JPH1164822A - 強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 - Google Patents
強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法Info
- Publication number
- JPH1164822A JPH1164822A JP22478397A JP22478397A JPH1164822A JP H1164822 A JPH1164822 A JP H1164822A JP 22478397 A JP22478397 A JP 22478397A JP 22478397 A JP22478397 A JP 22478397A JP H1164822 A JPH1164822 A JP H1164822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- liquid crystal
- ferroelectric liquid
- period
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000005262 ferroelectric liquid crystals (FLCs) Substances 0.000 title claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 26
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 11
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示品質の向上の障害となるリセット期間を
排除し、通常の駆動電圧の範囲で強誘電性液晶ディスプ
レイを駆動する。 【解決手段】 選択期間に印加する双極性パルスの第2
位相と逆極性の直流バイアスVtを非選択期間に印加
し、走査側電圧Vs、信号側電圧Vd、前記直流バイア
ス電圧Vtに対応する立ち上がり完了電圧V4、前記直
流バイアス電圧Vtに対応する立ち下がり開始電圧V5
が、 Vs=(V4−V5)/2 Vs+Vd>V4かつVs−Vd<V5かつVd<V5 の条件を満たすように設定する。
排除し、通常の駆動電圧の範囲で強誘電性液晶ディスプ
レイを駆動する。 【解決手段】 選択期間に印加する双極性パルスの第2
位相と逆極性の直流バイアスVtを非選択期間に印加
し、走査側電圧Vs、信号側電圧Vd、前記直流バイア
ス電圧Vtに対応する立ち上がり完了電圧V4、前記直
流バイアス電圧Vtに対応する立ち下がり開始電圧V5
が、 Vs=(V4−V5)/2 Vs+Vd>V4かつVs−Vd<V5かつVd<V5 の条件を満たすように設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強誘電性液晶ディス
プレイの駆動方法に関するものである。
プレイの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】強誘電性液晶層には二つの安定状態を有
するヒステリシス現象があり、所定の駆動信号に対する
液晶層の応答は、駆動される液晶層履歴に依存して異な
る。そこで、液晶層を所定の状態に駆動する方法として
は、ヒステリシス領域を超えて前歴を無視し得るほどの
高い電圧波高値で極性が異なる双極性パルスからなる2
種の駆動信号で駆動する方法が考えられる。しかし、こ
の方法は、各画素ごとに駆動信号が変わり、駆動方法が
複雑で実用上適さない。
するヒステリシス現象があり、所定の駆動信号に対する
液晶層の応答は、駆動される液晶層履歴に依存して異な
る。そこで、液晶層を所定の状態に駆動する方法として
は、ヒステリシス領域を超えて前歴を無視し得るほどの
高い電圧波高値で極性が異なる双極性パルスからなる2
種の駆動信号で駆動する方法が考えられる。しかし、こ
の方法は、各画素ごとに駆動信号が変わり、駆動方法が
複雑で実用上適さない。
【0003】そこで、リセット信号により前歴を解消し
た後、極性順序が同じ双極性パルスで電圧波高値の異な
る2種の駆動信号(On、Off)で駆動する方法が提
案されている。この駆動方法には、強誘電性液晶の2つ
の安定状態のうち一方の安定状態(第一の安定状態:以
