JPH11338633A - ポインティングデバイス、コンピュータ装置及びコンピュータシステム - Google Patents
ポインティングデバイス、コンピュータ装置及びコンピュータシステムInfo
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- JPH11338633A JPH11338633A JP10140220A JP14022098A JPH11338633A JP H11338633 A JPH11338633 A JP H11338633A JP 10140220 A JP10140220 A JP 10140220A JP 14022098 A JP14022098 A JP 14022098A JP H11338633 A JPH11338633 A JP H11338633A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 初心者であっても容易にポインティングデバ
イスの操作を会得することができるようになるコンピュ
ータシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザがポインティングデバイス３に対
する所定の操作によりカーソル移動信号発生手段20によ
ってディスプレイの画面に表示されているカーソル15を
移動させ、この操作の結果、コンピュータ装置１側から
所定の信号をポインティングデバイス３が受信すれば、
デバイスコントロール手段22によってスピーカ７に所定
の音信号を出力させ、表示手段6L，6Rに所定の表示を行
わせ、又は／及び振動手段８によって当該ポインティン
グデバイスを振動させる。これによって、音信号の出
力、表示手段の表示又は／及び振動により、当該ポイン
ティングデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知ら
せ、コンピュータシステムとしてのユーザフレンドリー
性を向上させる。
イスの操作を会得することができるようになるコンピュ
ータシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザがポインティングデバイス３に対
する所定の操作によりカーソル移動信号発生手段20によ
ってディスプレイの画面に表示されているカーソル15を
移動させ、この操作の結果、コンピュータ装置１側から
所定の信号をポインティングデバイス３が受信すれば、
デバイスコントロール手段22によってスピーカ７に所定
の音信号を出力させ、表示手段6L，6Rに所定の表示を行
わせ、又は／及び振動手段８によって当該ポインティン
グデバイスを振動させる。これによって、音信号の出
力、表示手段の表示又は／及び振動により、当該ポイン
ティングデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知ら
せ、コンピュータシステムとしてのユーザフレンドリー
性を向上させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
に接続して使用するポインティングデバイス、またこの
ポインティングデバイスからの入力を受けて、またポイ
ンティングデバイスの特殊機能を動作させるコンピュー
タ装置、及びこれらのポインティングデバイスとコンピ
ュータ装置とで構成されるコンピュータシステムに関す
る。
に接続して使用するポインティングデバイス、またこの
ポインティングデバイスからの入力を受けて、またポイ
ンティングデバイスの特殊機能を動作させるコンピュー
タ装置、及びこれらのポインティングデバイスとコンピ
ュータ装置とで構成されるコンピュータシステムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、マウスやトラックボールのような
ポインティングデバイスをコンピュータ装置に接続した
構成のコンピュータシステムでは、ユーザがポインティ
ングデバイスを操作してカーソルを移動させる信号を入
力することにより、コンピュータ装置側がそのポインテ
ィングデバイス側のカーソル移動方向、移動距離の指令
に応じてディスプレイの画面上に表示されているカーソ
ルを対応する方向に対応する距離だけ移動させる。また
カーソルをディスプレイの画面上の特定の座標位置に移
動させ、ポインティングデバイス側のクリックボタンを
クリック操作することにより、画面展開や特定の処理を
実行させるようにしている。また、カーソルが画面上の
特定の座標位置に位置すれば、クリックボタンのクリッ
ク操作によって画面展開や特定の処理の実行ができるこ
とをユーザに知らせるために、コンピュータ装置のディ
スプレイ画面側に吹出し表示、色変え、信号音出力、ボ
タンの反転表示などを行う機能を持たせたアプリケーシ
ョンソフトウェアも知られている。
ポインティングデバイスをコンピュータ装置に接続した
構成のコンピュータシステムでは、ユーザがポインティ
