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JPH1161506A - 靴 下 - Google Patents

靴 下

Info

Publication number
JPH1161506A
JPH1161506A JP9217592A JP21759297A JPH1161506A JP H1161506 A JPH1161506 A JP H1161506A JP 9217592 A JP9217592 A JP 9217592A JP 21759297 A JP21759297 A JP 21759297A JP H1161506 A JPH1161506 A JP H1161506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sock
sheet
impact
fabric
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9217592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakabayashi
力 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamachu Co Ltd
Original Assignee
Yamachu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamachu Co Ltd filed Critical Yamachu Co Ltd
Priority to JP9217592A priority Critical patent/JPH1161506A/ja
Publication of JPH1161506A publication Critical patent/JPH1161506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Socks And Pantyhose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴着用の有無に関わらず、常時身につけるこ
とが可能で、足裏へ格段のクッション性を付すことがで
き、膝や腰への衝撃を緩和することを可能とする靴下を
提供すること。 【解決手段】 足底該当部に、着用時の荷重による衝撃
を緩和する衝撃緩和用シート体15が保持された靴下1
0。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は靴下に関し、より詳
細には歩行時等における膝や腰への衝撃を和らげるため
に着用される靴下に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から歩行時等における膝や腰への衝
撃を和らげるべく、様々の衝撃緩和効果を有する靴が開
発されてきている。例えば靴底が厚いゴム底となったも
のや、靴底に空気層が保持されたもの等である。また、
クッション性を付加するための中敷等も開発されてきて
いる。
【0003】しかしながら、上記した靴や中敷による衝
撃緩和効果は、そうした靴や中敷を用いた時のみに限ら
れるといった問題がある。実生活においては家庭内での
炊事他、一般的家事中においても膝や腰に負担のかかる
仕事は多く、衝撃緩和効果が期待されるところだが、靴
を履かない室内においては前記した効果を得ることがで
きないといった課題があった。
【0004】また、厚手の靴下を履くことによって衝撃
緩和効果を得ようとする場合もあり、特にスポーツ用と
して爪先部分と踵部分が他部分よりも厚手になった靴下
も知られているが、編地を厚くしたところでその衝撃緩
和効果は前記した靴等に比べると微々たるものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に鑑
みて発明されたものであり、靴着用の有無に関わらず、
常時身につけることが可能で、足裏へ格別のクッション
性を付すことができ、膝や腰への衝撃を緩和することを
可能とする靴下を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る靴下は、足底該当部に、着用時の荷重に
よる衝撃を緩和する衝撃緩和用シート体が保持されてい
ることを特徴としている。また、前記した靴下であっ
て、靴下本体の最内側面に衝撃緩和用シート体が保持さ
れると共に、衝撃緩和用シート体の足裏当接面が布状体
により被覆されていることを特徴としている。
