JPH1166654A - 微細構造の作製法、微細構造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体 - Google Patents
微細構造の作製法、微細構造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH1166654A JPH1166654A JP9221466A JP22146697A JPH1166654A JP H1166654 A JPH1166654 A JP H1166654A JP 9221466 A JP9221466 A JP 9221466A JP 22146697 A JP22146697 A JP 22146697A JP H1166654 A JPH1166654 A JP H1166654A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine
- layer
- fine particles
- colloidal
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微細構造の平均間隔、相互配置の制御を可能
にし、微細構造の集積密度を大きくする。 【解決手段】 薄い自然酸化膜を有するSi基板10の
表面上にアミノシラン吸着層25を形成したのち、カル
ボキシレート処理を施した平均粒径50nmのポリスチ
レンコロイド微粒子40をアミノシラン吸着層25の表
面に付着させ、ポリスチレンコロイド微粒子40をエッ
チングマスクとして、炭化フッ素系エッチングガスを用
いたリアクティブイオンエッチングを行なって微細柱状
構造100を作製し、残ったポリスチレン微粒子41お
よびアミノシラン吸着層25を引き続く酸素プラズマア
ッシングにより完全に除去する。
にし、微細構造の集積密度を大きくする。 【解決手段】 薄い自然酸化膜を有するSi基板10の
表面上にアミノシラン吸着層25を形成したのち、カル
ボキシレート処理を施した平均粒径50nmのポリスチ
レンコロイド微粒子40をアミノシラン吸着層25の表
面に付着させ、ポリスチレンコロイド微粒子40をエッ
チングマスクとして、炭化フッ素系エッチングガスを用
いたリアクティブイオンエッチングを行なって微細柱状
構造100を作製し、残ったポリスチレン微粒子41お
よびアミノシラン吸着層25を引き続く酸素プラズマア
ッシングにより完全に除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は100nm以下のス
ケールの微細柱状構造、微細トレンチ、微細孔、微細パ
ターン薄膜等が形成された微細構造の作製法、微細構
造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体に
関するものである。
ケールの微細柱状構造、微細トレンチ、微細孔、微細パ
ターン薄膜等が形成された微細構造の作製法、微細構
造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホトリソグラフィーによる現状のリソグ
ラフィー技術では、100nm以下のスケールの微細構
造作製技術を実現することは困難である。したがって、
量産性を損なうことなく100nm以下のスケールの寸
法を有する微細構造を作製するには、リソグラフィーの
寸法限界を補う作製技術が用いられて来た。たとえば、
公知例1(國尾武光、大屋秀市、「ギガビット時代のD
RAM技術」、応用物理、第65巻、第11号、pp.110
6-1113.)に示されているHSG構造がある。この技術
は、シリコンCVDの膜成長初期過程に現れる縞状Si
(シリコン)薄膜を利用して、DRAMに用いられる容
量電極表面に半径20nm程度の半球状シリコンを付着
させるものであり、リソグラフィー工程に負担をかけず
に、電極表面積を2倍にする技術である。また、公知例
2(H. W. Deckman, J. H. Dunsmir, "Application of
surface textures produced with natural lithograph
y", Journal of Vacuum Science and Technology, Vol.
B1 (4), 1983, pp.1109-1112.)では、約0.5μmの
ラテックスコロイドを用いたパタン形成技術が提案され
ている。また、公知例3(A. Blondel, J. P. Meier,
B. Doudin, and J. -Ph. Ansermet, "Giant magnetores
istance of nanowires of multilayers," Applied Phys
ics Letters, vol. 65, no. 23, pp.3019-3021.)で
は、ポリカーボネート膜を用いたフィルター中に存在す
るナノメータスケールの微細孔を利用して、巨大磁気抵
抗効果を発現する磁性金属多層構造の細線を製作した例
が示されている。
ラフィー技術では、100nm以下のスケールの微細構
造作製技術を実現することは困難である。したがって、
量産性を損なうことなく100nm以下のスケールの寸
法を有する微細構造を作製するには、リソグラフィーの
寸法限界を補う作製技術が用いられて来た。たとえば、
公知例1(國尾武光、大屋秀市、「ギガビット時代のD
RAM技術」、応用物理、第65巻、第11号、pp.110
6-1113.)に示されているHSG構造がある。この技術
は、シリコンCVDの膜成長初期過程に現れる縞状Si
(シリコン)薄膜を利用して、DRAMに用いられる容
量電極表面に半径20nm程度の半球状シリコンを付着
させるものであり、リソグラフィー工程に負担をかけず
に、電極表面積を2倍にする技術である。また、公知例
2(H. W. Deckman, J. H. Dunsmir, "Application of
surface textures produced with natural lithograph
y", Journal of Vacuum Science and Technology, Vol.
B1 (4), 1983, pp.1109-1112.)では、約0.5μmの
ラテックスコロイドを用いたパタン形成技術が提案され
ている。また、公知例3(A. Blondel, J. P. Meier,
B. Doudin, and J. -Ph. Ansermet, "Giant magnetores
istance of nanowires of multilayers," Applied Phys
ics Letters, vol. 65, no. 23, pp.3019-3021.)で
は、ポリカーボネート膜を用いたフィルター中に存在す
るナノメータスケールの微細孔を利用して、巨大磁気抵
抗効果を発現する磁性金属多層構造の細線を製作した例
が示されている。
【0003】以上の公知例に示されたように、電子デバ
イス、大容量記録技術などのエレクトロニクス関連技術
の今後の発展において、微細構造を作製することが重要
な課題となりつつある。
イス、大容量記録技術などのエレクトロニクス関連技術
の今後の発展において、微細構造を作製することが重要
な課題となりつつある。
【0004】また、公知例4(Bruce W. Alphenaar, Z.
A. K. Durrani, A. P. Heberle, and M. Wagner, Appl
ied Physics Letters, vol. 66, no. 10, 1995, pp.123
4-1236.)では、金の蒸着によって得られる島状薄膜を
エッチングマスクとして用い、微細柱状構造を形成して
いる。また、公知例5(Tetusya Tada, Ali Hamoudi,an
d Toshihiko Kanayama, Applied Physics Letters, vo
l. 70, no. 19, 1997,pp.2538-2540.)においても、数
nmのAuPd合金クラスターの蒸着とECR(electr
on cyclotron resonance)プラズマエッチングとの組み
合わせにて微細柱状構造を得ている。
A. K. Durrani, A. P. Heberle, and M. Wagner, Appl
ied Physics Letters, vol. 66, no. 10, 1995, pp.123
4-1236.)では、金の蒸着によって得られる島状薄膜を
エッチングマスクとして用い、微細柱状構造を形成して
いる。また、公知例5(Tetusya Tada, Ali Hamoudi,an
d Toshihiko Kanayama, Applied Physics Letters, vo
l. 70, no. 19, 1997,pp.2538-2540.)においても、数
nmのAuPd合金クラスターの蒸着とECR(electr
on cyclotron resonance)プラズマエッチングとの組み
合わせにて微細柱状構造を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、公知例4、5
に示された微細柱状構造の作製法においては、微細柱状
構造の平均間隔、相互配置の制御が不可能である。
に示された微細柱状構造の作製法においては、微細柱状
構造の平均間隔、相互配置の制御が不可能である。
【0006】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、微細構造の平均間隔、相互配置の制御が可
能である微細構造の作製法、集積密度が大きい微細構
造、磁気センサ、磁気記録媒体、光磁気記録媒体を提供
することを目的とする。
れたもので、微細構造の平均間隔、相互配置の制御が可
能である微細構造の作製法、集積密度が大きい微細構
造、磁気センサ、磁気記録媒体、光磁気記録媒体を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、基板上に表面が被覆分子層によ
って被覆されかつ直径が100nm以下のコロイド微粒
子を付着させ、上記コロイド微粒子をマスクとして上記
基板を加工する。
め、本発明においては、基板上に表面が被覆分子層によ
って被覆されかつ直径が100nm以下のコロイド微粒
子を付着させ、上記コロイド微粒子をマスクとして上記
基板を加工する。
【0008】この場合、上記基板上に付着された上記コ
ロイド微粒子の互いの平均間隔を上記コロイド微粒子の
直径と同程度とする。
ロイド微粒子の互いの平均間隔を上記コロイド微粒子の
直径と同程度とする。
【0009】また、上記基板上に付着した上記コロイド
微粒子をリアクティブイオンエッチングによってより小
さい粒径の微粒子にする。
微粒子をリアクティブイオンエッチングによってより小
さい粒径の微粒子にする。
【0010】また、上記基板上に付着した上記コロイド
微粒子をイオンミリングによってより小さい粒径の微粒
子にする。
微粒子をイオンミリングによってより小さい粒径の微粒
子にする。
【0011】また、上記コロイド微粒子をマスクにして
二次マスク層を形成する。
二次マスク層を形成する。
【0012】また、上記基板上に付着した上記コロイド
微粒子に斜め蒸着を行なって二次マスク層を形成する。
微粒子に斜め蒸着を行なって二次マスク層を形成する。
【0013】また、微細構造において、断面直径が10
0nm以下でかつアスペクト比が1以上の微細柱状構造
を上記断面直径と同程度の平均間隔を隔てて形成する。
0nm以下でかつアスペクト比が1以上の微細柱状構造
を上記断面直径と同程度の平均間隔を隔てて形成する。
【0014】また、微細構造において、開口径が100
nm以下でかつアスペクト比が1以上の微細トレンチま
たは微細孔が上記開口径と同程度の平均間隔を隔てて形
成する。
nm以下でかつアスペクト比が1以上の微細トレンチま
たは微細孔が上記開口径と同程度の平均間隔を隔てて形
成する。
【0015】また、上記の微細構造を上記の微細構造の
作製法よって作製する。
作製法よって作製する。
【0016】この場合、誘電体材料からなる上記微細柱
状構造を形成する。
状構造を形成する。
【0017】また、誘電体材料からなる層に上記微細ト
レンチまたは上記微細孔を形成する。
レンチまたは上記微細孔を形成する。
【0018】また、上記微細トレンチまたは上記微細孔
内に磁性体層を形成する。
内に磁性体層を形成する。
【0019】また、上記磁性体層を多層構造とする。
【0020】また、磁気センサにおいて、上記微細トレ
ンチまたは上記微細孔内に上記磁性体層が形成された微
細構造を用いる。
ンチまたは上記微細孔内に上記磁性体層が形成された微
