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JPH11206919A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール

Info

Publication number
JPH11206919A
JPH11206919A JP10015536A JP1553698A JPH11206919A JP H11206919 A JPH11206919 A JP H11206919A JP 10015536 A JP10015536 A JP 10015536A JP 1553698 A JP1553698 A JP 1553698A JP H11206919 A JPH11206919 A JP H11206919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
golf ball
weight
parts
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10015536A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Iwami
聡 岩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP10015536A priority Critical patent/JPH11206919A/ja
Publication of JPH11206919A publication Critical patent/JPH11206919A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明により、ソリッドゴルフボールの特徴
である飛距離や耐久性を損なわずに、打撃時のフィーリ
ングを向上させたソリッドゴルフボールを提供する。 【解決手段】 本発明は、コアと該コア上に形成された
カバーから成るソリッドゴルフボールであって、該コア
が(i)基材ゴム100重量部、(ii)共架橋剤20〜45重量
部、(iii)有機過酸化物0.3〜5重量部、(iv)有機硫黄化
合物0.05〜3重量部、および(v)金属粉末1〜20重量部
を含有するゴム組成物から成ることを特徴とするソリッ
ドゴルフボールに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドゴルフボ
ールの特徴である飛距離や耐久性を損なわずに、打撃時
のフィーリングを向上させたソリッドゴルフボールに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソリッドゴルフボールには、コア
をカバー材で直接被覆したツーピースボールやコアとカ
バーとの間に1層または2層以上の中間層を介在させた
多層構造ゴルフボールが知られているが、その芯球はゴ
ム組成物を加硫成形して得られる弾性体で形成される。
この場合、弾性部分を形成するためのゴム組成物として
は、ポリブタジエンゴム等の基材ゴム、ボールの反発係
数および耐衝撃性を向上するための共架橋剤としての
α,β-不飽和カルボン酸の金属塩等の不飽和結合を有す
るモノマー、共架橋開始剤としての過酸化物を配合した
ものが知られている。このような配合組成により、三次
元架橋重合体を形成するため、コアには適当な硬さと耐
久性を付与し、このようなコアを用いたソリッドゴルフ
ボールは優れた耐久性と良好な飛行性能を示すことも知
られている。
【0003】ところで、ソリッドゴルフボールは、打撃
時のボール速度が大きいことから飛距離が大きく、飛行
特性に優れており、また耐久性も優れている。その反
面、打撃時のフィーリングが硬く、衝撃力も大きい。ま
た打撃時のボール速度が大きいため、ゴルフクラブとの
接触面積が小さく、スピンがかかりにくく、アプローチ
のコントロール性に欠ける等の問題点があった。
【0004】打撃時のフィーリングを改良する試みとし
て、コアの硬度を低くし、ボールを軟らかくすることが
行われてきた。しかし、上述した配合系におけるこのよ
うな試みは、打撃時のフィーリングは改良されるもの
の、ボール打撃時の反発性または初速が低下し、十分な
飛距離が得られない。
【0005】特開平4-109970号公報に記載されているよ
うに、有機硫黄化合物を上記コア組成に配合することに
より反発性能の向上が図られている。しかし、それによ
りコアのコンプレッション値が大きく、つまり軟らかく
なることが示されている。従って、所望のコンプレッシ
ョンを得ようとする場合、従来の有機硫黄化合物を配合
