JPH115674A - エレベータのジャーク補償方法 - Google Patents
エレベータのジャーク補償方法Info
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- JPH115674A JPH115674A JP9155617A JP15561797A JPH115674A JP H115674 A JPH115674 A JP H115674A JP 9155617 A JP9155617 A JP 9155617A JP 15561797 A JP15561797 A JP 15561797A JP H115674 A JPH115674 A JP H115674A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 38
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーバーシュートの抑制効果を向上させる。
【解決手段】 加速度指令NAから1階微分によりジャ
ークNJを検出しジャーク指令として出力するジャーク
検出部15と、この指令NJのリプルを除去するフィル
タ31と、指令NJの最大値を検出し保持するジャーク
最大値検出処理部32と、ジャーク補償ゲイン部33及
び速度制御アンプ2からのトルク指令にジャーク補償信
号を加える加算器3とを有し、ジャーク指令の立ち上が
り時は処理部32が指令NJの最大値を絶えず保持して
補償ゲイン部33へ出力し、立ち下がり時は処理部31
のジャークフィルタ出力が一定レベル以下になった時補
償ゲイン部33へ入力する処理部32からの信号を0と
する。エレベータはこのジャーク最大値検出からジャー
クが一定レベル以下になるまで一定の高速応答化された
ジャーク最終指令によりジャーク補償される。
ークNJを検出しジャーク指令として出力するジャーク
検出部15と、この指令NJのリプルを除去するフィル
タ31と、指令NJの最大値を検出し保持するジャーク
最大値検出処理部32と、ジャーク補償ゲイン部33及
び速度制御アンプ2からのトルク指令にジャーク補償信
号を加える加算器3とを有し、ジャーク指令の立ち上が
り時は処理部32が指令NJの最大値を絶えず保持して
補償ゲイン部33へ出力し、立ち下がり時は処理部31
のジャークフィルタ出力が一定レベル以下になった時補
償ゲイン部33へ入力する処理部32からの信号を0と
する。エレベータはこのジャーク最大値検出からジャー
クが一定レベル以下になるまで一定の高速応答化された
ジャーク最終指令によりジャーク補償される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ速度
のオーバーシュートを抑制するためのエレベータのジャ
ーク補償方法に関する。
のオーバーシュートを抑制するためのエレベータのジャ
ーク補償方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジャーク(Jerk)補償とは、速度制
御系において、速度のオーバーシュート抑制のため、速
度の2階微分あるいは加速度の1階微分情報によりフィ
ードフォワードトルクを与える補償方式である。
御系において、速度のオーバーシュート抑制のため、速
度の2階微分あるいは加速度の1階微分情報によりフィ
ードフォワードトルクを与える補償方式である。
【0003】現在は、図9,図10に示すように、コン
トローラより速度指令もしくは加速度指令しか与えられ
ないため、速度制御側でジャークの検出を行いジャーク
補償を行っている。図中、3は速度制御アンプ2からの
トルク指令にジャーク補償トルクを加える加算器、4は
このジャーク補償されたトルク指令で制御されるエレベ
ータの駆動モータ。
トローラより速度指令もしくは加速度指令しか与えられ
ないため、速度制御側でジャークの検出を行いジャーク
補償を行っている。図中、3は速度制御アンプ2からの
トルク指令にジャーク補償トルクを加える加算器、4は
このジャーク補償されたトルク指令で制御されるエレベ
ータの駆動モータ。
【0004】11(12〜14)は速度指令NVを微分
演算により加速度指令NAを得る加速指令演算部で、1
2は速度指令NVの前回値を得る遅れ回路、13は速度
指令NVと回路12からの前回値との差をとる減算器、
14はこの差信号をコントローラのインターバル時間で
割って加速度指令NAを出力する除算回路である。
演算により加速度指令NAを得る加速指令演算部で、1
