JPH1120323A - 熱転写シート - Google Patents
熱転写シートInfo
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- JPH1120323A JPH1120323A JP9192073A JP19207397A JPH1120323A JP H1120323 A JPH1120323 A JP H1120323A JP 9192073 A JP9192073 A JP 9192073A JP 19207397 A JP19207397 A JP 19207397A JP H1120323 A JPH1120323 A JP H1120323A
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Abstract
画によるシワ等を防止した耐熱性を有する熱転写シート
を提供することである。 【解決手段】 熱転写シートの基材フィルムと耐熱滑性
層との間に耐熱層を設け、その耐熱層がアクリル樹脂と
ジカルボン酸より構成されていることにより、そしてア
クリル樹脂にジカルボン酸を共重合または混合させた状
態で、アクリル樹脂のカルボキシル基だけでなく、ジカ
ルボン酸のカルボキシル基を有しているため、熱転写シ
ートの基材フィルム(主としてポリエステルフィルム)
との親和性が良好であり、基材フィルムとの接着力が高
くなる。また、アクリル樹脂を使用することによって、
印画によるシワ等を防止した耐熱性を有した熱転写シー
トが得られる。
Description
し、更に詳しくは基材フィルムの一方の面に熱転写色材
層が形成され、他方の面に耐熱層と耐熱滑性層を基材フ
ィルムからこの順に設け、特定の材料から耐熱層を構成
し、印画によるシワ等を改善した耐熱性を有する熱転写
シートに関するものである。
ルムとしてポリエステルフィルム等のプラスチックフィ
ルムを使用し、該基材フィルムの一方の面に昇華性染料
とバインダー樹脂からなる熱転写色材層である染料層を
設けた昇華型熱転写シートと、該染料層の代わりに着色
剤を含む熱溶融性組成物からなる熱溶融性インキ層を設
けた熱溶融型の熱転写シートがある。これらの熱転写シ
ートはその背面からサーマルヘッドによって画像状に加
熱され、染料層又は熱溶融性インキ層を被転写材に転写
させて画像を形成する。
を行う時に、基材フィルムのプラスチックフィルムに、
プラスチックの持つ融点以上の高温がサーマルヘッドか
ら加えられる場合に、基材フィルムが熱負けして熱転写
シートにシワが発生し、結果として印画される画像に、
そのシワによる画像ムラが発生してしまう。このような
熱転写シートにシワが起こらないように、基材フィルム
の熱転写色材層面とは反対の面に、各種耐熱性樹脂を含
む層(耐熱滑性層)を形成することが提案されている。
また、熱転写シートの耐熱滑性層に耐熱性樹脂である熱
架橋性高分子、UV架橋性高分子、電子線架橋性高分子
等を架橋させて耐熱性を向上することが行われてきた。
の方法では、目的とする性能を得るために、層の厚さを
増加させると、耐熱性樹脂を硬化させるために多大なエ
ネルギーが必要となり、結果として熱転写シートの基材
フィルムに熱変形が生じたりする問題があった。また、
耐熱性樹脂としてアクリル樹脂が提案されたが、熱転写
シートのポリエステルフィルムのような基材フィルムへ
の接着性が悪く、耐熱滑性層が基材フィルムと密着しな
い等の問題があった。したがって、上記の問題を解決す
るために本発明の目的は、基材フィルムの一方の面に熱
転写色材層が形成され、他方の面に耐熱滑性層が形成さ
れている熱転写シートにおいて、基材フィルムと耐熱滑
性層との間に耐熱層を設けて、耐熱層と基材フィルムと
の接着性に優れ、印画によるシワ等を防止した耐熱性を
有する熱転写シートを提供することである。
によって達成される。即ち、本発明は、基材フィルムの
一方の面に熱転写色材層が形成され、他方の面に耐熱滑
性層が形成されている熱転写シートにおいて、基材フィ
ルムと耐熱滑性層との間に耐熱層を設け、該耐熱層がア
クリル樹脂とジカルボン酸を含有していることを特徴と
する。また、前記のアクリル樹脂にジカルボン酸を共重
合させることが好ましい。また、前記のアクリル樹脂に
ジカルボン酸を混合させることが好ましい。さらに、前
記の熱転写色材層が熱昇華性染料層、または熱溶融性イ
ンキ層であることが好ましい。
