JPH11316057A - 冷凍空調装置 - Google Patents
冷凍空調装置Info
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- JPH11316057A JPH11316057A JP12335998A JP12335998A JPH11316057A JP H11316057 A JPH11316057 A JP H11316057A JP 12335998 A JP12335998 A JP 12335998A JP 12335998 A JP12335998 A JP 12335998A JP H11316057 A JPH11316057 A JP H11316057A
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- air
- refrigeration
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- conditioning
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/029—Control issues
- F25B2313/0293—Control issues related to the indoor fan, e.g. controlling speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/029—Control issues
- F25B2313/0294—Control issues related to the outdoor fan, e.g. controlling speed
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 凝縮器側空気温度が高い場合などに、凝縮温
度や凝縮圧力が上昇し冷媒物性上冷媒潜熱が小さくなる
ことによる冷凍空調能力低下を防止し、効率を向上させ
る。また、冷媒を容易にかつ安価に変更できる冷凍空調
装置を得る。 【解決手段】 複数の種類の冷媒を使用可能で、圧縮機
1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、室内熱交
換器5で冷媒回路を構成する。凝縮温度や凝縮圧力や凝
縮器側空気温度などの凝縮側の冷媒状態を冷媒状態検知
装置6で検知する。検知結果が予め設定した設定値を越
えた場合、制御手段20によって冷媒の種類に応じて変
化させた制御ゲインを用いて制御値を演算し、冷媒回路
の冷媒の流量、絞り装置4の開度、室外熱交換器3での
熱交換量、室内熱交換器5での熱交換量などの冷凍空調
能力変化手段を制御して冷凍空調能力を増加させる。
度や凝縮圧力が上昇し冷媒物性上冷媒潜熱が小さくなる
ことによる冷凍空調能力低下を防止し、効率を向上させ
る。また、冷媒を容易にかつ安価に変更できる冷凍空調
装置を得る。 【解決手段】 複数の種類の冷媒を使用可能で、圧縮機
1、四方弁2、室外熱交換器3、絞り装置4、室内熱交
換器5で冷媒回路を構成する。凝縮温度や凝縮圧力や凝
縮器側空気温度などの凝縮側の冷媒状態を冷媒状態検知
装置6で検知する。検知結果が予め設定した設定値を越
えた場合、制御手段20によって冷媒の種類に応じて変
化させた制御ゲインを用いて制御値を演算し、冷媒回路
の冷媒の流量、絞り装置4の開度、室外熱交換器3での
熱交換量、室内熱交換器5での熱交換量などの冷凍空調
能力変化手段を制御して冷凍空調能力を増加させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍空調装置に関
するものであり、複数の種類の冷媒を使用を可能にし、
かつ凝縮器側の空気温度が高い時に冷凍空調能力の低下
をもたらす冷媒を用いた冷凍空調装置の能力確保と効率
改善に関する。
するものであり、複数の種類の冷媒を使用を可能にし、
かつ凝縮器側の空気温度が高い時に冷凍空調能力の低下
をもたらす冷媒を用いた冷凍空調装置の能力確保と効率
改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍空調装置の冷媒としてはR2
2などのフロン系冷媒が使われてきた。しかしこの冷媒
はオゾン層破壊係数が0でないため、オゾン層破壊係数
が0であるHFC(ハイドロフルオロカーボン)系冷媒
での代替化が進められている。このHFC系冷媒の中で
は特に、2種または3種の混合冷媒であるR407C冷
媒(R32/R125/R134a、質量分率23/2
5/52wt%)やR410A冷媒(R32/R12
5、質量分率50/50wt%)が、有力候補となって
いる。
2などのフロン系冷媒が使われてきた。しかしこの冷媒
はオゾン層破壊係数が0でないため、オゾン層破壊係数
が0であるHFC(ハイドロフルオロカーボン)系冷媒
での代替化が進められている。このHFC系冷媒の中で
は特に、2種または3種の混合冷媒であるR407C冷
媒(R32/R125/R134a、質量分率23/2
5/52wt%)やR410A冷媒(R32/R12
5、質量分率50/50wt%)が、有力候補となって
いる。
【0003】このうちR407C冷媒(R32/R12
5/R134a、質量分率23/25/52wt%)は
非共沸混合冷媒であるため、充填した時の各冷媒の質量
組成比と、冷凍空調装置を運転している時の各冷媒の質
量組成比とは、必ずしも一致しない。特にその冷媒回路
に液溜めがある場合などには、その質量組成比を保持し
た状態で液溜めに溜まることはほとんどなく、循環する
冷媒の質量組成比は異なってくる。このため、充填した
R407C冷媒(R32/R125/R134a)が組
成比23/25/52wt%で循環しているときの動作
圧力は、R22冷媒より若干上がる程度となるが、高沸
点冷媒のR134aがリッチとなる組成比で循環してい
るときの動作圧力は、R22冷媒より下がる場合があ
る。ところが動作圧力の変化によって生じる冷媒の物性
上の変化は、例えばR407C冷媒の臨界温度は86.
74℃であり、R22冷媒の96.15℃とほとんど変
わらない。このため、冷媒潜熱もR22冷媒とほとんど
変わらず、冷凍空調装置の冷媒としてR407C冷媒を
用いても、R22冷媒と同程度の空調能力を得ることが
できる。
5/R134a、質量分率23/25/52wt%)は
非共沸混合冷媒であるため、充填した時の各冷媒の質量
組成比と、冷凍空調装置を運転している時の各冷媒の質
量組成比とは、必ずしも一致しない。特にその冷媒回路
に液溜めがある場合などには、その質量組成比を保持し
た状態で液溜めに溜まることはほとんどなく、循環する
冷媒の質量組成比は異なってくる。このため、充填した
R407C冷媒(R32/R125/R134a)が組
成比23/25/52wt%で循環しているときの動作
圧力は、R22冷媒より若干上がる程度となるが、高沸
点冷媒のR134aがリッチとなる組成比で循環してい
るときの動作圧力は、R22冷媒より下がる場合があ
る。ところが動作圧力の変化によって生じる冷媒の物性
上の変化は、例えばR407C冷媒の臨界温度は86.
74℃であり、R22冷媒の96.15℃とほとんど変
わらない。このため、冷媒潜熱もR22冷媒とほとんど
変わらず、冷凍空調装置の冷媒としてR407C冷媒を
用いても、R22冷媒と同程度の空調能力を得ることが
できる。
【0004】一方、R410A冷媒(R32/R12
5、質量分率50/50wt%)は、動作圧力がR22
冷媒の1.6倍程度になり、R22冷媒やR32冷媒と
比較して潜熱が小さいR125冷媒を含むため、臨界温
度がR22冷媒の96.15℃に対して、R32にR1
25を混合したR410A冷媒は72.13℃と低くな
る。従って、凝縮温度や凝縮圧力が高い場合に、冷媒潜
熱がR22冷媒より小さくなり、冷凍空調能力が確保で
きなくなるという欠点がある。例えば、冷媒飽和温度6
0℃での冷媒潜熱は、R22冷媒が139.4kJ/k
g、R410A冷媒が109.2kJ/kgで、その比
は78.3%となる。この結果、冷凍空調装置にR41
0A冷媒を用いると、冷凍空調能力が低下し、かつ成績
係数COP(冷凍空調能力とそれを得るために費やされ
る圧縮動力との比)も低下する。例えば、蒸発温度10
℃、過冷却度5℃、過熱度10℃の場合、凝縮温度45
℃での成績係数は、R22冷媒では5.78、R410
A冷媒では5.37で、その比は92.9%である。こ
れに対し、同じ条件で、凝縮温度60℃での成績係数
は、R22冷媒では3.86、R410A冷媒では3.
34で、その比は86.5%となる。なお、このような
R410A冷媒を用いた冷凍装置については、特開平9
−145177号公報に掲載されたものがある。
5、質量分率50/50wt%)は、動作圧力がR22
冷媒の1.6倍程度になり、R22冷媒やR32冷媒と
比較して潜熱が小さいR125冷媒を含むため、臨界温
度がR22冷媒の96.15℃に対して、R32にR1
25を混合したR410A冷媒は72.13℃と低くな
る。従って、凝縮温度や凝縮圧力が高い場合に、冷媒潜
熱がR22冷媒より小さくなり、冷凍空調能力が確保で
きなくなるという欠点がある。例えば、冷媒飽和温度6
0℃での冷媒潜熱は、R22冷媒が139.4kJ/k
g、R410A冷媒が109.2kJ/kgで、その比
は78.3%となる。この結果、冷凍空調装置にR41
0A冷媒を用いると、冷凍空調能力が低下し、かつ成績
係数COP(冷凍空調能力とそれを得るために費やされ
る圧縮動力との比)も低下する。例えば、蒸発温度10
℃、過冷却度5℃、過熱度10℃の場合、凝縮温度45
℃での成績係数は、R22冷媒では5.78、R410
A冷媒では5.37で、その比は92.9%である。こ
れに対し、同じ条件で、凝縮温度60℃での成績係数
は、R22冷媒では3.86、R410A冷媒では3.
34で、その比は86.5%となる。なお、このような
R410A冷媒を用いた冷凍装置については、特開平9
−145177号公報に掲載されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、R12
5のような冷凍空調能力に悪影響を及ぼすような冷媒を
含む混合冷媒、例えばR410A冷媒を用いた冷凍空調
装置では、R410A冷媒の物性上、次のような問題が
ある。即ち、外気温度が例えば40℃以上の高温下で冷
房運転を行う時などには、凝縮温度や凝縮圧力が高くな
る。このため、冷媒潜熱が小さくなり、冷凍空調能力が
確保できず、なおかつ効率も低下する。特に空気調和機
における高外気温度での冷房運転は、空調負荷が大きく
冷房能力を増大させる必要があるのに、逆に冷房能力を
確保するのが困難となり、空気調和機として大きな問題
点となる。即ち、従来の冷凍空調装置では、冷媒として
R22冷媒を用いていたため、R22冷媒の冷媒物性に
適した装置となっている。そこでこの装置構成のままで
物性の異なる冷媒を使用しようとすると、冷凍空調能力
が下がるというような種々の問題が生じてくる。
5のような冷凍空調能力に悪影響を及ぼすような冷媒を
含む混合冷媒、例えばR410A冷媒を用いた冷凍空調
装置では、R410A冷媒の物性上、次のような問題が
ある。即ち、外気温度が例えば40℃以上の高温下で冷
房運転を行う時などには、凝縮温度や凝縮圧力が高くな
る。このため、冷媒潜熱が小さくなり、冷凍空調能力が
確保できず、なおかつ効率も低下する。特に空気調和機
における高外気温度での冷房運転は、空調負荷が大きく
冷房能力を増大させる必要があるのに、逆に冷房能力を
確保するのが困難となり、空気調和機として大きな問題
点となる。即ち、従来の冷凍空調装置では、冷媒として
R22冷媒を用いていたため、R22冷媒の冷媒物性に
適した装置となっている。そこでこの装置構成のままで
物性の異なる冷媒を使用しようとすると、冷凍空調能力
が下がるというような種々の問題が生じてくる。
【0006】本発明はこうした点を鑑み、従来の装置構
成にそれほど変更を加えずに、冷媒に対して汎用性のあ
る冷凍空調装置を得ることを目的とする。特に、本発明
では、冷媒としてR22冷媒以外のR32とR125の
混合冷媒、例えばR410A冷媒などの冷媒物性の異な
る冷媒を用いても、冷凍空調能力を確保でき、かつ効率
も改善できる冷凍空調装置を得ることを目的とする。
成にそれほど変更を加えずに、冷媒に対して汎用性のあ
る冷凍空調装置を得ることを目的とする。特に、本発明
では、冷媒としてR22冷媒以外のR32とR125の
混合冷媒、例えばR410A冷媒などの冷媒物性の異な
る冷媒を用いても、冷凍空調能力を確保でき、かつ効率
も改善できる冷凍空調装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の種類の
冷媒を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装
置、蒸発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路
を有する冷凍空調装置において、前記冷媒回路の構成機
器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させる冷凍空
調能力変化手段と、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒
の状態を検知する冷媒状態検知手段と、前記冷媒状態検
知手段にて検知した結果が予め設定された設定値を越え
たときに、前記冷媒の種類に応じて変化させた制御ゲイ
ンで演算した演算値を用いて前記冷凍空調能力変化手段
を制御する制御手段とを備えたものである。
冷媒を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装
置、蒸発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路
を有する冷凍空調装置において、前記冷媒回路の構成機
器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させる冷凍空
調能力変化手段と、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒
の状態を検知する冷媒状態検知手段と、前記冷媒状態検
知手段にて検知した結果が予め設定された設定値を越え
たときに、前記冷媒の種類に応じて変化させた制御ゲイ
ンで演算した演算値を用いて前記冷凍空調能力変化手段
を制御する制御手段とを備えたものである。
【0008】また、本発明は、複数の種類の冷媒を使用
可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸発側熱
交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有する冷凍
空調装置において、前記冷媒回路の構成機器の動作を変
化させて冷凍空調能力を変化させる冷凍空調能力変化手
段と、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒の状態を検知
する冷媒状態検知手段と、前記冷媒の種類に応じて設定
値を変化させ、前記冷媒状態検知手段にて検知した結果
が前記設定値を越えたときに、前記冷凍空調能力変化手
段を制御する制御手段とを備えたものである。
可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸発側熱
交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有する冷凍
空調装置において、前記冷媒回路の構成機器の動作を変
化させて冷凍空調能力を変化させる冷凍空調能力変化手
段と、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒の状態を検知
する冷媒状態検知手段と、前記冷媒の種類に応じて設定
値を変化させ、前記冷媒状態検知手段にて検知した結果
が前記設定値を越えたときに、前記冷凍空調能力変化手
段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0009】また、本発明は、動作中の冷凍空調能力と
目標冷凍空調能力の差を検知する冷凍空調能力検知手段
を備え、制御手段で冷凍空調能力変化手段を制御する演
算値を演算する際、冷媒の種類に基づく第1制御ゲイン
と前記冷凍空調能力検知手段で検知した差に応じて変化
させた第2制御ゲインとを用いて演算することを特徴と
するものである。
目標冷凍空調能力の差を検知する冷凍空調能力検知手段
を備え、制御手段で冷凍空調能力変化手段を制御する演
算値を演算する際、冷媒の種類に基づく第1制御ゲイン
と前記冷凍空調能力検知手段で検知した差に応じて変化
させた第2制御ゲインとを用いて演算することを特徴と
するものである。
【0010】また、本発明の冷凍空調能力変化手段は、
冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させるものである
ことを特徴とするものである。
冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させるものである
ことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の冷凍空調能力変化手段は、
蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させるものであるこ
とを特徴とするものである。
蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させるものであるこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の冷凍空調能力変化手段は、
絞り装置の開度を変化させるものであることを特徴とす
るものである。
絞り装置の開度を変化させるものであることを特徴とす
るものである。
【0013】また、本発明の空調能力変化手段は、凝縮
側熱交換器での熱交換量を変化させるものであることを
特徴とするものである。
側熱交換器での熱交換量を変化させるものであることを
特徴とするものである。
【0014】また、本発明の凝縮側熱交換器は、冷媒回
路を循環する冷媒と外気以外の熱交換流体とを熱交換す
る構成であることを特徴とするものである。
路を循環する冷媒と外気以外の熱交換流体とを熱交換す
る構成であることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明は、複数の種類の冷媒を使用
可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸発側熱
交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有する冷凍
空調装置において、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒
の状態を検知する冷媒状態検知手段と、外気以外の被熱
交換流体と前記凝縮側熱交換器を循環する冷媒とを熱交
換する構成の流路と、前記冷媒状態検知手段にて検知し
た結果に基づいて前記流路を流れる被熱交換流体の温度
または流量を制御する制御手段とを備えたものである。
可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸発側熱
交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有する冷凍
空調装置において、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒
の状態を検知する冷媒状態検知手段と、外気以外の被熱
交換流体と前記凝縮側熱交換器を循環する冷媒とを熱交
換する構成の流路と、前記冷媒状態検知手段にて検知し
た結果に基づいて前記流路を流れる被熱交換流体の温度
または流量を制御する制御手段とを備えたものである。
【0016】また、本発明の冷媒状態検知手段は、冷媒
の凝縮温度、または冷媒の凝縮圧力、または凝縮器側空
気温度を検知する手段であることを特徴とするものであ
る。
の凝縮温度、または冷媒の凝縮圧力、または凝縮器側空
気温度を検知する手段であることを特徴とするものであ
る。
【0017】また、本発明による冷凍空調装置は、R1
25を含む冷媒を用いたものである。
25を含む冷媒を用いたものである。
【0018】また、本発明による冷凍空調装置は、冷房
運転と暖房運転を切換える冷媒流路切換弁を、冷媒回路
に設けたものである。
運転と暖房運転を切換える冷媒流路切換弁を、冷媒回路
に設けたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1について説明する。本実施の形態では、冷凍
空調装置の一例として空気調和機について述べる。図1
は本実施の形態による空気調和機を示す冷媒回路図であ
る。本実施の形態では、冷媒として例えばR32とR1
25が50/50wt%の割合であるR410A冷媒を
用いる。図において、1は圧縮機、2は冷媒流路切換弁
で例えば四方弁、3は凝縮側熱交換器で例えば室外熱交
換器、4は絞り装置、5は蒸発側熱交換器で例えば室内
熱交換器で、これらの構成機器を接続して冷媒を循環さ
せて冷媒回路を構成している。図1は冷房運転の場合の
冷媒回路図を示しており、暖房運転では四方弁2の接続
を切換える。6は、凝縮器側の冷媒状態検知手段で、例
えば凝縮温度または凝縮温度に相当する値を検知する手
段で、具体的には凝縮側熱交換器となる室外熱交換器3
の冷媒配管温度を検出する凝縮温度検知装置である。ま
た、7は凝縮側送風機でこの場合は室外送風機、8は蒸
発側送風機でこの場合は室内送風機、15は吸込空気温
度検知装置、20は制御手段である。
施の形態1について説明する。本実施の形態では、冷凍
空調装置の一例として空気調和機について述べる。図1
は本実施の形態による空気調和機を示す冷媒回路図であ
る。本実施の形態では、冷媒として例えばR32とR1
25が50/50wt%の割合であるR410A冷媒を
用いる。図において、1は圧縮機、2は冷媒流路切換弁
で例えば四方弁、3は凝縮側熱交換器で例えば室外熱交
換器、4は絞り装置、5は蒸発側熱交換器で例えば室内
熱交換器で、これらの構成機器を接続して冷媒を循環さ
せて冷媒回路を構成している。図1は冷房運転の場合の
冷媒回路図を示しており、暖房運転では四方弁2の接続
を切換える。6は、凝縮器側の冷媒状態検知手段で、例
えば凝縮温度または凝縮温度に相当する値を検知する手
段で、具体的には凝縮側熱交換器となる室外熱交換器3
の冷媒配管温度を検出する凝縮温度検知装置である。ま
た、7は凝縮側送風機でこの場合は室外送風機、8は蒸
発側送風機でこの場合は室内送風機、15は吸込空気温
度検知装置、20は制御手段である。
【0020】制御手段20は、凝縮温度検知装置6で検
知した凝縮温度または凝縮温度に相当する値c1を入力
し、この値に基づく制御信号s1〜s4のいずれか1つ
または複数をそれぞれの冷凍空調能力変化手段に出力す
る。冷凍空調能力変化手段は、冷媒回路を構成する構成
機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させるもの
である。本実施の形態は冷凍空調装置の一例として空気
調和機について説明したものであり、冷凍装置について
の記述を省き、空調能力についてのみ説明する。空調能
力変化手段としては、例えば以下の4つの手段が挙げら
れる。 1)蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させる。これは
例えば室内送風機8の送風量を変化させると、室内熱交
換器5での熱交換効率を向上できる。 2)凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させる。これは
例えば室外送風機7の送風量を変化させると、室外熱交
換器3での熱交換効率を向上できる。 3)冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させる。これ
は、例えば圧縮機1の回転数を増減すれば、冷媒流量を
変化させることができる。 4)絞り装置4の開度を変化させる。これは、例えば電
子式膨張弁などの開度を調整することによって変化でき
る。
知した凝縮温度または凝縮温度に相当する値c1を入力
し、この値に基づく制御信号s1〜s4のいずれか1つ
または複数をそれぞれの冷凍空調能力変化手段に出力す
る。冷凍空調能力変化手段は、冷媒回路を構成する構成
機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させるもの
である。本実施の形態は冷凍空調装置の一例として空気
調和機について説明したものであり、冷凍装置について
の記述を省き、空調能力についてのみ説明する。空調能
力変化手段としては、例えば以下の4つの手段が挙げら
れる。 1)蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させる。これは
例えば室内送風機8の送風量を変化させると、室内熱交
換器5での熱交換効率を向上できる。 2)凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させる。これは
例えば室外送風機7の送風量を変化させると、室外熱交
換器3での熱交換効率を向上できる。 3)冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させる。これ
は、例えば圧縮機1の回転数を増減すれば、冷媒流量を
変化させることができる。 4)絞り装置4の開度を変化させる。これは、例えば電
子式膨張弁などの開度を調整することによって変化でき
る。
【0021】以下、図1のように構成した空気調和機の
動作について説明する。圧縮機1からの高温高圧ガスは
四方弁2を通り、室外熱交換器3で放熱すると同時に凝
縮液化する。さらに、冷媒は絞り装置4で減圧され、室
内熱交換器5で蒸発して、四方弁2を通り圧縮機1へ循
環する。このように、冷房運転では室外熱交換器3を凝
縮器,室内熱交換器5を蒸発器として動作させ、室外送
風機7と室内送風機8で室外または室内の空気を取り込
むことにより、室外または室内の空気と熱交換する。ま
た、冷房運転と暖房運転の冷媒流路の切換えは四方弁2
で行い、暖房運転時には室外熱交換器3を蒸発器として
動作させ、室内熱交換器5を凝縮器として動作させる。
冷房専用の空気調和機では四方弁2はなくてもよい。
動作について説明する。圧縮機1からの高温高圧ガスは
四方弁2を通り、室外熱交換器3で放熱すると同時に凝
縮液化する。さらに、冷媒は絞り装置4で減圧され、室
内熱交換器5で蒸発して、四方弁2を通り圧縮機1へ循
環する。このように、冷房運転では室外熱交換器3を凝
縮器,室内熱交換器5を蒸発器として動作させ、室外送
風機7と室内送風機8で室外または室内の空気を取り込
むことにより、室外または室内の空気と熱交換する。ま
た、冷房運転と暖房運転の冷媒流路の切換えは四方弁2
で行い、暖房運転時には室外熱交換器3を蒸発器として
動作させ、室内熱交換器5を凝縮器として動作させる。
冷房専用の空気調和機では四方弁2はなくてもよい。
【0022】図2は本実施の形態に係わる制御手段20
の制御手順を示すフローチャートである。ここでは、空
調能力変化手段は、例えば蒸発側熱交換器である室内熱
交換器5での熱交換量を変化させる手段であり、具体的
には室内送風機8の回転数を変化させている。これによ
り、室内熱交換器5での風量を変化させて熱交換効率を
向上できる。まず、ST11でこの空気調和機で使用し
ている冷媒の種類、例えばR22冷媒,R410A冷
媒,R410B冷媒などを入力する。ST12では、凝
縮温度検知装置6で室外熱交換器3の冷媒配管温度から
循環している冷媒の凝縮温度を検知し、この検知値は入
力信号c1として制御手段20に入力される。ST13
で、凝縮温度の結果である検知値が予め設定してある所
定の設定値、例えば60℃よりも高い凝縮温度であるか
どうか判断する。検知値が設定値以下の場合には、ST
18で通常の運転制御を行う。
の制御手順を示すフローチャートである。ここでは、空
調能力変化手段は、例えば蒸発側熱交換器である室内熱
交換器5での熱交換量を変化させる手段であり、具体的
には室内送風機8の回転数を変化させている。これによ
り、室内熱交換器5での風量を変化させて熱交換効率を
向上できる。まず、ST11でこの空気調和機で使用し
ている冷媒の種類、例えばR22冷媒,R410A冷
媒,R410B冷媒などを入力する。ST12では、凝
縮温度検知装置6で室外熱交換器3の冷媒配管温度から
循環している冷媒の凝縮温度を検知し、この検知値は入
力信号c1として制御手段20に入力される。ST13
で、凝縮温度の結果である検知値が予め設定してある所
定の設定値、例えば60℃よりも高い凝縮温度であるか
どうか判断する。検知値が設定値以下の場合には、ST
18で通常の運転制御を行う。
【0023】ここで、冷媒としてR410A冷媒を用い
ているので、その冷媒物性上、冷房運転において、凝縮
器側空気温度即ち外気温度が高くなると、冷媒の凝縮温
度または凝縮圧力が上昇する。これにつれて冷媒潜熱は
低下し熱交換能力が低下する。ST13における設定値
は冷媒の熱交換能力低下を示す閾値であり、冷媒の凝縮
温度がこの設定値を越えたときに、冷媒の凝縮温度また
は凝縮圧力の上昇によって熱交換能力が低下したと判断
する。そして、空調能力を増加させるように制御を開始
する。凝縮温度が60℃でR410A冷媒の冷媒潜熱は
R22冷媒の80%程度になることに基づき、ここで
は、R410A冷媒の時の凝縮温度の設定値は60℃と
し、60℃以下の時には通常の運転制御を行うとする。
また、例えば冷媒潜熱がR22冷媒の90%になった時
の凝縮温度、即ち空調能力増加の制御開始となる凝縮温
度の設定値を60℃よりも低く設定すると、60℃に設
定した時に比べて空調能力の負荷に対する応答性がよく
なる。
ているので、その冷媒物性上、冷房運転において、凝縮
器側空気温度即ち外気温度が高くなると、冷媒の凝縮温
度または凝縮圧力が上昇する。これにつれて冷媒潜熱は
低下し熱交換能力が低下する。ST13における設定値
は冷媒の熱交換能力低下を示す閾値であり、冷媒の凝縮
温度がこの設定値を越えたときに、冷媒の凝縮温度また
は凝縮圧力の上昇によって熱交換能力が低下したと判断
する。そして、空調能力を増加させるように制御を開始
する。凝縮温度が60℃でR410A冷媒の冷媒潜熱は
R22冷媒の80%程度になることに基づき、ここで
は、R410A冷媒の時の凝縮温度の設定値は60℃と
し、60℃以下の時には通常の運転制御を行うとする。
また、例えば冷媒潜熱がR22冷媒の90%になった時
の凝縮温度、即ち空調能力増加の制御開始となる凝縮温
度の設定値を60℃よりも低く設定すると、60℃に設
定した時に比べて空調能力の負荷に対する応答性がよく
なる。
【0024】ST13の判断で検知値が設定値よりも高
い場合には、ST14〜ST17で、蒸発器となる室内
熱交換器5での風量を上げて熱交換能力を高め、空調能
力を増加させる。このとき、冷媒の種類に応じて室内熱
交換器5における風量の増加割合を変えて空調能力の増
加量を変える。例えば、ST14で、冷媒の種類に応じ
て室内送風機8の送風量の増加割合を表す能力制御係数
aを設定する。この能力制御係数aは冷媒の種類に対し
て予め表として記憶しておき、動作時に冷媒の種類から
風量増加割合を表す能力制御係数aの値を知る。例え
ば、従来のR22冷媒の場合の風量増加割合a1=1.
0に対して、R410A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷
媒潜熱が小さいため、風量増加割合a2=1.2として
R22冷媒よりも大きくする。また、R410A冷媒よ
りR125の割合が多いR410B冷媒(R32/R1
25,45/55wt%)を用いる場合には、その風量
増加割合a3=1.25としてR410A冷媒よりも大
きくする。そして、ST15で空調能力変化手段である
室内熱交換器5での風量を式(1)で演算し、この演算
値になるように制御信号s1を出力して室内送風機8の
回転数を制御する。 N’=a・N ・・・(1) ここで、a :能力制御係数 N :現在の室内熱交換器5での風量 N’:空調能力を変化させるための室内熱交換器5での
風量 である。この能力制御係数aは、一般的な制御において
は、制御ゲインとして取り扱われており、現在の検知値
と目標とする制御値の関係を示すものである。本実施の
形態では冷媒としてR410A冷媒を用いているため、
ST14ではa=1.2が設定され、N’=1.2Nと
して室内熱交換器5での風量がN’、即ち2割増加する
ように室内送風機8の回転数を制御すると、これにつれ
てST17で室内熱交換器5での熱交換量が多くなり空
調能力が増加する。
い場合には、ST14〜ST17で、蒸発器となる室内
熱交換器5での風量を上げて熱交換能力を高め、空調能
力を増加させる。このとき、冷媒の種類に応じて室内熱
交換器5における風量の増加割合を変えて空調能力の増
加量を変える。例えば、ST14で、冷媒の種類に応じ
て室内送風機8の送風量の増加割合を表す能力制御係数
aを設定する。この能力制御係数aは冷媒の種類に対し
て予め表として記憶しておき、動作時に冷媒の種類から
風量増加割合を表す能力制御係数aの値を知る。例え
ば、従来のR22冷媒の場合の風量増加割合a1=1.