2は速度指令NVの前回値を得る遅れ回路、13は速度
指令NVと回路12からの前回値との差をとる減算器、
14はこの差信号をコントローラのインターバル時間で
割って加速度指令NAを出力する除算回路である。
【0005】15(16〜18)は後記(1)式により
加速度指令NAを微分してジャークNJを検出するジャ
ーク検出演算部で、16はコントローラからの加速度指
令NAの前回値を得る遅れ回路、17は加速度指令NV
と回路16からの前回値との差をとる減算器、18はこ
の差信号を速度制御のインターバル時間で割って検出ジ
ャークNJを出力する除算回路である。
加速度指令NAを微分してジャークNJを検出するジャ
ーク検出演算部で、16はコントローラからの加速度指
令NAの前回値を得る遅れ回路、17は加速度指令NV
と回路16からの前回値との差をとる減算器、18はこ
の差信号を速度制御のインターバル時間で割って検出ジ
ャークNJを出力する除算回路である。
【0006】21(22,26)は後記の(2)式によ
り速度指令NVからジャークNJを検出するジャーク検
出演算部で、22(23〜25),26(27〜29)
はそれぞれ上記演算部15と同様に構成されている。
り速度指令NVからジャークNJを検出するジャーク検
出演算部で、22(23〜25),26(27〜29)
はそれぞれ上記演算部15と同様に構成されている。
【0007】51はジャーク検出演算部15(21)か
ら出力される検出ジャークNJのリプルを除去しジャー
クのフィルタ値NJLPFを出力するフィルタ処理部、
52はフィルタ処理されたジャークのフィルタ値NJL
PFをジャーク最終出力NJCMDに変えて加算器3に
出力するジャーク補償ゲイン部である。
ら出力される検出ジャークNJのリプルを除去しジャー
クのフィルタ値NJLPFを出力するフィルタ処理部、
52はフィルタ処理されたジャークのフィルタ値NJL
PFをジャーク最終出力NJCMDに変えて加算器3に
出力するジャーク補償ゲイン部である。
【0008】
【数1】
【0009】速度指令,加速指令,ジャーク指令の関係
を図11に、ジャーク検出処理のタイムチャート(図1
1のA部分の)を図12に、ジャーク演算のフローを図
13に示す。
を図11に、ジャーク検出処理のタイムチャート(図1
1のA部分の)を図12に、ジャーク演算のフローを図
13に示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来図9,図10
のジャーク補償方式は、コントローラから与えられる速
度指令NVもしくは加速度指令NAのインターバルが速
度制御のそれより遅いため、速度制御側で検出したジャ
ークNJは図12に示すようにリプルが生じる。このリ
プルの影響を減らすためフィルタ処理を行い、リプルを
鈍らせた結果を用いてジャーク補償を行っている。
のジャーク補償方式は、コントローラから与えられる速
度指令NVもしくは加速度指令NAのインターバルが速
度制御のそれより遅いため、速度制御側で検出したジャ
ークNJは図12に示すようにリプルが生じる。このリ
プルの影響を減らすためフィルタ処理を行い、リプルを
鈍らせた結果を用いてジャーク補償を行っている。
【0011】そのため、以下のような問題がある。 (1)検出ジャークにフィルタをかけるため、ジャーク
補償に遅れが生じオーバーシュートの抑制効果が低下す
る。 (2)ジャーク補償を早くするためフィルタの時定数を
短くするとリプル成分により補償ゲインを上げることが
できなくなる。
補償に遅れが生じオーバーシュートの抑制効果が低下す
る。 (2)ジャーク補償を早くするためフィルタの時定数を
短くするとリプル成分により補償ゲインを上げることが
できなくなる。
【0012】この発明は、従来のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、オ
ーバーシュートの抑制効果が向上するエレベータのジャ
ーク補償方法を提供することにある。
みてなされたものであり、その目的とするところは、オ
ーバーシュートの抑制効果が向上するエレベータのジャ
ーク補償方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、ジャークを
検出してジャーク指令とし、このジャーク指令を演算処
理し、ジャーク補償ゲイン部を介して速度制御アンプか
らのトルク指令に加えてジャーク補償するエレベータの
ジャーク補償方法において、ジャーク指令の最大値を検