間に耐熱層を設け、その耐熱層がアクリル樹脂とジカル
ボン酸より構成されていることにより、そしてアクリル
樹脂にジカルボン酸を共重合または混合させた状態で、
アクリル樹脂のカルボキシル基だけでなく、ジカルボン
酸のカルボキシル基を有しているため、熱転写シートの
基材フィルム(主としてポリエステルフィルム)との親
和性が良好であり、基材フィルムとの接着力が高くな
る。また、アクリル樹脂を使用することによって、印画
によるシワ等を防止した耐熱性を有した熱転写シートが
得られる。
説明する。 (基材フィルム)本発明の熱転写シートを構成する基材
フィルムとしては、従来公知のある程度の耐熱性と強度
を有するものであればいずれのものでも良く、例えば、
0.5〜50μm、好ましくは3〜10μm程度の厚さ
のポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリ
シクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、
ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサ
ルファイドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィ
ルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコー
ルフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース
誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノ
マーフィルム等の樹脂フィルムの他に、コンデンサー
紙、パラフィン紙等の紙類や不織布等、又は紙や不織布
と樹脂との複合体であってもよい。
熱滑性層の間に、アクリル樹脂とジカルボン酸を含有し
ている耐熱層を設けるものである。すなわち、耐熱層を
形成するバインダー樹脂は、アクリル樹脂にジカルボン
酸を共重合または混合させたものを使用する。アクリル
樹脂は、アクリル酸およびその誘導体を重合することに
よりできる樹脂で、アクリル酸、アクリル酸エステル、
アクリルアミド、アクリルニトリル、メタクリル酸、メ
タクリル酸エステル等の重合体、およびスチレンなど他
の単量体との共重合体も含むものである。ジカルボン酸
は、カルボキシル基を2つ有するもので、例えばマレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸あるいはそれらの酸無水物
を挙げることができる。このようなアクリル樹脂にジカ
ルボン酸をモノマーとして共重合させたものが本発明の
耐熱層で好ましく使用できる。また、アクリル樹脂にジ
カルボン酸を混合して、アクリル樹脂とジカルボン酸と
が化学的に反応して結合したものでなく、ただアクリル
樹脂とジカルボン酸とが混ざり合ったものも、本発明の
耐熱層で好ましく使用できる。
して共重合させる場合、アクリル酸とジカルボン酸との
割合は、モル分率でジカルボン酸が0.001〜0.
4、残りをアクリル酸にすることが好ましい。ジカルボ
ン酸が少ないと、耐熱層と基材フィルムとの接着性が低
下し、好ましくない。また、ジカルボン酸が多いと、印
画によるシワが発生しやすく、好ましくない。
する場合は、アクリル樹脂が100重量部に対し、ジカ
ルボン酸を0.1〜60重量部を混合することが好まし
い。ジカルボン酸が少ないと、耐熱層と基材フィルムと
の接着性が低下し、耐熱層が基材フィルムから剥離して
しまい、好ましくない。また、ジカルボン酸が多いと、
耐熱性が低下してしまうため、印画によるシワが発生し
やすく、好ましくない。上記にあげたアクリル樹脂にジ
カルボン酸を共重合または混合させたものの他に、耐熱
性があれば特に限定せず、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂
の単独又は混合物を加えても良い。より耐熱性向上のた
めに、各種イソシアネート硬化剤や不飽和結合を有する
モノマー、オリゴマーとの反応生成物でもよく、硬化方
法は、加熱、電離放射線の照射等、硬化手段は特に限定
されない。また、バインダー樹脂をシリコーンや長鎖ア
ルキルによって変性した各種変性樹脂も使用可能であ
る。
は混合させたものの他に使用できるバインダー樹脂とし