下これを暗状態と記載する)に強制的にスイッチングさ
せる期間(以後、リセット期間と記載する)と、その
後、暗状態を維持するか、もう一方の安定状態(第二の
安定状態:以下これを明状態と記載する)にスイッチン
グするかを選ぶ期間(以後、選択期間と記載する)とが
設けられている。
た後、極性順序が同じ双極性パルスで電圧波高値の異な
る2種の駆動信号(On、Off)で駆動する方法が提
案されている。この駆動方法には、強誘電性液晶の2つ
の安定状態のうち一方の安定状態(第一の安定状態:以
下これを暗状態と記載する)に強制的にスイッチングさ
せる期間(以後、リセット期間と記載する)と、その
後、暗状態を維持するか、もう一方の安定状態(第二の
安定状態:以下これを明状態と記載する)にスイッチン
グするかを選ぶ期間(以後、選択期間と記載する)とが
設けられている。
【0004】以下に図面を用いて、従来のリセット方式
による強誘電性液晶ディスプレイのマトリックス駆動方
法について説明する。図9は、一つの走査期間の最初の
部分に設けるリセット期間11において一度、全画素を
暗状態にし、その後、各走査電極に順次選択期間を設け
る駆動方法の例である。図9(a)は、選択期間12に
おいて明状態を選択する場合、また図9(b)は、選択
期間12aにおいて暗状態を選択する場合を示してい
る。このように、走査期間の周期毎にリセットする駆動
方法については、特開平2−181724号報に開示さ
れている。
による強誘電性液晶ディスプレイのマトリックス駆動方
法について説明する。図9は、一つの走査期間の最初の
部分に設けるリセット期間11において一度、全画素を
暗状態にし、その後、各走査電極に順次選択期間を設け
る駆動方法の例である。図9(a)は、選択期間12に
おいて明状態を選択する場合、また図9(b)は、選択
期間12aにおいて暗状態を選択する場合を示してい
る。このように、走査期間の周期毎にリセットする駆動
方法については、特開平2−181724号報に開示さ
れている。
【0005】また、図10は、リセット期間と選択期間
を連結させ、この連結された期間を各走査電極に順次に
設けていく駆動方法の例である。図10(a)は、リセ
ット期間14と選択期間13とにおいて明状態を選択す
る場合、また図10(b)は、リセット期間14aと選
択期間13aとにおいて暗状態を選択する場合を示して
いる。このように走査電極選択毎にリセットする駆動方
法については、特開昭63−151930号報に開示さ
れている。
を連結させ、この連結された期間を各走査電極に順次に
設けていく駆動方法の例である。図10(a)は、リセ
ット期間14と選択期間13とにおいて明状態を選択す
る場合、また図10(b)は、リセット期間14aと選
択期間13aとにおいて暗状態を選択する場合を示して
いる。このように走査電極選択毎にリセットする駆動方
法については、特開昭63−151930号報に開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走査期
間の周期毎にリセットする駆動方法は、リセット期間と
選択期間が離れることによりフリッカーが発生する。こ
のため動画表示には適さないという問題がある。
間の周期毎にリセットする駆動方法は、リセット期間と
選択期間が離れることによりフリッカーが発生する。こ
のため動画表示には適さないという問題がある。
【0007】また、走査電極選択毎にリセットする駆動
方法は、リセット期間と選択期間が連結されており、フ
リッカーが発生が少ない。このため動画表示には適する
が、リセット期間と選択期間とを足し合わせた時間が各
走査電極に設けられるため一走査期間が冗長になるとい
う問題がある。
方法は、リセット期間と選択期間が連結されており、フ
リッカーが発生が少ない。このため動画表示には適する
が、リセット期間と選択期間とを足し合わせた時間が各
走査電極に設けられるため一走査期間が冗長になるとい
う問題がある。
【0008】そこで本発明の目的は、フリッカーの原因
となり、走査期間を冗長化するリセット期間を排除し、
かつヒステリシス領域内の電圧波高値を有する極性順序
が同じ双極性パルスからなる駆動信号で駆動し得る強誘
電性液晶ディスプレイの駆動方法を提供することであ
る。
となり、走査期間を冗長化するリセット期間を排除し、
かつヒステリシス領域内の電圧波高値を有する極性順序
が同じ双極性パルスからなる駆動信号で駆動し得る強誘