出し保持する最大値検出処理部と、ジャーク指令をフィ
ルタ処理するフィルタ処理部とを設け、ジャーク指令の
立ち上がり時は最大値検出処理部によりジャーク指令の
最大値を絶えず保持してトルク補償ゲイン部へ出力し、
立ち下がり時はフィルタ処理部からのジャークのフィル
タ出力が一定レベル以下になった時前記ジャーク補償ゲ
イン部に入力する信号を零とすることを特徴とする。
検出してジャーク指令とし、このジャーク指令を演算処
理し、ジャーク補償ゲイン部を介して速度制御アンプか
らのトルク指令に加えてジャーク補償するエレベータの
ジャーク補償方法において、ジャーク指令の最大値を検
出し保持する最大値検出処理部と、ジャーク指令をフィ
ルタ処理するフィルタ処理部とを設け、ジャーク指令の
立ち上がり時は最大値検出処理部によりジャーク指令の
最大値を絶えず保持してトルク補償ゲイン部へ出力し、
立ち下がり時はフィルタ処理部からのジャークのフィル
タ出力が一定レベル以下になった時前記ジャーク補償ゲ
イン部に入力する信号を零とすることを特徴とする。
【0014】または、ジャーク指令が設定レベル以上に
なった時そのジャーク指令値をジャーク補償の初期値と
して保持するジャーク保持部と、この保持された初期値
を緩やかに0に収束させるクッション部とを設け、ジャ
ーク指令が設定レベル以上になった時ジャーク保持部が
そのジャーク指令値をジャークの初期値として保持して
補償ゲイン部に出力し、その後クッション部によりこの
初期値を緩やかに0に収束させ、残りの補償量は速度ア
ンプにてゆっくりと補償することを特徴とする。
なった時そのジャーク指令値をジャーク補償の初期値と
して保持するジャーク保持部と、この保持された初期値
を緩やかに0に収束させるクッション部とを設け、ジャ
ーク指令が設定レベル以上になった時ジャーク保持部が
そのジャーク指令値をジャークの初期値として保持して
補償ゲイン部に出力し、その後クッション部によりこの
初期値を緩やかに0に収束させ、残りの補償量は速度ア
ンプにてゆっくりと補償することを特徴とする。
【0015】そして、上記ジャークの検出は、加速度指
令の1階微分情報、または、速度指令の2階微分情報に
基づいたものであることを特徴とする。
令の1階微分情報、または、速度指令の2階微分情報に
基づいたものであることを特徴とする。
【0016】
実施の形態1 図1に実施の形態1にかかるジャーク補償方式の制御ブ
ロック図を、図2に検出処理のタイムチャート(図11
のA部分の)を、図3にジャーク演算のフローチャート
を示す。なお、前記従来図9に示したものと同一構成部
分は、同一符号を付してその重複する説明を省略する。
ロック図を、図2に検出処理のタイムチャート(図11
のA部分の)を、図3にジャーク演算のフローチャート
を示す。なお、前記従来図9に示したものと同一構成部
分は、同一符号を付してその重複する説明を省略する。
【0017】図1において、15はコントローラからの
速度指令NAより(1)式でジャークNJを検出するジ
ャーク検出演算部、31はジャーク検出演算部からのジ
ャーク指令NJのリプルを除去しジャークのフィルタ値
NJLPFを出力するフィルタ処理部、32はジャーク
指令NJの最大値を検出しジャーク最終出力NJCMD
として保持する最大値検出処理部、51は上記フィルタ
値NJLPFに基づいてジャーク最終出力NJCMDと
0とを切り替えて出力する切替スイッチ、33は切替ス
イッチS1の出力をジャーク補償信号として加算器3に
出力するジャーク補償ゲイン部である。
速度指令NAより(1)式でジャークNJを検出するジ
ャーク検出演算部、31はジャーク検出演算部からのジ
ャーク指令NJのリプルを除去しジャークのフィルタ値
NJLPFを出力するフィルタ処理部、32はジャーク
指令NJの最大値を検出しジャーク最終出力NJCMD
として保持する最大値検出処理部、51は上記フィルタ
値NJLPFに基づいてジャーク最終出力NJCMDと
0とを切り替えて出力する切替スイッチ、33は切替ス
イッチS1の出力をジャーク補償信号として加算器3に
出力するジャーク補償ゲイン部である。
【0018】この方式は、ジャークの検出を、加速度指
令の1階微分情報に基づいて行い、ジャーク指令とし
て、その立ち上がりは、検出されたジャークの最大値を
絶えず保持し、立ち下がりは、ジャークのフィルタ出力
が一定レベル以下になった時、零とする方式である。
令の1階微分情報に基づいて行い、ジャーク指令とし
て、その立ち上がりは、検出されたジャークの最大値を