細構造を用いる。
【0021】また、磁気記録媒体において、上記微細ト
レンチまたは上記微細孔内に上記磁性体層が形成された
微細構造を用いる。
レンチまたは上記微細孔内に上記磁性体層が形成された
微細構造を用いる。
【0022】また、光磁気記録媒体において、上記微細
トレンチまたは上記微細孔内に上記磁性体層が形成され
た微細構造を用いる。
トレンチまたは上記微細孔内に上記磁性体層が形成され
た微細構造を用いる。
【0023】
【発明の実施の形態】公知例6(川口春馬、室井宗一、
「ポリマーコロイド」、高分子学会編、共立出版、198
9)、公知例7(T. Sato, D. G. Hasko, and H. Ahmed,
"Nanoscale colloidal particles: Monolayer organiz
ation and patterning," J. Vac. Sci.& Tech. B15(1),
Jan/Feb 1997, pp.45-48.)に溶媒中に分散されたポリ
スチレンコロイド微小球、貴金属コロイド微粒子が示さ
れている。そして、ポリスチレンコロイド微小球、貴金
属コロイド微粒子等のコロイド微粒子表面はサーファク
タント(surfactant)層、リガント(ligand)層などの
被覆分子層によって覆われており、被覆分子層の立体障
害効果によってコロイド微粒子がワァンデルワールス引
力に打ち勝って、凝集せずに安定に分散することがで
き、また被覆分子層が溶媒中で電離することによって生
ずる電荷を担っている場合があり、この場合にはコロイ
ド微粒子同士は互いに斥力を及ぼしあっており、この斥
力によってコロイド微粒子の互いの平均間隔が所定値以
上に保たれる。
「ポリマーコロイド」、高分子学会編、共立出版、198
9)、公知例7(T. Sato, D. G. Hasko, and H. Ahmed,
"Nanoscale colloidal particles: Monolayer organiz
ation and patterning," J. Vac. Sci.& Tech. B15(1),
Jan/Feb 1997, pp.45-48.)に溶媒中に分散されたポリ
スチレンコロイド微小球、貴金属コロイド微粒子が示さ
れている。そして、ポリスチレンコロイド微小球、貴金
属コロイド微粒子等のコロイド微粒子表面はサーファク
タント(surfactant)層、リガント(ligand)層などの
被覆分子層によって覆われており、被覆分子層の立体障
害効果によってコロイド微粒子がワァンデルワールス引
力に打ち勝って、凝集せずに安定に分散することがで
き、また被覆分子層が溶媒中で電離することによって生
ずる電荷を担っている場合があり、この場合にはコロイ
ド微粒子同士は互いに斥力を及ぼしあっており、この斥
力によってコロイド微粒子の互いの平均間隔が所定値以
上に保たれる。
【0024】一方、これらのコロイド微粒子をコロイド
微粒子同士が上下に重なり合うことなく均等に基板上に
付着させる方法が公知例7に示されている。このような
付着方法の特徴は、各コロイド微粒子に適合した両親媒
性分子を単分子層または単分子層以下の密度だけ基板上
に付着させる点にある。
微粒子同士が上下に重なり合うことなく均等に基板上に
付着させる方法が公知例7に示されている。このような
付着方法の特徴は、各コロイド微粒子に適合した両親媒
性分子を単分子層または単分子層以下の密度だけ基板上
に付着させる点にある。
【0025】図1、図2により本発明に係る微細柱状構
造の作製法について説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、Si基板10の表面にSiO2層15を形成した
のち、酸素プラズマアッシング等を用いる有機汚染物質
除去処理を施す。この場合、SiO2層15はSi基板
10の表面に生ずる数nm以下の自然酸化膜でも十分に
その目的を達成することができる。また、SiO2層1
5の表面はOH基20によって終端されている。つぎ
に、図1(b)に示すように、Si基板10を常温の5m
M(モル)程度のアミノシラン((3-2-(Aminoethylamin
o) propyltrimethoxysilane, APTMS)水溶液に5分程度
浸すことにより、SiO2層15の表面にアミノシラン
分子を吸着させたのち、純粋洗浄を行ない、120℃の
オーブン内にて30分程度加熱して反応を完成させるこ
とにより、単分子層以下の密度のアミノシラン吸着層2
5を形成する。このアミノシラン処理によってSiO2
層15の表面はアミノシラン分子の一部であるアミノ基
23によって終端される。つぎに、平均粒径20nmの
金コロイド微粒子30を含む金コロイド水溶液中にアミ
ノシラン処理されたSi基板10を浸す。この場合、図
2(a)に示すように、金コロイド微粒子30の表面に
は、その生成過程で発生するサーファクタント層である
クエン酸イオン吸着層35が存在しており、クエン酸イ
オン吸着層35のイオンが担う電荷によって金コロイド
微粒子30が溶液中に分散し、盛んにブラウン運動をし
ている。その結果、これら金コロイド微粒子30は溶液
中に浸されたSi基板10のSiO2層15の表面に衝
突する機会を持つ。そして、SiO2層15の表面に金
コロイド微粒子30が衝突したときには、アミノ基23
の金コロイド微粒子30の表面に対する反応性により速
やかに化学結合が形成され、金コロイド微粒子30はS
iO2層15の表面に固定される。そして、図2(b)に
示すように、SiO2層15の表面に接していない金コ
ロイド微粒子30の表面にはクエン酸イオン吸着層35
が存在しており、クエン酸イオン吸着層35は電荷を担
っているから、溶液沖合いからSi基板10上に進入し
ようとする金コロイド微粒子30にはSi基板10上に
既に固定されている金コロイド微粒子30からのクーロ
ン斥力39が作用し、金コロイド微粒子30はSiO2
層15上に既に固定されている金コロイド微粒子30の
近傍には付着することができず、SiO2層15の表面
の金コロイド微粒子30の密度の薄い場所(サイト)に
導かれて付着する。このような過程が繰り返されること
により、SiO2層15の表面は次第に金コロイド微粒
子30で埋め尽くされてゆく。つぎに、金コロイド微粒
子30をマスクとしてリアクティブイオンエッチング
(RIE)を行なうことにより微細柱状構造を作製す
る。
造の作製法について説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、Si基板10の表面にSiO2層15を形成した
のち、酸素プラズマアッシング等を用いる有機汚染物質
除去処理を施す。この場合、SiO2層15はSi基板
10の表面に生ずる数nm以下の自然酸化膜でも十分に
その目的を達成することができる。また、SiO2層1
5の表面はOH基20によって終端されている。つぎ
に、図1(b)に示すように、Si基板10を常温の5m
M(モル)程度のアミノシラン((3-2-(Aminoethylamin
o) propyltrimethoxysilane, APTMS)水溶液に5分程度
浸すことにより、SiO2層15の表面にアミノシラン
分子を吸着させたのち、純粋洗浄を行ない、120℃の
オーブン内にて30分程度加熱して反応を完成させるこ
とにより、単分子層以下の密度のアミノシラン吸着層2
5を形成する。このアミノシラン処理によってSiO2
層15の表面はアミノシラン分子の一部であるアミノ基
23によって終端される。つぎに、平均粒径20nmの
金コロイド微粒子30を含む金コロイド水溶液中にアミ
ノシラン処理されたSi基板10を浸す。この場合、図
2(a)に示すように、金コロイド微粒子30の表面に
は、その生成過程で発生するサーファクタント層である
クエン酸イオン吸着層35が存在しており、クエン酸イ
オン吸着層35のイオンが担う電荷によって金コロイド
微粒子30が溶液中に分散し、盛んにブラウン運動をし
ている。その結果、これら金コロイド微粒子30は溶液
中に浸されたSi基板10のSiO2層15の表面に衝
突する機会を持つ。そして、SiO2層15の表面に金
コロイド微粒子30が衝突したときには、アミノ基23
の金コロイド微粒子30の表面に対する反応性により速
やかに化学結合が形成され、金コロイド微粒子30はS
iO2層15の表面に固定される。そして、図2(b)に
示すように、SiO2層15の表面に接していない金コ
ロイド微粒子30の表面にはクエン酸イオン吸着層35
が存在しており、クエン酸イオン吸着層35は電荷を担
っているから、溶液沖合いからSi基板10上に進入し
ようとする金コロイド微粒子30にはSi基板10上に
既に固定されている金コロイド微粒子30からのクーロ
ン斥力39が作用し、金コロイド微粒子30はSiO2
層15上に既に固定されている金コロイド微粒子30の
近傍には付着することができず、SiO2層15の表面
の金コロイド微粒子30の密度の薄い場所(サイト)に
導かれて付着する。このような過程が繰り返されること
により、SiO2層15の表面は次第に金コロイド微粒
子30で埋め尽くされてゆく。つぎに、金コロイド微粒
子30をマスクとしてリアクティブイオンエッチング
(RIE)を行なうことにより微細柱状構造を作製す
る。
【0026】このような微細柱状構造の作製法において
は、各金コロイド微粒子30はクーロン斥力39のため
に互いに一定の距離を保ったまま付着し、SiO2層1
5の表面の金コロイド微粒子30の付着密度が一定のレ
ベルに達すると、既に付着している金コロイド微粒子3
0からの斥力を避けて到達できる基板上の場所がなくな
り、金コロイド微粒子30の付着密度はそれ以上増加し
なくなる。したがって、金コロイド微粒子30の付着過
程は自律的に終了し、サブモノレーヤ(sub monolaye
r)以下の付着密度すなわち単分子層以下の付着密度に
留まる。一方、この付着方法の原理から明らかなよう
に、SiO2層15の表面に到達した金コロイド微粒子
30はSiO2層15の表面に強く結合するから、金コ
ロイド微粒子30はSiO2層15の表面を移動するこ
とができず、相互の位置を再配置できないので、結晶格
子のような規則的な二次元構造を取ることはない。しか
しながら、十分広い範囲で見た金コロイド微粒子30の
付着密度の均一性は優れており、また再現性良く付着す
ることができる。したがって、微細柱状構造の平均間
隔、相互配置の制御が可能である。たとえば、平均粒径
20nmの金コロイド微粒子30の水溶液を用いた場
合、金コロイド微粒子30間の平均間隔すなわち微細柱
状構造の平均間隔は30nm程度である。
は、各金コロイド微粒子30はクーロン斥力39のため
に互いに一定の距離を保ったまま付着し、SiO2層1
5の表面の金コロイド微粒子30の付着密度が一定のレ
ベルに達すると、既に付着している金コロイド微粒子3
0からの斥力を避けて到達できる基板上の場所がなくな
り、金コロイド微粒子30の付着密度はそれ以上増加し
なくなる。したがって、金コロイド微粒子30の付着過
程は自律的に終了し、サブモノレーヤ(sub monolaye
r)以下の付着密度すなわち単分子層以下の付着密度に
留まる。一方、この付着方法の原理から明らかなよう
に、SiO2層15の表面に到達した金コロイド微粒子
30はSiO2層15の表面に強く結合するから、金コ
ロイド微粒子30はSiO2層15の表面を移動するこ
とができず、相互の位置を再配置できないので、結晶格
子のような規則的な二次元構造を取ることはない。しか
しながら、十分広い範囲で見た金コロイド微粒子30の
付着密度の均一性は優れており、また再現性良く付着す
ることができる。したがって、微細柱状構造の平均間
隔、相互配置の制御が可能である。たとえば、平均粒径
20nmの金コロイド微粒子30の水溶液を用いた場
合、金コロイド微粒子30間の平均間隔すなわち微細柱
状構造の平均間隔は30nm程度である。
【0027】図3は金コロイド微粒子の基板への付着状
況を示す平面図である。図に示すように、SiO2層1
5の表面に金コロイド微粒子30が均一に付着してい
る。なお、rは金コロイド微粒子30の中心位置からの
距離であり、r0は金コロイド微粒子30の半径であ
り、ρ(r)は金コロイド微粒子30の中心位置からの距
離rの位置に他の金コロイド微粒子30の中心位置が見
出される確率である。
況を示す平面図である。図に示すように、SiO2層1
5の表面に金コロイド微粒子30が均一に付着してい
る。なお、rは金コロイド微粒子30の中心位置からの
距離であり、r0は金コロイド微粒子30の半径であ
り、ρ(r)は金コロイド微粒子30の中心位置からの距
離rの位置に他の金コロイド微粒子30の中心位置が見
出される確率である。
