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JPH11228576A - アポトーシス抑制剤 - Google Patents

アポトーシス抑制剤

Info

Publication number
JPH11228576A
JPH11228576A JP9365239A JP36523997A JPH11228576A JP H11228576 A JPH11228576 A JP H11228576A JP 9365239 A JP9365239 A JP 9365239A JP 36523997 A JP36523997 A JP 36523997A JP H11228576 A JPH11228576 A JP H11228576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
methyl
lower alkyl
optionally substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9365239A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakamura
健 中村
Hirotaka Isojima
裕隆 磯島
Jiyunji Maruhashi
潤二 圓橋
Masanori Baba
昌範 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP9365239A priority Critical patent/JPH11228576A/ja
Publication of JPH11228576A publication Critical patent/JPH11228576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過剰のアポトーシスが原因で起こる疾患、例
えばエイズ等の予防及び治療薬を提供する。 【解決手段】 一般式〔I〕 【化1】 (式中、R1は置換されてもよいアリール基又は置換さ
れてもよいヘテロアリール基を表し、R3は低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基、シクロアルキル基、低級アル
キニル基、置換されてもよいアリール基又は置換されて
もよいヘテロアリール基等を表し、R4は水素原子、水
酸基、ハロゲン原子又は低級アルキル基を表し、R5
水素原子又はハロゲン原子を表すか、あるいはR4とR5
が一緒になってオキソ基を表し、R21は水素原子又は低
級アルキル基を表し、環Aはベンゼン環、ピリジン環又
はチオフェン環を表し、Wは窒素原子又はCH基を表
す。)で示される化合物若しくはその医薬的に許容され
る塩を含有してなるアポトーシス抑制剤又は抗ウイルス
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリアゼピン化合
物又はジアゼピン化合物を有効成分とするアポトーシス
抑制剤、より具体的にはFas拮抗剤及び抗ウイルス剤
に関する。本発明はまた、Fas拮抗作用及び抗ウイル
ス作用を有する新規トリアゼピン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】多細胞生物においては個体発生の過程に
おいて多くの細胞が細胞死により除去されている。この
細胞死は、あらかじめ決められたプログラムによって起
こっていると推測されている。また、成体においても、
一方で細胞分裂により細胞数が増えると、他方で細胞死
が起こり、全体の細胞数のバランスを保っていると考え
られている。ワイリー(Wyllie)らは、死につつある細
胞の形態を電子顕微鏡で観察し、細胞死を形態学的に二
種類、即ちネクローシスとアポトーシスに分類した〔In
t. Cytol., 68, 251-306 (1980)〕。
【0003】ネクローシスの場合には、初期の段階で細
胞膜の透過性が増大し、核やミトコンドリアなどの細胞
内小器官が膨潤し、やがてライソゾームの破壊が起き、
放出した蛋白分解酵素などにより細胞が破壊する。一
方、アポトーシスの場合には、ミトコンドリアやライソ
ゾームの構造には大きな変化は認められず、初期の段階
で核内で染色体が凝縮し、細胞質も収縮する。同時に核
(DNA)がいくつかの部分に断片化されたり、細胞表
面に泡のような構造が生じた後、アポトーシス小体と呼
ばれるミニ細胞に分かれることもある。外的原因によっ
て起こる、いわば受動的な死は主としてネクローシスに
よって起こるのに対し、発生や分化あるいは組織のター
ンオーバーの過程で見られるあらかじめプログラムされ
た細胞死はアポトーシスによって起こると考えられてい
る。
【0004】アポトーシスのシグナルを細胞外から伝え
る物質に腫瘍壊死因子−α(tumornecrosis factor-
α;TNF−α)やFasリガンド(FasL)等の物
質が知られている〔サイエンス,267巻,1449〜
1456頁(1995年)[Science, 267(5203), 1449-
1456 (1995)]〕。FasLやTNF−αはそれぞれ特異
的な受容体であるFas(APO−1、CD95とも呼
ばれる)、TNFレセプター1(TNF−R1、TNF
レセプターp55とも呼ばれる)、TNFレセプター2
(TNF−R2、TNFレセプターp75とも呼ばれ
る)を介してメッセージを伝える。これらの受容体はT
NF−Rスーパーファミリーと呼ばれ、いくつかの特異
的な構造的特徴を示す。FasL、TNF−αは三量体
のリガンドとして分泌され、受容体に結合すると受容体
の三量体形成を促す。そしてその受容体複合体より細胞
死のシグナルが核に伝わり、細胞死を誘導する。
【0005】FasLとTNF−αでは細胞死を誘導す
るまでの時間が異なり、FasLの方がTNF−αより
速やかに細胞死を誘導する。しかし、これらの細胞死誘
導機構は、インターロイキン1β変換酵素(interleuki
n-1β converting enzyme;ICE)又はICE様プロ
テアーゼがこれらの物質の受容体を介するアポトーシス
に共通のエフェクターではないかと考えられている。
【0006】これまで、Fas/FasLを介した免疫
反応は、ウイルス感染による臓器障害や、肝炎、エイズ
等のウイルス性疾患、移植片対宿主病(GVHD)、自
己免疫疾患、潰瘍性大腸炎の発症等に関与していること
が指摘されている。又、多様なTNF−αの作用のう
ち、細胞障害活性、抗ウイルス活性、抗寄生虫活性、敗
血症ショック、多臓器不全など、ほとんどはp55を介
しているといわれている。エイズの場合、CD4陽性T
細胞に誘導されるFas/FasLを介した細胞死が注
目されている。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者
の末梢T細胞にFasが強く発現しており、且つ抗Fa
s抗体に対する感受性が高いことが報告されている〔ブ
ラッド,83巻,5624〜5628頁(1994年)
[Blood, 83, 5624-5628 (1994)]〕。又、TNF−αは
HIV感染からエイズ発症に伴い血中で増加する〔アメ
リカン ジャーナル オブ メディシン,85巻,28
9〜291頁(1988年)[Am. J. Med., 85, 289-29
1 (1988)]〕。さらに、HIV感染者から分離したリン
パ球をTNF−αで刺激するとHIV産生が高まること
が示唆されている〔ランセット,1206〜1207頁
(1989年)[Lancet, 1206-1207 (1989)]〕。
【0007】健常者末梢血には通常1μl当たり1000個
程のCD4陽性細胞が存在するが、エイズ患者はそれが
数個にまで減少してしまい、免疫機構が破綻してしま
う。ところが、HIV感染細胞は病態が最も進行したエ
イズ患者でも、末梢血リンパ球細胞の多くて1%程度、
通常は0.01%程度であることが明らかにされている。そ
こで、CD4陽性T細胞の死の原因として考えられてい
るのはアポトーシスである。
【0008】アメイセン(Ameisen)とカプロン(Capro
n)はHIV感染が、CD4陽性T細胞の活性化を引き
起こし、そのことがCD4陽性細胞のアポトーシスによ
る死滅を引き起こすのではないかという考えを提唱して
いる。HIV未感染のCD4陽性細胞も、感染細胞から
遊離したフリーのgp120蛋白のCD4分子への結合
により活性化され、HIV感染なくして死ぬことが考え
られる。又、HIV感染患者T細胞アポトーシスはIL
−2を添加することによって阻止されるとの報告〔臨床
免疫,第29巻第1号,78頁〕もある。
【0009】以上のことから、過剰のアポトーシスを抑
制する化合物ができるならば、このような過剰のアポト
ーシスが原因で起こる疾患、例えばエイズ等のウイルス
疾患をはじめとして、ウイルス感染による肝炎等の臓器
障害、GVHD、自己免疫疾患、あるいは敗血症ショッ
ク、多臓器不全等の疾患の治療に有用であると考えられ
る。
【0010】アポトーシス抑制活性を有する化合物とし
ては、国際公開WO97/07805号明細書に、一般
【化12】 (R1は水素,アルコキシ又はハロゲン;R2はカルバモ
イル;R3、R4は水素,アシルオキシ,アリールチオ,
ヘテロ環チオ,スルフィニル,スルホニル又は臭素;m
は1又は2を表す。)で示される化合物が記載されてお
り、国際公開WO97/08174号明細書に、一般式
【化13】 (R1は水素,アルコキシ又はハロゲン;R2はアルコキ
シ又はアリールオキシ;R3は水素,アシルオキシ,ア
リールチオ,ヘテロ環チオ;mは1又は2を表す。)で
示される化合物が記載されているが、これらの刊行物、
本発明のようなトリアゼピン化合物又はジアゼピン化合
物に関する開示はない。
【0011】一方、トリアゼピン化合物としては、国際
公開WO96/16062号明細書(特開平8−225
546号公報)に、一般式
【化14】 〔式中、R1はアリール又はヘテロアリール;R2はH,
水酸基,ハロゲン原子又は低級アルキル;R4はH又は
ハロゲン原子,又はR2とR4はカルボニル基を形成し;
3はH,低級アルキル,低級アルコキシ,シクロアル
キル,アリール,ヘテロアリール,−X−Y {Xは−
(CH2m− ,−CO− ,−COCH2− ,−N
HCH2− ,−CH2NH− ,−OCH2− ,−
(CH2nO− 等;Yはハロゲン原子,シクロアルキ
ル,アリール又はヘテロアリール}等;Aはベンゼン環
又はチオフェン環を表す。〕で示される化合物が骨粗鬆
症治療薬として記載されている。
【0012】又、ある種のトリアゼピン骨格を有する化
合物に関して、抗けいれん作用、筋弛緩作用、鎮静、抗
不安作用、精神安定作用を有することが報告されている
〔米国特許明細書第4144233号、米国特許明細書
第5091381号、米国特許明細書第3891666
号、米国特許明細書第3880878号〕。
【0013】しかしながら、これらの刊行物には本発明
のようなトリアゼピン化合物がアポトーシス抑制作用及
び抗ウイルス作用を有することは開示されていないし、
後述の一般式〔II〕及び一般式〔III〕で表される本発
明化合物は記載されていない。
【0014】さらに、ジアゼピン化合物としては、国際
公開WO93/07129号明細書(米国特許第559
3988号明細書、ヨーロッパ特許638560号明細
書)に、一般式
【化15】 〔式中、Arはアリール又はヘテロアリール;Xは酸素原
子又は硫黄原子,又はYと結合して=N−N=C
(R6)− ,=N−C(R5)=C(R6)− ,=C
(R5)−N=C(R6)− ,=N−O−CO− 又は
=N−N(R5)−CO− を形成し;環Qは
【化16】 を表す。〕で示される化合物が骨粗鬆症治療薬として記
載されている。
【0015】又、ある種のトリアゾロジアゼピン化合物
が細胞接着阻害作用(特開平7−179417号公
報)、PAF拮抗作用(特開平5−86067号公報、
特開平2−49787号公報、特開平2−256681
号公報)又は冠血管拡張作用(特開昭64−79185
号公報)を有することが報告されている。
【0016】しかしながら、これらの刊行物には本発明
のようなジアゼピン化合物がアポトーシス抑制作用及び
抗ウイルス作用を有することは開示されていないし、後
述の一般式〔II〕及び一般式〔III〕で表される本発明
化合物は記載されていない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規なアポ
トーシス抑制薬、例えば抗ウイルス薬、特に抗HIV薬
を提供することを目的とする。又本発明は、前記アポト
ーシス抑制薬の有効成分として有用な新規化合物を提供
することを目的とする。さらに本発明は、過剰なアポト
ーシスに起因する種々の疾患、例えば肝炎等の臓器障
害、GVHD、自己免疫疾患、潰瘍性大腸炎等の予防又
は治療方法、並びにウイルス、特にHIVによる疾患の
予防又は治療方法を提供することを目的とする。又さら
に本発明は、トリアゼピン化合物又はジアゼピン化合物
の新規な用途を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題に
鑑み、有用なアポトーシス抑制薬を探索すべく鋭意研究
を行った結果、下記一般式〔I〕で示されるトリアゼピ
ン化合物又はジアゼピン化合物が、顕著なアポトーシス
抑制作用を有することを見い出し、本発明を完成した。
【0019】本発明は、下記一般式〔I〕で示される化
合物又はその医薬的に許容される塩を有効成分として含
有するアポトーシス抑制薬、例えば抗ウイルス薬、特に
抗HIV薬に関する。本発明はまた、前記アポトーシス
抑制作用、例えば抗ウイルス作用、特に抗HIV作用を
有する新規トリアゼピン化合物に関する。又さらに本発
明は、下記一般式〔I〕で示される化合物又はその製薬
上許容される塩を投与することからなる過剰なアポトー
シスに起因する種々の疾患の予防又は治療方法、又はウ
イルスによる疾患、特にエイズの予防又は治療方法に関
する。
【0020】本発明における下記一般式〔I〕で示され
る化合物は、後述の試験例からも明らかな通り、優れ
た、Fasリガンド産生抑制作用、FasリガンドmR
NA上昇抑制作用、TNF−α産生抑制作用、IFN−
γ産生抑制作用、HIV−1増殖抑制作用、肝炎抑制作
用を有し、しかもアポトーシス阻害作用を有するIL−
2産生に対してはほとんど悪影響しない。よってこれら
の化合物はアポトーシスが関与する種々の疾患、例えば
HIV等に対する抗ウイルス剤、あるいは肝炎等の臓器
障害治療剤、GVHD治療剤、自己免疫疾患治療剤、潰
瘍性大腸炎治療剤等として有用である。さらに特筆すべ
きは、本発明化合物はアポトーシス抑制のみならずHI
Vの増殖を直接抑制することである。より詳しくは、下
記(1)〜(7)に示す通りである。
【0021】(1) Fasリガンド産生抑制作用及び
TNF−α産生抑制作用を有する化合物を含有してなる
アポトーシス抑制剤であって、該化合物がトリアゼピン
又はジアゼピンからなる七員環と2乃至4個の窒素原子
を含む五員環との縮合環化合物であることを特徴とする
アポトーシス抑制剤。
【0022】(2) 一般式〔I〕
【化17】 〔式中、R1は置換されてもよいアリール基又は置換さ
れてもよいヘテロアリール基を表し;R2は水酸基,低
級アルコキシ基,アラルキルオキシ基又は
【化18】 [ここで、R3は水素原子,低級アルキル基,シクロア
ルキル基,低級アルキニル基,シアノ基,アシル基,置
換されてもよいアリール基,置換されてもよいヘテロア
リール基,−CR6=CR78 (ここで、R6,R7
びR8は同一又は異なって水素原子,ハロゲン原子,低
級アルキル基又は置換されてもよいアリール基を表
す。),−CR9=N−R10 (ここで、R9は水素原子
又は低級アルキル基を表し、R10は低級アルキル基、水
酸基又は低級アルコキシ基を表す。),−(CH2j
OR11 (ここで、R11は低級アルキル基又は置換され
てもよいアリール基を表し、jは0又は1乃至5の整数
を表す。),−(CH2j−CO212 (ここで、R
12は水素原子,低級アルキル基,シクロアルキル基,置
換されてもよいアリール基,アラルキル基又は置換され
てもよいヘテロアリール基を表し、jは前記と同様の意
味を表す。),−CONR2526 <ここで、R25,R
26はそれぞれ同一又は異なって水素原子、低級アルキル
基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルコキシ
基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘ
テロアリール基又はR25とR26が一緒になって−(CH
2p−Z−(CH2r− {ここで、Zは酸素原子、N
−Ak (Akは前記と同様の意味を表す。)又は単結合を
表し、p,rは同一又は異なって1乃至3の整数を表
す。)を表す。}を表す。>,−CONHNHCHO
【化19】 (ここで、R13及びR14は同一又は異なって水素原子,
低級アルキル基,低級アルコキシ基,水酸基,ハロゲン
原子,ニトロ基又はアミノ基を表し、Akは低級アルキル
基を表し、R12は前記と同様の意味を表す。)又は−X
−Y {ここで、Xは−(CH2k− ,−CO− ,
−COCH2− ,−NH−,−NHCH2− ,−CH
2NH− ,−CH2NHCO− ,−OCH2− ,−
(CH2kO− 又は −CH2S− (ここで、kは
1乃至4の整数を表す。)を表し、Yはハロゲン原子,
シクロアルキル基,アミノ基,一若しくは二置換アミノ
基,置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘ
テロアリール基又は−N2 を表す。}を表し、R4は水
素原子,水酸基,ハロゲン原子又は低級アルキル基を表
し、R5は水素原子又はハロゲン原子を表すか、あるい
はR4とR5が一緒になってそれらが結合する炭素原子と
ともにカルボニル基を形成する。]を表すか、あるいは
BがCH基を表すとき、
【化20】 (ここで、Ra,Rbは同一又は異なって水素原子,低級
アルキル基,シクロアルキル基,シクロアルキルアルキ
ル基,アラルキル基,置換されてもよいアリール基,置
換されてもよいヘテロアリール基,ヘテロアリールアル
キル基又はアシル基を表し、Rc,Rc’は同一又は異な
って水素原子、低級アルキル基又はアラルキル基を表
し、Rdは低級アルキル基,低級アルケニル基,低級ア
ルキニル基,シクロアルキル基,シクロアルキルアルキ
ル基,アラルキル基,置換されてもよいアリール基,置
換されてもよいヘテロアリール基又はヘテロアリールア
ルキル基を表し、Uは酸素原子又は硫黄原子を表し、a
は0,1又は2を表し、mは0又は1乃至6の整数を表
す。)を表し;環Aは
【化21】 {ここで、R15,R16は同一又は異なって水素原子,ハ
ロゲン原子,低級アルキル基(該低級アルキル基はハロ
ゲン原子,水酸基,低級アルコキシ基,カルボキシ基,
シアノ基,ニトロ基,アミノ基,一若しくは二置換アミ
ノ基,低級アルコキシカルボニル基,アラルキルオキシ
カルボニル基,カルバモイル基,一若しくは二置換アミ
ノカルボニル基又はアシルオキシ基により置換されても
よい。),シクロアルキル基,アラルキル基,低級アル
キル基で置換されたアラルキル基,低級アルケニル基,
低級アルキニル基,水酸基,低級アルコキシ基,カルボ
キシ基,シアノ基,ニトロ基,アミノ基,一若しくは二
置換アミノ基,低級アルコキシカルボニル基,アラルキ
ルオキシカルボニル基,カルバモイル基,一若しくは二
置換アミノカルボニル基,アシル基又はアシルオキシ基
を表す。}を表し;Bは窒素原子又はC−R17 {ここ
で、R17は水素原子又は−CO218 (ここで、R18
は水素原子,低級アルキル基,置換されてもよいアリー
ル基又はアラルキル基を表す。)を表すか、R2と一緒
になってそれらが結合する炭素原子とともに
【化22】 (ここで、R19は水素原子,低級アルキル基,シクロア
ルキル基,シクロアルキルアルキル基,アラルキル基,
置換されてもよいアリール基,置換されてもよいヘテロ
アリール基又はヘテロアリールアルキル基を表し、R20
は水素原子,低級アルキル基又はアラルキル基を表し、
nは0又は1を表す。)を表す。}を表し;Vは窒素原
子又はC−R21 (ここで、R21は水素原子又は低級ア
ルキル基を表す。)を表し;Wは窒素原子又はCH基を
表す。〕で示される化合物又はその医薬的に許容される
塩を含有してなるアポトーシス抑制剤。
【0023】(3) 一般式〔I〕のうち、Bが窒素原
子である化合物又はその医薬的に許容される塩を含有し
てなる上記(2)に記載のアポトーシス抑制剤。
【0024】(4) 一般式〔I〕で示される化合物又
はその医薬的に許容される塩を含有してなる抗ウイルス
剤。
【0025】(5) ウイルスがHIVである上記
(4)に記載の抗ウイルス剤。
【0026】(6) 一般式〔II〕
【化23】 〔式中、R21’は水素原子又は低級アルキル基を表し、
22,R23は同一又は異なって水素原子,低級アルキル
基又はアリール基を表すか、R22とR23が一緒になって
【化24】 (ここで、Z、p、rはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)を表し;R2,環A,B,V,Wはそれぞれ前記
と同様の意味を表す。〕で示される化合物又はその医薬
的に許容される塩。
【0027】(7) 一般式〔III〕
【化25】 〔式中、R3’は
【化26】 [ここで、Reはピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾ
リル基、イソオキサゾリル基、低級アルキル基で置換さ
れてもよいトリアゾリル基、[1,3,4]オキサジア
ゾリル基、[1,2,3]チアジアゾリル基、イミダゾ
リニル基、オキサゾリニル基、2−オキソイミダゾリジ
ニル基、ベンズイミダゾリル基、フタルイミド基、マレ
イミド基又は
【化27】 (ここで、R25,R26はそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)を表し、Rf,Rgはそれぞれ水素原子を表すか又
はRfとRgが一緒になってカルボニル基を表し、Tは酸
素原子,硫黄原子又はNH基を表す。]を表す。〕で示
される化合物又はその医薬的に許容される塩。
【0028】本明細書において使用する各置換基の定義
は次の通りである。「アリール基」とは、炭素数6乃至
12個のフェニル基、ナフチル基又はビフェニル基を表
し、好ましくはフェニル基である。
【0029】「置換されてもよいアリール基」とは、上
記「アリール基」で示したものの環上に1乃至3個の置
換基を有してもよいものを表す。その置換基としてはハ
ロゲン原子、低級アルキル基、ハロアルキル基、アラル
キル基、水酸基、低級アルコキシ基、メチレンジオキシ
基、ハロアルキルオキシ基、アラルキルオキシ基、低級
アルキルチオ基、シアノ基、カルボキシ基、低級アルコ
キシカルボニル基、アシル基、ニトロ基、アミノ基、一
若しくは二置換アミノ基、カルバモイル基、一若しくは
二置換アミノカルボニル基、イミド基、低級アルキルス
ルホニル基、環状アミノスルホニル基、アミジノ基、ア
シルオキシ基、ジアルキルアミノアルコキシ基、ジアル
キルアミノメチルイミノ基(例えば−N=CH−NMe
2 等。)、ピロリル基、2−オキソオキサゾリジニル
基、ジヒドロイミダゾリル基、イミダゾリル基、2−メ
ルカプトイミダゾリル基、ピラゾリル基、ジヒドロオキ
サゾリル基、イソオキサゾリル基、トリアゾリル基、ア
ルキルトリアゾリル基、オキサジアゾリル基、テトラゾ
リル基、アルキルテトラゾリル基、ベンズイミダゾリル
基又はウレイド基等が挙げられる。又、同時に二種類以
上で置換されてもよいが、好ましくは一置換であり、置
換位置については化学的に許容されるならば特に制限さ
れるものではない。
【0030】置換基として好ましくはハロゲン原子、低
級アルキル基、ハロアルキル基、水酸基、低級アルコキ
シ基、メチレンジオキシ基、ハロアルキルオキシ基、ア
ラルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、シアノ基、カ
ルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、アシル基、
ニトロ基、アミノ基、一若しくは二置換アミノ基(特に
低級アルキルで置換されたアミノ基、アシルアミノ基、
アルコキシカルボニルアミノ基、N−アルキル−N−ア
ルコキシカルボニルアミノ基、N−アルキル−N−アシ
ルアミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基又はビス
低級アルキルスルホニルアミノ基。)、カルバモイル
基、一若しくは二置換アミノカルボニル基(特に低級ア
ルキルで置換されたアミノカルボニル基、N−アルキル
−N−アルコキシアミノカルボニル基、環状アミノカル
ボニル基又はヒドラジノカルボニル基。)、イミド基、
アルキルスルホニル基、環状アミノスルホニル基、アミ
ジノ基、ジアルキルアミノアルコキシ基、−N=CH−
NMe2 、1−ピロリル基、2−オキソ−1−オキサ
ゾリジニル基、1−イミダゾリル基、2−イミダゾリル
基、4,5−ジヒドロ−2−イミダゾリル基、2−メル
カプト−1−イミダゾリル基、3−ピラゾリル基、4,
5−ジヒドロ−2−オキサゾリル基、5−イソオキサゾ
リル基、3−トリアゾリル基、5−メチル−3−トリア
ゾリル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、テトラゾ
リル基、アルキルテトラゾリル基、2−ベンズイミダゾ
リル基又はウレイド基等である。
【0031】置換基として特に好ましくはフッ素原子、
塩素原子、臭素原子、メチル基、メトキシ基、メチレン
ジオキシ基、メチルチオ基、シアノ基、カルボキシ基、
メトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル
基、ニトロ基、N−アセチル−N−メチルアミノ基、メ
チルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル
基、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチルアミノカル
ボニル基、ジプロピルアミノカルボニル基、アゼチジニ
ルカルボニル基、ピロリジニルカルボニル基、ヒドラジ
ノカルボニル基、メチルスルホニル基、ピロリジニルス
ルホニル基、アミジノ基、2−オキソ−1−オキサゾリ
ジニル基、2−イミダゾリル基、4,5−ジヒドロ−2
−イミダゾリル基、4,5−ジヒドロ−2−オキサゾリ
ル基、3−トリアゾリル基、5−メチル−3−トリアゾ
リル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、3−エチル
−1−ウレイド基、3,3−ジメチル−1−ウレイド
基、3,3−ジエチル−1−ウレイド基、3−メチル−
3−フェニル−1−ウレイド基、ピロリジニルカルボニ
ルアミノ基又はモルホリノカルボニルアミノ基等であ
る。
【0032】R1における置換されてもよいアリール基
の置換基として好ましくはハロゲン原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、カルボキシ基、低級アルコキシ
カルボニル基、ニトロ基、アミノ基、一若しくは二置換
アミノ基(特にアルコキシカルボニルアミノ基。)又は
ウレイド基等であり、R3における置換されてもよいア
リール基の置換基として好ましくはハロゲン原子、低級
アルキル基、ハロアルキル基、水酸基、低級アルコキシ
基、メチレンジオキシ基、ハロアルキルオキシ基、アラ
ルキルオキシ基、低級アルキルチオ基、シアノ基、カル
ボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、アシル基、ニ
トロ基、アミノ基、一若しくは二置換アミノ基(特に低
級アルキルで置換されたアミノ基、アシルアミノ基、ア
ルコキシカルボニルアミノ基、N−アルキル−N−アル
コキシカルボニルアミノ基、N−アルキル−N−アシル
アミノ基、低級アルキルスルホニルアミノ基又はビス低
級アルキルスルホニルアミノ基。)、カルバモイル基、
一若しくは二置換アミノカルボニル基(特に低級アルキ
ルで置換されたアミノカルボニル基、N−アルキル−N
−アルコキシアミノカルボニル基、環状アミノカルボニ
ル基又はヒドラジノカルボニル基。)、イミド基、アル
キルスルホニル基、環状アミノスルホニル基、アミジノ
基、ジアルキルアミノアルコキシ基、−N=CH−NM
2 、1−ピロリル基、2−オキソ−1−オキサゾリ
ジニル基、1−イミダゾリル基、2−イミダゾリル基、
4,5−ジヒドロ−2−イミダゾリル基、2−メルカプ
ト−1−イミダゾリル基、3−ピラゾリル基、4,5−
ジヒドロ−2−オキサゾリル基、5−イソオキサゾリル
基、3−トリアゾリル基、5−アルキル−3−トリアゾ
リル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、テトラゾリ
ル基、アルキルテトラゾリル基又は2−ベンズイミダゾ
リル基等である。
【0033】R1における置換されてもよいアリール基
の置換基として特に好ましくは塩素原子、臭素原子、メ
チル基、メトキシ基、カルボキシ基、メトキシカルボニ
ル基、tert−ブトキシカルボニル基、ニトロ基、ア
ミノ基、tert−ブトキシカルボニルアミノ基、3−
エチル−1−ウレイド基、3,3−ジメチル−1−ウレ
イド基、3,3−ジエチル−1−ウレイド基、3−メチ
ル−3−フェニル−1−ウレイド基、ピロリジニルカル
ボニルアミノ基又はモルホリノカルボニルアミノ基等で
あり、R3における置換されてもよいアリール基の置換
基として特に好ましくはフッ素原子、塩素原子、臭素原
子、メチル基、tert−ブチル基、トリフルオロメチ
ル基、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、メチレンジオ
キシ基、トリフルオロメトキシ基、ベンジルオキシ基、
メチルチオ基、シアノ基、カルボキシ基、メトキシカル
ボニル基、アセチル基、ニトロ基、アミノ基、ジメチル
アミノ基、ホルミルアミノ基、アセチルアミノ基、メト
キシカルボニルアミノ基、N−メトキシカルボニル−N
−メチルアミノ基、N−アセチル−N−メチルアミノ
基、メタンスルホニルアミノ基、ビスメタンスルホニル
アミノ基、カルバモイル基、メチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカル
ボニル基、ジエチルアミノカルボニル基、ジプロピルア
ミノカルボニル基、N−メトキシ−N−メチルアミノカ
ルボニル基、アゼチジニルカルボニル基、ピロリジニル
カルボニル基、4−メチルピペラジニルカルボニル基、
ヒドラジノカルボニル基、スクシンイミド基、マレイン
イミド基、フタルイミド基、メチルスルホニル基、ピロ
リジニルスルホニル基、アミジノ基、2−ジメチルアミ
ノエトキシ基、−N=CH−NMe2 、1−ピロリル
基、2−オキソ−1−オキサゾリジニル基、1−イミダ
ゾリル基、2−イミダゾリル基、4,5−ジヒドロ−2
−イミダゾリル基、2−メルカプト−1−イミダゾリル
基、3−ピラゾリル基、5−イソオキサゾリル基、5−
メチル−3−トリアゾリル基、1,3,4−オキサジア
ゾリル基、テトラゾリル基、1−メチルテトラゾリル
基、2−メチルテトラゾリル基又は2−ベンズイミダゾ
リル基等である。
【0034】「ヘテロアリール基」とは、ヘテロ原子と
して窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を少なくとも1個
環内に含む5員乃至6員の不飽和環を表し、縮合環であ
ってもよく、一部飽和されていてもよい。例えばピリジ
ル基、ピリジン−1−オキシド基、チエニル基、チアゾ
リル基、イソオキサゾリル基、オキサジアゾリル基、ト
リアゾリル基、インドリル基、キノリル基、フリル基、
ベンゾフリル基、1H−ベンズイミダゾール−2−イル
基又は2−ベンゾチアゾリル基等が挙げられる。好まし
くはピリジル基、ピリジン−1−オキシド基、チエニル
基、チアゾリル基、イソオキサゾリル基、インドリル基
等である。
【0035】「ピリジン−1−オキシド基」とは、
【化28】 を表す。
【0036】「置換されてもよいヘテロアリール基」と
は、上記「ヘテロアリール基」で示したものの環上に1
乃至3個の置換基を有していてもよいものを表す。その
置換基としてはハロゲン原子、低級アルキル基、ハロア
ルキル基、アラルキル基、水酸基、低級アルコキシ基、
メチレンジオキシ基、ハロアルキルオキシ基、アラルキ
ルオキシ基、低級アルキルチオ基、シアノ基、カルボキ
シ基、低級アルコキシカルボニル基、アシル基、ニトロ
基、アミノ基、一若しくは二置換アミノ基、カルバモイ
ル基、一若しくは二置換アミノカルボニル基、イミド
基、低級アルキルスルホニル基、環状アミノスルホニル
基、アミジノ基、アシルオキシ基、ジアルキルアミノア
ルコキシ基、ピロリル基、2−オキソオキサゾリジニル
基、ジヒドロイミダゾリル基、イミダゾリル基、2−メ
ルカプトイミダゾリル基、ピラゾリル基、ジヒドロオキ
サゾリル基、イソオキサゾリル基、トリアゾリル基、オ
キサジアゾリル基、テトラゾリル基、アルキルテトラゾ
リル基、ベンズイミダゾリル基又はウレイド基等が挙げ
られる。又、同時に二種類以上で置換されてもよいが、
好ましくは一置換であり、置換位置については化学的に
許容されるならば特に制限されるものではない。
【0037】置換基として好ましくは、ハロゲン原子、
低級アルキル基、ハロアルキル基、水酸基、低級アルコ
キシ基、アラルキルオキシ基、ハロアルキルオキシ基、
シアノ基、ニトロ基、アミノ基、一若しくは二置換アミ
ノ基及びアシルオキシ基等である。
【0038】ヘテロアリール基がピリジル基又はチエニ
ル基の場合、置換基として特に好ましくはフッ素原子、
塩素原子、メチル基、水酸基、メトキシ基、シアノ基、
ニトロ基又はアミノ基等であり、ヘテロアリール基がイ
ソオキサゾリル基又はチアゾリル基の場合、置換基とし
て特に好ましくは塩素原子若しくはメチル基等である。
【0039】「ハロゲン原子」とは、塩素、臭素、フッ
素又はヨウ素であり、好ましくは塩素又は臭素である。
【0040】「低級アルキル基」とは、炭素数1乃至6
個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、
tert−ペンチル基又はヘキシル基等であり、好まし
くは炭素数1乃至4個のメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基又はte
rt−ブチル基等である。
【0041】「ハロアルキル基」とは、前記「低級アル
キル基」で示したものが、前記「ハロゲン原子」で示し
たもので置換されたものを表し、例えばフルオロメチル
基、クロロメチル基、ブロモメチル基、トリフルオロメ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロエチル基、
トリクロロエチル基、ペンタフルオロプロピル基又はク
ロロブチル基等であり、好ましくはフルオロメチル基、
クロロメチル基、ブロモメチル基、トリフルオロメチル
基又はトリクロロメチル基等である。
【0042】「シクロアルキル基」とは、炭素数3乃至
10個の環状アルキル部分を有するアルキル基を表し、
例えばシクロプロピル基、2,3−ジメチルシクロプロ
ピル基、シクロブチル基、3−メチルシクロブチル基、
シクロペンチル基、3,4−ジメチルシクロペンチル
基、シクロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、
シクロヘプチル基、シクロオクチル基、ノルボルニル
基、アダマンチル基、ビシクロ[3.3.0]オクタン
−1−イル基又はビシクロ[3.3.1]ノナン−9−
イル基等である。好ましくはシクロプロピル基、シクロ
ブチル基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基等で
ある。
【0043】「シクロアルキルアルキル基」とは、前記
「低級アルキル基」で示したものが、前記「シクロアル
キル基」で示したもので置換されたものを表し、例えば
シクロプロピルメチル基、2,3−ジメチルシクロプロ
ピルメチル基、シクロブチルメチル基、3−メチルシク
ロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基、3,4−
ジメチルシクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチ
ル基、4−メチルシクロヘキシルメチル基、シクロヘプ
チルメチル基、シクロオクチルメチル基、2−シクロヘ
キシルエチル基、3−シクロヘキシルプロピル基、ノル
ボルニルメチル基、1−アダマンチルメチル基、ビシク
ロ[3.3.0]オクタン−1−イルメチル基、ビシク
ロ[3.3.1]ノナン−9−イルメチル基等である。
【0044】「アラルキル基」とは、アリール部が前記
「アリール基」で示したものであり、アルキル部が前記
「低級アルキル基」で示したものからなるアリールアル
キル基を表し、例えばベンジル基、フェネチル基、フェ
ニルプロピル基、フェニルブチル基又はフェニルヘキシ
ル基等が挙げられ、アリール基上にはハロゲン原子、低
級アルキル基、水酸基、低級アルコキシ基、ハロアルキ
ル基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、アシルオキシ基
等から選ばれる1乃至3個の置換基を有してもよい。
又、同時に二種類以上で置換されてもよいが、好ましく
は一置換であり、置換位置については化学的に許容され
るならば特に制限されるものではない。
【0045】好ましくはフェニル基又は置換基としてハ
ロゲン原子,低級アルキル基,ハロアルキル基,水酸
基,低級アルコキシ基,シアノ基,ニトロ基若しくはア
ミノ基等を有するフェニル基及びアルキル部が炭素数1
乃至4個のアルキル基を有するアラルキル基である。
【0046】「低級アルキル基で置換されたアラルキル
基」とは、上記「アラルキル基」で示したものが上記
「低級アルキル基」で示したもので置換されたものを表
し、例えば4−メチルベンジル基、4−エチルベンジル
基、4−プロピルベンジル基、4−イソプロピルベンジ
ル基、4−メチルフェニルエチル基、4−エチルフェニ
ルエチル基又は4−プロピルフェニルエチル基等であ
り、好ましくは4−メチルベンジル基、4−エチルベン
ジル基又は4−イソプロピルベンジル基等である。
【0047】「ヘテロアリールアルキル基」とは、前記
「低級アルキル基」で示したものが、前記「ヘテロアリ
ール基」で置換されたものを表し、該ヘテロアリール基
はハロゲン原子,低級アルキル基,トリフルオロメチル
基,水酸基,低級アルコキシ基,シアノ基,ニトロ基及
びアミノ基から選ばれる1乃至3個の置換基を有してい
てもよく、環を構成するヘテロ原子が窒素,酸素あるい
は硫黄等であるものである。又、アルキル部の炭素数が
1乃至4個、好ましくは1乃至2個である。例えばピリ
ジルメチル基(2−ピリジルメチル基,3−ピリジルメ
チル基又は4−ピリジルメチル基)、キノリルメチル基
(2−キノリルメチル基又は3−キノリルメチル基
等)、インドリルメチル基(2−インドリルメチル基又
は3−インドリルメチル基等)、チエニルメチル基(2
−チエニルメチル基又は3−チエニルメチル基)、フリ
ルメチル基(2−フリルメチル基又は3−フリルメチル
基)、ベンゾフリルメチル基(2−ベンゾフリルメチル
基又は3−ベンゾフリルメチル基等)、1H−ベンゾイ
ミダゾール−2−イルメチル基、2−ベンゾチアゾリル
メチル基、2−(2−チエニル)エチル基、2−(2−
フリル)エチル基等である。
【0048】「低級アルケニル基」とは、炭素数2乃至
6個のアルケニル基を表し、例えばエテニル基、1−プ
ロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブ
テニル基、2−メチル−1−プロペニル基、1−ペンテ
ニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニル基、2−メ
チル−1−ブテニル基、3−メチル−1−ブテニル基、
1−ヘキセニル基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル
基、4−ヘキセニル基、5−ヘキセニル基、2−メチル
−1−ペンテニル基、3−メチル−1−ペンテニル基、
4−メチル−1−ペンテニル基、2,3−ジメチル−1
−ブテニル基又は3,3−ジメチル−1−ブテニル基等
であり、好ましくは炭素数2乃至4個のエテニル基、1
−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3
−ブテニル基又は2−メチル−1−プロペニル基等であ
る。
【0049】「低級アルキニル基」とは、炭素数2乃至
6個のアルキニル基を表し、例えばエチニル基、1−プ
ロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−
ブチニル基、3−ブチニル基、1−ペンチニル基、2−
ペンチニル基、3−ペンチニル基、3−メチル−1−ブ
チニル基、1−ヘキシニル基、2−ヘキシニル基、3−
ヘキシニル基、4−ヘキシニル基、5−ヘキシニル基、
3−メチル−1−ペンチニル基、4−メチル−1−ペン
チニル基又は3,3−ジメチル−1−ブチニル基等であ
り、好ましくは炭素数2乃至4個のエチニル基、1−プ
ロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−
ブチニル基又は3−ブチニル基等である。
【0050】「低級アルコキシ基」とは、炭素数1乃至
6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基を表し、例えばメト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキ
シ基、tert−ペンチルオキシ基又はヘキシルオキシ
基等であり、好ましくは炭素数1乃至4個のメトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブ
トキシ基又はtert−ブトキシ基等である。
【0051】「アラルキルオキシ基」とは、アリール部
が前記「アリール基」で示したものであり、アルコキシ
部が前記「低級アルコキシ基」で示したものからなるア
リールアルコキシ基を表し、例えばベンジルオキシ基、
フェネチルオキシ基、フェニルプロポキシ基、フェニル
ブトキシ基又はフェニルヘキシルオキシ基等が挙げら
れ、アリール基上にはハロゲン原子、低級アルキル基、
水酸基、低級アルコキシ基、ハロアルキル基、シアノ
基、ニトロ基、アミノ基、アシルオキシ基等から選ばれ
る1乃至3個の置換基を有してもよい。又、同時に二種
類以上で置換されてもよいが、好ましくは一置換であ
り、置換位置については化学的に許容されるならば特に
制限されるものではない。
【0052】「低級アルキルチオ基」とは、炭素数1乃
至6個の直鎖又は分枝鎖アルキルチオ基を表し、例えば
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプ
ロピルチオ基、ブチルチオ基、tert−ブチルチオ
基、ペンチルチオ基、tert−ペンチルチオ基又はヘ
キシルチオ基等であり、好ましくは炭素数1乃至4個の
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオシ基、イソ
プロピルチオ基、ブチルチオ基又はtert−ブチルチ
オ基等である。特に好ましくはメチルチオ基、エチルチ
オ基、プロピルチオ基又はブチルチオ基等である。
【0053】「低級アルコキシカルボニル基」とは、低
級アルコキシ部が前記「低級アルコキシ基」で示したも
のを表し、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカ
ルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカル
ボニル基又はtert−ブトキシカルボニル基等であ
る。好ましくはメトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基又はプロポキシカルボニル基等である。
【0054】「アラルキルオキシカルボニル基」とは、
アラルキル部が前記「アラルキル基」で示したものを表
し、ベンジルオキシカルボニル基、2−フェニルエトキ
シカルボニル基又は3−フェニルプロポキシカルボニル
基等であり、置換基としてハロゲン原子、ニトロ基、ア
ルキル基、アルコキシ基又はトリフルオロメチル基等を
有してもよい。
【0055】「アシル基」とは、ホルミル基;アセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基若しくはピバロイル基
等の炭素数2乃至6個のアルカノイル基;又は、アリー
ル基に一乃至三個の置換基を有してもよいベンゾイル
基、4−クロロベンゾイル基、4−メチルベンゾイル若
しくは4−メトキシベンゾイル基等のアロイル基であ
る。好ましくはホルミル基、アセチル基、ピバロイル基
又はベンゾイル基等である。
【0056】「低級アルキルスルホニル基」とは、前記
「低級アルキル基」で示したもので置換されたスルホニ
ル基を表し、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホ
ニル基又はプロピルスルホニル基等である。
【0057】「一若しくは二置換アミノ基」とは、低級
アルキルで置換されたアミノ基、アルコキシカルボニル
アミノ基、アシルアミノ基、N−アルキル−N−アルコ
キシアミノ基、N−アルキル−N−アルコキシカルボニ
ルアミノ基、N−アルキル−N−アシルアミノ基、低級
アルキルスルホニルアミノ基、ビス低級アルキルスルホ
ニルアミノ基又は環状アミノ基等である
【0058】「低級アルキル基で置換されたアミノ基」
とは、前記「低級アルキル基」で示したもので一又は二
置換されたアミノ基を表し、例えばメチルアミノ基、エ
チルアミノ基、プロピルアミノ基、ジメチルアミノ基、
ジエチルアミノ基又はジプロピルアミノ基等である。好
ましくはメチルアミノ基、エチルアミノ基、ジメチルア
ミノ基又はジエチルアミノ基等である。
【0059】「アルコキシカルボニルアミノ基」とは、
前記「アルコキシ基」で示したもので置換されたアミノ
基を表し、例えばメトキシカルボニルアミノ基,エトキ
シカルボニルアミノ基、プロピルオキシカルボニルアミ
ノ基、イソプロピルオキシカルボニルアミノ基又はte
rt−ブトキシカルボニルアミノ基等である。
【0060】「アシルアミノ基」とは、前記「アシル
基」で示したもので置換されたアミノ基を表し、ホルミ
ルアミノ基;アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基
若しくはピバロイルアミノ基等の炭素数2乃至6個のア
ルカノイルアミノ基;又はアリール基上に一乃至三個の
置換基を有してもよいベンゾイルアミノ基、4−クロロ
ベンゾイルアミノ基若しくは4−メチルベンゾイルアミ
ノ基等のアロイルアミノ基である。好ましくはホルミル
アミノ基、アセチルアミノ基又はベンゾイルアミノ基等
である。
【0061】「N−アルキル−N−アルコキシアミノ
基」とは、前記「低級アルキル基」で示したもの及び前
記「低級アルコキシ基」で示したもので置換されたアミ
ノ基を表し、例えばN−メトキシ−N−メチルアミノ
基、N−エチル−N−メトキシアミノ基、N−エトキシ
−N−メチルアミノ基、N−エトキシ−N−エチルアミ
ノ基等である。
【0062】「N−アルキル−N−アルコキシカルボニ
ルアミノ基」とは、前記「低級アルキル基」で示したも
の及び前記「低級アルコキシカルボニル基」で示したも
ので置換されたアミノ基を表し、例えばN−メトキシカ
ルボニル−N−メチルアミノ基、N−エチル−N−メト
キシカルボニルアミノ基、N−エトキシカルボニル−N
−メチルアミノ基、N−エトキシカルボニル−N−エチ
ルアミノ基等である。
【0063】「N−アルキル−N−アシルアミノ基」と
は、前記「低級アルキル基」で示したもの及び前記「低
級アシル基」で示したもので置換されたアミノ基を表
し、例えばN−ホルミル−N−メチルアミノ基、N−ホ
ルミル−N−メチルアミノ基、N−アセチル−N−メチ
ルアミノ基、N−アセチル−N−エチルアミノ基、N−
アセチル−N−ベンゾイルアミノ基等である。
【0064】「低級アルキルスルホニルアミノ基」と
は、前記「低級アルキルスルホニル基」で示したもので
置換されたアミノ基を表し、例えばメチルスルホニルア
ミノ基、エチルスルホニルアミノ基又はプロピルスルホ
ニルアミノ基等である。
【0065】「ビス低級アルキルスルホニルアミノ基」
とは、前記「低級アルキルスルホニル基」で示したもの
で二置換されたアミノ基を表し、例えばビス(メチルス
ルホニル)アミノ基又はビス(エチルスルホニル)アミ
ノ基等である。
【0066】「環状アミノ基」とは、アゼチジニル基、
ピロリジニル基、ピペリジノ基、さらにヘテロ原子とし
て酸素、硫黄、窒素原子を有するモルホリノ基、チオモ
ルホリノ基又はピペラジニル基等が挙げられ、ピペラジ
ニル基の4位窒素原子には低級アルキル基又はアラルキ
ル基等が置換してもよい。
【0067】「一若しくは二置換アミノカルボニル基」
とは、低級アルキルで置換されたアミノカルボニル基、
N−アルキル−N−アルコキシアミノカルボニル基、環
状アミノカルボニル基又はヒドラジノカルボニル基等で
ある
【0068】「低級アルキル基で置換されたアミノカル
ボニル基」とは、前記「低級アルキル基」で示したもの
で一又は二置換されたアミノカルボニル基を表し、例え
ばメチルアミノカルボニル基、エチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカル
ボニル基、ジエチルアミノカルボニル基又はジプロピル
アミノカルボニル基等である。好ましくはメチルアミノ
カルボニル基、エチルアミノカルボニル基、ジメチルア
ミノカルボニル基又はジエチルアミノカルボニル基等で
ある。
【0069】「N−アルキル−N−アルコキシアミノカ
ルボニル基」とは、前記「低級アルキル基」で示したも
の及び前記「低級アルコキシ基」で示したもので置換さ
れたアミノカルボニル基を表し、例えばN−メトキシ−
N−メチルアミノカルボニル基、N−エチル−N−メト
キシアミノカルボニル基、N−エトキシ−N−エチルア
ミノカルボニル基、N−エトキシ−N−エチルアミノカ
ルボニル基等である。
【0070】「環状アミノカルボニル基」とは、環状ア
ミノ部が前記「環状アミノ基」で示したものを表し、例
えばアゼチジニルカルボニル基、ピロリジニルカルボニ
ル基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニル
基、チオモルホリノカルボニル基、ピペラジニルカルボ
ニル基又は4−メチル−1−ピペラジニルカルボニル基
等である。好ましくはピロリジニルカルボニル基、ピペ
リジノカルボニル基、モルホリノカルボニル基又はピペ
ラジニルカルボニル基である。
【0071】「環状アミノスルホニル基」とは、前記
「環状アミノ基」で示したもので置換されたスルホニル
基を表し、例えばアゼチジニルスルホニル基、ピロリジ
ニルスルホニル基又はピペリジノスルホニル基等であ
る。
【0072】「イミド基」とは、スクシンイミド基、マ
レインイミド基又はフタルイミド基等を表す。
【0073】「アシルオキシ基」とは、ホルミルオキシ
基;アセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリ
ルオキシ基若しくはピバロイルオキシ基等の炭素数2乃
至6個のアルカノイルオキシ基;又は、アリール基に一
乃至三個の置換基を有してもよいベンゾイルオキシ基、
4−クロロベンゾイルオキシ基、4−メチルベンゾイル
オキシ基若しくは4−メトキシベンゾイルオキシ基等の
アロイルオキシ基である。好ましくはアセチルオキシ
基、プロピオニルオキシ基、ピバロイルオキシ基又はベ
ンゾイルオキシ基等である。
【0074】「アルキルテトラゾリル基」とは、1−メ
チル−1H−テトラゾリル基又は2−メチル−2H−テ
トラゾリル基等である。
【0075】「ジアルキルアミノアルコキシ基」とは、
前記「低級アルキル基」で示したもので二置換されたア
ミノ基が、前記「低級アルコキシ基」に置換したものを
表し、例えば、ジメチルアミノメトキシ基、ジエチルア
ミノメトキシ基、ジメチルアミノエトキシ基、ジエチル
アミノエトキシ基等である。
【0076】「ウレイド基」とは、
【化29】 (R21’,R22,R23はそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)を表す。
【0077】「医薬的に許容される塩」とは、塩酸塩、
臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩又は硝酸塩等の無機酸
付加塩;酢酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、グリコ
ール酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、シュウ酸塩、酒石酸
塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、メタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンス
ルホン酸塩又はアスコルビン酸塩等の有機酸付加塩;ア
スパラギン酸塩又はグルタミン酸塩等のアミノ酸付加
塩;ナトリウム、カリウム、カルシウム又はマグネシウ
ム等の無機塩基塩;メチルアミン、ジメチルアミン、エ
チルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリ
エタノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタ
ン、ジシクロヘキシルアミン、エチレンジアミン、キニ
ーネ、グアニジン等の有機塩基塩;アスパラギン、グル
タミン、アルギニン、ヒスチジン又はリジン等のアミノ
酸の塩基塩が含まれるが、これらに限定されるものでは
ない。又、場合によっては含水物あるいは水和物であっ
てもよい。
【0078】
【発明の実施の形態】本発明化合物は、国際公開WO9
6/16062号明細書(特開平8−225546号公
報)及び国際公開WO93/07129号明細書(米国
特許第5593988号明細書、ヨーロッパ特許638
560号明細書)に記載の方法により製造できるが、よ
り詳しく述べると、以下の通りである。又、各製造工程
においては必要に応じて官能基に保護基を導入、脱保護
を行って製造を行えばよい。
【0079】製造方法1 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、Bが窒素原子であり、VがC−R21 (R21
は前記と同様の意味を表す。)であり、Wが窒素原子で
ある化合物を製造するのに適する。
【0080】
【化30】
【0081】第1工程 公知の又は特開昭53−121791号公報、特開昭6
4−85978号公報、特開平2−256681号公
報、米国特許第4144233号明細書、シンセシス,
677頁(1980年)[Synthesis, 677 (1980)]及び
その引用文献、ジャーナル オブ オーガノメタリック
ケミストリー,215巻,139〜150頁(198
1年)[J. Organomet. Chem., 215, 139-150 (1981)]、
ヘテロサイクルズ,31巻,1241頁(1990年)
[Heterocycles, 31, 1241 (1990)]、ジャーナル オブ
オーガニック ケミストリー,56巻,3750頁
(1991年)[J. Org. Chem., 56, 3750 (1991)]等に
記載の方法によって得られる一般式(iii)(R1、環A
はそれぞれ前記と同様の意味を表す。)で示される化合
物をジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、メ
タノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパ
ノール、酢酸エチル、アセトン、アセトニトリル、トル
エン、水等の溶媒あるいはこれらの混合溶媒中で、チオ
ホスゲン、チオカルボニルジイミダゾール、ジ−2−ピ
リジルチオカーボネート、ジエチルチオカルバミルクロ
リド又は二硫化炭素と反応させることにより、一般式
(iv)(R1、環Aはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)で示される化合物が得られる。この反応には、上
記の他にも一般的に用いられるイソチオシアネート合成
法を用いることもできる。
【0082】第2工程 第1工程で得られる一般式(iv)で示される化合物をジ
クロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタ
ン、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサ
ン、アセトン、酢酸エチル、水等の溶媒あるいはこれら
の混合溶媒中で、一般式(v)(R2は前記と同様の意
味を表す。)で示されるヒドラジン化合物又はその塩と
氷冷下乃至加熱下、好ましくは氷冷下乃至室温で反応さ
せることにより一般式(vi)(R1、R2、環Aはそれぞ
れ前記と同様の意味を表す。)で示される化合物が得ら
れる。ヒドラジン化合物の塩を用いる場合は、トリエチ
ルアミン若しくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン
等の有機塩基又は炭酸水素ナトリウム等の無機塩基を加
えることが望ましい。
【0083】第3工程 第2工程で得られる一般式(vi)で示される化合物をメ
タノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパ
ノール、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ベ
ンゼン、トルエン等の溶媒あるいはこれらの混合溶媒中
で、塩酸、硫酸若しくは臭化水素酸等の無機酸又はp−
トルエンスルホン酸若しくはトリフルオロ酢酸等の有機
酸の存在下で加熱することにより、一般式(vii)
(R1、R2、環Aはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)で示される化合物又はその塩が得られる。
【0084】第4工程 第3工程で得られる一般式(vii)で示される化合物を
N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン等
の溶媒に溶解又は懸濁し、水素化ナトリウム等の塩基と
反応させ、次いで一般式(viii)(Akは低級アルキル基
を表し、Halはハロゲン原子を表す。)で示されるハロ
ゲン化アルキルと反応させることにより、一般式(ix)
(R1、R2、環A、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)で示される化合物が得られる。あるいは、一般式
(vii)で示される化合物をアセトン、メチルエチルケ
トン、トルエン、メタノール、エタノール、水等あるい
はこれらの混合溶媒中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム等の塩基存在
下で一般式(viii)で示される化合物と反応させてもよ
い。
【0085】第5工程 第4工程で得られる一般式(ix)で示される化合物を、
エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n
−ブタノール、トルエン等の溶媒に溶解又は懸濁し、一
般式(x)(R21は前記と同様の意味を表す。)で示さ
れるアシルヒドラジン化合物を加えて、加熱、好ましく
は90℃〜110℃又はそれ以上の温度で反応させるこ
とにより、一般式〔I〕で示される化合物のうち、Bが
窒素原子で、VがC−R21 である化合物〔I−2〕で
示される化合物(R1、R2、R21、環Aはそれぞれ前記
と同様の意味を表す。)が得られる。この場合、塩酸、
酢酸、p−トルエンスルホン酸又はトリフルオロ酢酸等
の酸を加えることが好ましい。またこれらの酸を一般式
(ix)で示される化合物に対し、一当量以上加えると一
般式〔I−2〕で示される化合物の塩を直接得ることが
できる。
【0086】製造方法2 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、Bが窒素原子である化合物を製造する場合に
