JPH11301229A - 車両のリヤサスペンション装置 - Google Patents
車両のリヤサスペンション装置Info
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- JPH11301229A JPH11301229A JP11387298A JP11387298A JPH11301229A JP H11301229 A JPH11301229 A JP H11301229A JP 11387298 A JP11387298 A JP 11387298A JP 11387298 A JP11387298 A JP 11387298A JP H11301229 A JPH11301229 A JP H11301229A
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- suspension device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レイアウト性とサスペンション性能に優れた
リアサスペンション装置を提供する。 【解決手段】 一端が車輪支持体19に回転自在に取り
付けられるとともに、他端が車体側に回転自在に取り付
けられて車幅方向に延在する上下揺動可能な一本のラテ
ラルリンク部材15と、前端が車体側に回転自在に取り
付けられ、後端が車輪支持体19の前側に一本の軸線n
回りに回転自在に取り付けられて上下揺動可能なラジア
スアーム部材17とを備えた車両のリヤサスペンション
装置であって、一本の軸線nは、ラテラルリンク部材1
5の両端の回転軸に直行する線mに対し車体前後方向又
は車体上下方向の少なくとも一方で交差して車幅方向外
側の間隔が車体前方側又は車体上方側へ広くなる様に相
対角度θを持って設定されていることを特徴とする。
リアサスペンション装置を提供する。 【解決手段】 一端が車輪支持体19に回転自在に取り
付けられるとともに、他端が車体側に回転自在に取り付
けられて車幅方向に延在する上下揺動可能な一本のラテ
ラルリンク部材15と、前端が車体側に回転自在に取り
付けられ、後端が車輪支持体19の前側に一本の軸線n
回りに回転自在に取り付けられて上下揺動可能なラジア
スアーム部材17とを備えた車両のリヤサスペンション
装置であって、一本の軸線nは、ラテラルリンク部材1
5の両端の回転軸に直行する線mに対し車体前後方向又
は車体上下方向の少なくとも一方で交差して車幅方向外
側の間隔が車体前方側又は車体上方側へ広くなる様に相
対角度θを持って設定されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のリヤサス
ペンション装置に関する。
ペンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のリヤサスペンション装置と
しては、たとえば特開昭62−105709号公報に記
載された図19、及びその補足として添付した図20に
示すもの、実開昭54−102814号公報に記載され
た図21、及びその補足として添付した図22に示すも
の、特開昭61ー235208号公報に記載された図2
3に示すものがある。
しては、たとえば特開昭62−105709号公報に記
載された図19、及びその補足として添付した図20に
示すもの、実開昭54−102814号公報に記載され
た図21、及びその補足として添付した図22に示すも
の、特開昭61ー235208号公報に記載された図2
3に示すものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図19に示す第一の従
来例は、いわゆるパラレルリンク式のストラットサスペ
ンション装置である。このサスペンション装置では、図
20をも参照すると、後輪1のトー角やキヤンバー角を
規定するために、ドライブシャフト3の前方及び後方に
所定のスパンで、前後のラテラルリンク部材5、7を配
置する必要があった。このため、後輪1付近に配置した
い燃料タンク9、マフラー(図示せず)、スペアタイヤ
パン11といった配置物を置くスペースを使ってしま
い、床下のスペース13を効果的に使用することができ
なかった。
来例は、いわゆるパラレルリンク式のストラットサスペ
ンション装置である。このサスペンション装置では、図
20をも参照すると、後輪1のトー角やキヤンバー角を
規定するために、ドライブシャフト3の前方及び後方に
所定のスパンで、前後のラテラルリンク部材5、7を配
置する必要があった。このため、後輪1付近に配置した
い燃料タンク9、マフラー(図示せず)、スペアタイヤ
パン11といった配置物を置くスペースを使ってしま
い、床下のスペース13を効果的に使用することができ
なかった。
【0004】前記図21に示す第二の従来例は、一本の
ラテラルリンク部材15とし、前後に延びるラジアスア
ーム部材17によってトー角を規定することで、前記第
一の従来例に対して床下スペースの有効活用を図ること
ができる。
ラテラルリンク部材15とし、前後に延びるラジアスア
ーム部材17によってトー角を規定することで、前記第
一の従来例に対して床下スペースの有効活用を図ること
ができる。
【0005】しかしながら、車両レイアウト上、ラテラ
ルリンク部材15の長さが限られるため、図22を参照
すると明らかなように、車体のバウンド側、及びリバウ
ンド側へのストロークに伴って、車輪支持体19のラテ
ラルリンク部材15への取り付け点Bが、車幅方向内側
のB`の位置に引き込まれる。このため、車輪支持体1
9はトーアウト方向にトー角を変化させられながら、ラ
ジアスアーム部材17と共に車幅方向側に引き込まれる
ことになる。この結果、ストロークに伴う後輪1のトー
角変化は、バウンド側及びリバウンド側でトーアウト側
に変化する特性となる。
ルリンク部材15の長さが限られるため、図22を参照
すると明らかなように、車体のバウンド側、及びリバウ
ンド側へのストロークに伴って、車輪支持体19のラテ
ラルリンク部材15への取り付け点Bが、車幅方向内側
のB`の位置に引き込まれる。このため、車輪支持体1
9はトーアウト方向にトー角を変化させられながら、ラ
ジアスアーム部材17と共に車幅方向側に引き込まれる
ことになる。この結果、ストロークに伴う後輪1のトー
角変化は、バウンド側及びリバウンド側でトーアウト側
に変化する特性となる。
【0006】このような第二の従来例の特性では、いわ
ゆるロールステアがオーバーステア方向についているこ
とになり、車両の操舵応答性、車両の直進性、方向安定
性を確保するために運転者の労力を伴うものとなってい
た。また、乗員数の変化や荷物の有無等によってサスペ
ンションの姿勢変化が発生した時にも、同様にトー角が
変化する。すなわち、車両の姿勢によって、車両の操舵
応答性や方向安定性が変化することになり、同様の問題
点を招くことになる。
ゆるロールステアがオーバーステア方向についているこ
とになり、車両の操舵応答性、車両の直進性、方向安定
性を確保するために運転者の労力を伴うものとなってい
た。また、乗員数の変化や荷物の有無等によってサスペ
ンションの姿勢変化が発生した時にも、同様にトー角が
変化する。すなわち、車両の姿勢によって、車両の操舵
応答性や方向安定性が変化することになり、同様の問題
点を招くことになる。
【0007】前記図23に示す第三の従来例は、ラジア
スアーム部材17の前端側とラテラルリンク部材5の内
端側とを補助リンク21で結合し、ラテラルリンク部材
5内端の弾性ブッシュ23の軸線方向を傾けたものであ
る。そして、制動力Fが後輪1に働いたときに前記補助
リンク21と弾性ブッシュ23の傾きとにより後輪1を
トーイン側に傾けることができる。
スアーム部材17の前端側とラテラルリンク部材5の内
端側とを補助リンク21で結合し、ラテラルリンク部材
5内端の弾性ブッシュ23の軸線方向を傾けたものであ
る。そして、制動力Fが後輪1に働いたときに前記補助
リンク21と弾性ブッシュ23の傾きとにより後輪1を
トーイン側に傾けることができる。
【0008】しかしながら、この例では床下スペースの
有効活用の点ではラテラルリンク部材5、7と、補助リ
ンク21の存在によって前記第一の従来例と同様の問題
点を有している。
有効活用の点ではラテラルリンク部材5、7と、補助リ
ンク21の存在によって前記第一の従来例と同様の問題
点を有している。
【0009】そこでこの発明は、車両の操舵応答性、走
行安定性などの性能に優れ、且つレイアウト性に優れた
車両のリヤサスペンション装置の提供を課題とする。
行安定性などの性能に優れ、且つレイアウト性に優れた
車両のリヤサスペンション装置の提供を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車輪
を回転自在に支持する車輪支持体と、該車輪支持体の上
部を、車体側に対し上下動自在に支持する上部支持部材
と、一端が前記車輪支持体に回転自在に取り付けられる
とともに、他端が車体側に回転自在に取り付けられて車
幅方向に延在する上下揺動可能な一本のラテラルリンク
部材と、前端が車体側に回転自在に取り付けられ、後端
が車輪支持体に車幅方向の一本の軸線回りに回転自在に
取り付けられて上下揺動可能なラジアスアーム部材とを
備えた車両のリヤサスペンション装置であって、前記一
本の軸線は、前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を
通って該両端の回転軸に直行する線に対し車幅方向外側
且つ車体前方又は車幅方向外側且つ車体上方の少なくと
も一方へ間隔が広がるように相対角度を持って設定され
ていることを特徴とする。
を回転自在に支持する車輪支持体と、該車輪支持体の上
部を、車体側に対し上下動自在に支持する上部支持部材
と、一端が前記車輪支持体に回転自在に取り付けられる
とともに、他端が車体側に回転自在に取り付けられて車
幅方向に延在する上下揺動可能な一本のラテラルリンク
部材と、前端が車体側に回転自在に取り付けられ、後端
が車輪支持体に車幅方向の一本の軸線回りに回転自在に
取り付けられて上下揺動可能なラジアスアーム部材とを
備えた車両のリヤサスペンション装置であって、前記一
本の軸線は、前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を
通って該両端の回転軸に直行する線に対し車幅方向外側
且つ車体前方又は車幅方向外側且つ車体上方の少なくと
も一方へ間隔が広がるように相対角度を持って設定され
ていることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の車両の
リヤサスペンション装置であって、前記一本の軸線は、
前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を通って該両端
の回転軸に直行する線に対し車幅方向外側で且つ車体前
方へ間隔が広がるように相対角度を持って設定されてい
ることを特徴とする。
リヤサスペンション装置であって、前記一本の軸線は、
前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を通って該両端
の回転軸に直行する線に対し車幅方向外側で且つ車体前
方へ間隔が広がるように相対角度を持って設定されてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の車両の
リヤサスペンション装置であって、前記一本の軸線は、
前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を通って該両端
の回転軸に直行する線に対し車幅方向外側且つ車体上方
へ間隔が広がるように相対角度を持って設定されている
ことを特徴とする。
リヤサスペンション装置であって、前記一本の軸線は、
前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を通って該両端
の回転軸に直行する線に対し車幅方向外側且つ車体上方
へ間隔が広がるように相対角度を持って設定されている
ことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記相対角度をθとし、前記ラテラルリンク部材の長さを
L1、サスペンションストロークをS、前記ラジアスア
ーム部材の車体側の取付点から前記一本の軸線に車体平
面視で降した垂線の長さをL2とし、前記ラテラルリン
ク部材の一端のサスペンションストローク時の車幅方向
内側への引き込み量をΔ1とし、前記ラジアスリンク部
材の両端のサスペンションストローク時の車幅方向での
相対変位量をΔ2とした時、θが以下の関係式を満たす
ことを特徴とする。
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記相対角度をθとし、前記ラテラルリンク部材の長さを
L1、サスペンションストロークをS、前記ラジアスア
ーム部材の車体側の取付点から前記一本の軸線に車体平
面視で降した垂線の長さをL2とし、前記ラテラルリン
ク部材の一端のサスペンションストローク時の車幅方向
内側への引き込み量をΔ1とし、前記ラジアスリンク部
材の両端のサスペンションストローク時の車幅方向での
相対変位量をΔ2とした時、θが以下の関係式を満たす
ことを特徴とする。
【0014】△1=Ll(1−COS∂1) sin∂1=S/Ll △2=L2(1−COS∂2) sin∂2=S/L2 Δ1≦Δ2sinθ 請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の車
両のリヤサスペンション装置であって、前記ラジアスア
ーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿って隔たった2
個の弾性ブッシュで前記車輪支持体に取り付けられ、該
各弾性ブッシュは、前記一本の軸線方向の剛性が低く設
定されると共に、同直交方向の剛性が高く設定されたこ
とを特徴とする。
両のリヤサスペンション装置であって、前記ラジアスア
ーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿って隔たった2
個の弾性ブッシュで前記車輪支持体に取り付けられ、該
各弾性ブッシュは、前記一本の軸線方向の剛性が低く設
定されると共に、同直交方向の剛性が高く設定されたこ
とを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線回りの
回転のみを許容するベアリング部材で前記車輪支持体に
取り付けられたことを特徴とする。
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線回りの
回転のみを許容するベアリング部材で前記車輪支持体に
取り付けられたことを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿っ
て隔たった少なくとも2個の球面軸受けで前記車輪支持
体に取り付けられたことを特徴とする。
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿っ
て隔たった少なくとも2個の球面軸受けで前記車輪支持
体に取り付けられたことを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿っ
て隔たった車幅方向外側の球面軸受けと同内側の弾性ブ
ッシュとで前記車輪支持体に取り付けられ、前記弾性ブ
ッシュは、前記一本の軸線方向の剛性が低く設定される
と共に、同直交方向の剛性が高く設定されたことを特徴
とする。
かに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、前
記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿っ
て隔たった車幅方向外側の球面軸受けと同内側の弾性ブ
ッシュとで前記車輪支持体に取り付けられ、前記弾性ブ
ッシュは、前記一本の軸線方向の剛性が低く設定される
と共に、同直交方向の剛性が高く設定されたことを特徴
とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項8に記載の車両
のリヤサスペンション装置であって、前記ラジアスアー
ム部材の車体側取付点及び前記球面軸受けの中心点を結
ぶ線と前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を通って
該両端の回転軸に直交する線との交点を、ホイールセン
タ面よりも車幅方向外側に配置したことを特徴とする。
のリヤサスペンション装置であって、前記ラジアスアー
ム部材の車体側取付点及び前記球面軸受けの中心点を結
ぶ線と前記ラテラルリンク部材の両端の略中央を通って
該両端の回転軸に直交する線との交点を、ホイールセン
タ面よりも車幅方向外側に配置したことを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項1〜4のいず
れかに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、
前記ラジアスアーム部材の後端が、1個の弾性ブッシュ
で前記車輪支持体に取り付けられ、該弾性ブッシュは、
前記一本の軸線方向の剛性が低く、同直交方向の剛性が
高く設定されるとともに、軸線回りのねじれ剛性が低