電性液晶ディスプレイの駆動方法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明における強誘電性液晶ディスプレイの駆
動方法は、対向面にそれぞれ複数の走査電極と信号電極
を有する一対のガラス基板間に強誘電性液晶を挟み持
つ、強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法であって、一
走査期間を表示状態を選択する選択期間と選択した状態
を保持する非選択期間とから構成し、前記走査電極に
は、選択期間内に電圧の波高値が±Vsの二位相からな
る対称な双極性パルスから構成される走査側電圧Vsを
印加する。また、非選択期間には、該走査側電圧Vsの
第二位相のパルスと極性の異なる直流バイアス電圧Vt
を印加する。さらに、前記信号電極には、電圧の波高値
が±Vdの二位相からなる対称な双極性パルスから構成
される信号側電圧Vdを印加することによって、前記強
誘電性液晶が持つ二つの安定状態を切り替える。すなわ
ち、前記信号電極に印加される前記信号側電圧Vdの第
一位相のパルス極性をマイナスとすることによって強誘
電性液晶の第一の安定状態を確定維持し、前記信号側電
圧Vdの第一位相のパルス極性をプラスとすることによ
って強誘電性液晶の第二の安定状態を確定維持する。ま
た、前記双極性パルスの極性を走査期間毎に反転させる
とともに、前記走査側電圧Vs、信号側電圧Vd、直流
バイアス電圧Vt、該直流バイアス電圧Vtに対応する
立ち上がり完了電圧V4、該直流バイアス電圧Vtに対
応する立ち下がり開始電圧V5が、 Vs=(V4−V5)/2 Vs+Vd>V4かつVs−Vd<V5かつVd<V5 の条件を満たすことを特徴とする。
ために、本発明における強誘電性液晶ディスプレイの駆
動方法は、対向面にそれぞれ複数の走査電極と信号電極
を有する一対のガラス基板間に強誘電性液晶を挟み持
つ、強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法であって、一
走査期間を表示状態を選択する選択期間と選択した状態
を保持する非選択期間とから構成し、前記走査電極に
は、選択期間内に電圧の波高値が±Vsの二位相からな
る対称な双極性パルスから構成される走査側電圧Vsを
印加する。また、非選択期間には、該走査側電圧Vsの
第二位相のパルスと極性の異なる直流バイアス電圧Vt
を印加する。さらに、前記信号電極には、電圧の波高値
が±Vdの二位相からなる対称な双極性パルスから構成
される信号側電圧Vdを印加することによって、前記強
誘電性液晶が持つ二つの安定状態を切り替える。すなわ
ち、前記信号電極に印加される前記信号側電圧Vdの第
一位相のパルス極性をマイナスとすることによって強誘
電性液晶の第一の安定状態を確定維持し、前記信号側電
圧Vdの第一位相のパルス極性をプラスとすることによ
って強誘電性液晶の第二の安定状態を確定維持する。ま
た、前記双極性パルスの極性を走査期間毎に反転させる
とともに、前記走査側電圧Vs、信号側電圧Vd、直流
バイアス電圧Vt、該直流バイアス電圧Vtに対応する
立ち上がり完了電圧V4、該直流バイアス電圧Vtに対
応する立ち下がり開始電圧V5が、 Vs=(V4−V5)/2 Vs+Vd>V4かつVs−Vd<V5かつVd<V5 の条件を満たすことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に用いる強誘電性
液晶ディスプレイのセル構造を示す構成図である。本発
明で用いる強誘電性液晶ディスプレイは、約2μmの厚
さの強誘電性液晶層21と該強誘電性液晶層21を挟む
一対のガラス基板22a、22bで構成し、スペーサー
材23によってギャップを維持し、シール材24によっ
て強誘電性液晶層21と外部を遮断している。
液晶ディスプレイのセル構造を示す構成図である。本発
明で用いる強誘電性液晶ディスプレイは、約2μmの厚
さの強誘電性液晶層21と該強誘電性液晶層21を挟む
一対のガラス基板22a、22bで構成し、スペーサー
材23によってギャップを維持し、シール材24によっ
て強誘電性液晶層21と外部を遮断している。
【0011】またガラス基板22a、22bの対向面に
は走査電極25aと信号電極25bを形成し、その上に
配向膜26a、26bを布塗し、ラビング処理を施して
いる。