0に対して、R410A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷
媒潜熱が小さいため、風量増加割合a2=1.2として
R22冷媒よりも大きくする。また、R410A冷媒よ
りR125の割合が多いR410B冷媒(R32/R1
25,45/55wt%)を用いる場合には、その風量
増加割合a3=1.25としてR410A冷媒よりも大
きくする。そして、ST15で空調能力変化手段である
室内熱交換器5での風量を式(1)で演算し、この演算
値になるように制御信号s1を出力して室内送風機8の
回転数を制御する。 N’=a・N ・・・(1) ここで、a :能力制御係数 N :現在の室内熱交換器5での風量 N’:空調能力を変化させるための室内熱交換器5での
風量 である。この能力制御係数aは、一般的な制御において
は、制御ゲインとして取り扱われており、現在の検知値
と目標とする制御値の関係を示すものである。本実施の
形態では冷媒としてR410A冷媒を用いているため、
ST14ではa=1.2が設定され、N’=1.2Nと
して室内熱交換器5での風量がN’、即ち2割増加する
ように室内送風機8の回転数を制御すると、これにつれ
てST17で室内熱交換器5での熱交換量が多くなり空
調能力が増加する。
【0025】このように、冷媒の種類の物性上、冷媒潜
熱が低下しても、室内熱交換器5での熱交換量をその低
下分に応じて増加することにより、冷房/暖房運転時の
空調能力を維持することができる。また、蒸発器となる
室内熱交換器5の熱交換量を増加することにより、凝縮
温度が低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上さ
せることができる。なお、ST1での冷媒の種類の入力
は、空気調和機に冷媒を充填した時点で設定して制御手
段20で記憶しておき、以降はこの記憶した情報を用い
るように構成すると、制御の過程で毎回入力する必要は
なくなる。
熱が低下しても、室内熱交換器5での熱交換量をその低
下分に応じて増加することにより、冷房/暖房運転時の
空調能力を維持することができる。また、蒸発器となる
室内熱交換器5の熱交換量を増加することにより、凝縮
温度が低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上さ
せることができる。なお、ST1での冷媒の種類の入力
は、空気調和機に冷媒を充填した時点で設定して制御手
段20で記憶しておき、以降はこの記憶した情報を用い
るように構成すると、制御の過程で毎回入力する必要は
なくなる。
【0026】また、制御手段20を、別の空調能力変化
手段である、室外熱交換器3での熱交換量を変化させる
手段としてもよい。このときにも制御手段20の動作は
図2とほぼ同じである。ST13の判断で、凝縮温度検
知装置6が検知した凝縮温度が所定の設定値より高い場
合、ST14で室外送風機7の送風量増加割合を表す能
力制御係数aを設定する。この場合にも、冷媒の種類に
応じて室外熱交換器3での熱交換量の増加割合を変え
る。例えば、従来のR22冷媒の場合の能力制御係数a
として室外送風機7の風量増加割合a1=1.0に対し
て、R410A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷媒潜熱が
小さいため、風量増加割合a2=1.2としてR22冷
媒よりも大きくする。また、R410A冷媒よりR12
5の割合が多いR410B冷媒(R32/R125,4
5/55wt%)を用いる場合には、その風量増加割合
a3=1.25としてR410A冷媒よりも大きくす
る。
手段である、室外熱交換器3での熱交換量を変化させる
手段としてもよい。このときにも制御手段20の動作は
図2とほぼ同じである。ST13の判断で、凝縮温度検
知装置6が検知した凝縮温度が所定の設定値より高い場
合、ST14で室外送風機7の送風量増加割合を表す能
力制御係数aを設定する。この場合にも、冷媒の種類に
応じて室外熱交換器3での熱交換量の増加割合を変え
る。例えば、従来のR22冷媒の場合の能力制御係数a
として室外送風機7の風量増加割合a1=1.0に対し
て、R410A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷媒潜熱が
小さいため、風量増加割合a2=1.2としてR22冷
媒よりも大きくする。また、R410A冷媒よりR12
5の割合が多いR410B冷媒(R32/R125,4
5/55wt%)を用いる場合には、その風量増加割合
a3=1.25としてR410A冷媒よりも大きくす
る。
【0027】そして、ST15で空調能力変化手段であ
る室外熱交換器3での熱交換量の目標とする制御値を演
算する。即ち、現在の風量の能力制御係数倍(a倍)を
演算し、ST16で風量がこの値になるように制御信号
s2を出力して室外送風機7の回転数を制御する。本実
施の形態ではR410A冷媒を用いているため、ST1
4ではa=1.2が設定され、N’=1.2Nとして室
外熱交換器3での風量がN’、即ち2割増加するように
室外送風機7の回転数を制御すると、これにつれてST
17で室外熱交換器3の熱交換量が増加して空調能力が
増加する。このように、冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱
が低下しても、室外熱交換器3での熱交換量をその低下
分に応じて増加することにより、冷房/暖房運転時の空
調能力を維持することができる。また特に、凝縮器とな
る室外熱交換器3の熱交換能力を上げることにより、凝
縮温度が低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上
させることができる。
る室外熱交換器3での熱交換量の目標とする制御値を演
算する。即ち、現在の風量の能力制御係数倍(a倍)を
演算し、ST16で風量がこの値になるように制御信号
s2を出力して室外送風機7の回転数を制御する。本実
施の形態ではR410A冷媒を用いているため、ST1
4ではa=1.2が設定され、N’=1.2Nとして室
外熱交換器3での風量がN’、即ち2割増加するように
室外送風機7の回転数を制御すると、これにつれてST
17で室外熱交換器3の熱交換量が増加して空調能力が
増加する。このように、冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱
が低下しても、室外熱交換器3での熱交換量をその低下
分に応じて増加することにより、冷房/暖房運転時の空
調能力を維持することができる。また特に、凝縮器とな
る室外熱交換器3の熱交換能力を上げることにより、凝
縮温度が低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上
させることができる。
【0028】また、制御手段20を、別の空調能力変化
手段である、圧縮機1の回転数を変化させる手段として
もよい。このときにも制御手段20の動作は図2とほぼ
同じである。ST13の判断で、凝縮温度検知装置6が
検知した凝縮温度が所定の設定値より高い場合、ST1
4で圧縮機1の回転数増加割合を表す能力制御係数aを
設定する。この場合にも、冷媒の種類に応じて圧縮機1
の回転数の増加割合を変える。例えば、従来のR22冷
媒の場合の能力制御係数aとして圧縮機1の回転数増加
割合a1=1.0に対して、R410A冷媒の場合は高
凝縮温度時の冷媒潜熱が小さいため、回転数増加割合a
2=1.2としてR22冷媒よりも大きくする。また、
R410A冷媒よりR125の割合が多いR410B冷
媒(R32/R125,45/55wt%)を用いる場
合には、その回転数増加割合a3=1.25としてR4
10A冷媒よりも大きくする。
手段である、圧縮機1の回転数を変化させる手段として
もよい。このときにも制御手段20の動作は図2とほぼ
同じである。ST13の判断で、凝縮温度検知装置6が
検知した凝縮温度が所定の設定値より高い場合、ST1
4で圧縮機1の回転数増加割合を表す能力制御係数aを
設定する。この場合にも、冷媒の種類に応じて圧縮機1
の回転数の増加割合を変える。例えば、従来のR22冷
媒の場合の能力制御係数aとして圧縮機1の回転数増加
割合a1=1.0に対して、R410A冷媒の場合は高
凝縮温度時の冷媒潜熱が小さいため、回転数増加割合a
2=1.2としてR22冷媒よりも大きくする。また、
R410A冷媒よりR125の割合が多いR410B冷
媒(R32/R125,45/55wt%)を用いる場
合には、その回転数増加割合a3=1.25としてR4
10A冷媒よりも大きくする。
【0029】そして、ST15で空調能力変化手段であ
る圧縮機1の回転数の設定値を演算する。即ち、現在の
回転数の能力制御係数倍(a倍)を演算し、ST16で
回転数がこの値になるように制御信号s3を出力して圧
縮機1の回転数を制御する。本実施の形態ではR410
A冷媒を用いているため、ST14ではa=1.2が設
定され、N’=1.2Nとして圧縮機1の回転数が
N’、即ち2割増加するように制御すると、冷媒回路の
冷媒流量が増加し、これにつれてST17で空調能力が
増加する。このように、冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱
が低下しても、圧縮機1の回転数をその低下分に応じて
増加することにより、冷媒回路を循環する冷媒の流量を
増加し、冷房/暖房運転時の空調能力を維持することが
できる。また、圧縮機1をその回転数が高いところで用
いるので、圧縮機効率の高いポイントで運転でき、空気
調和機としての効率も向上できる。
る圧縮機1の回転数の設定値を演算する。即ち、現在の
回転数の能力制御係数倍(a倍)を演算し、ST16で
回転数がこの値になるように制御信号s3を出力して圧
縮機1の回転数を制御する。本実施の形態ではR410
A冷媒を用いているため、ST14ではa=1.2が設
定され、N’=1.2Nとして圧縮機1の回転数が
N’、即ち2割増加するように制御すると、冷媒回路の
冷媒流量が増加し、これにつれてST17で空調能力が
増加する。このように、冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱
が低下しても、圧縮機1の回転数をその低下分に応じて
増加することにより、冷媒回路を循環する冷媒の流量を
増加し、冷房/暖房運転時の空調能力を維持することが
できる。また、圧縮機1をその回転数が高いところで用
いるので、圧縮機効率の高いポイントで運転でき、空気
調和機としての効率も向上できる。
【0030】また、制御手段20を、別の空調能力変化
手段である、絞り装置4の開度を調整する手段としても
よい。このときにも制御手段20の動作は図2とほぼ同
じである。絞り装置4の開度を調整する際、例えば絞り
装置4の開度を大きくして冷媒流量を増加することによ
り、空調能力を増加することができる。また、絞り装置
4の開度を小さくして、過冷却度を増加して動作圧力を
増加することにより、冷媒潜熱を増加して空調能力を増
加させることもできる。絞り装置4の開度大きくするか
小さくするかは、その時の運転状況によって可変にする
とよい。ST13の判断で、凝縮温度検知装置6が検知
した凝縮温度が所定の設定値より高い場合、ST14で
絞り装置4の開度調整量増加割合を表す能力制御係数a
を設定する。この場合にも、冷媒の種類に応じて絞り装
置4の開度増加割合または減少割合を変える。以下、絞
り装置4の開度を増加する場合について説明する。例え
ば、従来のR22冷媒の場合の能力制御係数aとして絞
り装置4の開度増加割合a1=1.0に対して、R41
0A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷媒潜熱が小さいた
め、開度増加割合a2=1.2としてR22冷媒よりも
大きくする。また、R410A冷媒よりR125の割合
が多いR410B冷媒(R32/R125,45/55
wt%)を用いる場合には、その開度増加割合a3=
1.25としてR410A冷媒よりも大きくする。
手段である、絞り装置4の開度を調整する手段としても
よい。このときにも制御手段20の動作は図2とほぼ同
じである。絞り装置4の開度を調整する際、例えば絞り
装置4の開度を大きくして冷媒流量を増加することによ
り、空調能力を増加することができる。また、絞り装置
4の開度を小さくして、過冷却度を増加して動作圧力を
増加することにより、冷媒潜熱を増加して空調能力を増
加させることもできる。絞り装置4の開度大きくするか
小さくするかは、その時の運転状況によって可変にする
とよい。ST13の判断で、凝縮温度検知装置6が検知
した凝縮温度が所定の設定値より高い場合、ST14で
絞り装置4の開度調整量増加割合を表す能力制御係数a
を設定する。この場合にも、冷媒の種類に応じて絞り装
置4の開度増加割合または減少割合を変える。以下、絞
り装置4の開度を増加する場合について説明する。例え
ば、従来のR22冷媒の場合の能力制御係数aとして絞
り装置4の開度増加割合a1=1.0に対して、R41
0A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷媒潜熱が小さいた
め、開度増加割合a2=1.2としてR22冷媒よりも
大きくする。また、R410A冷媒よりR125の割合
が多いR410B冷媒(R32/R125,45/55
wt%)を用いる場合には、その開度増加割合a3=
1.25としてR410A冷媒よりも大きくする。
【0031】そして、ST15で空調能力変化手段であ
る絞り装置4の開度の設定値を演算する。即ち、現在の
開度の能力制御係数倍(a倍)を演算し、ST16で開
度がこの値になるように制御信号s4を出力して絞り装
置4の開度を制御する。本実施の形態ではR410A冷
媒を用いているため、ST14ではa=1.2が設定さ
れ、N’=1.2Nとして絞り装置4の開度がN’、即
ち2割増加するように制御すると、冷媒回路の冷媒流量
が増加し、これにつれてST17で空調能力が増加す
る。このように、冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱が低下
しても、絞り装置4の開度をその低下分に応じて調整す
ることにより、冷房/暖房運転時の空調能力を維持する
ことができる。
る絞り装置4の開度の設定値を演算する。即ち、現在の
開度の能力制御係数倍(a倍)を演算し、ST16で開
度がこの値になるように制御信号s4を出力して絞り装
置4の開度を制御する。本実施の形態ではR410A冷
媒を用いているため、ST14ではa=1.2が設定さ
れ、N’=1.2Nとして絞り装置4の開度がN’、即
ち2割増加するように制御すると、冷媒回路の冷媒流量
が増加し、これにつれてST17で空調能力が増加す
る。このように、冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱が低下
しても、絞り装置4の開度をその低下分に応じて調整す
ることにより、冷房/暖房運転時の空調能力を維持する
ことができる。
【0032】また、上記では、室内熱交換器5での風
量,室外熱交換器3での風量,圧縮機1の回転数,絞り
装置4の開度をそれぞれ増加させる場合について述べ
た。ところが冷媒の種類によっては、室内熱交換器5で
の風量,室外熱交換器3での風量,圧縮機1の回転数,
絞り装置4の開度をそれぞれ減少させて空調能力を調整
してもよい。ここでは、R22冷媒の場合にa=1.0
に設定しており、R22冷媒よりも冷媒潜熱の大きい冷
媒では、能力制御係数a<1.0として設定すればよ
い。このように、能力制御係数aに設定する数値だけ
で、簡単にかつ任意に冷媒の種類の物性を考慮して空調
能力を調整することができる。
量,室外熱交換器3での風量,圧縮機1の回転数,絞り
装置4の開度をそれぞれ増加させる場合について述べ
た。ところが冷媒の種類によっては、室内熱交換器5で
の風量,室外熱交換器3での風量,圧縮機1の回転数,
絞り装置4の開度をそれぞれ減少させて空調能力を調整
してもよい。ここでは、R22冷媒の場合にa=1.0
に設定しており、R22冷媒よりも冷媒潜熱の大きい冷
媒では、能力制御係数a<1.0として設定すればよ
い。このように、能力制御係数aに設定する数値だけ
で、簡単にかつ任意に冷媒の種類の物性を考慮して空調
能力を調整することができる。
【0033】また、上記では、空調能力を変化させる制
御対象として、送風機7,8の送風量や圧縮機1の回転
数や絞り装置4の開度のいずれか1つを制御することに
よって、空調能力を制御するように構成したが、いずれ
か複数の制御対象に対して空調能力を制御し、総合して
大幅な空調能力の増大を図ってもよい。図1において制
御手段20は制御信号s1〜s4の全てに制御信号を送
るように構成しているが、これに限るものではなく、制
御信号s1〜s4のいずれか1つまたは複数の制御信号
を送ることが可能なように構成してあればよい。また、
ここで述べた制御手段20では吸込空気温度検知装置1
5の検知値を使っていないので、入力信号c4は特に必
要ない。
御対象として、送風機7,8の送風量や圧縮機1の回転
数や絞り装置4の開度のいずれか1つを制御することに
よって、空調能力を制御するように構成したが、いずれ
か複数の制御対象に対して空調能力を制御し、総合して
大幅な空調能力の増大を図ってもよい。図1において制
御手段20は制御信号s1〜s4の全てに制御信号を送
るように構成しているが、これに限るものではなく、制
御信号s1〜s4のいずれか1つまたは複数の制御信号
を送ることが可能なように構成してあればよい。また、
ここで述べた制御手段20では吸込空気温度検知装置1
5の検知値を使っていないので、入力信号c4は特に必
要ない。
【0034】また、本実施の形態によれば、基本的な冷
媒回路を構成する機器は従来と同じものを流用でき、こ
れに凝縮温度または凝縮温度に相当する値を検知する凝
縮温度検知装置6と制御手段20を備え、凝縮温度検知
装置6の検知値を制御手段20に入力し、冷媒の種類と
検知値に応じて制御対象機器を制御する。このため、機
器仕様の大幅な変更がなく、冷媒の変更に容易にかつ安
価に対応できる。特に、一般に凝縮温度検知装置6であ
る温度センサは、圧力検知手段である圧力センサなどよ
り安価なため、従来、凝縮温度検知装置を備えていない
空気調和機でも大幅なコスト増がなく導入できる。
媒回路を構成する機器は従来と同じものを流用でき、こ
れに凝縮温度または凝縮温度に相当する値を検知する凝
縮温度検知装置6と制御手段20を備え、凝縮温度検知
装置6の検知値を制御手段20に入力し、冷媒の種類と
検知値に応じて制御対象機器を制御する。このため、機
器仕様の大幅な変更がなく、冷媒の変更に容易にかつ安
価に対応できる。特に、一般に凝縮温度検知装置6であ
る温度センサは、圧力検知手段である圧力センサなどよ
り安価なため、従来、凝縮温度検知装置を備えていない
空気調和機でも大幅なコスト増がなく導入できる。
【0035】利用する冷媒の種類は、地球環境保全の
点、扱いやすさ、エネルギー効率、価格などから選択さ
れるが、将来的に新しいものが導入される可能性も高
い。このため、冷媒に対して汎用性を持たせることによ
り、冷媒の変更に速やかに対応できる空気調和機を得る
ことができる。例えば、異なる物性の複数の種類の冷媒
を、その装置構成を変更することなく使用することがで
き、冷媒の変更や追加に際しては、制御手段で記憶して
いる制御ゲインを示す能力制御係数の表を変更または追
加するだけで対応できる。特に、能力制御係数aを冷媒
の種類で表として記憶しており、冷媒の種類の追加や係
数値の変更も容易である。なお、この表は、冷媒の種類
と能力制御係数が1対1に対応できればどのような順に
並んでいてもよい。冷媒としてここではR32とR12
5の混合冷媒を使用しており、オゾン層破壊係数の0が
ある冷媒を用い、その冷媒物性上、冷媒潜熱が低くなる
ことによる空調能力低下を防止できる。このため、地球
環境保全の点で好ましい空気調和機が得られる。
点、扱いやすさ、エネルギー効率、価格などから選択さ
れるが、将来的に新しいものが導入される可能性も高
い。このため、冷媒に対して汎用性を持たせることによ
り、冷媒の変更に速やかに対応できる空気調和機を得る
ことができる。例えば、異なる物性の複数の種類の冷媒
を、その装置構成を変更することなく使用することがで
き、冷媒の変更や追加に際しては、制御手段で記憶して
いる制御ゲインを示す能力制御係数の表を変更または追
加するだけで対応できる。特に、能力制御係数aを冷媒
の種類で表として記憶しており、冷媒の種類の追加や係
数値の変更も容易である。なお、この表は、冷媒の種類
と能力制御係数が1対1に対応できればどのような順に
並んでいてもよい。冷媒としてここではR32とR12
5の混合冷媒を使用しており、オゾン層破壊係数の0が
ある冷媒を用い、その冷媒物性上、冷媒潜熱が低くなる
ことによる空調能力低下を防止できる。このため、地球
環境保全の点で好ましい空気調和機が得られる。
【0036】また、上記では、室内熱交換器5,室外熱
交換器3での風量の制御を、室内送風機7,室外送風機
8の送風量を制御することにより行っているが、室内熱
交換器5,室外熱交換器3が自然対流式などの場合には
室内送風機7,室外送風機8がなくてもよい。この場合
には、例えばダクトの開口の制御によって室内熱交換器
5,室外熱交換器3での風量を制御できる。
交換器3での風量の制御を、室内送風機7,室外送風機
8の送風量を制御することにより行っているが、室内熱
交換器5,室外熱交換器3が自然対流式などの場合には
室内送風機7,室外送風機8がなくてもよい。この場合
には、例えばダクトの開口の制御によって室内熱交換器
5,室外熱交換器3での風量を制御できる。
【0037】実施の形態2.以下、本発明の実施の形態
2について説明する。図3は本実施の形態による冷凍空
調装置として例えば空気調和機を示す冷媒回路図であ
る。図1と同一符号は同一または相当部分を示す。図3
は冷房運転の場合の冷媒回路図を示しており、暖房運転
では四方弁2の接続を切換える。9は、凝縮器側の冷媒
状態検知手段で、ここでは凝縮圧力または凝縮圧力に相
当する値を検知する手段であり、例えば凝縮器となる室
外熱交換器3に付随した凝縮圧力検知装置である。ま
た、21は制御手段である。
2について説明する。図3は本実施の形態による冷凍空
調装置として例えば空気調和機を示す冷媒回路図であ
る。図1と同一符号は同一または相当部分を示す。図3
は冷房運転の場合の冷媒回路図を示しており、暖房運転
では四方弁2の接続を切換える。9は、凝縮器側の冷媒
状態検知手段で、ここでは凝縮圧力または凝縮圧力に相
当する値を検知する手段であり、例えば凝縮器となる室
外熱交換器3に付随した凝縮圧力検知装置である。ま
た、21は制御手段である。
【0038】制御手段21は、凝縮圧力検知装置9で検
知した凝縮圧力または凝縮圧力に相当する値C2を入力
し、この値に基づく制御信号s1〜s4のいずれか1つ
または複数をそれぞれの冷凍空調能力変化手段に出力す
る。また、冷凍空調能力変化手段は、冷媒回路を構成す
る構成機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させ
るものである。本実施の形態は冷凍空調装置の一例とし
て空気調和機について説明したものであり、冷凍装置に
ついての記述を省き、空調能力についてのみ説明する。
空調能力変化手段としては、実施の形態1と同様であ
り、例えば、室内送風機8の送風量を変化させて、室内
熱交換器5での熱交換効率を向上させる。また、室外送
風機7の送風量を変化させて、室外熱交換器3での熱交
換効率を向上させる。また、圧縮機1の回転数を高くし
て冷媒流量を増加する。また、絞り装置4の開度を調整
する。
知した凝縮圧力または凝縮圧力に相当する値C2を入力
し、この値に基づく制御信号s1〜s4のいずれか1つ
または複数をそれぞれの冷凍空調能力変化手段に出力す
る。また、冷凍空調能力変化手段は、冷媒回路を構成す
る構成機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させ
るものである。本実施の形態は冷凍空調装置の一例とし
て空気調和機について説明したものであり、冷凍装置に
ついての記述を省き、空調能力についてのみ説明する。
空調能力変化手段としては、実施の形態1と同様であ
り、例えば、室内送風機8の送風量を変化させて、室内
熱交換器5での熱交換効率を向上させる。また、室外送
風機7の送風量を変化させて、室外熱交換器3での熱交
換効率を向上させる。また、圧縮機1の回転数を高くし
て冷媒流量を増加する。また、絞り装置4の開度を調整
する。
【0039】このような構成の空気調和機の動作は、実
施の形態1と同様であり、冷房運転では室外熱交換器3
を凝縮器,室内熱交換器5を蒸発器として動作させ、室
外送風機7と室内送風機8で室外または室内の空気を取
り込むことにより、室外または室内の空気と熱交換す
る。また、冷房運転と暖房運転の冷媒流れ方向の切換え
は四方弁2で行い、暖房運転時には室外熱交換器3を蒸
発器として動作させ、室内熱交換器5を凝縮器として動
作させる。冷房専用の空気調和機では四方弁2はなくて
もよい。
施の形態1と同様であり、冷房運転では室外熱交換器3
を凝縮器,室内熱交換器5を蒸発器として動作させ、室
外送風機7と室内送風機8で室外または室内の空気を取
り込むことにより、室外または室内の空気と熱交換す
る。また、冷房運転と暖房運転の冷媒流れ方向の切換え
は四方弁2で行い、暖房運転時には室外熱交換器3を蒸
発器として動作させ、室内熱交換器5を凝縮器として動
作させる。冷房専用の空気調和機では四方弁2はなくて
もよい。
【0040】制御手段21の制御手順は実施の形態1に
おける図2と同様である。ただし、本実施の形態では、
ST12で凝縮圧力検知装置9によって凝縮圧力を検知
し、この検知値が入力信号c2として制御手段21に入
力される。そして、ST13で、凝縮圧力の検知値が予
め設定してある所定の設定値、例えば3.5MPaより
大きい凝縮圧力であるかどうか判断する。検知値が設定
値以下の場合には、ST18で通常の運転制御を行う。
おける図2と同様である。ただし、本実施の形態では、
ST12で凝縮圧力検知装置9によって凝縮圧力を検知
し、この検知値が入力信号c2として制御手段21に入
力される。そして、ST13で、凝縮圧力の検知値が予
め設定してある所定の設定値、例えば3.5MPaより
大きい凝縮圧力であるかどうか判断する。検知値が設定
値以下の場合には、ST18で通常の運転制御を行う。
【0041】ここで、冷媒としてR410Aを用いてい
るので、その冷媒物性上、冷房運転において、凝縮器側
空気温度即ち外気温度が高くなると、冷媒の凝縮温度ま
たは凝縮圧力が上昇する。これにつれて冷媒潜熱は低下
し熱交換能力が低下する。ST13における設定値は、
冷媒の凝縮温度または凝縮圧力の上昇によって熱交換能
力が低下したことに対し、空調能力を増加させるように
制御を開始する時の凝縮圧力である。凝縮圧力が3.5
MPaでR410Aの冷媒潜熱はR22冷媒の80%程
度になることに基づき、ここでは、R410A冷媒の時
の凝縮圧力の設定値は3.5MPaとし、3.5MPa
以下の時には通常の運転制御を行うとする。ただし、も
っと応答性のよい制御を行いたい場合には、冷媒潜熱が
R22冷媒の90%になった時の凝縮圧力を設定値とす
るなど、空調能力増加の制御開始となる凝縮圧力の設定
値を3.5MPaよりも低くしておくとよい。
るので、その冷媒物性上、冷房運転において、凝縮器側
空気温度即ち外気温度が高くなると、冷媒の凝縮温度ま
たは凝縮圧力が上昇する。これにつれて冷媒潜熱は低下
し熱交換能力が低下する。ST13における設定値は、
冷媒の凝縮温度または凝縮圧力の上昇によって熱交換能
力が低下したことに対し、空調能力を増加させるように
制御を開始する時の凝縮圧力である。凝縮圧力が3.5
MPaでR410Aの冷媒潜熱はR22冷媒の80%程
度になることに基づき、ここでは、R410A冷媒の時
の凝縮圧力の設定値は3.5MPaとし、3.5MPa
以下の時には通常の運転制御を行うとする。ただし、も
っと応答性のよい制御を行いたい場合には、冷媒潜熱が
R22冷媒の90%になった時の凝縮圧力を設定値とす
るなど、空調能力増加の制御開始となる凝縮圧力の設定
値を3.5MPaよりも低くしておくとよい。
【0042】ST13の判断で凝縮圧力の検知値が設定
値よりも大きい場合には、ST14〜ST17で冷媒の
種類に応じた能力制御係数aを設定して空調能力変化手
段に制御信号s1〜s4のいずれか1つまたは複数を出
力して制御する。
値よりも大きい場合には、ST14〜ST17で冷媒の
種類に応じた能力制御係数aを設定して空調能力変化手
段に制御信号s1〜s4のいずれか1つまたは複数を出
力して制御する。
【0043】空調能力変化手段としては、実施の形態1
と同様、蒸発側熱交換器での熱交換量を増加する,凝縮
側熱交換器での熱交換量を増加する,冷媒回路の冷媒の
流量を変化させる,絞り装置4の開度を変化させる,な
どである。ここでは例えば室内送風機8の送風量を増加
し、蒸発器となる室内熱交換器5での風量を増加して熱
交換能力を高め、空調能力を増加させる。
と同様、蒸発側熱交換器での熱交換量を増加する,凝縮
側熱交換器での熱交換量を増加する,冷媒回路の冷媒の
流量を変化させる,絞り装置4の開度を変化させる,な
どである。ここでは例えば室内送風機8の送風量を増加
し、蒸発器となる室内熱交換器5での風量を増加して熱
交換能力を高め、空調能力を増加させる。
【0044】また、ST14における制御値の現在値に
対する増加割合を表す能力制御係数aも実施の形態1と
同様、冷媒の種類に応じて設定する。この時、冷媒の種
類の物性上、冷媒潜熱の低下量に基づいて設定するの
で、冷媒潜熱が低下する分を補うように空調能力を増加
できる。例えば従来のR22冷媒の場合に能力制御係数
aをa1=1.0とし、R410A冷媒の場合は高凝縮
圧力時の冷媒潜熱が小さいため、能力制御係数aをR2
2冷媒より大きくし(a2=1.2)、R410Aより
R125の割合が多いR410Bでは、能力制御係数a
をR410Aより大きくする(a3=1.25)。
対する増加割合を表す能力制御係数aも実施の形態1と
同様、冷媒の種類に応じて設定する。この時、冷媒の種
類の物性上、冷媒潜熱の低下量に基づいて設定するの
で、冷媒潜熱が低下する分を補うように空調能力を増加
できる。例えば従来のR22冷媒の場合に能力制御係数
aをa1=1.0とし、R410A冷媒の場合は高凝縮
圧力時の冷媒潜熱が小さいため、能力制御係数aをR2
2冷媒より大きくし(a2=1.2)、R410Aより
R125の割合が多いR410Bでは、能力制御係数a
をR410Aより大きくする(a3=1.25)。
【0045】また、実施の形態1と同様に、凝縮圧力検
知装置9が所定の設定値より大きい凝縮圧力を検知した
場合、室外熱交換器3での風量を増加して熱交換能力を
高め、空調能力を増加してもよい。凝縮器となる室外熱
交換器3の熱交換能力を上げることにより、凝縮圧力が
低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上させるこ
とができる。
知装置9が所定の設定値より大きい凝縮圧力を検知した
場合、室外熱交換器3での風量を増加して熱交換能力を
高め、空調能力を増加してもよい。凝縮器となる室外熱
交換器3の熱交換能力を上げることにより、凝縮圧力が
低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上させるこ
とができる。
【0046】また、実施の形態1と同様に、凝縮圧力検
知装置9が所定の設定値より大きい凝縮圧力を検知した
場合、圧縮機1の回転数を高めて、冷媒流量を増加する
ことにより、空調能力を増加してもよい。
知装置9が所定の設定値より大きい凝縮圧力を検知した
場合、圧縮機1の回転数を高めて、冷媒流量を増加する
ことにより、空調能力を増加してもよい。
【0047】また、実施の形態1と同様に、凝縮圧力検
知装置9が所定の設定値より大きい凝縮圧力を検知した
場合、絞り装置4の開度調整により、冷媒流量を増加す
る、または過冷却度を増加して動作圧力を増加すること
により、空調能力を増加してもよい。
知装置9が所定の設定値より大きい凝縮圧力を検知した
場合、絞り装置4の開度調整により、冷媒流量を増加す
る、または過冷却度を増加して動作圧力を増加すること
により、空調能力を増加してもよい。
【0048】以上のように、本実施の形態による空気調
和機では、例えば外気温度が高くなった場合などの凝縮
圧力が上昇した時、冷媒物性上冷媒潜熱が小さくなるよ
うなR32とR125の混合冷媒を用いた場合でも、空
調能力が低下するのを防ぐことができる。また、従来か
ら凝縮圧力検知装置が装備されている空気調和機では、
コスト増がなく導入できる。また凝縮圧力検知装置を用
いているので、凝縮温度より精度よく状態を検知でき
る。加えて、制御手段21で冷媒の種類に応じた設定値
を持つだけで複数の冷媒の使用を可能としており、機器
仕様の大幅な変更がなく安価に新たな冷媒を導入でき
る。
和機では、例えば外気温度が高くなった場合などの凝縮
圧力が上昇した時、冷媒物性上冷媒潜熱が小さくなるよ
うなR32とR125の混合冷媒を用いた場合でも、空
調能力が低下するのを防ぐことができる。また、従来か
ら凝縮圧力検知装置が装備されている空気調和機では、
コスト増がなく導入できる。また凝縮圧力検知装置を用
いているので、凝縮温度より精度よく状態を検知でき
る。加えて、制御手段21で冷媒の種類に応じた設定値
を持つだけで複数の冷媒の使用を可能としており、機器
仕様の大幅な変更がなく安価に新たな冷媒を導入でき
る。
【0049】実施の形態3.以下、本発明の実施の形態
3について説明する。図4は本実施の形態3による冷凍
空調装置として例えば空気調和機を示す冷媒回路図であ
る。図1と同一符号は同一または相当部分を示す。これ
は冷房運転の場合の冷媒回路図を示しており、暖房運転
では四方弁2の接続を切換える。10は、凝縮器側の冷
媒状態検知手段で、本実施の形態では凝縮器側空気温度
または凝縮器側空気温度に相当する値を検知する手段で
ある。冷房運転の場合には室外熱交換器3が凝縮器とな
るため、ここでは例えば外気温度検知装置であり、具体
的には室外送風機7の吸込空気温度や室外熱交換器3に
設置した温度サーミスタの値で検知できる。また、22
は制御手段である。
3について説明する。図4は本実施の形態3による冷凍
空調装置として例えば空気調和機を示す冷媒回路図であ
る。図1と同一符号は同一または相当部分を示す。これ
は冷房運転の場合の冷媒回路図を示しており、暖房運転
では四方弁2の接続を切換える。10は、凝縮器側の冷
媒状態検知手段で、本実施の形態では凝縮器側空気温度
または凝縮器側空気温度に相当する値を検知する手段で
ある。冷房運転の場合には室外熱交換器3が凝縮器とな
るため、ここでは例えば外気温度検知装置であり、具体
的には室外送風機7の吸込空気温度や室外熱交換器3に
設置した温度サーミスタの値で検知できる。また、22
は制御手段である。
【0050】制御手段22は、外気温度検知装置10で
検知した外気温度または外気温度に相当する値C3を入
力し、この値に基づく制御信号s1〜s4のいずれか1
つまたは複数をそれぞれの空調能力変化手段に出力す
る。また、冷凍空調能力変化手段は、冷媒回路を構成す
る構成機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させ
るものである。本実施の形態は冷凍空調装置の一例とし
て空気調和機について説明したものであり、冷凍装置に
ついての記述を省き、空調能力についてのみ説明する。
空調能力変化手段としては、実施の形態1と同様であ
り、例えば、室内送風機8の送風量を変化させて、室内
熱交換器5での熱交換効率を向上させる。また、室外送
風機7の送風量を変化させて、室外熱交換器3での熱交
換効率を向上させる。また、圧縮機1の回転数を高くし
て冷媒流量を増加する。また、絞り装置4の開度を調整
する。
検知した外気温度または外気温度に相当する値C3を入
力し、この値に基づく制御信号s1〜s4のいずれか1
つまたは複数をそれぞれの空調能力変化手段に出力す
る。また、冷凍空調能力変化手段は、冷媒回路を構成す
る構成機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させ
るものである。本実施の形態は冷凍空調装置の一例とし
て空気調和機について説明したものであり、冷凍装置に
ついての記述を省き、空調能力についてのみ説明する。
空調能力変化手段としては、実施の形態1と同様であ
り、例えば、室内送風機8の送風量を変化させて、室内
熱交換器5での熱交換効率を向上させる。また、室外送
風機7の送風量を変化させて、室外熱交換器3での熱交
換効率を向上させる。また、圧縮機1の回転数を高くし
て冷媒流量を増加する。また、絞り装置4の開度を調整
する。
【0051】このような構成の空気調和機の動作は、実
施の形態1と同様であり、冷房運転では室外熱交換器3
を凝縮器,室内熱交換器5を蒸発器として動作させ、室
外送風機7と室内送風機8で室外または室内の空気を取
り込むことにより、室外または室内の空気と熱交換す
る。また、冷房運転と暖房運転の冷媒流路の切換えは四
方弁2で行い、暖房運転時には室外熱交換器3を蒸発器
として動作させ、室内熱交換器5を凝縮器として動作さ
せる。冷房専用の空気調和機では四方弁2はなくてもよ
い。
施の形態1と同様であり、冷房運転では室外熱交換器3
を凝縮器,室内熱交換器5を蒸発器として動作させ、室
外送風機7と室内送風機8で室外または室内の空気を取
り込むことにより、室外または室内の空気と熱交換す
る。また、冷房運転と暖房運転の冷媒流路の切換えは四
方弁2で行い、暖房運転時には室外熱交換器3を蒸発器
として動作させ、室内熱交換器5を凝縮器として動作さ
せる。冷房専用の空気調和機では四方弁2はなくてもよ
い。
【0052】制御手段22の制御手順は実施の形態1に
おける図2と同様である。ただし、本実施の形態では、
ST12で外気温度検知装置10によって外気温度を検
知し、この検知値が入力信号c3として制御手段22に
入力される。そして、ST13で、外気温度の検知値が
予め設定してある所定の設定値、例えば43℃より高い
外気温度であるかどうか判断する。検知値が設定値以下
の場合には、ST18で通常の運転制御を行う。
おける図2と同様である。ただし、本実施の形態では、
ST12で外気温度検知装置10によって外気温度を検
知し、この検知値が入力信号c3として制御手段22に
入力される。そして、ST13で、外気温度の検知値が
予め設定してある所定の設定値、例えば43℃より高い
外気温度であるかどうか判断する。検知値が設定値以下
の場合には、ST18で通常の運転制御を行う。
【0053】ここで、冷媒としてR410Aを用いてい
るので、その冷媒物性上、冷房運転において、凝縮器側
空気温度即ち外気温度が高くなると、冷媒の凝縮温度ま
たは凝縮圧力が上昇する。これにつれて冷媒潜熱は低下
し熱交換能力が低下する。ST13における設定値は、
冷媒の凝縮温度または凝縮圧力の上昇によって熱交換能
力が低下したことに対し、空調能力を増加させるように
制御を開始する時の凝縮器側空気温度である。凝縮器側
空気温度が43℃程度でR410Aの冷媒潜熱はR22
