスクとして、上記シリコーン樹脂にエッ
チングで溝を形成し、真空蒸着やスパッタにより金属で
溝を埋め、リフトオフ方式により、金属電極を形成する
製造方法を可能とする。これにより、高コントラストで
均一な表示を実現することができる液晶表示装置を容易
に得ることが可能となる。
【0027】請求項2に記載の液晶表示装置は、複数の
第1の透明電極がストライプ状に設けられた第1の基板
と、該第1の基板に対向配置され、上記第1の透明電極
に交差するように複数の第2の透明電極がストライプ状
に設けられた第2の基板と、該第1及び第2の基板間に
封入された液晶層とを備える液晶表示装置において、上
記第1及び第2の透明電極の少なくとも一方は、酸素プ
ラズマあるいは酸素イオンではエッチングされない絶縁
材料からなる第1の絶縁膜及び透光性樹脂からなる第2
の絶縁膜を介して一方の基板上に配置され、該第2の絶
縁膜内には、ストライプ状の各透明電極それぞれに電気
的に接続された複数の金属電極が形成されていることを
特徴としている。
【0028】上記の構成によれば、請求項1に記載の構
成と同様に、金属電極が設けられているので、第1ある
いは第2の透明電極の電極抵抗を大幅に低下させること
ができ、表示品位を大幅に向上させることが可能とな
る。また、金属電極が透明電極とそれに対応した基板と
の間に配置されているので、より低抵抗化を実現するた
めに金属電極を厚く形成しても、ショートが発生するこ
ともない。
【0029】ここで、上記の透光性樹脂は、酸素プラズ
マあるいは酸素イオンによるエッチングが可能であり、
金属電極を形成するための溝の加工が容易である。この
ことは、フォトレジスト等の感光性樹脂をマスクとし
て、上記透光性樹脂にエッチングで溝を形成し、真空蒸
着やスパッタにより金属で溝を埋め、リフトオフ方式に
より、金属電極を形成する製造方法を可能とする。これ
により、高コントラストで均一な表示を実現することが
できる液晶表示装置を容易に得ることが可能となる。
【0030】しかも、第1の絶縁膜が酸素プラズマある
いは酸素イオンではエッチングされない絶縁材料からな
るので、上記エッチングを行ったときに第1の絶縁膜が
エッチングのストッパーとなり、上記溝の深さの制御を
精度よく行うことができる。従って、金属電極の表面高
さを制御することが可能となる。
【0031】上記請求項1あるいは2に記載の液晶表示
装置は、請求項3に記載の通り、第1あるいは第2の透
明電極表面の段差をほぼなくするように、前記絶縁膜内
に形成された金属電極が絶縁膜の表面高さと同じ表面高
さを有する構成とすることが好ましい。
【0032】上記請求項1あるいは2に記載の液晶表示
装置は、請求項4に記載の通り、高精細かつ大容量の表
示を行うことが可能なように、上記液晶層が強誘電性液
晶からなる層である構成が好ましい。
【0033】請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法
は、複数の第1の透明電極がストライプ状に設けられた
第1の基板と、該第1の基板に対向配置され、上記第1
の透明電極に交差するように複数の第2の透明電極がス
トライプ状に設けられた第2の基板と、該第1及び第2
の基板間に封入された液晶層とを備える液晶表示装置の
製造方法において、上記第1及び第2の基板の少なくと
も一方に絶縁材料を成膜する工程と、該絶縁材料に感光
性樹脂によるフォトリソグラフィとエッチング処理とを
施すことによってストライプ状の絶縁膜を形成する工程
と、該感光性樹脂を残存させた状態で、上記絶縁膜上に
金属を成膜する工程と、絶縁膜上に成膜された金属を上
記感光性樹脂と共に除去することにより、絶縁膜内に金
属電極を形成する工程と、上記絶縁膜及び金属電極から
なる層上に透明導電材料を成膜する工程と、該透明導電
材料に感光性樹脂によるフォトリソグラフィとエッチン
グ処理とを施すことによって、上記金属電極と電気的に
接続するようにストライプ状の透明電極を形成する工程
とを備えることを特徴としている。
【0034】上記の製造方法によれば、ストライプ状に
絶縁膜を形成した後、感光性樹脂を除去せずにその上に
真空蒸着またはスパッタリングにて金属を成膜し、リフ
トオフ方式にて金属電極を形成するので、パターンずれ
を起こさずに絶縁膜中に金属電極を埋め込むことが可能
となる。しかも真空蒸着またはスパッタリングによって
金属を成膜するため、金属電極表面と絶縁膜表面とを3
0nm以内で一致させるように金属の膜厚を制御するこ
とは容易である。このため、金属電極及び絶縁膜上に形
成される透明電極表面にほぼ段差が生じないようにする
ことができる。この結果、液晶の配向性やスイッチング
特性に悪影響を及ぼすことなく、高コントラストで均一
な表示を実現することが可能な液晶表示装置を製造する
ことが可能となる。
【0035】請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項6に記載の通り、酸素プラズマや酸素イオン
によるエッチングが可能でリフトオフ方式にて金属電極
を埋め込むことができるように、前記基板に成膜する絶
縁材料が透光性樹脂であることが望ましい。
【0036】請求項6に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項7に記載の通り、容易に上記透光性樹脂をス
トライプ状にパターニングすることが可能なように、前
記絶縁材料のエッチングが酸素プラズマあるいは酸素イ
オンによるドライエッチングであることが好ましい。
【0037】請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項8に記載の通り、フッ酸によるエッチングが
可能でリフトオフ方式にて金属電極を埋め込むことがで
きるように、前記絶縁材料が熱硬化型のシリコーン樹脂
を硬化させた硬質のシリコーン樹脂であることが望まし
い。
【0038】請求項8に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項9に記載の通り、容易に上記シリコーン樹脂
をストライプ状にパターニングすることが可能なよう
に、前記絶縁材料のエッチングがフッ酸によるウェット
エッチングであることが好ましい。
【0039】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕本発明の実施形態1について図1ない
し図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実
施形態では、カラー表示が可能な液晶表示装置について
説明する。
【0040】上記液晶表示装置は、図1に示すように、
互いに対向する2枚の電極基板1・2を備えている。上
記電極基板1・2は、スペーサ3により所定の間隔に保
たれ、図示しないシール材により、電極基板1・2の周
辺部において互いに貼り合わされて接着固定されてい
る。
【0041】そして、上記電極基板1・2の間に形成さ
れる空間には、例えば強誘電性液晶等の液晶材料が充填
されることにより、液晶層4が形成される。上記強誘電
性液晶は、高速応答が可能でメモリ性を有する等の優れ
た特性を持つことから、大容量且つ高精細な画像を表示
することが可能となる。
【0042】上記電極基板1は、透明基板(第1の基
板)5における電極基板2の対向面に、カラーフィルタ
6、下部オーバーコート膜7、絶縁膜8、金属電極10
が埋め込まれた上部オーバーコート膜9、走査電極1
1、絶縁膜12、及び配向膜13がこの順に積層されて
なる。
【0043】一方、電極基板2は、透明基板(第2の基
板)14における電極基板1の対向面に、金属電極15
が埋め込まれた図示しないオーバーコート膜、信号電極
16、絶縁膜17、及び配向膜18がこの順に積層され
てなる。
【0044】透明基板5・14は、ガラスあるいはプラ
スチック等の透光性材料からなる。
【0045】カラーフィルタ6は、赤・緑・青色のフィ
ルタからなる。このカラーフィルタ6の配列としては、
特に限定されるものではなく、例えば、ストライプ配
列、モザイク配列、デルタ(トライアングル)配列等、
用途等に応じて種々の配列に設定すればよい。また、カ
ラーフィルタ6の形成方法としては、顔料分散法、染色
法、電着法、印刷法等、従来公知の種々の方法を用いる
ことができる。
【0046】上記カラーフィルタ6には、非表示画素部
分以外の光の抜けてくる部分を遮光してコントラストを
高くするために、金属あるいは樹脂からなる複数のブラ
ックマトリクス6aが設けられている。
【0047】下部オーバーコート膜7は、カラーフィル
タ6を保護するためのものであり、その材料としては、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、あるいはスチレ
ン系樹脂等が用いられる。
【0048】絶縁膜(第1の絶縁膜)8は、上部オーバ
ーコート膜9内に金属電極10を形成するときに、エッ
チングのストッパーとして機能させるためのものであ
る。絶縁膜8の材料としては、酸素プラズマあるいは酸
素イオンでエッチングされないSiO2 (二酸化ケイ
素)やTa2 5 (酸化タンタル)等の透明な絶縁材料
が用いられる。
【0049】上部オーバーコート膜(第2の絶縁膜)9
は、ストライプ状に複数に分離されて各々絶縁膜8上に
配される。上部オーバーコート膜9の材料としては、リ
フトオフ方式によりストライプ状の上部オーバーコート
膜9の各溝に金属電極10を埋め込むために、フォトレ
ジスト等の感光性樹脂をマスクとしてエッチングするこ
とが可能な、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、あ
るいはスチレン系樹脂等の透光性樹脂が用いられる。こ
れらの透光性樹脂は、酸素プラズマあるいは酸素イオン
によるドライエッチングが可能である。
【0050】金属電極10は、走査電極11の電極抵抗
を低下させるためのものである。金属電極10は、上記
上部オーバーコート膜9のストライプにより形成される
各溝に埋め込まれ、上部オーバーコート膜9と合わせて
1つの層を形成している。即ち、金属電極10は、隣り
合う上部オーバーコート膜9・9のエッジ間に挟持され
た状態となる。このとき、金属電極10は、上部オーバ
ーコート膜9の表面高さと同じ高さを有するように配置
される。つまり、上部オーバーコート膜9及び金属電極
10は、それぞれの表面がほぼ同一平面を形成するよう
に隣接して配置され、各構成要素間で段差のない構造を
有している。
【0051】また、金属電極15は、上記金属電極10
が上部オーバーコート膜9に埋め込まれているのと同様
に、図示しないオーバーコート膜に埋め込まれ、上記金
属電極10に直交する方向にストライプ状に配される。
【0052】さらに、金属電極10・15は、画素面積
/(画素面積+非画素面積)で表される開口率を大きく
取るために、上記ブラックマトリクス6aと重なりをも
って配置される。
【0053】ここで、金属電極10・15は、図3に示
すように、金属膜22と金属膜23とで形成される2層
構造となっている。金属膜22は、金属膜23が直接絶
縁膜8(金属電極15の場合には透明基板14)や上部
オーバーコート膜9(金属電極15の場合には図示しな
いオーバーコート膜)に接しないように、金属電極10
と絶縁膜8及び上部オーバーコート膜9との接触界面に
形成される。
【0054】金属膜23の材料としては、走査電極11
あるいは信号電極16の材料よりも低抵抗なCu、A
l、またはそれらの合金等の、いわゆる低抵抗金属が用
いられる。また、金属膜22の材料としては、低抵抗金
属との密着性が高く、かつガラスや透光性樹脂との密着
性も高い、ITO(インジウム錫酸化物)やTa(タン
タル)が用いられる。
【0055】図1に示すように、複数の走査電極(第1
の透明電極)11は、上記金属電極10が埋め込まれた
上部オーバーコート膜9上に、金属電極10の長手方向
に平行にストライプ状に配される。このとき、金属電極
10の絶縁膜8に接する面に対向する面の全面を走査電
極11面に接触させて、走査電極11と金属電極10と
を接続させる。走査電極11の材料としては、ITO等
の透明導電材料が用いられる。
【0056】複数の信号電極(第2の透明電極)16
は、上記金属電極15が埋め込まれたオーバーコート膜
上に、上記走査電極11の長手方向に直交する方向、即
ち金属電極15の長手方向にストライプ状に配される。
このとき、金属電極15の透明基板14に接する面に対
向する面の全面を信号電極16面に接触させて、信号電
極16と上記金属電極15とを接続させる。信号電極1
6の材料としては、ITO等の透明導電材料が用いられ
る。
【0057】ここで、上記走査電極11および信号電極
16が対向する領域により、図示しない画素領域が形成
される。この画素領域は、走査電極11と信号電極16
とに電圧が印加されると、強誘電性液晶の分子の配向状
態が切り替わることにより、表示状態を明と暗とで変化
させて表示を行うようになっている。
【0058】絶縁膜12・17は、SiO2 やSiN
(窒化ケイ素)等の透明な絶縁材料からなる。
【0059】配向膜13・18は、ラビング処理等の一
軸配向処理が施されている。配向膜13・18として
は、ポリイミド、ナイロン、またはポリビニルアルコー
ル等の有機高分子からなる膜またはSiO2 斜方蒸着膜
等が用いられる。配向膜13・18に有機高分子膜を用
いた場合には、一般的に、液晶分子が電極基板に対して
ほぼ平行に配向するように配向処理がなされる。
【0060】次に、図2及び図3に基づいて、上記液晶
表示装置における電極基板1の製造方法について説明す
る。
【0061】まず、図2(a)に示すように、前記カラ
ーフィルタ6が形成された透明基板5(図1参照)上
に、膜厚2.0μmの透光性のアクリル系樹脂からなる
下部オーバーコート膜7、膜厚300ÅのSiO2 から
なる絶縁膜8、及び膜厚2.0μmの透光性のアクリル
系樹脂からなる上部オーバーコート膜9をこの順に成膜
する。そして、感光性樹脂としてのフォトレジスト21
(商品名TSMR−8800:東京応化工業株式会社
製)をスピンコーティングし、金属電極形成用フォトマ
スクと紫外線露光装置とを用いたフォトリソグラフィー
によって上記フォトレジスト21をストライプ状にパタ
ーンニングする。
【0062】そして、300W、40分間の酸素プラズ
マエッチングで上部オーバーコート膜9を2.0μmの
深さまでエッチングする。ここで、上部オーバーコート
膜9の材料は、上記アクリル系樹脂に限定されず、ポリ
メチルメタクリレート、ポリスチレン、あるいはポリイ
ミド等の、酸素プラズマエッチングすることが可能な樹
脂であれば良い。これにより、図2(b)に示すよう
に、ストライプ状の上部オーバーコート膜9が形成され
る。このとき、絶縁膜8がエッチングのストッパーとな
るためエッチングによる溝の深さの制御を精度良く行う
ことができる。
【0063】ここで、上記成膜時のフォトレジスト21
の膜厚は、以下のことから3.0μm以上必要である。
つまり、上記酸素プラズマエッチング時には、フォトレ
ジスト21も上部オーバーコート膜9よりはエッチング
レートは小さいものの同様にエッチングされる。このた
めリフトオフ方式により金属電極10をパターニングし
ようとすると、少なくとも酸素プラズマエッチング後の
フォトレジスト21の膜厚は1.5μm以上は必要であ
るため、予めエッチングされる膜厚を考慮して成膜時の
フォトレジスト21の膜厚を3.0μm以上とする必要
がある。
【0064】また、上記絶縁膜8の膜厚は、30nm以
上であれば、エッチングのストッパーとしての機能を果
たすことができる。また、成膜のし易さを考慮に入れる
と、200nm以下が好ましい。
【0065】次に、図2(c)に示すように、フォトレ
ジスト21を除去せずに、スパッタ装置を用いてITO
を膜厚30nmでスパッタリングすることにより金属膜
22を形成し、引き続きCuをスパッタリングすること
により、金属膜23を形成する。このときの基板温度は
100〜120℃、成膜レートは30〜50nm/mi
nとする。また、金属膜23の蒸着量は上部オーバーコ
ート膜9のエッチング溝の深さである2.0μmにほぼ
等しくなるように制御する。但し、上記金属膜22・2
3の合計の膜厚は、上部オーバーコート膜9の膜厚を超
えないものとする。
【0066】その後、上記金属膜22・23形成後の基
板を3重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、超音波
をかけてフォトレジスト21を除去することで、フォト
レジスト21上のITO/Cuからなる金属膜22・2
3をリフトオフする。これにより、図3(a)に示すよ
うに、上部オーバーコート膜9に埋め込まれたITO/
Cuからなる金属電極10が形成される。
【0067】上記金属電極10の膜厚と幅は、金属電極
と透明電極(走査電極あるいは信号電極)とを合わせた
電極の必要とされる抵抗値(シート抵抗)によって決定
される。但し、この抵抗値は透明電極の幅と金属電極の
膜厚及び幅との関係によって異なるものである。例え
ば、必要とされる抵抗値を0.1Ω/□、透明電極の幅
を300μmとすると、Cuの膜厚が2μm、幅が30
μmとなる。
【0068】このようにして形成された上部オーバーコ
ート膜9と金属電極10との表面形状を段差計で測定し
た結果を図4に示す。図4からわかるように、金属電極
10(主にCu部分)と上部オーバーコート膜9との各
表面間の段差は20〜30nmの範囲内に収まってい
る。
【0069】ここで、この段差は金属電極10表面が上
部オーバーコート膜9表面よりも必ず下になるように、
つまり金属電極10が上部オーバーコート膜9表面から
飛び出さないようにする。これは、上部オーバーコート
膜9表面よりも突出した金属電極10によって、画素領
域の強誘電性液晶の配向を乱さないようにするためであ
る。
【0070】次に、上部オーバーコート膜9及び金属電
極10が形成された基板上にITOからなる透明導電材
料を成膜し、フォトレジストによるフォトリソグラフィ
とエッチング処理とを施す。これにより、図3(b)に
示すように、上記金属電極10と電気的に接続されたス
トライプ状の走査電極11が形成される。
【0071】続いて、図1に示すように、上記走査電極
11上に、SiO2 からなる絶縁膜12、及びポリイミ
ドからなる配向膜13をこの順に形成し、配向膜13に
ラビングによる一軸配向処理を施す。
【0072】こうして作製した電極基板1は、同様にし
て作製したもう一枚の電極基板2に対向させ、強誘電性
液晶を注入して液晶表示装置を作製する。但し、電極基
板2の作製に関しては、電極基板1におけるカラーフィ
ルタ6、下部オーバーコート膜7、及び絶縁膜8の形成
工程は除くこととする。また、この場合、透明基板14
がエッチングのストッパーとして機能することになる。
【0073】このようにして作製された液晶表示装置
は、走査電極11及び信号電極16に信号を印加したと
ころ、ショートせず、また、画素領域への印加信号の波
形のなまりがほとんどなかった。しかも、金属電極10
・15がブラックマトリクス6aに重なって形成されて
いるため、非画素部分である金属電極部分はブラックマ
トリクス6aにより遮光され、均一で高いコントラスト
の表示を行うことができた。
【0074】以上のように、本実施形態に係る液晶表示
装置は、複数の走査電極11がストライプ状に設けられ
た透明基板5と、該透明基板5に対向配置され、上記走
査電極11に交差するように複数の信号電極16がスト
ライプ状に設けられた透明基板14と、該透明基板5・
14間に封入された液晶層4とを備えている。
【0075】このとき、走査電極11は、酸素プラズマ
あるいは酸素イオンではエッチングされない絶縁材料か
らなる絶縁膜8及び透光性樹脂からなる上部オーバーコ
ート膜9を介して透明基板5上に配置され、該上部オー
バーコート膜9内には、ストライプ状の各走査電極11
それぞれに電気的に接続された複数の金属電極10が形
成されている。
【0076】上記の構成によれば、走査電極11及び信
号電極16間に電圧を印加することにより、該電極の交
差部(画素領域)での液晶分子の配向状態が切り替わ
り、表示が行われる。
【0077】このとき、走査電極11に金属電極10が
接続されているので、走査電極11の電極抵抗を大幅に
低下させることができ、画素領域に印加される駆動電圧
の波形のなまりや発熱によるセル内の温度ムラを抑え、
表示品位を大幅に向上させることが可能となる。また、
金属電極10が走査電極11と透明基板5との間に配置
されているので、より低抵抗化を実現するために金属電
極10を厚く形成しても、ショートが発生することもな
い。
【0078】ここで、上部オーバーコート膜9の材料で
ある透光性樹脂は、酸素プラズマあるいは酸素イオンに
よるエッチングが可能であり、金属電極10を形成する
ための溝の加工が容易である。このことは、フォトレジ
スト等の感光性樹脂をマスクとして、上記透光性樹脂に
エッチングで溝を形成し、真空蒸着やスパッタにより金
属で溝を埋め、リフトオフ方式により、金属電極10を
形成する製造方法を可能とする。これにより、高コント
ラストで均一な表示を実現することができる液晶表示装
置を容易に得ることが可能となる。
【0079】しかも、絶縁膜8が酸素プラズマあるいは
酸素イオンではエッチングされない絶縁材料からなるの
で、上記エッチングを行ったときに絶縁膜8がエッチン
グのストッパーとなり、上記溝の深さの制御を精度よく
行うことができる。従って、金属電極10の表面高さを
制御することが可能となる。
【0080】また、前記上部オーバーコート膜9内に形
成された金属電極10は、上部オーバーコート膜9の表
面高さと同じ表面高さを有する構成である。
【0081】上記の構成によれば、金属電極10が上部
オーバーコート膜9の表面高さと同じ表面高さを有する
ので、平坦面に走査電極11が形成されることとなる。
従って、液晶表示装置の表示品位に影響を与える走査電
極11表面の段差をほぼなくすことができ、このため、
段差によって発生する液晶層4の配向の乱れの発生を防
止することが可能となる。この結果、液晶表示装置の表
示品位をより向上させることができる。
【0082】さらに、上記液晶層4は強誘電性液晶から
なる層である。これによれば、メモリ性、高速応答性、
及び広視野角等の優れた特性を備え、より高精細かつ大
容量の表示を行うことができる液晶表示装置を提供する
ことが可能となる。
【0083】また、本実施形態に係る上記液晶表示装置
の製造方法は、透明基板5に絶縁材料を成膜する工程
と、該絶縁材料にフォトレジスト21によるフォトリソ
グラフィとエッチング処理とを施すことによってストラ
イプ状の上部オーバーコート膜9を形成する工程と、該
フォトレジスト21を残存させた状態で、上部オーバー
コート膜9上に金属を成膜する工程と、上部オーバーコ
ート膜9上に成膜された金属を上記フォトレジスト21
と共に除去することにより、上部オーバーコート膜9内
に金属電極10を形成する工程と、上部オーバーコート
膜9及び金属電極10からなる層上に透明導電材料を成
膜する工程と、該透明導電材料にフォトレジストによる
フォトリソグラフィとエッチング処理とを施すことによ
って、上記金属電極10と電気的に接続するようにスト
ライプ状の走査電極11を形成する工程とを備えるもの
である。
【0084】上記の製造方法によれば、ストライプ状に
上部オーバーコート膜9を形成した後、フォトレジスト
21を除去せずにその上に真空蒸着またはスパッタリン
グにて金属を成膜し、リフトオフ方式にて金属電極10
を形成するので、パターンずれを起こさずに上部オーバ
ーコート膜9中に金属電極10を埋め込むことが可能と
なる。しかも真空蒸着またはスパッタリングによって金
属を成膜するため、金属電極10表面と上部オーバーコ
ート膜9表面とを30nm以内で一致させるように金属
の膜厚を制御することは容易である。このため、金属電
極10及び上部オーバーコート膜9上に形成される走査
電極11表面にほぼ段差が生じないようにすることがで
きる。この結果、液晶の配向性やスイッチング特性に悪
影響を及ぼすことなく、高コントラストで均一な表示を
実現することが可能な液晶表示装置を製造することが可
能となる。
【0085】また、前記透明基板5に成膜される絶縁材
料は透光性樹脂である。リフトオフ方式により上部オー
バーコート膜9の溝に金属電極10を埋め込むために
は、上部オーバーコート膜9として、フォトレジスト等
の感光性樹脂をマスクとしてエッチングすることが可能
な材料であることが必要とされる。この点で、透光性樹
脂は酸素プラズマや酸素イオンによるエッチングが可能
でリフトオフ方式にて金属電極10を埋め込むことが可
能である。尚、絶縁材料として感光性樹脂を用いた場合
にはパターン形成は容易であるが、リフトオフ方式を適
用することはできない。但し、感光性という性質を用い
ない場合は、本実施の形態と同様の工程で、リフトオフ
方式を適用することは可能である。
【0086】さらに、前記上部オーバーコート膜9のエ
ッチングが酸素プラズマあるいは酸素イオンによるドラ
イエッチングである。これによれば、上部オーバーコー
ト膜9の材料である透光性樹脂は酸素プラズマや酸素イ
オンによるエッチングが可能であるので、フォトリソグ
ラフィーと酸素プラズマや酸素イオンによるドライエッ
チング処理とによって、容易に透光性樹脂をストライプ
状にパターニングすることができる。
【0087】尚、信号電極16に接続された金属電極1
5に関しても、上記と同じ構成及び製造方法としている
ので、上記同様の効果が得られる。
【0088】〔実施の形態2〕本発明の実施形態2につ
いて図5ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通り
である。なお、説明の便宜上、前記の実施形態の図面に
示した部材と同一の部材には同一の符号を付記し、その
説明を省略する。
【0089】本実施形態に係る液晶表示装置は、図5に
示すように、実施形態1の電極基板1・2の代わりに、
電極基板31・32を備えており、その他の構成につい
ては実施形態1と同じである。
【0090】上記電極基板31は、透明基板5における
電極基板32の対向面に、ブラックマトリクス6aが形
成されたカラーフィルタ6、下部オーバーコート膜7、
金属電極35が埋め込まれたハードコート膜34、走査
電極11、絶縁膜12、及び配向膜13がこの順に積層
されてなる。
【0091】一方、電極基板32は、前記実施形態1の
電極基板2と同様のものとする。即ち、電極基板32
は、透明基板14における電極基板31の対向面に、金
属電極15が埋め込まれた図示しないオーバーコート
膜、信号電極16、絶縁膜17、及び配向膜18がこの
順に積層されてなる。
【0092】ハードコート膜(絶縁膜)34は、ストラ
イプ状に複数に分離されて各々下部オーバーコート膜7
上に配される。ハードコート膜34の材料としては、リ
フトオフ方式によりストライプ状のハードコート膜34
の各溝に金属電極35を埋め込むために、フォトレジス
ト等の感光性樹脂をマスクとしてエッチングすることが
可能な材料である硬質のシリコーン樹脂が用いられる。
硬質のシリコーン樹脂は、フッ酸によるウェットエッチ
ングが可能である。
【0093】金属電極35は、走査電極11の電極抵抗
を低下させるためのものである。金属電極35は、上記
ハードコート膜34のストライプにより形成される各溝
に埋め込まれ、該ハードコート膜34と合わせて1つの
層を形成している。即ち、金属電極35は、隣り合うハ
ードコート膜34・34のエッジ間に挟持された状態と
なる。このとき、金属電極35は、ハードコート膜34
の表面高さと同じ高さを有するように配置される。つま
り、ハードコート膜34及び金属電極35は、それぞれ
の表面がほぼ同一平面を形成するように隣接して配置さ
れ、各構成要素間で段差のない構造を有している。
【0094】また、金属電極35は、金属電極10と同
様に、画素面積/(画素面積+非画素面積)で表される
開口率を大きく取るために、上記ブラックマトリクス6
aと重なりをもって配置される。
【0095】上記金属電極35の材料及び内部構造は、
実施形態1の金属電極10と同様である。
【0096】次に、図6及び図7に基づいて、上記液晶
表示装置における電極基板31の製造方法について説明
する。
【0097】まず、図6(a)に示すように、前記カラ
ーフィルタ6が形成された透明基板5(図5参照)上
に、膜厚3.5μmのアクリル系樹脂からなる下部オー
バーコート膜7を成膜する。そして、熱硬化型シリコー
ンハードコート剤(商品名KP−8530:信越化学工
業株式会社製)をスピンコーターによって2.0μmの
膜厚で成膜する。そして、室温で10分間放置した後、
120℃で1時間加熱することでハードコート膜34の
反応を行う。その後、感光性樹脂としてのフォトレジス
ト41(商品名TSMR−8800:東京応化工業株式
会社製)をスピンコーティングし、金属電極形成用フォ
トマスクと紫外線露光装置とを用いたフォトリソグラフ
ィーによって上記フォトレジスト41をストライプ状に
パターンニングする。
【0098】そして、バッファードフッ酸(HF(フッ
化水素):NH4 F(フッ化アンモニウム)=1:6混
合溶液)でハードコート膜34をエッチングする。2.
0μmの厚さのハードコート膜34をエッチングするの
に40分を要する。但し、アクリル系樹脂からなる下部
オーバーコート膜7がエッチングのストッパーとして機
能するため、エッチングされる溝の深さはハードコート
膜34の膜厚に等しく、この場合は2.0μmである。
これにより、図6(b)に示すように、ストライプ状の
ハードコート膜34が形成される。
【0099】これより後の工程は、前記実施形態1と同
様である。即ち、図6(c)に示すように、フォトレジ
スト41を除去せずに、スパッタ装置を用いてITOを
膜厚30nmでスパッタリングすることにより金属膜4
2を形成し、引き続きCuをスパッタリングすることに
より、金属膜43を形成する。このときの基板温度は1
00〜120℃、成膜レートは30〜50nm/min
とする。また、金属膜43の蒸着量はハードコート膜3
4のエッチング溝の深さである2.0μmにほぼ等しく
なるように制御する。但し、上記金属膜42・43の合
計の膜厚は、ハードコート膜34の膜厚を超えないもの
とする。
【0100】尚、バッファードフッ酸によるウェットエ
ッチングは等方性であるためハードコート膜34をエッ
チング後にフォトレジスト41が図6(b)に示すよう
にオーバーハング状になり、そのままITOやCu等の
金属をスパッタリングすると、金属とハードコート膜3
4との間に溝を生じる。このためフォトレジストに紫外
線を照射して加熱することでオーバーハングを除去し、
リフトオフ後の溝の発生を防ぐようにする。
【0101】その後、上記金属膜42・43形成後の基
板を3重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、超音波
をかけてフォトレジスト41を除去することで、フォト
レジスト41上のITO/Cuからなる金属膜42・4
3をリフトオフする。これにより、図7(a)に示すよ
うに、ハードコート膜34に埋め込まれたITO/Cu
からなる金属電極35が形成される。
【0102】次に、ハードコート膜34及び金属電極3
5が形成された基板上にITOからなる透明導電材料を
成膜し、フォトレジストによるフォトリソグラフィとエ
ッチング処理とを施す。これにより、図7(b)に示す
ように、上記金属電極35と電気的に接続されたストラ
イプ状の走査電極11が形成される。
【0103】続いて、図5に示すように、上記走査電極
11上に、SiO2 からなる絶縁膜12、及びポリイミ
ドからなる配向膜13をこの順に形成し、配向膜13に
ラビングによる一軸配向処理を施す。
【0104】こうして作製した電極基板31は、実施形
態1の電極基板2と同様にして作製したもう一枚の電極
基板32に対向させ、強誘電性液晶を注入して液晶表示
装置を作製する。
【0105】このようにして作製された液晶表示装置
は、実施形態1と同様に、走査電極11及び信号電極1
6に信号を印加したところ、ショートせず、また、画素
領域への印加信号の波形のなまりがほとんどなかった。
しかも、金属電極35・15がブラックマトリクス6a
に重なって形成されているため、非画素部分である金属
電極部分はブラックマトリクス6aにより遮光され、均
一で高いコントラストの表示を行うことができた。
【0106】以上のように、本実施形態に係る液晶表示
装置は、複数の走査電極11がストライプ状に設けられ
た透明基板5と、該透明基板5に対向配置され、上記走
査電極11に交差するように複数の信号電極16がスト
ライプ状に設けられた透明基板14と、該透明基板5・
14間に封入された液晶層4とを備えている。
【0107】このとき、走査電極11は、硬質のシリコ
ーン樹脂からなるハードコート膜34を介して透明基板
5上に配置され、該ハードコート膜34内には、ストラ
イプ状の各走査電極11それぞれに電気的に接続された
複数の金属電極35が形成されている。
【0108】上記の構成によれば、実施形態1と同様
に、走査電極11に金属電極35が接続されているの
で、走査電極11の電極抵抗を大幅に低下させることが
でき、画素領域に印加される駆動電圧の波形のなまりや
発熱によるセル内の温度ムラを抑え、表示品位を大幅に
向上させることが可能となる。また、金属電極35が走
査電極11と透明基板5との間に配置されているので、
より低抵抗化を実現するために金属電極35を厚く形成
しても、ショートが発生することもない。
【0109】ここで、硬質のシリコーン樹脂は、骨格が
シロキサン結合(Si−O−Si)からなるため、耐熱
性、耐候性、及び耐水性に優れている。また、硬質のシ
リコーン樹脂は、主に3官能単位と4官能単位のシロキ
サン分子構造で構成され、ガラス骨格に類似しているた
め表面硬度や耐摩耗性に優れている。
【0110】この硬質のシリコーン樹脂は、コロイダル
金属酸化物もしくは4官能アルコキシシランと3官能ア
ルコキシシラン、必要に応じて2官能アルコキシシラン
を用いて製造され、アルコキシシランの加水分解で生成
したシラノール基を触媒存在下、低温で縮合して硬質皮
膜とするために基板上に容易に成膜することができる。
尚、被膜硬度は、主にコロイダル金属酸化物等の4官能
単位で達成される。
【0111】従って、これらガラスに類似した性質から
硬質のシリコーン樹脂はガラス基板と同様にフッ酸でエ
ッチングすることが可能であり、金属電極35を形成す
る溝の加工が容易である。このことは、フォトレジスト
等の感光性樹脂をマスクとして、上記シリコーン樹脂に
エッチングで溝を形成し、真空蒸着やスパッタにより金
属で溝を埋め、リフトオフ方式により、金属電極35を
形成する製造方法を可能とする。これにより、高コント
ラストで均一な表示を実現することができる液晶表示装
置を容易に得ることが可能となる。
【0112】また、前記ハードコート膜34内に形成さ
れた金属電極35は、ハードコート膜34の表面高さと
同じ表面高さを有する構成である。
【0113】上記の構成によれば、金属電極35がハー
ドコート膜34の表面高さと同じ表面高さを有するの
で、平坦面に走査電極11が形成されることとなる。従
って、液晶表示装置の表示品位に影響を与える走査電極
11表面の段差をほぼなくすことができ、このため、段
差によって発生する液晶層4の配向の乱れの発生を防止
することが可能となる。この結果、液晶表示装置の表示
品位をより向上させることができる。
【0114】さらに、上記液晶層4は、強誘電性液晶か
らなる層である。これによれば、メモリ性、高速応答
性、及び広視野角等の優れた特性を備え、より高精細か
つ大容量の表示を行うことができる液晶表示装置を提供
することができる。
【0115】また、本実施形態に係る液晶表示装置の製
造方法は、透明基板5に絶縁材料を成膜する工程と、該
絶縁材料にフォトレジスト41によるフォトリソグラフ
ィとエッチング処理とを施すことによってストライプ状
のハードコート膜34を形成する工程と、該フォトレジ
スト41を残存させた状態で、上記ハードコート膜34
上に金属を成膜する工程と、該ハードコート膜34上に
成膜された金属を上記フォトレジスト41と共に除去す
ることにより、ハードコート膜34内に金属電極35を
形成する工程と、上記ハードコート膜34及び金属電極
35からなる層上に透明導電材料を成膜する工程と、該
透明導電材料にフォトレジストによるフォトリソグラフ
ィとエッチング処理とを施すことによって、上記金属電
極35と電気的に接続するようにストライプ状の走査電
極11を形成する工程とを備えるものである。
【0116】上記の製造方法によれば、ストライプ状に
ハードコート膜34を形成した後、フォトレジスト41
を除去せずにその上に真空蒸着またはスパッタリングに
て金属を成膜し、リフトオフ方式にて金属電極35を形
成するので、パターンずれを起こさずにハードコート膜
34中に金属電極35を埋め込むことが可能となる。し
かも真空蒸着またはスパッタリングによって金属を成膜
するため、金属電極35表面とハードコート膜34表面
とを30nm以内で一致させるように金属の膜厚を制御
することは容易である。このため、金属電極35及びハ
ードコート膜34上に形成される走査電極11表面にほ
ぼ段差が生じないようにすることができる。この結果、
実施形態1と同様に、液晶の配向性やスイッチング特性
に悪影響を及ぼすことなく、高コントラストで均一な表
示を実現することが可能な液晶表示装置を製造すること
が可能となる。
【0117】また、前記透明基板5に成膜する絶縁材料
が熱硬化型のシリコーン樹脂を硬化させた硬質のシリコ
ーン樹脂である。リフトオフ方式によりハードコート膜
34の溝に金属電極35を埋め込むためには、ハードコ
ート膜34として、フォトレジスト等の感光性樹脂をマ
スクとしてエッチングすることが可能な材料であること
が必要とされる。この点で、硬質のシリコーン樹脂はフ
ッ酸によるエッチングが可能でリフトオフ方式にて金属
電極35を埋め込むことが可能である。尚、絶縁材料と
して感光性樹脂を用いた場合にはパターン形成は容易で
あるが、リフトオフ方式に適用することができない。
【0118】さらに、ハードコート膜34のエッチング
がフッ酸によるウェットエッチングである。これによれ
ば、硬質のシリコーン樹脂はフッ酸によるエッチングが
可能であるので、フォトリソグラフィーとフッ酸による
ウェットエッチング処理とによって、容易に上記シリコ
ーン樹脂をストライプ状にパターニングすることができ
る。
【0119】尚、本実施形態では、電極基板32の構成
を実施形態1の電極基板2と同じ構成としたが、電極基
板31と同様にハードコート膜を用いる構成としてもよ
い。即ち、透明基板上に、ハードコート膜及び金属電極
からなる層、信号電極、絶縁膜、及び配向膜がこの順に
積層された電極基板を用いてもよい。この電極基板の製
造工程においては、ハードコート膜をエッチングすると
きに透明基板もエッチングされるが、エッチングされた
溝にフォトレジストを残したまま金属を成膜してリフト
オフ方式で金属電極を埋め込むこととする。
【0120】尚、上記実施形態1及び2では、金属電極
をリフトオフ方式で形成したが、リフトオフ方式ではな
くフォトマスクを用いて金属電極を形成することも可能
である。この方法では、まず、パターニングされた絶縁
膜上のフォトレジストを除去した後に、金属を真空蒸着
またはスパッタリングによって成膜する。その後、再度
フォトレジストを成膜し、絶縁膜のパターンに一致する
ようにフォトマスクを合わせて露光現像することで絶縁
膜の溝パターンに埋まった金属の上にのみフォトレジス
トを残す。そして、フォトレジストをマスクにして金属
をエッチングすることで金属電極を形成することができ
る。しかしながら、この場合には、フォトマスクの位置
合わせが困難であるため、パターンずれを起こす虞れが
ある。そこで、金属電極は、リフトオフ方式を用いて形
成する方が、位置ずれがなく基板上に段差のない液晶表
示装置を作製することが可能であるので好ましい。
【0121】尚、上記実施形態1及び2では、金属電極
を2層構造としたが、1層構造とすることも可能であ
る。しかしながら、一般に、CuやAl、またはそれら
の合金等の低抵抗金属は、ガラス、カラーフィルタある
いは透光性樹脂等との密着性が劣っているため、低抵抗
金属のみを用いて金属電極を形成すると、金属電極と、
ガラス、カラーフィルタ、あるいは透光性樹脂等との接
触界面で膜剥がれが生じる虞れがある。
【0122】そこで、低抵抗金属からなる膜の下地とし
て、低抵抗金属と密着性が高く、しかもガラス、カラー
フィルタあるいは透光性樹脂等との密着性も高い、IT
OあるいはTaを薄く成膜し、金属電極を2層構造とす
ると、低抵抗金属膜と、該低抵抗金属膜と接する他の膜
との間での膜剥がれを防止し、かつ、低抵抗金属によ
り、電極抵抗の充分な低抵抗化を図ることができる。
【0123】尚、上記金属電極に用いることができる低
抵抗金属としては、ITOやTaよりも抵抗が低い金属
であれば、特に限定されるものではない。このような低
抵抗金属としては、前記Al、Cuの他に、例えば、A
u、Ag、Ni、Mo、およびそれらの合金等が挙げら
れる。これら低抵抗金属の中でも、Cu、Al、および
それらの合金が、TaやITOとの密着性、抵抗率、お
よび製造コスト等の点から特に好ましい。
【0124】即ち、実施形態1及び2に係る液晶表示装
置における金属電極は、Cu、Al、及びそれらの合金
から選ばれる少なくとも一種の金属からなる層を有する
構成が好ましい。これにより、該液晶表示装置における
電極抵抗を効率良く、しかも安価に低下させることがで
きる。
【0125】さらに、上記金属電極は、その下層及び両
側に配置された層と接触配置される第1の金属膜と、該
下層及び両側に配置された層には接触せずに第1の金属
膜上に配置される第2の金属膜とからなる2層構造であ
り、上記第1の金属膜がITO及びTaから選ばれる一
種の金属からなる構成が望ましい。これにより、上記金
属電極と金属電極の下層及び両側に配置された層との密
着性を向上させることができるので、金属電極との接触
界面での膜剥がれによる断線や導通不良を防止すること
ができる。
【0126】尚、上記実施形態1及び2では、カラーフ
ィルタを用いた構成としたが、カラーフィルタのない構
成とすることもできる。
【0127】また、実施形態1及び2では、金属電極を
2つの電極基板それぞれに形成する構成としたが、何れ
か一方の電極基板にのみ金属電極を形成する構成として
もよい。
【0128】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の液晶表示装置は、第1及び第2の透明電極の少なくと
も一方が、硬質のシリコーン樹脂からなる絶縁膜を介し
て一方の基板上に配置され、該絶縁膜内には、ストライ
プ状の各透明電極それぞれに電気的に接続された複数の
金属電極が形成されている構成である。
【0129】これにより、第1及び第2の透明電極の少
なくとも一方に、金属電極が接続されているので、第1
あるいは第2の透明電極の電極抵抗を大幅に低下させる
ことができ、表示品位を大幅に向上させることが可能と
なる。また、絶縁膜にガラスに類似した性質を有する硬
質のシリコーン樹脂を用いているので、リフトオフ方式
により金属電極を形成する製造方法が可能となる。これ
らの結果、高コントラストで均一な表示を実現すること
ができる液晶表示装置を容易に得ることが可能となると
いう効果を奏する。
【0130】請求項2に記載の液晶表示装置は、第1及
び第2の透明電極の少なくとも一方が、酸素プラズマあ
るいは酸素イオンではエッチングされない絶縁材料から
なる第1の絶縁膜及び透光性樹脂からなる第2の絶縁膜
を介して一方の基板上に配置され、該第2の絶縁膜内に
は、ストライプ状の各透明電極それぞれに電気的に接続
された複数の金属電極が形成されている構成である。
【0131】これにより、第1及び第2の透明電極の少
なくとも一方に、金属電極が接続されているので、第1
あるいは第2の透明電極の電極抵抗を大幅に低下させる
ことができ、表示品位を大幅に向上させることが可能と
なる。また、第1及び第2絶縁膜に酸素プラズマあるい
は酸素イオンではエッチングされない絶縁材料及び透光
性樹脂をそれぞれ用いているので、リフトオフ方式によ
り金属電極を形成する製造方法が可能となる。この結
果、請求項1による構成と同様に、高コントラストで均
一な表示を実現することができる液晶表示装置を容易に
得ることが可能となるという効果を奏する。
【0132】さらに、第1の絶縁膜が酸素プラズマある
いは酸素イオンではエッチングされない絶縁材料からな
るので、エッチング溝の深さの制御を精度よく行うこと
ができ、金属電極の表面高さを制御することが可能とな
るという効果も奏する。
【0133】請求項3に記載の液晶表示装置は、請求項
1又は2に記載の構成に加えて、前記絶縁膜内に形成さ
れた金属電極は、絶縁膜の表面高さと同じ表面高さを有
する構成である。
【0134】これにより、平坦面に第1あるいは第2の
透明電極が形成されることとなるので、段差によって発
生する液晶層の配向の乱れの発生を防止することが可能
となり、液晶表示装置の表示品位をより向上させること
ができるという効果を奏する。
【0135】請求項4に記載の液晶表示装置は、請求項
1、2、又は3に記載の構成に加えて、上記液晶層が強
誘電性液晶からなる層である構成である。
【0136】これにより、メモリ性、高速応答性、及び
広視野角等の優れた特性を備え、より高精細かつ大容量
の表示を行うことができる液晶表示装置を提供すること
ができるという効果を奏する。
【0137】請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法
は、第1及び第2の基板の少なくとも一方に絶縁材料を
成膜する工程と、該絶縁材料に感光性樹脂によるフォト
リソグラフィとエッチング処理とを施すことによってス
トライプ状の絶縁膜を形成する工程と、該感光性樹脂を
残存させた状態で、上記絶縁膜上に金属を成膜する工程
と、絶縁膜上に成膜された金属を上記感光性樹脂と共に
除去することにより、絶縁膜内に金属電極を形成する工
程と、上記絶縁膜及び金属電極からなる層上に透明導電
材料を成膜する工程と、該透明導電材料に感光性樹脂に
よるフォトリソグラフィとエッチング処理とを施すこと
によって、上記金属電極と電気的に接続するようにスト
ライプ状の透明電極を形成する工程とを備える製造方法
である。
【0138】これにより、リフトオフ方式にて金属電極
を形成するので、パターンずれを起こさずに絶縁膜中に
金属電極を埋め込むことが可能となる。しかも金属の膜
厚を制御することは容易であるため、金属電極及び絶縁
膜上に形成される透明電極表面にほぼ段差が生じないよ
うにすることができる。この結果、液晶の配向性やスイ
ッチング特性に悪影響を及ぼすことなく、高コントラス
トで均一な表示を実現することが可能な液晶表示装置を
製造することが可能となるという効果を奏する。
【0139】請求項6に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項5に記載の方法に加えて、前記絶縁材料が透
光性樹脂である。
【0140】請求項7に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項6に記載の方法に加えて、前記絶縁材料のエ
ッチングが酸素プラズマあるいは酸素イオンによるドラ
イエッチングである。
【0141】請求項6及び7に記載の製造方法によれ
ば、透光性樹脂は酸素プラズマや酸素イオンによるエッ
チングが可能であるので、フォトリソグラフィーと酸素
プラズマや酸素イオンによるドライエッチング処理とに
よって、容易に透光性樹脂をストライプ状にパターニン
グすることができるという効果を奏する。
【0142】請求項8に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項5に記載の方法に加えて、前記絶縁材料が熱
硬化型のシリコーン樹脂を硬化させた硬質のシリコーン
樹脂である。
【0143】請求項9に記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項8に記載の方法に加えて、前記絶縁材料のエ
ッチングがフッ酸によるウェットエッチングである。
【0144】請求項8及び9に記載の製造方法によれ
ば、硬質のシリコーン樹脂はフッ酸によるエッチングが
可能であるので、フォトリソグラフィーとフッ酸による
ウェットエッチング処理とによって、容易に上記シリコ
ーン樹脂をストライプ状にパターニングすることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の構成
を示す断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、図1の液晶表示装置におけ
る電極基板の製造工程を示す断面図である。
【図3】(a)及び(b)は、図2の続きの製造工程を
示す断面図である。
【図4】上記製造工程により作製した金属電極及び上部
オーバーコート膜の表面を段差計で測定した結果を示す
グラフである。
【図5】本発明の実施形態2に係る液晶表示装置の構成
を示す断面図である。
【図6】(a)〜(c)は、図5の液晶表示装置におけ
る電極基板の製造工程を示す断面図である。
【図7】(a)及び(b)は、図6の続きの製造工程を
示す断面図である。
【図8】透明電極上に金属電極が設けられた従来の液晶
表示装置の電極基板の構成を示す斜視図である。
【図9】透明電極上に金属電極が設けられた他の従来の
液晶表示装置の電極基板の構成を示す斜視図である。
【図10】透明電極上に金属電極が設けられたさらに他
の従来の液晶表示装置の電極基板の構成を示す斜視図で
ある。
【図11】透明基板と透明電極との間に絶縁膜及び金属
電極が形成された従来の液晶表示装置の電極基板の構成
を示す斜視図である。
【図12】(a)〜(d)は、透明基板と透明電極との
間に絶縁膜及び金属電極が形成され、該絶縁膜表面と金
属電極表面とがほぼ同一平面上にある従来の液晶表示装
置の電極基板の製造工程を示す断面図である。
【図13】(a)〜(d)は、透明基板と透明電極との
間に絶縁膜及び金属電極が形成され、該絶縁膜表面と金
属電極表面とがほぼ同一平面上にある他の従来の液晶表
示装置の電極基板の製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
4 液晶層 5・14 透明基板(第1あるいは第2の基板) 8 絶縁膜(第1の絶縁膜) 9 上部オーバーコート膜(第2の絶縁膜) 10・15 金属電極 11 走査電極(第1の透明電極) 16 信号電極(第2の透明電極) 21 フォトレジスト(感光性樹脂) 34 ハードコート膜(絶縁膜) 35 金属電極 41 フォトレジスト(感光性樹脂)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390040604 イギリス国 THE SECRETARY OF ST ATE FOR DEFENCE IN HER BRITANNIC MAJES TY’S GOVERNMENT OF THE UNETED KINGDOM OF GREAT BRITAIN AN D NORTHERN IRELAND イギリス国 ハンプシャー ジーユー14 0エルエックス ファーンボロー アイヴ ェリー ロード(番地なし) ディフェン ス エヴァリュエイション アンド リサ ーチ エージェンシー (72)発明者 秋山 久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 繁田 光浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の第1の透明電極がストライプ状に設
    けられた第1の基板と、該第1の基板に対向配置され、
    上記第1の透明電極に交差するように複数の第2の透明
    電極がストライプ状に設けられた第2の基板と、該第1
    及び第2の基板間に封入された液晶層とを備える液晶表
    示装置において、 上記第1及び第2の透明電極の少なくとも一方は、硬質
    のシリコーン樹脂からなる絶縁膜を介して一方の基板上
    に配置され、該絶縁膜内には、ストライプ状の各透明電
    極それぞれに電気的に接続された複数の金属電極が形成
    されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】複数の第1の透明電極がストライプ状に設
    けられた第1の基板と、該第1の基板に対向配置され、
    上記第1の透明電極に交差するように複数の第2の透明
    電極がストライプ状に設けられた第2の基板と、該第1
    及び第2の基板間に封入された液晶層とを備える液晶表
    示装置において、 上記第1及び第2の透明電極の少なくとも一方は、酸素
    プラズマあるいは酸素イオンではエッチングされない絶
    縁材料からなる第1の絶縁膜及び透光性樹脂からなる第
    2の絶縁膜を介して一方の基板上に配置され、該第2の
    絶縁膜内には、ストライプ状の各透明電極それぞれに電
    気的に接続された複数の金属電極が形成されていること
    を特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記絶縁膜内に形成された金属電極は、絶
    縁膜の表面高さと同じ表面高さを有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】上記液晶層が、強誘電性液晶からなる層で
    あることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】複数の第1の透明電極がストライプ状に設
    けられた第1の基板と、該第1の基板に対向配置され、
    上記第1の透明電極に交差するように複数の第2の透明
    電極がストライプ状に設けられた第2の基板と、該第1
    及び第2の基板間に封入された液晶層とを備える液晶表
    示装置の製造方法において、 上記第1及び第2の基板の少なくとも一方に絶縁材料を
    成膜する工程と、 該絶縁材料に感光性樹脂によるフォトリソグラフィとエ
    ッチング処理とを施すことによってストライプ状の絶縁
    膜を形成する工程と、 該感光性樹脂を残存させた状態で、上記絶縁膜上に金属
    を成膜する工程と、 絶縁膜上に成膜された金属を上記感光性樹脂と共に除去
    することにより、絶縁膜内に金属電極を形成する工程
    と、 上記絶縁膜及び金属電極からなる層上に透明導電材料を
    成膜する工程と、 該透明導電材料に感光性樹脂によるフォトリソグラフィ
    とエッチング処理とを施すことによって、上記金属電極
    と電気的に接続するようにストライプ状の透明電極を形
    成する工程とを備えることを特徴とする液晶表示装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】前記絶縁材料が透光性樹脂であることを特
    徴とする請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記絶縁材料のエッチングが酸素プラズマ
    あるいは酸素イオンによるドライエッチングであること
    を特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】前記絶縁材料が熱硬化型のシリコーン樹脂
    を硬化させた硬質のシリコーン樹脂であることを特徴と
    する請求項5に記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記絶縁材料のエッチングがフッ酸による
    ウェットエッチングであることを特徴とする請求項8に
    記載の液晶表示装置の製造方法。
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