絶えず保持し、立ち下がりは、ジャークのフィルタ出力
が一定レベル以下になった時、零とする方式である。
【0019】上記ジャーク補償方式の演算フローを図3
について説明する。101で(1)式演算を行いジャー
クNJを検出し、102でフィルタ処理を行う。10
3,104で最大値検出処理を行う。即ち、103で
(1)式により検出したジャークであるジャーク指令N
Jと最終のジャーク指令であるNJCMDの絶対値を比
較し、│NJCMD│<│NJ│が成立する場合、10
4でNJをジャーク最終指令NJCMDとして保持す
る。これにより検出ジャークNJの最大値を絶えずジャ
ーク最終指令NJCMDとして保持できる。
について説明する。101で(1)式演算を行いジャー
クNJを検出し、102でフィルタ処理を行う。10
3,104で最大値検出処理を行う。即ち、103で
(1)式により検出したジャークであるジャーク指令N
Jと最終のジャーク指令であるNJCMDの絶対値を比
較し、│NJCMD│<│NJ│が成立する場合、10
4でNJをジャーク最終指令NJCMDとして保持す
る。これにより検出ジャークNJの最大値を絶えずジャ
ーク最終指令NJCMDとして保持できる。
【0020】また、上記│NJCMD│<│NJ│が成
立しない場合(NJの立ち下がり時)にはNJのフィル
タ値NJLPFを設定値と比較し、設定値>NJLPF
が成立した場合、ジャーク最終指令NJCMDが零とな
るように処理する。(図2参照)。
立しない場合(NJの立ち下がり時)にはNJのフィル
タ値NJLPFを設定値と比較し、設定値>NJLPF
が成立した場合、ジャーク最終指令NJCMDが零とな
るように処理する。(図2参照)。
【0021】以上のように、検出したジャークを判定処
理することにより、ジャーク指令の高速応答化とリプル
レスのジャーク指令を実現できる。
理することにより、ジャーク指令の高速応答化とリプル
レスのジャーク指令を実現できる。
【0022】実施の形態2 図4に実施の形態2にかかるジャーク補償方式の制御ブ
ロック図を示す。この方式(図4)は、実施の形態1
(図1)の(1)式によるジャーク検出部15を、従来
図10の(2)式によるジャーク検出部21に変えたも
ので、その他の構成は図1と変わりがないので、図1及
び図10と同一構成部分には同一符号を付して説明を省
略する。また、実施の形態2のタイムチャート及び演算
フローは実施の形態1における図2及び図3と変わりが
ない。
ロック図を示す。この方式(図4)は、実施の形態1
(図1)の(1)式によるジャーク検出部15を、従来
図10の(2)式によるジャーク検出部21に変えたも
ので、その他の構成は図1と変わりがないので、図1及
び図10と同一構成部分には同一符号を付して説明を省
略する。また、実施の形態2のタイムチャート及び演算
フローは実施の形態1における図2及び図3と変わりが
ない。
【0023】実施の形態3 図5に実施の形態3にかかるジャーク補償方式の制御ブ
ロック図を、図6に検出処理のタイムチャート(図11
のA部分の)を、図7にジャーク演算のフローチャート
を示す。なお、前記従来図9に示したものと同一構成部
分は、同一符号を付してその重複する説明を省略する。
ロック図を、図6に検出処理のタイムチャート(図11
のA部分の)を、図7にジャーク演算のフローチャート
を示す。なお、前記従来図9に示したものと同一構成部
分は、同一符号を付してその重複する説明を省略する。
【0024】図5において、15はコントローラからの
速度指令NAより(1)式でジャークNJを検出するジ
ャーク検出演算部、41は検出ジャークが設定レベル以
上になった時ジャークが発生したと判定し、それをジャ
ーク補償の初期値として保持するジャーク保持部、42
はジャーク保持部41で保持された初期値を緩やかに0
に収束させるクッション処理部、S2はジャーク最終出
力とクッション処理出力を切り替える切替スイッチ、4
3は切替スイッチS1からのジャーク最終出力をジャー
ク補償信号に変えるジャーク補償ゲイン部である。
速度指令NAより(1)式でジャークNJを検出するジ
ャーク検出演算部、41は検出ジャークが設定レベル以
上になった時ジャークが発生したと判定し、それをジャ
ーク補償の初期値として保持するジャーク保持部、42
はジャーク保持部41で保持された初期値を緩やかに0
に収束させるクッション処理部、S2はジャーク最終出
力とクッション処理出力を切り替える切替スイッチ、4
3は切替スイッチS1からのジャーク最終出力をジャー
ク補償信号に変えるジャーク補償ゲイン部である。
【0025】エレベータでは、一度の加減速運転中に生
じるジャークは、図11に示すように4回発生する。そ
の切り替わりは、 1)ジャークの極性が変化した時 2)加速度の極性が変化した時 である。この2つの条件のいずれかが成立した時に、新
たなジャークに切り替わったと判定することができる。
じるジャークは、図11に示すように4回発生する。そ
の切り替わりは、 1)ジャークの極性が変化した時 2)加速度の極性が変化した時 である。この2つの条件のいずれかが成立した時に、新
たなジャークに切り替わったと判定することができる。
【0026】この方式(図5)は、上記条件が成立し、
かつ加速度の1階微分より検出したジャークNJが設定
レベル以上になった時ジャークが発生したと判定し、そ
れをジャーク補償の初期値とし、その後、この初期値を
緩やかに零に収束させ、残りの補償量は速度アンプ2に
てゆっくりと補償する方式である。
かつ加速度の1階微分より検出したジャークNJが設定
レベル以上になった時ジャークが発生したと判定し、そ
れをジャーク補償の初期値とし、その後、この初期値を
緩やかに零に収束させ、残りの補償量は速度アンプ2に
てゆっくりと補償する方式である。
【0027】この方式の演算フローを図7について説明
する。201で(1)式演算を行いジャークNJを検出
し、202,203でジャーク極性及び加速度の極性か
らジャークの切り替わりを判断し、ジャークの極性が変
化した時および加速度の極性が変化した時、204でフ
ラグAをONする。ここで、フラグAは新しいジャーク
に切り替わったことを示すステータスである。205で
フラグAがONしている時、207で検出ジャークNJ
と設定値とを比較し、NJが設定値を越えた場合、21
0でそのジャークNJをNJCMDとして保持し、21
1でフラグBをONする。フラグBは新しいジャークが
検出されたことを示すステータスである。また、新たな
ジャークNJが検出されたのでフラグAはOFFする。
する。201で(1)式演算を行いジャークNJを検出
し、202,203でジャーク極性及び加速度の極性か
らジャークの切り替わりを判断し、ジャークの極性が変
化した時および加速度の極性が変化した時、204でフ
ラグAをONする。ここで、フラグAは新しいジャーク
に切り替わったことを示すステータスである。205で
フラグAがONしている時、207で検出ジャークNJ
と設定値とを比較し、NJが設定値を越えた場合、21
0でそのジャークNJをNJCMDとして保持し、21
1でフラグBをONする。フラグBは新しいジャークが
検出されたことを示すステータスである。また、新たな
ジャークNJが検出されたのでフラグAはOFFする。
【0028】一方、205でフラグAがOFFの場合、
207でジャークNJが設定値を越えない場合、および
208でフラグBがONの場合は、新たなジャークNJ
を保持する必要がないため、209クッション処理を行
い、絶えず上記保持したNJCMDを零に向けて緩やか
に収束させていく(図6)。残りの補償量は速度制御ア
ンプにてゆっくりと補償する。
207でジャークNJが設定値を越えない場合、および
208でフラグBがONの場合は、新たなジャークNJ
を保持する必要がないため、209クッション処理を行
い、絶えず上記保持したNJCMDを零に向けて緩やか
に収束させていく(図6)。残りの補償量は速度制御ア
ンプにてゆっくりと補償する。
【0029】この方式もジャーク指令の高速応答化とリ
プルレスのジャーク指令を実現する。
プルレスのジャーク指令を実現する。
【0030】実施の形態4 図8に実施の形態4にかかるジャーク補償方式の制御ブ
ロック図を示す。この方式(図8)は、実施の形態3
(図5)の(1)式によるジャーク検出部15を、従来
図10の(2)式によるジャーク検出部21に変えたも
ので、その他の構成は、図5と変わりがないので、図5
及び図10と同一構成部分に同一符号を付して説明を省
略する。また、実施の形態4のタイムチャート及び演算
フローは実施の形態3における図6及び図7と変わりが
ない。
ロック図を示す。この方式(図8)は、実施の形態3
(図5)の(1)式によるジャーク検出部15を、従来
図10の(2)式によるジャーク検出部21に変えたも
ので、その他の構成は、図5と変わりがないので、図5
及び図10と同一構成部分に同一符号を付して説明を省
略する。また、実施の形態4のタイムチャート及び演算
フローは実施の形態3における図6及び図7と変わりが
ない。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0032】(1)ジャーク指令の立ち上がりが早いた
め、補償の効果が高くなる。
め、補償の効果が高くなる。
【0033】(2)ジャーク指令にリプルを含まないた
め、補償ゲイン部を上げることができる。
め、補償ゲイン部を上げることができる。
【0034】(3)この結果、かご速度のオーバーシュ
ートの抑制効果が向上する。
ートの抑制効果が向上する。
【図1】実施の形態1にかかるジャーク補償方式の制御
ブロック図。
ブロック図。
【図2】図1,図4の方式におけるジャーク検出処理の
タイムチャート。
タイムチャート。
【図3】図1,図4の方式のジャーク演算フロー図。
【図4】実施の形態2にかかるジャーク補償方式の制御
ブロック図。
ブロック図。
【図5】実施の形態3にかかるジャーク補償方式の制御
ブロック図。
ブロック図。
【図6】図5,図8の方式におけるジャーク検出処理の
タイムチャート。
タイムチャート。
【図7】図5,図8の方式のジャーク演算フロー図。
【図8】実施の形態4にかかるジャーク補償方式の制御
ブロック図。
ブロック図。
【図9】従来例にかかるジャーク補償方式の制御ブロッ
ク図。
ク図。
【図10】他の従来例にかかるジャーク補償方式の制御
ブロック図。
ブロック図。
【図11】エレベータの速度指令,加速度指令とジャー
ク指令の関係を示すグラフ。
ク指令の関係を示すグラフ。
【図12】従来方式におけるジャーク検出処理のタイム
チャート。
チャート。
【図13】従来方式のジャーク演算のフローチャート。
1…速度偏差検出用減算器 2…速度制御アンプ 3…ジャーク補償用加算器 4…エレベータ駆動モータ 11…加速指令演算部 15…ジャーク検出演算部(加速度1階微分情報検出演
算部) 21…ジャーク検出演算部(速度2階微分情報検出演算
部) 31…フィルタ処理部 32…最大値検出処理部 33…ジャーク補償ゲイン部 41…ジャーク保持部 42…クッション処理部 43…ジャーク補償ゲイン部 51…フィルタ処理部 52…ジャーク補償ゲイン部 NJ…検出ジャーク,ジャーク指令 NJLPF…ジャークのフィルタ値 NJCMD…ジャーク最終出力(指令) NV…速度指令 NA…加速度指令 S1,S2…演算による切替スイッチ。
算部) 21…ジャーク検出演算部(速度2階微分情報検出演算
部) 31…フィルタ処理部 32…最大値検出処理部 33…ジャーク補償ゲイン部 41…ジャーク保持部 42…クッション処理部 43…ジャーク補償ゲイン部 51…フィルタ処理部 52…ジャーク補償ゲイン部 NJ…検出ジャーク,ジャーク指令 NJLPF…ジャークのフィルタ値 NJCMD…ジャーク最終出力(指令) NV…速度指令 NA…加速度指令 S1,S2…演算による切替スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 康宏 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 森 雅之 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 増田 教一 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内
Claims (4)
- 【請求項1】 ジャークを検出してジャーク指令とし、
このジャーク指令を演算処理し、ジャーク補償ゲイン部
を介して速度制御アンプからのトルク指令に加えてジャ
ーク補償するエレベータのジャーク補償方法において、 ジャーク指令の最大値を検出し保持する最大値検出処理
部と、ジャーク指令をフィルタ処理するフィルタ処理部
とを設け、 ジャーク指令の立ち上がり時は最大値検出処理部により
ジャーク指令の最大値を絶えず保持してトルク補償ゲイ
ン部へ出力し、立ち下がり時はフィルタ処理部からのジ
ャークのフィルタ出力が一定レベル以下になった時前記
ジャーク補償ゲイン部に入力する信号を零とすることを
特徴とするエレベータのジャーク補償方法。 - 【請求項2】 ジャークを検出してジャーク指令とし、
このジャーク指令を演算処理し、ジャーク補償ゲイン部
を介して速度制御アンプからのトルク指令に加えてジャ
ーク補償するエレベータのジャーク補償方法において、 ジャーク指令が設定レベル以上になった時そのジャーク
