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JPH1157094A - 竹製卓球用ラケットの製造方法 - Google Patents

竹製卓球用ラケットの製造方法

Info

Publication number
JPH1157094A
JPH1157094A JP9269152A JP26915297A JPH1157094A JP H1157094 A JPH1157094 A JP H1157094A JP 9269152 A JP9269152 A JP 9269152A JP 26915297 A JP26915297 A JP 26915297A JP H1157094 A JPH1157094 A JP H1157094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bamboo
racket
plate
table tennis
laminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9269152A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Honda
良介 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9269152A priority Critical patent/JPH1157094A/ja
Publication of JPH1157094A publication Critical patent/JPH1157094A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来一度も製造され、商品として販売される
ことがなかった竹を利用した卓球用ラケットの製造方法
を確立し、弾力、反発力、しなう性質、丈夫さなど、竹
のもっている良い性質を卓球用ラケットに生かす。 【解決手段】 複数の割竹に、熱を加えプレスするなど
の方法を用い板状に成形し、さらにその左右側面どうし
を接着させることで、平坦で連続した均等の厚さの竹製
集成材板を作り、それをそのまま単板とするか、または
他の木材板との二枚以上の合板を形成したうえで、ラケ
ットの柄9にあたる部分の方向と竹製集成材板のつなぎ
目6の方向が同一方向になるように、板を卓球用ラケッ
トの形に切断し、ラケット本体8を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スポーツの卓球
に使用するラケットの本体に天然の竹を利用した竹製卓
球用ラケットの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日本卓球協会制定ルールでは、卓球ラケ
ット本体の厚さの少なくとも85パーセントは天然の木
でなくてはならないと記されているように、従来市販さ
れている卓球用ラケットの本体に使用されている材料
は、杉や檜、輸入木材など天然の木材の単板か、あるい
はそれら木材の板を二枚以上重ねた合板製のものがほと
んどであり、同じ天然の木材でありながら竹を使った卓
球用ラケットは製造され商品として販売されることは従
来一度もなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近代卓球は、よりスピ
ードが求められており、競技に使用するラケットの本体
に使用する材料も、打球したボールによりスピードが生
ずるように弾力、反発力の大きいものが求められてい
る。あらゆる木材の弾力、反発力を比較してみると、昔
から弓や竹刀に使用されてきた竹が一番であるにもかか
わらず、この天然の竹を利用した卓球用ラケットはなぜ
か従来一度も製造され商品化されることはなかった。但
し唯一、公開特許公報の昭和60年第185570号
(昭和60年9月21日公開)に竹質材板とバルサ材板
の合板の卓球用ラケットなるものが記されている。しか
し現実には、天然竹は中が空洞な筒状体である為、この
筒状の竹を縦横どんな方向から切断したとしても、板の
面積が最低でも200平方センチメートルは必要な卓球
用ラケットの板にすることは物理的に不可能であり、杉
や檜など他の巨木のように加工することはできなかっ
た。よって、この出願には竹質材板なるものがどのよう
な形状、構造をしているのか、あるいは天然竹をどのよ
うに加工し卓球用ラケットの大きさを満たす竹質材板と
するのかなどが明記されていないことでもわかるよう
に、この出願は、願書と図面上だけの空想の産物であ
り、実際に製造されることはなかったものと思われ、市
販されることもなく、その後この出願は取り下げとなっ
ている。本発明は以上に示したように、従来むずかしく
誰も作ることがなかつた竹製卓球用ラケットの製造方法
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】日本卓球ルールでは、ラ
ケットの本体は平坦で硬く連続した均等な厚さの木材板
でなければならないと記されている。そこで本発明は、