は走査電極25aと信号電極25bを形成し、その上に
配向膜26a、26bを布塗し、ラビング処理を施して
いる。
【0012】さらにガラス基板22a、22bの外側に
偏光板27a、27bを設置し、一方の偏光板27aの
偏光軸はラビング処理により強誘電性液晶分子の二つの
安定状態のうち一方の安定状態を示しているときの液晶
分子の長軸方向と平行になるように設置する。また、他
方の偏光板27bの偏光軸は、前記偏光板27aの偏光
軸となす角度が直角になるように設置する。
偏光板27a、27bを設置し、一方の偏光板27aの
偏光軸はラビング処理により強誘電性液晶分子の二つの
安定状態のうち一方の安定状態を示しているときの液晶
分子の長軸方向と平行になるように設置する。また、他
方の偏光板27bの偏光軸は、前記偏光板27aの偏光
軸となす角度が直角になるように設置する。
【0013】図3(a)は、図2に示す走査電極25a
に数十μ秒のパルス幅tの波高値対称の双極性パルス
(第一位相の波高値は、−Vp、第二位相の波高値は、
Vpとする。)を印加し、そのあと印加する直流バイア
ス電圧VkをVk=0vとしたとき、双極性パルス印加
から約16.7mS(一走査期間の長さ)後までの透過
光量積分値(縦軸)と、双極性パルスの第二位相の波高
値Vp(横軸)との関係を表したグラフであり、強誘電
性液晶ディスプレイ特有のヒステリシスループを示して
いる。
に数十μ秒のパルス幅tの波高値対称の双極性パルス
(第一位相の波高値は、−Vp、第二位相の波高値は、
Vpとする。)を印加し、そのあと印加する直流バイア
ス電圧VkをVk=0vとしたとき、双極性パルス印加
から約16.7mS(一走査期間の長さ)後までの透過
光量積分値(縦軸)と、双極性パルスの第二位相の波高
値Vp(横軸)との関係を表したグラフであり、強誘電
性液晶ディスプレイ特有のヒステリシスループを示して
いる。
【0014】図3(b)は図3(a)のグラフを得たと
きの印加電圧波形を示し図3(c)は、光学応答の例を
示した図である。
きの印加電圧波形を示し図3(c)は、光学応答の例を
示した図である。
【0015】図3(a)より、暗状態を明状態に変える
にはVp>V1>0v、明状態を暗状態に変えるにはV
p<−V2<0vであることが必要となり、極性順序を
同じくした双極性パルス(ここでは第一位相はマイナ
ス、第二位相はプラスとしている)では、その波高値の
高低だけでは暗状態・明状態を表示しわけることが不可
能であり、このことが従来の駆動方法にリセット期間を
必要としていた根拠である。
にはVp>V1>0v、明状態を暗状態に変えるにはV
p<−V2<0vであることが必要となり、極性順序を
同じくした双極性パルス(ここでは第一位相はマイナ
ス、第二位相はプラスとしている)では、その波高値の
高低だけでは暗状態・明状態を表示しわけることが不可
能であり、このことが従来の駆動方法にリセット期間を
必要としていた根拠である。
【0016】図4(b)に示すように、一走査期間に選
択期間31aと非選択期間32aを設け、選択期間31
aで双極性パルス(第一位相の波高値は、−Vp、第二
位相の波高値は、Vpとする。)を印加し、その後、双
極性パルス駆動信号の第2位相と逆極性の直流バイアス
電圧Vkを非選択期間32aに印加し、直流バイアス電
圧Vkを増大していくと、第4図(a)に示すようにヒ
ステリシスループが第2位相電圧側に順次シフトする。
図4(c)は、そのときの光学応答の例を示した図であ
る。
択期間31aと非選択期間32aを設け、選択期間31
aで双極性パルス(第一位相の波高値は、−Vp、第二
位相の波高値は、Vpとする。)を印加し、その後、双
極性パルス駆動信号の第2位相と逆極性の直流バイアス
電圧Vkを非選択期間32aに印加し、直流バイアス電
圧Vkを増大していくと、第4図(a)に示すようにヒ
ステリシスループが第2位相電圧側に順次シフトする。
図4(c)は、そのときの光学応答の例を示した図であ
る。
【0017】図4(a)で直流バイアス電圧Vk=−V
3のとき、暗状態を明状態に変えるには双極性パルス電
圧Vと立ち上がり完了電圧V4との間には、Vp>V4
の条件が必要であり、明状態を暗状態に変えるには双極
性パルス電圧V>0vであっても双極性パルス電圧Vと
立ち下がり開始電圧V5とがVp<V5の条件を満たせ
ばよいことがわかる。
3のとき、暗状態を明状態に変えるには双極性パルス電
