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JPH11239603A - しわ付銅箔シート及びそれを用いた抗菌性付与方法 - Google Patents

しわ付銅箔シート及びそれを用いた抗菌性付与方法

Info

Publication number
JPH11239603A
JPH11239603A JP10156927A JP15692798A JPH11239603A JP H11239603 A JPH11239603 A JP H11239603A JP 10156927 A JP10156927 A JP 10156927A JP 15692798 A JP15692798 A JP 15692798A JP H11239603 A JPH11239603 A JP H11239603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper foil
wrinkled
sheet
adhesive layer
foil sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10156927A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Takagi
征一 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP10156927A priority Critical patent/JPH11239603A/ja
Publication of JPH11239603A publication Critical patent/JPH11239603A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】抗菌作用に優れ、信頼性が高く、かつ視覚によ
って抗菌作用の付与が確認できる抗菌付与のためのシー
ト材及びそれを用いた物品への抗菌性付与方法を提供す
る。 【解決手段】表面にしわを有する銅箔と、銅箔の裏面に
設けられた粘着層から成るしわ付銅箔シート、及び、表
面にしわを有する銅箔と、銅箔の裏面に設けられた補強
層から成るしわ付銅箔シートを提供する。銅箔は、厚み
10μm以上20μm以下の銅箔にしわ加工または皮し
ぼ加工を施したものであることが好ましい。また、銅箔
の表面は着色処理されていてもよく、粘着層には、銅害
防止用に酸化防止剤を含有してもよい。更に、シートの
機械的補強のために、銅箔と粘着層との間に中間層を設
けてもよい。粘着層を介してしわ付き銅箔シートを物品
表面に貼付することで、抗菌性を付与する。補強層は紙
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、しわ付銅箔シー
ト、特に人が触れる物品の表面に貼付して抗菌性を付与
できるしわ付銅箔シート及びそれを用いた物品への抗菌
性付与方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銅または銅合金の銅イオンが抗菌作用を
有することはよく知られている。従来、物品の一部、例
えば鞄やドアの取っ手部分、電話機の受話器の握り部分
など人の手に触れる箇所の抗菌対策として、プラスチッ
ク材料中に銀系等の抗菌材を数%混入させる方法が実用
化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では表面の数%に点在する形で抗菌材が存在するにす
ぎないため、抗菌作用が十分とはいえなかった。また、
外観的には抗菌材の存在が判別できず、しかも製品によ
り抗菌性能にばらつきが生じ易く信頼性が低い欠点があ
った。
【0004】そこで、本発明の目的は、抗菌作用に優
れ、信頼性が高く、かつ視覚によって抗菌作用の付与が
確認できる抗菌付与のためのシート材及びそれを用いた
物品への抗菌性付与方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、表面にしわを有する銅箔と、銅箔の裏面
に設けられた粘着層から成ることを特徴とするしわ付銅
箔シートを提供する。
【0006】更に、本発明は、表面にしわを有する銅箔
と、銅箔の裏面に設けられた補強層から成ることを特徴
とするしわ付銅箔シートを提供する。
【0007】銅箔は、厚み10μm以上20μm以下の
銅箔にしわ加工または皮しぼ加工を施したものであるこ
とが好ましい。
【0008】また、銅箔の表面は着色処理されていても
よく、粘着層には、銅害防止用に酸化防止剤を含有して
もよい。更に、シートの機械的補強のために、銅箔と粘
着層との間に中間層を設けてもよい。
【0009】更に、本発明は、上記構成の粘着層を有す
るしわ付銅箔シートを、粘着層を介して物品の表面に取
り付けることにより物品へ抗菌性を付与する方法及び、
補強層を有するしわ付銅箔シートを、補強層を介して壁
面に取り付けることにより壁面へ抗菌性を付与する方法
を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】銅箔は、純銅もしくは銅合金から
成る圧延銅箔または電解銅箔を使用できる。銅箔は、従
来の抗菌材入りプラスチックに比べ、抗菌作用において
格段に優れ、かつ目で見て抗菌材料の存在を確認できる
ので信頼性が高い。銅箔は、銅メッキ溶射等の方法で形
成してもよいが、厚い層に形成するにはコストがかかる
こと、後述する人工着色工程が困難であること等の欠点
がある。
【0011】銅箔へのしわの付与は、銅箔に柔軟性を与
えて様々な形状の対象物品への貼付を容易にするのみな
らず、取付け時のしわの発生を目立たなくする。また、
しわそのもので、銅箔表面の繊細な風合いを表現でき、
使用者の美的感覚を満足させることができる。
【0012】この銅箔へのしわの付与は、銅箔をしわ加
工もしくは皮しぼ加工用の圧延ロールに通すことで行う
ことができる。皮しぼとは、皮や紙の表面に加工される
凹凸として知られているものであり、本発明にいうしわ
はこれを含む。
【0013】しわ加工もしくは皮しぼ加工性を考慮し、
銅箔の厚みは10μm以上20μm以下のものであるこ
とが好ましい。これは、次の理由による。
【0014】(1)多様な用途に使用する場合、取付け
る対象物品の形状に柔軟にフィットする必要があり、各
種実験の結果、20μm以下が最適である。
【0015】(2)多様な形状に切断、裁断加工する
際、通常のはさみで容易に切ることのできる厚さは20
μm以下である。
【0016】(3)銅箔へのしわ加工、皮しぼ加工につ
いて実験の結果、銅箔が厚いと加工が困難となり、繊細
な風合いを出しにくい。この点でも20μm以下が好ま
しい。
【0017】(4)銅箔の厚みの下限値は、耐久性と製
造上の機械的強度の点で10μm程度が限度である。
【0018】なお、適宜、しわに加えて花柄等の各種デ
ザインの下地文様を付加することで、美観をさらに高め
てもよい。この場合、下地文様は、上記しわ加工もしく
は皮しぼ加工用圧延ロールの前段もしくは後段で、銅箔
を下地文様付与用の圧延ロールに通すことで付与でき
る。
【0019】銅箔表面には、公知の化学的着色法または
電解着色法を用いて人工着色処理することで、色彩によ
り美観を高めることもできる。化学的着色法の一例とし
て、処理液浸漬法がある。例えば、メルテック株式会社
のエボノールCスペシアルの溶液を使用し、昇温した浴
中に所定時間浸漬後水洗いすることにより漆黒に着色す
ることができる。また、同社のエンプレートMB−43
8に溶液を使用し、浴組成を選択することで、黒色、褐
色、赤褐色の色調が得られる。このほか、公知の人工緑
青法(この場合、着色剤の塗布方式と噴霧方式がある)
により緑色に着色することもできる。
【0020】銅箔の裏面に設けられる粘着層は、しわ付
銅箔を物品表面に粘着させるものであれば、特に材料を
問わず、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤等を使用でき
る。ただし、銅箔から溶出する銅イオンにより粘着層が
劣化する可能性があるときには、銅害防止用に適当な酸
化防止剤を含有させることが好ましい。この酸化防止剤
の一例として、宇部興産製のUBEポリプロJ109U
Bが好適に使用できる。
【0021】用途によって、引張強度の向上が要求され
る場合には、銅箔と粘着層との間に機械的補強のための
中間層を設けることが好ましい。この中間層には、ポリ
エチレンフィルム等が使用できる。
【0022】また、銅箔の裏面に設けられる補強層とし
ては種々の材料が考えられるが、壁面に取り付けるとき
には、通常の壁紙として使用されている紙が好適であ
る。
【0023】本発明のしわ付銅箔シートは、長尺シート
状のものの他、そのようなシートを裁断した短冊状シー
ト、またはこれらシートをプレス加工して所定の形状に
打抜いた小さいステッカー状のシートも含む。
【0024】本発明の適用対象物品として、鉛筆・ボー
ルペン・万年筆等の筆記具、電話機、パソコン用マウ
ス、各種機器のスイッチボタン、扉の取っ手、水道のコ
ックまたはハンドル、エスカレータ用ハンドレール、電
車の吊革、鞄の取っ手、流し台の縁部や排水孔、浴室の
床面(この場合、浴室内の滑り止めとしても機能する)
天井や排水孔、浴槽の底(やはり、浴槽内の滑り止めと
しても機能する)を挙げることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明のしわ付銅箔シートについて、
一実施例を図面を引用しつつ説明する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態を示す一例で
あり、表面にしわ11を付与した銅箔シート10を示し
ている。図2はその銅箔シート10の断面図であり、し
わ11を付与した厚さ0.017mm(17μm)の銅箔
1の裏面に厚さ約0.6mmの粘着層2と剥離シート3を
それぞれ設けてある。図示しないが、しわ11の形成さ
れていない銅箔表面部分には、皮しぼを施してもよい。
【0027】銅箔1のしわ加工もしくは皮しぼ加工は、
圧延銅箔をしわ加工もしくは皮しぼ加工用圧延ロールに
通すことで行う。しわ11もしくは図示しない皮しぼを
形成した銅箔1に、剥離シート3が裏面に設けられた粘
着層2を貼り付けることで、図2に示すしわ付銅箔シー
ト10が得られる。銅箔1は粘着層2に密着しており、
使用時には、剥離シート3を剥がすことで、対象物品に
容易に貼付できるようになっている。
【0028】前述のとおり、粘着層2が銅箔1から溶出
する銅イオンにより劣化する可能性があるときには、銅
害防止用の酸化防止剤、例えば、宇部興産製のUBEポ
リプロJ109UBを粘着層に含有させる。また、銅箔
1に人工着色をしてもよく、例えば、メルテック株式会
社製のエボノールCスペシアルの溶液を100〜110
℃に昇温させた浴中に銅箔を浸漬して15〜20分煮込
んだ後、十分に水洗いする。これにより、銅箔1表面は
漆黒色に着色され、美麗な質感が得られる。
【0029】図3は、本発明の他の実施の形態を示す一
例であり、断面図のみ示してある。表面にしわ11を付
与した厚さ0.017mm(17μm)の銅箔1の裏面
に、紙よりなる補強層4を有している。このしわ付銅箔
シート20は、壁紙と同様にして壁面に取り付けるのに
適しており、裏面の補強層4、すなわち紙シートの面に
壁紙用糊を塗布し壁面に貼り付けることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、表面にしわを有する銅
箔と、銅箔の裏面に設けられた粘着層から成るしわ付銅
箔シート、または、表面にしわを有する銅箔と、銅箔の
裏面に設けられた補強層から成るしわ付銅箔シートであ
るため、抗菌作用に優れており、その信頼性が高く、か
つ視覚によって抗菌作用の付与が確認できる抗菌付与の
ためのシート材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るしわ付銅箔シートの一例を示す斜
視図である。
【図2】本発明に係るしわ付銅箔シートの一例を示す拡
大断面図である。
【図3】本発明に係るしわ付銅箔シートの他の例を示す
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 銅箔 2 粘着層 3 剥離シート 4 補強層 10,20 しわ付銅箔シート 11 しわ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にしわを有する銅箔と、前記銅箔の裏
    面に設けられた粘着層から成ることを特徴とするしわ付
    銅箔シート。
  2. 【請求項2】表面にしわを有する銅箔と、前記銅箔の裏
    面に設けられた補強層から成ることを特徴とするしわ付
    銅箔シート。
  3. 【請求項3】前記銅箔が、厚み10μm以上20μm以
    下の銅箔にしわ加工または皮しぼ加工を施したものであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のしわ付銅箔
    シート。
  4. 【請求項4】前記銅箔の表面が着色処理されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のしわ付銅箔シー
    ト。
  5. 【請求項5】前記粘着層が、酸化防止剤を含有すること
    を特徴とする請求項1記載のしわ付銅箔シート。
  6. 【請求項6】前記銅箔と粘着層との間に機械的補強のた
    めの中間層を設けたことを特徴とする請求項1記載のし
    わ付銅箔シート。
  7. 【請求項7】前記補強層が紙から成ることを特徴とする
    請求項2記載のしわ付銅箔シート。
  8. 【請求項8】表面にしわを有する銅箔と、前記銅箔の裏
    面に設けられた粘着層から成るしわ付銅箔シートを、前
    記粘着層を介して物品の表面に取り付けることを特徴と
    する物品への抗菌性付与方法。
  9. 【請求項9】表面にしわを有する銅箔と、前記銅箔の裏
    面に設けられた補強層から成るしわ付銅箔シートを、前
    記補強層を介して壁面に取り付けることを特徴とする壁
    面への抗菌性付与方法。
JP10156927A 1997-12-26 1998-06-05 しわ付銅箔シート及びそれを用いた抗菌性付与方法 Pending JPH11239603A (ja)

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JP9-358975 1997-12-26
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Cited By (5)

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