冷媒の80%程度になることに基づき、ここでは、R4
10A冷媒の時の凝縮器側空気温度の設定値は43℃と
し、43℃以下の時には通常の運転制御を行うとする。
ただし、もっと応答性のよい制御を行いたい場合には、
冷媒潜熱がR22冷媒の90%になった時の凝縮器側空
気温度を設定値とするなど、空調能力増加の制御開始と
なる凝縮器側空気温度の設定値を43℃よりも低くして
おくとよい。
るので、その冷媒物性上、冷房運転において、凝縮器側
空気温度即ち外気温度が高くなると、冷媒の凝縮温度ま
たは凝縮圧力が上昇する。これにつれて冷媒潜熱は低下
し熱交換能力が低下する。ST13における設定値は、
冷媒の凝縮温度または凝縮圧力の上昇によって熱交換能
力が低下したことに対し、空調能力を増加させるように
制御を開始する時の凝縮器側空気温度である。凝縮器側
空気温度が43℃程度でR410Aの冷媒潜熱はR22
冷媒の80%程度になることに基づき、ここでは、R4
10A冷媒の時の凝縮器側空気温度の設定値は43℃と
し、43℃以下の時には通常の運転制御を行うとする。
ただし、もっと応答性のよい制御を行いたい場合には、
冷媒潜熱がR22冷媒の90%になった時の凝縮器側空
気温度を設定値とするなど、空調能力増加の制御開始と
なる凝縮器側空気温度の設定値を43℃よりも低くして
おくとよい。
【0054】また、冷房運転時に、凝縮器側空気温度即
ち外気温度が高くなって外気温度検知装置10の検知値
が所定の設定値より高い場合には、ST14〜ST17
で冷媒の種類に応じた能力制御係数aを設定し、空調能
力変化手段に制御信号s1〜s4のいずれか1つまたは
複数を出力して制御する。
ち外気温度が高くなって外気温度検知装置10の検知値
が所定の設定値より高い場合には、ST14〜ST17
で冷媒の種類に応じた能力制御係数aを設定し、空調能
力変化手段に制御信号s1〜s4のいずれか1つまたは
複数を出力して制御する。
【0055】空調能力変化手段としては、実施の形態1
と同様、蒸発側熱交換器での熱交換量を増加する,凝縮
側熱交換器での熱交換量を増加する,冷媒回路の冷媒の
流量を変化させる,絞り装置4の開度を変化させる,な
どである。ここでは例えば室内送風機8の送風量を増加
し、蒸発器となる室内熱交換器5での風量を増加して熱
交換能力を高め、空調能力を増加させる。
と同様、蒸発側熱交換器での熱交換量を増加する,凝縮
側熱交換器での熱交換量を増加する,冷媒回路の冷媒の
流量を変化させる,絞り装置4の開度を変化させる,な
どである。ここでは例えば室内送風機8の送風量を増加
し、蒸発器となる室内熱交換器5での風量を増加して熱
交換能力を高め、空調能力を増加させる。
【0056】また、ST14における制御値の現在値に
対する増加割合を表す能力制御係数aも実施の形態1と
同様、冷媒の種類に応じて設定する。この時、冷媒の種
類の物性上、冷媒潜熱の低下量に基づいて設定するの
で、冷媒潜熱が低下する分を補うように空調能力を増加
できる。例えば従来のR22冷媒の場合に能力制御係数
aをa1=1.0とし、R410A冷媒の場合は高外気
温度の時には凝縮温度が高くなり冷媒潜熱が小さいた
め、能力制御係数aをR22冷媒より大きくし(a2=
1.2)、R410AよりR125の割合が多いR41
0Bでは、能力制御係数aをR410Aより大きくする
(a3=1.25)。
対する増加割合を表す能力制御係数aも実施の形態1と
同様、冷媒の種類に応じて設定する。この時、冷媒の種
類の物性上、冷媒潜熱の低下量に基づいて設定するの
で、冷媒潜熱が低下する分を補うように空調能力を増加
できる。例えば従来のR22冷媒の場合に能力制御係数
aをa1=1.0とし、R410A冷媒の場合は高外気
温度の時には凝縮温度が高くなり冷媒潜熱が小さいた
め、能力制御係数aをR22冷媒より大きくし(a2=
1.2)、R410AよりR125の割合が多いR41
0Bでは、能力制御係数aをR410Aより大きくする
(a3=1.25)。
【0057】また、実施の形態1と同様に、外気温度検
知装置10が所定の設定値より高い外気温度を検知した
場合、室外熱交換器3での風量を増加して熱交換能力を
高め、空調能力を増加してもよい。凝縮器となる室外熱
交換器3の熱交換能力を上げることにより、凝縮圧力が
低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上させるこ
とができる。
知装置10が所定の設定値より高い外気温度を検知した
場合、室外熱交換器3での風量を増加して熱交換能力を
高め、空調能力を増加してもよい。凝縮器となる室外熱
交換器3の熱交換能力を上げることにより、凝縮圧力が
低下し冷媒潜熱は大きくなるので、効率も向上させるこ
とができる。
【0058】また、実施の形態1と同様に、外気温度検
知装置10が所定の設定値より高い外気温度を検知した
場合、圧縮機1の回転数を高めて、冷媒流量を増加する
ことにより、空調能力を増加してもよい。
知装置10が所定の設定値より高い外気温度を検知した
場合、圧縮機1の回転数を高めて、冷媒流量を増加する
ことにより、空調能力を増加してもよい。
【0059】また、実施の形態1と同様に、外気温度検
知装置10が所定の設定値より高い外気温度を検知した
場合、絞り装置4の開度調整により、冷媒流量を増加す
る、または過冷却度を増加して冷媒潜熱を増加すること
により、空調能力を増加してもよい。
知装置10が所定の設定値より高い外気温度を検知した
場合、絞り装置4の開度調整により、冷媒流量を増加す
る、または過冷却度を増加して冷媒潜熱を増加すること
により、空調能力を増加してもよい。
【0060】以上のように、本実施の形態による空気調
和機では、例えば冷房運転にて凝縮器側空気温度が高く
なった場合などの凝縮圧力が上昇した時、冷媒物性上冷
媒潜熱が小さくなるようなR32とR125の混合冷媒
を用いた場合でも、空調能力が低下するのを防ぐことが
できる。また、従来から外気温度検知装置10が装備さ
れている空気調和機では、コスト増がなく導入できる。
また、外気温度検知装置10は圧力検知装置などより安
価であり、新たに導入する場合にも、安価である。加え
て、制御手段22で冷媒の種類に応じた設定値を持つだ
けで複数の種類の冷媒を使用可能としており、機器仕様
の大幅な変更がなく安価に新たな冷媒を導入できる。
和機では、例えば冷房運転にて凝縮器側空気温度が高く
なった場合などの凝縮圧力が上昇した時、冷媒物性上冷
媒潜熱が小さくなるようなR32とR125の混合冷媒
を用いた場合でも、空調能力が低下するのを防ぐことが
できる。また、従来から外気温度検知装置10が装備さ
れている空気調和機では、コスト増がなく導入できる。
また、外気温度検知装置10は圧力検知装置などより安
価であり、新たに導入する場合にも、安価である。加え
て、制御手段22で冷媒の種類に応じた設定値を持つだ
けで複数の種類の冷媒を使用可能としており、機器仕様
の大幅な変更がなく安価に新たな冷媒を導入できる。
【0061】なお、以上に述べた実施形態1〜実施の形
態3では主に冷房運転の場合について述べたが、四方弁
2で冷媒流路を切換えて室内熱交換器5を凝縮器、室外
熱交換器3を蒸発器とすれば、空気調和機の暖房運転に
おいても、冷房運転と同様の効果が得られる。
態3では主に冷房運転の場合について述べたが、四方弁
2で冷媒流路を切換えて室内熱交換器5を凝縮器、室外
熱交換器3を蒸発器とすれば、空気調和機の暖房運転に
おいても、冷房運転と同様の効果が得られる。
【0062】また、実施の形態1〜実施の形態3のそれ
ぞれにおいて、室外熱交換器3は冷媒回路を循環する冷
媒と室外送風器7によって取り込まれる外気とを熱交換
する構成であるが、外気以外の熱交換流体と熱交換する
ように構成してもよい。例えば水やブラインなどの熱交
換流体と熱交換するように構成すれば、室外熱交換器3
において冷媒の動作状態が外気温度に影響されることが
ない。このため、冷媒の種類による冷媒物性上、冷媒潜
熱が低下するのをさらに防止でき、空調能力の低下を防
ぐことができる。
ぞれにおいて、室外熱交換器3は冷媒回路を循環する冷
媒と室外送風器7によって取り込まれる外気とを熱交換
する構成であるが、外気以外の熱交換流体と熱交換する
ように構成してもよい。例えば水やブラインなどの熱交
換流体と熱交換するように構成すれば、室外熱交換器3
において冷媒の動作状態が外気温度に影響されることが
ない。このため、冷媒の種類による冷媒物性上、冷媒潜
熱が低下するのをさらに防止でき、空調能力の低下を防
ぐことができる。
【0063】実施の形態4.以下、本発明の実施の形態
4による冷凍空調装置として例えば空気調和機に係わる
制御手段について説明する。本実施の形態では実施の形
態1における図2に示した制御手順とは別の制御手順に
ついて説明する。本実施の形態は冷凍空調装置の一例と
して空気調和機について説明したものであり、冷凍装置
についての記述を省き、空調能力についてのみ説明す
る。なお本実施の形態における空気調和機の構成は、実
施の形態1〜実施の形態3のいずれでもよい。
4による冷凍空調装置として例えば空気調和機に係わる
制御手段について説明する。本実施の形態では実施の形
態1における図2に示した制御手順とは別の制御手順に
ついて説明する。本実施の形態は冷凍空調装置の一例と
して空気調和機について説明したものであり、冷凍装置
についての記述を省き、空調能力についてのみ説明す
る。なお本実施の形態における空気調和機の構成は、実
施の形態1〜実施の形態3のいずれでもよい。
【0064】図5は本実施の形態に係わる制御手段の制
御手順を示すフローチャートである。ここで、空調能力
変化手段としては、実施の形態1〜実施の形態3と同様
であり、1)凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させ
る、2)蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させる、
3)冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させる、4)
絞り装置4の開度を変化させるなどである。これらを実
現するには、例えば、室内熱交換器5での風量を変化さ
せて熱交換効率を向上させる。また、室外熱交換器3で
の風量を変化させて熱交換効率を向上させる。また、圧
縮機1の回転数を高くして冷媒流量を増加する。また、
絞り装置4の開度を調整する。まず、ST21でこの空
気調和機で使用している冷媒の種類、例えばR22冷
媒,R410A冷媒,R410B冷媒などを入力する。
ST22では、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または凝
縮器側空気温度のいずれかを検知する。ST23で冷媒
の種類に応じて設定値bを設定する。この設定値bは冷
媒の種類に対して予め表として記憶しておき、動作時に
冷媒の種類から設定値bの値を知る。使用する冷媒の種
類によって、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または凝縮
器側空気温度などが大きくなると、その冷媒物性上、冷
媒潜熱が低下する場合がある。そこでこの設定値bより
も、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または外気温度など
の検知値がこの設定値bよりも大きくなったら、空調能
力を増加させるように空調能力変化手段を制御する。
御手順を示すフローチャートである。ここで、空調能力
変化手段としては、実施の形態1〜実施の形態3と同様
であり、1)凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させ
る、2)蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させる、
3)冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させる、4)
絞り装置4の開度を変化させるなどである。これらを実
現するには、例えば、室内熱交換器5での風量を変化さ
せて熱交換効率を向上させる。また、室外熱交換器3で
の風量を変化させて熱交換効率を向上させる。また、圧
縮機1の回転数を高くして冷媒流量を増加する。また、
絞り装置4の開度を調整する。まず、ST21でこの空
気調和機で使用している冷媒の種類、例えばR22冷
媒,R410A冷媒,R410B冷媒などを入力する。
ST22では、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または凝
縮器側空気温度のいずれかを検知する。ST23で冷媒
の種類に応じて設定値bを設定する。この設定値bは冷
媒の種類に対して予め表として記憶しておき、動作時に
冷媒の種類から設定値bの値を知る。使用する冷媒の種
類によって、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または凝縮
器側空気温度などが大きくなると、その冷媒物性上、冷
媒潜熱が低下する場合がある。そこでこの設定値bより
も、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または外気温度など
の検知値がこの設定値bよりも大きくなったら、空調能
力を増加させるように空調能力変化手段を制御する。
【0065】例えば、凝縮温度を検知する凝縮温度検知
装置を備えた空気調和機の場合、凝縮温度の設定値bと
して、従来のR22冷媒の場合には設定値b1=65℃
とする。これに対して、R410A冷媒の場合は高凝縮
温度時の冷媒潜熱が小さいため、設定値b2=60℃と
して、R22冷媒よりも低い状態で空調能力を増加させ
るように設定する。また、R410A冷媒よりR125
の割合が多いR410B冷媒(R32/R125,45
/55wt%)を用いる場合には、その設定値b3=5
5℃としてR410A冷媒よりもさらに低い状態で空調
能力を増加させるように設定する。
装置を備えた空気調和機の場合、凝縮温度の設定値bと
して、従来のR22冷媒の場合には設定値b1=65℃
とする。これに対して、R410A冷媒の場合は高凝縮
温度時の冷媒潜熱が小さいため、設定値b2=60℃と
して、R22冷媒よりも低い状態で空調能力を増加させ
るように設定する。また、R410A冷媒よりR125
の割合が多いR410B冷媒(R32/R125,45
/55wt%)を用いる場合には、その設定値b3=5
5℃としてR410A冷媒よりもさらに低い状態で空調
能力を増加させるように設定する。
【0066】ST24では、ST22で検知した値が設
定値bより大きいかどうか判断する。検知値が設定値b
以下の場合には、ST28で通常の運転制御を行う。
定値bより大きいかどうか判断する。検知値が設定値b
以下の場合には、ST28で通常の運転制御を行う。
【0067】ST24の判断で検知値が設定値bよりも
高い場合には、ST25〜ST27で、空調能力変化手
段に制御信号を出力して空調能力を増加させる。このと
きの現在値(N)に対する制御値(N’)の増加割合
は、冷媒の種類によらず、一定である。例えば、ST2
5で空調能力変化手段に出力する制御値を式(2)で演
算し、ST26でこの値になるように制御信号を出力し
て制御対象機器を制御する。 N’=const.・N ・・・(2) ここで、const.:1以上の定数 N :現在の制御対象機器の動作を示す値 N’:空調能力を変化させるための制御対象機器の制御
値 であり、const.としては例えば1.1とする。本
実施の形態ではR410A冷媒を用いているため、例え
ば凝縮温度の場合にはST23ではb=60が設定さ
れ、検知した凝縮温度が60℃よりも高くなったら、空
調能力を増加するように制御する。ここではST25で
N’=1.1Nとして制御値が演算されるので、制御対
象機器の動作が1割程度増加する。これにつれてST2
7で空調能力が増加する。
高い場合には、ST25〜ST27で、空調能力変化手
段に制御信号を出力して空調能力を増加させる。このと
きの現在値(N)に対する制御値(N’)の増加割合
は、冷媒の種類によらず、一定である。例えば、ST2
5で空調能力変化手段に出力する制御値を式(2)で演
算し、ST26でこの値になるように制御信号を出力し
て制御対象機器を制御する。 N’=const.・N ・・・(2) ここで、const.:1以上の定数 N :現在の制御対象機器の動作を示す値 N’:空調能力を変化させるための制御対象機器の制御
値 であり、const.としては例えば1.1とする。本
実施の形態ではR410A冷媒を用いているため、例え
ば凝縮温度の場合にはST23ではb=60が設定さ
れ、検知した凝縮温度が60℃よりも高くなったら、空
調能力を増加するように制御する。ここではST25で
N’=1.1Nとして制御値が演算されるので、制御対
象機器の動作が1割程度増加する。これにつれてST2
7で空調能力が増加する。
【0068】即ち冷媒の種類に応じて、空調能力を増加
させる基準となる設定値を変え、例えばST25,ST
26で空調能力を1割程度増加する場合には、空調能力
の1割程度の低下を引き起こす時の凝縮温度または凝縮
圧力または凝縮器側空気温度を設定値として設定してお
けばよい。この空調能力の1割程度の低下を引き起こす
時の凝縮温度または凝縮圧力または凝縮器側空気温度
は、冷媒の種類に応じて異なるものである。即ち、空調
能力の増加に関与する設定値を冷媒の種類に応じて変化
させて、空調能力を変化させるように制御するのであ
る。このように制御することにより、冷媒の種類の物性
上、冷媒潜熱が低下しても、空調能力を増加することに
より、冷房/暖房運転時の空調能力を維持することがで
きる。
させる基準となる設定値を変え、例えばST25,ST
26で空調能力を1割程度増加する場合には、空調能力
の1割程度の低下を引き起こす時の凝縮温度または凝縮
圧力または凝縮器側空気温度を設定値として設定してお
けばよい。この空調能力の1割程度の低下を引き起こす
時の凝縮温度または凝縮圧力または凝縮器側空気温度
は、冷媒の種類に応じて異なるものである。即ち、空調
能力の増加に関与する設定値を冷媒の種類に応じて変化
させて、空調能力を変化させるように制御するのであ
る。このように制御することにより、冷媒の種類の物性
上、冷媒潜熱が低下しても、空調能力を増加することに
より、冷房/暖房運転時の空調能力を維持することがで
きる。
【0069】凝縮温度と凝縮圧力の変化の傾向は互いに
関連があり、また、凝縮温度と凝縮側空気温度の変化の
傾向は互いに関連がある。このため、凝縮温度と凝縮圧
力と凝縮側空気温度のいずれか1つを検知してこの検知
値から凝縮側における冷媒状態を知ることができる。こ
のいずれを用いるかについては場合によるが、一般的に
いえば、圧力センサは温度センサよりも検知値の精度は
よいが高価である。また、凝縮温度検知装置の場合には
その室外熱交換器3内での設置位置で検知値が異なって
くるが、凝縮器側空気温度検知装置は冷媒運転の場合に
は外気温度であり、室外機の側面などに簡単に取り付け
られる。このような各検知装置の長所や短所から選択さ
れる。
関連があり、また、凝縮温度と凝縮側空気温度の変化の
傾向は互いに関連がある。このため、凝縮温度と凝縮圧
力と凝縮側空気温度のいずれか1つを検知してこの検知
値から凝縮側における冷媒状態を知ることができる。こ
のいずれを用いるかについては場合によるが、一般的に
いえば、圧力センサは温度センサよりも検知値の精度は
よいが高価である。また、凝縮温度検知装置の場合には
その室外熱交換器3内での設置位置で検知値が異なって
くるが、凝縮器側空気温度検知装置は冷媒運転の場合に
は外気温度であり、室外機の側面などに簡単に取り付け
られる。このような各検知装置の長所や短所から選択さ