圧Vと立ち上がり完了電圧V4との間には、Vp>V4
の条件が必要であり、明状態を暗状態に変えるには双極
性パルス電圧V>0vであっても双極性パルス電圧Vと
立ち下がり開始電圧V5とがVp<V5の条件を満たせ
ばよいことがわかる。
【0018】具体的例を図5と図6に示す。図5(a)
に示すような双極性パルス電圧Vと立ち上がり完了電圧
V4とが、Vp>V4で、直流バイアス電圧Vk=−V
3とした電圧波形を印加した場合、暗状態から明状態に
変わる時の光学応答を図5(b)示し、明状態を繰り返
す時の光学応答を図5(c)示している。
に示すような双極性パルス電圧Vと立ち上がり完了電圧
V4とが、Vp>V4で、直流バイアス電圧Vk=−V
3とした電圧波形を印加した場合、暗状態から明状態に
変わる時の光学応答を図5(b)示し、明状態を繰り返
す時の光学応答を図5(c)示している。
【0019】また、図6(a)に示すような双極性パル
ス電圧Vと立ち下がり開始電圧V5とがVp<V5で、
直流バイアス電圧Vk=−V3とした電圧波形を印加し
た場合、明状態から暗状態に変わる時の光学応答を図6
(b)示し、暗状態を繰り返す時の光学応答を図6
(c)示している。
ス電圧Vと立ち下がり開始電圧V5とがVp<V5で、
直流バイアス電圧Vk=−V3とした電圧波形を印加し
た場合、明状態から暗状態に変わる時の光学応答を図6
(b)示し、暗状態を繰り返す時の光学応答を図6
(c)示している。
【0020】以上のように、直流バイアス電圧Vkを適
切な値に設定すると、極性順序を同じくした双極性パル
スで、その波高値が異なる2種類の駆動信号で駆動履歴
に依存せずOn、Off駆動が可能であることを見出し
た。本発明は、この点に着目して完成されたものであ
り、以下実施の形態に基づいて実際に駆動する際の形態
を説明する。
切な値に設定すると、極性順序を同じくした双極性パル
スで、その波高値が異なる2種類の駆動信号で駆動履歴
に依存せずOn、Off駆動が可能であることを見出し
た。本発明は、この点に着目して完成されたものであ
り、以下実施の形態に基づいて実際に駆動する際の形態
を説明する。
【0021】図1(a)は、本発明に用いた走査電極側
電圧波形を示した図である。本発明に用いた駆動方法
は、第1の走査期間と第2の走査期間を有し、第2の走
査期間での走査電極側電圧波形は、第1の走査期間での
走査電極側電圧波形の極性だけが反転されたものであ
る。また、一走査期間は、約16.7mSで、選択期間
31と非選択期間32から構成されている。
電圧波形を示した図である。本発明に用いた駆動方法
は、第1の走査期間と第2の走査期間を有し、第2の走
査期間での走査電極側電圧波形は、第1の走査期間での
走査電極側電圧波形の極性だけが反転されたものであ
る。また、一走査期間は、約16.7mSで、選択期間
31と非選択期間32から構成されている。
【0022】選択期間31において走査電極側に印加す
る電圧は、波高値が−VsとVsとの2位相からなる双
極性パルスとし、ここで走査側電圧Vsは、下記のよう
に設定する。すなわち、直流バイアス電圧Vkを最適値
V3に設定した場合の立ち上がり完了電圧をV4、立ち
下がり開始電圧をV5とすると、
る電圧は、波高値が−VsとVsとの2位相からなる双
極性パルスとし、ここで走査側電圧Vsは、下記のよう
に設定する。すなわち、直流バイアス電圧Vkを最適値
V3に設定した場合の立ち上がり完了電圧をV4、立ち
下がり開始電圧をV5とすると、
【0023】Vs=(V4−V5)/2と設定する。
【0024】この時の双極性パルスの1位相の時間
(t)は、数十μSとした。
(t)は、数十μSとした。
【0025】また非選択期間32において走査電極側に
印加する電圧は、双極性パルスの第2位相と逆極性の直
流バイアス電圧とし、ここでの最適化直流バイアス電圧
Vtは、下記のように設定する。すなわち直流バイアス
電圧Vkの絶対値を|Vk|とし、直流バイアス電圧V
kの最適値V3の絶対値を|V3|とすると、
印加する電圧は、双極性パルスの第2位相と逆極性の直
流バイアス電圧とし、ここでの最適化直流バイアス電圧
Vtは、下記のように設定する。すなわち直流バイアス
電圧Vkの絶対値を|Vk|とし、直流バイアス電圧V
kの最適値V3の絶対値を|V3|とすると、
【0026】Vt=|Vk|=|V3|と設定する。
