JPH11286077A - 機能性樹脂に被覆された包装材料およびその製造方法 - Google Patents
機能性樹脂に被覆された包装材料およびその製造方法Info
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- JPH11286077A JPH11286077A JP9165598A JP9165598A JPH11286077A JP H11286077 A JPH11286077 A JP H11286077A JP 9165598 A JP9165598 A JP 9165598A JP 9165598 A JP9165598 A JP 9165598A JP H11286077 A JPH11286077 A JP H11286077A
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- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】防汚性、低吸着性或いは耐アルカリ洗浄性等の
機能を有する包装材料を提供することを目的とする。 【解決手段】機能性樹脂層が内表面および／または外表
面に設けられていることを特徴とする表面が機能性樹脂
層に被覆された包装材料である。
機能を有する包装材料を提供することを目的とする。 【解決手段】機能性樹脂層が内表面および／または外表
面に設けられていることを特徴とする表面が機能性樹脂
層に被覆された包装材料である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リターナブルプラ
スチック性容器に関するもので、使用後アルカリ洗浄し
て再利用する容器に関する。
スチック性容器に関するもので、使用後アルカリ洗浄し
て再利用する容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的にリターナブル容器としてはガラ
ス瓶が使用されているが、重い，割れて危険などの理由
から、プラスチック容器の使用が考えられている。
ス瓶が使用されているが、重い，割れて危険などの理由
から、プラスチック容器の使用が考えられている。
【０００３】また、炭酸飲料を始めとする、多くの飲料
のプラスチック容器としては、透明性、バリア性、炭酸
飲料の耐内圧性などの点から、一般的にＰＥＴボトルが
使用されている。
のプラスチック容器としては、透明性、バリア性、炭酸
飲料の耐内圧性などの点から、一般的にＰＥＴボトルが
使用されている。
【０００４】ＰＥＴボトルは、リターナブル容器とし
て、再利用するさい、アルカリ洗浄工程で、ＰＥＴ樹脂
が加水分解され、強度低下、変色などがおこり、このよ
うな分野には向いていない。
て、再利用するさい、アルカリ洗浄工程で、ＰＥＴ樹脂
が加水分解され、強度低下、変色などがおこり、このよ
うな分野には向いていない。
【０００５】この様な問題を解決するために、ＰＥＴボ
トルの表面を、ＣＶＤ法などにより、コーティングする
方法も知られているが、製造技術がまだ確立していな
い。
トルの表面を、ＣＶＤ法などにより、コーティングする
方法も知られているが、製造技術がまだ確立していな
い。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、防汚性、低吸着性或いは耐アルカリ洗浄性等の
機能を有する包装材料を提供することを目的とする。
発明は、防汚性、低吸着性或いは耐アルカリ洗浄性等の
機能を有する包装材料を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく考えられたものであり、請求項１の発明は、表面
が機能性樹脂層に被覆された包装材料である。請求項２
の発明は、前記機能性樹脂層が内表面および外表面に設
けられていることを特徴とする請求項１記載の表面が機
能性樹脂層に被覆された包装材料である。請求項３の発
明は、前記機能性樹脂層が内表面に設けられていること
を特徴とする請求項１記載の表面が機能性樹脂層に被覆
された包装材料である。請求項４の発明は、前記機能性
樹脂層が外表面に設けられていることを特徴とする請求
項１記載の表面が機能性樹脂層に被覆された包装材料で
ある。請求項５の発明は、前記機能性樹脂層の厚みが５
０μｍ以下であることを特徴とする請求項１乃至４記載
の何れかの機能性樹脂層に被覆された包装材料である。
請求項６の発明は、前記機能性樹脂層の厚みが５μｍ以
下であることを特徴とする請求項１乃至４記載の何れか
の機能性樹脂層に被覆された包装材料である。請求項７
の発明は、前記機能性樹脂層がシリコーン系樹脂あるい
はフッ素系樹脂の何れかの樹脂であることを特徴とする
請求項１乃至請求項６記載の何れかの機能性樹脂層に被
覆された包装材料である。請求項８の発明は、前記機能
性樹脂層が液晶ポリマーであることを特徴とする請求項
１乃至請求項６記載の何れかの機能性樹脂層に被覆され
た包装材料である。請求項９の発明は、前記機能性樹脂
層がポリエチレンテレフタレート系樹脂あるいはポリオ
レフィン系樹脂の何れかの樹脂であることを特徴とする
請求項１乃至請求項６記載の何れかの機能性樹脂層に被
覆された包装材料である。請求項１０の発明は、請求項
１乃至請求項９記載の何れかの包装材料において、延伸
ブロー成形物であることを特徴とする機能性樹脂層に被
覆された包装材料である。請求項１１の発明は、請求項
１乃至請求項９記載の何れかの包装材料において、射出
成形物であることを特徴とする機能性樹脂層に被覆され
た包装材料である。請求項１２の発明は、請求項１乃至
請求項９記載の何れかの包装材料において、真空成形物
であることを特徴とする機能性樹脂層に被覆された包装
材料である。請求項１３の発明は、請求項１乃至請求項
９記載の何れかの包装材料において、圧空成形物である
ことを特徴とする機能性樹脂層に被覆された包装材料で
ある。請求項１４の発明は、表面を覆う機能を持った樹
脂層と、容器の本体となるコアの樹脂層間に接着性樹脂
又は接着剤を存在しないことを特徴とする請求項１０又
は請求項１１記載の機能性樹脂層に被覆された包装材料
である。請求項１５の発明は、押出ブロー成形にて内表
面あるいは外表面に機能を持つ樹脂層を形成した最終成
形品形状の成形体を製造し、該成形体を射出成形金型の
コア部あるいはキャビティ部、またはコア部、キャビテ
ィ部の両方に金型と接触する面に機能を持つ樹脂層が形
成されるように挿入し、樹脂を射出成形することを特徴
とする請求項１１記載の機能性樹脂層に被覆された包装
材料の製造方法である。請求項１６の発明は、押出成形
あるいは押出ブロー成形にて内表面あるいは外表面に機
能を持つ樹脂層を形成した試験管状のパリソンを製造
し、該パリソンを射出成形金型のコア部あるいはキャビ
ティ部またはコア部、キャビティ部の両方に金型と接触
する面に機能を持つ樹脂層が形成されるように挿入して
プリフォームを成形し、該プリフォームを延伸ブロー成
形することを特徴とする請求項１０記載の機能性樹脂層
に被覆された包装材料の製造方法である。
すべく考えられたものであり、請求項１の発明は、表面
が機能性樹脂層に被覆された包装材料である。請求項２
の発明は、前記機能性樹脂層が内表面および外表面に設
けられていることを特徴とする請求項１記載の表面が機
能性樹脂層に被覆された包装材料である。請求項３の発
明は、前記機能性樹脂層が内表面に設けられていること
を特徴とする請求項１記載の表面が機能性樹脂層に被覆
された包装材料である。請求項４の発明は、前記機能性
樹脂層が外表面に設けられていることを特徴とする請求
項１記載の表面が機能性樹脂層に被覆された包装材料で
ある。請求項５の発明は、前記機能性樹脂層の厚みが５
０μｍ以下であることを特徴とする請求項１乃至４記載
の何れかの機能性樹脂層に被覆された包装材料である。
請求項６の発明は、前記機能性樹脂層の厚みが５μｍ以
下であることを特徴とする請求項１乃至４記載の何れか
の機能性樹脂層に被覆された包装材料である。請求項７
の発明は、前記機能性樹脂層がシリコーン系樹脂あるい
はフッ素系樹脂の何れかの樹脂であることを特徴とする
請求項１乃至請求項６記載の何れかの機能性樹脂層に被
覆された包装材料である。請求項８の発明は、前記機能
性樹脂層が液晶ポリマーであることを特徴とする請求項
１乃至請求項６記載の何れかの機能性樹脂層に被覆され
た包装材料である。請求項９の発明は、前記機能性樹脂
層がポリエチレンテレフタレート系樹脂あるいはポリオ
レフィン系樹脂の何れかの樹脂であることを特徴とする
請求項１乃至請求項６記載の何れかの機能性樹脂層に被
覆された包装材料である。請求項１０の発明は、請求項
１乃至請求項９記載の何れかの包装材料において、延伸
ブロー成形物であることを特徴とする機能性樹脂層に被
覆された包装材料である。請求項１１の発明は、請求項
１乃至請求項９記載の何れかの包装材料において、射出
成形物であることを特徴とする機能性樹脂層に被覆され
た包装材料である。請求項１２の発明は、請求項１乃至
請求項９記載の何れかの包装材料において、真空成形物
であることを特徴とする機能性樹脂層に被覆された包装
材料である。請求項１３の発明は、請求項１乃至請求項
９記載の何れかの包装材料において、圧空成形物である
ことを特徴とする機能性樹脂層に被覆された包装材料で
ある。請求項１４の発明は、表面を覆う機能を持った樹
脂層と、容器の本体となるコアの樹脂層間に接着性樹脂
又は接着剤を存在しないことを特徴とする請求項１０又
は請求項１１記載の機能性樹脂層に被覆された包装材料
である。請求項１５の発明は、押出ブロー成形にて内表
面あるいは外表面に機能を持つ樹脂層を形成した最終成
形品形状の成形体を製造し、該成形体を射出成形金型の
コア部あるいはキャビティ部、またはコア部、キャビテ
ィ部の両方に金型と接触する面に機能を持つ樹脂層が形
成されるように挿入し、樹脂を射出成形することを特徴
とする請求項１１記載の機能性樹脂層に被覆された包装
材料の製造方法である。請求項１６の発明は、押出成形
あるいは押出ブロー成形にて内表面あるいは外表面に機
能を持つ樹脂層を形成した試験管状のパリソンを製造
し、該パリソンを射出成形金型のコア部あるいはキャビ
ティ部またはコア部、キャビティ部の両方に金型と接触
する面に機能を持つ樹脂層が形成されるように挿入して
プリフォームを成形し、該プリフォームを延伸ブロー成
形することを特徴とする請求項１０記載の機能性樹脂層
に被覆された包装材料の製造方法である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について説明する。まず、本発明は、容器の内表面，
外表面のどちらか一面あるいは両面に、耐アルカリ洗浄
性、低吸着性、防汚性のあるシリコーン系或いはフッ素
系の樹脂、耐アルカリ洗浄性・低吸着性・ガスバリア性
のある液晶ポリマー、または耐アルカリ洗浄性のあるポ
リオレフィン系樹脂或いはポリエチレンナフタレートの
樹脂層を積層させることにより、容器に防汚性，耐アル
カリ洗浄性，低吸着性などの機能を持たせたものであ
り、形成させる樹脂により容器の機能向上が異なり、樹
脂の特性を生かして容器設計することができる。本発明
で実施した樹脂について、容器の機能が向上した点につ
いて以下に述べるが、目的の機能を付与できる樹脂であ
れば何でもよく、本発明に使用できる樹脂を限定するも
のではない。
態について説明する。まず、本発明は、容器の内表面，
外表面のどちらか一面あるいは両面に、耐アルカリ洗浄
性、低吸着性、防汚性のあるシリコーン系或いはフッ素
系の樹脂、耐アルカリ洗浄性・低吸着性・ガスバリア性
のある液晶ポリマー、または耐アルカリ洗浄性のあるポ
リオレフィン系樹脂或いはポリエチレンナフタレートの
樹脂層を積層させることにより、容器に防汚性，耐アル
カリ洗浄性，低吸着性などの機能を持たせたものであ
り、形成させる樹脂により容器の機能向上が異なり、樹
脂の特性を生かして容器設計することができる。本発明
で実施した樹脂について、容器の機能が向上した点につ
いて以下に述べるが、目的の機能を付与できる樹脂であ
れば何でもよく、本発明に使用できる樹脂を限定するも
のではない。
【０００９】フッ素系の樹脂を積層することによる特徴
としては、疎水性，疎油性，非粘着性，防汚性の向上，
耐アルカリ性，耐有機溶剤性の向上を始めとする耐薬品
性の向上，また、内容物の容器への低吸着性の向上など
が上げられる。
としては、疎水性，疎油性，非粘着性，防汚性の向上，
耐アルカリ性，耐有機溶剤性の向上を始めとする耐薬品
性の向上，また、内容物の容器への低吸着性の向上など
が上げられる。
【００１０】シリコーン系の樹脂を積層することによる
特徴としては、防汚性の向上，耐アルカリ性の向上を始
めとする耐薬品性の向上，内容物の容器への低吸着性の
向上などが上げられる。
特徴としては、防汚性の向上，耐アルカリ性の向上を始
めとする耐薬品性の向上，内容物の容器への低吸着性の
向上などが上げられる。
【００１１】液晶ポリマーを積層することによる特徴と
しては、酸素バリア，水蒸気バリアなどを始めとするガ
スバリア性の向上、耐アルカリ性など耐薬品性の向上、
内容物の容器への低吸着性の向上などが上げられる。
しては、酸素バリア，水蒸気バリアなどを始めとするガ
スバリア性の向上、耐アルカリ性など耐薬品性の向上、
内容物の容器への低吸着性の向上などが上げられる。
【００１２】液晶ポリマーとしては、アシルオキシ芳香
族カルボン酸と芳香族ジオールの低級脂肪族エステルと
芳香族ジカルボン酸などを主成分として重縮合したもの
などがあげられる。
族カルボン酸と芳香族ジオールの低級脂肪族エステルと
芳香族ジカルボン酸などを主成分として重縮合したもの
などがあげられる。
【００１３】ポリエチレンナフタレートを積層すること
による特徴としては、酸素バリア，水蒸気バリアなどを
始めとするガスバリア性の向上、耐アルカリ性など耐薬
品性の向上、内容物の容器への低吸着性の向上などが上
げられる。
による特徴としては、酸素バリア，水蒸気バリアなどを
始めとするガスバリア性の向上、耐アルカリ性など耐薬
品性の向上、内容物の容器への低吸着性の向上などが上
げられる。
【００１４】ポリオレフィン系の樹脂を積層することに
よる特徴としては、耐アルカリ性など耐薬品性の向上が
上げられる。
よる特徴としては、耐アルカリ性など耐薬品性の向上が
上げられる。
【００１５】コア層にくる樹脂としては、成形加工でき
る樹脂であればよく、ＰＰを始めとするポリオレフィン
系樹脂，ＰＥＴ，ＰＥＮを始めとするポリエステル系樹
脂，ポリアミドなど特に限定する要因はない。
る樹脂であればよく、ＰＰを始めとするポリオレフィン
系樹脂，ＰＥＴ，ＰＥＮを始めとするポリエステル系樹
脂，ポリアミドなど特に限定する要因はない。
【００１６】表面を覆うスキン層の樹脂とコア層の樹脂
を強度保持をする目的で接着するために、接着性樹脂，
接着剤などを使用しても良いし、不使用時の分離という
観点から接着性樹脂，接着剤は使用しなくても良い。
を強度保持をする目的で接着するために、接着性樹脂，
接着剤などを使用しても良いし、不使用時の分離という
観点から接着性樹脂，接着剤は使用しなくても良い。
【００１７】不使用時の分離という観点で接着剤，接着
性樹脂を使用しないときに、不要になったとき、粉砕
し、遠心分離などにより比重分離することにより、容易
にスキン層の樹脂とコア層の樹脂を分離することができ
る。
性樹脂を使用しないときに、不要になったとき、粉砕
し、遠心分離などにより比重分離することにより、容易
にスキン層の樹脂とコア層の樹脂を分離することができ
る。
【００１８】＜製造方法１＞本発明の機能性樹脂に覆わ
れた容器の製造方法について、以下に一例を示すが、製
造方法を限定するものではない。押出成形あるいは押出
ブロー成形にて内表面あるいは外表面に機能を持つ樹脂
層を形成した試験管状のパリソンを製造する。
れた容器の製造方法について、以下に一例を示すが、製
造方法を限定するものではない。押出成形あるいは押出
ブロー成形にて内表面あるいは外表面に機能を持つ樹脂
層を形成した試験管状のパリソンを製造する。
【００１９】該パリソンを射出成形金型のコア部あるい
はキャビ部のどちらか一方または両方に金型と接触する
面に機能を持つ樹脂層が形成されるように挿入し、延伸
ブロー成形可能な樹脂を射出成形しプリフォームと呼ば
れる延伸ブロー成形前駆体を成形する。
はキャビ部のどちらか一方または両方に金型と接触する
面に機能を持つ樹脂層が形成されるように挿入し、延伸
ブロー成形可能な樹脂を射出成形しプリフォームと呼ば
れる延伸ブロー成形前駆体を成形する。
【００２０】この様に押出成形或いは押出ブロー成形と
射出成形を組み合わせてプリフォームを成形することに
より、薄い樹脂層を形成させることができる。この様な
方法はプリフォームのみならず、一般の射出成形品にも
応用できる。この様に成形したプリフォームを延伸ブロ
ー成形して本発明の表面を機能のある樹脂層で覆った容
器を得る。延伸ブロー成形することにより、さらに薄い
樹脂層を形成させることができる。
射出成形を組み合わせてプリフォームを成形することに
より、薄い樹脂層を形成させることができる。この様な
方法はプリフォームのみならず、一般の射出成形品にも
応用できる。この様に成形したプリフォームを延伸ブロ
ー成形して本発明の表面を機能のある樹脂層で覆った容
器を得る。延伸ブロー成形することにより、さらに薄い
樹脂層を形成させることができる。
【００２１】一例として、押出成形或いは押出ブロー成
形と射出成形を組み合わせることに特徴のある製造方法
について記述したが、この方法に限定されるものではな
く、押出成形，押出ブロー成形，射出成形，延伸ブロー
成形単独で、プリフォームや最終成形品を製造しても良
いし、樹脂層で覆ってない容器に、溶融した樹脂を塗っ
て最終成形品を得ても良い。
形と射出成形を組み合わせることに特徴のある製造方法
について記述したが、この方法に限定されるものではな
く、押出成形，押出ブロー成形，射出成形，延伸ブロー
成形単独で、プリフォームや最終成形品を製造しても良
いし、樹脂層で覆ってない容器に、溶融した樹脂を塗っ
て最終成形品を得ても良い。
【００２２】＜作用＞容器の内表面，外表面のどちらか
一面あるいは両面に、機能を持った樹脂層を形成させる
ことにより、容器に防汚性，耐アルカリ洗浄性，低吸着
性などの機能を持たせることができた。以下、本発明の
実施例について説明する。
一面あるいは両面に、機能を持った樹脂層を形成させる
ことにより、容器に防汚性，耐アルカリ洗浄性，低吸着
性などの機能を持たせることができた。以下、本発明の
実施例について説明する。
【００２３】
【実施例】本発明の機能性樹脂に覆われた容器を、実施
例を挙げて詳細に説明する。
例を挙げて詳細に説明する。
【００２４】＜実施例１＞押出ブロー成形にて外表面層
にフッ素樹脂、具体的には四フッ化エチレン・パーフル
オロアルコキシエチレン共重合体樹脂，中間層に該フッ
素樹脂とＰＥＴの接着性樹脂内表面層にＰＥＴ樹脂を押
し出し、試験管状のパリソンを作製した。各層の厚みと
しては、フッ素樹脂層；５００μｍ，接着層；５μｍ，
ＰＥＴ層；５００μｍであり、外径２５ｍｍのパリソン
であった。該パリソンをプリフォーム作製射出金型のキ
ャビに挿入後、ＰＥＴ樹脂を射出して外表面フッ素樹脂
からなるプリフォームを得た。該プリフォームを面延伸
倍率約１０倍にて、延伸ブロー成形して容量９００ｍｌ
の円形状の容器を得た。このようにして得た容器は、容
器外表面に厚さ５０μｍの厚さのフッ素樹脂層を形成し
ており、耐アルカリ洗浄性，耐汚染性など良好であっ
た。耐アルカリ洗浄性の結果を表１に示す。
にフッ素樹脂、具体的には四フッ化エチレン・パーフル
オロアルコキシエチレン共重合体樹脂，中間層に該フッ
素樹脂とＰＥＴの接着性樹脂内表面層にＰＥＴ樹脂を押
し出し、試験管状のパリソンを作製した。各層の厚みと
しては、フッ素樹脂層；５００μｍ，接着層；５μｍ，
ＰＥＴ層；５００μｍであり、外径２５ｍｍのパリソン
であった。該パリソンをプリフォーム作製射出金型のキ
ャビに挿入後、ＰＥＴ樹脂を射出して外表面フッ素樹脂
からなるプリフォームを得た。該プリフォームを面延伸
倍率約１０倍にて、延伸ブロー成形して容量９００ｍｌ
の円形状の容器を得た。このようにして得た容器は、容
器外表面に厚さ５０μｍの厚さのフッ素樹脂層を形成し
ており、耐アルカリ洗浄性，耐汚染性など良好であっ
た。耐アルカリ洗浄性の結果を表１に示す。
【００２５】＜実施例２＞押出ブロー成形にて内表面層
にアシルオキシ芳香族カルボン酸，芳香族ジカルボン
酸，エチレンジオールを主成分として重合してなる液晶
ポリマー，中間層に該液晶ポリマーとＰＥＴの接着性樹
脂，外表面層にＰＥＴ樹脂を押し出し、試験管状のパリ
ソンを作製した。各層の厚みとしては、液晶ポリマー
層；１０μｍ，接着層；５μｍ，ＰＥＴ層；５００μｍ
であり、内径２０ｍｍのパリソンであった。また、同様
に押出ブロー成形にて外表面層；液晶ポリマー５０μ
ｍ，中間層；接着剤５μｍ，内層；ＰＥＴ５００μｍ
の、外形２５ｍｍの試験管状のパリソンを作製した。内
面液晶ポリマーのパリソンをプリフォーム作製射出金型
のコアに挿入、外面液晶ポリマーのパリソンをプリフォ
ーム作製金型のキャビに挿入後、ＰＥＴ樹脂を射出して
内外表面液晶ポリマーからなるプリフォームを得た。該
プリフォームを面延伸倍率約１０倍にて、延伸ブロー成
形して容量９００ｍｌの円形状の容器を得た。このよう
にして得た容器は、容器外表面に厚さ５μｍ、内表面に
１μｍの厚さの液晶ポリマー層を形成しており、耐アル
カリ洗浄性，ガスバリア性，吸着性など良好であった。
耐アルカリ洗浄性，ガスバリア性の結果を表１に示す。
にアシルオキシ芳香族カルボン酸，芳香族ジカルボン
酸，エチレンジオールを主成分として重合してなる液晶
ポリマー，中間層に該液晶ポリマーとＰＥＴの接着性樹
脂，外表面層にＰＥＴ樹脂を押し出し、試験管状のパリ
ソンを作製した。各層の厚みとしては、液晶ポリマー
層；１０μｍ，接着層；５μｍ，ＰＥＴ層；５００μｍ
であり、内径２０ｍｍのパリソンであった。また、同様
に押出ブロー成形にて外表面層；液晶ポリマー５０μ
ｍ，中間層；接着剤５μｍ，内層；ＰＥＴ５００μｍ
の、外形２５ｍｍの試験管状のパリソンを作製した。内
面液晶ポリマーのパリソンをプリフォーム作製射出金型
のコアに挿入、外面液晶ポリマーのパリソンをプリフォ
ーム作製金型のキャビに挿入後、ＰＥＴ樹脂を射出して
内外表面液晶ポリマーからなるプリフォームを得た。該
プリフォームを面延伸倍率約１０倍にて、延伸ブロー成
形して容量９００ｍｌの円形状の容器を得た。このよう
にして得た容器は、容器外表面に厚さ５μｍ、内表面に
１μｍの厚さの液晶ポリマー層を形成しており、耐アル
カリ洗浄性，ガスバリア性，吸着性など良好であった。
耐アルカリ洗浄性，ガスバリア性の結果を表１に示す。
【００２６】＜実施例３＞押出成形にて内表面層にアル
キル変性シリコーン樹脂，中間層に該アルキル変性シリ
コーン樹脂とＰＥＴの接着性樹脂，外表面層にＰＥＴ樹
脂を押し出し、試験管状のパリソンを作製した。各層の
厚みとしては、アルキル変性シリコーン樹脂層；１００
μｍ，接着層；５μｍ，ＰＥＴ層；５００μｍであり、
内径２０ｍｍのパリソンであった。また、同様に押出ブ
ロー成形にて外表面層；ＰＰ５００μｍ，中間層；ＰＰ
とＰＥＴの接着剤５μｍ，内層；ＰＥＴ５００μｍの、
外形２５ｍｍの試験管状のパリソンを作製した。内面ア
ルキル変性シリコーン樹脂層のパリソンをプリフォーム
作製射出金型のコアに挿入、外面ＰＰのパリソンをプリ
フォーム作製金型のキャビに挿入後、ＰＥＴ樹脂を射出
して内表面；アルキル変性シリコーン樹脂層，外表面；
ＰＰからなるプリフォームを得た。該プリフォームを面
延伸倍率約１０倍にて、延伸ブロー成形して容量９００
ｍｌの円形状の容器を得た。このようにして得た容器
は、容器外表面に厚さ５０μｍのＰＰ、内表面に厚さ１
０μｍのアルキル変性シリコーン層を形成しており、耐
アルカリ洗浄性，吸着性など良好であった。耐アルカリ
洗浄性の結果を表１に示す。
キル変性シリコーン樹脂，中間層に該アルキル変性シリ
コーン樹脂とＰＥＴの接着性樹脂，外表面層にＰＥＴ樹
脂を押し出し、試験管状のパリソンを作製した。各層の
厚みとしては、アルキル変性シリコーン樹脂層；１００
μｍ，接着層；５μｍ，ＰＥＴ層；５００μｍであり、
内径２０ｍｍのパリソンであった。また、同様に押出ブ
ロー成形にて外表面層；ＰＰ５００μｍ，中間層；ＰＰ
とＰＥＴの接着剤５μｍ，内層；ＰＥＴ５００μｍの、
外形２５ｍｍの試験管状のパリソンを作製した。内面ア
ルキル変性シリコーン樹脂層のパリソンをプリフォーム
作製射出金型のコアに挿入、外面ＰＰのパリソンをプリ
フォーム作製金型のキャビに挿入後、ＰＥＴ樹脂を射出
して内表面；アルキル変性シリコーン樹脂層，外表面；
ＰＰからなるプリフォームを得た。該プリフォームを面
延伸倍率約１０倍にて、延伸ブロー成形して容量９００
ｍｌの円形状の容器を得た。このようにして得た容器
は、容器外表面に厚さ５０μｍのＰＰ、内表面に厚さ１
０μｍのアルキル変性シリコーン層を形成しており、耐
アルカリ洗浄性，吸着性など良好であった。耐アルカリ
洗浄性の結果を表１に示す。
【００２７】＜実施例４＞押出ブロー成形にて内表面層
にポリエチレンナフタレート，外表面層にＰＥＴ樹脂を
押し出し、試験管状のパリソンを作製した。各層の厚み
としては、液晶ポリマー層；５０μｍ，ＰＥＴ層；５０
０μｍであり、内径２０ｍｍのパリソンであった。ま
た、同様に押出ブロー成形にて外表面層；ポリエチレン
ナフタレート１００μｍ，内層；ＰＥＴ５００μｍの、
外形２５ｍｍの試験管状のパリソンを作製した。内面ポ
リエチレンナフタレートのパリソンをプリフォーム作製
射出金型のコアに挿入、外面ポリエチレンナフタレート
のパリソンをプリフォーム作製金型のキャビに挿入後、
ＰＥＴ樹脂を射出して内外表面ポリエチレンナフタレー
トからなるプリフォームを得た。該プリフォームを面延
伸倍率約１０倍にて、延伸ブロー成形して容量９００ｍ
ｌの円形状の容器を得た。このようにして得た容器は、
容器外表面に厚さ１０μｍ、内表面に５μｍの厚さの液
晶ポリマー層を形成しており、耐アルカリ洗浄性，ガス
バリア性，吸着性など良好であった。耐アルカリ洗浄
性，ガスバリア性の結果を表１に示す。
にポリエチレンナフタレート，外表面層にＰＥＴ樹脂を
押し出し、試験管状のパリソンを作製した。各層の厚み
としては、液晶ポリマー層；５０μｍ，ＰＥＴ層；５０
０μｍであり、内径２０ｍｍのパリソンであった。ま
た、同様に押出ブロー成形にて外表面層；ポリエチレン
ナフタレート１００μｍ，内層；ＰＥＴ５００μｍの、
外形２５ｍｍの試験管状のパリソンを作製した。内面ポ
リエチレンナフタレートのパリソンをプリフォーム作製
射出金型のコアに挿入、外面ポリエチレンナフタレート
のパリソンをプリフォーム作製金型のキャビに挿入後、
ＰＥＴ樹脂を射出して内外表面ポリエチレンナフタレー
トからなるプリフォームを得た。該プリフォームを面延
伸倍率約１０倍にて、延伸ブロー成形して容量９００ｍ
ｌの円形状の容器を得た。このようにして得た容器は、
容器外表面に厚さ１０μｍ、内表面に５μｍの厚さの液
晶ポリマー層を形成しており、耐アルカリ洗浄性，ガス
バリア性，吸着性など良好であった。耐アルカリ洗浄
性，ガスバリア性の結果を表１に示す。
【００２８】
【表１】
【００２９】＜実施例５＞押出ブロー成形にて内表面層
にアシルオキシ芳香族カルボン酸，芳香族ジカルボン
酸，芳香族ジオール，及びエチレンジオールを主成分と
して重合してなる液晶ポリマー，外表面層にＰＣ樹脂を
押し出し、カップ状の成形体を作製した。各層の厚みと
しては、液晶ポリマー層；５μｍ，ＰＣ層；５００μｍ
であり、内径７０ｍｍの該成形体であった。内面液晶ポ
リマーの該成形体をカップ作製射出金型のコアに挿入
後、ＰＣ樹脂を射出して内表面液晶ポリマーからなる肉
厚８００μｍ、容量８０ｍｌのカップを得た。このよう
にして得たカップは、容器内表面に５μｍの厚さの液晶
ポリマー層を形成しており、容器内面の耐アルカリ洗浄
性，ガスバリア性，吸着性など良好であった。また、使
用後、リユースせずに、粉砕廃棄したところ、粉砕時に
ＰＣと液晶ポリマー層が用意に分離し、比重分離器など
に各々の樹脂に容易に分けられ、リサイクルすることも
可能であった。耐アルカリ洗浄性，ガスバリア性の結果
を表１に示す。
にアシルオキシ芳香族カルボン酸，芳香族ジカルボン
酸，芳香族ジオール，及びエチレンジオールを主成分と
して重合してなる液晶ポリマー，外表面層にＰＣ樹脂を
押し出し、カップ状の成形体を作製した。各層の厚みと
しては、液晶ポリマー層；５μｍ，ＰＣ層；５００μｍ
であり、内径７０ｍｍの該成形体であった。内面液晶ポ
リマーの該成形体をカップ作製射出金型のコアに挿入
後、ＰＣ樹脂を射出して内表面液晶ポリマーからなる肉
厚８００μｍ、容量８０ｍｌのカップを得た。このよう
にして得たカップは、容器内表面に５μｍの厚さの液晶
ポリマー層を形成しており、容器内面の耐アルカリ洗浄
性，ガスバリア性，吸着性など良好であった。また、使
用後、リユースせずに、粉砕廃棄したところ、粉砕時に
ＰＣと液晶ポリマー層が用意に分離し、比重分離器など
に各々の樹脂に容易に分けられ、リサイクルすることも
可能であった。耐アルカリ洗浄性，ガスバリア性の結果
を表１に示す。
【００３０】＜比較例１＞実施例１と同様のプリフォー
ム射出成形型を利用して、ＰＥＴ単体プリフォームを成
形し、該プリフォームを延伸ブロー成形して実施例１，
２，３及び４と同形状の容量９００ｍｌの円形状の容器
を得た。該容器の耐アルカリ性，ガスバリア性の結果を
表１に示す。
ム射出成形型を利用して、ＰＥＴ単体プリフォームを成
形し、該プリフォームを延伸ブロー成形して実施例１，
２，３及び４と同形状の容量９００ｍｌの円形状の容器
を得た。該容器の耐アルカリ性，ガスバリア性の結果を
表１に示す。
【００３１】＜比較例２＞実施例５と同様のカップ作製
射出金型を利用して、ＰＣ単体カップを成形し、実施例
４と同形状の肉厚８００μｍ容量８０ｍｌのカップを得
た。
射出金型を利用して、ＰＣ単体カップを成形し、実施例
４と同形状の肉厚８００μｍ容量８０ｍｌのカップを得
た。
【００３２】
【発明の効果】本発明の容器の内表面，外表面のどちら
か一面あるいは両面に、機能のある樹脂を積層させるこ
とにより、容器に防汚性，耐アルカリ洗浄性，低吸着性
などの機能を簡単に、安価に持たせられる。また、本発
明の製造方法である押出成形あるいは押出ブロー成形に
て内表面あるいは外表面に機能を持つ樹脂層を形成した
試験管状のパリソンを製造し、該パリソンを射出成形金
型のコア部あるいはキャビ部のどちらか一方または両方
に金型と接触する面に機能を持つ樹脂層が形成されるよ
うに挿入し、延伸ブロー成形可能な樹脂を射出成形し、
プリフォームと呼ばれる延伸ブロー成形前駆体を成形さ
せ、延伸ブロー成形する方法は、表面層の樹脂層を薄く
形成させることができ、経済的である。
か一面あるいは両面に、機能のある樹脂を積層させるこ
とにより、容器に防汚性，耐アルカリ洗浄性，低吸着性
などの機能を簡単に、安価に持たせられる。また、本発
明の製造方法である押出成形あるいは押出ブロー成形に
て内表面あるいは外表面に機能を持つ樹脂層を形成した
試験管状のパリソンを製造し、該パリソンを射出成形金
型のコア部あるいはキャビ部のどちらか一方または両方
に金型と接触する面に機能を持つ樹脂層が形成されるよ
うに挿入し、延伸ブロー成形可能な樹脂を射出成形し、
プリフォームと呼ばれる延伸ブロー成形前駆体を成形さ
せ、延伸ブロー成形する方法は、表面層の樹脂層を薄く
形成させることができ、経済的である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ６５Ｄ 1/09 Ｂ６５Ｄ 1/00 Ｂ
Claims (16)
- 【請求項１】表面が機能性樹脂層に被覆された包装材
料。 - 【請求項２】前記機能性樹脂層が内表面および外表面に
設けられていることを特徴とする請求項１記載の表面が
機能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項３】前記機能性樹脂層が内表面に設けられてい
ることを特徴とする請求項１記載の表面が機能性樹脂層
に被覆された包装材料。 - 【請求項４】前記機能性樹脂層が外表面に設けられてい
ることを特徴とする請求項１記載の表面が機能性樹脂層
に被覆された包装材料。 - 【請求項５】前記機能性樹脂層の厚みが５０μｍ以下で
あることを特徴とする請求項１乃至４記載の何れかの機
能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項６】前記機能性樹脂層の厚みが５μｍ以下であ
ることを特徴とする請求項１乃至４記載の何れかの機能
性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項７】前記機能性樹脂層がシリコーン系樹脂ある
いはフッ素系樹脂の何れかの樹脂であることを特徴とす
る請求項１乃至請求項６記載の何れかの機能性樹脂層に
被覆された包装材料。 - 【請求項８】前記機能性樹脂層が液晶ポリマーであるこ
とを特徴とする請求項１乃至請求項６記載の何れかの機
能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項９】前記機能性樹脂層がポリエチレンテレフタ
レート系樹脂あるいはポリオレフィン系樹脂の何れかの
樹脂であることを特徴とする請求項１乃至請求項６記載
の何れかの機能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項１０】請求項１乃至請求項９記載の何れかの包
装材料において、延伸ブロー成形物であることを特徴と
する機能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項１１】請求項１乃至請求項９記載の何れかの包
装材料において、射出成形物であることを特徴とする機
能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項１２】請求項１乃至請求項９記載の何れかの包
装材料において、真空成形物であることを特徴とする機
能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項１３】請求項１乃至請求項９記載の何れかの包
装材料において、圧空成形物であることを特徴とする機
能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項１４】表面を覆う機能を持った樹脂層と、容器
の本体となるコアの樹脂層間に接着性樹脂又は接着剤が
存在しないことを特徴とする請求項１０又は請求項１１
記載の機能性樹脂層に被覆された包装材料。 - 【請求項１５】押出ブロー成形にて内表面あるいは外表
面に機能を持つ樹脂層を形成した最終成形品形状の成形
体を製造し、該成形体を射出成形金型のコア部あるいは
キャビ部またはコア部、キャビティ部の両方に金型と接
触する面に機能性を有する樹脂層が形成されるように挿
入し、樹脂を射出成形することを特徴とする請求項１１
記載の機能性樹脂層に被覆された包装材料の製造方法。 - 【請求項１６】押出成形あるいは押出ブロー成形にて内
表面あるいは外表面に機能を持つ樹脂層を形成した試験
管状のパリソンを製造し、該パリソンを射出成形金型の
コア部あるいはキャビ部またはコア部、キャビティ部の
両方に金型と接触する面に機能性を有する樹脂層が形成
されるように挿入してプリフォームを成形し、該プリフ
ォームを延伸ブロー成形することを特徴とする請求項１
０記載の機能性樹脂層に被覆された包装材料の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165598A JPH11286077A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 機能性樹脂に被覆された包装材料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165598A JPH11286077A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 機能性樹脂に被覆された包装材料およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11286077A true JPH11286077A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14032530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165598A Pending JPH11286077A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 機能性樹脂に被覆された包装材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11286077A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007273788A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ用封口体及び該封口体を用いた電解コンデンサ |
| KR101220450B1 (ko) | 2004-11-26 | 2013-01-14 | 후타마키 포르시하임 츠바익니덜라쑹 데어 후타마키 도이치란트 게엠베하 & 코.카게 | 실리콘 박막의 제조 방법, 실리콘 박막 및 그 사용 방법 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9165598A patent/JPH11286077A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101220450B1 (ko) | 2004-11-26 | 2013-01-14 | 후타마키 포르시하임 츠바익니덜라쑹 데어 후타마키 도이치란트 게엠베하 & 코.카게 | 실리콘 박막의 제조 방법, 실리콘 박막 및 그 사용 방법 |
| US8603378B2 (en) | 2004-11-26 | 2013-12-10 | Huhtamaki Forchheim Zweigniederlassung der Huhtamaki Deutschlang GmbH & Co. KG | Process for the production of thin layers of silicone, thin silicone and use |
| JP2007273788A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ用封口体及び該封口体を用いた電解コンデンサ |
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