ングデバイスを操作してカーソルを移動させる信号を入
力することにより、コンピュータ装置側がそのポインテ
ィングデバイス側のカーソル移動方向、移動距離の指令
に応じてディスプレイの画面上に表示されているカーソ
ルを対応する方向に対応する距離だけ移動させる。また
カーソルをディスプレイの画面上の特定の座標位置に移
動させ、ポインティングデバイス側のクリックボタンを
クリック操作することにより、画面展開や特定の処理を
実行させるようにしている。また、カーソルが画面上の
特定の座標位置に位置すれば、クリックボタンのクリッ
ク操作によって画面展開や特定の処理の実行ができるこ
とをユーザに知らせるために、コンピュータ装置のディ
スプレイ画面側に吹出し表示、色変え、信号音出力、ボ
タンの反転表示などを行う機能を持たせたアプリケーシ
ョンソフトウェアも知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の技術では、ポインティングデバイス側に表示手段
や音出力手段が備えられたものはなく、ディスプレイの
画面上で特定の座標位置にカーソルが移動することによ
つて、画面上の表示の変化を見たり、説明を見たり聞い
たりしても、それが手元のポインティングデバイスとデ
ィスプレイの画面上のカーソルとにどんな関連があり、
実際にどのような操作すればよいのかは初心者、また幼
児には容易に認識できるものではなかった。
従来の技術では、ポインティングデバイス側に表示手段
や音出力手段が備えられたものはなく、ディスプレイの
画面上で特定の座標位置にカーソルが移動することによ
つて、画面上の表示の変化を見たり、説明を見たり聞い
たりしても、それが手元のポインティングデバイスとデ
ィスプレイの画面上のカーソルとにどんな関連があり、
実際にどのような操作すればよいのかは初心者、また幼
児には容易に認識できるものではなかった。
【０００４】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、初心者や幼児であっても容易にポイン
ティングデバイスの操作を会得することができるように
なるポインティングデバイス、コンピュータ装置及びコ
ンピュータシステムを提供することを目的とする。
なされたもので、初心者や幼児であっても容易にポイン
ティングデバイスの操作を会得することができるように
なるポインティングデバイス、コンピュータ装置及びコ
ンピュータシステムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明のポイン
ティングデバイスは、ディスプレイの画面に表示されて
いるカーソルを移動させるためのカーソル移動信号発生
手段と、クリックボタンと、スピーカと、表示手段と、
コンピュータ装置側からの所定の信号を受信して、前記
スピーカに所定の音信号を出力させ、又は／かつ前記表
示手段に所定の表示を行わせるデバイスコントロール手
段とを備えたものである。
ティングデバイスは、ディスプレイの画面に表示されて
いるカーソルを移動させるためのカーソル移動信号発生
手段と、クリックボタンと、スピーカと、表示手段と、
コンピュータ装置側からの所定の信号を受信して、前記
スピーカに所定の音信号を出力させ、又は／かつ前記表
示手段に所定の表示を行わせるデバイスコントロール手
段とを備えたものである。
【０００６】請求項１の発明のポインティングデバイス
では、所定のコンピュータ装置に接続して使用する場
合、所定の操作によりカーソル移動信号発生手段によっ
てディスプレイの画面に表示されているカーソルを移動
させた結果、コンピュータ装置側から所定の信号を受信
すれば、デバイスコントロール手段によってスピーカに
所定の音信号を出力させ、又は／かつ表示手段に所定の
表示を行わせる。したがって、この音信号の出力又は表
示手段の表示により、ユーザの手元にある当該ポインテ
ィングデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせ
ることができ、ユーザフレンドリー性が向上する。
では、所定のコンピュータ装置に接続して使用する場
合、所定の操作によりカーソル移動信号発生手段によっ
てディスプレイの画面に表示されているカーソルを移動
させた結果、コンピュータ装置側から所定の信号を受信
すれば、デバイスコントロール手段によってスピーカに
所定の音信号を出力させ、又は／かつ表示手段に所定の
表示を行わせる。したがって、この音信号の出力又は表
示手段の表示により、ユーザの手元にある当該ポインテ
ィングデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせ
ることができ、ユーザフレンドリー性が向上する。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１の発明のポイ
ンティングデバイスにおいて、前記表示手段が、前記ク
リックボタンに内蔵され、若しくはその近くに設置され
たランプであるものであり、特にクリック操作すべきボ
タンをポインティングデバイス側だけでユーザに理解さ
せることができる。
ンティングデバイスにおいて、前記表示手段が、前記ク
リックボタンに内蔵され、若しくはその近くに設置され
たランプであるものであり、特にクリック操作すべきボ
タンをポインティングデバイス側だけでユーザに理解さ
せることができる。
【０００８】請求項３の発明は、請求項１又は２の発明
のポインティングデバイスにおいて、さらに、コンピュ
ータ装置側からの所定の信号を受信して振動する振動手
段を備えたものであり、振動によって当該ポインティン
グデバイスによって何らかの操作をすべきことをユーザ
に理解させることができる。
のポインティングデバイスにおいて、さらに、コンピュ
ータ装置側からの所定の信号を受信して振動する振動手
段を備えたものであり、振動によって当該ポインティン
グデバイスによって何らかの操作をすべきことをユーザ
に理解させることができる。
【０００９】請求項４の発明のコンピュータ装置は、ポ
インティングデバイスからのカーソル移動信号を受信し
て、ディスプレイの画面に表示しているカーソルを所定
方向に所定距離だけ移動させるカーソル移動制御手段
と、前記カーソルの存在座標を検出し、前記カーソルが
前記ディスプレイの画面上の所定の座標位置に移動した
ときにポインティングデバイスのスピーカに対する所定
の音信号の出力指令を出力し、ポインティングデバイス
の表示手段に対する所定の表示の出力指令信号を出力
し、又は／及びポインティングデバイスの振動手段の振
動指令信号を出力する座標対応アクション制御手段と、
前記座標対応アクション制御手段の出力する、所定の音
信号の出力指令、所定の表示の出力指令、又は／及び振
動指令を前記ポインティングデバイスに出力するポイン
ティングデバイスドライバとを備えたものである。
インティングデバイスからのカーソル移動信号を受信し
て、ディスプレイの画面に表示しているカーソルを所定
方向に所定距離だけ移動させるカーソル移動制御手段
と、前記カーソルの存在座標を検出し、前記カーソルが
前記ディスプレイの画面上の所定の座標位置に移動した
ときにポインティングデバイスのスピーカに対する所定
の音信号の出力指令を出力し、ポインティングデバイス
の表示手段に対する所定の表示の出力指令信号を出力
し、又は／及びポインティングデバイスの振動手段の振
動指令信号を出力する座標対応アクション制御手段と、
前記座標対応アクション制御手段の出力する、所定の音
信号の出力指令、所定の表示の出力指令、又は／及び振
動指令を前記ポインティングデバイスに出力するポイン
ティングデバイスドライバとを備えたものである。
【００１０】請求項４の発明のコンピュータ装置では、
請求項１〜３の発明のポインティングデバイスを接続す
ることによって、それらのポインティングデバイスの表
示手段、スピーカ又は／及び振動手段を必要に応じて動
作させることができ、当該ポインティングデバイスとの
同時使用により、ユーザビリティの向上が図れる。
請求項１〜３の発明のポインティングデバイスを接続す
ることによって、それらのポインティングデバイスの表
示手段、スピーカ又は／及び振動手段を必要に応じて動
作させることができ、当該ポインティングデバイスとの
同時使用により、ユーザビリティの向上が図れる。
【００１１】請求項５の発明のコンピュータシステム
は、請求項１〜３のいずれかに記載のポインティングデ
バイスを請求項４のコンピュータ装置に接続して構成し
たものであり、ユーザがポインティングデバイスに対す
る所定の操作によりカーソル移動信号発生手段によって
ディスプレイの画面に表示されているカーソルを移動さ
せ、この操作の結果、コンピュータ装置側から所定の信
号をポインティングデバイスが受信すれば、デバイスコ
ントロール手段によってスピーカに所定の音信号を出力
させ、表示手段に所定の表示を行わせ、又は／及び振動
手段によって当該ポインティングデバイスを振動させる
ことができる。したがって、この音信号の出力、表示手
段の表示、又は／及び振動により、当該ポインティング
デバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせること
ができ、コンピュータシステムとしてのユーザフレンド
リー性が向上する。
は、請求項１〜３のいずれかに記載のポインティングデ
バイスを請求項４のコンピュータ装置に接続して構成し
たものであり、ユーザがポインティングデバイスに対す
る所定の操作によりカーソル移動信号発生手段によって
ディスプレイの画面に表示されているカーソルを移動さ
せ、この操作の結果、コンピュータ装置側から所定の信
号をポインティングデバイスが受信すれば、デバイスコ
ントロール手段によってスピーカに所定の音信号を出力
させ、表示手段に所定の表示を行わせ、又は／及び振動
手段によって当該ポインティングデバイスを振動させる
ことができる。したがって、この音信号の出力、表示手
