JPH1129087A - パワーアシスト自転車駆動ユニット - Google Patents
パワーアシスト自転車駆動ユニットInfo
- Publication number
- JPH1129087A JPH1129087A JP18614397A JP18614397A JPH1129087A JP H1129087 A JPH1129087 A JP H1129087A JP 18614397 A JP18614397 A JP 18614397A JP 18614397 A JP18614397 A JP 18614397A JP H1129087 A JPH1129087 A JP H1129087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- assist
- ratio
- assist ratio
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワーアシスト自転車において、高速側で簡
単なアシスト比率制御を行いながら、電動力使用量を少
なくしアシスト可能な走行距離を延ばす。 【解決手段】 車速が連続走行平均速度付近に達するま
ではアシスト比率を一定とし、同平均速度を越えその
1.3倍前後まではアシスト比率を前記比率の1/2前
後に設定可能とし、それ以上の速度では電動アシストを
停止するようにアシスト比率を2段階に制御するコント
ローラを備えることより、高速時に電動アシストを減少
又は停止してバッテリ消費の抑制及びアシスト走行距離
の延長を図ると共に、制御の簡単化、調整の容易化及び
製作コストの低減化を図る。また、足踏みトルクを伝え
る機構部分に回転方向の緩衝手段を備え、アシスト比率
の段階的変動に起因して足踏み力へ波及するショックを
吸収し、その影響を減らす。
単なアシスト比率制御を行いながら、電動力使用量を少
なくしアシスト可能な走行距離を延ばす。 【解決手段】 車速が連続走行平均速度付近に達するま
ではアシスト比率を一定とし、同平均速度を越えその
1.3倍前後まではアシスト比率を前記比率の1/2前
後に設定可能とし、それ以上の速度では電動アシストを
停止するようにアシスト比率を2段階に制御するコント
ローラを備えることより、高速時に電動アシストを減少
又は停止してバッテリ消費の抑制及びアシスト走行距離
の延長を図ると共に、制御の簡単化、調整の容易化及び
製作コストの低減化を図る。また、足踏みトルクを伝え
る機構部分に回転方向の緩衝手段を備え、アシスト比率
の段階的変動に起因して足踏み力へ波及するショックを
吸収し、その影響を減らす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人力ペダルによる
動力に、バッテリから供給される電流により駆動するモ
ータの補助動力を適当な割合で加えて駆動力とし、少な
い人力で自転車の走行駆動を容易にする補助駆動装置と
してのパワーアシスト自転車駆動ユニットに関し、特に
電動アシストトルクの比率(以下、アシスト比率と呼
ぶ)を制御するコントローラに関するものである。
動力に、バッテリから供給される電流により駆動するモ
ータの補助動力を適当な割合で加えて駆動力とし、少な
い人力で自転車の走行駆動を容易にする補助駆動装置と
してのパワーアシスト自転車駆動ユニットに関し、特に
電動アシストトルクの比率(以下、アシスト比率と呼
ぶ)を制御するコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動アシスト自転車においては、
足踏みトルクを検出し、この足踏みトルクに対して一定
の比率(1以下)の電動アシストトルクを電動モータか
ら加えるように制御し、特に、低速時における加速や坂
道における足踏み力を補助して運転を容易とするように
した構成であることは公知である。
足踏みトルクを検出し、この足踏みトルクに対して一定
の比率(1以下)の電動アシストトルクを電動モータか
ら加えるように制御し、特に、低速時における加速や坂
道における足踏み力を補助して運転を容易とするように
した構成であることは公知である。
【0003】このような電動アシスト自転車では、電動
モータのアシスト比率を高速走行時においてもそのまま
維持すると、自転車を容易に高速で走らせることはでき
るが、アシスト用電動モータの負荷が大きくなり、従っ
てバッテリの消耗が早くなり、アシストできる距離や時
間が短くなる。
モータのアシスト比率を高速走行時においてもそのまま
維持すると、自転車を容易に高速で走らせることはでき
るが、アシスト用電動モータの負荷が大きくなり、従っ
てバッテリの消耗が早くなり、アシストできる距離や時
間が短くなる。
【0004】そこで、従来、安全のためもあって、高速
側においてアシスト比率を漸減するように制御して、電
源バッテリの消耗を少なくし、アシスト可能な走行距離
を延ばす技術が提案されている。
側においてアシスト比率を漸減するように制御して、電
源バッテリの消耗を少なくし、アシスト可能な走行距離
を延ばす技術が提案されている。
【0005】例えば、特開平6−107266号公報に
て提案されたものは、足踏み力を検出する手段と、車速
検出手段とを有し、足踏み力に対する電動モータの出力
の比を、少なくとも高速域で車速の増加に対して漸減さ
せるように、電動モータによる駆動力を制御するコント
ローラを備えたものである。
て提案されたものは、足踏み力を検出する手段と、車速
検出手段とを有し、足踏み力に対する電動モータの出力
の比を、少なくとも高速域で車速の増加に対して漸減さ
せるように、電動モータによる駆動力を制御するコント
ローラを備えたものである。
【0006】即ち、図8に示すパワーアシスト自転車の
速度に対するアシスト比率の特性において、「従来」と
付記した3点A、B、Cを結ぶ特性線が、前記提案にお
ける自転車の速度に対する電動モータのアシスト比率を
示すものである。2点A、Bを結ぶ直線は自転車の速度
が0からB0 まではアシスト比率が1である特性を示
し、2点B、Cを結ぶ直線はB0 以上の自転車の速度に
おいてアシスト比率が漸減する特性を示す。
速度に対するアシスト比率の特性において、「従来」と
付記した3点A、B、Cを結ぶ特性線が、前記提案にお
ける自転車の速度に対する電動モータのアシスト比率を
示すものである。2点A、Bを結ぶ直線は自転車の速度
が0からB0 まではアシスト比率が1である特性を示
し、2点B、Cを結ぶ直線はB0 以上の自転車の速度に
おいてアシスト比率が漸減する特性を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のように、
或る決められた速度B0 以上の自転車の速度に対してア
シスト比率を漸減するようにしたものは、電源バッテリ
の消耗を少なくし、アシスト可能な走行距離を延ばすこ
とができるが、下記問題(1)(2)もある。 (1)制御が簡単でない。また、調整も容易でなく、製
作コストも安くない。 (2)電動力使用量(バッテリ消費量)の抑制が必ずし
も十分でない。
或る決められた速度B0 以上の自転車の速度に対してア
シスト比率を漸減するようにしたものは、電源バッテリ
の消耗を少なくし、アシスト可能な走行距離を延ばすこ
とができるが、下記問題(1)(2)もある。 (1)制御が簡単でない。また、調整も容易でなく、製
作コストも安くない。 (2)電動力使用量(バッテリ消費量)の抑制が必ずし
も十分でない。
【0008】そこで、本発明の課題は、高速側における
簡単なアシスト比率制御を行いながら、一層、電動力使
用量を少なくしてアシスト可能な走行距離を延ばすこと
ができるパワーアシスト自転車駆動ユニットを提供する
ことである。
簡単なアシスト比率制御を行いながら、一層、電動力使
用量を少なくしてアシスト可能な走行距離を延ばすこと
ができるパワーアシスト自転車駆動ユニットを提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1に係る発明のパワーアシスト自
転車駆動ユニットは、足踏み力による駆動と電動駆動と
を併用したパワーアシスト自転車の駆動ユニットにおい
て、自転車の走行速度が連続走行平均速度付近など第1
の速度に達するまでは人力の足踏みトルクに対する電動
アシストトルクの比率を第1の一定比率とし、前記第1
の速度を越え同第1の速度の1.3倍前後など第1の速
度より高速の第2の速度までは電動アシストトルクの比
率を前記第1の一定比率の1/2前後など第1の一定比
率よりも小さい第2の一定比率に設定可能とし、前記第
2の速度以上の速度においては電動アシストを停止する
ように電動アシストトルクの比率を2段階に制御するコ
ントローラを備えてなることを特徴としている。
の手段として、請求項1に係る発明のパワーアシスト自
転車駆動ユニットは、足踏み力による駆動と電動駆動と
を併用したパワーアシスト自転車の駆動ユニットにおい
て、自転車の走行速度が連続走行平均速度付近など第1
の速度に達するまでは人力の足踏みトルクに対する電動
アシストトルクの比率を第1の一定比率とし、前記第1
の速度を越え同第1の速度の1.3倍前後など第1の速
度より高速の第2の速度までは電動アシストトルクの比
率を前記第1の一定比率の1/2前後など第1の一定比
率よりも小さい第2の一定比率に設定可能とし、前記第
2の速度以上の速度においては電動アシストを停止する
ように電動アシストトルクの比率を2段階に制御するコ
ントローラを備えてなることを特徴としている。
【0010】また、請求項2に係る発明のパワーアシス
ト自転車駆動ユニットは、上記のパワーアシスト自転車
駆動ユニットにおいて、足踏みトルクを伝える機構部分
にトルク変動を吸収する回転方向の緩衝手段を備えたこ
とを特徴としている。
ト自転車駆動ユニットは、上記のパワーアシスト自転車
駆動ユニットにおいて、足踏みトルクを伝える機構部分
にトルク変動を吸収する回転方向の緩衝手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の実施の形態に係るパ
ワーアシスト自転車の側面図であり、図2は図1のパワ
ーアシスト自転車の駆動ユニットの一部断面図、図3は
図2中の足踏みトルクに伴う緩衝機構兼角度変位機構を
示す部分図、図4は図3のA−A断面図、図5は図2中
の角度変位検出機構を示す部分図、図6は図5中のセレ
ーション軸の形状を示す斜視図である。また、図7は図
2に示す駆動ユニットを使用した自転車の動力伝達及び
制御系統を示すブロック図、図8はパワーアシスト自転
車の速度に対するアシスト比率の特性図である。
に基づき説明する。図1は本発明の実施の形態に係るパ
ワーアシスト自転車の側面図であり、図2は図1のパワ
ーアシスト自転車の駆動ユニットの一部断面図、図3は
図2中の足踏みトルクに伴う緩衝機構兼角度変位機構を
示す部分図、図4は図3のA−A断面図、図5は図2中
の角度変位検出機構を示す部分図、図6は図5中のセレ
ーション軸の形状を示す斜視図である。また、図7は図
2に示す駆動ユニットを使用した自転車の動力伝達及び
制御系統を示すブロック図、図8はパワーアシスト自転
車の速度に対するアシスト比率の特性図である。
【0012】図1により、パワーアシスト自転車の全体
的構成を説明する。図1において、1は電動アシスト自
転車(以下、自転車と呼ぶ)を示し、駆動ユニット20
と、ペダルクランク15と、駆動側チェンスプロケット
4と、従動側チェンスプロケット2と、チェン5と、コ
ントローラ21と、電池ユニット25と、アシスト比指
示パネル23が取り付けられている。駆動ユニット20
は自転車1のフレーム17のクランクハブの位置に取り
付けられる。ペダルクランク15は駆動ユニット20を
貫通するクランク軸(図2中の39参照)の両端にそれ
ぞれ取り付けられている。駆動側チェンスプロケット4
は駆動ユニット20の出力軸に取り付けられている。従
動側チェンスプロケット2は自転車1の後輪7の軸に一
方向クラッチ(図7中の6参照)を介して取り付けられ
ている。チェン5は駆動側チェンスプロケット4と従動
側チェンスプロケット2とに懸架してある。コントロー
ラ21は駆動ユニット20と一体になっている。電池ユ
ニット25は充電可能な携帯バッテリであり、自転車1
のフレームに取り付けられる。アシスト比指示パネル2
3は電池ユニット25に取り付けられている。このアシ
スト比指示パネル23にはセレクトボタンスイッチ(図
示省略)を備えてあり、速度範囲とその範囲におけるア
シスト比率を指示することができるようにしてある。
的構成を説明する。図1において、1は電動アシスト自
転車(以下、自転車と呼ぶ)を示し、駆動ユニット20
と、ペダルクランク15と、駆動側チェンスプロケット
4と、従動側チェンスプロケット2と、チェン5と、コ
ントローラ21と、電池ユニット25と、アシスト比指
示パネル23が取り付けられている。駆動ユニット20
は自転車1のフレーム17のクランクハブの位置に取り
付けられる。ペダルクランク15は駆動ユニット20を
貫通するクランク軸(図2中の39参照)の両端にそれ
ぞれ取り付けられている。駆動側チェンスプロケット4
は駆動ユニット20の出力軸に取り付けられている。従
動側チェンスプロケット2は自転車1の後輪7の軸に一
方向クラッチ(図7中の6参照)を介して取り付けられ
ている。チェン5は駆動側チェンスプロケット4と従動
側チェンスプロケット2とに懸架してある。コントロー
ラ21は駆動ユニット20と一体になっている。電池ユ
ニット25は充電可能な携帯バッテリであり、自転車1
のフレームに取り付けられる。アシスト比指示パネル2
3は電池ユニット25に取り付けられている。このアシ
スト比指示パネル23にはセレクトボタンスイッチ(図
示省略)を備えてあり、速度範囲とその範囲におけるア
シスト比率を指示することができるようにしてある。
【0013】次に、駆動ユニット20の構成を図2〜図
6によって説明する。図2〜図6において、アシスト用
モータ31はモータケーシング38と中壁74とが囲ん
で形成する空間内に配置してある。また、遊星ローラ減
速機40及び2段歯車減速機構50を、減速機構ケーシ
ング41とケーシング蓋52が形成する閉鎖された動力
機構ケーシングに収容している。減速機構ケーシング4
1の一端側は中壁74を挟んでモータケーシング38と
一体に結合され、他端側はケーシング蓋52に一体に結
合されて上記閉鎖された動力機構ケーシングを形成して
いる。
6によって説明する。図2〜図6において、アシスト用
モータ31はモータケーシング38と中壁74とが囲ん
で形成する空間内に配置してある。また、遊星ローラ減
速機40及び2段歯車減速機構50を、減速機構ケーシ
ング41とケーシング蓋52が形成する閉鎖された動力
機構ケーシングに収容している。減速機構ケーシング4
1の一端側は中壁74を挟んでモータケーシング38と
一体に結合され、他端側はケーシング蓋52に一体に結
合されて上記閉鎖された動力機構ケーシングを形成して
いる。
【0014】遊星ローラ減速機40は、例えば特開平9
−2369号公報や特開平9−169290号公報等に
類似構造が開示されているように、モータ31の出力軸
と直結した太陽ローラにおいて入力され、遊星ローラキ
ャリア45を出力軸としたものである。
−2369号公報や特開平9−169290号公報等に
類似構造が開示されているように、モータ31の出力軸
と直結した太陽ローラにおいて入力され、遊星ローラキ
ャリア45を出力軸としたものである。
【0015】遊星ローラキャリア45はクランク軸39
に軸受を介して回転自在に支えられ、その出力軸端はピ
ニオンを形成している。遊星ローラキャリア45のピニ
オンに大歯車53が噛み合わされている。この大歯車5
3は、軸受と第1の一方向クラッチ55を介して歯車軸
54に支えられており、モータ31側から伝えられる回
転方向のトルクのみが歯車軸54に伝えられるようにな
っている。この歯車軸54は一体の歯車54aを有する
とともに、減速機構ケーシング41とケーシング蓋52
とに軸受を介して回転自在に支えられている。歯車54
aにはクランク軸39と同心の最終段の第1の歯車56
が噛み合っている。
に軸受を介して回転自在に支えられ、その出力軸端はピ
ニオンを形成している。遊星ローラキャリア45のピニ
オンに大歯車53が噛み合わされている。この大歯車5
3は、軸受と第1の一方向クラッチ55を介して歯車軸
54に支えられており、モータ31側から伝えられる回
転方向のトルクのみが歯車軸54に伝えられるようにな
っている。この歯車軸54は一体の歯車54aを有する
とともに、減速機構ケーシング41とケーシング蓋52
とに軸受を介して回転自在に支えられている。歯車54
aにはクランク軸39と同心の最終段の第1の歯車56
が噛み合っている。
【0016】かくして遊星ローラキャリア45のピニオ
ン、大歯車53、歯車54a及び第1の歯車56の組み
合わせにより、2段歯車減速機構50が構成されてい
る。
ン、大歯車53、歯車54a及び第1の歯車56の組み
合わせにより、2段歯車減速機構50が構成されてい
る。
【0017】上記第1の歯車56には駆動側チェンスプ
ロケット4が固定されている。また、第1の歯車56は
軸受49を介してケーシング蓋52に回転可能に支えら
れ、且つ、クランク軸39の一端部を軸受48を介して
回転可能に支えている。クランク軸39の他端部も軸受
を介してモータケーシング38に支えられている。
ロケット4が固定されている。また、第1の歯車56は
軸受49を介してケーシング蓋52に回転可能に支えら
れ、且つ、クランク軸39の一端部を軸受48を介して
回転可能に支えている。クランク軸39の他端部も軸受
を介してモータケーシング38に支えられている。
【0018】第1の歯車56と同じ噛合いピッチ径を有
する第2の歯車57を、クランク軸39に、第2の一方
向クラッチ58を兼ねた軸受を介して回転可能に支えて
ある。この第2の歯車57にはクランク軸39の回転が
第2の一方向クラッチ58により伝達される。第2の一
方向クラッチ58は、クランク軸39に加わるペダルク
ランク15によるトルクが前進方向に入力されるとき入
出力を係合するようにクラッチを構成してある。
する第2の歯車57を、クランク軸39に、第2の一方
向クラッチ58を兼ねた軸受を介して回転可能に支えて
ある。この第2の歯車57にはクランク軸39の回転が
第2の一方向クラッチ58により伝達される。第2の一
方向クラッチ58は、クランク軸39に加わるペダルク
ランク15によるトルクが前進方向に入力されるとき入
出力を係合するようにクラッチを構成してある。
【0019】緩衝機構兼角度変位機構60を図3及び図
4によって説明する。図3及び図4に示すように、第1
の歯車56の側面に複数等分に配置した円周方向の突抜
け長孔を設けこの長孔に複数の圧縮ばね59を収納し、
この圧縮ばね59に回転の一方向だけに、第2の歯車5
7に取り付けた突出部材69を係合して、角度変位機構
60を構成している。82は第1の歯車56の両側面に
取り付けられたプレートを示す。
4によって説明する。図3及び図4に示すように、第1
の歯車56の側面に複数等分に配置した円周方向の突抜
け長孔を設けこの長孔に複数の圧縮ばね59を収納し、
この圧縮ばね59に回転の一方向だけに、第2の歯車5
7に取り付けた突出部材69を係合して、角度変位機構
60を構成している。82は第1の歯車56の両側面に
取り付けられたプレートを示す。
【0020】この角度変位機構60は、第2の歯車57
から突出部材69を介して伝えられる足踏みトルクを、
第1の歯車56に備えた圧縮ばね59が受けて足踏みト
ルクに比例して圧縮ばね59が短縮することにより、両
歯車56、57間に足踏みトルクの大きさに対応する相
対的な角度変位が生じるように構成したものである。
から突出部材69を介して伝えられる足踏みトルクを、
第1の歯車56に備えた圧縮ばね59が受けて足踏みト
ルクに比例して圧縮ばね59が短縮することにより、両
歯車56、57間に足踏みトルクの大きさに対応する相
対的な角度変位が生じるように構成したものである。
【0021】従って、この角度変位機構60は足踏みの
負荷トルクが変動したときに、この変動を緩和する緩衝
機構としての機能を併せて有するものである。足踏みト
ルクは係る緩衝機構兼角度変位機構60を経由して、駆
動側チェンスプロケット4に伝えられる。
負荷トルクが変動したときに、この変動を緩和する緩衝
機構としての機能を併せて有するものである。足踏みト
ルクは係る緩衝機構兼角度変位機構60を経由して、駆
動側チェンスプロケット4に伝えられる。
【0022】次に、図2、図5及び図6に基づき、角度
変位検出機構130の構成を説明する。この角度変位検
出機構130は上記緩衝機構兼角度変位機構60の第1
の歯車56と第2の歯車57との相対角度変位を検出す
るものであり、これらの図に示すように、第1の歯車5
6に噛み合う第3の歯車93と、第2の歯車57に噛み
合う第4の歯車133を有している。これら第3及び第
4の両歯車93、133は同じ噛み合いピッチを有し、
同軸上で回転するように設けてある。
変位検出機構130の構成を説明する。この角度変位検
出機構130は上記緩衝機構兼角度変位機構60の第1
の歯車56と第2の歯車57との相対角度変位を検出す
るものであり、これらの図に示すように、第1の歯車5
6に噛み合う第3の歯車93と、第2の歯車57に噛み
合う第4の歯車133を有している。これら第3及び第
4の両歯車93、133は同じ噛み合いピッチを有し、
同軸上で回転するように設けてある。
【0023】第3の歯車93はセレーション軸131に
圧入あるいは接着等で一体に結合されており、第4の歯
車133はセレーション軸131に回転可能、及び、摺
動可能に支えらえている。セレーション軸131はその
両端部において軸受を介して減速機構ケーシング41と
ケーシング蓋52に回転自由に支えられており、このセ
レーション軸131には、図6に示すように、軸線に対
して適当な角度を持たせたヘリカルセレーション131
aを加工してある。第4の歯車133の内径側には、ヘ
リカルセレーション131aに係合する内ヘリカルセレ
ーション133aを軸内径の一部に設け、同時に潤滑性
の良いブッシュ132例えば、含油性の焼結合金等を圧
入してある。
圧入あるいは接着等で一体に結合されており、第4の歯
車133はセレーション軸131に回転可能、及び、摺
動可能に支えらえている。セレーション軸131はその
両端部において軸受を介して減速機構ケーシング41と
ケーシング蓋52に回転自由に支えられており、このセ
レーション軸131には、図6に示すように、軸線に対
して適当な角度を持たせたヘリカルセレーション131
aを加工してある。第4の歯車133の内径側には、ヘ
リカルセレーション131aに係合する内ヘリカルセレ
ーション133aを軸内径の一部に設け、同時に潤滑性
の良いブッシュ132例えば、含油性の焼結合金等を圧
入してある。
【0024】更に、第4の歯車133の軸筒部にボール
軸受107を外嵌し、このボール軸受107の外径に
は、軸受押え環106を嵌合してある。この軸受押え環
106と減速機構ケーシング41との間に圧縮ばね10
5を、同圧縮ばね105が第4の歯車133を第3の歯
車93側へ押す方向に付勢して設置してある。
軸受107を外嵌し、このボール軸受107の外径に
は、軸受押え環106を嵌合してある。この軸受押え環
106と減速機構ケーシング41との間に圧縮ばね10
5を、同圧縮ばね105が第4の歯車133を第3の歯
車93側へ押す方向に付勢して設置してある。
【0025】減速機構ケーシング41にはセレーション
軸131と平行に回り止め軸108を固設してある。こ
の回り止め軸108は軸受押え環106に明けた孔に係
合しており、軸受押え環106をセレーション軸131
の軸方向への移動は可能であるが、回転方向への移動は
拘束、つまり阻止する作用を有している。
軸131と平行に回り止め軸108を固設してある。こ
の回り止め軸108は軸受押え環106に明けた孔に係
合しており、軸受押え環106をセレーション軸131
の軸方向への移動は可能であるが、回転方向への移動は
拘束、つまり阻止する作用を有している。
【0026】前述の如く第1の歯車56と第2の歯車5
7とが相対角度変位を生じた場合、この角度変位が第3
の歯車93と第4の歯車133との間の相対角度変位に
写されるので、第4の歯車133はヘリカルセレーショ
ン131aに沿って軸方向に移動する。図5において、
セレーション軸131の中心線H−Hの下側は、角度変
位機構60にトルクが伝わらず、第4の歯車133が第
3の歯車93に近寄っている位置を示し、中心線H−H
の上側は、足踏みトルクが伝わり、第4の歯車133が
第3の歯車93から離れている位置を示している。
7とが相対角度変位を生じた場合、この角度変位が第3
の歯車93と第4の歯車133との間の相対角度変位に
写されるので、第4の歯車133はヘリカルセレーショ
ン131aに沿って軸方向に移動する。図5において、
セレーション軸131の中心線H−Hの下側は、角度変
位機構60にトルクが伝わらず、第4の歯車133が第
3の歯車93に近寄っている位置を示し、中心線H−H
の上側は、足踏みトルクが伝わり、第4の歯車133が
第3の歯車93から離れている位置を示している。
【0027】この第4の歯車133の移動距離をレバー
86により取り出し、レバー86の変位量をポテンシオ
メータ85(図2参照)で計測し、これを足踏みトルク
値の信号としてモータ出力制御の関数とする。つまり、
ポテンシオメータ85で計測した信号が、角度変位検出
機構130からコントローラ21へ送られる。
86により取り出し、レバー86の変位量をポテンシオ
メータ85(図2参照)で計測し、これを足踏みトルク
値の信号としてモータ出力制御の関数とする。つまり、
ポテンシオメータ85で計測した信号が、角度変位検出
機構130からコントローラ21へ送られる。
【0028】減速機ケーシング41の下部には、自転車
1の車速検出センサとして、回転速度検出センサ89を
取り付けてある。この回転速度検出センサ89は第4の
歯車133の歯の接近を検出する近接感知型センサであ
り、運転中の自転車1の駆動ユニット20の出力回転速
度を、単位時間中に回転速度検出センサ89の感知部を
通過する第2の歯車133の歯の検出数に置き換えて、
計測する方式のものである(図2参照)。
1の車速検出センサとして、回転速度検出センサ89を
取り付けてある。この回転速度検出センサ89は第4の
歯車133の歯の接近を検出する近接感知型センサであ
り、運転中の自転車1の駆動ユニット20の出力回転速
度を、単位時間中に回転速度検出センサ89の感知部を
通過する第2の歯車133の歯の検出数に置き換えて、
計測する方式のものである(図2参照)。
【0029】次に、上述したパワーアシスト自転車用駆
動ユニット20の作用を、当該駆動ユニット20を適用
する自転車1の動力伝達及び制御系統を示すブロック図
である図7を追加して、説明する。
動ユニット20の作用を、当該駆動ユニット20を適用
する自転車1の動力伝達及び制御系統を示すブロック図
である図7を追加して、説明する。
【0030】人がペダルを踏んでペダルクランク15を
回し、クランク軸39を駆動するとき、足踏みトルクは
第2の一方向クラッチ58において第2の歯車57に伝
えられ、第2の歯車57と第1の歯車56とで構成する
緩衝機構兼角度変位機構60を経由して、駆動側チェン
スプロケット4を回し、駆動側チェンスプロケット4に
駆動されたチェン5が従動側チェンスプロケット2を回
し、従動側チェンスプロケット2が一方向クラッチ6を
介して自転車1の後輪17を回す。
回し、クランク軸39を駆動するとき、足踏みトルクは
第2の一方向クラッチ58において第2の歯車57に伝
えられ、第2の歯車57と第1の歯車56とで構成する
緩衝機構兼角度変位機構60を経由して、駆動側チェン
スプロケット4を回し、駆動側チェンスプロケット4に
駆動されたチェン5が従動側チェンスプロケット2を回
し、従動側チェンスプロケット2が一方向クラッチ6を
介して自転車1の後輪17を回す。
【0031】足踏みトルクが生じると、緩衝機構兼角度
変位機構60の第2の歯車57と第1の歯車56がここ
を経由するトルクに比例した相対的な角度変位を生じ、
この角度変位量を角度変位検出機構130が検出し、こ
れをレバー86を介してポテンシオメータ85により角
度変位(足踏みトルク)に比例した電気信号として取り
出し、コントローラ21に送る。また、回転速度検出セ
ンサ89から、自転車1の車速を表す電気信号をコント
ローラ21に送る。
変位機構60の第2の歯車57と第1の歯車56がここ
を経由するトルクに比例した相対的な角度変位を生じ、
この角度変位量を角度変位検出機構130が検出し、こ
れをレバー86を介してポテンシオメータ85により角
度変位(足踏みトルク)に比例した電気信号として取り
出し、コントローラ21に送る。また、回転速度検出セ
ンサ89から、自転車1の車速を表す電気信号をコント
ローラ21に送る。
【0032】コントローラ21は、自転車1の走行速度
が0から第1の速度に達するまでの速度範囲ではアシス
ト比率を第1の一定比率とし、第1の速度を越えそれよ
り高速の第2の速度までの速度範囲ではアシスト比率を
第1の一定比率よりも小さい第2の一定比率に設定可能
であり、第2の速度以上の速度においては電動アシスト
を停止する(アシスト比率でいえばゼロにする)ように
アシスト比率を2段階に制御する。
が0から第1の速度に達するまでの速度範囲ではアシス
ト比率を第1の一定比率とし、第1の速度を越えそれよ
り高速の第2の速度までの速度範囲ではアシスト比率を
第1の一定比率よりも小さい第2の一定比率に設定可能
であり、第2の速度以上の速度においては電動アシスト
を停止する(アシスト比率でいえばゼロにする)ように
アシスト比率を2段階に制御する。
【0033】上記速度範囲及びその速度範囲におけるア
シスト比率について、自転車1のフレーム17又はカバ
ーの適当な位置に設けてあるアシスト比指示パネル23
に備えたセレクトボタンスイッチにより、2段階に分け
て指示するように構成してある。つまり、アシスト比指
示パネル23のセレクトボタンスイッチの選択操作よ
り、2段階に分けた指示信号が、アシスト比指示パネル
23からコントローラ21に送られる。本例では、第1
の速度を自転車1の連続走行時の平均速度付近に設定
し、第2の速度を第1の速度の1.3倍前後に可変設定
し、第2の一定比率を第1の一定比率の1/2前後に可
変設定するようにしている。
シスト比率について、自転車1のフレーム17又はカバ
ーの適当な位置に設けてあるアシスト比指示パネル23
に備えたセレクトボタンスイッチにより、2段階に分け
て指示するように構成してある。つまり、アシスト比指
示パネル23のセレクトボタンスイッチの選択操作よ
り、2段階に分けた指示信号が、アシスト比指示パネル
23からコントローラ21に送られる。本例では、第1
の速度を自転車1の連続走行時の平均速度付近に設定
し、第2の速度を第1の速度の1.3倍前後に可変設定
し、第2の一定比率を第1の一定比率の1/2前後に可
変設定するようにしている。
【0034】コントローラ21には電力回路21aと演
算回路21bがある。コントローラ21の演算回路21
bにおいては、アシスト比指示パネル23で指示された
速度範囲及びその速度範囲におけるアシスト比率を基
に、回転速度検出センサ89から与えられる自転車1の
走行速度に対応するアシスト比率(通常、1以下)を演
算し、このアシスト比率と角度変位検出機構130から
与えられる足踏みトルクよりモータ出力を演算し、制御
信号にして電力回路21aに指令する。電力回路21a
においては、演算回路21bから指令された必要なモー
タ出力が出せるように、バッテリ(電池ユニット)25
から供給される電力を制御してモータ31に送る。モー
タ31は、その出力軸に直結した遊星ローラ減速機構4
0と2段歯車減速機構50とによって、所要の回転まで
回転を減速して必要なトルクを出力し、第1の一方向ク
ラッチ55を介して駆動側チェンスプロケット4を回
す。このようにしてモータ31側の駆動機構により、足
踏みトルクの補助をすることができる。
算回路21bがある。コントローラ21の演算回路21
bにおいては、アシスト比指示パネル23で指示された
速度範囲及びその速度範囲におけるアシスト比率を基
に、回転速度検出センサ89から与えられる自転車1の
走行速度に対応するアシスト比率(通常、1以下)を演
算し、このアシスト比率と角度変位検出機構130から
与えられる足踏みトルクよりモータ出力を演算し、制御
信号にして電力回路21aに指令する。電力回路21a
においては、演算回路21bから指令された必要なモー
タ出力が出せるように、バッテリ(電池ユニット)25
から供給される電力を制御してモータ31に送る。モー
タ31は、その出力軸に直結した遊星ローラ減速機構4
0と2段歯車減速機構50とによって、所要の回転まで
回転を減速して必要なトルクを出力し、第1の一方向ク
ラッチ55を介して駆動側チェンスプロケット4を回
す。このようにしてモータ31側の駆動機構により、足
踏みトルクの補助をすることができる。
【0035】アシスト用モータ31への送電を止め、自
転車1を足踏みだけで走行させる場合(第2の速度以
上、従ってアシスト比率が0の場合)は、第1の一方向
クラッチ55において回転が断たれてモータ31側へは
足踏みトルクが伝わらない。
転車1を足踏みだけで走行させる場合(第2の速度以
上、従ってアシスト比率が0の場合)は、第1の一方向
クラッチ55において回転が断たれてモータ31側へは
足踏みトルクが伝わらない。
【0036】次に、アシスト比率の2段階制御を、図8
に示すパワーアシスト自転車の速度に対するアシスト比
率の特性線に基づいて説明する。
に示すパワーアシスト自転車の速度に対するアシスト比
率の特性線に基づいて説明する。
【0037】先に従来技術の項で述べたように、特開平
6−107266号で提案されたアシスト比率の制御方
法は、図8においてA、B、Cを結ぶ特性線(従来)を
そのアシスト比率特性とするものであり、AとBを結ぶ
直線は自転車の速度が0からB0 まではアシスト比率が
一定である特性を示し、BとCを結ぶ直線はB0 以上の
自転車の速度においてアシスト比率が速度の増加に対し
て漸減する特性を示していた。
6−107266号で提案されたアシスト比率の制御方
法は、図8においてA、B、Cを結ぶ特性線(従来)を
そのアシスト比率特性とするものであり、AとBを結ぶ
直線は自転車の速度が0からB0 まではアシスト比率が
一定である特性を示し、BとCを結ぶ直線はB0 以上の
自転車の速度においてアシスト比率が速度の増加に対し
て漸減する特性を示していた。
【0038】本発明の実施の形態におけるパワーアシス
ト自転車のアシスト比率特性は、図8中に「本発明」と
付記した5点A、B、D、P、Eを結んだ特性線のよう
に、アシスト比率を2段階としている。即ち、AからB
までの低速側(0〜第1の速度B0 )においてはアシス
ト比率を一定とし、高速側のDからPまでの速度(第1
の速度B0 〜第2の速度E)においてはアシスト比率を
低速側の略半分としたものである。高速側でP以上の場
合(第2の速度E以上)においては、アシスト比率は0
である。
ト自転車のアシスト比率特性は、図8中に「本発明」と
付記した5点A、B、D、P、Eを結んだ特性線のよう
に、アシスト比率を2段階としている。即ち、AからB
までの低速側(0〜第1の速度B0 )においてはアシス
ト比率を一定とし、高速側のDからPまでの速度(第1
の速度B0 〜第2の速度E)においてはアシスト比率を
低速側の略半分としたものである。高速側でP以上の場
合(第2の速度E以上)においては、アシスト比率は0
である。
【0039】本発明での上記速度に対するアシスト比率
特性を従来例と比較してみると、AからBまでは従来例
と同じであるが、点Pは従来例のアシスト比率が漸減す
る線BC上に有り、3角形BDPと3角形PECの部分
だけアシスト比率が少なくなっている。
特性を従来例と比較してみると、AからBまでは従来例
と同じであるが、点Pは従来例のアシスト比率が漸減す
る線BC上に有り、3角形BDPと3角形PECの部分
だけアシスト比率が少なくなっている。
【0040】アシスト駆動時の電力はトルク×回転数×
時間で表されるので、高速になるほど電力消費は大きく
なるが、上記のように高速側におけるアシスト比率を低
くすることは、かなり大きい電力の節約となり、バッテ
リ使用時間の伸びにつながる。
時間で表されるので、高速になるほど電力消費は大きく
なるが、上記のように高速側におけるアシスト比率を低
くすることは、かなり大きい電力の節約となり、バッテ
リ使用時間の伸びにつながる。
【0041】また、BC線上のP点をP’点、或いは
P”点に選んで高速側のアシスト比率を変えることも可
能であり、このようにしても電力の節約ができる。この
場合、速度に対するアシスト比率特性はA、B、D’、
P’、E’を結んだ特性線、或いはA、B、D”、
P”、E”を結んだ特性線となる。これらの速度に対す
るアシスト比率特性は、アシスト比指示パネル23のセ
レクトボタンスイッチでの第2の速度と第2のアシスト
比率の選択と指示により、可変設定できる。
P”点に選んで高速側のアシスト比率を変えることも可
能であり、このようにしても電力の節約ができる。この
場合、速度に対するアシスト比率特性はA、B、D’、
P’、E’を結んだ特性線、或いはA、B、D”、
P”、E”を結んだ特性線となる。これらの速度に対す
るアシスト比率特性は、アシスト比指示パネル23のセ
レクトボタンスイッチでの第2の速度と第2のアシスト
比率の選択と指示により、可変設定できる。
【0042】ここで、図8に示したアシスト比率特性
に、具体的な数字を当てはめた例を述べてみる。コント
ローラ21は、自転車1の走行速度が連続走行平均速度
(例えば15Km/時)に達するまでは人力足踏みに対
する電動アシストトルクのアシスト比率を一定(例えば
1.0)とし、前記平均速度を越え平均速度の略1.3
倍(例えば20Km/時)まではアシスト比率を0.5
に、それ以上の速度(例えば20Km/時以上)になっ
たときはアシスト比率を0とする即ちモータ31を停止
するように設定可能である。
に、具体的な数字を当てはめた例を述べてみる。コント
ローラ21は、自転車1の走行速度が連続走行平均速度
(例えば15Km/時)に達するまでは人力足踏みに対
する電動アシストトルクのアシスト比率を一定(例えば
1.0)とし、前記平均速度を越え平均速度の略1.3
倍(例えば20Km/時)まではアシスト比率を0.5
に、それ以上の速度(例えば20Km/時以上)になっ
たときはアシスト比率を0とする即ちモータ31を停止
するように設定可能である。
【0043】なお、第1及び第2の各速度、並びに、第
1及び第2の各一定比率を全て可変設定するように構成
しても良く、あるいは、第1の速度及び第1の一定比率
は固定的に設定し、第2の速度及び第2の一定比率を可
変設定するように構成しても良い。
1及び第2の各一定比率を全て可変設定するように構成
しても良く、あるいは、第1の速度及び第1の一定比率
は固定的に設定し、第2の速度及び第2の一定比率を可
変設定するように構成しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明のパワーアシスト自転車駆動ユニットによ
れば、足踏み力による駆動と電動駆動とを併用したパワ
ーアシスト自転車の駆動ユニットにおいて、自転車の走
行速度が連続走行平均速度付近など第1の速度に達する
までは人力の足踏みトルクに対する電動アシストトルク
の比率を第1の一定比率とし、前記第1の速度を越え同
第1の速度の1.3倍前後など第1の速度よりも高速の
第2の速度までは電動アシストトルクの比率を前記第1
の一定比率の1/2前後など第1の一定比率よりも小さ
い第2の一定比率に設定可能とし、前記第2の速度以上
の速度においては電動アシストを停止するように電動ア
シストトルクの比率を2段階に制御するコントローラを
備えるので、高速側における簡単なアシスト比率制御を
行いながら、一層、電動力使用量を少なくしてアシスト
可能な走行距離を延ばすことができる。
1に係る発明のパワーアシスト自転車駆動ユニットによ
れば、足踏み力による駆動と電動駆動とを併用したパワ
ーアシスト自転車の駆動ユニットにおいて、自転車の走
行速度が連続走行平均速度付近など第1の速度に達する
までは人力の足踏みトルクに対する電動アシストトルク
の比率を第1の一定比率とし、前記第1の速度を越え同
第1の速度の1.3倍前後など第1の速度よりも高速の
第2の速度までは電動アシストトルクの比率を前記第1
の一定比率の1/2前後など第1の一定比率よりも小さ
い第2の一定比率に設定可能とし、前記第2の速度以上
の速度においては電動アシストを停止するように電動ア
シストトルクの比率を2段階に制御するコントローラを
備えるので、高速側における簡単なアシスト比率制御を
行いながら、一層、電動力使用量を少なくしてアシスト
可能な走行距離を延ばすことができる。
【0045】つまり、請求項1に係る発明では、電動モ
ータによるアシスト駆動時のアシスト比率を低速側と高
速側と2段階の比率としているので制御が簡単になり、
調整が容易で製作コストが安くなる。また、前記第1の
速度を越える場合に電動アシストを減少又は停止するこ
とにより、従来の同種の自転車に比べ、高速におけるア
シスト比率を低く制御でき、電動力使用量(バッテリ消
費量)が少なくなるので、電源バッテリの消費を抑制
し、アシスト走行距離が延びる。
ータによるアシスト駆動時のアシスト比率を低速側と高
速側と2段階の比率としているので制御が簡単になり、
調整が容易で製作コストが安くなる。また、前記第1の
速度を越える場合に電動アシストを減少又は停止するこ
とにより、従来の同種の自転車に比べ、高速におけるア
シスト比率を低く制御でき、電動力使用量(バッテリ消
費量)が少なくなるので、電源バッテリの消費を抑制
し、アシスト走行距離が延びる。
【0046】また、請求項2の発明に係るパワーアシス
ト自転車駆動ユニットによれば、足踏みトルクを伝える
機構部分にトルク変動を吸収する回転方向の緩衝手段を
備えるので、アシスト比率の変動に起因して足踏み力へ
波及するショックを吸収することができる。つまり、自
転車走行中にアシスト比率が段階的に変動するとき、足
踏み力に軽いショックが加わるが、足踏みの動力伝達経
路に設けた緩衝手段がショックを吸収し、その影響を減
らす。
ト自転車駆動ユニットによれば、足踏みトルクを伝える
機構部分にトルク変動を吸収する回転方向の緩衝手段を
備えるので、アシスト比率の変動に起因して足踏み力へ
波及するショックを吸収することができる。つまり、自
転車走行中にアシスト比率が段階的に変動するとき、足
踏み力に軽いショックが加わるが、足踏みの動力伝達経
路に設けた緩衝手段がショックを吸収し、その影響を減
らす。
【図1】本発明の実施の形態に係るパワーアシスト自転
車の側面図。
車の側面図。
【図2】図1のパワーアシスト自転車の駆動ユニットの
一部断面面図。
一部断面面図。
【図3】図2中の足踏みトルクに伴う緩衝機構兼角度変
位機構を示す部分図。
位機構を示す部分図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】図2中の角度変位検出機構を示す部分図。
【図6】図5中のセレーション軸の形状を示す斜視図。
【図7】図2に示す自転車の駆動ユニットを使用した自
転車の動力伝達及び制御系統を示すブロック図。
転車の動力伝達及び制御系統を示すブロック図。
【図8】パワーアシスト自転車の速度に対するアシスト
比率の特性図。
比率の特性図。
1 電動アシスト自転車 2 従動側チェンスプロケット 4 駆動側チェンスプロケット 5 チェン 6 一方向クラッチ 15 ペダルクランク 20 駆動ユニット 21 コントローラ 23 アシスト比指示パネル 31 モータ 39 クランク軸 40 遊星ローラ減速機構 50 2段歯車減速機構 55 第1の一方向クラッチ 56 第1の歯車 57 第2の歯車 58 第2の一方向クラッチ 59 圧縮ばね 60 緩衝機構兼角度変位機構 85 ポテンシオメータ 89 回転速度検出センサ 93 第3の歯車 130 角度変位検出機構 131 セレーション軸 133 第4の歯車
Claims (2)
- 【請求項1】 足踏み力による駆動と電動駆動とを併用
したパワーアシスト自転車の駆動ユニットにおいて、自
転車の走行速度が連続走行平均速度付近など第1の速度
に達するまでは人力の足踏みトルクに対する電動アシス
トトルクの比率を第1の一定比率とし、前記第1の速度
を越え同第1の速度の1.3倍前後など第1の速度より
高速の第2の速度までは電動アシストトルクの比率を前
記第1の一定比率の1/2前後など第1の一定比率より
も小さい第2の一定比率に設定可能とし、前記第2の速
度以上の速度においては電動アシストを停止するように
電動アシストトルクの比率を2段階に制御するコントロ
ーラを備えてなることを特徴とするパワーアシスト自転
車駆動ユニット。 - 【請求項2】 足踏みトルクを伝える機構部分にトルク
変動を吸収する回転方向の緩衝手段を備えたことを特徴
とする請求項1に記載のパワーアシスト自転車駆動ユニ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18614397A JPH1129087A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | パワーアシスト自転車駆動ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18614397A JPH1129087A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | パワーアシスト自転車駆動ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1129087A true JPH1129087A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16183141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18614397A Withdrawn JPH1129087A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | パワーアシスト自転車駆動ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1129087A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102307819A (zh) * | 2009-02-09 | 2012-01-04 | 沃依特专利有限责任公司 | 用于生物学废水反应器的沉积物排出系统 |
| JP2020050084A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社シマノ | 人力駆動車用制御装置 |
| DE102023132517A1 (de) * | 2023-11-22 | 2025-05-22 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Vorrichtung für ein muskelbetriebenes Fahrzeug oder für einen Roboter |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18614397A patent/JPH1129087A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102307819A (zh) * | 2009-02-09 | 2012-01-04 | 沃依特专利有限责任公司 | 用于生物学废水反应器的沉积物排出系统 |
| JP2020050084A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | 株式会社シマノ | 人力駆動車用制御装置 |
| DE102023132517A1 (de) * | 2023-11-22 | 2025-05-22 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Vorrichtung für ein muskelbetriebenes Fahrzeug oder für einen Roboter |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11772740B2 (en) | Power train for a pedal vehicle | |
| JP5818814B2 (ja) | トルクセンサーを内蔵したモーター | |
| TWI523794B (zh) | 電動腳踏車用的混合式驅動器 | |
| CN107207071B (zh) | 用于人工驱动车辆的驱动组件、调节其的方法及其应用 | |
| EP0765804A2 (en) | Bicycle with assisting power apparatus | |
| US11091225B2 (en) | Power train | |
| EP3269628A1 (en) | Electric bicycle | |
| JP2015514635A (ja) | 動力ユニット | |
| JPH07309284A (ja) | アシストモータ付き自転車における踏力検出装置 | |
| JP2023087060A (ja) | 人力駆動車用の制御装置 | |
| KR101172307B1 (ko) | 전기자전거용 허브 모터 유닛 | |
| JP3974974B2 (ja) | 電動補助自転車における補助動力制御装置 | |
| JP3138795B2 (ja) | 自転車用アシストモータの制御方法 | |
| DK202300065A1 (en) | Electric Pedal Assist Bicycle Powertrain | |
| JPH10203466A (ja) | 補助動力付き自転車 | |
| JPH10138986A (ja) | 電動補助自転車 | |
| JPH1129087A (ja) | パワーアシスト自転車駆動ユニット | |
| JP2000344176A (ja) | 電動アシスト自転車 | |
| JP2003104275A (ja) | 電動モータ付き人力駆動車両 | |
| JP2949603B2 (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
| JPH1081292A (ja) | 補助動力付き自転車の駆動装置 | |
| JPH10119872A (ja) | 自転車の補助動力供給装置 | |
| KR200328321Y1 (ko) | 전기 자전거의 구동장치 | |
| JPH04310475A (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
| JP2003106914A (ja) | 回転駆動力検出方法および装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |