JPH11229046A - 焼結原料の事前処理方法 - Google Patents
焼結原料の事前処理方法Info
- Publication number
- JPH11229046A JPH11229046A JP5432898A JP5432898A JPH11229046A JP H11229046 A JPH11229046 A JP H11229046A JP 5432898 A JP5432898 A JP 5432898A JP 5432898 A JP5432898 A JP 5432898A JP H11229046 A JPH11229046 A JP H11229046A
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- Japan
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- raw material
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- sintering
- sintering raw
- slag
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Glanulating (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼結鉱の品質低下を招く難焼結性ドロマイト
を易焼結性の製鋼スラグと選択的に組合わせて造粒する
ことで、焼結鉱の品質低下を防止しつつ、高炉スラグ発
生量を抑制し、また効率的に製鋼スラグをリサイクルで
きる焼結原料の事前処理手段の提供。 【解決手段】 焼結原料を鉄鉱石、コークス等の主原料
群(以下A群)と、生石灰等のバインダー、ヘマタイト
系鉄鉱石、石灰石等のその他群(以下B群)とに分け、
該A群およびB群をそれぞれ独立して混合、造粒した後
に、各群の原料を混合して焼結原料となす分割造粒法を
採用した焼結原料の事前処理方法において、前記B群に
バインダー、ヘマタイト系鉄鉱石、石灰石の他にさらに
製鋼スラグとドロマイトを選択的に添加して混合、造粒
する。
を易焼結性の製鋼スラグと選択的に組合わせて造粒する
ことで、焼結鉱の品質低下を防止しつつ、高炉スラグ発
生量を抑制し、また効率的に製鋼スラグをリサイクルで
きる焼結原料の事前処理手段の提供。 【解決手段】 焼結原料を鉄鉱石、コークス等の主原料
群(以下A群)と、生石灰等のバインダー、ヘマタイト
系鉄鉱石、石灰石等のその他群(以下B群)とに分け、
該A群およびB群をそれぞれ独立して混合、造粒した後
に、各群の原料を混合して焼結原料となす分割造粒法を
採用した焼結原料の事前処理方法において、前記B群に
バインダー、ヘマタイト系鉄鉱石、石灰石の他にさらに
製鋼スラグとドロマイトを選択的に添加して混合、造粒
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は製鋼スラグを焼結
鉱製造プロセスに効率よくリサイクルしつつ、高品質の
焼結鉱を製造するための焼結原料の事前処理方法に関す
る。
鉱製造プロセスに効率よくリサイクルしつつ、高品質の
焼結鉱を製造するための焼結原料の事前処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鉄鉱石を主原料に、造滓剤として石灰石
やドロマイト等を副原料として用いる焼結鉱の製造プロ
セスで、石灰石の一部代替として製鋼スラグを用いるこ
とは以前から行われている。例えば特公昭62−257
33号公報には、焼結鉱の製造において、焼結副原料で
ある石灰源の一部にダイカルシウムシリケート(2Ca
O・SiO2)を用いることを特徴とする耐還元粉化性
に優れた焼結鉱の製造方法が記載されている。しかし、
ダイカルシウムシリケートは高温で石灰石と珪砂を反応
させると生成されるが、その製造には高価な焼成設備と
多大なエネルギーを必要とするため、ダイカルシウムシ
リケートのコストが高くつき、従ってこれを使用する焼
結鉱の製造プロセスは経済性が劣るという問題がある。
やドロマイト等を副原料として用いる焼結鉱の製造プロ
セスで、石灰石の一部代替として製鋼スラグを用いるこ
とは以前から行われている。例えば特公昭62−257
33号公報には、焼結鉱の製造において、焼結副原料で
ある石灰源の一部にダイカルシウムシリケート(2Ca
O・SiO2)を用いることを特徴とする耐還元粉化性
に優れた焼結鉱の製造方法が記載されている。しかし、
ダイカルシウムシリケートは高温で石灰石と珪砂を反応
させると生成されるが、その製造には高価な焼成設備と
多大なエネルギーを必要とするため、ダイカルシウムシ
リケートのコストが高くつき、従ってこれを使用する焼
結鉱の製造プロセスは経済性が劣るという問題がある。
【0003】また、特開平5−51653号公報には、
転炉スラグを3mm以下に粉砕して、平均粒径が0.4
〜0.6mmとなるように調整した転炉スラグを原料の
一部に配合して使用することで回転強度および還元粉化
性等の焼結鉱品質を改善する焼結鉱の製造方法が記載さ
れている。しかし、この方法も経済性に問題がある。す
なわち、通常の転炉スラグは冷却後は100〜200m
m以下の粉状および塊状品の混合品として得られるた
め、通常使用される焼結用原料粒度(−10mm)と同
程度の材料は篩分け工程だけで約50%が得られるが、
3mm以下に破砕するには相当の設備とエネルギーを必
要とし、安価に回収率を高めることができないからであ
る。
転炉スラグを3mm以下に粉砕して、平均粒径が0.4
〜0.6mmとなるように調整した転炉スラグを原料の
一部に配合して使用することで回転強度および還元粉化
性等の焼結鉱品質を改善する焼結鉱の製造方法が記載さ
れている。しかし、この方法も経済性に問題がある。す
なわち、通常の転炉スラグは冷却後は100〜200m
m以下の粉状および塊状品の混合品として得られるた
め、通常使用される焼結用原料粒度(−10mm)と同
程度の材料は篩分け工程だけで約50%が得られるが、
3mm以下に破砕するには相当の設備とエネルギーを必
要とし、安価に回収率を高めることができないからであ
る。
【0004】さらに、特開平6−240316号公報に
は、転炉スラグの40〜60チャージを大ロットとして
混合することで成分および組成を均一にした後、焼結ま
たは高炉等に装入原料としてリサイクル方法が記載され
ている。しかしこの方法では、大量の転炉スラグを混合
操作するための作業スペースおよび混合作業を必要とす
るため、成分および組成を均一にするための費用が高く
つき経済的に問題がある。また、転炉スラグの成分が安
定しただけでは焼結および高炉操業のさらなる安定はは
かられないという難点がある。
は、転炉スラグの40〜60チャージを大ロットとして
混合することで成分および組成を均一にした後、焼結ま
たは高炉等に装入原料としてリサイクル方法が記載され
ている。しかしこの方法では、大量の転炉スラグを混合
操作するための作業スペースおよび混合作業を必要とす
るため、成分および組成を均一にするための費用が高く
つき経済的に問題がある。また、転炉スラグの成分が安
定しただけでは焼結および高炉操業のさらなる安定はは
かられないという難点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】鉄鉱石粉を主原料とし
て焼結する際には、造滓剤としては石灰石、蛇紋岩、ニ
ッケルスラグ等が一般的に使用されてきた。しかし一方
では、焼結鉱の品質を改善するために、あるいは高炉ス
ラグ中の成分調整用に焼結原料に添加使用される造滓剤
は、最終的には高炉スラグとなって製鉄工程外に排出さ
れることになる。この高炉スラグは、従来から路盤材等
に有効利用されてきたが、今日では将来的には必ずしも
該用途だけではスラグ発生量に見合った需要は期待でき
ないと予測されており、高炉スラグの発生量を抑制する
ことが必要になってきた。このような状況下において
は、焼結原料に添加使用する造滓剤の構成割合あるいは
種類を変更して高炉スラグの脱硫機能を確保する上で重
要な作用をするMgO含有量を保持しつつ焼結鉱中のS
iO2含有量を低下させる必要がある。
て焼結する際には、造滓剤としては石灰石、蛇紋岩、ニ
ッケルスラグ等が一般的に使用されてきた。しかし一方
では、焼結鉱の品質を改善するために、あるいは高炉ス
ラグ中の成分調整用に焼結原料に添加使用される造滓剤
は、最終的には高炉スラグとなって製鉄工程外に排出さ
れることになる。この高炉スラグは、従来から路盤材等
に有効利用されてきたが、今日では将来的には必ずしも
該用途だけではスラグ発生量に見合った需要は期待でき
ないと予測されており、高炉スラグの発生量を抑制する
ことが必要になってきた。このような状況下において
は、焼結原料に添加使用する造滓剤の構成割合あるいは
種類を変更して高炉スラグの脱硫機能を確保する上で重
要な作用をするMgO含有量を保持しつつ焼結鉱中のS
iO2含有量を低下させる必要がある。
【0006】この目的を達成するためには、例えばニッ
ケルスラグから蛇紋岩への変更が考えられるが、蛇紋岩
はMgO含有量が少ないため効果が小さい。焼結鉱中の
SiO2含有量をさらに低下させるためには、(MgO
含有量/SiO2含有量)比のより高い造滓剤の選択が
必要となる。そのような条件を満たす造滓剤として近年
は、ドロマイトが一部で使用されるようになってきた。
ケルスラグから蛇紋岩への変更が考えられるが、蛇紋岩
はMgO含有量が少ないため効果が小さい。焼結鉱中の
SiO2含有量をさらに低下させるためには、(MgO
含有量/SiO2含有量)比のより高い造滓剤の選択が
必要となる。そのような条件を満たす造滓剤として近年
は、ドロマイトが一部で使用されるようになってきた。
【0007】しかしドロマイトの主要成分は、CaOと
MgOであり、それらの組成はそれぞれCaCO3、M
gCO3であり、焼結原料として使用するとそれらの熱
分解反応に多量の熱を必要とし、結果として焼結鉱の品
質低下が発生する。
MgOであり、それらの組成はそれぞれCaCO3、M
gCO3であり、焼結原料として使用するとそれらの熱
分解反応に多量の熱を必要とし、結果として焼結鉱の品
質低下が発生する。
【0008】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものであり、焼結鉱の品質低下を招く難焼
結性ドロマイトを易焼結性の製鋼スラグと選択的に組合
わせて造粒することで、焼結鉱の品質低下を防止しつ
つ、高炉スラグ発生量を抑制し、また効率的に製鋼スラ
グをリサイクルできる焼結原料の事前処理方法を提案す
ることを目的とするものである。
めになされたものであり、焼結鉱の品質低下を招く難焼
結性ドロマイトを易焼結性の製鋼スラグと選択的に組合
わせて造粒することで、焼結鉱の品質低下を防止しつ
つ、高炉スラグ発生量を抑制し、また効率的に製鋼スラ
グをリサイクルできる焼結原料の事前処理方法を提案す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、鉄鉱石を主
原料とし、さらに造滓材として石灰石やドロマイトなど
を副原料として用い、かつ石灰石の一部代替として製鋼
スラグを用いる焼結鉱製造プロセスに対する焼結原料の
事前処理方法に係り、その要旨は焼結原料を鉄鉱石、コ
ークス等の主原料群(以下A群)と、生石灰等のバイン
ダー、ヘマタイト系鉄鉱石、石灰石等のその他群(以下
B群)とに分け、該A群およびB群をそれぞれ独立して
混合、造粒した後に、各群の原料を混合して焼結原料と
なす分割造粒法を採用した焼結原料の事前処理方法にお
いて、前記B群にバインダー、ヘマタイト系鉄鉱石、石
灰石の他にさらに製鋼スラグ(易焼結性)とドロマイト
(難焼結性)を選択的に添加して混合、造粒することを
特徴とするものである。
原料とし、さらに造滓材として石灰石やドロマイトなど
を副原料として用い、かつ石灰石の一部代替として製鋼
スラグを用いる焼結鉱製造プロセスに対する焼結原料の
事前処理方法に係り、その要旨は焼結原料を鉄鉱石、コ
ークス等の主原料群(以下A群)と、生石灰等のバイン
ダー、ヘマタイト系鉄鉱石、石灰石等のその他群(以下
B群)とに分け、該A群およびB群をそれぞれ独立して
混合、造粒した後に、各群の原料を混合して焼結原料と
なす分割造粒法を採用した焼結原料の事前処理方法にお
いて、前記B群にバインダー、ヘマタイト系鉄鉱石、石
灰石の他にさらに製鋼スラグ(易焼結性)とドロマイト
(難焼結性)を選択的に添加して混合、造粒することを
特徴とするものである。
【0010】製鋼スラグ(易焼結性)の化学組成は2C
aO・SiO2、2CaO・Fe2O3を主体とするも
のである。すなわち、製鋼スラグの主成分はCaO、S
iO2、MgO等で構成されているが、その生成過程で
すでに高温処理を受けているため、自然界から採掘され
る鉱石と異なり、焼結原料として使用する過程では吸熱
反応がなく、熱的に有利である。また、前記のように2
CaO・SiO2、2CaO・Fe2O3を主要鉱物と
なしているため、通常焼結原料中にCaO源として配合
される石灰石に比べて鉄鉱石やドロマイト等との同化性
がよくなる。したがって、ドロマイトを単独で添加造粒
する従来法に比較して、ドロマイトと製鋼スラグを選択
的に混合造粒することで焼結鉱の品質を改善することが
できる。
aO・SiO2、2CaO・Fe2O3を主体とするも
のである。すなわち、製鋼スラグの主成分はCaO、S
iO2、MgO等で構成されているが、その生成過程で
すでに高温処理を受けているため、自然界から採掘され
る鉱石と異なり、焼結原料として使用する過程では吸熱
反応がなく、熱的に有利である。また、前記のように2
CaO・SiO2、2CaO・Fe2O3を主要鉱物と
なしているため、通常焼結原料中にCaO源として配合
される石灰石に比べて鉄鉱石やドロマイト等との同化性
がよくなる。したがって、ドロマイトを単独で添加造粒
する従来法に比較して、ドロマイトと製鋼スラグを選択
的に混合造粒することで焼結鉱の品質を改善することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に係る焼結原料の
事前処理方法の一実施例を示す造粒工程図であり、1は
原料ホッパー、2はコンベア、3は一次ミキサー、4は
二次ミキサー、5は注水装置、6は焼結機である。
事前処理方法の一実施例を示す造粒工程図であり、1は
原料ホッパー、2はコンベア、3は一次ミキサー、4は
二次ミキサー、5は注水装置、6は焼結機である。
【0012】すなわち、図1に示すこの発明の造粒工程
は、A系統とB系統の二つの独立した系統からなり、そ
れぞれ原料ホッパー1、ベルトコンベア2、一次ミキサ
ー3、二次ミキサー4、注水装置5とからなっている。
A系統では鉄鉱石、コークス等の主原料群からなる焼結
原料を原料ホッパー1より指定された原料配合比率に応
じてベルトコンベア2上に切出して一次ミキサー3にて
混合した後、二次ミキサー4で注水装置5より注水しな
がら混合することで造粒し、B系統ではバインダー、ヘ
マタイト系鉄鉱石、石灰石等からなるその他群を原料ホ
ッパー1より指定された原料配合比率に応じてベルトコ
ンベア2上に切出するとともに、さらに製鋼スラグとド
ロマイトを選択的に切出して一次ミキサー3にて混合
し、しかる後二次ミキサー4で注水装置5より注水しな
がら混合することで造粒する。そして、このA系統、B
系統で独立して混合、造粒された原料は各系統の最終ベ
ルトコンベアで合流することで軽混合作用を受けた後、
焼結機6へ装入される。
は、A系統とB系統の二つの独立した系統からなり、そ
れぞれ原料ホッパー1、ベルトコンベア2、一次ミキサ
ー3、二次ミキサー4、注水装置5とからなっている。
A系統では鉄鉱石、コークス等の主原料群からなる焼結
原料を原料ホッパー1より指定された原料配合比率に応
じてベルトコンベア2上に切出して一次ミキサー3にて
混合した後、二次ミキサー4で注水装置5より注水しな
がら混合することで造粒し、B系統ではバインダー、ヘ
マタイト系鉄鉱石、石灰石等からなるその他群を原料ホ
ッパー1より指定された原料配合比率に応じてベルトコ
ンベア2上に切出するとともに、さらに製鋼スラグとド
ロマイトを選択的に切出して一次ミキサー3にて混合
し、しかる後二次ミキサー4で注水装置5より注水しな
がら混合することで造粒する。そして、このA系統、B
系統で独立して混合、造粒された原料は各系統の最終ベ
ルトコンベアで合流することで軽混合作用を受けた後、
焼結機6へ装入される。
【0013】
【実施例】表1、表2、表3に示す化学成分を有する鉄
鉱石と造滓材(ドロマイト)および製鋼スラグを表4に
示す条件で配合造粒し、この焼結原料を図2に示す鍋試
験装置により焼結鉱を製造し、得られた焼結鉱を放冷後
2mの高さ位置からの自然落下処理を1回行い、その1
0mm以上の粒度の材料を回収して焼結鉱の品質を調査
した結果を表5に示す。本実施例で使用した原料の粒度
はすべて10mm以下とし、表4に示す各ケースにおい
ては成品中のSiO2含有量およびCaO/SiO2が
同一になるように配合した。また、焼結原料の配合造粒
は図1に示す造粒工程にて行った。なお、図2に示す鍋
試験装置は、前記の造粒された焼結配合原料7を試験鍋
8に装入し、表面着火用プロパンガスバーナー9で原料
表面を加熱することで表層原料中の粉コークスに着火さ
れるように構成され、試験鍋8の下部に集塵用サイクロ
ン10を介して接続された排気ブロワー11の排気作用
により原料中の粉コークスが燃焼し、原料層下部まで完
全に粉コークスが燃焼完了した時点で原料の焼成が完了
する仕組みとなっている。
鉱石と造滓材(ドロマイト)および製鋼スラグを表4に
示す条件で配合造粒し、この焼結原料を図2に示す鍋試
験装置により焼結鉱を製造し、得られた焼結鉱を放冷後
2mの高さ位置からの自然落下処理を1回行い、その1
0mm以上の粒度の材料を回収して焼結鉱の品質を調査
した結果を表5に示す。本実施例で使用した原料の粒度
はすべて10mm以下とし、表4に示す各ケースにおい
ては成品中のSiO2含有量およびCaO/SiO2が
同一になるように配合した。また、焼結原料の配合造粒
は図1に示す造粒工程にて行った。なお、図2に示す鍋
試験装置は、前記の造粒された焼結配合原料7を試験鍋
8に装入し、表面着火用プロパンガスバーナー9で原料
表面を加熱することで表層原料中の粉コークスに着火さ
れるように構成され、試験鍋8の下部に集塵用サイクロ
ン10を介して接続された排気ブロワー11の排気作用
により原料中の粉コークスが燃焼し、原料層下部まで完
全に粉コークスが燃焼完了した時点で原料の焼成が完了
する仕組みとなっている。
【0014】表5の結果より、ドロマイトと製鋼スラグ
を選択造粒した本発明の事前処理方法によれば、落下強
度および還元粉化指数共に改善できることがわかる。
を選択造粒した本発明の事前処理方法によれば、落下強
度および還元粉化指数共に改善できることがわかる。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】
【0020】
【表6】
【0021】次に、ドロマイトと製鋼スラグの配合量と
焼結鉱品質の関係を調べるため、表6に示す原料配合割
合での試験を実施し、その品質測定結果を図3に示す。
図3の結果より、ドロマイトと製鋼スラグを選択造粒す
る場合には、両者の合計配合比は6.0%が最適であ
り、それ以上の配合比ではRDIおよびSI等の品質悪
化が見られた。これはドロマイトと製鋼スラグの高配合
ではMgOの増加および石灰石配合比低下となることで
相対的にカルシウムフェライト(2CaO・Fe
2O3)量が低下することが原因と推定される。
焼結鉱品質の関係を調べるため、表6に示す原料配合割
合での試験を実施し、その品質測定結果を図3に示す。
図3の結果より、ドロマイトと製鋼スラグを選択造粒す
る場合には、両者の合計配合比は6.0%が最適であ
り、それ以上の配合比ではRDIおよびSI等の品質悪
化が見られた。これはドロマイトと製鋼スラグの高配合
ではMgOの増加および石灰石配合比低下となることで
相対的にカルシウムフェライト(2CaO・Fe
2O3)量が低下することが原因と推定される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したごとく、この発明方法によ
れば、難焼結性のドロマイトを製鋼スラグと選択的に組
合わせて造粒することによって、両者の特性を相互に組
合わせて利用することができるので、焼結鉱の品質を低
下させることなく焼結鉱のSiO2含有率を低減させる
ための手段としてのドロマイト使用が可能となり、また
合わせて製鋼スラグの効率的なリサイクルが可能となる
など、工業的に大なる効果を奏する。
れば、難焼結性のドロマイトを製鋼スラグと選択的に組
合わせて造粒することによって、両者の特性を相互に組
合わせて利用することができるので、焼結鉱の品質を低
下させることなく焼結鉱のSiO2含有率を低減させる
ための手段としてのドロマイト使用が可能となり、また
合わせて製鋼スラグの効率的なリサイクルが可能となる
など、工業的に大なる効果を奏する。
【図1】この発明に係る焼結原料の事前処理方法の一実
施例を示す造粒工程図である。
施例を示す造粒工程図である。
【図2】この発明の実施例における鍋試験装置を示す概
略図である。
略図である。
【図3】この発明の実施例における焼結鉱品質の測定結
果を示す図である。
果を示す図である。
1 原料ホッパー 2 コンベア 3 一次ミキサー 4 二次ミキサー 5 注水装置 6 焼結機 7 焼結配合原料 8 試験鍋 9 表面着火用プロパンガスバーナー 10 集塵用サイクロン 11 排気ブロワー
Claims (1)
- 【請求項1】 焼結原料を鉄鉱石、コークス等の主原料
群(以下A群)と、生石灰等のバインダー、ヘマタイト
系鉄鉱石、石灰石等のその他群(以下B群)とに分け、
該A群およびB群をそれぞれ独立して混合、造粒した後
に、各群の原料を混合して焼結原料となす分割造粒法を
採用した焼結原料の事前処理方法において、前記B群に
バインダー、ヘマタイト系鉄鉱石、石灰石の他にさらに
製鋼スラグとドロマイトを選択的に添加して混合、造粒
することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5432898A JPH11229046A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 焼結原料の事前処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5432898A JPH11229046A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 焼結原料の事前処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11229046A true JPH11229046A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12967533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5432898A Pending JPH11229046A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | 焼結原料の事前処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11229046A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010085635A3 (en) * | 2009-01-22 | 2010-12-09 | Nu-Iron Technology, Llc | Production of iron from metallurgical waste |
| KR20160025094A (ko) * | 2014-08-26 | 2016-03-08 | (주)유진에코씨엘 | 제강슬래그를 이용한 소결광 제조방법 |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP5432898A patent/JPH11229046A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010085635A3 (en) * | 2009-01-22 | 2010-12-09 | Nu-Iron Technology, Llc | Production of iron from metallurgical waste |
| US8535411B2 (en) | 2009-01-22 | 2013-09-17 | Nu-Iron Technology, Llc | Production of iron from metallurgical waste |
| KR20160025094A (ko) * | 2014-08-26 | 2016-03-08 | (주)유진에코씨엘 | 제강슬래그를 이용한 소결광 제조방법 |
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