段の表示、又は／及び振動により、当該ポインティング
デバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせること
ができ、コンピュータシステムとしてのユーザフレンド
リー性が向上する。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図１及び図２は本発明の１つの実施
の形態のコンピュータシステムを示している。このコン
ピュータシステム１は、コンピュータ装置１と、これに
ケーブル２によって接続されるポインティングデバイス
としてのマウス３から構成されている。
基づいて詳説する。図１及び図２は本発明の１つの実施
の形態のコンピュータシステムを示している。このコン
ピュータシステム１は、コンピュータ装置１と、これに
ケーブル２によって接続されるポインティングデバイス
としてのマウス３から構成されている。
【００１３】マウス３は通常のマウスのように裏面にボ
ール４が収容され、上面に左右のクリックボタン５Ｌ，
５Ｒが設けられている（この数は限定されず、３ボタン
や１ボタンでもよい）。マウス３のクリックボタン５
Ｌ，５Ｒそれぞれの背面にはＬＥＤランプ６Ｌ，６Ｒが
設けられており、その点灯によってクリックボタン５
Ｌ，５Ｒそれぞれが所定の色で発光してユーザに発光し
た側のクリックボタンをクリックすべきことを知らせる
構成を備えている。またマウス３にはスピーカ７が設け
られている。このスピーカ７はブザーのような単純なビ
ープ音を出力するもの、あるいは有意音声を出力するも
ののいずれであってもよい。ビープ音程度の出力であれ
ば、コンピュータ装置１側からケーブル２によって微弱
な電流を受電し、これによって駆動する構造とすること
ができる。一方、有意音声を出力するスピーカであれ
ば、電池電源を内蔵させるか、外部から電源をケーブル
によって取込む構成にする。
ール４が収容され、上面に左右のクリックボタン５Ｌ，
５Ｒが設けられている（この数は限定されず、３ボタン
や１ボタンでもよい）。マウス３のクリックボタン５
Ｌ，５Ｒそれぞれの背面にはＬＥＤランプ６Ｌ，６Ｒが
設けられており、その点灯によってクリックボタン５
Ｌ，５Ｒそれぞれが所定の色で発光してユーザに発光し
た側のクリックボタンをクリックすべきことを知らせる
構成を備えている。またマウス３にはスピーカ７が設け
られている。このスピーカ７はブザーのような単純なビ
ープ音を出力するもの、あるいは有意音声を出力するも
ののいずれであってもよい。ビープ音程度の出力であれ
ば、コンピュータ装置１側からケーブル２によって微弱
な電流を受電し、これによって駆動する構造とすること
ができる。一方、有意音声を出力するスピーカであれ
ば、電池電源を内蔵させるか、外部から電源をケーブル
によって取込む構成にする。
【００１４】コンピュータ装置１は、通常のパーソナル
コンピュータやワークステーションに使用されているオ
ペレーティングシステム（ＯＳ）１１と共に、本発明を
実現するためのアプリケーションソフトウェア１２とマ
ウスドライバ１３を備えている。アプリケーションソフ
トウェア１２は、本発明の対マウス双方向通信を行うた
めの機能を利用するようにしたプログラムであり、マウ
スドライバ１３は対マウス双方向通信のためのデバイス
ドライバである。
コンピュータやワークステーションに使用されているオ
ペレーティングシステム（ＯＳ）１１と共に、本発明を
実現するためのアプリケーションソフトウェア１２とマ
ウスドライバ１３を備えている。アプリケーションソフ
トウェア１２は、本発明の対マウス双方向通信を行うた
めの機能を利用するようにしたプログラムであり、マウ
スドライバ１３は対マウス双方向通信のためのデバイス
ドライバである。
【００１５】オペレーティングシステム１１では、その
カーソル座標制御部１４がマウス３からの（ｘ，ｙ）の
カーソル移動信号を受信して、ディスプレイの画面上で
のカーソル１５の移動方向、移動量を決定し、カーソル
１５を移動表示させる制御を行う。アプリケーション１
２に組込まれている座標対応アクション制御部１６は、
カーソル１５の画面上での存在位置と自アプリケーショ
ンにおけるクリックポイントとの関係を見て、カーソル
１５の位置が自アプリケーションにおけるクリックポイ
ント１７に来ればマウスドライバ１３に所定の表示・音
出力指令を出力する指示を与える制御を行う。マウスド
ライバ１３に備えられているマウス側対応座標アクショ
ン制御部１８は、マウス３に対して所定の表示・音出力
指令を出力する。
カーソル座標制御部１４がマウス３からの（ｘ，ｙ）の
カーソル移動信号を受信して、ディスプレイの画面上で
のカーソル１５の移動方向、移動量を決定し、カーソル
１５を移動表示させる制御を行う。アプリケーション１
２に組込まれている座標対応アクション制御部１６は、
カーソル１５の画面上での存在位置と自アプリケーショ
ンにおけるクリックポイントとの関係を見て、カーソル
１５の位置が自アプリケーションにおけるクリックポイ
ント１７に来ればマウスドライバ１３に所定の表示・音
出力指令を出力する指示を与える制御を行う。マウスド
ライバ１３に備えられているマウス側対応座標アクショ
ン制御部１８は、マウス３に対して所定の表示・音出力
指令を出力する。
【００１６】マウス３は、従来と同様にボール４の回転
によりカーソル移動量信号（ｘ，ｙ）をコンピュータ装
置１に送信する移動ストローク制御部２０、ボタン５
Ｌ，５Ｒのクリック操作に対してクリック信号をコンピ
ュータ装置１に送信するボタンコントロール機能部２
１、そして新しい機能部として、内蔵するＬＥＤ６Ｌ，
６Ｒを点灯させ、またスピーカ７からビープ音又は有意
音声を出力させるデバイスコントロール機能部２２を備
えている。
によりカーソル移動量信号（ｘ，ｙ）をコンピュータ装
置１に送信する移動ストローク制御部２０、ボタン５
Ｌ，５Ｒのクリック操作に対してクリック信号をコンピ
ュータ装置１に送信するボタンコントロール機能部２
１、そして新しい機能部として、内蔵するＬＥＤ６Ｌ，
６Ｒを点灯させ、またスピーカ７からビープ音又は有意
音声を出力させるデバイスコントロール機能部２２を備
えている。
【００１７】次に、上記のコンピュータシステムの動作
を説明する。コンピュータ装置１側で所定のアプリケー
ション１３を実行させている状態で、ユーザがマウス３
を移動させ、画面上のアプリケーション１３でカーソル
１５がクリックポイント（ここでは、犬の鼻の位置）に
移動した場合、アプリケーション１３の座標対応アクシ
ョン制御部１６がカーソル１５がクリックポイントに来
たことを検出してマウスドライバ１３に所定の表示・音
出力指令を出力する指示を与える。
を説明する。コンピュータ装置１側で所定のアプリケー
ション１３を実行させている状態で、ユーザがマウス３
を移動させ、画面上のアプリケーション１３でカーソル
１５がクリックポイント（ここでは、犬の鼻の位置）に
移動した場合、アプリケーション１３の座標対応アクシ
ョン制御部１６がカーソル１５がクリックポイントに来
たことを検出してマウスドライバ１３に所定の表示・音
出力指令を出力する指示を与える。
【００１８】これを受けたマウスドライバ１３では、そ
のマウス側対応座標アクション制御部１８がＯＳ１１を
介してマウス３側のデバイスコントロール機能部２２に
所定の表示・音出力指令を出力する。
のマウス側対応座標アクション制御部１８がＯＳ１１を
介してマウス３側のデバイスコントロール機能部２２に
所定の表示・音出力指令を出力する。
【００１９】マウス３のデバイスコントロール機能部２
２は、この表示・音出力指令を受信すると、クリックす
べきボタンが左ボタン５Ｌであれば左のＬＥＤ６Ｌを点
灯させ、逆にクリックすべきボタンが右ボタン５Ｒであ
れば右のＬＥＤ６Ｒを点灯させ、同時に、スピーカ７か
らビープ音を出力させたり、あるいは「鼻をクリックす
ると鳴き声がします。」といった有意音声を出力させ
る。ここで、ダブルクリックが必要な場合、ダブルクリ
ック速度に同期した点滅を行わせるようにしてもよい。
２は、この表示・音出力指令を受信すると、クリックす
べきボタンが左ボタン５Ｌであれば左のＬＥＤ６Ｌを点
灯させ、逆にクリックすべきボタンが右ボタン５Ｒであ
れば右のＬＥＤ６Ｒを点灯させ、同時に、スピーカ７か
らビープ音を出力させたり、あるいは「鼻をクリックす
ると鳴き声がします。」といった有意音声を出力させ
る。ここで、ダブルクリックが必要な場合、ダブルクリ
ック速度に同期した点滅を行わせるようにしてもよい。
【００２０】したがって、この音を聞き、ランプの点灯
で操作すべき側のクリックボタンを理解したユーザは、
その指示に従って該当するクリックボタンを容易に操作
することができるようになる。
で操作すべき側のクリックボタンを理解したユーザは、
その指示に従って該当するクリックボタンを容易に操作
することができるようになる。
【００２１】なお、上記のマウス３に対して、図２に波
線で示したバイブレータ８をＬＥＤランプ６Ｌ，６Ｒや
スピーカ７と共に、あるいはこれらに代えて設け、デバ
イスコントロール機能部２２により振動させるようにす
ることもでき、これによっても特定のクリックポイント
にカーソル１５が移動したときにクリック操作すべきこ
とをユーザに知らせることができるようになる。
線で示したバイブレータ８をＬＥＤランプ６Ｌ，６Ｒや
スピーカ７と共に、あるいはこれらに代えて設け、デバ
イスコントロール機能部２２により振動させるようにす
ることもでき、これによっても特定のクリックポイント
にカーソル１５が移動したときにクリック操作すべきこ
とをユーザに知らせることができるようになる。
【００２２】また、ポインティングデバイスには上記の
マウス３に限定されず、例えば図３に示すようなトラッ
クボール３Ａ、図４に示すマウス３Ｂを採用することも
できる。図３に示したトラックボール３Ａは、ボール３
１、左右のクリックボタン３２Ｌ，３２Ｒ、スピーカ３
３、そして図示していないがクリックボタン３２Ｌ，３
２Ｒそれぞれの背部に上記の実施の形態と同様にＬＥＤ
を内蔵させ、クリックすべき側のＬＥＤを点灯させるこ
とによってクリックボタンを発光させる構造である。
マウス３に限定されず、例えば図３に示すようなトラッ
クボール３Ａ、図４に示すマウス３Ｂを採用することも
できる。図３に示したトラックボール３Ａは、ボール３
１、左右のクリックボタン３２Ｌ，３２Ｒ、スピーカ３
３、そして図示していないがクリックボタン３２Ｌ，３
２Ｒそれぞれの背部に上記の実施の形態と同様にＬＥＤ
を内蔵させ、クリックすべき側のＬＥＤを点灯させるこ
とによってクリックボタンを発光させる構造である。
【００２３】図４に示したマウス３Ｂは、裏面側にボー
ル（図示せず）を収容し、上面にクリックボタン４１
Ｌ，４１Ｒとスピーカ４２を備え、さらに、左右のクリ
ックボタン４１Ｌ，４１Ｒに近接した位置に液晶表示窓
４３を設置した構造である。このマウス３Ｂでは、必要
な操作指示の説明を液晶表示窓４３に表示させることに
よって、クリックすべき側のクリックボタンを容易にユ
ーザに分からせることができる。
ル（図示せず）を収容し、上面にクリックボタン４１
Ｌ，４１Ｒとスピーカ４２を備え、さらに、左右のクリ
ックボタン４１Ｌ，４１Ｒに近接した位置に液晶表示窓
４３を設置した構造である。このマウス３Ｂでは、必要
な操作指示の説明を液晶表示窓４３に表示させることに
よって、クリックすべき側のクリックボタンを容易にユ
ーザに分からせることができる。
【００２４】さらに、マウスにクリックすべき側を知ら
せるための左右のランプと共にバイブレータを内蔵さ
せ、クリック操作が必要なときには、操作側のランプを
点灯させるとバイブレータを振動させることにより、ユ
ーザがコンピュータ装置の画面を注視していてマウスを
見ていない場合でも、手に伝わる振動によってユーザに
マウスに注意を向けさせることができるようになり、使
い勝手が向上する。なお、バイブレータだけを内蔵さ
せ、ランプのような表示手段を設けないことにすること
もできる。
せるための左右のランプと共にバイブレータを内蔵さ
せ、クリック操作が必要なときには、操作側のランプを
点灯させるとバイブレータを振動させることにより、ユ
ーザがコンピュータ装置の画面を注視していてマウスを
見ていない場合でも、手に伝わる振動によってユーザに
マウスに注意を向けさせることができるようになり、使
い勝手が向上する。なお、バイブレータだけを内蔵さ
せ、ランプのような表示手段を設けないことにすること
もできる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように請求項１の発明のポインテ
ィングデバイスによれば、所定のコンピュータ装置に接
続して使用する場合、所定の操作によりカーソル移動信
号発生手段によってディスプレイの画面に表示されてい
るカーソルを移動させた結果、コンピュータ装置側から
所定の信号を受信すれば、デバイスコントロール手段に
よってスピーカに所定の音信号を出力させ、又は／かつ
表示手段に所定の表示を行わせる。したがって、この音
信号の出力又は表示手段の表示により、当該ポインティ
ングデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせる
ことができ、ユーザフレンドリー性を向上させることが
できる。
ィングデバイスによれば、所定のコンピュータ装置に接
続して使用する場合、所定の操作によりカーソル移動信
号発生手段によってディスプレイの画面に表示されてい
るカーソルを移動させた結果、コンピュータ装置側から
所定の信号を受信すれば、デバイスコントロール手段に
よってスピーカに所定の音信号を出力させ、又は／かつ
表示手段に所定の表示を行わせる。したがって、この音
信号の出力又は表示手段の表示により、当該ポインティ
ングデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせる
ことができ、ユーザフレンドリー性を向上させることが
できる。
【００２６】請求項２の発明のポインティングデバイス
によれば、表示手段がクリックボタンに内蔵され、若し
くはその近くに設置されたランプているので、特にクリ
ック操作すべきボタンをポインティングデバイス側だけ
でユーザに容易に理解させることができ、その使い勝手
が向上する。
によれば、表示手段がクリックボタンに内蔵され、若し
くはその近くに設置されたランプているので、特にクリ
ック操作すべきボタンをポインティングデバイス側だけ
でユーザに容易に理解させることができ、その使い勝手
が向上する。
【００２７】請求項３の発明のポインティングデバイス
によれば、コンピュータ装置側からの所定の信号を受信
して振動する振動手段を備えたので、振動によって当該
ポインティングデバイスによって何らかの操作をすべき
ことをユーザに理解させることができ、使い勝手が向上
する。
によれば、コンピュータ装置側からの所定の信号を受信
して振動する振動手段を備えたので、振動によって当該