ては、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系
樹脂、ポリウレタン系樹脂、ノルボルネン樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
カーボネート系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリビニルクロリド樹脂、ポリビニルブチラー
ル樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂等のポリビニ
ルアセタール樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられる。変性
樹脂としては、市販の各種変性シリコーン樹脂や、アセ
タール樹脂など、水酸基を有する樹脂に1価の高級アル
コールをイソシアネート変性したものを反応させた樹脂
等が挙げられる。
画走行性安定化、サーマルヘッドのクリーニング性付与
のために、無機または有機のフィラーを添加することが
できる。耐熱層を形成する方法としては、上記の材料を
塗工適性に合うように選択したアセトン、メチルエチル
ケトン、トルエン、キシレン等の溶剤又は、水に溶解、
或いは分散させて塗工液を作成し、この塗工液をグラビ
アコーター、ロールコーター、ワイヤバー等の慣用の塗
工手段で塗布、乾燥及び固化させて成膜する方法が挙げ
られる。その塗工量、即ち耐熱層の厚さは固形分基準で
5.0g/m2 以下が良く、好ましくは0.1〜2.0
g/m2 の厚さで充分な性能を有する耐熱層を形成する
ことが出来る。
面に設けた耐熱層の上に形成する耐熱滑性層は、従来公
知のものが使用でき限定されるものではない。耐熱滑性
層は、必要に応じてバインダー樹脂に熱離型剤、充填剤
を添加し、サーマルヘッドとの滑りや熱離型性を付与す
ることができる。耐熱滑性層を形成するバインダー樹脂
は熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂またはその架橋体が挙げ
られる。
脂が使用でき、例えばポリエステル系樹脂、ポリアクリ
ル酸エステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリアクリ
レート系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポ
リエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂やポリビニルアルコー
ル樹脂等のビニル系樹脂、セルロース樹脂やヒドロキシ
エチルセルロース樹脂、酢酸セルロース樹脂等のセルロ
ース系樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂やポリビ
ニルブチラール樹脂等のポリビニルアセタール系樹脂、
シリコーン変性樹脂、長鎖アルキル変性樹脂等があげら
れ、本発明で特に好ましい樹脂は、ポリビニルアセトア
セタール樹脂やポリビニルブチラール樹脂等のポリビニ
ルアセタール系樹脂である。
基材との密着性を向上させるために、樹脂中に反応基を
有する熱可塑性樹脂とポリイソシアネートとの反応硬化
物や不飽和結合を有するモノマー、オリゴマーとの反応
生成物を用いるのが望ましく、硬化方法は加熱したり、
電離放射線の照射など手段は特に限定されない。イソシ
アネート硬化剤としては、従来、種々のものが知られて
いるが、その中でも芳香族系イソシアネートのアダクト
体を使用することが望ましく、タケネート(武田薬品工
業株式会社製)、バーノック(大日本インキ化学工業株
式会社製)、コロネート(日本ポリウレタン工業株式会
社製)、ジュラネート(旭化成工業株式会社製)、ディ
スモデュール(バイエル社製)などの商品名で入手し、
本発明で使用することができる。ポリイソシアネートの
添加量は、耐熱滑性層を構成するバインダー樹脂が10
0重量部に対して、5〜200重量部の範囲が適当であ
る。−NCO/−OH比では0.6〜2.0の範囲が好
ましい。なお、ポリイソシアネートの添加量が少ないと
架橋密度が低くなり、耐熱性が不十分となる。一方、ポ
リイソシアネートの添加量が多いと形成される塗膜の収
縮を制御できず、硬化時間の長期化、未反応−NCO基
が耐熱滑性層中に残存し、大気中の水分と反応してしま
うなど不具合を生じることがある。
あるいは併用して、耐熱滑性層に耐熱性や塗膜性および
基材との密着性を付与させる目的で不飽和結合を有する
モノマーやオリゴマーを併用することができる。不飽和
結合を有するモノマーやオリゴマーなどを架橋剤として
用いる場合、その硬化方法は電子線またはUV照射硬化
のどちらでもよいが、フィラー添加量が多い場合には電
子線照射による硬化が好ましい。不飽和結合を有するモ
ノマーやオリゴマーとして、テトラエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、{(メタ)アクリレートとは
アクリレートとメタクリレートの双方を意味する。以下
同じ。}、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、な
どの2官能単量体、トリアリルイソシアヌレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、などの
3官能単量体、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)
アクリレート、トリメトキシエトキシビニルシランや5
官能以上の単量体およびこれらの単量体からなるオリゴ
マーやマクロマーなどがあげられる。
剤、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロ
キサン、ポリエチレンワックス、モンタンワックス、脂
肪酸アミド、脂肪酸エステル、長鎖脂肪族化合物、低分
子量ポリプロピレン、酸化エチレンと酸化プロピレンと
のブロック共重合体、高級脂肪酸金属塩類、ポリエーテ
ル化合物との縮合物、パーフルオロアルキルエチレンオ
キシド付加物、長鎖アルキルスルホン酸金属塩、ソルビ
タン酸エステル系、高級アルコールおよび/または高級
アミンとイソシアネート類との反応物等の非イオン性界
面活性剤の中で1種もしくは2種以上を使用する。熱離
型剤の添加量はバインダー樹脂100重量部に対して、
1〜100重量部であり、望ましくは2〜50重量部で
ある。
ヘッドに対する熱離型性が十分に得られず、印画シワや
ヘッドかす、スティッキングの原因となり、一方、添加
量が多い場合には熱転写シートを巻取りで保存する際、
対応する熱転写性色材層の染料が耐熱滑性層に移行した
り、逆に耐熱滑性層の熱離型剤が熱転写性色材層に移行
するために、十分な熱離型性が得られず、印画シワやヘ
ッドかす等が生じたり、印画物の色再現性にまで影響を
及ぼしたりする。なお、熱離型剤にリン酸エステル系界
面活性剤を用いる場合、特に酸性を有するものについて
は水酸化マグネシウムや酸化マグネシウム等の無機系中
和剤やトリエタノールアミン等の有機系中和剤を併用す
ることが望ましい。
び離型性に優れ、サーマルヘッド走行性が良好であり、
スティッキングやシワ、破損が発生せず、サーマルヘッ
ドの磨耗が少ない良好な耐熱滑性層を与えるのに必要十
分なものであることが望ましい。そのため、適度な硬度
を有するフィラーを選択する必要がある。例えば、無機
フィラーとしては、タルク、カオリン、クレー、水酸化
マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、沈
降性硫酸バリウム、ハイドロタルサイト等があげられる
が、好ましくはタルク、カオリン、クレー等のへきかい
性を有し、適度な硬度をもつものがよい。有機フィラー
としては、アクリル樹脂フィラー、シリコーン樹脂フィ
ラー、フッ素系フィラーあどがあげられる。また、無機
/無機、無機/有機、有機/有機の複合微粒子でも良
い。なお、これらのフィラーの平均粒径は、0.01〜
10μm、好ましくは0.1〜5μm程度であり、上記
フィラーを含有することにより塗膜表面を粗面化し、ま
た、サーマルヘッドとの接点を少なくすることにより摩
擦係数を低減し、滑性を付与することができる。さら
に、塗膜表面の粗面化により巻き取り時のシワの低減な
ど加工適性を向上させることができる。
の材料を塗工適性に合うよう選択したアセトン、メチル
エチルケトン、トルエン、キシレン等の溶剤又は、水に
溶解、或いは分散させて塗工液を作成し、この塗工液を
グラビアコーター、ロールコーター、ワイヤバー等の慣
用の塗工手段で塗布、乾燥及び固化させて成膜する方法
が挙げられる。その塗工量、即ち耐熱滑性層の厚さは固
形分基準で3.0g/m2 以下が良く、好ましくは0.
1〜1.0g/m2 の厚さで充分な性能を有する耐熱滑
性層を形成することが出来る。
の面に形成する熱転写色材層としては、昇華型熱転写シ
ートの場合には熱昇華性の染料を含む染料層を形成し、
一方、熱溶融型の熱転写シートの場合には顔料等で着色
した熱溶融性インキ層を形成する。以下昇華型熱転写シ
ートの場合を代表例として説明するが、本発明は昇華型
熱転写シートのみに限定されるものではない。昇華型の
染料層に用いられる染料としては、従来、公知の熱転写
用シートに使用されている染料はいずれも本発明に使用
可能であり特に限定されない。例えば、いくつかの好ま
しい染料としては、赤色染料として、MS Red
G、Macro Red VioletR、Ceres
Red 7B、Samaron Red HBSL、
ResolinRed F3BS等が挙げられ、又、黄
色の染料としては、ホロンブリリアントイエロー6G
L、PTY−52、マクロレックスイエロー6G等が挙
げられ、又、青色染料としては、カヤセットブルー71
4、ワクソリンブルーAP−FW、ホロンブリリアント
ブルーS−R、MSブルー100等が挙げられる。
ー樹脂として好ましいものを例示すれば、エチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシ
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロース等のセ
ルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセター
ル、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリ(メ
タ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のア
クリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられるが、これらの中
では、セルロース系、ビニル系、アクリル系、ポリウレ
タン系及びポリエステル系等の樹脂が耐熱性、染料の移
行性等の点から好ましい。
に、以上の如き染料及びバインダー樹脂に必要に応じて
添加剤、例えば、離型剤や有機または無機の微粒子など
を加えたものを、トルエン、メチルエチルケトン、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、シクロヘキサノン、
DMF等の適当な有機溶剤に溶解したり、或いは有機溶
剤や水に分散した分散体を、例えば、グラビア印刷法、
スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロール
コーティング印刷法等の手段により塗布及び乾燥して形
成することが出来る。
準で、0.2〜5.0μm、好ましくは0.4〜2.0
μm程度の厚さであり、又、染料層中の昇華性染料は、
染料層の重量の5〜90重量%、好ましくは10〜70
重量%の量で存在するのが好適である。形成する染料層
は所望の画像がモノカラーである場合には、前記染料の
うちから少なくとも1種を選んで、1種の染料層を形成
し、又、所望の画像がフルカラー画像である場合には、
例えば、適当なシアン、マゼンタ及びイエロー(更に必
要に応じてブラック)を選択して、シアン、マゼンタ及
びイエロー(更に必要に応じてブラック)の各染料層を
形成する。
形成するために使用する受像シートは、その記録面が前
記の染料に対して染料受容性を有するものであればいか
なるものでもよく、又、染料受容性を有しない紙、金
属、ガラス、合成樹脂などである場合には、その少なく
とも一方の表面に染料受容層を形成すればよい。又、熱
溶融型の熱転写シートの場合には、受像シートは特に限
定されず、通常の紙やプラスチックフィルムであっても
よい。上記の熱転写シート及び上記の如き受像シートを
使用して熱転写を行う際に使用するプリンターとして
は、公知の熱転写プリンターがそのまま使用可能であ
り、特に限定されない。
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。 (実施例1)基材フィルムとして4.5μm厚のポリエ
ステルフィルムに下記の耐熱層塗工液Aを乾燥時約0.
5g/m2 になるように塗布、乾燥して、耐熱層を形成
した。その耐熱層の上に、耐熱滑性層用塗工液Aを乾燥
時約1.0g/m2 になるように塗布、乾燥して、耐熱
滑性層を形成した。
ル酸モノマーと、bのフマル酸モノマーの各モル分率で
は、aは0.6〜0.999、bは0.001〜0.4
である。
に下記組成の染料層形成インキを乾燥厚みが1.0g/
m2 になるように、グラビアコーターにより塗布し、乾
燥して染料層を形成して本発明の実施例1の熱転写シー
トを得た。染料層形成インキ組成 C.I.ソルベントブルー22 5.5部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 3.0部 (積水化学工業株式会社製、KS−5) メチルエチルケトン 22.0部 トルエン 68.0部
代えて下記の塗工液Bを使用した他は、実施例1と同様
にして本発明の実施例2の熱転写シートを得た。耐熱層用塗工液B組成 下記化合物B 5.0部 酢酸エチル 9.5部
リル酸モノマーと、bのイタコン酸モノマーの各モル分
率では、aは0.6〜0.999、bは0.001〜
0.4である。
代えて下記の塗工液Cを使用した他は、実施例1と同様
にして本発明の実施例2の熱転写シートを得た。耐熱層用塗工液C組成 ポリアクリル酸 4.5部 無水マレイン酸 0.5部 酢酸エチル 9.5部
m厚のポリエステルフィルムに上記の耐熱滑性層用塗工
液Aを乾燥時約1.0g/m2 になるように塗布、乾燥
して、耐熱滑性層を形成した。上記耐熱滑性層と反対側
の基材フィルム面に、実施例1で使用した染料層形成イ
ンキを乾燥厚みが1.0g/m2 になるように、グラビ
アコーターにより塗布し、乾燥して染料層を形成して比
較例1の熱転写シートを得た。
代えて下記の塗工液Dを使用した他は、実施例1と同様
にして比較例2の熱転写シートを得た。耐熱層用塗工液D組成 アクリル樹脂 10部 (三井東圧化学株式会社製、アルマテックスL2100) 酢酸エチル 90部
ついて、基材フィルムと耐熱層または耐熱滑性層の密着
性、及び熱転写フィルムのサーマルヘッドとの熱融着性
について、評価した。評価方法について、以下に説明す
る。評価方法 1.密着性 メンディングテープ(ニチバン製ナイスタック12mm
幅)を5cm切り取り、その内3cmを各熱転写シート
の耐熱滑性層上に貼り付ける。その後、一気にそのテー
プを90°剥離を行い、基材フィルムと耐熱層または耐
熱滑性層が密着しているか、確認した。
剥がしたテープには何も残っていない。 ×:基材フィルムと耐熱層または耐熱滑性層が密着して
いなく、剥がしたテープには層の剥離が認められる。
画シワを発生し易くした熱転写プリンターを用い、パタ
ーンジェネレーター(KENWOOD製、CG−93
1)にて濃色ベタを30℃、80%RHの環境下で、印
画し、肉眼にて評価した。評価の判断基準は以下の通り
である。 ○:印画シワなし。 △:端部に細かい印画シワが有る。
ルムの一方の面に熱転写色材層が形成され、他方の面に
耐熱滑性層が形成されている熱転写シートにおいて、基
材フィルムと耐熱滑性層との間に耐熱層を設け、該耐熱
層がアクリル樹脂とジカルボン酸を含有していることに
より、耐熱層と基材フィルムとの接着性に優れ、印画に
よるシワ等を防止した耐熱性を有する熱転写シートが得
られる。
Claims (4)
- 【請求項1】 基材フィルムの一方の面に熱転写色材層
が形成され、他方の面に耐熱滑性層が形成されている熱
転写シートにおいて、基材フィルムと耐熱滑性層との間
に耐熱層を設け、該耐熱層がアクリル樹脂とジカルボン
酸を含有していることを特徴とする熱転写シート。 - 【請求項2】 前記のアクリル樹脂にジカルボン酸を共
重合させたことを特徴とする上記の請求項1に記載する
熱転写シート。 - 【請求項3】 前記のアクリル樹脂にジカルボン酸を混
合させたことを特徴とする上記の請求項1に記載する熱
転写シート。 - 【請求項4】 前記の熱転写色材層が熱昇華性染料層、
または熱溶融性インキ層であることを特徴とする上記の
請求項1に記載する熱転写シート。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP19207397A JP3813309B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 熱転写シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19207397A JP3813309B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 熱転写シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1120323A true JPH1120323A (ja) | 1999-01-26 |
| JP3813309B2 JP3813309B2 (ja) | 2006-08-23 |
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ID=16285191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19207397A Expired - Fee Related JP3813309B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 熱転写シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3813309B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002363466A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Matsui Shikiso Chem Co Ltd | 感温変色性ドライオフセットインキ及びその印刷物 |
| JP2010125724A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP19207397A patent/JP3813309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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