JPH1142737A - 防燃性銘木化粧シート、その製造方法、並びに該シートを貼着した防燃性銘木化粧板 - Google Patents
防燃性銘木化粧シート、その製造方法、並びに該シートを貼着した防燃性銘木化粧板Info
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- JPH1142737A JPH1142737A JP21710897A JP21710897A JPH1142737A JP H1142737 A JPH1142737 A JP H1142737A JP 21710897 A JP21710897 A JP 21710897A JP 21710897 A JP21710897 A JP 21710897A JP H1142737 A JPH1142737 A JP H1142737A
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- precious wood
- veneer
- decorative sheet
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】銘木化粧シートにおいて、高い難燃性を有し準
不燃の性能を発揮できるのは勿論のこと、火災において
火炎伝播が起きにくく、防火材料として一層優れ、その
上、シート材料間の接着性能が経時的に劣化せず、耐久
性にも優れているものを提供する。 【解決手段】防燃性銘木化粧シート1は、上から順に、
銘木単板2:接着剤層3:紙または不織布4:難燃剤が
混入された第1の接着性樹脂層(特にEAA)5;ガラ
ス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布ま
たはこれらの組合せ6;難燃剤が混入された第2の接着
性樹脂層(特にEAA)7:紙または不織布8が積層さ
れ、一体に圧着成形されてなり、そして必要により、塗
料膜10が銘木単板2の上に形成されている。
不燃の性能を発揮できるのは勿論のこと、火災において
火炎伝播が起きにくく、防火材料として一層優れ、その
上、シート材料間の接着性能が経時的に劣化せず、耐久
性にも優れているものを提供する。 【解決手段】防燃性銘木化粧シート1は、上から順に、
銘木単板2:接着剤層3:紙または不織布4:難燃剤が
混入された第1の接着性樹脂層(特にEAA)5;ガラ
ス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布ま
たはこれらの組合せ6;難燃剤が混入された第2の接着
性樹脂層(特にEAA)7:紙または不織布8が積層さ
れ、一体に圧着成形されてなり、そして必要により、塗
料膜10が銘木単板2の上に形成されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃化技術がさら
に改良された防燃性銘木化粧シートに関し、また該シー
トの製造方法並びに該シートを貼着した防燃性銘木化粧
板に関する。
に改良された防燃性銘木化粧シートに関し、また該シー
トの製造方法並びに該シートを貼着した防燃性銘木化粧
板に関する。
【0002】それゆえ、本発明は、以下に掲げる化粧単
板シートの一般的な用途に利用されうるものである。:
建築内装材例えば壁面材、天井表面材、柱被覆材および
可動間仕切り等の表面材:自動車、船舶の内装製品の表
面材:箪笥等の家具の外面化粧材:什器等の一般木製品
の外面化粧材:並びに電子機器および楽器の外面化粧材
など。
板シートの一般的な用途に利用されうるものである。:
建築内装材例えば壁面材、天井表面材、柱被覆材および
可動間仕切り等の表面材:自動車、船舶の内装製品の表
面材:箪笥等の家具の外面化粧材:什器等の一般木製品
の外面化粧材:並びに電子機器および楽器の外面化粧材
など。
【0003】
【従来の技術】従来、特開昭 61-47250 号公報に開示さ
れる銘木化粧単板シート、即ち銘木単板;接着剤;クラ
フト紙、薄葉紙、含浸加工紙等の紙あるいは不織布;ポ
リエチレン層またはポリプロピレン層;アルミニウム箔
または鉄箔;ポリエチレン層またはポリプロピレン層;
クラフト紙、薄葉紙、含浸加工紙等の紙あるいは不織布
という積層構成を有する銘木化粧単板シートは、製品化
された後、上記の用途において広く使用されている。
れる銘木化粧単板シート、即ち銘木単板;接着剤;クラ
フト紙、薄葉紙、含浸加工紙等の紙あるいは不織布;ポ
リエチレン層またはポリプロピレン層;アルミニウム箔
または鉄箔;ポリエチレン層またはポリプロピレン層;
クラフト紙、薄葉紙、含浸加工紙等の紙あるいは不織布
という積層構成を有する銘木化粧単板シートは、製品化
された後、上記の用途において広く使用されている。
【0004】しかし、この銘木化粧単板シートは、特別
な難燃化処理が施されておらず、不燃性能の点で劣るた
め、改良すべきものであった。そこで、本出願人は、特
願平 4-296350 号(特開平 6-115008 号公報)にて、
『紙または不織布:第1の接着性樹脂層:アルミニウム
箔または鉄箔:第2の接着性樹脂層:紙または不織布:
接着剤層:銘木単板が最下層より順に積層され、一体に
圧着成形されてなる化粧シートであって、ブロム系難燃
剤が第1の接着性樹脂層もしくは第2の接着性樹脂層の
いずれか一方または第1および第2の接着性樹脂層の双
方に含有されてなる、防燃性銘木化粧シート』を提案し
た。この新たに開発された防燃性銘木化粧シートは、高
い難燃性を有し、防火材料における準不燃の性能を発揮
することができる製品であって、その上、突板の変色に
よる製品価値の低下、並びに接着性の悪化による不良製
品の発生などの問題が起きないという利点を有するもの
である。
な難燃化処理が施されておらず、不燃性能の点で劣るた
め、改良すべきものであった。そこで、本出願人は、特
願平 4-296350 号(特開平 6-115008 号公報)にて、
『紙または不織布:第1の接着性樹脂層:アルミニウム
箔または鉄箔:第2の接着性樹脂層:紙または不織布:
接着剤層:銘木単板が最下層より順に積層され、一体に
圧着成形されてなる化粧シートであって、ブロム系難燃
剤が第1の接着性樹脂層もしくは第2の接着性樹脂層の
いずれか一方または第1および第2の接着性樹脂層の双
方に含有されてなる、防燃性銘木化粧シート』を提案し
た。この新たに開発された防燃性銘木化粧シートは、高
い難燃性を有し、防火材料における準不燃の性能を発揮
することができる製品であって、その上、突板の変色に
よる製品価値の低下、並びに接着性の悪化による不良製
品の発生などの問題が起きないという利点を有するもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の防燃性
銘木化粧シートは、積層要素として金属箔、特にアルミ
ニウム箔を含むため、熱伝導性が相当に高いものになる
ので、実際の火災等においては、火炎伝播の現象が起き
やすいものとなる。かような性質は、防火材料として望
ましくない性質である。従って、火災において火炎伝播
が起きにくい性質のものに改良することが要求されてい
た。また、アルミニウム箔等の金属箔は一般に樹脂フィ
ルムとの接着性が悪い。このため、従来の防燃性銘木化
粧シートにあっては、シート材料相互間、特に接着性樹
脂層とアルミニウム箔(鉄箔)との間の接着性能が経時
的に弱化し、稀ではあるが、長期間の使用のうちにそれ
ら両要素の界面にて剥離し、準不燃の性能を発揮し得な
くなってしまう場合もあった。従って、接着性能の面に
ついてもさらに改良すべき必要性があった。ところで、
特開平 9-52316号公報、特開平 9-52317号公報および特
開平 9-52318号公報などに示されるように、ガラス繊維
織布などのガラス繊維材料を一要素として積層成形した
木質系合板は、既に提案されているが、かようなガラス
繊維材料を含む銘木化粧シート、特に防燃性銘木化粧シ
ートは、本発明者の知るかぎり、未だ提案されておら
ず、また、そのような製品も今現在製造・販売されてい
ない。
銘木化粧シートは、積層要素として金属箔、特にアルミ
ニウム箔を含むため、熱伝導性が相当に高いものになる
ので、実際の火災等においては、火炎伝播の現象が起き
やすいものとなる。かような性質は、防火材料として望
ましくない性質である。従って、火災において火炎伝播
が起きにくい性質のものに改良することが要求されてい
た。また、アルミニウム箔等の金属箔は一般に樹脂フィ
ルムとの接着性が悪い。このため、従来の防燃性銘木化
粧シートにあっては、シート材料相互間、特に接着性樹
脂層とアルミニウム箔(鉄箔)との間の接着性能が経時
的に弱化し、稀ではあるが、長期間の使用のうちにそれ
ら両要素の界面にて剥離し、準不燃の性能を発揮し得な
くなってしまう場合もあった。従って、接着性能の面に
ついてもさらに改良すべき必要性があった。ところで、
特開平 9-52316号公報、特開平 9-52317号公報および特
開平 9-52318号公報などに示されるように、ガラス繊維
織布などのガラス繊維材料を一要素として積層成形した
木質系合板は、既に提案されているが、かようなガラス
繊維材料を含む銘木化粧シート、特に防燃性銘木化粧シ
ートは、本発明者の知るかぎり、未だ提案されておら
ず、また、そのような製品も今現在製造・販売されてい
ない。
【0006】本発明は、以上の事情を考慮してなされた
もので、その課題は、高い難燃性を有し防火材料におけ
る準不燃の性能を発揮できるのは勿論のこと、火災にお
いて火炎伝播の現象が起きにくく、防火材料として大変
優れており、その上、シート材料間の接着性能が経時的
に劣化せず、耐久性の面でも優れているところの防燃性
銘木化粧シートを提供することにある。
もので、その課題は、高い難燃性を有し防火材料におけ
る準不燃の性能を発揮できるのは勿論のこと、火災にお
いて火炎伝播の現象が起きにくく、防火材料として大変
優れており、その上、シート材料間の接着性能が経時的
に劣化せず、耐久性の面でも優れているところの防燃性
銘木化粧シートを提供することにある。
【0007】また、本発明の別の課題は、防燃性銘木化
粧シートを確実にかつ生産性高く製造することができる
製造方法を提供することにある。さらに、本発明の他の
課題は、防燃性銘木化粧シートを表面材とする防燃性銘
木化粧板を提供することにある。
粧シートを確実にかつ生産性高く製造することができる
製造方法を提供することにある。さらに、本発明の他の
課題は、防燃性銘木化粧シートを表面材とする防燃性銘
木化粧板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の
結果、防燃性銘木化粧シート内の要素として、アルミニ
ウム箔(鉄箔)に代えて、ガラス繊維不織布、ガラス繊
維紙もしくはガラス繊維織布またはこれらの組合せを適
用したところ、火炎燃焼試験(実際の火災を模擬した試
験)において、アルミニウム箔を使用する従来の防燃性
銘木化粧シートとは異なり、火炎伝播の現象が起きにく
く、壁装材料協会制定の紙壁紙2級の防火性能を有する
ものとなり、一層優れた防火材料が得られるという事実
を見い出し、さらに、これらガラス繊維材料を使用する
防燃性銘木化粧シートは、従来品と同様に、難燃性能が
高く、昭和59年9月29日建設省告示第1372号に
基づく表面試験(加熱試験)において防火材料として準
不燃の性能を満足に発揮するものであるという事実を確
認し、ここに本発明を完成した。また、本発明者は、上
記の防燃性銘木化粧シートの中のガラス繊維材料(ガラ
ス繊維不織布など)と紙もしくは不織布との積層体に代
えて、難燃性ガラス混抄紙(ガラス繊維が混抄された紙
であってさらに難燃剤が配合されているもの)を適用し
た場合も、その防燃性銘木化粧シートは、ガラス繊維材
料を使用する防燃性銘木化粧シートと同様に、火炎伝播
の現象が起きにくくかつ難燃性能が高く、壁装材料協会
制定の紙壁紙2級の防火性能を有し、そして昭和59年
9月29日建設省告示第1372号に基づく表面試験
(加熱試験)において防火材料として準不燃の性能を満
足に発揮するものであるという事実を確認し、ここに本
発明を完成した。
結果、防燃性銘木化粧シート内の要素として、アルミニ
ウム箔(鉄箔)に代えて、ガラス繊維不織布、ガラス繊
維紙もしくはガラス繊維織布またはこれらの組合せを適
用したところ、火炎燃焼試験(実際の火災を模擬した試
験)において、アルミニウム箔を使用する従来の防燃性
銘木化粧シートとは異なり、火炎伝播の現象が起きにく
く、壁装材料協会制定の紙壁紙2級の防火性能を有する
ものとなり、一層優れた防火材料が得られるという事実
を見い出し、さらに、これらガラス繊維材料を使用する
防燃性銘木化粧シートは、従来品と同様に、難燃性能が
高く、昭和59年9月29日建設省告示第1372号に
基づく表面試験(加熱試験)において防火材料として準
不燃の性能を満足に発揮するものであるという事実を確
認し、ここに本発明を完成した。また、本発明者は、上
記の防燃性銘木化粧シートの中のガラス繊維材料(ガラ
ス繊維不織布など)と紙もしくは不織布との積層体に代
えて、難燃性ガラス混抄紙(ガラス繊維が混抄された紙
であってさらに難燃剤が配合されているもの)を適用し
た場合も、その防燃性銘木化粧シートは、ガラス繊維材
料を使用する防燃性銘木化粧シートと同様に、火炎伝播
の現象が起きにくくかつ難燃性能が高く、壁装材料協会
制定の紙壁紙2級の防火性能を有し、そして昭和59年
9月29日建設省告示第1372号に基づく表面試験