【0028】図4は図3に示した場合における距離rと
確率ρ(r)との関係すなわち動径分布関数を示すグラフ
である。このグラフから明らかなように、各金コロイド
微粒子30は剛体球と考えられるから、距離rが半径r
0の2倍の位置より内側に他の金コロイド微粒子30が
近づく確率ρ(r)はゼロであり、また金コロイド微粒子
30間の静電的相互作用により、他の金コロイド微粒子
30が金コロイド微粒子30の直径2r0の位置までに
近づくことも極めて希である。
確率ρ(r)との関係すなわち動径分布関数を示すグラフ
である。このグラフから明らかなように、各金コロイド
微粒子30は剛体球と考えられるから、距離rが半径r
0の2倍の位置より内側に他の金コロイド微粒子30が
近づく確率ρ(r)はゼロであり、また金コロイド微粒子
30間の静電的相互作用により、他の金コロイド微粒子
30が金コロイド微粒子30の直径2r0の位置までに
近づくことも極めて希である。
【0029】上記の金コロイド微粒子の付着の原理から
明らかなように、コロイド微粒子の担う電荷量および両
親媒性分子(上記の例ではアミノシラン)の有する官能
基(上記の例ではアミノ基)とコロイド微粒子表面との
反応性を選択することにより、基板上に付着するコロイ
ド微粒子の密度または平均間隔を制御することができ
る。この両親媒性分子としてはアルカン鎖を有する様々
の分子の利用が可能であり、基板表面およびコロイド微
粒子表面との反応性の違いによって、官能基の種類を選
択して用いることができる。たとえば、メルカプト基を
アミノ基の代わり用いることができ、多くの金属元素か
らなるコロイド微粒子の固定化が可能となる。メルカト
基を有する分子としては多くのアルカンチオール分子が
有用である。また、アミノシランはポリスチレンラテッ
クスコロイド微粒子の固定にも有用である。カルボキシ
レート処理を施したポリスチレンラテックスコロイド微
粒子を用いれば、カルボキシル基の水溶液中でのイオン
化によりポリスチレンラテックスコロイド微粒子が電荷
を持ち、金コロイド微粒子と同様の挙動を示す。同様
に、カルボキシル基とアミノシランとの反応により、ポ
リスチレンコロイド微粒子の固定も可能となる。
明らかなように、コロイド微粒子の担う電荷量および両
親媒性分子(上記の例ではアミノシラン)の有する官能
基(上記の例ではアミノ基)とコロイド微粒子表面との
反応性を選択することにより、基板上に付着するコロイ
ド微粒子の密度または平均間隔を制御することができ
る。この両親媒性分子としてはアルカン鎖を有する様々
の分子の利用が可能であり、基板表面およびコロイド微
粒子表面との反応性の違いによって、官能基の種類を選
択して用いることができる。たとえば、メルカプト基を
アミノ基の代わり用いることができ、多くの金属元素か
らなるコロイド微粒子の固定化が可能となる。メルカト
基を有する分子としては多くのアルカンチオール分子が
有用である。また、アミノシランはポリスチレンラテッ
クスコロイド微粒子の固定にも有用である。カルボキシ
レート処理を施したポリスチレンラテックスコロイド微
粒子を用いれば、カルボキシル基の水溶液中でのイオン
化によりポリスチレンラテックスコロイド微粒子が電荷
を持ち、金コロイド微粒子と同様の挙動を示す。同様
に、カルボキシル基とアミノシランとの反応により、ポ
リスチレンコロイド微粒子の固定も可能となる。
【0030】図1、図2により説明した微細柱状構造の
作製法においては、金コロイド微粒子30はその表面に
電荷を有する被覆分子層すなわちクエン酸イオン吸着層
35に被覆されていて、クエン酸イオン吸着層35によ
るクーロン斥力によって互いの衝突を避け、ファンデル
ワールス力による金コロイド微粒子30同士の不可逆的
凝集を免れていた。しかし、上述した如く、電荷を有し
ない被覆分子層の立体障害効果によってコロイド粒子間
の不可逆的凝集を免れることもできる。たとえば、金コ
ロイド微粒子では官能基にメチル基を有しているアルカ
ンチオールを用い、金コロイド微粒子の表面に電荷を有
しないアルカンチオール被覆分子層を被覆すると、溶媒
中のメチル基のイオン化は無視でき、被覆分子層による
クーロン斥力は存在しなくなる。しかし、金コロイド微
粒子同士がアルカンチオール分子の長さに相当する距離
に近ずくと、アルカンチオール被覆分子層同士の立体障
害効果により斥力が発生し、不可逆的凝集は起こらな
い。アルカンチオール被覆分子層に被覆された金コロイ
ド微粒子の生成法はたとえば公知例8(M. Brust, J.Fi
nk, D. Bethell, D. J. Schiffrin, and C. Kiely, Jiu
nal of Chemical Society, Chemical Communications,
1995, pp.1665-1666.)および公知例9(T. Sato, D. B
rown, and B. F. G. Johnson, "Nucleation and growth
of nano-goldcolloidal lattices," J. Chem. Soc., C
hem. Commn., 10, May, 1997, pp.1007-1008.)に述べ
られている。また、公知例6に示されたポリスチレン微
小球においても、カルボキシル基で終端されていない粒
子を用いて同様な効果が得られる。
作製法においては、金コロイド微粒子30はその表面に
電荷を有する被覆分子層すなわちクエン酸イオン吸着層
35に被覆されていて、クエン酸イオン吸着層35によ
るクーロン斥力によって互いの衝突を避け、ファンデル
ワールス力による金コロイド微粒子30同士の不可逆的
凝集を免れていた。しかし、上述した如く、電荷を有し
ない被覆分子層の立体障害効果によってコロイド粒子間
の不可逆的凝集を免れることもできる。たとえば、金コ
ロイド微粒子では官能基にメチル基を有しているアルカ
ンチオールを用い、金コロイド微粒子の表面に電荷を有
しないアルカンチオール被覆分子層を被覆すると、溶媒
中のメチル基のイオン化は無視でき、被覆分子層による
クーロン斥力は存在しなくなる。しかし、金コロイド微
粒子同士がアルカンチオール分子の長さに相当する距離
に近ずくと、アルカンチオール被覆分子層同士の立体障
害効果により斥力が発生し、不可逆的凝集は起こらな
い。アルカンチオール被覆分子層に被覆された金コロイ
ド微粒子の生成法はたとえば公知例8(M. Brust, J.Fi
nk, D. Bethell, D. J. Schiffrin, and C. Kiely, Jiu
nal of Chemical Society, Chemical Communications,
1995, pp.1665-1666.)および公知例9(T. Sato, D. B
rown, and B. F. G. Johnson, "Nucleation and growth
of nano-goldcolloidal lattices," J. Chem. Soc., C
hem. Commn., 10, May, 1997, pp.1007-1008.)に述べ
られている。また、公知例6に示されたポリスチレン微
小球においても、カルボキシル基で終端されていない粒
子を用いて同様な効果が得られる。
【0031】このような電荷を有しない被覆分子層に被
覆されたコロイド微粒子を公知例9または公知例2に述
べられている方法によって基板に付着させると、最稠密
構造を有するコロイド微粒子の単分子層(モノレーヤ)
を形成することができる。
覆されたコロイド微粒子を公知例9または公知例2に述
べられている方法によって基板に付着させると、最稠密
構造を有するコロイド微粒子の単分子層(モノレーヤ)
を形成することができる。
【0032】つぎに、本発明に係る他の微細柱状構造の
作製法について説明する。まず、図1(a)、(b)、図2
(a)に示した方法と同様にして、Si基板10の表面に
SiO2層15を形成し、SiO2層15の表面に単分子
層以下の密度のアミノシラン吸着層25を形成し、クエ
ン酸イオン吸着層35を有する平均粒径20nmの金コ
ロイド微粒子30をSiO2層15の表面に固定する。
つぎに、基板をアルカンチオール処理し、SiO2層1
5の表面に固定された金コロイド微粒子30をアルカン
チオール被覆分子層36に被覆された金コロイド微粒子
31とする。つぎに、金コロイド水溶液中に基板を浸
し、クエン酸イオン吸着層35を有する金コロイド微粒
子30をSiO2層15の表面に固定する。つぎに、基
板をアルカンチオール処理し、SiO2層15の表面に
新たに固定された金コロイド微粒子30をアルカンチオ
ール被覆分子層36に被覆された金コロイド微粒子31
とする。このような操作を繰り返して、図5に示すよう
に、金コロイド微粒子31をSiO2層15の表面に規
則的に付着させる。つぎに、金コロイド微粒子31をマ
スクとしてリアクティブイオンエッチングを行なうこと
により微細柱状構造を作製する。この場合、エッチング
中にSi基板10のエッチングと同時に金コロイド微粒
子31のエッチングが進行し、直径が縮小した金微粒子
となる。
作製法について説明する。まず、図1(a)、(b)、図2
(a)に示した方法と同様にして、Si基板10の表面に
SiO2層15を形成し、SiO2層15の表面に単分子
層以下の密度のアミノシラン吸着層25を形成し、クエ
ン酸イオン吸着層35を有する平均粒径20nmの金コ
ロイド微粒子30をSiO2層15の表面に固定する。
つぎに、基板をアルカンチオール処理し、SiO2層1
5の表面に固定された金コロイド微粒子30をアルカン
チオール被覆分子層36に被覆された金コロイド微粒子
31とする。つぎに、金コロイド水溶液中に基板を浸
し、クエン酸イオン吸着層35を有する金コロイド微粒
子30をSiO2層15の表面に固定する。つぎに、基
板をアルカンチオール処理し、SiO2層15の表面に
新たに固定された金コロイド微粒子30をアルカンチオ
ール被覆分子層36に被覆された金コロイド微粒子31
とする。このような操作を繰り返して、図5に示すよう
に、金コロイド微粒子31をSiO2層15の表面に規
則的に付着させる。つぎに、金コロイド微粒子31をマ
スクとしてリアクティブイオンエッチングを行なうこと
により微細柱状構造を作製する。この場合、エッチング
中にSi基板10のエッチングと同時に金コロイド微粒
子31のエッチングが進行し、直径が縮小した金微粒子
となる。
【0033】図6は図5に示した場合における距離rと
確率ρ(r)との関係すなわち動径分布関数を示すグラフ
である。このグラフから明らかなように、各金コロイド
微粒子31は剛体球と考えられるから、距離rが半径r
0の2倍の位置より内側に他の金コロイド微粒子31が
近づく確率ρ(r)はゼロである。また、規則性を反映し
て動径分布関数は多くの鋭いピーク値を持ち、これらの
ピーク位置は各金コロイド微粒子31の半径r0の大き
さとアルカンチオール被覆分子層36の厚さすなわち吸
着分子の長さによって決まる。ただし、各金コロイド微
粒子31の半径r0のばらつき、付着プロセスの不完全
性を反映して、動径分布関数のピークは一定の幅を持っ
ている。
確率ρ(r)との関係すなわち動径分布関数を示すグラフ
である。このグラフから明らかなように、各金コロイド
微粒子31は剛体球と考えられるから、距離rが半径r
0の2倍の位置より内側に他の金コロイド微粒子31が
近づく確率ρ(r)はゼロである。また、規則性を反映し
て動径分布関数は多くの鋭いピーク値を持ち、これらの
ピーク位置は各金コロイド微粒子31の半径r0の大き
さとアルカンチオール被覆分子層36の厚さすなわち吸
着分子の長さによって決まる。ただし、各金コロイド微
粒子31の半径r0のばらつき、付着プロセスの不完全
性を反映して、動径分布関数のピークは一定の幅を持っ
ている。
【0034】つぎに、図7により本発明に係る他の微細
柱状構造の作製法について説明する。まず、図7(a)に
示すように、薄い自然酸化膜を有するSi基板10の表
面上にアミノシラン吸着層25を形成したのち、カルボ
キシレート処理を施した平均粒径50nmのポリスチレ
ンコロイド微粒子40をアミノシラン吸着層25の表面
に付着させる。この場合、ポリスチレンコロイド微粒子
40間にはたらくクーロン斥力によって、ポリスチレン
コロイド微粒子40の間隔が決定され、ポリスチレンコ
ロイド微粒子40の平均間隔は40nm程度となる。つ
ぎに、図7(b)に示すように、ポリスチレンコロイド微
粒子40をエッチングマスクとして、炭化フッ素系エッ
チングガスを用いたリアクティブイオンエッチングを行
なって、平均直径が約25nm、高さが100nmでア
スペクト比が4であるSiの微細柱状構造100を作製
する。この場合、エッチング中においてSi基板10の
エッチングと同時にポリスチレンコロイド微粒子40の
エッチングも進行し、より小さな粒径を有するポリスチ
レン微粒子41となった。このポリスチレン粒子40の
エッチングを反映して、得られた微細柱状構造100の
直径は最初のポリスチレンコロイド微粒子40の直径よ
り小さく、縮小したポリスチレン微粒子41の粒径程度
となった。同時に、得られた微細柱状構造100間の平
均間隔は70nm程度まで開いた。なお、本方法の原理
から、用いるポリスチレンコロイド微粒子40の直径を
変えることにより、得られる微細柱状構造100の直径
および平均間隔を変化させ得ることは明らかである。つ
ぎに、残ったポリスチレン微粒子41およびアミノシラ
ン吸着層25を引き続く酸素プラズマアッシングにより
完全に除去する。
柱状構造の作製法について説明する。まず、図7(a)に
示すように、薄い自然酸化膜を有するSi基板10の表
面上にアミノシラン吸着層25を形成したのち、カルボ
キシレート処理を施した平均粒径50nmのポリスチレ
ンコロイド微粒子40をアミノシラン吸着層25の表面
に付着させる。この場合、ポリスチレンコロイド微粒子
40間にはたらくクーロン斥力によって、ポリスチレン
コロイド微粒子40の間隔が決定され、ポリスチレンコ
ロイド微粒子40の平均間隔は40nm程度となる。つ
ぎに、図7(b)に示すように、ポリスチレンコロイド微
粒子40をエッチングマスクとして、炭化フッ素系エッ
チングガスを用いたリアクティブイオンエッチングを行
なって、平均直径が約25nm、高さが100nmでア
スペクト比が4であるSiの微細柱状構造100を作製
する。この場合、エッチング中においてSi基板10の
エッチングと同時にポリスチレンコロイド微粒子40の
エッチングも進行し、より小さな粒径を有するポリスチ
レン微粒子41となった。このポリスチレン粒子40の
エッチングを反映して、得られた微細柱状構造100の
直径は最初のポリスチレンコロイド微粒子40の直径よ
り小さく、縮小したポリスチレン微粒子41の粒径程度
となった。同時に、得られた微細柱状構造100間の平
均間隔は70nm程度まで開いた。なお、本方法の原理
から、用いるポリスチレンコロイド微粒子40の直径を
変えることにより、得られる微細柱状構造100の直径
および平均間隔を変化させ得ることは明らかである。つ
ぎに、残ったポリスチレン微粒子41およびアミノシラ
ン吸着層25を引き続く酸素プラズマアッシングにより
完全に除去する。
【0035】つぎに、図8、図9により本発明に係る他
の微細柱状構造の作製法について説明する。まず、図8
((a)は平面図、(b)は断面図)に示すように、カルボ
キシレート処理を施していない平均粒径50nmのポリ
スチレンコロイド微粒子50を薄い自然酸化膜を有する
Si基板10の表面上に付着さる。この場合、ポリスチ
レンコロイド微粒子50は最稠密構造となった。つぎ
に、図9((a)は平面図、(b)は断面図)に示すよう
に、ポリスチレンコロイド微粒子50をエッチングマス
クとして、炭化フッ素系エッチングガスを用いたリアク
ティブイオンエッチングを行ない、平均直径が約25n
m、高さが100nmで、アスペクト比が4であるSi
の微細柱状構造110を作製する。この場合、エッチン
グ中にSi基板10のエッチングと同時にポリスチレン
コロイド微粒子50のエッチングが進行し、直径25n
mの縮小したポリスチレン微粒子51となった。このポ
リスチレン微粒子51のエッチングを反映して、得られ
た微細柱状構造110の直径は最初のポリスチレンコロ
イド微粒子50の直径より小さい25nm程度となっ
た。この例では、最初のポリスチレンコロイド微粒子5
0の最稠密構造の配置を反映して、得られた微細柱状構
造110間は互いに一定の間隔で、微細柱状構造110
は格子状に配置されている。また、微細柱状構造110
の間隔は50nm程度である。なお、本方法の原理か
ら、用いるポリスチレンコロイド微粒子50の直径を変
えることにより、微細柱状構造110の直径を変化させ
得ることは明らかである。つぎに、残ったポリスチレン
微粒子51を引き続く酸素プラズマアッシングにより完
全に除去する。
の微細柱状構造の作製法について説明する。まず、図8
((a)は平面図、(b)は断面図)に示すように、カルボ
キシレート処理を施していない平均粒径50nmのポリ
スチレンコロイド微粒子50を薄い自然酸化膜を有する
Si基板10の表面上に付着さる。この場合、ポリスチ
レンコロイド微粒子50は最稠密構造となった。つぎ
に、図9((a)は平面図、(b)は断面図)に示すよう
に、ポリスチレンコロイド微粒子50をエッチングマス
クとして、炭化フッ素系エッチングガスを用いたリアク
ティブイオンエッチングを行ない、平均直径が約25n
m、高さが100nmで、アスペクト比が4であるSi
の微細柱状構造110を作製する。この場合、エッチン
グ中にSi基板10のエッチングと同時にポリスチレン
コロイド微粒子50のエッチングが進行し、直径25n
mの縮小したポリスチレン微粒子51となった。このポ
リスチレン微粒子51のエッチングを反映して、得られ
た微細柱状構造110の直径は最初のポリスチレンコロ
イド微粒子50の直径より小さい25nm程度となっ
た。この例では、最初のポリスチレンコロイド微粒子5
0の最稠密構造の配置を反映して、得られた微細柱状構
造110間は互いに一定の間隔で、微細柱状構造110
は格子状に配置されている。また、微細柱状構造110
の間隔は50nm程度である。なお、本方法の原理か
ら、用いるポリスチレンコロイド微粒子50の直径を変
えることにより、微細柱状構造110の直径を変化させ
得ることは明らかである。つぎに、残ったポリスチレン
微粒子51を引き続く酸素プラズマアッシングにより完
全に除去する。
【0036】なお、上述実施の形態においては、ポリス
チレンコロイド微粒子50をリアクティブイオンエッチ
ングによってポリスチレン微粒子51にしたが、コロイ
ド微粒子をイオンミリングによってより小さい粒径の微
粒子にしてもよい。
チレンコロイド微粒子50をリアクティブイオンエッチ
ングによってポリスチレン微粒子51にしたが、コロイ
ド微粒子をイオンミリングによってより小さい粒径の微
粒子にしてもよい。
【0037】つぎに、図10、図11により本発明に係
る他の微細柱状構造の作製法について説明する。まず、
図10(a)に示すように、Si基板10の上にSiO2
層60を形成したのち、図7で説明した微細柱状構造の
作製法と同様の方法によって、SiO2層60上にポリ
スチレンコロイド微粒子40を付着させる。つぎに、図
10(b)に示すように、CF4系ガスを用いたリアクテ
ィブイオンエッチングによってSiO2層60をエッチ
ングすることにより、パタン化された二次マスク層61
を形成する。このとき、ポリスチレンコロイド微粒子4
0も若干エッチングされてポリスチレン微粒子41とな
る。つぎに、図11に示すように、酸素プラズマを用い
て残ったポリスチレン微粒子41をアッシングして取り
除いたのち、HBr系ガスを用いたリアクティブイオン
エッチングによってSi基板10を選択的にエッチング
し、直径30nm、高さ300nmでアスペクト比が1
0である微細柱状構造120を形成する。
る他の微細柱状構造の作製法について説明する。まず、
図10(a)に示すように、Si基板10の上にSiO2
層60を形成したのち、図7で説明した微細柱状構造の
作製法と同様の方法によって、SiO2層60上にポリ
スチレンコロイド微粒子40を付着させる。つぎに、図
10(b)に示すように、CF4系ガスを用いたリアクテ
ィブイオンエッチングによってSiO2層60をエッチ
ングすることにより、パタン化された二次マスク層61
を形成する。このとき、ポリスチレンコロイド微粒子4
0も若干エッチングされてポリスチレン微粒子41とな
る。つぎに、図11に示すように、酸素プラズマを用い
て残ったポリスチレン微粒子41をアッシングして取り
除いたのち、HBr系ガスを用いたリアクティブイオン
エッチングによってSi基板10を選択的にエッチング
し、直径30nm、高さ300nmでアスペクト比が1
0である微細柱状構造120を形成する。
【0038】この微細柱状構造の製作法においては、S
iO2からなる二次マスク層61を形成しており、HB
r系ガスを用いたリアクティブイオンエッチングの選択
性が高いことから、微細柱状構造120のアスペクト比
を大きくすることができる。
iO2からなる二次マスク層61を形成しており、HB
r系ガスを用いたリアクティブイオンエッチングの選択
性が高いことから、微細柱状構造120のアスペクト比
を大きくすることができる。
【0039】つぎに、図12、図13により本発明に係
る他の微細柱状構造の作製法について説明する。まず、
図12(a)に示すように、Si基板10上に形成された
W(タングステン)層75の上にAl(アルミニウム)
層70を形成したのち、図7で説明した微細柱状構造の
作製法と同様の方法によって、コロイド微粒子40をA
l層70上に付着させる。つぎに、図12(b)に示すよ
うに、Cl4系ガスを用いたリアクティブイオンエッチ
ングによってAl層70をエッチングすることにより、
パタン化された二次マスク層71を形成する。この場
合、ポリスチレンコロイド微粒子40はエッチングされ
ポリスチレン微微粒子41となる。つぎに、図13に示
すように、酸素プラズマを用いて残ったポリスチレン微
微粒子41をアッシングして取り除いたのち、SF6系
ガスを用いたリアクティブイオンエッチングによってW
層75を選択的にエッチングし、直径30nm、高さ3
00nmでアスペクト比が10でありかつWからなる微
細柱状構造130を形成する。
る他の微細柱状構造の作製法について説明する。まず、
図12(a)に示すように、Si基板10上に形成された
W(タングステン)層75の上にAl(アルミニウム)
層70を形成したのち、図7で説明した微細柱状構造の
作製法と同様の方法によって、コロイド微粒子40をA
l層70上に付着させる。つぎに、図12(b)に示すよ
うに、Cl4系ガスを用いたリアクティブイオンエッチ
ングによってAl層70をエッチングすることにより、
パタン化された二次マスク層71を形成する。この場
合、ポリスチレンコロイド微粒子40はエッチングされ
ポリスチレン微微粒子41となる。つぎに、図13に示
すように、酸素プラズマを用いて残ったポリスチレン微
微粒子41をアッシングして取り除いたのち、SF6系
ガスを用いたリアクティブイオンエッチングによってW
層75を選択的にエッチングし、直径30nm、高さ3
00nmでアスペクト比が10でありかつWからなる微
細柱状構造130を形成する。
【0040】この微細柱状構造の製作法においては、A
lからなる二次マスク層71を形成しており、SF6系
ガスを用いたリアクティブイオンエッチングの選択性が
高いことから、微細柱状構造130のアスペクト比を大
きくすることができる。
lからなる二次マスク層71を形成しており、SF6系
ガスを用いたリアクティブイオンエッチングの選択性が
高いことから、微細柱状構造130のアスペクト比を大
きくすることができる。
【0041】このように、二次マスク層を形成する場合
には、基板または被エッチング部に対して十分な選択性
を有するエッチング条件とマスク材料との組み合わせを
考慮する必要がある。
には、基板または被エッチング部に対して十分な選択性
を有するエッチング条件とマスク材料との組み合わせを
考慮する必要がある。
【0042】なお、図10、図11により説明した微細
柱状構造の作製法、図12、図13により説明した微細
柱状構造の作製法においては、図7で説明した微細柱状
構造の作製法と同様の方法によってコロイド微粒子を付
着させたが、図8、図9で説明した微細柱状構造の作製
法と同様の方法によってコロイド微粒子を付着させても
よい。
柱状構造の作製法、図12、図13により説明した微細
柱状構造の作製法においては、図7で説明した微細柱状
構造の作製法と同様の方法によってコロイド微粒子を付
着させたが、図8、図9で説明した微細柱状構造の作製
法と同様の方法によってコロイド微粒子を付着させても
よい。
【0043】これまではコロイド微粒子直下がエッチン
グを免れる微細柱状構造の作製法に述べてきたが、コロ
イド微粒子近傍のみをエッチングすれば微細トレンチ、
微細孔を作製することができる。
グを免れる微細柱状構造の作製法に述べてきたが、コロ
イド微粒子近傍のみをエッチングすれば微細トレンチ、
微細孔を作製することができる。
【0044】つぎに、図14、図15により本発明に係
る微細トレンチの作製法について説明する。まず、図1
4(a)に示すように、図7で説明した微細柱状構造の作