く、軸線をこじる方向の剛性が高く設定されたことを特
徴とする。
れかに記載の車両のリヤサスペンション装置であって、
前記ラジアスアーム部材の後端が、1個の弾性ブッシュ
で前記車輪支持体に取り付けられ、該弾性ブッシュは、
前記一本の軸線方向の剛性が低く、同直交方向の剛性が
高く設定されるとともに、軸線回りのねじれ剛性が低
く、軸線をこじる方向の剛性が高く設定されたことを特
徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項1〜10のい
ずれかに記載の車両のリヤサスペンション装置であっ
て、前記上部支持部材は、下部が前記車輪支持部材に剛
結合されると共に、上部が車体側に取り付けられたスト
ラット部材であることを特徴とする。
ずれかに記載の車両のリヤサスペンション装置であっ
て、前記上部支持部材は、下部が前記車輪支持部材に剛
結合されると共に、上部が車体側に取り付けられたスト
ラット部材であることを特徴とする。
【0021】請求項12の発明は、請求項1〜10のい
ずれかに記載の車両のリヤサスペンション装置であっ
て、前記上部支持部材は、A字状を呈するAアーム部材
であり、該Aアーム部材の先端側が前記車輪支持体回転
自在に結合されると共に、同基端側が車体側に回転自在
に結合されて上下揺動可能であることを特徴とする。
ずれかに記載の車両のリヤサスペンション装置であっ
て、前記上部支持部材は、A字状を呈するAアーム部材
であり、該Aアーム部材の先端側が前記車輪支持体回転
自在に結合されると共に、同基端側が車体側に回転自在
に結合されて上下揺動可能であることを特徴とする。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明では、少なくとも車輪が
上方向にストロークすると、ラジアスアーム部材が一本
の軸線回りに回転して車軸支持体に対して下方向に揺動
し、一本の軸線とラテラルリンク部材の線との相対角度
によってラジアスアーム部材と車輪支持体との取付点が
車幅方向内側へ引き込まれ、車輪のトーアウト方向への
動きを規制することができる。従って、運転者の労力を
伴わずに操舵応答性、走行安定性を確保することができ
る。また、ラテラルリンク部材は、一本であるから床下
スペースの有効活用を図ることができ、燃料タンクの拡
大を図ることもでき、更にはマフラ等を無理なく配置す
ることができる。
上方向にストロークすると、ラジアスアーム部材が一本
の軸線回りに回転して車軸支持体に対して下方向に揺動
し、一本の軸線とラテラルリンク部材の線との相対角度
によってラジアスアーム部材と車輪支持体との取付点が
車幅方向内側へ引き込まれ、車輪のトーアウト方向への
動きを規制することができる。従って、運転者の労力を
伴わずに操舵応答性、走行安定性を確保することができ
る。また、ラテラルリンク部材は、一本であるから床下
スペースの有効活用を図ることができ、燃料タンクの拡
大を図ることもでき、更にはマフラ等を無理なく配置す
ることができる。
【0023】請求項2の発明では、請求行1の発明の効
果に加え、車輪が上下方向にストロークすると、ラジア
スアーム部材が一本の軸線回りに回転して上下方向に揺
動し、一本の軸線とラテラルリンク部材の線との相対角
度によってラジアスアーム部材と車輪支持体との取付点
が車幅方向内側へ引き込まれ、車輪のバウンド側、リバ
ウンド側の双方でトーアウト方向への動きを規制するこ
とができる。従って、運転者の労力を伴わずに操舵応答
性、走行安定性を確保することができる。
果に加え、車輪が上下方向にストロークすると、ラジア
スアーム部材が一本の軸線回りに回転して上下方向に揺
動し、一本の軸線とラテラルリンク部材の線との相対角
度によってラジアスアーム部材と車輪支持体との取付点
が車幅方向内側へ引き込まれ、車輪のバウンド側、リバ
ウンド側の双方でトーアウト方向への動きを規制するこ
とができる。従って、運転者の労力を伴わずに操舵応答
性、走行安定性を確保することができる。
【0024】請求項3の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、車輪が上方向にストロークすると、ラジアス
アーム部材が一本の軸線回りに回転して車軸支持体に対
して下方向に揺動し、一本の軸線とラテラルリンク部材
の線との相対角度によってラジアスアーム部材と車輪支
持体との取付点が車幅方向内側へ引き込まれ、車輪のト
ーアウト方向への動きを規制することができる。車輪が
下方向にストロークすると、ラジアスアーム部材が一本
の軸線回りに回転して上方向に揺動し、一本の軸線とラ
テラルリンク部材の線との相対角度によってラジアスア
ーム部材と車輪支持体との取付点が車幅方向外側へ移
り、車輪をトーアウト方向へ向けることができる。従っ
て、車両の操舵応答性や安定性に重要なアンダステアの
ロールステアを付けることができ、運転者の労力を伴わ
ずに操舵応答性、走行安定性を確保することができる。
果に加え、車輪が上方向にストロークすると、ラジアス
アーム部材が一本の軸線回りに回転して車軸支持体に対
して下方向に揺動し、一本の軸線とラテラルリンク部材
の線との相対角度によってラジアスアーム部材と車輪支
持体との取付点が車幅方向内側へ引き込まれ、車輪のト
ーアウト方向への動きを規制することができる。車輪が
下方向にストロークすると、ラジアスアーム部材が一本
の軸線回りに回転して上方向に揺動し、一本の軸線とラ
テラルリンク部材の線との相対角度によってラジアスア
ーム部材と車輪支持体との取付点が車幅方向外側へ移
り、車輪をトーアウト方向へ向けることができる。従っ
て、車両の操舵応答性や安定性に重要なアンダステアの
ロールステアを付けることができ、運転者の労力を伴わ
ずに操舵応答性、走行安定性を確保することができる。
【0025】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れかに記載の発明の効果に加え、関係式を満たすことに
より、より正確に効果を得ることができる。
れかに記載の発明の効果に加え、関係式を満たすことに
より、より正確に効果を得ることができる。
【0026】請求項5の発明では、請求項1〜4のいず
れかに記載の発明の効果に加え、制動力の入力により車
輪支持体のラジアスアーム部材に対する取付点が車幅方
向内側へ移動し、制動入力に対して車輪をトーイン方向
へ向け、制動時の車両の安定性を向上させることができ
る。
れかに記載の発明の効果に加え、制動力の入力により車
輪支持体のラジアスアーム部材に対する取付点が車幅方
向内側へ移動し、制動入力に対して車輪をトーイン方向
へ向け、制動時の車両の安定性を向上させることができ
る。
【0027】請求項6の発明では、請求項1〜4のいず
れかに記載の発明の効果に加え、車輪支持体とラジアス
アーム部材とのトー方向の結合剛性が高くなり、車両の
操舵応答性や、しっかり感が向上する。
れかに記載の発明の効果に加え、車輪支持体とラジアス
アーム部材とのトー方向の結合剛性が高くなり、車両の
操舵応答性や、しっかり感が向上する。
【0028】請求項7の発明では、請求項1〜4のいず
れかに記載の発明の効果に加え、車輪支持体とラジアス
アーム部材とのトー方向の結合剛性が高くなり、車両の
操舵応答性や、しっかり感が向上する。
れかに記載の発明の効果に加え、車輪支持体とラジアス
アーム部材とのトー方向の結合剛性が高くなり、車両の
操舵応答性や、しっかり感が向上する。
【0029】請求項8の発明では、請求項1〜4のいず
れかに記載の発明の効果に加え、車輪支持体とラジアス
アーム部材とのトー方向の結合剛性が高くなり、車両の
操舵応答性や、しっかり感が向上する。
れかに記載の発明の効果に加え、車輪支持体とラジアス
アーム部材とのトー方向の結合剛性が高くなり、車両の
操舵応答性や、しっかり感が向上する。
【0030】請求項9の発明では、請求項1〜4のいず
れかに記載の発明の効果に加え、制動時のトーイン効果
を発揮することができる。また、一方が球面軸受けであ
るから、車輪支持体とラジアスアーム部材とのトー方向
の結合剛性が高くなり、車両の操舵応答性や、しっかり
感が向上する。
れかに記載の発明の効果に加え、制動時のトーイン効果
を発揮することができる。また、一方が球面軸受けであ
るから、車輪支持体とラジアスアーム部材とのトー方向
の結合剛性が高くなり、車両の操舵応答性や、しっかり
感が向上する。
【0031】請求項10の発明では、請求項1〜4のい
ずれかに記載の発明の効果に加え、軽量で、安価な構成
にすることができる。
ずれかに記載の発明の効果に加え、軽量で、安価な構成
にすることができる。
【0032】請求項11の発明では、請求項1〜10の
いずれかに記載の発明の効果に加え、ストラット部材で
キャンバ角やワインドアップ角を規定することができ
る。
いずれかに記載の発明の効果に加え、ストラット部材で
キャンバ角やワインドアップ角を規定することができ
る。
【0033】請求項12の発明では、請求項1〜10の
いずれかに記載の発明の効果に加え、キャンバ角を、A
アーム部材とラテラルリンク部材との相互作用により規
定し、ワインドアップ角をAアーム部材とラジアスアー
ム部材との相互作用により規定することができる。
いずれかに記載の発明の効果に加え、キャンバ角を、A
アーム部材とラテラルリンク部材との相互作用により規
定し、ワインドアップ角をAアーム部材とラジアスアー
ム部材との相互作用により規定することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明を、図面の実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0035】(第一実施例)図1〜図11は本発明の第
一実施例を示し、図1は概略斜視図、図2は概略平面
図、図3は車体後方から見た概略後面図、図4は一部切
欠の要部の拡大平面図、図5〜図8は作用説明図、図9
はトー変化を示すグラフ、図10,図11は作用図であ
る。尚、図19〜図23の構成と対応する構成部分には
同符号を付して説明し、また重複した説明は省略する。
又、図1などにおいては、左後輪側のみを示している
が、同右後輪側も同様に構成されているので、その説明
は省略する。
一実施例を示し、図1は概略斜視図、図2は概略平面
図、図3は車体後方から見た概略後面図、図4は一部切
欠の要部の拡大平面図、図5〜図8は作用説明図、図9
はトー変化を示すグラフ、図10,図11は作用図であ
る。尚、図19〜図23の構成と対応する構成部分には
同符号を付して説明し、また重複した説明は省略する。
又、図1などにおいては、左後輪側のみを示している
が、同右後輪側も同様に構成されているので、その説明
は省略する。
【0036】まず、図1〜図3のように後輪1を回転自
在に支持する車輪支持体19の上部には、上アーム部1
9aが設けられ、この上アーム部19aがストラット部
材25の下部側にボルトナット27によって結合されて
いる。ストラット部材25の上部は、図示しないがホイ
ールハウスの上部側に取付けられている。従って、車輪
支持体19の上部は、ストラット部材25の伸縮動によ
って車体側に対し上下動自在に支持されている。
在に支持する車輪支持体19の上部には、上アーム部1
9aが設けられ、この上アーム部19aがストラット部
材25の下部側にボルトナット27によって結合されて
いる。ストラット部材25の上部は、図示しないがホイ
ールハウスの上部側に取付けられている。従って、車輪
支持体19の上部は、ストラット部材25の伸縮動によ
って車体側に対し上下動自在に支持されている。
【0037】前記車輪支持体19の下部は、車幅方向に
延在する1本のラテラルリンク部材15によって車体側
に結合されている。即ち、ラテラルリンク部材15の一
端には二股状の結合部15aが設けられ、該結合部15
aが前記車輪支持体19の下部に設けられた弾性ブッシ
ュ部19bにボルトナット29によって上下回転自在に
取付けられている。この結合部15aと弾性ブッシュ部
19bとの回転軸は略車体前後方向に沿っている。
延在する1本のラテラルリンク部材15によって車体側
に結合されている。即ち、ラテラルリンク部材15の一
端には二股状の結合部15aが設けられ、該結合部15
aが前記車輪支持体19の下部に設けられた弾性ブッシ
ュ部19bにボルトナット29によって上下回転自在に
取付けられている。この結合部15aと弾性ブッシュ部
19bとの回転軸は略車体前後方向に沿っている。
【0038】前記1本のラテラルリンク部材15の他端
には、弾性ブッシュ部15bが設けられ、図示しない車
体側のブラケット部にボルトナットによって回転自在に
取付けられている。弾性ブッシュ部15bの回転軸線は
略車体前後方向に沿っている。
には、弾性ブッシュ部15bが設けられ、図示しない車
体側のブラケット部にボルトナットによって回転自在に
取付けられている。弾性ブッシュ部15bの回転軸線は
略車体前後方向に沿っている。
【0039】従って、ラテラルリンク部材15は、上下
揺動可能となっている。なお、前記ラテラルリンク部材
15の中央部には、略図で示すコイルスプリング31の
下端が支持され、該コイルスプリング31の上端は図示
しない車体側に支持されている。
揺動可能となっている。なお、前記ラテラルリンク部材
15の中央部には、略図で示すコイルスプリング31の
下端が支持され、該コイルスプリング31の上端は図示
しない車体側に支持されている。
【0040】前記車輪支持体19の前方部には、前アー
ム部19cが設けられ、該前結合アーム部19cの前端
の取付部19dにラジアスアーム部材17の後部17b
が回転自在に取付けられている。この取付け構造につい
ては後述する。
ム部19cが設けられ、該前結合アーム部19cの前端
の取付部19dにラジアスアーム部材17の後部17b
が回転自在に取付けられている。この取付け構造につい
ては後述する。
【0041】前記ラジアスアーム部材17の前端には、
弾性ブッシュ部17aが設けられ、図示しない車体側に
回転自在に取付けられている。従って、ラジアスアーム
部材17は上下揺動可能となっている。
弾性ブッシュ部17aが設けられ、図示しない車体側に
回転自在に取付けられている。従って、ラジアスアーム
部材17は上下揺動可能となっている。
【0042】前記弾性ブッシュ部17aは車両前後方向
へのコンプラインアス特性を有し、その回転軸回りの捩
じり、こじり変位を許容するようになっている。但し、
サスペンション系の剛性を高めたい場合には、この部分
を球面軸受であるピローボールやボールジョイントで構
成すればよく、サスペンション装置としての作用は弾性
ブッシュ部と同一である。
へのコンプラインアス特性を有し、その回転軸回りの捩
じり、こじり変位を許容するようになっている。但し、
サスペンション系の剛性を高めたい場合には、この部分
を球面軸受であるピローボールやボールジョイントで構
成すればよく、サスペンション装置としての作用は弾性
ブッシュ部と同一である。
【0043】前記ラジアスアーム部材17の後部17b
の車輪支持体19に対する取付けは、図4のようになっ
ている。即ち、前記ラジアスアーム部材17の後部17
bは二股に形成され、2個の弾性ブッシュ33,35が
取付けられている。弾性ブッシュ33,35は内筒33
a,35a、外筒33b,35b、及び両筒33a,3
3b,35a,35b間のゴム33c,35cからなっ
ている。そして、弾性ブッシュ33,35の外筒33
b,35bが前記ラジアスアーム部材17の後部17b
に固着され、内筒33a,35aが前記車輪支持体19
の前アーム部19cの取付部19dにボルト37,39
で締結支持されている。これにより、ラジアスアーム部
材17の後部17bは、車輪支持体19に1本の軸線n
回りに回転自在に取付けられている。
の車輪支持体19に対する取付けは、図4のようになっ
ている。即ち、前記ラジアスアーム部材17の後部17
bは二股に形成され、2個の弾性ブッシュ33,35が
取付けられている。弾性ブッシュ33,35は内筒33
a,35a、外筒33b,35b、及び両筒33a,3
3b,35a,35b間のゴム33c,35cからなっ
ている。そして、弾性ブッシュ33,35の外筒33
b,35bが前記ラジアスアーム部材17の後部17b
に固着され、内筒33a,35aが前記車輪支持体19
の前アーム部19cの取付部19dにボルト37,39
で締結支持されている。これにより、ラジアスアーム部
材17の後部17bは、車輪支持体19に1本の軸線n
回りに回転自在に取付けられている。
【0044】そして、図2,図3で示すように、1本の
軸線nは、前記ラテラルリンク部材15の両端の略中央
を通って該両端の回転軸に直交する線mに対し車幅方向
外側に向けて車体前方及び車体上方へ間隔が広くなるよ
うに相対角度をもって設定されている。
軸線nは、前記ラテラルリンク部材15の両端の略中央
を通って該両端の回転軸に直交する線mに対し車幅方向
外側に向けて車体前方及び車体上方へ間隔が広くなるよ
うに相対角度をもって設定されている。
【0045】具体的には、図2の平面で見ると、ラテラ
ルリンク部材15の両端の回転軸に直交する線mに対
し、車幅方向外側且つ車体前方に広がる相対角度θをも
って設定されている。
ルリンク部材15の両端の回転軸に直交する線mに対
し、車幅方向外側且つ車体前方に広がる相対角度θをも
って設定されている。
【0046】又、図3のように車体後方から見た場合
に、1本の軸線nはラテラルリンク部材15の両端の回
転軸に直交する線mに対し、車幅方向外側且つ車体上方