適する。
【化31】
【0087】第6工程 一般式〔I〕で示される化合物のうち、R2が4−メト
キシベンジル基であり、Bが窒素原子である化合物〔I
−3〕(R1、環A、V、Wはそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)をクロロホルム、1,4−ジオキサン、酢
酸、トリフルオロ酢酸等の溶媒あるいはこれらの混合溶
媒中で、メタンスルホン酸、硫酸、塩酸又は臭化水素酸
等の強酸存在下で反応させることにより、一般式(xi)
(R1、環A、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)で示される化合物が得られる。場合によっては用
いる酸それ自体を溶媒としてもよい。又、この反応にお
いてフェノール、アニソール又はチオアニソール等のベ
ンジルカチオン捕捉剤を加えることが好ましい場合があ
る。この工程において酸に不安定な保護基の除去を同時
に実施することもできる。例えば、カルボン酸tert
−ブチルエステル化合物(R1がtert−ブトキシカ
ルボニルフェニル基である化合物)をカルボン酸化合物
(R1がカルボキシフェニル基である化合物)に変換す
ることができる。更にこの場合アルコールを加えること
によって、得られたカルボン酸化合物を、反応に用いた
アルコールとのエステルに変換することができる。
【0088】第7工程 第6工程で得られる一般式(xi)で示される化合物を
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、テトラヒドロフラン、アセトン、メチルエチルケト
ン、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、水等の溶媒あるいはこれらの混合溶媒中で、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリ
エチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、
ピリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、リチウム
ビス(トリメチルシリル)アミド、リチウム ジイソ
プロピルアミド又はナトリウムアミド等の塩基存在下、
氷冷下乃至加熱下、好ましくは氷冷下乃至室温で一般式
(xii)(R2、Halはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)で示されるハロゲノ化合物と反応させることによ
り、一般式〔I〕で示される化合物のうち、Bが窒素原
子である化合物〔I−4〕(R1、R2、環A、V、Wは
それぞれ前記と同様の意味を表す。)で示される化合物
が得られる。この反応において、反応させる一般式(xi
i)で示される化合物の反応性及び安定性により、用い
る塩基を適宜選択し、且つ場合によってはこれら塩基を
適宜組み合わせて用いてもよい。
【0089】製造方法3 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R1がアリール基又はヘテロアリール基であ
って、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基と
してカルボキシ基、アルコキシカルボニルアミノ基、ア
ミノ基又はニトロ基を有する化合物を製造するのに適す
る。
【化32】
【0090】第8工程 一般式〔I〕で示される化合物のうち、R1におけるア
リール基又はヘテロアリール基に、置換基としてアルコ
キシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、4−
メトキシベンジルオキシカルボニル基又は3,4−ジメ
トキシベンジルオキシカルボニル基を有する化合物〔I
−5〕(R24’は低級アルキル基、ベンジル基、4−メ
トキシベンジル基又は3,4−ジメトキシベンジル基を
表し、環Cはアリール基又はヘテロアリール基を表し、
2、環A、B、V、W、はそれぞれ前記と同様の意味
を表す。)をメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン、水等あるいはこれらの混合溶媒中で、水素
化ナトリウム若しくは水酸化カリウム等の塩基を用いて
反応を行う(R24’が低級アルキル基の場合。)。又は
塩酸、硫酸、臭化水素酸、酢酸、トリフルオロ酢酸若し
くはメタンスルホン酸等の酸を用いて反応を行う
(R24’が低級アルキル基、4−メトキシベンジル基又
は3,4−ジメトキシベンジル基の場合。)。あるいは
パラジウム炭素、パラジウム黒又は水酸化パラジウム炭
素等の触媒存在下、水素による接触還元反応を行う(R
24’がベンジル基,4−メトキシベンジル基又は3,4
−ジメトキシベンジル基の場合。)ことにより、一般式
〔I〕で示される化合物のうち、R1におけるアリール
基又はヘテロアリール基に、置換基としてカルボキシ基
を有する化合物〔I−6〕(R2、環A、B、環C、
V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られ
る。場合によっては試薬として用いる酸それ自体を溶媒
としてもよい。
【0091】第9工程 第8工程で得られる一般式〔I−6〕で示される化合物
をベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン
等あるいはこれらの混合溶媒中、ジフェニルリン酸アジ
ド存在下で、一般式(xiii)(R24は低級アルキル基、
ベンジル基、4−メトキシベンジル基又は3,4−ジメ
トキシベンジル基を表す。)で示されるアルコールと反
応を行うことにより、一般式〔I〕で示される化合物の
うち、R1におけるアリール基又はヘテロアリール基
に、置換基としてアルコキシカルボニルアミノ基、ベン
ジルオキシカルボニルアミノ基又は4−メトキシベンジ
ルオキシカルボニルアミノ基を有する化合物〔I−7〕
(R2、R24、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記
と同様の意味を表す。)が得られる。この反応において
はトリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルア
ミン、N−メチルモルホリン、水酸化ナトリウム又は水
酸化カリウム等の塩基を加えることが好ましい場合があ
る。又、場合によっては用いるアルコールそれ自体を溶
媒としてもよい。
【0092】第10工程 第9工程で得られる一般式〔I−7〕で示される化合物
のうち、R24が低級アルキル基、4−メトキシベンジル
基又は3,4−ジメトキシベンジル基である化合物をメ
タノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパ
ノール、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等
の溶媒中で、塩化水素、臭化水素、トリフルオロ酢酸又
はメタンスルホン酸等の酸存在下で反応を行うか、メタ
ノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノ
ール、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、水等
あるいはこれらの混合溶媒中で、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエト
キシド又はカリウムtert−ブトキシド等の塩基存在
下で反応を行うことにより、一般式〔I〕で示される化
合物のうち、R1におけるアリール基又はヘテロアリー
ル基に、置換基としてアミノ基を有する化合物〔I−
8〕(R2、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と
同様の意味を表す。)又はその塩が得られる。又、一般
式〔I−7〕で示される化合物のうち、R24がベンジル
基、4−メトキシベンジル基又は3,4−ジメトキシベ
ンジル基である化合物をメタノール、エタノール、n−
プロパノール、イソプロパノール、テトラヒドロフラン
又は1,4−ジオキサン等あるいはこれらの混合溶媒中
で、パラジウム炭素、パラジウム黒又は水酸化パラジウ
ム炭素等の触媒存在下、水素による接触還元を行うこと
により、一般式〔I−8〕で示される化合物が得られ
る。
【0093】第11工程 第10工程で得られる一般式〔I−8〕で示される化合
物をジクロロメタン、アセトン、酢酸、トリフルオロ酢
酸、水等あるいはこれらの混合溶媒中で過ホウ酸ナトリ
ウム若しくはその水和物、過酸化水素、m−クロロ過安
息香酸又はモノ過硫酸化合物(monopersulfate compoun
d; potassium peroxymonosulfate)等の酸化剤を用いて
反応を行うことにより、一般式〔I〕で示される化合物
のうち、R1におけるアリール基又はヘテロアリール基
に、置換基としてニトロ基を有する化合物〔I−9〕
(R2、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様
の意味を表す。)が得られる。
【0094】製造方法4 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、一般式〔II〕で示される化合物を製造するの
に適する。
【化33】
【0095】第12工程 一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3におけるア
リール基又はヘテロアリール基に、置換基としてアミノ
基を有する化合物〔I−8〕(R2、環A、B、環C、
V、W、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)又は
その塩を、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、
クロロホルム又はピリジン等の溶媒中、トリエチルアミ
ン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン又
は4−ジメチルアミノピリジン等の塩基存在下、一般式
(xiv)(R22、R23、Halはそれぞれ前記と同様の意味
を表す。)で表される化合物と、室温乃至加熱下で反応
させることにより、一般式〔II〕で示される化合物のう
ち、R21’が水素原子である化合物〔II−2〕が得られ
る。又は、上記溶媒中で一般式(xv)(R22、R23、は
それぞれ前記と同様の意味を表す。)で表される化合物
と反応させることによっても、一般式〔II−2〕で示さ
れる化合物が得られる。この時、一般式〔I−8〕で示
される化合物の塩を用いる場合は、上記塩基を加えるこ
とが好ましい。次いでジメチルホルムアミド又はテトラ
ヒドロフラン等の溶媒中、水素化ナトリウム、水酸化ナ
トリウム又は水酸化カリウム等の塩基存在下、Ak−Hal
(Ak、Halはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)で
表される化合物と反応させることにより、一般式〔II〕
で示される化合物のうち、R21’が低級アルキル基であ
る化合物〔II−3〕(R2、R22、R23、環A、B、環
C、V、W、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)
が得られる。
【0096】製造方法5 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化34】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてカルボキシ基、カルバモイル基又は低級アルキル
基で一若しくは二置換されたアミノカルボニル基を有す
る化合物を製造するのに適する。
【化35】
【0097】第13工程 一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3におけるア
リール基又はヘテロアリール基に、置換基としてアルコ
キシカルボニル基を有する化合物〔I−10〕(R1
4、R5、環A、B、環C、V、W、Akはそれぞれ前記
と同様の意味を表す。)を、第8工程と同様の方法を行
うことにより、一般式〔I〕で示される化合物のうち、
3におけるアリール基又はヘテロアリール基に、置換
基としてカルボキシ基を有する化合物〔I−11〕(R
1,R4,R5,環A,B,環C,V,Wはそれぞれ前記
と同様の意味を表す。)が得られる。
【0098】第14工程 第13工程で得られる一般式〔I−11〕で示される化
合物をジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロ
ロエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、
N,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシ
ド等の溶媒中でトリエチルアミン、N,N−ジイソプロ
ピルエチルアミン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム等の塩基存在
下、クロロ炭酸エチル又はクロロ炭酸イソブチル等と反
応させ、混合酸無水物を得る。又は上記溶媒中、塩化チ
オニル又は塩化オキザリル等のハロゲン化剤と反応さ
せ、酸ハロゲン化物を得る。この場合、触媒量のN,N
−ジメチルホルムアミドを加えることが好ましい場合が
ある。得られる混合酸無水物又は酸ハロゲン化物等のカ
ルボン酸誘導体は、単離精製してもしなくてもよい。次
いで上記溶媒中、上記塩基存在下で一般式(xvi){R
25、R26は同一又は異なって水素原子、低級アルキル
基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルコキシ
基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘ
テロアリール基又はR25とR26が一緒になって
【化36】 (Z、p、rはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)を
表す。}で示されるアミン化合物と反応させることによ
って、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3にお
けるアリール基又はヘテロアリール基に、置換基として
カルバモイル基又は低級アルキル基で一若しくは二置換
されたアミノカルボニル基を有する化合物〔I−12〕
(R1、R4、R5、R25、R26、環A、B、環C、V、
Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0099】あるいは、一般式〔I−11〕で示される
化合物をN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン
等の溶媒中、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)、ジイソプロピルカルボジイミド、1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸
塩(WSC・HCl)又はジフェニルホスホリルアジド
等の縮合剤存在下で、一般式(xvi)で表される化合物
と反応させることによっても、一般式〔I−12〕で示
される化合物が得られる。この場合、1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール又は4−ジメチルアミノピリジン等の
反応補助剤を加えることが好ましい場合がある。又、
「ペプチド合成の基礎と実験」,泉屋信夫著,丸善
(株),(1985年)に記載の方法等、公知のアミド
結合形成反応を用いることができる。
【0100】製造方法6 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で表される化合
物のうち、R2
【化37】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はへテロアリール基に置換基と
してアシル基、3−ピラゾリル基又は5−イソオキサゾ
リル基を有する化合物を製造するのに適する。
【化38】
【0101】第15工程 第14工程で得られる一般式〔I−12〕で示される化
合物のうち、R25が低級アルコキシ基、R26が低級アル
キル基である化合物〔I−13〕(Ak’、Ak”はそれぞ
れ同一又は異なって低級アルキル基を表し、R1、R4
5、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の
意味を表す。)をジエチルエーテル又はテトラヒドロフ
ラン等の溶媒中、一般式(xvii)(Ak、Halはぞれぞれ
前記と同様の意味を表す。)で示されるグリニヤール試
薬と反応させることにより、一般式〔I〕で示される化
合物のうち、R3におけるアリール基又はヘテロアリー
ル基に、置換基としてアシル基を有する化合物〔I−1
4〕(R1、R4、R5、環A、B、V、W、Akはそれぞ
れ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0102】第16工程 第15工程で得られる一般式〔I−14〕で示される化
合物のうち、Akがメチル基である化合物〔I−15〕
(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ
前記と同様の意味を表す。)をN,N−ジメチルホルム
アミドジメチルアセタール中で加熱下、好ましくは10
0℃乃至130℃で反応を行う。次いでメタノール、エ
タノール、n−プロパノール、イソプロパノール、テト
ラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等の溶媒中、ヒ
ドラジン又はその塩若しくはその水和物と加熱下で反応
を行うことにより、一般式〔I〕で示される化合物のう
ち、R3におけるアリール基又はヘテロアリール基に、
置換基として3−ピラゾリル基を有する化合物〔I−1
6〕(R1、R4、R5、環A、B、V、Wはそれぞれ前
記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0103】第17工程 一般式〔I−15〕で示される化合物を第16工程と同
様の方法で、ヒドラジン又はその塩若しくはその水和物
の代わりにヒドロキシルアミン又はその塩を用いて反応
を行うことにより、一般式〔I〕で示される化合物のう
ち、R3におけるアリール基又はヘテロアリール基に、
置換基として5−イソオキサゾリル基を有する化合物
〔I−17〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、
Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0104】製造方法7 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化39】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてヒドラジノカルボニル基又は1,3,4−オキサ
ジアゾリル基を有する化合物を製造するのに適する。
【化40】
【0105】第18工程 一般式〔I−10〕で示される化合物をメタノール、エ
タノール、n−プロパノール、イソプロパノール、N,
N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシド等
の溶媒中、ヒドラジン又はその水和物と反応させること
により、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3
おけるアリール基又はヘテロアリール基に、置換基とし
てヒドラジノカルボニル基を有する化合物〔I−18〕
(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ
前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0106】第19工程 第18工程で得られる一般式〔I−18〕で示される化
合物をベンゼン、トルエン、N,N−ジメチルホルムア
ミド又はジメチルスルホキシド等の溶媒中、オルソギ酸
トリエチル又はオルソ酢酸トリエチル等のオルソエステ
ルと反応させることにより、一般式〔I〕で示される化
合物のうち、R3におけるアリール基又はヘテロアリー
ル基に、置換基として1,3,4−オキサジアゾリル基
又は5−アルキル−1,3,4−オキサジアゾリル基を
有する化合物〔I−19〕(R27は水素原子又は低級ア
ルキル基を表し、R1、R4、R5、環A、B、環C、
V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られ
る。
【0107】製造方法8 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化41】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてベンズイミダゾリル基を有する化合物を製造する
のに適する。
【化42】
【0108】第20工程 一般式〔I−10〕で示される化合物をベンゼン又はト
ルエン等の溶媒中、トリメチルアルミニウムの存在下、
o−フェニレンジアミンを反応させることにより、一般
式〔I〕で示される化合物のうち、R3におけるアリー
ル基又はヘテロアリール基に、置換基としてベンズイミ
ダゾリル基を有する化合物〔I−20〕(R1、R4、R
5、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)が得られる。
【0109】製造方法9 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化43】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてアルコキシカルボニルアミノ基又はN−アルキル
−N−アルコキシカルボニルアミノ基を有する化合物を
製造するのに適する。
【化44】
【0110】第21工程 第13工程で得られる一般式〔I−11〕で示される化
合物を、第9工程と同様の方法で、一般式(xviii)(A
kは前記と同様の意味を表す。)で表されるアルコール
と反応させることにより、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R3におけるアリール基又はヘテロアリール
基に、置換基としてアルコキシカルボニルアミノ基を有
する化合物〔I−21〕(R1、R4、R5、環A、B、
環C、V、W、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0111】第22工程 第21工程で得られる一般式〔I−21〕で示される化
合物を、第4工程と同様の方法で一般式(xix)(A
k’、Halはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)で表さ
れる化合物と反応させることにより、一般式〔I〕で示
される化合物のうち、R3におけるアリール基又はヘテ
ロアリール基に、置換基としてN−アルキル−N−アル
コキシカルボニルアミノ基を有する化合物〔I−22〕
(R1、R4、R5、環A、B、V、W、Ak、Ak’はそれ
ぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0112】製造方法10 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化45】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
として3−トリアゾリル基を有する化合物を製造するの
に適する。
【化46】
【0113】第23工程 第14工程で得られる一般式〔I−12〕で示される化
合物のうち、R25,R26が共に水素原子である化合物
〔I−23〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、
Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)をN,N−ジ
メチルホルムアミド ジメチルアセタール又はN,N−
ジメチルアセトアミド ジメチルアセタール中で反応を
行う。この反応で得られる化合物は単離精製しなくても
よい。次いで酢酸中でヒドラジンと、好ましくは加熱下
で反応させることにより、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R3におけるアリール基又はヘテロアリール
基に、置換基として3−トリアゾリル基又は5−アルキ
ル−3−トリアゾリル基を有する化合物〔I−24〕
(R1、R4、R5、R27、環A、B、環C、V、Wはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0114】製造方法11 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化47】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてアミジノ基を有する化合物を製造するのに適す
る。
【化48】
【0115】第24工程 一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3におけるア
リール基又はヘテロアリール基に、置換基としてシアノ
基を有する化合物〔I−25〕(R1、R4、R5、環
A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)をテトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等
の溶媒中、一般式(xviii)で示されるアルコール及び
塩化水素又は臭化水素等の酸存在下で反応を行う。場合
によっては、用いるアルコールそれ自体を溶媒としても
よい。得られるアルコキシイミノ化合物は単離精製しな
くてもよい。次いで、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール又はイソプロパノール等の溶媒中、アンモニ
アを反応させることにより、一般式〔I〕で示される化
合物のうち、R3におけるアリール基又はヘテロアリー
ル基に、置換基としてアミジノ基を有する化合物〔I−
26〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、Wはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0116】製造方法12 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化49】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてジヒドロ−2−イミダゾリル基又は2−イミダゾ
リル基を有する化合物を製造するのに適する。
【化50】
【0117】第25工程 一般式〔I−25〕で示される化合物をメタノール、エ
タノール、n−プロパノール又はイソプロパノール等の
アルコール及びテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサ
ン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロ
ホルムあるいはこれらの混合溶媒中、塩化水素又は臭化
水素等の酸存在下で反応を行う。得られるアルコキシイ
ミノ化合物は単離精製しなくてもよい。次いでメタノー
ル、エタノール、n−プロパノール又はイソプロパノー
ル等の溶媒中でエチレンジアミンと反応させることによ
り、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3におけ
るアリール基又はヘテロアリール基に、置換基としてジ
ヒドロ−2−イミダゾリル基を有する化合物〔I−2
7〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、Wはそれ
ぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0118】第26工程 第25工程で得られる一般式〔I−27〕で示される化
合物をテトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等の
溶媒中、過マンガン酸カリウム、三酸化クロム又は二ク
ロム酸カリウム等の酸化剤及び酢酸ナトリウム又は酢酸
カリウム等の塩基存在下で、好ましくは加熱下で酸化反
応を行うことにより、一般式〔I〕で示される化合物の
うちR3におけるアリール基又はヘテロアリール基に、
置換基として2−イミダゾリル基を有する化合物〔I−
28〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、Wはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0119】製造方法13 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化51】である時に、R3がアリール基又はヘテロア
リール基であって、該アリール基又はヘテロアリール基
に、置換基としてテトラゾリル基又はアルキルテトラゾ
リル基を有する化合物を製造するのに適する。
【化52】
【0120】第27工程 一般式〔I−25〕で示される化合物をテトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、N,N−ジメ
チルホルムアミド、メタノール、エタノール、n−プロ
パノール、イソプロパノール又はn−ブタノール等の溶
媒中、塩化アンモニウム、塩酸、酢酸、トリフルオロ酢
酸若しくはメタンスルホン酸等の酸又は塩化アルミニウ
ムの存在下で、アジ化ナトリウム又はトリメチルシリル
アジド等のアジド化剤と反応させることにより、一般式
〔I〕で示される化合物のうち、R3におけるアリール
基又はヘテロアリール基に、置換基としてテトラゾリル
基を有する化合物〔I−29〕(R1、R4、R5、環
A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0121】第28工程 第27工程で得られる一般式〔I−29〕で示される化
合物をメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノール、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,4−ジオキサン等あるいはこれらの混合溶媒
中、ジアゾメタン等のジアゾアルカンと反応させること
により、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3
おけるアリール基又はヘテロアリール基に、置換基とし
てアルキルテトラゾリル基を有する化合物〔I−30〕
(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、W、Akはそれ
ぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。この時、
アルキル基の置換位置の異なるものの混合物が得られる
場合があるが、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、
薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー
又は結晶化等の公知の分離手段を用いて分離することが
できる。
【0122】製造方法14 ここで述べる製造方法は、R2
【化53】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてジアルキルアミノアルコキシ基を有する化合物を
製造するのに適する。
【化54】
【0123】第29工程 一般式〔I〕で表される化合物のうち、R3におけるア
リール基又はヘテロアリール基に、置換基として水酸基
を有する化合物〔I−31〕(R1、R4、R5、環A、
B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)をテ
トラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等の溶媒中、
トリフェニルホスフィン及びジイソプロピルアゾジカル
ボキシレートの存在下で一般式(xx)(sは1乃至6の
整数を表し、Ak、Ak’はそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)で表されるジアルキルアミノアルコールと反応さ
せることにより、一般式〔I〕で示される化合物のう
ち、R3におけるアリール基又はヘテロアリール基に、
置換基としてジアルキルアミノアルコキシ基を有する化
合物〔I−32〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、
V、W、Ak、Ak’、sはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0124】製造方法15 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化55】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
として−N=CH−NMe2 を有する化合物を製造す
るのに適する。
【化56】
【0125】第30工程 一般式〔I〕で表される化合物のうち、R3におけるア
リール基又はヘテロアリール基に、置換基としてアミノ
基を有する化合物〔I−33〕(R1、R4、R5、環
A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)をテトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等
の溶媒中、塩化チオニル存在下でN,N−ジメチルホル
ムアミドと反応させることにより、一般式〔I〕で示さ
れる化合物のうち、R3におけるアリール基又はへテロ
アリール基に、置換基として−N=CH−NMe2
有する化合物〔I−34〕(R1、R4、R5、環A、
B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0126】製造方法16 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化57】 である時に、R3がアリール基又はへテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
として2−オキソ−3−オキサゾリジニル基を有する化
合物を製造するのに適する。
【化58】
【0127】第31工程 一般式〔I−33〕で示される化合物をジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド又はジメチルスルホキシド等の溶媒中、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム等
の塩基存在下で、クロロギ酸2−クロロエチルを反応さ
せる。得られるカルバメート化合物は、単離精製しなく
てもよい。次いでテトラヒドロフラン又はN,N−ジメ
チルホルムアミド等の溶媒中で水素化ナトリウム等の塩
基を用いて反応を行うことにより、一般式〔I〕で示さ
れる化合物のうち、R3におけるアリール基又はヘテロ
アリール基に、置換基として2−オキソ−3−オキサゾ
リジニル基を有する化合物〔I−35〕(R1、R4、R
5、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)が得られる。この場合、ヨウ化カリウム等
の反応補助剤を加えることが好ましい場合がある。
【0128】製造方法17 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化59】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてイミド基を有する化合物を製造するのに適する。
【化60】
【0129】第32工程 一般式〔I−33〕で示される化合物をジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド又はピリジン等の溶
媒中、一般式(xxi)(R28、R29はそれぞれ水素原子
を表すか、それらが結合する炭素原子と一緒になってベ
ンゼン環を表し、
【化61】 は単結合又は二重結合を表す。)で表される酸無水物を
反応させる。得られるアシル化合物は単離精製しなくて
もよい。次いで無水酢酸を溶媒兼試薬として用い、酢酸
ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸水素ナトリウム又は炭
酸水素カリウム等の塩基存在下で、加熱下、好ましくは
90℃乃至120℃でさらに反応させることにより、一
般式〔I〕で示される化合物のうち、R3におけるアリ
ール基又はへテロアリール基に、置換基としてイミド基
を有する化合物〔I−36〕(R1、R4、R5、R28
29、環A、B、環C、V、W、
【化62】 はそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0130】製造方法18 ここで述べる製造方法は、R2
【化63】 である時に、R3がアリール基又はへテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
として1−ピロリル基を有する化合物を製造するのに適
する。
【化64】
【0131】第33工程 一般式〔I−33〕で示される化合物を酢酸、プロピオ
ン酸等の溶媒中、室温乃至加熱下、好ましくは90℃乃
至110℃で2,5−ジメトキシテトラヒドロフランを
反応させることにより、一般式〔I〕で示される化合物
のうち、R3におけるアリール基又はヘテロアリール基
に、置換基として1−ピロリル基を有する化合物〔I−
37〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、Wはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0132】製造方法19 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化65】 である時に、R3がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
として2−メルカプト−1−イミダゾリル基又は1−イ
ミダゾリル基を有する化合物を製造するのに適する。
【化66】
【0133】第34工程 一般式〔I−33〕で示される化合物をN,N−ジメチ
ルホルムアミド又はジメチルスルホキシド等の溶媒中、
1,1’−チオカルボニルジイミダゾール及びアミノア
セトアルデヒドジメチルアセタールと反応させることに
より、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3にお
けるアリール基又はヘテロアリール基に、置換基として
2−メルカプト−1−イミダゾリル基を有する化合物
〔I−38〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、
Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0134】第35工程 第34工程で得られる一般式〔I−38〕で示される化
合物をメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノール、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオ
キサン等の溶媒中、ラネーニッケルを用いた還元反応を
行うことにより、一般式〔I〕で示される化合物のう
ち、R3におけるアリール基又はヘテロアリール基に、
置換基として1−イミダゾリル基を有する化合物〔I−
39〕(R1、R4、R5、環A、B、環C、V、Wはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0135】製造方法20 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化67】 である時に、R3がピリジン−1−オキシド基である化
合物を製造するのに適する。
【化68】
【0136】第36工程 一般式〔I〕で示される化合物のうちR3がピリジル基
である化合物〔I−40〕(R1、R4、R5、環A、
B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)で示
される化合物をジクロロメタン、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、1,4−ジオ
キサン、酢酸エチル、n−ヘキサン等あるいはこれらの
混合溶媒中で、m−クロロ安息香酸若しくは過酢酸等の
過酸又は過酸化水素を用いて酸化反応を行うことによ
り、一般式〔I〕で示される化合物のうちR3がピリジ
ン−1−オキシド基である化合物〔I−41〕(R1
4、R5、環A、B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)で示される化合物が得られる。
【0137】製造方法21 ここで示す製造方法は、一般式〔I〕で示される化合物
のうち、R2
【化69】 である時に、R3がホルミル基又は−CH=N−R10
(R10は前記と同様の意味を表す。)である化合物を得
るのに適する。
【化70】
【0138】第37工程 一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3がジメトキ
シメチル基である化合物〔I−42〕(R1、R4
5、環A、B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を
表す。)をジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒド
ロフラン、アセトン、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、水等あるいはこれらの
混合溶媒中、塩酸、臭化水素酸、硫酸、トリフルオロ酢
酸又はメタンスルホン酸等の酸存在下で反応を行うこと
により、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3
ホルミル基である化合物〔I−43〕(R1、R4
5、環A、B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を
表す。)が得られる。場合によっては、用いる酸それ自
体を溶媒としてもよい。
【0139】第38工程 第37工程で得られる一般式〔I−43〕で示される化
合物をピリジン等の溶媒中、一般式(xxii)(R10は前
記と同様の意味を表す。)で示されるアミン化合物と反
応させることにより、一般式〔I〕で示される化合物の
うち、R3が−CH=N−R10 である化合物〔I−4
4〕(R1、R4、R5、R10、環A、B、V、Wはそれ
ぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0140】製造方法22 ここで示す製造方法は、一般式〔I〕で示される化合物
のうち、R2
【化71】 である時に、R3
【化72】 (R25、R26はそれぞれ前記と同様の意味を表す。)、
アシル基又は
【化73】 (R10、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)であ
る化合物を得るのに適する。
【化74】
【0141】第39工程 一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3がカルボキ
シ基である化合物〔I−45〕(R1、R4、R5、環
A、B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)
を、一般式(xvi)で示されるアミン化合物と第14工
程と同様の方法により反応させることによって、一般式
〔I〕で示される化合物のうち、R3
【化75】 である化合物〔I−46〕(R1、R4、R5、R25、R
26、環A、B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0142】第40工程 第39工程で得られる一般式〔I−46〕で示される化
合物のうち、R25が低級アルコキシ基、R26が低級アル
キル基である化合物〔I−47〕(R1、R4、R5、環
A、B、V、W、Ak’、Ak”はそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)を第15工程と同様の方法を行うことによ
り、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3がアシ
ル基である化合物〔I−48〕(R1、R4、R5、環
A、B、V、W、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0143】第41工程 第40工程で得られる一般式〔I−48〕で示される化
合物をピリジン等の溶媒中、一般式(xxii)で表される
アミン化合物と反応させることにより、一般式〔I〕で
示される化合物のうち、R3
【化76】 である化合物〔I−49〕(R1、R4、R5、R10、環
A、B、V、W、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0144】製造方法23 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化77】 である時に、R3がホルミルヒドラジノ基又は1,3,
4−オキサジアゾリル基である化合物を製造するのに適
する。
【化78】
【0145】第42工程 一般式〔I−45〕で示される化合物をジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、ベンゼン
又はトルエン等の溶媒中、ギ酸ヒドラジドと反応させる
ことにより、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R
3がホルミルヒドラジノカルボニル基である化合物〔I
−50〕(R1、R4、R5、環A、B、V、Wはそれぞ
れ前記と同様の意味を表す。)が得られる。又は第14
工程と同様の方法によっても、一般式〔I−50〕で表
される化合物が得られる。
【0146】第43工程 第42工程で得られる一般式〔I−50〕で示される化
合物をジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロホルム又はアセトニトリル等の溶媒中、オキシ塩化リ
ンを用い、好ましくは加熱下で反応させることにより、
一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3が1,3,
4−オキサジアゾリル基である化合物〔I−51〕(R
1、R4、R5、環A、B、V、Wはそれぞれ前記と同様
の意味を表す。)が得られる。この場合、試薬として用
いるオキシ塩化リンそれ自体を溶媒としてもよい。
【0147】製造方法24 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化79】 である時に、R3が2−ヒドロキシエチルアミノカルボ
ニル基又は4,5−ジヒドロ−2−オキサゾリル基であ
る化合物を製造するのに適する。
【化80】
【0148】第44工程 一般式〔I−45〕で示される化合物を、第14工程で
示した方法と同様にして、2−アミノエタノールと反応
させることにより、一般式〔I〕で示される化合物のう
ち、R3が2−ヒドロキシエチルアミノカルボニル基で
ある化合物〔I−52〕(R1、R4、R5、環A、B、
V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られ
る。
【0149】第45工程 第44工程で得られる一般式〔I−52〕で示される化
合物をジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロホルム、テトラヒドロフラン又はN,N−ジメチルホ
ルムアミド等の溶媒中、トリエチルアミン、N,N−ジ
イソプロピルエチルアミン、ピリジン又は4−ジメチル
アミノピリジン等の塩基存在下で、塩化メタンスルホニ
ル、塩化p−トルエンスルホニル、塩化トリフルオロメ
タンスルホニル又は無水トリフルオロメタンスルホン酸
等のスルホニル化剤又は塩化チオニル等のハロゲン化剤
と、冷却下乃至室温で反応させる。次いでこれを加熱
下、好ましくは40℃乃至100℃で反応させることに
より、一般式〔I〕で示される化合物のうち、R3
4,5−ジヒドロ−2−オキサゾリル基である化合物
〔I−53〕(R1、R4、R5、環A、B、V、Wはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0150】製造方法25 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化81】 である時に、R3がカルバモイルメチルアミノカルボニ
ル基又は4,5−ジヒドロ−4−オキソイミダゾリル基
である化合物を製造するのに適する。
【化82】
【0151】第46工程 一般式〔I−45〕で示される化合物を、第14工程で
示した方法と同様の方法で、グリシンアミド又はその塩
と反応させることにより、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R3がカルバモイルメチルアミノカルボニル
基である化合物〔I−54〕(R1、R4、R5、環A、
B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得
られる。
【0152】第47工程 第46工程で得られる一般式〔I−54〕で示される化
合物をピリジン等の溶媒中、オキシ塩化リンを用いて、
好ましくは加熱下で反応を行うことにより、一般式
〔I〕で表される化合物のうち、R3が4,5−ジヒド
ロ−4−オキソイミダゾリル基である化合物〔I−5
5〕(R1、R4、R5、環A、B、V、Wはそれぞれ前
記と同様の意味を表す。)が得られる。
【0153】製造方法26 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R2
【化83】 である時に、R3がジアゾメチルカルボニル基、ハロゲ
ノメチルカルボニル基、2−アミノ−4−チアゾリル基
又は2−アシルアミノ−4−チアゾリル基である化合物
を製造するのに適する。
【化84】
【0154】第48工程 一般式〔I−45〕で示される化合物をテトラヒドロフ
ラン等の溶媒中、トリエチルアミン又はN,N−ジイソ
プロピルエチルアミン等の塩基存在下、−10℃乃至室
温でクロロギ酸イソブチルと反応させる。次いで0℃乃
至室温でジアゾメタンと反応させることにより、一般式
〔I〕で示される化合物のうち、R3がジアゾメチルカ
ルボニル基である化合物〔I−56〕(R1、R4
5、環A、B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を
表す。)が得られる。
【0155】第49工程 第48工程で得られる一般式〔I−56〕で示される化
合物をジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロホルム、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン
等の溶媒中、塩化水素又は臭化水素等のハロゲン化水素
を0℃乃至室温で反応させることにより、一般式〔I〕
で示される化合物のうち、R3がハロゲノメチルカルボ
ニル基である化合物〔I−57〕(R1、R4、R5、環
A、B、V、W、Halはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0156】第50工程 第49工程で得られる一般式〔I−57〕で示される化
合物をメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノール、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオ
キサン等の溶媒中、チオウレアと加熱下、好ましくは加
熱還流下で反応させることにより、一般式〔I〕で表さ
れる化合物のうち、R3が2−アミノ−4−チアゾリル
基である化合物〔I−58〕(R1、R4、R5、環A、
B、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)が得
られる。
【0157】第51工程 第50工程で得られる一般式〔I−58〕で示される化
合物をジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロホルム、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、
N,N−ジメチルホルムアミド又はピリジン等の溶媒
中、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチル
アミン又はピリジン等の塩基存在下で、一般式(xxii
i)(Hal’はハロゲン原子を表し、Akは前記と同様の意
味を表す。)で表されるハロゲン化アシル又は一般式
(xxiv)(Akは前記と同様の意味を表す。)で表される
酸無水物を反応させることにより、一般式〔I〕で示さ
れる化合物のうち、R3が2−アシルアミノ−4−チア
ゾリル基である化合物〔I−59〕(R1、R4、R5
環A、B、V、W、Akはそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)が得られる。
【0158】製造方法27 ここで述べる製造方法は、一般式〔I〕で示される化合
物のうち、R1がアリール基又はヘテロアリール基であ
って、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基と
してメチルアミノ基を有する化合物、及び一般式〔II〕
で示される化合物のうちR21’がメチル基である化合物
を製造するのに適する。
【化85】
【0159】第52工程 第9工程で得られる一般式〔I−7〕で示される化合物
を、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等の溶
媒中、水素化リチウムアルミニウム等の還元剤を用いて
還元反応を行うことにより、一般式〔I〕で示される化
合物のうち、R1がアリール基又はヘテロアリール基で
あって、該アリール基又はヘテロアリール基に、置換基
としてメチルアミノ基を有する化合物〔I−60〕(R
2、環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)が得られる。
【0160】第53工程 第52工程で得られる一般式〔I−60〕で示される化
合物を、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジ
クロロメタン、1,2−ジクロロエタン又はクロロホル
ム等の溶媒中、ホスゲン、クロロ炭酸トリクロロメチル
又はトリホスゲン等のホスゲン等価体と反応させる。次
いで一般式(xxv)(R22、R23はそれぞれ前記と同様
の意味を表す。)で表されるアミン化合物と反応させる
ことによって、一般式〔II−4〕(R2、R22、R23
環A、B、環C、V、Wはそれぞれ前記と同様の意味を
表す。)で示される化合物が得られる。
【0161】かくして得られる一般式〔I〕で示される
本発明化合物はFasリガンド産生抑制作用、Fasリ
ガンドmRNA上昇抑制作用、TNF−α産生抑制作
用、IFN−γ産生抑制作用、アポトーシス抑制作用、
HIV増殖抑制作用、肝炎抑制作用を有する。本発明化
合物をアポトーシス抑制剤、抗HIV剤等の抗ウイルス
剤、肝炎治療剤、GVHD治療剤、自己免疫疾患治療剤
として用いる場合、通常全身的、あるいは局所的に、経
口又は非経口で投与される。
【0162】投与量は年齢、体重、症状、治療効果、投
与方法、処理時間等により異なるが、通常成人一人当た
り0.01mg乃至1gの範囲で、一日一回から数回経
口あるいは非経口投与される。
【0163】本発明化合物を経口投与のための固体組成
物にする場合、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤等の剤形が可
能である。このような固体組成物においては、一つ又は
それ以上の活性物質が、少なくとも一つの不活性な希釈
剤、分散剤又は吸着剤等、例えば乳糖、マンニトール、
ブドウ等、ヒドロキシプロピルセルロース、微晶性セル
ロース、澱粉、ポリビニルヒドリン、メタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム又は無水ケイ酸末等と混合される。
又、組成物は常法に従って、希釈剤以外の添加剤を混合
させてもよい。
【0164】錠剤又は丸剤に調製する場合は、必要によ
り白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース又は
ヒドロキシメチルセルロースフタレート等の胃溶性ある
いは腸溶性物質のフィルムで皮膜してもよいし、2以上
の層で皮膜してもよい。さらに、ゼラチン又はエチルセ
ルロースのような物質のカプセルにしてもよい。
【0165】経口投与のための液体組成物にする場合
は、薬剤的に許容される乳濁剤、溶解剤、懸濁剤、シロ
ップ剤又はエリキシル剤等の剤形が可能である。用いる
希釈剤としては、例えば精製水、エタノール、植物油又
は乳化剤等がある。又、この組成物は希釈剤以外に浸潤
剤、懸濁剤、甘味剤、風味剤、芳香剤又は防腐剤等のよ
うな補助剤を混合させてもよい。
【0166】非経口のための注射剤に調製する場合は、
無菌の水性若しくは非水性の溶液剤、可溶化剤、懸濁剤
または乳化剤を用いる。水性の溶液剤、可溶化剤、懸濁
剤としては、例えば注射用蒸留水、生理食塩水シクロデ
キストリン及びその誘導体、トリエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、モノエタノールアミン、トリエチル
アミン等の有機アミン類あるいは無機アルカリ溶液等が
ある。
【0167】水溶性の溶液剤にする場合、例えばプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールあるいはオリ
ーブ油のような植物油、エタノールのようなアルコール
類等を用いてもよい。又、可溶化剤として、例えばポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、蔗糖脂肪酸エステル等の
界面活性剤(混合ミセル形成)、又はレシチンあるいは
水添レシチン(リポソーム形成)等も用いられる。又、
植物油等非水溶性の溶解剤と、レシチン、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油又はポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレングリコール等からなるエマルジョン製剤にす
ることもできる。
【0168】非経口投与のためのその他の組成物として
は、一つ又はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知
の方法により処方される外用液剤、軟膏のような塗布
剤、座剤又はペッサリー等にしてもよい。
【0169】
【実施例】本発明に係る一般式[I]で示される化合物
及びその製造方法を、以下の参考例、実施例によって具
体的に説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではないことは勿論である。
【0170】参考例1(第1工程) 2−(4−ブロモベンゾイル)フェニルイソチオシアネ
ート
【化86】 米国特許第4144233号明細書に記載の方法に従っ
て、チオホスゲン(1.67ml)及び2−アミノフェニル 4
−ブロモフェニル ケトン(5.52g)より、表記化合物(5.
2g)を淡黄色固体として得た。 FAB(+) MS(低分解能) 319
【0171】参考例2〜4(第1工程) 参考例1と同様にして、参考例2〜参考例4の化合物を
得た。これらを表1に示す。
【表1】
【0172】参考例5(第2工程) N−[2−(4−ブロモベンゾイル)フェニル]−1−
(4−メトキシベンジル)ヒドラジンカルボチオアミド
【化87】 4−メトキシベンジルヒドラジン塩酸塩(4.15g)をメタ
ノール(50ml)に溶解させ、氷冷した後トリエチルアミン
(3.38ml)を5分間で滴下した。この反応混合物に、参考
例1で得られた2−(4−ブロモベンゾイル)フェニル
イソチオシアネート(5.2g)のテトラヒドロフラン(100m
l)溶液を氷冷して加え、氷冷下で15分、室温で40分
間撹拌させた。反応終了後、減圧濃縮して得られた残渣
を酢酸エチル(200ml)に溶解させ、水で二回洗浄した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、乾燥剤を濾別
後、濾液を減圧濃縮して得られた残渣をジエチルエーテ
ルより結晶化することにより、表記化合物(5.1g)を淡黄
色結晶として得た。 融点 173.0〜174.5℃
【0173】参考例6〜8(第2工程) 参考例5と同様にして、参考例6〜参考例8の化合物を
得た。これらを表2に示す。
【表2】
【0174】参考例9(第3工程) 5−(4−ブロモフェニル)−3−(4−メトキシベン
ジル)−1,3−ジヒドロベンゾ[e][1,2,4]
トリアゼピン−2−チオン
【化88】 参考例5で得られたN−[2−(4−ブロモベンゾイ
ル)フェニル]−1−(4−メトキシベンジル)ヒドラ
ジンカルボチオアミド(5.0g)をエタノール(50ml)に懸濁
させ、p−トルエンスルホン酸一水和物(190mg)を加え
て、1時間加熱還流させた。反応終了後、減圧濃縮して
得られた残渣をクロロホルム(50ml)に溶解させ、水、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した。有機
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、乾燥剤を濾別
後、濾液を濃縮して析出した結晶を濾取することによ
り、表記化合物(4.6g)を黄色結晶として得た。 融点 158.0〜159.5℃
【0175】参考例10〜12(第3工程) 参考例9と同様にして、参考例10〜参考例12の化合
物を得た。これらを表3に示す。
【表3】
【0176】参考例13(第4工程) 5−(4−ブロモフェニル)−3−(4−メトキシベン
ジル)−2−メチルチオ−3H−ベンゾ[e][1,
2,4]トリアゼピン
【化89】 参考例9で得られた5−(4−ブロモフェニル)−3−
(4−メトキシベンジル)−1,3−ジヒドロベンゾ
[e][1,2,4]トリアゼピン−2−チオン(4.5g)
をアセトン(45ml)に溶解させ、炭酸カリウム(13.8g)を
加えて、アルゴン雰囲気下、室温で30分間撹拌した。
これを氷冷した後、ヨウ化メチル(0.74ml)を加え、氷冷
下で3時間、室温で30分間撹拌した。反応終了後、反
応液を濾過し、減圧濃縮した。得られた残渣をジエチル
エーテルに溶解し、5%クエン酸水溶液、水で順次洗浄
した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、乾燥
剤を濾別後、濾液を減圧濃縮することにより、表記化合
物(4.4g)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.53(3H,s), 3.78(3H,
s), 4.69(2H,s), 6.82(2H,d,J=8.7Hz), 6.93-6.97(2H,
m), 7.13-7.25(5H,m), 7.41-7.44(3H,m)
【0177】参考例14〜16(第4工程) 参考例13と同様にして、参考例14〜参考例16の化
合物を得た。これらを表4に示す。
【表4】
【0178】実施例1(第5工程) 6−(4−ブロモフェニル)−4−(4−メトキシベン
ジル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−
ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化90】 参考例13で得られた5−(4−ブロモフェニル)−3
−(4−メトキシベンジル)−2−メチルチオ−3H−
ベンゾ[e][1,2,4]トリアゼピン(4.3g)、アセ
チルヒドラジン(1.3g)及びp−トルエンスルホン酸一水
和物(175mg)をn−ブタノ−ル(50ml)に溶解させ、11
0℃で18時間加熱撹拌した。反応終了後、減圧濃縮し
て得られた残渣を酢酸エチルに溶解させ、水、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した。有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥させ、乾燥剤を濾別後、濾液
を減圧濃縮して得られた残渣を酢酸エチル−n-ヘキサン
で結晶化することにより、表記化合物(3.3g)を結晶とし
て得た。 融点 204.5〜205.5℃
【0179】実施例2〜4(第5工程) 参考例14で得られた4−[3−(4−メトキシベンジ
ル)−2−メチルチオ−3H−ベンゾ[e][1,2,
4]トリアゼピン−5−イル]安息香酸 terrt−
ブチルエステル、参考例15で得られた5−(4−クロ
ロフェニル)−3−(4−メトキシベンジル)−8−メ
チル−2−メチルチオ−3H−ベンゾ[e][1,2,
4]トリアゼピン、参考例16で得られた5−(4−ク
ロロフェニル)−3−(4−メトキシベンジル)−2−
メチルチオ−3H−ピリド[2,3−e][1,2,
4]トリアゼピンより、実施例1と同様にして、実施例
2〜実施例4の化合物を得た。これらを表5に示す。 実施例2 4−[4−(4−メトキシベンジル)−1−メチル−4
H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]
アズレン−6−イル]安息香酸 tert−ブチルエス
テル1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.59(9H,s), 2.61(3H,
s), 3.80(3H,s), 4.85-5.12(2H,m), 6.85(2H,d,J=8.7H
z), 7.14(1H,d,J=8.0Hz), 7.31-7.36(4H,m), 7.44(2H,
d,J=8.5Hz), 7.60-7.63(1H,m), 7.94(2H,d,J=8.5Hz) 実施例3 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−メトキシベン
ジル)−1,9−ジメチル−4H−2,3,4,5,1
0b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン 融点 213.5〜216.5℃(再結晶溶媒:クロロホルム−ジ
エチルエーテル) 実施例4 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−メトキシベン
ジル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10,1
0b−ヘキサアザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.72(3H,s), 3.80(3H,
s), 4.99(2H,s), 6.86(2H,d,J=8.7Hz), 7.27-7.35(7H,
m), 7.50-7.53(1H,m), 8.61-8.63(1H,m)
【0180】
【表5】
【0181】参考例17(第6工程) 4−(1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル)安息香酸
メチルエステル
【化91】 実施例2で得られた4−[4−(4−メトキシベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸
tert−ブチルエステル(300mg)のメタンスルホン酸
(0.6ml)溶液を70℃で1時間撹拌した。反応混合物に
メタノール(1ml)を加え、1時間加熱還流させた。放冷
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(25ml)とクロロホル
ム(25ml)を反応混合物に加えた。分離した有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液
で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、乾燥剤
を濾別した。この濾液を減圧濃縮して得られた残渣をク
ロロホルム−ジエチルエーテルより結晶化することによ
り、表記化合物(134mg)を無色結晶として得た。 融点 245.5〜247℃
【0182】参考例18〜20(第6工程) 参考例17と同様にして、参考例18〜参考例20の化
合物を得た。これらを表6に示す。
【表6】
【0183】実施例5(第7工程) 4−[4−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ベンジ
ル]−6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン
【化92】 特開平8−225546号公報に記載の6−(4−クロ
ロフェニル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,1
0b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン(270mg)をN,
N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解させ、氷冷した
後水素化ナトリウム(60%油性、38mg)を加えてアルゴン
雰囲気下室温で30分間攪拌した。再び氷冷し、塩化4
−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ベンジル(190m
g)を加えて室温で終夜攪拌した。反応液に水を加えてク
ロロホルムで三回抽出した。有機層を水で五回洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別し、
濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノール=
25:1溶出液より得られた残渣をクロロホルム−ジエ
チルエーテルで結晶化することにより、標記化合物(330
mg)を結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.87(3H,s), 2.62(3H,
s), 3.25(3H,s), 4.80-5.35(2H,m), 7.12(2H,d,J=8.1H
z), 7.20-7.55(9H,m), 7.65(1H,t,J=6.0Hz)
【0184】実施例6(第7工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(4−
メチルスルホニルベンジル)−4H−2,3,4,5,
10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化93】 特開平8−225546号公報に記載の6−(4−クロ
ロフェニル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,1
0b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン(400mg)をN,
N−ジメチルホルムアミド(8ml)に溶解させ、氷冷した
後水素化ナトリウム(60%油性、62mg)を加えてアルゴン
雰囲気下室温で30分間攪拌した。再び氷冷し、塩化4
−メチルスルホニルベンジル(291mg)を加えて室温で終
夜攪拌した。反応液を氷冷しクエン酸及び水を加えて酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させた。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧濃縮して得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、
クロロホルム:メタノール=25:1溶出液より得られ
た残渣を酢酸エチル−ジエチルエーテルで再結晶するこ
とにより、標記化合物(395mg)を結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 3.04(3H,
s), 4.90-5.40(2H,m), 7.20-7.50(7H,m), 7.59(2H,d,J=
8.4Hz), 7.67(1H,t,J=7.6Hz), 7.87(2H,d,J=8.4Hz)
【0185】実施例7〜18(第7工程) 実施例5又は実施例6と同様にして、実施例7〜実施例
18の化合物を得た。これらを表7及び表8に示す。 実施例7 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−ジメチルアミ
ノカルボニルベンジル)−1−メチル−4H−2,3,
4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 2.80-3.20
(6H,m), 4.80-5.30(2H,m), 7.20-7.50(11H,m), 7.60-7.
70(1H,m) 実施例8 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−ジエチルアミ
ノカルボニルベンジル)−1−メチル−4H−2,3,
4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン 融点 175.5〜176.5℃(再結晶溶媒:酢酸エチル) 実施例9 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−ジプロピルア
ミノカルボニルベンジル)−1−メチル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 0.60-1.10(6H,m), 1.40-
1.90(4H,m), 2.62(3H,s), 3.10-3.60(4H,m), 4.80-5.30
(2H,m), 7.10-7.80(12H,m) 実施例10 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]安息香酸 メチルエステル 融点 137〜139℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル) 実施例11 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(4−
メチルチオベンジル)−4H−2,3,4,5,10b
−ペンタアザベンゾ[e]アズレン 融点 171.5〜173.0℃(再結晶溶媒:メタノール−ジエ
チルエーテル)
【0186】実施例12 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−[4−
(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジル]−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.08-2.00(4H,m), 2.62
(3H,s), 3.43(2H,t,J=6.6Hz), 3.64(2H,t,J=6.6Hz), 4.
97(1H,d,J=15.0Hz), 5.15(1H,d,J=15.0Hz), 7.20-7.49
(12H,m), 7.63(1H,t,J=7.8Hz) 実施例13 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(4−
ピロリジン−1−イルスルホニルベンジル)−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン 融点 245.9〜247.6℃(再結晶溶媒:クロロホルム−ジ
エチルエーテル) 実施例14 6−(4−クロロフェニル)−4−[3−(4,5−ジ
ヒドロオキサゾール−2−イル)ベンジル]−1−メチ
ル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 4.05(2H,t,
J=9.3Hz), 4.16(2H,t,J=9.3Hz), 4.80-5.30(2H,m), 7.1
0-8.10(12H,m) 実施例15 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(2−
プロピニル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.25-2.35(1H,m), 2.61
(3H,s), 4.50-4.75(2H,m), 7.20-7.75(8H,m) 実施例16 4−(2−ブチニル)−6−(4−クロロフェニル)−
1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタア
ザベンゾ[e]アズレン 融点 226.5〜229.5℃(再結晶溶媒:ジクロロメタン−
ジエチルエーテル)
【0187】実施例17 6−(4−クロロフェニル)−4−シアノメチル−1−
メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベ
ンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 4.55-4.80
(2H,m), 7.30-7.60(7H,m), 7.68(1H,dt,J=8.0Hz,1.5Hz) 実施例18 6−(4−クロロフェニル)−4−(2,2−ジメトキ
シエチル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10
b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 3.20-3.50
(6H,m), 3.80-4.30(2H,m), 4.76(1H,t,J=5.4Hz), 7.20-
7.70(8H,m)
【0188】
【表7】
【0189】
【表8】
【0190】実施例19〜30(第7工程) 特開平8−225546号公報に記載の1−メチル−6
−フェニル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタア
ザベンゾ[e]アズレン、参考例18で得られた6−
(4−ブロモフェニル)−1−メチル−4H−2,3,
4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン、特
開平8−225546号公報に記載の1−メチル−6−
(4−メチルフェニル)−4H−2,3,4,5,10
b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン、参考例17で得
られた4−(1−メチル−4H−2,3,4,5,10
b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル)安息
香酸 メチルエステル、特開平8−225546号公報
に記載の1,9−ジメチル−6−フェニル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレ
ン、参考例19で得られた6−(4−クロロフェニル)
−1,9−ジメチル−4H−2,3,4,5,10b−
ペンタアザベンゾ[e]アズレンより、実施例5又は実
施例6と同様にして、実施例19〜実施例30の化合物
を得た。これらを表9及び表10に示す。
【0191】実施例19 4−(4−シアノベンジル)−1−メチル−6−フェニ
ル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン 融点 215〜216.5℃(再結晶溶媒:クロロホルム−ジエ
チルエーテル) 実施例20 4−(4−ブロモベンジル)−6−(4−ブロモフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン 融点 248.5〜249.5℃(再結晶溶媒:クロロホルム−メ
タノール) 実施例21 4−[4−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ベンジ
ル]−1−メチル−6−(4−メチルフェニル)−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.87(3H,s), 2.37(3H,
s), 2.62(3H,s), 3.25(3H,s), 4.80-5.30(2H,m), 7.00-
7.70(12H,m) 実施例22 1−メチル−6−(4−メチルフェニル)−4−(4−
メチルスルホニルベンジル)−4H−2,3,4,5,
10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.36(3H,s), 2.63(3H,
s), 3.06(3H,s), 4.90-5.40(2H,m), 7.10-8.00(12H,m) 実施例23 4−[1−メチル−6−(4−メチルフェニル)−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]安息香酸 メチルエステル1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.35(3H,s), 2.65(3H,
s), 3.90(3H,s), 4.90-5.30(2H,m), 7.00-8.10(12H,m)
【0192】実施例24 1−メチル−6−(4−メチルフェニル)−4−[4−
(ピロリジン−1−イルカルボニル)ベンジル]−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.80-2.00(4H,m), 2.36
(3H,s), 2.62(3H,s), 3.43(2H,t,J=6.6Hz), 3.64(2H,t,
J=6.6Hz), 4.95(1H,d,J=15.0Hz), 5.14(1H,d,J=15.0H
z), 7.12(2H,d,J=7.8Hz), 7.20-7.48(9H,m), 7.62(1H,
t,J=7.8Hz) 実施例25 4−[4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]安息香酸 メチルエステル 融点 186〜187.5℃(再結晶溶媒:酢酸エチル) 実施例26 4−[4−(4−シアノベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]安息香酸 メチルエステル 融点 239.5〜241℃(再結晶溶媒:酢酸エチル) 実施例27 4−(3,4−ジクロロベンジル)−1,9−ジメチル
−6−フェニル−4H−2,3,4,5,10b−ペン
タアザベンゾ[e]アズレン 融点 158〜159℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル) 実施例28 4−(4−シアノベンジル)−1,9−ジメチル−6−
フェニル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザ
ベンゾ[e]アズレン 融点 214〜216℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−n-ヘキサ
ン)
【0193】実施例29 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−シアノベンジ
ル)−1,9−ジメチル−4H−2,3,4,5,10
b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン 融点 206.5〜208.0℃(再結晶溶媒:クロロホルム−ジ
エチルエーテル) 実施例30 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−ジエチルアミ
ノカルボニルベンジル)−1,9−ジメチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン 融点 195〜196℃(再結晶溶媒:クロロホルム−ジエチ
ルエーテル−n-ヘキサン)
【0194】
【表9】
【0195】
【表10】
【0196】実施例31〜36(第7工程) 特開平8−225546号公報に記載の2,9−ジメチ
ル−4−フェニル−6H−5,6,7,8,9a−ペン
タアザチエノ[2,3−e]アズレン、4−(4−クロ
ロフェニル)−2−エチル−9−メチル−6H−5,
6,7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]ア
ズレン、4−(4−クロロフェニル)−2,3,9−ト
リメチル−6H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチ
エノ[2,3−e]アズレン、4−(4−メトキシフェ
ニル)−2,3,9−トリメチル−6H−5,6,7,
8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレンよ
り、実施例5又は実施例6と同様にして実施例31〜実
施例36の化合物を得た。これらを表11に示す。
【0197】実施例31 6−(4−クロロベンジル)−2,9−ジメチル−4−
フェニル−6H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチ
エノ[2,3−e]アズレン 融点 128〜130℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル−n-
ヘキサン) 実施例32 6−(4−シアノベンジル)−2,9−ジメチル−4−
フェニル−6H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチ
エノ[2,3−e]アズレン 融点 192〜195℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル) 実施例33 4−(4−クロロフェニル)−6−(4−シアノベンジ
ル)−2−エチル−9−メチル−6H−5,6,7,
8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレン 融点 199〜200℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル) 実施例34 4−(4−クロロフェニル)−6−(3,4−ジフルオ
ロベンジル)−2,3,9−トリメチル−6H−5,
6,7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]ア
ズレン 融点 189〜191℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル) 実施例35 4−(4−クロロフェニル)−6−(4−シアノベンジ
ル)−2,3,9−トリメチル−6H−5,6,7,
8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレン 融点 210〜211℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル) 実施例36 6−(4−シアノベンジル)−4−(4−メトキシフェ
ニル)−2,3,9−トリメチル−6H−5,6,7,
8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレン 融点 171〜172℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル)
【0198】
【表11】
【0199】実施例37(第7工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−(3,4−ジクロロ
ベンジル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10
b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化94】 実施例5又は実施例6と同様にして、表記化合物(128m
g)を得た。但し、水素化ナトリウム(60%油性)の代わり
に水酸化カリウム(88mg)を、塩化4−メチルスルホニル
ベンジルの代わりに塩化3,4−ジクロロベンジル(44
μl)を用いた。 融点 181〜183℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル−n-
ヘキサン)
【0200】実施例38〜41(第7工程) 実施例37と同様にして、実施例38〜41の化合物を
得た。これらを表12に示す。 実施例38 4−(4−クロロフェニル)−6−(3,4−ジクロロ
ベンジル)−2−エチル−9−メチル−6H−5,6,
7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレ
ン 融点 151〜153℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル) 実施例39 4−(4−クロロフェニル)−6−(4−フルオロベン
ジル)−2,3,9−トリメチル−6H−5,6,7,
8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレン 融点 242〜243℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル) 実施例40 6−(4−クロロベンジル)−4−(4−クロロフェニ
ル)−2,3,9−トリメチル−6H−5,6,7,
8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレン 融点 230〜231℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル) 実施例41 4−(4−クロロフェニル)−6−(3,4−ジクロロ
ベンジル)−2,3,9−トリメチル−6H−5,6,
7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレ
ン 融点 191〜193℃(再結晶溶媒:ジエチルエーテル)
【0201】
【表12】
【0202】実施例42(第7工程) 4−[1−メチル−4−(4−ニトロベンジル)−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]安息香酸 メチルエステル
【化95】 参考例17で得られた4−(1−メチル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
−6−イル)安息香酸 メチルエステル(1.20g)より、
実施例5と同様にして、表記化合物(1.22g)を淡黄色結
晶として得た。但し、水素化ナトリウム(60%油性)の代
わりにリチウム ビス(トリメチルシリル)アミド 1
Mテトラヒドロフラン溶液(3.78ml)を、塩化4−メチル
スルホニルベンジルの代わりに臭化p−ニトロベンジル
(855mg)を用いた。 融点 205〜206℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル)
【0203】実施例43(第7工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(4−
ニトロベンジル)−4H−2,3,4,5,10,10
b−ヘキサアザベンゾ[e]アズレン
【化96】 参考例20で得られた6−(4−クロロフェニル)−1
−メチル−4H−2,3,4,5,10,10b−ヘキ
サアザベンゾ[e]アズレン(150mg)より、実施例42
と同様にして、表記化合物(152mg)を得た。 融点 224〜226℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル)
【0204】実施例44(第8工程) 4−[4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]安息香酸
【化97】 実施例25で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸
メチルエステル(2.24g)のメタノール(45ml)懸濁液に1
N水酸化ナトリウム水溶液(9.8ml)を加えた。この混合
物を50℃で1.5時間撹拌した。反応混合物を放冷
後、減圧濃縮した。残渣にジエチルエーテル、水を加
え、水層を分離した。得られた水層を5%硫酸水素カリ
ウム水溶液(50ml)で酸性とし、析出物をクロロホルムで
二回抽出した。このクロロホルム層を塩化ナトリウム水
溶液で三回洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。
乾燥剤を濾別後、減圧濃縮して得られた残渣をクロロホ
ルム−ジエチルエーテルで結晶化することにより、表記
化合物(2.09g)を無色結晶として得た。 融点 247〜248℃
【0205】実施例45(第8工程) [4−(4−シアノベンジル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン−6−イル]安息香酸
【化98】 実施例26で得られた4−[4−(4−シアノベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸
メチルエステル(630mg)より、実施例44と同様にし
て、表記化合物(446mg)を得た。 融点 190〜192℃(再結晶溶媒:クロロホルム−ジエチ
ルエーテル)
【0206】実施例46(第8工程) 4−[1−メチル−4−(4−ニトロベンジル)−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]安息香酸
【化99】 実施例42で得られた4−[1−メチル−4−(4−ニ
トロベンジル)−4H−2,3,4,5,10b−ペン
タアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸 メ
チルエステル(97.1mg)を1,4−ジオキサン(0.5ml)に
溶解させ、これに濃塩酸(0.8ml)を加え、100℃で7
時間加温した。反応液を減圧濃縮し、残渣に1N水酸化
ナトリウムを加えて塩基性水溶液とした後、酢酸エチル
で洗浄した。塩基性溶液を1N塩酸で酸性にし、不溶性
の固体生成物を生成させた。この物質をメタノール−酢
酸エチル−ジエチルエーテルで再結晶することにより、
表記化合物(79.4mg)を淡黄色結晶として得た。 融点 290℃
【0207】実施例47(第9工程) 4−[4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]フェニルカルバミン酸 tert−
ブチルエステル
【化100】 実施例44で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸(3
50mg)、ジフェニルリン酸アジド(diphenylphosphoryl a
zide; DPPA、0.18ml)、トリエチルアミン(0.12ml)のt
ert−ブチルアルコール(7ml)溶液を18時間加熱還
流させた。反応液を放冷後、減圧濃縮した。得られた残
渣に5%硫酸水素カリウム水溶液および酢酸エチルを加
え、有機層を分離した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
させた。乾燥剤を濾別後、濾液を減圧濃縮して得られた
残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し、クロロホ
ルム:メタノール=50:1溶出液より、表記化合物(3
95mg)を淡黄色不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.52(9H,s), 2.61(3H,
s), 4,86-5.09(2H,m), 6.63(1H,s), 7.24-7.38(11H,m),
7.59-7.62(1H,m)
【0208】実施例48〜49(第9工程) 実施例45で得られた[4−(4−シアノベンジル)−
1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタア
ザベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸、実施例
46で得られた4−[1−メチル−4−(4−ニトロベ
ンジル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザ
ベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸より、実施
例47と同様にして、実施例48〜実施例49の化合物
を得た。これらを表13に示す。 実施例48 4−[4−(4−シアノベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]フェニルカルバミン酸 tert−
ブチルエステル1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.52(9H,s), 2.62(3H,
s), 4.95-5.19(2H,m), 6.59(1H,s), 7.27-7.40(7H,m),
7.48(2H,d,J=8.4Hz), 7.59(2H,d,J=8.7Hz), 7.62-7.67
(1H,m) 実施例49 4−[1−メチル−4−(4−ニトロベンジル)−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]フェニルカルバミン酸 tert−
ブチルエステル1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.51(9H,s), 2.63(3H,
s), 5.03(1H,d,J=14.0Hz), 5.15(1H,d,J=14.0Hz), 6.61
(1H,s), 7.20-7.42(7H,m), 7.54(2H,d,J=8.7Hz),7.60-
7.69(1H,m), 8.16(2H,d,J=8.7Hz)
【0209】
【表13】
【0210】実施例50(第10工程) 4−[4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]フェニルアミン 塩酸塩
【化101】 実施例47で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルカ
ルバミン酸 tert−ブチルエステル(100mg)を4N
塩化水素−1,4-ジオキサン溶液(1.5ml)に溶解し、室温
で1時間撹拌した。溶媒を減圧留去して得られた残渣を
エタノールより結晶化することにより、表記化合物(62m
g)を淡黄色結晶として得た。 融点 183〜185℃
【0211】実施例51〜52(第10工程) 実施例48で得られた4−[4−(4−シアノベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルカ
ルバミン酸 tert−ブチルエステル、実施例49で
得られた4−[1−メチル−4−(4−ニトロベンジ
ル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベン
ゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルカルバミン酸
tert−ブチルエステルより、実施例50と同様にし
て、実施例51〜実施例52の化合物を得た。これらを
表14に示した。 実施例51 4−[4−(4−シアノベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]フェニルアミン 塩酸塩 融点 180〜190℃(分解、再結晶溶媒:エタノール−イ
ソプロパノール) 実施例52 4−[1−メチル−4−(4−ニトロベンジル)−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]フェニルアミン 塩酸塩 融点 236〜237℃(再結晶溶媒:メタノール−ジエチル
エーテル)
【0212】
【表14】
【0213】実施例53(第11工程) 4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−6−(4−
ニトロフェニル)−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン
【化102】 実施例50で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルア
ミン 塩酸塩(135mg)を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
とクロロホルム間で分配し、有機層を飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。
乾燥剤を濾別後、濾液を減圧濃縮して得られた残渣(100
mg)を酢酸(2ml)に溶解した。この溶液に過ホウ酸ナトリ
ウム四水和物(sodium peroxoboratetetrahydrate、185m
g)を加え、50℃で7時間撹拌した。反応混合物を放冷
し、水(20ml)、クロロホルム(20ml)を加えた。分離した
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別
後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノール=9
8:2溶出液より得られた残渣を酢酸エチルで結晶化す
ることにより、表記化合物(68mg)を淡黄色固体として得
た。 融点 240〜242℃
【0214】実施例54(第12工程) 3−[4−[4−(4−クロロベンジル)−1−メチル
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン−6−イル]フェニル]−1,1−ジメ
チウルレア
【化103】 実施例50で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルア
ミン 塩酸塩(500mg)のピリジン(1ml)溶液に、塩化N,
N−ジメチルカルバモイル(143mg)を加え、室温で1.
5時間、70℃で1.5時間攪拌した。反応液を放冷
し、5%硫酸水素カリウム水溶液(30ml)に注いで、酢酸
エチル(100ml)で抽出した。5%硫酸水素カリウム水溶
液(30ml)で二回、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30m
l)、飽和塩化ナトリウム水溶液(30ml)で順次洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別後、減圧
濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに供し、クロロホルム:メタノール=97:3溶
出液より得られた残渣をクロロホルム−ジエチルエーテ
ルで結晶化することにより、表記化合物(491mg)を淡黄
色結晶として得た。 融点 262〜263℃
【0215】実施例55〜62(第12工程) 実施例50で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルア
ミン 塩酸塩、 実施例52で得られた4−[1−メチル−4−(4−ニ
トロベンジル)−4H−2,3,4,5,10b−ペン
タアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルアミ
ン 塩酸塩より、実施例54と同様にして実施例55〜
実施例62の化合物を得た。これらを表15に示す。 実施例55 1,1−ジメチル−3−[4−[1−メチル−4−(4
−ニトロベンジル)−4H−2,3,4,5,10b−
ペンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニ
ル]ウレア1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 3.04(6H,
s), 5.03(1H,d,J=15.5Hz), 5.21(1H,d,J=15.5Hz), 6.42
(1H,s), 7.26-7.43(7H,m), 7.54(2H,d,J=8.8Hz),7.65(1
H,dt,J=7.7, 2.1Hz), 8.16(2H,d,J=8.8Hz) 実施例56 1,1−ジエチル−3−[4−[4−(4−クロロベン
ジル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−
ペンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニ
ル]ウレア1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.23(6H,t,J=7.3Hz), 2.
61(3H,s), 3.38(4H,q,J=7.3Hz), 4.86-5.09(2H,m), 6.3
9(1H,s), 7.18-7.39(11H,m), 7.63(1H,m) 実施例57 1−メチル−3−[4−[4−(4−クロロベンジル)
−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニル]−1
−フェニルウレア 融点 243.5〜245.0℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエ
チルエーテル) 実施例58 1−メチル−3−[4−[1−メチル−4−(4−ニト
ロベンジル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニル]−1
−フェニルウレア1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 3.34(3H,
s), 5.01(1H,d,J=13.9Hz), 5.19(1H,d,J=13.9Hz), 6.34
(1H,s), 7.21-7.42(11H,m), 7.47-7.54(3H,m), 7.64(1
H,dt,J=7.7, 1.5Hz), 8.14(2H,d,J=8.4Hz) 実施例59 4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−6−[4−
(ピロリジン−1−イルカルボニルアミノ)フェニル]
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン 融点 158〜161℃(再結晶溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル)
【0216】実施例60 1−メチル−4−(4−ニトロベンジル)−6−[4−
(ピロリジン−1−イルカルボニルアミノ)フェニル]
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.92-2.00(4H,m), 2.62
(3H,s), 3.47(4H,t,J=6.6Hz), 5.00(1H,d,J=15.5Hz),
5.21(1H,d,J=15.5Hz), 6.29(1H,s), 7.20-7.45(7H,m),
7.53(2H,d,J=8.4Hz), 7.65(1H,t,J=8.4Hz), 8.16(2H,d,
J=8.4Hz) 実施例61 4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−6−(4−
モルホリノカルボニルアミノフェニル)−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン 融点 175〜176℃(再結晶溶媒:クロロホルム−ジエチ
ルエーテル) 実施例62 1−メチル−4−(4−ニトロベンジル)−6−(4−
モルホリノカルボニルアミノフェニル)−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 3.49(4H,t,
J=5.1Hz), 3.75(4H,t,J=5.1Hz), 5.03(1H,d,J=15.5Hz),
5.21(1H,d,J=15.5Hz), 6.52(1H,s), 8.20-8.42(7H,m),
7.53(2H,d,J=8.4Hz), 7.66(1H,t,J=7.7Hz), 8.16(2H,
d,J=8.4Hz)
【0217】
【表15】
【0218】実施例63(第12工程) 1−エチル−3−[4−[4−(4−クロロベンジル)
−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニル]ウレ
【化104】 実施例50で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルア
ミン 塩酸塩(90mg)、トリエチルアミン(20mg)のクロロ
ホルム(1ml)溶液にエチルイソシアネート(40mg)を加え
て、室温で1時間、60℃で4時間攪拌した。反応液を
放冷し、クロロホルム(20ml)を加えた。5%硫酸水素カ
リウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(10ml)、
飽和塩化ナトリウム水溶液(10ml)で順次洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別後、減圧濃縮
して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに供し、クロロホルム:メタノール=96:4溶出液
より得られた残渣をクロロホルム−ジエチルエーテルで
結晶化することにより、表記化合物(85mg)を淡黄色結晶
として得た。 融点 179〜180℃
【0219】実施例64(第12工程) 1−エチル−3−[4−[1−メチル−4−(4−ニト
ロベンジル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニル]ウレ
【化105】 実施例52で得られた4−[1−メチル−4−(4−ニ
トロベンジル)−4H−2,3,4,5,10b−ペン
タアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルアミ
ン 塩酸塩(90mg)より、実施例63と同様にして、表記
化合物(67mg)を得た。 融点 261.2〜261.8℃(再結晶溶媒:クロロホルム)
【0220】実施例65(第13工程) 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]安息香酸
【化106】 実施例10で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]安息
香酸 メチルエステル(171mg)のエタノール(1ml)溶液に
1N水酸化ナトリウム水溶液(0.37ml)を加え、室温で5
時間、さらに45℃で4時間攪拌した。反応終了後、反
応液を減圧濃縮し、残渣に酢酸エチルと水を加えた。水
層を分離し、氷冷下、1N塩酸でpH3に調整した。析
出した残渣を酢酸エチルで抽出し、有機層を三回水洗し
た。この有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、乾燥剤
を濾別後、減圧濃縮した。得られた残渣をクロロホルム
−酢酸エチルの混合溶媒で結晶化することにより、表記
化合物(105.6mg)を無色結晶として得た。 融点 190〜193℃
【0221】実施例66(第13工程) 4−[1−メチル−6−(4−メチルフェニル)−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]安息香酸
【化107】 実施例23で得られた4−[1−メチル−6−(4−メ
チルフェニル)−4H−2,3,4,5,10b−ペン
タアザベンゾ[e]アズレン−6−イル)安息香酸 メ
チルエステル(2.25g)のエタノール(22ml)溶液に、2N
水酸化ナトリウム水溶液(5.14ml)を加え、室温で14時
間攪拌した。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、残渣に
水(12.1ml)、4N塩酸(3.50ml)を氷冷下加え、室温で1
0分間攪拌した。析出した固体を濾取、水洗することに
より、表記化合物(1.96g)を無色結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.33(3H,s), 2.55(3H,
s), 4.86(1H,d,J=14.1Hz), 5.06(1H,d,J=14.1Hz), 7.15
-7.30(4H,m), 7.40-7.50(3H,m), 7.68-7.80(2H,m), 7.8
8(2H,d,J=8.2Hz)
【0222】実施例67(第14工程) N−メチル−4−[1−メチル−6−(4−メチルフェ
ニル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベ
ンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]ベンズアミド
【化108】 実施例66で得られた4−[1−メチル−6−(4−メ
チルフェニル)−4H−2,3,4,5,10b−ペン
タアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]安息香
酸(250mg)及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール 一
水和物(108mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に
溶解させた。氷冷下、1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(WSC・HC
l、136mg)、トリエチルアミン(286μl)及びメチルアミ
ン塩酸塩(100mg)を順次加え、室温で終夜攪拌した。反
応終了後、反応液を減圧濃縮し、残渣をクロロホルムに
溶解した。これを0.5N水酸化ナトリウム水溶液で三
回、さらに水で四回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させた。乾燥剤を濾別後、減圧濃縮して得られた残渣
をクロロホルム−ジエチルエーテルで結晶化することに
より、表記化合物(228mg)を結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.35(3H,s), 2.61(3H,
s), 3.00(3H,d,J=3.3Hz), 4.80-5.30(2H,m), 6.10-6.30
(1H,m), 7.00-7.80(12H,m)
【0223】実施例68〜73(第14工程) 実施例65で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]安息
香酸より、実施例67と同様にして、実施例68〜実施
例73の化合物を得た。これらを表16に示す。 実施例68 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]ベンズアミド1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.51(3H,s), 4.75-5.1
0(2H,m), 7.10-8.00(14H,m) 実施例69 N−メチル−4−[6−(4−クロロフェニル)−1−
メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベ
ンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]ベンズアミド1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 3.00(3H,d,
J=4.9Hz), 4.80-5.30(2H,m), 6.10-6.30(1H,m), 7.10-
7.80(12H,m) 実施例70 N−プロピル−4−[6−(4−クロロフェニル)−1
−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザ
ベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]ベンズアミド1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 0.98(3H,t,J=7.4Hz), 1.
54-1.78(2H,m), 2.62(3H,s), 3.38-3.45(2H,m), 4.97(1
H,d,J=12.4Hz), 5.16(1H,d,J=12.4Hz), 6.05-6.20(1H,
m), 7.15-7.80(12H,m) 実施例71 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(4−
メチルピペラジノカルボニルベンジル)−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.32(3H,s), 2.35-2.50
(4H,m), 2.62(3H,s), 3.40-3.55(2H,m), 3.70-3.85(2H,
m), 4.90-5.20(2H,m), 7.20-7.45(11H,m), 7.60-7.70(1
H,m) 実施例72 N,N−ジメチル−4−[1−メチル−6−(4−メチ
ルフェニル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]ベンズア
ミド1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.36(3H,s), 2.62(3H,
s), 2.80-3.20(6H,m), 4.80-5.30(2H,m), 7.00-7.70(12
H,m) 実施例73 N,N−ジエチル−4−[1−メチル−6−(4−メチ
ルフェニル)−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]ベンズア
ミド1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.00-1.40(6H,m), 2.36
(3H,s), 2.62(3H,s), 3.10-3.70(4H,m), 4.80-5.30(2H,
m), 7.00-7.70(12H,m)
【0224】
【表16】
【0225】実施例74(第14工程) N−メトキシ−N−メチル−4−[6−(4−クロロフ
ェニル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b
−ペンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]
ベンズアミド
【化109】 実施例65で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]安息
香酸(500mg)のクロロホルム(5ml)溶液に、氷冷下塩化チ
オニル(164μl)を加え、室温で1時間、50℃で20分
間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣にクロ
ロホルム(5ml)を加え、氷冷下N,O−ジメチルヒドロ
キシルアミン塩酸塩(130mg)及びトリエチルアミン(0.31
ml)を加えて、室温で1時間攪拌した。反応液を水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾
別後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノール=
19:1溶出液より、表記化合物(533mg)を得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 3.35(3H,
s), 3.56(3H,s), 4.80-5.30(2H,m), 7.15-7.70(12H,m)
【0226】実施例75 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(アゼ
チジン−1−イルカルボニルベンジル)−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化110】 実施例74と同様にして、表記化合物(31.9mg)を得た。
但し、N,O−ジメチルヒドロキシルアミンの代わりに
アゼチジン塩酸塩(28mg)、クロロホルムの代わりにジク
ロロメタンを用いた。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.20-2.50(2H,m), 2.62
(3H,s), 4.16-4.40(4H,m), 4.96(1H,m), 5.16(1H,m),
7.20-7.42(9H,m), 7.57(2H,d,J=7.8Hz), 7.64(1H,t,J=
7.8Hz)
【0227】実施例76(第15工程) 4−(4−アセチルベンジル)−6−(4−クロロフェ
ニル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−
ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化111】 実施例74で得られたN−メトキシ−N−メチル−4−
[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン−4−イルメチル]ベンズアミド(300mg)のテトラ
ヒドロフラン(3ml)溶液を、アルゴン雰囲気下−30℃
で1M臭化メチルマグネシウム−トルエン溶液(2ml)を
加え、室温までゆっくりと昇温した。反応液にクエン酸
(150mg)を加え、30分間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、得られた残渣を酢酸エチルに溶解させて、飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、乾燥剤を濾別した。濾液を減圧濃縮し
て得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に供し、クロロホルム:メタノール19:1溶出液より
表記化合物(150mg)を得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.59(3H,s), 2.62(3H,
s), 4.90-5.30(2H,m), 7.20-8.00(12H,m)
【0228】実施例77(第16工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−[4−(ピ
ラゾール−3−イル)ベンジル]−4H−2,3,4,
5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化112】 実施例76で得られた4−(4−アセチルベンジル)−
6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
(150mg)をN,N−ジメチルホルムアミド ジメチルア
セタール(1ml)に溶解させ、120℃で12時間攪拌し
た。反応液にクロロホルム(5ml)を加え、水、飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄して、無水硫酸マグネシウムで
乾燥させた。乾燥剤を濾別後、濾液を減圧濃縮して得ら
れた残渣にエタノール(5ml)及びヒドラジン(200μl)を
加え、110℃で2時間攪拌した。反応液にクロロホル
ムを加え、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄して、無水
硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別後、濾液
を減圧濃縮して得られた残渣をクロロホルム−ジエチル
エーテルで結晶化することにより、表記化合物(82mg)を
結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 4.93-5.17
(2H,m), 6.59(1H,d,J=2.5Hz), 7.19-7.44(9H,m), 7.60-
7.71(4H,m)
【0229】実施例78(第17工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[4−(イソオキサ
ゾール−5−イル)ベンジル]−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン
【化113】 実施例76で得られた4−(4−アセチルベンジル)−
6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
(150mg)をN,N−ジメチルホルムアミド ジメチルア
セタール(1.5ml)に溶解させ、110℃で8時間攪拌し
た。反応液にクロロホルム(5ml)を加え、水、飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄して、無水硫酸マグネシウムで
乾燥させた。乾燥剤を濾別後、濾液を減圧濃縮して得ら
れた残渣にエタノール(5ml)及びヒドロキシルアミン塩
酸塩(35mg)を加え、110℃で2時間攪拌した。反応液
を減圧濃縮し、得られた残渣を酢酸エチルに溶解して、
水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機層
を硫酸マグネシウムで乾燥させ、乾燥剤を濾別後、濾液
を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに供し、クロロホルム:メタノール=1
9:1溶出液より、表記化合物(57mg)を不定形固体とし
て得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 4.90-5.25
(2H,m), 6.49(1H,s), 7.21-7.75(12H,m), 8.24(1H,s)
【0230】実施例79(第18工程) 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]ベンゾイルヒドラジン
【化114】 実施例10で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]安息
香酸 メチルエステル(70mg)をN,N−ジメチルホルム
アミド(0.5ml)に溶解させ、ヒドラジン一水和物(73μl)
を加えて室温で23時間攪拌した。反応液にクロロホル
ムを加え、水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄
し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥
剤を濾別し、濾液をトルエン共沸によって濃縮すること
により、表記化合物(67mg)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.90-2.40(3H,br s), 2.
62(3H,s), 4.90-5.20(2H,m), 7.20-7.50(9H,m), 7.60-
7.70(3H,m)
【0231】実施例80(第19工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−[4−
(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンジ
ル]−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベン
ゾ[e]アズレン
【化115】 実施例79で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]ベン
ゾイルヒドラジン(100mg)をトルエン(5ml)に溶解させ、
オルソギ酸トリエチル(1ml)を加えて110℃で5時間
加熱還流させた。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロホ
ルム:メタノール=19:1溶出液より得られた残渣を
酢酸エチル−ジエチルエーテルで結晶化することによ
り、表記化合物(85mg)を無色結晶として得た。 融点 198〜200℃
【0232】実施例81(第20工程) 4−[4−(1H−ベンズイミダゾール−2−イル)ベ
ンジル]−6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−
4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン
【化116】 アルゴン雰囲気下、トルエン(5ml)に1.8Mトリメチ
ルアルミニウム−トルエン溶液(1.4ml)を加え、氷冷し
た。次いでo−フェニレンジアミン(81mg)を加え、氷冷
下で30分、室温で1.5時間攪拌した。これに実施例
10で得られた4−[6−(4−クロロフェニル)−1
−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザ
ベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]安息香酸 メ
チルエステル(220mg)を加え、2時間加熱還流させた。
反応液を氷冷し、水(1ml)、メタノール(5ml)を加えて、
不溶物を濾取した。濾取した不溶物をクロロホルム−メ
タノールの混合溶媒に溶解させ、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄して、
無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別後、減
圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに供し、クロロホルム:メタノール=96:4
溶出液より得られた残渣をイソプロパノールで結晶化す
ることにより、表記化合物(182mg)を結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.53(3H,s), 3.31(3H,
s), 4.75-5.20(2H,m),7.10-8.25(16H,m), 12.83(1H,s)
【0233】実施例82(第21工程) 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]フェニルカルバミン酸 メチ
ルエステル
【化117】 実施例65で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]安息
香酸(177mg)のトルエン(3ml)溶液に、トリエチルアミン
(60.6μl)及びジフェニルリン酸アジド(121mg)を加え、
100℃で1.5時間、120℃で30分間攪拌した
後、メタノール(0.5ml)を加えてさらに30分間攪拌し
た。反応液を放冷し、5%クエン酸水溶液、水、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液及び飽和塩化ナトリウム水溶液
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾
燥剤を濾別後、濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロホル
ム:メタノール=20:1溶出液より得られた粗精製物
をクロロホルム−メタノールで結晶化することにより、
表記化合物(57mg)を得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 3.75(3H,
s), 4.80-5.10(2H,m), 6.69(1H,s), 7.18-7.38(11H,m),
7.63(1H,m)
【0234】実施例83(第22工程) N−[4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン−4−イルメチル]フェニル]−N−メ
チルカルバミン酸 メチルエステル
【化118】 実施例82で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]フェ
ニルカルバミン酸 メチルエステル(330mg)をN,N−
ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解させ、氷冷下水素化
ナトリウム(60%油性、28mg)を加えた後、室温で30分
間攪拌した。次いでヨウ化メチルを1時間ごとに20μl
ずつ2回加えた。反応混合物を再び氷冷し水素化ナトリ
ウム(60%油性、14mg)を加え、室温で30分間攪拌した
後、ヨウ化メチルを1時間ごとに20μlずつ2回加え
た。反応混合物を再度氷冷し、水素化ナトリウム(60%油
性、7mg)を加えて室温で30分間攪拌した後、ヨウ化メ
チルを1時間ごとに20μlずつ2回加えた。反応混合物
に水を加えクロロホルムで抽出した。有機層を飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、乾燥剤を濾別した。濾液を減圧濃縮して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、酢
酸エチル溶出液で得られた粗精製物を再びシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに供し、アセトン:n−ヘキサ
ン=1:1溶出液より、表記化合物(140mg)を不定形固
体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 3.28(3H,
s), 3.70(3H,s), 4.85-5.20(2H,m), 7.15-7.50(10H,m),
7.60-7.70(2H,m)
【0235】実施例84(第23工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−[4−
(5−メチル−4H−[1,2,4]トリアゾール−3
−イル)ベンジル]−4H−2,3,4,5,10b−
ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化119】 実施例68で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]ベン
ズアミド(50mg)にN,N−ジメチルアセトアミド ジメ
チルアセタール(0.90ml)を加え、アルゴン雰囲気下11
0℃で2.5時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、得ら
れた残渣に酢酸(0.40ml)及び無水ヒドラジン(7.4μl)を
加えて、アルゴン雰囲気下90℃で4.5時間攪拌し
た。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出した。有機
層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別
後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノール=9
8:2〜94:6溶出液より得られた粗精製物をクロロ
ホルム−n-ヘキサンで結晶化することにより、表記化合
物(32.5mg)を淡黄色結晶として得た。 融点 205〜206℃
【0236】実施例85(第24工程) 3−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]フェニルアミジン
【化120】 後述の実施例163に記載の6−(4−クロロフェニ
ル)−4−(3−シアノベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン(1.5g)をクロロホルム(15ml)に溶解し、エタノー
ル(620ml)及び4N塩化水素−1,4-ジオキサン溶液(18m
l)を加えて室温で3日間攪拌した。反応液を減圧濃縮し
て得られた残渣をメタノール(15ml)に溶解し、2.0M
アンモニア−メタノール溶液(3.5ml)を加えて、室温で
終夜攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣を2N塩酸に
溶解し、酢酸エチルで二回洗浄した。水層を氷冷下2N
水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とした後、n−ブタノ
ールで抽出した。有機層を水で二回洗浄し、溶媒を減圧
留去して得られた残渣をメタノール−ジエチルエーテル
で粉末化することにより、表記化合物(125mg)を不定形
固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.53(3H,s), 4.70-5.1
0(2H,m), 6.20-6.50(1H,m), 7.10-7.90(12H,m), 8.31(3
H,s)
【0237】実施例86(第24工程) 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]フェニルアミジン
【化121】 後述の実施例164に記載の6−(4−クロロフェニ
ル)−4−(4−シアノベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン(1.20g)より、実施例85と同様にして、表記化
合物(184mg)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.54(3H,s), 4.91(1H,
d,J=14.7Hz), 5.14(1H,d,J=14.7Hz), 7.00-7.90(12H,
m), 9.15(1.5H,s), 9.35(1.5H,s)
【0238】実施例87(第25工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[4−(4,5−ジ
ヒドロ−1H−イミダゾ−2−イル)ベンジル]−1−
メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベ
ンゾ[e]アズレン
【化122】 後述の実施例164に記載の6−(4−クロロフェニ
ル)−4−(4−シアノベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン(1.20g)をエタノール(12ml)及びクロロホルム(12
ml)に溶解させ、4N塩化水素−1,4-ジオキサン(73ml)
を加えて、室温で17時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、残渣を得た。得られた残渣のうち600mgをメタノー
ル(16ml)に溶解し、エチレンジアミン(71.1mg)を加えて
アルゴン雰囲気下4.5時間加熱還流させた。反応液を
減圧濃縮し、得られた残渣をメタノール−酢酸エチル、
次いでエタノール−酢酸エチルで再結晶することによ
り、表記化合物(225mg)を無色結晶として得た。 融点 253.5〜254.5℃
【0239】実施例88(第26工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[4−(1H−イミ
ダゾ−2−イル)ベンジル]−1−メチル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化123】 実施例87で得られた6−(4−クロロフェニル)−4
−[4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾ−2−イ
ル)ベンジル]−1−メチル−4H−2,3,4,5,
10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン(200mg)、酢
酸ナトリウム(73.6mg)を無水1,4−ジオキサン(15ml)
に溶解し、過マンガン酸カリウム(195mg)を少しずつ加
えた後、アルゴン雰囲気下15時間加熱還流させた。反
応液中の不溶物を濾別し、濾液を減圧濃縮して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、ク
ロロホルム:メタノール=96:4〜90:10溶出液
より、黄色油状物(22.3mg)を得た。これをクロロホルム
−n-ヘキサンで結晶化することにより、表記化合物(15.
1mg)を淡桃色結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 4.42-5.00
(1H,m), 5.00-5.10(1H,m), 7.14(2H,s), 7.19-7.79(12
H,m)
【0240】実施例89(第27工程) 2,9−ジメチル−4−フェニル−6−[4−(1H−
テトラゾール−5−イル)ベンジル]−6H−5,6,
7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレ
【化124】 実施例32で得られた6−(4−シアノベンジル)−
2,9−ジメチル−4−フェニル−6H−5,6,7,
8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレン(2
43mg)、アジ化ナトリウム(116mg)、塩化アンモニウム(9
7mg)の混合物をN,N−ジメチルホルムアミド(2.4ml)
に溶解させ、150℃で3時間加温した。反応液を減圧
濃縮し、残渣をテトラヒドロフラン(5ml)に溶解した。
この有機層を塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥させて、乾燥剤を濾別した後、酢酸
エチルを加えて結晶化させることにより、表記化合物(2
42mg)を黄色結晶として得た。 融点 264〜265℃(分解)
【0241】実施例90、91(第28工程) 2,9−ジメチル−4−フェニル−6−[4−(1−メ
チル−1H−テトラゾール−5−イル)ベンジル]−6
H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3
−e]アズレン(実施例90)
【化125】 及び2,9−ジメチル−4−フェニル−6−[4−(2
−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)ベンジル]
−6H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチエノ
[2,3−e]アズレン(実施例91)
【化126】 実施例89で得られた2,9−ジメチル−4−フェニル
−6−[4−(1H−テトラゾール−5−イル)ベンジ
ル]−6H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチエノ
[2,3−e]アズレン(183mg)をテトラヒドロフラン
(5ml)とメタノール(1ml)の混合溶媒に溶解させ、氷冷し
た。これにジアゾメタンのジエチルエーテル溶液を反応
溶液が黄色になるまで加えた。反応溶媒を減圧留去し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
クロロホルム:アセトン=10:1)に供した。低極性
画分を集めて濃縮し、得られた残渣をジエチルエーテル
−酢酸エチルの混合溶媒から結晶化させることにより、
2,9−ジメチル−4−フェニル−6−[4−(1−メ
チル−1H−テトラゾール−5−イル)ベンジル]−6
H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3
−e]アズレン(123mg)を淡黄色結晶として得た。 融点 199.5〜200.5℃
【0242】次いで、高極性画分を集めて濃縮し、得ら
れた残渣をジエチルエーテル−酢酸エチルの混合溶媒か
ら結晶化させることにより、2,9−ジメチル−4−フ
ェニル−6−[4−(2−メチル−2H−テトラゾール
−5−イル)ベンジル]−6H−5,6,7,8,9a
−ペンタアザチエノ[2,3−e]アズレン(17mg)を黄
色結晶として得た。 融点 180〜182℃
【0243】実施例92(第29工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[4−(2−ジメチ
ルアミノエトキシ)ベンジル]−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン
【化127】 後述の実施例167に記載の6−(4−クロロフェニ
ル)−4−(4−ヒドロキシベンジル)−1−メチル−
4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン(350mg)及びトリフェニルホスフィン(24
3mg)をテトラヒドロフラン(7ml)に溶解させ、ジイソプ
ロピルアゾジカルボキシレート(182μl)のテトラヒドロ
フラン(500μl)溶液を滴下した。次いでN,N−ジメチ
ルアミノエタノール(85μl)のテトラヒドロフラン(500
μl)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに供し、クロロホルム:メタノール=40:1〜1
0:1溶出液より、表記化合物(188mg)を不定形固体と
して得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.32(6H,s), 2.60(3H,
s), 2.71(2H,t,J=6.0Hz), 4.05(2H,t,J=6.0Hz), 4.70-
5.20(2H,m), 6.86(2H,d,J=8.4Hz), 7.10-7.70(10H,m)
【0244】実施例93(第30工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−(4−ジメチルアミ
ノメチリデンアミノベンジル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン 塩酸塩
【化128】 窒素雰囲気下とした反応容器に無水N,N−ジメチルホ
ルムアミド(22μl)を入れ、無水テトラヒドロフラン(2.
0ml)に溶解させて、氷冷した。この溶液に塩化チオニル
(24μl)を加えた後、室温で1時間攪拌した。これに後
述の実施例170に記載の4−(4−アミノベンジル)
−6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン(83mg)のテトラヒドロフラン(3.0ml)溶液を滴下
し、室温で2時間攪拌した。反応液に水を加え、クロロ
ホルムで抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤
を濾別し、濾液を減圧濃縮して、黄色油状物(74mg)を得
た。このうち64mgを酢酸エチル(10ml)に溶解させ、4N
塩化水素−酢酸エチル溶液(0.10ml)及びメタノールを数
滴加えて、80℃で1時間攪拌した。反応液を放冷して
析出した結晶を濾取し、酢酸エチルで洗浄することによ
り、表記化合物(37mg)を結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.56(3H,s), 3.26(3H,
s), 3.32(3H,s), 4.75-4.85(1H,m), 4.95-5.50(1H,m),
7.20(1H,d,J=7.8Hz), 7.35-7.55(8H,m), 7.70-7.75(2H,
m), 8.69(1H,d,J=12.9Hz), 11.41(1H,d,J=12.9Hz)
【0245】実施例94(第31工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−[4−
(2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ベンジル]−
4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン
【化129】 後述の実施例170に記載の4−(4−アミノベンジ
ル)−6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン(207mg)をテトラヒドロフラン(3ml)に懸濁させ、
炭酸カリウム(138mg)及びクロロギ酸2−クロロエチル
(62μl)のジクロロメタン(1ml)溶液を加えて、室温で2
0分間攪拌した。反応液にクロロホルム(30ml)を加え、
有機層を水(10ml)で二回、飽和塩化ナトリウム水溶液(1
0ml)で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ
た。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧濃縮して残渣(311mg)
を無色油状物として得た。このうち211mgをN,N−ジ
メチルホルムアミド(15ml)に溶解させ、ヨウ化カリウム
(66mg)及び水素化ナトリウム(60%油性、32mg)を加えて
窒素雰囲気下室温で3時間攪拌した。反応液に氷冷下水
を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
させた。乾燥剤を濾別し、濾液をトルエン共沸によって
濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに供した。酢酸エチル溶出液より得られた残渣を
酢酸エチルで結晶化することにより、表記化合物(114m
l)を結晶として得た。 融点 242.5〜244.0℃
【0246】実施例95(第32工程) 1−[4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン−4−イルメチル]フェニル]ピロール
−2,5−ジオン
【化130】 後述の実施例170に記載の4−(4−アミノベンジ
ル)−6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン(120mg)及び無水マレイン酸(31.2mg)をクロロホ
ルム(2.4ml)に溶解させ、アルゴン雰囲気下室温で4時
間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を無水
酢酸(2.4ml)に溶解させ、酢酸ナトリウム(119mg)を加え
て、アルゴン雰囲気下100℃で15分間攪拌した。反
応液に水を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別し、濾液を
減圧濃縮して得られた残渣を分取用薄層クロマトグラフ
ィー(展開溶媒;クロロホルム:メタノール=9:1)
で精製し、次いでクロロホルム−n-ヘキサンで結晶化す
ることにより、表記化合物(20.1mg)を淡黄色結晶として
得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 4.95(1H,d,
J=13.8Hz), 5.18(1H,d,J=13.8Hz), 6.85(2H,s), 7.15-
7.70(12H,m)
【0247】実施例96〜97(第32工程) 実施例95と同様にして、実施例96〜実施例97の化
合物を得た。これらを表17に示す。 実施例96 1−[4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン−4−イルメチル]フェニル]ピロリジ
ン−2,5−ジオン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 2.89(4H,
s), 4.95(1H,d,J=13.5Hz), 5.19(1H,d,J=13.5Hz), 7.15
-7.40(9H,m), 7.50(2H,d,J=8.4Hz), 7.64(1H,t,J=8.4H
z) 実施例97 2−[4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン−4−イルメチル]フェニル]イソイン
ドール−1,3−ジオン1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 4.98(1H,d,
J=12.8Hz), 5.21(1H,d,J=12.8Hz), 7.20-7.48(9H,m),
7.53(2H,d,J=8.4Hz), 7.65(1H,t,J=8.4Hz), 7.73-7.84
(2H,m),7.90-8.00(2H,m)
【0248】
【表17】
【0249】実施例98(第33工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−[4−
(ピロール−1−イル)ベンジル]−4H−2,3,
4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化131】 後述の実施例170に記載の4−(4−アミノベンジ
ル)−6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン(100mg)の酢酸(20ml)溶液に2,5−ジメトキシ
テトラヒドロフラン(32mg)を加えて、室温で3時間、1
00℃で1時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、得られ
た残渣をクロロホルムに溶解させた。有機層を水、飽和
塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧濃縮し
て得られた残渣をクロロホルム−ジエチルエーテルで結
晶化することにより、表記化合物(75mg)を結晶として得
た。 融点 219.5〜220.5℃
【0250】実施例99(第34工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[4−(1−メルカ
プトイミダゾール−2−イル)ベンジル]−1−メチル
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン
【化132】 1,1−チオカルボニルジイミダゾール(106mg)及びア
ミノアセトアルデヒドジメチルアセタール(63mg)のN,
N−ジメチルホルムアミド(2ml)溶液を、氷冷下1時
間、室温で終夜攪拌した。これを後述の実施例170に
記載の4−(4−アミノベンジル)−6−(4−クロロ
フェニル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10
b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン(225mg)のN,N
−ジメチルホルムアミド(1ml)溶液に加え、室温で15
分間、60℃で3時間攪拌した。反応液を放冷し、水(1
ml)を加えた後、硫酸を用いてpH3として、100℃
で3時間攪拌した。反応液を放冷し、クロロホルムで抽
出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別し、
濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに供した。クロロホルム:メタノール
=19:1溶出液より得られた残渣をクロロホルム−ジ
エチルエーテルで結晶化することにより、表記化合物(1
25mg)を結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.53(3H,s), 4.80-5.1
0(2H,m), 7.01-7.03(1H,m), 7.21-7.24(2H,m), 7.43-7.
49(7H,m), 7.57-7.60(2H,m), 7.70-7.73(2H,m), 12.33
(1H,br s)
【0251】実施例100(第35工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[4−(イミダゾー
ル−1−イル)ベンジル]−1−メチル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化133】 実施例99で得られた6−(4−クロロフェニル)−4
−[4−(1−メルカプトイミダゾール−2−イル)ベ
ンジル]−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b
−ペンタアザベンゾ[e]アズレン(150mg)をエタノー
ル(3ml)に溶解させ、ラネーニッケルを少量加えて、
7.5時間加熱還流させた。反応液をセライト濾過し、
濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに供した。クロロホルム:メタノール
=19:1溶出液より得られた残渣をクロロホルム−ジ
エチルエーテルで結晶化することにより、表記化合物(8
0mg)を結晶として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 4.80-5.26
(2H,m), 7.19-7.84(15H,m)
【0252】実施例101(第36工程) 3−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]−ピリジン−1−オキシド
【化134】 後述の実施例180に記載の6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン(20.06g)を無水ジクロロメタン(300ml)
に溶解させ、氷冷下でm−クロロ過安息香酸(9.07g)を
加えて、室温で1時間撹拌した。反応液を氷冷した後、
m−クロロ過安息香酸を更に二回(1.5g及び0.8g)に分け
て加え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、
得られた残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で順次洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別後、減圧濃
縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに供した。クロロホルム:メタノール=50:1〜
20:1の溶出液より得られた残渣をエタノール(50ml)
に溶解し、ジエチルエーテル(50ml)を二回に分けて徐々
に加えて結晶化を行うことにより、表記化合物(7.94g)
を無色針状晶として得た。 融点 239〜240℃
【0253】実施例102〜105(第36工程) 実施例101と同様にして、実施例102〜実施例10
3の化合物を得た。これらを表18に示す。 実施例102 3−[8−クロロ−6−(2−クロロフェニル)−1−
メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベ
ンゾ[e]アズレン−4−イルメチル]−ピリジン−1
−オキシド 融点 196〜197℃(結晶化溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル) 実施例103 4−[2,9−ジメチル−4−フェニル−6H−5,
6,7,8,9a−ペンタアザチエノ[2,3−e]ア
ズレン−6−イルメチル]−ピリジン−1−オキシド1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.50(3H,s), 2.63(3H,
s), 6.47(1H,s), 7.32-7.44(7H,m), 8.20(2H,d,J=4.8H
z) 実施例104 4−[4−(4−クロロフェニル)−2−エチル−9−
メチル−6H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチエ
ノ[2,3−e]アズレン−6−イルメチル]−ピリジ
ン−1−オキシド 融点 147〜150℃(結晶化溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル) 実施例105 4−[4−(4−クロロフェニル)−2,3,9−トリ
メチル−6H−5,6,7,8,9a−ペンタアザチエ
ノ[2,3−e]アズレン−6−イルメチル]−ピリジ
ン−1−オキシド 融点 159〜162℃(結晶化溶媒:酢酸エチル−ジエチル
エーテル)
【0254】
【表18】
【0255】実施例106(第37工程) [6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン−4−イル]エタナール
【化135】 実施例18で得られた6−(4−クロロフェニル)−4
−(2,2−ジメトキシエチル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン(2.76g)に50%トリフルオロ酢酸水溶液(30ml)を
加えて室温で6時間攪拌した。トリフルオロ酢酸(15ml)
を追加し、室温で終夜攪拌した。反応液に水を加え、ク
ロロホルムで抽出した。有機層を水、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液で二回、順次洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥させた。乾燥剤を濾別後、減圧濃縮して得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、
クロロホルム:メタノール=25:1溶出液より、表記
化合物(1.1g)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 4.40-4.70
(2H,m), 7.20-7.60(7H,m), 7.60-7.80(1H,m), 9.95(1H,
s)
【0256】実施例107(第38工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[2−(N−メトキ
シイミノ)エチル]−1−メチル−4H−2,3,4,
5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化136】 実施例106で得られた[6−(4−クロロフェニル)
−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−4−イル]エタナール(250
mg)をピリジン(5ml)に溶解し、メトキシルアミン塩酸塩
(89mg)を加えて室温で1.5時間攪拌した。反応液を減
圧濃縮し、残渣をクロロホルムに溶解して、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧留去
して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに供し、酢酸エチル溶出液より、表記化合物(100mg)
を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 3.89(1.5H,
s), 3.94(1.5H,s), 4.50-4.90(2H,m), 6.90-7.10(0.5H,
m), 7.20-7.70(8.5H,m)
【0257】実施例108〜109(第39工程) 後述の実施例210に記載の[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イル]酢酸より、
実施例67と同様にして、実施例108〜実施例109
の化合物を得た。これらを表19に示す。 実施例108 [6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン−4−イル]−N−メトキシ−N−メチルアセトア
ミド1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 3.22(3H,
s), 3.79(3H,s), 4.70-5.10(2H,br s), 7.25-7.62(8H,
m) 実施例109 [6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン−4−イル]アセトアミド1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.53(3H,s), 4.10-4.5
0(2H,m), 7.00-7.20(1H,m), 7.22(1H,d,J=7.2Hz), 7.30
-7.60(6H,m), 7.65-7.80(2H,m)
【0258】
【表19】
【0259】実施例110(第40工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(2−
オキソプロピル)−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン
【化137】 実施例108で得られた[6−(4−クロロフェニル)
−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタ
アザベンゾ[e]アズレン−4−イル]−N−メトキシ
−N−メチルアセトアミド(1.6g)を無水テトラヒドロフ
ラン(20ml)に溶解させ、−78℃に冷却して臭化メチル
マグネシウム(12.7ml)を加えて、氷冷下1.5時間攪拌
した。反応液に1N塩酸(15ml)を滴下し、酢酸エチルで
二回抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水で二回、順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させた。乾燥剤を濾別し、減圧濃縮して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロ
ホルム:メタノール=50:1溶出液より、表記化合物
(956mg)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.22(3H,s), 2.61(3H,
s), 4.50-4.90(2H,m), 7.20-7.50(7H,m), 7.60-7.70(1
H,m)
【0260】実施例111(第41工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−[2−(N−メトキ
シイミノ)プロピル]−1−メチル−4H−2,3,
4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化138】 実施例110で得られた6−(4−クロロフェニル)−
1−メチル−4−(2−オキソプロピル)−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
(190mg)をピリジン(5ml)に溶解させ、メトキシルアミン
塩酸塩(52mg)を加えて室温で3時間攪拌した。反応液を
減圧濃縮し、得られた残渣にクロロホルムを加えた。こ
れを飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で二回、順次洗
浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾
燥剤を濾別し、溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに供し、酢酸エチル溶
出液より、表記化合物(135mg)を不定形固体として得
た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.81(3H,s), 2.61(3H,
s), 3.87(1.5H,s), 3.91(1.5H,s), 4.50-5.10(2H,m),
7.20-7.70(8H,m)
【0261】実施例112(第42工程) 2−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチルカルボニル]ヒドラジノカルボ
アルデヒド
【化139】 後述の実施例210に記載の[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イル]酢酸(300m
g)より、実施例67と同様にして、表記化合物(313mg)
を不定形固体として得た。但し、メチルアミン塩酸塩及
びトリエチルアミンの代わりにギ酸ヒドラジド(54mg)を
用いた。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 4.40-4.80
(2H,m), 7.10-7.80(8H,m), 8.07(1H,s), 8.90-9.20(1H,
m), 9.30-9.60(1H,m)
【0262】実施例113(第43工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4−(1,
3,4−オキサジアゾール−2−イルメチル)−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン
【化140】 実施例112で得られた2−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イルメチルカルボ
ニル]ヒドラジノカルボアルデヒド(313mg)をアセトニ
トリル(5ml)に溶解させ、オキシ塩化リン(570μl)を加
えて1.5時間加熱還流させた。反応液に水を加え、ク
ロロホルムで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で二回、水で二回、順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別し、減圧濃縮して
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
供し、クロロホルム:メタノール=25:1溶出液よ
り、表記化合物(75mg)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 5.20-5.45
(2H,m), 7.20-7.50(7H,m), 7.60-7.75(1H,m), 8.41(1H,
s)
【0263】実施例114(第44工程) 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,5,10b−テトラアザベンゾ[e]アズレ
ン−4−イル]−N−(2−ヒドロキシエチル)アセト
アミド
【化141】 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,5,10b−テトラアザベンゾ[e]アズレ
ン−4−イル]酢酸(350mgより)、実施例67と同様に
して、表記化合物(290mg)を無色結晶として得た。但
し、メチルアミン塩酸塩及びトリエチルアミンの代わり
に2−アミノエタノール(69.9mg)を用いた。又、結晶化
溶媒はエタノール−n-ヘキサンを用いた。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.65(3H,s), 3.38-3.60
(4H,m), 3.70-3.80(2H,m), 4.67(1H,t,J=5.3Hz), 7.20-
7.45(7H,m), 7.70(1H,dt,J=6.0, 1.2Hz)
【0264】実施例115(第45工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−(4,5−ジヒドロ
オキサゾール−2−イルメチル)−1−メチル−4H−
2,3,5,10b−テトラアザベンゾ[e]アズレン
【化142】 実施例114で得られた6−(4−クロロフェニル)−
1−メチル−4H−2,3,5,10b−テトラアザベ
ンゾ[e]アズレン−4−イル]−N−(2−ヒドロキ
シエチル)アセトアミド(250mg)、塩化メタンスルホニ
ル(140mg)及びトリエチルアミン(0.43ml)をクロロホル
ム(10ml)に溶解させ、アルゴン雰囲気下室温で2時間攪
拌し、1.5時間加熱還流させた。反応液に飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで抽出した。
有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ
た。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧濃縮して得られた残渣
を酢酸エチル−n-ヘキサンで結晶化することにより、表
記化合物(191mg)を無色結晶として得た。 融点 208〜209℃
【0265】実施例116(第46工程) 6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−2,
3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
−4−イルメチルカルボニルアミノグリシンアミド
【化143】 後述の実施例210に記載の[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イル]酢酸(500m
g)及びグリシンアミド塩酸塩(165mg)より、実施例67
と同様にして表記化合物(494mg)を得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.53(3H,s), 3.50-3.8
0(2H,m), 4.10-4.70(2H,m), 7.00-8.20(11H,m)
【0266】実施例117(第47工程) 2−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イルメチル]イミダゾール−4−オン
【化144】 実施例116で得られた6−(4−クロロフェニル)−
1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタア
ザベンゾ[e]アズレン−4−イル]−N−(2−ヒド
ロキシエチル)アセトアミド(253mg)をピリジン(5ml)に
溶解させ、オキシ塩化リン(70μl)を加えて、80℃で
15分間攪拌した。反応液を減圧濃縮して得られた残渣
に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルム
で抽出した。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥させた。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧濃縮して得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
し、クロロホルム:メタノール=20:1溶出液より、
表記化合物(75mg)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,DMSO-d6) 2.54(3H,s), 4.17(2H,
d,J=5.4Hz), 4.20-4.60(2H,m), 7.10-7.80(8H,m), 8.74
(1H,t,J=5.4Hz)
【0267】実施例118(第48工程) 3−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イル]ジアゾプロパン−2−オン
【化145】 後述の実施例210に記載の[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イル]酢酸(4.0g)
をテトラヒドロフラン(80ml)に懸濁させ、−5℃に冷却
してトリエチルアミン(2.3ml)及びクロロギ酸イソブチ
ル(1.55ml)を加えて、−5℃で30分間攪拌した。次い
でこれに大過剰のジアゾメタン−ジエチルエーテル溶液
を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液を減圧濃縮し、
得られた残渣にクロロホルム及び水を加えて分液した。
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別
し、濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノー
ル=10:1溶出液より、表記化合物(3.81g)を不定形
固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 4.40-4.90
(2H,m), 5.30-5.60(1H,m), 7.20-7.80(8H,m)
【0268】実施例119(第50工程) 1−クロロ−3−[6−(4−クロロフェニル)−1−
メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベ
ンゾ[e]アズレン−4−イル]プロパン−2−オン
【化146】 実施例118で得られた3−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イル]ジアゾプロ
パン−2−オン(1.03g)をクロロホルム(20ml)に溶解さ
せ、氷冷下4N塩化水素−1,4-ジオキサン溶液(1.3ml)
を滴下し、室温で2時間攪拌した。反応液に水を加え、
クロロホルムで抽出した。有機層を水、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で二回、水で順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧濃
縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに供し、クロロホルム:メタノール=10:1溶出
液より、表記化合物(753mg)を不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 4.27(2H,
s), 4.60-5.20(2H,m), 7.20-7.80(8H,m)
【0269】実施例120(第51工程) 4−(2−アミノチアゾール−4−イルメチル)−6−
(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−2,3,
4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化147】 実施例119で得られた1−クロロ−3−[6−(4−
クロロフェニル)−1−メチル−4H−2,3,4,
5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イ
ル]プロパン−2−オン(753mg)をエタノール(20ml)に
溶解させ、チオ尿素(286mg)を加えて終夜加熱還流させ
た。反応液を減圧濃縮して得られた残渣に飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで二回抽出し
た。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ
た。乾燥剤を濾別し、濾液を減圧濃縮して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロ
ホルム:メタノール=10:1溶出液より、表記化合物
(450mg)を不定形固体として得た。 1H NMR(300MHz,δp
pm,DMSO-d6) 2.53(3H,s), 4.40-4.90(2H,m), 6.29(1H,
s), 6.85(2H,s), 7.23(1H,d,J=7.8Hz), 7.40-7.80(7H,
m)
【0270】実施例121(第52工程) 4−(2−アセトアミドチアゾール−4−イルメチル)
−6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン
【化148】 実施例120で得られた4−(2−アミノチアゾール−
4−イルメチル)−6−(4−クロロフェニル)−1−
メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベ
ンゾ[e]アズレン(250mg)をクロロホルム(10ml)に溶
解させ、トリエチルアミン(164μl)及び塩化アセチル(6
3μl)を加えて、室温で30分間,1.5時間加熱還流
させた。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で
順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤
を濾別し、濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロホルム:メ
タノール=10:1溶出液より、表記化合物(90mg)を得
た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.19(3H,s), 2.60(3H,
s), 4.80-5.40(2H,m), 6.84(1H,s), 7.10-7.70(8H,m),
9.91(1H,s)
【0271】実施例122〜282 特開平8−225546号公報に記載の方法と同様にし
て、実施例122〜実施例282の化合物を得た。これ
らを表20乃至表35に示す。
【表20】
【0272】
【表21】
【0273】実施例1381 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.62(3H,s), 5.03(1H,
m), 5.11(1H,m), 7.24-7.43(7H,m), 7.54(2H,d,J=8.8H
z), 7.68(1H,m), 8.17(2H,d,J=8.8Hz) 実施例1391 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 5.15(1H,
m), 5.28(1H,m), 7.20-7.47(6H,m), 7.68(1H,m), 8.63
(1H,d,J=2.2Hz), 8.95(1H,t,J=2.2Hz)
【0274】
【表22】
【0275】
【表23】
【0276】
【表24】
【0277】実施例1661 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 4.81-4.85
(1H,m), 5.02-5.05(1H,m), 5.06(2H,s), 5.13(2H,s),
6.72-7.00(3H,m), 7.17-7.44(17H,m), 7.60-7.66(1H,m) 実施例1681 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 4.56-4.60
(1H,m), 4.81-4.85(1H,m), 6.59-6.66(2H,m), 6.74-6.7
5(1H,m), 7.18-7.20(1H,d,J=7.4Hz), 7.42-7.51(5H,m),
7.68-7.75(2H,m) 実施例1691 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.40(3H,t,J=7.2Hz), 2.
60(3H,s), 4.02(2H,q,J=7.2Hz), 4.88-5.03(2H,m), 6.8
3(2H,d,J=9.0Hz), 7.18-7.64(10H,m)
【0278】
【表25】
【0279】
【表26】
【0280】実施例1851 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 4.92(1H,
m), 5.09(1H,m), 7.26-7.47(9H,m), 7.70(1H,dt,J=7.8,
1.6Hz)
【0281】
【表27】
【0282】実施例1981 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 4.65(2H,
s), 5.38(1H,m), 5.49(1H,m), 7.18-7.41(10H,m), 7.52
(2H,d,J=8.6Hz), 7.63(1H,dt,J=7.6, 1.4Hz)
【0283】
【表28】
【0284】実施例2081 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 4.54(2H,d,
J=6.6Hz), 6.27(1H,t,J=6.6Hz), 7.25-7.41(5H,m), 7.4
7-7.52(2H,m), 7.60-7.67(1H,m)
【0285】
【表29】
【0286】実施例2211 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.70(3H,s), 4.23-4.42
(2H,m), 7.36-7.52(5H,m), 7.62-7.65(2H,m), 7.72-7.7
8(1H,m)
【0287】
【表30】
【0288】実施例2231 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.68(3H,s), 4.25-4.40
(2H,m), 6.16-6.20(1H,m), 6.28-6.37(2H,m), 6.97-7.0
5(1H,m), 7.32-7.47(5H,m), 7.61-7.70(3H,m) 実施例2241 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.19(3H,s), 2.67(3H,
s), 4.25-4.39(2H,m), 6.42(2H,d,J=8.2Hz), 6.71(1H,
s), 6.87(2H,d,J=8.2Hz), 7.31-7.44(5H,m), 7.61-7.66
(3H,m) 実施例2251 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.67(3H,s), 3.82(3H,
s), 4.35(2H,m), 6.37(1H,m), 6.60-6.72(3H,m), 7.29-
7.43(6H,m), 7.61-7.64(3H,m) 実施例2261 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.67(3H,s), 3.63(3H,
s), 3.77(3H,s), 4.31(2H,m), 5.98(1H,m), 6.07-6.11
(1H,m), 6.60-6.62(1H,d,J=6.0Hz), 7.31-7.43(6H,m),
7.60-7.64(3H,m) 実施例2271 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.69(3H,s), 3.96-4.12
(2H,m), 7.03-7.76(13m) 実施例2321 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 4.08(2H,
m), 5.34(1H,m), 7.27-7.72(13H,m)
【0289】
【表31】
【0290】実施例2331 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.63(3H,s), 5.40(2H,
s), 7.28-7.67(11H,m),8.03-8.07(2H,m) 実施例2371 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 3.77(3H,
s), 3.89(3H,s), 5.34(2H,br s), 6.88(1H,d,J=6.0Hz),
7.04(1H,dd,J=3.0, 9.0Hz), 7.23-7.47(8H,m),7.59-7.
65(1H,m) 実施例2381 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.59(3H,s), 2.73-2.88
(2H,m), 3.81-3.98(2H,m), 4.44-4.61(1H,m), 7.22-7.4
4(12H,m), 7.60-7.65(1H,t,J=7.5Hz) 実施例2391 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 0.96-1.66(7H,m), 2.57
(3H,s), 2.88-3.47(3H,m), 3.95-4.78(4H,m), 7.13-7.6
5(13H,m) 実施例2401 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.10-1.71(5H,m), 2.57
(3H,s), 3.20(1H,m), 3.54(1H,m), 3.74-3.83(4H,m),
4.04-4.08(2H,m), 4.52-4.59(1H,m), 5.42(1H,m), 6.80
-7.59(12H,m) 実施例2421 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 3.74(2H,
s), 3.83(3H,s), 3.85(2H,s), 6.71-6.80(3H,m), 7.25-
7.41(7H,m), 7.60-7.66(1H,m)
【0291】
【表32】
【0292】実施例2431 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 3.72-3.74
(8H,m), 4.78(2H,s), 6.71-6.77(3H,m), 7.24-7.64(8H,
m) 実施例2451 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.36(3H,s), 2.62(3H,
s), 5.07(2H,m), 7.16(2H,d,J=9Hz), 7.25-7.68(10H,m) 実施例2481 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 4.98(1H,
m), 5.11(1H,m), 7.21(1H,d,J=2.4Hz), 7.25-7.31(2H,
m), 7.35-7.38(3H,m), 7.42-7.48(1H,m), 7.59(1H,dd,J
=8.7, 2.4Hz), 7.74(1H,dt,J=8.0, 1.8Hz), 8.53(1H,d
d,J=4.8, 1.6Hz), 8.67(1H,d,J=1.8Hz) 実施例2491 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 4.98(1H,
m), 5.12(1H,m), 7.26-7.47(9H,m), 7.62(1H,dd,J=8.8,
2.4Hz), 8.55(1H,m), 8.56(1H,m) 実施例2501 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.57(3H,s), 5.12(1H,
m), 5.28(1H,m), 7.22(1H,d,J=2.0Hz), 7.38-7.54(5H,
m), 7.80-7.89(2H,m), 7.94(2H,d,J=6.5Hz), 8.82(2H,
d,J=5.6Hz)
【0293】実施例2511 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.27(3H,s), 2.55(3H,
s), 5.15(1H,m), 5.30(1H,m), 7.10(2H,d,J=8.0Hz), 7.
21(1H,d,J=2.5Hz), 7.38-7.52(7H,m), 7.79-7.88(2H,
m), 7.95(2H,d,J=6.5Hz), 8.82(2H,d,J=6.5Hz) 実施例2541 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 4.98(1H,
m), 5.15(1H,m), 7.27-7.46(9H,m), 7.63(1H,dd,J=8.9,
4.0Hz), 8.55(2H,dd,J=4.5, 2.0Hz)
【0294】
【表33】
【0295】実施例2621 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.47(3H,d,J=1.1Hz), 2.
61(3H,s), 3.81(3H,s), 4.97(2H,s), 6.42(1H,q,J=1.1H
z), 6.85-6.90(2H,m), 7.32-7.49(7H,m) 実施例2631 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.48(3H,d,J=1.5Hz), 2.
63(3H,s), 5.05(2H,s), 6.43(1H,q,J=1.5Hz), 7.25-7.4
5(6H,m), 7.79(1H,dt,J=7.5, 2.0Hz), 8.53(1H,dd,J=5.
0, 2.0Hz), 8.72(1H,d,J=2.0Hz)
【0296】
【表34】
【0297】
【表35】
【0298】実施例2821 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 3.79(3H,s), 4.92(2H,
s), 6.83-6.87(2H,m), 6.97(1H,d,J=1.8Hz), 7.06-7.41
(9H,m), 7.51-7.57(1H,m)
【0299】実施例283〜298 国際公開WO93/07129号明細書に記載の方法と
同様にして、実施例283〜298の化合物を得た。こ
れらを表36乃至表37に示す。
【表36】
【0300】
【表37】
【0301】実施例299(第44工程) 4−[6−(4−クロロフェニル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−4−イル]−N−(2−ヒドロキシエチル)ア
セトアミド
【化149】 実施例210に記載の4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イル]酢酸(1.06g
より)、エタノールアミン(209μl)より、実施例67と
同様にして、表記化合物(940mg)を得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 3.20-3.80
(5H,m), 4.54(2H,s), 7.10-7.80(9H,m)
【0302】実施例300(第45工程) 6−(4−クロロフェニル)−4−(4,5−ジヒドロ
オキサゾール−2−イルメチル)−1−メチル−4H−
2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]アズ
レン
【化150】 実施例299で得られた4−[6−(4−クロロフェニ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−4−イル]−N−(2
−ヒドロキシエチル)アセトアミド(250mg)より、実施
例115と同様にして、表記化合物(189mg)を得た。但
し、精製はシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒;クロロホルム:メタノール=10:1)を用い
た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.59(3H,s), 3.88(2H,t,
J=9.4Hz), 4.28(2H,t,J=9.4Hz), 7.20-7.80(8H,m)
【0303】実施例301(第9工程) 4−[4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−4H
−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]ア
ズレン−6−イル]フェニルカルバミン酸 エチルエス
テル
【化151】 実施例44で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]安息香酸
(4.0g)より、実施例47と同様にして、表記化合物(3.4
8g)を得た。但し、tert−ブチルアルコールの代わ
りにエタノール(20ml)を用いた。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 1.31(3H,t,J=7.2Hz), 2.
61(2H,s), 4,23(2H,q,J=7.2Hz), 4.87-5.10(2H,m), 6.8
3(1H,s), 7.24-7.39(11H,m), 7.60-7.65(1H,m)
【0304】実施例302(第52工程) 4−(4−クロロベンジル)−1−メチル−6−(4−
メチルアミノフェニル)−4H−2,3,4,5,10
b−ペンタアザベンゾ[e]アズレン
【化152】 実施例301で得られた4−[4−(4−クロロベンジ
ル)−1−メチル−4H−2,3,4,5,10b−ペ
ンタアザベンゾ[e]アズレン−6−イル]フェニルカ
ルバミン酸 エチルエステル(1.50g)のテトラヒドロフ
ラン(15ml)液を、氷冷下、水素化リチウムアルミニウム
(140mg)のテトラヒドロフラン懸濁液に5分間かけて滴
下し、室温で3時間攪拌した。反応液を氷冷し、水(0.1
4ml)及びテトラヒドロフラン(3ml)の混合液を加えた
後、4N水酸化ナトリウム水溶液(0.14ml)、水(0.42ml)
を順次加えた。室温で20分間攪拌した後、不溶物を濾
別した。濾液を減圧濃縮し、得られた残渣をクロロホル
ムに溶解させ、飽和塩化ナトリウム水溶液(20ml)で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾燥剤を濾別
し、濾液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノー
ル=98:2〜97:3溶出液より、表記化合物(874m
g)を淡黄色不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.60(3H,s), 2.85(3H,
s), 4,01(1H,br s), 4.86-5.06(2H,m), 6.50(2H,d,J=8.
7Hz), 7.21-7.36(9H,m), 7.58-7.63(1H,m)
【0305】実施例303(第53工程) 3−[4−[4−(4−クロロベンジル)−1−メチル
−4H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ
[e]アズレン−6−イル]フェニル]−1,1,3−
トリメチルウレア
【化153】 実施例302で得られた4−(4−クロロベンジル)−
1−メチル−−6−(4−メチルアミノフェニル)−4
H−2,3,4,5,10b−ペンタアザベンゾ[e]
アズレン(824mg)及びトリエチルアミン(583mg)のテトラ
ヒドロフラン(10ml)溶液に、氷冷下、トリホスゲン(228
mg)を加え、室温で1時間攪拌した。再び氷冷した後、
2Mジメチルアミン−テトラヒドロフラン溶液(4.80ml)
を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を0.3N塩酸
(50ml)に注ぎ、酢酸エチル(100ml)で抽出した。有機層
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30ml)、飽和塩化ナト
リウム水溶液(30ml)で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥させた。乾燥剤を濾別後、濾液を減圧濃縮して得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
し、酢酸エチル:メタノール=96:4〜クロロホル
ム:メタノール=95:5溶出液より、表記化合物(292
mg)を淡黄色不定形固体として得た。1 H NMR(300MHz,δppm,CDCl3) 2.61(3H,s), 2.72(6H,
s), 3.22(3H,s), 4.88-5.10(2H,m), 6.97(2H,d,J=7.2H
z), 7.25-7.42(9H,m), 7.61-7.67(1H,m)
【0306】試験例 次に、本発明化合物の生物活性について試験した。 試験例1 ヒトT細胞株(HPB−ALL)のFasリガンド産生
抑制 HPB−ALLはヒト白血病患者から樹立された、CD
4陽性、恒常的・機能的Fas陽性ヒトT細胞株であ
る。HPB−ALLはFasリガンド様のCH−11抗
体〔米原ら、ジャーナル オブ エクスペリメンタル
メディシン,169巻,1747〜1756頁(198
9年)[J. Exp. Med., 169, 1747-1756 (1989)〕の添加
により、 アポトーシス型細胞死を起こす。この細胞に
PMA(4-α-Phorbol-12-myristate-13-acetate)とイ
オノマイシンを同時添加した時、顕著なFasリガンド
の産生とそれに伴うアポトーシスが起きる。 ヒトFasリガンドの検出 HPB−ALL細胞を10%FCS(ウシ胎児血清)/
RPMI1640培地で培養した。この後、試験化合物
を最終濃度0.01〜10μMになるように加え、PMAとイ
オノマイシンを各最終濃度10ng/ml、2μg/mlになるよう
に加えた。さらにメタロプロテアーゼ阻害剤を最終濃度
10μM添加した。5時間の培養後、ヒトFasリガンド
特異的マウスモノクローナル抗体と蛍光標識抗マウス抗
体で細胞表面Fasリガンドを染色した。検出はフロー
サイトメーター〔ベクトンディッキンソン(Becton Dick
inson)社〕を用いて行った。この結果を表38にIC50
値で示した。
【0307】
【表38】
【0308】試験例2 ヒトT細胞株(HPB−ALL)のアポトーシス抑制活
性 試験化合物を最終濃度0.01〜10μMになるようにHPB
−ALLに加え、PMAとイオノマイシンを各最終濃度
10ng/ml、2μg/mlになるように加えた。15時間の培養
後、生細胞の検出を行った。 生細胞の検出 アポトーシスの抑制活性は細胞の生存を指標に行った。
即ちMTT〔3-(4,5-Dimethylthiazol-2-yl)-2,5-diphe
nyltetrazolium bromide〕と同様の機能を有するWST
−1〔4-[3-(4-Iodophenyl)-2-(4-nitrophenyl)-2H-5-t
etrazolio]-1,3-benzenedisulfonate、ベーリンガーマ
ンハイム(Boehringer Mannheim)社〕を用いて行った。
WST−1の添加後4時間培養し、吸収波長450nmの吸
光度測定により検出した。この結果を表39にIC50
で示した。
【0309】
【表39】
【0310】試験例3 ヒト末梢血単核球細胞(PBMC;Peripheral Blood M
ononuclear Cell)からのTNF−α産生抑制活性 ヒトPBMCの分離と培養 ヘパリン含有輸血バッグを用いて採血した健常人血液か
らFicoll-Paque〔商品名,ファルマシアバイオテック(P
harmacia Biotech)社〕を用いPBMC画分を分離し
た。この細胞(PBMC)を10%FCS(ウシ胎児血
清)/RPMI1640培地で培養した。この後、試験
化合物を最終濃度0.01〜10μMになるように加え、LP
S(リポポリサッカライド;lipopolysaccaride)を最
終濃度10μg/mlになるように加えた。24時間培養し
た上清を分取し、−80℃にて凍結保存した。 TNF−αの測定 測定当日、培養上清を解凍し、TNF−α含有量をEL
ISA〔アマシャム(Amersham)社〕を用い定量した。方
法はELISAキットの測定法に従った。この結果を表
40にIC50値で示した。
【0311】
【表40】
【0312】試験例4 ヒト末梢血単核球細胞(PBMC;Peripheral Blood M
ononuclear Cell)からのIL−2産生抑制活性 ヒトPBMCの分離と培養 ヘパリン含有輸血バッグを用いて採血した健常人血液か
らFicoll-Paque(商品名)を用いPBMC画分を分離し
た。この細胞(PBMC)を10%FCS(ウシ胎児血
清)/RPMI1640培地で培養した。この後、試験
化合物を最終濃度0.01〜10μMになるように加え、co
n A(コンカナバリンA;concanavalin A)を最終濃
度10μg/mlになるように加えた。15時間培養した上
清を分取し、−80℃にて凍結保存した。 IL−2の測定 測定当日、培養上清を解凍し、IL−2含有量をELI
SA〔カイマン(CAYMAN)社〕を用いて定量した。方法は
ELISAキットの測定法に従った。この結果を表41
にIC50値で示した。
【0313】
【表41】
【0314】試験例5 ヒトPBMCのHIV−1増殖抑制活性 健常人末梢血液から分離したPBMCを2μg/mlのPH
A(フィトヘマグルチニン;Phytohemagglutinin)で刺
激した。3日後、試験化合物を最終濃度0.001〜20μMに
なるように加え、HIV−1をm.o.i(mulitiplicity o
f infection)=0.1にて感染させた。7日間培養後、H
IV−1増殖は上清中のHIV−1抗原p24量をanti
gen capture ELISA(Cellular社)により測定し、検出
した。方法はELISAキットの測定法に従い、結果を
表42にIC50値で示した。
【0315】
【表42】
【0316】試験例6 Con A刺激による生体内FasリガンドmRNA上
昇の抑制活性 マウスの脾臓細胞をcon A(concanavalin A)で刺
激すると、細胞内のFasリガンドmRNA量が増加す
る〔ジャーナル オブ イミュノロジー,154巻,3
806〜3813頁(1995年)[J. Immunol., 154,
3806-3813 (1995)〕。又、マウスにcon Aを静脈
投与すると、TNF−α,INF−γ等の血中濃度が上
昇する〔ジャーナル オブ エクスペリメンタル メデ
ィシン,179巻,1529〜1537頁(1994
年)[J. Exp. Med., 179, 1529-1537 (1994)〕。本発明
者らはこの時、肝、脾臓中のFasリガンドmRNA量
が増加することを見い出した。マウスは正常体において
も肝細胞膜上に高頻度でFasを発現しており〔ネイチ
ャー,364巻,806〜809頁(1993年)[Nat
ure, 364, 806-809 (1993)〕、Fas−Fasリガンド
システムが肝障害の一因となっている可能性が示唆され
ている〔ネイチャー メディシン,3巻,409〜41
3頁(1997年)[Nature med., 3, 409-413 (199
7)〕。
【0317】7週齢、雌性C57BL/6マウスに、
0.5%CMC−Na(カルボキシメチルセルロースナ
トリウム)に懸濁した試験化合物を10mg/kgの用量で経
口投与した。1時間後、生理食塩水で調製したcon
Aを15mg/kgの用量で静脈内投与した。さらに1時間
後、脾臓を摘出し液体窒素で急速冷凍し−80℃保存し
た。常法に従い脾臓中よりmRNAを抽出し、32Pラベ
ルRT−PCR法によりマウスFasリガンドmRNA
を増幅した。検出はノーザンブロッティングの後、ドッ
トの32PカウントをBAS2000(富士フィルム社)
デンシトロメーターを用いて行った。又、HPRT(ヒ
ポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼ;Hypo
xantinephosphoribosyltransferaze)量を対照とし、補
整を行った。0.5%CMC−Na投与群の脾臓中マウ
スFasリガンドmRNA上昇に対する試験化合物投与
群の抑制率(阻害%)を算出し、その結果を表43に示
した。
【0318】
【表43】
【0319】試験例7 マウスcon A肝炎の抑制活性 7週齢、雌性C57BL/6マウスに0.5%CMC−
Na(カルボキシメチルセルロースナトリウム)に懸濁
した試験化合物を、10mg/kgの用量で経口投与した。直
ちに、生理食塩水で調製したcon A(concanavalin
A)を10mg/kgの用量で静脈内投与した。24時間後、
眼底より採血を行い、遠心分離後した。血漿画分を希釈
しALT(アラニンアミノトランスフェエラーゼ;Alan
ine aminotransferase)(GPT)を測定し、0.5%
CMC−Na投与群の血中GPT増加に対する試験化合
物投与群の抑制率(阻害%)を算出し、その結果を表4
4に示した。
【0320】
【表44】
【0321】
【発明の効果】本発明に係る前記一般式〔I〕で示され
る化合物は、上記試験例からも明かな通り、Fasリガ
ンド産生抑制活性、TNF−α産生抑制活性、Fasリ
ガンドmRNA上昇抑制活性を有し、それに基づく優れ
たアポトーシス抑制活性を有すると共に、HIV増殖抑
制活性、肝炎抑制活性等を有する。しかも、T細胞増殖
活性及びアポトーシス阻害活性を有するIL−2の産生
に対しては極めて弱い抑制活性しか示さない。それ故、
本発明に係る一般式〔I〕で示される化合物は、HIV
等に対する抗ウイルス作用をも合わせ持つ。従って、こ
れらの化合物は過剰のアポトーシスが原因で起こる疾
患、例えばエイズ、肝炎、GVHD、自己免疫疾患、潰
瘍性大腸炎等の予防及び治療に有効であると考えられ
る。本発明化合物は抗ウイルス作用を有することから、
極めて有用な抗ウイルス薬となることが期待される。
【化51】
【化51】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 昌範 鹿児島県鹿児島市皇徳寺台3丁目54番19号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Fasリガンド産生抑制作用及びTNF
    −α産生抑制作用を有する化合物を含有してなるアポト
    ーシス抑制剤であって、該化合物がトリアゼピン又はジ
    アゼピンからなる七員環と2乃至4個の窒素原子を含む
    五員環との縮合環化合物であることを特徴とするアポト
    ーシス抑制剤。
  2. 【請求項2】 一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1は置換されてもよいアリール基又は置換さ
    れてもよいヘテロアリール基を表し;R2は水酸基,低
    級アルコキシ基,アラルキルオキシ基又は 【化2】 [ここで、R3は水素原子,低級アルキル基,シクロア
    ルキル基,低級アルキニル基,シアノ基,アシル基,置
    換されてもよいアリール基,置換されてもよいヘテロア
    リール基,−CR6=CR78 (ここで、R6,R7
    びR8は同一又は異なって水素原子,ハロゲン原子,低
    級アルキル基又は置換されてもよいアリール基を表
    す。),−CR9=N−R10 (ここで、R9は水素原子
    又は低級アルキル基を表し、R10は低級アルキル基、水
    酸基又は低級アルコキシ基を表す。),−(CH2j
    OR11 (ここで、R11は低級アルキル基又は置換され
    てもよいアリール基を表し、jは0又は1乃至5の整数
    を表す。),−(CH2j−CO212 (ここで、R
    12は水素原子,低級アルキル基,シクロアルキル基,置
    換されてもよいアリール基,アラルキル基又は置換され
    てもよいヘテロアリール基を表し、jは前記と同様の意
    味を表す。),−CONR2526 <ここで、R25,R
    26はそれぞれ同一又は異なって水素原子、低級アルキル
    基、シクロアルキル基、アラルキル基、低級アルコキシ
    基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘ
    テロアリール基又はR25とR26が一緒になって−(CH
    2p−Z−(CH2r− {ここで、Zは酸素原子、N
    −Ak (Akは前記と同様の意味を表す。)又は単結合を
    表し、p,rは同一又は異なって1乃至3の整数を表
    す。)を表す。}を表す。>,−CONHNHCHO
    , 【化3】 (ここで、R13及びR14は同一又は異なって水素原子,
    低級アルキル基,低級アルコキシ基,水酸基,ハロゲン
    原子,ニトロ基又はアミノ基を表し、Akは低級アルキル
    基を表し、R12は前記と同様の意味を表す。)又は−X
    −Y {ここで、Xは−(CH2k− ,−CO− ,
    −COCH2− ,−NH−,−NHCH2− ,−CH
    2NH− ,−CH2NHCO− ,−OCH2− ,−
    (CH2kO− 又は −CH2S− (ここで、kは
    1乃至4の整数を表す。)を表し、Yはハロゲン原子,
    シクロアルキル基,アミノ基,一若しくは二置換アミノ
    基,置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘ
    テロアリール基又は−N2 を表す。}を表し、R4は水
    素原子,水酸基,ハロゲン原子又は低級アルキル基を表
    し、R5は水素原子又はハロゲン原子を表すか、あるい
    はR4とR5が一緒になってそれらが結合する炭素原子と
    ともにカルボニル基を形成する。]を表すか、あるいは
    BがCH基を表すとき、 【化4】 (ここで、Ra,Rbは同一又は異なって水素原子,低級
    アルキル基,シクロアルキル基,シクロアルキルアルキ
    ル基,アラルキル基,置換されてもよいアリール基,置
    換されてもよいヘテロアリール基,ヘテロアリールアル
    キル基又はアシル基を表し、Rc,Rc’は同一又は異な
    って水素原子、低級アルキル基又はアラルキル基を表
    し、Rdは低級アルキル基,低級アルケニル基,低級ア
    ルキニル基,シクロアルキル基,シクロアルキルアルキ
    ル基,アラルキル基,置換されてもよいアリール基,置
    換されてもよいヘテロアリール基又はヘテロアリールア
    ルキル基を表し、Uは酸素原子又は硫黄原子を表し、a
    は0,1又は2を表し、mは0又は1乃至6の整数を表
    す。)を表し;環Aは 【化5】 {ここで、R15,R16は同一又は異なって水素原子,ハ
    ロゲン原子,低級アルキル基(該低級アルキル基はハロ
    ゲン原子,水酸基,低級アルコキシ基,カルボキシ基,
    シアノ基,ニトロ基,アミノ基,一若しくは二置換アミ
    ノ基,低級アルコキシカルボニル基,アラルキルオキシ
    カルボニル基,カルバモイル基,一若しくは二置換アミ
    ノカルボニル基又はアシルオキシ基により置換されても
    よい。),シクロアルキル基,アラルキル基,低級アル
    キル基で置換されたアラルキル基,低級アルケニル基,
    低級アルキニル基,水酸基,低級アルコキシ基,カルボ
    キシ基,シアノ基,ニトロ基,アミノ基,一若しくは二
    置換アミノ基,低級アルコキシカルボニル基,アラルキ
    ルオキシカルボニル基,カルバモイル基,一若しくは二
    置換アミノカルボニル基,アシル基又はアシルオキシ基
    を表す。}を表し;Bは窒素原子又はC−R17 {ここ
    で、R17は水素原子又は−CO218 (ここで、R18
    は水素原子,低級アルキル基,置換されてもよいアリー
    ル基又はアラルキル基を表す。)を表すか、R2と一緒
    になってそれらが結合する炭素原子とともに 【化6】 (ここで、R19は水素原子,低級アルキル基,シクロア
    ルキル基,シクロアルキルアルキル基,アラルキル基,
    置換されてもよいアリール基,置換されてもよいヘテロ
    アリール基又はヘテロアリールアルキル基を表し、R20
    は水素原子,低級アルキル基又はアラルキル基を表し、
    nは0又は1を表す。)を表す。}を表し;Vは窒素原
    子又はC−R21 (ここで、R21は水素原子又は低級ア
    ルキル基を表す。)を表し;Wは窒素原子又はCH基を
    表す。〕で示される化合物又はその医薬的に許容される
    塩を含有してなるアポトーシス抑制剤。
  3. 【請求項3】 一般式〔I〕のうち、Bが窒素原子であ
    る化合物又はその医薬的に許容される塩を含有してなる
    請求項2に記載のアポトーシス抑制剤。
  4. 【請求項4】 一般式〔I〕で示される化合物又はその
    医薬的に許容される塩を含有してなる抗ウイルス剤。
  5. 【請求項5】 ウイルスがHIVである請求項4に記載
    の抗ウイルス剤。
  6. 【請求項6】 一般式〔II〕 【化7】 〔式中、R21’は水素原子又は低級アルキル基を表し、
    22,R23は同一又は異なって水素原子,低級アルキル
    基又はアリール基を表すか、R22とR23が一緒になって 【化8】 (ここで、Z、p、rはそれぞれ前記と同様の意味を表
    す。)を表し;R2,環A,B,V,Wはそれぞれ前記
    と同様の意味を表す。〕で示される化合物又はその医薬
    的に許容される塩。
  7. 【請求項7】 一般式〔III〕 【化9】 〔式中、R3’は 【化10】 [ここで、Reはピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾ
    リル基、イソオキサゾリル基、低級アルキル基で置換さ
    れてもよいトリアゾリル基、[1,3,4]オキサジア
    ゾリル基、[1,2,3]チアジアゾリル基、イミダゾ
    リニル基、オキサゾリニル基、2−オキソイミダゾリジ
    ニル基、ベンズイミダゾリル基、フタルイミド基、マレ
    イミド基又は 【化11】 (ここで、R25,R26はそれぞれ前記と同様の意味を表
    す。)を表し、Rf,Rgはそれぞれ水素原子を表すか又
    はRfとRgが一緒になってカルボニル基を表し、Tは酸
    素原子,硫黄原子又はNH基を表す。]を表す。〕で示
    される化合物又はその医薬的に許容される塩。
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