しない系と比べて、重合開始剤の配合量を増やす、もし
くは共架橋剤であるアクリル酸亜鉛の配合量を増加する
必要が生じ、コストが増加する等、満足するには至ら
ず、更に改善の余地があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のソリッドゴルフボールの有する問題点を解決
し、飛行性能や耐久性を損なわずに、良好な反発性能お
よび打撃時のフィーリングを有するソリッドゴルフボー
ルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討を行った結果、コアに有機硫黄化合
物および金属粉末を含有するゴム組成物を用いることに
より、飛行性能や耐久性を損なうことなく、衝撃力を小
さくして打撃時のフィーリングの良好な、反発性能に優
れたソリッドゴルフボールが得られることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明はコアと該コア上に形成され
たカバーから成るソリッドゴルフボールであって、該コ
アが(i)基材ゴム100重量部、(ii)共架橋剤20〜45重量
部、(iii)有機過酸化物0.3〜5重量部、(iv)有機硫黄化
合物0.05〜3重量部、および(v)金属粉末1〜20重量部
を含有するゴム組成物から成ることを特徴とするソリッ
ドゴルフボールに関する。
【0009】本発明のソリッドゴルフボールの衝撃力
は、従来のゴルフボールに比較して小さく、1,200〜1,5
00kgf、好ましくは1,250〜1,350kgfの範囲である。1,20
0kgfより小さいとゴルフボールが軟らかくなり過ぎ、1,
500kgfを越えると硬過ぎる。更に、本発明のソリッドゴ
ルフボールに用いられるコアの表面硬度と中心硬度の差
がJIS-C硬度で12〜25、好ましくは15〜22である。コア
の表面硬度と中心硬度の差が12より小さいと衝撃力が大
きく、打撃時のフィーリングも悪くなり、25より大きい
とコアの変形量が大きく、耐久性が悪くなる。
【0010】以下、本発明について更に詳述すると、本
発明のソリッドゴルフボールに用いられるコアは、基材
ゴム、共架橋剤、有機過酸化物、有機硫黄化合物、金属
粉末、および必要に応じて充填材等を含有するゴム組成
物を、通常のロール等の適宜の混練機を用いて混練し、
所定の金型にて140〜170℃、90〜120kgf/cm2で10〜40分
間加熱加圧成形することにより得られる。
【0011】基材ゴムとしては、従来からソリッドゴル
フボールに用いられている天然ゴム、合成ゴムまたはそ
れらの混合物が用いられる。合成ゴムの例として、ポリ
ブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンポリブ
タジエンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EP
DM)が挙げられる。特にシス-1,4-結合少なくとも40
%以上、好ましくは80%以上を有するいわゆるハイシス
ポリブタジエンゴムが好ましい。
【0012】共架橋剤として作用するα,β-不飽和カル
ボン酸の金属塩の例としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、フマル酸等のような炭素数3〜8個の
α,β-不飽和カルボン酸の、亜鉛、マグネシウム塩等の
一価または二価の金属塩が挙げられるが、高い反発性を
付与するアクリル酸亜鉛が好適である。配合量は基材ゴ
ム100重量部に対して、20〜45重量部、好ましくは26〜3
8重量部である。45重量部より多いと硬くなり過ぎて打
撃時フィーリングが悪くなり、20重量部未満では、適当
な硬さにするために有機過酸化物の量を増加しなければ
ならず反発が悪くなり飛距離が低下する。
【0013】有機過酸化物としては、例えばジクミルパ
ーオキサイド、1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)-3,5-ト
リメチルシクロヘキサン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、t-ブチルパーオキサイド等が
挙げられ、ジクミルパーオキサイドが好適である。配合
量は基材ゴム100重量部に対して0.3〜5.0重量部、好ま
しくは1.0〜2.5重量部である。0.3重量部未満では軟ら
かくなり過ぎて反発が悪くなり飛距離が低下する。5.0
重量部を越えると適切な硬さにするために共架橋剤の量
を減少しなければならず反発が悪くなり飛距離が低下す
る。
【0014】本発明のソリッドゴルフボールの製造に用
いられるゴム組成物には、上記のものに加えて有機硫黄
化合物および金属粉末を配合する。有機硫黄化合物の配
合により、軟らかくて反発性能の良好なゴルフボールを
提供し、他の構成成分に比較して比重の大きな金属粉末
の配合により、コア中のゴム分率が増加し、更に上記有
機硫黄化合物の効果を助長し、軟らかくて打撃時のフィ
ーリングの良好な、反発性能に優れたゴルフボールを得
ることが可能となる。
【0015】本発明に用いられる有機硫黄化合物として
は、硫黄数2〜4のジフェニルポリスルフィド、ビス(4
-メタクリロイルチオフェニル)スルフィド、4,4'-ジブ
ロモジフェニルスルフィド、4,4'-チオジベンゼンチオ
ール等が挙げられる。配合量は、基材ゴム100重量部に
対して0.05〜3.0重量部、好ましくは0.1〜1.5重量部で
ある。0.05重量部未満では配合量が少な過ぎて、有機硫
黄化合物の効果が発揮できず、3.0重量部を越えても効
果の向上はない。
【0016】金属粉末としては、例えばタングステン、
モリブデン、チタンなどが挙げられるが、比重10以上を
有するものが好ましい。配合量は、それぞれ基材ゴム10
0重量部に対して1〜20重量部、好ましくは3〜15重量
部であることが好ましい。1重量部未満では金属粉末の
効果が発揮できず、20重量部を越えても効果の向上はな
い。
【0017】更に本発明のゴルフボールのコアには、酸
化亜鉛、老化防止剤、しゃく解剤、重量調整剤としての
硫酸バリウム、その他ソリッドゴルフボールのコアの製
造に通常使用し得る成分を適宜配合してもよい。
【0018】コアの外径は36.7〜40.7mm、好ましくは3
7.7〜40.1mmである。36.7mmより小さいと反発が低下
し、40.7mmより大きいとカバーの成形が難しくなる。
【0019】本発明の場合、ソリッドコアは初荷重10kg
をかけた状態から終荷重130kgをかけたときまでの圧縮
変形量(コンプレッション)が2.7〜4.5mm、好ましくは3.
0〜4.2mmである。2.7mmより小さいと硬過ぎて打撃時フ
ィーリングが悪くなり、衝撃力も大きくなる。4.5mmよ
り大きいと軟らか過ぎて反発性能が悪くなり、重い打撃
時のフィーリングが重くなったり、打球感のないゴルフ
ボールとなるため好ましくない。
【0020】本発明では、上記コア上にはカバーを被覆
するが、単層構造はもとより、2層以上の多層構造のカ
バーであってもよく、この場合カバー材料としては熱可
塑性樹脂、特にα-オレフィンと炭素数3〜8個のα,β
-不飽和カルボン酸の共重合体中のカルボン酸の一部を
金属イオンで中和したアイオノマー樹脂、ポリエステ
ル、ナイロン等またはその混合物が用いられる。上記熱
可塑性樹脂中のα-オレフィンとしては、エチレン、プ
ロピレンが好ましく、α,β-不飽和カルボン酸として
は、アクリル酸、メタクリル酸等が好ましい。更に、中
和する金属イオンとしては、アルカリ金属イオン、例え
ばNaイオン、Kイオン、Liイオン等;2価金属イオ
ン、例えばZnイオン、Caイオン、Mgイオン等;3価
金属イオン、例えばAlイオン等;およびそれらの混合
物が挙げられるが、Naイオン、Znイオン、Liイオン
等が反発性、耐久性等からよく用いられる。アイオノマ
ー樹脂の具体例としては、それだけに限定されないが、
サーリンAD8541、AD8542(デュポン社製)、ハイミラン
1555、1557、1605、1652、1705、1706、1707、1855、18
56(三井デュポンポリケミカル社製)、IOTEC 7010、8000
(エクソン(Exxon)社製)等を例示することができる。
【0021】また、本発明において、上記カバー用組成
物には、主成分としての上記樹脂の他に必要に応じて、
硫酸バリウム等の充填材や二酸化チタン等の着色剤や、
その他の添加剤、例えば分散剤、老化防止剤、紫外線吸
収剤、光安定剤並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、
ゴルフボールカバーによる所望の特性が損なわれない範
囲で含有していてもよいが、通常、着色剤の配合量はカ
バー用樹脂100重量部に対して、0.1〜5.0重量部が好ま
しい。
【0022】本発明のカバー層は、ゴルフボールのカバ
ーの形成に使用されている一般に公知の方法を用いて行
うことができ、特に限定されるものではない。カバー用
組成物を予め半球殻状のハーフシェルに成形し、それを
2枚用いてコアを包み、130〜170℃で1〜15分間加圧成
形するか、または上記カバー用組成物を直接コア上に射
出成形してコアを包み込む方法を用いてもよい。
【0023】カバーの厚さは1.0〜3.0mm、好ましくは1.
3〜2.5mmである。1.0mmより小さいとボール全体の硬度
が小さくなって反発係数が小さくなり、3.0mmより大き
いとボール全体の硬度が大きくなってコントロール性と
打撃時フィーリングが悪くなる。
【0024】また、本発明のカバーには、曲げ剛性率50
0〜4,000kgf/cm2を有する樹脂が用いられることが好ま
しい。曲げ剛性率500kgf/cm2未満では軟らかくなり過ぎ
て飛距離が低下し、4,000kgf/cm2を越えると硬くなり過
ぎて打撃時フィーリングが悪くなる。また、ショアーD
硬度は40〜70、好ましくは50〜68を有し、40より小さい
と反発係数が小さくなり、70より大きいとコントロール
性と打撃時フィーリングが悪くなる。
【0025】カバー成形時、必要に応じて、ディンプル
と呼ばれるくぼみを多数表面上に形成する。本発明のゴ
ルフボールは美観を高め、商品価値を上げるために、通
常ペイント仕上げ、マーキングスタンプ等を施されて市
場に投入される。
【0026】本発明では、上記配合組成で形成したコア
を用い、かつコアの表面硬度と中心硬度の差およびゴル
フボールの衝撃力を特定範囲に規定することにより、低
硬度化し、打撃時フィーリングを向上させることができ
る。一方、このような低硬度化に伴う反発係数の低下が
有機硫黄化合物および金属粉末の配合によって抑制され
るので、低硬度でありながら良好な反発性能および飛行
性能を維持するものである。
【0027】
【実施例】本発明を実施例を挙げて更に具体的に説明す
るが、これら実施例に限定されるものではない。
【0028】ソリッドコアの作製 以下の表1に示した配合のコア用ゴム組成物を混練し、
140〜170℃で20分間、続いて165℃で5〜10分間の加硫
条件で金型内で加硫成形することにより直径39.0mmの球
状ソリッドコアを得た。得られたコアの圧縮変形量、硬
度(表面硬度、中心硬度および両者の差)および反発係
数を測定し、その結果を同様の表1に示した。試験方法
は後記の通り行った。但し、コアの中心硬度はコアを切
断して測定した。
【0029】
【表1】 (重量部) I II III IV V VI VII BR18(注1) 100 100 100 100 100 100 100 アクリル酸亜鉛 26 30 34 18 47 26 34 酸化亜鉛 5 5 5 5 5 19.6 16.8 タングステン 12.6 11.2 9.8 16.8 3.0 − − ジフェニルジスルフィド 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 − − 老化防止剤(注2) 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 ジクミルパーオキサイド 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 1.4 1.4 圧縮変形量(mm) 4.2 3.5 3.0 5.6 2.1 3.5 3.0 表面硬度(JIS-C)(a) 77 78 81 78 85 77 77 中心硬度(JIS-C)(b) 65 63 61 70 73 68 67 (a)−(b) 12 15 20 8 12 9 10 反発係数 100 103 105 90 110 95 98 (注1)日本合成ゴム(株)製ハイシスポリブタジエン (1,4-シス-結合含量:96%) (注2)吉富製薬(株)製のヨシノックス425
【0030】(実施例1〜14および比較例1〜7)以下
の表2に示すカバー用配合物を二軸混練型押出機により
ミキシングして、ペレット状のカバー用組成物を調製し
た。押出条件は、スクリュー径45mm、スクリュー回転数
200rpm、スクリューL/D=35であり、配合物は押出機
のダイ位置で220〜260℃に加熱された。得られたカバー
用組成物のショアーD硬度を表2に示した。ショアーD
硬度は、上記カバー用組成物を厚さ約2mmの熱プレス成
形シートとし、23℃で2週間保存後、ASTM D-747に準じ
て測定した。次いで、上記の得られたコア上に、このカ
バー用組成物を射出成形してカバー層を形成し、表面に
ペイントを塗装して、外径42.7mmを有するツーピースソ
リッドゴルフボールを得た。得られたゴルフボールの圧
縮変形量、打撃時のフィーリング、反発係数、飛距離
(キャリー)、耐久性および衝撃力を測定または評価し、
その結果を以下の表3(実施例)および表4(比較例)
に示した。試験方法は後記の通り行った。
【0031】
【表2】 カバー配合 (重量部) 種類 A B C D ハイミラン1555 (注3) − 10 − − ハイミラン1557 (注4) − − 20 − ハイミラン1605 (注5) − − − 50 ハイミラン1706 (注6) − − − 50 ハイミラン1707 (注7) − − 30 − ハイミラン1855 (注8) − 45 50 − ハイミラン1856 (注9) 100 45 − − 酸化チタン 2 − − − 硫酸バリウム 2 − − − ショアーD硬度 47 57 63 70
【0032】(注3)三井デュポンポリケミカル(株)製の
ナトリウムイオン中和エチレン-メタクリル酸系アイオ
ノマー樹脂 (注4)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注5)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイオノマ
ー樹脂 (注6)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂 (注7)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸共重合体系アイオノマ
ー樹脂 (注8)三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中
和エチレン-メタクリル酸-アクリル酸エステル三元共重
合体系アイオノマー樹脂 (注9)三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイ
オン中和エチレン-メタクリル酸-アクリル酸エステル三
元共重合体系アイオノマー樹脂
【0033】(試験方法) コア圧縮変形量 コアに初期荷重10kgfを負荷した時の変形量を基準とし
て、終荷重130kgfを負荷した時の圧縮変形量を測定し
た。 コア反発係数 コアに198.4gの金属円筒物を40m/秒の速度で衝突させ衝
突前後の円筒物およびボールの速度をR&A初速測定機
で測定し、それぞれの速度および重量から算出し、コア
Iを100とした指数で示した。 ボール圧縮変形量 コア同様、ボールに初期荷重10kgfを負荷した時の変形
量を基準として、終荷重130kgfを負荷した時の圧縮変形
量を測定した。 打撃時フィーリング プロやトップアマのゴルファー10人により実打し、打撃
時のフィーリングに関してアンケートを行い、良いと答
えた人数により下記の判定基準で評価した。 判定基準 〇 … 8〜10人 △ … 4〜7人× … 0〜3人 ボール反発係数 R&A初速測定機により、ボールに198.4gの金属円筒物
を45m/秒の速度で衝突させた時の衝突前後のボールおよ
び円筒物の速度を測定し、それぞれの速度および重量か
ら算出した。 飛距離 ツルーテンパー社製スイングロボットにウッド1番クラ
ブ(ドライバー)を取付け、ゴルフボールをヘッドスピ
ード45m/sで打撃し、キャリー(落下点までの飛距離)
を測定した。 耐久性 ツルーテンパー社製スイングロボットにウッド1番クラ
ブ(ドライバー)を取付け、ゴルフボールをヘッドスピ
ード45m/秒で打撃し、破壊が生じるまでの回数を調べ
た。その結果を、表5では比較例2の耐衝撃回数(破壊
が生じるまでの回数)を100とした時の指数で示し、表
6〜8では比較例6の耐衝撃回数(破壊が生じるまでの
回数)を100とした時の指数で示す。 衝撃力 ツルーテンパー社製スイングロボットに、後部に加速度
計を装着したウッド1番クラブ(ドライバー)を取付
け、ゴルフボールをヘッドスピード45m/秒で打撃し、イ
ンパクト時のヘッドの進行方向に対して逆方向に生じる
加速度を測定し、この加速度の最大値を、以下の式: F(力)=m(ヘッド重量)×a(加速度) に従ってヘッドが戻される力、即ち衝撃力に変換するこ
とによって求めた。
【0034】(試験結果)
【表3】 実施例 1 2 3 4 5 コア配合 I II II III III カバー配合 C B C B C ボール圧縮変形量(mm) 3.4 3.2 3.1 2.9 2.8 打撃時のフィーリング 〇 〇 〇 〇 〇 反発係数 100 102 103 104 106 飛距離(ヤード) 241 242 243 243 244 耐久性(指数) 100 110 115 120 130 衝撃力(kgf) 1,300 1,250 1,350 1,380 1,400
【0035】
【表4】 比較例 1 2 3 4 5 6 コア配合 IV V VI VII III III カバー配合 C C C C A D ボール圧縮変形量(mm) 4.2 1.9 3.1 2.8 3.1 2.6 打撃時のフィーリング × × △ △ × × 反発係数 90 112 94 97 92 109 飛距離(ヤード) 230 247 234 238 233 245 耐久性(指数) 85 130 110 120 125 115 衝撃力(kgf) 1,000 1,700 1,180 1,550 1,100 1,650
【0036】表3〜表4の結果より、コアに有機硫黄化
合物(ジフェニルジスルフィド)および金属粉末(タン
グステン)を用いた本発明の実施例1〜5のゴルフボー
ルは、有機硫黄化合物および金属粉末を用いない比較例
3および4のゴルフボールに比べて、飛距離や耐久性を
損なうことなく、打撃時のフィーリングが非常に優れた
結果となった。
【0037】コア組成物中のアクリル酸亜鉛量が少ない
比較例1は、コアの圧縮変形量が大きく、コアが軟らか
過ぎて、得られたゴルフボールの飛距離が小さく、かつ
打撃時のフィーリングが重く、悪い。逆に、アクリル酸
亜鉛量が多い比較例2は、コアの圧縮変形量が小さく、
コアが硬過ぎて、飛距離は大きいが、打撃時のフィーリ
ングが悪い。比較例3および4は、有機硫黄化合物およ
び金属粉末を用いていないため、反発係数が小さく、飛
距離も小さい。比較例5は、カバーの硬度が小さく、軟
らか過ぎて、反発係数が小さて飛距離が小さく、かつ打
撃時のフィーリングが重く、悪い。比較例6は、カバー
の硬度が大きく、硬過ぎて、飛距離は大きいが、打撃時
のフィーリングが悪い。
【0038】以上の結果をまとめると、有機硫黄化合物
および金属粉末を用いた本発明のソリッドゴルフボール
は、飛距離や耐久性を損なうことなく、良好な打撃時フ
ィーリングを示すことがわかった。
【0039】
【発明の効果】本発明は、ポリブタジエン等の基材ゴム
に共架橋剤としてのα,β-不飽和カルボン酸の金属塩、
有機過酸化物を配合したゴム組成物に有機硫黄化合物お
よび金属粉末を用いることにより、飛行性能および耐久
性を損なうことなく、打撃時フィーリングを向上させ得
たものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアと該コア上に形成されたカバーから
    成るソリッドゴルフボールであって、該コアが (i)基材ゴム100重量部、 (ii)共架橋剤20〜45重量部、 (iii)有機過酸化物0.3〜5重量部、 (iv)有機硫黄化合物0.05〜3重量部、および (v)金属粉末1〜20重量部 を含有するゴム組成物から成ることを特徴とするソリッ
    ドゴルフボール。
  2. 【請求項2】 前記ゴルフボールが衝撃力1,200〜1,500
    kgfを有し、かつ前記コアの表面硬度と中心硬度の差がJ
    IS-C硬度で12〜25である請求項1記載のソリッドゴルフ
    ボール。
JP10015536A 1998-01-28 1998-01-28 ソリッドゴルフボール Pending JPH11206919A (ja)

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JP10015536A JPH11206919A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 ソリッドゴルフボール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001246021A (ja) * 2000-03-02 2001-09-11 Sumitomo Rubber Ind Ltd ソリッドゴルフボール
JP2002011116A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Bridgestone Sports Co Ltd ソリッドゴルフボール

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