ポインティングデバイスによって何らかの操作をすべき
ことをユーザに理解させることができ、使い勝手が向上
する。
【００２８】請求項４の発明のコンピュータ装置によれ
ば、請求項１〜３の発明のポインティングデバイスを接
続することによって、それらのポインティングデバイス
の表示手段、スピーカ又は／及び振動手段を必要に応じ
て動作させることができ、当該ポインティングデバイス
との同時使用により、ユーザビリティの向上が図れる。
ば、請求項１〜３の発明のポインティングデバイスを接
続することによって、それらのポインティングデバイス
の表示手段、スピーカ又は／及び振動手段を必要に応じ
て動作させることができ、当該ポインティングデバイス
との同時使用により、ユーザビリティの向上が図れる。
【００２９】請求項５の発明のコンピュータシステムに
よれば、請求項１〜３のいずれかに記載のポインティン
グデバイスを請求項４のコンピュータ装置に接続して構
成したものなので、ユーザがポインティングデバイスに
対する所定の操作によりカーソル移動信号発生手段によ
ってディスプレイの画面に表示されているカーソルを移
動させ、この操作の結果、コンピュータ装置側から所定
の信号をポインティングデバイスが受信すれば、デバイ
スコントロール手段によってスピーカに所定の音信号を
出力させ、表示手段に所定の表示を行わせ、又は／及び
振動手段によって当該ポインティングデバイスを振動さ
せることができ、したがって、この音信号の出力、表示
手段の表示、又は／及び振動により、当該ポインティン
グデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせるこ
とができ、コンピュータシステムとしてのユーザフレン
ドリー性を向上させることができる。
よれば、請求項１〜３のいずれかに記載のポインティン
グデバイスを請求項４のコンピュータ装置に接続して構
成したものなので、ユーザがポインティングデバイスに
対する所定の操作によりカーソル移動信号発生手段によ
ってディスプレイの画面に表示されているカーソルを移
動させ、この操作の結果、コンピュータ装置側から所定
の信号をポインティングデバイスが受信すれば、デバイ
スコントロール手段によってスピーカに所定の音信号を
出力させ、表示手段に所定の表示を行わせ、又は／及び
振動手段によって当該ポインティングデバイスを振動さ
せることができ、したがって、この音信号の出力、表示
手段の表示、又は／及び振動により、当該ポインティン
グデバイスを用いて何をすべきかをユーザに知らせるこ
とができ、コンピュータシステムとしてのユーザフレン
ドリー性を向上させることができる。
【図１】本発明の１つの実施の形態のハードウェア構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図２】上記の実施の形態の機能構成を示すブロック
図。
図。
【図３】本発明の他の実施の形態で使用するトラックボ
ールの説明図。
ールの説明図。
【図４】本発明の他の実施の形態で使用するマウスの説
明図。
明図。
１ コンピュータ装置 ２ ケーブル ３ マウス ３Ａ トラックボール ３Ｂ マウス ４ ボール ５Ｌ，５Ｒ クリックボタン ６Ｌ，６Ｒ ＬＥＤランプ ７ スピーカ ８ バイブレータ １１ オペレーティングシステム １２ アプリケーション １３ マウスドライバ １４ カーソル座標制御部 １５ カーソル １６ 座標対応アクション制御部 １８ マウス側対座標アクション制御部 ２０ 移動ストローク制御部 ２１ ボタンコントロール機能部 ２２ デバイスコントロール機能部 ３１ ボール ３２Ｌ，３２Ｒ クリックボタン ３３ 表示ランプ ４１Ｌ，４１Ｒ クリックボタン ４２ スピーカ ４３ 液晶表示窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀野 和浩 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (5)
- 【請求項１】 ディスプレイの画面に表示されているカ
ーソルを移動させるためのカーソル移動信号発生手段
と、 クリックボタンと、 スピーカと、 表示手段と、 コンピュータ装置側からの所定の信号を受信して、前記
スピーカに所定の音信号を出力させ、又は／かつ前記表
示手段に所定の表示を行わせるデバイスコントロール手
段とを備えて成るポインティングデバイス。 - 【請求項２】 前記表示手段は、前記クリックボタンに
内蔵され、若しくはその近くに設置されたランプである
ことを特徴とする請求項１に記載のポインティングデバ
イス。 - 【請求項３】 前記コンピュータ装置側からの所定の信
号を受信して振動する振動手段を備えたことを特徴とす
る請求項１又は２に記載のポインティングデバイス。 - 【請求項４】 ポインティングデバイスからのカーソル
移動信号を受信して、ディスプレイの画面に表示してい
るカーソルを所定方向に所定距離だけ移動させるカーソ
ル移動制御手段と、 前記カーソルの存在座標を検出し、前記カーソルが前記
ディスプレイの画面上の所定の座標位置に移動したとき
に前記ポインティングデバイスのスピーカに対する所定
の音信号の出力指令を出力し、前記ポインティングデバ
イスの表示手段に対する所定の表示の出力指令信号を出
力し、又は／及び前記ポインティングデバイスの振動手
段の振動指令信号を出力する座標対応アクション制御手
段と、 前記座標対応アクション制御手段の出力する、所定の音
信号の出力指令、所定の表示の出力指令、又は／及び振
動指令を前記ポインティングデバイスに出力するポイン
ティングデバイスドライバとを備えて成るコンピュータ
装置。 - 【請求項５】 請求項１〜３のいずれかに記載のポイン
ティングデバイスを請求項４のコンピュータ装置に接続
して成るコンピュータシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10140220A JPH11338633A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | ポインティングデバイス、コンピュータ装置及びコンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10140220A JPH11338633A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | ポインティングデバイス、コンピュータ装置及びコンピュータシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11338633A true JPH11338633A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15263711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10140220A Pending JPH11338633A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | ポインティングデバイス、コンピュータ装置及びコンピュータシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11338633A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100339048B1 (ko) * | 2000-01-19 | 2002-05-31 | 이성규 | 정보에 의한 물리적 부하 발생 방법 및 그 장치 |
| JP2008276701A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Nintendo Co Ltd | 情報処理システム、情報処理プログラム |
| US8971629B2 (en) | 2002-11-20 | 2015-03-03 | Koninklijke Philips N.V. | User interface system based on pointing device |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP10140220A patent/JPH11338633A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100339048B1 (ko) * | 2000-01-19 | 2002-05-31 | 이성규 | 정보에 의한 물리적 부하 발생 방법 및 그 장치 |
| US8971629B2 (en) | 2002-11-20 | 2015-03-03 | Koninklijke Philips N.V. | User interface system based on pointing device |
| US8970725B2 (en) | 2002-11-20 | 2015-03-03 | Koninklijke Philips N.V. | User interface system based on pointing device |
| JP2008276701A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Nintendo Co Ltd | 情報処理システム、情報処理プログラム |
| US8352267B2 (en) | 2007-05-07 | 2013-01-08 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing system and method for reading characters aloud |
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