JPH11216813A - 加飾成形品の成形方法 - Google Patents
加飾成形品の成形方法Info
- Publication number
- JPH11216813A JPH11216813A JP31612398A JP31612398A JPH11216813A JP H11216813 A JPH11216813 A JP H11216813A JP 31612398 A JP31612398 A JP 31612398A JP 31612398 A JP31612398 A JP 31612398A JP H11216813 A JPH11216813 A JP H11216813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding material
- weight
- decorative
- parts
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加飾意匠性に優れた表面加飾層を有し、生産
性に優れた加飾成形品の成形方法を提供する。 【解決手段】 柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成
形材料からなる加飾成形用材料2と、柄材を含有しない
繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料
3とを、金型(上型11、下型12)内にて積層した状
態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方法であ
って、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材
料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜30重
量部と、増粘剤としてポリイソシアネート1〜20重量
部又は酸化マグネシウム1.8〜3.5重量部を含有す
る或いはラジカル開裂型光重合開始剤0.05〜4重量
部を含有し且つ予備光硬化により半硬化状態とされてい
る。
性に優れた加飾成形品の成形方法を提供する。 【解決手段】 柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成
形材料からなる加飾成形用材料2と、柄材を含有しない
繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料
3とを、金型(上型11、下型12)内にて積層した状
態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方法であ
って、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材
料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜30重
量部と、増粘剤としてポリイソシアネート1〜20重量
部又は酸化マグネシウム1.8〜3.5重量部を含有す
る或いはラジカル開裂型光重合開始剤0.05〜4重量
部を含有し且つ予備光硬化により半硬化状態とされてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柄付き繊維強化熱
硬化性樹脂(FRP)製の浴室床材(防水パン)、壁
材、浴槽などに好適に用いられる加飾成形品の成形方法
に関するものである。
硬化性樹脂(FRP)製の浴室床材(防水パン)、壁
材、浴槽などに好適に用いられる加飾成形品の成形方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加飾成形品の成形方法としては、
ハンドレアップ方式では、成形型の表面にクリアー層形
成用樹脂を塗布しゲル化させた後、その上に柄材を含有
する熱硬化性成形材料を積層し、更にその上に、熱硬化
性樹脂とガラス繊維からなる補強層成形用材料を積層
し、熱圧成形させる方法がある。しかしながら、この方
法では、工数が多くて生産性が悪く、コスト競争力にお
いて劣っている。
ハンドレアップ方式では、成形型の表面にクリアー層形
成用樹脂を塗布しゲル化させた後、その上に柄材を含有
する熱硬化性成形材料を積層し、更にその上に、熱硬化
性樹脂とガラス繊維からなる補強層成形用材料を積層
し、熱圧成形させる方法がある。しかしながら、この方
法では、工数が多くて生産性が悪く、コスト競争力にお
いて劣っている。
【0003】現在までに、生産性・コストに秀でた熱圧
成形(プレス成形)方式による、FRP製加飾浴室床
材、壁材、浴槽の主な製造方法としては、例えば、特開
昭63−4915号公報に記載のように、金型内に石目
柄入りのシート・モールディング・コンパウンド(SM
C)をセットすると共に、このSMC上をガラスマット
で覆い、ガラスマット上に柄材を含有しない普通のSM
Cを載置した3層構造状態で成形することで、上記普通
のSMCの樹脂成分が表層にしみ出て外観を損なうこと
を防止する方法が提案されている。
成形(プレス成形)方式による、FRP製加飾浴室床
材、壁材、浴槽の主な製造方法としては、例えば、特開
昭63−4915号公報に記載のように、金型内に石目
柄入りのシート・モールディング・コンパウンド(SM
C)をセットすると共に、このSMC上をガラスマット
で覆い、ガラスマット上に柄材を含有しない普通のSM
Cを載置した3層構造状態で成形することで、上記普通
のSMCの樹脂成分が表層にしみ出て外観を損なうこと
を防止する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3層構
造方式では、3種類の材料を金型に供給しなければなら
ず、その位置決めを正確にしないと模様ズレを起こし、
外観が悪くなる。又、供給する材料が増えれば工数もか
かり、生産性を阻害するという問題点がある。
造方式では、3種類の材料を金型に供給しなければなら
ず、その位置決めを正確にしないと模様ズレを起こし、
外観が悪くなる。又、供給する材料が増えれば工数もか
かり、生産性を阻害するという問題点がある。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題点を解
消し、加飾意匠性に優れた表面加飾層を有し、生産性に
優れた加飾成形品の成形方法を提供することを目的とし
てなされたものである。
消し、加飾意匠性に優れた表面加飾層を有し、生産性に
優れた加飾成形品の成形方法を提供することを目的とし
てなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(本発明1)は、柄材を含有する繊維強化熱硬化性
樹脂成形材料からなる加飾成形用材料と、柄材を含有し
ない繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる本体成形用
材料とを、金型内にて積層した状態にて一体的に熱圧成
形する加飾成形品の成形方法であって、上記柄材を含有