に広がる相対角度αをもって設定されている。
に、1本の軸線nはラテラルリンク部材15の両端の回
転軸に直交する線mに対し、車幅方向外側且つ車体上方
に広がる相対角度αをもって設定されている。
【0047】前記弾性ブッシュ33,35は、1本の軸
線n方向の剛性が低く設定されると共に、同直交方向の
剛性が高く設定されている。従って、弾性ブッシュ3
3,35における軸線n回りの回動は、弾性ブッシュ部
33,35の捩じれ方向の弾性が比較的柔らかいため許
容されるが、軸線nをこじる方向の回動は弾性ブッシュ
部33,35の軸直方向の剛性が比較的高いため許容さ
れないようになっている。又、軸線n方向のブッシュ剛
性は比較的低く、後輪1からの入力によって軸線n方向
にラジアスアーム部材17と車輪支持体19とが互いに
相対移動できるようになっている。
線n方向の剛性が低く設定されると共に、同直交方向の
剛性が高く設定されている。従って、弾性ブッシュ3
3,35における軸線n回りの回動は、弾性ブッシュ部
33,35の捩じれ方向の弾性が比較的柔らかいため許
容されるが、軸線nをこじる方向の回動は弾性ブッシュ
部33,35の軸直方向の剛性が比較的高いため許容さ
れないようになっている。又、軸線n方向のブッシュ剛
性は比較的低く、後輪1からの入力によって軸線n方向
にラジアスアーム部材17と車輪支持体19とが互いに
相対移動できるようになっている。
【0048】このリヤサスペンション装置では、車輪支
持体19の前後方向及びトー角方向の位置決めがラジア
スアーム17によって行われ、車輪支持体19のキャン
バ角方向及びワインドアップ角方向の位置決めがストラ
ット部材25によって行われ、車輪支持体19の横方向
の位置決めがラテラルリンク部材15によって行われる
ものである。
持体19の前後方向及びトー角方向の位置決めがラジア
スアーム17によって行われ、車輪支持体19のキャン
バ角方向及びワインドアップ角方向の位置決めがストラ
ット部材25によって行われ、車輪支持体19の横方向
の位置決めがラテラルリンク部材15によって行われる
ものである。
【0049】次に作用を説明する。図5のように、後輪
1が上下方向にストロークすると、車輪支持体19に対
してラジアスアーム部材17が軸線n回りに回転する。
前記したように軸線nが線mに対して車幅方向外側の間
隔が車体前方側へ広くなるように相対角度θをもって設
定されているので、ラジアスアーム部材17の揺動を車
輪支持体19を固定して考えると図5のようになり、前
端の車体側取付点Aが、後輪1のバウンド側及びリバウ
ンド側への移動に伴って車幅方向外側へ移動することに
なる。
1が上下方向にストロークすると、車輪支持体19に対
してラジアスアーム部材17が軸線n回りに回転する。
前記したように軸線nが線mに対して車幅方向外側の間
隔が車体前方側へ広くなるように相対角度θをもって設
定されているので、ラジアスアーム部材17の揺動を車
輪支持体19を固定して考えると図5のようになり、前
端の車体側取付点Aが、後輪1のバウンド側及びリバウ
ンド側への移動に伴って車幅方向外側へ移動することに
なる。
【0050】これは、図6のようにラテラルリンク部材
15と車輪支持体19の取付点Bと前記A点とを固定し
て考えたとき、バウンド及びリバウンドストロークによ
ってラジアスアーム部材17と車輪支持体19とを取付
けている部位(19d付近)を車幅方向内側に引き込ん
で、後輪1をトーイン方向に向けることができるという
ことである。従って、バウンド側及びリバウンド側で後
輪1のトーアウト傾向を防止することができる。
15と車輪支持体19の取付点Bと前記A点とを固定し
て考えたとき、バウンド及びリバウンドストロークによ
ってラジアスアーム部材17と車輪支持体19とを取付
けている部位(19d付近)を車幅方向内側に引き込ん
で、後輪1をトーイン方向に向けることができるという
ことである。従って、バウンド側及びリバウンド側で後
輪1のトーアウト傾向を防止することができる。
【0051】前記相対角度θは、図7のように前記ラテ
ラルリンク部材の長さをL1、サスペンションストロー
クをS、前記ラジアスアーム部材17の車体側の取付点
Aから前記ラテラルリンク部材15の一本の軸線nに車
体平面視で降した垂線の長さをL2とし、前記ラテラル
リンク部材15の一端のサスペンションストローク時の
車幅方向内側への引き込み量をΔ1とし、前記ラジアス
リンク部材17の両端のサスペンションストローク時の
車幅方向での相対変位量をΔ2とした時、θが以下の関
係式を満たす。
ラルリンク部材の長さをL1、サスペンションストロー
クをS、前記ラジアスアーム部材17の車体側の取付点
Aから前記ラテラルリンク部材15の一本の軸線nに車
体平面視で降した垂線の長さをL2とし、前記ラテラル
リンク部材15の一端のサスペンションストローク時の
車幅方向内側への引き込み量をΔ1とし、前記ラジアス
リンク部材17の両端のサスペンションストローク時の
車幅方向での相対変位量をΔ2とした時、θが以下の関
係式を満たす。
【0052】△1=Ll(1−COS∂1) sin∂1=S/Ll △2=L2(1−COS∂2) sin∂2=S/L2 Δ1≦Δ2sinθ 後輪を前記トーインとするためにはΔ1<Δ2sinθとす
る。
る。
【0053】更に、1本の軸線nは、ラテラルリンク部
材15の線mに対し車幅方向外側の間隔が車体上方側へ
広くなるように、相対角度αをもって設定されているの
で、図8のように車輪支持体19を固定して考えたとき
に後輪1がバウンドすると、ラジアスアーム部材17の
車体側取付点Aは車輪支持体19から見て下方かつ車幅
方向外側に変位し、後輪1がリバウンドする際にはA点
は車輪支持体19から見て上方かつ車幅方向内側に変位
する。
材15の線mに対し車幅方向外側の間隔が車体上方側へ
広くなるように、相対角度αをもって設定されているの
で、図8のように車輪支持体19を固定して考えたとき
に後輪1がバウンドすると、ラジアスアーム部材17の
車体側取付点Aは車輪支持体19から見て下方かつ車幅
方向外側に変位し、後輪1がリバウンドする際にはA点
は車輪支持体19から見て上方かつ車幅方向内側に変位
する。
【0054】これによって、ラテラルリンク部材15と
車輪支持体19の取付点(B点)とA点とを固定して考
えたとき、バウンドストロークによってラジアスアーム
部材17と車輪支持体19とを取付けている部位(19
d近辺)を車幅方向内側に引き込んで、後輪1をトーイ
ン方向に向けることになる。又、リバウンドストローク
によってラジアスアーム部材17と車輪支持体19とを
取り付けている部位(19d近辺)を車幅方向外側に押
し出して、後輪1をトーアウト方向に向けることができ
る。
車輪支持体19の取付点(B点)とA点とを固定して考
えたとき、バウンドストロークによってラジアスアーム
部材17と車輪支持体19とを取付けている部位(19
d近辺)を車幅方向内側に引き込んで、後輪1をトーイ
ン方向に向けることになる。又、リバウンドストローク
によってラジアスアーム部材17と車輪支持体19とを
取り付けている部位(19d近辺)を車幅方向外側に押
し出して、後輪1をトーアウト方向に向けることができ
る。
【0055】従って、コーナリング走行時において、外
輪側はトーイン方向、内輪側はトーアウト方向となるた
め、車両の操縦応答性や安定性に重要なアンダーステア
方向のロールステアを付けることができる。
輪側はトーイン方向、内輪側はトーアウト方向となるた
め、車両の操縦応答性や安定性に重要なアンダーステア
方向のロールステアを付けることができる。
【0056】図9は軸線nの配置によるトー変化特性を
示したものである。この図9を参照すると明らかなよう
に、1本の軸線nを傾けない場合には(a)のようにバ
ウンド側、リバウンド側のいずれにおいても後輪1は非
線形的に変移し、いずれもトーアウト側へ向くことにな
るが、1本の軸線nを平面視(図2)、後面視(図3)
において傾けた場合には、(b),(c)のように略線
形的に変移し、しかも平面視で傾けた場合には(b)の
ようにバウンド側及びリバウンド側のいずれにおいても
後輪1のトー角変化を略零にすることもでき、また後面
視で傾けた場合には(c)のようにバウンド側において
トーイン側に変化し、リバウンド側においてトーアウト
側に変化するという特性を得ることができるのである。
示したものである。この図9を参照すると明らかなよう
に、1本の軸線nを傾けない場合には(a)のようにバ
ウンド側、リバウンド側のいずれにおいても後輪1は非
線形的に変移し、いずれもトーアウト側へ向くことにな
るが、1本の軸線nを平面視(図2)、後面視(図3)
において傾けた場合には、(b),(c)のように略線
形的に変移し、しかも平面視で傾けた場合には(b)の
ようにバウンド側及びリバウンド側のいずれにおいても
後輪1のトー角変化を略零にすることもでき、また後面
視で傾けた場合には(c)のようにバウンド側において
トーイン側に変化し、リバウンド側においてトーアウト
側に変化するという特性を得ることができるのである。
【0057】また、本実施例では、平面視において軸線
nを傾け、前記弾性ブッシュ部33,35の特性をブッ
シュ軸方向には剛性が柔らかく、ブッシュ軸直方向には
剛性が高く設定されているので、後輪1に図10のよう
な制動力Fが入力した場合には、車輪支持体19側がラ
ジアスアーム17側に対して矢印Cのように車幅方向内
側にスライドし、後輪1が矢印Dのようにトーイン方向
に向けて変位する。従って、制動時の車両の安定性を向
上させることができるという効果が得られる。
nを傾け、前記弾性ブッシュ部33,35の特性をブッ
シュ軸方向には剛性が柔らかく、ブッシュ軸直方向には
剛性が高く設定されているので、後輪1に図10のよう
な制動力Fが入力した場合には、車輪支持体19側がラ
ジアスアーム17側に対して矢印Cのように車幅方向内
側にスライドし、後輪1が矢印Dのようにトーイン方向
に向けて変位する。従って、制動時の車両の安定性を向
上させることができるという効果が得られる。
【0058】更に、本実施例では、平面視において軸線
nを傾けたので、図11のように車両側面視におけるラ
ジアスアーム部材17の等価的な長さを考えると、実際
にレイアウトできるラジアスアーム部材17の長さL1
よりも長い等価的な長さL2として作用させることがで
きる。このため、図12(a)のように後輪1のホイー
ルセンタ軌跡が描く円弧をラジアスアーム部材17の長
さがそのまま作用する(a)と比較して、長い等価的な
長さL2が作用する本実施例の(b)の場合は、より緩
やかなものにすることができる。
nを傾けたので、図11のように車両側面視におけるラ
ジアスアーム部材17の等価的な長さを考えると、実際
にレイアウトできるラジアスアーム部材17の長さL1
よりも長い等価的な長さL2として作用させることがで
きる。このため、図12(a)のように後輪1のホイー
ルセンタ軌跡が描く円弧をラジアスアーム部材17の長
さがそのまま作用する(a)と比較して、長い等価的な
長さL2が作用する本実施例の(b)の場合は、より緩
やかなものにすることができる。
【0059】従って、図12(b)のように、後輪1の
バウンド時のホイールセンタを矢印Eのように後方へ移
動させることができ、大突起41乗り越え時の乗り心地
をより向上させることができる。
バウンド時のホイールセンタを矢印Eのように後方へ移
動させることができ、大突起41乗り越え時の乗り心地
をより向上させることができる。
【0060】図13〜図17はラジアスアーム部材17
の後部17bの車輪支持体19に対する取付けの変形例
を示したものである。
の後部17bの車輪支持体19に対する取付けの変形例
を示したものである。
【0061】図13に示すものは前記弾性ブッシュ3
3,35の代わりにボールベアリング43,45で構成
したものである。ボールベアリング43,45は、内・
外筒43a,45b,43b,45b間にインナレース
43c,45c、アウタレース43d、45dを取付
け、両レース43c,43d,45c,45d間にボー
ル43e,45eを介在させたものである。
3,35の代わりにボールベアリング43,45で構成
したものである。ボールベアリング43,45は、内・
外筒43a,45b,43b,45b間にインナレース
43c,45c、アウタレース43d、45dを取付
け、両レース43c,43d,45c,45d間にボー
ル43e,45eを介在させたものである。
【0062】従って、本変形例では、ラジアスアーム部
材17と車輪支持体19とが軸線n方向に相対変位する
ことはないが、その他の作動は上記実施例と同様であ
り、略同様の作用効果を奏することができる。更に、ラ
ジアスアーム部材17と車輪支持体19との間のトー方
向の結合剛性が上がるので、サスペンションのトー方向
の剛性が大きく高まって、車両の応答性やしっかり感が
向上するという効果がある。
材17と車輪支持体19とが軸線n方向に相対変位する
ことはないが、その他の作動は上記実施例と同様であ
り、略同様の作用効果を奏することができる。更に、ラ
ジアスアーム部材17と車輪支持体19との間のトー方
向の結合剛性が上がるので、サスペンションのトー方向
の剛性が大きく高まって、車両の応答性やしっかり感が
向上するという効果がある。
【0063】図14に示したものは、前記弾性ブッシュ
33,35に代えて、ボールジョイント47,49とし
たものである。即ち、前記車輪支持体19の前アーム部
19c前端に支持部19eが設けられ、該支持部19e
の左右両側に一対のボールスタッド47a,49aがナ
ット47b,49bの締結によって取付けられている。
33,35に代えて、ボールジョイント47,49とし
たものである。即ち、前記車輪支持体19の前アーム部
19c前端に支持部19eが設けられ、該支持部19e
の左右両側に一対のボールスタッド47a,49aがナ
ット47b,49bの締結によって取付けられている。
【0064】一方、ラジアスアーム部材17の後部17
bには、ソケット部47c,49cが設けられ、該ソケ
ット部47c,49c内にボールスタッド47a,49
aのボール部47d,49dが樹脂ベアリング47e,
49eを介してかしめ結合されたものである。
bには、ソケット部47c,49cが設けられ、該ソケ
ット部47c,49c内にボールスタッド47a,49
aのボール部47d,49dが樹脂ベアリング47e,
49eを介してかしめ結合されたものである。
【0065】この図14においても、ラジアスアーム部
材17と車輪支持体19とは軸線n方向に相対変位する
ことができないため、図13に示すものと略同様な作用
効果を奏することができる。尚、球面軸受としてはピロ
ーボールを用いることもできる。
材17と車輪支持体19とは軸線n方向に相対変位する
ことができないため、図13に示すものと略同様な作用
効果を奏することができる。尚、球面軸受としてはピロ
ーボールを用いることもできる。
【0066】図15に示すものは、車幅方向外側を球面
軸受としてのボールジョイント47とし、同内側を弾性
ブッシュ35としたものである。なお、前アーム部19
cには取付部19dと支持部19eとの双方が設けられ
ている。
軸受としてのボールジョイント47とし、同内側を弾性
ブッシュ35としたものである。なお、前アーム部19
cには取付部19dと支持部19eとの双方が設けられ
ている。
【0067】この例においても、ラジアスアーム部材1
7と車輪支持体19とは軸線n方向に相対変位すること
はできないが、制動時トーイン効果は図16で説明する
ように得ることができる。
7と車輪支持体19とは軸線n方向に相対変位すること
はできないが、制動時トーイン効果は図16で説明する
ように得ることができる。
【0068】即ち、図16のようにラジアスアーム部材
17の車体側取付点Aと車輪支持体19のボールジョイ
ント47中心点とを結ぶ仮想線oとラテラルリンク部材
15の線mとが車両平面視で交わる点Eが後輪1のホイ
ールセンタよりも車幅方向外側にくるように配置するこ
とによって、後輪1が制動力FによってE点を中心に回
転し、制動時トーイン効果を発揮することができる。
17の車体側取付点Aと車輪支持体19のボールジョイ
ント47中心点とを結ぶ仮想線oとラテラルリンク部材
15の線mとが車両平面視で交わる点Eが後輪1のホイ
ールセンタよりも車幅方向外側にくるように配置するこ
とによって、後輪1が制動力FによってE点を中心に回
転し、制動時トーイン効果を発揮することができる。
【0069】更に、ラジアスアーム部材17と車輪支持
体19との間の結合の一方がピローボール47となって
いるので、トー方向の結合剛性も上がり、サスペンショ
ンのトー方向の剛性が大きくなって、車両の応答性やし
っかり感が向上するという効果も得られる。
体19との間の結合の一方がピローボール47となって
いるので、トー方向の結合剛性も上がり、サスペンショ
ンのトー方向の剛性が大きくなって、車両の応答性やし
っかり感が向上するという効果も得られる。
【0070】図17に示す例は、1個の弾性ブッシュ5
1としたものである。即ち、弾性ブッシュ51は内筒5
1a及び外筒51b間にゴム51cを備えたものであ
る。前記車輪支持体19の前アーム部19cの前端には
取付筒部19fが設けられ、該取付筒部19fに前記弾
性ブッシュ部材51の外筒51bが嵌合固定されてい
る。又、弾性ブッシュ部材51の内筒51aはラジアス
アーム部材17の後部17bに設けられたブラケット部
17d,17e間に介設され、ブラケット部17d,1
7e及び内筒51aを貫通するボルト53にナット55
を締結することにより取付けられている。
1としたものである。即ち、弾性ブッシュ51は内筒5
1a及び外筒51b間にゴム51cを備えたものであ
る。前記車輪支持体19の前アーム部19cの前端には
取付筒部19fが設けられ、該取付筒部19fに前記弾
性ブッシュ部材51の外筒51bが嵌合固定されてい
る。又、弾性ブッシュ部材51の内筒51aはラジアス
アーム部材17の後部17bに設けられたブラケット部
17d,17e間に介設され、ブラケット部17d,1
7e及び内筒51aを貫通するボルト53にナット55
を締結することにより取付けられている。
【0071】そして、弾性ブッシュ51は軸線n方向の
剛性が低く、同直交方向の剛性が高く設定されると共
に、軸線n回りの捩れ剛性が低く、軸線nをこじる方向
の剛性が高く設定されている。
剛性が低く、同直交方向の剛性が高く設定されると共
に、軸線n回りの捩れ剛性が低く、軸線nをこじる方向
の剛性が高く設定されている。
【0072】従って、本実施例においても1対の弾性ブ
ッシュ33,35を用いた場合と略同様な作用効果を奏
することができる。又、この変形例においては、1個の
弾性ブッシュ51とすることによって、安価で軽量な構
造にすることができる。
ッシュ33,35を用いた場合と略同様な作用効果を奏
することができる。又、この変形例においては、1個の
弾性ブッシュ51とすることによって、安価で軽量な構
造にすることができる。
【0073】(第二実施例)図18は第二実施例に係る
斜視図を示している。本実施例においては、上部支持部
材としてA字状を呈するAアーム部材57を用いたもの
である。Aアーム部材57は、その先端57a側が車輪
支持体19の車幅方向内側へ向いた上アーム部19aに
ボールジョイント59を介して取付けられている。又、
Aアーム部材57の基端57b,57c側は図示しない
車体側に弾性ブッシュを介して回転自在に結合され、A
アーム部材57は上下揺動可能となっている。
斜視図を示している。本実施例においては、上部支持部
材としてA字状を呈するAアーム部材57を用いたもの
である。Aアーム部材57は、その先端57a側が車輪
支持体19の車幅方向内側へ向いた上アーム部19aに
ボールジョイント59を介して取付けられている。又、
Aアーム部材57の基端57b,57c側は図示しない
車体側に弾性ブッシュを介して回転自在に結合され、A
アーム部材57は上下揺動可能となっている。
【0074】そして、第一実施例がストラット部材でキ
ャンバ角やワインドアップ角を規定していたが、本実施
例においてはキャンバ角をAアーム部材57とラテラル
リンク部材15との相互作用で規定し、ワインドアップ
角をAアーム部材57とラジアスアーム部材17との相
互作用で規定するようにしたものである。従って、本実
施例においても第一実施例と略同様な作用効果を奏する
ことができる。
ャンバ角やワインドアップ角を規定していたが、本実施
例においてはキャンバ角をAアーム部材57とラテラル
リンク部材15との相互作用で規定し、ワインドアップ
角をAアーム部材57とラジアスアーム部材17との相
互作用で規定するようにしたものである。従って、本実
施例においても第一実施例と略同様な作用効果を奏する
ことができる。
【0075】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、車輪支持体とラジアスアーム部材と
が軸線n回りにのみ回転自在に取付けられており、ラジ
アスアーム部材の作用により後輪1のトー角が規定され
るような形式のサスペンション装置であれば、上部支持
部材を2本のI型リンクなどで構成することもできる。
又、上記各実施例では、ラテラルリンク部材15上にコ
イルスプリングを乗せた例を示したが、コイルスプリン
グは他の箇所に設けることもできる。又、上記各実施例
では従動輪としてのリアサスペンション装置の例を示し
たが、駆動輪として適用しても同様な作用効果を奏する
ことができる。
ではない。例えば、車輪支持体とラジアスアーム部材と
が軸線n回りにのみ回転自在に取付けられており、ラジ
アスアーム部材の作用により後輪1のトー角が規定され
るような形式のサスペンション装置であれば、上部支持
部材を2本のI型リンクなどで構成することもできる。
又、上記各実施例では、ラテラルリンク部材15上にコ
イルスプリングを乗せた例を示したが、コイルスプリン
グは他の箇所に設けることもできる。又、上記各実施例
では従動輪としてのリアサスペンション装置の例を示し
たが、駆動輪として適用しても同様な作用効果を奏する
ことができる。
【図1】本発明の第一実施例に係る概略斜視図である。
【図2】第一実施例に係る概略平面図である。
【図3】第一実施例に係り車両後方から見た後面図であ
る。
る。
【図4】第一実施例に係り、要部の一部切欠拡大平面図
である。
である。
【図5】第一実施例に係る平面から見た作用説明図であ
る。
る。
【図6】第一実施例に係り平面から見た作用説明図であ
る。
る。
【図7】第一実施例に係り平面から見た作用説明図であ
る。
る。
【図8】第一実施例に係り車両後方から見た作用説明図
である。
である。
【図9】第一実施例に係りトー変化を示すグラフであ
る。
る。
【図10】第一実施例に係る作用説明図である。
【図11】第一実施例に係る作用説明図である。
【図12】第一実施例に係り、(a)はホイールセンタ
の前後変位を示すグラフであり、(b)は突起を乗り越
えるときの状況図である。
の前後変位を示すグラフであり、(b)は突起を乗り越
えるときの状況図である。
【図13】第一実施例の要部の変形例に係る一部切欠拡
大平面図である。
大平面図である。
【図14】第一実施例に係る他の要部の変形例に係る一
部切欠拡大平面図である。
部切欠拡大平面図である。
【図15】第一実施例に係る要部の更に他の変形例を示
す一部切欠拡大平面図である。
す一部切欠拡大平面図である。
【図16】図15の変形例の制動トーイン効果を説明す
る作用説明図である。
る作用説明図である。
【図17】第一実施例に係る要部の更に他の変形例に係
る一部切欠拡大平面図である。
る一部切欠拡大平面図である。
【図18】第二実施例に係る斜視図である。
【図19】第一の従来例に係る断面図である。
【図20】説明用の補足に係る平面図である。
【図21】第二の従来例に係る平面図である。
【図22】説明用の補足に係る平面図である。
【図23】第三の従来例に係る平面図である。
1 後輪 15 ラテラルリンク部材 15a 一端 15b 他端 17 ラジアスアーム部材 19 車輪支持体 19a 上アーム部(車輪支持体の上部) 25 ストラット部材(上部支持部材) 33,35 弾性ブッシュ 43,45 ボールベアリング(ベアリング部材) 47,49 ボールジョイント(球面軸受) 51 弾性ブッシュ 57 Aアーム部材 57a 先端 57b,57c 基端 n 1本の軸線 m 線
Claims (12)
- 【請求項1】 車輪を回転自在に支持する車輪支持体
と、 該車輪支持体の上部を、車体側に対し上下動自在に支持
する上部支持部材と、 一端が前記車輪支持体に回転自在に取り付けられるとと
もに、他端が車体側に回転自在に取り付けられて車幅方
向に延在する上下揺動可能な一本のラテラルリンク部材
と、 前端が車体側に回転自在に取り付けられ、後端が車輪支
持体に車幅方向の一本の軸線回りに回転自在に取り付け
られて上下揺動可能なラジアスアーム部材とを備えた車
両のリヤサスペンション装置であって、 前記一本の軸線は、前記ラテラルリンク部材の両端の略
中央を通って該両端の回転軸に直行する線に対し車幅方
向外側且つ車体前方又は車幅方向外側且つ車体上方の少
なくとも一方へ間隔が広がるように相対角度を持って設
定されていることを特徴とする車両のリヤサスペンショ
ン装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両のリヤサスペンショ
ン装置であって、 前記一本の軸線は、前記ラテラルリンク部材の両端の略
中央を通って該両端の回転軸に直行する線に対し車幅方
向外側で且つ車体前方へ間隔が広がるように相対角度を
持って設定されていることを特徴とする車両のリヤサス
ペンション装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の車両のリヤサスペンショ
ン装置であって、 前記一本の軸線は、前記ラテラルリンク部材の両端の略
中央を通って該両端の回転軸に直行する線に対し車幅方
向外側且つ車体上方へ間隔が広がるように相対角度を持
って設定されていることを特徴とする車両のリヤサスペ
ンション装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両の
リヤサスペンション装置であって、 前記相対角度をθとし、前記ラテラルリンク部材の長さ
をL1、サスペンションストロークをS、前記ラジアス
アーム部材の車体側の取付点から前記一本の軸線に車体
平面視で降した垂線の長さをL2とし、前記ラテラルリ
ンク部材の一端のサスペンションストローク時の車幅方
向内側への引き込み量をΔ1とし、前記ラジアスリンク
部材の両端のサスペンションストローク時の車幅方向で
の相対変位量をΔ2とした時、θが以下の関係式を満た
すことを特徴とする車両のリヤサスペンション装置。 △1=Ll(1−COS∂1) sin∂1=S/Ll △2=L2(1−COS∂2) sin∂2=S/L2 Δ1≦Δ2sinθ - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両の
リヤサスペンション装置であって、 前記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿
って隔たった2個の弾性ブッシュで前記車輪支持体に取
り付けられ、 該各弾性ブッシュは、前記一本の軸線方向の剛性が低く
設定されると共に、同直交方向の剛性が高く設定された
ことを特徴とする車両のリヤサスペンション装置。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両の
リヤサスペンション装置であって、 前記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線回り
の回転のみを許容するベアリング部材で前記車輪支持体
に取り付けられたことを特徴とする車両のリヤサスペン
ション装置。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両の
リヤサスペンション装置であって、 前記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿
って隔たった少なくとも2個の球面軸受けで前記車輪支
持体に取り付けられたことを特徴とする車両のリヤサス
ペンション装置。 - 【請求項8】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両の
リヤサスペンション装置であって、 前記ラジアスアーム部材の後端が、前記一本の軸線に沿
って隔たった車幅方向外側の球面軸受けと同内側の弾性
ブッシュとで前記車輪支持体に取り付けられ、前記弾性
ブッシュは、前記一本の軸方向の剛性が低く設定される
と共に、同直交方向の剛性が高く設定されたことを特徴
とする車両のリヤサスペンション装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の車両のリヤサスペンシ
ョン装置であって、 前記ラジアスアーム部材の車体側取付点及び前記球面軸
受けの中心点を結ぶ線と前記ラテラルリンク部材の両端
の略中央を通って該両端の回転軸に直交する線との交点
を、ホイールセンタ面よりも車幅方向外側に配置したこ
とを特徴とする車両のリヤサスペンション装置。 - 【請求項10】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両
のリヤサスペンション装置であって、 前記ラジアスアーム部材の後端が、1個の弾性ブッシュ
で前記車輪支持体に取り付けられ、 該弾性ブッシュは、前記一本の軸線方向の剛性が低く、
同直交方向の剛性が高く設定されるとともに、軸線回り
のねじれ剛性が低く、軸線をこじる方向の剛性が高く設
定されたことを特徴とする車両のリヤサスペンション装
置。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の車
両のリヤサスペンション装置であって、 前記上部支持部材は、下部が前記車輪支持部材に剛結合
されると共に、上部が車体側に取り付けられたストラッ
ト部材であることを特徴とする車両のリヤサスペンショ
ン装置。 - 【請求項12】 請求項1〜10のいずれかに記載の車
両のリヤサスペンション装置であって、 前記上部支持部材は、A字状を呈するAアーム部材であ
り、該Aアーム部材の先端側が前記車輪支持体回転自在
に結合されると共に、同基端側が車体側に回転自在に結
合されて上下揺動可能であることを特徴とする車両のリ
ヤサスペンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11387298A JPH11301229A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 車両のリヤサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11387298A JPH11301229A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 車両のリヤサスペンション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11301229A true JPH11301229A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14623237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11387298A Pending JPH11301229A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 車両のリヤサスペンション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11301229A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100461419B1 (ko) * | 2002-10-02 | 2004-12-10 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 트레일링 암 |
| JP2013230791A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Nissan Motor Co Ltd | 車体制振制御装置 |
| JP6278096B1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-02-14 | マツダ株式会社 | 車両用懸架装置 |
| CN116803704A (zh) * | 2022-03-24 | 2023-09-26 | 本田技研工业株式会社 | 后悬架构造 |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP11387298A patent/JPH11301229A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100461419B1 (ko) * | 2002-10-02 | 2004-12-10 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 트레일링 암 |
| JP2013230791A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Nissan Motor Co Ltd | 車体制振制御装置 |
| JP6278096B1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-02-14 | マツダ株式会社 | 車両用懸架装置 |
| WO2018092587A1 (ja) | 2016-11-21 | 2018-05-24 | マツダ株式会社 | 車両用懸架装置 |
| CN110023117A (zh) * | 2016-11-21 | 2019-07-16 | 马自达汽车株式会社 | 车辆用悬架装置 |
| US11192422B2 (en) | 2016-11-21 | 2021-12-07 | Mazda Motor Corporation | Suspension device for vehicles |
| CN116803704A (zh) * | 2022-03-24 | 2023-09-26 | 本田技研工业株式会社 | 后悬架构造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031212 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |