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JPH1140933A - 導電性組成物およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

導電性組成物およびそれを用いた電子機器

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Publication number
JPH1140933A
JPH1140933A JP9192718A JP19271897A JPH1140933A JP H1140933 A JPH1140933 A JP H1140933A JP 9192718 A JP9192718 A JP 9192718A JP 19271897 A JP19271897 A JP 19271897A JP H1140933 A JPH1140933 A JP H1140933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
resin
conductive composition
metal
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9192718A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nikaido
隆示 二階堂
Taiichi Ono
泰一 小野
Katsuyuki Suzuki
勝幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP9192718A priority Critical patent/JPH1140933A/ja
Priority to TW087109014A priority patent/TW531557B/zh
Priority to US09/116,181 priority patent/US5948320A/en
Publication of JPH1140933A publication Critical patent/JPH1140933A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/24Reinforcing the conductive pattern
    • H05K3/245Reinforcing conductive patterns made by printing techniques or by other techniques for applying conductive pastes, inks or powders; Reinforcing other conductive patterns by such techniques
    • H05K3/247Finish coating of conductors by using conductive pastes, inks or powders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/02Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape
    • B23K35/0222Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape for use in soldering, brazing
    • B23K35/0244Powders, particles or spheres; Preforms made therefrom
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/24Selection of soldering or welding materials proper
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    • HELECTRICITY
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    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/20Conductive material dispersed in non-conductive organic material
    • H01B1/22Conductive material dispersed in non-conductive organic material the conductive material comprising metals or alloys
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K2201/02Fillers; Particles; Fibers; Reinforcement materials
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    • H05K2201/0263Details about a collection of particles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンダ付け性を改善し、取り扱いやすい導電
性組成物およびそれを用いた電子機器を提供する。 【解決手段】 導電性組成物が、ハンダと合金化しやす
い金属28ないし45重量%と、ハンダ中に拡散しにく
い金属25ないし60重量%と、ハンダをブロックする
性質を持つ酸化物3ないし7重量%と、樹脂7ないし3
0重量%からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子部品を
金属などの導電性粒子と樹脂からなる導電性組成物を印
刷することにより構成される印刷回路基板などにハンダ
付けする際、ハンダの下地に使用する導電性組成物およ