する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料は、樹脂成分100
重量部に対して、柄材3〜30重量部と、増粘剤として
ポリイソシアネート1〜20重量部とを含有することを
特徴とする加飾成形品の成形方法である。
発明(本発明1)は、柄材を含有する繊維強化熱硬化性
樹脂成形材料からなる加飾成形用材料と、柄材を含有し
ない繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる本体成形用
材料とを、金型内にて積層した状態にて一体的に熱圧成
形する加飾成形品の成形方法であって、上記柄材を含有
する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料は、樹脂成分100
重量部に対して、柄材3〜30重量部と、増粘剤として
ポリイソシアネート1〜20重量部とを含有することを
特徴とする加飾成形品の成形方法である。
【0007】本願の請求項2に記載の発明(本発明2)
は、柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料から
なる加飾成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内
にて積層した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品
の成形方法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、
柄材3〜30重量部と、増粘剤として酸化マグネシウム
1.8〜3.5重量部とを含有することを特徴とする加
飾成形品の成形方法である。
は、柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料から
なる加飾成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内
にて積層した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品
の成形方法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、
柄材3〜30重量部と、増粘剤として酸化マグネシウム
1.8〜3.5重量部とを含有することを特徴とする加
飾成形品の成形方法である。
【0008】本願の請求項3に記載の発明(本発明3)
は、柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料から
なる加飾成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内
にて積層した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品
の成形方法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、
柄材3〜30重量部と、ラジカル開裂型光重合開始剤
0.05〜4重量部とを含有し、且つ予備光硬化により
半硬化状態とされていることを特徴とする加飾成形品の
成形方法である。
は、柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料から
なる加飾成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内
にて積層した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品
の成形方法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬
化性樹脂成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、
柄材3〜30重量部と、ラジカル開裂型光重合開始剤
0.05〜4重量部とを含有し、且つ予備光硬化により
半硬化状態とされていることを特徴とする加飾成形品の
成形方法である。
【0009】本発明において、柄材を含有する繊維強化
熱硬化性樹脂成形材料としては、従来公知のバルク・モ
ールディング・コンパウント(BMC)や従来公知のシ
ート・モールディング・コンパウント(SMC)等の材
料に柄材を含有させたもの、すなわち柄材を含有するB
MCや柄材を含有するSMCが使用される。このような
材料により加飾成形用材料が構成される。
熱硬化性樹脂成形材料としては、従来公知のバルク・モ
ールディング・コンパウント(BMC)や従来公知のシ
ート・モールディング・コンパウント(SMC)等の材
料に柄材を含有させたもの、すなわち柄材を含有するB
MCや柄材を含有するSMCが使用される。このような
材料により加飾成形用材料が構成される。
【0010】ここで、BMCとしては、不飽和ポリエス
テル樹脂やビニルエステル樹脂等の樹脂成分に、低収縮
剤、増粘剤、フィラー、硬化剤、離型剤等を混ぜ合わせ
て均一なペーストにしたものに、補強材としてのガラス
繊維を均一に分散させて、バルク状としたもの等が使用
される。
テル樹脂やビニルエステル樹脂等の樹脂成分に、低収縮
剤、増粘剤、フィラー、硬化剤、離型剤等を混ぜ合わせ
て均一なペーストにしたものに、補強材としてのガラス
繊維を均一に分散させて、バルク状としたもの等が使用
される。
【0011】また、SMCとしては、不飽和ポリエステ
ル樹脂やビニルエステル樹脂等の樹脂成分に、低収縮
剤、増粘剤、フィラー、硬化剤、離型剤等を均一に分散
した混合物と増粘剤(必要により適宜の溶媒に分散す
る)とを手早く混ぜ合わせて混和物とし、これをただち
にガラス繊維に所定の比率で塗布し、ポリエチレン等の
フィルムで両面をカバーした後、フィルムの上から適当
な方法で加圧して、混和物のガラス繊維への含浸を促進
するともに、脱泡を十分に行い、所定の長さに巻き取っ
た後、適当な温度に保存して熟成したもの等が使用され
る。
ル樹脂やビニルエステル樹脂等の樹脂成分に、低収縮
剤、増粘剤、フィラー、硬化剤、離型剤等を均一に分散
した混合物と増粘剤(必要により適宜の溶媒に分散す
る)とを手早く混ぜ合わせて混和物とし、これをただち
にガラス繊維に所定の比率で塗布し、ポリエチレン等の
フィルムで両面をカバーした後、フィルムの上から適当
な方法で加圧して、混和物のガラス繊維への含浸を促進
するともに、脱泡を十分に行い、所定の長さに巻き取っ
た後、適当な温度に保存して熟成したもの等が使用され
る。
【0012】本発明において、柄材を含有しない繊維強
化熱硬化性樹脂成形材料としては、上記と同様の従来公
知のBMCや、上記と同様の従来公知のSMC等の柄材
を含有しない材料が使用可能であるが、強度の高い本体
層を形成するためには柄材を含有しないSMCが好まし
い。このような材料により本体成形用材料が構成され
る。
化熱硬化性樹脂成形材料としては、上記と同様の従来公
知のBMCや、上記と同様の従来公知のSMC等の柄材
を含有しない材料が使用可能であるが、強度の高い本体
層を形成するためには柄材を含有しないSMCが好まし