【0027】非選択期間32においては、すべての走査
電極に最適化直流バイアス電圧Vtが印加される。次に
第2の走査期間に移行すると、第1の走査期間での走査
電極側電圧波形の極性が反転された状態で駆動される。
すなわち、走査期間毎の反転駆動となる。
電極に最適化直流バイアス電圧Vtが印加される。次に
第2の走査期間に移行すると、第1の走査期間での走査
電極側電圧波形の極性が反転された状態で駆動される。
すなわち、走査期間毎の反転駆動となる。
【0028】図1(b)は、本発明に用いた信号電極側
電圧波形を示した図である。第1走査期間及び、第2走
査期間において信号側電極に印加する電圧は、波高値−
VdとVdとの2位相からなる双極性パルスとし、暗状
態を選択する時の波高値は、第一位相を−Vd、第二位
相をVdとする。また、明状態を選択する時の波高値
は、第一位相をVd、第二位相を−Vdとする。
電圧波形を示した図である。第1走査期間及び、第2走
査期間において信号側電極に印加する電圧は、波高値−
VdとVdとの2位相からなる双極性パルスとし、暗状
態を選択する時の波高値は、第一位相を−Vd、第二位
相をVdとする。また、明状態を選択する時の波高値
は、第一位相をVd、第二位相を−Vdとする。
【0029】ここで、信号側電圧Vdは、下記のように
設定する。すなわち、直流バイアス電圧Vkを最適値V
3に設定した場合の立ち上がり完了電圧をV4とし、立
ち下がり開始電圧をV5とし、Vs=(V4−V5)/
2とすると、
設定する。すなわち、直流バイアス電圧Vkを最適値V
3に設定した場合の立ち上がり完了電圧をV4とし、立
ち下がり開始電圧をV5とし、Vs=(V4−V5)/
2とすると、
【0030】Vs+Vd>V4かつVs−Vd<V5か
つVd<V5と設定する。
つVd<V5と設定する。
【0031】図7と図8に本実施形態に用いた走査側電
圧波形と信号側電圧波形との合成電圧波形及び、これに
対応する光学応答を示した。第1の走査期間と第2の走
査期間で暗表示から暗表示、または、暗表示から明表示
を選択するときの状態を示す。また、第1の走査期間・
第2の走査期間で明表示から暗表示、または、明表示か
ら明表示を選択するときの状態を図8に示す。
圧波形と信号側電圧波形との合成電圧波形及び、これに
対応する光学応答を示した。第1の走査期間と第2の走
査期間で暗表示から暗表示、または、暗表示から明表示
を選択するときの状態を示す。また、第1の走査期間・
第2の走査期間で明表示から暗表示、または、明表示か
ら明表示を選択するときの状態を図8に示す。
【0032】以上述べたように本発明は、双極性パルス
駆動信号の第2位相と逆極性の直流バイアス電圧Vkを
非選択期間に印加することにより、従来技術で必要とし
たリセット期間を排除し、走査期間を短縮することがで
きる。さらに、選択期間においては、一対の双極性パル
スだけでOn、Offの駆動が可能となり、駆動方法を
簡素化することができる。
駆動信号の第2位相と逆極性の直流バイアス電圧Vkを
非選択期間に印加することにより、従来技術で必要とし
たリセット期間を排除し、走査期間を短縮することがで
きる。さらに、選択期間においては、一対の双極性パル
スだけでOn、Offの駆動が可能となり、駆動方法を
簡素化することができる。
【0033】
【発明の効果】以上本発明によれば、フリッカーの原因
となり、走査期間を冗長化するリセット期間を排除し、
かつヒステリシス領域内の電圧波高値を有する極性順序
が同じ双極性パルスからなる駆動信号を用いて強誘電性
液晶ディスプレイを駆動することが可能となる。
となり、走査期間を冗長化するリセット期間を排除し、
かつヒステリシス領域内の電圧波高値を有する極性順序
が同じ双極性パルスからなる駆動信号を用いて強誘電性
液晶ディスプレイを駆動することが可能となる。
【図1】本発明の走査電極側電圧波形と信号電極側電圧
波形を示す波形図である。
波形を示す波形図である。
【図2】強誘電性液晶ディスプレイの構成を示す構成図
である。
である。
【図3】強誘電性液晶ディスプレイに双極性パルスを印
加したときの光透過量を示す図である。
加したときの光透過量を示す図である。
【図4】強誘電性液晶ディスプレイに双極性パルスと直
流電圧を印加したときの光透過量を示す図である。
流電圧を印加したときの光透過量を示す図である。
【図5】本発明の印加電圧波形を示す波形図と光学応答
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明の印加電圧波形を示す波形図と光学応答
を示す図である。
を示す図である。
【図7】本発明の合成電圧波形と光学応答を示す図であ
る。
る。
【図8】本発明の合成電圧波形と光学応答を示す図であ
る。
る。
【図9】従来の印加電圧波形を示す波形図である。
【図10】従来の印加電圧波形を示す波形図である。
21 強誘電性液晶 25 走査電極 25a 信号電極 31 選択期間 32 非選択期間 V1 立ち上がり完了電圧 V2 立ち下がり開始電圧 V3 直流バイアス電圧 V4 立ち上がり完了電圧 V5 立ち下がり開始電圧 Vd 双極性パルスからなる信号側電圧 Vk 直流バイアス電圧 Vp 双極性パルス電圧 Vs 双極性パルスからなる走査側電圧 Vt 最適化直流バイアス電圧
Claims (1)
- 【請求項1】 対向面にそれぞれ複数の走査電極と信号
電極を有する一対のガラス基板間に強誘電性液晶を挟み
持つ強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法であって、 一走査期間が表示状態を選択する選択期間と選択した状
態を保持する非選択期間とから構成され、前記走査電極
には、選択期間内に電圧の波高値が±Vsの二位相から
なる対称な双極性パルスから構成される走査側電圧Vs
を印加し、非選択期間に、該走査側電圧Vsの第二位相
のパルスと極性の異なる直流バイアス電圧Vtを印加
し、前記信号電極には、電圧の波高値が±Vdの二位相
からなる対称な双極性パルスから構成される信号側電圧
Vdを印加することによって、前記強誘電性液晶が持つ
二つの安定状態を切り替え、かつ前記信号電極に印加さ
れる前記信号側電圧Vdの第一位相のパルス極性をマイ
ナスとすることによって強誘電性液晶の第一の安定状態
を確定維持し、前記信号側電圧Vdの第一位相のパルス
極性をプラスとすることによって強誘電性液晶の第二の
安定状態を確定維持し、前記双極性パルスの極性を走査
期間毎に反転させるとともに、前記走査側電圧Vs、信
号側電圧Vd、直流バイアス電圧Vt、該直流バイアス
電圧Vtに対応する立ち上がり完了電圧V4、該直流バ
イアス電圧Vtに対応する立ち下がり開始電圧V5が、 Vs=(V4−V5)/2 Vs+Vd>V4かつVs−Vd<V5かつVd<V5 の条件を満たすことを特徴とする強誘電性液晶ディスプ
レイの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22478397A JPH1164822A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22478397A JPH1164822A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1164822A true JPH1164822A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16819145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22478397A Pending JPH1164822A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1164822A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7233306B2 (en) | 2000-04-28 | 2007-06-19 | Fujitsu Limited | Display panel including liquid crystal material having spontaneous polarization |
| JP5430403B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2014-02-26 | シチズンホールディングス株式会社 | 強誘電性液晶パネルの駆動方法及び液晶表示装置 |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP22478397A patent/JPH1164822A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7233306B2 (en) | 2000-04-28 | 2007-06-19 | Fujitsu Limited | Display panel including liquid crystal material having spontaneous polarization |
| US7830344B2 (en) | 2000-04-28 | 2010-11-09 | Fujitsu Limited | Display panel including liquid crystal material having spontaneous polarization |
| JP5430403B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2014-02-26 | シチズンホールディングス株式会社 | 強誘電性液晶パネルの駆動方法及び液晶表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6154191A (en) | System and method for driving a nematic liquid crystal | |
| EP0866441A1 (en) | Method of driving a liquid crystal display device using 8 voltage levels | |
| US8791879B2 (en) | Apparatus and method for driving display optical device | |
| US20190325833A1 (en) | Liquid crystal display device | |
| JP3603904B2 (ja) | 反強誘電性液晶表示素子の駆動方法及び装置 | |
| JPWO1996034311A1 (ja) | 反強誘電性液晶表示素子の駆動方法及び装置 | |
| JP2502871B2 (ja) | 液晶駆動回路と表示装置 | |
| JP2004029477A (ja) | 液晶表示装置の駆動方法及び液晶表示装置 | |
| KR20000062798A (ko) | 액정표시장치 및 그 구동방법 | |
| EP0770898A1 (en) | Method of driving antiferroelectric liquid crystal display and apparatus therefor | |
| JPH0836161A (ja) | 液晶電気光学装置およびその駆動方法 | |
| JPH1062741A (ja) | 表示装置 | |
| JPH1164822A (ja) | 強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 | |
| US8933869B2 (en) | Ferroelectric liquid crystal panel driving method and liquid crystal display device | |
| JP3079402B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH01179993A (ja) | 液晶を用いた表示装置 | |
| JPH06301011A (ja) | マトリクス表示装置およびその駆動方法 | |
| JPH08136898A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP4705494B2 (ja) | メモリ性液晶パネル | |
| JPS63259516A (ja) | マトリクス型液晶表示体駆動方法 | |
| JP3441143B2 (ja) | 反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 | |
| JPS63253333A (ja) | マトリクス型液晶表示体駆動方法 | |
| JP2001091975A (ja) | 液晶表示素子及び液晶表示素子の駆動方法 | |
| JPH05158018A (ja) | 強誘電性液晶パネルの駆動方法 | |
| JPH11231286A (ja) | 反強誘電性液晶表示素子の駆動方法 |