(加熱試験)において防火材料として準不燃の性能を満
足に発揮するものであるという事実を確認し、ここに本
発明を完成した。
【0009】したがって、本発明は、上から順に、銘木
単板:接着剤層:紙または不織布:難燃剤が混入された
第1の接着性樹脂層;ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙
もしくはガラス繊維織布またはこれらの組合せ;難燃剤
が混入された第2の接着性樹脂層:紙または不織布が積
層され一体に圧着成形されてなり、そして、必要により
塗料膜、典型的にはウレタン樹脂塗膜が前記銘木単板の
上に形成されている、防燃性銘木化粧シートに関する。
本発明のより好ましい態様は、上記の防燃性銘木化粧シ
ートにおいて、銘木単板として、適量の難燃剤が塗布ま
たは含浸された銘木単板が適用されている場合である。
また別の発明として、本発明は、上から順に、銘木単
板:接着剤層:難燃性ガラス混抄紙が積層され一体に圧
着成形されてなり、そして、必要により塗料膜、典型的
にはウレタン樹脂塗膜が前記銘木単板の上に形成されて
いる、防燃性銘木化粧シートに関する。この発明におけ
るより好ましい態様は、ガラス混抄紙を使用する上記の
防燃性銘木化粧シートにおいて、銘木単板として、適量
の難燃剤が塗布または含浸された銘木単板が適用されて
いる場合である。その上、本発明は、上記態様の各々の
防燃性銘木化粧シートが、木質系、無機質系または金属
系基材の上に貼着されてなる防燃性銘木化粧板に関す
る。
単板:接着剤層:紙または不織布:難燃剤が混入された
第1の接着性樹脂層;ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙
もしくはガラス繊維織布またはこれらの組合せ;難燃剤
が混入された第2の接着性樹脂層:紙または不織布が積
層され一体に圧着成形されてなり、そして、必要により
塗料膜、典型的にはウレタン樹脂塗膜が前記銘木単板の
上に形成されている、防燃性銘木化粧シートに関する。
本発明のより好ましい態様は、上記の防燃性銘木化粧シ
ートにおいて、銘木単板として、適量の難燃剤が塗布ま
たは含浸された銘木単板が適用されている場合である。
また別の発明として、本発明は、上から順に、銘木単
板:接着剤層:難燃性ガラス混抄紙が積層され一体に圧
着成形されてなり、そして、必要により塗料膜、典型的
にはウレタン樹脂塗膜が前記銘木単板の上に形成されて
いる、防燃性銘木化粧シートに関する。この発明におけ
るより好ましい態様は、ガラス混抄紙を使用する上記の
防燃性銘木化粧シートにおいて、銘木単板として、適量
の難燃剤が塗布または含浸された銘木単板が適用されて
いる場合である。その上、本発明は、上記態様の各々の
防燃性銘木化粧シートが、木質系、無機質系または金属
系基材の上に貼着されてなる防燃性銘木化粧板に関す
る。
【0010】また、本発明は、上記の防燃性銘木化粧シ
ートの製造方法にも関する。すなわち、本発明は、一つ
の製造方法として、一方で、押出しラミネートまたは熱
圧ラミネートに従い、難燃剤が混入された第1の接着性
樹脂層:ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラ
ス繊維織布またはこれらの組合せ:難燃剤が混入された
第2の接着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層体を
成形する段階と、他方で、熱圧接着により、銘木単板:
接着剤層:紙または不織布よりなる単板裏打ちシートを
作る段階と、前記積層体と前記単板裏打ちシートを熱圧
接着して、一体に成形する段階と、そして必要により、
塗装によって塗料膜を、作られた防燃性銘木化粧シート
の単板表面に形成する段階よりなる、防燃性銘木化粧シ
ートの製造方法に関する。また本発明は、他の製造方法
として、押出しラミネートまたは熱圧ラミネートに従
い、紙または不織布:難燃剤が混入された第1の接着性
樹脂層:ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラ
ス繊維織布またはこれらの組合せ:難燃剤が混入された
第2の接着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層体を
成形する段階と、接着剤を該積層体の上側の紙または不
織布の上に塗布し、続いて銘木単板をその上にオーバー
レイする段階と、オーバーレイされた積層体を熱圧接着
して、一体に成形する段階と、そして必要により、塗装
によって塗料膜を、作られた防燃性銘木化粧シートの単
板表面に形成する段階よりなる、防燃性銘木化粧シート
の製造方法に関する。これら発明のうちより好ましい態
様は、塗料膜の形成の前に、難燃剤を、作られた防燃性
銘木化粧シートの単板表面に塗布または含浸する段階を
さらに含む、上記各々の防燃性銘木化粧シートの製造方
法に関する。
ートの製造方法にも関する。すなわち、本発明は、一つ
の製造方法として、一方で、押出しラミネートまたは熱
圧ラミネートに従い、難燃剤が混入された第1の接着性
樹脂層:ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラ
ス繊維織布またはこれらの組合せ:難燃剤が混入された
第2の接着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層体を
成形する段階と、他方で、熱圧接着により、銘木単板:
接着剤層:紙または不織布よりなる単板裏打ちシートを
作る段階と、前記積層体と前記単板裏打ちシートを熱圧
接着して、一体に成形する段階と、そして必要により、
塗装によって塗料膜を、作られた防燃性銘木化粧シート
の単板表面に形成する段階よりなる、防燃性銘木化粧シ
ートの製造方法に関する。また本発明は、他の製造方法
として、押出しラミネートまたは熱圧ラミネートに従
い、紙または不織布:難燃剤が混入された第1の接着性
樹脂層:ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラ
ス繊維織布またはこれらの組合せ:難燃剤が混入された
第2の接着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層体を
成形する段階と、接着剤を該積層体の上側の紙または不
織布の上に塗布し、続いて銘木単板をその上にオーバー
レイする段階と、オーバーレイされた積層体を熱圧接着
して、一体に成形する段階と、そして必要により、塗装
によって塗料膜を、作られた防燃性銘木化粧シートの単
板表面に形成する段階よりなる、防燃性銘木化粧シート
の製造方法に関する。これら発明のうちより好ましい態
様は、塗料膜の形成の前に、難燃剤を、作られた防燃性
銘木化粧シートの単板表面に塗布または含浸する段階を
さらに含む、上記各々の防燃性銘木化粧シートの製造方
法に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の防燃性銘木化粧シ
ートの積層要素を順に説明する。ガラス繊維不織布、ガ
ラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれらの組合
せ(以下、これらをガラス繊維材と称する場合もあ
る。)は、いずれも、主にガラス繊維で作られた不燃の
材料であり、銘木化粧シートに難燃性を付与するため
に、従来の金属箔(アルミニウム箔)に代えて積層要素
とされるものである。また、これらガラス繊維材は、不
燃性の他、強い剛性を有し、電気絶縁性であり、また耐
腐食性、耐薬品性に優れ、さらに温湿変化に対して伸縮
・反り等の変形が生じにくい材料である。よって、この
材料を積層要素とすることにより、ガラス繊維材は、適
度の強度を化粧シートに与える他、銘木単板のあばれ、
反りを抑え、高い寸法安定性を化粧シートに付与せしめ
る。従って、本発明の防燃性銘木化粧シートは、不燃性
に優れるだけでなく、強度、寸法安定性、電気絶縁性、
耐腐食性さらに耐薬品性の面でも良好なものとなる。本
発明で用いるガラス繊維材としては、例えばグラスパー
GHN−25(王子製紙株式会社製、坪量25g/m
2 )、グラベスト(オリベスト株式会社製)等が挙げら
れる。ガラス繊維材は、約10g/m2 以上の坪量を有
するものであれば、本発明に適用することができるが、
約80g/m2 の坪量を有するガラス繊維材は、経済性
の面で好ましくない。従って、15〜50g/m2 の坪
量を有するガラス繊維材がより好ましく、20〜30g
/m2 の坪量を有するガラス繊維材が最も好ましい。
ートの積層要素を順に説明する。ガラス繊維不織布、ガ
ラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれらの組合
せ(以下、これらをガラス繊維材と称する場合もあ
る。)は、いずれも、主にガラス繊維で作られた不燃の
材料であり、銘木化粧シートに難燃性を付与するため
に、従来の金属箔(アルミニウム箔)に代えて積層要素
とされるものである。また、これらガラス繊維材は、不
燃性の他、強い剛性を有し、電気絶縁性であり、また耐
腐食性、耐薬品性に優れ、さらに温湿変化に対して伸縮
・反り等の変形が生じにくい材料である。よって、この
材料を積層要素とすることにより、ガラス繊維材は、適
度の強度を化粧シートに与える他、銘木単板のあばれ、
反りを抑え、高い寸法安定性を化粧シートに付与せしめ
る。従って、本発明の防燃性銘木化粧シートは、不燃性
に優れるだけでなく、強度、寸法安定性、電気絶縁性、
耐腐食性さらに耐薬品性の面でも良好なものとなる。本
発明で用いるガラス繊維材としては、例えばグラスパー
GHN−25(王子製紙株式会社製、坪量25g/m
2 )、グラベスト(オリベスト株式会社製)等が挙げら
れる。ガラス繊維材は、約10g/m2 以上の坪量を有
するものであれば、本発明に適用することができるが、
約80g/m2 の坪量を有するガラス繊維材は、経済性
の面で好ましくない。従って、15〜50g/m2 の坪
量を有するガラス繊維材がより好ましく、20〜30g
/m2 の坪量を有するガラス繊維材が最も好ましい。
【0012】紙または不織布は、下地の凹凸を緩衝して
化粧シートの浮き上がりを防止するために、積層要素と
されるものである。本発明で用いられる紙または不織布
としては、和紙、洋紙(上質紙、中質紙など)、クラフ
ト紙、薄葉紙または樹脂含浸紙、並びに、ポリエチレン
不織布、ポリエステル/パルプ不織布等の各種不織布な
ど、すべての繊維質シートが包含される。紙または不織
布の坪量は、例えば、15〜100 g/m2 、より好まし
くは20〜50 g/m2 である。
化粧シートの浮き上がりを防止するために、積層要素と
されるものである。本発明で用いられる紙または不織布
としては、和紙、洋紙(上質紙、中質紙など)、クラフ
ト紙、薄葉紙または樹脂含浸紙、並びに、ポリエチレン
不織布、ポリエステル/パルプ不織布等の各種不織布な
ど、すべての繊維質シートが包含される。紙または不織
布の坪量は、例えば、15〜100 g/m2 、より好まし
くは20〜50 g/m2 である。
【0013】第1および第2の接着性樹脂層は、紙また
は不織布とガラス繊維材との接着一体化を可能とするた
めに、また化粧シートに適度の柔軟性を付与して施工時
下地の凹凸を吸収するために、また化粧シートに十分な
可撓性を与えて曲面部や角部の下地にも適合可能とする
ために、さらにガラス繊維材と一緒になって銘木単板の
あばれ、反りを抑えるために、積層要素とされるもので
ある。本発明で用いる第1および第2の接着性樹脂層
は、同種であっても異種であっても、また各樹脂層は単
層であっても複層であってもよい。その厚さは、15〜
100μm、好ましくは20〜50μmであり、最も好
ましくは30〜45μmである。接着性樹脂層の例とし
ては、ポリオレフィン共重合体、例えばポリエチレンコ
ポリマー、エチレン−酢酸アクリル共重合体(EA
A)、エチレン−アクリル酸共重合体、アイオノマー、
ポリアミド樹脂等が挙げることができるが、これらに限
定されず、広範囲にわたって適用することができる。し
かしながら、より好ましくは、エチレン−酢酸アクリル
共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸共重合体お
よびアイオノマーであり、最も好ましくは、エチレン−
酢酸アクリル共重合体(EAA)である。
は不織布とガラス繊維材との接着一体化を可能とするた
めに、また化粧シートに適度の柔軟性を付与して施工時
下地の凹凸を吸収するために、また化粧シートに十分な
可撓性を与えて曲面部や角部の下地にも適合可能とする
ために、さらにガラス繊維材と一緒になって銘木単板の
あばれ、反りを抑えるために、積層要素とされるもので
ある。本発明で用いる第1および第2の接着性樹脂層
は、同種であっても異種であっても、また各樹脂層は単
層であっても複層であってもよい。その厚さは、15〜
100μm、好ましくは20〜50μmであり、最も好
ましくは30〜45μmである。接着性樹脂層の例とし
ては、ポリオレフィン共重合体、例えばポリエチレンコ
ポリマー、エチレン−酢酸アクリル共重合体(EA
A)、エチレン−アクリル酸共重合体、アイオノマー、
ポリアミド樹脂等が挙げることができるが、これらに限
定されず、広範囲にわたって適用することができる。し
かしながら、より好ましくは、エチレン−酢酸アクリル
共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸共重合体お