い。このような材料により本体成形用材料が構成され
る。
【0013】本発明において、柄材としては、柄を発現
でき、材料製造可能範囲内なら素材、形状、大きさ等は
特に限定されず、例えば、アルミナ、炭酸カルシウム、
炭化ケイ素、マイカ、オパール、ジルコニア、ムライ
ト、酸化マグネシウム等の鉱物系及び金属系着色物の微
粉砕物が使用される。
でき、材料製造可能範囲内なら素材、形状、大きさ等は
特に限定されず、例えば、アルミナ、炭酸カルシウム、
炭化ケイ素、マイカ、オパール、ジルコニア、ムライ
ト、酸化マグネシウム等の鉱物系及び金属系着色物の微
粉砕物が使用される。
【0014】又、柄材としては、有機系物として、ポリ
エステル、ポリエチレン、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリカーボネ
ート、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィ
ルム裁断物、又は粒状粉砕物等が使用できる。
エステル、ポリエチレン、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリカーボネ
ート、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィ
ルム裁断物、又は粒状粉砕物等が使用できる。
【0015】更に、柄材としては、蟹類、海老類等の水
性節足動物の外殻、貝類等の殻等の動物質の物質の裁断
物、又は粉砕物等も使用できる。又、柄材は自然の色で
使用してもよいし、着色して使用してもよい。
性節足動物の外殻、貝類等の殻等の動物質の物質の裁断
物、又は粉砕物等も使用できる。又、柄材は自然の色で
使用してもよいし、着色して使用してもよい。
【0016】柄材の着色剤としては、例えば、通常用い
られる顔料、染料等が使用できる。これら着色剤を柄材
原料に付着(又は配合)させる方法としては、例えば、
スプレーコーティング法、浸漬法、バッチ混練法等が採
用できる。着色剤の付着量(又は配合量)については、
特に限定されることなく、目的とする加飾成形品の外観
により適宜調整すればよい。
られる顔料、染料等が使用できる。これら着色剤を柄材
原料に付着(又は配合)させる方法としては、例えば、
スプレーコーティング法、浸漬法、バッチ混練法等が採
用できる。着色剤の付着量(又は配合量)については、
特に限定されることなく、目的とする加飾成形品の外観
により適宜調整すればよい。
【0017】柄材の含有量は、樹脂成分100重量部に
対して、3〜30重量部である必要があり、10〜25
重量部であるのが好ましい。含有量が3重量部未満であ
ると、柄材が疎となり目立たず、意匠的に好ましくな
く、30重量部を超えると、柄材の分散性が悪くなり、
意匠的に好ましくない上に、柄材は高価なため経済的に
も好ましくない。
対して、3〜30重量部である必要があり、10〜25
重量部であるのが好ましい。含有量が3重量部未満であ
ると、柄材が疎となり目立たず、意匠的に好ましくな
く、30重量部を超えると、柄材の分散性が悪くなり、
意匠的に好ましくない上に、柄材は高価なため経済的に
も好ましくない。
【0018】柄材は、好ましくは、単一サイズのものを
用いるよりは、0.2〜2.0mmのサイズのものを混
合したものを用いる方が、石目調意匠として良好であ
る。
用いるよりは、0.2〜2.0mmのサイズのものを混
合したものを用いる方が、石目調意匠として良好であ
る。
【0019】本発明1において、加飾成形用材料中に含
有される、増粘剤としてのポリイソシアネート(多官能
イソシアネートと呼ばれることもある)とは、分子内に
複数のイソシアネート基を有する化合物を意味し、公知
慣用のものが用いられ、汎用的にはジイソシアネートが
使用される。
有される、増粘剤としてのポリイソシアネート(多官能
イソシアネートと呼ばれることもある)とは、分子内に
複数のイソシアネート基を有する化合物を意味し、公知
慣用のものが用いられ、汎用的にはジイソシアネートが
使用される。
【0020】ポリイソシアネートのうち、ジイソシアネ
ートとしては、例えば、トリレンジイソシアネート、ポ
リメチレンポリフェニレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシア
ネート、1,3−ビス(イソシアネート−2−プロピ
ル)ベンゼン等の芳香族ジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアナトメチ
ル)シクロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシ
アネート等の脂環式ジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート等の直鎖脂肪族ジイソシアネート等が
用いられる。
ートとしては、例えば、トリレンジイソシアネート、ポ
リメチレンポリフェニレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシア
ネート、1,3−ビス(イソシアネート−2−プロピ
ル)ベンゼン等の芳香族ジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアナトメチ
ル)シクロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシ
アネート等の脂環式ジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート等の直鎖脂肪族ジイソシアネート等が
用いられる。
【0021】中でも、価格及び反応性の点が優れる芳香
族ジイソシアネートが一般的に好適に用いられるが、変
色がおきて困る用途に用いる場合には、直鎖脂肪族ジイ
ソシアネート、脂環式ジイソシアネートが好適に用いら
れ、更に耐熱性が要求される場合には、脂環族ジイソシ
アネートが好適に用いられる。
族ジイソシアネートが一般的に好適に用いられるが、変
色がおきて困る用途に用いる場合には、直鎖脂肪族ジイ
ソシアネート、脂環式ジイソシアネートが好適に用いら
れ、更に耐熱性が要求される場合には、脂環族ジイソシ
アネートが好適に用いられる。
【0022】上記ポリイソシアネートの添加量として
は、樹脂成分100重量部に対して、1〜20重量部が
必要であり、2〜8重量部が好ましい。添加量が少なす
ぎると、加飾成形用材料の流動性が本体成形用材料と変
わらなくなり(柔らかくなり)、材料の混じり合いが発
生し、又、多すぎると、得られる加飾成形品の表面にピ
ンホール等の外観不良が発生する。
は、樹脂成分100重量部に対して、1〜20重量部が
必要であり、2〜8重量部が好ましい。添加量が少なす
ぎると、加飾成形用材料の流動性が本体成形用材料と変
わらなくなり(柔らかくなり)、材料の混じり合いが発
生し、又、多すぎると、得られる加飾成形品の表面にピ
ンホール等の外観不良が発生する。
【0023】本発明2において、加飾成形用材料中に含
有される、増粘剤としての酸化マグネシウムの添加量と
しては、樹脂成分100重量部に対して、1.8〜3.
5重量部である必要がある。添加量が少なすぎると、加
飾成形用材料の流動性が本体成形用材料と変わらなくな
り(柔らかくなり)、材料の混じり合いが発生し、又、
多すぎると、得られる加飾成形品の表面にピンホール等
の外観不良が発生する。
有される、増粘剤としての酸化マグネシウムの添加量と
しては、樹脂成分100重量部に対して、1.8〜3.
5重量部である必要がある。添加量が少なすぎると、加
飾成形用材料の流動性が本体成形用材料と変わらなくな
り(柔らかくなり)、材料の混じり合いが発生し、又、
多すぎると、得られる加飾成形品の表面にピンホール等
の外観不良が発生する。
【0024】本発明3において、加飾成形用材料中に含
有されるラジカル開裂型光重合開始剤としては、例え
ば、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインプロピルエーテル、ベン
ゾインイソブチルエーテル、ベンジルメチルケタール、
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ジエトキア
セトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン、アシルホスフィンオキサイド、1−(4
−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−メチ
ル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホ
リノプロパン−1などが挙げられ、これらは単独で用い
られてもよい、又、複数種混合して用いられてもよい。
有されるラジカル開裂型光重合開始剤としては、例え
ば、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインプロピルエーテル、ベン
ゾインイソブチルエーテル、ベンジルメチルケタール、
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ジエトキア
セトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン、アシルホスフィンオキサイド、1−(4
−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−メチ
ル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホ
リノプロパン−1などが挙げられ、これらは単独で用い
られてもよい、又、複数種混合して用いられてもよい。
【0025】ラジカル開裂型光重合開始剤の添加量とし
ては、樹脂成分100重量部に対して、0.05〜4重
量部である必要があり、0.1〜2重量部が好ましい。
添加量が少なすぎると、加飾成形用材料の流動性が本体
成形用材料と変わらなくなり(柔らかくなり)、材料の
混じり合いが発生し、又、多すぎると、得られる加飾成
形品の表面にピンホール等の外観不良が発生する。
ては、樹脂成分100重量部に対して、0.05〜4重
量部である必要があり、0.1〜2重量部が好ましい。
添加量が少なすぎると、加飾成形用材料の流動性が本体
成形用材料と変わらなくなり(柔らかくなり)、材料の
混じり合いが発生し、又、多すぎると、得られる加飾成
形品の表面にピンホール等の外観不良が発生する。
【0026】本発明3において、予備光硬化による半硬
化状態とは、その形状を保持し、表面がべとつかず、熱
圧成形時に薄く延ばした加飾成形用材料が、樹脂の流れ
出しや、クラックが生じない程度の強度と柔軟性を有し
た状態をいい、より具体的には、硬化度40〜70%の
範囲が一般的であり、より好ましくは40〜60%であ
る。上記硬化度の測定方法としては、残存モノマーの定
量法が挙げられる。
化状態とは、その形状を保持し、表面がべとつかず、熱
圧成形時に薄く延ばした加飾成形用材料が、樹脂の流れ
出しや、クラックが生じない程度の強度と柔軟性を有し
た状態をいい、より具体的には、硬化度40〜70%の
範囲が一般的であり、より好ましくは40〜60%であ
る。上記硬化度の測定方法としては、残存モノマーの定
量法が挙げられる。
【0027】加飾成形用材料を予備光硬化による半硬化
状態となす方法としては、例えば、殺菌灯、紫外線用蛍
光灯、カーボンアーク、キセノンランプ、複写用高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ等で、光を
照射し易いように、薄く延ばした形態にした加飾成形用
材料の両面或いは片面から照射する方法が採用される。
状態となす方法としては、例えば、殺菌灯、紫外線用蛍
光灯、カーボンアーク、キセノンランプ、複写用高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ等で、光を
照射し易いように、薄く延ばした形態にした加飾成形用
材料の両面或いは片面から照射する方法が採用される。
【0028】加飾成形用材料を予備光硬化により半硬化
状態とするときの、加飾成形用材料の厚みは0.3〜1
5mmが好ましく、より好ましくは1〜10mmであ
る。材料の厚みが薄すぎると取扱い性が悪く、材料に破
れ等が発生し易く、厚すぎると、有効波長が内部まで浸
透しにくくなるので、内部の硬化が甘くなり易い。
状態とするときの、加飾成形用材料の厚みは0.3〜1
5mmが好ましく、より好ましくは1〜10mmであ
る。材料の厚みが薄すぎると取扱い性が悪く、材料に破
れ等が発生し易く、厚すぎると、有効波長が内部まで浸
透しにくくなるので、内部の硬化が甘くなり易い。
【0029】加飾成形用材料を予備光硬化により半硬化
状態とする際には、上記厚み範囲に賦形する必要があ
る。SMC形状なら、その厚みより直接予備光硬化可能
であるが、BMC形状等バルク状の場合、材料混練後増
粘前に、上記厚みになるようにサイジングをかけて押し
出したり、その他の公知の方法で平滑に引き延ばす必要
がある。又、材料増粘後にコールドプレスして引き延ば
す方法もある。
状態とする際には、上記厚み範囲に賦形する必要があ
る。SMC形状なら、その厚みより直接予備光硬化可能
であるが、BMC形状等バルク状の場合、材料混練後増
粘前に、上記厚みになるようにサイジングをかけて押し
出したり、その他の公知の方法で平滑に引き延ばす必要
がある。又、材料増粘後にコールドプレスして引き延ば
す方法もある。
【0030】本発明において、加飾成形品を製造する成
形機としては、従来公知のプレス成形機が使用可能であ
り、型としては、従来公知の、金型、鋳物型等が使用可
能である。型の形式としては、一般的には上下型が好ま
しい。この場合、通常は、上型を可動型、下型を固定型
として用いる。
形機としては、従来公知のプレス成形機が使用可能であ
り、型としては、従来公知の、金型、鋳物型等が使用可
能である。型の形式としては、一般的には上下型が好ま
しい。この場合、通常は、上型を可動型、下型を固定型
として用いる。
【0031】本発明において、加飾成形品を製造するプ
ロセスは、例えば、以下のようになる。まず、図1に示
すように、成形機(図示せず)に上型11と下型12か
らなる上下型1を取り付け、80〜180℃に加熱した
後に、下型12内に、加飾成形用材料2、本体成形用材
料3の順で積層するようにチャージし、型を閉め、10
〜120kg/cm2 の圧力で30秒〜20分間熱圧成
形し、樹脂を硬化させた後、型を開け、脱型することに
より、表層に綺麗な加飾模様が形成さた加飾成形品が得
られる。
ロセスは、例えば、以下のようになる。まず、図1に示
すように、成形機(図示せず)に上型11と下型12か
らなる上下型1を取り付け、80〜180℃に加熱した
後に、下型12内に、加飾成形用材料2、本体成形用材
料3の順で積層するようにチャージし、型を閉め、10
〜120kg/cm2 の圧力で30秒〜20分間熱圧成
形し、樹脂を硬化させた後、型を開け、脱型することに
より、表層に綺麗な加飾模様が形成さた加飾成形品が得
られる。
【0032】ここに、加飾成形用材料の型内へのチャー
ジ面積としては、下型の型面の全体を覆う大きさとして
も構わないし、成形品表面の一部のみの小さいものであ
ってもよい。即ち、求める意匠に応じて、任意の大きさ
とする。
ジ面積としては、下型の型面の全体を覆う大きさとして
も構わないし、成形品表面の一部のみの小さいものであ
ってもよい。即ち、求める意匠に応じて、任意の大きさ
とする。
【0033】但し、成形品全面に加飾を行う場合には、
加飾成形用材料を下型の型面のできるだけ大きな面積を
被覆するようにチャージし、型内脱気を行いながら成形
を行う方が、均一厚みに表層が形成され、ピンホールの
ない高意匠品を得ることができるので好ましい。
加飾成形用材料を下型の型面のできるだけ大きな面積を
被覆するようにチャージし、型内脱気を行いながら成形
を行う方が、均一厚みに表層が形成され、ピンホールの
ない高意匠品を得ることができるので好ましい。
【0034】加飾成形用材料からなる表層の厚みは、
1.5mm以上ある方が深み感があり好ましい。表層の
透明度にもよるが、表層の厚みが薄すぎると、本体成形
用材料層からなる裏層が透けて見えることがあり、外観
を損ねるおそれがある。
1.5mm以上ある方が深み感があり好ましい。表層の
透明度にもよるが、表層の厚みが薄すぎると、本体成形
用材料層からなる裏層が透けて見えることがあり、外観
を損ねるおそれがある。
【0035】
【作用】本発明1の加飾成形品の成形方法は、柄材を含
有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる加飾成形
用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬化性樹脂成形
材料からなる本体成形用材料とを、金型内にて積層した
状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方法で
あって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形
材料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜30
重量部と、増粘剤としてポリイソシアネート1〜20重
量部とを含有するもので、このような材料を用いること
により、熱圧成形時に、加飾成形用材料の流動性が押さ
えられるので、表層の全面を加飾成形用材料が覆い、そ
の裏面に本体成形用材料が流動するので、表層に本体成
形用材料が流れ込むことがなく、まだら模様のない加飾
意匠性に優れた表面加飾層を有する加飾成形品を成形す
ることができ、各材料の位置決めを正確に行う必要がな
いので生産性に優れている。
有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる加飾成形
用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬化性樹脂成形
材料からなる本体成形用材料とを、金型内にて積層した
状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方法で
あって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形
材料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜30
重量部と、増粘剤としてポリイソシアネート1〜20重
量部とを含有するもので、このような材料を用いること
により、熱圧成形時に、加飾成形用材料の流動性が押さ
えられるので、表層の全面を加飾成形用材料が覆い、そ
の裏面に本体成形用材料が流動するので、表層に本体成
形用材料が流れ込むことがなく、まだら模様のない加飾
意匠性に優れた表面加飾層を有する加飾成形品を成形す
ることができ、各材料の位置決めを正確に行う必要がな
いので生産性に優れている。
【0036】本発明2の加飾成形品の成形方法は、柄材
を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる加飾
成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内にて積層
した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方
法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜
30重量部と、増粘剤として酸化マグネシウム1.8〜
3.5重量部とを含有するもので、このような材料を用
いることにより、熱圧成形時に、加飾成形用材料の流動
性が押さえられるので、表層の全面を加飾成形用材料が
覆い、その裏面に本体成形用材料が流動するので、表層
に本体成形用材料が流れ込むことがなく、まだら模様の
ない加飾意匠性に優れた表面加飾層を有する加飾成形品
を成形することができ、各材料の位置決めを正確に行う
必要がないので生産性に優れている。
を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる加飾
成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内にて積層
した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方
法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜
30重量部と、増粘剤として酸化マグネシウム1.8〜