【0007】衝撃緩和用シート体としては様々のものが
考えられるが、軽量であって、比較的厚みが薄く十分な
クッション性を有するものが好ましく、例えば体重をあ
る程度支えることの可能な高密度のスポンジ体やゴム等
の弾性体が例示できる。特にシリコーンゴムにより構成
されたシート状物であるのが好ましい。これは、シリコ
ーンゴムは温度変化による物理的性質の変化が小さく、
例えば−55〜250℃程度の広い温度範囲にわたって
弾性をよく保持するため、例えば冷凍庫で冷やしても乾
燥機にかけても日常接し得る温度範囲では殆ど物性が変
化することがなく、長期間に渡って安定した物性を保持
することができるためである。
【0008】衝撃緩和シート体は、シリコーンゴムの表
面が粉体やフィルムで包まれて構成されていてもよい
し、シリコーンゴムが嚢体内に封入されて構成されてい
てもよい。その際、前記フィルムや嚢体が伸縮性を有し
ていれば、衝撃緩和効果をより向上させることができ
る。尚、衝撃緩和シート体には起伏が形成されていても
よく、前記起伏が足裏のつぼを刺激し得るよう構成され
ていれば、健康増進及び疲労回復も図ることができる。
【0009】シリコーンゴムを封入する前記嚢体は、複
数枚のフィルムが重ね合わされ、これらフィルムの周縁
部を含む所定箇所が融着されてなるものでもよいし、シ
リコーンゴムを封入するための封入口が開口するよう一
体形成された嚢体であってもよい。また、シリコーンゴ
ムが封入された内側嚢体が、外側嚢体中に保持されてな
るものでもよい。
【0010】また前記フィルムの構成材としては熱可塑
性ウレタンエラストマを用いるのが好ましい。この熱可
塑性ウレタンエラストマは引っ張り強度に優れ、伸縮性
に優れた素材であるため、フィルムの強度及び柔軟性の
向上を図ることができる。また、フィルムの構成材とし
て複数層のポリウレタンフィルムを布状体に貼着してな
るものを挙げることもできる。前記ポリウレタンフィル
ムを貼着する布状体としては例えば75番程度の太さの
テトロンを天竺織りした生地等が挙げられる。
【0011】尚、フィルムの厚みは30μm 以上である
のが好ましい。フィルムの厚みが30μm 未満である場
合は、厚さが薄いゆえに扱いにくく、定着作業時の作業
性が劣る傾向があり、また、フィルム作成時の精密性が
要求される分、材料コストが高くなる場合がある。
【0012】このように、本発明に係る靴下は、一層の
生地からなる靴下本体の足底該当部の内面又は外面に上
記したような衝撃緩和用シート体が定着されてなるもの
でもよいし、複数の生地層からなる靴下本体の足底該当
部における前記いずれかの生地の内面又は外面に上記し
たような衝撃緩和用シート体が定着されてなるものでも
よい。
【0013】また、靴下本体へ定着された衝撃緩和用シ
ート体を、その靴下本体への定着面を除いて被覆する布
状体が定着されてなる靴下であってもよく、例えばそれ
が一層の生地からなり、生地内面に衝撃緩和用シート体
が定着されている靴下である場合は、前記衝撃緩和用シ
ート体と足裏との間に前記布状体が介装されることにな
り、肌触りや吸湿性及び通気性を改善し得る。また、例
えば複数の生地層からなり、これら生地間に衝撃緩和用
シート体が位置する場合は、衝撃緩和用シート体を被覆
する布状体とこれと対面する生地との間で摩擦が生じる
ため前記衝撃緩和用シート体が前記複数の生地層間で滑
り動くのを防ぐことができ、足元をより安定化させ得
る。
【0014】特に本発明に係る靴下が例えばシリコーン
ゴムを封入した嚢体からなる衝撃緩和用シート体を保持
している場合は、嚢体の構成材である複数枚のフィルム
とこれの定着対象生地とを重ね合わせた状態で前記フィ
ルムの周縁部を含む所定箇所を前記定着対象生地に融着
させ、該融着によって形成された嚢体内にシリコーンゴ
ムを注入した後、この注入口を融着させることにより、
衝撃緩和用シート体が定着対象生地に定着された状態を
形成してもよいし、また、複数枚のフィルム同士を重ね
合わせた状態で前記フィルムの周縁部を含む所定箇所を
融着させ、この複数枚のフィルム間にシリコーンゴムを
注入した後この注入口を融着させることにより、衝撃緩
和用シート体を作製し、該衝撃緩和用シート体を定着対
象生地に接着によって定着してもよい。
【0015】衝撃緩和用シート体の厚みや硬さは、加重
をかけた際に上下面が部分的に接触しない程度であって
足元がぐらつかない程度に設定されているのが好まし
い。厚みが薄すぎたり硬さが硬すぎたりした場合は所望
の衝撃緩和効果が得られにくく、厚みが厚すぎたり硬さ
が軟らかすぎたりした場合は衝撃緩和用シート体の撓み
