JPH1128961A - ダンプカーの積荷排出機構 - Google Patents
ダンプカーの積荷排出機構Info
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- JPH1128961A JPH1128961A JP20375097A JP20375097A JPH1128961A JP H1128961 A JPH1128961 A JP H1128961A JP 20375097 A JP20375097 A JP 20375097A JP 20375097 A JP20375097 A JP 20375097A JP H1128961 A JPH1128961 A JP H1128961A
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Landscapes
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷台に土砂、砂利、穀物、肥料などの粒状性
の素材を載置し、車体の進行方向に対して横方向にその
素材を排出することができる 【構成】 下部に車輪13、14を軸支して移動できる
車体12と、この車体12の上面に配置されて後方に向
けて回動できるように軸支した荷台16と、車体12と
荷台16の間に介在されて荷台16を回動させることが
できる油圧シリンダー18とから成るダンプカー11に
おいて、荷台16の後部の開口にその上部を回動自在に
保持され、積荷を車体12の側面に移動させることがで
きる排出機構17と、排出機構17を荷台16の後部開
口に密着させるか開放するかの選択を行うことできる係
合機構を設けている。
の素材を載置し、車体の進行方向に対して横方向にその
素材を排出することができる 【構成】 下部に車輪13、14を軸支して移動できる
車体12と、この車体12の上面に配置されて後方に向
けて回動できるように軸支した荷台16と、車体12と
荷台16の間に介在されて荷台16を回動させることが
できる油圧シリンダー18とから成るダンプカー11に
おいて、荷台16の後部の開口にその上部を回動自在に
保持され、積荷を車体12の側面に移動させることがで
きる排出機構17と、排出機構17を荷台16の後部開
口に密着させるか開放するかの選択を行うことできる係
合機構を設けている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、荷台に土砂、砂
利、穀物、肥料などの粒状性の素材を載置し、車体の進
行方向に対して横方向にその素材を排出することができ
るダンプカーの積荷排出機構に関する
利、穀物、肥料などの粒状性の素材を載置し、車体の進
行方向に対して横方向にその素材を排出することができ
るダンプカーの積荷排出機構に関する
【0002】
【従来の技術】従来より、土砂、砂利、穀物、肥料など
の粒状性の素材を梱包せずに、トラックの荷台にバラ積
みにして移送することが多いものであった。この移送の
作業において、荷台の周囲にアオリ板を設けた平ボディ
ーを用いてバラ積みすることもあるが、このような搭載
方法では積荷を下ろすためにスコップ等を用いて人力で
作業しなければならず、手数がかかるものであった。こ
の要請のため、荷台を油圧シリンダーによって傾斜さ
せ、積み荷自体の自重によって荷台から落下させるダン
プ機構を搭載したダンプカーが盛んに用いられていた。
このダンプカーでは、バラ積みした積み荷は荷台を傾け
ることで自動的に排出でき、省力化と作業の効率を図る
ことができるものであった。
の粒状性の素材を梱包せずに、トラックの荷台にバラ積
みにして移送することが多いものであった。この移送の
作業において、荷台の周囲にアオリ板を設けた平ボディ
ーを用いてバラ積みすることもあるが、このような搭載
方法では積荷を下ろすためにスコップ等を用いて人力で
作業しなければならず、手数がかかるものであった。こ
の要請のため、荷台を油圧シリンダーによって傾斜さ
せ、積み荷自体の自重によって荷台から落下させるダン
プ機構を搭載したダンプカーが盛んに用いられていた。
このダンプカーでは、バラ積みした積み荷は荷台を傾け
ることで自動的に排出でき、省力化と作業の効率を図る
ことができるものであった。
【0003】従来のダンプカーの構造では、荷台におけ
るベッセル(底板)と車体の間には油圧シリンダーを介
在させておき、ベッセルの後部には開閉動することがで
きる後アオリ板を設けたものであった。この構造では、
油圧シリンダーを作動させると、ベッセルが車体の後方
に向けて傾斜し、フックによる固定が外れた後アオリ板
が開放することから、荷台の後部より積載した積み荷を
落下させることができるものである。このようにして後
転型のダンプカーでは、車体の後部に土砂などの積み荷
を排出することができるが、排出された積み荷はその場
所に山積みのように堆積されることになる。この方法で
は、一定の場所に積み荷を山盛りにして堆積する場合に
は便利であるが、ダンプカーの車体側面に向って積み荷
を排出しなければならないような状況(例えば、道路の
沿道側に土砂などを排出する場合などがある)では厄介
なものであった。
るベッセル(底板)と車体の間には油圧シリンダーを介
在させておき、ベッセルの後部には開閉動することがで
きる後アオリ板を設けたものであった。この構造では、
油圧シリンダーを作動させると、ベッセルが車体の後方
に向けて傾斜し、フックによる固定が外れた後アオリ板
が開放することから、荷台の後部より積載した積み荷を
落下させることができるものである。このようにして後
転型のダンプカーでは、車体の後部に土砂などの積み荷
を排出することができるが、排出された積み荷はその場
所に山積みのように堆積されることになる。この方法で
は、一定の場所に積み荷を山盛りにして堆積する場合に
は便利であるが、ダンプカーの車体側面に向って積み荷
を排出しなければならないような状況(例えば、道路の
沿道側に土砂などを排出する場合などがある)では厄介
なものであった。
【0004】車体の進行方向の側面(すなわち、道路の
沿道側)に積み荷の土砂などを排出しなければならい場
合には、道路の進行方向と車体の長さ方向が直角となる
ようにダンプカーを運転し、荷台の後アオリ板を道路の
沿道に向けた状態でベッセルを傾斜させ、積み荷を排出
させていた。この方法によれば、ダンプカーを道路の進
行方向とは直角となるように運転し、しかも、車体の後
部を沿道に接近させなければならないため、後進の操縦
を行わなければならず、運転操作が面倒なものとなって
いた。また、対向二車線の道路でこのような運転を行う
となれば、道路と直角に停止したダンプカーが対向車線
を跨ぐことになり、対向車線での車輛の運行を規制する
交通制限を行わなければならないものであった。
沿道側)に積み荷の土砂などを排出しなければならい場
合には、道路の進行方向と車体の長さ方向が直角となる
ようにダンプカーを運転し、荷台の後アオリ板を道路の
沿道に向けた状態でベッセルを傾斜させ、積み荷を排出
させていた。この方法によれば、ダンプカーを道路の進
行方向とは直角となるように運転し、しかも、車体の後
部を沿道に接近させなければならないため、後進の操縦
を行わなければならず、運転操作が面倒なものとなって
いた。また、対向二車線の道路でこのような運転を行う
となれば、道路と直角に停止したダンプカーが対向車線
を跨ぐことになり、対向車線での車輛の運行を規制する
交通制限を行わなければならないものであった。
【0005】このような不都合を解消するため、三転ダ
ンプカーと呼ばれる特殊な車輛も開発されている。この
三転ダンプカーでは、荷台におけるベッセル(底板)の
側面に回動出来る横アオリ板を設け、油圧シリンダーに
よりベッセルを持ち上げると、ベッセルが車体の側面に
向かって傾斜させることができる構造を有している。こ
の構造では、三転ダンプカーを道路の走行方向と平行と
なるように運転し、三転ダンプカーの側面を沿道に接近
させて停車させ、ベッセルを車体の側面に向けて傾斜さ
せることで積み荷を沿道側に排出させることができるも
のである。この三転ダンプカーでは、車体の後部を沿道
に向ける必要が無いため、道路の対向車線を跨ぐことな
く、運転も容易となるものであった。しかし、このよう
な積み荷の排出であっても、排出された土砂などの積み
荷はその場所に山積みとなり、溝などに投入するにはス
コップなどを用いて人力により均さなければならず、後
の処理は人手に頼らざるを得ないものであった。
ンプカーと呼ばれる特殊な車輛も開発されている。この
三転ダンプカーでは、荷台におけるベッセル(底板)の
側面に回動出来る横アオリ板を設け、油圧シリンダーに
よりベッセルを持ち上げると、ベッセルが車体の側面に
向かって傾斜させることができる構造を有している。こ
の構造では、三転ダンプカーを道路の走行方向と平行と
なるように運転し、三転ダンプカーの側面を沿道に接近
させて停車させ、ベッセルを車体の側面に向けて傾斜さ
せることで積み荷を沿道側に排出させることができるも
のである。この三転ダンプカーでは、車体の後部を沿道
に向ける必要が無いため、道路の対向車線を跨ぐことな
く、運転も容易となるものであった。しかし、このよう
な積み荷の排出であっても、排出された土砂などの積み
荷はその場所に山積みとなり、溝などに投入するにはス
コップなどを用いて人力により均さなければならず、後
の処理は人手に頼らざるを得ないものであった。
【0006】このように、従来のダンプカーは油圧シリ
ンダーにより荷台を傾斜させて積み荷を落下させること
ができるので省力化され、盛んに利用されている。しか
し、荷台に積載した積み荷を排出させようとすると一度
に落下させなければならず、一か所に山盛りとなるよう
に土砂などの積み荷を排出せざるを得なかった。現実の
道路工事や建築工事においては、ケーブルや配管の埋設
のために細長い溝を掘らなければならないこともあり、
このような作業では掘り取った溝に土砂を被せて埋め戻
す作業が必要となっている。このような埋め戻しの作業
では、従来はその溝の付近にダンプカーより土砂を山盛
りにして排出させ、その後にスコップなどで人力で埋め
戻したり、ブルトーザーで埋め戻さなければならないも
のであった。このような細長い溝の埋め戻しの作業で
は、その溝に沿ってダンプカーを平行に走行させながら
荷台に積載した土砂を一定量ずつ連続して排出させるこ
とが作業の効率性からして好ましいものである。
ンダーにより荷台を傾斜させて積み荷を落下させること
ができるので省力化され、盛んに利用されている。しか
し、荷台に積載した積み荷を排出させようとすると一度
に落下させなければならず、一か所に山盛りとなるよう
に土砂などの積み荷を排出せざるを得なかった。現実の
道路工事や建築工事においては、ケーブルや配管の埋設
のために細長い溝を掘らなければならないこともあり、
このような作業では掘り取った溝に土砂を被せて埋め戻
す作業が必要となっている。このような埋め戻しの作業
では、従来はその溝の付近にダンプカーより土砂を山盛
りにして排出させ、その後にスコップなどで人力で埋め
戻したり、ブルトーザーで埋め戻さなければならないも
のであった。このような細長い溝の埋め戻しの作業で
は、その溝に沿ってダンプカーを平行に走行させながら
荷台に積載した土砂を一定量ずつ連続して排出させるこ
とが作業の効率性からして好ましいものである。
【0007】しかし、従来ではこのような排出機能を持
つダンプカーは無く、上述のような作業に頼らざるを得
ないものであった。また、広い敷地に植生している芝
(例えば、ゴルフ場の敷地など)に肥料を均一に散布す
るような作業であっても、ダンプカーを走行させながら
一定量の肥料を荷台から散布させることが臨まれてい
た。さらに、田畑の畦に土を盛り上げるために直線状に
土を排出しなければならない作業もある。このような作
業では、ダンプカーの荷台に盛り上げるための土を積載
し、ダンプカーの走行方向に沿って一列に土を排出する
と作業の効率が向上するものである。
つダンプカーは無く、上述のような作業に頼らざるを得
ないものであった。また、広い敷地に植生している芝
(例えば、ゴルフ場の敷地など)に肥料を均一に散布す
るような作業であっても、ダンプカーを走行させながら
一定量の肥料を荷台から散布させることが臨まれてい
た。さらに、田畑の畦に土を盛り上げるために直線状に
土を排出しなければならない作業もある。このような作
業では、ダンプカーの荷台に盛り上げるための土を積載
し、ダンプカーの走行方向に沿って一列に土を排出する
と作業の効率が向上するものである。
【0008】このため、本願の出願人と同一の発明者は
ダンプカーの荷台の後部を改造して土砂や肥料などの粒
状物の積荷を側面に排出できる機構を提案している(特
願平8年289075号)。この提案された機構では、
ダンプカーの荷台の後部にアタッチメントとしてベルト
コンベアーを取付け、車体の側面に積荷を排出すること
ができるものである。また、荷台の後部下面にスクリュ
ーコンベアを取付け、荷台から流下してくる積荷をスク
リューコンベアで車体の側面に排出させることができ
る。
ダンプカーの荷台の後部を改造して土砂や肥料などの粒
状物の積荷を側面に排出できる機構を提案している(特
願平8年289075号)。この提案された機構では、
ダンプカーの荷台の後部にアタッチメントとしてベルト
コンベアーを取付け、車体の側面に積荷を排出すること
ができるものである。また、荷台の後部下面にスクリュ
ーコンベアを取付け、荷台から流下してくる積荷をスク
リューコンベアで車体の側面に排出させることができ
る。
【0009】この新しく提案された機構であっては、車
体の側面方向に積荷を排出することができ、しかも、ベ
ルトコンベアやスクリューコンベアの動作により排出で
きる量を適量に制御することができるので、必要とする
量の土砂などの積荷を排出することができる。また、車
体を移動させながら積荷を適量づつ排出させることもで
きるので、細長い溝に土砂などを排出して埋め戻すよう
な作業では人手がかからず省力化することが可能とな
る。しかしながら、この機構であっては、従来のダンプ
カーの荷台の後部を大きく改造しなければならず、改造
費がかさむことになる。また、一度この機構を搭載した
荷台を使用すると、積荷を車体の側面方向に排出するこ
とはできても、従来のダンプカーのように荷台の後方に
は排出することができなくなり、側面排出専用のダンプ
カーとなり、汎用性に乏しいものとなる欠点が生じてい
た。
体の側面方向に積荷を排出することができ、しかも、ベ
ルトコンベアやスクリューコンベアの動作により排出で
きる量を適量に制御することができるので、必要とする
量の土砂などの積荷を排出することができる。また、車
体を移動させながら積荷を適量づつ排出させることもで
きるので、細長い溝に土砂などを排出して埋め戻すよう
な作業では人手がかからず省力化することが可能とな
る。しかしながら、この機構であっては、従来のダンプ
カーの荷台の後部を大きく改造しなければならず、改造
費がかさむことになる。また、一度この機構を搭載した
荷台を使用すると、積荷を車体の側面方向に排出するこ
とはできても、従来のダンプカーのように荷台の後方に
は排出することができなくなり、側面排出専用のダンプ
カーとなり、汎用性に乏しいものとなる欠点が生じてい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような実
情に鑑み、ダンプカーの荷台の後部であって、従来は後
アオリ板が取り付けられていた位置にユニットとなった
排出機構を取付け、内蔵したコンベアにより土砂、肥料
などの粒状性の素材を車体の側面方向に排出することが
できるダンプカーの積荷排出機構を提供するものであ
る。そして、従来の後アオリ板を取り付けていた位置に
この積荷排出機構を取り付けてあるため、荷台の傾斜に
対して積荷排出機構自体を揺動させることができ、従来
のダンプカーと同様に土砂などの積荷を車体の後方に排
出させることもできる。このため、従来の機能をそのま
ま保持させながら、車体の側面に積荷を排出する新しい
機能を付加させることを目的としている。この積み荷の
排出においては、細長い溝に土砂を均一に被せるように
排出し、溝の埋め戻しの作業を効率的に行うことができ
る。また、荷台から土砂や肥料などの粒状性の積み荷を
排出するばかりではなく、鉄路に敷くバラストを荷台に
積み込み、鉄路に沿ってダンプカーを運転させながら、
バラストを均一に鉄路に散布させることもできる。
情に鑑み、ダンプカーの荷台の後部であって、従来は後
アオリ板が取り付けられていた位置にユニットとなった
排出機構を取付け、内蔵したコンベアにより土砂、肥料
などの粒状性の素材を車体の側面方向に排出することが
できるダンプカーの積荷排出機構を提供するものであ
る。そして、従来の後アオリ板を取り付けていた位置に
この積荷排出機構を取り付けてあるため、荷台の傾斜に
対して積荷排出機構自体を揺動させることができ、従来
のダンプカーと同様に土砂などの積荷を車体の後方に排
出させることもできる。このため、従来の機能をそのま
ま保持させながら、車体の側面に積荷を排出する新しい
機能を付加させることを目的としている。この積み荷の
排出においては、細長い溝に土砂を均一に被せるように
排出し、溝の埋め戻しの作業を効率的に行うことができ
る。また、荷台から土砂や肥料などの粒状性の積み荷を
排出するばかりではなく、鉄路に敷くバラストを荷台に
積み込み、鉄路に沿ってダンプカーを運転させながら、
バラストを均一に鉄路に散布させることもできる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、下部に車輪を
軸支して移動できる車体と、この車体の上面に配置され
て後方に向けて回動できるように軸支した荷台と、車体
と荷台の間に介在されて荷台を回動させることができる
油圧シリンダーとから成るダンプカーにおいて、荷台の
後部の開口にその上部を回動自在に保持され、積荷を車
体の側面に移動させることができる排出機構と、排出機
構を荷台の後部開口に密着させるか開放するかの選択を
行うことできる係合機構とを設けたことを特徴とするも
のである(請求項1)。
軸支して移動できる車体と、この車体の上面に配置され
て後方に向けて回動できるように軸支した荷台と、車体
と荷台の間に介在されて荷台を回動させることができる
油圧シリンダーとから成るダンプカーにおいて、荷台の
後部の開口にその上部を回動自在に保持され、積荷を車
体の側面に移動させることができる排出機構と、排出機
構を荷台の後部開口に密着させるか開放するかの選択を
行うことできる係合機構とを設けたことを特徴とするも
のである(請求項1)。
【0012】また、本発明は、下部に車輪を軸支して移
動できる車体と、この車体の上面に配置されて後方に向
けて回動できるように軸支した荷台と、車体と荷台の間
に介在されて荷台を回動させることができる油圧シリン
ダーとから成るダンプカーにおいて、荷台の後部の開口
にその上部を回動自在に保持され、積荷を車体の側面に
移動させることができる排出機構と、排出機構を荷台の
後部開口に密着させるか開放するかの選択を行うことで
きる係合機構と、排出機構の荷台側に形成した積荷を排
出機構の内部に流入する開口に選択的に接離することが
できる覆い板とを設けたことを特徴とするものである
(請求項2)。
動できる車体と、この車体の上面に配置されて後方に向
けて回動できるように軸支した荷台と、車体と荷台の間
に介在されて荷台を回動させることができる油圧シリン
ダーとから成るダンプカーにおいて、荷台の後部の開口
にその上部を回動自在に保持され、積荷を車体の側面に
移動させることができる排出機構と、排出機構を荷台の
後部開口に密着させるか開放するかの選択を行うことで
きる係合機構と、排出機構の荷台側に形成した積荷を排
出機構の内部に流入する開口に選択的に接離することが
できる覆い板とを設けたことを特徴とするものである
(請求項2)。
【0013】そして、本発明は、下部に車輪を軸支して
移動できる車体と、この車体の上面に配置されて後方に
向けて回動できるように軸支した荷台と、車体と荷台の
間に介在されて荷台を回動させることができる油圧シリ
ンダーとから成るダンプカーにおいて、荷台の後部の開
口にその下部を回動自在に保持され、荷台の後部開口と
選択的に接離することができ、積荷を車体の側面に移動
させることができる排出機構を設けたことを特徴とする
ものである(請求項3)。
移動できる車体と、この車体の上面に配置されて後方に
向けて回動できるように軸支した荷台と、車体と荷台の
間に介在されて荷台を回動させることができる油圧シリ
ンダーとから成るダンプカーにおいて、荷台の後部の開
口にその下部を回動自在に保持され、荷台の後部開口と
選択的に接離することができ、積荷を車体の側面に移動
させることができる排出機構を設けたことを特徴とする
ものである(請求項3)。
【0014】さらに、本発明は、前記排出機構は、その
内部に回転の軸線を車体の長さ方向とは直角に位置させ
たスクリューを内蔵したことを特徴とするものである
(請求項4)。
内部に回転の軸線を車体の長さ方向とは直角に位置させ
たスクリューを内蔵したことを特徴とするものである
(請求項4)。
【0015】また、本発明は、前記排出機構は、その荷
台に対向する面にはその内部空間に連通する開口を形成
し、その開口には適当な間隔で積荷が流入する際に抵抗
となる格子棒を設けたことを特徴とするものである(請
求項5)。
台に対向する面にはその内部空間に連通する開口を形成
し、その開口には適当な間隔で積荷が流入する際に抵抗
となる格子棒を設けたことを特徴とするものである(請
求項5)。
【0016】さらに、本発明は、前記排出機構は、その
側面の形状が荷台の後部開口とほぼ同じ大きさに設定
し、荷台側の面に開口を形成した内部が空洞の外殼と、
外殼内に回転自在に収納され、軸線を車体の長さ方向と
直角に配置したスクリューと、外殼の一方の側面に形成
されて積荷を放出するための開口と、外殼の外側に設け
られてスクリューを回転させる駆動機構とから成ること
を特徴とするものである(請求項6)。
側面の形状が荷台の後部開口とほぼ同じ大きさに設定
し、荷台側の面に開口を形成した内部が空洞の外殼と、
外殼内に回転自在に収納され、軸線を車体の長さ方向と
直角に配置したスクリューと、外殼の一方の側面に形成
されて積荷を放出するための開口と、外殼の外側に設け
られてスクリューを回転させる駆動機構とから成ること
を特徴とするものである(請求項6)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1より図7は本発明の第一の実施の
形態を示すものであり、この第一の実施の形態では、従
来のダンプカーの荷台の後部に取り付けてある後アオリ
板の代わりに排出機構を取り付けて土砂を車体の側面に
排出させると共に、排出機構を荷台に対して傾斜させて
車体の後方にも排出することができる積荷排出機構の構
造である。
により説明する。図1より図7は本発明の第一の実施の
形態を示すものであり、この第一の実施の形態では、従
来のダンプカーの荷台の後部に取り付けてある後アオリ
板の代わりに排出機構を取り付けて土砂を車体の側面に
排出させると共に、排出機構を荷台に対して傾斜させて
車体の後方にも排出することができる積荷排出機構の構
造である。
【0018】図1は、荷台16を傾斜させた状態のダン
プカー11をその後部から見たものである。ダンプカー
11の骨格である車体12にはエンジンやその他の機器
を搭載しており、この車体12で全体の荷重を支えるも
のである。この車体12の前側の左右には前輪13がそ
れぞれ軸支してあり、車体12の後側の左右には後輪1
4がそれぞれ軸支してある。この後輪14はエンジン、
減速機に連結されており、エンジンの駆動力で後輪14
が駆動されることによりダンプカー11は前後に移動す
ることができる。また、前輪13を左右に操縦すること
により、ダンプカー11が移動する方向を転換させるこ
とができる。この車体12の前側であって前輪13の上
方には、運転手が搭乗するキャビン15が載置してあ
る。
プカー11をその後部から見たものである。ダンプカー
11の骨格である車体12にはエンジンやその他の機器
を搭載しており、この車体12で全体の荷重を支えるも
のである。この車体12の前側の左右には前輪13がそ
れぞれ軸支してあり、車体12の後側の左右には後輪1
4がそれぞれ軸支してある。この後輪14はエンジン、
減速機に連結されており、エンジンの駆動力で後輪14
が駆動されることによりダンプカー11は前後に移動す
ることができる。また、前輪13を左右に操縦すること
により、ダンプカー11が移動する方向を転換させるこ
とができる。この車体12の前側であって前輪13の上
方には、運転手が搭乗するキャビン15が載置してあ
る。
【0019】次に、車体12の中央より後方には積み荷
を積載する荷台16が載置してあり、この荷台16の下
面の後方と車体12の後部との間はピンにより回動自在
に連結してある(この連結の機構は後述する)。そし
て、車体12の上面と荷台16の下面の間には油圧シリ
ンダー18を介在してあり、この油圧シリンダー18を
伸縮することにより荷台16を水平位置から所定の角度
まで傾けることができる。図1で示す状態は、水平に停
止している車体12より荷台16を持ち上げて傾斜させ
ている。そして、この荷台16の後部には、荷台16に
積載した土砂などの積荷を車体12の側面に排出するた
めの排出機構17が取り付けてある。この排出機構17
を車体12に取り付けるには、従来のダンプカーの荷台
16の後部に回動自在に取り付けた後アオリ板(この図
では図示していない)を取外し、この後アオリ板が取り
付けられていた位置にそのまま同じ方法で取り付けるも
のであり、荷台16には何ら加工を施していない。
を積載する荷台16が載置してあり、この荷台16の下
面の後方と車体12の後部との間はピンにより回動自在
に連結してある(この連結の機構は後述する)。そし
て、車体12の上面と荷台16の下面の間には油圧シリ
ンダー18を介在してあり、この油圧シリンダー18を
伸縮することにより荷台16を水平位置から所定の角度
まで傾けることができる。図1で示す状態は、水平に停
止している車体12より荷台16を持ち上げて傾斜させ
ている。そして、この荷台16の後部には、荷台16に
積載した土砂などの積荷を車体12の側面に排出するた
めの排出機構17が取り付けてある。この排出機構17
を車体12に取り付けるには、従来のダンプカーの荷台
16の後部に回動自在に取り付けた後アオリ板(この図
では図示していない)を取外し、この後アオリ板が取り
付けられていた位置にそのまま同じ方法で取り付けるも
のであり、荷台16には何ら加工を施していない。
【0020】次に、前述した荷台16の構造をさらに詳
しく説明する。この荷台16の底部分は堅固な構造をし
たベッセル21(底板)で構成されており、このベッセ
ル21は積載する土砂を支えるために鉄板やステンレス
板などによりフレーム構造で形成され、長方形をした平
坦な形状となっている。このベッセル21の下面の後部
は車体12の上面の後部とピンにより上下に回動自在に
連結してある(この連結の機構は図7で示される)。そ
して、ベッセル21の下面の中央と車体12の上面のや
や前側との間には油圧によって伸縮する油圧シリンダー
18を介在させてある。ベッセル21の上面は土砂を落
下させないように周囲に枠組みが取り付けられている。
まず、ベッセル21の前辺(図1で左奥側)には前枠2
2を垂直となるように固定してあり、ベッセル21の左
右の辺(図1で左手前側と右奥側)には横枠23、24
をそれぞれ垂直となるように固定してある。前枠22は
平坦な形状となっていて、その高さは前述したキャビン
15の高さ程度に設定してあり、各横枠23、24は細
長い平坦な形状であり、その高さは土砂が落下しない程
度に設定してある。こうして、ベッセル21の三方の周
囲は前枠22、横枠23、24で囲まれるように組み立
てられている。
しく説明する。この荷台16の底部分は堅固な構造をし
たベッセル21(底板)で構成されており、このベッセ
ル21は積載する土砂を支えるために鉄板やステンレス
板などによりフレーム構造で形成され、長方形をした平
坦な形状となっている。このベッセル21の下面の後部
は車体12の上面の後部とピンにより上下に回動自在に
連結してある(この連結の機構は図7で示される)。そ
して、ベッセル21の下面の中央と車体12の上面のや
や前側との間には油圧によって伸縮する油圧シリンダー
18を介在させてある。ベッセル21の上面は土砂を落
下させないように周囲に枠組みが取り付けられている。
まず、ベッセル21の前辺(図1で左奥側)には前枠2
2を垂直となるように固定してあり、ベッセル21の左
右の辺(図1で左手前側と右奥側)には横枠23、24
をそれぞれ垂直となるように固定してある。前枠22は
平坦な形状となっていて、その高さは前述したキャビン
15の高さ程度に設定してあり、各横枠23、24は細
長い平坦な形状であり、その高さは土砂が落下しない程
度に設定してある。こうして、ベッセル21の三方の周
囲は前枠22、横枠23、24で囲まれるように組み立
てられている。
【0021】このようにしてベッセル21と横枠23、
24が組立てられると、荷台16の後部には上方が開口
した『コ』の字形となった空間が形成される。この
『コ』の字形の空間には、従来では後アオリ板(図示せ
ず)をその上辺で回動自在に連結してあるが、この実施
の形態ではこの後アオリ板の代わりにややカマボコ形状
をした排出機構17を取り付けてある。この排出機構1
7の長さは左右の横枠23と24の間隔とほぼ同一であ
り、その高さは横枠23、24の高さとほぼ同一となる
ように設定してある。これらのベッセル21、前枠2
2、横枠23、24の構造は従来から周知のものであ
り、荷台16の構成については従来のダンプカーに用い
られている構造と同一である。このため、従来のダンプ
カーに用いられているのと同一の構造をした荷台16の
後部の開放された部分には排出機構17が取り付けら
れ、ベッセル21の四隅は囲まれて積荷が落下しない構
造を形成している。
24が組立てられると、荷台16の後部には上方が開口
した『コ』の字形となった空間が形成される。この
『コ』の字形の空間には、従来では後アオリ板(図示せ
ず)をその上辺で回動自在に連結してあるが、この実施
の形態ではこの後アオリ板の代わりにややカマボコ形状
をした排出機構17を取り付けてある。この排出機構1
7の長さは左右の横枠23と24の間隔とほぼ同一であ
り、その高さは横枠23、24の高さとほぼ同一となる
ように設定してある。これらのベッセル21、前枠2
2、横枠23、24の構造は従来から周知のものであ
り、荷台16の構成については従来のダンプカーに用い
られている構造と同一である。このため、従来のダンプ
カーに用いられているのと同一の構造をした荷台16の
後部の開放された部分には排出機構17が取り付けら
れ、ベッセル21の四隅は囲まれて積荷が落下しない構
造を形成している。
【0022】次に、図2は本発明の第一の実施の形態に
おける排出機構17をより具体的に示すため、排出機構
17を荷台16より取り外して示した斜視図である。
おける排出機構17をより具体的に示すため、排出機構
17を荷台16より取り外して示した斜視図である。
【0023】この荷台16は従来から用いられているダ
ンプカー11の荷台16をそのまま改造せずに使用して
おり、後アオリ板を吊り下げて、保持する機構をそのま
ま利用している。まず、横枠23、24の後端上部には
後アオリ板を吊り下げる支持機構があり、この支持機構
を転用して排出機構17を吊り下げている。すなわち、
横枠23、24の後部上面にはそれぞれ軸支片26、2
7を上方に向けて突起させてあり、軸支片26にはピン
穴28を、軸支片27にはピン穴29をそれぞれ開口し
てある。これらのピン穴28と29は同一軸線となるよ
うに配置してあり、これらのピン穴28と29で後アオ
リ板を吊り下げることができるものである。この実施の
形態では、これらのピン穴28と29により排出機構1
7を吊り下げている。従って、第一の実施の形態におい
ては、荷台16の横枠23、24には何ら改造を加えて
おらず、荷台16の後部に吊り下げてあった後アオリ板
を取り外し、カマボコ形状をした排出機構17を吊り下
げている。このため、従来のダンプカー11の荷台16
の後部に半円形の断面をした排出機構17が後方に突出
するように取り付けてあることになる。
ンプカー11の荷台16をそのまま改造せずに使用して
おり、後アオリ板を吊り下げて、保持する機構をそのま
ま利用している。まず、横枠23、24の後端上部には
後アオリ板を吊り下げる支持機構があり、この支持機構
を転用して排出機構17を吊り下げている。すなわち、
横枠23、24の後部上面にはそれぞれ軸支片26、2
7を上方に向けて突起させてあり、軸支片26にはピン
穴28を、軸支片27にはピン穴29をそれぞれ開口し
てある。これらのピン穴28と29は同一軸線となるよ
うに配置してあり、これらのピン穴28と29で後アオ
リ板を吊り下げることができるものである。この実施の
形態では、これらのピン穴28と29により排出機構1
7を吊り下げている。従って、第一の実施の形態におい
ては、荷台16の横枠23、24には何ら改造を加えて
おらず、荷台16の後部に吊り下げてあった後アオリ板
を取り外し、カマボコ形状をした排出機構17を吊り下
げている。このため、従来のダンプカー11の荷台16
の後部に半円形の断面をした排出機構17が後方に突出
するように取り付けてあることになる。
【0024】また、荷台16の後部であってベッセル2
1の後端の下面の左右には、後方に向けて一対のフック
25が突出してあり、フック25は図示しない油圧シリ
ンダーによって上下に揺動させることができ、従来の後
アオリ板の下部に係合したり解除することができるもの
である。このフック25による後アオリ板の係合によ
り、後アオリ板が後方に開くのを阻止し、積荷が荷台1
6より落下するのを制御している。従来では、積荷を荷
台16のベッセル21から流下させようとする場合に
は、荷台16を油圧シリンダー18で傾斜させ、同時に
フック25を後アオリ板から解除させてピン穴28と2
9により自由に回動させていた。この実施の形態では、
フック25は排出機構17の下面に設けた係合体45、
46と係合させることができ、排出機構17が荷台16
の後部に固く取り付けられる状態を維持することができ
る。
1の後端の下面の左右には、後方に向けて一対のフック
25が突出してあり、フック25は図示しない油圧シリ
ンダーによって上下に揺動させることができ、従来の後
アオリ板の下部に係合したり解除することができるもの
である。このフック25による後アオリ板の係合によ
り、後アオリ板が後方に開くのを阻止し、積荷が荷台1
6より落下するのを制御している。従来では、積荷を荷
台16のベッセル21から流下させようとする場合に
は、荷台16を油圧シリンダー18で傾斜させ、同時に
フック25を後アオリ板から解除させてピン穴28と2
9により自由に回動させていた。この実施の形態では、
フック25は排出機構17の下面に設けた係合体45、
46と係合させることができ、排出機構17が荷台16
の後部に固く取り付けられる状態を維持することができ
る。
【0025】前述した排出機構17の構成は搬送部33
と遮蔽板34とに大きく分けられる。この搬送部33は
内部に搬送機構を収納したものであり、前面(図2中で
左奥側)から流入した土砂を側面方向(図2中で左手前
側)に押し出すことができるものである。また、遮蔽板
34は、この搬送部33の前面の開口に密着したり、上
方に跳ね上げられるようにして開放することができるも
のである。この遮蔽板34の長さは横枠23、24の内
幅とほぼ同一であり、その高さは搬送部33の前面開口
にほぼ一致させてある。
と遮蔽板34とに大きく分けられる。この搬送部33は
内部に搬送機構を収納したものであり、前面(図2中で
左奥側)から流入した土砂を側面方向(図2中で左手前
側)に押し出すことができるものである。また、遮蔽板
34は、この搬送部33の前面の開口に密着したり、上
方に跳ね上げられるようにして開放することができるも
のである。この遮蔽板34の長さは横枠23、24の内
幅とほぼ同一であり、その高さは搬送部33の前面開口
にほぼ一致させてある。
【0026】この搬送部33は、長方形の枠状をした取
入枠41と、取入枠41の両側にそれぞれ固定される放
出側板42、閉鎖側板43と、取入枠41の上下面と放
出側板42、閉鎖側板43の間に配置されたややU字型
に曲げられたカバー体44とから構成され、全体がカマ
ボコ形状をしている。この取入枠41の幅は横枠23と
24の外側の幅と同一に設定してあり、その高さは横枠
23と24の高さと同一に設定してあり、ベッセル21
と横枠23と24によって形成された『コ』の字形をし
た後部空間とほぼ同じ形状となっている。このため、取
入枠41を荷台16の後部に密着させると、『コ』の字
形をした荷台16の後部が閉鎖されるようになってい
る。
入枠41と、取入枠41の両側にそれぞれ固定される放
出側板42、閉鎖側板43と、取入枠41の上下面と放
出側板42、閉鎖側板43の間に配置されたややU字型
に曲げられたカバー体44とから構成され、全体がカマ
ボコ形状をしている。この取入枠41の幅は横枠23と
24の外側の幅と同一に設定してあり、その高さは横枠
23と24の高さと同一に設定してあり、ベッセル21
と横枠23と24によって形成された『コ』の字形をし
た後部空間とほぼ同じ形状となっている。このため、取
入枠41を荷台16の後部に密着させると、『コ』の字
形をした荷台16の後部が閉鎖されるようになってい
る。
【0027】この取入枠41の一方の短辺(図2中左手
前側)には放出側板42がその面を取入枠41とは直角
となるように固着してあり、取入枠41の他方の短辺
(図2中右奥側)には閉鎖側板43がその面を取入枠4
1とは直角となるように固着してある。この放出側板4
2の上面前側(図2において左側)には前方に傾斜した
細長い形状のヒンジ板48を固着してあり、閉鎖側板4
3の上面前側(図2において左側)にも前方に傾斜した
細長い形状のヒンジ板49が固着してある。このヒンジ
板48の上端には回動ピン50が外側に向けて突出させ
てあり、ヒンジ板49の上端には回動ピン51が外側に
向けて突起させてある。この回動ピン50を前述のピン
穴28に挿通し、回動ピン51を前述のピン穴29に挿
通することにより、搬送部33全体はピン穴28、29
を中心として回動することができるように保持されてい
る。また、取入枠41の下面の左右にはそれぞれ係合体
45、46が下方に向けて固着してあり、各係合体4
5、46にはそれぞれフック25が着脱自在に係合する
ことができ、フック25が係合体45、46に係合して
いるときは荷台16の後部の開口は取入枠41が密着し
て閉鎖され、フック25が係合体45、46から解放し
ているときには搬送部33全体はピン穴28、29を中
心としてその自重により回動することが可能となる。そ
して、ヒンジ板48の中間にはピン穴52が開口してあ
り、ヒンジ板49の中間にもピン穴53が開口してあ
る。
前側)には放出側板42がその面を取入枠41とは直角
となるように固着してあり、取入枠41の他方の短辺
(図2中右奥側)には閉鎖側板43がその面を取入枠4
1とは直角となるように固着してある。この放出側板4
2の上面前側(図2において左側)には前方に傾斜した
細長い形状のヒンジ板48を固着してあり、閉鎖側板4
3の上面前側(図2において左側)にも前方に傾斜した
細長い形状のヒンジ板49が固着してある。このヒンジ
板48の上端には回動ピン50が外側に向けて突出させ
てあり、ヒンジ板49の上端には回動ピン51が外側に
向けて突起させてある。この回動ピン50を前述のピン
穴28に挿通し、回動ピン51を前述のピン穴29に挿
通することにより、搬送部33全体はピン穴28、29
を中心として回動することができるように保持されてい
る。また、取入枠41の下面の左右にはそれぞれ係合体
45、46が下方に向けて固着してあり、各係合体4
5、46にはそれぞれフック25が着脱自在に係合する
ことができ、フック25が係合体45、46に係合して
いるときは荷台16の後部の開口は取入枠41が密着し
て閉鎖され、フック25が係合体45、46から解放し
ているときには搬送部33全体はピン穴28、29を中
心としてその自重により回動することが可能となる。そ
して、ヒンジ板48の中間にはピン穴52が開口してあ
り、ヒンジ板49の中間にもピン穴53が開口してあ
る。
【0028】前述したカバー体44は薄肉鋼板をややU
字形に折り曲げて形成したものであり、その中央では半
円形に回曲させ、上下の面はなだらかな直線に近い曲面
となるように回曲させてある。このカバー体44の上下
の辺をそれぞれ取入枠41の背面(図2中右手前の面)
の上下に固着し、カバー体44の左右の辺をそれぞれ放
出側板42と閉鎖側板43の内側の面に固着することに
より、取入枠41と放出側板42と閉鎖側板43とカバ
ー体44によって外形がカマボコ形状をした内部空洞の
立体形をした搬送部33が形成されることになる。前述
した放出側板42は薄肉鋼板から構成され、カバー体4
4の断面形状のややU字形をした形状の下部を切り欠い
た形状となっていて、この切り欠いた部分は搬送部33
の内部空間と外部が連通する放出空間Wとして開口して
いる。そして、カバー体44の後部の一側(図2中にお
いて右手前側)にはシューター54が摺動自在に取り付
けてあり、このシューター54は後述する機構によりカ
バー体44の長さ方向である図2中R方向に移動させる
ことができ、放出空間Wの下方に位置させることができ
る。
字形に折り曲げて形成したものであり、その中央では半
円形に回曲させ、上下の面はなだらかな直線に近い曲面
となるように回曲させてある。このカバー体44の上下
の辺をそれぞれ取入枠41の背面(図2中右手前の面)
の上下に固着し、カバー体44の左右の辺をそれぞれ放
出側板42と閉鎖側板43の内側の面に固着することに
より、取入枠41と放出側板42と閉鎖側板43とカバ
ー体44によって外形がカマボコ形状をした内部空洞の
立体形をした搬送部33が形成されることになる。前述
した放出側板42は薄肉鋼板から構成され、カバー体4
4の断面形状のややU字形をした形状の下部を切り欠い
た形状となっていて、この切り欠いた部分は搬送部33
の内部空間と外部が連通する放出空間Wとして開口して
いる。そして、カバー体44の後部の一側(図2中にお
いて右手前側)にはシューター54が摺動自在に取り付
けてあり、このシューター54は後述する機構によりカ
バー体44の長さ方向である図2中R方向に移動させる
ことができ、放出空間Wの下方に位置させることができ
る。
【0029】前述した遮蔽板34は長方形をした薄肉の
鋼板で形成されており、この遮蔽板34の長さは横枠2
3、24の内幅とほぼ同一であり、その高さは取入枠4
1の前面開口にほぼ一致させてある。遮蔽板34の一方
(図2において左側)の側面上部には回動ピン35が外
側に突出するように固着してあり、遮蔽板34の他方
(図2において右側)の側面上部には回動ピン36が外
側に突出するように固着してある。前述したヒンジ板4
8のピン穴52には回動ピン35を挿通してあり、ヒン
ジ板49のピン穴53には回動ピン36を挿通してあ
る。このため遮蔽板34全体は回動ピン35、36によ
りピン穴52、53を中心として図2中においてP方向
に開動することができる。この開動は手動によって行う
ことができ、遮蔽板34を回動することにより、取入枠
41の前側開口を閉鎖したり、解放したりする操作を行
うことができる。
鋼板で形成されており、この遮蔽板34の長さは横枠2
3、24の内幅とほぼ同一であり、その高さは取入枠4
1の前面開口にほぼ一致させてある。遮蔽板34の一方
(図2において左側)の側面上部には回動ピン35が外
側に突出するように固着してあり、遮蔽板34の他方
(図2において右側)の側面上部には回動ピン36が外
側に突出するように固着してある。前述したヒンジ板4
8のピン穴52には回動ピン35を挿通してあり、ヒン
ジ板49のピン穴53には回動ピン36を挿通してあ
る。このため遮蔽板34全体は回動ピン35、36によ
りピン穴52、53を中心として図2中においてP方向
に開動することができる。この開動は手動によって行う
ことができ、遮蔽板34を回動することにより、取入枠
41の前側開口を閉鎖したり、解放したりする操作を行
うことができる。
【0030】次に、図3は、前述した搬送部33を図2
とは反対側から見た状態を示すものである。取入枠41
の側面上部には薄肉鋼板を長方形に切断した形状のモー
ター固定板57が固着してあり、モーター固定板57は
カバー体44の上方に位置させてある。このモーター固
定板57には油圧モーター58が固定してあり、油圧モ
ーター58はカバー体44の上方に位置させてあり、こ
の油圧モーター58の出力軸59はモーター固定板57
より外側(図3において右手前側)に向けて突出させて
あり、この出力軸59には小歯車60が固定してある。
また、閉鎖側板43の側面の中央にはその内部からスク
リューシャフト61が突出させてあり、このスクリュー
シャフト61には大径の大歯車62を固定してあり、大
歯車62と小歯車60はそれぞれの外周を噛み合わせて
ある。この構成により、油圧モーター58が動作すると
出力軸59が回転し、出力軸59の回転は小歯車60、
大歯車62を介しスクリューシャフト61に減速して伝
えられることになる。なお、この油圧モーター58の回
転速度および回転方向はダンプカー11本体に取り付け
てある油圧ポンプ(図示せず)の出力を制御することに
より自由に変動させることができる。
とは反対側から見た状態を示すものである。取入枠41
の側面上部には薄肉鋼板を長方形に切断した形状のモー
ター固定板57が固着してあり、モーター固定板57は
カバー体44の上方に位置させてある。このモーター固
定板57には油圧モーター58が固定してあり、油圧モ
ーター58はカバー体44の上方に位置させてあり、こ
の油圧モーター58の出力軸59はモーター固定板57
より外側(図3において右手前側)に向けて突出させて
あり、この出力軸59には小歯車60が固定してある。
また、閉鎖側板43の側面の中央にはその内部からスク
リューシャフト61が突出させてあり、このスクリュー
シャフト61には大径の大歯車62を固定してあり、大
歯車62と小歯車60はそれぞれの外周を噛み合わせて
ある。この構成により、油圧モーター58が動作すると
出力軸59が回転し、出力軸59の回転は小歯車60、
大歯車62を介しスクリューシャフト61に減速して伝
えられることになる。なお、この油圧モーター58の回
転速度および回転方向はダンプカー11本体に取り付け
てある油圧ポンプ(図示せず)の出力を制御することに
より自由に変動させることができる。
【0031】図4は、図1におけるAーAを矢視した断
面図である。この図では、遮蔽板34はピン穴52、5
3を中心として上方に跳ね上げてあり、取入枠41の前
面の開口は開放させてある。この図4で示すように、取
入枠41に固着した係合体45、46にはフック25が
係合してあり、取入枠41の前面は荷台16の後端の
『コ』の字形をした開口に密着させてある。この取入枠
41の後面には薄肉鋼板をややU字形に曲げて形成した
カバー体44が固着してあり、このカバー体44によっ
て取入枠41の後部(図4中で右側)が覆われているこ
とになる。このカバー体44の中央には図4の紙面にお
いて上下方向に延長した直線状のスクリューシャフト6
1が配置してあり、スクリューシャフト61の外周には
ヘリカル状に巻廻したスクリュー64が固着してある。
このスクリュー64の外径はカバー体44の内径よりも
小さくなるように設定してあり、カバー体44の内壁と
スクリュー64の外周との間には隙間を設けてある。こ
のように比較的大きな隙間を設けてあるのは、カバー体
44の内壁とスクリュー64の外周とが接近すると、そ
の隙間に土砂に含まれる比較的大きな形状の石や固まり
が嵌まり込み、両者が噛み合ってスクリュー64が回転
しなくなることを防止するためである。
面図である。この図では、遮蔽板34はピン穴52、5
3を中心として上方に跳ね上げてあり、取入枠41の前
面の開口は開放させてある。この図4で示すように、取
入枠41に固着した係合体45、46にはフック25が
係合してあり、取入枠41の前面は荷台16の後端の
『コ』の字形をした開口に密着させてある。この取入枠
41の後面には薄肉鋼板をややU字形に曲げて形成した
カバー体44が固着してあり、このカバー体44によっ
て取入枠41の後部(図4中で右側)が覆われているこ
とになる。このカバー体44の中央には図4の紙面にお
いて上下方向に延長した直線状のスクリューシャフト6
1が配置してあり、スクリューシャフト61の外周には
ヘリカル状に巻廻したスクリュー64が固着してある。
このスクリュー64の外径はカバー体44の内径よりも
小さくなるように設定してあり、カバー体44の内壁と
スクリュー64の外周との間には隙間を設けてある。こ
のように比較的大きな隙間を設けてあるのは、カバー体
44の内壁とスクリュー64の外周とが接近すると、そ
の隙間に土砂に含まれる比較的大きな形状の石や固まり
が嵌まり込み、両者が噛み合ってスクリュー64が回転
しなくなることを防止するためである。
【0032】次に、図5は搬送部33の内部の機構を分
解して示すものである。前述した取入枠41はその外形
が長方形をしており、その中央には長方形をした開口を
形成してあり、横に長い枠状をしている。この取入枠4
1の外形は、図2で示すベッセル21、横枠23、24
による『コ』の字形となった荷台16の後端の形状とほ
ぼ一致させてあり、取入枠41を荷台16の後部に密着
させることで取入枠41は荷台16の後部を覆い、荷台
16の『コ』の字形の開口部に枠状に密着させられる。
この取入枠41の中央に形成した長方形の開口には、細
長い棒状をした複数の格子棒66を間隔を置いて左右方
向に配置して固定してあり、この格子棒66によって取
入枠41の開口は格子を横にした構成となっており、取
入枠41の開口と格子棒66により複数の空間Sが形成
されている。この空間Sを通過して、荷台16に載置し
た土砂がカバー体44の内部に流入することができる。
これらの格子棒66を取入枠41の開口に配置するの
は、土砂が一度にカバー体44の内部に流入し、その圧
力によってスクリュー64の回転が妨げられるのを防止
するためであり、さらに、スクリュー64を破損するよ
うな大きな岩石などがカバー体44の内部に流入するこ
とを防止するものである。
解して示すものである。前述した取入枠41はその外形
が長方形をしており、その中央には長方形をした開口を
形成してあり、横に長い枠状をしている。この取入枠4
1の外形は、図2で示すベッセル21、横枠23、24
による『コ』の字形となった荷台16の後端の形状とほ
ぼ一致させてあり、取入枠41を荷台16の後部に密着
させることで取入枠41は荷台16の後部を覆い、荷台
16の『コ』の字形の開口部に枠状に密着させられる。
この取入枠41の中央に形成した長方形の開口には、細
長い棒状をした複数の格子棒66を間隔を置いて左右方
向に配置して固定してあり、この格子棒66によって取
入枠41の開口は格子を横にした構成となっており、取
入枠41の開口と格子棒66により複数の空間Sが形成
されている。この空間Sを通過して、荷台16に載置し
た土砂がカバー体44の内部に流入することができる。
これらの格子棒66を取入枠41の開口に配置するの
は、土砂が一度にカバー体44の内部に流入し、その圧
力によってスクリュー64の回転が妨げられるのを防止
するためであり、さらに、スクリュー64を破損するよ
うな大きな岩石などがカバー体44の内部に流入するこ
とを防止するものである。
【0033】そして、取入枠41の一側(図5において
左手前側)には平板状の放出側板42が取入枠41とは
その面が直角となるように固着してある。この放出側板
42はカバー体44の断面形状のややU字形をした形状
の下半分を削り取るようにして形成してあり、その上面
はなだらかな円弧形であり、その下半分は中央を下方に
突出させた波形となっている。この放出側板42の中央
にはシャフト穴67が開口してある。また、取入枠41
の他則(図5において右奥側)には平板状の閉鎖側板4
3が取入枠41とはその面が直角となるように固着して
ある。この閉鎖側板43の外形はカバー体44の断面形
状のややU字形をした形状とほぼ同一に形成してあり、
その上面はなだらかな曲面となり、中央後部は半円形で
あり、下面はなだらかな曲面となっていて、閉鎖側板4
3の中央にはシャフト穴68が開口してある。そして放
出側板42の上面の一端には細長いヒンジ板48を前方
(図5において左奥方向)に傾斜して固着してあり、閉
鎖側板43の上面の一端には細長いヒンジ板49を前方
(図5において左奥方向)に傾斜して固着してある。こ
のヒンジ板48の頭部の側面には回動ピン50が外方に
突出するように固着してあり、ヒンジ板49の頭部の側
面には回動ピン51が外方に突出するように固着してあ
りる。さらに、ヒンジ板48の中央にはピン穴52が開
口してあり、ヒンジ板49の中央にはピン穴53が開口
してある。また、取入枠41の下面の左右には間隔を置
いて中央に開口を形成した係合体45、46をそれぞれ
固着してある。
左手前側)には平板状の放出側板42が取入枠41とは
その面が直角となるように固着してある。この放出側板
42はカバー体44の断面形状のややU字形をした形状
の下半分を削り取るようにして形成してあり、その上面
はなだらかな円弧形であり、その下半分は中央を下方に
突出させた波形となっている。この放出側板42の中央
にはシャフト穴67が開口してある。また、取入枠41
の他則(図5において右奥側)には平板状の閉鎖側板4
3が取入枠41とはその面が直角となるように固着して
ある。この閉鎖側板43の外形はカバー体44の断面形
状のややU字形をした形状とほぼ同一に形成してあり、
その上面はなだらかな曲面となり、中央後部は半円形で
あり、下面はなだらかな曲面となっていて、閉鎖側板4
3の中央にはシャフト穴68が開口してある。そして放
出側板42の上面の一端には細長いヒンジ板48を前方
(図5において左奥方向)に傾斜して固着してあり、閉
鎖側板43の上面の一端には細長いヒンジ板49を前方
(図5において左奥方向)に傾斜して固着してある。こ
のヒンジ板48の頭部の側面には回動ピン50が外方に
突出するように固着してあり、ヒンジ板49の頭部の側
面には回動ピン51が外方に突出するように固着してあ
りる。さらに、ヒンジ板48の中央にはピン穴52が開
口してあり、ヒンジ板49の中央にはピン穴53が開口
してある。また、取入枠41の下面の左右には間隔を置
いて中央に開口を形成した係合体45、46をそれぞれ
固着してある。
【0034】前述したシャフト穴67、68は同一軸線
に配置してあり、このシャフト穴67、68には直線の
スクリューシャフト61を回転自在に挿通してある。こ
のスクリューシャフト61の外周にはヘリカル状のスク
リュー64が固着してあり、このスクリュー64の形状
は従来からスクリューコンベアーで用いられている形状
と同一である。このスクリューシャフト61の閉鎖側板
43より外方に突出した部分にはカーラー69を挿通し
てあり、スクリューシャフト61のカーラー69から突
出した先端には大歯車62が固着してある。次に、閉鎖
側板43の上面には薄肉鋼板で長方形をしたモーター固
定板57が固着してあり、このモーター固定板57には
油圧モーター58が固定してある。この油圧モーター5
8の出力軸59はモーター固定板57の外側(図5中で
右奥側)に突出させてあり、出力軸59には小歯車60
を固定してある。この小歯車60と大歯車62とはその
外周で噛み合うように組み合わせてある。
に配置してあり、このシャフト穴67、68には直線の
スクリューシャフト61を回転自在に挿通してある。こ
のスクリューシャフト61の外周にはヘリカル状のスク
リュー64が固着してあり、このスクリュー64の形状
は従来からスクリューコンベアーで用いられている形状
と同一である。このスクリューシャフト61の閉鎖側板
43より外方に突出した部分にはカーラー69を挿通し
てあり、スクリューシャフト61のカーラー69から突
出した先端には大歯車62が固着してある。次に、閉鎖
側板43の上面には薄肉鋼板で長方形をしたモーター固
定板57が固着してあり、このモーター固定板57には
油圧モーター58が固定してある。この油圧モーター5
8の出力軸59はモーター固定板57の外側(図5中で
右奥側)に突出させてあり、出力軸59には小歯車60
を固定してある。この小歯車60と大歯車62とはその
外周で噛み合うように組み合わせてある。
【0035】また、カバー体44は図5で示すように、
薄肉鋼板を折り曲げて断面をややU字形に形成した樋の
ような形状であり、その中央の局面は円弧形であり、上
面および下面は直線に近いなだらかな曲面に加工してあ
る。このカバー体44の上縁と下縁の間隔は前述の取入
枠41の上下の幅に一致させてあり、カバー体44の長
さを放出側板42と閉鎖側板43の内側の間隔に一致さ
せてある。このカバー体44の直線状となった上下の縁
を取入枠41の側面の上下に密着させ、カバー体44の
一方の端面を放出側板42の内壁に密着させ、カバー体
44の他方の端面を閉鎖側板43の内壁に密着させ、そ
れぞれの密着部分を溶接によって連結する。こうして、
取入枠41、放出側板42、閉鎖側板43、カバー体4
4によって内部が空洞で外形がややカマボコ形をした構
造物が形成され、このカバー体44によって形成された
断面がややU字形となった空間の中央にスクリューシャ
フト61、スクリュー64が配置されることになる。
薄肉鋼板を折り曲げて断面をややU字形に形成した樋の
ような形状であり、その中央の局面は円弧形であり、上
面および下面は直線に近いなだらかな曲面に加工してあ
る。このカバー体44の上縁と下縁の間隔は前述の取入
枠41の上下の幅に一致させてあり、カバー体44の長
さを放出側板42と閉鎖側板43の内側の間隔に一致さ
せてある。このカバー体44の直線状となった上下の縁
を取入枠41の側面の上下に密着させ、カバー体44の
一方の端面を放出側板42の内壁に密着させ、カバー体
44の他方の端面を閉鎖側板43の内壁に密着させ、そ
れぞれの密着部分を溶接によって連結する。こうして、
取入枠41、放出側板42、閉鎖側板43、カバー体4
4によって内部が空洞で外形がややカマボコ形をした構
造物が形成され、このカバー体44によって形成された
断面がややU字形となった空間の中央にスクリューシャ
フト61、スクリュー64が配置されることになる。
【0036】また、カバー体44の外周であって放出側
板42に近い側には先端にネジを形成したネジ棒71を
突起して固定してある。前述したシューター54は薄肉
鋼板を折り曲げて形成したものであり、このシューター
54は摺動部72と拡大部73から構成されている。摺
動部72は薄肉鋼板を円弧形に曲げて形成したもので、
その曲率はカバー体44の後部の曲面の曲率と同一に設
定してある。また、拡大部73は薄肉鋼板を放射状に曲
げて形成したものであり、その曲面をラッパの一部のよ
うに外方に向けて広がるように形成してある。これらの
摺動部72と拡大部73の端面を密着させて溶接で連結
することによりシューター54が立体的に組み立てられ
ている。そして、摺動部72の中央にはその長さ方向に
直線状となった長穴74を開口してあり、この長穴74
にはネジ棒71を挿通することができ、長穴74を通過
したネジ棒71の頭部に蝶ネジ75をねじ込むことでシ
ューター54をカバー体44の背面に固定することがで
きる。このシューター54を移動させるには、蝶ネジ7
5をネジ棒71から緩めることで、摺動部72をカバー
体44に対して図5中でR方向の左右に移動させること
ができる。この摺動部72の移動量は長穴74の長さの
範囲であり、所定の位置にシューター54を移動させた
ならば蝶ネジ75をネジ棒71に締め付けることでシュ
ーター54をカバー体44の背面の移動した位置に固定
することができる。
板42に近い側には先端にネジを形成したネジ棒71を
突起して固定してある。前述したシューター54は薄肉
鋼板を折り曲げて形成したものであり、このシューター
54は摺動部72と拡大部73から構成されている。摺
動部72は薄肉鋼板を円弧形に曲げて形成したもので、
その曲率はカバー体44の後部の曲面の曲率と同一に設
定してある。また、拡大部73は薄肉鋼板を放射状に曲
げて形成したものであり、その曲面をラッパの一部のよ
うに外方に向けて広がるように形成してある。これらの
摺動部72と拡大部73の端面を密着させて溶接で連結
することによりシューター54が立体的に組み立てられ
ている。そして、摺動部72の中央にはその長さ方向に
直線状となった長穴74を開口してあり、この長穴74
にはネジ棒71を挿通することができ、長穴74を通過
したネジ棒71の頭部に蝶ネジ75をねじ込むことでシ
ューター54をカバー体44の背面に固定することがで
きる。このシューター54を移動させるには、蝶ネジ7
5をネジ棒71から緩めることで、摺動部72をカバー
体44に対して図5中でR方向の左右に移動させること
ができる。この摺動部72の移動量は長穴74の長さの
範囲であり、所定の位置にシューター54を移動させた
ならば蝶ネジ75をネジ棒71に締め付けることでシュ
ーター54をカバー体44の背面の移動した位置に固定
することができる。
【0037】図6は前述した排出機構17を構成する搬
送部33を荷台16の後部にある横枠23に連結し、搬
送部33に遮蔽板34を連結するための構成を拡大して
示すものである。
送部33を荷台16の後部にある横枠23に連結し、搬
送部33に遮蔽板34を連結するための構成を拡大して
示すものである。
【0038】前述した横枠23(横枠24についても同
様の構成である)の上面後部には軸支片26が上方に向
けて突起して固定してあり、この軸支片26にはピン穴
28を開口してある。このピン穴28には回動ピン50
を挿入することができ、この回動ピン50はピン穴28
に対して揺動することができ、搬送部33全体は図6中
においてQ方向に回転させることができ、この運動によ
り取入枠41の周囲をベッセル21、横枠23、24に
よって形成された『コ』の字形をした後端に密着させた
り離させたりすることが可能となる。また、ヒンジ板4
8(ヒンジ板49についても同様の構成である)の中間
にはピン穴52が開口してあり、このピン穴52には回
動ピン35を回動自在に挿通してある。このピン穴52
と回動ピン35が回動することができるため遮蔽板34
は手動により図6中でP方向に開動させることができ、
この運動により遮蔽板34で取入枠41の中央に開口し
た空間Sを閉鎖したり開放したりすることができる。そ
して、遮蔽板34の上部前面には止め金具78が左右に
固定してあり(図6中においては左側の止め金具78だ
けを示しているが、遮蔽板34の反対側にも同一の機構
が設けてある)、止め金具78には左右方向に手動で移
動させることができる止めシャフト79が設けてある。
この止めシャフト79は手動により図6中U方向に移動
させることができ、止めシャフト79の先端をヒンジ板
48に形成した止め穴(図示せず)に嵌め込むことによ
り、遮蔽板34を上方に傾斜して持ち上げた状態(図1
で示す位置)に保持させることが可能となる。
様の構成である)の上面後部には軸支片26が上方に向
けて突起して固定してあり、この軸支片26にはピン穴
28を開口してある。このピン穴28には回動ピン50
を挿入することができ、この回動ピン50はピン穴28
に対して揺動することができ、搬送部33全体は図6中
においてQ方向に回転させることができ、この運動によ
り取入枠41の周囲をベッセル21、横枠23、24に
よって形成された『コ』の字形をした後端に密着させた
り離させたりすることが可能となる。また、ヒンジ板4
8(ヒンジ板49についても同様の構成である)の中間
にはピン穴52が開口してあり、このピン穴52には回
動ピン35を回動自在に挿通してある。このピン穴52
と回動ピン35が回動することができるため遮蔽板34
は手動により図6中でP方向に開動させることができ、
この運動により遮蔽板34で取入枠41の中央に開口し
た空間Sを閉鎖したり開放したりすることができる。そ
して、遮蔽板34の上部前面には止め金具78が左右に
固定してあり(図6中においては左側の止め金具78だ
けを示しているが、遮蔽板34の反対側にも同一の機構
が設けてある)、止め金具78には左右方向に手動で移
動させることができる止めシャフト79が設けてある。
この止めシャフト79は手動により図6中U方向に移動
させることができ、止めシャフト79の先端をヒンジ板
48に形成した止め穴(図示せず)に嵌め込むことによ
り、遮蔽板34を上方に傾斜して持ち上げた状態(図1
で示す位置)に保持させることが可能となる。
【0039】図7は、フック25を図示しない油圧シリ
ンダーにより回動して係合体45、46から解除し、荷
台16を油圧シリンダー18で傾斜させた状態を示す側
面図である。
ンダーにより回動して係合体45、46から解除し、荷
台16を油圧シリンダー18で傾斜させた状態を示す側
面図である。
【0040】前述の車体12の後部には水平方向に回動
軸86が設けてあり、荷台16の下面後方には下方に向
かって突出した荷台受板85が固着してあり、荷台受板
85には回動軸86を回動自在に連結してある。このた
め、油圧シリンダー18を伸長させると、荷台16は回
動軸86を中心として回動し、図7で示すように荷台1
6は車体12に対して角度を持って傾斜することにな
る。また、前述のように荷台16の後端には図示しない
油圧シリンダーで上下に回動させることができるフック
25を突出してあり、このフック25は係合体45、4
6と係合したり解除することができる。この機構によ
り、フック25が係合体45、46と係合したいると取
入枠41は荷台16の後端に密着したままとなるが、フ
ック25を係合体45、46から解除すると、排出機構
17は回動ピン50を中心にして回動することができ
る。このため、フック25を係合体45、46から解除
して荷台16を傾斜させると、排出機構17はその自重
で垂直となるように回動ピン50を中心にして回動し、
取入枠41は荷台16の後端から離れて両者の間には下
方に向かった開口が形成されることになる。
軸86が設けてあり、荷台16の下面後方には下方に向
かって突出した荷台受板85が固着してあり、荷台受板
85には回動軸86を回動自在に連結してある。このた
め、油圧シリンダー18を伸長させると、荷台16は回
動軸86を中心として回動し、図7で示すように荷台1
6は車体12に対して角度を持って傾斜することにな
る。また、前述のように荷台16の後端には図示しない
油圧シリンダーで上下に回動させることができるフック
25を突出してあり、このフック25は係合体45、4
6と係合したり解除することができる。この機構によ
り、フック25が係合体45、46と係合したいると取
入枠41は荷台16の後端に密着したままとなるが、フ
ック25を係合体45、46から解除すると、排出機構
17は回動ピン50を中心にして回動することができ
る。このため、フック25を係合体45、46から解除
して荷台16を傾斜させると、排出機構17はその自重
で垂直となるように回動ピン50を中心にして回動し、
取入枠41は荷台16の後端から離れて両者の間には下
方に向かった開口が形成されることになる。
【0041】次に、本発明の第一の実施の形態の作用に
ついて説明する。図1では、荷台16に土砂などを載置
し、排出機構17によりダンプカー11の側面方向にそ
の土砂などを排出している状態を示すものである。
ついて説明する。図1では、荷台16に土砂などを載置
し、排出機構17によりダンプカー11の側面方向にそ
の土砂などを排出している状態を示すものである。
【0042】この状態では、排出機構17の内部に収納
してある駆動機構により荷台16に載置してある土砂を
車体12の側面方向に押し出し、一定量づつを放出する
ことができる。この操作の状態では、遮蔽板34は排出
機構17の前面上方に跳ね上げて傾斜させたままで固定
し、排出機構17の前面を荷台16の内部空間に向けて
解放してある。そして、シューター54はダンプカー1
1の側面より突出するように移動してあり、放出する土
砂を車体12からどの程度離した位置にまで投下させる
かを設定することができる。この状態で排出機構17を
作動して土砂を放出させながらダンプカー11全体を移
動させることもできる。この時、排出機構17による土
砂の排出量と後輪14によるダンプカー11の移動速度
を同調させることにより、溝のように細長い範囲に同一
量の土砂をダンプカー11の移動方向と平行に排出させ
ることが可能となる。
してある駆動機構により荷台16に載置してある土砂を
車体12の側面方向に押し出し、一定量づつを放出する
ことができる。この操作の状態では、遮蔽板34は排出
機構17の前面上方に跳ね上げて傾斜させたままで固定
し、排出機構17の前面を荷台16の内部空間に向けて
解放してある。そして、シューター54はダンプカー1
1の側面より突出するように移動してあり、放出する土
砂を車体12からどの程度離した位置にまで投下させる
かを設定することができる。この状態で排出機構17を
作動して土砂を放出させながらダンプカー11全体を移
動させることもできる。この時、排出機構17による土
砂の排出量と後輪14によるダンプカー11の移動速度
を同調させることにより、溝のように細長い範囲に同一
量の土砂をダンプカー11の移動方向と平行に排出させ
ることが可能となる。
【0043】このように、荷台16に載置した土砂をダ
ンプカー11の側面に排出するための準備の操作を説明
する。先ず、遮蔽板34を手動により開動し、回動ピン
35、36を中心として図2中でP方向に開動させて、
遮蔽板34を上方に跳ね上げる。遮蔽板34を上方に跳
ね上げたなら、図6で示すように止めシャフト79を図
中U方向に移動させて止めシャフト79の先端をヒンジ
板48の止め穴に挿入し、遮蔽板34が下方に倒れない
ように保持させておく。こうして、遮蔽板34を跳ね上
げた状態が図1で示される。この遮蔽板34を跳ね上げ
たことにより、取入枠41の前面には遮蔽するものはな
くなり、図5で示す取入枠41に形成してある空間Sは
前方の荷台16の空間と連通していることになる。次
に、蝶ネジ75を緩めて摺動部72をカバー体44に対
して自由に移動できるようにし、摺動部72を図5中で
R方向に移動させる。この摺動部72を移動させた位置
は、拡大部73の先端が土砂を放出するために最適な位
置となる。摺動部72を移動した後で、蝶ネジ75をネ
ジ棒71にネジ込むことで摺動部72(シューター5
4)はカバー体44に固定される。
ンプカー11の側面に排出するための準備の操作を説明
する。先ず、遮蔽板34を手動により開動し、回動ピン
35、36を中心として図2中でP方向に開動させて、
遮蔽板34を上方に跳ね上げる。遮蔽板34を上方に跳
ね上げたなら、図6で示すように止めシャフト79を図
中U方向に移動させて止めシャフト79の先端をヒンジ
板48の止め穴に挿入し、遮蔽板34が下方に倒れない
ように保持させておく。こうして、遮蔽板34を跳ね上
げた状態が図1で示される。この遮蔽板34を跳ね上げ
たことにより、取入枠41の前面には遮蔽するものはな
くなり、図5で示す取入枠41に形成してある空間Sは
前方の荷台16の空間と連通していることになる。次
に、蝶ネジ75を緩めて摺動部72をカバー体44に対
して自由に移動できるようにし、摺動部72を図5中で
R方向に移動させる。この摺動部72を移動させた位置
は、拡大部73の先端が土砂を放出するために最適な位
置となる。摺動部72を移動した後で、蝶ネジ75をネ
ジ棒71にネジ込むことで摺動部72(シューター5
4)はカバー体44に固定される。
【0044】このように土砂などの放出作業の準備が完
了したならば、油圧シリンダー18を伸長させて荷台1
6全体を回動軸86を中心にして回動させると、荷台1
6のベッセル21は水平より傾斜し、ベッセル21に載
置した土砂はその傾斜角度により搬送部33の方向に滑
り落ちることになる。搬送部33の方向に滑り落ちた土
砂などは空間Sを通過してカバー体44で形成されたカ
マボコ状をした空間内に流入する。次に、ダンプカー1
1の内部に搭載してある油圧ポンプ(図示せず)を駆動
させて油圧を発生し、この油圧を油圧モーター58に伝
達すると油圧モーター58は出力軸59を回転すること
になる。この出力軸59の回転は小歯車60に伝えら
れ、小歯車60より大歯車62、スクリューシャフト6
1に伝えられてスクリュー64が排出機構17内で回転
することになる。
了したならば、油圧シリンダー18を伸長させて荷台1
6全体を回動軸86を中心にして回動させると、荷台1
6のベッセル21は水平より傾斜し、ベッセル21に載
置した土砂はその傾斜角度により搬送部33の方向に滑
り落ちることになる。搬送部33の方向に滑り落ちた土
砂などは空間Sを通過してカバー体44で形成されたカ
マボコ状をした空間内に流入する。次に、ダンプカー1
1の内部に搭載してある油圧ポンプ(図示せず)を駆動
させて油圧を発生し、この油圧を油圧モーター58に伝
達すると油圧モーター58は出力軸59を回転すること
になる。この出力軸59の回転は小歯車60に伝えら
れ、小歯車60より大歯車62、スクリューシャフト6
1に伝えられてスクリュー64が排出機構17内で回転
することになる。
【0045】このスクリュー64はカバー体44の内部
空間で回転することから、空間Sを通過してカバー体4
4の内部に流入した土砂を側面方向に押し出して移動さ
せることになる。この移動によって土砂は順次排出機構
17の長さ方向に押し出され、放出側板42の下部に形
成された放出空間Wより外部に放出される。放出された
土砂は拡大部73に落下し、拡大部73の表面を滑りな
がらダンプカー11の側面方向に放出される。このよう
に土砂を放出させている時にダンプカー11を停車して
おくと、放出された土砂はその落下した位置で山積みと
なる。しかし、後輪14を駆動してダンプカー11を進
行させながら前述の土砂の放出動作を行うとシューター
54から放出された土砂はダンプカー11の進行方向に
沿って直線状に堆積される。この動作の際に、後輪14
の回転速度と油圧モーター58の回転速度を同期させる
ことで、例えばU字溝を設置して直線状に掘られた溝に
埋め戻すために必要な量の土砂を均一に放出させること
も可能となる。なお、このような動作において、ベッセ
ル21に載置させた土砂が一度にカバー体44の内部に
流入するのを防止するため、油圧シリンダー18による
ベッセル21の傾斜角度を調整することで制御すること
ができる。また、図5中の格子棒66は排出機構17の
内部に流入する土砂の移動を抑制し、一定の圧力で土砂
が排出機構17内に流入するように作用し、荷台16か
ら土砂が一度に排出機構17に流入するのを阻止してい
る。
空間で回転することから、空間Sを通過してカバー体4
4の内部に流入した土砂を側面方向に押し出して移動さ
せることになる。この移動によって土砂は順次排出機構
17の長さ方向に押し出され、放出側板42の下部に形
成された放出空間Wより外部に放出される。放出された
土砂は拡大部73に落下し、拡大部73の表面を滑りな
がらダンプカー11の側面方向に放出される。このよう
に土砂を放出させている時にダンプカー11を停車して
おくと、放出された土砂はその落下した位置で山積みと
なる。しかし、後輪14を駆動してダンプカー11を進
行させながら前述の土砂の放出動作を行うとシューター
54から放出された土砂はダンプカー11の進行方向に
沿って直線状に堆積される。この動作の際に、後輪14
の回転速度と油圧モーター58の回転速度を同期させる
ことで、例えばU字溝を設置して直線状に掘られた溝に
埋め戻すために必要な量の土砂を均一に放出させること
も可能となる。なお、このような動作において、ベッセ
ル21に載置させた土砂が一度にカバー体44の内部に
流入するのを防止するため、油圧シリンダー18による
ベッセル21の傾斜角度を調整することで制御すること
ができる。また、図5中の格子棒66は排出機構17の
内部に流入する土砂の移動を抑制し、一定の圧力で土砂
が排出機構17内に流入するように作用し、荷台16か
ら土砂が一度に排出機構17に流入するのを阻止してい
る。
【0046】しかしながら、このように土砂をダンプカ
ー11の側面に放出する動作とは別に、通常のダンプカ
ーのようにダンプカー11の後部から土砂を排出させた
い場合もある。このような場合には、荷台16に土砂を
載置させる前に、予め図7に示すように遮蔽板34を取
入枠41の前面に密着させ、空間Sを遮蔽板34により
閉鎖しておく。そして、土砂を排出するときには、図7
で示すように油圧シリンダー18で荷台16を傾斜させ
ながらフック25と係合体45、46の係合を解除させ
る。すると荷台16が油圧シリンダー18により傾斜さ
れるため、排出機構17全体はその自重により常に垂直
となるように回動ピン50を中心として回動するため、
相対的に取入枠41はベッセル21、前枠22、横枠2
3の後端より離れることになる。このため、遮蔽板34
はベッセル21、横枠23、24によって形成された
『コ』の字形の後部開口を開放し、ベッセル21を滑り
落ちてきた土砂はこの空間より下方に落下する。この動
作は従来のダンプカーにおける土砂の排出の機能と同様
のものである。
ー11の側面に放出する動作とは別に、通常のダンプカ
ーのようにダンプカー11の後部から土砂を排出させた
い場合もある。このような場合には、荷台16に土砂を
載置させる前に、予め図7に示すように遮蔽板34を取
入枠41の前面に密着させ、空間Sを遮蔽板34により
閉鎖しておく。そして、土砂を排出するときには、図7
で示すように油圧シリンダー18で荷台16を傾斜させ
ながらフック25と係合体45、46の係合を解除させ
る。すると荷台16が油圧シリンダー18により傾斜さ
れるため、排出機構17全体はその自重により常に垂直
となるように回動ピン50を中心として回動するため、
相対的に取入枠41はベッセル21、前枠22、横枠2
3の後端より離れることになる。このため、遮蔽板34
はベッセル21、横枠23、24によって形成された
『コ』の字形の後部開口を開放し、ベッセル21を滑り
落ちてきた土砂はこの空間より下方に落下する。この動
作は従来のダンプカーにおける土砂の排出の機能と同様
のものである。
【0047】図8、図9は本発明の第二の実施の形態を
示すものである。この実施の形態では、後アオリ板をそ
の下辺を回動中心として揺動でき、後アオリ板をダンプ
カーの後方に倒すことにより土砂などを排出することが
できるダンプカーに本発明を応用した例を示すものであ
る。
示すものである。この実施の形態では、後アオリ板をそ
の下辺を回動中心として揺動でき、後アオリ板をダンプ
カーの後方に倒すことにより土砂などを排出することが
できるダンプカーに本発明を応用した例を示すものであ
る。
【0048】この実施の形態では、荷台16の後部下面
に取り付けた油圧シリンダーにより後アオリ板の下辺を
中心として後方に倒すことができる機構をそのまま利用
するものである。このため、前述した排出機構17と同
一の機能を内蔵する排出機構93は図8中でC方向に回
動さえることができる。図8では、横枠23、24の後
端下面にはそれぞれ軸支片91、92が後方に向けて突
起してあり、これらの軸支片91、92には排出機構9
3の左右の下部を回動自在に連結してある。この排出機
構93はその内部が空洞のカマボコ状をした外形を持
ち、その一側面(図8中において左手前側)には土砂を
排出するための放出空間Dを開口してある。
に取り付けた油圧シリンダーにより後アオリ板の下辺を
中心として後方に倒すことができる機構をそのまま利用
するものである。このため、前述した排出機構17と同
一の機能を内蔵する排出機構93は図8中でC方向に回
動さえることができる。図8では、横枠23、24の後
端下面にはそれぞれ軸支片91、92が後方に向けて突
起してあり、これらの軸支片91、92には排出機構9
3の左右の下部を回動自在に連結してある。この排出機
構93はその内部が空洞のカマボコ状をした外形を持
ち、その一側面(図8中において左手前側)には土砂を
排出するための放出空間Dを開口してある。
【0049】図9はこの第二の実施の形態における排出
機構93の内部の機構を詳しく説明するため、各部材を
分解して示したものである。取入枠98は荷台16の後
端におけるベッセル21、横枠23、24によって形成
された『コ』の字形の後部開口に密着するものであり、
外形は長方形であり、その中央には長方形の開口を有す
る枠状をしている。この取入枠98のの外形は、ベッセ
ル21、前枠22、横枠23、24の後端で形成された
『コ』の字形の外形とほぼ同一に設定してあり、取入枠
98の左右にはそれぞれ回動ピン99、100が外方に
突出するように固着してある。この回動ピン99は軸支
片91に、回動ピン100は軸支片92に開動自在に挿
通され、取入枠98は回動ピン99、100を中心にし
て回動することができるようになっている。この取入枠
98の中央に形成した長方形の開口には、複数の格子棒
101を間隔を置いて平行に固着してあり、取入枠98
と格子棒101により梯子状に形成してある。この格子
棒101により取入枠98の開口には複数の空間Eが形
成され、この空間Eを通過して荷台16に載置した土砂
を排出機構93の内部空間に流入させることができる。
このように、取入枠98の開口に複数の格子棒101を
配置しておくことにより、土砂が一度に排出機構93の
内部に流入するのを阻止すると共に、大きな岩石や石が
排出機構93に流入して搬送機構が破壊させるのを防止
している。
機構93の内部の機構を詳しく説明するため、各部材を
分解して示したものである。取入枠98は荷台16の後
端におけるベッセル21、横枠23、24によって形成
された『コ』の字形の後部開口に密着するものであり、
外形は長方形であり、その中央には長方形の開口を有す
る枠状をしている。この取入枠98のの外形は、ベッセ
ル21、前枠22、横枠23、24の後端で形成された
『コ』の字形の外形とほぼ同一に設定してあり、取入枠
98の左右にはそれぞれ回動ピン99、100が外方に
突出するように固着してある。この回動ピン99は軸支
片91に、回動ピン100は軸支片92に開動自在に挿
通され、取入枠98は回動ピン99、100を中心にし
て回動することができるようになっている。この取入枠
98の中央に形成した長方形の開口には、複数の格子棒
101を間隔を置いて平行に固着してあり、取入枠98
と格子棒101により梯子状に形成してある。この格子
棒101により取入枠98の開口には複数の空間Eが形
成され、この空間Eを通過して荷台16に載置した土砂
を排出機構93の内部空間に流入させることができる。
このように、取入枠98の開口に複数の格子棒101を
配置しておくことにより、土砂が一度に排出機構93の
内部に流入するのを阻止すると共に、大きな岩石や石が
排出機構93に流入して搬送機構が破壊させるのを防止
している。
【0050】そして取入枠98の側面(図9では下面と
なる)の一端(図9中左手前側)には平板状をした放出
側板103をその面を取入枠98の面と直角となるよう
に固着してあり、取入枠98の側面(図9では下面とな
る)の他端(図9中右奥側)には平板状をした閉鎖側板
104をその面が取入枠98の面と直角となるようにし
て固着してある。この放出側板103は平坦な薄肉鋼板
を切断したものであり、放出側板103にはシャフト穴
105が開口してあり、その幅(図9中で左右の長さ)
は取入枠98の幅と同一であり、その後部(図9中で下
部)はシャフト穴105を避けるようにして波形に切り
取られている。また、閉鎖側板104は平坦な薄肉鋼板
をややU字形となるように切断して形成したものであ
り、その中央にはシャフト穴106が開口してあり、そ
の幅(図9中で左右の長さ)は取入枠98の幅と同一で
あり、その後部(図9中で下部)は半円形の曲面となる
ように形成してある。なお、閉鎖側板104の上端(図
9中で右上側)には薄肉鋼板を長方形に切断した形状の
モーター固定板109が固着してある。
なる)の一端(図9中左手前側)には平板状をした放出
側板103をその面を取入枠98の面と直角となるよう
に固着してあり、取入枠98の側面(図9では下面とな
る)の他端(図9中右奥側)には平板状をした閉鎖側板
104をその面が取入枠98の面と直角となるようにし
て固着してある。この放出側板103は平坦な薄肉鋼板
を切断したものであり、放出側板103にはシャフト穴
105が開口してあり、その幅(図9中で左右の長さ)
は取入枠98の幅と同一であり、その後部(図9中で下
部)はシャフト穴105を避けるようにして波形に切り
取られている。また、閉鎖側板104は平坦な薄肉鋼板
をややU字形となるように切断して形成したものであ
り、その中央にはシャフト穴106が開口してあり、そ
の幅(図9中で左右の長さ)は取入枠98の幅と同一で
あり、その後部(図9中で下部)は半円形の曲面となる
ように形成してある。なお、閉鎖側板104の上端(図
9中で右上側)には薄肉鋼板を長方形に切断した形状の
モーター固定板109が固着してある。
【0051】前述したシャフト穴105と106の間に
は、その全長が取入枠98の長さよりも少し長い直線状
をしたスクリューシャフト107を回転自在に軸支して
あり、スクリューシャフト107の中央の外周にはヘリ
カル状をしたスクリュー108を固着してある。シャフ
ト穴106に挿通して閉鎖側板104の外側に突出した
スクリューシャフト107の一端にはカーラー114を
挿通してあり、カーラー114より突出したスクリュー
シャフト107の先端には大歯車115を固着してあ
る。また、モーター固定板109には油圧モーター11
6を固着してあり、このモーター固定板109の側面か
ら突出した油圧モーター116の出力軸117には小歯
車118が固着してあり、小歯車118と大歯車115
の外周はそれぞれ噛み合わせてある。
は、その全長が取入枠98の長さよりも少し長い直線状
をしたスクリューシャフト107を回転自在に軸支して
あり、スクリューシャフト107の中央の外周にはヘリ
カル状をしたスクリュー108を固着してある。シャフ
ト穴106に挿通して閉鎖側板104の外側に突出した
スクリューシャフト107の一端にはカーラー114を
挿通してあり、カーラー114より突出したスクリュー
シャフト107の先端には大歯車115を固着してあ
る。また、モーター固定板109には油圧モーター11
6を固着してあり、このモーター固定板109の側面か
ら突出した油圧モーター116の出力軸117には小歯
車118が固着してあり、小歯車118と大歯車115
の外周はそれぞれ噛み合わせてある。
【0052】カバー体120は薄肉鋼板をややU字形に
折り曲げて形成したものであり、その中央では半円形に
回曲させ、上下の面はなだらかな直線に近い曲面となる
ように回曲させてある。このカバー体120の折り曲げ
た両縁の間隔は取入枠98の幅(図9で取入枠98の長
辺の間隔)と同一に設定してあり、その全長は放出側板
103と閉鎖側板104の内側の間隔と同一に設定して
ある。このカバー体120を連結するには、カバー体1
20の折り曲げた一対の長辺を取入枠98の上下(図9
で左右端)の外側(図9で下面)に密着させ、カバー体
120のU字形となった一端(図9中で左手前側)を放
出側板103の内壁に密着させ、カバー体120の他端
(図9中で右奥側)を閉鎖側板104の内壁に密着さ
せ、それぞれの接合面を溶接などで固着する。こうし
て、カバー体120は取入枠98、放出側板103、閉
鎖側板104に連結され、外形がカマボコ状をした内部
空洞の排出機構93が形成される。この組立てにより、
カバー体120の一端面と放出側板103の後方(図9
中で下方)の間にはやや円弧形をした放出空間Dが形成
され、この放出空間Dより排出機構93の内部空間と外
部とが連通されるように構成される(放出空間Dについ
ては、図8を参照)。
折り曲げて形成したものであり、その中央では半円形に
回曲させ、上下の面はなだらかな直線に近い曲面となる
ように回曲させてある。このカバー体120の折り曲げ
た両縁の間隔は取入枠98の幅(図9で取入枠98の長
辺の間隔)と同一に設定してあり、その全長は放出側板
103と閉鎖側板104の内側の間隔と同一に設定して
ある。このカバー体120を連結するには、カバー体1
20の折り曲げた一対の長辺を取入枠98の上下(図9
で左右端)の外側(図9で下面)に密着させ、カバー体
120のU字形となった一端(図9中で左手前側)を放
出側板103の内壁に密着させ、カバー体120の他端
(図9中で右奥側)を閉鎖側板104の内壁に密着さ
せ、それぞれの接合面を溶接などで固着する。こうし
て、カバー体120は取入枠98、放出側板103、閉
鎖側板104に連結され、外形がカマボコ状をした内部
空洞の排出機構93が形成される。この組立てにより、
カバー体120の一端面と放出側板103の後方(図9
中で下方)の間にはやや円弧形をした放出空間Dが形成
され、この放出空間Dより排出機構93の内部空間と外
部とが連通されるように構成される(放出空間Dについ
ては、図8を参照)。
【0053】この第二の実施の形態により、荷台16に
載置した土砂をダンプカー11の側面方向に排出するに
は、図示しない油圧シリンダーによって回動ピン99、
100を中心にして排出機構93全体を回動させ、垂直
に保持されている状態から水平に転倒させ、取入枠98
が水平となるように図8の状態に設定する。これで土砂
の排出する準備が完了した状態となり、次いで、荷台1
6を油圧シリンダー18によって傾斜させると、ベッセ
ル21上に載置した土砂はその傾斜により下方に流下す
ることになる。流下した土砂は取入枠98、格子棒10
1によって形成された空間Eを通過して排出機構93の
内部空間に流入することになる。このとき、油圧モータ
ー116にダンプカー11の内部で発生させた圧力油を
供給すると、油圧モーター116は作動して出力軸11
7を回転させ、その回転力は小歯車118、大歯車11
5を介してスクリューシャフト107に伝えられる。ス
クリューシャフト107が回転するとスクリュー108
がカバー体120の内部で回転させられ、空間Eから流
入してきた土砂は放出側板103の方向に移動させら
れ、放出空間Dから外部に排出される。この土砂の排出
の動作の時に、ダンプカー11の後輪14を一定速度で
駆動させ、その速度に同期して油圧モーター116を作
動させることにより、ダンプカー11の移動方向に沿っ
て細長く土砂を一定量づつ排出させることも可能であ
る。なお、横枠23と放出側板103の間には厚いシー
ト材で扇状に形成したこぼれ防止布95を介在させてあ
り、横枠24と閉鎖側板104の間には厚いシート材で
扇状に形成したこぼれ防止布96を介在させてある。こ
のため、ベッセル21から流下した土砂はこぼれ防止布
95、94により横枠23、24の後端左右から外方に
こぼれ落ちることがなくなり、土砂の全ては空間Dに案
内させられる。
載置した土砂をダンプカー11の側面方向に排出するに
は、図示しない油圧シリンダーによって回動ピン99、
100を中心にして排出機構93全体を回動させ、垂直
に保持されている状態から水平に転倒させ、取入枠98
が水平となるように図8の状態に設定する。これで土砂
の排出する準備が完了した状態となり、次いで、荷台1
6を油圧シリンダー18によって傾斜させると、ベッセ
ル21上に載置した土砂はその傾斜により下方に流下す
ることになる。流下した土砂は取入枠98、格子棒10
1によって形成された空間Eを通過して排出機構93の
内部空間に流入することになる。このとき、油圧モータ
ー116にダンプカー11の内部で発生させた圧力油を
供給すると、油圧モーター116は作動して出力軸11
7を回転させ、その回転力は小歯車118、大歯車11
5を介してスクリューシャフト107に伝えられる。ス
クリューシャフト107が回転するとスクリュー108
がカバー体120の内部で回転させられ、空間Eから流
入してきた土砂は放出側板103の方向に移動させら
れ、放出空間Dから外部に排出される。この土砂の排出
の動作の時に、ダンプカー11の後輪14を一定速度で
駆動させ、その速度に同期して油圧モーター116を作
動させることにより、ダンプカー11の移動方向に沿っ
て細長く土砂を一定量づつ排出させることも可能であ
る。なお、横枠23と放出側板103の間には厚いシー
ト材で扇状に形成したこぼれ防止布95を介在させてあ
り、横枠24と閉鎖側板104の間には厚いシート材で
扇状に形成したこぼれ防止布96を介在させてある。こ
のため、ベッセル21から流下した土砂はこぼれ防止布
95、94により横枠23、24の後端左右から外方に
こぼれ落ちることがなくなり、土砂の全ては空間Dに案
内させられる。
【0054】次に、図10、図11は本発明の第三の実
施の形態を示すものである。この第三の実施の形態で
は、図8で説明したと同じように、後アオリ板をその下
辺で後方に転倒させることができるダンプカーに本発明
を応用した例を示している。
施の形態を示すものである。この第三の実施の形態で
は、図8で説明したと同じように、後アオリ板をその下
辺で後方に転倒させることができるダンプカーに本発明
を応用した例を示している。
【0055】前述したように横枠23の後部には軸支片
91が、横枠24の後部には軸支片92が突起して設け
てあり、この軸支片91、92の間に排出機構125の
下部(図10では左側縁)を開動自在に連結してあり、
図示しない油圧シリンダーによって排出機構125は図
10においてF方向に回動させることができる。このた
め、垂直に保持されていた排出機構125は直角に転倒
させられ、水平に保持させることができる。
91が、横枠24の後部には軸支片92が突起して設け
てあり、この軸支片91、92の間に排出機構125の
下部(図10では左側縁)を開動自在に連結してあり、
図示しない油圧シリンダーによって排出機構125は図
10においてF方向に回動させることができる。このた
め、垂直に保持されていた排出機構125は直角に転倒
させられ、水平に保持させることができる。
【0056】図11により、この排出機構125の内部
の構造を詳しく説明する。排出機構125の骨格となる
部分は肉厚の金属材で形成された軸受体126であり、
この軸受体126の中央にはその長さ方向に向けて搬送
溝129が形成してあり、軸受体126は断面が『コ』
の字形となっている。この軸受体126の下辺(図11
で左側の縁)の左右にはそれぞれ回動ピン127、12
8を突起してあり、回動ピン127は軸支片91に、回
動ピン128は軸支片92に開動自在に挿通してある。
この『コ』の字型となった搬送溝129の一方(図11
において左手前側)の内壁には軸穴131、132が同
一軸線となるように開口してあり、軸受体126の他方
(図11において右奥側)の内壁には軸穴133、13
4が同一軸線となるように開口してある。また、軸受体
126の『コ』の字型に折り曲げられた終端縁(図11
中で右の縁の上面)の左右には軸支片136と137が
突起して設けてあり、軸支片136にはピン穴138
が、軸支片137にはピン穴139が開口してある。
の構造を詳しく説明する。排出機構125の骨格となる
部分は肉厚の金属材で形成された軸受体126であり、
この軸受体126の中央にはその長さ方向に向けて搬送
溝129が形成してあり、軸受体126は断面が『コ』
の字形となっている。この軸受体126の下辺(図11
で左側の縁)の左右にはそれぞれ回動ピン127、12
8を突起してあり、回動ピン127は軸支片91に、回
動ピン128は軸支片92に開動自在に挿通してある。
この『コ』の字型となった搬送溝129の一方(図11
において左手前側)の内壁には軸穴131、132が同
一軸線となるように開口してあり、軸受体126の他方
(図11において右奥側)の内壁には軸穴133、13
4が同一軸線となるように開口してある。また、軸受体
126の『コ』の字型に折り曲げられた終端縁(図11
中で右の縁の上面)の左右には軸支片136と137が
突起して設けてあり、軸支片136にはピン穴138
が、軸支片137にはピン穴139が開口してある。
【0057】この排出機構125で土砂を搬送するため
の機構は無限端に平ベルト145であるが、この平ベル
ト145を保持するためには駆動ドラム142と従動ド
ラム144によって行われる。駆動ドラム142はその
内部に油圧モーターを収納しており、それ自体が自転す
ることができる機能を持つものであり、駆動ドラム14
2の左右には固定軸141を突起してある。この固定軸
141を軸穴131と132に挿入し、駆動ドラム14
2を搬送溝129の内部空間に保持させる。また、従動
ドラム144は内部にベアリング等を収納して円滑に回
転することができる円筒形をしたものであり、その左右
には回転軸143が突起してある。この回転軸143を
軸穴133と134にそれぞれ挿通し、従動ドラム14
4を搬送溝129の内部空間に収納させる。そして、そ
れぞれの軸線を平行に配置した駆動ドラム142と従動
ドラム144の外周に幅広のエンドレスに形成した平ベ
ルト145を巻き廻しておく。この平ベルト145の幅
は搬送溝129の空間の幅とほぼ同一に設定してあり、
搬送溝129の空間を隙間なく覆うことができるように
なっている。
の機構は無限端に平ベルト145であるが、この平ベル
ト145を保持するためには駆動ドラム142と従動ド
ラム144によって行われる。駆動ドラム142はその
内部に油圧モーターを収納しており、それ自体が自転す
ることができる機能を持つものであり、駆動ドラム14
2の左右には固定軸141を突起してある。この固定軸
141を軸穴131と132に挿入し、駆動ドラム14
2を搬送溝129の内部空間に保持させる。また、従動
ドラム144は内部にベアリング等を収納して円滑に回
転することができる円筒形をしたものであり、その左右
には回転軸143が突起してある。この回転軸143を
軸穴133と134にそれぞれ挿通し、従動ドラム14
4を搬送溝129の内部空間に収納させる。そして、そ
れぞれの軸線を平行に配置した駆動ドラム142と従動
ドラム144の外周に幅広のエンドレスに形成した平ベ
ルト145を巻き廻しておく。この平ベルト145の幅
は搬送溝129の空間の幅とほぼ同一に設定してあり、
搬送溝129の空間を隙間なく覆うことができるように
なっている。
【0058】さらに、覆い板147は薄肉鋼板でやや
『コ』の字型に折り曲げて形成したものであり、その幅
は軸受体126の幅とほぼ同一に設定してあり、その長
さは軸受体126の長さよりも少し小さくなるように設
定してある。この覆い板147の下辺の両端にはピン1
48と149を突起してあり、ピン148はピン穴13
8に、ピン149はピン穴139にそれぞれ開動自在に
挿通してある。このため、覆い板147は回動ピン12
7、128をその回動の中心として揺動させることがで
き、覆い板147は搬送溝129の上面を覆ったり、開
放したりすることができる。
『コ』の字型に折り曲げて形成したものであり、その幅
は軸受体126の幅とほぼ同一に設定してあり、その長
さは軸受体126の長さよりも少し小さくなるように設
定してある。この覆い板147の下辺の両端にはピン1
48と149を突起してあり、ピン148はピン穴13
8に、ピン149はピン穴139にそれぞれ開動自在に
挿通してある。このため、覆い板147は回動ピン12
7、128をその回動の中心として揺動させることがで
き、覆い板147は搬送溝129の上面を覆ったり、開
放したりすることができる。
【0059】この実施の形態では、図10で示すように
ベッセル21の下部に設けた図示しない油圧シリンダー
により排出機構125を図10中F方向に転倒すること
ができる。このとき、軸受体126は軸支片91、92
を中心として回動ピン127、128が開動し、垂直に
保持されていた排出機構125は水平に保持される。次
いで、ダンプカー11の後部に水平に配置された軸受体
126の表面を覆っていた覆い板147を図10中でG
方向に回動する。すると、覆い板147はピン148、
149を回動の中心として直角に回動し、覆い板147
は軸受体126に対して垂直となる位置に立ち上げられ
る。この後、駆動ドラム142に圧力油を供給すると駆
動ドラム142が固定軸141に対して回転し、その周
囲に巻き廻してある平ベルト145を駆動し、平ベルト
145を図10中H方向に移動させる。このような動作
のときに、荷台16を油圧シリンダー18により傾斜す
ると、ベッセル21の上面に載置した土砂はその傾斜に
よって下方に移動し、平ベルト145の上面にまで流下
する。前述のように平ベルト145は図10中でH方向
に駆動されているため、平ベルト145の上面に載置さ
れた土砂は平ベルト145の移動方向Hに搬送される。
そして、平ベルト145の終端(図10で左手前側)に
おいてダンプカー11の側面に放出される。なお、覆い
板147はこの搬送の動作の時に垂直に立ち上がってい
て、ベッセル21から流下してくる土砂がダンプカー1
1の後方に流れ落ちるのを防止している。
ベッセル21の下部に設けた図示しない油圧シリンダー
により排出機構125を図10中F方向に転倒すること
ができる。このとき、軸受体126は軸支片91、92
を中心として回動ピン127、128が開動し、垂直に
保持されていた排出機構125は水平に保持される。次
いで、ダンプカー11の後部に水平に配置された軸受体
126の表面を覆っていた覆い板147を図10中でG
方向に回動する。すると、覆い板147はピン148、
149を回動の中心として直角に回動し、覆い板147
は軸受体126に対して垂直となる位置に立ち上げられ
る。この後、駆動ドラム142に圧力油を供給すると駆
動ドラム142が固定軸141に対して回転し、その周
囲に巻き廻してある平ベルト145を駆動し、平ベルト
145を図10中H方向に移動させる。このような動作
のときに、荷台16を油圧シリンダー18により傾斜す
ると、ベッセル21の上面に載置した土砂はその傾斜に
よって下方に移動し、平ベルト145の上面にまで流下
する。前述のように平ベルト145は図10中でH方向
に駆動されているため、平ベルト145の上面に載置さ
れた土砂は平ベルト145の移動方向Hに搬送される。
そして、平ベルト145の終端(図10で左手前側)に
おいてダンプカー11の側面に放出される。なお、覆い
板147はこの搬送の動作の時に垂直に立ち上がってい
て、ベッセル21から流下してくる土砂がダンプカー1
1の後方に流れ落ちるのを防止している。
【0060】つぎに、図12、図13は本発明の第四の
実施の形態を示すものである。この図12、図13の実
施の形態における主要な構造は第一の実施の形態とほぼ
同一であり、図12では図5に示した部材と共通する部
材は同一の番号を付してあり、図13では図4に示した
部材と共通する部材は同一の番号を付してその説明を省
略してある。
実施の形態を示すものである。この図12、図13の実
施の形態における主要な構造は第一の実施の形態とほぼ
同一であり、図12では図5に示した部材と共通する部
材は同一の番号を付してあり、図13では図4に示した
部材と共通する部材は同一の番号を付してその説明を省
略してある。
【0061】前述した取入枠41、放出側板42、閉鎖
側板43に組み合わされるカバー体154は薄肉鋼板を
断面がややU字型となるように曲げて形成したものであ
り、このカバー体154の下部には細長い放出窓15
5、156、157を開口してあり、各放出窓155、
156、157はそれぞれが直線位置に配置してある。
そして、カバー体154の外周の下部には遮蔽板15
8、159、160が密着してあり、各遮蔽板158、
159、160は薄肉鋼板を円弧形に曲げて形成してあ
り、その曲率はカバー体154の外周の曲線と一致させ
てある。これらの遮蔽板158、159、160はそれ
ぞれカバー体154の外周に沿って図12、図13にお
いて矢印J方向に摺動させることができる。このため遮
蔽板158、159、160を下方に移動させると、遮
蔽板158は放出窓155を閉鎖し、遮蔽板159は放
出窓156を閉鎖し、遮蔽板160は放出窓157を閉
鎖することができる。
側板43に組み合わされるカバー体154は薄肉鋼板を
断面がややU字型となるように曲げて形成したものであ
り、このカバー体154の下部には細長い放出窓15
5、156、157を開口してあり、各放出窓155、
156、157はそれぞれが直線位置に配置してある。
そして、カバー体154の外周の下部には遮蔽板15
8、159、160が密着してあり、各遮蔽板158、
159、160は薄肉鋼板を円弧形に曲げて形成してあ
り、その曲率はカバー体154の外周の曲線と一致させ
てある。これらの遮蔽板158、159、160はそれ
ぞれカバー体154の外周に沿って図12、図13にお
いて矢印J方向に摺動させることができる。このため遮
蔽板158、159、160を下方に移動させると、遮
蔽板158は放出窓155を閉鎖し、遮蔽板159は放
出窓156を閉鎖し、遮蔽板160は放出窓157を閉
鎖することができる。
【0062】次に、これらの遮蔽板158、159、1
60をカバー体154に取り付ける機構に付いて説明す
る。図12で示すように、各遮蔽板158、159、1
60にはその摺動方向に沿って長い長穴165、16
6、167が開口してある。そして、図13で搬送部3
3の中央を切断した断面図では、遮蔽板159をカバー
体154に取り付けた状態が示されているが、他の遮蔽
板158、160であっても同一の構造で取り付けるこ
とができる。前述のカバー体154の下部外周には先端
にネジを形成したネジ棒161が突起してあり、このネ
ジ棒161に遮蔽板159の長穴166を挿通し、長穴
166から突出したネジ棒161の先端に蝶ネジ162
をねじ込み、蝶ネジ162によって遮蔽板159をカバ
ー体154に固定することができる。
60をカバー体154に取り付ける機構に付いて説明す
る。図12で示すように、各遮蔽板158、159、1
60にはその摺動方向に沿って長い長穴165、16
6、167が開口してある。そして、図13で搬送部3
3の中央を切断した断面図では、遮蔽板159をカバー
体154に取り付けた状態が示されているが、他の遮蔽
板158、160であっても同一の構造で取り付けるこ
とができる。前述のカバー体154の下部外周には先端
にネジを形成したネジ棒161が突起してあり、このネ
ジ棒161に遮蔽板159の長穴166を挿通し、長穴
166から突出したネジ棒161の先端に蝶ネジ162
をねじ込み、蝶ネジ162によって遮蔽板159をカバ
ー体154に固定することができる。
【0063】この構成では、放出窓155、156、1
57のそれぞれの開口を遮蔽板158、159、160
によって閉鎖しておけば、空間Sからカバー体154の
内部に流入した土砂は第一の実施の形態と同様にダンプ
カー11の側面方向に土砂を放出させることができる。
そして、ダンプカー11の後方に土砂を広い範囲に散布
する場合には、蝶ネジ162を緩めて遮蔽板158、1
59、160をカバー体154の曲面に沿って上方に引
き上げ、その後蝶ネジ162をネジ棒161にネジ込ん
で遮蔽板158、159、160をその位置に固定す
る。すると、それぞれの放出窓155、156、157
は遮蔽板158、159、160より開放され、カバー
体154の内外が連通するように設定できる。この状態
でスクリュー64を回転させると、それぞれの放出窓1
55、156、157が解放されているため、カバー体
154の内部空間に流入した土砂はこの放出窓155、
156、157より一定量ずつ広い範囲に散布される。
この動作でスクリュー64を回転させると、空間Sから
排出機構17の内部に流入した土砂はその回転数に従っ
て一定量ずつ放出窓155、156、157から放出さ
れ、一度に土砂が放出されるのを防止し、スクリュー6
4の回転速度に比例した量で放出させることができる。
このような動作は、例えばアスファルトを舗装した直後
に、アスファルトの表面に細かな砂を散布して養生する
作業に最適となる。
57のそれぞれの開口を遮蔽板158、159、160
によって閉鎖しておけば、空間Sからカバー体154の
内部に流入した土砂は第一の実施の形態と同様にダンプ
カー11の側面方向に土砂を放出させることができる。
そして、ダンプカー11の後方に土砂を広い範囲に散布
する場合には、蝶ネジ162を緩めて遮蔽板158、1
59、160をカバー体154の曲面に沿って上方に引
き上げ、その後蝶ネジ162をネジ棒161にネジ込ん
で遮蔽板158、159、160をその位置に固定す
る。すると、それぞれの放出窓155、156、157
は遮蔽板158、159、160より開放され、カバー
体154の内外が連通するように設定できる。この状態
でスクリュー64を回転させると、それぞれの放出窓1
55、156、157が解放されているため、カバー体
154の内部空間に流入した土砂はこの放出窓155、
156、157より一定量ずつ広い範囲に散布される。
この動作でスクリュー64を回転させると、空間Sから
排出機構17の内部に流入した土砂はその回転数に従っ
て一定量ずつ放出窓155、156、157から放出さ
れ、一度に土砂が放出されるのを防止し、スクリュー6
4の回転速度に比例した量で放出させることができる。
このような動作は、例えばアスファルトを舗装した直後
に、アスファルトの表面に細かな砂を散布して養生する
作業に最適となる。
【0064】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したため、従
来のダンプカーの荷台の後部であって後アオリ板を連結
する部分に排出機構を回動自在に連結するだけで、荷台
に載置した積荷を車体の側面に放出することができる。
そして、従来のダンプカーでは後アオリ板を荷台側に保
持するための係合機構をそのまま利用し、排出機構をこ
の係合機構で選択的に荷台側に保持するか開放するかの
操作を行うことができる。このため、車体の側面方向に
積荷を放出する際には係合機構で排出機構を荷台側に保
持させ、車体の後方に積荷を放出する際には係合機構に
よる排出機構の保持を解除させることができる。従来の
ダンプカーのように、積荷を車体の後方に放出させるこ
とができ、二方向に積荷を放出させることができる。
来のダンプカーの荷台の後部であって後アオリ板を連結
する部分に排出機構を回動自在に連結するだけで、荷台
に載置した積荷を車体の側面に放出することができる。
そして、従来のダンプカーでは後アオリ板を荷台側に保
持するための係合機構をそのまま利用し、排出機構をこ
の係合機構で選択的に荷台側に保持するか開放するかの
操作を行うことができる。このため、車体の側面方向に
積荷を放出する際には係合機構で排出機構を荷台側に保
持させ、車体の後方に積荷を放出する際には係合機構に
よる排出機構の保持を解除させることができる。従来の
ダンプカーのように、積荷を車体の後方に放出させるこ
とができ、二方向に積荷を放出させることができる。
【0065】また、排出機構の荷台側に面には、その面
に選択的に接離することができる覆い板を設けてあるた
め、車体の後方に積荷を放出する際にはこの覆い板を排
出機構の面で遮蔽し、通常のダンプカーと同じ機能を持
たせることができる。この覆い板によって排出機構の荷
台側の面を遮蔽するため、積荷が排出機構内に流入せ
ず、積荷の流動を防止することができる。
に選択的に接離することができる覆い板を設けてあるた
め、車体の後方に積荷を放出する際にはこの覆い板を排
出機構の面で遮蔽し、通常のダンプカーと同じ機能を持
たせることができる。この覆い板によって排出機構の荷
台側の面を遮蔽するため、積荷が排出機構内に流入せ
ず、積荷の流動を防止することができる。
【0066】そして、従来のダンプカーであって、後ア
オリ板を後方に倒すことにより土砂を排出する機構をそ
のまま利用し、後アオリ板の代わりに排出機構を取付け
て土砂を車体の側面方向に放出することができる。この
機構では従来のダンプカーの荷台を改造する必要が無
く、排出機構を取り付けるだけで、使用目的を変更する
ことが可能となる。
オリ板を後方に倒すことにより土砂を排出する機構をそ
のまま利用し、後アオリ板の代わりに排出機構を取付け
て土砂を車体の側面方向に放出することができる。この
機構では従来のダンプカーの荷台を改造する必要が無
く、排出機構を取り付けるだけで、使用目的を変更する
ことが可能となる。
【0067】この排出機構の内部には、車体の長さ方向
とは直角の方向にスクリューを設けてあり、このスクリ
ューを駆動することにより土砂を車体の側面方向に押し
出して排出させることができる。
とは直角の方向にスクリューを設けてあり、このスクリ
ューを駆動することにより土砂を車体の側面方向に押し
出して排出させることができる。
【0068】そして、この排出機構では、その内部が空
洞であり、荷台に面した面には土砂を内部に流入させる
ための開口が形成してあり、この開口にはその空間を邪
魔するように格子棒を設けてある。この格子棒が土砂の
流動の抵抗となり、荷台から流下する土砂が開口を通じ
て排出機構の内部に一度に流入するのを防止している。
土砂が排出機構に一度に充満すると、駆動機構が動作し
なくなり、故障の原因となるのを防止することができ
る。
洞であり、荷台に面した面には土砂を内部に流入させる
ための開口が形成してあり、この開口にはその空間を邪
魔するように格子棒を設けてある。この格子棒が土砂の
流動の抵抗となり、荷台から流下する土砂が開口を通じ
て排出機構の内部に一度に流入するのを防止している。
土砂が排出機構に一度に充満すると、駆動機構が動作し
なくなり、故障の原因となるのを防止することができ
る。
【0069】さらに、この排出機構は、その外殼内に水
平に車体と直角の方向にスクリューを配置し、外殼の一
側に土砂を放出する開口を形成してあり、外殼の外周に
スクリューを駆動させる駆動機構を設けた構成であり、
全ての機構が一体に組立てられてユニットとして構成で
きる。このため、従来のダンプカーの荷台に一個のユニ
ットとして後アオリ板の代わりに取り付けることがで
き、設置が容易であると共に後アオリ板と交互に取り付
けることができ、一台のダンプカーを後アオリ板と排出
機構のそれぞれに利用することができる。
平に車体と直角の方向にスクリューを配置し、外殼の一
側に土砂を放出する開口を形成してあり、外殼の外周に
スクリューを駆動させる駆動機構を設けた構成であり、
全ての機構が一体に組立てられてユニットとして構成で
きる。このため、従来のダンプカーの荷台に一個のユニ
ットとして後アオリ板の代わりに取り付けることがで
き、設置が容易であると共に後アオリ板と交互に取り付
けることができ、一台のダンプカーを後アオリ板と排出
機構のそれぞれに利用することができる。
【図1】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第一の実
施の形態において、荷台を傾斜させた状態を示す全体の
斜視図である。
施の形態において、荷台を傾斜させた状態を示す全体の
斜視図である。
【図2】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第一の実
施の形態に使用する排出機構を荷台から取り外して示し
た分解斜視図である。
施の形態に使用する排出機構を荷台から取り外して示し
た分解斜視図である。
【図3】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第一の実
施の形態の排出機構を図2とは反対の方向より見た斜視
図である。
施の形態の排出機構を図2とは反対の方向より見た斜視
図である。
【図4】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第一の実
施の形態における図1中AーAに矢視した断面図であ
る。
施の形態における図1中AーAに矢視した断面図であ
る。
【図5】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第一の実
施の形態の搬送部の内部の機構を示す分解斜視図であ
る。
施の形態の搬送部の内部の機構を示す分解斜視図であ
る。
【図6】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第一の実
施の形態の排出機構と荷台の連結部分を詳細に示す拡大
図である。
施の形態の排出機構と荷台の連結部分を詳細に示す拡大
図である。
【図7】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第一の実
施の形態の動作を示す側面図である。
施の形態の動作を示す側面図である。
【図8】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第二の実
施の形態における排出機構を水平に倒した状態を示す斜
視図である。
施の形態における排出機構を水平に倒した状態を示す斜
視図である。
【図9】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第二の実
施の形態における搬送機構の内部の機構を示す分解斜視
図である。
施の形態における搬送機構の内部の機構を示す分解斜視
図である。
【図10】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第三の
実施の形態における排出機構を水平に倒し、覆い板を垂
直に立てた状態を示す斜視図である。
実施の形態における排出機構を水平に倒し、覆い板を垂
直に立てた状態を示す斜視図である。
【図11】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第三の
実施の形態における排出機構の構成を示す分解斜視図で
ある。
実施の形態における排出機構の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図12】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第四の
実施の形態を示す搬送部の内部の構成を示す分解斜視図
である。
実施の形態を示す搬送部の内部の構成を示す分解斜視図
である。
【図13】本発明のダンプカーの積荷排出機構の第四の
実施の形態における搬送部の中央を切断した側断面図で
ある。 11 ダンプカー 12 車体 16 荷台 17 排出機構 21 ベッセル 23 横枠 24 横枠 33 搬送部 34 遮蔽板 41 取入枠 42 放出側板 43 閉鎖側板 44 カバー体 54 シューター 58 油圧モーター 61 スクリューシャフト 64 スクリュー
実施の形態における搬送部の中央を切断した側断面図で
ある。 11 ダンプカー 12 車体 16 荷台 17 排出機構 21 ベッセル 23 横枠 24 横枠 33 搬送部 34 遮蔽板 41 取入枠 42 放出側板 43 閉鎖側板 44 カバー体 54 シューター 58 油圧モーター 61 スクリューシャフト 64 スクリュー
Claims (6)
- 【請求項1】 下部に車輪を軸支して移動できる車体
と、この車体の上面に配置されて後方に向けて回動でき
るように軸支した荷台と、車体と荷台の間に介在されて
荷台を回動させることができる油圧シリンダーとから成
るダンプカーにおいて、荷台の後部の開口にその上部を
回動自在に保持され、積荷を車体の側面に移動させるこ
とができる排出機構と、排出機構を荷台の後部開口に密
着させるか開放するかの選択を行うことできる係合機構
とを設けたことを特徴とするダンプカーの積荷排出機
構。 - 【請求項2】 下部に車輪を軸支して移動できる車体
と、この車体の上面に配置されて後方に向けて回動でき
るように軸支した荷台と、車体と荷台の間に介在されて
荷台を回動させることができる油圧シリンダーとから成
るダンプカーにおいて、荷台の後部の開口にその上部を
回動自在に保持され、積荷を車体の側面に移動させるこ
とができる排出機構と、排出機構を荷台の後部開口に密
着させるか開放するかの選択を行うことできる係合機構
と、排出機構の荷台側に形成した積荷を排出機構の内部
に流入する開口に選択的に接離することができる覆い板
とを設けたことを特徴とするダンプカーの積荷排出機
構。 - 【請求項3】 下部に車輪を軸支して移動できる車体
と、この車体の上面に配置されて後方に向けて回動でき
るように軸支した荷台と、車体と荷台の間に介在されて
荷台を回動させることができる油圧シリンダーとから成
るダンプカーにおいて、荷台の後部の開口にその下部を
回動自在に保持され、荷台の後部開口と選択的に接離す
ることができ、積荷を車体の側面に移動させることがで
きる排出機構を設けたことを特徴とするダンプカーの積
荷排出機構。 - 【請求項4】 前記排出機構は、その内部に回転の軸線
を車体の長さ方向とは直角に位置させたスクリューを内
蔵したことを特徴とする請求項1、2または3記載のダ
ンプカーの積荷排出機構。 - 【請求項5】 前記排出機構は、その荷台に対向する面
にはその内部空間に連通する開口を形成し、その開口に
は適当な間隔で積荷が流入する際に抵抗となる格子棒を
設けたことを特徴とする請求項1、2または3記載のダ
ンプカーの積荷排出機構。 - 【請求項6】 前記排出機構は、その側面の形状が荷台
の後部開口とほぼ同じ大きさに設定し、荷台側の面に開
口を形成した内部が空洞の外殼と、外殼内に回転自在に
収納され、軸線を車体の長さ方向と直角に配置したスク
リューと、外殼の一方の側面に形成されて積荷を放出す
るための開口と、外殼の外側に設けられてスクリューを
回転させる駆動機構とから成ることを特徴とする請求項
1、2または3記載のダンプカーの積荷排出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20375097A JPH1128961A (ja) | 1997-07-13 | 1997-07-13 | ダンプカーの積荷排出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20375097A JPH1128961A (ja) | 1997-07-13 | 1997-07-13 | ダンプカーの積荷排出機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128961A true JPH1128961A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16479231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20375097A Pending JPH1128961A (ja) | 1997-07-13 | 1997-07-13 | ダンプカーの積荷排出機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128961A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007008414A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Yokichi Nagasawa | ダンプカーの積荷排出機構 |
| CN110585632A (zh) * | 2019-10-24 | 2019-12-20 | 天津天雾智能科技有限公司 | 一种高压涡喷雾环消防机器人 |
-
1997
- 1997-07-13 JP JP20375097A patent/JPH1128961A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007008414A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Yokichi Nagasawa | ダンプカーの積荷排出機構 |
| CN110585632A (zh) * | 2019-10-24 | 2019-12-20 | 天津天雾智能科技有限公司 | 一种高压涡喷雾环消防机器人 |
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