製法と同様の方法によって、Si基板10上にポリスチ
レンコロイド微粒子40を付着させる。つぎに、Alを
Si基板10に対して傾斜した方向から蒸着(斜め蒸
着)し、図14(b)に示すような二次マスク層80を形
成する。この場合、蒸着時にポリスチレンコロイド微粒
子40の陰となった部分にはAlが付着せず、Si基板
10の表面が残される。次に、図15(a)に示すよう
に、O2プラズマを用いてポリスチレンコロイド微粒子
40を除去するとともに、二次マスク層80の表面に酸
化層を形成したのち、Cl2系ガスを用いてSi基板1
0のエッチングを行なうことにより、微細トレンチ15
0を形成する。この場合、O2プラズマによって形成さ
れた二次マスク層80の酸化層がSi基板10と二次マ
スク層80とのエッチングの選択性を増強する。つぎ
に、図15(b)に示すように、BCl3ガスを含むCl2
系ガスを用いたエッチングにより二次マスク層80を除
去する。なお、Si基板10のエッチングはCF4系ガ
スを用いても同様な効果を得る。
る微細トレンチの作製法について説明する。まず、図1
4(a)に示すように、図7で説明した微細柱状構造の作
製法と同様の方法によって、Si基板10上にポリスチ
レンコロイド微粒子40を付着させる。つぎに、Alを
Si基板10に対して傾斜した方向から蒸着(斜め蒸
着)し、図14(b)に示すような二次マスク層80を形
成する。この場合、蒸着時にポリスチレンコロイド微粒
子40の陰となった部分にはAlが付着せず、Si基板
10の表面が残される。次に、図15(a)に示すよう
に、O2プラズマを用いてポリスチレンコロイド微粒子
40を除去するとともに、二次マスク層80の表面に酸
化層を形成したのち、Cl2系ガスを用いてSi基板1
0のエッチングを行なうことにより、微細トレンチ15
0を形成する。この場合、O2プラズマによって形成さ
れた二次マスク層80の酸化層がSi基板10と二次マ
スク層80とのエッチングの選択性を増強する。つぎ
に、図15(b)に示すように、BCl3ガスを含むCl2
系ガスを用いたエッチングにより二次マスク層80を除
去する。なお、Si基板10のエッチングはCF4系ガ
スを用いても同様な効果を得る。
【0045】つぎに、図16、図17により本発明に係
る微細孔の作製法について説明する。まず、図16(a)
に示すように、Si基板10上にSiO2層90を形成
したのち、図7で説明した微細柱状構造の作製法と同様
の方法によって、SiO2層90上にポリスチレンコロ
イド微粒子40を付着させる。つぎに、AlをSi基板
10に対して傾斜した方向から蒸着(斜め蒸着)し、図
16(b)に示すような二次マスク層80を形成する。こ
の場合、蒸着時にポリスチレンコロイド微粒子40の陰
となった部分にはAlが付着せず、SiO2層90の表
面が残される。つぎに、図17(a)に示すように、O2
プラズマを用いてポリスチレンコロイド微粒子40を除
去し、続いてCF4系ガスからなるエッチャントによ
り、SiO2層90のエッチングして、SiO2層90に
下地のSi基板10にまで貫通した微細孔160を形成
する。この場合、CF4系ガスのSiO2層90と二次マ
スク層80とに関する良好なエッチング選択性によりS
iO2層90のみがエッチングされる。つぎに、図17
(b)に示すように、BCl3ガスを含むCl2系ガスを用
いたエッチングにより二次マスク層80を除去する。
る微細孔の作製法について説明する。まず、図16(a)
に示すように、Si基板10上にSiO2層90を形成
したのち、図7で説明した微細柱状構造の作製法と同様
の方法によって、SiO2層90上にポリスチレンコロ
イド微粒子40を付着させる。つぎに、AlをSi基板
10に対して傾斜した方向から蒸着(斜め蒸着)し、図
16(b)に示すような二次マスク層80を形成する。こ
の場合、蒸着時にポリスチレンコロイド微粒子40の陰
となった部分にはAlが付着せず、SiO2層90の表
面が残される。つぎに、図17(a)に示すように、O2
プラズマを用いてポリスチレンコロイド微粒子40を除
去し、続いてCF4系ガスからなるエッチャントによ
り、SiO2層90のエッチングして、SiO2層90に
下地のSi基板10にまで貫通した微細孔160を形成
する。この場合、CF4系ガスのSiO2層90と二次マ
スク層80とに関する良好なエッチング選択性によりS
iO2層90のみがエッチングされる。つぎに、図17
(b)に示すように、BCl3ガスを含むCl2系ガスを用
いたエッチングにより二次マスク層80を除去する。
【0046】つぎに、図18により本発明に係る微細パ
ターン薄膜の作製法について説明する。まず、図18
(a)に示すように、図7で説明した微細柱状構造の作製
法と同様の方法によって、Si基板10上に直径約50
nmのポリスチレンコロイド微粒子40を付着させる。
つぎに、図18(b)に示すように、蒸着により厚さ約2
0nmのAl層81を形成する。この場合、蒸着時にポ
リスチレンコロイド微粒子40の陰となった部分にはA
lが付着せず、Si基板10の表面が残される。つぎ
に、図18(c)に示すように、O2プラズマを用いてポ
リスチレンコロイド微粒子40を除去して、微細パター
ン薄膜82を形成する。
ターン薄膜の作製法について説明する。まず、図18
(a)に示すように、図7で説明した微細柱状構造の作製
法と同様の方法によって、Si基板10上に直径約50
nmのポリスチレンコロイド微粒子40を付着させる。
つぎに、図18(b)に示すように、蒸着により厚さ約2
0nmのAl層81を形成する。この場合、蒸着時にポ
リスチレンコロイド微粒子40の陰となった部分にはA
lが付着せず、Si基板10の表面が残される。つぎ
に、図18(c)に示すように、O2プラズマを用いてポ
リスチレンコロイド微粒子40を除去して、微細パター
ン薄膜82を形成する。
【0047】なお、図14、図15により説明した微細
トレンチの作製法、図16、図17により説明した微細
孔の作製法、図18により説明した微細パターン薄膜の
作製法においては、図7で説明した微細柱状構造の作製
法と同様の方法によってコロイド微粒子40を付着させ
たが、図8、図9で説明した微細柱状構造の作製法と同
様の方法によってコロイド微粒子を付着させてもよい。
この場合、十分大きな粒径を有するコロイド微粒子を用
い、十分な長い時間コロイド微粒子をエッチングしたの
ち、二次マスク層80、Al層81を形成する。
トレンチの作製法、図16、図17により説明した微細
孔の作製法、図18により説明した微細パターン薄膜の
作製法においては、図7で説明した微細柱状構造の作製
法と同様の方法によってコロイド微粒子40を付着させ
たが、図8、図9で説明した微細柱状構造の作製法と同
様の方法によってコロイド微粒子を付着させてもよい。
この場合、十分大きな粒径を有するコロイド微粒子を用
い、十分な長い時間コロイド微粒子をエッチングしたの
ち、二次マスク層80、Al層81を形成する。
【0048】つぎに、図19〜図21により本発明に係
る微細柱状構造の作製法を用いたDRAMのメモリー容
量部(ストレージノード部)の作製法について説明す
る。まず、図19(a)に示すように、Si基板10にM
OSトランジスタのソース領域210、ドレイン領域2
11、ワードライン200等を形成したのち、図8、図
9で説明した微細柱状構造の作製法と同様の方法によっ
て、ポリスチレンコロイド微粒子51をドレイン領域2
11に接続されたシリサイド層95の表面に付着させ
る。つぎに、図19(b)に示すように、図8、図9で説
明した微細柱状構造の作製法と同様の方法によって、シ
リサイド層95に高さdの微細柱状構造121を形成す
る。つぎに、図20(a)に示すように、微細柱状構造1
21の表面を含むシリサイド層95全体の表面に厚さ1
0nmのTa2O5層140を形成する。つぎに、図20
(b)に示すように、対向電極層145を微細柱状構造1
21間に埋め込む。つぎに、図21(a)に示すように、
マスク層146を形成する。つぎに、図21(b)に示す
ように、マスク層146をマスクとして対向電極層14
5、Ta2O5層140、シリサイド層95を一括してエ
ッチングし、メモリー容量部を形成する。
る微細柱状構造の作製法を用いたDRAMのメモリー容
量部(ストレージノード部)の作製法について説明す
る。まず、図19(a)に示すように、Si基板10にM
OSトランジスタのソース領域210、ドレイン領域2
11、ワードライン200等を形成したのち、図8、図
9で説明した微細柱状構造の作製法と同様の方法によっ
て、ポリスチレンコロイド微粒子51をドレイン領域2
11に接続されたシリサイド層95の表面に付着させ
る。つぎに、図19(b)に示すように、図8、図9で説
明した微細柱状構造の作製法と同様の方法によって、シ
リサイド層95に高さdの微細柱状構造121を形成す
る。つぎに、図20(a)に示すように、微細柱状構造1
21の表面を含むシリサイド層95全体の表面に厚さ1
0nmのTa2O5層140を形成する。つぎに、図20
(b)に示すように、対向電極層145を微細柱状構造1
21間に埋め込む。つぎに、図21(a)に示すように、
マスク層146を形成する。つぎに、図21(b)に示す
ように、マスク層146をマスクとして対向電極層14
5、Ta2O5層140、シリサイド層95を一括してエ
ッチングし、メモリー容量部を形成する。
【0049】図22は図21(b)の拡大A−A断面図で
ある。図に示すように、DRAMのメモリー容量部の断
面は長方形であり、短辺の長さはf、長辺の長さは3f
であって、fは最小加工寸法である。
ある。図に示すように、DRAMのメモリー容量部の断
面は長方形であり、短辺の長さはf、長辺の長さは3f
であって、fは最小加工寸法である。
【0050】表1は図22に示すようにフレーム1〜5
を定義したときのフレーム1〜5内の微細柱状構造12
1の数N、シリサイド層95と埋め込まれた対向電極層
122との間に形成されるメモリー容量を20fF(2
0×10-15F)にしたときの微細柱状構造121の高
さd、最小加工寸法を示す表である。
を定義したときのフレーム1〜5内の微細柱状構造12
1の数N、シリサイド層95と埋め込まれた対向電極層
122との間に形成されるメモリー容量を20fF(2
0×10-15F)にしたときの微細柱状構造121の高
さd、最小加工寸法を示す表である。
【0051】
【表1】
【0052】この表1から明らかなように、微細柱状構
造121の数を少なくすれば、メモリー容量部の面積を
小さくすることができるが、微細柱状構造121の数を
少なくしたときには、微細柱状構造121の高さdを高
くする必要があるとともに、最小加工寸法が小さくな
る。なお、フレーム1のように最小加工寸法(f)を1
60nmにしたときには、従来法たとえば公知例1に比
べて30%程度の高さd値の低減化が行なわれ、プロセ
スマージンの大きな改善が得られる。
造121の数を少なくすれば、メモリー容量部の面積を
小さくすることができるが、微細柱状構造121の数を
少なくしたときには、微細柱状構造121の高さdを高
くする必要があるとともに、最小加工寸法が小さくな
る。なお、フレーム1のように最小加工寸法(f)を1
60nmにしたときには、従来法たとえば公知例1に比
べて30%程度の高さd値の低減化が行なわれ、プロセ
スマージンの大きな改善が得られる。
【0053】つぎに、図23〜図25により本発明に係
る微細孔の作製法を用いたGMR(巨大磁気抵抗)磁気
センサのGMRヘッドの作製法について説明する。ま
ず、図23(a)に示すように、図16、図17で説明し
た微細孔の作製法と同様の方法によって、ポリスチレン
コロイド微粒子40をSiO2層90/Au(金)層
(電極層)17/Si基板10からなる多層構造の基板
の表面すなわちSiO2層90の表面に付着させる。つ
ぎに、Alを斜め蒸着し、図23(b)に示すような二次
マスク80を形成する。つぎに、図24(a)に示すよう
に、O2プラズマによりポリスチレン粒子40を除去し
たのち、CF4系ガスを用いたSiO2層90のドライエ
ッチにより、微細孔160を形成する。つぎに、図24
(b)に示すように、BCl3系ガスを用いて二次マスク
80を取り除く。つぎに、図25(a)に示すように、基
板をCoSO4・7H2Oが120g/l、H3BO3が4
5g/l、CuSO4・5H2Oが1.76g/lの組成
を有する電解メッキ液に浸漬し、Au層17に通電し
て、微細孔160内にCo層300およびCu層310
からなる金属多層膜165を形成する。具体的には、A
g/AgCl参照電極に対し540mVをAu層17に
印加した場合には、Cu層310のみが成長し、Ag/
AgCl参照電極に対し1000mVをAu層17に印
加した場合には、Co層300のみが成長し、これらの
操作を繰り返すことにより微細孔160内を金属多層膜
165で埋めることができる。この方法によれば、金属
多層膜165が成長して微細孔160の上端にまで達し
たとき、電解電流が急変するから、金属多層膜165の
形成が終了したことを容易に検出できる。つぎに、図2
5(b)に示すように、対向電極18を堆積し、GMR磁
気センサのGMRヘッド(GMR素子)を得る。
る微細孔の作製法を用いたGMR(巨大磁気抵抗)磁気
センサのGMRヘッドの作製法について説明する。ま
ず、図23(a)に示すように、図16、図17で説明し
た微細孔の作製法と同様の方法によって、ポリスチレン
コロイド微粒子40をSiO2層90/Au(金)層
(電極層)17/Si基板10からなる多層構造の基板
の表面すなわちSiO2層90の表面に付着させる。つ
ぎに、Alを斜め蒸着し、図23(b)に示すような二次
マスク80を形成する。つぎに、図24(a)に示すよう
に、O2プラズマによりポリスチレン粒子40を除去し
たのち、CF4系ガスを用いたSiO2層90のドライエ
ッチにより、微細孔160を形成する。つぎに、図24
(b)に示すように、BCl3系ガスを用いて二次マスク
80を取り除く。つぎに、図25(a)に示すように、基
板をCoSO4・7H2Oが120g/l、H3BO3が4
5g/l、CuSO4・5H2Oが1.76g/lの組成
を有する電解メッキ液に浸漬し、Au層17に通電し
て、微細孔160内にCo層300およびCu層310
からなる金属多層膜165を形成する。具体的には、A
g/AgCl参照電極に対し540mVをAu層17に
印加した場合には、Cu層310のみが成長し、Ag/
AgCl参照電極に対し1000mVをAu層17に印
加した場合には、Co層300のみが成長し、これらの
操作を繰り返すことにより微細孔160内を金属多層膜
165で埋めることができる。この方法によれば、金属
多層膜165が成長して微細孔160の上端にまで達し
たとき、電解電流が急変するから、金属多層膜165の
形成が終了したことを容易に検出できる。つぎに、図2
5(b)に示すように、対向電極18を堆積し、GMR磁
気センサのGMRヘッド(GMR素子)を得る。
【0054】このGMR磁気センサのGMRヘッドにお
いては、金属多層膜165の抵抗をAu層17から対向
電極18へ通電して測定することができ、巨大磁気抵抗
効果により、数Oe程度の外部磁界の印加に対し、20
%程度の抵抗変化が得られた。また、通常のリソグラフ
ィーによるパタン化により、Au層17と対向電極18
とをつなぐ金属多層膜165の本数を制限することがで
きる。これを利用して、数本の金属多層膜165のみを
通じた電流経路を形成した場合、観測された抵抗値は数
kΩ程度となり、数百Ωの抵抗変化を生じた。この方法
を用いれば、観測される抵抗値の範囲を数百〜数十kΩ
の範囲で変化することができる。
いては、金属多層膜165の抵抗をAu層17から対向
電極18へ通電して測定することができ、巨大磁気抵抗
効果により、数Oe程度の外部磁界の印加に対し、20
%程度の抵抗変化が得られた。また、通常のリソグラフ
ィーによるパタン化により、Au層17と対向電極18
とをつなぐ金属多層膜165の本数を制限することがで
きる。これを利用して、数本の金属多層膜165のみを
通じた電流経路を形成した場合、観測された抵抗値は数
kΩ程度となり、数百Ωの抵抗変化を生じた。この方法
を用いれば、観測される抵抗値の範囲を数百〜数十kΩ
の範囲で変化することができる。
【0055】なお、磁性体層としてパーマロイなどの他
の材料を用いることも可能である。また、電解メッキを
用いず、無電解メッキ、スパッタなどの成膜手段により
磁性体層を形成することができる。
の材料を用いることも可能である。また、電解メッキを
用いず、無電解メッキ、スパッタなどの成膜手段により
磁性体層を形成することができる。
【0056】つぎに、図26〜図28により本発明に係
る微細孔の作製法を用いた磁気記録媒体の作製法につい
て説明する。まず、図26(a)に示すように、図16、
図17に示した微細孔の作製法と同様の方法によって、
ポリスチレンコロイド微粒子40をSiO2層90/A
u層17/Si基板10からなる多層構造の基板の表面
すなわちSiO2層90の表面に付着させる。つぎに、
Alを斜め蒸着し、図26(b)に示すような二次マスク
80を形成する。つぎに、図27(a)に示すように、O
2プラズマによりポリスチレンコロイド粒子40を除去
したのち、CF4系ガスを用いたSiO2層90のドライ
エッチにより、微細孔160を形成する。つぎに、図2
7(b)に示すように、BCl3系ガスを用いて二次マス
ク80を取り除く。つぎに、図28に示すよう、基板ご
と電解メッキ液に浸漬し、Au層17に通電して、微細
孔160の中に埋め込まれた単磁区磁性体層350を形
成する。なお、微細孔160の開口径は25nm程度と
十分に小さいことから、微細孔160の中に埋められら
磁性体層は単磁区のみからなる単磁区磁性体層350と
なる。
る微細孔の作製法を用いた磁気記録媒体の作製法につい
て説明する。まず、図26(a)に示すように、図16、
図17に示した微細孔の作製法と同様の方法によって、
ポリスチレンコロイド微粒子40をSiO2層90/A
u層17/Si基板10からなる多層構造の基板の表面
すなわちSiO2層90の表面に付着させる。つぎに、
Alを斜め蒸着し、図26(b)に示すような二次マスク
80を形成する。つぎに、図27(a)に示すように、O
2プラズマによりポリスチレンコロイド粒子40を除去
したのち、CF4系ガスを用いたSiO2層90のドライ
エッチにより、微細孔160を形成する。つぎに、図2
7(b)に示すように、BCl3系ガスを用いて二次マス
ク80を取り除く。つぎに、図28に示すよう、基板ご
と電解メッキ液に浸漬し、Au層17に通電して、微細
孔160の中に埋め込まれた単磁区磁性体層350を形
成する。なお、微細孔160の開口径は25nm程度と
十分に小さいことから、微細孔160の中に埋められら
磁性体層は単磁区のみからなる単磁区磁性体層350と
なる。
【0057】なお、単磁区磁性体層350を形成するの
に、電解メッキを用いず、無電解メッキ、スパッタなど
の成膜手段を用いることも可能である。
に、電解メッキを用いず、無電解メッキ、スパッタなど
の成膜手段を用いることも可能である。
【0058】この磁気記録媒体の作製法においては、対
抗電極を形成することに関連したリソグラフィー工程を
行なう必要がないことから、剛性の強いSi基板に限ら
ず、多少のフレキシビリティーを有する材料まで幅広い
基板材料選択が可能である。
抗電極を形成することに関連したリソグラフィー工程を
行なう必要がないことから、剛性の強いSi基板に限ら
ず、多少のフレキシビリティーを有する材料まで幅広い
基板材料選択が可能である。
【0059】また、磁化容易軸が微細孔160の縦方向
に発生する電解メッキ条件を用いると、磁気記録媒体は
垂直磁気記録媒体への応用により適した構造となる。そ
の場合、微細孔160のアスペクト比をより大きく取る
と、より高い保持力を得ることができる。一方、磁化容
易軸が面内方向にあり、アスペクト比が1以下であるよ
うなディスク状とすると、面内方向記録膜として活用で
きる。後者の場合には、各微細孔160間に存在するS
iO2層90によって各微細孔160は磁気的に孤立し
ているため、内部磁場が減少し、より高い保持力を有す
る構造となる。
に発生する電解メッキ条件を用いると、磁気記録媒体は
垂直磁気記録媒体への応用により適した構造となる。そ
の場合、微細孔160のアスペクト比をより大きく取る
と、より高い保持力を得ることができる。一方、磁化容
易軸が面内方向にあり、アスペクト比が1以下であるよ
うなディスク状とすると、面内方向記録膜として活用で
きる。後者の場合には、各微細孔160間に存在するS
iO2層90によって各微細孔160は磁気的に孤立し
ているため、内部磁場が減少し、より高い保持力を有す
る構造となる。
【0060】図29は本発明に係る微細孔の作製法を用
いた他の作製法により作成した磁気記録媒体の概略平面
図である。この磁気記録媒体においては、図8、図9で
説明した微細柱状構造の作製法と同様の方法によってポ
リスチレンコロイド微粒子を付着させており、各単磁区
磁性体層350は規則的に配置されている。そして、各
単磁区磁性体層350一個当たりが占める面積は、図2
9中に描いた六角形の領域370に対応し、各単磁区磁
性体層350の一個一個が独自の磁化を保持し、これら
が1ビットづつの情報を担うとすると、情報の記録密度
は容易に計算され、付着させたポリスチレンコロイド微
粒子の半径r0を25nmとすると、約8Tb/in
2(8×1012b/in2)の記録密度が得られる。
いた他の作製法により作成した磁気記録媒体の概略平面
図である。この磁気記録媒体においては、図8、図9で
説明した微細柱状構造の作製法と同様の方法によってポ
リスチレンコロイド微粒子を付着させており、各単磁区
磁性体層350は規則的に配置されている。そして、各
単磁区磁性体層350一個当たりが占める面積は、図2
9中に描いた六角形の領域370に対応し、各単磁区磁
性体層350の一個一個が独自の磁化を保持し、これら
が1ビットづつの情報を担うとすると、情報の記録密度
は容易に計算され、付着させたポリスチレンコロイド微
粒子の半径r0を25nmとすると、約8Tb/in
2(8×1012b/in2)の記録密度が得られる。
【0061】なお、図26〜図28により説明した作製
法等と同様の作製法により、微細構造を用いた光磁気記
録媒体を作製することができる。
法等と同様の作製法により、微細構造を用いた光磁気記
録媒体を作製することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明に係る微細構造の作製法において
は、コロイド微粒子の被覆分子層の立体障害効果、電荷
による斥力により、微細構造の平均間隔、相互配置の制
御が可能である。
は、コロイド微粒子の被覆分子層の立体障害効果、電荷
による斥力により、微細構造の平均間隔、相互配置の制
御が可能である。
【0063】また、コロイド微粒子をマスクにして二次
マスク層を形成したときには、エッチングの選択性を高
くすることができるから、微細柱状構造のアスペクト比
を大きくすることができる。
マスク層を形成したときには、エッチングの選択性を高
くすることができるから、微細柱状構造のアスペクト比
を大きくすることができる。
【0064】また、基板上に付着したコロイド微粒子に
斜め蒸着を行なって二次マスク層を形成したときには、
微細トレンチ、微細孔を形成することができる。
斜め蒸着を行なって二次マスク層を形成したときには、
微細トレンチ、微細孔を形成することができる。
【0065】本発明に係る微細構造、磁気センサ、磁気
記録媒体および光磁気記録媒体においては、集積密度を
大きくすることができる。
記録媒体および光磁気記録媒体においては、集積密度を
大きくすることができる。
【0066】また、上記の微細構造をの微細構造の作製
法よって作製したときには、容易に微細構造を作製する
ことができる。
法よって作製したときには、容易に微細構造を作製する
ことができる。
【図1】本発明に係る微細柱状構造の作製法の説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る微細柱状構造の作製法の説明図で
ある。
ある。
【図3】金コロイド微粒子の基板への付着状況を示す平
面図である。
面図である。
【図4】図3に示した場合における距離rと確率ρ(r)
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図5】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説明
図である。
図である。
【図6】図5に示した場合における距離rと確率ρ(r)
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図7】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説明
図である。
図である。
【図8】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説明
図である。
図である。
【図9】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説明
図である。
図である。
【図10】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説
明図である。
明図である。
【図11】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説
明図である。
明図である。
【図12】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説
明図である。
明図である。
【図13】本発明に係る他の微細柱状構造の作製法の説
明図である。
明図である。
【図14】本発明に係る微細トレンチの作製法の説明図
である。
である。
【図15】本発明に係る微細トレンチの作製法の説明図
である。
である。
【図16】本発明に係る微細孔の作製法の説明図であ
る。
る。
【図17】本発明に係る微細孔の作製法の説明図であ
る。
る。
【図18】本発明に係る微細パターン薄膜の作製法の説
明図である。
明図である。
【図19】本発明に係る微細柱状構造の作製法を用いた
DRAMのメモリー容量部の作製法の説明図である。
DRAMのメモリー容量部の作製法の説明図である。
【図20】本発明に係る微細柱状構造の作製法を用いた
DRAMのメモリー容量部の作製法の説明図である。
DRAMのメモリー容量部の作製法の説明図である。
【図21】本発明に係る微細柱状構造の作製法を用いた
DRAMのメモリー容量部の作製法の説明図である。
DRAMのメモリー容量部の作製法の説明図である。
【図22】図21(b)の拡大A−A断面図である。
【図23】本発明に係る微細孔の作製法を用いたGMR
磁気センサのGMRヘッドの作製法の説明図である。
磁気センサのGMRヘッドの作製法の説明図である。
【図24】本発明に係る微細孔の作製法を用いたGMR
磁気センサのGMRヘッドの作製法の説明図である。
磁気センサのGMRヘッドの作製法の説明図である。
【図25】本発明に係る微細孔の作製法を用いたGMR
磁気センサのGMRヘッドの作製法の説明図である。
磁気センサのGMRヘッドの作製法の説明図である。
【図26】本発明に係る微細孔の作製法を用いた磁気記
録媒体の作製法の説明図である。
録媒体の作製法の説明図である。
【図27】本発明に係る微細孔の作製法を用いた磁気記
録媒体の作製法の説明図である。
録媒体の作製法の説明図である。
【図28】本発明に係る微細孔の作製法を用いた磁気記
録媒体の作製法の説明図である。
録媒体の作製法の説明図である。
【図29】本発明に係る微細孔の作製法を用いた他の作
製法により作成した磁気記録媒体の概略平面図である。
製法により作成した磁気記録媒体の概略平面図である。
10…Si基板 30…金コロイド微粒子 31…金コロイド微粒子 35…クエン酸イオン吸着層 36…アルカンチオール被覆分子層 40…ポリスチレンコロイド微粒子 41…ポリスチレン微粒子 50…ポリスチレンコロイド微粒子 51…ポリスチレン微粒子 61…二次マスク層 71…二次マスク層 80…二次マスク層 82…微細パターン薄膜 100…微細柱状構造 110…微細柱状構造 120…微細柱状構造 121…微細柱状構造 130…微細柱状構造 150…微細トレンチ 160…微細孔 165…金属多層膜 350…単磁区磁性体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/302 H01L 43/12 27/108 G01R 33/06 R 21/8242 H01L 21/302 Z 43/08 27/10 621C 43/12 (72)発明者 松岡 秀行 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 山中 一助 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 村川 克二 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 新井 眞 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (17)
- 【請求項1】基板上に表面が被覆分子層によって被覆さ
れかつ直径が100nm以下のコロイド微粒子を付着さ
せ、上記コロイド微粒子をマスクとして上記基板を加工
することを特徴とする微細構造の作製法。 - 【請求項2】上記基板上に付着された上記コロイド微粒
子の互いの平均間隔を上記コロイド微粒子の直径と同程
度とすることを特徴とする請求項1に記載の微細構造の
作製法。 - 【請求項3】上記基板上に付着した上記コロイド微粒子
をリアクティブイオンエッチングによってより小さい粒
径の微粒子にすることを特徴とする請求項1に記載の微
細構造の作製法。 - 【請求項4】上記基板上に付着した上記コロイド微粒子
をイオンミリングによってより小さい粒径の微粒子にす
ることを特徴とする請求項1に記載の微細構造の作製
法。 - 【請求項5】上記コロイド微粒子をマスクにして二次マ
スク層を形成することを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載の微細構造の作製法。 - 【請求項6】上記基板上に付着した上記コロイド微粒子
に斜め蒸着を行なって二次マスク層を形成することを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の微細構造の作
製法。 - 【請求項7】断面直径が100nm以下でかつアスペク
ト比が1以上の微細柱状構造が上記断面直径と同程度の
平均間隔を隔てて形成されていることを特徴とする微細
構造。 - 【請求項8】開口径が100nm以下でかつアスペクト
比が1以上の微細トレンチまたは微細孔が上記開口径と
同程度の平均間隔を隔てて形成されていることを特徴と
する微細構造。 - 【請求項9】請求項1〜6のいずれかに記載の微細構造
の作製法よって作製されたことを特徴とする請求項7に
記載の微細構造。 - 【請求項10】請求項1〜6のいずれかに記載の微細構
造の作製法よって作製されたことを特徴とする請求項8
に記載の微細構造。 - 【請求項11】誘電体材料からなる上記微細柱状構造が
形成されたことを特徴とする請求項7または9に記載の
微細構造。 - 【請求項12】誘電体材料からなる層に上記微細トレン
チまたは上記微細孔が形成されたことを特徴とする請求
項8または10に記載の微細構造。 - 【請求項13】上記微細トレンチまたは上記微細孔内に
磁性体層が形成されたことを特徴とする請求項12に記
載の微細構造。 - 【請求項14】上記磁性体層が多層構造であることを特
徴とする請求項13に記載の微細構造。 - 【請求項15】請求項13に記載の微細構造を用いたこ
とを特徴とする磁気センサ。 - 【請求項16】請求項13に記載の微細構造を用いたこ
とを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項17】請求項13に記載の微細構造を用いたこ
とを特徴とする光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221466A JPH1166654A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 微細構造の作製法、微細構造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221466A JPH1166654A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 微細構造の作製法、微細構造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1166654A true JPH1166654A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16767164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9221466A Pending JPH1166654A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 微細構造の作製法、微細構造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1166654A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004084193A1 (ja) * | 2003-03-19 | 2004-09-30 | Fujitsu Limited | 磁気記録媒体及びその製造方法、並びに、磁気記録装置及び磁気記録方法 |
| WO2005041303A1 (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 抵抗変化素子、その製造方法、その素子を含むメモリ、およびそのメモリの駆動方法 |
| KR100692089B1 (ko) | 2005-07-01 | 2007-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 발광 소자의 제조 방법 |
| US7220482B2 (en) | 2001-01-24 | 2007-05-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Aligned fine particles, method for producing the same and device using the same |
| JP2007127847A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Kagawa Univ | 反射防止膜とその製造方法及びそれを用いた光学機器 |
| JP2007219367A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 成形部品の製造方法 |
| WO2008111533A1 (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Kazufumi Ogawa | パターン状の絶縁性微粒子膜およびそれを用いた電子部品、マイクロマシン、光学部品ならびにパターン状の絶縁性微粒子膜の製造方法 |
| WO2008111536A1 (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Kazufumi Ogawa | パターン状の微粒子膜およびパターン状の微粒子膜の製造方法 |
| US7510093B2 (en) | 2004-08-20 | 2009-03-31 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a wiring substrate, method of manufacturing an electro-optical device, method of manufacturing an electronic apparatus |
| US7629021B2 (en) | 2005-06-16 | 2009-12-08 | Yamagata Fujitsu Limited | Method for producing a stamper |
| DE102008039798A1 (de) | 2008-08-15 | 2010-02-25 | NMI Naturwissenschaftliches und Medizinisches Institut an der Universität Tübingen | Verfahren zur Übertragung von Nanostrukturen in ein Substrat |
| US7732005B2 (en) | 2004-05-25 | 2010-06-08 | Hitachi, Ltd. | Method for producing recording medium, recording medium employing said method, and information recording and reproducing apparatus |
| JP2010135014A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Fujitsu Ltd | ナノ構造体製造方法、ナノ構造体、磁性ナノ構造体、磁気記憶媒体製造方法、磁気記憶媒体、および情報記憶装置 |
| JP2010182380A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Fujitsu Ltd | 成型加工品の製造方法、記憶媒体の製造方法、及び、情報記憶装置 |
| JP2012035364A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Nagoya Univ | ナノ微粒子を担持したナノ構造体及びその製造方法 |
| KR101437862B1 (ko) * | 2012-02-29 | 2014-09-16 | 한국기계연구원 | 금속 패터닝 방법 |
| JP2016507158A (ja) * | 2013-01-24 | 2016-03-07 | コーニング インコーポレイテッド | ポリマーナノマスクを使用した表面ナノ複製 |
| US9384980B2 (en) | 2014-07-01 | 2016-07-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Manufacturing method of semiconductor device |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP9221466A patent/JPH1166654A/ja active Pending
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7220482B2 (en) | 2001-01-24 | 2007-05-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Aligned fine particles, method for producing the same and device using the same |
| WO2004084193A1 (ja) * | 2003-03-19 | 2004-09-30 | Fujitsu Limited | 磁気記録媒体及びその製造方法、並びに、磁気記録装置及び磁気記録方法 |
| WO2005041303A1 (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 抵抗変化素子、その製造方法、その素子を含むメモリ、およびそのメモリの駆動方法 |
| US7167387B2 (en) | 2003-10-23 | 2007-01-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Variable resistance element, method of manufacturing the element, memory containing the element, and method of driving the memory |
| US7732005B2 (en) | 2004-05-25 | 2010-06-08 | Hitachi, Ltd. | Method for producing recording medium, recording medium employing said method, and information recording and reproducing apparatus |
| US7510093B2 (en) | 2004-08-20 | 2009-03-31 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a wiring substrate, method of manufacturing an electro-optical device, method of manufacturing an electronic apparatus |
| US7629021B2 (en) | 2005-06-16 | 2009-12-08 | Yamagata Fujitsu Limited | Method for producing a stamper |
| KR100692089B1 (ko) | 2005-07-01 | 2007-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 발광 소자의 제조 방법 |
| JP2007127847A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Kagawa Univ | 反射防止膜とその製造方法及びそれを用いた光学機器 |
| JP2007219367A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 成形部品の製造方法 |
| US8568862B2 (en) | 2007-03-09 | 2013-10-29 | Empire Technology Development Llc | Patterned fine particle film structures |
| JP2008222788A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Kagawa Univ | パターン状の微粒子膜およびパターン状の微粒子膜の製造方法 |
| WO2008111536A1 (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Kazufumi Ogawa | パターン状の微粒子膜およびパターン状の微粒子膜の製造方法 |
| JP2008226990A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Kagawa Univ | パターン状の絶縁性微粒子膜およびそれを用いた電子部品、マイクロマシン、光学部品ならびにパターン状の絶縁性微粒子膜の製造方法 |
| WO2008111533A1 (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Kazufumi Ogawa | パターン状の絶縁性微粒子膜およびそれを用いた電子部品、マイクロマシン、光学部品ならびにパターン状の絶縁性微粒子膜の製造方法 |
| US9200012B2 (en) | 2007-03-09 | 2015-12-01 | Empire Technology Development Llc | Patterned fine particle film structures |
| DE102008039798A1 (de) | 2008-08-15 | 2010-02-25 | NMI Naturwissenschaftliches und Medizinisches Institut an der Universität Tübingen | Verfahren zur Übertragung von Nanostrukturen in ein Substrat |
| US8366947B2 (en) | 2008-08-15 | 2013-02-05 | Nmi Naturwissenschaftliches Und Medizinisches Institut An Der Universitaet Tuebingen | Method for transferring nanostructures into a substrate |
| JP2010135014A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Fujitsu Ltd | ナノ構造体製造方法、ナノ構造体、磁性ナノ構造体、磁気記憶媒体製造方法、磁気記憶媒体、および情報記憶装置 |
| JP2010182380A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Fujitsu Ltd | 成型加工品の製造方法、記憶媒体の製造方法、及び、情報記憶装置 |
| JP2012035364A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Nagoya Univ | ナノ微粒子を担持したナノ構造体及びその製造方法 |
| KR101437862B1 (ko) * | 2012-02-29 | 2014-09-16 | 한국기계연구원 | 금속 패터닝 방법 |
| JP2016507158A (ja) * | 2013-01-24 | 2016-03-07 | コーニング インコーポレイテッド | ポリマーナノマスクを使用した表面ナノ複製 |
| US9384980B2 (en) | 2014-07-01 | 2016-07-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Manufacturing method of semiconductor device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1166654A (ja) | 微細構造の作製法、微細構造、磁気センサ、磁気記録媒体および光磁気記録媒体 | |
| US8039368B2 (en) | Nanogaps: methods and devices containing same | |
| JP3859199B2 (ja) | カーボンナノチューブの水平成長方法及びこれを利用した電界効果トランジスタ | |
| US7820064B2 (en) | Spinodally patterned nanostructures | |
| US20200385850A1 (en) | Nanoparticle fabrication | |
| KR100878281B1 (ko) | 나노 제조 | |
| US6719841B2 (en) | Manufacturing method for high-density magnetic data storage media | |
| JP3967237B2 (ja) | 磁気抵抗効果素子及びその製造方法、磁気再生素子並びに磁気メモリ | |
| JP2000048340A (ja) | ナノ粒子で形成された磁気記憶媒体 | |
| US20040004235A1 (en) | Vertical nanotube transistor and process for fabricating the same | |
| JP3752183B2 (ja) | 微粒子のアレイをアセンブルする方法 | |
| US20050079282A1 (en) | Ultra-high-density magnetic recording media and methods for making the same | |
| US20020168810A1 (en) | Lateral nanostructures by vertical processing | |
| CN1992104B (zh) | 一种环状磁性多层膜及其制备方法和用途 | |
| KR100365727B1 (ko) | 탄소 나노 튜브를 이용한 금속 나노 세선 형성 방법 | |
| JP2004237526A (ja) | 微細パターン及びその母型を形成する方法 | |
| CN100537412C (zh) | 利用纳米球反相多孔模板制备尺寸可控纳米点阵列的方法 | |
| GB2382718A (en) | Field effect transistor using horizontally grown carbon nanotubes | |
| CN100521240C (zh) | 水平生长碳纳米管的方法和使用碳纳米管的场效应晶体管 | |
| JP2001167431A (ja) | 高密度磁気記録媒体およびその作製方法 | |
| US6398940B1 (en) | Method for fabricating nanoscale patterns on a surface | |
| JP4125151B2 (ja) | 構造体の製造方法 | |
| CN1588637A (zh) | 一种纳电子相变存储器的制备方法 | |
| Francis et al. | The place of gold in the Nano World | |
| Takemura et al. | Direct modification of magnetic domains in Co nanostructures by atomic force microscope lithography |