がはげしくなり、使用者の足元が安定せず、疲労の原因
となる。
【0016】また、直接肌に触れる部分である最内側生
地又は布状体はセルロース繊維、蛋白質繊維、あるいは
これら双方の繊維を用いてなっているのが好ましい。綿
等のセルロース繊維や絹等の蛋白質繊維は吸湿性、通気
性に優れており、足裏からの汗等を吸収、発散する性質
に優れているため、心地よい肌触りを実現することがで
きると共に、足元のムレ対策に好適である。
【0017】また、最外側生地の外面であって少なくと
も靴下の踵該当部または爪先該当部にはケブラー(KEVL
AR:Du Pont 社製) 等のアラミド繊維と他繊維との混紡
糸を用いてもよい。前記アラミド繊維は強化用繊維とし
て例えばロープやケーブル類に広く用いられている繊維
であり、これによれば、摩擦によってほころびが発生し
易い部分の強度を補強することができるため、靴下の使
用耐性を大幅に向上させることができる。さらに最内側
生地に綿を併用すると、吸湿性、通気性を十分に向上さ
せることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
靴下を図面に基づいて説明する。なお、何らこれに限定
されるものではない。図1は実施の形態に係る靴下10
を示した模式的断面図であり、図2は靴下10が着用さ
れた状態を示した模式的部分断面図である。図例の靴下
10は例えば最内側生地11と最外側生地12の2枚構
造となっており、足底該当部における最内側生地11の
外面11bには、例えば2枚の伸縮性を有するフィルム
13a、13bから構成された嚢体13内に適当な弾性
及び硬さのシリコーンゴム14が封入された、着用時の
荷重による衝撃を緩和する衝撃緩和用シート体15が定
着されている。
【0019】ここで、衝撃緩和用シート体15を図3
(イ)〜(ハ)に示した図に基づいて以下に説明する。
衝撃緩和用シート体15は2枚のフィルム13a、13
bから構成された嚢体13内にシリコーンゴム14が封
入され構成されたものであり、(ロ)、(ハ)の模式的
断面図から明らかなように例えば土踏まずに対応する部
分Qがやや厚く形成されており、土踏まず部分を刺激し
得るように構成されている。
【0020】このシリコーンゴム14とは、高重合度の
オルガノポリシロキサンに無機充填剤、過酸化ベンゾイ
ル等の硬化剤を混和してよく練り、これを成形後加熱し
て加硫し、硬化させたものである。温度による性質の変
化が少なく、広い温度範囲にわたって弾性を保持する性
質を有している。よって、日常に発生し得る温度範囲に
おいては、なんらその性質が変化することがなく、安定
した弾性を保持することができる。このシリコーンゴム
14の硬さは硬化剤の添加量によって任意に設定するこ
とができ、一般的な体重範囲に適応する硬さを選択すれ
ばよいのであって、何ら限定されるものではない。
【0021】尚、衝撃緩和用シート体15の厚み及び硬
さとしては、衝撃緩和用シート体15に荷重をかけた際
にフィルム13a、13bが部分的に接触しない程度で
あって足元がぐらつかない程度に設定されているのが好
ましい。厚みが薄すぎたり硬さが硬すぎたりした場合は
所望の衝撃緩和効果が得られにくく、厚みが厚すぎたり
硬さが柔らかすぎたりした場合は衝撃緩和用シート体1
5がぐらつくため、使用者の足元が安定せず、疲労の原
因となるためである。
【0022】図例の靴下10における最内側生地11は
例えば綿100%の繊維からなっており、その外側の最
外側生地12は例えば綿が70%、ケブラー(KEVLAR:D
u Pont社製) と綿との混紡糸が30%の割合からなって
いる。この最外側生地12においてケブラーと綿との混
紡糸の方の割合を多くした場合は生地強度を補強するこ
とができ、一方、綿の方の割合を多くした場合は生地の
吸湿性等を向上させることができる。これらの他、絹や
化繊等の繊維を用い得るのは勿論であり、その混紡割合
を変化させることによってそれぞれの繊維の特徴を任意
に引き出すことができるのは周知の通りである。いずれ
の場合においても最内面生地11には綿等の吸湿性の高
い生地を用いるのが、足元のムレ等を防ぐ上で好まし
い。
【0023】足底該当部における最内側生地11の外面
11bに取り付けられた嚢体13を構成しているフィル
ム13a、13bは例えば制御された限界内で伸張が可
能な熱可塑性ウレタンエラストマから成っている。この
熱可塑性ウレタンエラストマは無孔性であって、しかも
融着、接着処理を容易に行うことができ、曲げ疲労に対
して高度の抵抗力を持ち、靴下の使用環境上生じやすい
菌類及び発汗に対しての高い抵抗力を有し、連続的に強
引張力を受けた時に弛緩及び応力に対して優れた抵抗力
を有するものである。また、これら特性を生活環境での
温度範囲内(−20〜40℃程度)において何ら劣化す
ることなく得ることができる。
【0024】尚、前記したフィルム13a、13bの厚
さは30μm 以上であるのが好ましい。フィルム13
a、13bの厚さが30μm 未満である場合は、厚さが
薄いゆえに扱いにくく、嚢体13の定着作業時の作業性
が劣る傾向があり、また、フィルム13a、13b作製
時の精密性が要求される分、材料コストが高くなる場合
がある。
【0025】嚢体13は継目のない連続した嚢体であっ
てもよいし、実施の形態で示すように例えば2枚のフィ
ルム13a、13bの周縁部が融着されて袋状となった
ものでもよい。
【0026】以下、図1〜3で説明した靴下10の、製
造工程の一例を図4(a)〜(d)に示した模式的部分
断面図に基づいて説明する。まずフィルム13aとフィ
ルム13bを位置合わせして、相対向する図中矢印x、
y方向からフィルム13a、13bの周縁部を一部分1
3cのみを残して熱圧着により融着させる(図4
(a))。これにより、フィルム13a、13bからな
る嚢体13が形成される(図4(b))。次に嚢体13
の前記一部分13cから嚢体13内に所望のシリコーン
ゴム14を注入した後、前記一部分13cを融着させ
て、シリコーンゴム14が封入された衝撃緩和用シート
体15とする。(図4(c))。これとは別に最内側生
地11を予め足型20に履かせておき、足底該当部にお
ける最内側生地の外面11aに図4(a)〜(c)の工
程により作成したシリコーンゴム14入りの嚢体13す
なわち衝撃緩和用シート体15を接着剤等により接着す
る(図4(d))。
【0027】嚢体13の周縁部を含む融着は熱融着であ
ってもよいし、高周波照射による融着であってもよく、
嚢体13を最内側生地11に接着する際の前記接着剤と
しては、例えばウレタン接着剤等が用いられる。このウ
レタン接着剤は室温で硬化し、この硬化時にガス状の副
生物を発生することがなく、硬さの調節も容易で接着ヒ
ズミも少ないため好ましい。
【0028】実施の形態に係る靴下10は図4に示した
工程により形成されてもよいが、別の形成工程としては
図5(a)〜(c)に示す工程が挙げられる。まず最内
側生地11を足型20に履かせて、足底該当部における
最内側生地の外面11aとフィルム13a、13bとを
位置合わせする(図5(a))。この状態で図中矢印x
方向からフィルム13a、13bの周縁部を一部分13
cのみを残して熱融着する。これにより、フィルム13
a、13bからなる嚢体13が足底該当部に定着された
靴下10Aとすることができる(図5(b))。次に嚢
体13の周縁部であって図5(b)の工程で融着されて
いない一部分13cから、所望のシリコーンゴム14を
封入し、封入口である前記一部分13cを融着する。次
にこのシリコーンゴム14が封入された嚢体13が取り
付けられた最内側生地11の外側に最外側生地12を履
かせ、最内側生地11と最外側生地12を所定箇所で止
め合わせる(図5(c))。この時、最内側生地11と
最外側生地12は足首該当側端部10aで連続している
のが好ましい。
【0029】尚、最外側生地12は必ずしも全体が強化
用繊維と他繊維との混紡糸からなっている必要はなく、
最外側生地12の少なくとも外面であって靴下10の踵
該当部もしくは爪先該当部に、例えばケブラー(KEVLA
R:Du Pont社製) 等の強化用繊維と綿等の衣類用一般繊
維との混紡糸を用いてもよい。前記したケブラーはアラ
ミド繊維の代表的な繊維であり、卓越した機械的強度を
有する繊維として知られている。このように強化用繊維
またはその混紡糸を部分的に用いた場合は、前記繊維が
用いられた部分の強度を特に強化することができるた
め、靴下10に長期間の使用に耐え得る摩擦強度及び洗
濯耐性を付与することもできる。
【0030】また、本発明においては、足裏該当部に定
着される嚢体13内にシリコーンゴム14が封入されて
いる靴下10について示したが、シリコーンゴム14が
封入された衝撃緩和用シート体15に何ら限定されるこ
となく、適度なクッション性を有するスポンジ体やゴム
等の他の弾性体からなる衝撃緩和用シート体を定着させ
た靴下であっても、本発明と同様の効果が得られる。
【0031】実施の形態においては靴下10が最内側生
地11と最外側生地12の2枚からなっている靴下10
について示したが、何らこれに限定されるものでなく、
別の実施の形態においては3枚以上の生地が重ねられた
靴下であってもよい。
【0032】また、例えば一層の生地によって構成され
た靴下であって、この靴下の足裏該当部の内面又は外面
に、実施の形態にて説明したような衝撃緩和用シート体
15が保持されていてもよい。衝撃緩和用シート体15
が靴下本体の最内側面に保持されている場合、着用時に
は足裏と衝撃緩和用シート体15の上面とが接触するこ
ととなるが、実施の形態で説明した場合と同様に足裏か
らの汗等を吸収、発散させ、心地よい肌触りを実現する
ために、図6に示すように、衝撃緩和用シート15の足
裏当接面には、高い吸湿性、通気性を有する布状体16
を付着させるのが好ましい。この布状体16としては、
例えば図7(イ)に示すように足裏当接面16aがメッ
シュ状となっていて、衝撃緩和用シート体15への当接
面16bがフェルト状となっているものを用いれば、前
記メッシュ部分からフェルト部分へと汗を拡散し易く、
汗ばんでもさらっとした感触を得つつ、保温性を確保す
ることができる。また、夏場等、保温性よりもむしろ発
汗性を向上させた場合は、メッシュ状部分のみからなる
布状体16としてもよい。
【0033】また、衝撃緩和用シート体15が靴下本体
の外面に保持されている場合も、衝撃緩和用シート体1
5を被覆する布状体16´(図7(ロ))を付着させる
ことで、衝撃緩和用シート体15が露出するのを防ぐこ
とができ、歩行時にも滑りにくくすることができる。こ
の場合の布状体16´としては、より滑りにくくするた
めに図例の如く床当接面16cにゴム等からなる突起物
16dを設けてもよい。さらに、複数の生地層によって
構成された靴下において、衝撃緩和用シート体15を前
記定着面を除いて被覆する布状体16、16´を付着さ
せた場合は、衝撃緩和用シート体15とこれに対面する
生地との間に布状体16、16´を介装させることとな
るため、摩擦を大きくして滑りにくくすることができ、
足元を安定化させることができる。
【0034】なお、実施の形態では嚢体13を構成する
フィルム13a、13bが両方ともウレタンエラストマ
製である場合について示したが、何らこれに限定される
ものでなく、別の実施の形態ではいずれか一方が例えば
ナイロン製であってもよい。また、例えば図8に示すよ
うに複数層のポリウレタンフィルム18を布状体19に
貼着してなるシート23a、23bにより嚢体23を形
成し、中にシリコーンゴム14を封入した衝撃緩和用シ
ート体25としてもよく、前記布状体19としては例え
ば75番程度の太さのテトロン等を天竺織りした生地等
を用いる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る靴下に
よれば、足底該当部に、着用時の荷重による衝撃を緩和
する衝撃緩和用シート体が保持された靴下であるため、
この靴下を着用した場合は、足裏へ格段のクッション性
を付すことができ、膝や腰への衝撃を格別に吸収するこ
とができる。こうした効果は、靴着用時であっても靴未
着用時であっても得ることができ、当然室内でも得るこ
とができるため、非常に簡便に衝撃緩和効果を得ること
ができる靴下であると言える。また、近年においては例
えば特に中高年齢層の人が舗装路面上を散歩やジョギン
グ等して、その際に受ける足裏からの衝撃により腰や膝
等に障害を来す等の問題が表面化しているが、本発明に
係る靴下によれば着用によって足裏への格別のクッショ
ン性を得ることができるため、特別にクッション性の向
上が図られた専用シューズ等を使用しなくとも、この靴
下を着用することによって容易に前記した衝撃を緩和
し、前記した問題を解決することができるのである。
【0036】また、衝撃緩和用シート体の足裏当接面が
布状体により被覆されている場合は、吸湿性や肌触りを
良好とすることが可能である。
【0037】前記衝撃緩和用シート体としてシリコーン
ゴムにより構成されたシート状物を用いた場合は、温度
変化による物理的性質の変化を小さくすることができ、
本発明に係る靴下を冷凍庫で冷やしたとしても、また乾
燥機にかけたとしても、何ら衝撃緩和性能が変化するこ
とがない。また、シリコーンゴムは耐水性にも優れてい
るため、靴底から水がしみ込んできたとしても本発明に
係る靴下を履いていれば足裏まで湿りけが達することは
なく、快適である。
【0038】また、シリコーンゴムが嚢体内に保持され
てシート状となっている場合、嚢体を構成するフィルム
を例えば熱可塑性ウレタンエラストマ製とした場合は、
熱による融着によっても、また高周波による融着によっ
ても比較的容易に融着でき、接着剤によって靴下に定着
する場合も頑強な接着強度を有することができる。よっ
てこの靴下を長期間使用しても、また、度重ねて洗濯し
ても嚢体の靴下への定着状態はほとんど劣化することが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る靴下を示した模式的
断面図である。
【図2】実施の形態に係る靴下を着用した状態を示した
模式的平面図である。
【図3】(イ)は靴下に保持される嚢体の一例を示した
模式的平面図であり、(ロ)はそのAA´断面図であ
り、(ハ)はBB´断面図である。
【図4】(a)〜(d)は実施の形態に係る靴下を作製
する際の工程を示した模式的断面図である。
【図5】(a)〜(c)は別の実施の形態に係る靴下を
作製する際の工程を示した模式的断面図である。
【図6】別の実施の形態に係る靴下を示した模式的断面
図である。
【図7】(イ)、(ロ)はそれぞれ布状体の例を示した
模式的斜視図である。
【図8】さらに別の実施の形態に係る嚢体を示した模式
的断面図である。
【符号の説明】
10 靴下 1
6c 床面当接部 10a 足首該当側端部 1
6d 突起物 11 最内側生地 1
8 ポリウレタン 11b 最内側生地の外面
フィルム 12 最外側生地 2
0 足型 13 嚢体 2
3a、23b シート 13a、13b フィルム 13c 一部 14 シリコーンゴム 15 衝撃緩和用シート体 16、19 布状体 16a 足裏当接部 16b 衝撃緩和用シート体への当接部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足底該当部に、着用時の荷重による衝撃
    を緩和する衝撃緩和用シート体が保持された靴下。
  2. 【請求項2】 靴下本体の最内側面に衝撃緩和用シート
    体が保持されると共に、衝撃緩和用シート体の足裏当接
    面は布状体により被覆されている請求項1記載の靴下
  3. 【請求項3】 衝撃緩和用シート体が、シリコーンゴム
    により構成されたシート状物である請求項1又は請求項
    2記載の靴下。
  4. 【請求項4】 衝撃緩和用シート体が、伸縮性を有する
    フィルムにより被覆されてなるものである請求項1〜3
    のいずれかの項に記載の靴下。
JP9217592A 1997-08-12 1997-08-12 靴 下 Pending JPH1161506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9217592A JPH1161506A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 靴 下

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9217592A JPH1161506A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 靴 下

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1161506A true JPH1161506A (ja) 1999-03-05

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JP9217592A Pending JPH1161506A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 靴 下

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JP (1) JPH1161506A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2412300B (en) * 2002-12-23 2007-03-28 Pedro Bastus Cortes Protective case for delicate objects
JP2010162259A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Shimano Inc 釣り用履き物
KR20180011573A (ko) * 2016-07-25 2018-02-02 임창선 기능성 양말
KR200486583Y1 (ko) * 2017-01-24 2018-06-08 주식회사 구름발 쿠션패드를 구비한 양말

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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