びそれを用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子部品を導電性組成物の印刷
による印刷回路基板などにハンダ付けする際には、電子
部品を接続する回路基板の導電層に対してハンダが濡れ
やすく、しかもハンダが溶融して導電層中に侵入してい
く際にある程度の深さでハンダの侵入が阻止されること
が重要である。印刷された導電層内で、この相反する二
つの作用を同時に行い、これを制御することは難しく、
その点で、印刷回路基板上の導電層などに用いられてい
る金属−樹脂組成物に直接ハンダ付けを行うことはこれ
まで困難とされていた。そこで、導電層上にハンダ付け
を行うことを可能とするため、ハンダの下地としてハン
ダに濡れやすい金属粉を主として含む組成物と、ハンダ
に濡れにくい金属粉を主として含む組成物の2つの組成
物を重ねて使用する方法が考えられた。この組成物は、
順次層状に形成する必要があるため、組成物を回路基板
上の導電路上に2回塗布する必要があった。例えば、フ
ァインパターンをスクリーン印刷などで構成しようとす
る場合、前記の組成物をズレの生じないように2層印刷
することは困難であるし、工程数も多くかかるという問
題点があった。このため、導電性組成物層の形成による
ハンダの下地作りが1回で済むような組成物の開発が行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のハンダ
に濡れやすい金属粉を主として含む組成物と、ハンダに
濡れにくい金属粉を主として含む組成物の2つの組成物
を単に混合した場合、ハンダへの濡れ性は問題ないが、
ハンダの侵入を阻止する作用、いわゆるハンダブロック
性に乏しい組成物しか得られなかった。このため、ハン
ダが下地の組成物中に浸透し、回路形成用導電層として
印刷された金属−樹脂組成物に到達するため、金属−樹
脂組成物が金属化されてしまう。すると、金属−樹脂組
成物と基板の界面で樹脂成分が減少して、金属−樹脂組
成物の基板への接着力が不足し、場合によっては、金属
−樹脂組成物すなわち導電層がハンダ層とともに基板か
ら剥がれてしまう恐れもあった。本発明の目的は、上記
事情に鑑み、ハンダ付け性を改善し、取り扱いやすい導
電性組成物およびそれを用いた電子機器を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る導電性組成
物は、ハンダと合金化しやすい金属28ないし45重量
%と、ハンダ中に拡散しにくい金属25ないし60重量
%と、ハンダの侵入をブロックする性質を持つ酸化物3
ないし7重量%と、樹脂7ないし30重量%とからなる
ものである。前記導電性組成物において、ハンダと合金
化しやすい金属は、溶融したハンダと合金を形成し、こ
の導電性組成物中にハンダを拡散させる作用を持つ。前
記導電性組成物において、ハンダと合金化しやすい金属
の割合は、28ないし45重量%であることが好まし
い。その理由は、ハンダと合金化しやすい金属の割合が
28重量%未満の場合は、この導電性組成物とハンダと
の濡れ性が低下するからである。逆に、ハンダと合金化
しやすい金属の割合が45重量%を超える場合は、前記
導電性組成物中にハンダが侵入し過ぎるという問題点が
ある。この金属の粒径は特に限定されないが、組成物製
造プロセス上の取り扱いおよびスクリーン印刷性の観点
から0.5ないし30μmが望ましい。
【0005】前記導電性組成物において、ハンダ中に拡
散しにくい金属は、この導電性組成物中へのハンダの侵
入を鈍化させる作用を持つ。前記導電性組成物におい
て、ハンダ中に拡散しにくい金属の割合は、25ないし
60重量%であることが好ましい。その理由は、ハンダ
中に拡散しにくい金属の割合が25重量%未満の場合
は、前記導電性組成物中にハンダが侵入し過ぎるためで
ある。逆に、ハンダ中に拡散しにくい金属の割合が60
重量%を超える場合は、この導電性組成物とハンダとの
濡れ性が低下するという問題点がある。この金属の粒径
は特に限定されないが、組成物製造プロセス上の取り扱
いおよびスクリーン印刷性の観点から0.5ないし30
μmが望ましい。
【0006】前記導電性組成物において、ハンダの侵入
をブロックする性質を持つ酸化物は、ハンダ中に拡散し
にくい金属がハンダ溶融物に瞬間的に包接されることを
妨害する作用を持つ。これは、ハンダの侵入をブロック
する性質を持つ酸化物が、ハンダ中に拡散しにくい金属
と同等の比重を持つため、前記導電性組成物を溶媒によ
りペースト状にしスクリーン印刷などで塗膜層を形成し
た場合、未乾燥状態での層内での沈降分離がし難く、均
一な分散をおこしやすいためである。前記導電性組成物
において、酸化物の割合は、3ないし7重量%であるこ
とが好ましい。その理由は、酸化物の割合が3重量%未
満の場合は、前記導電性組成物中にハンダが侵入し過ぎ
るためである。逆に、酸化物の割合が7重量%を超える
場合は、この導電性組成物とハンダとの濡れ性が低下す
るという問題点がある。
【0007】前記導電性組成物において、樹脂の割合
は、7ないし30重量%であることが好ましい。その理
由は、樹脂の割合が7重量%未満の場合は、前記導電性
組成物中の固体成分の比率が高すぎるため、前記導電性
組成物とハンダなどとの密着性が低下するためである。
逆に、樹脂の割合が30重量%を超える場合は、この導
電性組成物の導電性が低くなり、実用的でない。
【0008】前記ハンダと合金化しやすい金属は、銀、
金、鉛、亜鉛の中から選ばれた少なくとも1種の金属、
またはこれら金属を2種以上含む合金であることが好ま
しく、銀または亜鉛であることがさらに好ましい。ま
た、前記ハンダ中に拡散しにくい金属は、銅、ニッケ
ル、パラジウム、白金の中から選ばれた少なくとも1種
の金属、またはこれら金属を2種以上含む合金であるこ
とが好ましく、銅、ニッケル、銅とニッケルの合金(ニ
ッケルが5ないし20重量%を占める)であることがさ
らに好ましい。
【0009】前記ハンダの侵入をブロックする性質を持
つ酸化物としては、前記ハンダ中に拡散しにくい金属と
同程度の比重を持つ酸化物が好適に使用される。例え
ば、ハンダ中に拡散しにくい金属として銅(比重8.9
2)やニッケル(比重8.845)を用いた場合は、酸
化物として、三酸化ビスマス(Bi23、比重8.