筒状の天然竹を割竹とし、それを変形、加工させること
で板状にし、それを木目をそろえて接合することができ
れば、卓球ルール上も認められる平坦で硬く連続した均
等な厚さがあり、ラケットの大きさを満たす竹製集成材
板が作れると考え、さらに竹製集成材板のつなぎ目の方
向とラケットの柄となる部分の方向が同一方向になるよ
うに板をラケットの形に切断すれば、天然竹のもつ弾
力、反発力が竹弓のごとくそのままラケットの性能とし
て生かされると考えた。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の竹製卓球用ラケットの製
造方法として、まず図1に示す天然竹(1)を縦方向に
切断し図2に示す割竹(2)を作り、その割竹の表面と
裏面の凹凸曲面を水平方向に切断するか削りとる方法、
または、天然竹の熱を加えると一時的にやわらかくなる
という性質を利用して、割竹に熱を加えやわらかい状態
にしたうえで、表面と裏面の二方向からプレスする(圧
力をかける)ことにより割竹の凹凸曲面を平面状に変形
させ、図3に示すプレスされた割竹(3)を作り、さら
に表面と裏面を水平方向に切断するか削りとる方法によ
り、図4に示す長い板状の竹製板(4)を成形する。
【0006】上記の方法により成形された竹製板は、長
辺(木目の方向)の長さは卓球ラケットの本体を形成す
るのに十分であるが、短辺の長さが不十分である。そこ
で、複数の竹製板の左右側面どうしを密接な状態になる
ように成形し接着することで、図5に示すような連続し
た均等の厚さの平坦な竹製集成材板(5)を成形する。
【0007】さらに、天然竹は木目の方向に弾力性、反
発性があり、木目の方向は強く丈夫で折れにくいので、
その良い性質を卓球用ラケットに応用するには、上記の
竹製集成材板のつなぎ目(6)の方向(竹の木目の方向
と同じ)とラケットの柄となる部分の方向が同一方向に
なるように板を卓球ラケットの形に切断し、図7に示す
ラケット本体を成形すると、竹の良い性質がそのままラ
ケットの性能として生かされる。
【0008】また図6に示すように、竹以外の他の木材
板(7)と竹製集成材板(5)と接着させ、二枚以上の
合板にしたり、また合板の接着層を炭素繊維、ガラス繊
維、圧縮紙のような繊維材料によって補強すると、竹の
弾力性のある良い性質に他の木材がもつ良い性質がプラ
スとなり、さらに良質の卓球用ラケットが完成する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (イ)本発明第1実施例として。 第1工程 図1に示す筒状の天然竹(1)を縦方向に切
断し、図2に示すような割竹(2)を作る。 第2工程 割竹の表面と裏面の凹凸曲面を水平方向に切
断または削りとることで平面状に成形し、図4に示す竹
製板(4)を複数作る。 第3工程 その複数の竹製板の左右側面どうしが密接な
状態になるように、切断または削りとる方法で側面を成
形して接着させ、図5に示す連続した均等の厚さの竹製
集成材板(5)を作る。 第4工程 図5に示すように形成された竹製集成材板を
そのまま単板として使用するか、また図6に示す竹以外
の他の木材板(7)との二枚以上の合板を形成したうえ
で、図7に示すようにラケットの柄(9)にあたる部分
の方向と竹製集成材板のつなぎ目(6)の方向が同一方
向になるように板を卓球ラケットの形に切断し、ラケッ
ト本体(8)を成形する。 第5工程 さらに図8に示すように、柄にあたる部分に
グリップ(10)を接着し、ラケット全体が完成する。
【0010】(ロ)本発明第2実施例として。 第1工程 本発明第1実施例の第1工程と同じ。 第2工程 図2に示す割竹(2)に熱を加え、やわらか
い状態にしたうえで、表面と裏面の二方向からプレスす
る(圧力をかける)ことで凹凸曲面を平面状に変形さ
せ、図3に示すような平面状のプレスされた割竹(3)
を作り、さらに表面と裏面を水平方向に切断または削り
とることで、図4に示す竹製板(4)を複数作る。 以下、本発明第1実施例の第3工程、第4工程、第5工
程に示す製造方法にてラケットを完成する。
【0011】(ハ)本発明第3実施例として。 第1工程 本発明第1実施例の第1工程と同じ。 第2工程 図2に示す割竹(2)に熱を加え、やわらか
い状態にしたうえで、表面と裏面の二方向からプレスす
る(圧力をかける)ことで凹凸曲面を平面状に変形さ
せ、図3に示すような平面状のプレスされた割竹(3)
を複数作り、さらにその複数のプレスされた割竹の左右
側面どうしが密接な状態になるように、切断または削り
とる方法で側面を成形し接着させたうえで、表面と裏面
を水平方向に切断または削りとることで平面状に成形
し、図5に示す竹製集成材板(5)を作る。 以下、本発明第1実施例の第4工程、第5工程に示す製
造方法にてラケットを完成する。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0013】熱を加えると一時的にやわらかくなり加工
しやすい天然竹の性質を利用し、さらに割竹を竹製集成
材板とする製造方法により、むずかしく誰も作ることが
なかった天然竹による卓球用ラケットの製造が容易とな
った。
【0014】竹は、昔から弓などに使われているように
非常に強い弾力、反発力があり、その竹を集成材板とし
たうえで、つなぎ目の方向と柄の方向を同一に成形する
本発明の製造方法により完成したラケットは、天然竹の
もつ弾力、反発力がそのままラケットの性能として生か
される為、従来知られているあらゆる木材でできたラケ
ットで打球したボールよりもスピードが生ずる。
【0015】さらに本発明の製造方法により完成したラ
ケットは、天然竹のしなう性質がそのまま生かされるの
で、打球したボールに回転を与えやすい。
【0016】また竹は、剣道の竹刀に使われていること
で証明されるように、打撃に対しても折れたり割れたり
しにくい丈夫な木材である為、その竹を集成材板として
本体に利用した本発明のラケットは、卓球台や床に少々
ぶつけても破損しにくく、競技者の経済的な負担を少な
くする。
【0017】また日本卓球ルールでは、ラケット本体の
合板の接着層を、炭素繊維、ガラス繊維、圧縮紙のよう
な繊維材料で補強することが認められているが、本発明
の合板製造課程において、これらの繊維材料を使用する
とさらに良質の卓球用ラケットが完成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】筒状に切断された天然竹の斜視図である。
【図2】割竹の斜視図である。
【図3】プレスされた割竹の斜視図である。
【図4】竹製板の斜視図である。
【図5】竹製集成材板の斜視図である。
【図6】竹製集成材板と他の木材板との合板の斜視図で
ある。
【図7】本発明の製造方法により成形されたラケット本
体の斜視図である。
【図8】竹製卓球用ラケットの完成品の斜視図である。
【符号の説明】
1 天然竹 2 割竹 3 プレスされた割竹 4 竹製板 5 竹製集成材板 6 つなぎ目 7 他の木材板 8 ラケット本体 9 柄 10 グリップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割竹(2)の表面と裏面の凹凸曲面を、
    水平方向に切断または削りとることで平面状に成形し竹
    製板(4)を複数作り、その竹製板の左右側面どうしが
    密接した状態になるように成形し接着させることで、連
    続した均等な厚さの竹製集成材板(5)を作り、さらに
    その竹製集成材板をそのまま単板とするか、または他の
    木材板(7)との二枚以上の合板を形成したうえで、ラ
    ケットの柄(9)にあたる部分の方向と竹製集成材板の
    つなぎ目(6)の方向が同一方向になるように板を卓球
    ラケットの形に切断し、ラケット本体(8)を成形する
    ことを特徴とする、竹製卓球用ラケットの製造方法。
  2. 【請求項2】 割竹(2)に熱を加え、表面と裏面の二
    方向からプレスすることで凹凸曲面を変形させ、プレス
    された割竹(3)を作り、さらに表面と裏面を水平方向
    に切断または削りとることで平面状に成形し竹製板
    (4)を複数作り、その竹製板の左右側面どうしが密接
    した状態になるように成形し接着させることで、連続し
    た均等な厚さの竹製集成材板(5)を作り、以下、請求
    項1記載の方法と同じ手順にて竹製集成材板を卓球ラケ
    ット本体に成形することを特徴とする、竹製卓球用ラケ
    ットの製造方法。
  3. 【請求項3】 割竹(2)に熱を加え、表面と裏面の二
    方向からプレスすることで凹凸曲面を変形させ、プレス
    された割竹(3)を作り、そのプレスされた複数の割竹
    の左右側面どうしが密接した状態になるように成形し接
    着させたうえで、表面と裏面を水平方向に切断または削
    りとることで、連続した均等な厚さの竹製集成材板
    (5)を作り、以下、請求項1記載の方法と同じ手順に
    て竹製集成材板を卓球ラケット本体に成形することを特
    徴とする、竹製卓球用ラケットの製造方法。
JP9269152A 1997-08-26 1997-08-26 竹製卓球用ラケットの製造方法 Pending JPH1157094A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7922281B2 (en) 2006-03-31 2011-04-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Protection device for an ink cartridge storage unit
CN104874160A (zh) * 2015-06-08 2015-09-02 史玉桂 一种薰衣草香型多功能乒乓球拍及其制造方法
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WO2022097986A1 (ko) * 2020-11-05 2022-05-12 박기완 당구 큐대 및 이를 제조하는 제조방법

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