よびアイオノマーであり、最も好ましくは、エチレン−
酢酸アクリル共重合体(EAA)である。
【0014】本発明にあっては、銘木化粧シート全体の
防燃化に向けて、その難燃性を高めるために、難燃剤が
第1の接着性樹脂層層および第2の接着性樹脂層の双方
に混入されている。混入される難燃剤としては、例え
ば、三酸化アンチモン、燐酸系、ハロゲン系のものが挙
げられる。より好ましい難燃剤は、臭素系難燃剤であ
る。この難燃剤の混入量は、通常、重量比で15%以下
の量である。また、より好ましい態様にあっては、銘木
化粧シート全体の防燃化に向けて、特に銘木単板の難燃
性を高めるために、難燃剤が銘木単板の表面に塗布され
またはその中に含浸されている。この難燃剤は、上記の
難燃剤と同種のものでも、異種のものでもよい。単板表
面に付加される難燃剤は、より好ましくは、燐・窒素化
合物の難燃剤である。
防燃化に向けて、その難燃性を高めるために、難燃剤が
第1の接着性樹脂層層および第2の接着性樹脂層の双方
に混入されている。混入される難燃剤としては、例え
ば、三酸化アンチモン、燐酸系、ハロゲン系のものが挙
げられる。より好ましい難燃剤は、臭素系難燃剤であ
る。この難燃剤の混入量は、通常、重量比で15%以下
の量である。また、より好ましい態様にあっては、銘木
化粧シート全体の防燃化に向けて、特に銘木単板の難燃
性を高めるために、難燃剤が銘木単板の表面に塗布され
またはその中に含浸されている。この難燃剤は、上記の
難燃剤と同種のものでも、異種のものでもよい。単板表
面に付加される難燃剤は、より好ましくは、燐・窒素化
合物の難燃剤である。
【0015】また、本発明において、銘木単板として
は、各種の銘木より、例えば0.05ないし3.0mmの
厚さに、好ましくは0.10ないし0.4mmの厚さに、
切削加工された挽板または突板を適用することができ
る。銘木単板の木理は、特に限定されず、柾目、追柾、
板目またはこぶ杢など、いずれでもよい。また、銘木単
板の樹種も特には、限定されないが、好ましい樹種の例
は、次の通りである。:檜、楢、欅、桜、楡、黒柿、
栃、桂、楓、槐、楠木等:ローズウッド、チーク、マホ
ガニー、コクタン(黒壇)、シタン(紫檀)、バーズア
イメープル、アメリカンブラックウォールナット、クラ
ロウォールナット、ラテヌォールナット、クィンスラン
ドウォールナット、ゼブラウッド、マンガシロ、ブラジ
リアンローズ、カリン(花梨)、バーシモン、シルバー
ローズ、パルマ、レッドウッド、パープルウッド、シル
キーオーク、タイワンクス、チェリー、マグノリヤ、黒
レオ(ダオ)、白レオ、サベリ、ブビンカ、マコレ、マ
ドローナー、ミルトル、メープル、アッシン、インブイ
ヤー等。
は、各種の銘木より、例えば0.05ないし3.0mmの
厚さに、好ましくは0.10ないし0.4mmの厚さに、
切削加工された挽板または突板を適用することができ
る。銘木単板の木理は、特に限定されず、柾目、追柾、
板目またはこぶ杢など、いずれでもよい。また、銘木単
板の樹種も特には、限定されないが、好ましい樹種の例
は、次の通りである。:檜、楢、欅、桜、楡、黒柿、
栃、桂、楓、槐、楠木等:ローズウッド、チーク、マホ
ガニー、コクタン(黒壇)、シタン(紫檀)、バーズア
イメープル、アメリカンブラックウォールナット、クラ
ロウォールナット、ラテヌォールナット、クィンスラン
ドウォールナット、ゼブラウッド、マンガシロ、ブラジ
リアンローズ、カリン(花梨)、バーシモン、シルバー
ローズ、パルマ、レッドウッド、パープルウッド、シル
キーオーク、タイワンクス、チェリー、マグノリヤ、黒
レオ(ダオ)、白レオ、サベリ、ブビンカ、マコレ、マ
ドローナー、ミルトル、メープル、アッシン、インブイ
ヤー等。
【0016】接着剤層は、銘木単板と紙または不織布と
を接着するために、積層要素とされる。単板と紙または
不織布との接着が比較的容易であるため、本発明におい
て使用される接着剤の種類は特に限定されないが、例え
ば、エチレン酢酸ビニル樹脂(EVA)接着剤、酢酸ビ
ニル−アクリル共重合体接着剤、水性ビニルウレタン系
接着剤、またはアクリル系粘着剤などが有利に利用する
ことができる。
を接着するために、積層要素とされる。単板と紙または
不織布との接着が比較的容易であるため、本発明におい
て使用される接着剤の種類は特に限定されないが、例え
ば、エチレン酢酸ビニル樹脂(EVA)接着剤、酢酸ビ
ニル−アクリル共重合体接着剤、水性ビニルウレタン系
接着剤、またはアクリル系粘着剤などが有利に利用する
ことができる。
【0017】また、本発明にあっては、銘木化粧シート
の表面保護のために、塗料膜、例えばウレタン樹脂塗膜
を銘木単板の上に形成することができる。この塗料膜
は、一般の塗装法に従い形成され、例えば塗料ウレタン
樹脂塗膜にあっては、ウレタン樹脂塗料を銘木単板の表
面に塗布し続いて紫外線照射により塗膜を硬化せしめる
というプロセスを経て形成される。
の表面保護のために、塗料膜、例えばウレタン樹脂塗膜
を銘木単板の上に形成することができる。この塗料膜
は、一般の塗装法に従い形成され、例えば塗料ウレタン
樹脂塗膜にあっては、ウレタン樹脂塗料を銘木単板の表
面に塗布し続いて紫外線照射により塗膜を硬化せしめる
というプロセスを経て形成される。
【0018】また、本発明にあっては、接着剤層:紙ま
たは不織布:難燃剤が混入された第1の接着性樹脂層;
ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織
布またはこれらの組合せ;難燃剤が混入された第2の接
着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層体に代えて、
難燃性ガラス混抄紙という単独の要素のみを適用するこ
とも可能であり、本発明は、その態様をも包含するもの
である。難燃性ガラス混抄紙とは、紙の内部にガラス繊
維が混抄された紙であって、さらに難燃剤がその中に混
入されているものを指す。従って、本発明は、上から順
に、銘木単板:接着剤層:難燃性ガラス混抄紙が積層さ
れ一体に圧着成形されてなり、そして、必要により塗料
膜、例えばウレタン樹脂塗膜が前記銘木単板の上に形成
されている、防燃性銘木化粧シートに関する。
たは不織布:難燃剤が混入された第1の接着性樹脂層;
ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織
布またはこれらの組合せ;難燃剤が混入された第2の接
着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層体に代えて、
難燃性ガラス混抄紙という単独の要素のみを適用するこ
とも可能であり、本発明は、その態様をも包含するもの
である。難燃性ガラス混抄紙とは、紙の内部にガラス繊
維が混抄された紙であって、さらに難燃剤がその中に混
入されているものを指す。従って、本発明は、上から順
に、銘木単板:接着剤層:難燃性ガラス混抄紙が積層さ
れ一体に圧着成形されてなり、そして、必要により塗料
膜、例えばウレタン樹脂塗膜が前記銘木単板の上に形成
されている、防燃性銘木化粧シートに関する。
【0019】また、本発明における防燃性銘木化粧板
は、上述の各要素より成る防燃性銘木化粧シートを表面
材とし、これを厚肉の基材の上に貼着してなるものであ
る。かかる基材としては、有利には、木質系の基材(例
えば、合板、MDF、パーティクルボードハニカムボー
ド等)、無機質系の基材(例えば、石膏ボード、ケイカ
ル板、石綿パーライト板等)、または金属系の基材(例
えば、アルミニウム板、鉄板等)が適用される。
は、上述の各要素より成る防燃性銘木化粧シートを表面
材とし、これを厚肉の基材の上に貼着してなるものであ
る。かかる基材としては、有利には、木質系の基材(例
えば、合板、MDF、パーティクルボードハニカムボー
ド等)、無機質系の基材(例えば、石膏ボード、ケイカ
ル板、石綿パーライト板等)、または金属系の基材(例
えば、アルミニウム板、鉄板等)が適用される。
【0020】また、本発明の防燃性銘木化粧シートは、
次の2通りの方法により製造することができる。いずれ
の製法も、最初に、ロール練り等によって難燃剤を第1
および第2の接着性樹脂に均質に混和することにより、
難燃剤混入の接着性樹脂を調製するか、あるいは、予め
同種の樹脂製品を商業的に入手する。一の方法は、一方
で、押出しラミネートまたは熱圧ラミネートに従い、難
燃剤が混入された第1の接着性樹脂層:ガラス繊維不織
布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれら
の組合せ:難燃剤が混入された第2の接着性樹脂層:紙
または不織布よりなる積層体を成形し、他方で、熱圧接
着により、銘木単板:接着剤層:紙または不織布よりな
る単板裏打ちシートを作り、そして前記積層体と前記単
板裏打ちシートを熱圧接着して、一体に成形し、その
後、必要により、塗料膜、例えばウレタン樹脂塗料膜
を、圧着成形により作られた防燃性銘木化粧シートの単
板表面に形成するという手順により、防燃性銘木化粧シ
ートを製造する方法である。また、別の方法は、押出し
ラミネートまたは熱圧ラミネートに従い、紙または不織
布:難燃剤が混入された第1の接着性樹脂層:ガラス繊
維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布または
これらの組合せ:難燃剤が混入された第2の接着性樹脂
層:紙または不織布よりなる積層体を成形し、次に、接
着剤を該積層体の上側の紙または不織布の上に塗布し、
続いて銘木単板をその上にオーバーレイし、そして、オ
ーバーレイされた積層体を熱圧接着して、一体に成形
し、その後、必要により、塗料膜、例えばウレタン樹脂
塗料膜を、圧着成形により作られた防燃性銘木化粧シー
トの単板表面に形成するという手順により、防燃性銘木
化粧シートを製造する方法である。なお、これらの製造
方法において、塗料膜の形成の前に、難燃剤を、作られ
た防燃性銘木化粧シートの単板表面に塗布または含浸す
ることも可能である。
次の2通りの方法により製造することができる。いずれ
の製法も、最初に、ロール練り等によって難燃剤を第1
および第2の接着性樹脂に均質に混和することにより、
難燃剤混入の接着性樹脂を調製するか、あるいは、予め
同種の樹脂製品を商業的に入手する。一の方法は、一方
で、押出しラミネートまたは熱圧ラミネートに従い、難
燃剤が混入された第1の接着性樹脂層:ガラス繊維不織
布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれら
の組合せ:難燃剤が混入された第2の接着性樹脂層:紙
または不織布よりなる積層体を成形し、他方で、熱圧接
着により、銘木単板:接着剤層:紙または不織布よりな
る単板裏打ちシートを作り、そして前記積層体と前記単
板裏打ちシートを熱圧接着して、一体に成形し、その
後、必要により、塗料膜、例えばウレタン樹脂塗料膜
を、圧着成形により作られた防燃性銘木化粧シートの単
板表面に形成するという手順により、防燃性銘木化粧シ
ートを製造する方法である。また、別の方法は、押出し
ラミネートまたは熱圧ラミネートに従い、紙または不織
布:難燃剤が混入された第1の接着性樹脂層:ガラス繊
維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布または
これらの組合せ:難燃剤が混入された第2の接着性樹脂
層:紙または不織布よりなる積層体を成形し、次に、接
着剤を該積層体の上側の紙または不織布の上に塗布し、
続いて銘木単板をその上にオーバーレイし、そして、オ
ーバーレイされた積層体を熱圧接着して、一体に成形
し、その後、必要により、塗料膜、例えばウレタン樹脂
塗料膜を、圧着成形により作られた防燃性銘木化粧シー
トの単板表面に形成するという手順により、防燃性銘木
化粧シートを製造する方法である。なお、これらの製造
方法において、塗料膜の形成の前に、難燃剤を、作られ
た防燃性銘木化粧シートの単板表面に塗布または含浸す
ることも可能である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0022】実施例1 この実施例は、図1に示す防燃性銘木化粧シート1に関
する。これは、上から順に、銘木単板2(厚さ0.15
〜025mm、重量50〜120g/m2 、樹種楢、マ
ホガニー等、各種突板):接着剤層3(酢酸ビニルアク
リル共重合体接着剤):紙または不織布4(例えば坪量
37g/m2 の紙):ブロム系難燃剤が混入された第1
の接着性樹脂層5(厚さ20〜50μmのエチレン−酢
酸アクリル共重合体(EAA)樹脂層):ガラス繊維不
織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれ
らの組合せ6(例えばグラスパーGHN−25(王子製
紙株式会社製、坪量25g/m2 ):ブロム系難燃剤が
混入された第2の接着性樹脂層7(厚さ20〜50μm
のエチレン−酢酸アクリル共重合体(EAA)樹脂
層):紙または不織布8(例えば坪量30g/m2 の
紙)が積層され、一体に圧着成形された化粧シートであ
って、難燃剤9(燐・窒素化合物)が銘木単板2上に塗
布され(その一部は含浸している)、さらにその上に塗
料膜(ウレタン樹脂塗膜)10が形成されている。
する。これは、上から順に、銘木単板2(厚さ0.15
〜025mm、重量50〜120g/m2 、樹種楢、マ
ホガニー等、各種突板):接着剤層3(酢酸ビニルアク
リル共重合体接着剤):紙または不織布4(例えば坪量
37g/m2 の紙):ブロム系難燃剤が混入された第1
の接着性樹脂層5(厚さ20〜50μmのエチレン−酢
酸アクリル共重合体(EAA)樹脂層):ガラス繊維不
織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれ
らの組合せ6(例えばグラスパーGHN−25(王子製
紙株式会社製、坪量25g/m2 ):ブロム系難燃剤が
混入された第2の接着性樹脂層7(厚さ20〜50μm
のエチレン−酢酸アクリル共重合体(EAA)樹脂
層):紙または不織布8(例えば坪量30g/m2 の
紙)が積層され、一体に圧着成形された化粧シートであ
って、難燃剤9(燐・窒素化合物)が銘木単板2上に塗
布され(その一部は含浸している)、さらにその上に塗
料膜(ウレタン樹脂塗膜)10が形成されている。
【0023】本実施例の化粧シート1は、例えば以下の
手順(A) 、(B) 、(C) に従い製造することができた。 手順(A) 図2および図3に示すように、まず一方で、市販のペレ
ット状のEAA樹脂粒子(ブロム系難燃剤混入)、紙
(坪量30g/m2 )、およびガラス繊維不織布(グラ
スパーGHN−25)を準備し、押出しラミネート法に
従い、難燃剤が混入された第1の接着性樹脂(EAA)
層(厚さ40μm)5:坪量25g/m2のガラス繊維
不織布(グラスパーGHN−25)6:難燃剤が混入さ
れた第2の接着性樹脂(EAA)層(厚さ40μm)
7:紙(坪量30g/m2 )8よりなる積層体11を成
形し(図(A) )、また他方で、熱圧接着( 110℃× 7kg
/cm2×3分の条件による熱圧締)により、銘木単板(厚
さ0.24mmの楢突板)2:酢酸ビニルアクリル共重
合体接着剤層3:紙(坪量37g/m2 )4よりなる単
板裏打ちシート12を作り(図(B) )、そして、積層体
11と単板裏打ちシート12とをホット・コールド連続
プレス機の中に入れ、これらを 125℃× 7kg/cm2×15分
の条件で熱圧締し、続いて同じプレス圧を維持したま
ま、強制冷却により常温に降温するまで圧締を続け(図
(C) )、この熱圧接着により一体に成形し、その後、必
要により、サンドペーパー# 240を用いて単板2の表面
を研磨し、続いて、難燃剤(燐・窒素化合物)9を銘木
単板1の表面に塗布し(図(D) )、そして然る後、その
上に、ポリウレタン樹脂塗料(固形分塗布量 10 g/m2)
をさらに塗布して塗料膜10を形成することにより(図
(E) )、防燃性銘木化粧シート1を作り上げた(図
1)。この手順における押出しラミネートには、一回で
総ての積層要素をラミネートする手法の他、より好まし
くは、例えば最初にガラス繊維不織布(グラスパーGH
N−25)6と第2の接着性樹脂(EAA)7と紙8と
をラミネートし、続いてこのラミネート物のガラス繊維
不織布6の上に第1の接着性樹脂(EAA)5をラミネ
ートするという連続ラミネート方式が採用される。 手順(B) 図4および図5に示すように、最初に、市販のペレット
状EAA樹脂粒子(ブロム系難燃剤混入)、紙(坪量3
0g/m2 )、およびガラス繊維不織布(グラスパーG
HN−25)を準備し、次いで、押出しラミネート法に
従い、紙(坪量37g/m2 )4:難燃剤が混入された
第1の接着性樹脂(EAA)層(厚さ40μm)5:坪
量25g/m2 のガラス繊維不織布(グラスパーGHN
−25)6:難燃剤が混入された第2の接着性樹脂(E
AA)層(厚さ40μm)7:紙(坪量30g/m2 )
8よりなる積層体13を成形し(図(A) )、次に酢酸ビ
ニルアクリル共重合体接着剤3を積層体13表面の紙4
の上に適量塗布し(図(B))、続いて銘木単板(厚さ
0.24mmの楢突板)2をその上にオーバーレイし
(図(C) )、そしてこれら全体を熱圧締することにより
一体に成形し(図(D) )、その後必要により、サンドペ
ーパー# 240を用いて単板2の表面を研磨し、続いて、
難燃剤(燐・窒素化合物)9を単板1の表面に塗布し
(図(E) )、そして然る後、その上に、ポリウレタン樹
脂塗料(固形分塗布量 10 g/m2)をさらに塗布して塗料
膜10を形成することにより(図(F) )、防燃性銘木化
粧シート1を作り上げた(図1)。この手順における押
出しラミネートには、一回で総ての積層要素をラミネー
トする手法の他、より好ましくは、例えば、最初にガラ
ス繊維不織布(グラスパーGHN−25)6と第2の接
着性樹脂(EAA)7と紙8とをラミネートし、続いて
このラミネート物のガラス繊維不織布6の上に第1の接
着性樹脂(EAA)5および紙4を同時にラミネートす
るという連続ラミネート方式が採用される。 手順(C) 最初に、紙(坪量30g/m2 )およびガラス繊維不織
布(グラスパーGHN−25)を準備するとともに、イ
ンフレーション法等によりEAA樹脂フィルム(ブロム
系難燃剤混入)を作り、次いで、熱圧ラミネート法に従
い、一回のラミネートまたは連続ラミネートにより、難
燃剤が混入された第1の接着性樹脂(EAA)層(厚さ
40μm):坪量25g/m2 のガラス繊維不織布(グ
ラスパーGHN−25):難燃剤が混入された第2の接
着性樹脂(EAA)層(厚さ40μm):紙(坪量30
g/m2 )よりなる積層体(図示せず)を成形し、また
他方で熱圧接着( 110℃× 7kg/cm2× 3分の条件による
熱圧締)により、銘木単板(厚さ0.24mmの楢突
板):酢酸ビニルアクリル共重合体接着剤層:紙(坪量
37g/m2 )よりなる単板裏打ちシート(図示せず)
を作り、そして、この積層体と単板裏打ちシートとをホ
ット・コールド連続プレス機の中に入れ、これらを 125
℃× 7kg/cm2×15分の条件で熱圧締し、続いて同じプレ
ス圧を維持したまま、強制冷却により常温に降温するま
で圧締を続け、この熱圧接着により一体に成形し、その
後、必要により、サンドペーパー# 240を用いて単板の
表面を研磨し、続いて、難燃剤(燐・窒素化合物)を銘
木単板の表面に塗布し、そして然る後、その上に、ポリ
ウレタン樹脂塗料(固形分塗布量 10 g/m2)をさらに塗
布して塗料膜を形成することにより、防燃性銘木化粧シ
ートを作り上げた。また、別の変法として、熱圧ラミネ
ート法に従い、一回のラミネートまたは連続ラミネート
により、紙(坪量37g/m2 ):難燃剤が混入された
第1の接着性樹脂(EAAインフレーションフィルム)
層(厚さ40μm):坪量25g/m2 のガラス繊維不
織布(グラスパーGHN−25):難燃剤が混入された
第2の接着性樹脂(EAAインフレーションフィルム)
層(厚さ40μm):紙(坪量30g/m2 )よりなる
積層体(図示せず)を成形し、次に、酢酸ビニルアクリ
ル共重合体接着剤をこの積層体の紙の上に適量塗布し、
続いて銘木単板(厚さ0.24mmの楢突板)をその上
にオーバーレイし、そしてこれら全体を熱圧締すること
により一体に成形し、その後必要により、サンドペーパ
ー# 240を用いて単板の表面を研磨し、続いて、難燃剤
(燐・窒素化合物)を単板の表面に塗布し、そして然る
後、その上に、ポリウレタン樹脂塗料(固形分塗布量 1
0 g/m2)をさらに塗布して塗料膜を形成することによ
り、防燃性銘木化粧シートを作り上げることもできる。
手順(A) 、(B) 、(C) に従い製造することができた。 手順(A) 図2および図3に示すように、まず一方で、市販のペレ
ット状のEAA樹脂粒子(ブロム系難燃剤混入)、紙
(坪量30g/m2 )、およびガラス繊維不織布(グラ
スパーGHN−25)を準備し、押出しラミネート法に
従い、難燃剤が混入された第1の接着性樹脂(EAA)
層(厚さ40μm)5:坪量25g/m2のガラス繊維
不織布(グラスパーGHN−25)6:難燃剤が混入さ
れた第2の接着性樹脂(EAA)層(厚さ40μm)
7:紙(坪量30g/m2 )8よりなる積層体11を成
形し(図(A) )、また他方で、熱圧接着( 110℃× 7kg
/cm2×3分の条件による熱圧締)により、銘木単板(厚
さ0.24mmの楢突板)2:酢酸ビニルアクリル共重
合体接着剤層3:紙(坪量37g/m2 )4よりなる単
板裏打ちシート12を作り(図(B) )、そして、積層体
11と単板裏打ちシート12とをホット・コールド連続
プレス機の中に入れ、これらを 125℃× 7kg/cm2×15分
の条件で熱圧締し、続いて同じプレス圧を維持したま
ま、強制冷却により常温に降温するまで圧締を続け(図
(C) )、この熱圧接着により一体に成形し、その後、必
要により、サンドペーパー# 240を用いて単板2の表面
を研磨し、続いて、難燃剤(燐・窒素化合物)9を銘木
単板1の表面に塗布し(図(D) )、そして然る後、その
上に、ポリウレタン樹脂塗料(固形分塗布量 10 g/m2)
をさらに塗布して塗料膜10を形成することにより(図
(E) )、防燃性銘木化粧シート1を作り上げた(図
1)。この手順における押出しラミネートには、一回で
総ての積層要素をラミネートする手法の他、より好まし
くは、例えば最初にガラス繊維不織布(グラスパーGH
N−25)6と第2の接着性樹脂(EAA)7と紙8と
をラミネートし、続いてこのラミネート物のガラス繊維
不織布6の上に第1の接着性樹脂(EAA)5をラミネ
ートするという連続ラミネート方式が採用される。 手順(B) 図4および図5に示すように、最初に、市販のペレット
状EAA樹脂粒子(ブロム系難燃剤混入)、紙(坪量3
0g/m2 )、およびガラス繊維不織布(グラスパーG
HN−25)を準備し、次いで、押出しラミネート法に
従い、紙(坪量37g/m2 )4:難燃剤が混入された
第1の接着性樹脂(EAA)層(厚さ40μm)5:坪
量25g/m2 のガラス繊維不織布(グラスパーGHN
−25)6:難燃剤が混入された第2の接着性樹脂(E
AA)層(厚さ40μm)7:紙(坪量30g/m2 )
8よりなる積層体13を成形し(図(A) )、次に酢酸ビ
ニルアクリル共重合体接着剤3を積層体13表面の紙4
の上に適量塗布し(図(B))、続いて銘木単板(厚さ
0.24mmの楢突板)2をその上にオーバーレイし
(図(C) )、そしてこれら全体を熱圧締することにより
一体に成形し(図(D) )、その後必要により、サンドペ
ーパー# 240を用いて単板2の表面を研磨し、続いて、
難燃剤(燐・窒素化合物)9を単板1の表面に塗布し
(図(E) )、そして然る後、その上に、ポリウレタン樹
脂塗料(固形分塗布量 10 g/m2)をさらに塗布して塗料
膜10を形成することにより(図(F) )、防燃性銘木化
粧シート1を作り上げた(図1)。この手順における押
出しラミネートには、一回で総ての積層要素をラミネー
トする手法の他、より好ましくは、例えば、最初にガラ
ス繊維不織布(グラスパーGHN−25)6と第2の接
着性樹脂(EAA)7と紙8とをラミネートし、続いて
このラミネート物のガラス繊維不織布6の上に第1の接
着性樹脂(EAA)5および紙4を同時にラミネートす
るという連続ラミネート方式が採用される。 手順(C) 最初に、紙(坪量30g/m2 )およびガラス繊維不織
布(グラスパーGHN−25)を準備するとともに、イ
ンフレーション法等によりEAA樹脂フィルム(ブロム
系難燃剤混入)を作り、次いで、熱圧ラミネート法に従
い、一回のラミネートまたは連続ラミネートにより、難
燃剤が混入された第1の接着性樹脂(EAA)層(厚さ
40μm):坪量25g/m2 のガラス繊維不織布(グ
ラスパーGHN−25):難燃剤が混入された第2の接
着性樹脂(EAA)層(厚さ40μm):紙(坪量30
g/m2 )よりなる積層体(図示せず)を成形し、また
他方で熱圧接着( 110℃× 7kg/cm2× 3分の条件による
熱圧締)により、銘木単板(厚さ0.24mmの楢突
板):酢酸ビニルアクリル共重合体接着剤層:紙(坪量
37g/m2 )よりなる単板裏打ちシート(図示せず)
を作り、そして、この積層体と単板裏打ちシートとをホ
ット・コールド連続プレス機の中に入れ、これらを 125
℃× 7kg/cm2×15分の条件で熱圧締し、続いて同じプレ
ス圧を維持したまま、強制冷却により常温に降温するま
で圧締を続け、この熱圧接着により一体に成形し、その
後、必要により、サンドペーパー# 240を用いて単板の
表面を研磨し、続いて、難燃剤(燐・窒素化合物)を銘
木単板の表面に塗布し、そして然る後、その上に、ポリ
ウレタン樹脂塗料(固形分塗布量 10 g/m2)をさらに塗
布して塗料膜を形成することにより、防燃性銘木化粧シ
ートを作り上げた。また、別の変法として、熱圧ラミネ
ート法に従い、一回のラミネートまたは連続ラミネート
により、紙(坪量37g/m2 ):難燃剤が混入された
第1の接着性樹脂(EAAインフレーションフィルム)
層(厚さ40μm):坪量25g/m2 のガラス繊維不
織布(グラスパーGHN−25):難燃剤が混入された
第2の接着性樹脂(EAAインフレーションフィルム)
層(厚さ40μm):紙(坪量30g/m2 )よりなる
積層体(図示せず)を成形し、次に、酢酸ビニルアクリ
ル共重合体接着剤をこの積層体の紙の上に適量塗布し、
続いて銘木単板(厚さ0.24mmの楢突板)をその上
にオーバーレイし、そしてこれら全体を熱圧締すること
により一体に成形し、その後必要により、サンドペーパ
ー# 240を用いて単板の表面を研磨し、続いて、難燃剤
(燐・窒素化合物)を単板の表面に塗布し、そして然る
後、その上に、ポリウレタン樹脂塗料(固形分塗布量 1
0 g/m2)をさらに塗布して塗料膜を形成することによ
り、防燃性銘木化粧シートを作り上げることもできる。
【0024】実施例2 この実施例は、防燃性銘木化粧板に関する。これは、図
示しないが、実施例1の防燃性銘木化粧シートが木質系
基材(合板、MDF等)の上に貼着されてなる化粧板で
ある。実施例1の化粧シートも、実施例2の化粧板も、
高い難燃性を有し、満足な防火性能を発揮するものであ
った。このことは、以下の試験例の結果からも確認する
ことができた。
示しないが、実施例1の防燃性銘木化粧シートが木質系
基材(合板、MDF等)の上に貼着されてなる化粧板で
ある。実施例1の化粧シートも、実施例2の化粧板も、
高い難燃性を有し、満足な防火性能を発揮するものであ
った。このことは、以下の試験例の結果からも確認する
ことができた。
【0025】比較例 この例の防燃性銘木化粧シートは、ガラス繊維材6の代
わりにアルミニウム箔(厚さ15μm)を使用した点を
除いて、実施例1の防燃性銘木化粧シートと同一の材料
および積層構成よりなる。この比較例の化粧シートは、
実施例1で記載した製法に準じて作られた。
わりにアルミニウム箔(厚さ15μm)を使用した点を
除いて、実施例1の防燃性銘木化粧シートと同一の材料
および積層構成よりなる。この比較例の化粧シートは、
実施例1で記載した製法に準じて作られた。
【0026】試験例1:昭和59年建設省告示第1372号お
よび JIS A 1321 に従う表面試験 実施例および比較例の防燃性銘木化粧シートについてそ
れぞれ、防火材料の昭和59年建設省告示第1372号および
JIS A 1321 に従う表面試験を以下のとおり行ない、そ
の中の加熱試験の結果より、防火性能、特に火炎伝播特
性に関して両者を比較してみた。なお、この試験より、
排気温度および標準温度についてそれぞれ試験開始から
の経時的な変化を表わすところの排気温度曲線および標
準温度曲線のグラフが得られる。本発明において、火炎
伝播特性とは、試験開始から3分後までの期間内(3分
以内はガスバーナーの熱源のみ)における排気温度曲線
と標準温度曲線との温度差を意味し(つまり火炎伝播特
性E=排気温度−標準温度(℃))、そして図6に示す
ように、上記の3分の期間において排気温度曲線aが標
準温度曲線bより下回っているときには、排気温度曲線
aがその上方の標準温度曲線bに最も接近している部位
における排気温度と標準温度の温度差(マイナス値)を
いい、また図7に示すように、上記の3分の期間におい
て排気温度曲線aが標準温度曲線bより上回っていると
きには、排気温度曲線aが標準温度曲線bより上回って
いる域のうち該曲線bより最も離れている部位における
排気温度と標準温度の温度差(プラス値)をいう。従っ
て、火炎伝播特性は−50℃が最小であり、通常それよ
り大きい値で表わされる。この火炎伝播特性がマイナス
値であってかつその絶対値がより大きい程、火炎伝播は
より発生しにくく、防火材料としてより適することを意
味し、反対に、火炎伝播特性がプラス値であるとき、火
炎伝播が起き、かつ、火炎伝播特性の値がより大きい
程、火炎伝播はより発生し易く、防火材料として不合格
であることを意味する。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートA: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布/第二の接着性樹脂層/紙2 防燃性銘木化粧シートB: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔/第二の接着性樹脂層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量125g/m2 、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm ガラス繊維不織布:坪量25g/m2 アルミニウム箔:厚さ15μm −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)および法定
不燃材料の石綿パーライト板(10mm厚)の2種類の基
材を使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートA、B各6枚を上記2種の基材の
表面に各基材に3枚ずつ貼着し、そして作成された試験
体の加熱試験を行なった。その詳細は、昭和59年建設省
告示第1372号および JIS A 1321 に規定する手順および
条件に従うものとした。なお、該化粧シートの貼着に
は、酢酸ビニルエマルジョン接着剤(固形分の塗布量4
0g/m2 )が使用された。
よび JIS A 1321 に従う表面試験 実施例および比較例の防燃性銘木化粧シートについてそ
れぞれ、防火材料の昭和59年建設省告示第1372号および
JIS A 1321 に従う表面試験を以下のとおり行ない、そ
の中の加熱試験の結果より、防火性能、特に火炎伝播特
性に関して両者を比較してみた。なお、この試験より、
排気温度および標準温度についてそれぞれ試験開始から
の経時的な変化を表わすところの排気温度曲線および標
準温度曲線のグラフが得られる。本発明において、火炎
伝播特性とは、試験開始から3分後までの期間内(3分
以内はガスバーナーの熱源のみ)における排気温度曲線
と標準温度曲線との温度差を意味し(つまり火炎伝播特
性E=排気温度−標準温度(℃))、そして図6に示す
ように、上記の3分の期間において排気温度曲線aが標
準温度曲線bより下回っているときには、排気温度曲線
aがその上方の標準温度曲線bに最も接近している部位
における排気温度と標準温度の温度差(マイナス値)を
いい、また図7に示すように、上記の3分の期間におい
て排気温度曲線aが標準温度曲線bより上回っていると
きには、排気温度曲線aが標準温度曲線bより上回って
いる域のうち該曲線bより最も離れている部位における
排気温度と標準温度の温度差(プラス値)をいう。従っ
て、火炎伝播特性は−50℃が最小であり、通常それよ
り大きい値で表わされる。この火炎伝播特性がマイナス
値であってかつその絶対値がより大きい程、火炎伝播は
より発生しにくく、防火材料としてより適することを意
味し、反対に、火炎伝播特性がプラス値であるとき、火
炎伝播が起き、かつ、火炎伝播特性の値がより大きい
程、火炎伝播はより発生し易く、防火材料として不合格
であることを意味する。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートA: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布/第二の接着性樹脂層/紙2 防燃性銘木化粧シートB: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔/第二の接着性樹脂層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量125g/m2 、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm ガラス繊維不織布:坪量25g/m2 アルミニウム箔:厚さ15μm −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)および法定
不燃材料の石綿パーライト板(10mm厚)の2種類の基
材を使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートA、B各6枚を上記2種の基材の
表面に各基材に3枚ずつ貼着し、そして作成された試験
体の加熱試験を行なった。その詳細は、昭和59年建設省
告示第1372号および JIS A 1321 に規定する手順および
条件に従うものとした。なお、該化粧シートの貼着に
は、酢酸ビニルエマルジョン接着剤(固形分の塗布量4
0g/m2 )が使用された。
【0027】−表面試験の結果− 防燃性銘木化粧シートA、B各6枚(A−1ないしA−
6、B−1ないしB−6)について加熱試験で得られた
温度曲線を図8ないし図19のグラフにそれぞれ示す。
これらのグラフは、試験体の排気温度曲線aを標準温度
曲線bと対比して示すものである。しかして、表面試験
の結果は、以下の表1、表2にまとめて表される。 図8ないし図19に示す各排気温度曲線、並びに、表1
および表2よりわかるように、ガラス繊維不織布を含む
防燃性銘木化粧シートは、これを不燃基材の上に貼着し
た試験体の場合の火炎伝播特性が平均値で−27℃とな
り、またこれを準不燃基材の上に貼着した試験体の場合
の火炎伝播特性が平均値で−24℃となり、どちらも、
火炎伝播がほとんど発生せず、かつ、準不燃の性能を有
する。これに対して、アルミニウム箔を含む防燃性銘木
化粧シートは、これを不燃基材の上に貼着した試験体の
場合の火炎伝播特性が総てプラス値となり、またこれを
準不燃基材の上に貼着した試験体の場合の火炎伝播特性
が平均値で−15℃となり、火炎伝播がかなり発生す
る。特に、アルミニウム箔を含む防燃性銘木化粧シート
を準不燃基材の上に貼着した試験体にあっては、その排
気温度曲線が表面試験(加熱試験)の開始後3分以内に
標準温度曲線を越えており、明らかに、準不燃の性能を
満たすものでない。
6、B−1ないしB−6)について加熱試験で得られた
温度曲線を図8ないし図19のグラフにそれぞれ示す。
これらのグラフは、試験体の排気温度曲線aを標準温度
曲線bと対比して示すものである。しかして、表面試験
の結果は、以下の表1、表2にまとめて表される。 図8ないし図19に示す各排気温度曲線、並びに、表1
および表2よりわかるように、ガラス繊維不織布を含む
防燃性銘木化粧シートは、これを不燃基材の上に貼着し
た試験体の場合の火炎伝播特性が平均値で−27℃とな
り、またこれを準不燃基材の上に貼着した試験体の場合
の火炎伝播特性が平均値で−24℃となり、どちらも、
火炎伝播がほとんど発生せず、かつ、準不燃の性能を有
する。これに対して、アルミニウム箔を含む防燃性銘木
化粧シートは、これを不燃基材の上に貼着した試験体の
場合の火炎伝播特性が総てプラス値となり、またこれを
準不燃基材の上に貼着した試験体の場合の火炎伝播特性
が平均値で−15℃となり、火炎伝播がかなり発生す
る。特に、アルミニウム箔を含む防燃性銘木化粧シート
を準不燃基材の上に貼着した試験体にあっては、その排
気温度曲線が表面試験(加熱試験)の開始後3分以内に
標準温度曲線を越えており、明らかに、準不燃の性能を
満たすものでない。
【0028】試験例2:寸法安定性の試験 ガラス繊維不織布の含有量が異なる実施例の各防燃性銘
木化粧シートおよび比較例の防燃性銘木化粧シートにつ
いてそれぞれ、膨潤率の測定試験を行ない、その結果よ
り、寸法安定性に関して、それらを対比してみた。−試
験の方法−各々の防燃性銘木化粧シートより、図20に
示されるストリップ形状の試験体(同図に表わす縦・横
の寸法を有する)を作成する。そして、試験体を常温の
室内に24時間の間放置し、次いで、点Xおよび点Yを
凡そ180mmの間隔にて試験体の表面に記し、続い
て、間隔X−Yの長さ(mm)を小数点以下2桁の位ま
で正確に計測する(これを寸法Iとする。)。その後、
試験体を20℃の水の中に30分間の間浸漬し、次い
で、これを水中より取り出し、そして当初と同様に間隔
X−Yの長さ(mm)を小数点以下2桁の位まで正確に
計測する(これを寸法IIとする。)。膨潤率は、次の式
より算出される。 膨潤率(%)={(寸法II÷寸法I)−1}×100 算出された膨潤率がより低いほど、防燃性銘木化粧シー
トの寸法安定性がより高いことを表わす。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートC: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートD: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートF: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔(坪量40g/m2 )/第二の接着性樹脂層
/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量93g/m2 、表面塗装
無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm ガラス繊維不織布:坪量20、25g/m2 アルミニウム箔:坪量40g/m2
木化粧シートおよび比較例の防燃性銘木化粧シートにつ
いてそれぞれ、膨潤率の測定試験を行ない、その結果よ
り、寸法安定性に関して、それらを対比してみた。−試
験の方法−各々の防燃性銘木化粧シートより、図20に
示されるストリップ形状の試験体(同図に表わす縦・横
の寸法を有する)を作成する。そして、試験体を常温の
室内に24時間の間放置し、次いで、点Xおよび点Yを
凡そ180mmの間隔にて試験体の表面に記し、続い
て、間隔X−Yの長さ(mm)を小数点以下2桁の位ま
で正確に計測する(これを寸法Iとする。)。その後、
試験体を20℃の水の中に30分間の間浸漬し、次い
で、これを水中より取り出し、そして当初と同様に間隔
X−Yの長さ(mm)を小数点以下2桁の位まで正確に
計測する(これを寸法IIとする。)。膨潤率は、次の式
より算出される。 膨潤率(%)={(寸法II÷寸法I)−1}×100 算出された膨潤率がより低いほど、防燃性銘木化粧シー
トの寸法安定性がより高いことを表わす。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートC: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートD: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートF: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔(坪量40g/m2 )/第二の接着性樹脂層
/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量93g/m2 、表面塗装
無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm ガラス繊維不織布:坪量20、25g/m2 アルミニウム箔:坪量40g/m2
【0029】−試験の結果− 防燃性銘木化粧シートC、DおよびFの各々3枚につい
て膨潤率の値を算出した。その結果は、以下の表3にま
とめて表される。 この表より、ガラス繊維不織布を含む防燃性銘木化粧シ
ートは、ガラス繊維不織布の含有量がより増大する程、
寸法安定性がより高まることがわかる。また、坪量20
g/m2 のガラス繊維不織布を含む防燃性銘木化粧シー
トは、坪量40g/m2 のアルミニウム箔を含む防燃性
銘木化粧シートに匹敵する良好な寸法安定性を有するも
のとわかる。
て膨潤率の値を算出した。その結果は、以下の表3にま
とめて表される。 この表より、ガラス繊維不織布を含む防燃性銘木化粧シ
ートは、ガラス繊維不織布の含有量がより増大する程、
寸法安定性がより高まることがわかる。また、坪量20
g/m2 のガラス繊維不織布を含む防燃性銘木化粧シー
トは、坪量40g/m2 のアルミニウム箔を含む防燃性
銘木化粧シートに匹敵する良好な寸法安定性を有するも
のとわかる。
【0030】試験例3:昭和59年建設省告示第1372号お
よび JIS A 1321 に従う表面試験 ガラス繊維不織布の含有量が異なる実施例の各防燃性銘
木化粧シートについてそれぞれ、防火材料の昭和59年建
設省告示第1372号および JIS A 1321 に従う表面試験を
以下のとおり行ない、その中の加熱試験の結果より、防
火性能、特に火炎伝播特性に関してそれらを対比してみ
た。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートG: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートH: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートI: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量30g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量105g/m2 、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm ガラス繊維不織布:坪量20、25、30g/m2 −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)を基材とし
て使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートG、H、I各2枚を上記基材の表
面に貼着し、そして作成された試験体の加熱試験を行な
った。その詳細は、昭和59年建設省告示第1372号および
JIS A 1321 に規定する手順および条件に従うものとし
た。なお、これら化粧シートの貼着には、酢酸ビニルエ
マルジョン接着剤(固形分の塗布量40g/m2 )が使
用された。
よび JIS A 1321 に従う表面試験 ガラス繊維不織布の含有量が異なる実施例の各防燃性銘
木化粧シートについてそれぞれ、防火材料の昭和59年建
設省告示第1372号および JIS A 1321 に従う表面試験を
以下のとおり行ない、その中の加熱試験の結果より、防
火性能、特に火炎伝播特性に関してそれらを対比してみ
た。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートG: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートH: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートI: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量30g/m2 )/第二の接着性樹脂
層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量105g/m2 、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
酢酸アクリル共重合体樹脂フィルム、厚さ40μm ガラス繊維不織布:坪量20、25、30g/m2 −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)を基材とし
て使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートG、H、I各2枚を上記基材の表
面に貼着し、そして作成された試験体の加熱試験を行な
った。その詳細は、昭和59年建設省告示第1372号および
JIS A 1321 に規定する手順および条件に従うものとし
た。なお、これら化粧シートの貼着には、酢酸ビニルエ
マルジョン接着剤(固形分の塗布量40g/m2 )が使
用された。
【0031】−表面試験の結果− 防燃性銘木化粧シートG、H、I各2枚(G−1、G−
2、H−1、H−2、I−1、I−2)について加熱試
験を行ない、それより試験体の排気温度曲線を得た。し
かして、表面試験の結果は、以下の表4、表5にまとめ
て表される。 表4および表5より、ガラス繊維不織布を含む防燃性銘
木化粧シートはいずれも、これを準不燃基材の上に貼着
した試験体において、火炎伝播特性が−23℃〜−31
℃となり、火炎伝播がほとんど発生せず、準不燃の性能
を有するものであるが、ガラス繊維不織布の含有量をよ
り増加する程、tdθの平均値がより一層大きくなるこ
とがわかる。
2、H−1、H−2、I−1、I−2)について加熱試
験を行ない、それより試験体の排気温度曲線を得た。し
かして、表面試験の結果は、以下の表4、表5にまとめ
て表される。 表4および表5より、ガラス繊維不織布を含む防燃性銘
木化粧シートはいずれも、これを準不燃基材の上に貼着
した試験体において、火炎伝播特性が−23℃〜−31
℃となり、火炎伝播がほとんど発生せず、準不燃の性能
を有するものであるが、ガラス繊維不織布の含有量をよ
り増加する程、tdθの平均値がより一層大きくなるこ
とがわかる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積層要素としてアルミニウム箔等の金属箔を採用しなく
とも、高い難燃性を有し、防火材料として準不燃の性能
(昭和59年9月29日建設省告示第1372号に基づ
く)を発揮できるのは勿論のこと、火災等において火炎
伝播の現象が起きにくく、壁装材料協会制定の紙壁紙2
級の防火性能を有し、防火材料として一層優れており、
その上、シート材料間の接着性能が経時的に劣化せず、
耐久性にも大変優れているところの防燃性銘木化粧シー
トが提供される。また、本発明によれば、本発明の防燃
性銘木化粧シートの使用により、大変高い防火性能を有
する防燃性銘木化粧板が提供される。さらに、本発明の
製造方法によれば、本発明の防燃性銘木化粧シートを確
実にかつ生産性高く製造することができるという効果が
得られる。
積層要素としてアルミニウム箔等の金属箔を採用しなく
とも、高い難燃性を有し、防火材料として準不燃の性能
(昭和59年9月29日建設省告示第1372号に基づ
く)を発揮できるのは勿論のこと、火災等において火炎
伝播の現象が起きにくく、壁装材料協会制定の紙壁紙2
級の防火性能を有し、防火材料として一層優れており、
その上、シート材料間の接着性能が経時的に劣化せず、
耐久性にも大変優れているところの防燃性銘木化粧シー
トが提供される。また、本発明によれば、本発明の防燃
性銘木化粧シートの使用により、大変高い防火性能を有
する防燃性銘木化粧板が提供される。さらに、本発明の
製造方法によれば、本発明の防燃性銘木化粧シートを確
実にかつ生産性高く製造することができるという効果が
得られる。
【図1】本発明の実施例の防燃性銘木化粧シートを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図(A) ないし図(C) は、図1の防燃性銘木化粧
シートの製造工程の前半を示す図である。
シートの製造工程の前半を示す図である。
【図3】図(C) ないし図(E) は、図1の防燃性銘木化粧
シートの製造工程の後半を示す図である。
シートの製造工程の後半を示す図である。
【図4】図(A) ないし図(C) は、図1の防燃性銘木化粧
シートの別の製造工程の前半を示す図である。
シートの別の製造工程の前半を示す図である。
【図5】図(D) ないし図(F) は、図1の防燃性銘木化粧
シートの別の製造工程の後半を示す図である。
シートの別の製造工程の後半を示す図である。
【図6】JIS A 1321 に従う表面試験より得られるグラ
フであって、火炎伝播特性の定義(マイナス値の場合)
を説明するための模範的な曲線を示すグラフである。
フであって、火炎伝播特性の定義(マイナス値の場合)
を説明するための模範的な曲線を示すグラフである。
【図7】JIS A 1321 に従う表面試験より得られるグラ
フであって、火炎伝播特性の定義(プラス値の場合)を
説明するための模範的な曲線を示すグラフである。
フであって、火炎伝播特性の定義(プラス値の場合)を
説明するための模範的な曲線を示すグラフである。
【図8】防燃性銘木化粧シート(試料A−1)について
JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図9】防燃性銘木化粧シート(試料A−2)について
JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図10】防燃性銘木化粧シート(試料A−3)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図11】防燃性銘木化粧シート(試料A−4)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図12】防燃性銘木化粧シート(試料A−5)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図13】防燃性銘木化粧シート(試料A−6)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図14】防燃性銘木化粧シート(試料B−1)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図15】防燃性銘木化粧シート(試料B−2)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図16】防燃性銘木化粧シート(試料B−3)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図17】防燃性銘木化粧シート(試料B−4)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図18】防燃性銘木化粧シート(試料B−5)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図19】防燃性銘木化粧シート(試料B−6)につい
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
て JIS A 1321 に従う表面試験の結果を示すグラフであ
る。
【図20】防燃性銘木化粧シートについての寸法安定性
の試験に使用されたストリップを示す図である。
の試験に使用されたストリップを示す図である。
1 防燃性銘木化粧シート 2 銘木単板 3 接着剤層 4 紙または不織布 5 難燃剤が混入された第1の接着性樹脂層 6 ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス
繊維織布またはこれらの組合せ 7 難燃剤が混入された第2の接着性樹脂層 8 紙または不織布 9 難燃剤 10 塗料膜 11 積層体 12 単板裏打ちシート 13 積層体
繊維織布またはこれらの組合せ 7 難燃剤が混入された第2の接着性樹脂層 8 紙または不織布 9 難燃剤 10 塗料膜 11 積層体 12 単板裏打ちシート 13 積層体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の防燃性
銘木化粧シートは、積層要素として金属箔、特にアルミ
ニウム箔を含むことから、熱伝導性が相当に高いものと
なり、よって、実際の火災等においては、火炎伝播の現
象が起きやすいものとなる。かような性質は、防火材料
として望ましくない性質である。従って、火災において
火炎伝播が起きにくい性質のものに改良することが要求
されていた。また、アルミニウム箔等の金属箔は一般に
樹脂フィルムとの接着性が悪い。このため、従来の銘木
化粧シートにあっては、シート材料相互間、特にアルミ
ニウム箔(鉄箔)とこれに隣接する合成樹脂層との間の
接着性能が経時的に弱化するという問題があった。従っ
て、接着性能の面についても、さらに改良すべき必要性
があった。ところで、特開平9−52316号公報、特
開平9−52317号公報および特開平9−52318
号公報などに示されるように、ガラス繊維織布などのガ
ラス繊維材料を一要素として積層成形した木質系合板
は、既に提案されているが、かようなガラス繊維材料を
含む銘木化粧シート、特に防燃性銘木化粧シートは、本
発明者の知るかぎり、未だ提案されておらず、また、そ
のような製品も今現在製造・販売されていない。
銘木化粧シートは、積層要素として金属箔、特にアルミ
ニウム箔を含むことから、熱伝導性が相当に高いものと
なり、よって、実際の火災等においては、火炎伝播の現
象が起きやすいものとなる。かような性質は、防火材料
として望ましくない性質である。従って、火災において
火炎伝播が起きにくい性質のものに改良することが要求
されていた。また、アルミニウム箔等の金属箔は一般に
樹脂フィルムとの接着性が悪い。このため、従来の銘木
化粧シートにあっては、シート材料相互間、特にアルミ
ニウム箔(鉄箔)とこれに隣接する合成樹脂層との間の
接着性能が経時的に弱化するという問題があった。従っ
て、接着性能の面についても、さらに改良すべき必要性
があった。ところで、特開平9−52316号公報、特
開平9−52317号公報および特開平9−52318
号公報などに示されるように、ガラス繊維織布などのガ
ラス繊維材料を一要素として積層成形した木質系合板
は、既に提案されているが、かようなガラス繊維材料を
含む銘木化粧シート、特に防燃性銘木化粧シートは、本
発明者の知るかぎり、未だ提案されておらず、また、そ
のような製品も今現在製造・販売されていない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】第1および第2の接着性樹脂層は、紙また
は不織布とガラス繊維材との接着一体化を可能とするた
めに、また化粧シートに適度の柔軟性を付与して施工時
下地の凹凸を吸収するために、また化粧シートに十分な
可撓性を与えて曲面部や角部の下地にも適合可能とする
ために、さらにガラス繊維材と一緒になって銘木単板の
あばれ、反りを抑えるために、積層要素とされるもので
ある。本発明で用いる第1および第2の接着性樹脂層
は、同種であっても異種であっても、また各樹脂層は単
層であっても複層であってもよい。その厚さは、15〜
100μm、好ましくは20〜50μmであり、最も好
ましくは30〜45μmである。接着性樹脂層の例とし
ては、ポリオレフィン共重合体、例えばポリエチレンコ
ポリマー、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、
アイオノマー、ポリアミド樹脂等が挙げることができる
が、これらに限定されず、広範囲にわたって適用するこ
とができる。しかしながら、より好ましくは、エチレン
−アクリル酸共重合体(EAA)およびアイオノマーで
あり、最も好ましくは、エチレン−アクリル酸共重合体
(EAA)である。
は不織布とガラス繊維材との接着一体化を可能とするた
めに、また化粧シートに適度の柔軟性を付与して施工時
下地の凹凸を吸収するために、また化粧シートに十分な
可撓性を与えて曲面部や角部の下地にも適合可能とする
ために、さらにガラス繊維材と一緒になって銘木単板の
あばれ、反りを抑えるために、積層要素とされるもので
ある。本発明で用いる第1および第2の接着性樹脂層
は、同種であっても異種であっても、また各樹脂層は単
層であっても複層であってもよい。その厚さは、15〜
100μm、好ましくは20〜50μmであり、最も好
ましくは30〜45μmである。接着性樹脂層の例とし
ては、ポリオレフィン共重合体、例えばポリエチレンコ
ポリマー、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、
アイオノマー、ポリアミド樹脂等が挙げることができる
が、これらに限定されず、広範囲にわたって適用するこ
とができる。しかしながら、より好ましくは、エチレン
−アクリル酸共重合体(EAA)およびアイオノマーで
あり、最も好ましくは、エチレン−アクリル酸共重合体
(EAA)である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】実施例1 この実施例は、図1に示す防燃性銘木化粧シート1に関
する。これは、上から順に、銘木単板2(厚さ0.15
〜025mm、重量50〜120g/m2、樹種楢、マ
ホガニー等、各種突板):接着剤層3(酢酸ビニルアク
リル共重合体接着剤):紙または不織布4(例えば坪量
37g/m2の紙):ブロム系難燃剤が混入された第1
の接着性樹脂層5(厚さ20〜50μmのエチレン−ア
クリル酸共重合体(EAA)樹脂層):ガラス繊維不織
布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれら
の組合せ6(例えばグラスパーGHN−25(王子製紙
株式会社製、坪量25g/m2):ブロム系難燃剤が混
入された第2の接着性樹脂層7(厚さ20〜50μmの
エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)樹脂層):紙
または不織布8(例えば坪量30g/m2の紙)が積層
され、一体に圧着成形された化粧シートであって、難燃
剤9(燐・窒素化合物)が銘木単板2上に塗布され(そ
の一部は含浸している)、さらに、その上に塗料膜(ウ
レタン樹脂塗膜)10が形成されている。
する。これは、上から順に、銘木単板2(厚さ0.15
〜025mm、重量50〜120g/m2、樹種楢、マ
ホガニー等、各種突板):接着剤層3(酢酸ビニルアク
リル共重合体接着剤):紙または不織布4(例えば坪量
37g/m2の紙):ブロム系難燃剤が混入された第1
の接着性樹脂層5(厚さ20〜50μmのエチレン−ア
クリル酸共重合体(EAA)樹脂層):ガラス繊維不織
布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織布またはこれら
の組合せ6(例えばグラスパーGHN−25(王子製紙
株式会社製、坪量25g/m2):ブロム系難燃剤が混
入された第2の接着性樹脂層7(厚さ20〜50μmの
エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)樹脂層):紙
または不織布8(例えば坪量30g/m2の紙)が積層
され、一体に圧着成形された化粧シートであって、難燃
剤9(燐・窒素化合物)が銘木単板2上に塗布され(そ
の一部は含浸している)、さらに、その上に塗料膜(ウ
レタン樹脂塗膜)10が形成されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】試験例1:昭和59年建設省告示第137
2号およびJIS A 1321に従う表面試験 実施例および比較例の防燃性銘木化粧シートについてそ
れぞれ、防火材料の昭和59年建設省告示第1372号
およびJIS A 1321に従う表面試験を以下のと
おり行ない、その中の加熱試験の結果より、防火性能、
特に火炎伝播特性に関して両者を比較してみた。なお、
この試験より、排気温度および標準温度について試験開
始からの経時的な変化を表わすところの排気温度曲線お
よび標準温度曲線のグラフが得られる。本発明におい
て、火炎伝播特性とは、試験開始から3分後までの期間
内(3分以内はガスバーナーの熱源のみ)における排気
温度曲線と標準温度曲線との温度差を意味し(つまり火
炎伝播特性E=排気温度−標準温度(℃))、そして図
6に示すように、上記の3分の期間において排気温度曲
線aが標準温度曲線bより下回っているときには、排気
温度曲線aが標準温度曲線bに最も接近している部位に
おける排気温度と標準温度の温度差(マイナス値)をい
い、また図7に示すように、上記の3分の期間において
排気温度曲線aが標準温度曲線bより上回っているとき
には、排気温度曲線aが標準温度曲線bより最も離れて
いる部位における排気温度と標準温度の温度差(プラス
値)をいう。従って、火炎伝播特性は−50℃が最小で
あり、通常それより大きい値で表わされる。この火炎伝
播特性がマイナス値であってかつその絶対値がより大き
い程、火炎伝播はより発生しにくく、防火材料としてよ
り適することを意味し、反対に、火炎伝播特性がプラス
値であるとき、火炎伝播が起き、かつ、火炎伝播特性の
値がより大きい程、火炎伝播はより発生し易く、防火材
料として不合格であることを意味する。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートA: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布/第二の接着性樹脂層/紙2 防燃性銘木化粧シートB: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔/第二の接着性樹脂層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量125g/m2、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm ガラス繊維不織布:坪量25g/m2 アルミニウム箔:厚さ15μm −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)および法
定不燃材料の石綿パーライト板(10mm厚)の2種類
の基材を使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートA、B各6校を上記2種の基材の
表面に各基材に3枚ずつ貼着し、そして作成された試験
体の加熱試験を行なった。その詳細は、昭和59年建設
省告示第1372号およびJIS A 1321に規定
する手順および条件に従うものとした。なお、該化粧シ
ートの貼着には、酢酸ビニルエマルジョン接着剤(固形
分の塗布量40g/m2)が使用された。
2号およびJIS A 1321に従う表面試験 実施例および比較例の防燃性銘木化粧シートについてそ
れぞれ、防火材料の昭和59年建設省告示第1372号
およびJIS A 1321に従う表面試験を以下のと
おり行ない、その中の加熱試験の結果より、防火性能、
特に火炎伝播特性に関して両者を比較してみた。なお、
この試験より、排気温度および標準温度について試験開
始からの経時的な変化を表わすところの排気温度曲線お
よび標準温度曲線のグラフが得られる。本発明におい
て、火炎伝播特性とは、試験開始から3分後までの期間
内(3分以内はガスバーナーの熱源のみ)における排気
温度曲線と標準温度曲線との温度差を意味し(つまり火
炎伝播特性E=排気温度−標準温度(℃))、そして図
6に示すように、上記の3分の期間において排気温度曲
線aが標準温度曲線bより下回っているときには、排気
温度曲線aが標準温度曲線bに最も接近している部位に
おける排気温度と標準温度の温度差(マイナス値)をい
い、また図7に示すように、上記の3分の期間において
排気温度曲線aが標準温度曲線bより上回っているとき
には、排気温度曲線aが標準温度曲線bより最も離れて
いる部位における排気温度と標準温度の温度差(プラス
値)をいう。従って、火炎伝播特性は−50℃が最小で
あり、通常それより大きい値で表わされる。この火炎伝
播特性がマイナス値であってかつその絶対値がより大き
い程、火炎伝播はより発生しにくく、防火材料としてよ
り適することを意味し、反対に、火炎伝播特性がプラス
値であるとき、火炎伝播が起き、かつ、火炎伝播特性の
値がより大きい程、火炎伝播はより発生し易く、防火材
料として不合格であることを意味する。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートA: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布/第二の接着性樹脂層/紙2 防燃性銘木化粧シートB: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔/第二の接着性樹脂層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量125g/m2、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm ガラス繊維不織布:坪量25g/m2 アルミニウム箔:厚さ15μm −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)および法
定不燃材料の石綿パーライト板(10mm厚)の2種類
の基材を使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートA、B各6校を上記2種の基材の
表面に各基材に3枚ずつ貼着し、そして作成された試験
体の加熱試験を行なった。その詳細は、昭和59年建設
省告示第1372号およびJIS A 1321に規定
する手順および条件に従うものとした。なお、該化粧シ
ートの貼着には、酢酸ビニルエマルジョン接着剤(固形
分の塗布量40g/m2)が使用された。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】試験例2:寸法安定性の試験 ガラス繊維不織布の含有量が異なる実施例の各防燃性銘
木化粧シートおよび比較例の防燃性銘木化粧シートにつ
いてそれぞれ、膨潤率の測定試験を行ない、その結果よ
り、寸法安定性に関して、それらを対比してみた。 −試験の方法− 各々の防燃性銘木化粧シートより、図20に示されるス
トリップ形状の試験体(同図に表わす縦・横の寸法を有
する)を作成する。そして、試験体を常温の室内に24
時間の間放置し、次いで、点Xおよび点Yを凡そ180
mmの間隔にて試験体の表面に記し、続いて、間隔X−
Yの長さ(mm)を小数点以下2桁の位まで正確に計測
する(これを寸法Iとする。)。その後、試験体を20
℃の水の中に30分間の間浸漬し、次いで、これを水中
より取り出し、そして当初と同様に間隔X−Yの長さ
(mm)を小数点以下2桁の位まで正確に計測する(こ
れを寸法IIとする。)。膨潤率は、次の式より算出さ
れる。 膨潤率(%)={(寸法II÷寸法I)−1}×100 算出された膨潤率がより低いほど、防燃性銘木化粧シー
トの寸法安定性がより高いことを表わす。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートC: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートD: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートF: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔(坪量40g/m2)/第二の接着性樹脂層
/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量93g/m2、表面塗装
無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm ガラス繊維不織布:坪量20、25g/m2 アルミニウム箔:坪量40g/m2
木化粧シートおよび比較例の防燃性銘木化粧シートにつ
いてそれぞれ、膨潤率の測定試験を行ない、その結果よ
り、寸法安定性に関して、それらを対比してみた。 −試験の方法− 各々の防燃性銘木化粧シートより、図20に示されるス
トリップ形状の試験体(同図に表わす縦・横の寸法を有
する)を作成する。そして、試験体を常温の室内に24
時間の間放置し、次いで、点Xおよび点Yを凡そ180
mmの間隔にて試験体の表面に記し、続いて、間隔X−
Yの長さ(mm)を小数点以下2桁の位まで正確に計測
する(これを寸法Iとする。)。その後、試験体を20
℃の水の中に30分間の間浸漬し、次いで、これを水中
より取り出し、そして当初と同様に間隔X−Yの長さ
(mm)を小数点以下2桁の位まで正確に計測する(こ
れを寸法IIとする。)。膨潤率は、次の式より算出さ
れる。 膨潤率(%)={(寸法II÷寸法I)−1}×100 算出された膨潤率がより低いほど、防燃性銘木化粧シー
トの寸法安定性がより高いことを表わす。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートC: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートD: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートF: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/アル
ミニウム箔(坪量40g/m2)/第二の接着性樹脂層
/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量93g/m2、表面塗装
無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm ガラス繊維不織布:坪量20、25g/m2 アルミニウム箔:坪量40g/m2
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】試験例3:昭和59年建設省告示第137
2号およびJIS A 1321に従う表面試験 ガラス繊維不織布の含有量が異なる実施例の各防燃性銘
木化粧シートについてそれぞれ、防火材料の昭和59年
建設省告示第1372号およびJIS A 1321に
従う表面試験を以下のとおり行ない、その中の加熱試験
の結果より、防火性能、特に火炎伝播特性に関してそれ
らを対比してみた。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートG: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートH: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートI: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量30g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量105g/m2、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm ガラス繊維不織布:坪量20、25、30g/m2 −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)を基材と
して使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートG、H、I各2校を上記基材の表
面に貼着し、そして作成された試験体の加熱試験を行な
った。その詳細は、昭和59年建設省告示第1372号
およびJIS A 1321に規定する手順および条件
に従うものとした。なお、これら化粧シートの貼着に
は、酢酸ビニルエマルジョン接着剤(固形分の塗布量4
0g/m2)が使用された。
2号およびJIS A 1321に従う表面試験 ガラス繊維不織布の含有量が異なる実施例の各防燃性銘
木化粧シートについてそれぞれ、防火材料の昭和59年
建設省告示第1372号およびJIS A 1321に
従う表面試験を以下のとおり行ない、その中の加熱試験
の結果より、防火性能、特に火炎伝播特性に関してそれ
らを対比してみた。 −防燃性銘木化粧シートの積層構成− 各防燃性銘木化粧シートは、次の構成よりなる積層体を
圧着成形してなる。 防燃性銘木化粧シートG: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量20g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートH: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量25g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 防燃性銘木化粧シートI: 銘木単板/接着剤層/紙1/第一の接着性樹脂層/ガラ
ス繊維不織布(坪量30g/m2)/第二の接着性樹脂
層/紙2 −防燃性銘木化粧シートの各材料− 銘木単板:カバ単板、気乾重量105g/m2、表面塗
装無し 接着剤層:酢酸ビニル系接着剤、塗布量(固形分)20
g/m2 紙1:坪量37g/m2 紙2:坪量30g/m2 第一の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm 第二の接着性樹脂層:ブロム系難燃剤含有のエチレン−
アクリル酸共重合体(EAA)樹脂フィルム、厚さ40
μm ガラス繊維不織布:坪量20、25、30g/m2 −表面試験に用いた基材− 法定準不燃材料の石膏ボード(9.5mm厚)を基材と
して使用した。 −表面試験の手順− 防燃性銘木化粧シートG、H、I各2校を上記基材の表
面に貼着し、そして作成された試験体の加熱試験を行な
った。その詳細は、昭和59年建設省告示第1372号
およびJIS A 1321に規定する手順および条件
に従うものとした。なお、これら化粧シートの貼着に
は、酢酸ビニルエマルジョン接着剤(固形分の塗布量4
0g/m2)が使用された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // E04F 13/08 E04F 13/08 A
Claims (7)
- 【請求項1】 上から順に、銘木単板:接着剤層:紙ま
たは不織布:難燃剤が混入された第1の接着性樹脂層;
ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊維織
布またはこれらの組合せ;難燃剤が混入された第2の接
着性樹脂層:紙または不織布が積層され一体に圧着成形
されてなり、そして、必要により塗料膜が前記銘木単板
の上に形成されている、防燃性銘木化粧シート。 - 【請求項2】 上から順に、銘木単板:接着剤層:難燃
性ガラス混抄紙が積層され一体に圧着成形されてなり、
そして、必要により塗料膜が前記銘木単板の上に形成さ
れている、防燃性銘木化粧シート。 - 【請求項3】 前記銘木単板は、適量の難燃剤が塗布ま
たは含浸された銘木単板である、請求項1または請求項
2に記載の防燃性銘木化粧シート。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3に記載の防燃性
銘木化粧シートが木質系、無機質系または金属系基材の
上に貼着されてなる、防燃性銘木化粧板。 - 【請求項5】 一方で、押出しラミネートまたは熱圧ラ
ミネートに従い、難燃剤が混入された第1の接着性樹脂
層:ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくはガラス繊
維織布またはこれらの組合せ:難燃剤が混入された第2
の接着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層体を成形
する段階と、 他方で、熱圧接着により、銘木単板:接着剤層:紙また
は不織布よりなる単板裏打ちシートを作る段階と、 前記積層体と前記単板裏打ちシートを熱圧接着して、一
体に成形する段階と、 そして必要により、塗装によって塗料膜を、作られた防
燃性銘木化粧シートの単板表面に形成する段階よりな
る、防燃性銘木化粧シートの製造方法。 - 【請求項6】 押出しラミネートまたは熱圧ラミネート
に従い、紙または不織布:難燃剤が混入された第1の接
着性樹脂層:ガラス繊維不織布、ガラス繊維紙もしくは
ガラス繊維織布またはこれらの組合せ:難燃剤が混入さ
れた第2の接着性樹脂層:紙または不織布よりなる積層
体を成形する段階と、 接着剤を該積層体の上側の紙または不織布の上に塗布
し、続いて銘木単板をその上にオーバーレイする段階
と、 オーバーレイされた積層体を熱圧接着して、一体に成形
する段階と、 そして必要により、塗装によって塗料膜を、作られた防
燃性銘木化粧シートの単板表面に形成する段階よりな
る、防燃性銘木化粧シートの製造方法。 - 【請求項7】 塗料膜の形成の前に、難燃剤を、作られ
た防燃性銘木化粧シートの単板表面に塗布または含浸す
る段階をさらに含む、請求項5または6に記載の防燃性
銘木化粧シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21710897A JPH1142737A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 防燃性銘木化粧シート、その製造方法、並びに該シートを貼着した防燃性銘木化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21710897A JPH1142737A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 防燃性銘木化粧シート、その製造方法、並びに該シートを貼着した防燃性銘木化粧板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142737A true JPH1142737A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16698983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21710897A Pending JPH1142737A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 防燃性銘木化粧シート、その製造方法、並びに該シートを貼着した防燃性銘木化粧板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1142737A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-07-28 JP JP21710897A patent/JPH1142737A/ja active Pending
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