指令値をジャーク補償の初期値として保持するジャーク
保持部と、この保持された初期値を緩やかに0に収束さ
せるクッション部とを設け、 ジャーク指令が設定レベル以上になった時ジャーク保持
部がそのジャーク指令値をジャークの初期値として保持
して補償ゲイン部に出力し、その後クッション部により
この初期値を緩やかに0に収束させ、残りの補償量は速
度アンプにてゆっくりと補償することを特徴とするエレ
ベータのジャーク補償方法。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 ジャークの検出が、加速指令の1階微分情報に基づいた
ものであることを特徴とするエレベータのジャーク補償
方法。 - 【請求項4】 請求項1または2において、 ジャークの検出が、速度指令の2階微分情報に基づいた
ものであることを特徴とするエレベータのジャーク補償
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155617A JPH115674A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | エレベータのジャーク補償方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155617A JPH115674A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | エレベータのジャーク補償方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115674A true JPH115674A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15609933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9155617A Pending JPH115674A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | エレベータのジャーク補償方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH115674A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008199883A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-28 | Rockwell Automation Technologies Inc | S―曲線速度輪郭における不測の速度逆転の除去システム |
| KR100911040B1 (ko) * | 2001-09-06 | 2009-08-06 | 소니 가부시끼 가이샤 | 위치결정장치 및 위치결정방법 |
| EP3048074B1 (en) | 2015-01-26 | 2022-01-05 | KONE Corporation | Method of eliminating a jerk arising by accelerating an elevator car |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP9155617A patent/JPH115674A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100911040B1 (ko) * | 2001-09-06 | 2009-08-06 | 소니 가부시끼 가이샤 | 위치결정장치 및 위치결정방법 |
| JP2008199883A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-28 | Rockwell Automation Technologies Inc | S―曲線速度輪郭における不測の速度逆転の除去システム |
| EP3048074B1 (en) | 2015-01-26 | 2022-01-05 | KONE Corporation | Method of eliminating a jerk arising by accelerating an elevator car |
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