3.5重量部とを含有するもので、このような材料を用
いることにより、熱圧成形時に、加飾成形用材料の流動
性が押さえられるので、表層の全面を加飾成形用材料が
覆い、その裏面に本体成形用材料が流動するので、表層
に本体成形用材料が流れ込むことがなく、まだら模様の
ない加飾意匠性に優れた表面加飾層を有する加飾成形品
を成形することができ、各材料の位置決めを正確に行う
必要がないので生産性に優れている。
【0037】本発明3の加飾成形品の成形方法は、柄材
を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる加飾
成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内にて積層
した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方
法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜
30重量部と、ラジカル開裂型光重合開始剤0.05〜
4重量部とを含有し、且つ予備光硬化により半硬化状態
とされており、このような材料を用いることにより、熱
圧成形時に、加飾成形用材料の流動性が押さえられるの
で、表層の全面を加飾成形用材料が覆い、その裏面に本
体成形用材料が流動するので、表層に本体成形用材料が
流れ込むことがなく、まだら模様のない加飾意匠性に優
れた表面加飾層を有する加飾成形品を成形することがで
き、各材料の位置決めを正確に行う必要がないので生産
性に優れている。
を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる加飾
成形用材料と、柄材を含有しない繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料からなる本体成形用材料とを、金型内にて積層
した状態にて一体的に熱圧成形する加飾成形品の成形方
法であって、上記柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂
成形材料は、樹脂成分100重量部に対して、柄材3〜
30重量部と、ラジカル開裂型光重合開始剤0.05〜
4重量部とを含有し、且つ予備光硬化により半硬化状態
とされており、このような材料を用いることにより、熱
圧成形時に、加飾成形用材料の流動性が押さえられるの
で、表層の全面を加飾成形用材料が覆い、その裏面に本
体成形用材料が流動するので、表層に本体成形用材料が
流れ込むことがなく、まだら模様のない加飾意匠性に優
れた表面加飾層を有する加飾成形品を成形することがで
き、各材料の位置決めを正確に行う必要がないので生産
性に優れている。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。キッ
チンカウンター(加飾成形品)の成形を行った。 (1)成形機及び金型の準備 成形機としては、川崎油工社製、800トンプレス成形
機を用いた。金型としては、長辺側1600mm×短辺
側400mm長方形板を成形する、図1に示す上下型1
であって、上型11、下型12共に電気ヒーター及び冷
却配管が埋め込まれた金型を準備した。この金型1をプ
レス成形機に取り付けた。上型11を可動型とし、下型
12を固定型とした。
チンカウンター(加飾成形品)の成形を行った。 (1)成形機及び金型の準備 成形機としては、川崎油工社製、800トンプレス成形
機を用いた。金型としては、長辺側1600mm×短辺
側400mm長方形板を成形する、図1に示す上下型1
であって、上型11、下型12共に電気ヒーター及び冷
却配管が埋め込まれた金型を準備した。この金型1をプ
レス成形機に取り付けた。上型11を可動型とし、下型
12を固定型とした。
【0039】(2)加飾成形用材料及び本体成形用材料
(併せて、成形材料)の調整 成形材料:(a)不飽和ポリエステル樹脂液〔イソフ
タル酸系の不飽和ポリエステル樹脂(数平均分子量約
2,000)をスチレンモノマーに溶解したもの(スチ
レン濃度40重量%)〕70重量部、(b)ポリスチレ
ン樹脂液〔ポリスチレン樹脂(重量平均分子量約95,
000)をスチレンに溶解したもの(スチレン濃度65
重量%)〕30重量部、(c)硬化剤〔TBPB(t−
ブチルパーオキシベンゾエート):10時間半減期温度
105℃)1重量部、(d)炭酸カルシウム粉末(平均
粒径10μm)130重量部、(e)ポリイソシアネー
ト(A:ヘキサメチレンジイソシアネート)3重量部、
(f)酸化マグネシウム(平均粒径3μm)0.8重量
部、(g)内部離型剤(ステアリン酸亜鉛)3重量部、
(h)顔料(酸化チタン)微量、(i)柄材(着色PE
Tフィルム裁断物)20重量部〔(白色)0.2mm:
4重量部、1.5mm:4重量部、2.0mm:2重量
部、(黒色)0.2mm:3重量部、1.0mm:3重
量部、(灰色)0.5mm:2重量部、1.5mm:2
重量部〕、(j)ガラス繊維(25mmに裁断したも
の)70重量部を混合したもの。
(併せて、成形材料)の調整 成形材料:(a)不飽和ポリエステル樹脂液〔イソフ
タル酸系の不飽和ポリエステル樹脂(数平均分子量約
2,000)をスチレンモノマーに溶解したもの(スチ
レン濃度40重量%)〕70重量部、(b)ポリスチレ
ン樹脂液〔ポリスチレン樹脂(重量平均分子量約95,
000)をスチレンに溶解したもの(スチレン濃度65
重量%)〕30重量部、(c)硬化剤〔TBPB(t−
ブチルパーオキシベンゾエート):10時間半減期温度
105℃)1重量部、(d)炭酸カルシウム粉末(平均
粒径10μm)130重量部、(e)ポリイソシアネー
ト(A:ヘキサメチレンジイソシアネート)3重量部、
(f)酸化マグネシウム(平均粒径3μm)0.8重量
部、(g)内部離型剤(ステアリン酸亜鉛)3重量部、
(h)顔料(酸化チタン)微量、(i)柄材(着色PE
Tフィルム裁断物)20重量部〔(白色)0.2mm:
4重量部、1.5mm:4重量部、2.0mm:2重量
部、(黒色)0.2mm:3重量部、1.0mm:3重
量部、(灰色)0.5mm:2重量部、1.5mm:2
重量部〕、(j)ガラス繊維(25mmに裁断したも
の)70重量部を混合したもの。
【0040】成形材料:(e)のポリイソシアネート
を、B:トリレンジイソシアネート5重量部とし、
(f)の酸化マグネシウムを使用しないこと以外は成形
材料と同じもの。 成形材料:(e)のポリイソシアネートを使用せず、
(f)の酸化マグネシウムを使用しないこと以外は成形
材料と同じもの。 成形材料:(e)のポリイソシアネートを使用せず、
(i)の柄材を使用しないこと以外は成形材料と同じ
もの。
を、B:トリレンジイソシアネート5重量部とし、
(f)の酸化マグネシウムを使用しないこと以外は成形
材料と同じもの。 成形材料:(e)のポリイソシアネートを使用せず、
(f)の酸化マグネシウムを使用しないこと以外は成形
材料と同じもの。 成形材料:(e)のポリイソシアネートを使用せず、
(i)の柄材を使用しないこと以外は成形材料と同じ
もの。
【0041】成形材料:(e)のポリイソシアネート
を使用せず、(f)の酸化マグネシウムを1.9重量部
使用したこと以外は成形材料と同じもの。 成形材料:(e)のポリイソシアネートを使用せず、
(f)の酸化マグネシウムを3重量部使用したこと以外
は成形材料と同じもの。
を使用せず、(f)の酸化マグネシウムを1.9重量部
使用したこと以外は成形材料と同じもの。 成形材料:(e)のポリイソシアネートを使用せず、
(f)の酸化マグネシウムを3重量部使用したこと以外
は成形材料と同じもの。
【0042】成形材料:(e)のポリイソシアネート
を使用せず、(f)の酸化マグネシウムを使用せず、
(j)のガラス繊維を使用せず、(k)のラジカル開裂
型光重合開始剤(A:2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニルプロパン)1重量部と使用したこと以外は成
形材料と同じ配合とし、これをSMC製造装置により
(j)のガラス繊維70重量部に含浸させ、40℃にて
25時間増粘して約2mm厚のシートとし、このシート
の両側から超高圧水銀灯にて、4.0J/cm2(50
秒)照射したもの。
を使用せず、(f)の酸化マグネシウムを使用せず、
(j)のガラス繊維を使用せず、(k)のラジカル開裂
型光重合開始剤(A:2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニルプロパン)1重量部と使用したこと以外は成
形材料と同じ配合とし、これをSMC製造装置により
(j)のガラス繊維70重量部に含浸させ、40℃にて
25時間増粘して約2mm厚のシートとし、このシート
の両側から超高圧水銀灯にて、4.0J/cm2(50
秒)照射したもの。
【0043】成形材料:(k)のラジカル開裂型光重
合開始剤として、A:2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニルプロパンを0.5重量部を使用し、B:ベン
ゾインエチルエーテルを0.3重量部使用したこと以外
は成形材料と同じもの。以上の成形材料〜の配合
を表1に示した。
合開始剤として、A:2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニルプロパンを0.5重量部を使用し、B:ベン
ゾインエチルエーテルを0.3重量部使用したこと以外
は成形材料と同じもの。以上の成形材料〜の配合
を表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】実施例1 金型を下型145℃、上型125℃に温度調整し、下型
上に、加飾成形用材料として成形材料(チャージ率9
0%)、本体成形用材料として成形材料(チャージ率
80%)を用いて、この順でチャージし、最終型締め速
度0.8mm/秒にて型閉めし、65kg/cm2 の圧
力にて約10分間保圧後、型開きして、加飾成形品を得
た。
上に、加飾成形用材料として成形材料(チャージ率9
0%)、本体成形用材料として成形材料(チャージ率
80%)を用いて、この順でチャージし、最終型締め速
度0.8mm/秒にて型閉めし、65kg/cm2 の圧
力にて約10分間保圧後、型開きして、加飾成形品を得
た。
【0046】実施例2 加飾成形用材料として成形材料を用いたこと以外は実
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
【0047】実施例3 加飾成形用材料として成形材料を用いたこと以外は実
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
【0048】実施例4 加飾成形用材料として成形材料を用いたこと以外は実
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
【0049】実施例5 加飾成形用材料として成形材料を用いたこと以外は実
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
【0050】実施例6 加飾成形用材料として成形材料を用いたこと以外は実
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
【0051】比較例1 加飾成形用材料として成形材料を用いたこと以外は実
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
施例1と同様にして加飾成形品を得た。
【0052】(3)加飾成形品の外観評価 実施例1〜6及び比較例1で得られた加飾成形品につい
て、表層への本体成形用材料の流れ込みの有無及び表層
の加飾意匠性の評価を行った。その結果を表2に示し
た。表2中、「流れ込み」の欄において、表層への本体
成形用材料の流れ込みのないものを「なし」とし、流れ
込みのあるものを「あり」とし、「加飾意匠性」の欄に
おいて、全表面が加飾成形用材料からなるまだら模様の
ない美麗な加飾成形層にて被覆されていたものを○と
し、まだら模様となったものを×とした。「総合」の欄
において、製品として使用できるものを○とし、製品と
して全く使用不可能のものを×とした。
て、表層への本体成形用材料の流れ込みの有無及び表層
の加飾意匠性の評価を行った。その結果を表2に示し
た。表2中、「流れ込み」の欄において、表層への本体
成形用材料の流れ込みのないものを「なし」とし、流れ
込みのあるものを「あり」とし、「加飾意匠性」の欄に
おいて、全表面が加飾成形用材料からなるまだら模様の
ない美麗な加飾成形層にて被覆されていたものを○と
し、まだら模様となったものを×とした。「総合」の欄
において、製品として使用できるものを○とし、製品と
して全く使用不可能のものを×とした。
【0053】
【表2】
【0054】表2からも明らかなように、実施例1〜6
の場合には、いずれも、加飾成形品は、表層に本体成形
用材料の流れ込みがなく、まだら模様のない美麗な表面
加飾層が形成されていたのに対して、比較例1の場合に
は、表層に本体成形用材料が流れ込み、まだら模様のあ
る加飾成形品しか得ることができなかった。
の場合には、いずれも、加飾成形品は、表層に本体成形
用材料の流れ込みがなく、まだら模様のない美麗な表面
加飾層が形成されていたのに対して、比較例1の場合に
は、表層に本体成形用材料が流れ込み、まだら模様のあ
る加飾成形品しか得ることができなかった。
【発明の効果】本発明の加飾成形品の成形方法は、上記
のようにされているので、表層に本体成形用材料が流れ
込むことがなく、加飾意匠性に優れた表面加飾層を有す
る加飾成形品を生産性よく得ることができる。
のようにされているので、表層に本体成形用材料が流れ
込むことがなく、加飾意匠性に優れた表面加飾層を有す
る加飾成形品を生産性よく得ることができる。
【図1】本発明の加飾成形品の成形方法のプロセスを説
明する断面図である。
明する断面図である。
1 型 2 加飾成形用材料 3 本体成形用材料 11 上型 12 下型
Claims (3)
- 【請求項1】 柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成
形材料からなる加飾成形用材料と、柄材を含有しない繊
維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料と
を、金型内にて積層した状態にて一体的に熱圧成形する
加飾成形品の成形方法であって、上記柄材を含有する繊
維強化熱硬化性樹脂成形材料は、樹脂成分100重量部
に対して、柄材3〜30重量部と、増粘剤としてポリイ
ソシアネート1〜20重量部とを含有することを特徴と
する加飾成形品の成形方法。 - 【請求項2】 柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成
形材料からなる加飾成形用材料と、柄材を含有しない繊
維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料と
を、金型内にて積層した状態にて一体的に熱圧成形する
加飾成形品の成形方法であって、上記柄材を含有する繊
維強化熱硬化性樹脂成形材料は、樹脂成分100重量部
に対して、柄材3〜30重量部と、増粘剤として酸化マ
グネシウム1.8〜3.5重量部とを含有することを特
徴とする加飾成形品の成形方法。 - 【請求項3】 柄材を含有する繊維強化熱硬化性樹脂成
形材料からなる加飾成形用材料と、柄材を含有しない繊
維強化熱硬化性樹脂成形材料からなる本体成形用材料と
を、金型内にて積層した状態にて一体的に熱圧成形する
加飾成形品の成形方法であって、上記柄材を含有する繊
維強化熱硬化性樹脂成形材料は、樹脂成分100重量部
に対して、柄材3〜30重量部と、ラジカル開裂型光重
合開始剤0.05〜4重量部とを含有し、且つ予備光硬
化により半硬化状態とされていることを特徴とする加飾
成形品の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31612398A JPH11216813A (ja) | 1997-11-13 | 1998-11-06 | 加飾成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-312079 | 1997-11-13 | ||
| JP31207997 | 1997-11-13 | ||
| JP31612398A JPH11216813A (ja) | 1997-11-13 | 1998-11-06 | 加飾成形品の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11216813A true JPH11216813A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=26567024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31612398A Pending JPH11216813A (ja) | 1997-11-13 | 1998-11-06 | 加飾成形品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11216813A (ja) |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP31612398A patent/JPH11216813A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR940001651B1 (ko) | 화강암 조제 인공석 | |
| JPH11216813A (ja) | 加飾成形品の成形方法 | |
| JPS6144747A (ja) | 人造大理石の製造方法 | |
| JP2807604B2 (ja) | 人造大理石成形品 | |
| JPH06321597A (ja) | ノンゲルコート注型成形品 | |
| JP3389020B2 (ja) | 繊維強化プラスチック成形品 | |
| JPH0716850A (ja) | 人工石化粧パネルの製法 | |
| JP2001182117A (ja) | ユニットルームの床パン | |
| JPH11181106A (ja) | 加飾用シートモールディングコンパウンド及びそれを用いる加飾成形品の成形方法 | |
| JPH0911257A (ja) | 模様を有する樹脂成形物およびその製造方法 | |
| JP2000108149A (ja) | 表面に模様を有する熱硬化性樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH11138571A (ja) | 加飾成形品の成形方法 | |
| GB2350584A (en) | A decorative glass sheet with adhered polyacrylate resin | |
| JPH06182780A (ja) | 人工大理石成形品の製法 | |
| JP2001277270A (ja) | 型内被覆された樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH08207149A (ja) | ゲルコート付きfrp製品の成形方法 | |
| JPH05285968A (ja) | 注型成形品の製造方法 | |
| JPH11129268A (ja) | 加飾成形品の成形方法 | |
| JP2001261852A (ja) | ガラス繊維強化不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
| JPH0450241A (ja) | 繊維強化プラスチック製品の製造方法 | |
| JP2001071340A (ja) | 屈曲部を有する加飾frp成形品の製造方法 | |
| JPS63100086A (ja) | 人造大理石成形物およびその製造法 | |
| JPH11129265A (ja) | 加飾成形用材料及び加飾成形品 | |
| JP2001322138A (ja) | 型内被覆された樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH08150617A (ja) | 圧縮成形用シート及び該シートを用いた圧縮成形品の製造方法 |