れる。
【0070】また、空調能力変化手段である制御対象機
器によっては、いくら大きな制御値を出力しても、この
制御値に追随して動作できず、限界を有するものもあ
る。このため、本実施の形態では、制御値の方を決めて
おき、この制御値で動作させるタイミングを冷媒の種類
に応じて異なるように設定しているので、応答性がよく
信頼性の高い空気調和機の制御を実現できる。また、さ
らに冷媒の種類に応じて制御ゲインを変化させ、制御値
を変化させてもよい。
器によっては、いくら大きな制御値を出力しても、この
制御値に追随して動作できず、限界を有するものもあ
る。このため、本実施の形態では、制御値の方を決めて
おき、この制御値で動作させるタイミングを冷媒の種類
に応じて異なるように設定しているので、応答性がよく
信頼性の高い空気調和機の制御を実現できる。また、さ
らに冷媒の種類に応じて制御ゲインを変化させ、制御値
を変化させてもよい。
【0071】実施の形態5.以下、本発明の実施の形態
5による冷凍空調装置として例えば空気調和機に係わる
制御手段について説明する。本実施の形態は実施の形態
4と同様、制御手順についての実施の形態である。本実
施の形態は冷凍空調装置の一例として空気調和機につい
て説明したものであり、冷凍装置についての記述を省
き、空調能力についてのみ説明する。なお本実施の形態
における空気調和機の構成は、実施の形態1〜実施の形
態3のいずれでもよい。
5による冷凍空調装置として例えば空気調和機に係わる
制御手段について説明する。本実施の形態は実施の形態
4と同様、制御手順についての実施の形態である。本実
施の形態は冷凍空調装置の一例として空気調和機につい
て説明したものであり、冷凍装置についての記述を省
き、空調能力についてのみ説明する。なお本実施の形態
における空気調和機の構成は、実施の形態1〜実施の形
態3のいずれでもよい。
【0072】本実施の形態では、空気調和機が空調能力
検知手段を備え、空調能力検知手段からの検知情報にも
基づいて空調能力を制御するものである。空調能力検知
手段は、例えば、図1,図3,図4に示す吸込空気温度
検知装置15である。この吸込空気温度検知装置15に
よって検知した室内熱交換器5での室内吸込空気温度T
sによって動作中の空調能力と目標空調能力の差を検知
し、より正確な制御を行う。
検知手段を備え、空調能力検知手段からの検知情報にも
基づいて空調能力を制御するものである。空調能力検知
手段は、例えば、図1,図3,図4に示す吸込空気温度
検知装置15である。この吸込空気温度検知装置15に
よって検知した室内熱交換器5での室内吸込空気温度T
sによって動作中の空調能力と目標空調能力の差を検知
し、より正確な制御を行う。
【0073】図6は本実施の形態に係わる制御手段の制
御手順を示すフローチャートである。ここで、空調能力
変化手段としては、実施の形態1〜実施の形態3と同様
であり、1)凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させ
る、2)蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させる、
3)冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させる、4)
絞り装置4の開度を変化させるなどである。これらを実
現するには、例えば、室内熱交換器5での風量を変化さ
せて熱交換効率を向上させる。また、室外熱交換器3で
の風量を変化させて熱交換効率を向上させる。また、圧
縮機1の回転数を高くして冷媒流量を増加する。また、
絞り装置4の開度を調整する。まず、ST31でこの空
気調和機で使用している冷媒の種類、例えばR22冷
媒,R410A冷媒,R410B冷媒などを入力する。
ST32では、吸込空気温度検知装置15によって、室
内熱交換器5での吸込空気温度Tsを検知する。
御手順を示すフローチャートである。ここで、空調能力
変化手段としては、実施の形態1〜実施の形態3と同様
であり、1)凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させ
る、2)蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させる、
3)冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させる、4)
絞り装置4の開度を変化させるなどである。これらを実
現するには、例えば、室内熱交換器5での風量を変化さ
せて熱交換効率を向上させる。また、室外熱交換器3で
の風量を変化させて熱交換効率を向上させる。また、圧
縮機1の回転数を高くして冷媒流量を増加する。また、
絞り装置4の開度を調整する。まず、ST31でこの空
気調和機で使用している冷媒の種類、例えばR22冷
媒,R410A冷媒,R410B冷媒などを入力する。
ST32では、吸込空気温度検知装置15によって、室
内熱交換器5での吸込空気温度Tsを検知する。
【0074】次に、ST33では吸込空気温度の検知値
Tsと設定温度Tの偏差ΔT=T−Tsを演算する。こ
の設定温度Tは、室内熱交換器5で利用者が設定してい
る温度である。ST34で、偏差ΔTに応じて制御対象
機器の動作増加割合である第1能力制御係数dを設定す
る。偏差ΔTが大きければ空調能力が不足しているので
第1能力制御係数d>1.0でその値を大きく設定し
て、空調能力を増加させる。また、偏差ΔTがなければ
空調能力は十分であるので、第1能力制御係数d=1.
0に設定して、空調能力を増減なく、現在の状態を継続
する。ここでは、第1能力制御係数dは偏差の値に対し
て予め表として記憶しておき、動作時に偏差ΔTから第
1能力制御係数dの値を知る。また第1能力制御係数d
をΔTの関数{f(ΔT)}とし、偏差から第1能力制
御係数dの値を演算してもよい。関数の一例として、d
=K・ΔT;K>1のように、比例する式としてもよ
い。
Tsと設定温度Tの偏差ΔT=T−Tsを演算する。こ
の設定温度Tは、室内熱交換器5で利用者が設定してい
る温度である。ST34で、偏差ΔTに応じて制御対象
機器の動作増加割合である第1能力制御係数dを設定す
る。偏差ΔTが大きければ空調能力が不足しているので
第1能力制御係数d>1.0でその値を大きく設定し
て、空調能力を増加させる。また、偏差ΔTがなければ
空調能力は十分であるので、第1能力制御係数d=1.
0に設定して、空調能力を増減なく、現在の状態を継続
する。ここでは、第1能力制御係数dは偏差の値に対し
て予め表として記憶しておき、動作時に偏差ΔTから第
1能力制御係数dの値を知る。また第1能力制御係数d
をΔTの関数{f(ΔT)}とし、偏差から第1能力制
御係数dの値を演算してもよい。関数の一例として、d
=K・ΔT;K>1のように、比例する式としてもよ
い。
【0075】次に、ST35で冷媒の凝縮温度または凝
縮圧力または凝縮側空気温度のいずれかを検知する。S
T36で、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または凝縮側
空気温度などの検知値が予め設定してある所定の設定値
よりも大きいかどうか判断する。検知値が設定値以下の
場合には、第2能力制御係数e=1.0を制御対象機器
の動作増加割合として設定する(ST37)。
縮圧力または凝縮側空気温度のいずれかを検知する。S
T36で、冷媒の凝縮温度または凝縮圧力または凝縮側
空気温度などの検知値が予め設定してある所定の設定値
よりも大きいかどうか判断する。検知値が設定値以下の
場合には、第2能力制御係数e=1.0を制御対象機器
の動作増加割合として設定する(ST37)。
【0076】ST36の判断で検知値が設定値よりも高
い場合には、ST38で冷媒の種類に応じた第2能力制
御係数eを設定する。この第2能力制御係数eは冷媒の
種類に対して予め表として記憶しておき、動作時に冷媒
の種類から第2能力制御係数eの値を知る。例えば、従
来のR22冷媒の場合の第2能力制御係数e1=1.0
に対して、R410A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷媒
潜熱が小さいため、第2能力制御係数e2=1.2とし
てR22冷媒よりも大きくする。また、R410A冷媒
よりR125の割合が多いR410B冷媒(R32/R
125,45/55wt%)を用いる場合には、その第
2能力制御係数e3=1.25としてR410A冷媒よ
りも大きくする。
い場合には、ST38で冷媒の種類に応じた第2能力制
御係数eを設定する。この第2能力制御係数eは冷媒の
種類に対して予め表として記憶しておき、動作時に冷媒
の種類から第2能力制御係数eの値を知る。例えば、従
来のR22冷媒の場合の第2能力制御係数e1=1.0
に対して、R410A冷媒の場合は高凝縮温度時の冷媒
潜熱が小さいため、第2能力制御係数e2=1.2とし
てR22冷媒よりも大きくする。また、R410A冷媒
よりR125の割合が多いR410B冷媒(R32/R
125,45/55wt%)を用いる場合には、その第
2能力制御係数e3=1.25としてR410A冷媒よ
りも大きくする。
【0077】そして、ST39〜ST41で、空調能力
変化手段に制御信号を出力して空調能力を増加させる。
ST39で空調能力変化手段に対する制御値N’を式
(3)で演算し、この値になるように制御信号を出力し
て制御対象機器を制御する。 N’=d・e・N ・・・(3) ここで、 d :室内設定温度と室内吸込室内温度の偏差に応じた
第1能力制御係数 e :冷媒の種類に応じた第2能力制御係数 N :現在の制御対象機器の動作を示す値 N’:空調能力を変化させるための制御対象機器の制御
値 である。即ち制御値N’として現在値よりも(第1能力
制御係数d×第2能力制御係数e)だけ増加するように
空調能力変化手段に制御値を出力する(ST40)と、
これにつれてST41で空調能力が増加する。例えば、
室内吸込空気温度と室内設定温度との偏差△Tが5℃の
ときの能力制御係数dを1.2とし、冷媒としてR41
0Aを使用しており、外気温度が高くなって凝縮温度が
設定値より高くなり、冷媒の種類に応じた第2能力制御
係数eを1.2とした時、空調能力制御手段に出力する
制御値は、制御値N’=1.2×1.2×現在値N=
1.44×Nとなる。
変化手段に制御信号を出力して空調能力を増加させる。
ST39で空調能力変化手段に対する制御値N’を式
(3)で演算し、この値になるように制御信号を出力し
て制御対象機器を制御する。 N’=d・e・N ・・・(3) ここで、 d :室内設定温度と室内吸込室内温度の偏差に応じた
第1能力制御係数 e :冷媒の種類に応じた第2能力制御係数 N :現在の制御対象機器の動作を示す値 N’:空調能力を変化させるための制御対象機器の制御
値 である。即ち制御値N’として現在値よりも(第1能力
制御係数d×第2能力制御係数e)だけ増加するように
空調能力変化手段に制御値を出力する(ST40)と、
これにつれてST41で空調能力が増加する。例えば、
室内吸込空気温度と室内設定温度との偏差△Tが5℃の
ときの能力制御係数dを1.2とし、冷媒としてR41
0Aを使用しており、外気温度が高くなって凝縮温度が
設定値より高くなり、冷媒の種類に応じた第2能力制御
係数eを1.2とした時、空調能力制御手段に出力する
制御値は、制御値N’=1.2×1.2×現在値N=
1.44×Nとなる。
【0078】このように制御値N’は、冷媒の種類から
必要な空調能力増加割合と空調空間の空調達成状態から
必要な空調能力増加割合とで決定されて空調能力を増加
しようとするので、運転状況に的確に対応でき、また、
冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱が低下しても、室内熱交
換器5での風量をその低下分に応じて増加することによ
り、冷房/暖房運転時の空調能力を維持することができ
る。また、冷媒の変更に容易にかつ安価に対応できる冷
凍空調装置を得ることができる。
必要な空調能力増加割合と空調空間の空調達成状態から
必要な空調能力増加割合とで決定されて空調能力を増加
しようとするので、運転状況に的確に対応でき、また、
冷媒の種類の物性上、冷媒潜熱が低下しても、室内熱交
換器5での風量をその低下分に応じて増加することによ
り、冷房/暖房運転時の空調能力を維持することができ
る。また、冷媒の変更に容易にかつ安価に対応できる冷
凍空調装置を得ることができる。
【0079】また、本実施の形態では、ST36〜ST
38での冷媒の種類の基づく能力制御係数eの設定とし
て、実施の形態1で説明した制御方法と同様の制御方法
を使用したが、実施の形態4における制御方法を用いて
もよい。即ち、図5のST23〜ST25に示したよう
に冷媒の種類によって設定値を変化させ、凝縮側の冷媒
状態の検知値が設定値を越えたときに、予め設定してあ
る定数(const.)を用い、この定数と空調能力に
応じて変化させた第1能力制御係数dを用いて制御値を
演算するように構成してもよい。なお、本実施の形態で
用いた第1、第2能力制御係数d,eは、通常の制御に
おいて、制御ゲインとして取り扱っている。また、上記
では、室内設定温度と室内吸込空気温度との偏差を演算
することによって空調能力を検知しているが、これに凝
縮側空気温度である外気温度を検知してこの外気温度も
含めて空調能力を検知するように構成してもよい。
38での冷媒の種類の基づく能力制御係数eの設定とし
て、実施の形態1で説明した制御方法と同様の制御方法
を使用したが、実施の形態4における制御方法を用いて
もよい。即ち、図5のST23〜ST25に示したよう
に冷媒の種類によって設定値を変化させ、凝縮側の冷媒
状態の検知値が設定値を越えたときに、予め設定してあ
る定数(const.)を用い、この定数と空調能力に
応じて変化させた第1能力制御係数dを用いて制御値を
演算するように構成してもよい。なお、本実施の形態で
用いた第1、第2能力制御係数d,eは、通常の制御に
おいて、制御ゲインとして取り扱っている。また、上記
では、室内設定温度と室内吸込空気温度との偏差を演算
することによって空調能力を検知しているが、これに凝
縮側空気温度である外気温度を検知してこの外気温度も
含めて空調能力を検知するように構成してもよい。
【0080】実施の形態6.以下、本発明の実施の形態
6について説明する。本実施の形態は冷凍空調装置の一
例として空気調和機について説明したものであり、冷凍
装置についての記述を省き、空調能力についてのみ説明
する。図7は本実施の形態による空気調和機を示す冷媒
回路図である。図1,図3,図4と同一符号は同一また
は相当部分を示す。図7では冷房運転の場合の冷媒回路
図を示しており、暖房運転では四方弁2の接続を切換え
る。この冷媒回路を循環する冷媒は、例えばR32とR
125の混合冷媒であるR410Aを用いる。図におい
て、11は被熱交換流体の流れ方向、12は被熱交換流
体の温度または流量制御装置であり、ここでは流量制御
装置とする。また、13は被熱交換流体で、例えば20
℃程度の市水である。流量制御装置12は例えばポンプ
の回転数を制御することにより被熱交換流体13の流量
制御を行う。23は制御手段で、冷媒回路を循環する冷
媒の運転状態に基づいて流量制御装置12を制御する。
6について説明する。本実施の形態は冷凍空調装置の一
例として空気調和機について説明したものであり、冷凍
装置についての記述を省き、空調能力についてのみ説明
する。図7は本実施の形態による空気調和機を示す冷媒
回路図である。図1,図3,図4と同一符号は同一また
は相当部分を示す。図7では冷房運転の場合の冷媒回路
図を示しており、暖房運転では四方弁2の接続を切換え
る。この冷媒回路を循環する冷媒は、例えばR32とR
125の混合冷媒であるR410Aを用いる。図におい
て、11は被熱交換流体の流れ方向、12は被熱交換流
体の温度または流量制御装置であり、ここでは流量制御
装置とする。また、13は被熱交換流体で、例えば20
℃程度の市水である。流量制御装置12は例えばポンプ
の回転数を制御することにより被熱交換流体13の流量
制御を行う。23は制御手段で、冷媒回路を循環する冷
媒の運転状態に基づいて流量制御装置12を制御する。
【0081】以下、図7のように構成した空気調和機の
動作について説明する。被熱交換流体13は、その流量
を流量制御装置12で制御されて、流れ方向11に流れ
ている。一方、圧縮機1からの高温高圧ガスは四方弁2
を通り、室外熱交換器3では外気以外の被熱交換流体1
3と熱交換して放熱すると同時に凝縮液化する。さら
に、冷媒は絞り装置4で減圧され、室内熱交換器5で蒸
発して、四方弁2を通り圧縮機1へ循環する。このよう
に、冷房運転では室外熱交換器3を凝縮器,室内熱交換
器5を蒸発器として動作させ、室外熱交換器3では空気
以外の被熱交換流体と熱交換するように構成し、室内熱
交換器5では室内送風機8で室内の空気を取り込むこと
により室内の空気と熱交換する。また、冷房運転と暖房
運転の冷媒流路の切換えは四方弁2で行い、暖房運転時
には室外熱交換器3を蒸発器として動作させ、室内熱交
換器5を凝縮器として動作させる。冷房専用の空気調和
機では四方弁2はなくてもよい。
動作について説明する。被熱交換流体13は、その流量
を流量制御装置12で制御されて、流れ方向11に流れ
ている。一方、圧縮機1からの高温高圧ガスは四方弁2
を通り、室外熱交換器3では外気以外の被熱交換流体1
3と熱交換して放熱すると同時に凝縮液化する。さら
に、冷媒は絞り装置4で減圧され、室内熱交換器5で蒸
発して、四方弁2を通り圧縮機1へ循環する。このよう
に、冷房運転では室外熱交換器3を凝縮器,室内熱交換
器5を蒸発器として動作させ、室外熱交換器3では空気
以外の被熱交換流体と熱交換するように構成し、室内熱
交換器5では室内送風機8で室内の空気を取り込むこと
により室内の空気と熱交換する。また、冷房運転と暖房
運転の冷媒流路の切換えは四方弁2で行い、暖房運転時
には室外熱交換器3を蒸発器として動作させ、室内熱交
換器5を凝縮器として動作させる。冷房専用の空気調和
機では四方弁2はなくてもよい。
【0082】このように、凝縮側熱交換器である室外熱
交換器3では、外気ではなく被熱交換流体13と熱交換
するように構成している。冷房運転時に、室外熱交換器
3の被熱交換流体13は外気と熱交換しないため、外気
温度が高くなった場合でも、被熱交換流体13の温度は
外気温度の影響を受けないので上昇しない。
交換器3では、外気ではなく被熱交換流体13と熱交換
するように構成している。冷房運転時に、室外熱交換器
3の被熱交換流体13は外気と熱交換しないため、外気
温度が高くなった場合でも、被熱交換流体13の温度は
外気温度の影響を受けないので上昇しない。
【0083】本実施の形態における制御手段23は、凝
縮温度検知装置6で検知した冷媒の凝縮温度c1や凝縮
圧力検知装置9で検知した冷媒の凝縮圧力c2や外気温
度検知装置10で検知した外気温度c3のいずれか1つ
または複数を入力して、この検知値c1,c2,c3に
応じて被熱交換流体13の流量を制御する制御信号S5
を流量制御装置12に出力する。
縮温度検知装置6で検知した冷媒の凝縮温度c1や凝縮
圧力検知装置9で検知した冷媒の凝縮圧力c2や外気温
度検知装置10で検知した外気温度c3のいずれか1つ
または複数を入力して、この検知値c1,c2,c3に
応じて被熱交換流体13の流量を制御する制御信号S5
を流量制御装置12に出力する。
【0084】従って、例えば凝縮圧力検知装置9で検知
した凝縮圧力検知値c2により、被熱交換流体13の流
量を制御して凝縮圧力を調整すれば、外気温度が高くな
った場合でも、凝縮熱交換量を十分に確保することがで
きる。即ち、R32とR125の混合冷媒を用いた空気
調和機において、例えば冷房運転にて外気温度が高くな
った場合、外気と熱交換する構成の室外熱交換器では凝
縮温度が上昇しその冷媒物性上冷媒潜熱が小さくなるた
め、空調能力が低下してしまうが、本実施の形態では空
調能力の低下をするのを防ぐことができる。特に熱交換
流体13として、井戸水などのあまり温度変化のない流
体を用いると、空調能力の低下を低減できる。また、凝
縮温度検知装置6で検知した凝縮温度検知値c1によ
り、被熱交換流体13の温度または流量を制御して凝縮
温度を調整しても、同様の効果を得ることができる。
した凝縮圧力検知値c2により、被熱交換流体13の流
量を制御して凝縮圧力を調整すれば、外気温度が高くな
った場合でも、凝縮熱交換量を十分に確保することがで
きる。即ち、R32とR125の混合冷媒を用いた空気
調和機において、例えば冷房運転にて外気温度が高くな
った場合、外気と熱交換する構成の室外熱交換器では凝
縮温度が上昇しその冷媒物性上冷媒潜熱が小さくなるた
め、空調能力が低下してしまうが、本実施の形態では空
調能力の低下をするのを防ぐことができる。特に熱交換
流体13として、井戸水などのあまり温度変化のない流
体を用いると、空調能力の低下を低減できる。また、凝
縮温度検知装置6で検知した凝縮温度検知値c1によ
り、被熱交換流体13の温度または流量を制御して凝縮
温度を調整しても、同様の効果を得ることができる。
【0085】また、凝縮温度や凝縮圧力のかわりに外気
温度検知装置10からの検知値c3により、被熱交換流
体の温度と流量の少なくともどちらかを制御すれば、外
気温度が高くなった場合でも、凝縮熱交換量を十分に確
保することができる。なお、被熱交換流体の温度を制御
するには、被熱交換流体を別の冷却装置(図示せず)に
よって冷却すれば制御できる。
温度検知装置10からの検知値c3により、被熱交換流
体の温度と流量の少なくともどちらかを制御すれば、外
気温度が高くなった場合でも、凝縮熱交換量を十分に確
保することができる。なお、被熱交換流体の温度を制御
するには、被熱交換流体を別の冷却装置(図示せず)に
よって冷却すれば制御できる。
【0086】以上のように本実施の形態では、R32と
R125の混合冷媒、例えばR410A冷媒やR410
B冷媒などを用いた空気調和機において、冷房運転にお
いて外気温度が高くなった場合、これの影響によって凝
縮温度が上昇することはなく、その冷媒物性上冷媒潜熱
が小さくなり空調能力が低下するのを防ぐことができ
る。
R125の混合冷媒、例えばR410A冷媒やR410
B冷媒などを用いた空気調和機において、冷房運転にお
いて外気温度が高くなった場合、これの影響によって凝
縮温度が上昇することはなく、その冷媒物性上冷媒潜熱
が小さくなり空調能力が低下するのを防ぐことができ
る。
【0087】また、被熱交換流体の温度または流量を制
御するのに加え、検知装置6,9,10による検知値が
所定の設定値より大きくなったのを検知したとき、冷媒
の種類に応じて室内熱交換器5での風量の増加割合を定
める。そして、この増加割合に基づいて風量を制御し、
蒸発器となる室内熱交換器5の熱交換能力を上げて、空
調能力を変化させてもよい。
御するのに加え、検知装置6,9,10による検知値が
所定の設定値より大きくなったのを検知したとき、冷媒
の種類に応じて室内熱交換器5での風量の増加割合を定
める。そして、この増加割合に基づいて風量を制御し、
蒸発器となる室内熱交換器5の熱交換能力を上げて、空
調能力を変化させてもよい。
【0088】また、被熱交換流体の温度または流量を制
御するのに加え、検知装置6,9,10による検知値が
所定の設定値より大きくなったのを検知したとき、冷媒
の種類に応じて圧縮機1の回転数の増加割合を定める。
そして、この増加割合に基づいて回転数を制御し、冷媒
回路を循環する冷媒流量を増加することにより、空調能
力を変化させてもよい。
御するのに加え、検知装置6,9,10による検知値が
所定の設定値より大きくなったのを検知したとき、冷媒
の種類に応じて圧縮機1の回転数の増加割合を定める。
そして、この増加割合に基づいて回転数を制御し、冷媒
回路を循環する冷媒流量を増加することにより、空調能
力を変化させてもよい。
【0089】また、被熱交換流体の温度または流量を制
御するのに加え、検知装置6,9,10による検知値が
所定の設定値より大きくなったのを検知したとき、冷媒
の種類に応じて絞り装置4の開度調整割合を定める。そ
して、この開度調整割合に基づいて絞り装置4の開度を
制御し、冷媒回路を循環する冷媒流量を増加する、また
は動作圧力を高めることにより、空調能力を変化させて
もよい。
御するのに加え、検知装置6,9,10による検知値が
所定の設定値より大きくなったのを検知したとき、冷媒
の種類に応じて絞り装置4の開度調整割合を定める。そ
して、この開度調整割合に基づいて絞り装置4の開度を
制御し、冷媒回路を循環する冷媒流量を増加する、また
は動作圧力を高めることにより、空調能力を変化させて
もよい。
【0090】なお、図7では、凝縮温度検知手段6、凝
縮圧力検知手段9、外気温度検知手段10のすべてを備
えた空気調和機としているが、いずれか1つまたは複数
を備えて、冷媒の運転状態を検知すればよい。
縮圧力検知手段9、外気温度検知手段10のすべてを備
えた空気調和機としているが、いずれか1つまたは複数
を備えて、冷媒の運転状態を検知すればよい。
【0091】また、被熱交換流体13としては、ブライ
ンや他の冷媒を用いてもよい。また、この場合の室外熱
交換器3は、例えば二重管式、満液式、シェルアンドチ
ューブ式、プレート式などを用いることができる。
ンや他の冷媒を用いてもよい。また、この場合の室外熱
交換器3は、例えば二重管式、満液式、シェルアンドチ
ューブ式、プレート式などを用いることができる。
【0092】さらに、以上実施の形態1〜実施の形態6
に述べた効果は、HFC系冷媒の冷凍機油として、ハー
ドアルキルベンゼン系などの冷媒との溶解度が低い油を
用いたとしても、同様の効果が得られる。また、凝縮圧
力検知装置9は、圧縮機1の吐出圧力を検知してこれを
用いても、同様の効果が得られる。
に述べた効果は、HFC系冷媒の冷凍機油として、ハー
ドアルキルベンゼン系などの冷媒との溶解度が低い油を
用いたとしても、同様の効果が得られる。また、凝縮圧
力検知装置9は、圧縮機1の吐出圧力を検知してこれを
用いても、同様の効果が得られる。
【0093】また、実施の形態1〜実施の形態6のそれ
ぞれにおいて、図8に示すように室内熱交換器5に空気
以外の被熱交換流体13と熱交換する形態の熱交換器1
4を設け、この熱交換器14を介して、例えば水を矢印
11の方向に流すように構成してもよい。そして、室内
熱交換器5で空気と熱交換してもよい。この場合、空調
能力の増加は、被熱交換流体13の流量増加や室内送風
機8の送風量増加によっても実現できる。なお、図8で
は制御手段などは図示せず、省略している。
ぞれにおいて、図8に示すように室内熱交換器5に空気
以外の被熱交換流体13と熱交換する形態の熱交換器1
4を設け、この熱交換器14を介して、例えば水を矢印
11の方向に流すように構成してもよい。そして、室内
熱交換器5で空気と熱交換してもよい。この場合、空調
能力の増加は、被熱交換流体13の流量増加や室内送風
機8の送風量増加によっても実現できる。なお、図8で
は制御手段などは図示せず、省略している。
【0094】また、実施の形態1〜実施の形態6におい
て、室外熱交換器3や室内熱交換器5や圧縮機1を複数
台有するマルチ型空気調和機でも同様の効果が得られ
る。
て、室外熱交換器3や室内熱交換器5や圧縮機1を複数
台有するマルチ型空気調和機でも同様の効果が得られ
る。
【0095】なお、実施の形態1〜実施の形態6に述べ
た効果は、R744冷媒といった自然冷媒や炭化水素系
冷媒など、臨界温度が低い冷媒においても、同様の効果
が得られ、単一冷媒または混合冷媒に限るものではな
い。また、各種冷媒の中で、R125冷媒のように臨界
温度が低く高凝縮温度時の冷媒潜熱が小さくなる冷媒を
含む混合冷媒または単一冷媒に対して効果がある。
た効果は、R744冷媒といった自然冷媒や炭化水素系
冷媒など、臨界温度が低い冷媒においても、同様の効果
が得られ、単一冷媒または混合冷媒に限るものではな
い。また、各種冷媒の中で、R125冷媒のように臨界
温度が低く高凝縮温度時の冷媒潜熱が小さくなる冷媒を
含む混合冷媒または単一冷媒に対して効果がある。
【0096】また、実施の形態1〜実施の形態6に述べ
た効果は、冷房・暖房を行う空気調和機を例として述べ
たが、冷却を行う冷凍装置においても、同様の効果が得
られる。すなわち空気調和機での冷房運転において、蒸
発器として動作する室内熱交換器を冷却器として動作さ
せればよい。この場合には、実施の形態1〜実施の形態
6のいずれかにおける空調能力変化手段は冷凍能力変化
手段に対応し、空調能力検知手段は冷凍能力検知手段に
対応することになる。
た効果は、冷房・暖房を行う空気調和機を例として述べ
たが、冷却を行う冷凍装置においても、同様の効果が得
られる。すなわち空気調和機での冷房運転において、蒸
発器として動作する室内熱交換器を冷却器として動作さ
せればよい。この場合には、実施の形態1〜実施の形態
6のいずれかにおける空調能力変化手段は冷凍能力変化
手段に対応し、空調能力検知手段は冷凍能力検知手段に
対応することになる。
【0097】また、実施の形態1〜実施の形態6に述べ
た効果は、既設のR22等を用いた冷凍空調装置におい
て、冷媒だけをオゾン層を破壊しない冷媒に交換して動
作させる、すなわち既存設備のリプレース対応において
も、より一層の効果が得られる。すなわち、既設の冷凍
空調装置において、従来の冷媒を単にオゾン層を破壊し
ない冷媒に交換しただけでは、能力や信頼性などの観点
から動作させることはできないが、本発明による冷凍空
調装置では、既存設備や既設配管をそのまま用いること
ができ、安価にかつ素早く冷媒の代替化を進めることが
できる。また、将来、新たな冷媒を導入する際にも、設
備の更新をせずに実施の形態1〜実施の形態6に述べた
各種の制御係数を新たな冷媒に対応して設定してやれば
よい。
た効果は、既設のR22等を用いた冷凍空調装置におい
て、冷媒だけをオゾン層を破壊しない冷媒に交換して動
作させる、すなわち既存設備のリプレース対応において
も、より一層の効果が得られる。すなわち、既設の冷凍
空調装置において、従来の冷媒を単にオゾン層を破壊し
ない冷媒に交換しただけでは、能力や信頼性などの観点
から動作させることはできないが、本発明による冷凍空
調装置では、既存設備や既設配管をそのまま用いること
ができ、安価にかつ素早く冷媒の代替化を進めることが
できる。また、将来、新たな冷媒を導入する際にも、設
備の更新をせずに実施の形態1〜実施の形態6に述べた
各種の制御係数を新たな冷媒に対応して設定してやれば
よい。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
種類の冷媒を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞
り装置、蒸発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒
回路を有する冷凍空調装置において、前記冷媒回路の構
成機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させる冷
凍空調能力変化手段と、前記冷媒回路の凝縮側における
冷媒の状態を検知する冷媒状態検知手段と、前記冷媒状
態検知手段にて検知した結果が予め設定された設定値を
越えたときに、前記冷媒の種類に応じて変化させた制御
ゲインで演算した演算値を用いて前記冷凍空調能力変化
手段を制御する制御手段とを備えたことにより、異なる
物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起因する冷凍空調
能力の低下を防止でき、なおかつ安価に実現でき、加え
て効率も向上できる冷凍空調装置を得ることができる。
種類の冷媒を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞
り装置、蒸発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒
回路を有する冷凍空調装置において、前記冷媒回路の構
成機器の動作を変化させて冷凍空調能力を変化させる冷
凍空調能力変化手段と、前記冷媒回路の凝縮側における
冷媒の状態を検知する冷媒状態検知手段と、前記冷媒状
態検知手段にて検知した結果が予め設定された設定値を
越えたときに、前記冷媒の種類に応じて変化させた制御
ゲインで演算した演算値を用いて前記冷凍空調能力変化
手段を制御する制御手段とを備えたことにより、異なる
物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起因する冷凍空調
能力の低下を防止でき、なおかつ安価に実現でき、加え
て効率も向上できる冷凍空調装置を得ることができる。
【0099】また、本発明によれば、複数の種類の冷媒
を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸
発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有す
る冷凍空調装置において、前記冷媒回路の構成機器の動
作を変化させて冷凍空調能力を変化させる冷凍空調能力
変化手段と、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒の状態
を検知する冷媒状態検知手段と、前記冷媒の種類に応じ
て設定値を変化させ、前記冷媒状態検知手段にて検知し
た結果が前記設定値を越えたときに、前記冷凍空調能力
変化手段を制御する制御手段とを備えたことにより、異
なる物性の冷媒に応答性よく対応でき、冷媒の物性に起
因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安価に
実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を得る
ことができる。
を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸
発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有す
る冷凍空調装置において、前記冷媒回路の構成機器の動
作を変化させて冷凍空調能力を変化させる冷凍空調能力
変化手段と、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒の状態
を検知する冷媒状態検知手段と、前記冷媒の種類に応じ
て設定値を変化させ、前記冷媒状態検知手段にて検知し
た結果が前記設定値を越えたときに、前記冷凍空調能力
変化手段を制御する制御手段とを備えたことにより、異
なる物性の冷媒に応答性よく対応でき、冷媒の物性に起
因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安価に
実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を得る
ことができる。
【0100】また、本発明によれば、動作中の冷凍空調
能力と目標冷凍空調能力の差を検知する冷凍空調能力検
知手段を備え、制御手段で冷凍空調能力変化手段を制御
する演算値を演算する際、冷媒の種類に基づく第1制御
ゲインと前記冷凍空調能力検知手段で検知した差に応じ
て変化させた第2制御ゲインとを用いて演算することを
特徴とするので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の
物性に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおか
つ安価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装
置を得ることができる。
能力と目標冷凍空調能力の差を検知する冷凍空調能力検
知手段を備え、制御手段で冷凍空調能力変化手段を制御
する演算値を演算する際、冷媒の種類に基づく第1制御
ゲインと前記冷凍空調能力検知手段で検知した差に応じ
て変化させた第2制御ゲインとを用いて演算することを
特徴とするので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の
物性に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおか
つ安価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装
置を得ることができる。
【0101】また、本発明によれば、冷凍空調能力変化
手段を、冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させるも
のとしたので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物
性に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ
安価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置
を得ることができる。
手段を、冷媒回路を循環する冷媒の流量を変化させるも
のとしたので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物
性に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ
安価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置
を得ることができる。
【0102】また、本発明によれば、冷凍空調能力変化
手段は、蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させるもの
としたので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性
に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安
価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を
得ることができる。
手段は、蒸発側熱交換器での熱交換量を変化させるもの
としたので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性
に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安
価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を
得ることができる。
【0103】また、本発明によれば、冷凍空調能力変化
手段を、絞り装置の開度を変化させるものとしたので、
異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起因する冷
凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安価に実現で
き、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を得ることが
できる。
手段を、絞り装置の開度を変化させるものとしたので、
異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起因する冷
凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安価に実現で
き、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を得ることが
できる。
【0104】また、本発明によれば、空調能力変化手段
を、凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させるものとし
たので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起
因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安価に
実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を得る
ことができる。
を、凝縮側熱交換器での熱交換量を変化させるものとし
たので、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起
因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ安価に
実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置を得る
ことができる。
【0105】また、本発明によれば、凝縮側熱交換器
を、冷媒回路を循環する冷媒と外気以外の熱交換流体と
を熱交換する構成としたので、外気温度の影響を低減し
て冷凍空調能力低下を防止でき、効率も向上できる冷凍
空調装置を得ることができる。
を、冷媒回路を循環する冷媒と外気以外の熱交換流体と
を熱交換する構成としたので、外気温度の影響を低減し
て冷凍空調能力低下を防止でき、効率も向上できる冷凍
空調装置を得ることができる。
【0106】また、本発明によれば、複数の種類の冷媒
を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸
発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有す
る冷凍空調装置において、前記冷媒回路の凝縮側におけ
る冷媒の状態を検知する冷媒状態検知手段と、外気以外
の被熱交換流体と前記凝縮側熱交換器を循環する冷媒と
を熱交換する構成の流路と、前記冷媒状態検知手段にて
検知した結果に基づいて前記流路を流れる被熱交換流体
の温度または流量を制御する制御手段とを備えたことに
より、変動の大きい外気温度による影響を低減して冷凍
空調能力低下を防止でき、かつ効率も向上できる冷凍空
調装置を得ることができる。
を使用可能で、圧縮機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸
発側熱交換器を接続し冷媒を循環させる冷媒回路を有す
る冷凍空調装置において、前記冷媒回路の凝縮側におけ
る冷媒の状態を検知する冷媒状態検知手段と、外気以外
の被熱交換流体と前記凝縮側熱交換器を循環する冷媒と
を熱交換する構成の流路と、前記冷媒状態検知手段にて
検知した結果に基づいて前記流路を流れる被熱交換流体
の温度または流量を制御する制御手段とを備えたことに
より、変動の大きい外気温度による影響を低減して冷凍
空調能力低下を防止でき、かつ効率も向上できる冷凍空
調装置を得ることができる。
【0107】また、本発明によれば、冷媒状態検知手段
を、冷媒の凝縮温度、または冷媒の凝縮圧力、または凝
縮器側空気温度を検知する手段としたので、異なる物性
の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起因する冷凍空調能力
の低下を防止でき、なおかつ安価に実現でき、加えて効
率も向上できる冷凍空調装置を得ることができる。
を、冷媒の凝縮温度、または冷媒の凝縮圧力、または凝
縮器側空気温度を検知する手段としたので、異なる物性
の冷媒に対応でき、冷媒の物性に起因する冷凍空調能力
の低下を防止でき、なおかつ安価に実現でき、加えて効
率も向上できる冷凍空調装置を得ることができる。
【0108】また、本発明によればR125を含む冷媒
を用いたことにより、凝縮側空気温度が高いときに冷媒
潜熱が小さくなることによる冷凍空調能力の低下を効果
的に防止できる冷凍空調装置を得ることができる。
を用いたことにより、凝縮側空気温度が高いときに冷媒
潜熱が小さくなることによる冷凍空調能力の低下を効果
的に防止できる冷凍空調装置を得ることができる。
【0109】また、本発明によれば、冷房運転と暖房運
転を切換える冷媒流路切換弁を、冷媒回路に設けたこと
により、冷却・加熱または冷房.暖房の両機能を有する
装置において、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物
性に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ
安価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置
を得ることができる。
転を切換える冷媒流路切換弁を、冷媒回路に設けたこと
により、冷却・加熱または冷房.暖房の両機能を有する
装置において、異なる物性の冷媒に対応でき、冷媒の物
性に起因する冷凍空調能力の低下を防止でき、なおかつ
安価に実現でき、加えて効率も向上できる冷凍空調装置
を得ることができる。
【図1】 本発明の実施の形態1による冷凍空調装置を
示す冷媒回路図である。
示す冷媒回路図である。
【図2】 実施の形態1に係わる制御手段の制御手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2による冷凍空調装置を
示す冷媒回路図である。
示す冷媒回路図である。
【図4】 本発明の実施の形態3による冷凍空調装置を
示す冷媒回路図である。
示す冷媒回路図である。
【図5】 本発明の実施の形態4に係わる制御手段の制
御手順を示すフローチャートである。
御手順を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態5に係わる制御手段の制
御手順を示すフローチャートである。
御手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態6による冷凍空調装置を
示す冷媒回路図である。
示す冷媒回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態1〜6に係わる冷凍空調
装置を示す冷媒回路図である。
装置を示す冷媒回路図である。
1 圧縮機、2 冷媒流路切換弁、3 凝縮側熱交換
器、4 絞り装置、5蒸発側熱交換器、6 冷媒状態検
知手段(凝縮温度検知手段)、7 凝縮側送風機、8
蒸発側送風機、9 冷媒状態検知手段(凝縮圧力検知手
段)、10 冷媒状態検知手段(凝縮器側空気温度検知
手段)、11 流れ方向、12 流量制御手段、13
被熱交換流体、14 熱交換器、15 冷凍空調能力検
知手段(吸込空気温度検知手段)、20,21,22,
23 制御手段。
器、4 絞り装置、5蒸発側熱交換器、6 冷媒状態検
知手段(凝縮温度検知手段)、7 凝縮側送風機、8
蒸発側送風機、9 冷媒状態検知手段(凝縮圧力検知手
段)、10 冷媒状態検知手段(凝縮器側空気温度検知
手段)、11 流れ方向、12 流量制御手段、13
被熱交換流体、14 熱交換器、15 冷凍空調能力検
知手段(吸込空気温度検知手段)、20,21,22,
23 制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 浩招 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 平岡 宗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の種類の冷媒を使用可能で、圧縮
機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸発側熱交換器を接続
し冷媒を循環させる冷媒回路を有する冷凍空調装置にお
いて、前記冷媒回路の構成機器の動作を変化させて冷凍
空調能力を変化させる冷凍空調能力変化手段と、前記冷
媒回路の凝縮側における冷媒の状態を検知する冷媒状態
検知手段と、前記冷媒状態検知手段にて検知した結果が
予め設定された設定値を越えたときに、前記冷媒の種類
に応じて変化させた制御ゲインで演算した演算値を用い
て前記冷凍空調能力変化手段を制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする冷凍空調装置。 - 【請求項2】 複数の種類の冷媒を使用可能で、圧縮
機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸発側熱交換器を接続
し冷媒を循環させる冷媒回路を有する冷凍空調装置にお
いて、前記冷媒回路の構成機器の動作を変化させて冷凍
空調能力を変化させる冷凍空調能力変化手段と、前記冷
媒回路の凝縮側における冷媒の状態を検知する冷媒状態
検知手段と、前記冷媒の種類に応じて設定値を変化さ
せ、前記冷媒状態検知手段にて検知した結果が前記設定
値を越えたときに、前記冷凍空調能力変化手段を制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍空調装置。 - 【請求項3】 動作中の冷凍空調能力と目標冷凍空調能
力の差を検知する冷凍空調能力検知手段を備え、制御手
段で冷凍空調能力変化手段を制御する演算値を演算する
際、冷媒の種類に基づく第1制御ゲインと前記冷凍空調
能力検知手段で検知した差に応じて変化させた第2制御
ゲインとを用いて演算することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の冷凍空調装置。 - 【請求項4】 冷凍空調能力変化手段は、冷媒回路を循
環する冷媒の流量を変化させるものであることを特徴と
する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の冷
凍空調装置。 - 【請求項5】 冷凍空調能力変化手段は、蒸発側熱交換
器での熱交換量を変化させるものであることを特徴とす
る請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の冷凍
空調装置。 - 【請求項6】 冷凍空調能力変化手段は、絞り装置の開
度を変化させるものであることを特徴とする請求項1な
いし請求項3のいずれか1項に記載の冷凍空調装置。 - 【請求項7】 空調能力変化手段は、凝縮側熱交換器で
の熱交換量を変化させるものであることを特徴とする請
求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の冷凍空調
装置。 - 【請求項8】 凝縮側熱交換器は、冷媒回路を循環する
冷媒と外気以外の熱交換流体とを熱交換する構成である
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1
項に記載の冷凍空調装置。 - 【請求項9】 複数の種類の冷媒を使用可能で、圧縮
機、凝縮側熱交換器、絞り装置、蒸発側熱交換器を接続
し冷媒を循環させる冷媒回路を有する冷凍空調装置にお
いて、前記冷媒回路の凝縮側における冷媒の状態を検知
する冷媒状態検知手段と、外気以外の被熱交換流体と前
記凝縮側熱交換器を循環する冷媒とを熱交換する構成の
流路と、前記冷媒状態検知手段にて検知した結果に基づ
いて前記流路を流れる被熱交換流体の温度または流量を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍空調
装置。 - 【請求項10】 冷媒状態検知手段は、冷媒の凝縮温
度、または冷媒の凝縮圧力、または凝縮器側空気温度を
検知する手段であることを特徴とする請求項1ないし請
求項9のいずれか1項に記載の冷凍空調装置。 - 【請求項11】 R125を含む冷媒を用いたことを特
徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記
載の冷凍空調装置。 - 【請求項12】 冷房運転と暖房運転を切換える冷媒流
路切換弁を、冷媒回路に設けたことを特徴とする請求項
1ないし請求項11のいずれか1項に記載の冷凍空調装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12335998A JPH11316057A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 冷凍空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12335998A JPH11316057A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 冷凍空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11316057A true JPH11316057A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14858639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12335998A Pending JPH11316057A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 冷凍空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11316057A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003021410A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-24 | Japan Climate Systems Corp | 車両用空調装置 |
| JP2007024371A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Sharp Corp | 空気調和機 |
| WO2008032559A1 (en) * | 2006-09-11 | 2008-03-20 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| WO2013046245A1 (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-04 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調装置の更新方法および車両用空調装置 |
| WO2015174054A1 (ja) | 2014-05-12 | 2015-11-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| WO2017138129A1 (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| JP2017141998A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機用のユニット機構、及びこれを備えた空気調和機 |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP12335998A patent/JPH11316057A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003021410A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-24 | Japan Climate Systems Corp | 車両用空調装置 |
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| WO2008032559A1 (en) * | 2006-09-11 | 2008-03-20 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| JP2008064439A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| EP2068098A4 (en) * | 2006-09-11 | 2012-10-31 | Daikin Ind Ltd | AIR CONDITIONING |
| CN103826888A (zh) * | 2011-09-26 | 2014-05-28 | 三菱电机株式会社 | 车用空调装置的更新方法及车用空调装置 |
| WO2013046245A1 (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-04 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調装置の更新方法および車両用空調装置 |
| JPWO2013046245A1 (ja) * | 2011-09-26 | 2015-03-26 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調装置の更新方法および車両用空調装置 |
| EP2762337A4 (en) * | 2011-09-26 | 2015-12-30 | Mitsubishi Electric Corp | Vehicle air-conditioning apparatus renewing method, and vehicle air-conditioning apparatus |
| CN103826888B (zh) * | 2011-09-26 | 2016-04-27 | 三菱电机株式会社 | 车用空调装置的更新方法及车用空调装置 |
| WO2015174054A1 (ja) | 2014-05-12 | 2015-11-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| US10591188B2 (en) | 2014-05-12 | 2020-03-17 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Refrigeration cycle device using working fluid containing 1,1,2-trifluoroethylene (R1123) and difluoromethane (R32) |
| JP2017141998A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機用のユニット機構、及びこれを備えた空気調和機 |
| WO2017138129A1 (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20040621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
| A977 | Report on retrieval |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060606 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |