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JPH11221136A - 起き上がり装置 - Google Patents

起き上がり装置

Info

Publication number
JPH11221136A
JPH11221136A JP10028889A JP2888998A JPH11221136A JP H11221136 A JPH11221136 A JP H11221136A JP 10028889 A JP10028889 A JP 10028889A JP 2888998 A JP2888998 A JP 2888998A JP H11221136 A JPH11221136 A JP H11221136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
support
frames
rotating
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10028889A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Akita
田 文 彦 秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKUSHU DENSO KK
Original Assignee
TOKUSHU DENSO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKUSHU DENSO KK filed Critical TOKUSHU DENSO KK
Priority to JP10028889A priority Critical patent/JPH11221136A/ja
Publication of JPH11221136A publication Critical patent/JPH11221136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来において、エアバッグを用いた装置で
は、背もたれが不安定であるという不具合があり、寝具
に組み込まれた装置では、起き上げの際に使用者の背中
を板状の支持体で平面的に支持することから使用者の腹
部に圧迫感を与えるといった不具合があった。 【解決手段】 左右の固定枠2を有する支持体3と、固
定枠2に回動自在に連結した左右の回動枠4を有する回
動体5と、電動アクチュエータ6を駆動源とし且つ回動
体5を往復回動させる駆動機構を備え、略水平状態にあ
る回動体5に対してその回動先端側に駆動機構の電動ア
クチュエータ6を配置し、左右の回動枠4の間に布団等
の寝具保持用の可撓性部材11を設けた起き上がり装置
1とすることにより、既存の敷き布団Aに適用可能にす
ると共に、安定した背もたれを実現し、且つ可撓性部材
11のみで背中を支持することにより起き上げ時におけ
る使用者の腹部への圧迫感を軽減した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝具に用いられる
起き上がり装置に関し、とくに、敷き布団やマットレス
の下側に介装して用いる起き上がり装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の起き上がり装置としては、例え
ば、マットレスの下側に上半身側に対応するエアバッグ
を備えると共に、エアバッグを膨脹収縮させる給排気手
段を備えたものや、マットレスの内部あるいはベッドの
上面に上半身側に対応する板状の支持体を備えると共
に、支持体を回動させる駆動手段を備えたものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来の起き上がり装置にあっては、エアバッグを用
いたものでは、エアバッグの膨脹時においてマットレス
の側部で背もたれが不安定になりやすいといった不具合
があり、他方、マットレスあるいはベッドの上面に板状
の支持体を備えたものでは、起き上げの際に使用者の背
中を平面的に支持することから使用者の腹部に圧迫感を
与えるといった不具合があり、これらの不具合を解決す
ることが課題であった。また、従来の起き上がり装置に
あっては、いずれも寝具自体に組み込まれたものである
ため、起き上げ動作を行う機能部だけを既存の寝具に対
応させることができなかった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来の状況に鑑みて成さ
れたものであって、起き上げ動作を行う機能部を主体と
し、敷き布団やマットレス等の既存の寝具に容易に適用
することができると共に、使用者の背中を可撓性部材で
支持することにより、起き上げ時において使用者の腹部
への圧迫感を軽減することができる起き上がり装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる起き上が
り装置は、請求項1として、所定間隔で略水平に配置し
た左右の固定枠を有する支持体と、固定枠の端部に基端
部を回動自在に連結した左右の回動枠を有する回動体
と、電動アクチュエータを駆動源とし且つ回動体を略水
平状態から所定角度までの間で往復回動させる駆動機構
を備え、略水平状態にある回動体に対してその回動先端
側に駆動機構の電動アクチュエータを配置し、回動体の
左右の回動枠の間に布団等の寝具保持用の可撓性部材を
掛け渡した状態に設けた構成とし、請求項2として、可
撓性部材が、回動枠の軸線方向の範囲において複数段に
掛け渡した伸縮性を有する紐である構成とし、請求項3
として、支持体の固定枠間に、回動体の下方側へ延出す
るシート状の滑り止めを備えた構成とし、請求項4とし
て、支持体の左右の固定枠に対して同軸状に着脱可能な
左右のフレームと、左右のフレーム間に掛け渡した状態
で所定の高さに保持された膝かけ用の支持バーを備えた
構成としており、上記の構成を課題を解決するための手
段としている。
【0006】なお、請求項1における可撓性部材として
は、請求項2に記載の伸縮性を有する紐のほか、単体の
布類や複数層に形成した薄いマット、あるいはネット等
を用いることができ、また、請求項3におけるシート状
の滑り止めとしては、単体の布類や薄い金属板等の板類
あるいは複数層に形成した薄いマット等を用いることが
できる。
【0007】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる起き上がり装
置は、支持体と回動体と駆動機構とにより、起き上げ動
作を行う機能部を主体としているので、構造が簡単で且
つ小型軽量である。また、略水平状態にある回動体に対
してその回動先端側に駆動機構の電動アクチュエータを
配置したので、駆動機構は使用者にとって殆ど邪魔にな
らない。そして、回動体に例えば敷き布団の上側略半分
(寝た姿勢に対する上側略半分)を乗せ、駆動機構で回
動体を回動させることにより、敷き布団の上側略半分を
背もたれとして起立させる。このとき、当該起き上がり
装置では、電動アクチュエータを駆動源とする駆動機構
を用いているので、例えばエアポンプ類を用いた場合に
比べて作動音が小さいものとなる。また、固定枠と回動
枠の左右の連結部分の間が開放状態であって、且つ可撓
性部材により布団を保持するので、背中や腰部の下側に
違和感を与えることがないと共に、起き上げ時において
は使用者の腹部に圧迫感を与えることもなく、布団を身
体に沿った状態にし得ると共に、寄り掛かった感触も柔
らかく、しかも、回動枠によって背もたれの側部も安定
したものとなる。
【0008】本発明の請求項2に係わる起き上がり装置
では、可撓性部材を回動枠の軸線方向の範囲において複
数段に掛け渡した伸縮性を有する紐としたので、身体の
下側に何ら違和感を与えることがないと共に、より一層
簡単で且つきわめて軽量な構造で布団等の寝具を保持し
得ることとなり、通気性も良好なものとなる。
【0009】本発明の請求項3に係わる起き上がり装置
では、支持体の固定枠間に回動体の下方側へ延出するシ
ート状の滑り止めを備えているので、回動体に敷き布団
の上側略半分を乗せると共に、滑り止めに敷き布団の下
側略半分を乗せることにより、起立させた回動体に寄り
掛かった状態において、布団の下方向へのずれや支持体
の上方向のずれを防止する。
【0010】本発明の請求項4に係わる起き上がり装置
では、フレームおよび支持バーによる膝上げ機構が構成
されるので、回動体を背もたれとして使用しているとき
に、支持バーに膝をかけた状態にすることによって身体
の沈み込みが防止され、さらに、固定枠に対してフレー
ムが着脱可能であるので、選択的に使用し得る。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明に係わる起き
上がり装置の一実施例を説明する。
【0012】図1および図2に示すように、起き上がり
装置1は、所定間隔で略水平に配置した左右の固定枠
2,2を有する支持体3と、各固定枠2,2の端部に基
端部を回動自在に連結した左右の回動枠4,4を有する
回動体5と、2つの電動アクチュエータ6を駆動源とし
且つ回動体5を略水平状態から所定角度までの間で往復
回動させる駆動機構を備えている。
【0013】支持体3は、左右の固定枠2,2を上部横
枠7で連結することにより、全体として下方に開放され
たコ字形を成している。他方、回動体5は、同じく左右
の回動枠4,4を上部横枠8で連結することにより、下
方に開放されたコ字形を成している。このとき、回動体
5は、両回動枠4,4が、支持体3の両固定枠2,2と
同じ間隔で配置してあると共に、固定枠2よりも短いも
のとなっており、敷き布団Aの上側略半分(寝た姿勢で
の上側略半分)に対応する縦横寸法の枠組みとなってい
る。
【0014】上記の支持体3および回動体5は、支持体
3の各固定枠2の上側に回動体5の各回動枠4を重ね合
わせた状態にして、両固定枠2,2の端部に設けた連結
部材9,9に、両回動枠4,4の各回動基端部を装置左
右方向の軸回りに回動自在に連結してある。この状態に
おいて、左右の固定枠2,2と回動枠4,4の各々の連
結部分の間は、枠材類の無い開放状態となっている。
【0015】また、回動体5は、両回動枠4,4の回動
先端部に、支持体3側に向いたスペーサ10,10が取
り付けてあり、図2に示す如く略水平状態にしたときに
両スペーサ10,10を支持体3に当接させて各固定枠
2と各回動枠4との間に隙間Sを形成し、これにより、
固定枠2と回動枠4の間に手などを挟み込んだ際の安全
性を確保している。
【0016】さらに、回動体5は、左右の回動枠4,4
の間に、布団等の寝具保持用の可撓性部材11が掛け渡
した状態に設けてある。可撓性部材11は、身体の寄り
掛かりに充分対応し得る強度を備え且つ伸縮性を有する
紐であって、回動枠4の軸線方向の範囲において複数段
に掛け渡してあり、適当な張力を持たせた状態にして端
部を回動枠4に取り付けてある。この取り付け部分で
は、例えば、回動枠4に対する可撓性部材11の巻き付
け具合や固定位置を変更可能とすることにより、回動枠
4,4間における可撓性部材11の張力を調整可能と
し、これにより背もたれの弾力調整を行うようにするこ
とが可能である。
【0017】上記の支持体3に対して回動体5を往復回
動させる駆動機構は、支持体3における上部横枠7の両
側部分に2つの電動アクチュエータ6,6を備えてい
る。各電動アクチュエータ6は、略水平状態にある回動
体5に対してその回動先端側となる位置に配置してあっ
て、ケースに正逆回転可能なモータや減速機構などを収
納した構成であると共に、軸線方向に往復動する出力軸
12を備えており、同出力軸12を回動体5側に突出さ
せた状態で設けてある。各電動アクチュエータ6は、例
えばストッパ付のモータを用いることにより、出力軸1
2の突出長さを無段階に調整することが可能であり、し
かも、任意の突出位置で出力軸12を固定状態にし得
る。
【0018】駆動機構は、上記電動アクチュエータ6の
ほか、各出力軸12の先端部に連結部材13を介して連
結した駆動アーム14や、駆動アーム14と各回動枠
4,4の間に設けた支持アーム15,15を備えてい
る。駆動アーム14は、支持体3の内側に配置してあっ
て、上部横枠8に平行な横枠部14aと各固定枠2,2
に平行な左右の縦枠部14b,14bとにより全体とし
てコ字形に形成してあり、横枠部14aの両端部近傍
に、各電動アクチュエータ6の出力軸12を連結すると
共に、各縦枠部14b,14bの端部に、各支持アーム
15の一端部が装置左右方向の軸回りに回動自在に連結
してある。各支持アーム15の他端部は、左右の回動枠
4,4に設けた連結部材16,16に対して、装置左右
方向の軸回りに回動自在に連結してある。
【0019】ここで、図3に示すように、各固定枠2の
装置内側には、その軸線方向に沿って溝状のガイド部1
7が設けてあり、駆動アーム14の横枠部14aの端部
には、ガイド部17に対してその長手方向に摺動自在な
係合部18が設けてある。このガイド部17と係合部1
8により、回動体5を背もたれとして使用する際に、そ
の荷重により駆動アーム14が押し上げられる状態にな
るのを防止し、駆動アーム14の動作が円滑に行われる
ようにしている。
【0020】駆動アーム14の各縦枠部14bと支持ア
ーム15との連結部分には、床面に接触するローラ19
が設けてあり、駆動アーム14および支持アーム15の
動作が円滑に行われるようにしてあると共に、この実施
例では、固定枠2に、ローラ19の走行範囲に対応する
大きさのプレート20を設け、ローラ19の動きの円滑
性をより高めると共に、床面の損傷をも防止するように
している。各支持アーム14と回動枠4を連結する連結
部材16は、使用者が接触した際の安全性をより高める
ために、少なくとも上面側がウレタン等で形成したカバ
ー21で被覆してある。
【0021】さらに、駆動機構は、電動アクチュエータ
6に、電源用コード22と、延長コード23を介して接
続した駆動操作用のコントローラ24を備えており、当
該装置1の使用者自身がコントローラ24を操作し得る
ようにしてあると共に、作動開始時間を設定するタイマ
26を備えている。
【0022】また、当該起き上がり装置1は、支持体3
の固定枠2,2の間に、回動体5の下方側へ延出するシ
ート状の滑り止め25を備えている。滑り止め25は、
敷き布団Aの下側略半分に相当する大きさを有すると共
に、例えば、布で構成された複数層の薄いマットであっ
て、収納時には自在に折り畳むことが可能である。そし
て、滑り止め25は、両側部の角に適当な部材を用いた
補強部25a,25aを有し、これら補強部25a,2
5aの部分で支持体3における固定枠2,2の連結部材
9,9に取り付けてある。
【0023】なお、当該起き上がり装置1では、各枠
2,4,7,8および各アーム14,15に軽金属製あ
るいは樹脂製の円形中空材を用いており、これにより、
充分な強度を備えたうえでの軽量化や、コーナー部分を
少なくすることによる安全性の確保を図っている。ま
た、各連結部材9,13,16にあっても、軽量化や安
全性の確保の面から、軽金属製あるいは樹脂製の部材が
用いられ、とくに、床や畳に接する連結部材9にあって
は、樹脂製部材あるいは下面に緩衝材を設けた部材とす
ることにより、床や畳の損傷防止を図っている。さら
に、回動体5を所定の角度まで起立させたところでこれ
を規制するストッパ、あるいは電動アクチュエータ6の
駆動を停止させる手段を備えており、安全性をより高め
ている。
【0024】次に、上記構成を備えた起き上がり装置1
の作用を説明する。
【0025】起き上がり装置1は、支持体3と回動体5
と駆動機構を備えた構成によって起き上げ動作を行う機
能部を主体としているので、構造が簡単で且つ小型軽量
であって、設置および移動が容易であり、既存の敷き布
団(マットレスを含む)Aにそのまま適用し得るものと
なっている。
【0026】そして、図2に示す如く倒した回動体5に
敷き布団Aの上側略半分を乗せると共に、滑り止め25
に同敷き布団Aの下側略半分を乗せた状態にして用い
る。このとき、当該装置1では、固定枠2と回動枠4の
左右の連結部分の間が開放状態になっており、且つ可撓
性部材11が伸縮性を有する紐であるため、敷き布団A
に寝た状態において身体の下側には何ら違和感がない。
【0027】また、起き上がり装置1は、敷き布団Aに
寝たままの状態でコントローラ24を操作することがで
き、同コントローラ24の操作により駆動機構を作動さ
せて回動体5を回動させる。すなわち、電動アクチュエ
ータ6により出力軸12を突出方向に駆動すると、駆動
アーム14が回動体5側へ前進し、図1に示すように、
支持アーム15を介して回動体5を起立方向に回動させ
る。そして、好みの回動位置でコントローラ24の操作
を停止すれば、回動体5は回動を停止して固定状態とな
る。これにより、回動体5が無段階に角度調整可能な背
もたれとして用いられる。
【0028】このとき、当該装置1では、電動アクチュ
エータ6を駆動源とする駆動機構を用いているので、例
えばエアポンプ類を用いた場合に比べて作動音が小さい
ものとなっている。また、固定枠2と回動枠4の左右の
連結部分の間が開放状態であり、なお且つ図4および図
5に示す如く可撓性部材11とともに敷き布団Aが背後
に撓むことにより、起き上がる際に腹部が圧迫された
り、背中や腰部の下側に違和感を与えたりすることがな
く、布団Aが身体に沿った状態となると共に、寄り掛か
った感触も柔らかいものであり、快適な使用感が得られ
る。しかも、当該装置1では、左右の回動枠4,4によ
って背もたれの側部も安定したものとなっているので、
敷き布団Aの側部近くに寝ている状態であっても安全に
起こすことができる。
【0029】また、上記の起き上げ動作は、タイマ26
で電動アクチュエータ6の作動開始時間を任意に設定し
ておけば、その設定時間に自動的に作動させることがで
き、このほか、作動時間の設定を行うようにすれば、起
き上げ角度を設定することが可能となる。このように、
タイマ26を備えたことにより、任意の時間に起き上げ
動作や寝る動作を自動的に行うことができ、例えば寝た
きりを防ぐのに役立てたり、目覚しに用いたりすること
ができ、起き上がり装置1の利用価値をより一層高いも
のとしている。
【0030】さらに、当該起き上がり装置1では、支持
体3に回動体5の下方側へ延出するシート状の滑り止め
25を備えているので、起立させた回動体5に寄り掛か
った状態において、敷き布団Aが下方向へずれたり支持
体3が上方向にずれたりすることが無く、きわめて安定
した状態が得られることとなる。また、コントローラ2
4の操作により、電動アクチュエータ6を逆駆動して、
起立させた回動体5を倒す方向に回動させることも自在
であり、且つ、図2に示す如く支持体3に回動体5を重
ね合わせるとともに滑り止め25を折り畳めば、収納に
も容易に対処し得る。
【0031】図6は、膝上げ機構30を備えた起き上が
り装置1を説明する図である。
【0032】膝上げ機構30は、起き上がり装置1に対
して着脱可能であって、左右の棒状のフレーム33,3
3の中間部に、第1リンク31,31の一端部を回動自
在に連結し、各第1リンク31,31の他端部に、第2
リンク32,32の一端部を回動自在に連結すると共
に、左右の第1および第2リンク31,32の連結部の
間に、膝をかけ用の支持バー34を掛け渡した状態に備
えている。これにより、支持バー34は所定の高さに保
持されている。
【0033】各フレーム33には、その長手方向に沿っ
て複数(この実施例では5個)の係止部33a〜33e
が一定間隔で設けてあり、各第2リンク32の他端部に
は、個々の係止部33a〜33eに対して係脱自在な係
合部32aが設けてある。
【0034】この膝上げ機構30は、各フレーム33の
端部に、支持体3の各固定枠2の端部内側に対して係脱
自在な連結部35が同軸状に設けてあり、固定枠2とフ
レーム33とが一直線状になるように各連結部35を各
固定枠2に嵌合したのち、固定枠2を横方向に貫通する
ボルト36とこのボルト36に螺着するナット37によ
り起き上がり装置1に対して完全に連結される。
【0035】そして、膝上げ機構30は、その上側に敷
き布団を被せた状態にして用いられると共に、複数の係
止部33a〜33eに対して選択的に第2リンク32の
係合部32aを係合することにより、支持バー34の高
さ調整を行うことができ、起き上がり装置1の回動体5
を背もたれとして使用している際に、使用者の身体が沈
み込んでしまうのを防ぐと共に、快適性をより一層高め
るものとなる。
【0036】また、上記膝上げ機構30は、支持体3の
固定枠2に対してフレーム33が着脱可能であるため、
選択的な使用ができるほか、第2リンク32の係合部3
2と係止部33a〜33eとを係合させなければ、支持
バー34を左右のフレーム33,33の間に下げること
ができるので、その上側の敷き布団をほぼ平にし得るこ
ととなる。
【0037】なお、本発明に係わる起き上がり装置は、
細部の構成が上記実施例のみに限定されることはなく、
各構成部品の材質等は勿論のこと、支持体3や回動体5
を形成する枠材の配置や駆動機構の構成なども適宜変更
することができ、例えば、駆動機構として支持体3の中
央に電動アクチュエータを設け、1つのアクチュエータ
で回動体5を動作させることも可能である。
【0038】また、滑り止め25は、支持体3の下面全
体に及ぶものであってもよく、このほか、寝心地を阻害
せずに強度を高めるために、例えば、固定枠2,2間に
連結される薄い金属板を備えた構成とすることもよい。
さらに、上記実施例のように可撓性部材が紐である場合
には、その紐が回動枠4の軸線方向にずれるのを防止す
るために、回動枠の軸線方向に適宜の間隔で紐係止用の
凹凸などを設けることもよい。この可撓性部材として
は、紐のほか、布やネットなどを採用することもでき、
これらを袋状に形成して回動体5に被せる構成とするこ
ともよく、ネットの場合には、快適性をより高めるため
に、背もたれの上部側と下部側とで弾力性を異ならせる
ようにすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わる起き上がり装
置によれば、支持体と回動体と駆動機構の採用により、
布団やマットレス等の既存の寝具に容易に適用すること
ができると共に、寝具に組み込まれた従来の装置に比べ
て、構造の簡略化や小型軽量化、さらには収納性の向上
や低コスト化を実現することができる。また、略水平状
態にある回動体に対してその回動先端側に駆動機構の電
動アクチュエータを配置したことから、使用者にとって
駆動機構が邪魔なるようなことは殆ど無く、安全性を確
保することができると共に、電動アクチュエータを駆動
源とする駆動機構を採用したことから、例えばエアポン
プ類を用いた従来の装置に比べて作動音を大幅に低減す
ることができる。さらに、当該起き上がり装置によれ
ば、固定枠と回動枠の左右の連結部分の間が開放状態と
なり、且つ可撓性部材により布団を保持しているので、
回動体を起立させた際に、背中や腰部の下側に違和感を
与えることが全くなく、使用者の腹部への圧迫感も大幅
に軽減することができ、布団を身体に沿った状態にして
安定した背もたれを得ることができると共に、寄り掛か
った感触も柔らかく、きわめて快適な使用感を得ること
ができ、しかも、回動枠によって背もたれ側部の安定が
充分に確保されるので、高い安全性を得ることができ
る。
【0040】本発明の請求項2に係わる起き上がり装置
によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるう
えに、可撓性部材として伸縮性を有する紐を採用したこ
とにより、身体の下側に対する違和感を皆無にすること
ができると共に、構造のより一層の簡略化および軽量化
に貢献することができ、また、良好な通気性を得ること
ができるほか、例えば紐の張力調整を行うことによって
背もたれの弾力調整に容易に対処することができる。
【0041】本発明の請求項3に係わる起き上がり装置
によれば、請求項1および2と同様の効果を得ることが
できるうえに、支持体の固定枠間に設けられるシート状
の滑り止めを採用したことから、起立させた回動体に寄
り掛かった状態において、簡単な構造で布団等の寝具の
下方向へのずれや支持体の上方向のずれを確実に防止す
ることができ、より快適な座り心地を得ることができる
と共に、安全性のさらなる向上にも貢献し得る。
【0042】本発明の請求項4に係わる起き上がり装置
によれば、請求項1〜3と同様の効果を得ることができ
るうえに、フレームおよび支持バーによる膝上げ機構に
より、回動体を背もたれとして使用しているときに、支
持バーに膝をかけた状態にすることによって身体の沈み
込みを防止することができ、より快適な使用感を得るこ
とができると共に、支持体に対して膝上げ機構が着脱可
能であるから、膝上げ機構を選択的に使用することがで
き、利便性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる起き上がり装置の一実施例を説
明する回動体起立状態の斜視図である。
【図2】図1の状態から回動体を水平に倒した状態を説
明する斜視図である。
【図3】支持体における駆動アームの案内部分を説明す
る平面図である。
【図4】回動体を背もたれとして使用している状態を示
す側面図である。
【図5】回動体を背もたれとして使用している状態を示
す背面図である。
【図6】起き上がり装置に取り付けられる膝上げ機構を
説明する斜視図(a)、正面図(b)、平面図(c)お
よび側面図(d)である。
【符号の説明】
A 敷き布団 1 起き上がり装置 2 固定枠 3 支持体 4 回動枠 5 回動体 6 電動アクチュエータ 11 可撓性部材 14 駆動アーム 15 支持アーム 25 滑り止め 30 膝上げ機構 33 フレーム 34 支持バー (6,14,15…駆動機構)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で略水平に配置した左右の固定
    枠を有する支持体と、固定枠の端部に基端部を回動自在
    に連結した左右の回動枠を有する回動体と、電動アクチ
    ュエータを駆動源とし且つ回動体を略水平状態から所定
    角度までの間で往復回動させる駆動機構を備え、略水平
    状態にある回動体に対してその回動先端側に駆動機構の
    電動アクチュエータを配置し、回動体の左右の回動枠の
    間に布団等の寝具保持用の可撓性部材を掛け渡した状態
    に設けたことを特徴とする起き上がり装置。
  2. 【請求項2】 可撓性部材が、回動枠の軸線方向の範囲
    において複数段に掛け渡した伸縮性を有する紐であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の起き上がり装置。
  3. 【請求項3】 支持体の固定枠間に、回動体の下方側へ
    延出するシート状の滑り止めを備えたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の起き上がり装置。
  4. 【請求項4】 支持体の左右の固定枠に対して同軸状に
    着脱可能な左右のフレームと、左右のフレーム間に掛け
    渡した状態で所定の高さに保持された膝かけ用の支持バ
    ーを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の起き上がり装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348812A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Kinjiro Fukushi ベッド用背ボトムおよびベッド
JP2011245047A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Asama:Kk 駆動力伝達機構及び昇降装置

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