9)、酸化ハフニウム(HfO2、比重8.68)、五
酸化タンタル(Ta25、比重8.735)などを好適
に使用することができる。これらの中でも、三酸化ビス
マス、五酸化タンタルが特に好ましい。
【0010】前記導電性組成物の要素として使用する樹
脂は、溶融または軟化し流動化することにより溶融した
ハンダと前記導電性組成物中の金属との接触・合金化を
容易にさせる作用を持つ。また前記樹脂は、使用するハ
ンダ組成によってハンダ付け温度が異なるので、それぞ
れのハンダ付け温度に対応したものを使用するのがよ
い。上述の電子機器にて対象となるハンダは、その種類
を特に限定しないが、融点135℃以上の鉛−スズ系ハ
ンダ、鉛−ビスマス−スズ系ハンダ、スズ−ビスマス系
ハンダ、鉛−ビスマス系ハンダ、鉛−ビスマス−スズ−
銀系ハンダまたはスズ−ビスマス−銀系ハンダが好まし
い。
【0011】通常は、使用するハンダの融点に対して1
5ないし35℃高めにハンダ付け温度を設定している。
例えば、上記のハンダを使用する場合、エチレンビニル
アセテート樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸セルロース、メ
タクリル樹脂、エチルセルロース、ブタジエン樹脂、飽
和ポリエステル、ポリアミド、変性ポリイミド、変性エ
ポキシ樹脂および変性フェノール樹脂の群から選ばれた
少なくとも1種の樹脂、またはそれらの変性樹脂を使用
することが好ましい。またこれら樹脂2種以上を混合し
てなる樹脂を使用してもよい。
【0012】前記導電性組成物の要素として使用する樹
脂は、上述した各種の熱可塑性樹脂と、ハンダ付け温度
にて軟化しない樹脂との混合物であってもよい。これら
混合する2種の樹脂の割合は、この組成物を塗布または
印刷する対象の電気絶縁性基体との接合性、プロセス条
件などに応じて、飽和ポリエステル、エチレンビニルア
セテート樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸セルロース、メタ
クリル樹脂、エチルセルロース、ブタジエン樹脂、ポリ
アミドおよびそれらの変性樹脂などの熱可塑性樹脂成分
50ないし90重量部に対して、フェノール樹脂、ポリ
イミド、エポキシ樹脂、メラミン樹脂またはそれらの変
性樹脂などの熱硬化性樹脂10ないし50%重量部のう
ちから、樹脂が溶融し流動化する温度を最適値に設定す
る割合を選択することが好ましい。
【0013】前記導電性組成物の要素として使用する樹
脂の選択方法として、電気絶縁性基体と同一、もしくは
似かよった性質を持つ樹脂を使用する方法がある。例え
ば、可とう性フィルムに前記導電性組成物を印刷する場
合、樹脂としてはポリエステル、ポリイミドなどを用い
ることが好ましい。また、リジッドな基体への印刷につ
いては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などを成分とし
て用いることが好ましい。その理由は、基体と同一、も
しくは似かよった性質を持つ樹脂は、基体と馴染みやす
く密着性がよいためである。
【0014】また、上述の導電性組成物を使用した本発
明の電子機器は、電気絶縁性基体上に形成された導電層
の上に、請求項1記載の導電性組成物からなる層、ハン
ダからなる層を順次形成し、電子部品の端子を前記導電
層に接続してなるものである。従来、プラスチックフィ
ルム、積層板、プラスチック成形品、セラミック成形品
などのハンダにぬれやすい金属を保持していない電気絶
縁性基体に印刷された導電層にハンダ付けを行うことは
非常に困難であったが、これらに対して本発明の導電性
組成物を適用することで、前記導電層と電子部品の端子
をハンダ付けすることにより接続することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明について
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る
電子機器1の部分断面図である。図1に示すように、電
子機器1は、例えばポリエステルフィルムなどの電気絶
縁性基体2上に形成された導電層10の表面に導電性組
成物11の層を形成し、電子部品3の端子部5をハンダ
6によってハンダ付けしたものからなる。
【0016】図2は、電気絶縁性基体2上に、導電層1
0と、導電性組成物11の層を順次形成した状態を示す
拡大断面図であり、図中符号12(真円で示す)はハン
ダと合金化しやすい(ハンダに濡れやすい)金属粉末で
あり、符号13(長円で示す)はハンダ中に拡散しにく
い(ハンダに濡れにくい)金属粉末であり、符号14
(斜線を入れた真円で示す)はハンダの侵入をブロック
する性質を持つ酸化物である。導電性組成物11は、
銀、金、鉛、亜鉛の中から選ばれた少なくとも1種の金
属、またはこれら金属を2種以上含む合金などからな
る、ハンダと合金化しやすい金属粉末12を28ないし
45重量%含有するとともに、銅、ニッケル、パラジウ
ム、白金の中から選ばれた少なくとも1種の金属、また
はこれら金属を2種以上含む合金などからなる、ハンダ
中に拡散しにくい金属粉末13を25ないし60重量%
含有し、さらに、三酸化ビスマス、酸化ハフニウム、五
酸化タンタルのいずれかからなる、ハンダの侵入をブロ
ックする性質を持つ酸化物14を3ないし7重量%含有
し、エチレンビニルアセテート樹脂、塩化ビニル樹脂、
酢酸セルロース、メタクリル樹脂、エチルセルロース、
ブタジエン樹脂、飽和ポリエステル、ポリアミド、変性
ポリイミド、変性エポキシ樹脂および変性フェノール樹
脂の群から選ばれた少なくとも1種の樹脂もしくはこれ
らの樹脂の変成樹脂、またはこれら樹脂を2種以上混合
してなる樹脂を含む樹脂15を7ないし30重量部含有
してなるものである。
【0017】導電性組成物11は、樹脂15に対して相
溶性の大きな溶媒、例えばカルビトールアセテートに、
ハンダと合金化しやすい金属粉末12とハンダ中に拡散
しにくい金属粉末13とハンダの侵入をブロックする性
質を持つ酸化物14と樹脂15をそれぞれ所定割合に混
合・分散させてペースト状にして使用する。例えば、ハ
ンダと合金化しやすい金属粉末12を22ないし40重
量%、ハンダ中に拡散しにくい金属粉末13を20ない
し53重量%、ハンダの侵入をブロックする性質を持つ
酸化物14を2.4ないし6.2重量%、樹脂15を
5.6ないし26重量%、溶媒を12ないし20重量%
使用し、これらを混合・分散させてペーストを得る。係
るペーストをスクリーン印刷法などにより、電気絶縁性
基体2上に形成された導電層10の上のハンダ付け箇所
に、20ないし40μmの厚さに塗布し、ハンダ濡れ用
ランドを形成する。
【0018】図3および図4は、電気絶縁性基体2上の
導電層10上に、導電性組成物11の層とハンダクリー
ム4の層を順次形成し、端子部5を付着させた状態を示
す図であり、図3は加熱前、図4は加熱後の状態を示し
ている。図3に示すように、導電性組成物11の層上に
ハンダクリーム4の層を形成し、ここに電子部品3の端
子部5を付着させる。次に、このハンダクリーム4の層
をリフロー炉にて加熱する。
【0019】すると、図4に示すように、リフロー炉に
て加熱されたハンダクリーム4は溶融し、導電性組成物
11中の樹脂15と溶融・流動化するとともに、ハンダ
と合金化しやすい金属粉末12と合金を作りつつ導電性
組成物11中に侵入していく。ところが、この導電性組
成物11中に含まれるハンダ中に拡散しにくい金属粉末
13とハンダの侵入をブロックする性質を持つ酸化物1
4がハンダ6の侵入をくい止める。このため、ハンダと
合金化しやすい金属粉末12と合金化したハンダ6は、
導電層10に達することがなく、導電性組成物11中
に、いわゆるアンカーのような形となって固定される。
このように、ハンダ6が導電層10に達しないため、導
電層10と導電性組成物11の層の界面付近の樹脂15
は、ハンダ6による影響をほとんど受けない。従って、
導電性組成物11の層が導電層10から剥がれたり、導
電層10が電気絶縁性基体2から剥がれたりすることは
ない。
【0020】係る導電性組成物を用いた電子機器1の製
造は、例えば図5(a)から(d)に示す次の工程によ
り行うことができる。なお、図5(a)は電気絶縁性基
体2に導電層10を形成した状態、図5(b)は導電層
10上に導電性組成物11の層を形成した状態、図5
(c)は導電性組成物11の層上にハンダクリーム4の
層を形成した状態、図5(d)は抵抗器7をハンダ付け
した状態を示す部分拡大図である。
【0021】まず、図5(a)に示すように、導電層1
0となるペーストを、スクリーン印刷法などにより電気
絶縁性基体2の上に厚さ5ないし40μmで所定パター
ンに成膜することで、導電層10を形成する。次に、図
5(b)に示すように、導電層10の上の、電子部品の
ハンダ付けを行う箇所に、導電性組成物11をスクリー
ン印刷法などにより厚さ20ないし40μmに成膜する
ことで、導電性組成物11の層を島状に形成する。
【0022】次に、図5(c)に示すように、導電性組
成物11の層上に、ハンダクリーム4をスクリーン印刷
法などにより厚さ50ないし70μmに成膜すること
で、ハンダクリーム4の層を形成する。次に、図5
(d)に示すように、ハンダクリーム4、4の層に抵抗
器7の両端の端子部分を付着させ、リフロー炉で加熱す
ることで、抵抗器7を取り付けることができる。他の電
子部品についても同様に行うことで、種々の電子部品を
取り付けた電子機器1を製造することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもので
はない。 (実施例1)平均粒径3μm、純度99.9%の銀粉4
0重量%と、平均粒径10μmの銅−ニッケル合金粉末
(銅とニッケルの重量比=80:20)43重量%と、
平均粒径5μmのBi234重量%を、ポリエステル
(旭電化製)とフェノール樹脂(三菱化成製)を85対
15の重量割合で混合してなる樹脂13重量%に分散さ
せることで、本発明の導電性組成物を製造した。この導
電性組成物の比抵抗は、乾燥塗膜の状態で8×10-4Ω
cmであった。
【0024】次に、本発明の導電性組成物を電子機器に
適用した例について述べる。図6に示すノートブック型
パーソナルコンピューター用のポインティングデバイス
用回路基板21を、ポリエステルフィルム22上に、回
路形成用ペーストを印刷、焼成することで得た。実施例
1で得られた導電性組成物を、カルビトールアセテート
に、重量割合4:1にて混合・攪拌してペーストを製造
した。このペーストを200メッシュのスクリーンマス
クを使用して、ポインティングデバイス用回路基板21
のハンダ付け箇所に、20ないし40μm厚になるよう
印刷、乾燥して、ハンダ濡れ用ランドを形成した。
【0025】前記ハンダ濡れ用ランドの上に、低温ハン
ダクリーム(千住金属製、No.139)をメタルマス
クを使用して50ないし70μm厚になるよう印刷し
た。この低温ハンダクリーム上に、集積回路24、コン
デンサ25、抵抗器26、コネクタ27、ダイオードア
レイ28、電解コンデンサ29の端子部をそれぞれ載
せ、リフロー炉にてピーク温度150℃、1分間の条件
で加熱後冷却し、ハンダ付けを行った。こうして、ノー
トブック型パーソナルコンピューター用のポインティン
グデバイス用回路が得られた。このようにして得た電子
機器1上のハンダ付け部分のせん断強度を試験機(アイ
コーエンジニアリング製、CPUゲージ7500)によ
って測定したところ、1kg/mm2であった。
【0026】
【発明の効果】上述のごとく、本発明の導電性組成物
は、ハンダと合金化しやすい金属の、溶融したハンダと
合金を形成し、この導電性組成物中にハンダを拡散させ
る作用と、ハンダ中に拡散しにくい金属およびハンダの
侵入をブロックする性質を持つ酸化物の、この導電性組
成物中へのハンダの侵入を鈍化させる作用とを併せ持つ
ため、1種類の導電性組成物によりハンダ付けを行うこ
とができる。これにより、ハンダ付けの際の工程数が少
なく、製造が容易になるとともに、ハンダ付け部分の強
度が高い電子機器を得ることができる。プラスチックフ
ィルム、積層板、プラスチック成形品、セラミック成形
品などの、ハンダにぬれやすい金属を保持していない基
板に形成された導電層にハンダ付けを行うことは非常に
困難であったが、これらに対して本発明の導電性組成物
を適用することで、前記導電層と電子部品の端子をハン
ダ付けして接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る電子機器1の部
分断面図。
【図2】 電気絶縁性基体2上に、導電層10と、導電
性組成物11の層を順次形成した状態を示す拡大断面
図。
【図3】 電気絶縁性基体2上の導電層10上に、導電
性組成物11の層とハンダクリーム4の層を順次形成
し、端子部5を付着させた状態を示す図。
【図4】 端子部5と導電層10がハンダ付けされた状
態を示す図。
【図5】 図5(a)は電気絶縁性基体2に導電層10
を形成した状態、図5(b)は導電層10上に導電性組
成物11の層を形成した状態、図5(c)は導電性組成
物11の層上にハンダクリーム4の層を形成した状態、
図5(d)は抵抗器7をハンダ付けした状態を示す部分
拡大図。
【図6】 ノートブック型パーソナルコンピューター用
のポインティングデバイス用回路基板21を示す平面
図。
【符号の説明】
1 電子機器 2 電気絶縁性基体 3 電子部品 4 ハンダクリーム 5 端子部 6 ハンダ 10 導電層 11 導電性組成物 12 ハンダと合金化しやすい金属粉末 13 ハンダ中に拡散しにくい金属粉末 14 ハンダの侵入をブロックする性質を持つ酸化物 15 樹脂

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンダと合金化しやすい金属28ないし
    45重量%と、ハンダ中に拡散しにくい金属25ないし
    60重量%と、ハンダの侵入をブロックする性質を持つ
    酸化物3ないし7重量%と、樹脂7ないし30重量%と
    からなることを特徴とする導電性組成物。
  2. 【請求項2】 前記ハンダと合金化しやすい金属が、
    銀、金、鉛、亜鉛の中から選ばれた少なくとも1種の金
    属、またはこれら金属を2種以上含む合金であることを
    特徴とする請求項1記載の導電性組成物。
  3. 【請求項3】 前記ハンダ中に拡散しにくい金属が、
    銅、ニッケル、パラジウム、白金の中から選ばれた少な
    くとも1種の金属、またはこれら金属を2種以上含む合
    金であることを特徴とする請求項1記載の導電性組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記ハンダの侵入をブロックする性質を
    持つ酸化物が、三酸化ビスマス、酸化ハフニウム、五酸
    化タンタルのいずれかであることを特徴とする請求項1
    記載の導電性組成物。
  5. 【請求項5】 前記樹脂が、エチレンビニルアセテート
    樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸セルロース、メタクリル樹
    脂、エチルセルロース、ブタジエン樹脂、飽和ポリエス
    テル、ポリアミド、変性ポリイミド、変性エポキシ樹脂
    および変性フェノール樹脂の群から選ばれた少なくとも
    1種の樹脂もしくは該樹脂の変成樹脂、またはこれら樹
    脂を2種以上混合してなる樹脂を含むことを特徴とする
    請求項1記載の導電性組成物。
  6. 【請求項6】 電気絶縁性基体上に形成された導電層の
    上に、請求項1記載の導電性組成物からなる層、ハンダ
    からなる層を順次形成して電子部品の端子を前記導電層
    に接続したことを特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 前記ハンダが、融点135℃以上の鉛−
    スズ系ハンダ、鉛−ビスマス−スズ系ハンダ、スズ−ビ
    スマス系ハンダ、鉛−ビスマス系ハンダ、鉛−ビスマス
    −スズ−銀系ハンダ、スズ−ビスマス−銀系ハンダの群
    から選ばれた1種のハンダであることを特徴とする請求
    項6記載の電子機器。
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