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JPH11216187A - 磁場誘導カニューレーション装置 - Google Patents

磁場誘導カニューレーション装置

Info

Publication number
JPH11216187A
JPH11216187A JP10022103A JP2210398A JPH11216187A JP H11216187 A JPH11216187 A JP H11216187A JP 10022103 A JP10022103 A JP 10022103A JP 2210398 A JP2210398 A JP 2210398A JP H11216187 A JPH11216187 A JP H11216187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cannula
energizing
cannulation device
pair
magnetic field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10022103A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kumagai
博彰 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO SOPHIA KK
Original Assignee
TECHNO SOPHIA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO SOPHIA KK filed Critical TECHNO SOPHIA KK
Priority to JP10022103A priority Critical patent/JPH11216187A/ja
Publication of JPH11216187A publication Critical patent/JPH11216187A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管腔内の目的部位へのカニューレの挿入を容
易にする。 【解決手段】 カニューレ1の先端部7に縦方向平列回
路21を取り付け、カニューレ先端部7が管腔内の分岐
部に達したとき縦方向平列回路21に通電し横臥する患
者を間にして上下に対向配置した一対の電磁石の発生す
る磁場との相互作用でカニューレ先端部を屈曲せしめカ
ニューレを所望の分岐管の方向に向ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人の生体の動脈、静
脈、リンパ管等の脈管、胆道、膵管、尿管、腎盂、腎杯
その他の管腔深部の診断および治療を行うカニューレー
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体の管腔深部にカニューレを挿
入する場合、術者がレントゲン透視画像や超音波断層画
像を観察しながら、或いは内視鏡で観察しながらカニュ
ーレを手で目的部位に導き到達せしめるようにしてい
た。そして管腔深部の分岐部に達しいづれかの分枝にカ
ニューレを導く必要がある場合には、目的に応じて予め
先端に種々の曲りをつけたカニューレを使用し、先端が
分岐部に達したカニューレの手元を手で回転操作して所
定の分枝にカニューレを挿入する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記カニ
ューレの挿入方法は高度の技術と時間を要し、また分岐
部の分枝の形状によっては目的とする分枝への深部挿入
が困難であるばかりでなく全く不可能な場合も少なから
ずあった。特に心筋硬塞患者に対してはカニューレを通
して血栓部位に造影剤を注入して病巣部を診断したり、
またカニューレを通して血栓溶解剤を注入して血栓を溶
解除去して正常な血流状態に復帰させるような治療が屡
々行われるが、このような緊急性を要する場合のカニュ
ーレ挿入技術の巧拙あるいは挿入不能は患者の生命に関
わる重大な問題である。また癌病巣の診断、治療にカニ
ューレを使用する場合にも可成りの緊急性と高度の技術
が要求される。
【0004】従って本発明は特定臓器に限らず、胃腸な
どを除く全ての臓器の脈管、外分泌管腔等の管腔に、多
様な形状のカニューレを選択使用することを必要とせ
ず、普通形状の先端部をもったカニューレを挿入し、高
度の挿入技術を必要とすることなく容易迅速に管腔深部
の目的とする病巣患部にカニューレを到達せしめること
のできる装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するために、人体を間にして対向配置された一
対の強力磁石と、前記一対の強力磁石を人体の生体軸を
中心として相対的に回転可能に支持する手段と、前記一
対の強力磁石の磁場の発生と強さを制御するコントロー
ラと、人体の管腔内に挿入されるカニューレの先端部外
周に取り付けた磁気応動通電部とを有し、前記強力磁石
と前記磁気応動通電部との相互作用でカニューレ先端部
を所望の方向に屈曲せしめるようにしたことを特徴とす
る磁場誘導カニューレーション装置が提供される。
【0006】本発明の上記磁場誘導カニュレーション装
置は、更に前記カニューレの先端部の磁気応動通電部の
後方においてカニューレ外周に所定の軸線方向長さに亘
り取り付けられた駆動通電部とを有し、前記駆動通電部
は前記一対の強力磁石の発生する磁場との相互作用でカ
ニューレを前後進せしめることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、カニューレ先端が分岐部に達
したとき、磁気応動通電部と相互作用する一対の強力磁
石の発生する磁場をコントローラにより制御して電磁力
によりカニューレ先端部を所望の分枝の方向に屈曲せし
め該分枝にカニューレを容易に挿入することができる。
【0008】磁気応動通電部の後方においてカニューレ
外周に所定の軸線方向長さに亘り駆動通電部を取り付
け、第2の一対の強力磁石を設けた場合には、第2の一
対の強力磁石の発生する磁場をコントローラにより制御
して駆動通電部と相互作用せしめフレーミングの左手の
法則によりカニューレの前進、後退を人手によらずに自
動操作することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は一例として心筋硬塞を起し
た患者の心臓の冠状動脈3の動脈狭窄(動脈硬化)部4
に大動脈2を通してカニューレ1を挿入した状態を示
す。図中5で示すハッチング部分は左心室の一部が虚血
状態にあることを示す。この状態においてカニューレ1
を通して造影剤を狭窄部4に注入し透視造影レントゲン
撮影を行って病巣部位の診断を行った後、カニューレを
通して血栓溶解剤を注入して狭窄部4の血栓を溶解除去
し、正常な血流状態に復帰させる治療が行われる。
【0010】従来カニューレ1の狭窄部4への挿入は、
レントゲン透視画像や超音波断層画像によりカニューレ
1の先端の位置を確認しながら、術者の手操作でカニュ
ーレ1を図の矢印の方向に前進させカニューレ先端が左
冠状動脈3の分岐部に達したとき、カニューレ1を狭窄
部4の存在する分枝に送るべくカニューレ1を術者の手
元で回転操作してカニューレ先端が狭窄部4の分枝の方
向を向くようにして行われる。この挿入操作は高度の熟
練と時間を要する作業である。
【0011】図2は患者の心臓6に大腿部の動脈を通し
てカニューレ1が本発明の磁場誘導カニューレーション
装置により挿入された状態を示す概要図である。本発明
に使用するカニューレの一実施例は図3に示すようにカ
ニューレ先端部7が強磁性体セラミックで構成され、そ
の周囲に電気抵抗の極く少い線材から成る通電コイル8
を巻き付け磁場応動通電部を構成する。更に通電コイル
8の電気抵抗を減じ、かつ温度上昇を防ぐ目的で通電コ
イル8に隣接して冷却水管9がコイル状に巻き付けられ
ている。通電コイル8のリード線8′、8′およびコイ
ル状冷却管9の入口管および出口管部分9′、9′は、
図3のA−A断面として(a)に示すように柔軟なプラ
スチック製カニューレ1の本体部分の中に埋め込まれ
る。図2において10は循環する冷却水の冷却装置を示
す。
【0012】図4は実際に本発明のカニューレーション
装置を使用してベッド11上に横臥する患者に図3に示
すカニューレ1を挿入している状態を示す。ベッド11
は凹状の断面を有し、矢印に示すように縦横に移動でき
ると共に或る程度回転可能で、患部がレントゲン照射装
置12の照射を受ける位置に患者の位置および方向を調
整する。12′はレントゲン撮像管である。ほぼレント
ゲン照射装置12の下方に患者を間にして垂直方向に間
隔を置いて一対の正負の強力電磁石13、14を対向配
置する。図中15はテレビモニター16の付いたコント
ローラ、17は図3の通電コイル8にリード線8′を通
して電流を供給する電源、18はカニューレ1を通して
注入される薬液の点滴瓶である。一対の電磁石13、1
4は患者の生体軸を中心に回転可能な図示しない支持枠
に取り付けられており、また支持枠は回転面と生体軸の
なす角度が変更可能な構造となっている。
【0013】術者はテレビモニター16に映る患者の透
視画像を観察しながら、患者の管腔を通して図3のカニ
ューレ1を患部に向けて手で挿入して行く。例えば血管
を通してカニューレを挿入している場合、術者がテレビ
モニター16により図5に示すようにカニューレ1の先
端が血管19の分岐部に達したことを確認したときコン
トローラのレバーを操作してカニューレ先端部の通電コ
イル8に通電する。カニューレ1を図5の右側の血管分
枝19′に挿入すべきとき、通電された通電コイル8の
磁化の方向が一対の電磁石13、14の形成する磁場と
の相互作用で通電コイルを巻き付けたカニューレ先端部
が右に屈曲するような方向に通電コイル8に電流が流れ
るように通電する。こうして先端部を血管分枝19′の
方向に向けたカニューレは術者がカニューレの手元を更
に手で押し進めることによって分岐19′の中に挿入さ
れる。カニューレを分岐19″の中に挿入すべきときは
術者はコントロールレバーを通電コイル8に逆の方向に
電流が流れるように操作する。
【0014】その他の種々の方向にカニューレ先端部を
屈曲させるためには一対の電磁石13、14の形成する
磁場の方向も変えなければならない。このため一対の電
磁石13、14は生体軸に直角な面内で磁場の方向を変
更できるばかりでなく、磁場の形成される方向を生体軸
に直角な方向から傾斜させることができるように一対の
電磁石13、14の支持枠が構成されている。図6は血
管19に挿入されてきた柔い紐状のカニューレ1を分枝
20に鋭角に曲げる例を示している。このような鋭角を
なす分枝へのカニューレの挿入は従来の手操作では先づ
不可能であった。本発明によれば電磁石13、14の磁
場の方向が紙面左右方向にあるとすると通電コイル8の
通電によりカニューレ先端部を主血管19に直角の方向
に屈曲させることが可能であり、この状態から更に電磁
石13、14の磁場の方向が分枝20の方向となるよう
に支持枠を傾斜させることによってカニューレ先端部を
分枝20の方向に曲げることが可能である。こうしてカ
ニューレを初めの進行方向とは逆方向の管腔内にも挿入
することが可能である。
【0015】図7は自動カニューレーションに使用する
本発明のカニューレの他の実施例を示す斜視図である。
図3のカニューレと異なりカニューレ先端部7の磁場応
動通電部は先端外周面を90度づつ4つの区域に分け、
各区域に縦方向平列回路21を取り付ける。各縦方向平
列回路21はカニューレの軸線方向に平行に延びる数本
(図では5本)の電気抵抗の極く少い線材から成る導線
22とこれ等の両端を接続する円周方向に延びる結線2
3、23′とから成り、結線23には入力側リード線2
4、結線23′には出力側リード線24′が接続され
る。入力側リード線24はカニューレ1の表面に沿って
後端まで延び、出力側リード線24′はカニューレ1の
管壁の内部を通して後端まで延び夫々後述するコントロ
ーラを介して電源に接続される。図中25はカニューレ
の管壁内を軸線方向に貫通する冷却水通路で磁場応動通
電部の作動中に発生するジュール熱を吸収する。
【0016】更にカニューレには先端に取り付けた4つ
の縦方向平列回路21で構成される磁場応動通電部の後
方に軸線方向に若干の間隔を置いて2つの駆動通電部2
6、26を設ける。通常2つの駆動通電部を設けること
で十分であるが、必要に応じて3つまたはそれ以上の駆
動通電部を設けてもよい。各駆動通電部26は磁場応動
通電部の4つの縦方向平列回路に整合するようカニュー
レ外周面を90度づつ4つに分割された区域の各々に設
けた円周方向平列回路27で構成される。各円周方向平
列回路27は各区域の両縁に沿って軸線方向に延びる入
力側リード線28および出力側リード線29と、各区域
の表面に沿って平行に配列され両端をリード線28、2
9に接続された数本(図では6本)の電気抵抗の極く少
い線材から成る円弧形導線30とから形成される。
【0017】図8は図7に示すカニューレを使用して本
発明によるカニューレーション装置を操作している模様
を示す。図8のカニューレーション装置は図4の場合と
同様にレントゲン照射装置12、レントゲン撮像管1
2′、一対の正負の強力電磁石13、14を対向させて
生体軸を中心に回転可能に支持すると共に、水平軸31
を中心に揺動して回転面の傾斜角度を変更できる支持枠
32、およびテレビモニター16の付いたコントローラ
15を備える。なお図示しないが、ベッド11上の患者
を間にして垂直方向に間隔を置いてもう一対の正負の強
力電磁石を電磁石13、14より生体軸方向後方に設け
てもよい。
【0018】図4のカニューレーション装置はカニュー
レの挿入操作を手で行うものであるが、図8のカニュー
レーション装置はベッド11上に置かれコントローラ1
5で操作される外部駆動装置33でカニューレの挿入操
作を行うことができる。図9は外部駆動装置33の内部
構造を示す断面図で、中心部をカニューレが貫通するハ
ウジング34内にカニューレ1を上下から挟着する滑車
状の一対の駆動ローラ35、35を設け、一方の駆動ロ
ーラ35をモータ36で駆動する。一対の駆動ローラ3
5、35はカニューレ挿入口(例えば大腿部大動脈)よ
り体外に出たカニューレの部分を把持して回転し、カニ
ューレ先端部を目的部位に対して前進せしめ、あるいは
後退せしめる。
【0019】管腔内に挿入された図7のカニューレ1は
外部駆動装置33によるか駆動通電部26に通電するこ
とによって前進せしめることができる。通電部26に通
電すると全ての円周方向平列回路27の導線30には同
じ方向の電流が流れ、これ等の電流は外部の一対の強力
電磁石の作る磁場との相互作用でフレーミングの左手の
法則によりカニューレ1を前進せしめる方向の力を発生
する。全ての導線30に逆方向の電流を流すとカニュー
レを後退せしめる方向の力が発生する。こうしてコント
ローラ15による通電制御によりカニューレ1の前後進
挿入操作を行うことができる。また導線30の通電方向
を一定方向としても強力電磁石の磁場の方向が逆にする
ことによってカニューレの駆動方向を逆転せしめること
ができる。図10は駆動通電部26の断面図であり、カ
ニューレ1を通して重金属のような磁場を遮る造影剤3
7が充満して流れている場合には4つの円周方向平列回
路A、B、C、Dのうち上下の回路A、Cに通電しても
造影剤37により磁場が遮断されてフレーミングの左手
の法則による前進または後退駆動力が有効に働かないの
で、両側の回路B、Dのみに通電する。
【0020】図11は図7のカニューレを使用して図6
に示すような鋭角の曲がりを有する分岐管20に先端部
7を挿入する模様を示す。主管腔19に鋭角に分岐する
分岐管20の付け根の部分は傷付き易いのでカニューレ
の挿入は慎重に行わなければならない。先づ、テレビモ
ニター16で観察しながら手操作、外部駆動装置32、
または駆動通電部26の操作でカニューレ1を管腔19
内に挿入し、その先端部7が分岐管20の入口に達した
ことを確認したとき、磁場応動通電部の4つの縦方向平
列回路21の導線22に一方向に一斉に通電する。図1
2はカニューレ先端部7の断面図で、全ての導線22は
一対の強力電磁石13、14の作る磁場に対し直角に同
一方向の電流が流れるとフレーミングの左手の法則によ
り図中Fで示す方向の力を受ける。こうしてカニューレ
先端部7は分岐管20の入口の方向に傾く。この傾きの
方向は一対の強力電磁石13、14を回転しカニューレ
に対する方向を変えることによって変えることができ
る。また4つの回路21A、21B、21C、21Dの
うち対向する回路21A、21Cに流れる電流の方向を
逆にするとこれ等の回路に逆方向の力が働き、カニュー
レ先端部7を時計方向または反時計方向に回転せしめる
ことができる。このようにコントローラ15により強力
電磁石13、14の作る磁場の方向を制御しながら磁場
応動通電部の4つの回路21の通電方向を制御すること
により、図11の(a)に示すようにカニューレ先端部
7を分岐管20に滑らかに導くことができる。
【0021】次いで図11の(b)に示すようにカニュ
ーレの先端部7が完全に分岐管20に挿入されたことを
確認したとき、磁場応動通電部の全ての回路21への通
電を止める。分岐管20が狭いときカニューレの後部に
外力を作用させてカニューレ先端部7を分岐管の深部に
送り込むことが困難であることが屡々あるので、そのと
き駆動通電部26の回路A、B、C、Dに通電して前進
駆動力を与える。特に分岐管20が狭く、カニューレが
分岐管20の接触抵抗を押しのけて前進しなければなら
ないときには、駆動通電部26の数を増し、例えば図示
の如く3個とし、全ての駆動通電部26に通電し、図1
1の(c)に示すように、カニューレ後部に作用する外
力による押し込み力よりも、むしろ駆動通電部26に作
用する強力な前進駆動力によりカニューレを分岐管20
内に引きずり込む。なお駆動通電部は図3のカニューレ
にも取り付け電気的に前進後退駆動力を与えるようにな
し得ることは容易に理解できるであろう。
【0022】本発明は内視鏡を使用してカニューレを目
的部位に挿入することもできる。図13はその一例を示
し、図3のカニューレ1をファイバースコープ(内視
鏡)37の鉗子通路に挿入しファイバースコープ37と
共に胃38から十二指腸39の中に挿入した状態を示し
ている。この場合図4に示すような通電コイル8と相互
作用する一対の電磁石13、14をもったカニューレー
ション装置が使用される。テレビモニター16はあって
もなくてもよい。ファイバースコープ37の頭部側面の
鉗子口40が胆管の入口41に達したときカニューレ先
端7が鉗子口40から突き出されて胆管入口41に挿入
され、次いで総胆管42と主膵管43の分岐部でカニュ
ーレ先端部7の通電コイル8と電磁石13、14の相互
作用でカニューレ先端部7は総胆管42の方に曲げられ
総胆管42に挿入される。
【0023】図14は本発明のカニューレを比較的太い
血管や総胆管や主膵管等の比較的太い管腔内を観察診断
しながら前進せしめると共に病巣部の脱落細胞を採取し
たり、病巣部に密着させてsuction biops
y(吸引生検)を行うことができるように改良したもの
である。図14において、先端部7の通電コイル8と冷
却用水管9は図3および図7のカニューレと全く同じよ
うに配設されるが、更にカニューレ1の内部の壁にファ
イバスコープ44を取り付け、その先端に観察用ファイ
バスコープレンズ45を取り付ける。更にカニューレ1
の内部にはファイバスコープ44に沿ってレンズクリー
ナ用送水管47を取り付けて、その先端にファイバスコ
ープレンズ45に向けて開口するレンズクリーナ噴射口
47を設ける。以上のように構成されたカニューレ1を
図15に示すように管腔内に挿入し、先端のファイバス
コープレンズ45で管腔内を観察しながら病巣(例えば
癌細胞)48に近接させ僅かに距離を置いた状態でカニ
ューレ1の後端を挿入した回収ビン49内の空気を図示
しない吸引ポンプで矢印Aの方向に吸引し、回収ビン4
9内に病巣部近くの採液および脱落細胞の採取を行うこ
とができる。また図16に示すように前述の方法でカニ
ューレ1を分岐管内に誘導し、病巣48に密着させて回
収ビン49に強い陰圧を加えることにより組織片を回収
ビン49内に回収し細胞組織の病状を調べることができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によればカニューレ先端部を電磁
作用により屈曲することができるので、従来高度の技術
を要しカニューレの挿入が困難とされていた鋭い曲がり
をもった管腔の分岐部での挿入操作を容易に行うことが
でき、カニューレを使用する診断、治療レベルを向上す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カニューレにより心筋硬塞の診断、治療を行っ
ている模様を示す心臓の外観図。
【図2】本発明によるカニューレを大腿部から心臓に挿
入した模様を示す概要図。
【図3】本発明に使用するカニューレの一実施例を示す
(a)は斜視図で、(b)はB−B断面を示す。
【図4】本発明のカニューレーション装置の一実施例を
使用してカニューレーションを行っている模様を示す斜
視図。
【図5】図3のカニューレを使用して血管分岐部で一方
の分枝へカニューレを挿入している模様を示す概要図。
【図6】図3のカニューレを使用して鋭い曲がりをもっ
た血管分枝へカニューレを挿入している模様を示す概要
図。
【図7】本発明に使用するカニューレの他の実施例を示
す斜視図。
【図8】本発明のカニューレーション装置の他の実施例
を使用してカニューレーションを行っている模様を示す
斜視図。
【図9】図8に示すカニューレ外部駆動装置の断面図。
【図10】図7に示すカニューレの駆動通電部の断面
図。
【図11】図7に示すカニューレを分岐管に挿入してい
る模様を示す概要図で、(a)はカニューレ先端部が分
岐管に挿入され始めた状態を、(b)は狭い分岐管に駆
動通電部が挿入された状態を、(c)は狭い分岐管に駆
動通電部が完全に挿入されカニューレ全体を分岐管に引
きずり込んでいる状態を示す。
【図12】図7に示すカニューレの先端部の断面図。
【図13】内視鏡と共に図3のカニューレを使用してカ
ニューレーションを行っている模様を示す概要図。
【図14】カニューレ内に管腔内観察用のファイバスコ
ープを取り付けた実施例の先端部を示す斜視図。
【図15】カニューレ先端を病巣に近づけ病巣部付近の
採液および脱落細胞の採取を行っている模様を示す概要
図。
【図16】カニューレ先端を病巣に密着させて病巣細胞
組織片を採取している模様を示す概要図。
【符号の説明】 1 カニューレ 7 カニューレ先端部 8 通電コイル 9 冷却水管 13 強力磁石 14 強力磁石 15 コントローラ 16 テレビモニター 21 縦方向平列回路 26 駆動通電部 27 円周方向平列回路 32 強力磁石支持枠 33 カニューレ外部駆動装置 35 駆動ローラ 45 ファイバスコープ 48 病巣 49 回収ビン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を間にして対向配置された一対の強
    力磁石と、前記一対の強力磁石を人体の生体軸を中心と
    して相対的に回転可能に支持する手段と、前記一対の強
    力磁石の磁場の発生と強さを制御するコントローラと、
    人体の管腔内に挿入されるカニューレの先端部外周に取
    り付けた磁気応動通電部とを有し、前記強力磁石と前記
    磁気応動通電部との相互作用でカニューレ先端部を所望
    の方向に屈曲せしめるようにしたことを特徴とする磁場
    誘導カニューレーション装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気応動通電部はカニューレ先端部
    の外周においてカニューレの軸線方向に延び全周に亘り
    間隔を置いて配置され平列接続された複数本の導線で構
    成された縦方向平列回路から成ることを特徴とする請求
    項1に記載のカニューレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記複数本の電線は90度づつ4つのグ
    ループに分割されて4つの縦方向平列回路を構成し、各
    縦方向平列回路は前記コントローラを通して別個に通電
    制御されることを特徴とする請求項2に記載のカニュー
    レーション装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気応動通電部はカニューレ先端部
    外周にコイル状に巻かれた通電コイルから成ることを特
    徴とする請求項1に記載のカニューレーション装置。
  5. 【請求項5】 前記一対の強力磁石を回転可能に支持す
    る手段は生体軸に対する回転面の角度を変更できるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ニューレーション装置。
  6. 【請求項6】 前記カニューレの先端部の磁気応動通電
    部の後方においてカニューレ外周に所定の軸線方向長さ
    に亘り取り付けられた駆動通電部とを有し、前記駆動通
    電部は前記一対の強力磁石の発生する磁場との相互作用
    でカニューレを前後進せしめることを特徴とする請求項
    1に記載のカニューレーション装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動通電部の後方においてカニュー
    レ外周に所定の軸線方向長さに亘り取り付けられ前記一
    対の強力磁石の発生する磁場との相互作用でカニューレ
    を前後進せしめる第2の駆動通電部を設けたことを特徴
    とする請求項6に記載のカニューレーション装置。
  8. 【請求項8】 前記各駆動通電部はカニューレに沿って
    対向して軸線方向に延びる入力側リード線および出力側
    リード線と、カニューレ外周面に軸線方向に間隔を置い
    てその上半部および下半部に沿って延びる両端を夫々前
    記入力側リード線および出力側リード線に平列接続した
    複数本の半円弧形導線とで構成されることを特徴とする
    請求項6または7に記載のカニューレーション装置。
  9. 【請求項9】 前記各駆動通電部はカニューレを円周方
    向に90度づつに分割された4つの区域に形成された回
    路から成り、前記各回路は各区域の端縁に沿って軸線方
    向に延びる入力側リード線および出力側リード線と、各
    区域の外周に沿って軸線方向に間隔を置いて延び両端を
    夫々前記入力側リード線および出力側リード線に平列接
    続した複数本の円弧形導線とで構成されることを特徴と
    する請求項6または7に記載のカニューレーション装
    置。
  10. 【請求項10】 前記カニューレーション内に先端に観
    察用レンズを取り付けたファイバスコープを配設したこ
    とを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の
    カニューレーション装置。
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